るるちゃみ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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ef - a tale of melodies.の感想・評価はどうでしたか?
るるちゃみ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
かみやん さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.5
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.0
状態:観終わった
その辺のアダ○トゲームをアニメ化したという感じ。
一期でも好素材を活かしきれてないことに失望しましたが二期ではメインヒロインがどこにもいそうな子に変わり輪をかけて残念になっていました。
面白く無かったです。
ただ、オープニングの方は一期と同じくよかったです。
kurosu さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
重い話が多いですが
OPなどがとてもよく泣けました。
感動ストーリーが好きな人はぜひ見てほしいです。
kisushotto さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ValkyOarai さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
りゃむ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
さて1期のほうでスタッフ陣営の素晴らしさは書いたのでこっちは何を書こうか・・・
というのも1期2期と分けて考えるより1幕目memories2幕目melodiseと一作品にまとめたほうがいいと思うからです。
そのものそのままなのですが1期はmemory記憶に関するストーリーでした。
そして今回はmelody旋律、音に関するストーリーです。
つまりスポットライトがヴァイオリニスト久瀬へと移るわけです。
例のごとく物語に対して野暮な感想や解釈は書かないでおこうと思います。
efシリーズにて2度目の涙腺崩壊、というか涙嚢ダム決壊。
まどマギや物語シリーズだけで“シャフトっていい”とか言ってるそこのあなた?
シャフトというアニメーション制作会社を評するならefシリーズとぱにぽにも見てからどうぞ。
2S-305 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
BDにて視聴。
ef- a tale of memoriesの続編で、前作に引き続き美しい映像と音楽によりつむがれるストーリーは、必ずしも口当たりの良い居心地の良い物語ではありません。
本作では火村と優子、久瀬とミズキの2つの時間軸のことなる物語が、作品のテーマである「旋律」により紡がれていきます。
前作以上に人間の心の表と裏、愛憎、嫉妬、悲哀、絶望と狂気といった澱んだ部分を掘り下げる、というより「抉りだす」かのように描かれており、それゆえにその中で描かれるきれいごとだけではない物語は慟哭に満ちています。
そのためかなり好き嫌いの分かれる作品で、軽妙なラブコメを求める向きには全くオススメできませんが、苦味や痛みを伴うストーリーに心震えるものがあれば、この作品は特別なものになるかもしれません。突っ込みどころはいろいろある物語ですが、屋上のまばたきシーンはなんともいえないものがありますね。
オープニングも前作同様音楽・映像ともにメッセージ性に富んでおり、秀逸だと思います。
個人的には前作以上のすばらしい作品だと思います。
KOH+ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
個人的に一期を超えていると思います
一期を見た後、
二期は一期を越せないと個人的に思っていたので、見ませんでした
しかし、ふと暇で見たらとても感動しました
個人的にCLANNADに並べるのはこの作品だけだと思います
たつじん さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この作品は「a tale of memories(以下memo)」の続編として描かれています。
(スポットがあたる人物は前作とは異なりますが・・・)
