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「いわかける!- Sport Climbing Girls -(TVアニメ動画)」

総合得点
67.1
感想・評価
218
棚に入れた
639
ランキング
2526
★★★★☆ 3.3 (218)
物語
3.3
作画
3.2
声優
3.4
音楽
3.2
キャラ
3.3

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いわかける!- Sport Climbing Girls -の感想・評価はどうでしたか?

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

スポーツクライミングを題材にした作品

スポーツクライミングというマイナースポーツの題材でどんな作品になるかと少し興味が有ったけど、
まあスポーツクライミングの描写自体はそんなに悪いようには見えなかったが
ただキャラ自体に魅力が感じられなく視聴して面白味が無かったので結局は途中で視聴を断念しました。

【評価】

45点・C級

投稿 : 2023/02/10
閲覧 : 78
サンキュー:

1

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

HOWTOとしては親切設計

以前笠希々さんが酷評していたので
手を出していなかったが

先日別の動画で本作の再評価をしていたのを
見たので自分で確かめた

監督は疾風アイアンリーガーのアミノテツロ氏
脚本はプラオレはハズしたがはるかなレシーブは良かった待田堂子氏

東京大会からオリンピック正式種目になった
スポーツクライミングを題材にした一本道のサクセスストーリー

主人公は小学生時代はバレリーナだったが
中学では一転ゲーマーとして大会優勝した好

花宮に進学して新しいことをしたいと思っていた所
クライミングのコースと出会う

同級生の準に声をかけられ初めて登る好
すると次第に楽しくなりのめり込んでいく

ルートを攻略する様子を得意としていたパズルゲームに置き換えた所
ストイックな準の逆鱗に触れてしまい帰るように言われるも

部長の幸与から入部をかけたスピード対決を
準とするよう持ちかけられた

結果は負けたが好の真剣さを感じた準は
次の勝負に持ち越しとしてクライミング部に入部する始まり

少数精鋭でありながら副キャプテンの野々華含めて実力者ばかりの
環境で眠っている潜在能力が引き出されいく展開

同じようなルートなのに罵詈雑言言ったプラオレと違い
私の中では腑に落ちていた

初回にきちんと好の常人離れした集中力を見せているし

他のキャラもお互いがお互いを高めていくような
雰囲気なのは見ていて気持ちいい

逆にライバル校はみんな女子プロみたいな安い挑発するキャラが
繰り返されるので飽きも来たが(´∀`*)

初めて出場した大会でルーキーながら
抜群のオブザベーション能力で一撃完登を続ける好

逆にライバルたちは好が登れるなら自分も登れると
タカをくくってしまい失敗してしまう

準は焦ってイージーミスを繰り返してしまい
この失敗がショックでしばらくクライミング部から離れる

幸与は途中で指にアクシデントが発生してしまい
実質高校最後の大会となってしまった

挫折があっての復活は王道であり
そのキッカケがライバル視しているキャラクターで
境遇まで瓜二つと言うのもいいスパイスではあるんだが

どうしてもキャラがうまく立っていないところで
立ち振舞われちゃうと弱冠ウザいw

たまたま好の登りを見たプロプレーヤーで
クライミングプリンセスの異名を持つアンネ(クルクルスー)は
ある大会のエキシビションマッチで対戦相手に指名

圧倒的な実力差を見せつけられ
シャワー室では普段では見られないサディスティックな挑発をされる好

逆にあなたを倒して花宮が優勝すると宣言することで
新たなライバル関係が生まれる

似たキャラが3人続くのもちょっと萎えるし
折角ゆかりん使っているんだから
得意の森野苺っぽい裏の顔だったら良かったのに

「おやめなさぁいごみ虫どもw」も嫌いじゃないけどさ(°▽°)

最初の大会から半年後
コンバインドジャパンカップでアンネと対決する好

圧倒的な成績でリードするアンネ率いる国令館
幸与が辞退し3人の出場になった花宮は
それぞれがベスト10に入り勝負は最後の種目リードに持ち込まれた

先に登ったアンネは完登直前まで迫るも
最初から飛ばして来た疲れが僅かな誤差を生み失敗

最後の挑戦者になった好が唯一の完登
団体戦は逆転で花宮が優勝と言うラスト

原作だとアニメでは空気だったクライミング三姫が
それぞれの得意種目でアンネに勝っていく胸熱展開で
バランス間違えたなぁ〜と

最初の大会を1話でまとめていたら
コンバインドジャパンが原作通りでもっと評価されていただろう

競技前に基本ルール解説が必ず挟まれて
専門用語も多用されていくけど

ルートをパズルにスピードを音ゲーへ置き換えることで
知らないながらも競技性に触れられて楽しかったし

主題歌もストレートで真っ直ぐな歌詞が
本作のイメージにピッタリだったなと

オリンピック前後にこういう作品は
よく散見され大概凡作だが

その中では健闘したほうだと評価する

投稿 : 2023/02/10
閲覧 : 123
サンキュー:

7

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

展開は至極王道な

 原作は未読。
 自分はスポーツクライミングに関してほとんど知識が無かったので、本作で色々と知ることが
できたのが単純に面白かった。

 女子スポーツものの場合、競技関係だけでなく、日常シーンを多用する作品もあるが、本作は
試合と練習描写が主体の正統派スポーツものの印象。
 展開自体も敗北により、明確になった課題を克服後、捲土重来を果たすという王道展開。
 女子スポーツものにありがちな華やかさはあまり感じられなかったが、逆に手堅い
スポーツものといった印象の作品。

 主人公の笠原 好だが、スポーツクライミング未経験者ながら、パズルゲームの実力者であり、
バレエ経験があるという、これまでの経験がスポーツクライミングに生かされていくキャラ。
 未経験ながらこれまでやってきたことが役立つ主役キャラは「弱虫ペダル」の小野田 坂道
(自転車による秋葉通い)や「アイシールド21」の小早川 瀬那(パシリ)など、これまた
王道パターンの一つといった印象。
 この手のキャラは未経験な分、それを取り戻すかのようにグングン成長していくが、本作の
好は他の同系統主人公と較べても成長速度が速い。その分、ストーリーも良くも悪くも
サクサク進んでいく感がある。

 好と対になるキャラである上原 隼は幼少時からスポーツクライミングを始めているという、
好とは対照的なキャラ。それにしても初心者に勝負を挑み、負けた方は部に残れないという
提案は、彼女のストイックさを描くための展開なのだろうが、あまりにも無茶苦茶で
笑ってしまった。
 その後も中盤で本人の意識改革があるまで、面倒くさいキャラという印象はずっと
拭えなかった。

 人間離れした技術が登場する作品ではないため、割とリアル寄りの印象だが、登場する他校の
キャラなどは異能スポーツものに出てきそうな濃いメンツが多い。
 惜しいのは競技の性質上、球技や格闘技のように直接戦う類のものではないこともあって、
この濃いメンツの多くが、主人公サイドである花宮女子とあまり絡むことがなく終わって
しまったのが残念。

2020/01/08
2022/12/25 加筆・修正

投稿 : 2022/12/25
閲覧 : 201
サンキュー:

5

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

マイナースポーツで1クール作るのはやっぱり無理があった。

 クライミングは、面白いスポーツですが、やはりマイナーです。女性の競技人口は更に少なく、男性の2割位でしょうか。
 
 アルパインスタイルの登山で命をかけてやる冒険的なクライミングとオリンピック競技としてのスポーツクライミングは別物です。

 スポーツクライミングは登れるか、登れないかしかなく、体に負荷もかかるので、若い方が有利です。競技的にも歴史が浅く、若者有利なマイナースポーツのため、人間ドラマを描きにくいです。

 そのため、無理矢理ドラマ感を出そうとして、主人公を含めた登場人物がエキセントリックな肉体と性格のキャラだらけになってしまってしまい、物語の面白さを損なっています。

 せっかくマイナースポーツにスポットライトが当たりアニメ化したのに、全く競技人口を、増やすのに寄与しなかったのはとても残念です。

投稿 : 2022/12/16
閲覧 : 112
サンキュー:

6

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

全体的には普通なつくり

テーマがクライミングという事で「そういう意味」では特徴的かつ個性的(マニアックとも言うかな)。
一時期、ボルダリング等が注目されていた時期もあったけど、今はどうなんだろう?うちの地方にも壁が作られて、盛んに大会等をやっていたが・・・、そこの施設も売却された(オーナー企業が変わった)とかなんとかで、一時の勢いを感じることは無いかなぁ。
まぁ、昨今の新型コロナウィルスの影響でそういう風に見えるだけかもしれないけれども。

さて、この作品はテーマがクライミングという点では個性も見えたけれども、作り全体はオーソドックスなスポーツものという風に私には見えました。
あえて、その中でも心に残った点を挙げると、後から来た者に追い抜かれた者の心の葛藤がよく描かれていたところかな。
自分が、これだ!と思って打ち込んできたスポーツで後から入ってきた者に並ばれ、追い抜かれる。
いわゆる「天才」がその相手だったら・・・。
そして、その者がチームメイトであり、仲間であったら・・・。
って感じの葛藤が強く印象に残りました。

これって、よくある話だとは思うんだけど、実際、その立場になったらつらいよねぇ。自分がどちらの立場かって事でだいぶ変わるけれども、まともなセンスを持っている人間ならば天才側の方であっても、気は使うしねぇ。

ただ、作品全体を見た上で、私の感想をもう少し言わせてもらうと、メインもサブも含めてキャラクターの魅力が今一つ不足していたと思う。
ここはホントに難しいところで、簡単に魅力不足と言っても私と合わなかっただけ、という可能性ももちろんあるし、じゃあ、どうやったら魅力的になるの?と聞かれてもすぐに答えは出せない。
ただ、結果的にそうなっている(と私が感じた)という事だ。

私的にはフツーに観れた作品でしたが、面白かったとか、楽しかったって感想までは言えなかったかなぁ。
フツーに物語を追えて、エンディングまで観れましたって感じだったかなぁ。

う~ん、強くオススメはしないかなぁ。
機会がありましたら、観てみていただければって感じでした。

投稿 : 2022/11/19
閲覧 : 261
サンキュー:

15

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かべのぼる!

