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「舞妓さんちのまかないさん(TVアニメ動画)」

総合得点
69.7
感想・評価
74
棚に入れた
190
ランキング
1686
★★★★☆ 3.6 (74)
物語
3.6
作画
3.5
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.6

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舞妓さんちのまかないさんの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ナノトリノ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そして毎日は続いてく

初出は21年の冬アニメらしいのですが、観たのは21年10月から22年6月にかけてのEテレ放送版1話9分×全36話です。

このアニメで初体験したのは、最終回まで観たのにそれがそうだと気付かなかったことです。


この配信全盛時代にあって当時も今も軸足はTV録画視聴(+リアタイ)です。未視聴フォルダに溜め込んだファイルを順次消化する感じ。観るのが億劫になって数話分溜まってしまった作品は視聴断念したりもします。

溜まった録画を観ていくときにショートアニメというものは手が伸びやすい。短いのは観る前の心の準備…というか気合?みたいなものが軽いのです。なので1話9分の本作は未視聴フォルダに入ってれば真っ先に観ていたように思います。

足掛け9か月にわたり放送され、「まかないさん」の視聴は日々の暮らしの中に溶け込んでいきました。お話は優しく絵はきれいで見やすかった。それでいて若くして故郷を遠く離れ身を立てていく物語になんともいえない心強さを感じてもいました。

そんなある日のこと、いつものように未視聴アニメを片付けていると違和感を覚えました。
アレ?最近俺まかないさん観てなくない?

ちょっと調べるとすぐわかりました。6月11日なんていうクール単位で考えると随分半端な時期に放送された第36話が最終回だったみたいなのです。
えッ?ウソでしょ。最終回っぽい話なんて見てないぞ?見逃したか。
と録画を見直してみると…

ウチの環境では第36話の録画に[終]も付いてないし、内容も前後編の後編ではあるけれど何か大きな区切り感も特に無いし…ラストシーンはキヨちゃんすーちゃん2人で「がんばるぞー」と声を揃えてはいましたが…
イヤ、わからんて。気付かんて。いつの間にかアニメはきれいに終わっていたのでした。

こんなことは初めてです。最終回に気付かないなんて。
出会って、お気に入りになって、夢中でこそないものの楽しみになって、暮らしの一部にまでなってて(←ちょっと大袈裟)、なのにいつの間にかいなくなってた。さよならさえ気付けないままに。

スッと入ってきてスッと立ち去られたせいでしょうか。すぐには終わったんだという実感が持てませんでした。今も京の街に舞妓さん『百はな』こと すーちゃんが艶やかに舞い、キヨちゃんがあったかいごはんを作って待ってる。そして毎日は続いてく…っていう心持ちはそれからしばらくの間続きました。
さみしいってのとも違う、離れても遠く想ってる感じ。名前を付けて呼ぶのなら余韻とでもいうのでしょう。

投稿 : 2024/02/04
閲覧 : 17
サンキュー:

1

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

地味に来る飯テロ

京都の舞妓さん屯所で働く食料番が主人公のお話。
主人公は幼馴染と青森から舞妓を目指して京都へ出る。
幼馴染は才能を発揮して舞妓になるも主人公は才能無しにて挫折。
そこの調理番になって舞妓さんたちを支える、と言うお話。

舞妓さん業界のお仕事系と言えなくも無いですが、基本は飯テロです。
「美味しんぼ」などとは違い、今冷蔵庫に材料在りそうなやつで来るのでリアルに想像できて堪らん感じです。
ただ、絵があんまりリアルじゃないので何とか耐えます。

それだけで怒涛の10分36話。
アニメとしては逆に無味無臭なので作業しながら消化できます。

劇伴なかなか良し。

主人公、芸妓の「才能無し」で「ガラスの仮面」の白目シーンかと思いきや
そういう暑苦しい話ではなく、特にショックを受ける様子も無く淡々と調理番に就任する所がなんとも今時の子ぽいな。
才能ない事で努力するより、才能を見つける方がずっと良いです。

あ、あと言われてみれば舞妓はんの京都弁はネイティブじゃないんだ、と気づき軽くショックを受けました(笑)

