ギャルと恐竜（TVアニメ動画）の最新話/最終回ネタバレ速報【あにこれβ】

STONE さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

シュールではあるが、優しさ溢れる世界

　原作は未読。
　タイトル通り、ギャルと恐竜という組み合わせがかなり意外性を感じさせるもの。

　制作会社や主要スタッフが同じであることもあって、基本的雰囲気は「ポプテピピック」を
彷彿とさせる。
　ただ「ポプテピピック」がかなり毒のあるギャグだったのに対して、本作のアニメ本編は
思いのほか緩く、かつハートフルなストーリー。
　この緩いという部分は恐竜の存在が、ハートフルという部分は主役の楓の優しさが大きいように
思える。
　楓に関しては口調はぶっきらぼうな感があるが、随所に温かみが感じられる島袋美由利氏の
演技がキャラの魅力に大きく貢献しているような。

　他のキャラもなかなか魅力的だが、いずれも恐竜を普通に受け入れてくれる優しい世界。
　恐竜という異物がありふれた世界でもないのに拒絶も警戒もなく、逆に珍重や過剰な愛護も
なく、ごく普通に接していく世界観は藤子不二雄作品を思い起こさせる。

　むしろシュールだったのは実写パートで、多くはアニメパートと似たような
シチュエーションでありながら、色々な部分が異なるという不思議なもの。
　もっとも序盤は楓に相当する部分をおじさんである見栄晴が担当するというインパクトある
出だし。
　実写パートに関しては序盤こそそれなりのドラマ性があったものの、中盤は室内で楓と恐竜が
戯れたり、芸人が芸を披露したりと、あまり中身のない描写に終始しており、この辺は「新型
コロナの感染拡大によりロケができなくなったのでは？」と思わせるような内容。
　実際、テレビ放映時は制作進行に支障が出て、次クールに放送延期という事態も起きたし。
　実写パートの内容も新型コロナの影響による内容変更があったのなら、本来はどういった
内容を予定していたのかは気になるところ。

2020/01/06
2022/12/08　加筆・修正

投稿 : 2022/12/08

閲覧 : 231

サンキュー：

3

梨花はわたくしのもの さんの感想・評価

2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

劣化ポプテピ

蒼井翔太が出る以外はあんまり観る価値は無いアニメです。アニメパートについて、主役となるギャルと恐竜の設定がふわふわし過ぎな上、話も薄い。ぶっ飛んだ設定ではある実写パートの方がまだマシなレベル。
ここまでの薄味で三十分枠は正気じゃないですね。

投稿 : 2022/04/13

閲覧 : 192

サンキュー：

3

cubemania さんの感想・評価

2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態：観終わった

設定をまったく生かせていない

ギャルと恐竜と一見個性が強く面白くなりそうな要素を用いているが、全く設定が生かせていない。ギャルも個性は中途半端だし、恐竜にいたってはほとんど個性がない。恐竜が何かの動物でも何も変わらないのではないか。恐竜というものにある程度の共通認識がないこともあって、設定しにくいのかもしれないが、あまりに個性が薄い。

アニメ、クレイアニメ、実写の変則的な構成だが、複数で共通するプロットがあったり、何を意図しているのかよくわからない。アニメは終盤になって少し面白くなるくらいで、総じて身辺雑記レベルのもので、ギャグとは程遠い。

クレイアニメは深夜アニメだから仕方ないのかもしれないが、コマ落ちレベルでこれだけひどいのはそうそうないのでは。まともなのがEDのみというのではなんのために採用なのかよくわからない。

実写はひたすら穴埋めのようで芸人のコントの回は素人芸に近く本当につまらない。遊園地などもただひたすら恐竜人形が外で遊ぶだけというか。

人間以外とのギャグというと、少年アシベやうる星やつらが頭に浮かぶが、これらと比較すると、これらの作品がいかに設定として優れていたのかを感じる。例えば、両方とも家族や学校があり、個性的なキャラクターを用意できるため、日常的な話でもいろいろ膨らませられるが、本作品ではそういったものがないため、登場人物は数人に限られ、それほど個性もないから、話があまり発展しない。まあ、件の作品では登場人物が数人でも12話程度は十分に面白くできると思うが、設定、作話においてあまり能力が高くないのだろう。

アニメのみなら気楽にみるならいいだろうが、それ以外はほとんど見る必要性は感じない。何がでてくるかわからないところがあるから、それほどストレスは感じないものの、見終わった後は見る意味があったのかと思ってしまう。アニマックスでは特別版をやっていたし、いろいろ無駄に予算があったのかな。