『いわかける! - Sport Climbing Girls -』(いわかける スポーツ クライミング ガールズ)のタイトルで、2020年10月4日から12月20日まで朝日放送テレビ(ABCテレビ)・テレビ朝日系列が新設する深夜アニメ枠『ANiMAZiNG!!!』の第1弾作品として放送された(wikipedia)

タイトルからは何となく岩に足をかけていく話のように見えるし実際岩にも登ったりするんですが実質は副題にもあるようにスポーツクライミングのお話。

主人公である笠原好(かさはら このみ)の通う花宮女子高校には彼女が入学するまで部員が二人しかいなかったにもかかわらずたいへん立派なクライミング設備がある……んですが、正直最初は「そんな学校あらへんやろ」って思ってました。部員二人なのに充実した設備がある、という事に対してではなくスポーツクライミング「部」があるということそのものに対してです。
アニメでは現実じゃありえない部活も普通にあったりするのでこの作品においても本来大人たちがやるスポーツの宣伝広告という意味でJK達にやらせてんだろーなーと思いつつも一応調べてみたら……あるんですねえ実際!結構ビックリしました。こんなの初期投資もさることながら極めて繊細なメンテと維持費がかかりそうなものだから学校としても難色を示すものとばかり。落ちたら直接命にかかわるわけですし他の部活みたいに「おい一年!ちゃんとチェックしとけよ!」って感じで丸投げするわけにもいかんでしょうに。それにこんな魅力的な「遊び場」があればちょろちょろと部外者も近寄ってきそうですが(実際本作でも好がちょろちょろ近寄ってきたのがファーストコンタクト)案外ちゃんと成立するもんなんですね。

一応本作視聴後にちょろっと確認してはみたんですが、ハッキリ言ってまだクライミングとボルダリングの違いとかもよくわかってません。wikipediaで軽く調べてみてもアルパイン・クライミング、ロッククライミング、フリークライミング、ボルダリング……等々、それらも独立した概念であるというよりは結構複合的みたいで、例えばアルパイン・クライミングの中にロッククライミングが内包されているかと思えばそのロッククライミングの中にアルパイン・クライミングやエイドクライミング(人工登攀)が含まれていたりと素人には荷が重い分類です。尚そのエイドクライミングの中にフリークライミングが含まれており、そのフリークライミングとは何かと言えば「元来そこにある自然の造形(岩の出っ張りやポケット)などだけを利用して登る」らしく、その中に最低限の道具(シューズとチョーク)で岩や人工の壁面などを登るスポーツがボルダリングらしいです笑……おっと、こいつは失敬。ついうっかりわろてまいましたが実際本音のところ部外者には難解で「わけわからんw」というのが正直なところです。ここまで読んで下さった皆さんも途中斜め読みになってたものと推測します。わかりますわかります、かくいう書いてる私自身気を抜くと飛ばし読みしてしまいなかなか思うように添削できませんし。

ちなみにボルダリング (bouldering)とは「岩の塊」「大きい岩」を意味する英語が語源とのことですので、タイトルの「いわかける!」自体はここから来てるのかもしれません。原作では副題も一章が「 -Climbing Girls-」二章が 「-Try a new climbing-」とのことで本来必ずしも「Sport Climbing」に限った構想をしていたわけではないことが窺い知れます。

原作自体は未読なので何とも言えないのですが、アニメ自体は先述した通り岩も一応登ったりするものの原則スポーツクライミングのお話みたいです。じゃあそのスポーツクライミングとは何かと言えば「基本的に、人工壁を使い、かっちりとしたルールのもとで参加者同士が技の優劣やタイムを競いあう競技」とのことだそう。一応、たまに見かける壁に突起がついたのを登る設備で一人練習するのもスポーツクライミングと言うそうです。(まあそりゃそうか)

で、話は戻ってこの主人公の好ちゃん。中学時代はゲーマーで運動一つやってこなかったにもかかわらず学校に設置されたクソ高い壁をいきなり登り切って翌日大会にまで出場、決勝進出は逃すものの大健闘を果たします。なんと彼女、中学時代にパズルゲームで全国1位を果たしており、それに応じるかのようにオブザベーションと呼ばれる登頂への最適解を模索する能力が初めからカンストレベルというチート所持者だったのです。彼女はクライミングをパズルを解くかのようにして登っていくわけなのですが、いやいやいくら頭で出来ても身体はついてこないだろと思ったそこのあなた、ご心配には及びません。確かに序盤は体力不足等でそのことが顕著に足を引っ張りますが、3歳の頃から習っていたバレエでは全国有数のバレエスクール「Zバレエ大石校」所属にしてプリマドンナだったという実績がうなりをあげるかのようにほんのわずかな短期間でトップクラス顔負けのフィジカルエリートっぷりを発揮することになります。
むしろそんな彼女が何故ゲーマーになったのかという事の方が気になる気もしますが、そんなこんなで圧倒的なまでの天賦の才を見せつけまくった結果、幼少の頃から全てを犠牲にしながらクライミング一本に打ち込んできた同級生で同じ部員仲間の上原隼(うえはら じゅん)のプライドをコテンパンに打ち砕いてしまいます。そのせいもあり隼は自らのクライミングを見つめなおすという名目でその後約半年もの長きの間休部すると共に友人の好をシカトし続けることになるのですが……言うまでもなくやり過ぎですよね。好たちが度を越したお人よし集団のため問題にはなりませんでしたが、普通はそんな身勝手なことして復縁しようなどと虫が良すぎる話だと思います。部も普通は退部でしょう。彼女はもともとストイックをこじらせすぎてそれまで友人が一人もいなかったわけですが、さもありなんです。

もっともこの辺は単純に作者が「部活」というものをただの属性としてでしか使ってないことからきた流れだとは思います。漫画アニメ等には「部活」や「学園生活」と銘打ってるだけで実情は大人の世界ということはよくありますが、この作品も完全にその範疇にあります。部活であるというならば特に「顧問」がいないという状況は見過ごせません。こんな危ない練習をしていながら責任者がいないなんて普通では考えられないんじゃないでしょうか。これは好たちのいる花宮女子高校だけでなく出場する全学校でそのようなのです。しかも大会ではDJが音楽を流している始末wいや、実情を知らないから本当に流している可能性もゼロではないですが……多分無いですよね?ようするに作者は大人のクライミング大会の中に部活っぽい文脈を落とし込んでるだけなんだと思います。百歩譲って解説者の存在は読者/視聴者にクライミングのことを説明するために必要という理屈はわからなくないですが、まあほとんど部活の大会という感じはしなかったです。でも実際のところどうなんでしょうかねえ?

ただ間違いなく「しゅるしゅる」言う蜘蛛女が白いウサ耳のようなものを付けて出場することは認められないと思います。これほどキャラが渋滞しているのは彼女、岩峰一愛(いわみね ちなり)ぐらいなものですが、本作では他にもやたらと誇張された属性を持つキャラが多数登場します。
いい歳こいて「にゃーにゃー」言う内村茜(うちむら あかね)、むしろいい歳になってきたせいで若手からの突き上げに恐れをなしたか「くるくるすー」とキャラ付けに必死な〝the 腹黒〟来栖アンネ(くるす アンネ)、そして極めつけは歳以前の話で女だてらに語尾が「やんす」の佐藤丸乃(さとう まるの)……いやあまさかこんなところでやんすっ娘に出会えるとは思ってもいませんでやんした。他の作品にこんなキャラいたでやんすかね?ちょっと思い出せないでやんす。

他にもそれなりに魅力的なキャラは登場するのですが、お世辞にも作品の構成が上手く行ってるとは思えませんでした。というのも序盤では先述した岩峰一愛がボスキャラのような立ち位置で現れるのですが、これといったイベントも消化することなく後半はその座を来栖アンネに奪われてしまいます。本作における高校女子界においては岩峰を含め『クライミング三姫』と呼ばれる三人がトップクラスの実力を持っているのですが、その中でも特別焦点を当ててもらえたのは藤田真澄(ふじた ますみ)くらいなものであり、同じ三姫であり花宮女子高校の先輩でもある四葉幸与(よつば さよ)に至っては最後の大会に出場すらさせてもらえないという有様。彼女に関してはそれに関する伏線自体はあったのですが、そもそも何でそんなことしようと思ったのか理解に苦しみます。最初はもっと長い連載を見据えた構想をしていたからだとも思ったのですが、クライミング部って二年で引退なんですか?だとすると初めから最後の大会は出場させないつもりということになりそうです。ひょっとしたら三人の合計得点を競い合う形を取りたかったからかもしれませんが、元々ぐちゃぐちゃな内容でやってるんだからそんな細かいとこ気にせず四人にしても良かったと思うんですがねえ。

自分が知らないだけだからかもしれませんが、何となくクライミング自体の知識はそれなりに入ってくる作品である気はします。もっとも経験者からすれば鵜呑みにしちゃ駄目だと言いたくなるところは多々あるでしょうが、少なくとも用語解説自体はそれなりに信頼して良いんじゃないでしょうか。ただそれはあくまで用語のことだけであって、スポーツクライミングそのものの取材はあんまりやってない感は伝わってきます。勿論これは漫画/アニメなのである程度見栄えを重視したということもあるでしょうが、それにしては色々お粗末な面も目につきました。

