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「波よ聞いてくれ(TVアニメ動画)」

総合得点
77.1
感想・評価
399
棚に入れた
1475
ランキング
637
★★★★☆ 3.7 (399)
物語
3.7
作画
3.6
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
3.8

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波よ聞いてくれの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ラジオ放送の業界物で非常に面白い

「無限の住人」の沙村広明氏の2作目のアニメ化作品で、ラジオ放送を題材にした異色のドラマ。
※作品データベース様より転載

【良い点】
オンリーワンな題材で興味深い。
業界物の一つとして読者(視聴者)にラジオ放送に携わる&ひょんな事から携わっていくヒロイン視点でラジオ放送の現場を見せてくれる。
ラジオの作り方はもちろん、生の臨場感やパーソナリティー(ラジオの話し手)の機転で生み出されるラジオのパワーみたいな醍醐味が伝わる。
終盤の災害時緊急放送でラジオと視聴者の繋がっていく力は、軽く感動した。

ヒロイン・ミナレの強烈なキャラと立て板に水な語り口。
25歳女性という、社会人だけど人生これからで生き方が定まってない若者が足掻く、アニメでは珍しい立ち位置。
色々と残念な美人ミナレの面白いキャラ達との関わりと人生全力でぶつかる生き様の面白さが、ヤケクソなトークに変換されていく…
とにかく「語り」の面白味をこれでもか!と披露してくれる。杉山里穂氏の好演も素晴らしかった。
ラジオパート以上に日常パートがヒューマンコメディーとして面白かった。
破天荒極まりない割には地に足の付いた安心感がある、絶妙な塩梅。

2020春随一のおもしれー女なミナレもさることながら、その他キャラの個性や面白味も申し分ない。
いい男だが報われない中原君がラブコメ主人公めいた立ち位置にいながらも全然羨ましくないのは笑える。
瑞穂ちゃんが良い子で可愛い、本人たちにその気は無いがミナレさんと僅かに百合っぽい雰囲気も良し。
ヤンデレ妹のマキエさん、ついでに逞しい中原姉も加わり女性陣がおもしれー女しかいない。
ダメンズだが登場するだけで笑えてしまうミツオの存在も大きい。

演出も外連味効いていて、ラジオだけでは表現できない漫画(とアニメ)ならではの面白さ出ている。
当たり前だけど、絵が動いて、キャラが喋る、のはラジオには出来ないアニメの醍醐味。
これが声優陣の好演含めて申し分が無い。

札幌を舞台にした御当地アニメである事。
自分は北海道民では無いけれど、随所に地元への愛を感じるさりげない描写を感じる。

【悪い点】
特に思い当たらない。
強いて言えば女性陣のキャラデザ特に瞳の独特な描き方が気になる。
とはいえ瑞穂ちゃんとかそこ含めて可愛いので別に。

【総合評価】8~9点
破天荒なのに地に足の付いた良作。
多分、比較的多くの視聴者にオススメできそうな内容。
評価は「とても良い」
…正直、凄く好み!というわけではないんだけど、非の打ちどころが見つからず、高評価せざるを得ない。

投稿 : 2023/05/01
閲覧 : 128
サンキュー:

13

ネタバレ

阿仁事頓馬 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大人の会話劇 ミナレさん最高!

漫画の方は、あの『無限の住人』の沙村広明さん。
アニメにもなってハードボイルド時代劇の作風の方だったのに、この『波を聞いてくれ』は現代が舞台。
そして、喜劇です。
主人公のミナレがとにかく元気で破天荒で、セリフが面白い。
ラジオの世界の話なのだが、ミナレのキャラクターが好きになれるか否かでこのアニメ(漫画)の評価は分かれるだろう。
好きになったら、とにかくオモシロい。
このアニメは基本、会話劇!
怒涛のセリフの量!!
とにかく喋るしゃべる!
主人公の声を担当したのが、杉山 里穂さんがハマり役。

萌えとか美少女とかが出るアニメでは無い。
でも、ストーリーが面白い。

ある程度、年齢を重ねて恋愛の甘さや痛みとか知ってると面白さは増すかな。
ミナレが男でも女でも面と向かってしゃべるセリフの中にはドキッとするものがある。

アニメは12話で終わるが、漫画は続いている。
2期・・・・はないでしょうね。
好きなんですが、青少年少女たちにはちょっと受けないかも。
なので、続きは漫画を読みます。
こういうアニメを隠れた佳作というのでしょうね。

投稿 : 2022/10/04
閲覧 : 113
サンキュー:

2

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大人系作品かな。(全12話視ました。)。

原作情報は全然知りません。視聴前情報も一切集めていません。
今公式サイトと、自分の記憶だけを頼りにこの文章を書いています。
公式サイト;
https://namiyo-anime.com/

本作は、スープカレー屋の女性店員さんが、ラジオの素人DJ(パーソナリティ)としてデビューして、喋繰り捲るお話でした。主人公ヒロインのミナレcv杉山里穂の熱演が特筆で、お話に気が付けば引き込まれている作品だったと思います。また、作品がラジオ放送の文化を大事にしている雰囲気が伝わってくる気がしました。
 あと、お話のネタが世知辛いお金のお話ばっかりでしたので、(年齢制限作品という意味ではなく)大人向けだと思います。
 本作、アニメアニメしてなくて実写ドラマや映画の雰囲気があるような気がします。
 推すかといわれたら、世間の世知辛さを体験したことがあるならば、本作は共感を得られるのでは、ただし興味や好感を持ってもらえるかは別問題な気がします。

投稿 : 2022/08/12
閲覧 : 108
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

ザンネン美人のラジオ版リアリティギャグショー?

公式のINTRODUCTION
{netabare}
「いやあ~~~~ッ、25過ぎてから男と別れるってキツいですね!」札幌在住、スープカレー屋で働く鼓田ミナレは、酒場で知り合った地元FM局のディレクター・麻藤兼嗣に失恋トークを炸裂させていた。翌日、いつものように仕事をしていると、店内でかけていたラジオから元カレを罵倒するミナレの声が……!麻藤はミナレの愚痴を密録し、生放送で流していたのだ。激昂してラジオ局へ乗り込むミナレ。しかし、麻藤は悪びれもせずに告げる。「お姐さん、止めるからにはアンタが間を持たせるんだぜ?」ミナレは全力の弁解トークをアドリブで披露する羽目に。この放送は反響を呼び、やがて麻藤からラジオパーソナリティにスカウトされる。「お前、冠番組を持ってみる気ないか?」タイトルは『波よ聞いてくれ』。北海道の深夜3時半、そしてミナレは覚醒するッ!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:沙村広明「波よ聞いてくれ」(講談社「アフタヌーン」連載)
監督:南川達馬
シリーズ構成:米村正二
キャラクターデザイン:横田拓己
アニメーション制作:サンライズ
音響監督:高橋剛
音楽:岩崎元是
色彩設計:野地弘納
美術監督:坂上裕文(ととにゃん)
撮影監督:小池真由子
編集:木村祥明
{/netabare}
キャスト{netabare}
鼓田ミナレ(コダミナレ):杉山里穂
麻藤兼嗣(マトウカネツグ):藤真秀
南波瑞穂(ナンバミズホ):石見舞菜香
久連木克三(クレコカツミ):山路和弘
茅代まどか(チシロマドカ):大原さやか
甲本龍丞(コウモトリュウスケ):石川界人
中原忠也(ナカハラチュウヤ):矢野正明
城華マキエ(タチバナマキエ):能登麻美子
宝田嘉樹(タカラダヨシキ):島田敏
須賀光雄(スガミツオ):浪川大輔
沖 進次:内山昂輝
{/netabare}


1話ずつの感想


ep01 お前を許さない
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
舞台は北海道、札幌。スープカレー屋の店員・鼓田ミナレは、酒場で隣り合った男・麻藤に失恋話を打ち明けていた。翌日、仕事中にミナレが耳にしたのは、ラジオから流れる自分の声…!? 実はラジオ局のディレクターである麻藤は失恋話を密録し、生放送で流していたのだ。ラジオ局に駆けつけたミナレに麻藤は悪びれもなく告げる。「無音が3秒続けば放送事故だ。止めるからにはアンタが間を持たせるんだぜ?」──ぶっつけ本番、ミナレはマイクの前に立つ。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしは後半で
前半は主人公のミナレが
クマに襲われながら、ってゆう設定でラジオの人生相談番組をしてるの。。


