tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
当サイトはアリフィエイト広告を利用しています
(C) “INU-OH” Film Partners
犬王の感想・評価はどうでしたか?
tinzei さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
芝生まじりの丘 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
盲目の琵琶法師と化物のような風体の男はともに社会的に弱者であったが革新的な演奏とパフォーマンスを始め、多くの人の関心をひきつけていく、という話。
自分はハイカルチャー肯定主義、個人主義的な傾向が強いので、世阿弥が極端に矮小化されたり、みんなで踊れるロックのパフォーマンスが伝統的な琵琶音楽より優れているかのような演出は好きになれなかった。
現代的なロックを持ち込んで「こっちの方が現代的でかっこいいだろう?」と捲し立てるのはなろう系の現代知識無双を見ているような気持ち悪さがある。
作画の趣味的には嫌いじゃないが結局雰囲気に比べてテーマや展開が子供じみているような。
横比較無用ノ介 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
能の歴史や平家物語も絡んでくるけど、メインは舞踊と音楽。
冒頭で現代社会の映像が流れる通り、時代を超越したパフォーマンス。
室町時代にエレキギターはあり得ない、と思う人は見ない方がいい。
We will rock you.を訳すと、タイトルのような感じ。
まさに、この映画の内容そのもの。
理屈抜きで楽しんで欲しい。
アマプラで視聴できます。
shino さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
サイエンスSARU制作。
南北朝の時代、世阿弥と人気を二分した、
能楽師犬王と、盲目の琵琶法師友魚の物語。
犬王につられて踊る、手拍子し、客も舞う、
異形の存在たる犬王が躍動する様が描かれる。
盲目の友魚は、琵琶の音色で舞台を盛り上げる。
聴き取れない小さな声に反応すること、
歴史を学ぶとはそういうことかも知れない。
{netabare}彼らは全国を歩き、その土地の物語を拾う、
過去の亡霊の無念の声を聴き、音楽にして舞う。
自分たちがそこにいたことの証明である。
その物語を伝えることが弔いなのでしょう。{/netabare}
平家物語とは鎮魂の物語でもあるのだ。
やがて生き様が、文化・芸術となり、
表に裏にと、その物語も継承されていく。
留まり続けることなく変化を続けていく。
犬王、彼はある時代、民を熱狂させたのだ。
シワーる さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 2.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
世阿弥のほぼ同時代に活躍したという犬王が、自らの信じる舞台をこしらえて盲目の琵琶法師とともに人気を博していく。しかし、権威的な既存勢力に潰されるという話。
粗筋だけだと平凡だけど細かい見せ方には良いものがある。しかし、その犬王の舞台は現代のロックである。時代にそぐわなくて、それなら現代物のアニメにすれば良かったのにと思った。しかも冗長。序盤は面白かった。
潜水艦トロイメライ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ミュラー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
高評価のレビューが多い中、私は全く面白く感じませんでした。
キャラデザインが好みじゃないのかな。
しょっぱなから蝿が飛び交っているし。
唾を飛ばして歌うシーンなど、見たくないのだけれど。
同じ平家物語を語るのであれば、同じ製作会社で2022年に放送された
「平家物語」の方が断然良かった。
こちらの「犬王」は同じく平家物語を語る琵琶法師を描いていながら、
全く響かなかった。
「犬王」が実在の人物だったのは初めて知ったが、
きっとこのアニメのようなことは無かったでしょうね。
takato さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
同じスタジオ「サイエンスsaru」で「平家物語」を制作したが、それとは全くタイプの違う物語であった。序盤の盲人の主人公には音が映像として想像されるという見たこともない描写、中盤以降の琵琶伴奏の猿楽、というよりバリバリに尖ったロックフェスティバルのような踊り狂う展開といい、もう過剰過ぎて呆気にとられるレベルである。「トップガン マーヴェリック」と同じく映画館の大画面で見ないのは勿体ない。
それでいて、「平家物語」とテーマは共通しているのが興味深い。「私達はここにあった。そのことを忘れないでくれ」という願い。報われない者、見捨てられた者、敗れ去った者たちも確かに生きていた、生きていたんだ!というその叫びはお上品にかまえている余裕などない痛切なものであった。
ただ、もっとライブなシーンは削って、彼等が差別されまくるシーンやチームを結成するシーンをより丁寧にやるべきだったような気がする。その方がラストの展開でよりグッときたかも。ツダケンさん演じる犬王の親父の件ももっと描いた方が全体的に厚みができたろう。面白ければ尺はある程度あっても全然気にならないから脚本をもうちょっと練って欲しかった。
蒼い星 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
nyaro さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
前情報は平家物語に関わるということと音楽と踊りという要素、結構評価されているという情報だけ知っていました。話の意味そのものはそんなに難しいわけではありません。ですが、その含意…テーマかメッセージ性ですね。良くわかりません。なぜそれほど評価されたのでしょう?