投稿 : 2024/01/06
閲覧 : 25
サンキュー:

4

きゅん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

見直す

舞妓という設定に拒否感で断念したけど
評価良いし物語りとして見てみようと思う

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 26
サンキュー:

1

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

満足でした

花澤香菜さんが料理中に「はっ」「よっ」とか言うの聞くだけで幸せ気分でした。ショートコーナーでの料理の小ネタ解説も面白かったです。

投稿 : 2023/11/06
閲覧 : 152
サンキュー:

5

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

漫画よりテンポが早い

田舎から出てきた舞妓さんとこのまかない作る子の話。
漫画よりテンポは早い感じがするけど、めちゃくちゃのんびりした雰囲気で癒される。

投稿 : 2023/11/01
閲覧 : 41
サンキュー:

2

さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

柔らかく。ポジティブな少女たちの姿に心温まる反面、色んなことを犠牲にして成り立つ姿が痛々しくも見える。情緒を揺さぶられる物語でした。
本編は5分ほど。
料理の知識だけではなく、舞妓さんの生態や、京都の花街のルールなどの知識解説もあって、かなり充実した内容になっています。
知らない世界を見せてくれるアニメは面白いです。

作画は3D。美術もキャラクターも柔らかい雰囲気に纏まって着物や髪飾りのディティールは細かく2Dルックの3Dにしてはかなり見栄えています。
尤も全然動かないので最初はFlashとかMoho系なのかと思いました。こんなに動かないなら、素直に作画でも良かったのでは・・・?
背景は実際の風景に忠実で作品のリアリティを高めているようでした。

クオリティの高いアニメではなかったけど、与えられた環境内で最大限良いものを作っている印象で非常に好感度の高いアニメになりました。

投稿 : 2023/03/18
閲覧 : 76
サンキュー:

5

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

舞妓と料理

短い物語の中に舞妓のお仕事のことが描かれています。料理の豆知識もあるので、見ると元気が出るアニメです。

投稿 : 2022/12/21
閲覧 : 80
サンキュー:

3

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

舞妓と料理

ほのぼの系料理ものショートアニメ
舞妓に料理をつくる内容

投稿 : 2022/10/21
閲覧 : 69
サンキュー:

2

マドラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

料理のプチ知識が身につくいいアニメ

短くさくっと見れるのもよかった。
私自身はほぼ料理しないがいくつか試してみたいものもあったなぁ・・・と

舞妓さんならではの料理の話もあるが餃子の件とかは結構笑う。そして食べたくなる・・・おなかすいているときに見るのはよくないぜ!

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 111
サンキュー:

4

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

この数年でTVアニメNO1。2期は作らないでほしい。キャラも話も題材も絵も音楽も全部素晴らしい。

 初めの数話をまとめて見て以降、毎週楽しみにしていました。ということで半年以上の間、お付き合いしたということです。アニメってこれが大事な要素でもありますね。

 とにかくその期間それを見た、という充実感、満足感とともに喪失感があります。この感情ってゼロ年代くらいまではちゃんとあった気がします。
 物語の始まりがあって、展開してそして結末がある。その盛り上がりと満足感。すべてとはいいませんが、今の1クール尻切れトンボアニメ、分割2クールのマルチメディアアニメにはそれがありません。

 本作は盛り上がりがあったわけでも、完結というわけではないですが、本作の内容上、逆に日常生活をずっと見続けただけに、ここで終わりと言われるとそれでいいのだと思います。が、寂しさはひとしおです。

 古都京都という私にとっては非日常で、しかも舞妓さんの置屋というタイムスリップしたかのような空間。それなのになぜか郷愁をそそるような感じの素晴らしい作品でした。

 NHKという特殊な放送局だからこそ作れたのかもしれません。今後もアニメによる伝統文化と歴史の発信を期待します。


 本作についてですが、どうしても幼馴染の中途半端な存在が気になってWIKIで確認したところ、話の展開があるみたいですね。私はアニメについては結果的にそこに行かなくて正解だと思います。

 料理、舞妓、置屋の世界、キヨとすみれの2人に焦点をあてたからこその作品だと思います。それを美しい作画と美術、落ち着いた演技の声優さん、そして音楽が素晴らしいと思います。

