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「タイタニア(TVアニメ動画)」

総合得点
60.5
感想・評価
102
棚に入れた
617
ランキング
5699
★★★★☆ 3.5 (102)
物語
3.6
作画
3.4
声優
3.5
音楽
3.3
キャラ
3.5

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タイタニアの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

なんか見始めて最後まで見てしまったけど

どよよよ~んな感じで最後まで行ってしまいます

主人公の居ないだらだら物語です

パンチに欠けますスリルの欠けます爽快感もありません

人は死にます結構死にます殺します結構殺します

復讐心が燃えます燃えます

やったらやられるんだからあきらめましょうよって思う

何十万人も殺しておいて身近な人の死のみ大騒ぎ

戦争含んだ内容なら騒ぎはやめてよ

特に良いところがないです

個人評価55点

どうしようもなくお暇な時にどうぞ

投稿 : 2023/08/10
閲覧 : 41
サンキュー:

0

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

縮小劣化版銀英伝?捨て難い良さはあるものの、中途半端

銀河英雄伝説と同じ作者のスペースオペラ。(原作既読)
※作品データベース様より転載

【良い点】
スぺオペの雰囲気自体は良い。尺が26話と適度で取っつき易い。
銀河を支配するタイタニアという超大国に、弱小な主人公らが立ち向かうという分かり易い流れ。
タイタニア側も次代を担う若き公爵たちのドラマが中々面白かったり、勧善懲悪というわけでもない。

キャラクターもドラマも、タイタニアの四公爵サイドの群像劇の方が見所があった印象。
バランスの取れた見識持つジュスラン卿と、敗北から学んで成長していくアリアバート卿の友情が良い。
更に若いバルアミー卿と、聡明な幼女リディア姫との微笑ましい関係などなど。
特にリディア姫はかなり可愛い。キングゲイナーのアナ姫に匹敵する聡明な幼女姫。名塚佳織氏の幼女姫絶品。
叛逆サイドのヒューリック側の反乱軍の仲間たちな雰囲気も悪くはなかった、愛する女性を失うなど分かり易い展開。

作画はキャラデザが綺麗で艦隊戦もCG用いてかなりの迫力。
アニメーションとしては申し分ない。
艦隊戦は少ないが、少ない艦隊戦にそれなりの見せ場はある。

楽曲はオーケストラ調の壮大なOPが記憶に残る。

【悪い点】
話のスケールが小さいというか、あまりにも非対称戦過ぎて対決の構図すら作れていない。
ヒューリック達反乱軍がまともな勢力を形成出来ておらず、ただ漫然と逃亡続けるだけで地味。
タイタニア側のドラマは面白くはあるが内輪話中心。
タイタニアという巨大勢力の趨勢で銀河の歴史が動く!的な作品コンセプトは企画倒れだった。

キャラクターの華も地味。
タイタニア側はそれなりに面白そうな人物描画だったが、ヒューリックに魅力が乏しい。
特に理念も無く、戦術も奇策頼み。

艦隊戦が地味という以前に、まともな見せ場すら怪しい。
初戦のヒューリックの奇策はまぁまぁだけど一発ネタ、以降は逃亡続けるだけでまともな艦隊戦にすらならない。
次の艦隊戦がアリアバート対モブ、王道的な良さはあったが地味すぎる。
26話通してまともな艦隊戦の見せ場が乏しく、終盤に至っては陸のゲリラ戦で猛将ザーリッシュ卿が討たれてしまい興醒め。
(遊 戯 王ARC-Vでデュエルすらさせてもらえず退場させられたようなもの)
ここで中途半端に終了、2期もまず望めないと思われる。(監督が亡くなっている)

【総合評価】4点
大幅劣化銀英伝。
ただ劣化とはいえアニメーションが綺麗でスペースオペラの形にはなっているので、悪いという程でも。
グダグダさも、まだ序章の段階と見ればまぁ許せる。(アニメも原作も結局序章から抜け出せず終了したけれど)
リディアちゃんの可愛さに免じて評価は甘めに「普通」

原作もラストまで既読だけど、仮にアニメの続編作られたとしてもやっぱり微妙になりそう。
続編あればアリアバート卿が大活躍する展開は面白いはずだけど、以降が盛り下がるのは必至…

投稿 : 2023/03/02
閲覧 : 83
サンキュー:

2

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

宇宙は広いのやら狭いのやらってね?