以降少々コアな筋トレ談義のため隠します。
{netabare}

花宮女子の先輩方は初心者の好に自重トレとしてはかなりハードな「片足スクワット」や「ハンギングレッグレイズ」をいきなり課したりするんですが、まあ普通はそんなことさせません。作中で出る片足スクワットは通称ピストルスクワットと呼ばれるものなのですが、基本的には段階を踏んでようやく取り組んでいくものであっていきなり挑戦させるものではないです。またあのようなスピードでこなすことは逆に反動を使うことにつながるため効率的ではない上に膝への負担がハンパなく故障に繋がりかねません、みなさんは真似しないように。
またクライミング業界の慣習ということもあるので何ともいえないところではあるのですが、通常はスクワット時に鍛える方とは逆の脚はあのようにぷらんとさせるのではなく可能な限りピンと真っすぐ伸ばすことが推奨されると思います。あのようにぷらんとさせた状態はピンと伸ばせないからそうしてるだけのことが多いので、おそらく練習風景の取材対象はそれほど上級者ではないのだろうな、という気はしてます。あれは筋力というより柔軟性の方がモノ言う筈ですし、少なくとも作中登場する彼女達の身体能力ならちゃんと伸ばせるんじゃないかな、と。ただ、特にロッククライミングなんかはある意味究極のキャリステニクス(古代ギリシャ語「美(kallos)」と「力(sthenos)」が語源の、ようするに自重で行うトレーニング、技術全般のこと)なわけですし、あのレベルのことをこなせるようになるにはこれぐらいの自重トレは楽勝でできるようにならなきゃ話にならんだろうなとも思います。
漫画としてはあのシーンは一コマか二コマぐらいで済ませてるだろうと思うのですが、アニメスタッフとしても大して調べもせず描いたんだろうなあと見てます。というのもあのスクワットはフルではなくハーフ(ウェイト業界ではあれをパラレルというそうですが……)なんですよね。ああいうのがないわけではないですが、通常やるなら完全にしゃがみ込みます。そこまで屈めない人がクオーター付近でぷるぷるすることはありますが、ハーフ(パラレル)を目的にやるのは一昔前に日本でも知られることになったプリズナートレーニング(通称:監獄トレ、原題:Convict Conditioning)を真面目にやってる人ぐらいな気がします。
なので多分あれはアニメスタッフがライト層向けの筋トレ雑誌なり映像を見て描いたものと推測します。そういうのは大体両足ハーフ付近で終わらせますから、スクワットで降ろすのはそれぐらいと考え片足でもそうしたんじゃないかと。或いは前述したようにぷらんと垂らした側の脚をどう描写して良いかわからなかったために床に接さないところまでしか腰を落とせなかった、かのどちらかだと思います。(場合によってはアニメスタッフの近くにウェイト畑の人がいて「スクワットはパラレルまで!それ以上は膝痛める!」とか主張した可能性も。ウェイトは原則両足でやるので片足のことなど想定自体してないでしょうし。そもそもウェイト派はピストル自体を膝壊すと言って敬遠する人もいるみたいですから。)
{/netabare}

ぶっちゃけガチのピストルスクワットを継続してやったら結構尻と脚がでかくなります。彼女たちが余裕ぶっこいてミニスカ履いてられるのも、実際のところちゃんと鍛えられてないから、という可能性もありますね。

とはいえハンギングレッグレイズの描写を見ている限り取材自体は多分何かしらの専門的な施設でしているだろうなとは感じました。あんなボールを挟んでツイストするなんて普通ないと思います。
余談ですが、あのように脇腹を鍛えたら痩せてスリムになると思ってる方、残念。あのように脇腹を鍛えると順当に胴が太くなります。何故なら筋肉がつくからです。脇腹を鍛えると脇腹の脂肪がいなくなってくれると思われるかもしれませんがそんなことないです。体質にもよるでしょうが、多くの脂肪は食事の切れ目が縁の切れ目と言わんばかりにカロリーを奪うと去っていきますが、あいつだけは最後の最後までズッ友でいてくれるんです。ありがたい話ですよね、ええ本当に。

そういえば杉浦野々華(すぎうら ののか)が好に向かって「ぽっちゃり」などとぬかしてけつかりましたが、「それでぽっちゃり?ハァッ!?」と憤った方も多かったのでは?彼女、どう見たって1000人に1人いるかいないかのウルトラプロポーションですよね。あんなのを掴まえて「ぽっちゃり」などと……ぽっちゃり派の方はもっと怒っていい案件だと思います!
「全然肉が足りとらん!出直してこい!」と声を大にして言ってやろうではありませんか!ヽ(`Д´)ノ

投稿 : 2022/06/24
閲覧 : 218
サンキュー:

8

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

紆余曲折や挫折はあまりないシンデレラストーリー

部活を何にしようか迷っていた主人公がクライミング部で体験をするところから始まるお話。

主人公は元ゲーマーでなにがしかの大会で優勝するほどの実力があるという設定だがパズルゲームが得意らしく、手でつかむ色のついた石がへばりついている壁一面をぷよぷよっぽいキャラのパズル画面に脳内変換して予め登る経路をはじき出してから一発完登するのが得意。

パズルゲームに見立てるのは面白い。
苦しい筋トレやどのぐらい握力が必要かなど、根性的な部分が省かれている分スポーツクライミングが楽しそうだと思えるのも良い作り方だと感じる。

だが、あまりにもうまくいきすぎて不自然さは免れない。
引きこもりゲーマーの女の子なら筋力や握力はからっきしだろうに、あっという間に仲間やライバルになりそうなキャラを追い抜いていくし、壁にぶち当たってもアッサリ突破するので、視聴者側が感情移入して疑似体験できる達成感はない。

最後は急ピッチで終わっていったし、ラストはもうちょっと何か欲しかった。

投稿 : 2021/12/30
閲覧 : 187
サンキュー:

4

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

主人公以外は脳筋なのか?

【紹介】
スポーツクライミングを題材にした高校の部活アニメ。

【スポーツクライミングとは?】
スポーツクライミングとは、ボルダリング、スピードクライミング、リードクライミングの3種目の総称でルールが違います。
リードクライミングは命綱を競技者が付けながら登ります。
スピードクライミングは最初から命綱がついており、15mの壁を登るスピードを競う競技です。
ボルダリングは命綱をつけずに5mくらいの低い壁を上り、下にマットを敷いて行います。
要するにいわかけるで他校とやっているのはボルダリングで、部活で特訓に行ったのはリードクライミングですかね。

スピードクライミングはやったことあるんですが、めっちゃ面白いけど、おなかとか腕のなんかよくわからん部分がピンポイントで筋肉痛になります。あばら骨の横当たりとか、二の腕の裏の側面とかそういう普段鍛えない部分が。

【シナリオ】
1話はかなり展開が強引で無理があったので、これはダメか?と思ったけど
酷いのは1話だけで、あとは変なところもたびたびあったけどそんなに気にならなかったです。

やっぱりスポーツアニメは大会が始まると一気に面白くなりますね。

【音楽】
EDテーマが、みんなで歌うバージョンとか個人が歌うバージョンとか色々聞けて良かったです。

【キャラクター】
ライバル校のキャラクターが変なキャラばっかりだったけど、
まっとうなキャラばっかりだと退屈だし、難しいですね。
クモ女とかはいいけど、くるくるすはさすがに痛すぎる。
個人的な好みの問題ですけど、変な口癖のキャラクターってどうも好きになれないんですよね。安直なキャラ付けって感じがして。

選手の個性がでづらい競技だと思うので、選手に変な個性持たせるよりも、専門性で勝負してほしかったと思った。
なんかこのアニメだと主人公だけルート分析して丁寧に登る頭脳派であとは身体能力にものを言わせて力づくで登る体力バカって印象になっちゃうんですよね。
でも実際、大会に出るような選手はみんな頭使って登ってると思うので。そういう競技そのものへのリスペクトがイマイチ足りないところがこのアニメの限界を作ってしまっていると思う。


【総評】
ところどころ手抜きなところとかおかしなところはあったけど、面白かった。
これからスポーツクライミングちょっとやってみようかなって人向けに初心者向けの練習方法とか、中級者向けに戦術的な部分とかを丁寧にやってくれるともっとよかったと思います。



【1話のおかしなところについて】
{netabare}

・ライバルであるチームメイトのジュンの行いはただ単に経験者が天狗になって初心者をいじめてるだけ。

・経験者とは言え1年生が上級生差し置いて勝手に新入部員の入部を認めるとか拒否する権力なんてあるわけない。(もちろん上級生にもそんな権限ない)

・興味半分で始めたのが気に食わないらしいですが、ジュン自身も幼い頃、興味半分で始めてるのに、興味半分で始めたのが気に入らないから勝負して負けたら入部認めないとか、ひどくない? 理不尽すぎる

・昨年、上級生2人で新設した部活らしいですが、部員2人しかいない部を新設なんて普通は認められないし、高校の部活で顧問が見ていない状態であのような危険な部活やらせるとは思えないし、創部2年で立派な練習設備が整っているようだし、ちょっとあり得ないなって思う。

・まだ入部していない主人公を明日の大会に出場させるのは無理だと思う。公式なスポーツの大会って1週間くらい前までに出場するメンバーを届け出ないといけないんですよね
特にスポーツクライミングって1人か2人ずつ順番にやっていくんでしょうから、飛び入り参加されると日程の都合で運営側が困るでしょ?