したがって「memo」を先に観ていないと全く理解できないと思いますので、「a tale of melodies(以下melo)」から観ることのないようご注意ください。
前作とは違い、序盤のストーリーは緩やかに流れていきます。
正直1~2話は観ていてちょっと退屈するかもしれません。
でも3話あたりから深まっていきますので途中切りはしませんように・・・。
前作で謎だった人物や、疑問に感じた事、複雑に交差する人間関係もちゃんと描かれています。
「memo」では2つの恋愛を行き来する場面が多く見られましたが、「melo」では過去と現在の場面が切り替わり・・・少し戸惑うかもしれませんが、人物をしっかり押さえていれば問題ないでしょう。
また「memo」が恋愛中心だったのに対して、「melo」はさらに「生きること」の意味といった大きなテーマも描いています。
「memo」で心を動かされた方は、是非観ていただきたい作品です。
最後に「ef」の意味は・・・諸説あるようです。
舞台の音羽町の語源「風が吹いていて、それが羽音のように響く街」というのにかけて wind(風)とwing(羽)の語尾であるアルファベットのdとgの間の「ef」だとファンの間では言われているそうです。
あくまで個人的にですが、このシリーズ2作品を観てsound(音響)の語尾とgraphic(視覚表現)の頭文字の間というのもありかなぁ・・・などと思ってしまいました。
さらに「ef」をeffect(外的なものによる効果)の略だと考えると・・・
「音と視覚によってもたらされる効果」となってしっくりくるのですがw・・・。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この作品は物語・演出ともこっていて、
作画・音楽も含めて、全てがとても美しい作品です。
心に残る素晴らしいアニメでした。
この作品は1期のmemoriesとセットですので、
そちらを観てからにしましょう。
hirofumi09 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
てけ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作は未プレイです。
内容は1期の「ef - a tale of memories.」の続きとなっています。
1期レビュー→http://www.anikore.jp/review/397865
1期で残された謎や伏線を回収しつつ、現在・過去・未来、重なりつつも進んでいく。
まるで1期と表裏一体の世界にいるような感覚。
{netabare}
しかし、ほんとに表裏一体だったとは……音羽というそっくりに作られた二つの街。
一瞬入る雪の結晶のような演出。
吐く息が白いかどうか。
雪が降っているかどうか。
服装はどうか。
それで舞台がどちらなのか、1期の時点で判別できていたんですね。
{/netabare}
また、シリーズを通し、最初から最後まで演出が光り続けた作品でした。
・キャラに語らせる。
・動きに語らせる。
・背景に語らせる。
・音楽に語らせる。
・色に語らせる。
{netabare}
melodies=音色。
「音の色」。ちょっとダジャレが入ってますが、色の使い方が秀逸です。
差し込む光の色。
キャラクターの目の色の変化。
キャラクター目線での世界の色の変化。
室内で光になっている部分と影になっている部分の違い。
そういったものが、キャラクターの心理状態を表しています。
{/netabare}
1期同様、見る度に新しい発見があります。
そして、OPがすごいですね!
「ebullient future」。
和訳すれば「あふれるような未来」。
頭文字を取れば「ef」。
{netabare}
OPがどんどん変化していく。
時には色が薄れ、時には色を失い、時には誰もいなくなって、音すらも失う。
しかし、それでも少しずつ色や形を取り戻していく世界。
{/netabare}
普段は飛ばしてしまうことの多いOPやEDテーマ。
しかし、この作品でそれをやってはいけません。
「きこえますか?真実のメロディ」がキャッチフレーズ。
この言葉を守りましょう!
{netabare}
11話で1期のメンバーが集ったときには2回のOPが。
しかも、1期のもの。
しかし、姿は消えることなく形を保ち、傍らには誰かがいて、鎖は破られる。
最終話のED。