投稿 : 2021/07/29

閲覧 : 198

サンキュー：

1

GAMMA さんの感想・評価

2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

クレイアニメあり実写あり何でもあり

ギャグ枠を期待して視聴．

本編のアニメは期待通り．

まず1話ごとの構成が
・アニメ
・実写
・アニメと実写の間のショート作品群（クレイアニメなど
と奇抜な構成をしている．

実写パートはB級～C級のコントを見ている気分で
深夜に酒をあおりながら見る分には面白そう．
くだらなさ，ばかばかしさを楽しむものだと割り切れるし
いかにも深夜枠らしい雰囲気が出ている．

ショート作品はNHK Eテレを見ている感覚に近い．
幼児向けの番組，例えば『おかあさんといっしょ』を
脳死して見ていられる人ならオススメ．
個人的に嫌いではないが，普通の感性をしている人間が
時間を割いて見る価値はない．

ただでさえ尺の短いギャグマンガを
1話で30分まで引き延ばした涙ぐましい努力が垣間見れる．
アニメで飯食ってる人間に正座で視聴させて感想を聞きたい．
我々一般人には汲み取れない素晴らしさを見出してくれるに違いない．

投稿 : 2021/02/10

閲覧 : 261

サンキュー：

4

スイキ さんの感想・評価

1.9
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態：観終わった

実写パートいらない！

ギャルと恐竜がルームシェアする内容
前半は本編アニメパートとオリジナルショートアニメパート、後半は実写パートで構成

オリジナルショートアニメパート
NHK教育でやってそうなアニメといった印象でとても時間が長く感じる

実写パート
ギャルと恐竜を題材にしたパロディ、かなり謎でシュールなものになってる
蒼井翔太の出演はポプテピピックを連想させられた案の定クレジットには神風動画

８話まで視聴
９話以降本編アニメパートのみ視聴

実写パートは蛇足！

投稿 : 2020/12/29

閲覧 : 204

サンキュー：

2

京介さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

何が面白いのかわからないまま最後まで見た

前半がアニメ、後半が実写。
散々実写パートはいらないと言われていましたがまぁ、なくてもいいかなって感じではありますね…。
ザコシショウが洗脳してきたり突然踊りだしたり、理解の追いつかないものが多かったですｗ

日常生活に恐竜という異物が当たり前に溶け込んでいて、最初は現代に馴染んでなかったのに最後の方になると一人でス○バでお茶してるぐらいまで順応してて恐竜の成長を感じました（？）

人におすすめ！ってできる感じのアニメではないですが私はBGM代わりに流して見てました。

そのぐらいの視聴で丁度いいです。

投稿 : 2020/12/27

閲覧 : 123

サンキュー：

2

アベベ晴明 さんの感想・評価

2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態：今観てる

わかったぞ…これは恐竜の着ぐるみ被った

やきう兄さんだな！！！

個人的にはそこまで嫌気はないのだけど、「なんでこんなん、みんなして100日も見てるの？」なステマワニとかの件もあるからなぁ。
でもまあ、今回のコロナなくても約束されてた失敗だった気もする。

電通臭のするコンテンツは、僕も嫌いですよー。

投稿 : 2020/08/07

閲覧 : 240

サンキュー：

3

はくさんの感想・評価

2.1
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態：今観てる

30分は長い

半分アニメで半分実写です、やっている内容もほぼ同じ（だったけど途中から全然違う内容になった）。
ちょっと違うけどポプテピピックみたいな感じです。（実写の蒼井翔太も出てくるし多分意識して作ってる感じ）
30分は長いと感じました。

投稿 : 2020/05/07

閲覧 : 309

サンキュー：

4

ぐver0 さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

自分はあまり好きではない

原作は未読。
インパクトが強く印象に残るが面白くは感じなかったので２話で断念。

ポプテピピックっぽいと思ったらＯＰ作ってるの同じところだった。
期待と不安があったが良くも悪くも想像通り。
観た感想はなんだこれ（困惑）。

ちょっとシュールな日常系。
恐竜が俺の知ってるやつと違う不思議な生き物。
器用にカップラーメン食べたり俗っぽい。
人間と同じボディランゲージでコミュニケーションとれるのも謎だが考えたら負け。
…セサミストリート？ではないか。しゃべらないし。

