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掲載している放送時期と異なる場合がありますのでご了承ください。

「86-エイティシックス-(TVアニメ動画)」

総合得点
80.3
感想・評価
544
棚に入れた
1831
ランキング
434
★★★★☆ 3.9 (544)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.9
キャラ
3.8

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86-エイティシックス-の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

superior さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

赤と青の対比

原作未読、アニメ版の感想です。

ストーリー、作画、音楽と三拍子揃った作品。
声優さんには詳しくないですが、違和感もなく作品に集中出来ました。
「人種差別と戦争」という物語をベースに仲間との絆、生きる意志を強く感じられる素敵な作品でした。こういう題材の物語は少なくないですが、シーンに合わせた挿入曲が素晴らしい♫
個人的にアニメ音楽の枠を超えていると思ったのは菅野よう子さんくらいでしたが、澤野さんという存在を知ることも出来ました。

22話、23話は鳥肌ものです。
青い世界を彼岸花が塗りつぶすシーンは最高です。
可能であれば1話〜23話まで一気に観て欲しい作品です。

投稿 : 2023/01/22
閲覧 : 24
サンキュー:

3

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

カローラレビン?スプリンタートレノ?

2022/07/09 初投稿
  同日   ちょい加筆

面白かった。一気に見ました。

「鉄血のオルフェンズ」のような滅びの美学とでも言うのでしょうか,スピアヘッド戦隊の置かれた,いつ誰が死んでもおかしくない(シンとレーナは例外)ぎりぎりの状況,緊張感があります。惹き付けられた度で言うと素直に★五つでもいいと思います。 そのくらい面白いと思って見ました!

伏線の張り方と回収もなかなか見所が有りました。
特に,{netabare}2話のネコに関する会話は3話と11話のキーとなる会話なので,聞き漏らしの無いように。{/netabare}って自分も1周しか見ていないので見落としているところがいっぱい有ると思うのですが・・・f^^;特に,この会話が後でグッときたので・・・
あとは,{netabare}時系列がシャッフルされてる場面があったりします。前に同じ会話を聞いた気がすると思ったら,スピアヘッド戦隊視点だったりレーナ視点だったり,ファイドの記録映像だったり。ああ!なるほど!ってなったりします。{/netabare}

音楽もすごくいいです,特にピアノの旋律がエモイです。
ED「Avid」名曲です。最近毎日,何回も聞いています。


一方,気になる点,突っ込みどころ,疑問点などの減点ポイントも多く有りました。

残念ポイント1
「作画」
この作品,基本的に作画はいいので正確に言えば作画上の謎のノイズといったらいいのでしょうか?
昔で言う,いわゆるトレス線というのでしょうか?動画の色の境界の黒い線。シーンによってこの黒い線を挟むように白っぽい範囲が存在するのです。しかも何故かストーリー上重要なシーンにおいて出現率が高く感じます。これが,かなりストレスに感じ感情移入を阻みます。意図してそのような作画にしていたように感じるのですが・・・CGなどの都合によって止むに止まれぬ技術的事情でもあったのでしょうか? いずれにしても普通の作画で見たかった・・・評価の減点ポイントのほとんどはこれです。

残念ポイントその2
スピアヘッド戦隊の仲間は次々に戦死していきます。人数が多い上にパーソナルネームというやつと本名の二つが存在し,しかも多くが覚えにくい名前に感じます。結果,誰が死んだのかいまいち判然としない・・・
1クールはレーナ視点が多く,あえてそのような演出なのかも知れませんが,やはり誰が死んだのか名前や顔,人柄が明確に描かれてからの戦死の方が重みが違います。

残念ポイント3
諸設定
サンマグノリア共和国:名前や国旗からサンマリノ共和国を連想します。しかも85区までは壁に囲まれている設定。ミニ国家にしか思えません。だとすると,食料の生産などどうしてる?合成食料に依存している描写は有るけど,合成するにしても元になる有機物は必要では?仮にそこを86区に依存しているとしたら・・・

86:イニシャルDじゃないんだから・・・しかもED「Avid」の歌詞ではっきりと「ハチロク」って歌っちゃってる・・・^^;いっそ思い切って江戸八百八町ならぬ,808区の外側で809区とかw

メカ
かっこ悪い・・・CGでリアルに表現しているけど,元々のデザインがかっこ悪いので・・・
しかもあのデザインなら,4本脚じゃ無く8本(最低限6本)でしょ?というか,動きからするとほ乳類っぽい感じも有るので,生え方が問題なのかも?

ハンドラー
本来の役割は?他のハンドラーってどんな管制してるんだろう?

地図
色と等高線が一致していない不自然な地図w


その他感じたこと
レーナのキャラクターが今までの自分ならかなり鬱陶しく感じたような気もするのですが,今現在結構自分に重なって感じられた気がしました。
現在の世界情勢では,実際にロシアがウクライナに侵攻し,戦争が続いています。そういえば,人間扱いされていない86が操縦しているのでジャガーノートは無人兵器と言う理屈とロシアのウクライナ侵攻は特別な軍事行動なので戦争では無いという理屈似ています・・・
自分は率直に言って,ウクライナ軍に頑張って欲しいと思っています。理由はこの戦争でロシアが利益を得ると力による現状変更によって利益を得る事が出来ると言う既成事実になり国際秩序が根幹から崩れる(侵攻した時点で,既に崩れているかも・・・)と思うからです。だから,ウクライナには中途半端に妥協をせず徹底的に抗戦してほしいと思っています。なぜなら,そうで無ければ,次のウクライナは日本と台湾だと思うからです。
そうした意味で,自らは安全な壁の中にいるレーナの立ち位置に自分が重なって見えてしまうのです・・・
しかし,一方で未だに日本人を含む有色人種(って言葉が未だに残っている事実!)は一部(?)で差別される側だったりするらしいです。コロナでアメリカで東洋系へのヘイトが広がったとかがそれですよね・・・

投稿 : 2023/01/01
閲覧 : 339
サンキュー:

23

Lilac さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もっと知られるべき神作

序盤はあまり面白くなく途中で断念しようとしたが、3話目くらいからとても面白くなり、一気見してしまった。作画、ストーリー共に素晴らしく引き込まれる作品。

投稿 : 2022/12/30
閲覧 : 86
サンキュー:

4

しょへ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

迫害された者たちと、正義を掲げた少女の物語。

原作既読済み。
ラノベ原作アニメの中ではダントツの完成度であり、原作越えだといっても過言ではありません。
素晴らしい作画、そして圧巻の演出、そしてなにより澤野さんのサウンドがより作品の完成度を高めています。もう最高。

