「推しが武道館いってくれたら死ぬ(TVアニメ動画)」

総合得点
79.2
感想・評価
443
棚に入れた
1583
ランキング
486
★★★★☆ 3.8 (443)
物語
3.8
作画
3.8
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
4.0

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推しが武道館いってくれたら死ぬの感想・評価はどうでしたか?

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『うーわ天使!まじ最高〜❤︎』

推しの為に人生賭けるドルオタのお話

これゎ結構楽しめた
リアルなドルオタの現状だww

さすがにこんなファン付いてない子おらんけどw

アイドルとファンって関係を描いてるんだけど
そうぢゃなくても
誰かに応援されるってこんなにも嬉しくて頑張れるんだ!って思わされるし、

逆に誰か1人にこんなに夢中になれる人生ゎ最高だよね。とも思わされました

ラストのedがまた、良い!!!

私!えりぴょ推すわ!ってなった作品

投稿 : 2023/04/26
閲覧 : 53
サンキュー:

3

atsu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

良かった

前に見た作品ですが、主人公であり全力金欠オタクの女性と
その声援を向けるアイドルchamjamメンバーたちの魅力
はあり、個性的なかわいさやおとなしい子に熱狂する女性
という面白い関係も楽しめる作品でした。一途な思いを描いた
ユーモアありで印象にのこる出会い。最後の特殊なedもよく覚え
ていますね。キャラクターはかわいく面白いのでおすすめもできる
作品だと思います。

投稿 : 2023/04/20
閲覧 : 43
サンキュー:

4

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アイドルオタ道、ここに見たり。

マキ「ユメも風邪ひいてみる?」のエロさは直接的なエロを遥かに超えてた…。


当店は様々な百合をとり扱っておりますので、お好きな百合をお楽しみ下さい。


マキ×ユメリ派


全体的にビジュアルが丁寧で非常に好感がもてる。アイドルアニメなのにダンスシーンとか動きの作画はまぁまぁくらいだが、本作は全体的な安定感がしっかりしてる。背景もとばした感じのところが多い、目立たないがちゃんと作画にあった物で○。


本作は百合アニメとしてかなり高スペックだが、私にはアイドル教アニメと思えた。彼等にとってアイドルはまさに舞い降りた神。彼女たちこそが意味、価値、目的の源泉。


彼女たちのために働き、彼女たちのために生きる。そして、彼女たちは2次元だから弱さを抱えつつもファンに不誠実なことは行わないし、ファンも僭越な考えを持つこともない。神なき時代に現れた理想の宗教のあり方を見た。


ただ、舞菜のレベルの可愛さでいくら対応が塩気味とはいえ全然人気ないってのはないだろ…ってのはあるが。

投稿 : 2023/04/07
閲覧 : 1170
サンキュー:

55

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アイドル興味無くても面白かった!!

岡山を舞台とした地下アイドルとドルヲタのお話。

メンカラーがサーモンピンクの舞菜ちゃんを
めちゃくちゃに応援しまくるドルヲタえりぴよさんが
真っ直ぐすぎて笑いどころ多かった。
正直アイドルとかには全く興味を持てなくて
期待してない作品だったから尚のことw

収入の全てを舞菜ちゃんに使うため
えりぴよさんは自分の服すらも買わず
常に高校時代のジャージ姿で過ごしている。

なかなかファンのつかない舞菜ちゃんは、
いつも応援してくれるえりぴよさんに
本当は「大好き」と「ありがとう」を伝えたいのに
シャイな性格のせいで塩対応になってしまう。
そのせいで舞菜ちゃんに嫌われてるとか避けられてるとか
えりぴよさんは勘違いをし話が変な方向へ展開する為、
第三者目線での面白さが出来上がる。

アニメでの最終回は武道館ではなく
第1歩目のドルフェス出場で終了するが、
舞菜ちゃんとえりぴよさんの微妙な心の距離感から
お互いに自分の未来にはお互いが居てほしいと
思い合うことができる所まで心の距離が縮まった。

立場は違えど共に武道館を目指し叶えたいという
アイドルとドルヲタの絆のようなものが見えました。

ドルヲタの仲間同士での掛け合いも
ギャグに走りすぎてなくて程よい面白さがありました。
アイドルの中には苦手な性格のキャラもいましたが、
メインである舞菜ちゃん、えりぴよさん、くまささんが
最高だったからそこはあまり気になりませんでしたし、
キャラデザもキラキラしてて素敵でした!

EDでえりぴよさんが桃色片想いを歌ってて、、
ただでさえ可愛いのに最終回ではなんと
えりぴよさんと舞菜ちゃんが一緒に歌ってるんです!!
気づいた瞬間に感動するので聞き逃さないでほしい♡

投稿 : 2023/03/17
閲覧 : 210
サンキュー:

14

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – ランダムやめて欲しいは激しく同意

平尾アウリの漫画 「月刊COMICリュウ」で2015年8月号より連載中
制作: エイトビット

武道館を目指す地下アイドルグループを応援するドルオタの日常が描かれる


<メモ>
アイドルとファンの熱量の違いというか思いのすれ違いにほっこりする話だとは思うのだけど

生きていることがファンサ
最高にかわいい塩対応
よそはよそうちはうち
舞菜の発言には正解しかありません
金持ちの道楽でドルオタやってるんじゃない
お金を出してこその接触
私の世界は舞菜だけ
なんで舞奈のこと産んでないんだろう。。。

と、自分の全てをかけて応援してくれるえりぴよさんに塩対応になってしまう舞菜に共感できない。
ファンサが出来ないならアイドルなんて目指さなければいいのに!
松葉杖ついてる人に「なんで積んでくれないの?」って言葉が足らないとしても鬼すぎる。