普通の２Ｄアニメかと思ったら地味に３ＤＣＧ入ってた。
Ｂパートは見栄晴という俳優が出る実写で前半とほぼ同じ話…かと思ったら
違う話に派生してる？
恐竜が手を振るＳＥがちょこちょこライトセーバーで笑う。
蒼井翔太も出てくるしやっぱりポプテピピックじゃないか！（違う）
エンディングクレジットの「蒼井翔太協力　大川ぶくぶ」という字面もシュールだった。

投稿 : 2020/04/19

閲覧 : 198

サンキュー：

4

をれ、 さんの感想・評価

2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：途中で断念した

[酷評]一話め視たけど、アニメかどうかは分からないです。そして次視る意欲がまるで湧かないｗです。

公式サイトを見たりする事も無くいきなりの視聴で、視聴前情報は全く集めていません。視聴時の記憶を頼りにこの文章を書いていますので、記憶違いや勘違いが発生する可能性も低くはないです。評価は暫定です。

前半の方は、タイトル通りのアニメでしたが、後半は全く同じお話を実写のキャストでリピートしていました。一話めにして制作上の都合というのはタブン無いでしょうから、意図的だと思います。しかしながら、キャストがアニメのギャル⇒実写おじさん俳優に変わりましたが、台詞タブンほぼ一緒でリピートした意図は私には全く理解できないです。何を見せられているのだろうか、そんな気分になります。
　そして、この恐竜は、一話め終了時点では、そもそも存在自体が不自然な上に、性質や性格の説明らしい説明がありません。何故ペットのネコをそんなに怖がるのか、カップ麺が好きなのはどういう経緯か、投げっぱなしです。この恐竜という存在は、プラナリアみたいな目が付いていて、時々可動し、お腹が空く大型の縫いぐるみのような存在に感じました。
　本作が日常系かどうか分かりませんが、もしそうなら日常の出来事をダラダラ描くだけでは無意味で、心の通い合いや、行動の意味などが、日常的で、地味な台詞や普段の行動の中に埋め込まれているべきだと思います。
　気を取り直して、後半の実写部分から、本作をアニメではない別の何かだと思って楽しもうと思っても、笑う訳でも、感動する訳でもましてや、癒される訳でもなさげなリピートなので、感想を尋ねられたら、特に無いと答えるしかありません。

視聴意欲はもちろん湧かなかったので、次回視るかどうか分かりませんが、次回以降に視聴を断念したとしたら、今季の私的理由の、とあるコロナ・ウィルス蔓延で業務が多忙になったこととは、全く関係ありません。

追記(2020/04/12)
２話めも視てみましたが、印象変わらずでしたので視聴断念します。２話めの方が元カレが出てきて多少深い話になりましたが、視聴意欲は低調のままでした。アニメよりずっと長い実写部分もワタシ的に興味をそそられませんでした。視る価値の点で、視聴断念したのは、飽くまでワタシ個人的見解です。

投稿 : 2020/04/12

閲覧 : 222

サンキュー：

8

にゃん＾＾ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

ふつうのアニメは半分くらいで、あとは人形アニメとか実写をやってるから、アニメ番組ってゆうか、バラエティ番組＾＾

公式のINTRODUCTION
{netabare}
ギャルと恐竜が時代を越えたルームシェア。恐竜とかよくわかんないけど、なんとかなるっしょ。とりまアゲてこーー～～！
{/netabare}

スタッフ{netabare}
アニメーションSTAFF
原作：森もり子・トミムラコタ（講談社「ヤングマガジン」連載）
シリーズ構成・シリーズ監督：青木純（スペースネコカンパニー）
音響監督：鐘江徹
音響効果：小山恭正
音響制作：グロービジョン
音楽：吟（BUSTED ROSE）
音楽制作：キングレコード
プロデューサー：小荒井梨湖、米澤明
チーフプロデューサー：須藤孝太郎、古川慎
アニメーション制作：スペースネコカンパニー・神風動画
{/netabare}
キャスト{netabare}
恐竜
楓：島袋美由利
山田：夏吉ゆうこ
先パイ：工藤夕希
翔太：山下誠一郎
{/netabare}

1話ずつの感想

第1話
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
#1-1　はじめまして！
酔った勢いで恐竜を拾ってきちゃった！でもギャルは悩まないんで、よろ！

#1-2　猫がいたよ
ルームシェア２日目ってことで外行くか～～！！とか思ったら、大家さんに会ったわけ

　始まり
最も危険な罠、それはお雑煮。
仕掛けられた家の闇に眠る殺し屋。
しかし、蒼く翔ける亡霊が目を覚ます。
{/netabare}
感想
{netabare}
アニメは4コマ漫画1、２本分を2回に分けてやってるみたいな感じで
その間に、人形アニメとか実写をやってるから
アニメ番組ってゆうか、バラエティ番組＾＾