アニメーション制作:アートランド
2008年10月 - 2009年3月に放映された全26話のTVアニメ。
原作は、田中芳樹によるスペースオペラ小説。監督は石黒昇。

【概要/あらすじ】

未来の人類は、宇宙に進出して星々を有人惑星化し星間国家を形成。
現代から見ると30世紀の時代では、ヴァルダナ帝国という超大国が最大勢力であり覇権国家となっていた。
ヴァルダナ帝国は皇帝を頂点とする帝政を敷いて貴族が補佐してが政を行っているのであるが、
200年ほど前に状況が一変した。
当時の帝国は最強国・星間都市連盟の風下に甘んじていた。
その連盟から、莫大な資産を持ち有能なる要人の一族全員が帝国に亡命し貴族の地位を得た。
その一族の指揮のもとで翌年の会戦で帝国は連盟に大勝利をし、
帝国が銀河一の人類国家にのし上がる契機となった。
その功績を足がかりに帝国の実権を掌握していった一族の姓は、タイタニアという。

“力による支配”

タイタニアの一族は代々、政治や軍事に実力を発揮し、
皇帝ですら、タイタニアのいいなりの傀儡。タイタニアこそ実質的な宇宙の支配者であった。

タイタニアの行動理念に一族の繁栄があり、タイタニアこそが正しい。
強い我らタイタニアが支配するからこそ帝国は安定している。
などという最強の一族である自負が故に高圧的で傲慢だと人の目にうつることも多い。
実際にタイタニアに逆らうものは排除され、政敵は生命を奪われる有様。
タイタニアと衝突して潰された国が数々存在し、そうでなくても力づくの間接支配。
資源の採掘権や技術の利権を奪われるなどで、誰もがタイタニアに頭を押さえつけられていた。
だから、『誰かタイタニアを倒してくれ』と陰で願っている人間が多かった。

そして、星暦446年(西暦2975年)に事件が起こった。
宇宙都市国家エウリヤは、ある技術の権益を巡るタイタニアからの要求を拒否したがために、
タイタニアを相手に勝ち目のない戦いを強いられることになった。
実は裏では話がついていて、反タイタニアのはね返りが挑んでみたものの手も足も出ませんでした。
というシナリオのある形だけの戦争のはずだったのであるが…。
だが、臨時に司令官に任じられた軍人らしくない、28歳の青年のファン・ヒューリック提督が率いる、
弱小艦隊が「ケルベロス星域の会戦」で奇策を用いて、
タイタニア五家族当主の一人で有能で堅実なことで知られるアリアバート公爵が率いる大艦隊に勝利してしまった。

常勝不敗のタイタニアに黒星をつけたヒューリックの活躍は全宇宙に知れ渡ることになり、
アンチタイタニアの英雄になると同時に、タイタニア一族から執拗に狙われることになった。
『タイタニアの配下になれば罪は問わぬ』『逆らったり逃亡を重ねるなら生命で償え』
との上から目線で。

ヒューリックは単に仕事で戦争をしたに過ぎずタイタニアと関わりのないところで、
民間人として適当に生きたかったのだが、物語の渦中に飲み込まれていく。
そのなかで、宇宙船「正直じいさん号」の一党の仲間となる。

タイタニア一族も一枚岩ではなく、当主である無地藩王アジュマーンの下、
好む好まざるに関わらず、次期藩王の座を巡って四公爵がしのぎを削っている。

これは、これまでにタイタニア一強だった宇宙に変革をもたらされようとした時代の物語。
そこで蠢いた人間たちが絡み合う群像劇である。

【感想】

原作は1988年に徳間書店から第1巻が刊行。全5巻であり、放映当時は第3巻でストップしたまま17年が経過中。
このアニメは2巻目までを、ドラマチックに改変されたアニオリ要素をふんだんに交えながら、
話の大筋を変えずに2クールで構成。

大昔にトクマ・ノベルズで購入したのですが、読んで話に興味持てずに古本屋に売ってしまった記憶が。

タイタニアは銀河英雄伝説と同じ原作者と同じ監督ではあるのですが、作画がアニメチックに。
銀河英雄伝説がアニメらしくないデザインなのはプロデューサーを務めた田原正利の意向なのね。
美樹本晴彦原案のキャラデザ、華麗な戦艦、華やかな小物デザイン。
2000年代に銀河英雄伝説がアニメ化されてたら、こうなっていただろうと想像できます。

優等生的な作りになるのだろうなとストーリー面に期待して観始めたのですが、凄く気になったことが!

『~けどね!』『~てね!』『~かな?』

主人公のファン・ヒューリックの口調が、『うたわれるもの 偽りの仮面』のヒロインのクオン(CV/種田梨沙)
と全く同じではあるまいか?小西克幸の声で同じことをやられると気になってしょうがないですね。
まあ、誰のせいでもないのですけどね!

そんな与太話とは無関係に正直な所、ジュスランやヒューリックなどの主役級のキャラが、
銀河英雄伝説のヤン・ウェンリーやラインハルト・フォン・ローエングラムらと比較して弱いかな?と。
だから、登場人物が生きようと死のうと事件が起きようと感情移入することもハラハラすることもなく、
あっそ?て感じ。身体の大きな元公女殿下や、その夫のジイさんなど、
「正直じいさん号」のメンバーも暫くすれば名前を忘れてしまいそうで、
銀河英雄伝説のヤンファミリーをよくよく覚えているのに、この違いはなんだろうと?