……今までのOPやEDでは見えなかった人々の姿が現れ、ついに彼は束縛から抜け出し、すべては色を取り戻す。
もはや、OPとEDだけでストーリーができあがっています。
{/netabare}
ストーリーもクオリティが高いし、演出も相変わらずすごい。
まあ、突っ込みどころが無いわけではありませんし、演出の完成度は、1期の方が上の気がします。
しかし「1期と比べて」というだけであって、これ単体での演出力も相当な高さです。
1期から積み重なってきた物語と演出の集大成が、大きく心を揺さぶってくれます。
最終回、最後の5分の演出は……・゚・(つД`)・゚・ ウワァァァン
残されたテーマ。
{netabare}
最後のセリフ―
街を風が吹き抜けていく。
風は冷たく、時には立ち止まってしまいそうになるけれど。
そういうときは、ゆっくりでもいいから進んで欲しい。
いつか必ずたどり着けるから。
悲しいことがあっても大丈夫
手を伸ばせば、そこには誰かがいて。
ぬくもりを分け合うことができるから。
ひとりでは辛い道のりも、つないだ手を離さなければきっと乗り越えられる。
だから、あきらめないで。
長い長い道の先には、幸せが待っている。
幸せが重なり合い、さらに大きな幸せに。
そして、いつの日か気づいてほしい。
あなたがあるいてきた道の途中に、いくつもの幸せがあったこと。
忘れないで、あなたはひとりぼっちじゃない。
確かな足跡を刻み、季節を越え、空を見上げて
翼がなくても、きっと行ける
いつか夢見た
光あふれる「明日」へと――
重くて辛い苦難の中、みんなが諦めないで努力して生み出した絆。
その絆と絆がつながり合うことで、奇跡のような結末へと繋がる。
偶然でも何でもない、そこにあるのは必然。
そして流れる「ever forever」。
また「ef」。
{/netabare}
切ないながら希望を与えてくれる言葉。
これが、この作品にこめられたメッセージそのものですね。
なお、同時期に「とらドラ」「CLANNAD AFTER STORY」「とある魔術の禁書目録」などのビッグタイトルが放映されています。
その影に埋もれた、ある意味不遇なアニメですが、アニメーションの力を存分に引き出した、非常に完成度の高い作品です。
シリアスな内容なので、苦手な方もいるかもしれませんが、私のお気に入りのアニメ。
1期から通してぜひ観て欲しいと思います。
ギータ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
言いたいことはこういうことです。
この作品はアニメでしかできない、アニメじゃないとできないような演出をどんどんやってきます。
このタイトルの意味は、これはアニメの王道というような意味ではありません。
この作品を見た時、他よりも何年も先を歩んでるような印象をうけました。
それは演出だけにとどまらず、脚本にも表れています。
むしろ、物語を際立たせ、強調するものが演出なのですから、脚本がしっかりしていなければ、これだけの演出の評価はできません。
脚本は一本の筋となっていて、それをとことん太いものにしていこうとする徹底さが表れています。
何を徹底しているかは、見てない人は自分の目で、耳で、心で確かめてみてください。
※絶対1期を視聴してからにしてください。題名が似ているので気をつけて下さい。(私も最初間違えました。)それから、1期も2期に引けをとらない演出に内容です。
髭華一 さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
演出が斬新で素敵だ。
theシャフトって感じ。
ただ絵が残念な感じ。
まぁ昔のアニメだからしゃーないかー
2期後半は独特な世界が広がってて
ちょっとエヴァの後半を思い出した。
話も絵も微妙ではあるが、面白いと思う。
Opとかちょっとずつ内容が変わったりと大変芸が細かい。
好きなキャラは、レンジのお母さんだな。
あにまっくす さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
残念な点は、役者を強調させ舞台に上がらせる展開です。
故に内面的な描写ではバイオレンスを表現しなければならず、壊したり傷つけたりしています。
評価すべき点は、ストーリーとして想い続ける時間に重点を置いていた事でした。
人を愛すること自体が奇跡だとすれば、想いの届かない時間さえも喜びである事を表現できていた気がします。
KEY作品の場合、前半の平凡な日常が、後半には掛け替えのない思い出として表現されます。