アニメはギャルの楓が恐竜をひろってきていっしょに暮らすことになる
ってゆう、あんまり内容のないほのぼのコメディで、恐竜は話さないんだけど
ギャルと恐竜ってゆうギャップがおかしいのと
とくに人形アニメの恐竜がかわいい＾＾

実写は「#1-1　はじめまして！」のとちゅうまでを
楓の代わりに見栄晴さんがやる実写で
とちゅうからアニメとおはなしが変わるんだけど
着ぐるみの恐竜と見栄晴さんの実写ドラマだから、感想はなし＾＾
{/netabare}
{/netabare}
第2話
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
#2-1友だちがやってきたよ
恐竜めっちゃドラマ好きじゃん、ウケる。

#2-2元カレと会ったよ
元カレ・翔太が楓の留守中にやってきた。勝手なことすんなし、恐竜～～！！

救済
２冊のスケジュール帳、それは偶然か、神の悪戯か。
時の回廊を巡る戦いに終わりはあるのか。
その時ギャルは言った。「気持ち悪い」と。
{/netabare}
感想
{netabare}
アニメ1話目は、楓の友だちが来たんだけど
恐竜は刑事ドラマ「相方(相棒?)」を見つづけてて
はじめ恐竜に関心があった友だちも、ふつうに楓と話して帰ったの

帰るとき友だちが
恐竜が「楓の相方？」って聞いてきて、楓がイシキした。。
ってゆうおはなしだったけど、恐竜って楓の家族みたいな感じなのかな？

2話目は楓の留守に元カレがやってきて
恐竜はへやに貼ってある、仲がよさげなツーショット写真を見て
へやに入れたの＾＾

帰ってきた楓は、いっしょにトランプしてる2人を見て
恐竜に「なんで入れたの？」って言ったけど
けっきょく3人で大富豪しはじめて終わり。。

楓は元カレのこと、まだ好きなのかな＾＾

あとは人形アニメで、おはなしはないけどかわいい＾＾

実写が蒼井翔太さんが出てきて、SFっぽいおはなしになってきて
こっちの方が本編みたいでおもしろそうｗ

でもアニメじゃないから、もういいかな＾＾ってｗ
{/netabare}
{/netabare}

.

投稿 : 2020/04/12

閲覧 : 310

サンキュー：

26

yu さんの感想・評価

1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態：観終わった

ポプテピピック推しすぎ

{netabare}
原作を見たことがあって、かわいい恐竜を見れる癒し系シュールアニメだと楽しみにしていたのですが、キャラを借りただけのポプテピピックでした。がっかりしました。

ポプテピピックのアニメは原作のシュールさとマッチしていておもしろいと感じましたが、本作をこの方向に持っていくことに違和感を感じました。

まだ、前半まではちょっと？？？ってくらいだったのですが、もはやギャルすらも出てこないおじさんの実写、特にポプテピピックの最終回で出てきた某声優さんが本作のラストに出てくるのが最悪でした。（声優さんを批判しているわけではありません。）

オマージュのつもりなのかもしれませんが、意味の分からない原作レイプだなと感じました。残念です。
{/netabare}

投稿 : 2020/04/07

閲覧 : 169

サンキュー：

3

TaXSe33187 さんの感想・評価

1.9
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.0 状態：途中で断念した

内容がないまま30分枠を掻っ攫った結果…

ギャルが恐竜をお持ち帰りして云々って舞台設定こそ突飛ながら、実際の内容としてはあるあるネタに似せた日常風シュールギャグといった感じ

内容のシュールさもあって、5分アニメでもなお退屈するような展開
これで30分やるんだから本当に退屈な時間としか言えない
ただ、このアニメの問題は内容の退屈さそのものではなくて、「30分枠をどう使うか？」という部分にある
(おそらく原作通りだろう)ギャルと恐竜の交流を描く部分は全体の半分もなく、大半は欄外1コマレベルの小ネタとアニオリ風のなにかで時間を浪費していく

というか本編の内容にしろ、「ギャルって可愛くて優しくて最高だよね☆」みたいな薄くて気持ち悪い吐き気のする幻想だけで作られてる
ギャルかわいーで展開するにしてもギャルである必要性を用意しろとしか言えない
これって別に誰でもいいじゃん？優等生キャラだろうがその辺のOLだろうが誰だって成立するネタなら表題に「ギャル」と付ける意味がない
ギャルのキャラ付けに尖った要素がなく、ただ優等生に優しいだけの性格でちょっと可愛く気取ってるだけってのは原作時点で問題がある