作中の雰囲気は常にシリアスで、暗く、救いがない。そして辛い展開も盛り沢山。しかしなぜかそんな陰鬱なこの作品から、たまらなく美しさを感じてしまいます。
おそらくきっとそれは、極限状態に置かれた登場人物たちが垣間見せる心の揺れ動き、そしてそれらを言葉いらずで表現しきった映像演出によるものでしょう。
汚泥の中で咲き誇った一輪の花は、やがて枯れると分かってなお、私たちは見惚れずにはいられないのです。

投稿 : 2022/12/29
閲覧 : 53
サンキュー:

4

ネタバレ

yut さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ちょっとストーリーが難解。いくら何でも86の扱いがひどすぎるのでは(人型の家畜)?ハンドラーはかわいい

投稿 : 2022/12/15
閲覧 : 54
サンキュー:

1

ネタバレ

シン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

重厚感のあるストーリー

戦争、差別、仲間や家族の死、重いテーマが詰め込まれた作品ですが、澤野さんの音楽や戦闘シーンの迫力でとても上質なアニメだと思いました。

〇ストーリー
敵側が全く描かれないので、共和国が何と闘ってるのか、目的がよく分かりませんが、エイティシックスという戦場でしか死ぬ事を許されない存在というのが物語に厚みを出していた様に思います。
レーナの正義感にシンをはじめとしたエイティシックス達が少しずつ心を許していくのが良かったです。
ただレギオンの設定は初見で理解するには複雑…

〇キャラ
レーナの正義感は見ていて清々しい、真面目な軍人と思いきや、シンにときめいたり、スイーツ好きだったり年頃の女の子らしいところも可愛い!
会ったこともなく、立場も人種も違うもの同士が少しずつ歩み寄っていく、レーナとシンの関係性が素敵です。

〇音楽、演出
進撃で澤野さんの音楽のファンになりましたが、今作でも光ってます。シリアスな展開に本当に似合います。

シン達は自由になれるのか、レーナとシンが会える日はくるのか…

投稿 : 2022/12/07
閲覧 : 62
サンキュー:

5

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アンダーテイカー

A-1 Pictures制作。

無人戦闘機械レギオンの侵攻と、
隣国サンマグノリア共和国の防衛戦争。
ただ死を待つような戦場の中で、
少年シンはある目的の為に戦い続ける。
{netabare}彼の部隊に新指揮官レーナは着任した。{/netabare}

原作の評判も上々な人気シリーズ。
伊藤計劃作品、アルドノアゼロあたりを、
楽しめる方にはお勧めでしょうか。

人型の豚と揶揄されるエイティシックス、
少年少女たちは国民に知らされず、
使い捨ての駒のように戦場に送られる。
{netabare}共和国の平和の裏に86区は存在し、
そこに居住する彼等の犠牲は増え続けていた。{/netabare}

退役まで残り○○日の黒板!?

最終話視聴追記。
戦記物特有の敷居の高さはありますが、
私としては無味乾燥な戦場の描写にこそ、
一定の評価があったように思う。
{netabare}戦場の最前線では粛々と人は死ぬのだ。
共和国側からすればそれも好都合であろう。{/netabare}

良くも悪くも疲れた。

投稿 : 2022/11/20
閲覧 : 477
サンキュー:

41

奥田太鳳 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

もっと評価されてほしいっ!!

確かに序盤内容分かりづらいし、原作知ってる人は納得いかないらしいけど、それを凌駕する良さがあるっ!神作画なのは勿論、設定も理解出来れば超震える。

投稿 : 2022/11/17
閲覧 : 126
サンキュー:

0

ネタバレ

たむじゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2クール目に期待大!戦争や人種差別をテーマとした物語

【評価】
点数:89点(100点満点中)
ランク:S
※点数の算出方法やランクはプロフィールをご覧ください。

【総評】
これは、86と呼ばれ戦争の最前線で戦う少年・シンと、戦争区域ではない場所から通信で彼らの指揮をとる少女・レーナのW主人公で成り立つ物語です。Aパートはシン目線、Bパートはレーナ目線といったように、1つの出来事を2つの目線から見せていく、少し特殊な話の進め方をします。
テーマは戦争・人種差別といったもので、回の前半はみんなでお花見や花火などして子どもらしく楽しい様子が映し出されるが、後半の戦争パートでは仲間が次々に死んでいくなど、1つの話の中で落差がかなり大きいです。
分割2クールとのことで、最終話はかなり続きが気になるような終わり方をした。シンをはじめとする生き残った86たちはどうなったのか、レーナはこれからどうするのか、2クール目が今からとても楽しみです。

【ここがポイント】
第1話の冒頭1分。この最初の戦闘シーンで自分は魅了されました。ものすごい迫力です。
戦闘シーンだけじゃなく、日常パートの作画もとてもよく、レーナや戦隊員たちの細かな表情や描写に目が離せません。

【好きな回】
第6話「最後まで」
86の良さ(らしさと言ったほうがいいか)がすべて詰まっている回だと思っています。
みんなで仲良くお花見→急転直下で戦闘パートへ(特にアンジュが辛いことになります)→シンが瀕死状態の仲間にとどめを刺す→戦闘後の夜、また何気ない日常(仲間の死に慣れてるけど、慣れてない)→レーナとアネットのおやつタイム→レーナと上官との意見の食い違い→レーナとシンのいちゃいちゃ通信(ここのレーナがメチャクチャかわいいです)
この続きの7話もアンジュ関連の描写でかなり胸にくるものがあるので、ぜひ6話と7話はセットで見て欲しいです。

投稿 : 2022/10/02
閲覧 : 358
サンキュー:

5

ネタバレ

Sophia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

何一つ始まっていない

正直何の情報もなくアニメだけを見始めたら全く意味が分かりません。あたかも視聴者が知っている前提で最初進んでいくので唐突にイベントが発生してるように感じます。9話まで見ましたがやっとこの物語が書きたい内容がおおよそ推測できるようになりました。まだ全容がいまいちつかめないまま見てますが恐らくここからが本題であり面白いのでしょう。SFメカアニメのように見えて全くその要素はないので、これは原作を読むべきなのかなと思いました。あと恐らく3,4話残っているはずなので、ながら見してその後小説で楽しみたいと思います。

小説で続きを読みました。アニメの内容は序盤も序盤、原作読んでしまうとアニメの物足りなさは感じてしまいます。まぁ序盤だからしょうがないんだけど。

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 361
サンキュー:

3

Sua_Ma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ロボット戦争もの

ロボット戦争もの
戦うものが見たくて視聴したが、隔たれた2つの世界が音声で繋がっているっていう設定が面白かった

それ以外の内容は軽く見ることができた

投稿 : 2022/09/16
閲覧 : 91
サンキュー:

1

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心が震える戦争アニメ

がっつり戦争物アニメです。
自分の苦手な分野だけど、白髪の超美少女に惹かれて視聴しました。

敵はギアーデ帝国の無人機レギオン。
立ち向かうは、サンマグノリア共和国で迫害されている86の若者たち。
彼らが無人機とされているジャガーノートに乗り戦うところが味噌。
壁の内側の共和国人との対比が、現代の社会問題を彷彿とさせます。