眞妃 と ゆめ莉のゆりっぽい描写有。

友達にアニメと声優さんの話は極力しないようにしているんだけど、
話を向けられる熱くなってしまうことがある。
他人にはこんな風に見えているのかも、気を付けよう。


<主要登場人物>
・えりぴよ:ファイルーズあい  舞菜推し 
・くまさ:前野智昭       れお推し
・基:山谷祥生         空音推し リア恋勢
・玲奈:市ノ瀬加那       舞菜推し 基の妹  
 
ChamJam
・市井 舞菜:立花日菜
・五十嵐 れお:本渡楓
・松山 空音:長谷川育美  テニス部
・伯方 眞妃:榎吉麻弥
・水守 ゆめ莉:石原夏織
・寺本 優佳:和多田美咲
・横田 文:伊藤麻菜美   メイドカフェでアルバイト

・吉川(運営スタッフ):中村悠一


<ストーリー>
えりは桜祭りでライブをするという岡山のアイドルグループChamJamのメンバー舞菜に声をかけられる。
舞台に立つ舞菜のキラキラな笑顔に殺されかかり
以後、舞菜推しえりぴよとしてのオタ活人生を歩むことになる。

えりぴよはChamJamのれお担くまさ・空音担の基と共に劇場に一番乗りで1列目で声援をおくる。

アルバイトを掛け持ちし、その全てを舞菜に積む日々。
そのため自身はどこに行くにも高校時代の赤いジャージ姿という徹底ぶり。

一方、内気でシャイな舞菜は握手券付きCDを買い占めてくれる唯一のファンであるえりぴよに塩対応してしまう。
(実はえりぴよが怖くて他の人は舞菜に近寄れない説有)
友達になりたいと思うくらい感謝はしているのだが素直になれないのだった。

ガールズフェスタ、れおの誕生会、運動会、人気投票、クリスマス等のイベントを経てアイドルフェス出場が決まる。


り)がんばるね
舞)がんばらなくていいです(今のままでありのままでいい)

り)キビ団子食べてくれた?
舞)食べるわけないじゃないですか(もったいなくて)

と、すれ違う2人だったが

舞)楽しんでくれましたか?
り)そんなの当り前じゃん 幸せだった

やっと思いが伝わるのだった。


22.6.19

投稿 : 2023/01/21
閲覧 : 66
サンキュー:

5

ネタバレ

ペンギン丸 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:----

きれいなファンにきれいなアイドル

世界はこんなに綺麗ではない。でもアニメだからこれでいい。基さんだけはちょっとキモい。
舞菜ちゃんが人気なさすぎていたたまれないのがマイナス。

投稿 : 2022/11/16
閲覧 : 93
サンキュー:

2

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

笑いあり感動ありの良作

アイドルではなくドルオタが主役というありそうで無かった作品。
えりぴよの推し活がいい感じに拗らせててとにかく面白い。
そこまでよくやるよなぁって思うけど、推しの舞菜に対して真剣でとても好感が持てる。
自分も声優やアイドルにガチだった時期があるので共感できるというのも大きかった。
流石にえりぴよ程の行動力は無かったけどw

主人公を女性にしたのが良かった。
男が同じ事するとマイナスな印象を抱いてたかもしれない。
オタク仲間のくまさと基は男だけど嫌味が無いちゃんとしたオタクでこの2人も好感度高かった。

基本えりぴよと舞菜を中心に話が進むし大きな展開は無いけど、えりぴよの行動が面白くて笑えるし、舞菜への思いがストレートであるが故にちょっと心が温まる話もあったりで飽きが来ない。
舞菜も思うとこはあって悩んだり、距離を頑張って縮めようとしてるのも良かった。

野暮な指摘すると舞菜にファンが居ないのはおかしいかな。
えりぴよが熱狂的すぎてファンが付かないとの事だが、普通にファンが居てもいいのに。
内気でおとなしそうな女の子って俺が支えてあげたい守ってあげたいとか思う男が居るからそれなりにファンが付く。
あくまで自分の意見だし、自分は内気なアイドル好きじゃないから推さないけどww

全体的に特に悪い所は無く毎話面白かったし、とてもいい気分で見れた。
同クールのアニメではドロヘドロと並んでトップの作品。


-余談-

2022年10月から実写ドラマが放送されている。
えりぴよ役を元乃木坂の松村沙友里が演じているが、元アイドルがドルオタ演じてるのがちょっとツボw
流石にアニメ程のヤバさは無く抑えられているけどドラマも面白い。
舞菜役の子も合ってると思う。
アニメの声や作画のイメージを持ってる人には不満かもしれないが、アニメと実写はある程度は区別するべき。
実写化するとなった時に文句言う声優オタク多すぎると思う。
言うならまず見てから言えと思う。

普段刑事ドラマくらいしか見ないのに、見ようと思ったのはアニメが面白かったからだし、感想書こうと思ったのは実写ドラマ見てやっぱり良い作品だなと改めて思ったからです。

投稿 : 2022/10/30
閲覧 : 98
サンキュー:

8

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未知との接触

【魅力的に思った点】
・独特な視点が面白い
・熱狂的なファン層の気持ちがわかる

【残念に思った点】
・物語としては地味
・一般的なファンとしては少し恵まれ過ぎてる感がある

【総評】
・80点
  自分もアイドルとかは好きですが、何枚もCD買ったり、グッズ買い漁ったりするようなタイプではないのでかなり新鮮な印象でした。
  そういうファンの気持ちが何となく理解できた気がするので、それだけでも見てよかったと思います。

【こんな人におすすめ】
・自分みたく普段熱狂的な活動をしない方
・アイドルや熱血主人公が好きな方

投稿 : 2022/10/30
閲覧 : 68
サンキュー:

4

ようす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アイドルでいてくれてありがとう。私のすべてになってくれてありがとう。

「このマンガがすごい!」オトコ編第12位、「次にくるマンガ大賞」コミックス部門第11位にランクインした漫画が原作の作品。

2022年10月からドラマの放送も始まりました。

全12話です。


● ストーリー
岡山県で活動している地下アイドル“ChamJam”(ちゃむじゃむ)。

えりぴよは、人気最下位メンバーの市井舞菜(いちい まいな)のファンである。

スタジオの定期公演に欠かさず足を運び、
最前列での応援は当たり前。

引っ込み思案で目立たない推しだけど、
今日も全力で推しまくる!