後半は、ミナレがきのうの夜、ラジオのディレクターの麻藤さんと知り合って
フラれたグチを言ったってゆう記憶と
スープカレー屋さんで働いてるシーンから
ちょっとめちゃくちゃっぽい人、ってゆうのが分かって

そのグチがラジオで流れてるの聞いたミナレが
仕事ほっぽって、ラジオ局にかけつけて止めさせようってするんだけど
うまく乗せられて、生でそのグチの言いわけさせられちゃったの

さいごは「ミツオ!おまえは地の果てまで追いつめて殺す!」って
ミナレが放送しちゃうところでオシマイ^^



こうゆうのは今回だけかも知れないけど、おはなしはほとんど
ミナレが1人で、ツッコミなしのマンザイをしてるみたいで
それをまわりの人が聞いてるリアクションを映す
ってゆう、ちょっと変わったおはなしだった。。


はじめ、説明とかなかったから、何がなんだか分からなかったけど
クマにおそわれて、生きるか死ぬかってゆうときに
ほかの人の人生相談にのってる、ってゆうギャップがおかしかった^^


ただミナレのおしゃべりは、ちょっと乱暴でうるさい感じかも。。

後半は、速いテンポでよく分からないうちに終っちゃったけど
あんまりないおはなしだから、何となくおもしろかった^^
{/netabare}
{/netabare}
ep02 奴らが憎い
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
高らかに元カレへの恨みを宣言し、ラジオの生放送を乗り切ったミナレ。日々は何も変わらないように思えたが、水面下でミナレの運命は動いていた…! 藻岩山ラジオ(MRS)のディレクター・麻藤は、ミナレに「話し手の才能」を感じ、コンタクトを図ってくる。麻藤はMRSのスタッフを引き連れ、ミナレの働くカレー店にやってきた。その中のひとり、人気番組を担当するパーソナリティ・茅代まどかはミナレに告げる。「私たちと一緒に、ラジオのお仕事してみない?」
{/netabare}
感想
{netabare}
おはなしは、クビになりそうなミナレを引き抜きに
麻籐さんとスタッフの人たちがやってきて、お店でもめたり
夏祭りで、本店の名前でカレースープを出したりで
カレースープ屋さんのウラ話みたいなエピソードがあったり。。



先回、タイトル感想のタイトルに
「女芸人さんのひとりマンザイみたいな感じかな」ってつけたら
今回、麻籐さんがミナレの声に
「好きな女芸人の次の発声を待つ心境に近かった」って言ったり

ミナレに「シセルコウメイってゆう芸人を知ってるか?」って聞いたり
やっぱり作者の人、マンガでマンザイとかやろうってしてるみたい^^

ミナレが相手にツッコミ入れたり、ボケたこと言って自分でツッコんでたり
ふだんのおしゃべりはおもしろいんだけど
ラジオだと、ワザとおもしろいこと言おうってしてるのが分かって
ちょっと引いちゃうのと、ずっとミナレひとりが話してるとあきちゃうから
相方がいてときどきツッコんでくれた方が、テンポがよくなるかも?って
{/netabare}
{/netabare}
ep03 お前らは緩い
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ミナレは危機に瀕していた。元カレに持ち逃げされた50万円が痛手となり、自宅の家賃や車検料の支払いを乗り越えられそうにない。窮したミナレは麻藤に電話で助けを求める。誘われていたラジオの仕事を正式に受ける代わりに、MRSに寝泊まりしようという魂胆だった。ところが、麻藤はミナレに「お前、冠番組を持ってみる気はないか?」と持ちかける。舞い上がるミナレに与えられたのは……午前3時半スタートのド深夜枠だった!?
{/netabare}
感想
{netabare}
お店を追い出されて、行くところがなくなったミナレは
麻籐さんの仕事を引きうけることにして話したら
午前3:30だけど冠番組をやれって!?

それで、ADの南波瑞穂のところにいそうろうさせてもらうことになった
ってゆうおはなし^^



今回はミナレのトークが減って、中原さんから遠回しにコクられたミナレが
自分に都合のいいことをカッコ良さげに言って別れたり
酔っぱらって帰って、下の階の人に迷惑をかけてたことがわかった
ってゆうおはなしがおかしかったw


後半は、麻籐さんとか瑞穂と話して
ラジオ局のウラ話みたいなことを聞けたのがおもしろかった^^


あと、瑞穂の声がよく聞きおぼえがあるなって思ったら
「多田くんは恋をしない」のテレサ役の石見舞菜香さんだったんだ^^
{/netabare}
{/netabare}
ep04 君は笑わない
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
MRSのAD・南波瑞穂の自宅を仮住まいにすることになったミナレ。一安心も束の間、スープカレー屋「VOYAGER」の店長・宝田が交通事故で戦線離脱。人手不足で多忙を極める店に謎の美女・城華マキエが訪ねてくる。マキエの兄が宝田を事故に巻き込んだお詫びとして、無報酬で働くと申し出てきたのだ。戸惑いながらも、背に腹は代えられずに受け入れるミナレ。この出会いが、後にミナレの人間関係を大きく揺らがすとも知らずに……。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで

店長がいないスキにぐいぐいプロポーズしてくる中原さんに
ミナレが「30歳になるまでに自分のお店を持てたらそこで働く」って約束して
いい雰囲気になったって思ったら、マキエさんがあらわれて
いつの間にかお店の中心も、中原さんの心も取られちゃった。。

それが分かって、ちょっと落ち込んだ気分のところに
麻藤さんから電話で、今夜3時半からの仕事が決まった。。って

架空実況で、自分をうらぎった男を今殺してきた女ってゆう設定だってw

なんだか今のミナレの気分にピッタリみたいなんだけど^^



クビになったお店で働く。。
同僚からのプロポーズ。。
謎の女。。
とつぜんの架空実況。。

作者の人って、よく次つぎナナメ上のおはなしを思いつくなぁ。。って^^


あれだけたのんだのにクビにされたお店を手伝うなんて
ミナレってテキトーそうだけど、ほんとにいい人なんだ。。

ってゆうか、ふだん3人でやってるあのお店を
中原さん1人でやらせようってしたオーナーがひどい人なんじゃない?


それから謎の女・マキエさんがナゾすぎるんだけど。。

もしかして、はじめから中原さんが好きだった、とかなのかな?
そんな感じはしなかったけど。。

それとも家でDVとか受けてて帰りたくない、とかなのかな?
だったらかわいそうだけど。。


そういえば、中原さんがミナレのこと好きだ、ってゆうのは伝わってきたけど
ほとんどセクハラになってたみたいな気がした。。

それに、いくらかわいそうだって思っても
この前ミナレにプロポーズしたばっかりなのに
マキエさんを自分のへやに呼んだりするのもチャラい感じがする。。

それだったらちゃんとお給料払ってあげて
アパート借りてもらうとかの方がよさそう。。


あと、瑞穂がカメのエサをミナレにたのんでいったけど
あんなこまかいメモを書くヒマがあったら
じぶんでエサをあげた方が早かったんじゃないw
{/netabare}
{/netabare}
ep05 生かして帰さない
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
番組名が『波よ聞いてくれ』に決まったミナレの冠番組。初回収録で訪れた深夜のMRSには麻藤と瑞穂が待っていた。「この番組は思いつきで内容を変えてこうと決めていた」と話す麻藤から台本を受け取ると、今回のテーマは「架空実況」。かくしてミナレは「“光雄”という名の男を殺した女」を演じるゲリラ放送的な企画に挑む。一方その頃、北海道某所ではミナレの元カレ・光雄は女に刺されかけていた。ラジオからミナレの演技が響き渡り、光雄たちは焦り出す。
{/netabare}
感想
{netabare}
ミナレにまかされた番組は「虚構推理」じゃなくって「架空実況」^^

“光雄”ってゆう名まえのカレシを殺した女が
放送を乗っ取った、ってゆう設定で番組が進むんだけど、アドリブが多くって
そうゆうのを平気でしゃべったミナレはすごいよね^^