ヒロインの白髪美少女レーナは壁の中の有能な司令官です。
マジメを絵に描いた人で、任務に忠実。
しかし、86の人々を使い捨てにする共和国の方針に反感をもっています。
だから、事ある毎に孤立します。

物語は彼女と86の戦闘員スピアヘッドとの関係を中心に進行します。
絶望感が漂う戦い。
でも、日常では明るく振舞う。
そのギャップに胸が締め付けられます。

主人公はスピアヘッドの隊長シン。
その落ちついた大人の話し方から芯の強さ伺うことが出来ます。
通信越しの会話のみのレーナとシン。
そのやりとりは暖かくも悲壮感を感じました。

惹きが強い構成だから、あっと言う間に観ることができます。
それに視点転換が巧く、同じシーンを壁の内外で見せてくる。
レーナサイドとシンサイドの心の動きが明瞭で、物語に入り込みやすいです。

全23話の11話で一旦終了。
{netabare}救いのない終わり方で締めた1クール目。
しかし、戦場を見つめるレーナの精悍な表情に未来へ向けての強い意志を感じました。{/netabare}
次クールにかけて物語が加速しそうです。

投稿 : 2022/09/10
閲覧 : 446
サンキュー:

26

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

名前覚え辛いです……

『86-エイティシックス-』(EIGHTY SIX) は、安里アサトによる日本のライトノベル。イラストはしらび、メカニックデザインはI-IVが担当している。電撃文庫 (KADOKAWA) より2017年2月から刊行されている。各巻冒頭部分が電撃文庫マガジンに連載されているほか、同誌およびカクヨムにて外伝が連載された。
分割2クールで、第1クールは2021年4月から6月までTOKYO MXほかにて放送され*た(wikipedia*一部補完)

ちょっとオサレな近未来バトルもののBGM大体澤野弘之説。
と思って調べたら特にそんなことは無かったので説立証ならず。

それはさておき何やら方々で評判が良かったので視聴してみることに。分割2クールものはレビュー数稼ぐのに助かります。

内容は一口で言うと近未来SF戦争もの、加えて少しのファンタジー要素が添え物としてある感じです。テーマはおそらく「愛」とか「想い」辺りでしょうか。差別意識が蔓延しているからこそより一層対比としてそれが浮かび上がってきている気がします。

難点としては登場人物が多い上にパラレイドを通じた音声通話が多く、またその上にパーソナルネームと呼ばれる厨二風ニックネームのようなものと本名が別々にあるため誰が誰だか把握しづらかったことは否めません。更に言えばその他の用語もオリジナルなのかどこかの外国語なのかわかりませんがとにかく直観的に把握しづらいものが結構多く、さも当然のようにスラスラ使われても正直認識し辛かったです。

それと、そもそもの舞台もちょっとよくわからないんですよね。当初大本営発表がやたらと「人道的」であることをアピールするということは、一般市民たちは86がそのような扱いを受けていると思っていないと推測したのですが、現実はむしろ国民の意志だそう。
だとすると何故わざわざあのような婉曲的な表現をするのが最初理解できなかったのですよ。というのも本作の舞台であるサンマグノリア共和国の86への扱いはほぼナチズムみたいなものなので、だとすれば「豚」を犠牲にすることに異を唱えようなものならそれこそゲシュタポやクリポのようなものに粛清されるわけですから別に隠す必要がないと思うのです。実際ヴラディレーナ・ミリーゼの親友()でもあったアネットが幼少の頃シンエイ・ノウゼン一家を匿うことに反対したのはリスクがあったからなわけですし。

と思って観ていたらどうも国際社会の目を意識しての模様……うーん、だとするとこれはこれであんなあからさまなジェノサイドが出来るのかという疑問があるわけなのですが。ひっそりと殺戮するならともかく散々ジャガーノートで派手に戦わせておいて墓を作らなきゃ死んだことにならないどころかそもそも存在しなかったことになるという発想はあんまりでしょwどう考えたって人のいた痕跡残りますよwよほど長年に渡り鎖国していたとかなら別かもしれませんが「国際社会」を意識している時点でそうではないでしょうし。実際のところ国際ジャーナリスト的ポジションはこの世界には無いんですかね?外交とか交易とかもどうなってるのでしょうね。
それにしても迫害行為がバレたら困るから全滅させるとか……短絡的にも程がありませんかね?アルバ至上主義なのはわかりますが単純に国力の問題とかもどのように考えてるのでしょうか?仮にレギオンがもう少しで動かなくなったとしても、外国がある以上は国防の観点から兵力自体は必要なわけですし。ま、ここまでとち狂ってしまった国家に正論は通じないといったところでしょうか。

そういえば「希望や理想を唱えるのは自由だがそれでは誰も動かせない」とおじ様から教わったミリーゼ少佐、はあさいでっかと言わんばかりに親友ヅラしていたアネットを脅して動かしたくだりが本作のハイライトだったんじゃないかなと思います。なんというかこれぞ「女の友情!」って感じですごく良かったです。

ミリーゼ少佐ことレーナさんは当初理想をこじらせた平等主義者と言った感じで描写されてたように感じましたが、まあ割と筋金入りなのかもしれませんね。少なくともシン自身が自分達が「絶滅」すると表現したところを彼女は「全滅」と言い直してましたし、最低限の配慮は出来る方な様子です。とはいえ「あなた達が全滅するまでに勝ちましょうw」と言った彼女に対するシンのリアクションは「これだから世間知らずのお嬢様はw」的なものなのか「この後に及んで自分は安全圏の銃後にいるつもりかw」なのかどっちかわからなかったですね。最初は後者だと思ってたんですが少なくともそれを揶揄したり皮肉ったような描写はでてこなかったので前者の方だったのかなという気が今はしてます。

本作はアニオリではなくラノベが原作としてあるようなので、読めばその辺の細かい疑問にも答えがあるかもしれないなあと思ってます。

追伸・wikipedia曰く

本作で描こうとしたものは「他人を自分と同じ人間として尊重すること。その上で後悔しないように生きること

だ、そうです。

投稿 : 2022/09/10
閲覧 : 127
サンキュー:

10

_ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったが設定がわかりづらい

面白いし感動できるが、設定が伝わりきっていない。

投稿 : 2022/09/07
閲覧 : 101
サンキュー:

1

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

衆愚の卑劣に対峙する人間たちの物語

世界観:8
ストーリー:9
リアリティ:8
キャラクター:6
情感:7
合計:38

<あらすじ>
ギアーデ帝国が開発した完全自律無人戦闘機械<レギオン>の侵攻に対応すべく、
その隣国であるサンマグノリア共和国が開発した無人戦闘機械<ジャガーノート>。
だが、無人機とは名ばかりであり、そこには“人”として認められていない者たち-
エイティシックス-が搭乗し、道具のように扱われていたのである。
(公式サイトより抜粋)


