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「BLACKFOX(アニメ映画)」

総合得点
66.3
感想・評価
62
棚に入れた
247
ランキング
2853
★★★★☆ 3.4 (62)
物語
3.1
作画
3.7
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.4

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BLACKFOXの感想・評価はどうでしたか?

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

実に惜しい

結論としては面白かったです。
キャラデザも好みで、作画も良くアクションシーンは迫力を感じました。
唯一惜しかったのがストーリーで、劇場版に収めるためかなりの駆け足。
おかげで中ダレすることなく視聴できましたが、その分キャラの心情や関係性などの掘り下げが少なくなり、例えばメリッサがどういう経緯で律花と同居することになったのか等、分からない部分がありました。
もしかすると私が見落としただけかもしれませんが。
劇場版でやるなら2部作または3部作、TVならできれば2クールやってくれれば、もっと面白くなったのにと思います。
素材は悪くなかったので、とてもモッタイナイ作品です。
劇場版を補完したTVアニメを放送してくれたら嬉しいのですが、無理ですよね。

投稿 : 2021/11/07
閲覧 : 210
サンキュー:

5

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なぜ劇場アニメにしたし

くノ一を主人公に据えながら舞台は英字の看板が並ぶニューヨークのような異国情緒ある“シティ”。まるでMarvel作品を彷彿とさせるが歴とした日本のアニメーションだ。
主人公・石動律花(いするぎ りっか)の披露する忍者アクションは小気味よくきびきびと動き、見ていて楽しい。そんなアニメーションとしての面白さを冒頭からひしひしと感じさせてくれる。

【ココがすごい!:祖父の忍術、父の発明を継いだくノ一によるハイテクメカ忍術!】
本作は幼少の頃の律花から描写を始めて彼女の能力や家族愛を丁寧に描いている。ちょっと時系列が飛び飛びになって交友関係が一新されるところもあるが、押さえる点は彼女が祖父から忍術を叩き込まれてること、父の発明「アニマルドローン」に触れ続けたこと、そして復讐のためにそれら全てを活かすようになったことの3点だ。
パルクールに剣術、手裏剣やクナイの投擲術など忍者の基本はお手のもの。加えて父や自身の発明品を使って透明の術や空蝉の術などフィクションの領域にあった忍術の実用化に成功している。絶妙にフィクションとリアリティーの境目を突いて強い現代忍者像を描いているのが魅力的。まるでスーパーパワーは無いが様々なガジェットを用いて戦う『バットマン』のようである。
律花は祖父と父を殺した大企業に復讐を誓い、過去と名前を捨てて「リリィ」と名乗る。ちょうどテレビアニメの第1話のような内容が冒頭の30分ほどで描かれる。やや淡々とした部分はあるものの、海外のアメコミヒーローのような過去やストーリー展開は王道の面白さを感じさせる。

【ココがつまらない?:結構巻き気味】
ただ本作、1本の劇場アニメという体が祟って結構巻き気味である。本来はリリィと敵対する少女・ミアがもっと仲良くなるような描写を入れて、そこから敵対を経て後に共闘という山場を作るのが筋だが、90分しか尺がないせいか、リリィとミアの交流はチェスをしたのと律花の同居人・メリッサも交えて食事を共にしたシーンしかない。その希薄な関係で家族殺しに荷担していたミアの殺害を最終的には諦めてしまうという流れは説得力に欠けているようにも思える。まあリリィ本来の気質や、人工知能を搭載することて自我を持ったアニマルドローンたちの説得もあるだろうが。
またリリィは小山力也演じるハロルドという男の探偵事務所で働くのだが、そのエピソードも殆ど描かれずハロルドとの絡みも無いに等しい。これが劇場アニメではなくテレビアニメなら、一見何でもない依頼を引き受けたら復讐対象の大企業に繋がった──というありがちでも複雑なシナリオに持っていけるだろうに、本作では街を縦横無尽に駆け回るアニマルドローンが関係者を見つけ出すまでの暇潰しかのように、リリィは本筋とは無関係な依頼をこなしている。
全体的にストーリーがテレビアニメの劇場版化のようなダイジェスト風味になってしまっていて、話が盛り上がるようでいまいち盛り上がらないのである。