それに対してefの場合は、前半の謎めいた表現が後半になって一転するように作られている気がします。
シャフトの映像に関しては、最初から最後まで過度なオシャレ構成だったのでメリハリの無い表現だとも言えます。
言い換えるなら、5本の指すべてに指輪を付ければ5倍美しいというわけでもないという事です。
ただ、最後には現実を超越していなければ表現できないと感じました。
そこで初めて納得してしまうわけですが、シャフトの映像は評価としては悩ましい技術です。
個人的にはKEY作品の方が好きですが、efはストーリーとして完結しているところが魅力でした。
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
本作品は、第1期「ef - a tale of memories.」の続編に当たる物語です。未視聴の方は、是非第1期からの視聴をお薦めいたします。
第1期で回収できなかった伏線を1クールかけて回収していきます・・・。第2期では、第1期で準主役だった雨宮 優子(あまみや ゆうこ)、火村 夕(ひむら ゆう)、久瀬 修一(くぜ しゅういち)が主人公として活躍します。
今回の作品は、人の生死と愛情に関する想いが物凄くリアルに描かれています。
そして、数々のシーンで映像が・・・台詞が・・・これでもかっ、というくらい胸に突き刺さります・・・^^;
だからでしょうか・・・登場人物が時折見せる心からの笑顔に、なぜかホッとしちゃいました♪
衝撃的な展開と結末が待っています・・・
私にとっては、儚く、深く、切なく、とても感動・・・というか完全に涙腺が崩壊したお気に入りの作品でした^^;
異文化 さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
efの2期。前回酷評したが、すでに円盤買ってたので視聴。今回もきびしめの評価なので、好きな人は読み飛ばし推奨。
-----
ストーリーは1期と通しで見ると結構良かった。もやもやな部分もだいぶ解消されて、伏線も順調に回収。ただ、なるほど!と思うような伏線もあれば、狙いすぎててちょっと無理あるだろう、的な伏線もあった。特に最終回に向けての伏線は見え見えな上に無理があったので苦笑。
キャラも多すぎず、全員がからむというよりペアとかトリオセットなのでわかりやすい。無駄にキャラが多すぎないのはフォローしやすかった。
ただ、この作品で一番残念に思ったのが演出。シャフトの演出は嫌いではないが、やっぱり合う作品合わない作品がある。
物語シリーズやまどか等は設定がファンタジーなので、ああいう演出でも「そういう世界」というのが受け入れやすい。でも本作はどちらかというと現実世界に近いはずなので、すごい違和感感じる。なので演出ばっかりに目がいってしまい、肝心のストーリーに集中できない場面もあった。
ここでこの演出は必要だったの?と疑問を持つ個所は両手では足りないほどあり、なんというか作画の無駄遣い。こういう作品は京アニ的というよりより現実世界に即した演出の方がストーリーも入りやすくていいんじゃないかな?
なんかもう演出ありきで作品造ってるんじゃねーか?って思えるぐらい。統一感も無いし、特に文字を使った演出は不自然極まりない。
ということで1期にくらべてだいぶ持ち直した的なところはあるが、高い評価はつけられないなあ。円盤買って損したとか時間返せとは思わないけど。
カルメル さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「ef - a tale of memories」の続編です。
途中、かなりダークな展開になり、見るのをやめようかと思いましたが、最後まで見てよかった。
1期から残っていた伏線や謎が、すっきり解決するんですが、これがなかなかよくできていて、お見事です。
作品のテーマはいろいろ盛り込まれていて、贖罪とか夢とか死とか。
それらを上手く物語で繋げているというか、何と言うか、とにかくよく出来ているんです。
私的には、火村の生き方や考え方に共感する部分が多くて、損な性格だなと。
最後に、途中で見るのを断念するのだけはやめた方がいいです。
☆★暗落亭-苦来★☆ さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
takumi@ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
音羽というだけでハッキリした地域は指定されていないが