いまだに定期的に「さよ朝」をキーワードにtwitterを検索しており、さよ朝に感動した方が増えていくことに幸せを感じているのですが(笑)、その中で本作も感動したとのツイートを見つけ、試しに視聴しようと思ったのが経緯です。

本作の注意点として、設定が複雑で専門用語が多いため、全体を理解するまでは混乱してしまうおそれがあります。しかし、初見では意味がわからずスルーしていた言動が2周目でその意味がわかったところが結構あり、伏線のようで楽しいので、冒頭の1,2話で意味がわからないからと切ってしまうにはもったいない作品です。もし、この機会に視聴しようと思った方は、下記の最低限の知識を持った上でご覧いただくと良いかもしれません。

○主人公の1人であるレーナ(ヴラディレーナ・ミリーゼ)の属するサンマグノリア共和国の無人兵器(ジャガーノート)は、人権を剥奪した有色人種の「エイティシックス」(86)と呼ぶ人間たちが操縦していることから「無人」との扱いで、86がいくら死のうが戦死者は0人と整理されている。共和国の国民は髪や瞳の色が白い白系種(アルバ)で、共和国は多数派のアルバが戦争の負担から逃れるため、物語開始の9年前に86の人権を剥奪し、戦役を課し、戦費を賄うこととした。

○この世界では、パラレイドという機械による交信技術があり、その機能を用いて、レーナはハンドラーと言う戦地の86の監視役の任についている。

○もう1人の主人公である86のシン(シンエイ・ノウゼン)は、東部戦線の最先端である第一戦区第一防衛戦隊《スピアヘッド》の隊長。

○スピアヘッド戦隊は既に4年以上の戦役(5年生き残れば市民権を得られる)を生き残った部隊によって組織されており、全員号付き(シンはアンダーテイカーというパーソナルネームを持つ)で、パーソナルネームと本名の2種がある。

○敵対しているギアーデ帝国の無人兵器はレギオンと呼ばれるもので、レギオンには様々な種類の機体があるが、知能の差で大別すると「羊」、「黒羊」、「羊飼い」の3種類がいる。

○ギアーデ帝国は共和国との開戦後、市民革命により滅んでおり、レギオンは主人なきまま、共和国や市民革命によって誕生したギアーデ連邦と交戦を続けている。

ここからネタバレありの感想に入っていきます。
{netabare}少し長文になりそうなので評価の概要を先に記載します。

世界観:設定はとても重く暗いですが、舞台仕掛けとしては戦争が身近となった今の時代に採り上げるべき題材。ただし、文化は現代の文明(明らかに日本と思うシーンあり)に寄っているところもありふわふわしている。作画、音楽も高い評価で8点。
ストーリー:原作ラノベ1巻を丸々1クールに充てる丁寧な構成に脚本、演出にも光るところがあり9点。
リアリティ:共和国側、86側それぞれの視点で、舞台時点のリアルを感じられる内容。通常だと主人公(シン)たちの戦闘能力の高さにツッコミが入るところ、4年半生き延びた戦闘員である設定が納得感を与えている。ジャガーノート搭乗時にヘルメットなし、羊飼いの顔・流体金属の腕表現、人間の脳を利用するレギオンの設定はちょっと抵抗あり、8点。
キャラクター:レーナとシンの主人公2人は美男美女の良キャラで、86の面々にも個性はありましたが、推しキャラは2周しても不在。キャラデザも特に追加点なく6点。
情感:1周目では泣かなかったので6点でしたが、2周目で7点に上昇。

----
主人公たちのいるサンマグノリア共和国では、レギオン(帝国)の侵攻に対応するため、前述のような人種差別政策が実施され、共和国内の白系種たちは、ほとんどがこの政策に疑問を持たず、夕食種の犠牲に基づく平和な生活を享受しています。このあたり、現実世界でもユダヤ人に対する迫害・ホロコーストが行われた歴史がありますし、現在でも表層には見えない、隠された搾取というのは現実の社会にあるでしょう。共和国が採った政策は卑劣そのもので、大量の86の命の上に胡坐をかいて朝から飲んだくれる軍人などを見るにつけ胸糞が悪くなりますが、リアリティがある設定です。

そんな環境の中、レーナは人種差別や86を犠牲にする作戦に疑問を持ち、86を人間として尊重し、毎晩通信をつなぎ信頼関係を築こうと努力しますが、戦場から離れて安全が確保され、ケーキを食べられる状況は到底フェアなものではなく、戦死者に対し「残念でした」としか言えなかったことで隊員の1人から罵倒され、名前すら聞いてないことを指摘され愕然とします。

並みの人間であればここで折れてしまいそうですが、レーナは踏ん張り、次の日も通信をつなぎ、隊員全員の名前を確認します。心を整えて全員と通信をつなぐところでEDとなりますが、ここの入りが印象的でした。振り返ると、第3話のEDの入りも絶妙で、レーナの視点と86側の視点を交差させて同じ会話の双方の状況を描いていく方法により理解が深まりました。

当方は原作未読ですが、時系列が整理されて再構成されているそうで、本作はアバン、OP、Aパート、Bパート、ED、Cパートが駆使され、構成に(特に1クール目)無駄が感じられない等、脚本に制作者のこだわりを感じられるほか、例えば、カイエがジョーカーを引いたり、残酷な台詞の場面で食事シーンを映すなどの演出も印象的です。

4話に戻ると、自身の非礼を詫びて名前を聞くという行動から、レーナの芯の強さが理解でき、また、このようなレーナの86への態度、行動が徐々にシンをはじめとするスピアヘッドの隊員との距離を縮め、心を許すまでとはいきませんが、信頼関係に繋がっていったことが自然と伝わりました。特殊弾頭(花火)を届けるために、慣れない嘘や賄賂を使うレーナは微笑ましく、最終局面では、人員補充が叶わずにその理由を知るや、親友を脅迫して危険を顧みずに視覚の同調を行って、迎撃砲を無許可で使用してスピアヘッドの窮地を救い、また、倒れたシンを目覚めさせ、兄の弔いに一役買うことができました。

7話でようやくレーナ(視聴者)が知ることとなるスピアヘッド戦隊の真実は、これまた卑劣そのものなのですが、86たちはその真実を既に知っていて、殺されることがわかっていても、誇りのために、任務を全うして死ぬことを選んだと言います。

ここを共感できるかは個人差があるかもしれませんが、逃げても背後には地雷原と、幼い86の居住区があるため、逃げることもままならない状況であり、また、この世代の86は物心つく頃には既に現状があって、多くの仲間の死を見てきて死が身近であること、アルバへの対抗意識が、アルバがするような卑劣なことをしないという矜持に繋がっただろうことが想像され、理解できました。(日本でも、戦国時代や幕末には、武士は死に場所を探すという意識があった。)