アイドルとファンのお話です。

えりぴよは熱狂的な舞菜ファンで、
生活のすべてをかけて応援している。

一方の舞菜はそんなえりぴよに対して好意を抱き仲良くなりたいと思うが、口下手で引っ込み思案な性格もあってなかなかうまく気持ちを伝えられず、結果として塩対応に思われてしまう。

そんな二人の気持ちのすれ違いがもどかしい…!

塩対応されても好きでい続けられるえりぴよの気持ちの強さはすごいと思うけれど、

舞菜がもっと素直に気持ちを伝えた方が、
えりぴよはもっと嬉しいだろうになーともやもやしました。

“女の子のアイドルグループを強く推す女の人”という主人公の立場はいいなと思いました。

アイドルファンが男の人ばかりだとどうしても爽やかさに欠けそうですが(ごめんなさいw)、えりぴよがいい中和剤。


≪ アイドルとファン ≫

ファン側が主人公なのでファン心理が中心となって描かれるのはもちろんですが、

ChamJamメンバーの心情も描かれるので、
どちらの立場からも物語を見られるのがいい。

ファンはアイドルの姿や頑張りに元気をもらって幸せになり、
アイドルはファンの応援を支えにして前に進んでいける。

そういうお互いを大切に思い合う関係が素敵♪

ファンは文字通り全身全霊、全てをかけて応援しているんだから、
アイドルがファンを馬鹿にするような行為は本当に裏切り。

まあ、実際はファンだってみんながみんな、
この作品のような純粋な心構えで応援しているわけじゃないんだろうけど。

人気があればあるほど、
リアコ勢の基(もとい)さんよりももっと激しい人とか多そうだし…。

そう考えると、くまささんはファンとして100点満点な気がする。

どんな時も一途に応援するのはもちろん、
同じファンからも推し自身からも信頼が厚いって完璧。

えりぴよはうるさくて激しいけれど、
ストレートに感情ぶつけて応援してくれるという点では、
やっぱりアイドル的には嬉しいだろうね。

ファンとアイドルの絆が話数を重ねるごとに強く描かれて、
後半になるにつれて面白く感じた作品でした。

武道館に行くまでのアイドルとファンの絆の物語、もっと見届けたい^^


● 音楽
【 OP「Clover wish」/ ChamJam 】

爽やかなOP。

アイドルのChamJamらしい曲ですが、
えりぴよの心情ともリンクする不思議な曲。

アイドルもファンも想いは同じということなのかな。


【 ED「♡桃色片想い♡」/ えりぴよ(cv.ファイルーズあい) 】

松浦亜弥さんの曲をカバーしたED。

これ、いい選曲だと思います。

えりぴよ→舞奈(イメージカラー:サーモンピンク)もいいし、
舞菜からえりぴよへの想いにも聴こえます。


他にもライブなどで歌われる挿入歌が数曲あります。

メンバー紹介も兼ねた「ずっと ChamJam」が好きなのですが、
舞菜パートが短すぎるのが理不尽すぎて複雑w


● まとめ
オタクとアイドル、
どちらの想いも伝わってくるのが素敵な作品でした^^

推しが大きくなるとファンとしてはたまらないし、
精一杯の応援が報われたように思えるんだろうな。

それは恋愛のような感情とはまた別のもの。

アイドルから感謝と愛が届けられたら、
ファンにとってはこれ以上ない幸せでしょう。

アイドル&オタクへの見方が爽やかになる良作でした♪

投稿 : 2022/10/15
閲覧 : 102
サンキュー:

20

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お金を出してこその接触!気持ちいいでしょう?1000円で買う推しの5秒!興奮するでしょう?

最近やたらとアイドル作品が増えたけど、リアルなファン目線を描いた作品ってのはなかった。
そういう意味でも新鮮さはあったしファン目線からアイドルを応援して行くっていう内容により共感させられる人は多くいるんじゃないかなって思う。

他のアイドル作品は人気があったり人気になっていったりするのが多い中で、全く売れてない言わば地下アイドル、ローカルアイドルっていうところも親近感が湧くところで、そんなアイドルとオタクが一緒になって武道館を目指す。
例えば実際に人気アイドルなんかは一瞬で武道館に行けたりするから、武道館の有り難みってのは分からないし死んだっていいとか何言ってんだって思うんだろうけど、売れてないアイドルが周りから絶対行ける訳ないじゃんと思われてるようなアイドルが本気で目指すからこそ、行けた時の死んだって良いって気持ちは納得出来るし伝わってくる。

アイドルとオタクの距離感とかもリアルに出来てるし、普通だったら握手会や撮影会のために何百枚もCD買ってバカじゃねーのって思うんだけど、そこに純粋な応援とか気持ちがあって決して悪いことではないのかなと思えてしまう。

人気投票にしても本来はもっとドロドロしていてそこはリアルには作られてはいないんだけど、あくまでファン目線で憧れの存在という風に描いていてアイドルのイメージを汚さない汚れを一切描かないところも作品としてはしっかりしてるのかなと思う。