そのおはなしに合わせて
リアルでミナレの元カレがカノジョに殺されそうになってる
ってゆうサイドストーリーがあったのもおもしろかった^^

アニメで、あんまりおもしろくないおはなしって
説明のシーンとかで、その説明通りに絵が動いてるだけってゆうのが多いけど

ファンの多い「物語シリーズ」とかだと、おしゃべりの間のシーンが
ふつうの家なのにやたら大きなおふろだったり、家が舞台みたくなってたり
字がダ―ってながれていくとかの変わった演出とかあって
おはなしが濃くなってるって思う。。

このおはなしも、ミナレが話してる通りの絵だと、ちょっと薄いから
それとは別の事件が本当におきてる、ってゆうシーンが入って
濃いおはなしになってたみたい。。

たとえば、光雄を殺そうってしてたカノジョは外に飛び出してって
車にはねられたみたいだったけど、どうなったのかな?とか
光雄が、いつしばられてるのに気づいてもらえるのかな?とか。。
いろいろ考えれて、おはなしがふくらんでておもしろかった^^

それに架空実況の方も、いつの間にかSFになってておかしかったしw


それからミナレは、やっぱりカレー屋はやめて
ラジオのお仕事をつづけてくみたいだけど
気になるマキエさんの正体って、やっぱり分からないままなのかな^^


あと、今回は作画がちょっとおかしくなってたみたい。。
でも、ミナレのおしゃべりがメインだからあんまり気にならなかったけど^^
{/netabare}
{/netabare}
ep06 そんなものはいない
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
スープカレー屋「VOYAGER」の同僚・中原に「道内一のラジオDJを目指してやる!」と豪語したミナレ。好評(?)のうちに終わった『波よ聞いてくれ』の放送だったが、麻藤からは「次は企画を考えてくれ」と連絡が来て、ミナレは頭を悩ませる。すると、渡りに船とばかりにミナレ宛のFAXが局に届いた。「たすけてください。あの世に行って帰ってくる方法を教えて欲しい」の文字に「オカルトかよ!」とツッコミつつ、ミナレと瑞穂は送り主の家を訪問する。
{/netabare}
感想
{netabare}
新企画であやしい心霊現象っぽい投書で行ってみたら
前に酔っぱらってお世話になった下の人で
夜に瑞穂と取材でへやに入ったら、天井に護符と
生ぐさい黒い液体がしたたってきて。。ってゆうおはなし。。


ミナレは知らないけど、前回気になってたマキエさんの正体も分かったし
中原さんのお姉さんが泊まりに来てたから
中原さんがただのいい人だった、って分かっただけで、よかった☆

あと、ミナレのお父さんとお母さんとの電話とか
心霊現象のへやの沖さんとかのキャラが立ってて
アニメでテンプレのキャラを見すぎてるせいかな?
自然なボケとツッコミが、おかしくっておかしくっておかしかったw


それと心霊現象も、にゃんは、ときどきいない人を見たりするから
幽霊ってあんまりこわくないし
きっと、このおはなしだからくだらないオチがつくって思うけど
何がおきるか分からなくってドキドキ。。w


いままでのところ、毎回どんどんおもしろくなってきてるみたい^^
{/netabare}
{/netabare}
ep07 私は哭きたい
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
番組宛に不気味なFAXを送ったのは、ミナレと同じアパートに住む沖だった。ところが、沖の部屋で目にしたのは大漁の護符と天井から降り注ぐ血の雨…!?
屋根裏へ潜り込んだミナレは、腐臭と謎の液体、ハエの大群のなかで、ゴミ袋に包まれた“何か”を見つけてしまう。その袋の数は6つ、合わせて小柄な女性ひとり分ほど。ミナレは、袋の中身は沖が探していると叫ぶ「律子」という女性であると確信し、警察へ連絡を入れるのだが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
投書した沖さんの家に行って
沖さんがつき合ってた女の人が、露天風呂で失踪した話を聞いて
ミナレが天井に上ると、そこには水道のパイプがあって水漏れしてたの。。

でも、それは透明な水で、黒い水にはならないハズって思って、奥に進んだら
そこには5つの黒いゴミ袋に入った腐った肉のかたまり。。
それでミナレは警察に電話して大さわぎ。。

次の日警察から呼び出されて事情を聞かれたミナレは
疲れた顔して局の事務所に入ってきた。。

って思ったら番組には沖さんもいっしょに来てて、事件のナゾが明らかに!?

。。ミナレが引っ越してきたとき、親からもらったマトン50㎏とかを
とりあえず床下の収納庫に入れておいたら忘れちゃって、そのまま放置。。

その間に底が抜けて、1階の天井に落ちてて
そこがたまたま沖さんちの天井裏だった、ってゆうオチw


それで番組内で沖さんにあやまって、失踪したカノジョの人さがしをして
沖さんにはイチオ、ゆるしてもらえたみたい^^;

番組のさいごにミナレが泣きながら
この番組は大失敗したダメ人間たちの人生リハビリ番組になる予定です!
って発表するの^^



にゃんはくだらないオチだと思ってたから、いつ分かるか楽しみにしてたら
沖さんまでつれて行かれちゃって「アレっ?」って思ったけど
沖さんが番組に来てて、やっぱり!って思った^^

でも、パイプが漏れてた、ってゆうところで
ミナレが関係あるのかな?ってちょっと思ったけど
へやがナナメ上だから、関係ないのかな?って思ってたら
袋が置いてあった上はミナレのへやだったって、どんな間取りなの!?

それに、引っ越しに50㎏の肉を持たせる親って。。w
ぜったい1人じゃ食べきれないし、ご近所に配っても何十軒分もありそう。。


やっぱりくだらないオチだったけど、おかしかったし
ミナレの番組予定を聞いた麻藤さんと瑞穂のコメントもおかしかったw

それに事件がこれからの番組のテーマにうまくつながって
いいおはなしだったと思う^^


あとは、失踪した沖さんのカノジョのことが気になる。。

アニメの中でそのナゾがとけるか分からないけど
実はハダカの彼女とキスをしようとしたら、男の娘だってゆうのがバレて
沖さんはビックリして気を失った、とか
分かったとしてもまたくだらないオチになるんじゃないかな^^
{/netabare}
{/netabare}
ep08 電話じゃ話せない
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
沖の家のオカルト騒動はミナレの不始末によるものとわかり、沖の尋ね人を呼びかける「謝罪放送」で放免されたミナレ。一方のスープカレー屋にはマキエの兄・亨が現れる。強引に連れ帰ろうとする亨に、中原は違和感から抵抗を試みる。ミナレの『波よ聞いてくれ』はその後も放送を続け、コアなファンをつかんでいく。順調に思えた矢先、ミナレに届いた一通のメールが、平穏な日々に終わりを知らせる。送り主は憎き元カレ・光雄だった。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじにはいろいろ書いてあるけど
今回のおはなしのメインは店長が帰ってきたおはなし

それと、ミナレの番組の放送内容が決まらなくってこまってて
親に電話して、自分の名前の由来を聞くってゆう話になりそうだったのが
放送作家の久連木(クレコ)さんが1話目の
クマに襲われながら人生相談する企画を考えてくれて助かったおはなし^^



店長が帰ってきたとき、いっしょにマキエのお兄さんが来て
そのお兄さんって。マキエを心配しすぎて自由にさせてくれない人で
マキエのことになるとキレて何するか分からない
今回もいきなり中原さんの首をしめて持ち上げるってゆうすごいキャラ^^;

でも、中原さんがお姉さんに電話して話してもらったら
すごいキャラ対決でお姉さんが勝って、ちょっと落ち着いたみたい。。
ってゆうオチw

マキエはヴォイジャーで何かしたいことがあるみたいだけど
どんなことかな?