数年前に大きな震災があったという設定のもと、展開されているこの物語。
2期であるこの「melodies」のほうでは、震災で失ったものや
背負うことになった心の傷がより色濃く描かれていた。
震災後に復興し美しい街並みが再建されてもなお、あちこちに残っている瓦礫は
心にある過去の傷のようで、それを覆うように隠すように、
仮面を被った表面上の性格を街並みが揶揄しているように見えた。
でも、どちらも存在している街に変わりはなく、どちらもその人自身である
ということを忘れてはならないのだろうと思う。
そしてオーストラリアに作られたという同じ「音羽」の街は
地震後の瓦礫も傷もないままの作り物の街であり理想であり、
夢が具現化された街ということなのかもしれない。
そういったことと並行して、1期で詳しく描かれていなかった大人たちの過去と現在。
火村の背負うものと優子の関係、義兄妹である優子と雨宮の事情、
ヴァイオリニストの久瀬が抱える苦悩とミズキの関係がじっくり描かれる。
女好きで人懐っこいが {netabare}死を覚悟した持病を持っているため {/netabare}
「清算」といって次々関わりを捨てているくせに孤独と死を恐れている久瀬。
彼は負ける勝負は最初からしないというタイプの負けず嫌い。
人を寄せ付けようとせず一定の距離を保ち、
過去の悔いをいまだ引きずっている火村は、勝ち負けで勝敗を決めるのではなく
ただ想いに対して素直に行動を起こすのみと思っているふしがある。
高校時代からの友人であるこの2人、さまざまな部分で対照的だが、
ミズキという無邪気な少女がもたらす夢という未来に少なからず影響を受け
勇気を持って変化していくその様が、観ていてとてもホッとできた。
また、このミズキ自身にもつらい過去はあり、達観して見えるのも
ふとした表情に翳りを感じさせるのも、どこか自分をごまかして見えるのも
後の展開で理由がわかり、「そうだったのか」と納得させられた。
そして、優子については1期で謎だった部分、
まだ語られていなかった大きな意味のある部分が明らかになり
彼女の深い苦しみはもちろんのこと、義兄である雨宮の苦悩と狂気も
許されることではないものの理解はできたし、哀れに思えた。
それだけに彼の最後の決意と選択には、胸の引き裂かれる思いがして悲しかった。
悲しみを人一倍知ってしまっている優子は、その名のとおり
誰に対しても優しく平等で、それがとてもせつない。
彼女の居場所は結局、現実的には教会なのかもしれないが
それでも関わったたくさんの人達の心の中に存在しているのが、せめてもの救い。
人は、心があるから悩み、苦しみ、生きているから辛いこともあるけれど
それを知ってるからこそ幸せを感じることができる。
そして、幸せなこと、楽しいことを記憶しているから離れがたい。
1期よりも、僕の過去や現在と重なる部分があまりにたくさんあって驚いたが、
そのおかげで深く共感できた分、こちらの2期のほうが好み。
1期でも語られていた想いは、さらに掘り下げられ、
最終回のエンドロールの途中で登場人物たちによって語られる言葉の数々は
日々、自分でもよく感じ、今まで信じて人にも伝えてきたことばかりだったので
深く共感したし、自分もこのまま前に進んでいけばいいのだなと思えた。
それにしても、凝った演出、練り上げられたシナリオ、
風景の美しさ、そして音楽がとても素晴らしかった。
正直言うと、女の子たちのキャラデザだけはあまり好みではなかったのだが
物語の深さと濃い演出で、まるで気にならずに最後まで観れて本当に良かった。
あにこれに参加していなければ、縁のなかった作品だったと思うので
良い作品に出逢えたことにも、心から感謝している。
TY さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
かくぽん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
メモリーズに続く二期目にあたる作品です。
個人的には一期より少し評価は下がります。これは作品のレベルが下がったなどではなく、ストーリーの質が一期よりも鬱展開が濃くなったからです。
ただそれでも、シャフトの演出のすごさには脱帽もので本当に面白い作品であることは間違いありませんでした。
とあるシーンにゾクッときたのは私だけではないはず(笑
来世こそ虹主人公 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
自分至上一番すごいアニメだと思います!