やたらとアイドルはキラキラした感じでビジュアルとかも描かれていて近いけど遠い存在のような、自分とは違う生物のような見え方でファン心理なのかなって思った。

何と言ってもえりぴよさんが面白くて良いキャラクターしていて、えりぴよさんで持っている作品と言っても過言ではないぐらいだった。
えりぴよさんの一生懸命さや面白さがあって握手会や人気投票といったアイドルの悪いイメージを払拭してるみたいなところもあった。
もしこれが普通の男が主人公だったら単に痛いだけの作品になっていただろうし、痛い妄想なんかにしてもえりぴよさんだからこそ許されるみたいなところがある。

まいなっていう一番人気がなくて地味なアイドルを応援してるところも良かった。
天然なのかいっつもズレていてすれ違うんだけど、思いは通じ合っていてこの2人の関係性に和まされる。

一つ一つの行動にしてもそうだけど台詞とか気持ちとかってのが説得力あるものになっていて、それまで観てきたアイドル作品の中ではより入り込めて感情移入出来る作品になっている。

投稿 : 2022/07/23
閲覧 : 110
サンキュー:

5

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

地下アイドルのファン疑似体験

地下アイドルの中でも一番の不人気の子を推すファンに感情移入して心ときめかされる物語。現実では上手くいかないだろうけど、ファンとアイドルがお互いwin-winな関係を保って報われる姿を見せてくれるのは胸が熱くなるものがある。
まさか電車乗ってるときに泣かされるとは。恐ろしい話だ。
結末が気になってずっと追いかけていたが、中盤以降も掛け合いが続く。掛け合い自体はあるあるネタのようなテイストで面白かったが、エンタメとしては現実に寄り過ぎている感もあり。作品性なので仕方ないとは思いつつも、シリーズ通してのキャラの成長が地味であることから尻すぼみ感を感じてしまった。
くまさに彼女ができるくらいのインパクトある展開は欲しかったかも。

投稿 : 2022/05/05
閲覧 : 119
サンキュー:

4

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

月9ドラマみたいなじれったさはあるが癖になる

主人公の通称えりぴよが、地下アイドルグループの一番人気がない舞奈を追っかけるお話。

wikiの年齢設定を見ると結構ビックリするぐらいキャラ絵とか関係性とかじゃ分からない。
もう少しえりぴよをブサイクなキャラ絵にしても良かったような気もする。

えりぴよ役のファイルーズあいは「ダンベル何キロ」でも活発な女の子役で、しっかり声が出ていて良い。

EDの「桃色片想い」は声が揺れている部分もあったが、一生懸命歌ってる感があって初々しく、しかし音を外さず滑舌が良いのはさすがに声優の歌。

ギャグは面白くシリアス部分も意外に泣けてくるギャップが良い。

役名はあるけどほぼモブ的なところで豪華な声優が出てる。

結構癖になって何度か見てしまっている。

投稿 : 2022/03/13
閲覧 : 326
サンキュー:

6

Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ドルオタ道ここに極まれり

ドルオタと地下アイドルの表面上出していい生態が描かれていて、
かつ、百合要素も入っているアニメ。

えりぴよが女性だから成立あうるのであって、
男性だと日常に過ぎて引くと思う。

まぁ、えりぴよも引くレベルだけど…
「ChamJam」や「舞菜」に魅力があるかと聞かれると、
ないなーと。

中村悠一さんと伊藤静さんのいい意味で無駄遣いが好感。

投稿 : 2022/03/06
閲覧 : 178
サンキュー:

3

さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

えりぴよと舞菜の絶妙な距離感がたまらない!

引っ込み思案な性格のアイドル舞菜と、そんな舞菜をガチ推しするえりぴよのお話。

えりぴよのガチすぎる推し具合もこの作品の魅力だとは思いますが、一番の魅力は微妙に交わらない二人の気持ちでしょうか。

舞菜もえりぴよのことが好きなのに(えりぴよとは好きの種類が違いますが)、引っ込み思案な性格でなかなか上手く伝えることができない。そんな少しやきもきする二人の気持ちの距離感が絶妙でたまらないです!

続編やってくれないかな。。。

投稿 : 2022/01/19
閲覧 : 126
サンキュー:

4

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

な、なんと。。ガチオタ女子とアイドルのちょっと胸アツな物語でした 

 
推しは不人気地下アイドル。しかも同性・・
気に入った推しが不人気な場合、応援する気持ちが高まるのは分かりますよ、うんうん・・

まあ自分にも推しの声優さんはいます。
所属するユニットのCDを買ったり配信コンサートを観たりもします。
具体的には、~{netabare}イヤホンズとかゾンサガ、ラブライブ系ですが。。{/netabare}~
でもそれくらいは普通ですよね?オタとは言えないですよねw

 原作:マンガ
 制作:エイトビット
  ヤマノススメ4期はよ。
  転スラもでしたね。
 色彩設計:藤木由香里
  色彩が好みだったので調べてみました。
  ヤマノススメも藤木さんらしいですね。
 放送:2020年1-3月(全12話)
 視聴:2021年12月(dアニメ)

OPがアゲアゲでよろしいです。テンプレでいいんです。
ED曲どっかで聴いたような・・
2005年に松浦亜弥が歌った「♡ 桃色片想い ♡」でした。
キャッチーで良いですね。さすがはつんく。

■キャラ/キャスト
メインヒロインは市井舞菜・・(1番マイナーてこと?w)
こん中では一番かわいいと思うんだけど不人気なんて納得いかん・・
まあこの辺は設定てことでグッと堪えましょうw
cvどんな人だろ・・
~{netabare}おっと、ウマ娘でサトノダイヤモンドをやってる立花日菜さんでしたか。{/netabare}~
なかなか可愛げな方ですね。人気が出そうな予感がします。