{/netabare}

投稿 : 2021/11/02
閲覧 : 318
サンキュー:

24

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

登ったとき気持ちいい mont-bell

原作未読

♪高ければ高い壁の方が♪

この後に続くことばを名実ともに実感するために頑張るおはなし 


いいと思うんですよ

良くいえば“相乗効果”悪くいえば“便乗”なんでしょうがこうやって狙いにいくことは経済活動や競技普及の観点で極めて正しい。もちろん延期になった東京五輪関連銘柄のことです。

 サービス加点

皆さんいかがでしょうか?
これまで知見の無かったマイナー競技やアクティヴィティを映像つきで説明を受けることで無理なく自身の知識が蓄えられていく喜び。雑談のネタは増えますよね。

 {netabare}内容の如何問わず完走することを決めてます{/netabare}

今期でいえば『体操ザムライ』もそんな好奇心をくすぐる作品のひとつ。振り返れば“釣り”“競技かるた”“アパレル”“筝曲”“レトロゲーム”“ボードゲーム”“筋トレ”“ショパンコンクール”“箱根駅伝”“体細胞”“ダイビング”“バドミントン”“ビーチバレー”“キャンプ”…知識の翼を広げてきたわけです。

本作の題材は『スポーツクライミング』
“壁のパズルを解く”という概念はアニメで指摘されて気づきを得た考え方です。
競技やってる人に「アレけっこう頭使うんでしょ?」と話を振れるスペックが身についただけで充分!と欲のない私です。


そんな前提で以下レビュー

 競技がどういうものなのかわかるか? ⇒ YES
 この競技ならでは心の動きがわかるか? ⇒ YES

高校入学してクライミングを始め、同じ学校の仲間と一緒に全国を目指す!みたいなお話です。
ついでに上記の“2つのYES”以外はわりと雑なので“個人的なサービス加点”がなかったら不満が溜まってたと思います。

粗を探すとキリがないとまでは言いませんが悪目立ちしてたのが以下

{netabare}・主人公が引きこもりだった設定。好きよねこれ
・経験者(じゅんちゃん)が未経験の入部検討者に突っかかる小者ぶり
・経験者(他校の皆さん)が執拗に新人つぶしに動く
・競技人口少ないとはいえ見事な成り上がりっぷり
・ライバルキャラの描かれ方。蜘蛛女とかちょっとファンタジーが過ぎやしませんか?
・「くるくるすー」は田村ゆかりだから許される{/netabare}

「こういうやりとりはないよね」「この展開は強引だよね」はあると思っといてください。上達のプロセスもぐちゃぐちゃしてた気がします。我々が目のいくところってこういうところだからしっかりしておいて欲しかったポイントでした。


【花宮高校スポーツクライミング部】
笠原好(CV上坂すみれ):1年。未経験の主人公。バレエ経験者で身体が柔らかいパズルゲームマスター
上原隼(CV石川由依):1年。ガチ経験者。クライミングにストイック。人付き合いが苦手な眼鏡っ子
四葉幸与(CV鈴木愛奈):2年。部長。超実力者なのときちんと部長している
杉浦野々華(CV富田美憂)2年。経験者。ムードメイカー。ちびっ子というハンデがあるのよ

これはこれでいいバランスでした。ライバルとなる他校生らが揃いも揃って残念な娘さんだったのもあって、主人公周辺のキャラ相関がまともだったのは救い。
競技の性格からして相手とのボディコンタクトなくひたすら自分と向き合うタイプのスポーツですから、ライバルのキャラ設定が適当でも致命傷とまではいかなかったのかもしれませんね。

マイナー競技をエンタメしきるまでには至らず。
それでも競技そのものと競技者の心の動きはわかる佳作でありました。



視聴時期:2020年10月~12月 リアタイ   

------


2020.12.23 初稿
2021.09.23 タイトル修正

投稿 : 2021/09/23
閲覧 : 536
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47

cubemania さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

いろいろ需要に乗っての流れに疲れてしまった

五輪需要の流れではじまったものなんだろうけど、クライミング自体に絶望的に興味がない自分には厳しかった。

主人公が女性でスポーツ物って少女漫画のバレー作品などしか頭に浮かばないが、男性向けにうまくいくのだろうかと思って見始めたら、部員女子3人の高校の部活動で全国大会だという。部員3人のところへ最低でも数百万はかかりそうな設備なんて用意する学校がなんてあるんだろうかと思うが、それで周囲の人間が全国上位とか世界が狭すぎるのがある意味ではリアルなのかもしれないが、何とも白けてしまう。

主人公は初日や翌日の大会で活躍など競技の底の浅さ、競技人口の乏しさという意味ではある意味リアルなのかもしれないが、女性と相性の悪い変に個性的なライバルキャラが登場してきてもうおなかいっぱいというか。いろいろ無理というか変な頑張りが逆効果というか。

実態のないものを盛り上げようというのに疲れてしまう。競技関連だけでなく、女性ならウケるだろうと五輪需要狙いにもうんざりというか。あまりの熱のなさから五輪はまったく視聴しなかった自分にはこんな超マイナー競技の無理な振興の物語はいろいろきつい。最近は超マイナー競技の漫画もネタの新奇性がら少なからずみられるようだが、従来おそらく企画段階で蹴られたであろう理由がわかる。競技にメジャースポーツほどの魅力が乏しいのだ。

この競技自体がカーリング同様に4年に一度多少盛り上がって忘れられていくのを繰り返すのだろうなと思う。エクストリームスポーツなどと同様に競技環境、競技者がひどく限定されるものまで取り込んで、男女平等と熟していないものまで水ぶくれしていく五輪にはうんざりしているのと重なって何とも疲労してしまう。Xゲームさえメダルをとろうが、NHKどころか有料放送さえ取り扱わなくなる状況で、さらに超マイナー競技までさも盛り上がっているような扱いをされても白けてしまうのは自分だけだろうか。

コロナでの五輪の金と利権がみせつけられてしまって、こんな競技の継続性のために感染拡大なのかと思うといよいよね。こういういうのも裏で電通が暗躍しているんだろうなと思ったり、タイミングが悪すぎたのもあるが、コロナがなくともこの作品には同じ感想だろうな。

投稿 : 2021/08/17
閲覧 : 263
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1

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

正当派スポコンアニメ。普通に面白かったです。

 久々に正統派スポコンを見た気がします。大きなストーリーとしての尻切れトンボ感はありますが、ラストにちゃんと一つの結論がでていますので、アニメとして完結もできていました。普通に面白かったです。原作は未読です。

 ボルダリングのルールの解説や、個性の出し方、練習、素質、道具、安全対策、怪我などスポーツを楽しむ上で必要な部分がちゃんと描けていたこと、バレーとゲームの組み合わという才能を見つけてヒロインにしたこと、スピードの競技がヒロインの欠点としてちゃんと残ったこと、上原のスランプなど、王道がちゃんと抑えられていたと思います。勝ち負けにそれぞれ理由があるので話として、面白かったです。
 オリンピック競技も始まるのでルールの概要を知るのに丁度良いと思います。

 構成が悪かったのは否めません。3話、4話の岩場でのフリークライミングからの体力訓練のパート。スポコンものとして、魅せる展開でした。これが先に来れば良かったのに、と思います。1話の上原の理不尽なヒロインに対する姿勢がエピソードとして最悪だったので、あれがなければ、もっと本作は評価が高かったのでは?と思います。2話のいきなり試合にでる無茶も違和感がありました。
 例えばヒロインがTVでボルダリングを見て、興味を持って普通に入部して、3,4話の基礎練習があってから初めての試合の流れにするだけで、相当良くなった気がします。

 内容としての欠点は、ヒロインのバレー経験による身体の特徴が分かる部分がエピソードとしてちゃんと明示されなかったこと(結果的にバレー経験のある子で説明ありましたが、ヒロインが強い理由として身体についてもっと解説が欲しかった)があげられます。
 また、登場人物が多すぎて、焦点が定まらないのも良くなかったです。そのせいで、部員やライバルたちの個性があまり表にでてきませんでした。ルーキーキラーの子が上原との絡みになってしまいました。ヒロインと並列して描かれる明確なライバルであろうアイドルの来栖が出てくるのがおそすぎた気がします。
 結果として深掘りが足りず、ストーリーそのもののテンプレ感がありました。

 これから面白くなりそうなのに、1クールはつらいですね。スポーツものは最低2クールの尺が欲しいです。中学生の後藤さんがなかなか可愛かったので、彼女の活躍も見たかったです。

投稿 : 2021/08/01
閲覧 : 227
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8

ネタバレ

オカルトマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感想

別に悪くないけど、パズル上手いだけの女子高生が大した練習もせずクライミング全国
{netabare}2 {/netabare}
位になれるんだ・・・

投稿 : 2021/06/25
閲覧 : 200
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5

ネタバレ

お疲れさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画は良くないけど、内容はある意味リアル

原作初期から読んでます。

女子高生クライマーが話題になった頃にオリンピック需要を狙って編集の方から企画を持ち掛けたんだろなーって感じで連載開始した漫画でしたが、漫画家さんが頑張ったので予想外に面白い作品になったという印象でした。

リアルといえばリアルなんですが、才能と環境と出会いに恵まれた主人公がひたすら無双します。

ちょっと伸び悩んだり、ライバルとのイザコザが発生するシーンもありますが、基本的にはサクっと乗り越えて行くので、チート主人公の「なろう系」みたいな雰囲気のある作品です。

大会進行などのテンポは悪いですが、みんなで同時に登って1番早い人が勝ちみたいな単純な競技では無いのでコレがリアルなんでしょう。

才能に恵まれ、設備の整った環境があり、優秀なコーチに育てられた選手が無双するっていう現実的にリアルな展開ではありますが、主人公は恐ろしい程の才能と成長を見せるので、一般人の私はその他大勢の救われない雑魚選手のリアルに感情移入してしまいがちになります。

とりあえずスポーツクライミングという競技については詳しく説明されるので、実際にオリンピックで観戦する時にはより楽しめる様になると思います。

投稿 : 2021/05/20
閲覧 : 234
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5

ネタバレ

k57x83 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

クライミングには性格悪い人しかいない

アマプラで一通り見ましたが特に可もなく不可もなくという
感じだったのでさらっと

キャンプや釣り、自転車など趣味やスポーツ紹介系アニメだと
勝手に思い込んで視聴開始
まあおおむねその通りだったと思います
いつも通り初心者主人公からクライミングにはまっていく流れ

このアニメの目的が紹介なのでその点ではアニメとしては成功しています
アマゾンでウォールロック買って家に設置してしまいました

内容としてもまあいつも通り
人間関係のもつれ等はもはや既視感すらある
全体的に無難にこなした印象
評価もそんな感じです


にしても性格悪い人多すぎではないです?
壁や岩と孤独に対話していく競技で
仙人みたいな人多そうと勝手に思ってたら全然違いました
他人disりやら新人潰しやら人の目標完全否定したりやら
なんか極悪人ばかり記憶に残りました