(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価
4.1
物語 : 5.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
NoName さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
一期に比べるとおまけ程度の内容だが、劣っている部分は無く、登場人物が少ないので掘り込みも深く、続編としてすごく良かった。一期を見たなら強くオススメ。
mintomomo さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
話が重いし、切なさが残った。
1期と比べて話に入り込めなかった分、感動も少なかった。
Moji さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
前作のmemoriesよりも人物・背景のクオリティが安定しているので安心して観れた(前作の予告通り4.5)。
声優も前作と同じなのだがmemoriesよりもは声優陣が場数を踏んだためか、慣れたためか違和感がなかった(0.5UP)。
ただ、演出に凝るのはいいのだが、時々演出過剰に思える場面が多くあった。
前半の時点では期待値は高かったのだが、10話と11話はどちらかがムダだし、12話と最終話は間延びする。
「話数合わせ」のために畳み掛ける感動がなく、失速し、きれいにまとめた感じになってしまった。
これは全11話か10話で収める話だったような気がする。
上記の理由から、前作のmemoriesのほうが物語はダンゼン良く好きなのだが、平均満足度では前作3.7、今作3.8とmelodiesの方が高くなるというおかしな逆転現象が起きてしまった。
ほるん吹き さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
登場人物は前作からの引き継ぎがほとんどで、メインとサブのキャラが入れ替わったという具合。なので話には入り込みやすかったです。
今作も2つの話が同時に進行していきますが、過去と現在の話ということでさらにややこしくwそして2つの話に何の関連性もないように見せかけてどこか繋がっている。その辺も前作と同じ演出ですね。
また違った視点でこの世界観が楽しめました。
話全体を通して暗く、重く、鬱な話が続きました。
{netabare}様々な不幸を次々と経験し、最終的に事故死という結末を迎える優子。
妹だけでなく、最愛の女性まで失うことになる火村。 {/netabare}
でもそれは作中で述べられている通り、全てが偶然と必然の折り重なりによってできた現実。不条理な展開も「運が悪かった」と受け止めるしかないのはとてもつらいです。
{netabare}久瀬さんのように、死に直面した運命でも、それを乗り越えた先に希望の光があれば進む価値はあったと思えます。
でも優子のように、絶望の淵から這い上がっても、その先に待っているのが死であるのならそれは意味があったのでしょうか。 {/netabare}
生きるって何だろう。幸せってなんだろうとまた色々と考えさせられる作品でした。
演出は相変わらず素晴らしすぎますね(素人の私が言うのもなんですが…)。
特に人の恨みや絶望とかの心理描写は、こっちが恐怖するほど強烈に伝わってきます。ホラー映画でも見ているかの感覚ですね。
さらにはOPやEDまでこだわりが…
{netabare}第6話の、優子が虐待を受けている事を告白する回のOPでは、歌とキャラが不在という異常事態であり、何やら良からぬ事の予兆を示していました。 {/netabare}
8話ではなぜかOPのバックの絵と文字が上下反転。ここから折り返しですよ、という事でしょうか?
意地になって他にも見比べてみたら、各話で配色のパターンが変えられていたり、登場するキャラの入れ替えがあったり。
ミズキバージョンのEDでも、分かりやすいところでは背景や登場キャラの違い。
さらに3話とそれ以降ではミズキの歩く速さが違いました。久瀬さんと出会った直後は普通に歩いていたけど、色々あってからは悩みながら歩いてる?
優子バージョンのEDは…いずれ検証しますw
もはやこんな細かすぎる演出、見つけようとしなければ気付かないですよね。
いや、こうやって探させられている事自体、制作側の思惑にはめられてしまっているのか…!?
南のエデン さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
りっきー。 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ef a tale of memoriesの続編。
一期で違和感を感じていた2つの物語の謎がここで解けました(^-^)
melodiesの方も物語は2つ同時進行なのですが、今回は過去と現在・・・・また、ややっこしいwww
こちらも物語・作画等よくできていて見応えありました。あと劇中で凄くながーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい台詞言ってた時は声優さん『マジすご!!』って思いましたよwww
ef - a tale of melodies.のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