このアニメで良かったことと言えば10歳のリディア王女殿下やオリキャラの女の子カレンが、
銀河英雄伝説の女性陣と比較して幾分可愛らしく描けていることかも?
(王女殿下は『こち亀』の檸檬と同類のキャラであるとも言えますが)

タイタニアは戦争シーンはあるものの、戦略や戦術そのものには面白みが薄く、
野望や陰謀、それに立ち向かう機知、人間劇が見どころかもしれません。
ただ、敵味方含めて登場人物に好きになる要素が薄かったので個人的には、
割とどうでもいいアニメだったことには違いありません。

反権力ゲリラ vs 絶対権力 がストーリーの根底にあるがために、

宇宙を舞台にしてるにしては、スケールが小さく感じられるといいますか、
どうしても銀河英雄伝説と比較してしまうといいますか、
原作自体が作者自身による量産劣化型銀河英雄伝説だから、仕方ないと言えば仕方ないですね。

このアニメを観て喜ぶ人たちは野党気質が旺盛であり、
権力に対するぼんやりとした不満をアニメで解消したいのかな?と思ったりして。
どことなくアメリカ合衆国をタイタニアになぞらえて観てみると、
そういう人たちにはフィットするかもしれないと思いました。
あくまでも、個人が持つイメージですけどね!


これにて、感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/07/05
閲覧 : 398
サンキュー:

22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幸せなアニメ化?

かの『銀河英雄伝説』を書いた田中芳樹氏による原作。アニメ化時点で原作未完。つい最近、原作が終わっています。

原作自体が「第二の銀英伝」と期待された本作、アニメ化部分もかなり原作が面白かったところで終わります。

銀英伝が帝国と同盟にバランス良く肩入れしているのとは違い、本作は主人公ファン・ヒューリックの所属することになる反タイタニア陣営への肩入れが強く感じます。

キャラクター・デザインは古くなく、最近のアニメ視聴層にも違和感はないでしょう。アニメ化部分でのヒロインと言えるリラも可愛いし、快活で魅力的ですし。

タイタニア陣営の五家族当主のうちの無地藩王アジュマーンを除く4人の乗艦は、基本デザインを統一しつつ各キャラの個性に合わせたアレンジがなされています。

「作画崩壊」は皆無と言って良く、安定していて安心して観られます。

特に難点はないアニメです。なので評点は高めですが、原作の状況などからも「先がない」作品ですし、アニメ化部分ラストを受け付けない方もいると思いますので、特にこれからの視聴をお薦めするものではありません。

2017.2.13追記:
『銀河英雄伝説』が再度アニメ化されるそうですが、だからといって同じ原作者の本作が顧みられるわけじゃないんだろうなあ…。

銀英伝ほど知名度ないし…。

投稿 : 2017/02/13
閲覧 : 538
サンキュー:

19

ネタバレ

mcc_N@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

惜しい!

展開は「銀河英雄伝説」に良く似てますw

「銀英伝」好きは問題なく楽しめると思います・・・が、決定的な違いはこの作品は途中で終わることです。

途中と言うか序盤?

続きが観たいです。。

投稿 : 2017/02/12
閲覧 : 373
サンキュー:

1

askima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

特定の勢力に偏らないストーリー進行が魅力

アニメに限らず世の中の物語では特定の勢力や人物にフォーカスして描かれることが多い。

タイタニアはタイタニアと反タイタニアの両勢力側にそれぞれフォーカスしており、特定の勢力に肩入れしない描き方が魅力的である。
(途中から個人的に片側にとってのご都合主義にも感じ始めた部分もある。)

1話目では特に感想もなく続きも気にならなかったけど、見続けているとじわじわ気になり始めて5話目くらいからすっかり次回が気になるようになった。

非リアルな宇宙モノでなかなか楽しめる。

投稿 : 2016/08/27
閲覧 : 357
サンキュー:

1

こふ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

もっと話数を増やしてほしかったww
これから!!ってとこで終わったような気がするww

投稿 : 2016/01/16
閲覧 : 366
サンキュー:

2

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

かの大作とどうしても比較される

原作 田中芳樹、監督 石黒昇とくれば
どうしてもかの大作と比べられますね。
私はもう何十年前に、原作レベルで比べてしまいました。
原作レベルで、あの大作にためはれるのは
最近TVシリーズが始まった
[アルスラーン戦記]位でしょうか。
ただ比較対象がなければ
十分に良作ですよ。
ただ、尻すぼみなんですよね。
2クール、全24話なんですけど
15話くらいから、どうまとめるのかな、、、
と心配でした。

ただ、銀英伝のように
続編、そして完全な意味での
完結はないと予想されます。

投稿 : 2015/06/15
閲覧 : 367
サンキュー:

3

りおんぱん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「なるようにしかならないのが、世の中だからさ」 

広大な宇宙に進出した人類は多数の星間国家を築いたが
その大半は実質的にタイタニア一族の支配下にあった
第8代無地藩王・アジュマーン・タイタニア
四公爵・アリアバート・タイタニア
四公爵・ジュスラン・タイタニア
四公爵・ザーリッシュ・タイタニア
四公爵・イドリス・タイタニア

宇宙都市国家エウリヤはある権益を巡るトラブルから
タイタニアの攻撃を受けるが撃退してしまう
この戦いを機にタイタニアの覇権を快く思わない人々が
ファン・ヒューリックを筆頭に動き始める