【でもココが面白い:悲劇のサイキッカー・ミアと復讐の父・ローレン】
ただ他がおざなりな分、今回の敵であるミアとローレンの掘り下げは深い。
小学生の頃から超能力を持っていたミア。しかしそれが不気味がられていじめを受けていることを父・ローレンに告白する。研究者でもあるローレンは娘の超能力の証明=人間の潜在能力の覚醒実験に心血を注いでいく。しかし大企業・グラズヘイムは超能力なんてふわっとしたものを認めることはなかったようだ。
社は現在もローレンの同期でありリリィの亡き父でもある石動アレンの発明「アニマルドローン」の軍事利用に御執心だ。自分は評価されないのに同期は殺害された後もその界隈で脚光を浴び続ける。ローレンは石動への嫉妬で精神を病んでしまい、いつの間にか娘のための研究は石動アレンを潰すための手段に成り下がっていく。
愛娘であるはずのミアの扱いも下衆の極みだ。何度も騙し、自我を封じて兵器化し、石動家の断絶に荷担させる。望まない戦いを強いられるミアを、リリィは復讐を捨てて救いの手を差し伸べることができるのか────。
お約束なシナリオではあるものの、悪の科学者の傀儡となった超能力少女と現代のくノ一の戦いが本作を「日本版Marvel」と言わしめる部分だ。

【総評】
全体的に見てこの作品を構成する要素は面白くなりそうな期待感がある。忍術を嗜む女性主人公が家族を殺され復讐を誓い、敵とは知らず少女と仲良くなりつつ家族の仇を討つために街を奔走するというアメコミヒーローのような世界観とストーリーは王道で悪くなく、序盤の剣戟アクションもカッコいいし女性キャラクターも可愛い。しかし問題は王道が“ありきたり”という評価を受けやすい上、圧倒的な尺不足が欠点だ。
{netabare}確かにミアとローレンとの決着は着けた物語の節目ではあるのだが、リリィの復讐対象である大企業・グラズヘイムはシティ全体をも牛耳る巨悪であり、その社長・ブラッドもリリィの父の同期で研究成果を奪い取った裏切り者でもある。そいつが序盤にも出ておきながら再登場は終盤も終盤に劇中事件の揉み消しにちょっと現れただけであり、石動律花=リリィの戦いはまだまだ続くように見せかけて、本作は俺たたエンドならぬ“わたたたエンド”で幕を降ろしている。 {/netabare}
{netabare}同居人・メリッサも謎が多い。彼女の写真を見てブラッドは「AMD00」と呼称する。これはリリィが父から受け継いだ3体のアニマルドローンの個体識別番号「AMD01~03」と呼び方が酷似している。メリッサは劇中では癒し系というべきか、正直活躍の場は無いに等しい。しかしそんな大きな設定を持っているとしたら尚更テレビアニメ枠を入手して彼女の話もじっくり見せてくれてもいいのではないだろうか。 {/netabare}
1本の映画というよりは2クール(24話)のテレビアニメから5話だけ抜き出して先行上映したかのようなストーリーになっており、ここから話が盛り上がりそうなところで終わってしまっている。続編も音沙汰がなく、なぜそんな序盤だけを劇場アニメにしてしまったのかが謎である。

投稿 : 2021/09/28
閲覧 : 268
サンキュー:

4

ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

藤原啓治の声がこの作品の中で生きている。

無料期間なので見た。女の子はやわらかくてかわいい。アクションはかっこいい。つまりいつもの3Hz作品。次の3Hzテレビ作品はいつ?
  
