白毛和牛 さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

理系ネタをラブコメに絡めた作品

理系ネタをラブコメに絡めた発想は独特で面白そうに見えたけど
でもストーリー内容的には出オチ気味に終わった感は否めずなのと、
それと作画に関しては正直に言って微妙なレベルでした。

【評価】

５３点・１Ｂ級

U-yan さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

早く付き合えや！というツッコミラブコメ。

天才的な理系大学生（大学院生）達なんだけど、すご～くおバカなラブコメ。恋愛経験がないだけに恋というものを知らず、何かと理化学的に分析して証明しようという話です。早く付き合えや！とツッコみたくなるという意味ではかぐや様に近いのかな。かぐや様と違うのは、「あなたの事が好きかも」と告白するけど、「じゃあ証明しよう」「そうね！じゃあここでの心拍数は・・・。」という感じでなかなか心の距離が縮まらないという事。あとはラブコメに良くある中高生設定ではなく大学生（大学院生）という事。中高生じゃないせいかキャラデザは少女漫画っぽいが、なんかそこがめちゃくちゃ良い！かっこいいし可愛い！というか美人！声優さんも良かったし音楽もなかなか良い！というか天ちゃんというだけで良いｗ天ちゃんのOP可愛いw理系だけに難しい数式やら専門用語が出てくるがそこは気にしなくていいと思いました。だってわからんもんｗ

徳寿丸 さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

うーーん、理屈じゃないんだよ！

原作未読(2020.6)
なんとなく「オタ恋」＋「かぐや様」臭を感じながら視聴しました。要は理系に恋は難しい的な感じでしょ？自分は文系なのでこの理系あるある的な所はさっぱりでした。とにかく曖昧な事に納得できないからきちんと公式で証明できたものしか認めない(病的に)･･･そこの頑迷さや常識外れな所に面白さを見出すラブコメなんでしょうね。奏ちゃんいなかったら途中下車だったかな。個人的に主人公理系バカはほっといて奏ちゃんの過去の恋のトラウマ？とかの方が興味ありました。原作はその辺つっこんでるんですかね？
またぞろどこかの局が面白半分で実写化とかしなけりゃいいですが(別にしてもいいけど100％こけると思う)･･･。
実は2020.1～3月期、割と途中下車率高い感じなんですよね。コロナの影響もあるかもだけど･･･いまいちつまんにゃい･･･まぁ、全部観てるわけじゃないからだけど･･･。


私のツボ：そんな恋を数値化とかに時間かけずに地球の未来の為の研究をして下さい。

2期(2022.8)
･･･1話で止めました。気が向いたらまたチャレンジするかも。

ASKA さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

漫画原作、笑えてためになる理系ラブコメ。

原作は漫画で、原作は未読です。
理系男子×理系女子のラブコメで、とある大学の研究室を舞台に1組の男女がお互いの好きという感情を証明しようとする「かぐや様」の理系バージョンといった感じのラブコメです。ラブコメもありながら時折理系用語の解説なんかもあり、それも面白そうな解説で、興味深かったです。作者の人も理系出身だからなのかなと思いました。

をれ、 さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

よこちゃん さんの感想・評価

4.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

アホな研究

2期観るため復習も兼ねて最視聴。
理系の大学院生が恋を証明するラブコメ。話の内容は全然違いますが、二人ともプライドが高く、方向性はかぐや様は告らせたいと似てるかも。
大学が舞台のアニメ少ないので私は好きです。

美人の氷室がイケメン？の雪村にいきなり告ります。
しかし、付き合うには恋を証明しないとって話になる。証明するために研究始めるんですが、周りの人間も巻き込むんですよね。しかも二人とも恋愛経験皆無。そんなのどうでもいいからはよ付き合え！ってツッコミたくなるのがこのアニメの面白い所です。
理系の知識は入りません、たまに説明してくれるし、難しい用語はスルーでOK。

美人キャラ氷室の声優さんが雨宮天で色っぽい声、でもOPは可愛い声で歌ってる。キャップ萌えです。このすばのアクアとこのアニメで雨宮天が推しになりました。キャラは少ないんですが、皆んな癖があり面白いです。ロリ先輩の棘田や唯一の常識人、奏ちゃんも可愛いです。男性キャラもウザイ雪村、変態な後輩、キレる先生等魅力ありますよ。
2周目視聴で気づいたんですが、崩壊ではありませんが、少しキャラの顔が崩れかけの時があります。ちょっとだけですけどね。