結論
クライミングには性格悪い人しかいない(違

投稿 : 2021/03/31
閲覧 : 329
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7

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

女子高生が頭脳と肉体を目一杯使って攻略する岩のパズル

スポーツクライミング部に賭ける女子高生たちの青春を描いた
同名Webコミック(未読)のアニメ化作品。

【一話感想】
長くなるので折りたたみw
{netabare}
スポーツクライミングは日本人選手、特に女子が国際大会で無双。
ニュース眺めていて知的な雰囲気も感じていて
個人的に見てみたい!と思っていた競技。

新種目として採用されていた東京五輪2020延期でポッカリ空いた穴に、
本作が入って来たので視聴してみることにしました♪


内容は良くも悪くもスポ根らしい好テンポ&強引な展開w
一話要約すると……{netabare}初心者主人公に対して、経験者ライバルキャラが壁は遊具じゃない。
本気で入部したきゃ私に勝て(一応ハンデ付き)
→じゃあ入部させたげる♪→次回、明日、大会だしよろしく♪{/netabare}
という中々の無茶振りw

そもそもアバンにて、{netabare}高校で競技を始めたばかりの主人公が日本代表になった未来{/netabare}
が宣言されている時点でハイペース必至w

けれど、そこは私と好相性であるらしいシリーズ構成・待田 堂子氏なので、
何とかしがみ付いていけそう。


制作は元請け経験が少ないBLADE。
作画&音楽ともに凡庸だが、肉体描写については拘りを感じます。
そこを死守して、壁を登るために必要な身体部位の動き表現し
説得力を維持できるか否かが、完走の鍵でしょうか。

当面は、初心者だが、筋金入りの元パズルゲーマーでもあった主人公(CV.上坂すみれさん)
が競技の知的要素を掘り下げ、
幼少より努力を積み重ねて来た経験者ライバルキャラ(CV.石川 由依さん)が
フィジカル面を掘り下げる競技紹介&トリビア等が原動力になると思われるので、
私は敢えて原作や競技の予備知識は、これ以上入れずに視聴継続して行きます♪{/netabare}

【全話観終わりレビュー】

【物語 3.5点】
才能→挫折→修行→覚醒のスポ根のサイクルをテンポ良く回して、マイナー競技の面白さを紹介。
「リード」、「ボルダリング」、「スピード」……さらには「外岩」と複数ある種目も
ハイペースな大会消化で披露しながら、どんどん駆け上がる。
(1クールで{netabare}“全一”を争覇する{/netabare}まで行くとはw)

「オブザベ」(観察)、「完登」、「一撃」……と専門用語も、
作中、必ずしも詳説されず乱発されるスパルタぶりだが、
雰囲気に乗れば何となくは理解できる。
(とは言え結局、私は、視聴後、色々調べましたがw)


登場人物及び個別エピソードも、競技の魅力を多角的に表現するために“使われる”ため、
才能が明確になるよう脚本。
実際の高校全国大会には存在しない複合団体戦が開催されるなど、
クライミングがアイドル級の人気を獲得する世界線。
展開、世界観は、やや現実離れ。

リアリストにとっては「フォール」(落下)要因にもなるのでしょうが、
明快な競技まとめアニメを求めていた私にとっては有り難い構成でした。


そんな中、アルアルを感じたのが、
終盤の{netabare}主人公・好(このみ)の挫折シーン。
「スピード」を苦手とする好が、合宿で色んな助言を取り込み過ぎて、
空回りして、かえってタイムを落す件。{/netabare}
どつぼに嵌る時ってこんなもんです。


【作画 3.5点】
クライミング女子たちの割れた腹筋は設定した。
あとはその肉体が壁に挑み、軋み踊る筋肉アニメ動画を追求……
と行きたい所ですが、そこまでの作画カロリーは無かった模様。
(筋肉キャラ・後藤十三(CV.子安 武人さん)も持て余し気味w)


一方、ゾーンに入って瞳をランランと輝かせた好がオブザベした際に、
壁がパズルゲーム画面に、好がノーマルスーツ風?に脳内変換される演出。

壁の“裏側”から競技者の登攀(はん)を描写するための
半透明フィルターを用いた撮影。

などアニメならではの競技愛は溢れる。


また、ジックリ壁に挑むのがクライミングとの先入観を持っていた私にとっては、
「スピード」の動画は刺激的でした。


【キャラ 3.5点】
花宮女子クライミング部の4人

笠原好……1年。競技未経験だが、元・凄腕パズルゲーマー由来のオブザベ力を有し、
しかも{netabare}バレエ経験に{/netabare}よるしなやかな肉体まで持つ天才型主人公。

上原隼……1年。幼少より肉体を鍛え上げて来た努力型。花宮の“スピードスター”

杉浦野々華……2年。低身長、短リーチのハンデを背負いながらも奮闘。

四葉幸与……2年。部長。“リードの姫君”の異名を持つトップ選手。柔和で天然。
だが{netabare}故障を抱えても壁に挑もうとする{/netabare}などハートは熱い。

……と、普通に眺めていて顔と名前が一致するのは、校内メンバーくらいで、
他校の選手までとなると多過ぎて把握困難。
辛うじて覚えたのは「くるくるす~☆」なアイドルポジション(中身腹黒w)の
来栖アンネ(CV.田村 ゆかりさん)くらい。

ただ、蜘蛛みたいな長リーチ、野性味溢れる“ブラックパンサー”、
あとは熊だの、猫だの、デフォルメは珍獣図鑑かwってくらい効いており、
競技宣伝のための人物相関は機能している。

私のツボは何度フォールしてもムクりと起き上がり壁に挑み続ける“ゾンビ新島”w

かつて{netabare}好と同じバレエスクールに所属していた、{/netabare}大場久怜亜(くれあ)も
ベタだが主人公を引き立てるライバルとしては及第点。


【声優 3.5点】
好(このみ)役の上坂 すみれさん&隼(じゅん)役の石川 由依さん等の声優陣。
心の叫びによる根性発揮だけでなく、
“トン!トン!タ、タ、タン♪”だのクライミングのリズムを演出する擬音までフォロー。
お二人は番宣の一環で、クライミング挑戦動画も。お疲れ様でした。

その他、“珍獣”共の“雄叫び”や“シュー、シュー”呻く蛇の声、
eスポーツ専門アナウンサー・平岩 康佑氏の実況と、
自身が設計した変態的なコースの壁を攻略されては狼狽える中田(CV.川田 紳司さん)による解説
など会場は賑やか♪


【音楽 4.0点】
劇伴担当は伊藤 翼氏。ストリングスやピアノをアレンジした王道青春曲を土台に、
競技シーンでは、エレクトロ成分配合のBGMでムードを盛り上げる。
お気に入りは好が「一撃」を決めに行く時などに多用された「Tounament BGM-Electrical-」
(この曲で落ち物パズルとかエンドレスプレイしたくなりますw)

OPは四葉部長役・鈴木 愛奈さんの「もっと高く」
あいにゃはソロでもやっぱりマリーだなって感じの、
上品なビブラートで前を向く青春ソング。

EDは花宮女子クライミング部4人によるキャラソン「LET`S CLIMB↑」
ロープレ風のED映像で引き続き壁を攻略するテクノポップ風。
“Climb to the top!Hello Hello!”の掛け声などに若干の中毒性あり。

投稿 : 2021/02/28
閲覧 : 546
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32

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

にゃんやらやんすやら

原作未読(2021.2)
マイナースポ根作品。作品通じてちょっと粗削りって感じかな。
ストーリーはよくある初心者が才能開花、チームメイトやライバルと凌ぎを削りながら成長というパターン。
声優陣は割と有名中堅処が多く、嬉しいのだが場面展開やキャラ同士の掛け合いの場面での”間”が悪い。これは監督、構成の問題か?(といってもかなりのベテランなんだよな・・・相性の問題だろうか?私感)。
まぁ、総じて可もなく不可もなくといった感じなのでうら若き少女達の肉体美を見たければ・・・。


私のツボ:腹筋割れは石川さん枠なのか

投稿 : 2021/02/26
閲覧 : 204
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5

渡辺探偵事務所の所長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

くるくるすー!!

って奴が死ぬほどうざい。アンネちゃんだっけかな??

バチコリだよ!!

ボルダリングの解説が面白くて見ていたけど、途中で作画が崩壊していましたね。

主人公のぷよぷよナンバーワンの奴がなんかシュミレーションが上手くてそれを見る番組なだけかと思ったらスラムダンクみたいに色んな登場人物の背景も描いていてけっこう熱くなったね。

ただ、そんなにかわいい子が出てないのが惜しいね。

主人公の高校のちっちゃい先輩を応援していたのは秘密。
ノノちゃんだったっけか?

自分も歳をとってしまったか。

合コンアニメとか出てほしいな。と願う。


それではまた!

投稿 : 2021/02/16
閲覧 : 191
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4

みどりーぬ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

目的と手段を倒錯したらダメよ〜ダメダメ

スポーツを広めるのか、それともお色気アニメとして売り出すのか。
あくまでお色気は手段であることを忘れてはならない。
マイナースポーツのアニメにありがち。
それよりストーリーで惹きつけなきゃ?

投稿 : 2021/02/15
閲覧 : 256
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2

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

良いんじゃないかな(思考放棄)

序盤 ははぁ

中盤 はははぁ

終盤 はぁ…

この話はパズルゲームに飽きたからクライミングを始める女子高生の話
ジャンルは部活・クライミング・女子高生・主人公最強
まぁ…なんでしょ。良いのではないでしょうか(思考放棄)
本人たちも楽しそうですし。きっとスポーツクライミングの人口は増えるんだろうなぁ(遠い目)

いわかける、というタイトルからなんとなく想像してましたが、まさかこんながっつりクライミングするとは思いませんでした。
そして言いましょう。この作品、失敗です!原作者さん!クライマーからのヘイト頑張って!きっとあなたの思いはいつかどっかの誰かに届くこともないかもしれなくもないから!