プリンセスプリンシパルと被る部分もある。おもしろかった
でも最後、ラスボスに戦いにいくぞって所で終わる。そこは昔の90年代のOVAっぽい
 
 
戦闘中にムーンウォークみたいに滑りながら戦う所やCGの6足アニマルモンスターとモニターが特にかっこよかった
 
 
この声は関智一、鳥海浩輔、花守ゆみり。あ、これもしかして啓治くん?藤原啓治?あー藤原啓治なんだ。まじめな時の。この作品の中ではまだ藤原啓治の声が生きている。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 300
サンキュー:

0

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

親子3代残酷物語

ふと、見てしまったこの映画。
総評としてはまずまず面白かったです。

それでもこの不穏なタイトルですが、物語の構成上の残念な点を一つ。
{netabare}
序盤から引っ張りに引っ張った律花へのサプライズ誕生日プレゼント。
終盤の山場で登場!
ここで使うために取ってあった最終兵器・・。
えっ!!
本人は家を継ぐなんて言ってないのに、なして誕生日プレゼントがそれなの?
自分の好きにすれば良いって言っているけど、家を継ぐってことでしょう?

自分がこんなプレゼントもらったら引くなあ。
イスルギ家の悲劇に律花は関係ないじゃん?
せっかく将来の夢もキャリアも捨てるなら、家を捨てて新天地で暮らす
道もあったんじゃ・・。
まあ、それでは物語が成り立たないのでしょうがないんだけど。
あまりにもご都合すぎる展開にがっかり・・。
{/netabare}

家というか親や祖父に縛られて、つらい道を行かなければいけない
少女達がかわいそうになっちゃいました。
まあ、そんなメタ的な感想もたずに、素直に楽しめればよい映画だったと
思いますが。
あと、ちょっと変な感じで武士道を持ち込むのもどうかなあ。
なんか異質だよね。
続編を思わせるラストっていうのも好み分かれるよね・・。
あ、また本筋と離れた感想を!
見て損はないと思いましたよ。

投稿 : 2021/08/09
閲覧 : 356
サンキュー:

5

ネタバレ

匿名 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

主人公の名字は「石動」と書いて「いするぎ」と読む。

・良かった
序盤の剣戟。狭い屋根裏で暴れ回るので迫力満点。
少女達の食卓。かわいくて和やかな情景。
ミアの太もも。セーターからむっちり。

・いまいち
敵が友達の父親ってのはやりづらすぎる。複雑なテーマと、スタイリッシュアクションな作風がミスマッチ。

投稿 : 2021/05/24
閲覧 : 237
サンキュー:

0

ネタバレ

ハルジオン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

頑張ってまとめてた!

1本の映画には厳しかったような、

内容としてはなかなか面白かったです。

とても気になる終わり方でした。

投稿 : 2021/02/20
閲覧 : 232
サンキュー:

3

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

え、実写版あるの?

なんかかわいい女の子が超能力やアクションでメカチックな敵と戦うスタイリッシュなアニメ。
OPに入る前の最初20分くらいの引き込みが素晴らしくてすぐに世界観へ引き込まれることになるが、その後の展開がびっくりするくらいつまらない。
キャラクターが幼女から大人になったはずなのに短絡的になってるのなんなん…
決めポーズの見せ方がチープさを感じるし…
話のまとめ方もこれでいいの…

アクションシーンは全体的に整っているが、浮ついた気持ちで観てもあまり頭に入ってこない。
もしかして、女の子を大人にしてしまったせいでやる気がなくなってしまったのか?
全編幼女バトルだったらあるいはかなりいい作品になったかもしれない。

この作品について調べたら、始祖の活劇を描いた時代劇調の特撮映画があるらしい。
そんなしっかりした企画だったのねえ…

投稿 : 2020/09/27
閲覧 : 193
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

★4/ 伝統のカッティングエッジ

ストレートな一般向け王道アクション活劇映画
ジビエートの出力がコレなら私は応援していた。

話自体は本当によくあるやつ。古典。ベタ。王道。
逆に言えば安定感がある。悪く言えば深みはない。
無理に逆張りしないのは個人的には好感触。
エロもグロもない。予想通りの安心感。
素直に良質なアクションアニメ映画。
説明不足ではあるが考察とか求める構造ではない。
ただ「楽しむこと」に特化した作風。

キャラクターデザインは洗練されており、舞台は海外設定で劇中の文字は全て英語。なので字幕付けるだけで海外対応可能。その意味でも初めからグローバル対応。主人公こそ忍者だがジャパネスク礼賛ではない。良くも悪くも気楽に見れるアクション映画。深夜アニメ勢には全然物足りないだろう。新しさも驚きもない。だが話題作を劇場で見る程度の一般層にとっては素直に楽しめる出来だと思う。