後に「大空位時代(ザマーナ・マサフィン)」と呼ばれる時を迎える


~感想~
原作・未読 全26話
知らない作品でしたがあに友さんのレビューで知り
興味がわき視聴開始

広大な宇宙の覇権を握るタイタニア一族と
タイタニアに抵抗する無名の青年ファン・ヒューリックとの戦いを
描いた長編小説
田中 芳樹さんは『銀河英雄伝説』『創竜伝』『アルスラーン戦記』
などと有名な作家さんです
タイタニアは1988年 ~2015年と27年かかり完結


タイタニア側・反タイタニア勢力側と
相互の視点があり楽しめます

キャラは個性的でよかったのですが
ちょっと何かが物足りない

戦術は天才的なファン・ヒューリックが
序盤以外はまともな艦隊戦していなく
イマイチぱっとしないしなかったことが残念でした
もっと艦隊戦を取り入れるべきだと思います
最初の盛り上げだ艦隊戦がかすみます…
ファン・ヒューリックが逃げ回ってる印象のほうが強く残ります

四公爵のザーリッシュを倒し
ここからまた面白くなるところで終わってしまう
原作が未完なのでここでしめてしまうのもわかるが
消化不良を起こしてしまうので続編を大いに期待!

OP「あの宇宙(そら)を、征け」は…オペラでしょうか?
内容・雰囲気などからしてあってはいると思うけど
個人的に好みではありませんでした。

投稿 : 2015/06/04
閲覧 : 433
サンキュー:

12

MryvE15360 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヤン=ウェンリー…

大人向け。
スペースオペラ。
硬派で遊び要素もある政治/戦争系。
『銀英』好きな方へオススメ。

やっぱり、田中芳樹にヤン=ウェンリー系主人公を書かせたら最高ですね。
銀英と比べてしまうとどうしても落ちますが、wikiに記載されるくらい主人公はヤン=ウェンリーと共通点が多いです。
上層部的に勝ってはいけない戦闘で期待もされていないのに勝利。
能力はあるのにやる気はない、本人の知らない所でレジスタンス勢力の希望や旗頭に祭り上げられて、いつの間にか台風の目に。
戦う理由のできたあとの主人公に注目です。
しっかりした世界観と筋立ての上手さで、硬派系ですが、遊び要素も多く手軽に楽しめます。
原作は今年完結する予定なのでそちらも楽しみです。
アニメでは本格参戦をまでで終わっていますが、じゅうぶん面白いです。
SF好きな方、ぜひ視聴してみて下さい。

投稿 : 2015/05/23
閲覧 : 251
サンキュー:

2

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

銀英伝作者のもう一つのスペースオペラ。タイタニア側のドラマが面白い

不朽の名作『銀河英雄伝説』の作者・田中芳樹先生原作のスペースオペラ。
NHK衛星第2で全26話放送。
人類が銀河系に広がった宇宙時代が舞台の、壮大なSFストーリー。
「タイタニア」という銀河の覇権握る支配一族と、これに反抗する勢力との抗争…なのですが、そこに様々な人物ドラマや政治的思惑等が絡んでいく。

とはいえ、そこまで複雑な話ではなく、スペースオペラとしてはとっつき易い方かも。
良くも悪くも銀河英雄伝説よりスケールは小さいので、その点も入門としてオススメ。
※原作は全5巻で完結したので、そろそろ2期…監督亡くなってるし難しいかな?


{netabare}『物語』
宇宙を舞台に繰り広げられる壮大なるスペースオペラ!
なのですが、話のスケールは意外にあまり大きく無い印象。
序盤、宇宙最強の支配者一族「タイタニア」の大軍勢vs弱小惑星国家
ここで主人公の一角、ファン・ヒューリックの奇策が炸裂!
強大なるタイタニア宇宙艦隊が歴史的大敗を喫する!(銀英伝にもあった、お約束ですな)
…本作の特徴は、単純に「強大なるタイタニア」vs「弱小だけど名将擁する反抗勢力」の抗争劇では無い点。
序盤の一戦は単なるきっかけに過ぎず、ここから「タイタニアという巨大勢力が人類の歴史に及ぼす影響、そしてこれからの激動の時代」がどうなっていくのか!?
を、ヒューリック達反抗側だけでなく、ジュスラン公爵らタイタニア側の双方の視点から、眺めていく感じ。

…本作はタイタニア視点の方が面白いです。
正直、ヒューリック視点の話がイマイチ地味なのが難かも。

スペースオペラの華である宇宙艦隊戦に関しては、戦術面では些か地味な印象。
ヒューリックの策も(凄い!)と驚くよりは小細工上等な面があり、戦闘面でのカタルシス的にはイマイチかも。
だいたい、大規模な艦隊戦やる機会自体が殆ど無いのでは、稀代の名将も宝の持ち腐れ…
それでも要所で大規模艦隊戦あるのですが、殆どはタイアニア軍の、割と王道的な戦術多い為か、戦記的な面白味は正直やや乏しいです。
タイタニア側の二人の将(知将アリアバート卿、猛将ザーリッシュ卿)共に強くて有能なのは良い感じ。
…しかし、本命であろうヒューリックvsタイタニアがイマイチ燃えない。
ヒューリック、負ける時は指揮権無いし、勝つ時は小細工しまくりのゲリラ戦ですし。
アニメラスト(原作では2巻ラスト)なんて、陸で白兵戦ですもん。
艦隊決戦しろよ…。