アルバであるレーナが卑劣な現実に抗おうとする一方で、86たちは現実を受け入れているのは奇異ですが、「早いか遅いかの違い」にすぎず、今ある日常を楽しんでいる姿は考えさせられるものがありますね。

いずれにせよ、86を使い潰して自分たちだけ安寧な生活を送ろうという政策が通ってしまったのは、衆愚政治これに極まれりで、救いなく窮地に追い込まれていくストーリー展開はまどマギを彷彿とさせました。つまり、私にはドストライクな物語なのですが、やはり生死に瀕さなければ人間の本質が出てこず、深まらないのかなと思いつつ、登場人物に不幸を与えなければ物語を進められない創作者及びそれを楽しむファンの業を感じられ少し後ろめたくも思います(人間の被害者は0人です!が)。

サンマグノリア共和国の5色旗は「自由」「平等」「博愛」「正義」「高潔」を表していましたが、86への行いはその対極でした。ミリーゼの叔父の言う通り、この理想は早すぎたようです。叔父の発言は識見のある大人を代表していたと思いますが、国が腐っていて終わっていることは理解しつつ、それは国民が望んだものだから変えられないと諦めている(結局自分ごとと捉えられない)のは多数決による民主主義の限界なのでしょう。(実質を含む)独裁政治のほうが危険であることは歴史を紐解けば明らかですが、マシな選択をしているにすぎないということは認識しておく必要があります。

さて、終盤、スピアヘッド戦隊が最後の任務に就くところ、食堂や談話室に誰もいなくなり、黒板がまっさらになった描写、死に赴く面々の清々しさは沁みましたね。

レーナが仲間と考えてどれだけのことをしても、スピアヘッド戦隊は終わりない進軍を命令され、共和国から通信で確認できるエリアを越え、両者には別れが訪れます。

その後はファイド視点でのこれまでの映像が走馬灯のように映し出され、レーナが彼らのいた場所を訪問して彼らの写真を発見するという1クールの締め方も綺麗でした。シンは、レーナが来てくれると思えたということで、2人の信頼関係の高さが感じられました。

本作は劇伴も良かったです。音楽を担当したのは澤野弘之氏とKOHTA YAMAMOTO氏で、二人は進撃の巨人や甲鉄城のカバネリ等も一緒に手掛けていて、特に澤野氏はその音楽を絶賛する意見を多く見かけました。今回初めて認識しましたが今後も二人に注目したいと思います。特にED「Avid」は、悲哀だけでなく希望も感じさせるもので、(2クールでの起用も大きかったですが)どんどん心地よくなりました。

2周目はあらゆる言動の意味がわかる(ハンドラーを辞めさせるために、黒羊の声を聞かせようとしたり、スピアヘッド戦隊の真実を伝えるべきかと話しているシーン、シンが仲間を撃ち殺したり、死んだ仲間の機体に名前を掘って持っているシーンなど)ので、1周目では響かなかったところで涙が出たりしました。

当初の設定からは描くべきところの多くは描けたようにも思われましたが、まだ1期の折り返し。主人公たちの安否と今後の展開が気になった1周目でした。
{/netabare}

私の好みの作品が被っているような、シリアス展開が好きな方は楽しめる作品ではないかと思われ、そういう方にはおすすめできます。逆に、重すぎるストーリーが苦手な方にはおすすめしません。

第2クールの感想に続きます。

(参考評価:3話4.1→4話4.3→5話4.4→7話4.5→9話4.6→10~11話4.5)1周目は4.3でした。
(視聴2022.8)

投稿 : 2022/08/28
閲覧 : 206
サンキュー:

22

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

意識は肉体以外にも乗り移る

原作ライトノベルは未読。

【あらすじ】
{netabare}白系のみを人間とみなす欧州っぽい外観の共和国。
それ以外の被差別民「エイティシックス」を“無人兵器”の「ジャガーノート」に乗せ
帝国の無人兵器「レギオン」と戦わせることで、“流血なき戦場”を実現と居直る。

そんな欺瞞の中にあって、白系でありながら、理想を捨てない士官・レーナは
驚異的な戦果と担当したハンドラー(指揮管制官)が長続きしないことで有名な
「スピアヘッド」戦隊の指揮を担うこととなり、さらに凄惨な現実を知ることになるが……。{/netabare}


【物語 4.0点】
分割2クールの前半戦(全11話)。

人種差別を見てみぬふりするサンマグノリア共和国の堕落を描く。

指揮官・レーナは実際には戦場には立たず、
「エイティシックス」の少年兵らと知覚同調(パラレイド)するのみ。
互いに顔を合わせない状況が、
差別を撤廃したいレーナの理想論を“白豚姫”の“聖女ごっこ”としていっそう上滑りさせる。

しばしば、戦場音声が主の司令する側の場面を、
実際の戦場の兵士視点で描き直す重複が見受けられますが、
尺稼ぎ感は薄く、むしろレーナとエイティシックスを隔てる壁の高さを
視点の違いから痛感させられ意義深いです。

既に滅び去った帝国が残した無人兵器など2年ほどで停止し戦争は終わる。
昼間から白系軍人たちが飲んだくれる共和国の致命的な楽観論。
{netabare}戦場でレギオンが兵士の脳の意識をコピーすることで新たな寿命と高度な処理能力を獲得している。{/netabare}
という重大事実をも見落とし、戦争を他人任せにした共和国は、亡国へのカウントダウンを加速させる。

毎回、ここまで酷いのか?と斜め上を行く悲報を連発し奈落に引きずり込む構成は、
ストレスフルだが、早く彼らの行く末を見届けたいという欲求も抑えがたいブラックホール。
自身のメンタルとも相談しながら用法用量を守って服用しましょう。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・A-1 Pictures

作画カロリー、安定度で評価したら、
武骨な多脚歩行兵器の高速戦闘の迫力を勘案してもこの評点はやや過大かもしれません。

が、特筆すべきは演出の巧みさ。
戦場に散った兵士の意識が機械兵器に乗り移るという設定の再現のみならず。
本作は、人間の範囲は器たる肉体が上限ではなく、
意識が反映される武器や小物まで含めて人間であるという構図を多数提供。

その観点から印象的なカットは3話Cパート~4話アバン。
{netabare}セオがレーナの偽善にプッツンきて罵倒する場面。
罵声の中、ちぎれ飛んだボタンが床で跳ね回る演出。{/netabare}
顔芸以上に怒りが伝わってグッと来ました。

その他にも、共和国の高度な科学文明社会にて、
波打つアナログレコードが示唆する、除外された人間性への渇望。
国破れて山河ありを地で行く、戦場で蘇った自然の皮肉なまでの美しさ。