最強主人公特有の謎理論と主人公の最強能力によって物語が進んでいくのですが、まぁありふれた部活もの。主人公最強特有の『周りが「なに!?あの子!?」と騒ぐ』一方で、学園部活特有の『キャラ達の衝突』が繰り広げられます。これがつまらないつまらない。正直もう「なに!?」は飽きましたし、衝突もどっかでみたことあるようなもんばっかです。しかもその衝突は愚かさ故のものであり「このあとどうなっちゃうの!?」という感想より「なんだこのバカは」という哀れみと嘲笑の入り混じったものが出ます。さらに解決方法も納得出来ないため、まったくもって共感も何も得られたもんじゃありませんでした。

『しかしこれはスポーツクライミングを広めるためのアニメなのだ』と言い張る制作のあなた!無理がある!
まだサッカーならわかる。確かに思った方向にボール飛ばないよね。ドリブル、難しいよね。
野球もわかる。当たらないよね。取れないよね。飛ばないよね。飛べないよね。
ではスポーツクライミングでは?え、本当に難しいの?
いやおそらく私は一段も登れないでしょう。しかし大分共感しにくい。「なんであの子この壁クリアしてるの!?」て言われても「へぇすごいんだ」としか言えない。「そこ飛んだら良くない?」とか言っちゃったりする。残酷だね。
そんな中で繰り広げられたつまらない展開で一体何に興味を持てというのか…

物語としてもクライミング促進としても全く意味をなしていない無意味な作品でしたね。
どうでもよいですが、私のお気に入りは終盤のクルクルスちゃんです。ソレ以外は雑兵だと思っています。

監督はアミノテツさん。SDガンダムや虹色デイズの監督をされた方ですね
助監督は松川朋弘さん
シリーズ構成は待田堂子さん。らきすたやアイマスなどのシリーズ構成を担当された方ですね
キャラデザは渡邊義弘さん。そらおとやはがないなどを担当された方ですね
劇伴は伊藤翼さん。エガオノダイカやプリコネの劇伴をされた方ですね
アニメ制作はBLADEさん。なにげに日本原作は初?

作画は良くはなかったです。顔変形や使いわまわしがひどかったです
opは浅田秀之さん作詞、浅田さんと栗山健太さん作曲、IKWさん編曲、幸与ちゃん役の鈴木愛奈さん歌唱の「もっと高く」
edは安藤紗々さん作詞、神田ジョンさん作編曲、部員歌唱の「LET’S CLIMB↑
声優さんは微妙でした。主人公が中勢もよくわr時から図。^^^^kだヨンナ』咲くんうぃ』』

総合評価 失敗

投稿 : 2021/02/03
閲覧 : 447
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9

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

安心のスポーツクライミング

高所恐怖症である。
小学生の頃の木登りが祟っている。
少し高く上り過ぎたのである。
下を見て、心の底からビビったのである。
独り言を吐き続け、ルートを逆に辿りながら地面に到着した時、腰が抜けたことを覚えている。
そんな私でも、このスポーツは安心して観ていられる。
下には分厚いマット、クライミングには必ずリードが付けられている安心感が良い。
それでも外岩ボルダリングは、ちょっと怖そうだな。
マットを敷いていても打ち所が悪ければ大怪我だ。
そういうこともあって、フリークライミングであるボルダリングには5mと言う制限があるのだろう。
ボルダー、石ころである。
ボルダリング、石ころ登りという訳だ。
それでも、マントルし、完登した時の感動は大きいようで、アニメの中でもそれが描かれている。
それこそがこの競技の原風景、原動力となっているに違いない。
フリーソロのユウツベでも観て修行し直そうかな(ブルッ!)

投稿 : 2021/02/01
閲覧 : 320
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17

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そこに〇〇があるから登るのさ、そして隼は好の後をニチアサまで追いかけて...

これまで自転車やバイクや野球
ボードゲームや釣りやビーチバレーや天体観測をしている青春を見て来た
じゃあ今度はクライミングをしてみよう、これは上る速度も大事だけど頭使うんだよね
これBSじゃなくて地上波だった...

笠原好=ノンナ、モモカ、ユニ
上原隼=ミカサ、ヴァイオレット、ハイドロ(スタプリ劇場版) 一之瀬みのり(トロプリ)
四葉幸与=小原鞠莉、邪神ちゃん
杉浦野々華=ガヴリール、ソフィー

1話 ハイドロ「ウチは戦う相手を間違えていたどすえ」
{netabare}どの部活に入ろうかと迷っていた好、歩いていたら大きな幕が...
ああ、部員じゃないと触れないのか、でも折角なのでやってみることに
まだ岩に捕まり始めたばかりなのに、感覚を掴んでいるだと...!?
しかも入部したかったら、勝負に勝たないといけないの~?
大丈夫だ、ハンデつけるから
翌日、隼は下見不可、2分遅れのハンデでやることに
岩が少ないな、つまりルートは絞れる...

クライミング自体ゲームじゃないと思いっきり打ちこんで来た隼
ずっとゲームばっかやってきたから他に取り柄を見つけたかった好(よく高校入れたな、まあ猛勉強した模様)
だが途中のルート分岐で閃いたのは...
そ の 発 想 は 無 か っ た
眼に見えるものがルートとは限らない

その結果...
ああ、デレたなwww{/netabare}

2話 アイシールド21が懐かしい
で、大会は?⇒ヒル魔「明日」
えええええ!!ってセナと栗田が叫んでいたあの頃が懐かしいwww
{netabare}思えば他の高校も灰汁が強い...だがまずは県大会だ

何だあ、あの蜘蛛みたいなイメージの人...どうやら部長と関わりがある模様
そんな中、好はある子の話術にハマり...
...あんな昇り方、好じゃない...!
先に行ってフックをかけることに集中するんじゃなくて、その場で時間を使っていいから体と足を曲げて体力を温存することを隼から学んだ好
その学習は後半のクライムで...!

さあ、挑もうか、並み居る強豪を打ち倒し、全国一に(全一に)...!!
しかし、ダサいポーズは仕方がない?www{/netabare}

3話 日々、鍛錬あるのみ
{netabare}クライミングの筋力は多くつければいいってもんじゃない
腕や足等限られた部分を筋トレすればいい
しかし元々ゲームばっかやっていた好にとって、き つ す ぎ る
それとぽっちゃり発言でちょいと傷ついた、まずご飯のカロリー抑えないと

そして今回のメインである遠征先での練習試合だけど
1 時 間 は え ー よ
待ってる間、スマホゲーやってる少女と出会い...あっさり師匠呼ばわりされてる^^
そして今回昇る岩である猿返しの岩へ(なーんかこんな岩、アイカツで見たことあるなあ)
ルートを視認するのは早い好ではあるが...

まず彼女は落ちてしまうという恐怖に立ち向かわねばならない
だから筋トレや走り込み等の基礎を背負うことに意味がある{/netabare}

4話 リベンジと新しいライバル
{netabare}己の恐怖と向き合い、やっと登り切った好
新しい靴という、武器を買って大会へ
これは相撲と同じく、己の戦い
だが開会式の前、好は忘れていた因縁と出会った
幼い頃バレエをやっていた時、その場で見ていた子と...{/netabare}

5話 センスは努力で補えない
{netabare}あのウサ耳が襲い掛かる...イメージでは蜘蛛だが
中学の頃から幸与と野々華は出会っていた。クライミングを広げるために...
並み居るライバルの中、好は最初の壁を昇っていく
次は野々華の番だが...{/netabare}

6話 後のことは3人に任せな
{netabare}そして始まるセミファイナル
たった2ヶ月しかやっていなくても、もうぼっちじゃないことを実感した好
それが発揮される時...
好はゾーンに入った!!初見の壁(パズル)に挑むこと自体が楽しいと...{/netabare}

7話 ゲーム脳の罠
{netabare}4つある壁の内の最後の壁、そこに潜んでいたもの...
それは周りに在った
好から吐き出されたプレッシャーだった
結局彼女は最後の壁を一回で登れなかった。オマケにルートを考え過ぎたことで登り始めが遅くなったのも一因
その圧力が周りを飲み込んでいき...それは隼にも襲い掛かった...
あの壁はジャンプすると勢いで岩が掴めない...でもそれを好は登った...どうして!?

只々、ぼっちを貫き続け、友を得られなかった隼の未来は...?{/netabare}

8話9話 敗者が主人公の番組は減り続け...
{netabare}ウルトラクイズもそうだが30人31脚もやらなくなった...
それでも私達は次の大会に向けていかなければならない...
全ては休部を貰った隼のために...

好はあのアイドルであるアンネ(ルール―)に触発され、宣戦布告(プリキュア同士、喧嘩すんなや~別世界だからこそできる芸当、それと挑発はフラグだっつーの)
今度の大会、見てろよ...

一方隼はバイトをしていた模様、すぐ隣にはあの初心者キラーのあの子まで...
でもねえ、アンタが登れないのを見てると、こっちが腹立つの!{/netabare}

10話
{netabare}そして戻ってきた隼であった
次の大会には速度を競う壁もある。15秒を切らない限り勝ち目はない
そこで連休中の合宿で相手のムーブを見ることに
そう、ここは『盗み』の場...
だったが...おそなってる...

何でなんだよ...
それは相手に合わせているせいで、自分の登りができていないからだ
前回の大会の結果が嘘みたいに見えて来た...

その翌日、15秒を余裕で切る選手が...彼女はどう見えている?{/netabare}

11話
{netabare}この子ギャルじゃねーか
だが彼女はパズルゲーではなく、生粋の音ゲー好き...!
好「閃いた!」
テレビでパズルゲーやってた時、一定のリズムでコントローラーを動かしていた...!
その感覚で...!
そして最終日、好はついに15秒の壁を...!