一つ目の視点で、スタイリッシュ時代劇の一つのバリエーションで、日本の伝統文化プラス現代音楽、ダンスの組み合わせが目新しい。エンタメとしての完成度。
二つ目の視点で、名前とアイデンティティや伝統芸の大成と執着・名声。つまり受け継がれるものと、新しい表現・アートとのの対立。
三つ目の視点で、源平合戦で死んでいった名もなき人々の想い=大衆。それを伝える琵琶法師。権威=歴史の統一、支配階級の思惑。
そういったことが映画の意味だと思うのですが、しかし、最後でかなりモヤモヤします。芸の呪いのようなものが犬王の父親にかかり、権力と伝統側の藤若=世阿弥が結果的に成功者です。埋もれていった友魚は自分の信じる芸に殉じました。ここまでは逆説的ですが残っているもの、権威があるものだけが本物ではない、という意味にも取れます。
また、友魚の一家の不幸も何となく意味が分かります。平家の遺品で暮らしていた故の怨念。結果的に琵琶法師となり名もなき平家の人間の想いを拾って語る存在となります。悪くとれば所詮は平家の無名の人間のの想いなどなんの力もないとも取れます。
しかし、犬王とは何だったのでしょう?本作の題名にもなった犬王の生き方。初めは手塚治虫の「どろろ」とほぼ同じ構図です。親の「業」により生まれながらの奇形となる。平家の想いを形にすることで本来の姿を取り戻していったのになぜそういうエンディングになるか、です。
単純に解釈すれば、名を残せなかったことこそが、最大の罰というか因果というかそうとれます。ただ、そうなると世阿弥との対比が成立しない気がします。世阿弥対犬王だとルッキズムの視点も考えられますが、犬王は結果的に普通の顔になるしなあ。
犬王の父の芸への執着はプラスというかそこまでしないと名は残らないと考えればいいのでしょうか?「ポンポさん」のジーン監督だとすればわかりますが。いや、犬王の父もまた埋没した?となると意味がさっぱりです。平家の呪いの意味は?
ただ、そうやって意味を拾っていったとして、最終的に何を感じればいいのでしょうか?不条理、歴史に埋没した人間、表現の自由、芸への執着、名を遺す、伝統…いろんなパーツは見えてきますが、映画全体として正直言えば消化不良です。それはすべて犬王の立ち位置に起因します。
そこが優れているのでしょうか?そのズラしの部分に意味性があるんでしょうか?ラストシーンが最重要だとするなら、歴史には埋没したかもしれないけど確かにそこに奇跡的に生まれた優れた芸術があった…ということなんでしょうか。
そして本作の最大の分からないポイントなんですけど、話が単純すぎて正直途中ちょっと退屈でした。すべてが予想される展開通りだし、22年度のTV版の「平家物語」と比較すると何か物足りない感じです。というか平家を絡める必要があったかどうかすら分かりません。
最後の2人の選択の対比を見せるだけではないと思いますが、しかしそれだけの気もします。また、音楽と映像だけ楽しむなら22年度の「ワンピース」と同じということでしょうか?
結論からいって、エンタメとして単調な上に、表面的に読み取れるテーマ性が単純すぎて、何が評価されたのかわかりません。いや、評価された理由はわからなくはないですが、そんなものか?と言った方がいいかもしれません。それとももう1段何かがあるんでしょうか?