ef - a tale of melodies.のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
天才美少女の広野凪にいつも振り回されている火村夕は、ある日、雨宮優子と言う不思議な少女と出会う。優子は夕の事を知っているようだが、彼女の事は夕の記憶には無かった。優子は、夕に不可解な言葉を残して立ち去る。
一方、従兄妹の麻生蓮治の家に泊まりに来ている羽山ミズキは、美しいヴァイオリンの調べを耳にする。それは蓮治のお隣さんの音楽家、久瀬修一の奏でる演奏である。蓮治の母、麻生すみれは、休暇中のミズキの世話を久瀬に頼むのだが--。(TVアニメ動画『ef - a tale of melodies.』のwikipedia・公式サイト等参照)
中島裕美子、遠近孝一、後藤麻衣、浜田賢二、伊藤静、古澤徹
原作:minori/鏡遊/御影、キャラクター原案:七尾奈留・2C=がろあ、 監督:大沼心、監修:新房昭之、、シリーズ構成・脚本:高山カツヒコ、キャラクターデザイン・総作画監督:杉山延寛、色彩設計:日比野仁、美術監督:小濱俊裕/東厚治、撮影監督:内村祥平、編集:関一彦、音響監督:鶴岡陽太、音楽:天門/柳英一郎
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年秋アニメ
広野紘と新藤景は幼馴染の間柄。紘はクリスマスの夜、景のパーティーに呼ばれていたが、ふとしたキッカケで宮村みやこと遭遇し、紘はマイペースなみやこに振り回されるはめに。 紘のクラスメイトで映研部員の堤京介はクリスマスの街を撮影中、雑踏の中に少女の姿を見つけキャメラを向けるが、つい...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年8月18日
物語の舞台は、夏休みのある一日。花火大会をまえに「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」の答えを求め、町の灯台から花火を見ようと計画する少年たち。一方、クラスのアイドル的存在・なずなに想い寄せる典道は、時間が巻き戻る不思議な体験のなかで、なずなから「かけおち」に誘われるこ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年冬アニメ
極道一家「集英組」のひとり息子だが、ごく普通の高校生・一条楽。彼は、10年前、仲良くなった女の子と「再会したら結婚する」という約束をし、その時に貰ったペンダントを肌身離さずに持っていた。そんなある日、楽のクラスにやって来た転校生の美少女・桐崎千棘。最初の出会いから相性最悪で、事...
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放送時期:2014年春アニメ
引きこもりの青年・シンタローは、パソコンに住み付いた電子の少女エネとともに、部屋の中で鬱々と過ごしていた。壊れたキーボードを買い換えるため、デパートに出かけたところ、なんと人質テロ事件に巻き込まれてしまう。そこでシンタローは謎めいた人物たちに遭遇する…
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放送時期:2007年夏アニメ
始まりの季節、春。希望に胸を膨らませた「何事もポジティブにしかとれない少女」風浦可符香は、桜の木で首をくくる「何事もネガティブにしかとれない男」糸色望と出会う。出会ってはいけない2人だったが、望は可符香の高校の新しい担任の先生だった。 望が受け持つ2のへ組は、望や可符香に負け...
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放送時期:2019年夏アニメ
15歳のある朝、封印されし「魔族」の力に目覚めた吉田優子の任務は、ご町内に住む「魔法少女」を倒すこと!? ツノと尻尾は生えたけど、力は普通の女の子以下な優子が“月4万円生活の呪い"解除めざして奮闘する、逆転マジカルヒロインストーリー!
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放送時期:2005年夏アニメ
『ぱにぽに』は、氷川へきるによる、ギャグ漫画作品。月刊Gファンタジー(スクウェア・エニックス刊)に連載。 自由すぎる校風の私立高校・桃月学園に 天才ちびっこ先生・レベッカ宮本(通称ベッキー)が赴任!個性的な生徒達と動物達(?)と共に ちびっこベッキーが活躍したりしなかったりするび...
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放送時期:2008年冬アニメ
『俗・さよなら絶望先生』はさよなら絶望先生の続編。 漫画版は一話完結式。毎回時事ネタ、自虐ネタ、作者の知識などを使って、特定の言葉や事柄に焦点を当てたギャグを展開する。伏字などを使い、分かる人には分かる時事ネタやパロディ、ギャグが特徴。 これは、前作『かってに改蔵』から続く作...
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放送時期:2010年秋アニメ
嵐山歩鳥は、丸子商店街の喫茶店「シーサイド」で、ウェイトレスのアルバイトをする女子高校生。ある日、マスターの磯端ウキが、店を繁盛させる秘策を思いつく。それは、話題のメイド喫茶だった。しかし、関係者が誰もメイド喫茶を知らず、ウェイトレスがメイド服を着ればメイド喫茶だろうと「シー...