本渡さん、石原さんもいました。
お、市ノ瀬さんも参戦。
キャラは普通でしたが、エイトビットさんグッジョブw

■内容
ガチオタの世界はマジで凄まじいですね。
いやディスっているのではなくて、素直に感心しますw

CDにコンサート予約チケットが封入されているのは知ってましたが・・
~{netabare}
CDに握手券が入っていて、長く話したい場合CDを何枚も買うとか・・
いや~あくどいというか心理を突いているというか。

人気投票券の封入は某アキバ系アイドルの件で知ってましたが、ガチの方々は一体どれくらいのCDを買ってるんでしょう・・
ググって見たら20万位出す人もいたとか。
でも、余ったCDはどうせ捨てるんでしょ?
ここで言っても仕方がないのはわかるんですが、SDG'S観点から言えば握手券だけ単独で販売すれば良いのではw
{/netabare}~
CDだけ欲しい人、またはその逆の人にとっては、明らかに抱き合わせ商法のようなw

商売としては、対象が少ない場合客単価を上げる(つまり一人当たりからできるだけ吸い上げる)のは常套手段とは思いますけどね。

スミマセン話がちょっと逸れました。

アイドルは顔じゃない・・?
(独り言に近いので畳みます)
~{netabare}
いやいや、自分が思うに・・
アイドルはズバリ顔だと思いますゼw
次にスタイル。
さらには歌。
その次は性格かな。
そして衣装や歌唱力。
(あ、人気には事務所のチカラも重要だけど好きになるポイントという意味でちょっと外しますw)

で・・ダンスは最後かな。

なのでアイドルもので人気が出るためにダンスを頑張らなければ!みたいなノリは実はピンとこないんですよね・・そりゃピタっと揃ってればノリやすいかもですが、それが人気に関わるかのかというとちょっと個人的には疑問。個々のキレはあるに越したことはないけど。
{/netabare}~

妹キャラに需要はない・・?
(独り言に・・以下同文。)
~{netabare}
いやいやいやいや・・
ありまっせ、ここにw
{/netabare}~

でもまあ・・
推しを応援する気持ちはわかるし共感もできました。
ファンは推しから元気をもらい、
アイドルはファンからパワーをもらう。

お互いに喜びをもらっている関係なんて・・
その世界に身を置く人にしか分からないかも知れませんが、これは素晴らしいことだと思います。少なくとも第三者がどうこう言える世界ではありませんね。(ま、迷惑をかけなければ、という大前提はありますが)

笑える部分もあれば、ちょっと胸が熱くなところもあったし、アイドルユニット内のあるあるみたいなエピソードも楽しめました。

あとマナー面。これあってのオタ活動かと。

ガチオタかくあるべき。そしてガチオタの生態。アイドルの想い。
これらが面白おかしく描かれていたかと。

これからオタを目指す、或いはオタやアイドルの世界を知りたいという向きにとっては格好の作品ではないでしょうか。

 #ディスってないですよ~w

続きはあるんでしょうか・・
~{netabare}舞菜がえりぴよとちゃんと話ができるようになるといいですね{/netabare}~
 

投稿 : 2021/12/06
閲覧 : 191
サンキュー:

25

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いけど共感は出来なかった

岡山の地下アイドルChamJamとそのドルオタの話。

メンバー間のセンター争いなどギスギス、ドロドロした要素が無く皆素直で良い子達なのでどのメンバーも推せる。

主人公はChamの中で一番不人気な舞菜の熱狂的ファンであるえりぴよさんという珍しい設定。
舞菜は確かに地味で塩対応だけどシャイなだけでとてつもない良い子。
えりぴよは舞菜を前にすると興奮のあまり空回りしまくりで、お互いの思いが中々通じない。
更にえりぴよは肝心な時に怪我や体調不良に陥る不運の持ち主。

舞菜の思いが届いてくれーと思いつつ観ていたけど最後に届いてくれて良かった。

基本えりぴよの行動には共感出来ないが、唯一良かったのが舞菜との距離感をちゃんと保っている所。
プライベートで偶然会っても必要以上に話さず距離を取る。
話すのはライブ後の握手会のみと割り切っているのはドルオタのプロなんだろう。

個人的には、趣味にお金を使うというのは分かる。
お金を落とせばアイドルの存続にも繋がる訳だしそれは必要。
ただドルオタにとっては普通の事なのかも知れないが、
自分の推しを上位にする為、また長い時間話をする為に同じCDを毎回何十枚と買うシステムがあまりにも無駄な事過ぎると感じてしまう。
アイドルを追いかける為にフリーターをやり、自分の服を買えない位ほとんどのお金を推しの為に使う。
これはもう依存症というか病気に近い状態なんだろうなー。

そして基君のようなガチ恋勢はストーカーに発展しそうで危険。
握手しながら笑顔で語りかけられちゃえば勘違いしてしまう気持ちも分かるけど一線を越えると事件になっちゃうよなぁ。

まぁそんな事を考えながら観ていてドルオタの気持ちに理解を示す事は正直あまり出来なかったが、登場人物は皆良い人だしChamのメンバーも可愛いし、波乱万丈無く安心して観られる作品という点で良かった。

投稿 : 2021/11/29
閲覧 : 215
サンキュー:

7

47 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3回くらい見返すくらい好きな作品

一気に見ても飽きない面白さがあった。

投稿 : 2021/11/27
閲覧 : 172
サンキュー:

2

ネタバレ

C.C さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

推しとは

アイドルを必死に応援する人達の活力は凄まじいのだなと思った。

投稿 : 2021/10/01
閲覧 : 145
サンキュー:

3

特にありません。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白い。

偶然出会わなかったら、視聴しなかった類の作品です。
視聴出来て良かった。
アイドルもそのファンも登場人物達が皆さん、良い人。お互いがお互いを支え合う、理想的な関係。
心が純粋になる、そんなアニメ。