「犬王という名前だけの存在だった伝説の能楽師の歴史のIFをスタイリッシュにドラマチックに音楽と共にお届けします」が結論でしょうか?だとすれば私が好むテリトリーではないです。
1回しか見てないですが、2回目見るのが辛いので、アマプラの3日制限以内で見る気がおきれば見ます。
最近思うのですが私は物語性やテーマ性に重点を置きますが、やはりアニメ映画における「映像と音」は映像作品として大きな要素です。そこを過小評価しているのかなあという気もします。
カミタマン さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.5
作画 : 1.5
声優 : 1.5
音楽 : 1.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
遊微々 さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
どうしても話題先行のため、細田守監督や新海誠監督のほうがポスト宮崎駿ポジにプッシュされがちですが、やはりアニメ好きとしては現在の業界で天才アニメーターといえば湯浅監督を置いて他にいませんね。本作も大変に衝撃的でした。
日本の伝統芸能である能楽がテーマの本作。能楽といえば教科書で観阿弥・世阿弥の名前を覚えている方も多いでしょうが、本作がスポットを当てているのは、そんな観阿弥・世阿弥と同時期に活躍しながらも、歴史に陰に埋もれてしまった実在の能楽演者・犬王。本作では出生の際に体に呪いを受けてしまっていた犬王と、同じく呪いによって光を奪われた琵琶法師の青年・友魚が、共に語られていない新たな平家物語を語り、その過程で犬王の呪いが解かれていくというもの。手塚治虫の『どろろ』を彷彿とさせるような話ですね。
これだけでも中々に見応えがありそうな中身ですが、本作が凄まじいのは能楽を現代のロック調にアレンジしたミュージカル映画に仕上げ、それを2Dのとんでも作画でまとめあげていることです。
昨年細田監督の『竜とそばかすの姫』を視聴した際、ストーリーもそうでしたが、それ以上に引っかかっていた点が今作みてようやく分かった気がします。アレはようは『美女と野獣』をイマージュした結果で、ディズニー作品を日本でやろうとした結果があの作品だったんだと思います。ミュージカル映画というとどうしてもディズニーのイメージが強いですからね。
でも本作は、ディズニーとはまさに対照的といったところ。徹底して「和」を意識した作りになっています。でも曲調だけは現代式。なのに作品の雰囲気は削がれていない。この絶妙なまでの融合を、果たして何人のアニメーターが実現できるでしょうか。
本作はアニメーション部分だけでもありません。そのストーリーにも味があります。本作で犬王たちが語った「平家物語」は、ようは忘れ去られたものたちの声を拾い上げて歌ったもの。歴史は勝者が作るのが世の理であり、犬王たちもまた時代が経つにつれ忘れ去られ、現代では観阿弥・世阿弥の名前しか残っていません。忘れ去られるものたちだったからこそ、忘れ去られた者たちの声を拾うことができた、そういう風にリンクさせて解釈することが出来るのではないでしょうか?
あと湯浅監督には毎回驚かされるんですが、いつもいつも「どこから拾ってきてんの?」っていうキャスティングをしたかと思えば、それがバチクソにハマっている。このセンス本当にすげーって思います。映像研の浅草役に伊藤沙莉持ってきたことも然り、本作の犬王役のアブちゃん然り。声優未経験の芸能人の起用は批難されがちですが、湯浅監督はプロモーション目的ではなくガチで選んできてるところが非常に好感が持てますね。他の作品もこうしてくれ....
サイエンスSARUでの監督はこれが最後とのことですが、今後の進退が気になりますねー。もっとメディアはプッシュして取り上げろよって思います。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
〇ojima さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
犬王とは歴史上の人物。能の名手。
観阿弥、世阿弥とほぼ同世代。「道阿弥」とも呼ばれたそうです。
その犬王の半生を描いた作品です。
犬王は民衆に熱烈に支持されたようですが、芸は現代には残っていない模様。
なぜ支持されたのかを「サイエンスSARU」検証した結果、犬王はロックンロールをやっていたとの結論。
物語は源平合戦後の壇之浦にある小さな村から始まる。そこにいるのは後に犬王と知り合う少年。
この少年が犬王と出会ったところから物語が大きく動きはじめます。
試聴側からするとここから本当に目が離せなくなります。
音楽を絡めて徐々に上り詰めて行きます。これが最後直前まで。
鯨の音楽や最後の演舞、成長した少年と犬王との声量、ロック、映像(キャラクター原案松本大洋の口と歯のアップは特に痺れました)の演技は圧巻です。
ここにいるアニメ好きなら期待値を上げて観ても満足できると思います。
『あぁ、凄かったなぁ』と。
haiga さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
米麹米子 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
メモ( 'A`)φ見に行ったら更新します
皆さんの犬王のレビュー読んでたら
見に行きたくなったので
今予定合わせしてるところ
いやね、これ私の好み直球ですよ
DVD買って繰り返し見るかな、、、とかも思ったけど
やっぱり見に行きたい
豪華と言ったら
私の中では凄く豪華
アヴちゃんでしょ
森山さんでしょ
津田健でしょ
湯浅さんでしょ
キャラデザ松本さんでしょ
犬姫のPVは津田さんも出てて
その前のKING BITCHの時も津田さん出てて
眼福でしたし
湯浅さんとアヴちゃんは
デビルマンクライベイビーの時からかな
ちなみにDEVILMAN crybabyのレビューは書いてます
凄く興奮しながら書いてます
見に行けたらいいなぁ
私の場合その時の体調にもよるから
見に行けないかもしれないけど
絶対見ると決めてるので
見たら追記更新します
追記
見てきました6/18
どろろ+QUEEN+野外フェス
これが私の見た素直な感想
この時代にこの音楽と踊りは、、と
抵抗持つ人なら無理だろうし
好き嫌い分かれるかも
映画館映えする意味もわかりました
アヴちゃんと森山さんで正解
音楽としても声優としても
一応猿楽なんだけど?