OPは雨宮天で可愛い曲。
EDは私が好きなナナヲアカリでノリが良い曲。
どちらも映像も良いです。

キリの良い終わり方だったので、2期するとは思いませんでした。楽しみです。
ラブコメの好きな人にお勧めです。

Prospero さんの感想・評価

3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：観終わった

てとてと さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

はま さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

面白い！

結構面白かった！
棘田先輩可愛すぎるから見た方がええよ

にゃん＾＾ さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

デッカード さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

理系(アホ達)のラブコメ

4月から2期やるみたいなので観てみた。
うーんまぁまぁだったかな・・・理系あるあるみたいなのはサッパリｗ
ツッコミ役の奏ちゃんが一番可愛かった笑

天地人Ⅱ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

RFC さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

にゃんちゃこ さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

何かたいくつ

1話観て飽きて来ました。
確かに理系ですね、2話目てリタイヤしました。

nyaro さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

想像とは違いましたが、確かに理系の恋愛でした。

　対人関係が苦手な理系同士が、不器用ながらも少しずつ心を通わせて、最後には…って、いうラブコメを想像していました。といいますか、本作も言葉にするとその通りなのですが、まさか、理系的な知識を使ったギャグ系だとは思いませんでした。年齢層が大学院生ですので、確かに理系感はありました。

　出落ち感があって、１話は面白いのですが中だるみはあります。中盤以降は結構面白く見られました。

　初めのころは心拍数の話や状況証拠を積み上げるような話ばかりで、理系というにはアレ？という感じでした。理系の人間をデフォルメして見せるだけかなあと思いました。
　が、途中から理系的な内容になってゆきます。デートのＴＳＰ問題や恋愛心理学の実験についての教授の見解がかなり良かったです。これが理系の好奇心というものなのでしょう。

　特にムード値のところは、非常に説得力がありました。いくつかのパラメータのうち、一つだけでも許容される範囲を外れると、解が０点以下になる。クマが解説してくれて自虐的にこのムード値を馬鹿にしていましたが、私は感心しました。実際のデートなどに応用もきくのではないでしょうか。

　理系が何に役に立つの？という一般的に問われる疑問に対する答えも散りばめられていました。研究発表の質疑応答も面白かったです。本筋ではありませんが、たしかにタイトル通り、理系的なウンチクもあって興味深く見られました。

　全体としては面白いです。前半の数話をもう少しまとめるともっと良かったと思います。作者なのかアニメータなのかわかりませんが、ストッキングフェチだと思います。



　

スイキ さんの感想・評価

3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

emon さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

研究室×ラブコメ　理系特有の嫌味要素無し

私自身が現在、理系単科大の研究室に属してるから羞恥心込みの嫌悪的な何かを感じると思ったがラブコメとしてかなり良質。コメディも面白いし､ラブも丁度よい。
　難しい用語や横文字を乱用するプライド高い人特有の嫌味要素は皆無で、むしろアホアニメに属する ただ現実の(私の)工学系研究室は学士〜博士まで20名弱いるが全員男だ（怒）。受験生は変な希望を持たないほうがいい笑　あと大学生協にこの本を大々的に置くのはやめてくれ恥ずかしくてたまらん

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

ギャグは振り切らないと

ゴールデンタイムに続き、大学舞台の恋愛アニメをレヴュー。

本作はラブコメ要素ありのギャグアニメ。理系というワードを上手く活用し、如何にもという振り切ったキャラ設定は嫌いでは無い。

主人公とヒロインが相思相愛になり、｢好き｣の定義を自分たちを材料に理系アプローチ手法？で毎話実験解明していく。この実験や結論がくだらなく大まじめ。観ている側は思わずニヤニヤしてしまう。

ラブコメとしても、つき合い初めからデートイベントを重ね、最終話では恋人として一歩進展する。不覚にも少し感動してしまった。

オススメポイントとして、、、
□舞台が大学研究室であり登場人物が学部生３年～修士と年齢高めで常識人、大人がストレス無く視聴出来る。
□雨宮天の熱演。恋愛物では｢一週間フレンズ。｣の初々しさも良いが、本作のアダルティな雰囲気がど嵌まり。
□恋愛プロセスがしっかり描かれており、唐突感が無い。

惜しむべきは、舞台を狭め、アルアルネタそれなりなため視聴リタイア組を排出してしまったこと。僕は文系出身だが、仕事がら大学研究室や学会に出入りしていたため大変楽しめたが。