タイタニア側の話では、内部で権力抗争やったり、小国の聡明な幼い姫様が可愛かったり、見所多数。
リディア姫とバルアミー卿の二人が微笑ましかった♪
ジュスラン卿とアリアバート卿のタイタニアへの感情の変化も見所、彼らタイタニア側の貴公子たちの視点の方が、お話としては断然面白い。

総じて
一見壮大なスペースオペラだが、序盤以外は王道艦隊戦ばっかりなので意外と規模小さい。
ヒューリックが序盤以外まともな艦隊戦出来ていない点が消化不良。
ヒューリック視点よりもタイタニア視点の方が面白い。
(でもヒューリックとリラの話は中々盛り上がった)
原作途上で終了、銀河の動乱はこれからだ!的な終わり方。
…原作はここからが更に面白いので、原作完結した事だし続編希望したいところです。
※割と酷評気味ですが…水準以上に面白かったのは確かです!


『作画』
キャラデザは美男美女揃いです。
OPだけでも壮大なスペースオペラ感が伝わってくる。
宇宙艦隊をCG多用してヌルヌル動かしてて、当時としては中々の迫力。
2008年度、今から見るとやや違和感は感じるも、十分良作画でしょう。
…近年のシドニアの騎士等を観ると、数年でCG作画かいかに進歩を遂げているかが実感出来ます。

『声優』
ファン・ヒューリックの小西克幸さん、ジュスラン・タイタニアの岸尾だいすけさん等、声優陣は優秀。
リディア姫の名塚香織さんも良かったです。バルアミーの保志総一朗さん、未熟な若者の好演が流石。

『音楽』
OP「あの宇宙(そら)を、征け」がタイタニアの威光が凄い良曲。
ED「LOST IN SPACE」は一転してヒューリックの自由奔放な感じ。
流石はスペースオペラらしく、楽曲もかなり良いです。

『キャラ』
ファン・ヒューリックは銀英伝のヤン・ウェンリーに相当するのですが、ヤンに比べると良くも悪くも普通の凡人な印象。
戦術は天才的…なのだが、序盤以外はまともな艦隊戦やらせてもらえず、イマイチぱっとしない主人公。
…続編あったとしても、当面はアリアバートの方が目立つんだよなぁ。
ヒューリック一味は中々のクセ物揃いで面白かった。

本作はタイタニア側の人物の方が面白味がある。
タイタニアのあり方に疑問を感じていくジュスランや、敗北を糧に名将に育っていくアリアバート、脳筋に見えて意外と苦労人なザーリッシュ、若さと野心を持てあますイドリス等々。

小国の10歳のお姫様リディア姫がかなり可愛いです。
超聡明なる姫様だが年相応の無邪気さも。バルアミーとの関係がほほえまー♪

総じて壮大なるスペースオペラに相応しいキャラクター層がありますが、ヒューリックの地味さがやや足を引っ張ってる印象です。
まあ、悪い主人公じゃないんですけどね。単に機会に恵まれないと言いますか。

『追記』
ちなみに「アルスラーン戦記」も田中芳樹先生原作ですね。
アルスラーン戦記アニメ化は大変喜ばしいです。
…タイタニア続編もアニメ化してくれないかなー。{/netabare}

投稿 : 2015/04/16
閲覧 : 342
サンキュー:

23

じぇりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

22年ぶりの続編刊行で、アニメも続きが期待できるかも!?

未完の帝王・田中芳樹氏の作品が原作。

アニメは、その原作が途中でブツ切り状態になる直前の、まぁまぁキリのいいところで、終わっている。

続編が出版されれば、アニメ化も再開するといっていた監督も今や故人。
いくら未完の帝王という不名誉なレッテルを張られている作者とはいえ、それでも否応なしに引き込まれるストーリーはやはり流石というべきなのかもしれないが…続編は小説・アニメともに絶望的ともいえるだけに、非常に残念。

アニメ化されて気分をよくしたのか、原作者が「続編を書く」と豪語したのも、すでに数年前の話…

残念。とにかく残念。
誰か田中芳樹さんの頭の中を覗いて、代わりに続編書いてくれないものか…と思う。

そのくらい、ストーリーは文句なしに面白いので、未完であってもアニメは見て損はないと思う。

【2013.09追記】原作小説の続編が、22年ぶりに刊行されました。読者の方々の評価は概ね好評なようですし、もしかするとアニメの方も続編が期待できるかも…!?