映画見てきたって言うより
ライブ行ってきたって感じ
子供の頃から老年にかけて描いてあるけど
若い頃がエモい
エモすぎた
歌って
語りであり祈りであり伝えることでもあり
表現だよねとつくづく思いました
私は見てよかったです
万人受けはしないだろけど
少なくとも私は見て良かった
ライブみたいに
ラバーバンドも販売されてました
最初松本大洋Tシャツで行こうかと思ってたけど
攻め過ぎやろ言われたので
普段着で
今日はぐっすり眠れそうです
薄雪草 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
み さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 1.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
esso-neo さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ひろたん さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「能」と言うのは、結構面白いと思います。
以前、解説付きで「隅田川」と言う演目を観ました。
話が分かった後にもう一度その演目を見るとあることに驚きます。
「能」は、「能面」をつけて演じます。
「能面」と言えば、無表情の代表のようなものですが・・・、
実は、話がわかると、場面によって、笑っていたり、泣いていたり・・・。
ぜんぜん無表情なんかではなく、とても表情豊かなのです。これにはびっくり。
能面をつけるのは、基本的に「人ならざるもの」を演じる主役(シテ)です。
観客は、この人ならざるものを通じて世界を見るのが能です。
また、能の主題は、人ならざるものが主役であることから悲しみや恨み等で暗いです。
そのネガティブな感情をベースにクライマックスに向けて盛り上げていきます。
そこに「囃子方」が奏でる音楽と「地謡」の合唱が次々に重なりそれを引き立てます。
能とは、ある意味「高揚感」を楽しむものです。
そして、最後には、なんとも言えない切なさで終わります。
実は、この犬王は、まったくもって、「能」そのものでした。
主人公の犬王は、異形として生まれ、ひょうたんでできた「面」をつけています。
そして、序盤では、その「面」越しに見える世界を表現する演出がありました。
そうです、「能」と同様、観客を主役(シテ)が見ている世界へといざなったのです。
また、この物語では、途中からはひたすら舞と謡と音楽です。
「能」と同様、クライマックスにむけてひたすら「高揚感」を演出します。
若干、「謡(うたい)」が単調かなと思わなくもありません。
でも、これは、「能」。
そう思うとなぜか許せてしまいます。
むしろ、聴きやすい今風な「歌」ではだめなのです。
なぜなら、「能」へのリスペクトが無くなってしまうからです。
あくまもで「歌」ではなく、「せりふ」を兼ねた「謡(うたい)」なのです。
また、「能」で一番大切な考えがあります。
それは、「全ての舞台は一度きりの出会い」と言うことです。
つまり、観客もその舞台に出会えるのは、一度きりなのです。
これを、『一期一会』と言います。
それは、まるで本当の出来事がそこで起こっているように演出するためだそうです。
ですので、つける面もその日に決めますし、同じ演目も連日では行いません。
この物語でも犬王の各演目は、ある理由で一度きりしかできませんでした。
やはり、この作品は、「能」なのです。
■まとめ
「能面」とは、「人ならざるもの」の象徴です。
最後、「面」をつけた主人公の犬王は、どうなってしまうのでしょうか?
観てのお楽しみです。
この作品に興味がわいた方は、一度、「能」にも触れてみてください。
すると、この作品は、「能」の大切なものがすべて入っていることに気づくはずです。
そして、もっとこの作品を楽しめると思います。
fuzzy さんの感想・評価
2.7
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
カカオ副担任 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
そして王は友魚の琵琶の上部分を表している感じがしますね。
思い込みなら失礼。
最近では映像研、日本沈没で
お馴染みの湯浅政明が監督です。
出演する初日舞台挨拶によると、
なんとアニメーションの製作期間は半年だとか。
一方で、某ラジオでは倍の一年ちょいである発言。
どっちだよとツッコミたくなりますが、
どちらにせよこの独特なアニメーションを
短期間で制作できるのは、湯浅監督ならではだと思います。
後で分かったことなのですが、この作品のタイトルになっている犬王
確かな証拠はないものの当時実在した猿楽能の名手なんだそうです!