このプロジェクトは同タイトルの実写時代劇との連動企画。ジャパネスクというより時代劇のカッコ良さを啓蒙するのが本筋のよう。実写版はモロに特撮アクション時代劇なのだがアニメ版はそこまで時代劇にせず親しみやすくするためにあえて深夜アニメ風に寄せている。これを媚びたと捉えるか寄り添ったと捉えるかは視聴者次第だが。

時代劇はカッコいい

この作品にはそんな想いが溢れている。ただ真っ直ぐいい作品を創ろうとするスタッフの愛に満ちている。「これをやりたいのだな」というのがヒシヒシと伝わる丁寧なつくり。時代劇を求めると物足りないが、これは「実写も観てね」ということなのだろう。




私の個人的見解から今作の非常に残念な点。

主人公、石動律花は幼少期の方が可愛い。

これはもう致命的と言ってもいい。この作品の評価がイマイチなのは全てこれが原因だと思っている。

幼少期律花の造形は深夜アニメの集大成とも言える
ような並のロリキャラなどを軽々と一蹴し凌駕し駆逐するレベルの愛らしさを誇る素晴らしい傑作であった。「深夜勢への掴みはロリキャラだろ」と丁寧に研究された結果の説得力と表現力の破壊力。しかしこれが成長するとなんともまあ凡庸なフツーのキャラ。いや、悪くないんですよ。幼少期が素晴らしいだけで。勿論ネタで書いてますがウソではない。

本当はこれ。

多脚戦車は押井守には敵わないなあという敗北感。




初見
深夜作品風味を少々効かせた一般向け娯楽映画。

90分しかないのでかなり割りきった脚本。堪能するには脳内補完とスルースキルが必要。俺たたエンドで第0話、本編の前日譚のような構成。脚本重視の方はスッキリしないでしょう。

主人公は忍者設定ですが、メインの敵は能力者と自律機械兵器なので殺陣アクションが楽しめるわけではありません。まあアニメに殺陣を期待する方もいないでしょう。そういう方は時代劇か、まだ仮面ライダーでも見るほうがいいでしょう。

最近の深夜アニメの流行りの新ネタ一発勝負作品でもないのでアニメに新鮮さを求める方もつまらないでしょう。既視感バリバリの鉄板ネタしかありません。

アニメーションの動きそのものや演出を純粋に楽しめる方にはかなり面白い部類だと思います。キャラも奇抜さはありませんが、嫌みもなく素直なデザインだと思います。

例えば鬼滅の刃を楽しめる方ならオススメかな。和風モチーフという意味ではなくてね。斜に構えて見ればいくらでもケチはつけられる作品なので。

テレビシリーズ作って欲しいけど、このクオリティを維持するのは無理だろうな。

これは深夜アニメではありません。
深夜風味を少々効かせた一般向け娯楽映画です。
素直にメチャクチャ面白いと思います。
SF的な演出もカッコイイ。
監視カメラを次々とハッキングするシーンとか。
時代劇とか見てない人には馴染みがないでしょうが
「推して参る!」
このカッコ良さがわかる人には見て欲しい。

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 346
ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

忍者+超能力+スパイ+SFごった煮の美少女アニメ

大昔に超能力スパイSFアニメで「ダーティーペア」というのがありましたが、そのタイトルのリメイクのような作品です。。。と思ったら、正しくイギリス風スパイアクションだった「プリンセスプリンシパル」の制作会社が作ったオリジナル企画だったのでちょうどそれでした。

最初はSFものとしての小道具として「擬似生物(アニマルドローン)」や「擬態装置」などのガジェットや秘密基地なんかが出てくるので、古いですが横山光輝の「バビル二世」を思い出しましたが、あながち間違ってはいないかもしれません。

正直、SFとして使い古された内容なので、王道ではあるものの、面白いのかと聞かれると少し微妙です。

声優は中堅からベテランまで(因みにアニメ映画としては故藤原啓治氏の遺作になる)用意されて豪華ですが、脚本がイマイチだったので映画を見ただけだと世界観に入りきれない気がします。いきなりのアニメ映画としてはちょっとお粗末な出来でした。

アイデアや作画が良かっただけに残念です。

投稿 : 2020/07/25
閲覧 : 265
サンキュー:

4

ネタバレ

HAKU さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

テレビアニメで作ったら良作だった!