【2015.01追記】なんと最終巻が来月発売とのニュースが!27年にしてようやく完結です。アニメ化大いに期待したいですね~

投稿 : 2015/01/22
閲覧 : 479
サンキュー:

5

常夏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

んー

銀河英雄伝説をみてしまうと、艦隊戦や策略などの少なさにがっかりしてしまう。
どちらかというと、このアニメは人間模様を写しだしたもので、戦闘シーンはとても少ない、だからその観点から見ないと物足りなさを感じてしまう。
余りに物語を引っ張りすぎるため飽きずにみれるかは人それぞれだと思うが
それだけ引っ張っても物語が完結しないし、このあとの続きも作者が亡くなっているために期待できない。
わたしとしては、期待してた艦隊戦が少なすぎる為、低評価をするしかない。

投稿 : 2014/12/11
閲覧 : 279
サンキュー:

0

あーこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続編希望

銀河英雄伝説と同じ作者の小説のアニメ化です。
この作品見た方は銀英伝ファンの方も多いのではないかと思います。

小説が完結していないアニメ化なのでラストが物足りないのは仕方ないです。
小説よりも主人公的ポジションがはっきりしているのでわかりやすいなぁと思いました。

投稿 : 2014/10/29
閲覧 : 203
サンキュー:

1

ネタバレ

蓬(Yomogi) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

普通にお話が面白かった。続き見たいなあ。

しばしば作画がかなり残念な感じで、これはもう目を細めて対処。
なんというか、画は挿絵のような物だと思ってみるくらいがちょうど良いような気がする。

主役の声が軽すぎるのが一番気になったが、とにかく話が面白いので見続けてしまった。
原作と変更点があるようだがストーリー上無理な部分は感じられなかった。
ぶっちゃけ、お金をもう少しかけられればグッと良くなるはずなので、非常にもったいない。

現時点では主人公(ファンとジュスランだよね?)が本当の活躍をしていないので、魅力が半減している。
幸い、田中芳樹が続きの執筆を開始したようなのでアニメ化した甲斐はあったかな。(むしろ一番の成果?)

しかし石黒監督と田中芳樹が並んだ絵というのはオヤジ臭の極地だった。

投稿 : 2014/04/13
閲覧 : 260
サンキュー:

1

gkc さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

大河ロマン入門

お話の内容がしっかりしている。
政治の話で固く、面白くないかと言えばそうでもないです。

弱小、非力なものが巨大・強大な存在に一泡吹かせるというような、痛快さ、冒険的要素もあるので退屈はしないです。

で、これからいよいよもっと面白くなってくる!
という時に・・・!

銀河英雄伝説の作者さんの作品ということですが、あんなに長くもないので、このジャンルを見てみようと思う方にはちょうど良いかもしれません。

投稿 : 2013/07/03
閲覧 : 330
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3

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すかした人達

原作未読。
田中芳樹さんのSFです。やはり銀英伝と似た世界観なのでそれ自体苦手な方は嵌ることはないでしょう。
すべてはタイタニアという一部の特権階級によって統べられる宇宙域が拡大を続け、それに反発する勢力と繰り広げられる戦い…しかし、膨張を続けるタイタニア内部では陰謀と策略に満ちている…その罠をかける側と受ける側の駆け引きが見所の一つです。

私のツボ:やっぱ先が読めすぎる感はある

投稿 : 2013/05/06
閲覧 : 231
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5

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

銀河英雄伝説と比べてしまうと

やはり残念

続編があれば見たい、

投稿 : 2013/04/09
閲覧 : 304
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3

chance さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【知恵戦】【冒険】コミカルヒーロー気質のライト銀河英雄伝説

銀河英雄伝説をキャプテンハーロック風にアレンジした感じ?原作者が同じだけあって、いちいち登場人物の言葉や思想がアニメの枠を超えており、もはや人類哲学です。ヤン・ウェンリーが束縛されずもっと自由人であったならば・・・そんな話に興味があればオススメです。

投稿 : 2012/11/20
閲覧 : 294
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4

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

フツーに面白い作品ですが、期待しないこと。

「銀英伝」と同じ原作者なので、期待して観たが、比べると期待ハズレ。
しかし、作品としては、面白い部類に入ります。
過度な期待を持たずに観るのがいいでしょう。

投稿 : 2012/10/20
閲覧 : 357
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4

ネタバレ

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まだ終わっていないんだこのアニメは!!

このアニメはまだ、終わっていないだぁ!!



石黒監督がお亡くなりに、なり多分この作品の続きがアニメ化されることは、たぶん当分ないだろう・・・もしかしたらないかもしれない。


作画は、今のラノベアニメと同じような感じだが、内容は政治・軍事・人間関係など幅広く取り扱うアニメである。


まあ、このアニメと絶対比べられるのは、同じ原作者が作った銀河英雄伝説だが、あのアニメは、アニメ界屈指の名作でなおかつ完結している、たぶん一緒に比べるのは、かなり酷だと思うが、少し比べてみた。

{netabare} 一番大きく感じたのは、銀英伝では、民主国家と独裁国家の主に二方面で話が進んでいた、一方タイタニアは、宇宙を統一した巨大勢力とそれと敵対する数人という二方面で話が展開する。 どうしても敵対する数人の話は、余りにも面白くなくて苦痛にさせた。吸う人数の方の主人公をどうも銀英伝のヤン比べてしまったからかもしれない。英雄とは、皆が思いつかない奇策を用いないといけないものだという意識が強いのかもな。