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放送時期:2009年夏アニメ
高校3年生の少年 阿良々木暦は、文化祭の準備をしていた5月のある日、3年間ろくに話したことのないクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまう。ひたぎは体育の時間には全く参加せず、病院通いを続けているのだが、実は彼女には体重と呼べるものが殆ど無かったのである。暦は秘密を知った日...
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放送時期:2008年秋アニメ
『CLANNAD ~AFTER STORY~』は、「CLANNAD -クラナド-」の第2期シリーズ。「世界の終わりは悲しい色に満ちていた」あの感動のストーリーが再び――。制作は第一期に引き続き京都アニメーションが担当し、脚本も引き続き原作ゲームの大ファンと公言している志茂文彦氏という、黄金タッグで作...
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放送時期:2008年秋アニメ
その目つきの鋭さ故、不良に見られてしまうことを気にしている高須竜児は高校2年に進級し、以前から好意を寄せていた櫛枝実乃梨と同じクラスになることができた。一方で、新しいクラスメイトの間にはびこる「高須は不良」と言う誤解をまた最初から解かなくてはならなくなるのかと憂鬱であったが、「...
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放送時期:2008年秋アニメ
憎しみに揺れる魂を目覚めさせたのは誰? それは闇の街を彷徨う、哀しみに暮れる迷い人。 運命の絆で繋がれた二人は…宿命の鎖を断ち切り、悪霊を討つ 。
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放送時期:2008年秋アニメ
超能力が科学によって解明された世界。能力開発を時間割り(カリキュラム)に組み込む巨大な学園都市。その街に住む高校生・上条当麻のもとに、純白のシスターが現れた。彼女は禁書目録(インデックス)と名乗り、魔術師に追われていると言う。こうして、上条当麻はオカルトの世界へと足を踏み入れる。
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放送時期:2008年秋アニメ
天才美少女の広野凪にいつも振り回されている火村夕は、ある日、雨宮優子と言う不思議な少女と出会う。優子は夕の事を知っているようだが、彼女の事は夕の記憶には無かった。優子は、夕に不可解な言葉を残して立ち去る。 一方、従兄妹の麻生蓮治の家に泊まりに来ている羽山ミズキは、美しいヴァイ...
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放送時期:2008年秋アニメ
美術部員の御厨仁は地区展に作品を出すため、手彫り製の精霊像を作っていた。すると精霊像が突然動き出し喋り出した。精霊像は自分の事を「神」だと言っているが…。
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放送時期:2008年秋アニメ
ファントムハイヴ家の当主シエル・ファントムハイヴに仕える執事セバスチャン・ミカエリスとその使用人達の日常とシエルの裏稼業を描く、アクションシチュエーションコメディ。 物語の舞台は19世紀イギリス風のパラレルワールドである(1巻巻末のあとがき漫画より)。作品世界の描写は基本的には史...
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放送時期:2008年秋アニメ
私立アミティーエ学園に通う主人公・長瀬準一は高台にある夕陽丘公園から見える綺麗な夕焼けと、夕焼けに染まる街並みを見るのが大好きだった。ある日、準一の目の前に現れた少女・片桐優姫が親同士の決めた許婚と知らされる。突然の知らせに驚愕する準一だが…。 準一の妹・湊も含めた共同生活が始...
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放送時期:2008年秋アニメ
4年が経過した西暦2312年。各国家群が地球連邦として統一され、世界は一つになったかに見えた。しかしその裏では、独立治安維持部隊『アロウズ』によって、反政府組織や主義・思想への弾圧や虐殺が行なわれ、世界は歪んだままであった。夢を叶えて宇宙技術者にとなった沙慈はアロウズによる弾圧に否...
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放送時期:2008年秋アニメ
プロ野球チーム「埼京彩珠リカオンズ」の児島弘道は、実力はありながらも一度も優勝をしたことがないという不運の天才打者。優勝するために必要な何かを探すためシーズンオフに沖縄で自主トレーニングに励んでいた。そこで児島は賭野球「ワンナウト」で無敗を誇るピッチャー、天才勝負師渡久地東亜...