あと、店長といっしょに入院したもう1人の従業員の人が
病院の薬をぬすんで横流しして逮捕された、とかやっぱり濃いキャラw

でも、病院の薬がそんなにかんたんにぬすまれたら
そっちの方がニュースになりそう^^


あと、ミナレの名前の由来は、お父さんが話しを盛りすぎだったかも。。
ちょっと引いた^^

ほんとはアイヌ語で「笑わせる」ってゆう意味かな?
それはそれで悲しいかも^^;


クマと人生相談のおはなしは、ああやって台本ができてるんだ。。

放送作家の人も、良くそんなネタ考えつくよね!!
あと、ミナレのアドリブもよかった^^


このおはなしって、漫才とかコントのネタをつないで作ってるみたい^^
今回もおかしかったw
{/netabare}
{/netabare}
ep09 お前を信じない
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ミナレに突然届いた元カレ・光雄からのメール。光雄はミナレのラジオを聞き、会いたくなって連絡したという。猜疑心と明確な殺意(とICレコーダー)を胸にしまい込み、ミナレは待ち合わせ場所の藻岩山ロープウェイ乗り場へ向かう。姿を見せたのは50万円をだまし取ったことなど微塵も感じさせないほどに、全く変わりがない光雄だった。なんだかんだでデートを楽しんでしまったミナレだが、飲み直すべく訪れた光雄の自宅で、勝負に出る。
{/netabare}
感想
{netabare}
ミナレに元カレから連絡があって、殺してやりたいくらいの気もちで会ったら
貸したお金は半分返してくれて、デートの費用も割り勘で
借金の理由もちゃんとあって、ウワキの相手も実はストーカーだった。。
って説明されて

今まで通りの明るい笑顔と甘え上手で、ミナレはすっかり油断してたけど
料理をしないはずのカレのへやで料理レシピのパンフレットを見つけて
ひざ枕してた太ももでカレの頭をはさんで
そのまま腹筋で持ち上げてパイルドライバー?

さいごに光雄に「残り25万円は手切れ金でくれてやる
その金作るためにほかの女泣かすんじゃたまらねぇ!」って言いすてて
帽子をかぶったところでオシマイ。。



ちょっとデレたミナレにギャップ萌えさせるようなおはなしだったのかも?

ほかの感想にも書いたけど、にゃんにはDVカレシと同棲して
ときどきうちに逃げてきてたおばさんがいたんだけど
カレは酔っぱらってない時はやさしいいい人ってゆう感じで
迎えに来て、頭を下げられて、さいごはいっしょに帰って行ってた。。

そうゆう人を見てるから、今回の光雄も気もち悪かったけど
にゃんも目の前でたのまれると弱いから
あんな感じだと、つい許しちゃいそう。。

やっぱりにゃんは引きこもってた方がいいみたい^^


今回はたぶんダマされてる、って思いながら
どうなるのかドキドキしながら見てたら、ちゃんと推理でオチがついて、
コメディ少な目だったけど、いつもと違うパターンでおもしろかった☆

さいごのミナレがイケメンだったけど
もしかしてミナレって柔道部とかだったのかな?すごい腹筋w

ギャグアニメだから大丈夫と思うけど、光雄さんが死んでないか心配かも^^
{/netabare}
{/netabare}
ep10「私がせねばなるまい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
光雄との因縁にケリをつけたミナレ。ICレコーダーを麻藤に返して経緯を語ると、次回放送は密録した音声を使った企画に決まる。麻藤は「次の放送で光雄を埋葬しろ」とミナレへ告げる。片や、スープカレー屋では中原とマキエの親密度が向上中。ミナレはマキエに「中原の気持ちを知りながら弄ばないで」と釘を差され、イライラを募らせる。その最中、MRSでは腕利きのスタッフが集結。「光雄埋葬回」のドラマ収録が幕を開ける───!
{/netabare}
感想
{netabare}
光雄さんとの話を録音したのを麻籐さんに渡したら
こんどのテーマは光雄埋葬の実況に決まって
麻籐さんと効果音のプロの人といっしょに放送がはじまったんだけど
埋めおわったあと、光雄さんが生き返って出てきたところでオシマイ。。



前半は、麻籐さんとの打ち合わせを中原さんが聞いてて
そのあと仕事が手につかなくなって、まちがいばっかり。。

それでマキエが中原さんをかばうような言い方でミナレに忠告してきて
ミナレは何だかイライラ。。


後半は、アナログ効果音のプロの2人が
瑞穂に、道具の使い方を教えるところからはじまったんだけど
うちわに糸のついたビーズをつけてふると雨の音とか
紙コップの内側に糸をつけて、糸を回すと風の音とか、おもしろそう^^

ってゆうか、効果音の2人が芸人さんみたいでおかしかったw


光雄さんの声は、デジタル合成でもしたのかな?
本物そっくりだったけど、ほんとは声優さんがやってるんだよね?w


埋めたのに生き返ってきた、ってゆうのは
前にも宇宙人かUFOとか出てこなかった?

ナナメ上の展開が、いつもフシギ系に行っちゃって
1回目はおもしろいかもだけど
いつもだとリアルっぽくなくなっちゃうかも。。


あと、この前YouTubeの豆知識でやってたけど
ドラマとかの死体を埋めるために山に穴を掘るシーンって
リアルの山の土は草とか木の根っこがいっぱい生えてて
かんたんには掘れないみたい^^


今回もおもしろかったけど、ふつうよりちょっとくらいかな?

あと顔の作画がビミョーなところがあったけど
このおはなしって、おしゃべりがメインだから
そんなに気にならないみたい^^
{/netabare}
{/netabare}
ep11 嫌気生物は畏れない
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
「光雄を埋葬する」を題材にしたドラマ収録に挑むミナレたち『波よ聞いてくれ』チーム。アドリブ多めの台本にもめげずに、ミナレは全力で言葉を叩きつける。しかし翌朝、麻藤からは「いい加減、お前が企画を考えろ」とたしなめられてしまう。ミナレは他局の人気番組『アナグマ禁猟時間』を聞いて参考にしたり、MRS公式サイトの番組ホームページやTwitterで企画を募集したりと、行動を始める。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は前回のつづきで
ゾンビ光雄に樹海の地底に住む浅間の大神の化身のところに連れてかれて
殺し屋マットと光雄は浄化されて生まれ変わらされたんだけど

ミナレは光雄を殺したことやまわりの人たちにひどいことしたことを
やり直したいわけでも、消し去りたいわけでもなくって挽回したいだけ。。
って言って、元の樹海にもどしてもらってオシマイ。。

それと、その放送を聞いてた人たちは、みんなそれぞれ何か考えたみたい。。


後半は、番組の反省会?と
麻籐さんからこれからの番組の企画を自分で考えろって言われて
参考になる番組を教えてもらったり、中也さんとマキエにも相談して
公募にしようって考えたり。。

それから夜、ミナレは
教えてもらった放送作家を育成する試み番組を聞きながら
麻籐さんはこうゆう番組を期待してるのか瑞穂と話してたら瑞穂は
「グチャグチャな刹那主義とか、無政府主義的な。。」って。。

それを聞いてミナレは
またハードルが上がったみたいな思いになったみたい。。
ってゆうところでオシマイ。。



前半はシュールなコントってゆう感じで
中の人も言ってたけど、ユネスコの説明とか
あんまり笑えるようなおはなしじゃなかったけど
ミナレのキャラが伝わるおはなしだったみたい?

殺し屋マットの片目が飛び出てるのがグロくって
できるだけ見ないようにして聞いてた。。

死んだあと、神様みたいな人に会って転生させられるって
なんだか異世界転生ラノベみたいなアイデアで、何だかふつう^^

生まれ変わるのがスゥエーデンってバイキングでも出てきそうだし
チート能力をもらって無双するパターンだけど
ごく平凡な郵便局員の長男とか、農家の次男とかってゆうのは
「八男って、それはないでしょう!」みたいなおはなしになるのかな?
ってならないか^^


あと「グチャグチャな刹那主義とか、無政府主義的な。。」
っていうのはよく分からないけど
アメリカの黒人差別の暴動みたいな感じなのかな?

「極左勢力がシアトル占拠」ってゆうニュースを見たばっかりだけど
それってただのメチャクチャで、あんまりおもしろくなさそう。。

今回のおはなしもドラマがあって変わってたけど
あんまりおもしろくなかったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
ep12 あなたに届けたい
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
時計はまもなく午前3時30分。本番までのカウントダウンに、ミナレはスタジオで気を引き締める。「ON AIR」ランプが灯り、「鼓田ミナレの波よ聞いてくれっへぇェェ~!」と番組がスタート。この日はリスナーから募集した番組の新企画を発表する段取りだった。緊迫するスタジオと局内。ミナレの、そしてMRSの、長い夜が始まった──。
{/netabare}
感想
{netabare}
ミナレの番組の新企画募集で集まったネタの発表とかをする予定だったのに
番組がはじまったら北海道で大地震!