まだ、タイタニアのこれからの話は、アニメ化されてないので、こう評価するのも軽率なのかもしれないな
{/netabare}


結構面白いアニメだ、一度観る価値は十分あると思う。

投稿 : 2012/10/13
閲覧 : 455
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12

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

小さな勝利がもたらした大きな変化

1話~8話までは進行が遅かったので、あまり観る気がおきなかったんですが9話からタイタニアに少しずつ変化が訪れ始め16話から主人公がタイタニアを敵視し始めるのでそこからはサクッと観れました。

{netabare} 1話で主人公ヒューリックがひょんな事からタイタニア一族の四公爵であるアリアバート郷に勝利してしまった事から物語が始まりました。{netabare}
観る前はサムネにあるようにタイタニア四公爵の一人とヒューリックとの戦いを描いたものだと思っていたんですが、予想が外れました^^; 実際、ヒューリックとジュスラン公爵が合いまみえるのは物語の終盤からでした。

作品の内容としてはタイタニアは全宇宙の覇権を握っているが「ある勝利」をキッカケにタイタニア内部の権力闘争(大きな変化)にまで発展し、タイタニアはどうなっていくのか?と言った所です。ヒューリックを捕まえるにあたって起こる各国との政治的・戦闘における駆け引きも見ものだと思います。

個人的にはヒューリックとジュスランの駆け引きをもう少し観たかったのですが…(-_-;) また、最終話でもタイタニアは滅んではいないので続きが気になります。

最後に、「特殊化(Pax Tytania)の果てにあるのは、ゆるやかな死・・・それだけよ。(✧`≖ω≖´)キリッ」で締めたいと思います。 少佐は、やっぱ良いこと言うなぁ(#^.^#)

投稿 : 2012/10/13
閲覧 : 607
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11

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

NHKらしい押しつけがましさ

ストーリー的には宇宙を舞台にしてはいるけど軍記物です 政治的駆け引きなどアニメかラノベしか見ないオタクさんたちには新鮮かも 主題歌からしてNHKらしい壮大感の押し売り 暑苦しさを感じるけど、それなりにおもしろいです 中途半端に終わったのはやはり一般受けしなかったから?

投稿 : 2012/08/14
閲覧 : 301
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0

ネタバレ

watawata さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

みなさんのレビュー通り・・・

原作者が同じなので銀河英雄伝説と同等なものを期待してはいけません。
絶対に…
期待するとすごく後悔する羽目になります。
物語自体は2クールながらこじんまりとなんとかまとまっている程度です。
銀河英雄伝説が政治色にあふれたスペースオペラであるのに対してタイタニアはあくまでも私憤を描いた作品であることを(TV放映分)理解していれば少しは見ていてもわりきることができるのでないでしょうか?
でわでわ

投稿 : 2012/03/21
閲覧 : 285
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9

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャラ絵は こちらが好い

原作よりも ちょっち軽い感じで見やすかったですよ。

その分タイタニア陣営に重みが減ったでしょうか?
キャラ絵が「銀英伝」と違って ホッとしましたv

投稿 : 2012/03/19
閲覧 : 301
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3

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

銀英伝の縮小版

銀英伝と同じ調子ですけど、銀英伝のスケールと長い物語をリストラしたような、良い部分を削いでつまらない部分だけを残した感じの作品です。
メカや戦闘シーンでCGを使ってる部分だけ、銀英伝より作画はきれいです。

投稿 : 2012/03/07
閲覧 : 327
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1

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

スペースオペラ入門編

スペースオペラ・・・と、呼んでいいのか。
宇宙を舞台にした、支配者側とそれに抵抗する人々の物語。
原作者が銀河英雄伝説のあの方ですから、どうしても比較しがちになりますが、あそこまで政治色は強くありませんし、戦術面でも結構ご都合主義です。
(銀英伝をご存知ない方の方が楽しめるかと思います)


支配者側、反体制側、ともにキャラクターの魅力はさすがです。
単純に支配側=悪という構図ではなく、体制的には善悪がはっきりしていません。支配する側にも責任と苦悩があり、内部抗争もあり、国家の主権は守らなければならないという立場もある。
嫌なキャラクターは居ますが、どちらの側に立っても感情移入できる世界が作られているので、宇宙を舞台に戦闘をする話ですが、ドンパチを見るのではなく「人物」を見る物語です。

原作が完結していないので、一応の区切りはつけてあるものの、終わり方は消化不良です。これから面白くなりそうなのに・・・ってところで終わってます。
(原作をご存知の方は、そんな事は覚悟のうえでしょうが)
ただ、その点を我慢すれば、全26話でダレることもなく楽しんで視聴できます。見所もいろいろあって普通に面白い。
キャラクター絵もいいですね。何より女性が可愛く描かれてます。


スペースオペラは、長くて難しくてちょっと・・・という方。
本作は「解り易いスペースオペラ」としては最適です。
いい意味で、原作をアニメらしく装飾して、視聴者の間口を広くしているのは、さすが安定感バツグンのNHKアニメ。
敬遠せず、ご視聴なさってみてください。

投稿 : 2012/02/04
閲覧 : 539
サンキュー:

20

alpine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うーん・・・。

銀河英雄伝説でお馴染みの田中芳樹原作のスペースオペラ。

「タイタニア」という一族が宇宙を支配する時代
ある戦闘にてァン・ヒューリックがタイタニアに対して大勝利を納めてしまう。
タイタニアに目を付けられたファンは、各地を転々としながら
タイタニアの勢力が弱い惑星まで逃亡をする事となるのだが…。

銀河英雄伝説と違い艦隊戦のシーンは少なく、冒険活劇がメインとなっている。
また、放送上の都合(多分)から、原作部分が結構カットされており
そこにオリジナルストーリーを混ぜてしまったせいで、闇に葬られた登場人物が複数名いたりで、少し残念。

内容自体はそこまで悪くないのだが、上記の通り
原作部分カットで戦争や謀略をぼかして表現している為
ファン・ヒューリックが少年マンガ的なヒーローに成り下がっている感も否めない。

また、原作も未完のまま執筆再開待となっているので
意図的に追いつかないような作りにしてあるのでしょうが
中途半端感が否めない作品になっています。

・・・ワイゲルト砲ってレールガンだよね?

投稿 : 2011/12/11
閲覧 : 415
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

続編を待ち望む・・・

宇宙で繰り広げられる戦いを描いたスペースオペラ
銀河英雄伝説の田中芳樹原作ということで、出来はさすがと言ったところ。
銀英伝と少しスタイルは異なるが、これはこれでアリではなかろうか。

ただこれからと言うところで話が終わってしまうので
なかなか評価しづらいところではあります。
続編があれば見たいが、あるのかしら・・・。

投稿 : 2011/11/11
閲覧 : 364
ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

何故アニメ化したのか?

 原作は既読。
 基本ここでのレビューは個々の作品を単体として扱い、
他作品との比較で感想を書くことはあまりしないように
しているのだが、この作品に関しては、共に未来の宇宙を
舞台にした歴史巨編で、同じ原作者である田中芳樹の
「銀河英雄伝説」とどうしても比較してしまうのだが、この
作品は「銀河英雄伝説」ほどのめりこめずに終わって
しまった。

 その理由の一つはキャラの魅力の無さかな。
「銀河英雄伝説」の場合、主役格であるラインハルトとヤンの
二人のライバルがまったく異なる性格で、それゆえに共に
キャラが立っていたのだが、本作でこの二人にあたるファンと
ジュスランが共に温厚で静的なタイプなので、それぞれの
印象が弱くなっている。
 ストーリー展開の大筋はそれなりに面白さがあるのだが、
とにかく主役のファン・ヒューリックが逃げてばかりで
終わってしまった印象。

 この作品の売りの一つはやはり宇宙空間における艦隊戦
なのだが、最近のアニメの作画技術からすると、正直言って
しょぼい印象で、結構萎えてしまう。
 しかし、一番のがっかりは話途中で終わってしまったこと
でしょう。原作小説に関して、未完のまま現在に至って
いるが、自分の知らない間に続きが出たのか、はたまた
アニメでオリジナルのエンディングを用意したのか、と
思っていたら、本当に尻切れで終わってしまった。
 原作がまだ続いている作品のアニメ化の場合、それなりの
山場を越えたところでとりあえずエンディングという
パターンになることがあるが、この作品は本当に途中で
いきなり終わってしまった感じ。
 こうなるなら、何故アニメ化したのか正直疑問に思って
しまう。

投稿 : 2011/09/25
閲覧 : 333
サンキュー:

6

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タイタニアのストーリー・あらすじ

広大な宇宙に進出した人類は多数の星間国家を築いたが、その大半は実質的にタイタニア一族の支配下にあった。星暦446年、宇宙都市国家エウリヤはある権益を巡るトラブルからタイタニアの攻撃を受けるが、意外にもこれを撃退してしまう。この戦いを機にタイタニアの覇権を快く思わない人々が動き始め、さらにはタイタニアの内紛も絡んで銀河は激動の時代を迎えようとしていた。(TVアニメ動画『タイタニア』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2008年秋アニメ
制作会社
アートランド
公式サイト
www.tytania.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%82%A2
主題歌
≪OP≫錦織健『あの宇宙(そら)を、征け』≪ED≫サイキックラバー『LOST IN SPACE』

声優・キャラクター

岸尾だいすけ、小西克幸、近藤隆、吉野裕行、武虎、名塚佳織、三宅健太、保志総一朗、矢作紗友里、皆川純子、堀内賢雄、大原崇、斧アツシ、神谷浩史、草尾毅、牧島有希、塩野アンリ、大川透、柚木涼香、潘恵子

スタッフ

原作:田中芳樹、キャラクター原案・監修:美樹本晴彦、 監督:石黒昇、シリーズ構成:金巻兼一、チーフディレクター:伊藤浩二、キャラクターデザイン:杉光登、メカニックデザイン:宮武一貴/伊藤浩二、美術監督:河合秦利、色彩設計:山崎朋子、3DCG:サンジゲン、撮影監督:大西博、音響監督:明田川進、音響制作:マジックカプセル

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