木村天祐 さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：途中で断念した

理系男女が恋に落ちた

理系の男女が恋に落ちた話です
それ以上の説明はないです
ラブコメですね
理系ってのが珍しくてキャッチーな題材だなとは思いましたが、中身が少なかったので、途中で飽きて流し見しました
よくあるやつです

これ２期やるらしいんですよね
つまんないけどやるのかと思ったんですが、独占配信とか中国人気とかあってやるらしいですね
制作会社儲かるなら頑張って欲しいです
以上です

Ｂハウス さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

すぴりっと さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

退会済のユーザー さんの感想・評価

4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

ごる さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

たくすけ さんの感想・評価

3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

レビューしようとしたらあまり書くこと無かったｗ

理系に関してさっぱりなのでそんなに面白いと思わなかったけどまあまあ良かった。
何故か素数の話だけ凄く面白かったｗ

理系以外は普通のラブコメで途中で少し飽きた。
でもちゃんと収まったし最後までブレなかった所は評価できる。

流石に理系分野に興味持てなかったし、作品のテーマが自分のフィールド外の分野だと気に入るか気に入らないかどっちに転ぶかわからないですね。

フロー さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

人類が抱える命題の1つだと思う

好きって何ですか？

何をどうしたらこの気持ちは好きって事になるの？

好きは相手への好意の筈なのに
時にはそれとは違う感情を覚えるのは何故か

みんなの好きと自分の好きは違っているかもしれない

これは好きではなく勘違いでは？
↓
せや！実験して証明したろ！

ということで
始まるラブコメにしては珍しい
大学院が舞台の彼ら彼女らのストーリー

理系として理性的に行動しなければならない場面でも
証明しきれて無い感情に振り回されてしまう
実験はとても微笑ましく
そして彼らのラブコメに
見てるこちらが一喜一憂する流れが楽しかったです

レモリア さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

かなり面白い。

正直想像以上の面白さ!
こんな実験してみたい！

もし二期があれば必ず見る！

takigawa さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

そこそこ楽しめるニヤニヤ作品

原作漫画既読

op曲が声質と合っていて良いですね
ダメガミ様とは思えないｗ

設定的に突っ込みどころが多数あるけど
（そんなにアホでどうやって国立大入試パスしたんだよ等）
その辺気にしなければ気軽に楽しめます

ニヤニヤ作品

やまびこ さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

異世界でもない異能でもない、ただの理系大学生。

現代ものって最近減りましたよね。

くにくに さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

まさしく筋が通ったお話

Web漫画のころから好きでした。理系めんどくせーの典型だが、理系としてはなるほどね、恋愛も数値化が可能なのかとうならせる。
実際に研究室にこんだけ美男美女がいたら学生生活どんなにハッピーだったろうか。。。

ぺー さんの感想・評価

3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

理系あるある早く言いたい

原作未読


渋谷デートについて一言！

「そのまま東急百貨店本店を左手方面に向かい路地に迷いこめばＯＫ！」


第4話あたりできつくなってきました。
遡ることあらすじ。好きになったので好意を定義し証明しようとするおバカな話。理由は理系だから。

共通のコミュニティで通じる“あるある”を飲み屋で悪ノリして大喜利大会始めるのに似てます。飲み放題の上限、二時間くらいでガスが切れることでしょう。
“あるある”繋がりでＲＧワンマン２Ｈを想像してみよう。もはや執行猶予なしの懲役２時間です。

「大喜利である」「ＲＧライブである」仮説は証明できませんよ。だっておいら文系だもん。
ただし、つまんない理由は証明できるかもしれません。文系だけど。


ということでさっそく“ラブ”について。タイトルに“恋”使ってますんでね。
ラブストーリーとラブコメディ等“ラブ”が絡むネタで登場人物の心情への共感は肝です。ただこの作品は土台からしてそこで勝負してません。あくまでコミュニティで通じる“あるある”への共感となるわけで似て非なるもの。

　「惚れてまうやろ～」

な行動やセリフは残念ながらありません。ただし、

　「あ、それあるあるだわ」

な行動やセリフは満載です。

そうなると“ラブ”度数は一段下がってキャラの見た目勝負に移ります。かわいいとかかっこいいとかそんなとこ。イケボなんかも含んどきます。このへんは私専門外。
仮に見た目勝負も降りることになっちゃえばラブ度数をさらにもう一段下げて、