北海道中が停電とか地割れがあったりとかって、こわいよね。。

でも、ラジオ局は自家発電ができて
ミナレは文句言いながらもしっかり5時まで放送して交代。。

ラジオパーソナリティだけでやっていきたい、って思ったみたいだけど
まだ、それだけじゃ暮らしていけないみたい。。


それからマキエは、この前の放送作家を育成する番組の投稿がみとめられて
ほかのラジオ局で面接を受けて受かったみたい^^

地震に気がついて、すぐ中也さんとボイジャーに行って
店長に断って、炊き出しの準備をはじめたの。。

頭の回転が早くって、うらやましいな^^

お兄さんもあれからちょっと変わったみたいだし
将来の夢に向かって動き出したみたい^^


あと、瑞穂はディレクターになるって決めたみたいで
小説家になろうとしてる久連木さんに
番組を持ったら放送作家をやってほしい、ってお願いしたの☆



災害のときのラジオ局って、司会者もアドリブとかが多くなるけど
スタッフさんたちって、それ以上に頭を働かせて
あちこちから情報を集めてるみたい。。すごいよね^^


おはなしは、これからの企画って思わせて
急に大地震ってナナメ上の展開で
いちお、いいおはなしで終わったけど
いつもみたいなおかしさはあんまりなくってちょっとザンネンかも。。

それでもふつう以上にはおもしろかった^^


あと、中也さんとマキエがつき合ったらよさそうな雰囲気だけど
こんどはミナレがやきもち焼きそうだし、どうなるのかな。。
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


ちょっと変わった女子がラジオ局のパーソナリティにスカウトされて
深夜の20分間だけど自分の番組を持って放送をはじめる、ってゆうおはなし


1話目は主人公のミナレがしゃべりっぱで、どうかな?って思ったけど
キャラが濃い人ばっかりで
コントみたいなナナメ上の展開が次つぎ出てきて
おもしろいおはなしが多かった☆

ラジオ局のこととか、効果音のことなんかも知れて勉強になったみたい^^


あと、ミナレ役の声優さんがまだ新人さんみたいだけど個性的で
まわりの有名な人たちに負けてなかった^^


キャラデザがちょっとクセがあって好ききらいがありそう。。
作画は、いい方だったと思うけど、ときどきくずれてたみたい。。



.

投稿 : 2022/03/16
閲覧 : 914
サンキュー:

64

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラの魅力と、会話劇としての面白さ

 原作は未読。
 主舞台となる地方のラジオ局だが、普段窺い知ることのできない世界だけに、その舞台裏の
描写はなかなか興味深いものがあった。
 こういった面白さは主人公である鼓田 ミナレの努めるスープカレー屋「VOYAGER」に
代表される北海道文化とも言うべき描写に関しても同様の感があった。

 ミナレの番組「波よ聞いてくれ」だが、、劇中で例に挙げたオーソン・ウェルズの
ラジオドラマの「宇宙戦争」のようにフェイクドキュメンタリーとしての側面があり、
劇中劇としてもなかなか面白いものだった。

 終わってみるとストーリーはさほど動いていないことに気付くが、それでも濃密な印象が
あるのは、最初から最後までミナレの勢いに引っ張られた感があったのと、キャラ達の会話劇の
面白さとそのテンポの良さに魅入られたためかなと。

 印象深いキャラは多かったが、並べてみるとやはりミナレが際立つ。
 まあ喋る量からして他のキャラを凌駕しているが、設定的にその声質自体が魅力的と
いうことで、この辺に関してはキャストの杉山 里穂氏の演技がミナレの魅力に相当
貢献していたように思えた。
 彼女の喋り、言葉選びの面白さはラジオ向けという感じだが、それだけでなく自由奔放な
生き方や、それでいてすぐに自身の行動に後悔しまくっている点など、喋り以外の部分も
面白かったりする。
 
 表立って強いテーマを打ち出してはいなかったが、ミナレを始め、多くのキャラが自分の
進むべき道を将来ではなく、直近の問題として模索することが多く、そういう点は学生キャラが
主体の作品にはできない、社会人キャラだからこそ描けるテーマ性を感じた。

2020/06/26
2022/01/02 加筆・修正

投稿 : 2022/01/02
閲覧 : 356
サンキュー:

6

ネタバレ

やん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ミナレさん

アニメ化にあたってミナレさん声優が難しいと思いましたがぴったりでした。原作同様つかみどころのない作品なんですが、テンポよくアニメ化されて非常に面白かったです。

投稿 : 2021/10/13
閲覧 : 265
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8

ネタバレ

アルジャーノン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

引き込まれるおもしろさ

ラジオの世界をアニメでやってて、
声だけで伝える世界なのにすごく面白かったです。
主人公の声優さんすごい…
私的にはジビエ(だっけ?)の事件が怖かったけど怖くないオチでよかったです。

投稿 : 2021/08/28
閲覧 : 187
サンキュー:

2

ネタバレ

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

序盤はどんな気持ちで見ていいかわからなかったけど、、、

いい話だった。

舞台は札幌を中心とする北海道(のはず)。
いろんな人間関係が複雑に展開していく。

大人な題材でドタバタやってるなあという感じだったけど、
最終回はなんか、しんみりしてしまった。
{netabare} 地震はせこいよ・・・ {/netabare}

何だろう、似た雰囲気のアニメはあんまり思いつかないかも。

投稿 : 2021/06/09
閲覧 : 268
サンキュー:

4

ネタバレ

yut さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

ハイテンションダメンズウォーカー

投稿 : 2021/05/11
閲覧 : 172
サンキュー:

1

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

その女凶暴につき

ラジオ番組を聞くのが好きだから興味が出た本作
感想は癖が強すぎてあんまり人に薦めるものではないと思う

強烈なスラックスティックから始まる第1話

屋外の生放送と言う設定でクマが近くにいる中で
人生相談を受けると言うどうかしてる内容に度肝を抜かれ

主人公ミダレのセリフは
先日亡くなられた橋田壽賀子氏を彷彿とする長さ

途中で架空のラジオ放送に被せるような修羅場のシーンがあるけれど
最終回まで語られる事はない

中盤以降はミダレの恋愛関係についての話が中心

ミダレに告白を繰り返していたバイト先の同僚である中原くん

中原くんに好意を持つ
店長の交通事故の加害者の妹で代わりにバイトをするマキエ

そしてラジオパーソナリティーになるきっかけだった
50万持ち逃げした光雄が現れ、ミダレに25万返してくる

ここではまた誰かを騙して返したと判断したミダレが
関係を断ち切る部分は描かれているが

中原くんとマキエは意識しだしているけど
具体的には進まない展開

そうこうしているうちにラジオスタッフの話がちらっと描かれた後
最終回は地震が起きて急遽緊急放送をミダレが行う

この回でラジオパーソナリティーの仕事を認識して
ミダレが一歩踏み出したと言う展開

話としては綺麗に纏められているし
実際の北海道の地震とフラッシュバックして
より気持ちが入れたとは思うが

如何せんあちこち話が散らばっているので
把握するのに精いっぱいだった

自分の評価では好きな作品と言いたい

投稿 : 2021/04/17
閲覧 : 230
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お初の「ラジオ」アニメ

【内容、感想】12話

札幌のスープカレー屋で働く鼓田ミナレが酒場で知り合った地元FM局D麻藤兼嗣に失恋話を愚痴る→翌日ラジオで暴露(録音)→殴り込み、弁解フリートーク→番組もたないか?
からのラジオDJストーリー。

サバサバとしたやりとり、ミナレのいかれたフリートークなどが楽しい。
スマホ、アニメ、ゲームの目を使う娯楽だらけの現代において昔っからある耳のみで楽しむ媒体「ラジオっていいなぁ」と思える作品。

各キャラの魅力あり。
ラジオ局中心のため最年少でも20半ばぐらい?と大人の色気、魅力がある作品でよい!