そんな謎の能楽師に「実はこんな物語があったんじゃないか?」と
妄想を膨らませて一本にまとめ上げたのがこの作品、犬王というわけです。
謎が多い人物なので、犬王が上演する演目はやりたい放題。
現代に通ずる常識に囚われない当時の人にとって斬新な演目の数々は
少なくとも、私の知っている能ではなかったですね。
特に印象に残ったのは終盤の演目『竜中将』。
何故こんな素晴らしい演目が歴史に残らないんだッ!と
感情が表に出そうなぐらい美しい演目でした。
是非このシーンは劇場で見て頂きたいです。
本作ではいくつかの演目があるわけなのですが、
その演目を見るたびにアヴちゃんの存在感を思い知らされます。
恐らく、アヴちゃんにしか犬王は演じられないでしょうね…
平家物語の世界にアヴちゃんの歌と声が違和感なく溶け込んでいるんですよ。
『独言』ではそれが顕著に表れていてオススメです。
本作のストーリー構成をどっかで見たことがあるなぁと思ったら
ボヘミアンラプソディーに似ていますね。私は普通上映で視聴しましたが、
ボヘミアンラプソディー同様轟音上映で見たらもっとこの作品を楽しめると
思いますので、もし見られる環境であるなら見ることをオススメします。
6月4日 終
{netabare}
エンドロールで助成として文化庁が記されていましたが、
足利の犬楽禁止令で相対的に能の印象を著しく悪くしている
本作を見てどう思ったんでしょう…{/netabare}
ルー さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
足利義満は今まで大河ドラマで出たことがなく、この時代も一休さんくらいしか描かれていなかったが、ついに映像化されたという事で視聴
結論
非常に良かったです。
内容は室町ロック&ミュージカルな感じでしたが歴史好きとしてもアニメ好きとしても大満足でした
壇之浦の近くに住んでるので、友菜に感情移入してしまいました
しかし、映画館で見ないと価値が落ちてしまう作品かもしれません
事前にアニメの平家物語も見ておきましょう
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
古川 日出男氏の原作小説『平家物語 犬王の巻』は未読。
【物語 3.0点】
室町時代・京を舞台にしたライブビデオ風。
観阿弥が開いた“正統な”能楽の系統確立時に
異端と排除された田楽その他の芸能文化。
その中で史料に名前だけ残された芸風不明の犬王。
琵琶法師が語り継いで来た平家物語。
“覚一本”以外が禁止され封じられた諸本。
メインストリームにかき消された歴史の傍流。
そこに自由な表現の可能性を見出した湯浅 政明監督が、
壇ノ浦の海中で呪具と化した草薙の剣も飛び道具にして、
失われた犬王の芸を現代ロックスター風に昇華させエンタメ化を目論む。
構成は序盤は犬王と、盲(めしい)の琵琶法師・友魚(ともな)のバディ結成エピソードで土台固め。
中盤~終盤にかけては、スターダムにのし上がって行く、彼らのライブパフォーマンスに尺の大部分が制圧される。
この間、普通の台詞など幕間MCくらいの尺しかない。
いい映画観たというより、何か得体の知れないエネルギー弾を食らった後みたいな放心状態。
【作画 5.0点】
アニメーション制作・サイエンスSARU
一応ミュージカル要素もあるが、本作はアニメーションの後に音楽が制作される。
アニメーションが音楽に従属するのではなく、メインはあくまでアニメーション。
ライブシーン。室町時代にロックンロールというだけで既にぶっ飛んでますが、
{netabare}プロジェクション・マッピングで泳ぐ、でっかいくじら♪{/netabare}など
こんな凄い仕掛けこの時代に実現可能なの?(苦笑)という驚愕シーンが目白押し。
これは過去のものほど劣っていて、現代になるにつれどんどん進歩しているという歴史解釈に違和感を抱く監督方針によるもの。
何が起こってもおかしくない犬王の舞台を映像が好演出。
奇形に生まれた犬王の面から覗く街並み。
盲(めしい)の友魚から見た、音とぼやけた色彩だけの世界。
普通の人間が体感できない感覚の映像化も独特。
それらがスムーズに切り替わることで、諸々の境界が希薄化し、
犬王や友魚に平家の怨念が実体として認識される超常も受容できてしまう。
五感さらにはそれ以上の感覚をも自在に視覚映像化してしまうアニメーションの真髄。
但し規制の境界をも無効化してしまうので部位欠損、出血多量などグロには注意。
【キャラ 4.5点】
{netabare}父の過剰な芸への執着が草薙の剣に宿った怨念を引き込んだこと{/netabare}により、
奇形、醜い顔に生まれた犬王。
が、彼は自身の人生に対して驚くほど楽観的で、それが周囲を巻き込むエネルギッシュな芸風に現れる。
さらには{netabare}平家の怨念の声に応えて演じることで異常な身体が一つずつ健常になるという{/netabare}設定により、
彼のステージは文字通り一期一会。
芸に全身全霊をかける彼の生き様が最大化。
バディとなった琵琶法師・友魚(ともな)。
自身を不幸にした足利一味への恨みも滲んだ音色で犬王と共にのし上がり、
やがて足利義満に対峙する。
友一、友有(あり)と改名し、その名に執着していく様に、彼の執念がこもっています。