投稿 : 2021/09/26
閲覧 : 241
サンキュー:

7

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

桃推しアニメ

冒頭に目を見張ってしまいました。
それは、私が岡山に赴任して泊ったホテルの近所だったから。
うららかな春の夜の旭川さくら祭り。
淡い風景とあいまって、幻のような懐かしさでした。

とにかく、岡山推しのアニメ。
たびたび見知った場所が登場します。
岡山城、岡電、駅前の噴水や桃太郎像、JR桃太郎線。
それに、買い物と行ったら・・・イオンオンリーです。

個人的にツボなのが用水路。
落ちる落ちると思っていましたが、ホントに落ちるとは。
始めて落ちる奴をアニメでみました。それも2回も。
岡山あるあるかもしれません。

主人公はえりぴよ。
黙っていれば、名前の通り可愛いのに。
地下アイドルグループChamJamのマイナのことになると見境ありません。
全財産投げうつなんて、もう一途を通り越しています。

このアニメ、登場人物が皆純粋で気持ちいい。
オタク仲間やChamJamのメンバー。
色んな個性が化学反応を起こして楽しいです。
なかでもえりぴよの言動が常軌を逸していて、涙を流して笑いました。

ChamJamのメンバーは、レオ、マキ、ユメ、ソラネ、アヤ、マイナ、ユウカの7人。
アヤとユウカは影が薄いし、マキとユメは百合感がちょっと、マイナはマイナーだし。
一番人気のレオにもっともスポットがあたっていました。
ChamJamのリーダーで、目標も持って頑張る姿に共感しました。

私の推しはソラネです。
妖艶な可愛さに、ちょっとだけお茶目。
大人な考えに、さりげない気遣い。
あの目力は魅力的です。

笑いあり涙ありのアットホームコメディーアイドルアニメ。
この作品、えりぴよの個性で構成されています。
{netabare}ホントに武道館に行ったら・・・{/netabare}
続編は無い方がいいかもしれません。

投稿 : 2021/09/25
閲覧 : 327
サンキュー:

25

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

このアニメの続きがみれたら死ぬ

地下アイドルをこよなく愛すヲタク達のお話

本人目線のアイドルアニメはそれなりにあるけど、ヲタク目線のアイドルアニメはかなり珍しいですね

少し前にTwitterで誰か忘れたけど芸能人がこの作品がとても良かったとツイートしていたのを思い出したので観てみましたが、めっちゃ良い作品でした

ストーリーはもちろん、主人公の性格や声がとても自分の好みに合ってました、他のヲタクキャラもめっちゃ良い奴ばかりで現実のアイドルヲタクも是非こうなって欲しいなと思いましたね()

是非2期をやって欲しい作品

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 202
サンキュー:

7

瑞樹 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こんな題材を描こうと思い立った作者が天才

世の中にはいろんなアニメがありますが、このアニメは唯一無二です。似たようなものは他にないはず。

地下アイドルのグループの一番不人気な舞菜という超マイナーアイドルに入れ込む女性が主人公。
彼女はアイドル舞菜に出会って以来、人生のなにもかもを舞菜に捧げるようになります。

闇の深い設定にもかかわらず、ギャグアニメとして笑える。変なギャグアニメが観たい人はおそらくハマりますよ。

ちょっと漫画を見たのですが、アニメのほうがキャラデザインがしっかりしています。

すごく面白かったのですが、惜しい気もします。
もっといろんな方向に話を膨らませられると思うのです。

二期がやるなら必ず観たい。

投稿 : 2021/09/10
閲覧 : 168
サンキュー:

6

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

鮭桃色の片想い♡

原作未読。最終話まで視聴。

岡山県で活動している地下アイドルグループ「ChamJam」のメンバー・舞菜に一目惚れし、生活のすべてを舞菜に捧げる『えりぴよ』と、不器用で自分の思いを上手くえりぴよに伝えられない『舞菜』。

えりぴよの押しの強さ故か、舞菜の言葉足らずのせいか、なかなか”愉快に”噛み合いませんでしたね。

収入の多くを”押し”に貢ぐアイドルヲタの皆さんを見て、『夢中になれるものがあるって、とても幸せなことなんだなぁ』って、改めて思いました。

多くの笑いの中に、感動が散りばめられた素敵な作品でした。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 356
サンキュー:

45

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アイドルの鑑、ドルオタの鑑。

アイドルアニメかと思ったら、
ドルオタがメインなんすね。

しかもドルオタが女性という点がかなり斬新。
オタクなのにキモくなりすぎず(キモいけどw)、
アイドルなのに可愛くなりすぎず、
等身大なキャラデザと現実的なストーリー。
思っていた以上にリアリティのある面白い作品でした。

{netabare}
作品としてとても好感が持てるのが、
えりぴよと舞菜の絶妙な距離感。

2人とも必要以上には接近せず、
電車内でたまたま遭遇した時も、
公園でたまたま出くわした時も、
メイドカフェで客と店員としてたまたま出会った時も、
友達ではないので必要以上に踏み込むことはしない。
アイドルとファンという距離感を、
お互いちゃんとわきまえている。

えりぴよと舞菜がコミュニケーションを取れるのは、
毎回、握手券1枚あたりの5秒間のみ。
その短さのせいで、
お互いに伝えたい事を伝えられず、
毎回、すれ違いや勘違いが起きる。
切なくもありますが、
えりぴよの尋常じゃないテンションは、
毎度笑いましたw

そしてEDの桃色片想いも粋な選曲でGOOD。

↓ここから余談。

私事ですが、
アニメにハマる前、
ドルオタとまではいかないが、
アイドルに傾倒していた時期がありました。
特に、2007年にブレイクした3人組の某テクノポップユニットには、
結構力を入れてました。