一点、全員目玉に黒い線(影)があるタッチがちょっと微妙で残念。

ラストも北海道地震→ラジオで現場やお便り呼びかけ→ラジオ独特の暖かさを感じ、本格的にラジオDJを目指す!がお金ないしカレー屋も手伝おう(笑)みたいなさっぱひした終わり方も好感。

♪OP 『aranami』tacica
♪ED 『Pride』遥海

投稿 : 2021/02/05
閲覧 : 171
ネタバレ

つむじ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

久々にいいアニメ出会いました

ラジオというなかなかにニッチ‪ーなジャンルをテーマにしたアニメであったが、作中でもあった通り、まだまだラジオとはメジャーなメディアであることを再認識した。実際私自身も声優のラジオを時々拝聴している。とはいえ、この話はそういったプロがパーソナリティのラジオをアンチした番組を作ろうとしていたわけで、そういった点が新鮮だったし、ミナレのトークとテンション、語彙や考え方は見ていて非常にスッキリした。
1クールだけとあって、気になるところが多々ある状態で終わってしまったのが残念。ぜひ二期を期待したい。
ラジオ収録という一見淡々とした作業もアニメらしくスピード感や謎のアクションが画角やカメラワークで表現されていて作画的にもとても楽しめた。一番はもちろん会話のテンポ感ではあるが、そういったところにも見所があるため、あらすじを読んで見るのを辞めてしまっている人はぜひ喰わず嫌いせずに見て欲しい作品である。

投稿 : 2020/12/17
閲覧 : 208
サンキュー:

5

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1話冒頭の数分で評価しないで>_<

1話冒頭の数分で視聴断念しそうになりました。
状況が意味不明で内容自体つまらないし主人公っぽいのはテンション高いけど滑ってるし…

正直ここを最初に持ってきたのはどうかなと全部見終わってそう思わずにはいられないし、良心的な目でこの作品を見返してもやはりそれ自体がつまらないのではないかと。

そんな部分最初に持ってきたらそりゃこの作品知らない人はそう言うつまらない意味不明なノリのものと思っても仕方ない気もする。
ラジオの突飛な企画と主人公の一通りを把握しないとこの場面はキツい。

以降はずっと面白いけど連続視聴はちょっと疲れる…

なんと言うか、ちょっとイタい女の自虐気味な日常を綴った人気ブログみたいな感じがしました。

投稿 : 2020/12/14
閲覧 : 247
サンキュー:

5

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

主題がわからなかった

時間があったので一気見。しかし、最初から最後まで主題が分からなかった。


札幌のとあるスープカレー屋の女性店員が、偶然スカウトされてラジオパーソナリティになるというストーリー。
「偶然」というのは・・・・たまたま酒の席で出会ったラジオ局の重鎮に、酔って喋った失恋話が録音されてて、勝手にラジオで流されたという経緯。人生って、こういう唐突な転機ってあるよね。
そのあとはラジオパーソナリティとしての成長?を描いてるのかな・・・よく分からなかった。

投稿 : 2020/11/29
閲覧 : 202
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

クマー!!

何でラジオでクマと戦ってるねん!しかもリスナーからのメール読んでるし・・。

つかみはバッチリw 

でもさーミナレ姐さんおっかなそうな割に意外とチョロい面もあって・・。

「最初はあのロボット物ばっか作ってたサンライズがヒューマンドラマなのかよと驚きましたけどね・・見てるうちに1クールなのにそんなまったり進行でいいのかよ!とかいろいろ思いまして・・でも、じっくり描かないと脇役の個性出ないし・・なんか色々いい味出してんなーと思ったら最終回ですよ、最終回! あ、終わっちゃった。いいよ。すごく良かったけどね。これからも見たいよ!って気持ちをどうしてくれるねん!ってことになる訳で・・。

あ、原作コミックちゃんと買ってね(はぁと)とか
追っかけたいなら連載中の雑誌も買ってね(はぁと)

ああ、かつて青少年にプラモ買わせまくったサンライズは健在だ!と思った次第です」

ここまで読んでしまったひと・・素人が勢いよくかまそうとしてもダメなんですね。

ミナレ姐さんのマシンガントークになぎ倒されちゃって下さい。
<(_ _)>

投稿 : 2020/10/02
閲覧 : 151
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 1.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

無限の住人と根本は変わってないんだなぁ…

元々、原作の画も
線が多すぎるのと、背景との書き分けが
上手にされてない様に見えて、個人的には
好きじゃあなかった。
その上に、このアニメの作画は
そもそものデッサンが崩れてる箇所が
沢山あって、原作でのシーンも確認したりしながら
見たりもしたけど、やっぱりこの制作チームの
アニメ―ターと監督の質の低さを感じた。
サンライズって作画に関してはハズレ少ないのに…。
特に、原作にはない、目に変なグレーの円がずっと付いてるのが違和感凄かった。

ストーリーも、使い古された
平成初期ぐらいの月9のドラマみたいな内容で
なーんか、既視感すごいし、薄い。

無限の住人もそうだったけど、
この原作者の描くキャラクターって
全体的に魅力を感じない…。
根幹のストーリーが必然性が薄いものが多くて
各キャラの行動が一貫性がないんだよね。
矛盾と言う意味ではなく。人間としての納得感が薄い。

例えば
①リアルな現代劇であるのにも関わらず、
公共の電波で「殺す」と殺人予告を平気でスルーするところ。
※途中、架空ドラマでとする箇所とは別の部分

②先代のカレーを冷凍で残してる箇所。
残して置くってどういう心境なの…
あんな隠し方するならそもそも、味変っちゃいましたで
済ませられるでしょう。
そもそも腐るからカレー…そんなに持たないし。
レストランに尺を半分以上使ってる作品で
あんなフェイクな箇所作ったら、違和感凄いよ。

③店長が同性愛者だからってあんな採用とかするキャラって
海外だと問題になる。面白くもないし…

とまぁ、濃い主人公と、強引な設定で
日本ドラマみたいに何となく笑えて、雑に進むアニメでした。

投稿 : 2020/08/19
閲覧 : 272
ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

B. ネタバレ注意 – ミナレのしゃべりが癖になる

沙村広明の漫画
2014年7月から「月刊アフタヌーン」で連載中
札幌のラジオ局を舞台に26歳の女性の成長?日常?物語


<主要登場人物>
・鼓田ミナレ:杉山里穂

藻岩山ラジオ局(MRS)
・麻藤兼嗣:藤真秀 ディレクター
・南波瑞穂:石見舞菜香 AD
・茅代まどか:大原さやか 人気パーソナリティ

VOYAGER
・中原忠也:矢野正明
・城華マキエ:能登麻美子


・須賀光雄: 浪川大輔 ミナレの元カレ
・沖進次: 内山昂輝 ミナレと同じアパートの住人


<ストーリー>
26歳の鼓田ミナレは50万円貸した彼氏に逃げられたことを、飲み屋でたまたま隣に座ったおじさんに愚痴っていた。
「いやあ~~~~ッ、25過ぎてから男と別れるってキツいですね!」

翌日、アルバイト先のスープカレー屋VOYAGERで接客しているとラジオから自分の声が流れてきた。
昨日飲んで愚痴った話がそのまま流れてきたのだ。
おじさんは藻岩山ラジオ局の麻藤ディレクターでミナレの愚痴を録音していたのだ。
驚いたミナレは店を飛び出しMRSに向かい放送を止めるよう直談判する。
ラジオは3秒無音になると放送事故になるから放送を止めるならお前が間をつなげと言われアドリブで言葉を叩きつける「光雄!お前は地の果てまでも追い詰めて殺す!!」

ミナレは、滑舌の良さと、頭の回転の速さと、人を安心させない傲慢なのに不快じゃないしゃべりを買われラジオパーソナリティにスカウトされる。

一方、アルバイト先の店長はミナレの仕事振りを評価するものの「夢空間」を謳ってるこの店に客と楽屋トークをするようなミナレは合わないと思っていたため仕事中に突然店を飛び出したミナレに首を言い渡す。

元カレに80万円の貯金中50万円を持っていかれ、アルバイトも首になりそう、しかもアパートの更新と車の車検が迫っていた。

ミナレは寝るところの確保のためパーソナリティになることを承諾し、
ADの瑞穂の家に居候しながら「波よ聞いてくれ」という冠番組を持つことになる。


<メモ>
タイトルからサーフィンとか海の家のアニメを想像していたら全然違いました。

原作は読んでいないのですが、これだけのセリフ量だとアニメ向きですね。
セリフ量と言ってもほぼミナレがしゃべってるんですが。
ミナレ候補には杉山さんのほかベテラン2人が残ったとか、
ベテランということで朴璐美さん、斎賀みつきさん、甲斐田ゆきさんを想像しましたが皆さんは?