文学的に価値が高い映像が多く噛みごたえがあります。


【キャラ 4.5点】
「スピアヘッド」戦隊長シンエイ・ノウゼンこと「アンダーテイカー」。
散った仲間たちの意識を“連れていく”との信念を持ち生き残り続け“死神”の異名も持つ。
その原動力は戦場に木霊する“亡霊”の声を捉える異能。
{netabare}“亡霊”と化した兄との因縁{/netabare}も含めて、戦場の意識に引きずり込まれる危うさと紙一重。

そんなシンと顔を合わせずに語り合うミリーゼ少佐ことレーナ。
偽善と嗤われ続けても理想を貫こうとするヒロイン。
注意深くアンテナを張れば、シンとレーナの間にほのかなラブコメの波動も検出できるはず。
恋心が、何度心を折られても投げ出さないレーナを無意識的に下支えしますし、
シンを“亡霊”にしない命綱ともなっている。
そこがハードなシナリオの中で数少ないライトノベル要素。

レーナの友人の研究員・アネット。
正義に力むレーナを、合成材料も駆使して再現したスイーツで甘えさせようとする。
{netabare}レーナの正義感に自分の罪が責められているようで耐えられない。{/netabare}
真意が明かされれば、諦観を持ってレーナに辛く当たるジェローム准将同様、
アネットもまた甘いだけのキャラじゃないと分かります。


その他スピアヘッド戦隊員たちは多過ぎて顔と名前が一致しない……間もなくどんどん消えて行く。
キャラが覚え切れないことがマイナスにならず、
過酷な世界観を補強する材料としても機能する。


あとは、スピアヘッド戦隊の日々を撮影・記録し続けて来た「ファイド」。
私は単なる作業機械に留まらない、黒猫以上の自我や、“ヒロイン力”を有していると信じたいです。


【声優 4.0点】
隊長・シン役の千葉 翔也さん。
声色を変えずに淡々と様々な状況、心情に対応する演技が巧い声優さん。
本作でも感情を削ぎ落とす引き算の演技で“死神”の生き様を体現。

レーナ役の長谷川 育美さん。
時に鬱陶しいくらい変わらない真っ直ぐなボイスで理想を捨てない“白豚姫”を熱演。

尚、原作には、シンには“静かだけど通る声”、レーナには“銀鈴の声”という中々無茶な指定があったそうで。
千葉さんもハードルを越えるのに苦慮したのだとか。
原作はきっと描写が繊細なのでしょうね。演じる方も大変です。


【音楽 4.0点】
劇伴は澤野 弘之氏とKOHTA YAMAMOTO氏の共作。
鉄サビ臭い戦闘曲から平和ボケな共和国の優雅な宮廷音楽風まで。
大きい振れ幅を両者が得意分野で個性を発揮し、競り合うことでカバー。

澤野氏はボーカル曲も提供。
挿入歌「THE ANSWER」などは硬派な女性ボーカルによる英語詞でエッジを効かせた定番アレンジ。
EDは、バラード曲の「Avid」、アップテンポナンバーの「Hands Up to the Sky」を展開に応じて使い分け、
導入も微調整され、引きも上々。

OP主題歌はヒトリエ「3分29秒」
音階を下っていくギターのフレーズに合わせてしぼむ彼岸花など、
映像とのシンクロにもこだわりを感じます。

投稿 : 2022/08/08
閲覧 : 428
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33

shitasama さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

重い…

見てなくて二期まであるようなので視聴

思いな〜暗いな〜でもどこか引き付けられるものがある、他の人が鉄血のオルフェンズが好きならと書いていた意味がわかった…
鉄血のオルフェンズは嫌いなのだけどこれは中々いいな
さて二期見るかな

投稿 : 2022/08/07
閲覧 : 155
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4

ネタバレ

og3jar さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今3周目観終わりました

たった一つのシーンが観たくて周回しています。
9話の『さよなら』
レーナが開き直ってアーネットに『悪魔』と呼ばれるシーンです。
絶交されたアーネットに幼馴染のシンを餌に脅しをかけて失明を覚悟でパラレイドの視覚同調と迎撃砲管制システムへの侵入を飲ませました。

レーナは今までセオ達86にアルバのブタ呼ばわりされていましたが、この瞬間変わりました。

このシーンを描くための今までの話だったんだと思いました。

投稿 : 2022/07/19
閲覧 : 267
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7

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

絶望感満載な物語でも最後は感動が待っているw

戦闘も臨場感があり、緊張感あるバトルシーンなので面白いです( ¨̮ )
ただ、次々に仲間は死んでいってしまうのと、機械に殺される死と隣り合わせの世界で全体的にかなり暗い話です( ´ ཫ ` )

amazarashiのオープニングも絶望感を煽りますよw

でも、ラストはとても感動する終わり方なので良かったです(*^^*)

鉄血のオルフェンズの雰囲気が好きな人にはオススメだと思います( -∀-)

投稿 : 2022/07/11
閲覧 : 241
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6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ミリタリー作品ではトップクラス

容赦のない展開と絶望的な戦いが続くからこそ、その後のカタルシスが凄まじい。
重厚なストーリー、緻密な設定、一つ一つの演出、作品を彩るA-1の作画と澤野氏の音楽全てが一級品。
こういうアニメこそ評価されてほしい。

投稿 : 2022/05/31
閲覧 : 359
ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

長い

いろいろ言われたけど、結構面白かったと思う。

投稿 : 2022/05/18
閲覧 : 223
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4

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バランスが良い

理不尽さ、残酷な描写、心に刺さる内容で辛いストーリーだけど
それだけでは終わらずバランスの取れた良い展開だと感じた。
色んな場所で話は進みキャラ達も凄く多いけれどなんとか把握出来る。
絵は綺麗だし戦闘シーンでも見やすい。

アニメだけどもしかしてありそうな世界観なので、感情移入してハラハラしてしまう所が良かった。

とても良い所で一旦終わっているけれど、この先がとても面白そうな展開なので続編があればとても期待出来る。

投稿 : 2022/05/16
閲覧 : 232
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7

OK! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

2022/05/11 終了

投稿 : 2022/05/11
閲覧 : 397
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0

ネタバレ

さとーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最後泣いてしまう・・・

始めは第一話だけ観て意味がわかんなかったんです。
正義感が強くて真っすぐなツンデレお嬢様がAIロボットに指示して戦うアニメだと思ったんです。つまんなそうなので辞めたんですが、こちらの皆さんの評価が高かったので観させていただきました。全然違いましたね・・・。

大迫力の戦闘シーン◎、壮大な劇中音楽◎、ストーリーも続きが気になって夢中になって観てしまいました。最後・・・泣いちゃいそうになりました。良かったです。本当に良かったです。