この子たちがまだ無名だった下積み時代、
亀戸にあった今は無き某ショッピングモールで何度もイベントを行っていて、
近隣に住んでいた私は、
何度か彼女らのイベントを見かけたことがあったのだ。

その時は全く気にも留めなかったのだが、
数年後、全国区で名前が知られるようになり、
「あれ、この子たちもしかして。。。」と、
気づいた時には既に遠い存在でした。

即大ファンになり、
過去の音源を聴き漁り、
ライブDVDも観まくり、
初めて行ったライブは2008年、
まさに初めての日本武道館公演でした。

武道館の2階席で彼女らのライブを眺めながら、
当時の私に先見の目があれば、
まだ無名だった頃に、
握手したり写真撮ったりできたかもしれないのに。。。
と、そんな事を思っていた過去の記憶があります。

はい、余談終わり。

私の経験談はどうでも良いのだが、
「推しが武道館いってくれたら死ぬ」というタイトルは、
まあ意味深な気がします。

死ぬほど嬉しいというのはもちろんあるでしょうけど、
武道館に行くという事は、それだけ有名になるという事。
もし舞菜がそれくらい有名になってしまうと、
えりぴよは舞菜に簡単には会えなくなってしまうので、
会えない辛さで死んでしまうんじゃないだろうか、
ってことを危惧してしまいます。。。w

原作でもまだ武道館には行ってないようなので、
どうなるのか気になるところ。。。
最終回の「おわり...?」も非常に気になるところ。。。w
{/netabare}

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 183

素塔 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夢みる権利

評判の「推し武道」をやっと視聴できました。良作ですね。

岡山のローカル地下アイドルグループ『ChamJam』。
そのメンバー、舞菜との運命的な出会いから
突如オタク道に開眼し、一路邁進するドルオタ女子、えりぴよ。

作中、芳しい百合の香りもほのかに漂いますが、
この二人の関係はちょっと違っていて独特です。
通常のアイドルとファンとの関係ともどこか違う、不思議なものです。


ドルオタって、「夢を買う」人たちなんでしょうか?
作中で描かれるオタク種の生態については、こんな理解に導かれました。

推しに捧げる愛は、見返りを求めない無私の愛。
あるいは永遠に変わることのない、絶対の愛。
そんなものは恋人同士の間にも夫婦の間にも、
世間一般のどこにも存在しない、現実の彼岸に属するイデア的な愛です。

そんな愛に献身するためのいわば権利を、金を払って手に入れる。
常識的に見れば現実に背を向けた非生産的な倒錯でしょう。
でも、逆から見れば、現実には存在しない特別な価値を
自らの幸福感の根本として確保することは、合理的な行動だとも言えます。

気づかないだけで我々も、自分の思い描く幸福のために
同じようなことを違うやり方でやっているのだと思います。
「夢」に全てを捧げる極端な、痛々しい彼らの所業に「人間」の不完全さを見て、
愛おしく思えるなら、あなたは哲学的な人です。


さて、「夢を売る」側のアイドルたちと共に、
彼らはさらに大きな「夢」を育てていきます。それが「武道館」。
同じ大きな目標の中に、互いの幸福が一体になる、
ファンとアイドルの理想的な関係がこの場所に象徴されています。

一方、えりぴよと舞菜ですが、
ストーリーの軸となる二人の心のすれ違いには、
舞菜が内気なためという以上に、二人の関係の未成熟さが感じられます。
それは、舞菜一人だけが「夢」の外にいるように感じられるからで、
夢を共有することで心を通わせられるはずの相手(ファン)が見えず、
結果、リアルなえりぴよを意識してその距離に悩んでしまう。
つまり舞菜はまだアイドルになり切れていないんですね。
だから、二人が夢を共有できたとき、本当の関係がはじまるわけです。

いつかきっと、舞菜が(を)センターになる(する)。
いつかきっと、舞菜が(を)武道館のステージに立つ(立たせる)。
えりぴよが絶対にそこに導くと誓ったシンデレラストーリーを
舞菜もまた自分の夢として受け容れられたときに、
アイドルとファンとしての二人の幸福な関係がスタートします。

豪快で男らしいえりぴよ。可憐でしおらしい舞菜。
ちょっと童話の王子様とお姫様を連想させる組み合わせですね。
「武道館に行く!」、この強力な魔法の呪文で
舞菜の中に眠っていたアイドルを覚醒させたえりぴよは
シンデレラの魔法使いと白雪姫の王子の一人二役をこなしたようです。

例えば、物語の核心がメルヘンだとすると、
その周りに展開される「夢」のストーリーと共鳴し合うことで、
リアルの生々しさが昇華されて、現代的なファンタジーに生まれ変わります。
絵本を見るようにカラフルで優しい映像も
彼らの見ている夢の美しさをフォローしているようで、
かなり丁寧に設計されている印象を受けました。

本質的にスポ根であるアイドルアニメの感動とは異質な、
優しいメルヘン調の味わいのある、後味の爽やかな作品でした。


人間とは夢を見る動物です。カントも言うように、
そもそも人間はこの世界をありのままには認識できません。
誰の現実であっても、夢の混入していない現実というものはないはずで、
要はどこまで浸食を許しているかの、程度とバランスの問題になります。

この世界には実にさまざまな夢のかたちがあって、
本作では確かにちょっと美化され過ぎている感もありますが、
はじめは現実逃避であったとしても、夢を見続けるには勇気がいります。
そしていつか、その人の世界を変えることだってありえる。
一概に夢を否定することは、人間という存在の複雑さに目をつぶる態度でしょう。


レビューのタイトルはフランスの科学哲学者にして詩論家、
ガストン・バシュラールの著書の表題をパクりました。
このアニメ、見かけによらず中々に哲学的なので、まあいいかな、と(笑)。

投稿 : 2021/06/16
閲覧 : 1293
サンキュー:

19

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

えりぴよ

2021.6.6 視聴完了。

アイドルオタクの話です。

主人公が男性ではなく女性なのは好感がもてます。
でも、バイト代すべてつぎ込んだりとかは
あまり共感できませんが。

このアニメ見ていると全国に知られる前のAKB思い出します。

中村悠一さんの毎回違う「ありがとうございました~」が
面白かったですね。

投稿 : 2021/06/06
閲覧 : 275
サンキュー:

14

あいおーまる さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「推し」がいない人こそ見てほしい作品

アイドルや、アニメでも特定のキャラを推したことがない人にこそ見てほしい!