次の大会は先輩らにとって最後の大会
だが部長の怪我は完治していなかった。あのまま登ったら腕が死ぬ...
でも、ここで終わらす訳にはいかないの!{/netabare}

12話 そしてその手は1歩を踏む
{netabare}れても、アンネには程遠い...

そして最後のホールド
アンネは最後の最後で...

私は
最 後 の 最 後 で 決 め に 行 く{/netabare}

そして2021年
隼は好の後を追うように...
プ リ キ ュ ア に

悠木さんと同じく
敵 キ ャ ラ か ら の 成 り 上 が り

投稿 : 2021/01/29
閲覧 : 450
サンキュー:

11

郷音 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

己の身体で解き明かせ!岩のパズル!

2020年放送アニメ。

パズルゲーマーの女子高生がスポーツクライミングで頂点を目指す物語。

今までありそうでなかった(あったのかもしれないけど俺が見てなかった)スポーツクライミングが舞台のアニメです

主人公が最初は下手くそだけどゲーマーの知識経験をいかして急激にうまくなります

まぁ短期間であそこまでうまくなるのはなかなかないとは思うけどまぁフィクションだからね

個性的なキャラが多い。とくに語尾ヤンスなんてまぁ最近じゃパワプロ以外聞かねーよw

みんな体が健康的でスポーティだからいいよね

特にののが好き。仕草や言動がもう可愛い。

アンネさんに勝てる日は来るのだろうか…

投稿 : 2021/01/29
閲覧 : 157
サンキュー:

6

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

くるくるすー

いきなり初心者と経験者のバトルが始まるスポ根定番導入でわかりやすい。
主人公が天性の才能を開花させ、壁に当たるも成長しつつ全1を目指す。
1対1のバトルもあり、中途半端に終わることなく、最後も綺麗に終わってくれるので気持ちよく視聴できる。
部活の仲間もそれぞれに成長し思ってた以上にスポ根の王道を12話に纏めたよいアニメだった。

スポーツクライミングがオリンピック採用された種目なので狙ってきた?感があり、最近だったらビーチバレーとかあったなと思いながら視聴。
10話の相手のいい所をコピーする才能が突然開花されたのは、才能の質がちょっと違うのではないかと思った。

総じて、私の明日はどっちだ!とか私たちの戦いはこれからも続く的な終わりでなく完結していて、気持ちよく見れる所がよい。

作画は動き自体が少ないけど、少ないなりに魅せ方は上手で気にならない。
声優はくるくるすー。

100点中68点

投稿 : 2021/01/28
閲覧 : 183
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4

ゲリオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

オリンピック新規採用種目

美少女×部活物のスポーツクライミングVer。
もうこれ系でやったことない素材はないはず…と毎度言ってるけど、何かと違う部活物が出てくるのスゴイと思う。
本作のレビューに関しては「とりあえず普通でしたと」しか伝えようが…
これ系の面白いかどうかは、その競技がアニメに適してるか否かに左右されるところが大きい。
近年の作品を例えにすると、まったく動きのない"レーザー射撃"のアニメは競技が地味すぎてつまんなかったし、"ボードゲーム"は内容的にアニメーションで表現するのが難しい素材だった。
で、肝心の"スポーツクライミング"という競技はといえば、動きがあるだけアニメ向けだったとも言えるが、ただ1人でコースを登る個人競技なのでさすがに熱い展開というのは生まれにくいとは感じた。

ただ、この競技を素材にした強みは、大会で用いられる人工的に作られた壁面コースに加え、自然の崖を登るロッククライミングの話もやろうと思えばやれたことだ。
本作では修行シーンでそれらしき描写が見られたが、もっと日常シーンで見たかったというか…"ヤマノススメ"ならぬ"ガケノススメ"的な話があっても良かった気がする。
部活あるいは大会だけにストーリーの軸を絞るのではなく、日常回を通じてクライミングの魅力を表現してくれたら、もっと幅広い楽しみ方ができた競技ジャンルだったかもしれない。
まぁ、学生だけでガチのロッククライミングは普通に考えて危険なんだろうけれど、ならば本作のどこが"岩駆ける"なんだと感じた。
どうでもいいけど揃って安全マット背負って移動する絵面はシュールで笑えました。

作画は終始低カロリー気味で、試合シーンなのに止め絵や顔面アップばかりなのは如何なものか。
第2話にして明らかな低予算アニメだということを隠しきれてない様子。
最初からクオリティが望めないことが分かってる作品に作画がどーだこーだ言うのはナンセンスかもしれないけど、実際にリスクがあるのにコストをかけて高品質なアニメーションに仕上げてる作品もあり、それらと比較しないわけにはいかないのでここは厳しくマイナス評価を付けたい。
キャラデに関しては、CM等で原作絵を見たけど割と思いきって改変したな…と。
原作絵は画力は未熟ではありながら女の子は可愛く描けてると思ったが、アニメのキャラデは00年代っぽくてあまりブヒれない感じに。
でも上原準ちゃんの細マッチョな筋肉には拘りを感じられて良かった。バキバキに割れた腹筋、フェチにはたまらないだろうなぁ…と。

準ちゃんといえば「私にはクライミングしかないの!」的な性格でありながら、楽しいという理由でスポーツクライミングを始めた主人公このみに、あっという間に追い越されたのは可哀想だった。
このみが覚醒してクライミングマシーンになったときは、てっきり某バドミントン作品の主人公みたく魔王化するのかと不安視されたが、挫折した準を呼び戻すシナリオ展開になることで杞憂に終わった。
主人公を性悪にさせても作品にとってプラスになることは何もないことは過去作が物語ってるから魔王化フラグ回避できて良かったわ。

スポーツクライミングと言えば、今年のオリンピックで新規採用された話題の競技。(オリンピック開催されない可能性のがだいぶ高いけど)
実を言えば今まで「スポーツクライミング=ボルダリング」なのかと思っていたが、ボルダリングがスポーツクライミングにおける種目の1つ(全3種)ということを本作で初めて知れた。
その知識を得られただけでも見た価値はあったんじゃないかと。
最終回はかなり駆け足気味で、全国大会をダイジェスト感覚で終幕させた感じ。
まぁ、ストーリーも作画もはっきり言ってB級夜露死苦なアニメだったので、そこは仕方がない。
限られた尺、予算の中で出来る限りのことは尽くしたと思う。
それなりに満足できたアニメだったということでレビューを締めたい。

投稿 : 2021/01/25
閲覧 : 194
サンキュー:

4

ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もうちょっと「登る」作画に力を入れて欲しかったけど、結構楽しめました。

開幕直後に登場した選手が誰かわかる程度には、原作の原作をみてます(やれはしない、アレは僕には無理だw)

原作知らず。
ラスト2話を見ていなかったのを今日思い出し、いまさらだけど完走。
元毛玉さんのレビューのせいで、OP曲にニヤッとしてしまう。

五輪競技にも採用されたスポーツクライミングを題材とした、女子高生青春スポーツもの。隠れた才能が競技に出会って花開く系。僕が思っていたのとだいぶ違う方向に人物の「闇」も発生しつつ、それなりに楽しめたと思います。

本作品、東京五輪開催期(あるいは、その直後)を時期的なターゲットとしていたのだろうと思う。その意味で、昨今の情勢は本作にとって残念な方向に働いたと思う。でも、スポーツものとしてそれなりに成立していたので、これを切っ掛けに少しは競技に(ボルダリングだけじゃなく,競技クライミング全体に)目が向けられたら良いなー。

物語:
{netabare}物語としては、先にも書いたとおり、隠れた才能が競技に出会って花開く系の進行。でも、大きな花がいきなり咲き誇りすぎた気もします。結果、主人公・笠原好の「成長」はあまり感じられなかったかな。

終盤のまとめは、正直物足りないです。え、そんなぁwな終わり方でした。{/netabare}

作画:
{netabare}開幕直後の野口選手とその登りに全精力をつぎ込んだのかなぁ・・・あのワンカットは、凄く良かった、そして期待した。。。のだが。OP映像で不安を感じ、第一話の残りは「無難にこなした」という印象。OP映像内の川沿いの道で4人が並ぶカット、歩きと走りとで2回出てきますけど、2回とも屋外でルームランナーかな?ってくらい「動いてない」です。

静止画として中~上。動画として中の上という感じ。でも、大崩れはしなかったと思う。もう少し身体の動きをなめらかに描けていたらなぁ・・・・っていうか、"クライム"の描写が極限まで削られてません?特に中~終盤。

でも、女子高生スポーツものにありがちな萌やエロに走ることのない姿勢はとても良かったと思う。{/netabare}

声優:
{netabare}声優陣は結構豪華(?)。
ちょっと好と隼の演技がしっくりこなかった。好に関しては演技がどうと言うより、録音時の音籠もりっぽく聞こえた。

11話、のの先輩の熱演は、、、かなり響いた。すげぇ泣き声シャウトだったと思う。とても良かったし、なにより驚いた。

田村ゆかりさん、最近「普通の女の子」演じていらっしゃいますか?{/netabare}

音楽:
{netabare}ED曲が好き。ED映像も、結構好き。むしろOP映像よりもOPっぽい気がします。
{/netabare}

キャラ:
{netabare}他校のエース、準エース格に普通の女の子が一切いないというのは、見ていて疲れる気がします。確かにそれなりに爪痕を残してくれましたけどね。

好の演出はちょっとやり過ぎなきもしました。クライミングの原型とどめていないというか・・・

のの先輩、とても良かったです。

結構気に入ったのがルートセッター・中田さん。一歩間違えばただの情緒不安定おじさんですけど(一歩踏み出してた気もするが)、結構すきかも。{/netabare}

思うこと:本作関係ないです:スポーツ中継におけるNHKの底力
{netabare}
競技クライミングは、NHK-BS2で一時期かなり見ていました。NHKの力量のおかげで、本作で語られていた基本的なルールや競技の違いは結構知っていました。