1時間半にあのストーリーを詰め込んだことで、心情描写は疎かなものになってしまいました。
でも、描きたいことも分かるので、これがテレビアニメだったのなら、とてもいい作品になったんだろうなって思うもったいない作品です。

たとえば、{netabare}家族を殺した関係者を全員殺すことを誓ったはずなのに、たった1日チェスをやっただけの女の子に信じられないくらい感情移入し、殺害を断念するところとか、簡単に助けたり助けられたりするところとか、娘に対して悪意をむき出しにする父親とか・・・
子ども時代で刃を逆さにすることで傷つけない性格であることを描写し、復讐を誓った後では刃を逆さにしないことで人を殺すことを決めたことを描写しているはずなのに・・・ちょっと簡単に心変わりしすぎですね。
それに、パワードスーツ?を手に入れる場面、ちょっと悠長過ぎませんかって感じだし・・・
あと、個人的に好きではなかったのは、主人公の戦闘シーンでの顔が可愛くないところです。リアル感を出したかったからか、復讐の鬼?を表現したかったのか分かりませんが、ちょっと前半とも主人公のキャラ的にも合わないなと思いました。{/netabare}

ツッコミどころはきっとテレビ版だったらこうなるよなって補完していくと観やすくなるかと思います。

ただ、戦闘シーンはとてもよく動くし、よく動きます!
子ども時代での戦闘シーンでも鳥肌が立ったし、他のところでもそうです。
そして、キャラが可愛いのも高ポイントです!
それに、藤原啓治さんの声が聴けたのもよかったです。
本作品に出ているとは知らなかったので、声を聴いた瞬間目頭が熱くなりました。
終わり方はアメコミっぽさを演出していると思うのですが、2期というかアニメ版というかも期待できそうだと思えるからうれしいです。実写版も作成されているようですから、力を入れているはずですからね!

投稿 : 2020/06/06
閲覧 : 290
サンキュー:

2

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

イスルギリッカ

2020.6.5 視聴完了。

リッカは序盤に起こる不幸その復讐を果たすべく・・・
といった内容です。
よくある話でありながら割と面白かった。

続編を作る余地があるので、
もしかしたら続き作られるかもですね。

飛田さんの壊れた感じの演技は上手いなと感心しました。

投稿 : 2020/06/05
閲覧 : 283
サンキュー:

8

順順 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続きか気になる!

とても面白かった。
戦闘シーンも凄かった。

締め方は完全にアベンジャーズw

投稿 : 2020/04/29
閲覧 : 218
サンキュー:

1

ネタバレ

kenkenpa さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

子供向けだね

俺は復讐物が好きで主人公が忠実に復讐してくのが好きなんで合わなかった

人生捨ててでも復讐してやるって豪語したくせに復讐対象の女殺せなかったり、そいつにアジトばらされて襲撃食らったり主人公が馬鹿過ぎて1時間で見るのが苦痛になった

そもそも一回チェスやっただけでなんで情が沸いてんだよ、これは映画でまとめるより1クールで纏めた方がよかったんじゃねえか?

投稿 : 2020/04/29
閲覧 : 202
サンキュー:

0

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

忍者と超能力者とアンドロイドのトリオの萌

既視感いっぱい。
スーパーヒーローものを女の子トリオでやってみましたという感じ。エピソード0という位置付けなので、敵は悪くて、不幸な女の子達はそれぞれ戦うモチベーションがある、というプロローグでした。

投稿 : 2020/02/28
閲覧 : 280
サンキュー:

4

シワーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子供にも安心?