「推し」がいる女性の生活がアニメ化された作品ですが、推されている「アイドル」が輝くのはもちろん、推している本人も輝いているように思えました。

投稿 : 2021/05/30
閲覧 : 198
サンキュー:

5

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オタク側とアイドル側の違い

アイドルは、笑顔でファンのことを
出迎えてくれるが裏では来てくれるかな?とか
不安になったりファンが来たら絶対伝えようと
思っている事がなかなか伝えられなかったりと
実は、ファンに手間をとらせないように
欲しいものをわかりやすくしたり
固定ファンが1日、仕事でイベントに来れなかったら
心配したりステージで歌いながらも固定ファンを
目で追って探してたり
舞菜の苦労やファンに向けての眼差し
固定ファンへの気遣いなどがとてもいいし
リーダーの五十嵐や他のキャラも
全力で頑張るなかでファンに対しての思いやりがあったり。

ファン側も、アイドルのためにバイトを掛け持ちして
お金貯めたり推しドルの笑顔、推しドルに貢ぐために
先回りしてイベントにいたりスケ把握したりなど
全力と必死と友情が垣間見れる
そして何より感動作品である

投稿 : 2021/05/28
閲覧 : 186
サンキュー:

4

buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結局、何故に其処まで

ドルオタの心が少し分かった気がする気がする…?

たまたまみた地方アイドルグループのライブ、というかパフォーマンスで
そのアイドルの一人に惚れこんでしまった主人公。
普通の働く女性である。
これが女性だから何かキレイに見える、
がこれが男ならどうだろう、笑って済ませてくれただろうか、
私ならどうなっただろうか。

特に悪いことをしているわけでもなく、
特に大きな成長をするわけでもなく、
アイドルたちがほんのり売れるようになって終わる。

これを楽しむならなんだろう、
ドルオタを滑稽だと笑うことか、
アイドルはなんて素敵なんだろうと涙を流すべきか、
失われたお金で何ができるか考え直すべきか。

何か作品の趣旨と違うところで切なくなりました。

投稿 : 2021/05/25
閲覧 : 150
サンキュー:

6

ネタバレ

リタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とにかく可愛い

実際はキモいだの怖いだのドロドロなどと...色々あるんだろうけど
このアニメのアイドルとファンの関係はとても素敵だったし面白かった。

メンバー全員が可愛いし擦れ過ぎてないしギスギスしてなくて
金金金、蹴落とし、裏切り、妬み、等の要素が極限まで抑えてあるのですんなりと楽しめる。
自分の推しには頑張って貢献したいだろうし、ファンには自分を一番好きでいてほしいし応援もしていてほしいと思うのは普通だろうね。

本当はこんな綺麗な世界ではないかも知れないけど、あそこまでお互いを大事に思い頑張っているなら、ちょっと羨ましく感じる。

えりぴよが凄く好きなキャラで、同性のヲタってどんな感じがずっとピンと来なかったんだけど、自分で産んでたら全て見ることが出来たのに~ 的な事を発言してて、ああそういう身内というか他とは比べられない尊さなのかなーとちょっと納得したし良い表現でとても良かった。

投稿 : 2021/05/24
閲覧 : 147
サンキュー:

6

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推しが武道館いってくれたら死ぬのストーリー・あらすじ

岡山県在住のえりぴよは、マイナー地下アイドル『ChamJam』のメンバー・舞菜に人生を捧げている熱狂的なオタク。えりぴよが身を包むのは高校時代の赤ジャージ。えりぴよが振り回すのはサーモンピンクのキンブレ。えりぴよが推すのは舞菜ただ一人。収入の全てを推しに貢ぎ、24時間推しのことを想い、声の限りを尽くして推しの名前を叫ぶその姿はオタク仲間の間で伝説と呼ばれ、誰もが一目置く存在となっていた。『いつか舞菜が武道館のステージに立ってくれたなら...死んでもいい!』そう断言する伝説の女・えりぴよのドルオタ活動は、アイドルもオタクも巻き込んで今日も続く...!(TVアニメ動画『推しが武道館いってくれたら死ぬ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年冬アニメ
制作会社
エイトビット
公式サイト
oshibudo.com/
主題歌
《OP》ChamJam『Clover wish』《ED》えりぴよ(CV.ファイルーズあい)『♡桃色片想い♡』

声優・キャラクター

ファイルーズあい、立花日菜、本渡楓、長谷川育美、榎吉麻弥、石原夏織、和多田美咲、伊藤麻菜美、前野智昭、山谷祥生、市ノ瀬加那

スタッフ

原作:平尾アウリ(徳間書店 リュウコミックス)
監督:山本裕介、シリーズ構成:赤尾でこ、キャラクターデザイン:下谷智之/米澤優、サブキャラクターデザイン:西畑あゆみ、CGディレクター:生原雄次、色彩設計:藤木由香里、美術監督:益田健太、美術設定:藤瀬智康、撮影監督:浅村徹、編:内田恵、音響監督:明田川仁、音響効果:上野励、音楽:日向萌

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