　笑えるか？

ギャグ振りしてればラブコメディの範疇には収まるでしょう。で、この作品ここがいけませんでした。
タイプ的に二つの方向性を辿ることができたと思うのですが…


■方向性其の一　ストイックに

中途半端なところで二人ともデレちゃうので流れが止まるんですよ。二人とも辛抱が足りません。
実験→失敗の途方もない繰り返しが理系の真骨頂でしょう。ストイックであればあるほどそこに常識とのギャップが生まれて笑いが生じるのに。せっかく“理系”という万人共有可能なパブリックイメージのある素材なのに活かせてないです。
“○○の定理”が意味する上澄み部分をかすめるに留まっていたため、結局のところ内輪の“あるある”的面白さの範囲を超えないのです。
内輪ウケも最初は仲間内の強固な結束を生みますが、持続可能か？と問われれば疑問符がつきます。{netabare}飽きがくるから、漫画家投入したり水着回でお茶濁してたでしょう？{/netabare}


■方向性其の二　名脇役を投入

本人たちの“ラブ”への向きあい方が無茶苦茶(笑)つまりラブポンコツで戦力として使えない分、ツッコミ役や道化役、狂言回し役が周囲にいないとアウト！
「いいからとっととくっつけよ」な視聴者の思いをかわして騙して目くらましてくれるほどの熱量が舞台役者には必要です。

同じ研究室の奏・棘田・虎輔らが主役の二人（雪村・氷室）にツッコめてません。操縦できてないと言い換えてもＯＫ！マッチョ教授も役不足。みんな観察者もしくは並走する伴走者どまりなのです。福島潤の無駄使いですね。

{netabare}藤原書記と石上会計が仕事をしない『かぐや様は告らせたい』みたいなもんでしょうか。{/netabare}



ふるいにかけてったら、どうやら自分のふるいの目が粗かったようで全部こぼれ落ちちゃいました、という私の結果です。

１段階　　ラブでないのでキャラへの共感に薄い
２段階　　見た目勝負は自分にはノーカン。皆さんいかがでしょうか？
３段階-1　ズレや違和感で生じる“笑い”ではなく内輪ウケなネタ
３段階-2　ツッコミ不在。狂言回しの不在。

別に素数山手線ゲームで盛り上がってもらって結構ですし、理系をアゲてるように見えてディスってるのもおもろいんですけど、きっちり主人公カップルを転がして欲しかったですね。
理系とか関係なく飲み会で盛り上がった“あるある”ネタもラストオーダー後のロスタイムいれて3時間弱が限度ということだったのでしょう。

{netabare}第7話がほぼ限界でした。9話で漫画家投入。10話で水着回ですもんね。賞味期限切れです。{/netabare}




★とどめかも

三島由紀夫VS東大全共闘の公開討論の映像見たことあります？
立派な方を数多く輩出されてる最高学府ですが、むしろ鳩山由○夫がここ出身だったなという事実に納得できる映像になってます。
で、ここの学生たちのコミュニケーションの特徴が、

・意味不明な文言をぶつけて相手が言い淀んだらこっちの勝ち
・「ソースよろ」をぶつけ続けて相手が回答に窮したらこっちの勝ち

古代ギリシャにソフィストと呼ばれる人達がおりまして、
真理の探究よりも、いかに相手を論破するかということに力を注いだので、詭弁に陥る傾向が強かったという程度の低い連中です。国も傾きましたね。
わざと

　“コミュニケーション不全”

を起こしてマウントを取る行為。イラッとくるでしょ。主人公男にその気(け)があったのですよ。

{netabare}飛行機の中でイチャつこうとしたのを止められて「なぜだ？」でその証明を相手に求めてみたり。{/netabare}


コミュニケーションの究極（と私が思ってる）恋愛行為と、コミュニケーション不全を狙ったかのような主人公らの行動が水と油に見えました。


ここから見えてきたこと。
ラブ要素を一切廃してみればこのジレンマも味あわずに済んだことでしょう。つまり“あるある”だけ楽しむという本作王道の堪能方法。


彼ら見てたら、作中では悪く描かれていたナンパ小僧のほうがまだ健全だと思いましたよ。拙いだけで女性に対しては一生懸命でしたもん。



※ネタバレ所感

■最終話について

{netabare}名探偵の推理が始まり犯人をあてるも「○○しかいない」の根拠が薄弱というかそれ憶測。そこ理系放棄したらだめじゃん。
で最後は気持ちが大事！みたいな。徹頭徹尾ロジカルお化けだったら面白くなっただろうに。{/netabare}



視聴時期：2020年1月～3月　リアタイ

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2020.03.28　初稿
2020.10.13　修正