主人公はラジオが好きとかパーソナリティに憧れていたとかいうことはまったくなく
たまたま知り合ったディレクターにしゃべりの素質を見出され自身もラジオの役割を気づき始めたところで終わりました。

原作は続いているそうですが、マキエさんが放送作家になって一緒にラジオ番組を作ったりするんでしょうか?

ミナレはダメンズが好きなようですが、中原みたいな人と付き合った方が幸せになれることに早く気づいて!
でも、そうすると自虐ネタが面白くなくなるのか?

「記憶を失うほど酔っていても靴を揃えて脱ぐ」理由が面白かった。
沖さんのその後が気になる。スラブ系3世の彼女に再開できたのか?なぜ行方をくらましたのか?

ミナレのお父さんもシセル光明と知り合いだったんですかね、実はお母さんだったり?

追記
作画だけ、3.5にしたのは目の中のグレーの部分が気になったからなんだけど他の方のレビュー読んだらやっぱり気になった方がいるみたい。
なんなんでしょうね?


20.7.31

投稿 : 2020/08/04
閲覧 : 259
サンキュー:

10

ネタバレ

灰色のくま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見続けれる心地いい話のテンポ

1話を見た感じだと、理解が出来ず断念してしまいそうだった。

しかし、2、3と観ていくにつれてその印象は変わった。

主人公のテンポいい話。
話もトントンと進んでいく。

内容は、ラジオのいろいろについてがメインで、それに関わる人の話などなど。

いつの間にか全部見てしまう感じでした。

最終話、突然の出来事が起こりびっくりしましたが、それだけ引き込まれていたんだなと思いました。

投稿 : 2020/08/03
閲覧 : 186
サンキュー:

3

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

普通に面白かった

一話目の 最初は 間違いなく 途中でみなくなるだろうなぁ と思ってたけど・・ どんどん 引き込まれていったなぁ
なにが よかったと いわれると 困るけど・・ ただ ただ 面白かった
ただ EDは 非常によかった

投稿 : 2020/07/16
閲覧 : 255
サンキュー:

6

ネタバレ

梨子友 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

リアリティのある作品でとても面白い。

主人公のミナレさんがとてもいいキャラ出ています。
そしてなんかシコイ。

ラジオ業界だけでなく、バイトしているカレー屋さんの飲食店での話など、複数の話がリアルに動いている所にとても面白さを感じます。

1話だけでは面白さの全てが掴めない作品なので
根気よく見てください!

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 220
サンキュー:

2

ネタバレ

すかり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エネルギッシュな女性の生き様

私は以前ラジオ民だったので、スピーカー越しの懐かしい音や
ラジオ制作の裏側を知れたということだけでも正直満足。

ラジオを子守唄代わりにして寝るという「ラジオ民あるある」も
『あーそれ私だ、やってた』とニンマリ。
(朝起きてやってしまったと後悔する、でもまたやる)


トーク力のあるパーソナリティの喋りは、
情景やシチュエーションが浮かび上がってくるもの。
もしかして、最初の主人公ミナレのトーク、
クマのシーンはそういった演出・キャラ設定なのかな?(笑)


ミナレが最大に可愛いのが人に感謝(キュン)する時。
表向きは大胆で人当たりが強いけど、どこか
「私は一人では生きていけない」という認識が見え隠れしています。
エネルギッシュで魅力的な主人公です。

そのミナレを演じている声優・杉山里穂さんも適役でした。
ハスキーでハキハキした良い声。
声だけ聞いても「こういうパーソナリティいるよね」という感じ。
早口アフレコ凄かったしずっと喋ってた、お疲れ様でした。


最終話で大地震のシーンもありましたが、
実際の東日本大震災の時もあんな感じでした。(聴く側)
麻痺した交通情報や自治体の避難情報など、
普段扱わない情報をパーソナリティの方が、
絶やさず喋りかけているという感じ。
私含めラジオを聴いてる多くの方が、
孤立や孤独から救われたと思います。

ミナレの仕事っぷりを観て、あの時は凄く大変だったろうなぁと。
当時のパーソナリティやスッタフに、
再び感謝の気持ちが湧いて出てきました。


ラジオという渋い題材でありながら、
真面目なところはお仕事と生き様、
それ以外は悪ノリといった感じで飽きませんでした。
人のかっこいい所だけじゃなくて、
かっこ悪い所も見れる所にリアリティーを感じました。


1話観れたら、最後まで観れる気がします。
久しぶりに、好きなドラマアニメを見つけました。

投稿 : 2020/07/11
閲覧 : 165
サンキュー:

5

ネタバレ

どりを さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大人向け

完全に大人向け、しかもごく一部に刺さるアニメ
主人公の声優さんの演技力が素晴らしい。
ただそれに尽きる。

独特なギャグセンス。
一部にしか分からないであろうネタ。
スピーディでかつ軽快なボケとツッコミ。

そしてなによりインパクトが超強烈。

いやー久しぶりにシビれました。ワクワクしました。
固定概念をぶっ壊していくのは見てて楽しい。
アニメのキャラと飲んでみたいと思ったのは初めてだなぁ…

究極なバカであり究極な天才だ。
クズや最低という言葉の枠には入り切らない人間だ

「笑わせる」
最高の言葉です。

投稿 : 2020/07/09
閲覧 : 227
サンキュー:

5

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

生活はボケとツッコミの連続でできていると教えてくれるアニメ

25歳の女性がラジオで話す仕事を始める。コント調の掛け合いの連続で、面倒な日常生活が描かれる。

昔からラジオ番組には全く興味がなく、その裏事情の物語もそれほど面白いとは思えないが、この25歳女性の中の人の演技と演出が漫才のように間合いがいい。

面倒な日常もボケとツッコミでできていると思えばおもしろい。笑い、笑わせる、ミ・ナレ。アイヌ語とは。

OP/EDもじっくり聴ける。

ラストの災害イベントは全体の流れからは浮いていて異質だが、今のような時代にはふさわしい、視聴者へのツッコミで終わった感じ。災害を坂本九の歌で締めた。

登場人物みんなの続きが気になる。

投稿 : 2020/07/08
閲覧 : 263
サンキュー:

19

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もっとー私的アニメ感想簿92

カレーやで働く女性が男に50万円持ち逃げされ、酔って話した話を録音されてラジオデビューする話です。

まあ、この説明でこのアニメがどんなものか分かったアナタ
ヘンタイですね(違~う)

主役の彼女(ミナレ)
その彼女をラジオの仕事に引きずり込んだ麻藤
薄幸の美女っぽいが実は裏がありそうに見えるマキエ
下種な元彼の光雄
ミナレに恋してるものの、ぜっ~たい無理(涙)な中原

よくわかんないまま観はじめましたが、これが結構面白い。
ミナレのマシンガントークに引き込まれてしまいました(笑)

そして彼女は熊と格闘し、ラジオ局の看板には熊を打ちのめす道着姿の彼女の看板が(それ、神心会)
まあ、それはウソですが、ラジオって何でもありですね。
そんな自由奔放な展開ですが、最終回はリアルな展開に・・・
例の地震を持ってくるとは思いませんでした。
これには正直やられました、何と言うかリアルに引き戻された感じですね。
このアニメに対する見方が、最終回前といい意味で随分変わってしまいました。
いつかミナレの番組を、ドライブしながら聴けたらいいですね。

ちなみに
「光雄」
と言われてせんだでも相田でもなく、百田や吉田を連想してしまった自分は何なんでしょうね。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 241
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15

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らいの さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

みなれの魅力とは

一見だらしなく、ダメ人間ぽく見えるけど、そこがなんとも愛おしく、人間らしさが溢れて目が離せません。
アニメとしての続編も期待します。

投稿 : 2020/06/28
閲覧 : 215
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3

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テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見れば化けるし面白くなる

正直、最初は全然面白くなったと言いますか興味なかったです…が!…話が進む度に面白くなった作品です。
ラジオ番組を舞台に展開されるのですが、この作品を機にラジオ番組と言う物を知るきっかけになりました。