 とにかく半年以上にわたり楽しませてもらいました。非常にいい作品でした。ロスになるかといえば不思議なことに満足度が大きいので、落ち着いて最終回を迎えられました。満足故に寂しさを受け入れられるということでしょうか。
 見たくなったら、また折を見て再視聴すると思います。できれば2期以降は作らないでほしいなあ。日常が続くならいいですけど。

 気持ち的に満点以外つけられないので、本サイトの評価の主旨とはズレますが、満点でお願いします。


追記 一点だけ書き忘れてました。34話のショートコーナーの最後に出てきた「おかゆライス」ですが、ゆうきまさみ「究極超人R」でR田中一郎が食べてましたね。



以下 30話くらいで書いたレビューです。


 本作については毎週NEWが来るとすぐに見ています。この数ヶ月一番楽しみな作品となりました

 伝統文化の世界を美しい作画で魅せてくれる本作には本当に癒されます。もちろん芸舞妓さん遊びは、芸能の世界で「大人の遊び」であり、旦那が少女と遊ぶ世界です。大金も動きますからいろいろあるとは思いますが、思いっきり毒を抜いて完全に性善説で見せてくれたのが奏功しています。(京都の舞妓さんは基本的に〇〇活的なことは一切ないそうですけど。その辺はいわゆる温泉芸者さんとは一線を画しています。今は旦那不足とかで大変みたいですね)

 料理もおいしそうで、本編後の寸劇の出来がよくて感心することもありますが、少女たちの他愛のないお喋りが本当に癒しとなりました。

 少女たちの作画も動きませんが、表情が良かったですね。そして料理の作画は手と作業も含めて良かったですね。何をしているのかが良くわかります。限られた予算の中でうまく作ったなあと思います。

 もう少し舞妓の世界深掘りがあるとよかったなあ、という気がしていますが、先ほど言ったとおい大人の世界でもありますからね。華やかな面だけでいいのかもしれません。幼馴染の男の子が登場した意味が不明で癒し系にするならきっぱりカットしても良かったかなあ、という気もします。

 とにかく京都の町の絵、特に夜の絵の光が美しかったですね。それとあのタイルが張られた台所を初めとした置屋さんの建物ですね。見たことがないですがノスタルジーを感じる不思議な風合いの絵が素晴らしかったです。

 それと音楽…OPですね。まあヒット曲になりそうにもないし、アニメソングとしても派手さはないですが、素朴な曲と歌声が作品世界と非常にマッチしています。

 総評…はまだ早いかもしれませんが、29話時点でひょっとしたらテレビアニメとしては2022年ナンバー1に推すかもしれません。平家物語も絵が良かったですが、こういう作品があるうちは、日本のアニメにはまだまだ存在意義があるなあ、と思えました。

 素晴らし作品だと思います。

 なお、途中で書いたレビューはゴチャゴチャしたので全面書き換えです。

投稿 : 2022/07/19
閲覧 : 383
サンキュー:

23

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とっても優しい気持ちになるアニメ

とっても優しい気持ちになるアニメです。
舞妓さんちで食事の支度をするキヨと舞妓見習いのすみれを中心に描いています。

二人とも、とても優しそうな顔をしています。
そして、キヨのつくる食事は、いつも温かくて美味しそうです。
こんな食事ならば、毎日食べたいですね。

一話10分なので、ストーリィ自体はそんなに動きがありません。
いたって平凡な内容ですが、その平凡なところに温かみがあります。

また、このアニメを見ると、舞妓さんの知識が知らず知らずのうちにつきますよ。
そして、毎回、最後に食事の説明があるので、少しだけ博学になるかもしれません。

不思議なことに、料理のアニメだから毎回お腹がすきそうだと思われますが、優しさで心が満たされてしまうので、意外とお腹はすきませんでした。

オープニングは、つじあやのさんが歌う『明日きっと』

私はnetで視聴しているのでオープニングはカットすることもできるのですが、不思議と毎回必ず聴いています。
だって、この歌は、私の心をとても癒してくれるのです。
とてもとても優しい歌です。歌詞が温かくて曲も優しい。
さらにオープニングに描かれているキヨとすみれの優しい笑顔がたまりません。