主人公の女の子は、祖父が忍者の系統で、父が科学者。自分は科学の道に進みたいと思っているが祖父の事が気がかり。そんなときに、悪い奴らが父の研究を悪用しようとやってくる、という話。

作画もいいと思います。が、いまいち世界観がB級ハリウッド映画みたいな感じで、どうしても陳腐な感じを拭えませんでした。ストーリーも基本的には単純なので、なにか別の魅力があってほしいなあと思います。海外受けを狙ったのかもしれません。

投稿 : 2019/11/06
閲覧 : 334
サンキュー:

2

ネタバレ

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

忍術と科学、超能力が交差するとき何かが起こる?

 忍者の修行だか?鬼ごっこをする祖父と憧れの科学者を父に持つ主人公、石動律花の平穏かと思われた16歳のある日を境にというお話です。
 ある日の境は、武装集団に襲われた父と抵抗を試みた祖父の最後で、父の発明品によって、命からがら脱出した律花がみた仇の相手だったです。自分の名を封印、復讐を誓った石動律花の決意は、どうなっていくのか見所です。

 敵を探り入れる中で、出会ったミアとの出会いが、なくてはならない大きな展開へといざないます。
{netabare} ミアは早くも実はな展開、{/netabare}ミア自身の父親の愛情を求める姿、信じて裏切られる葛藤を描いていたように見えたです。その葛藤が、どこかやるせないように感じたです。

 同居のメリッサは、 {netabare}半分以上、ドジな癒し系にみえる少女が、最後の最後どういう立場になるのかも思わぬ展開{/netabare}かもしれないです。

 バトルシーンが、どこか力入れているようで、序盤だったり特に終盤、長く濃いようです。どんな状況でも諦めない律花の行動は、思わぬ形見というのか?必然的なのか? {netabare}祖父の意思を受け取る光景も、{/netabare}お話としてある意味いい意味でにくいところです。

 誰かさんを助けられた後、{netabare}根本的な解決にならず、仇の相手のうのうとしていて、これから立ち向かおうとして{/netabare}おしまいというのが、なんか納得いかなかったです。

投稿 : 2019/10/14
閲覧 : 293
サンキュー:

5

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「古き良き“マンガ映画”を――――」

レビュータイトルは「月刊ニュータイプ」2019年10月号の
野村和也総監督のインタビュー記事より拝借。

所信表明通りの「忍者少女が駆け巡る痛快娯楽活劇」として、
決戦中にヒロインとボスキャラが交互に能力インフレする強硬策も含めて、
懐かしさも感じながらSF科学忍者ヒロインのバトルを楽しませて頂きました♪

元々は全世界配信も目指して制作されていた作品と言うことで、
舞台はアメリカっぽい近未来都市に何故か代々続く、忍者屋敷がある、
アメコミ映画も意識した不思議な世界観。
SNSもスタッフクレジットもオールイングリッシュ。
確かにこれに英語字幕を足せば即世界に流せそうではありました。

そこに忍者少女×復讐劇のストーリーが展開されるわけですが、
子供でも楽しめる間口の広いアニメを……と言う制作方針に基づいて、
序盤こそ出血多量の惨殺シーンはあるものの、
ヒロインが早々に不殺の誓いを立てるため、あらすじの印象よりはグロ度は低め。

キャラデザからは萌えや百合の成分も感知しますが、
作中では、それほど露骨な事案は発生せず。
こうしたサービスシーン控え目のヒロインアクションと言う点にも、
懐かしさを覚えた鑑賞でした。

但し、本コンテンツには、アニメ映画版の“ご先祖様”が、活躍する、
『BLACKFOX AGE OF THE NINJA』と言う日本が舞台の特撮時代劇があり、
アニメ同様の物語が展開し、過去の世界でも、
律花とミア(宮)は巡り会っているんですよね。
(因みに出会いのキッカケはアニメではチェスですが、
特撮時代劇では将棋となっています)

本作の欧米風の近未来都市で時空を越えて再会した二人!
といった感じで百合の妄想は何処までも膨らみますw


事前に、アクション重視の企画だと分っていたので、
私はアニメも特撮時代劇も物語二の次でからくり&ガジェット忍者を堪能しましたが、
結局、私たちの戦いはこれからだ!EDを迎えた物語には、やや窮屈さも感じました。

先があるかどうか分らない、ミニシアター興業中心の作品で、
劇場三部作またはTVアニメ2クール相当のシナリオ構想と言う
大風呂敷を広げるのはどうなのでしょう。

一応、三部作として妄想すると……
{netabare}一部の本作でヒロインの進むべき道とヒロインズ三人トリオが完成し、
二部でアンドロイド?(={netabare}メリッサ?{/netabare})の物語を展開し、
三部でラスボス(=ブラッド?)討伐で復讐劇完結{/netabare}
といった所でしょうか?