私、小学生の頃に100均で小さなラジオを買ったんです。
その頃は部屋にテレビもなく寂しかったのですw
どのチャンネルも付かないのですが唯一1局だけ繋がるチャンネルがありそのチャンネルのラジオから流れてくる番組をよく聴いていました。
その時間は凄く好きでした。

中学生にあがりテレビを部屋に導入してからは聴かなくなりました。
今ではネットやゲームに動画など楽しめるコンテンツも増えています。
最終回で、主人公ミナレも言っていましたが「ラジオなんて廃れていくと思った」私も同じ事を考えていました。

私の周りにもラジオを聴く人なんて殆どいません(あっ、ウチの母はたまに聴いてます)でしたし、私も聞かないですし。
他に楽しめるコンテンツが沢山ある現代ラジオを選ぶ人って少ないんじゃないかな?って思いました。

でも、考えてみればラジオって結構身近にあるんですよね。
例えば最近だとアニメでもラジオ放送とかあったりしますし。
そんな事を考えたりするきっかけになった作品です。

物語も色々といい意味で大げさでギャグの様なシーンを入れてきたりしたと思ったらシリアスな場面もあり波がありましたw
そう言う物語の展開も楽しかったですし。

死体を埋めると言うラジオドラマのシーンでは様々な道具を使い音を作り上げるってのも見ものでした。

最終回の地震の回でも生放送だから突然の災害などに対応したり物語の展開もリアリティあり良かったと思います。
普段聞かないので見るもの全てが新鮮でした。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 223
サンキュー:

19

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ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

内容はかなり浅いので見やすい

可もなく不可もありな作品でした。尺が足らなかったのか色々撒くだけ撒いて一切回収せず...のわりには無駄なパートあり... まぁ最近のアニメはこんな感じかな。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 233
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6

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たまき さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは、全く新しい「日常モノ」ではないか

まず気になったのはストーリーですが、{netabare}原作を読んだ方ならお分かりのように、構成が所々違います。原作に忠実であることを求められるストーリー展開が緻密な作品だとこれは重大なタブーですが、これはどちらかというと出来事よりも出来事に対するミナレ達のアクションが見どころの作品であると思うので、全く気になりませんでした。むしろ自身の描写を原作に忠実に描くと、和寒の話と引きこもりの話をどちらもやらなければいけないにも関わらず、(7巻き後書きにあるように)ラジオと日常の結びつきを最も強くしているものが災害なので、このアニメ化はすごく妙案だなと感じました。単行本派なのでまだ追いついていませんが、この展開も胸熱で非常によかったです。{/netabare}
一貫性がない、という批判なんかも目にしますが、どちらかというと一貫性のないミナレという女の「日常」を描いているからこそ、ストーリー自体の脈絡はありながら、言動や展開に脈絡のないという、独特のストーリー性を持っているのではないでしょうか。ある意味では、脚本家の思うツボなところかもしれません。
声優については、皆さんも挙げていらっしゃる通り杉山里穂さん。独り相撲のような作品なのにも関わらず、常軌を逸している演技のうまいことうまいこと。要は芝居するミナレの芝居をしているという二重構造があったわけですが、本当に素晴らしい演技でした。これからもああいったエネルギッシュな作品を是非とも見てみたいですね。
また、藤真秀さんも麻藤の風体が直に感じられる芝居だったと思います。特に感じ入ったのは、ラジオドラマの回。棒読みの演技、非常に良かったと思います。麻藤=一般人がああなることで、ミナレの素人離れがより鮮明に浮き彫りになりました。また山路さんや石見さんや大原さん、そして矢野さんや能登さん、新井さんなど、ここまでキャスティングに文句のない作品はそうそうないレベルのものです。違和感を全く感じる事なく楽しめました。極端な話、これでドラマ化しても人相もそっくりな人が多いし、この作品自体にナチュラルな芝居がフィットしていたのもあって、うまくいくのではないでしょうか、と感じてしまうほどです。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 172
サンキュー:

7

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ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

オヤジ女とラジオ

原作:漫画 未読


感想

普段ラジオは全く聞かない自分なので、この作品 どうかなぁ・・・って思ってたけど、主人公のミナレがいい気味で面白いキャラだったので、何気に楽しく観れました。
それに、ラジオのことも少し知れるので興味深かったです。

ミナレってとにかくよ~喋る
あんだけ喋れればアドリブが上手いのも納得です。
女性なのに考え方がどこかおっさんクサいとこあるし、だらしないとこもあるのに、惚れた男の前だと意外と面倒見のいい女になったり、チョロかったりと、人間味のクサいとこがあってリアルで良かったです。
女性としてはタイプじゃないけどw 
しかしまぁ、ミナレ役の声優さん 杉山里穂さんの演技 すごかったです。
ラジオだけあって、長セリフを噛まずにしゃべり続けるシーンとか、圧巻でしたし、声なんか聞き取りやすいしで、良い声質で裏山しいくらいです。
こんな演技できる人が今まで代表役とかなく、くすぶってたなんて信じられない。
これを期に、今後 もっと活躍するんじゃないでしょうか。

最後は、ミナレのラジオ放送本番中に大規模な地震が起き、緊急放送に切り替わる件では、めっちゃリアルだったし、ちゃんとそういうマニュアルがあると知れて、へ~って感心しちゃいました。
そりゃそうだよね。マニュアルくらい やっぱあるよね。

ラジオとはいえ、知識欲ですかね?
自分の知らないこと知れるのってなかなか興味深くて面白かったです。

投稿 : 2020/06/23
閲覧 : 259
サンキュー:

33

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たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

本当にマニアックなアニメ

「無限の住人」の原作者沙村広明さんが、次回作はどんな文芸を見せてくれるのかと思いきや、思いっきりコメディに寄っている作品。


てっきりエログロ短編で有名な「ブラッドハーレーの馬車」の方をアニメ化してくれるのかと思っていたので少々がっかりです。

なんというか。。「波よ聞いてくれ」はどちらかといえば単館の映画館向きな内輪話が中心なので、非常に設定として弱いというか。。TVドラマが好きな人には受けが良いでしょう。

サンライズが制作ということで、今製作中の「閃光のハサウェイ」や「銀魂 新劇場版」などの大作が控えているので、コロナウイルスでてんやわんやの業界なだけに「無難」な作品を選んだと思っています。

なので肩に力を入れずにさらっと見るのが良いでしょう。

投稿 : 2020/06/22
閲覧 : 511
サンキュー:

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波よ聞いてくれのストーリー・あらすじ

いやあ~~~~ッ、25過ぎてから男と別れるってキツいですね!」札幌在住、スープカレー屋で働く鼓田ミナレは、酒場で知り合った地元FM局のディレクター・麻藤兼嗣に失恋トークを炸裂させていた。翌日、いつものように仕事をしていると、店内でかけていたラジオから元カレを罵倒するミナレの声が……!麻藤はミナレの愚痴を密録し、生放送で流していたのだ。激昂してラジオ局へ乗り込むミナレ。しかし、麻藤は悪びれもせずに告げる。「お姐さん、止めるからにはアンタが間を持たせるんだぜ?」ミナレは全力の弁解トークをアドリブで披露する羽目に。この放送は反響を呼び、やがて麻藤からラジオパーソナリティにスカウトされる。「お前、冠番組を持ってみる気ないか?」タイトルは『波よ聞いてくれ』。北海道の深夜3時半、そしてミナレは覚醒するッ!(TVアニメ動画『波よ聞いてくれ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年春アニメ
制作会社
サンライズ
公式サイト
namiyo-anime.com/
主題歌
《OP》tacica『aranami』《ED》遥海『Pride』

声優・キャラクター

杉山里穂、藤真秀、石見舞菜香、山路和弘、大原さやか、石川界人、矢野正明、能登麻美子、島田敏、浪川大輔、内山昂輝

スタッフ

原作:沙村広明『波よ聞いてくれ』(講談社『アフタヌーン』連載)
監督:南川達馬、シリーズ構成:米村正二、キャラクターデザイン:横田拓巳、音響監督:高橋剛、音楽:岩﨑元是、色彩設計:野地弘納、美術監督:坂上裕文、撮影監督:小池真由子、編集:木村祥明

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