主題歌が下手なのがとても残念でした。1クール目のED曲以外のあれって素人が歌ってるのかと思いました。本当に残念。

投稿 : 2022/05/05
閲覧 : 621
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5

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

戦争であぶり出される人間の負の側面

作品中の時代は星暦 21XX 年となっているが、舞台は地球っぽいし、だいたい現代から 100 年後くらいであろうか。ある一国が国際条約を使用した AI 搭載無人兵器が暴走して、近隣諸国を圧迫している、という世界設定だと思われる。


1 クール目はサンマグノリア共和国のお話。主人公はレーナという着任したての若い女性将校。この共和国は「平和ボケ」した白肌銀髪蒼眼の人種(=白人)のみが生活している国である。人種差別が横行しており、それ以外の人種は家畜同然の扱いである。

近隣のギアード帝国が作り上げた AI 搭載無人兵器=レギオンと交戦中である。帝国自体はすでに滅亡しており、暴走した兵器と戦闘している。しかし、戦争中でありながら軍部は平穏である。なぜなら、レギオンは 2 年の寿命だとされているからである。(仮にそうだとしても、国家を守る軍隊として、想定が甘すぎると思うが・・・)
それらに対して、共和国は「無人機」で応戦している。といっても、これは国民に報せているプロパガンダで、実際は家畜同然の白人以外の人種を乗せたうえで特攻させている。なんて外道。

レーナはその歪んだ構造を何とかしたいと思う、軍部の中でも異端な存在である。おそらく、同じ軍人であった父親の意志を引き継いでの事であろう。
レーナは最前線部隊の指揮官に任命される。
最前線は86(エイティシックス)と呼ばれる人種で部隊が組まれている。レーナは、彼らと打ち解けようとするも、拒絶される。当たり前である、自分たちを迫害した人種なのだから。
さらに、戦場の残酷な現実をレーナに突きつける。レギオンに脳を回収されないように、戦闘不能になった者たちを味方が銃殺する・・・同部隊で、その役目を担っている、いわばキャプテンのような存在がシンである。

シンには戦う理由がある。兄の脳が敵の AI システムに取り込まれてしまい、それを成仏させてあげるという目標がある。シンは兄に「再会」するため、レギオンの声を聴くという特殊能力を使って、数々の戦闘を乗り越えて、レギオンを撃破していく。その途上で 500 人以上の仲間を失っており、その仲間たちの意志とともに戦い続ける。外から見れば戦闘狂である。
レーナの必死の訴えに応じ、最前線部隊の人間たちも徐々に心を通わせはじめる。ただし、彼らは死ぬために戦う運命は変わらない。

最後に残ったのはシンを含めて 5 人。無数のレギオンに蹂躙される未来しかない中、5 人はいつも以上に死を覚悟して戦い続ける。レーナも軍規に違反しながらも、彼らと一緒に共闘する。絶望的状況を打開し、最終的にシンは兄の成仏という役目を果たす。

自身の使命を果たしたシン、そして仲間たちは、人生で初めての自由を手に入れる・・・束の間ではあるが。レーナと交信できる範囲外のその先へと歩を進める。レギオンの偵察部隊を避けながら先へ先へと進み続けるも、物資の支援もない状態であり、いよいよ物資が底を尽きる。

生きるも死ぬも明日はない状況で、新たな強敵が現れる。シンの兄以上に殺意に満ちた「声」が聴こえた。しかし、勝てる術もなく・・・・5 人の自由の旅路はここで途切れてしまった。


2 クール目はいったいどういう展開になるのだろう。5 人は生存しているのか?レギオンは壊滅できるのか?

投稿 : 2022/05/03
閲覧 : 204
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2

ネタバレ

いとしのレイラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

576人の刻印と絆

◆「概略」
星歴2148年、ギアーデ帝国が投入した
完全自律型無人兵器「レギオン」

その侵攻に対し、サンマグノリア共和国は
同様の無人兵器「ジャガーノート」を投入し
実質上は、流血の無い戦場という見解だった。

だが、その実態は多数派民族である白系種以外を
人間と見做さない狂気の差別思想から生み出されたもので

言わば、搭乗する民族は共和国85行政区の外へ追いやられた
人間とは認知されない「エイティシックス」と蔑まれる種族が搭乗
よって戦死しても人とは認知されず、報道される戦死者は0人

また、白系種ながら差別政策撤廃の活動を行う士官レーナは
死神と恐れられる曰く付きの「エイティシックス」部隊
スピアヘッド戦隊の管制を任されるが…

この物語は白系種の士官レーナと迫害された人種「86」の人達の
交流を描いたもので人種差別のシリアスなテーマを深い所で描いた作品

◆「戦闘」エイティシックス視点で描かれる
部隊に同調して戦闘に指揮管制官として参加するレーナ
荒廃した都市で繰り広げられる戦いは、近未来SF作品を踏襲したもので
レギオンとスピアヘッド戦隊のバトルは、感覚的に「速く・鋭く・弾む」
音楽ならスラップベーシスト、グルーブを伴ったファンク的な趣き
甲殻兵器が縦横無尽に執行する破壊が奏でる残響は美しく芸術的

視覚的にレギオンはシルバーの機体が美しく
ジャガーノートは歴戦の傷痕を多々刻んだ経年変化が特徴

■「揶揄的表現」レーナ少佐の視点で描かれる証言
サンマグノリア共和国の無人兵器「ジャガーノート」の歴史
人が居ない区域は86区、そこに住む人たちを「エイティシックス」と呼び
彼らは、85区と86区を仕切る壁、要塞グランミュール建造の労役
ジャガーノートに乗せられ、戦闘虚しく死人も出てる事実を公表するが
その者達は人間とは認知される訳では無く、記録される戦死者は0人
言わば揶揄される表現が、何とも言えない世界観を醸し出している

■「交わらぬ見解」純粋で少しお節介な所はご愛顧ながら
スピアヘッドのメンバーと意思の疎通を上手く図らっている
白豚と揶揄して壁を作っていたが、互いに打ち解けて行く様にも見えた

だが、戦場へ放り込み、自分は安全圏に居るポジションに
86の不平の声が上がるのは致し方の無い事の様に思うのは当然

ただ、こういっ問題は交わる点が難しいところだが
最終的には、それぞれの立場を考慮しながら妥協点を見出し
寄り添える関係性が理想的という見解ではないしょうか

レーナは純粋で強くて美しい女性ですね ファンになりました

■「過去と現在」幼少期のレーナは絶体絶命のピンチに
シンの兄ショーレイ・ノウゼンに救って貰った恩義が有った
仇の様な白系種だが救って貰ったレーナは理由が知りたかった
共和国で生まれ育った、故に国を守って戦うのは義務だと兄は語った
その時の兄はとても優しく、その記憶は忘れ得ないものだった
そして兄弟で有るシンに通じる部分が有ったのかな…