美醜は表裏一体。地位や名声、肉体の満足は必ずしも精神の満足に直結しない。
ある種の悟りの境地も感じる圧巻の生き様。
ラスト……{netabare}犬王は五体満足となり仮面も外したが、義満の要求を飲み、芸と本心を封じた素顔の“仮面”。
改名により600年見つけられなかった友魚と、ようやく再会する犬王。
その姿が敢えて売れっ子になる前の友魚&元の醜く不自由な肉体の犬王だったこと。{/netabare}
この対比は象徴的。
【声優 3.5点】
犬王役にはロックバンド・女王蜂のボーカル・アヴちゃん。
ご本人が声優としてというよりモンスターとして呼ばれたのではと述懐する通り、
こまごまとオーダーし、声優業の常識で縛り上げるより、
彼のアーティストとしての生き様を熱源として歌と台詞でぶつけてもらうことに注力。
この破天荒な起用は友魚役の俳優・ダンサー・森山 未來さんに対しても同様で、
ライブビデオ感に拍車をかける。
“ちゃんとした声優”への執着など諦めるしかありませんw
そんな中、犬王の父役で声優の存在感を見せるのが津田 健次郎さん。
芸人としての名声にしがみつき全てを差し出してしまう狂気を熱演。
【音楽 4.5点】
劇伴担当・大友良英氏。
適宜ピアノやギターもアレンジし時代性だけでなく普遍性も重視。
大友氏作曲による劇中歌・主題歌。
作詞に湯浅監督やアヴちゃんも参加し、平家や歌い手自身の生き様が混在した、
混沌とした和風ロックを、音域の広いボーカルが歌い上げる。
(手拍子!)などライブ感を煽る文言も盛り込まれた楽曲群はパフォーマンス映像と一体で、単体で聞いても味気ない。
切り売りには不向きな構成にもアニメをMVにしてなるものかと言わんばかりの反骨精神を感じますw
あと、足利義満へのパフォーマンスついでに、
{netabare}建武新政期の乱れた世を皮肉った二条河原の落書を歌詞に取り込んで
足利(こっち)に矛先を向けるのはアブナイのでおよしなさいw{/netabare}
【感想】
ビートルズが世界を席巻し、権威や体制が脅かされた。
ロックが不良の音楽であった時代も想起させる危険なロックオペラでした。
いや~マジでヤバかったです。
源頼朝公以来3代で途絶えた源氏将軍同様、
足利幕府も、民衆を熱狂させる平家の怨念に呑まれて、3代義満で滅亡か?と一瞬覚悟しましたw
同じサイエンスSARU制作『平家物語』履修の必須度については、
壇ノ浦の悲劇の共有→ヘイケカニの“顔”にまで現れる怨念を実感。
テクノ、ロックをアレンジするフリーダムな劇伴→犬王パフォーマンス受容への助走。
主人公びわを通じた語り継ぐことの重要性→語り継がれた平家物語が時代を揺るがす脅威。
など事前視聴しておけばメリット大なので是非といった感じです。
ねごしエイタ さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
時代背景は室町時代、三代将軍足利義光のころを舞台としていたです。何やら平家物語を独自の解釈で、その場その場が部隊というような、ステージを描いていたです。
壇之浦からはじまり、父を亡くし目の見えなくなった友魚(ともな)が、旅のさなか琵琶(びわ)法師と出会い、弟子入りするのです。友魚は異形の姿をした後に犬王となる少年と出会い、琵琶を使った新しい音楽、能の舞台、新しい平家物語を語っていくのです。
しかし最後、後に残されなくなるお話だったです。
ストーリより至るとことが舞台となり、友魚の琵琶と歌が時代にそぐわないほど斬新で、とても琵琶の音に思えない時代外れの音楽を奏でたです。また、犬王の能も人間離れした動き踊りが独特だたったです。終盤、まるでバレエのようなしなやかな動きが、繰り出す演技が凄かったです。
そんな犬王たちに翻弄される人達、型破りな音楽と演技に引き付けられていたったのです。何やら霊も加わったり、犬王が{netabare}何故か最初の姿から、普通になっていくところも{/netabare}不思議だったです。
なぜこれが、これから先に残されなくなったのかは、見に行かないと分からないです。
犬王の無念、友魚の最後がいたたまれなく見えたです。
この破天荒な舞台は、見るものを引き付けるのは間違えないと思ったです。背景はよく素晴らしい作画だが、日本史に出て来るみたいな、キャラデザに好き嫌いが分かれるかもしれないです。演出は凄いです。
ゆん♪ さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
平家物語は読んだのに、犬王の元になった話なんかすっかり忘れてたw
ミュージカル仕立ての作り方は、琵琶法師のキャラに合ってると思う。
凄惨なシーンもチラホラあったのでスプラッタ苦手なら後編ちょっと注意…
イマイチ設定っていうか話の展開が「?」だったりしたけれど、音楽シーンが多めだったので楽しく観賞できました。
鸐 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ミュージカルと聞いていた。
ロックだった。
歌ってたし踊ってた。とても上手だった。
能楽なのに歌舞いてた。バレエだったし、曲技だった。
時代考証の取り込み方も面白かった。
置いてかれないようにガン見して、良く聴いて、とってもいっぱい考えた。