ギャルの登場パートですらテンポが緩くて退屈だったのに、恐竜がカップ麺を待つだのバス待ちするだのが面白いと感じられると思ってるの？
あからさまにネタが不足してるのを無理に場繋ぎしたような演出を続けて、
それで「おめーら低予算アニメ好きだろ？ｗｗｗｗｗ」ってやってるようなもの
シュール系にしろ低予算にしろこっちは内容を吟味した構成に笑っているのであって、手抜きを見せられて笑うような感性は持ち合わせてない

そういう諸々を我慢してのBパートはまさかの実写
Aパートの展開をギャルの代わりに見栄晴が演じるという部分は面白かった
ただ、その面白さはいわゆる「出オチ」であってずっと続くものではない
では見栄晴が登場してからなにか変わるのかと言うと、以降の展開はマジにギャルと見栄晴を入れ替えただけで何一つ変化がない

というか根本的な問題なんだけど、本筋の「ギャルである必要性がない」ってのが見栄晴にも悪影響を及ぼしている
見栄晴が演じるギャップはあくまでも部屋の女の子らしさだけで、あとの内容は世話焼きなオジサンがただ恐竜の世話を焼いてるのと大差ない
「オジサンがペットと遊んでるんだなー」程度の展開にしかならないシナリオではせっかくの実写ネタも見栄晴も何一つ意味がない

部屋を独身男性のものに、恐竜を犬にでも置き換えて頭の中に思い浮かべて普通に成立してしまう内容になっている
「この辺はギャルならではだよね！」からの「いやいやギャルをオッサンがやると無理あるやろｗｗｗ」がギャップネタじゃないの？
「ギャルじゃなくても良くね？」からの「やっぱギャルである意味なかったね…」で何をどうやって笑えばいいの？

仮にこれが5分アニメで無理なギャグ要素を用意しなければ、ほのぼのアニメとして一定のクオリティにはなったと思う
その場合でも「ギャルじゃなくても良くね？」は残るけど、少なくとも空気感は癒やし枠として統一できた
Bパートの存在のせいで全体の雰囲気がシュールギャグに変貌して、その結果Aパートのギャルすらつならないだけの要素になっている

これで面白いと思ったの？面白くないお話をキャスト入れ替えただけでしょ？
つまらないAパートを耐えたら見栄晴登場の10秒だけクスっと来て、でもそれから先は退屈なAパートの焼き直し

繰り返しになるけどこれで面白いと思ったの？脚本担当と監督はちゃんとこれを見直したの？
というか30分アニメとして成立できない内容でどうして枠を奪ってきたの？
せめて枠に見合った原作を用意してやるべきだろうに
こんな内容で誰か得したの？

表題どおりにギャルと恐竜のほのぼのシナリオをやるだけならまだしも、中途半端に妙な内容を捩じ込んで退屈を悪化させるなんて論外でしょ
実写を入れるとか小ネタで繋ぐとかはやってもいいけど、それでテンポを崩すのは論外
まして本来このシナリオが持っていたであろう空気感を壊してまでやることではない

仮に本筋の内容だけで5分アニメを構成していたなら、個人的な好みにあわないだけと納得もできた
でもこれは30分アニメで、なおかつどういう内容にしたいのかも不明なまま無理な尺稼ぎの様子だけが伝わるんだからどうにもならない

無理なら無理でアニメ化を諦めるなりなんなりしといてくれ、というのがこのアニメに対する総評かな

投稿 : 2020/04/05

閲覧 : 206

サンキュー：

6

タック二階堂 さんの感想・評価

2.5
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態：途中で断念した

えっと、何テピピックですかこれは？

詳細は略。

恐竜を拾ってきたギャルが、アパートで一緒に暮らす
ことになるというギャグ？アニメのようです。

いわゆるアニメと、クレイアニメを混ぜ混ぜした感じ
の作りで、クレイアニメパートは無声でシュールな
イメージ。

しかも、Bパートは実写ドラマ。ギャルの代わりに、
見栄晴がギャルと暮らしていますよ。
てか、見栄晴って……。今のギャルが「欽ドン!」
なんて観てなかったでしょ。てか、アニメパートと
まったく同じものを、見栄晴でやってどうする…

いったい誰に向けたアニメ？なんでしょうか。
ギャルも恐竜も見栄晴も可愛くないし…

これはいいかな。断念しますね。
見栄晴がお好きな方にはごめんなさい。