帰路で思わず、俺たちの戦いはこれからだ!と決意表明したきり、
行方不明になったハリウッド映画のタイトルやらを数えてしまいましたよw
こうした壮大な構想は、出来れば、
鳴くまいが、飛ぶまいが完結する企画でやって欲しいと願います。

但し、奇跡的に続きがあるなら拙者も勿論、喜び勇んで、推して参る所存であります。


さらに、本作は特撮時代劇と共通する復讐の意義を問うシナリオ&テーマに、
ドローンに宿る生命と如何に付き合うべきか。
ネットのアバター同様に、ドローンをアニマルに似せて作る奇特な趣味はあり得るか。
といったSFとしてのテーマも押し込まれ、ますますギュウギュウ詰めに。

但し、提示されたSFテーマ自体は有意義な問いだったとは思います。
ヒロインと、時に彼女をたしなめる三体のアニマルドローンたちとの関係性は、
90年代の勇者シリーズにおける
少年主人公と巨大ロボットAIたちとの関係等も想起させる温かい物で、
私はそこにも懐かしさを感じました。


企画&宣伝力が弱いのか、
最新作なのに“画像なす……。”で登録されてしまった、あにこれだけでなく、
各種映画レビューサイトや日本語版wikiの掲載等も遅れている、
隠遁の術が過ぎる本作ですが、
懐古な趣味のアクション映画ファンなどには楽しめる作品だと思うので、
是非、発見してあげて欲しいと願います。

投稿 : 2019/10/10
閲覧 : 621
サンキュー:

16

双真 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★★★☆

おもしろかった!

投稿 : 2019/10/06
閲覧 : 234
サンキュー:

0

Thranius さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/17
閲覧 : 5

じぇい爺 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2023/05/10
閲覧 : 8

nana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/15
閲覧 : 8

まかろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/12/27
閲覧 : 20

終了 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/13
閲覧 : 544

れみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/09
閲覧 : 26

じぇ~むず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 33

ぱせり さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/05
閲覧 : 34

ケチャップまみれ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/03/31
閲覧 : 36

P さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2021/03/28
閲覧 : 40

No_su さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/01
閲覧 : 42

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/09/11
閲覧 : 47
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BLACKFOXのストーリー・あらすじ

近未来の大都市の一角に佇む忍者屋敷。そこで暮らす忍者一族である石動家の長女・律花は研究者である父親に憧れていた。平凡で幸せな生活が続くと思っていたとある日、突然何者かによって屋敷が襲撃を受けてしまう。絶体絶命の危機に果敢に立ち向かう律花だが――。闇を切り裂く“黒"になれ!(アニメ映画『BLACKFOX』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2019年10月5日
制作会社
Studio 3Hz
公式サイト
project-blackfox.jp
主題歌
fripSide『BLACKFOX』

声優・キャラクター

七瀬彩夏、戸松遥、大地葉、土田大、津田英三、藤原啓治、豊崎愛生、鳥海浩輔、飛田展男、東地宏樹、小山力也

スタッフ

総監督:野村和也、監督:篠原啓輔、キャラクターデザイン:斎藤敦史、脚本:ハヤシナオキ、メカニカルデザイン:片貝文洋、アニマルドローンデザイン:安藤賢司、プロップデザイン:あきづきりょう、美術デザイン:谷内優穂/大原盛仁/森川篤/石口十/川村巧、美術監督:金子雄司、美術:青写真、⾊彩設計:野口幸恵、3DCG監督:薄井俊作、3DCG:Flying Ship Studio、撮影監督:若林優、撮影:T2 studio、グラフィックアート:荒木宏文、編集:定松剛、音響監督:明田川仁、音楽:横山克、音楽制作:グッドスマイルフィルム、プロデュース:infinite

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