情報量が多くて大満足。
ミコトちゃん‼ さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
みのるし さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
たかし さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
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後世日本の文学や演劇などに大きな影響を与えた軍記物の名作「平家物語」。
その現代語訳を手掛けた古川日出男により「平家物語」に連なる物語として、南北朝~室町期に活躍し、世阿弥と人気を二分した能楽師・犬王の実話をもとに新たに生まれた「平家物語 犬王の巻」が、ミュージカル・アニメーションとして描かれます。(アニメ映画『犬王』のwikipedia・公式サイト等参照)
原作:『平家物語 犬王の巻』古川日出男著/河出書房新社、キャラクター原案:松本大洋
監督:湯浅政明、脚本:野木亜紀子
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2004年8月7日
ある日、西は電車内に飛び込んできた初恋の相手・みょんと再会を果たす。彼女の案内で姉・ヤンの経営する焼き鳥屋に案内されたが、そこで彼女がりょうと婚約している事を知り、落ち込む。その時、突如借金取りのヤクザが押しかけ、それに巻き込まれた西は、お尻の穴から銃弾を撃たれて脳天破裂とい...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年5月19日
寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2008年春アニメ
記憶のデータ化ができるようになり、肉体の死がもはや死と呼べなくなった世界。記憶はデータバンクに保存され、新しい身体への「乗り換え」や、記憶の売買といったことが可能になり、違法に記憶を改ざん、記憶を盗むことも行われていた。社会は混沌とし、力を失い停滞化していた。そんな世界を主人...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年6月21日
小さな港町へ越してきたひな子は、サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、消防士の港(みなと)と偶然出会い、恋に落ちる。お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は溺れた人を助けようとして、海で命を落...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年夏アニメ
時はのちに幕末と呼ばれる時代、天歌泰平(ソングオブピースフル)――。 徳川幕府の「天歌(ヘブンズソング)」により民の心が奪われた泰平の世。 「天歌」を歌う「最高愛獲(トップアイドル)新選組」。 その歌声は町娘の心(ハート)を射貫き、その「雷舞(ライブ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年4月7日
クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する。 春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。 京都の街で、個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、季節はどんどん過ぎてゆく。 外堀を...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2020年7月1日
2020年、東京オリンピックという大きな国家事業を終えたばかりの日本を襲った突然の大地震。都内に住むごく普通の家族、武藤家の歩(あゆむ)と剛(ごう)の姉弟は、大混乱の中、家族4人で東京からの脱出を始めるが、刻々と沈みゆく日本列島は、容赦なく武藤家の面々を追い詰めていく。極限状態で突きつ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年夏アニメ
食人鬼を狩るため古より続く戦闘集団「愧封剣」。その師範代である桃田俊彦は、事もあろうに愧封剣館長殺害の疑いをかけられた食人鬼の上月由香と恋に落ち逃亡してしまう。俊彦の弟の桃田一馬は、逃げた二人の追跡と愧封剣の館長職を継いで愧封剣の運営に乗り出す。元愧封剣メンバーの大葉久太郎の...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年春アニメ
日本の一商社・旭日重工(あさひじゅうこう)の社員だった岡島緑郎は、会社の機密ディスクを運ぶ任務中、南シナ海で違法な運び屋・ラグーン商会にディスクを奪われ、自らも拉致されてしまった。ラグーン商会(レヴィ)の狙いは、旭日重工から岡島の身代金を取ることだったが、機密の漏洩を懸念した...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2020年冬アニメ