■「自立型無人兵器」レギオンには寿命が設定されており
中枢処理装置は数年で自壊する寿命と言われている

人間の脳、生物の中でも特に発達した86の戦死者の
脳構造を中枢処理装置として取り込んだレギオンが黒羊と言われる

レギオンの手に入れる戦死者の脳は損傷しているが
黒羊と呼ばれるはレギオンは通常より高い処理能力を得る

損傷の無い脳を持つ人間の脳構造を取り込んだレギオン
羊飼いと呼ばれ、他のレギオンを統率し高度な指揮を行う厄介な敵

観測できる範囲ではレギオンの数は減少傾向に有るが
通常種ではなく、この様な亜種的なレギオンも存在する

■「罠」基本的に任期というもの有り、除隊までの5年
戦い切ったら自由と餌を撒き、使い潰すだけ使い潰すのだが
基本、いつ戦死してもおかしくない状況で、何年も生き延びる
頭も切れ、他の86からは英雄になる、反乱の火種になったら厄介
だから戦士する様に激戦区を転戦させる、それでも死なない
最後に行き着く場所が第一線区、第一戦隊スピアヘッドだそうだ…

■「兄弟」兄は羊飼い、撃たなければ彷徨い続ける
兄の脳を持つ知能に優れたレギオンが立ち塞がる訳だが
凄い数のレギオンに抗い応戦するスピアヘッド、彷徨う幻惑の声
天空が赤く染まり、レーナが迎撃砲をぶっ放す、総力戦だ
ジャガーノートで包囲してロック、空から迎撃する
ショーレイ・ノウゼンの意識が無くなり、そしてシンの意識が戻る
ジャガーノートがレギオンのどてっ腹をぶっ放す、兄を弔った…

様々な想いが交錯した戦いは筋書き的にも視覚的にも
特筆すべき素晴らしい芸術性で描かれており、集大成的な趣き

また、後半もやり残した事を描いてますが
私が最終的に一番感じたのは「絆」でしょうか

■「音楽」OP曲はファンクロックっぽい、クールなナンバー
ED曲は癒しのソウルフル且つ、リズムに優れたR&B
劇伴と共に全ての音楽センスは優れていると思います。

■「総括」1クール分の感想ですが、派手な演出を重視した
SF作品という趣きで視聴を始めたのですが、蓋を開ければ
人種差別を初め、色んなテーマを表現したシリアスな内容
そういった見解で言えば、深い所で考えさせられる素晴らしい作品でした。

※ファイドの最後、捉えた全ての断片的な映像の見せ方も見事でした

投稿 : 2022/04/30
閲覧 : 146
サンキュー:

5

エスペランさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

設定どおりの鬱展開

戦うことを強制されている民族。一期は設定どおりの鬱展開です。ぜひご覧ください。

投稿 : 2022/04/27
閲覧 : 321
サンキュー:

1

NQTYX23206 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一期の終わり方は納得出来なかったけど

二期で上手くまとめたと思います。綺麗な終わり方だったの3期が例えなくても二期でも良いと思います。色々ミリタリーアニメ見てきてますが86は良い部類でした。

投稿 : 2022/04/26
閲覧 : 299
サンキュー:

2

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

俺たちが行きついた場所まで来たら、花でも供えてくれませんか…

総じてオルフェンズをぎゅっと詰め込んだ感じで、面白かった。
敵に人格がない分、自軍の仲間や世界の背景に力が入っててわかりやすい。マブラブのようなわかり憎さもなく死の演出、美学、追及をする感じ。
サンマグノリア共和国と86に接点があまりにもなさすぎて、86が一方的に差別されてる点は若干理解できない所もあるが、それ故にわかりやすくなっていたのだと思う。

音や映像の演出はとてもよかった。

100点中90点

投稿 : 2022/04/12
閲覧 : 253
サンキュー:

6

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

86レビン・・・の話ではなかった

原作未読(2022.4)
2期視聴済
なんだなぁ、これも戦争モノでした。6話くらいまではちょっと個人的にしっくりこなくてむーんって思ってたんですがそれ以降はそれなりにすんなり視聴できました。ただ、2期はクオリティ確保の為総集編が多くなんだかなぁ
って所はあります。が、そのおかげか1~2期通じて作画は安定したレベルを維持しており非常に見やすかったです。
物語としては、隣国の帝国が開発した無人兵器が暴走し、まず開発元の帝国が滅び、更に周辺諸国にも侵攻し始め、ある共和国はそれを食い止める為に国内で”86”と呼び差別される境遇の人間?を戦場に送り込みます。その中で”死神”と呼ばれる部隊長の戦いの記録とでもいいましょうか。戦闘開始から数年が経過しており、前線で戦う兵士は殆どが子供しかいない状況になっています。
もうね、戦争、差別、死神ってフレーズだけで重たい気分になりますね。あっけらかんと「なろう系」みたくキャピキャピ無双話ならなんてない作品なんですが、中々にシビアです。戦争ですからね。
前半は結構仲間が戦死しますが後半は逆にどうして助かったって感じでしょうか。まぁそこは御都合ですから。
主人公達は理不尽な差別に憤りと虚無感の中、闘い続ける事で”生きる”事とは何かを模索し続け、差別している側の指揮官もまたその理不尽さと何もできない無力感に苛まれながら自分のできる事を模索し続けます。そして、その先に何を見つけるのか・・・そんな作品です。

私のツボ:ちょっとメカが節足動物ぽくてキモイ

投稿 : 2022/04/10
閲覧 : 302
サンキュー:

7

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86-エイティシックス-のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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86-エイティシックス-のストーリー・あらすじ

サンマグノリア共和国。そこは日々、隣国である「帝国」の無人兵器《レギオン》による侵略を受けていた。しかしその攻撃に対して、共和国側も同型兵器の開発に成功し、辛うじて犠牲を出すことなく、その脅威を退けていたのだった。そう、表向きは。本当は誰も死んでいないわけではなかった。共和国全85区画の外。《存在しない“第86区"》。そこでは「エイティシックス」の烙印を押された少年少女たちが日夜《有人の無人機として》戦い続けていた――。死地へ向かう若者たちを率いる少年・シンと、遥か後方から、特殊通信で彼らの指揮を執る“指揮管制官(ハンドラー)"となった少女・レーナ。二人の激しくも悲しい戦いと、別れの物語が始まる!(TVアニメ動画『86-エイティシックス-』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年春アニメ
制作会社
A-1 Pictures
公式サイト
anime-86.com/
主題歌
《OP》ヒトリエ『3分29秒』《ED》SawanoHiroyuki[nZk]:mizuki『Avid』

声優・キャラクター

千葉翔也、長谷川育美

スタッフ

原作:安里アサト、イラスト:しらび、メカニックデザイン:I-Ⅳ(KADOKAWA/電撃文庫刊)
監督:石井俊匡、シリーズ構成:大野敏哉、キャラクターデザイン:川上哲也、CG制作:白組、音楽:澤野弘之/KOHTA YAMAMOTO

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