スポーツ見るなら、何をおいてもNHKだと思っています。
逆に民放、特に読売系のチャンネルでは絶対にスポーツを見ないことにしています(そもそもテレビ自体をあまり見ませんが)。

昔から民放は「競技を伝えるのが下手」だと思っています。何かにつけて「裏情報」「人間ドラマ」を展開したがる。最たる例が年始恒例の大学駅伝かと思います。「ドラマ」を話すのに必死なあまり、順位逆転や走者の距離が詰まってきたなどの変化を伝え損ねるという例を何度も見て、嫌になりました。昨今はプロ野球のコンテンツとしての集金力の低下もあって、いよいよスポーツ中継の頻度が下がっています。結果、民放のスポーツアナウンスの能力がさらに下がっていると思います。

一方、NHKではBSまで含めると、競技クライミングをはじめ結構マイナーな競技までカバーしてくれます。NHKの何が良いかというと、競技そのものを伝えてくれることだと思っています。当たり前のように思いますが、それが出来ているのはNHKだけかなと思っています。

NHKの場合、アナウンサーが競技をかなり勉強したうえで仕事しています。そのため、どんなマイナー競技であっても、瞬間瞬間に何が起こったのか、その何がダメだったのか・良かったのかをルールや基本的な戦術まで交えながら伝えてくれます。そして、競技をしっかり勉強しているため、競技の流れを外すことがありません。加えて、NHKアナウンサーは解説者の使い方が実に上手いと思っています。ルール・基本の範疇を超えた瞬間、解説者に話を振る。解説者が無駄なことにまで言及しないような話の振り方、聞き方をするし、そもそも解説者がしっかりした方で構成されます({netabare}アメフト(NFL)中継では、アナウンサーがしっかりしすぎているので解説者が只のファンと化していることも結構ある。それはそれで楽しい。競技の流れを折ることは絶対にないので。{/netabare})。

機会があれば、皆さん自身が経験された競技を民放とNHKとで見比べてみると面白いと思います。僕はバドミントンで嫌と言うほど民放の能力のなさを感じました。また、全く知らない競技をNHKで見てみるのも楽しいと思います。フィールドホッケーの中継とか、感動しましたよ(普通に楽しかった)。{/netabare}
[2021/01/25 v1、v1.1]

投稿 : 2021/01/25
閲覧 : 504
サンキュー:

23

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

[超短感想;全話視ました。]スポ根・クライミング女子のお話のようです。

視聴前情報は特に集めていません。原作は全く知りません。
以下はクライミングがどんなものかまるで知らないワタシの戯言です。

[超短感想;全話視ました。]スポ根・クライミング女子のお話のようです。
スポーツクライミングについてちょっとだけ詳しくなりました。登場ヒロインたちは、皆それぞれに問題を抱えていますが、逃げ出したりすることもありましたが、それに対して時には最終的には真摯に向き合いだいたいは克服していました。真面目なスポ根モノだと思います。他の人推すかと言われれば、このスポーツにトラウマがあると言う人でなければ、推せるのではと思います。


[超短感想;1話め視ました。]スポーツ・クライミング女子のお話のようです。
リアルでもそうですが、ジョシのスポーツをダンシはどう捉えるべきかという問題があります。イヤラシイ眼つきで視るわけにいかないことは承知していますが、ダンシにとっては、「美」そのものに見えることは間違いがないです(そうでない場合もありますw)。ということを書いていると長くなりますので。
 とりあえず、1話めは薄着(ユニフォーム)女子のスポコン・アニメということが分かりました。
 

投稿 : 2021/01/22
閲覧 : 238
サンキュー:

14

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いうほど本物の岩には登らない

原作未読。

キービジュアルは本物の岩に登っている風なので、けっこう本物の岩壁に登るのかと思ったら、その機会は少なかった。

恥ずかしながら、人工の壁をのぼる競技一般をボルダリングと呼ぶのだと思っていたので、そうではないのだということを知っただけでも見る価値はあった。

{netabare}内容は、初心者ながら天才的な才能を持つというタイプの人物を主役にしているので、正直あまり好きな展開ではない。

笠原好の成長も、体力とか経験という部分での成長が主なので、成長ぶりが地味で分かりにくかった。

好の話だけでなく、準や野乃華、さよ先輩のストーリーも描かれていて、それはそれでよかったのだけど、主役ではないだけに、サイドストーリーという感じは否めなかった。

シュルシュル言ってる他校の蜘蛛生徒は、物語に大きく絡んでくるのかなと思わせる登場の仕方だったが、結局たいした絡みはなかった。一体何だったんだ…。

作画は、クライミングシーン以外はあんまり良くない。ボルダリングのマットやカバンの作画は、そんなに角ばった正六面体のマットやカバンがあるかなというくらいカクカクだし、人物や物の色の塗りは単調でのっぺりしていて、ひと昔前のアニメのようだった。{/netabare}

とはいえ、話はきちんとまとまっていたし、最終話の展開は、わかっていても熱かったので、実はけっこう楽しかった。

どうでもいいことだが、さよ先輩の声をきいたとき、また茅〇愛衣さんかーと思ったのだが、全然違う声優さんでびっくりした。

投稿 : 2021/01/18
閲覧 : 172
サンキュー:

6

アニメ好き さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

7話くらいで見なくなったけど久々に11話見たら面白かった

オリンピックの競技になるらしいボルダリング。もともと興味があったので見始めました。
ストーリーはベッタベタで、キャラクターも変な語尾をつけるようなアニメのために作られたようなよくあるキャラばかりなんだけど
たまに変な言い回しがあったり変なアングルのカットが入ったり、おっ?と思わせるような事があるアニメでした。
作画がひどくて動きがカックカクで静止画が多いので、7話くらいで見る気なくなってきて見なくなったんですが、
今回11話を見たら、各メンバーが苦手としていた所を克服しており、成長しておりました。
部長説得のシーンも変わった演技で面白かったですし、いい感じの王道ストーリー進んできたんやなぁと、ちょっと飛ばした回を見返したくなりました。
単純なストーリーなので展開は多分想像どおりだと思うので見返さないですが!
普通に最初から見てる人は尻上がりに面白くなっていってるんだと思います。
所々おふざけ要素もあるので
結構スタッフも楽しんで作ってるのかもしれないですね
最終回見ました!作画はとっても酷いですが、
変わった演出が所々にあって、最後まで見れました。ストーリーはありきたりで低予算アニメって感じですが、オリンピック競技になるボルダリングに興味を持ってくれる人が少しは増えたと思います。
半年後には内容忘れてる系アニメでそこそこ楽しかったです!

投稿 : 2021/01/16
閲覧 : 206
サンキュー:

10

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

絵柄が古いような気がして古い原作なのかと思ったらそうではなかったです。とはいえ好みの絵柄ではありませんでした。それでも作品としては面白かったので完走しました。クライミング版咲という感じでそれぞれの物語を掘り下げると面白そうな気もします。2期あるのかどうか?あればちょっと見てみたい気もします。

投稿 : 2021/01/14
閲覧 : 169
サンキュー:

1

ネタバレ

hyoi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なかなか熱いスポーツ!!

 最初このアニメを見るまでの印象というか思っていたことは、「まぁ面白そうだけどはまることはないかな~」と思っていました。でも、実際に見てみたらめちゃくちゃアツくて、想像の何倍も面白かったです!!

 内容は、クライミングをスポーツにしたスポーツクライミングという競技で、ただ、力で行くだけでなく速さやどうやって昇っていくかの戦略などを駆使してやる競技を花宮女子高校の女の子たちが部活で日本一になるために切磋琢磨する話です。

 後、個人的に一番好きな話が、まだ、やり始めて数か月の初心者である主人公の笠原このみが大会で、超集中をして、経験者ですら一発で成功できないような超難関なコースをすべて一発でクリアーして観客の歓声などが起こった話が鳥肌が立ってすごくアツかったです!!

 ぜひ見てみてください!

投稿 : 2021/01/13
閲覧 : 162
サンキュー:

8

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いわかける!- Sport Climbing Girls -のストーリー・あらすじ

――「スポーツクライミング」。それは、頭脳と肉体を駆使し、己の身体一つで壁を登る競技。パズルゲームの天才・笠原好(かさはら・このみ)が偶然出会った、校内名物のクライミングウォール!まるで、色とりどりの「岩のパズル」のように見えた…そんな運命の出会いが、好の人生を一変させる!花宮女子高校クライミング部の仲間と共に頂点を目指して駆け上がれ…アツい本格クライミング・ストーリーが、今始まる!(TVアニメ動画『いわかける!- Sport Climbing Girls -』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2020年秋アニメ
制作会社
BLADE
公式サイト
iwakakeru-anime.com/
主題歌
《OP》鈴木愛奈『もっと高く』《ED》花宮女子クライミング部[笠原好(CV.上坂すみれ)上原隼(CV.石川由依)四葉幸与(CV.鈴木愛奈)杉浦野々華(CV.富田美憂)]『LET'S CLIMB↑』

声優・キャラクター

上坂すみれ、石川由依、鈴木愛奈、富田美憂、小松未可子、國立幸、植田千尋、御堂ダリア、Machico、田村ゆかり

スタッフ

原作:石坂リューダイ(サイコミ刊『いわかける! ーClimbing Girlsー』『いわかける!! -Try a new climbing-』)
監督:アミノテツロ、助監督:松川朋弘、シリーズ構成:待田堂子、キャラクターデザイン:渡辺義弘、サブキャラクターデザイン:谷口元浩、総作画監督:渡辺義弘/谷口元浩/寺尾憲治、プロップデザイン:三橋桜子、デザインワークス:若山温、美術設定:高橋麻穂、美術監督:細井友保、色彩設計:有尾由紀子、撮影監督:蒲原有子、編集:新居和弘、音響監督:濱野高年、音楽:伊藤翼、制作協力:WIT STUDIO/STUDIO MASSKET

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