高校1年生の浅草みどりは、アニメーションは「設定が命」と力説するほどのアニメ好き。スケッチブックに様々なアイディアを描き貯めながらも、1人では行動できないとアニメ制作への一歩を踏み出せずにいた。そんな浅草の才能に、プロデューサー気質の金森さやかはいち早く気づいていた。さらに、同...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2022年春アニメ
人はみな 誰にも見せぬ自分を 持っている―― 世界各国が水面下で熾烈な情報戦を繰り広げていた時代。 東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)は、十数年間にわたる冷戦状態にあった。 西国の情報局対東課〈WISE(ワイズ)〉所属である凄腕スパイの〈黄昏(たそがれ)〉...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2022年春アニメ
秀才たちが集うエリート校・秀知院学園 その生徒会で出会った副会長・四宮かぐやと生徒会長・白銀御行 誰もがお似合いだと認める2人の天才は、すぐに結ばれるのかと思いきや高すぎるプライドが邪魔して告白できずにいた!! “如何にして相手を告白させるか”という恋愛頭脳戦に知略を尽くしてきた歴戦...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2022年春アニメ
「潮が死んだ―――。」幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。翌日、近隣の一家が突如として全員消...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2022年春アニメ
2019年漫画アプリ&コミック配信サイト「コミックDAYS」で誕生。2021年11月「ヤングマガジン」連載まで勢力を拡大している、いま最も熱いマンガ!「パリピ孔明」が待望のアニメ化! アニメーションスタジオ「P.A.WORKS」が、初めてコミック原作のアニメーション制作を手掛ける。三国志の英雄に...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2022年春アニメ
大人気ご町内日常ファンタジーが帰ってくる!魔族の力に目覚めて以来、闇の一族の封印を解くためポンコツながらも戦ってきた主人公・シャミ子。ライバルだったはずの魔法少女・桃とは、なぜか協力関係になってしまい、町から姿を消した魔法少女の謎をともに追うことに……!?さらに町に潜む新たな魔族...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2022年6月10日
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。 どうにかして高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。 季節はめぐり、3年生に進級した2人。 周囲は将来を考え始め、不安と期待が入り混じる中、高木さんと西片の距離は...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2022年5月20日
「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎。これまでの努力が実を結び、高校3年生に進級することができた五つ子は、修学旅行も無事に終わり「卒業」に向けてそれぞれが将来を見据えていくことに。共に過ごす中で風太郎への恋心を自覚...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2022年春アニメ
夢を追って上京するも、父の入院を知らされ実家の和菓子屋・緑松を継ぐこ とを決めた納野和(いりのなごむ)。しかし店には跡継ぎ候補で看板娘の少女・ 雪平一果(ゆきひらいつか)が、納野家に居候をしながら働いていた。 和は一果の親代わりを任されるも、一度は跡継ぎを断ったことを...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2022年春アニメ
高咲 侑:矢野妃菜喜 上原歩夢:大西亜玖璃 中須かすみ:相良茉優 桜坂しずく:前田佳織里 朝香果林:久保田未夢 宮下 愛:村上奈津実 近江彼方:鬼頭明里 優木せつ菜:楠木ともり エマ・ヴェルデ:指出毬亜 天王寺璃奈:田中ちえ美 三船栞子:小泉萌香 ミア・テイラー:内田秀 鐘 嵐珠...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2022年6月10日
かつて悟空により壊滅した悪の組織「レッドリボン軍」。だがその遺志は生きていた!!復活した彼らは、新たな人造人間「ガンマ1号&ガンマ2号」を誕生させ、復讐へと動き始める。不穏な動きをいち早く察知したピッコロはレッドリボン軍基地へと潜入するが、そこでまさかの“最凶兵器”の存在を知るのだ...