そしてエンディングは、さすが京都と感じるような壮大な音楽でした。
私は、このエンディングテーマをもっと時間をかけて聴きたいですね。
目を閉じれば、歴史情緒ある京都の街並が今にも見えてきそうです。

投稿 : 2022/07/18
閲覧 : 321
サンキュー:

32

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すみれもきよちゃんも可愛かった♪

きよちゃんの作るまかないはおいしそうだし、案外作れそうで実用的w
すみれちゃんの舞妓ちゃん姿は可愛いし、一生懸命で可愛いし
花街のこともなんとなくわかって楽しかった!

原作はたまに雑誌を買ったときに読む程度だったんだけど、2期があるならケンタの登場も多くなるのかな?

おにいさん、お気に入りでした^^

投稿 : 2022/07/06
閲覧 : 106
サンキュー:

4

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

洛中

舞妓になるために青森から京都へやってきた、キヨとすみれ。
すみれには舞妓の才能があったが、キヨには無かった。
舞妓が所属している屋形の台所を任されていたおばちゃんが怪我の為に仕事ができなくなる。
キヨはおばちゃんの代わりに屋形の家事全般をする事となった。

長い歴史を持つ京都。
平安時代から栄えている街。
日本を代表する観光都市です。
その日本文化の1つである舞妓。
まだまだ修行中の身ですが、外見は立派な着物姿なので、キチンとした風格があるように見えます。

私が注目したところは、舞妓の髪。
艶の出し方と髪の生え際の表現が日本画を彷彿とさせます。
普通のアニメだったら髪型や髪の色をキャラごとに変えます。
でも、登場する人物が舞妓だらけだったら、区別するのは難しいです。
髪を結い、キチンと整えられた舞妓の髪型。
寝る時も髪形を崩さないようにするみたいです。

本作品の魅力はキヨの作る料理。
日本の家庭料理がメインですね。
たしかに舞妓たちが食べられるように工夫はされていますが、
私達が食べている家庭料理とほぼ一緒。
元々、海外向けのアニメだったためなのか、日本の家庭料理の紹介という雰囲気です。

日本全国の郷土料理も紹介しています。
ただし、青森推しは、ハッキリ言って邪魔です!
アニメの終盤のキヨとすみれとつる駒姉さんのワンコーナーだったら理解できます。
しかし、青森の場面は本編で。
それも数話あります。
日本を代表する都市である京都と原作者の出身地である青森を同一視するのはレベルが違うと言われても仕方が無いでしょう。
青森の良い所もあるのは、十分承知しています。
でも、京都と同じレベルとは言えないですね。
ここは原作者のエゴでしょう。

京都に集まってくる舞妓は全国各地から。
その土地ならではの味もありますが、やはり京都の料理は別格です。
さすがに修行中なので、高級料理のハモやスッポンは難しいですね。
もっと、京都らしいおばんざい(惣菜)が登場しても良さそうなのですが、
家庭料理とは少し違うのかも。
京都らしい味付けは、26話のうどん回の出汁で分かるかもしれません。

日本文化を代表する都市である京都。
その文化の一端を担う舞妓。
最近の報道では、舞妓の過酷な仕事に批判がありますが、これは悪習を残したため。
舞妓はスマホすら持たせてもらえません。
舞妓の仕事は伝統文化で大切に残さなければいけませんが、
現在の労働基準法とも合致させないといけないでしょう。
私は、若者のやりがい搾取の仕事が大嫌いです。
アニメを視聴して、舞妓に憧れを持つ人もいるかもしれませんが、その仕事の大変さを伝えているかは疑問です。
歴史と伝統は守るもの。
でも、時代の流れには柔軟に対処しなければなりません。

歴史と伝統のある京都。
京都の料理も洗練されていきます。
たしかにキヨの作る料理は美味しそうでしたが、それは日本の家庭料理。
京都の家庭料理とは少し違います。
所詮は、海外向けの日本アピールのためのアニメ。
難しく考えないで、今日の献立に困った時に参考にしよう、くらいが丁度いいのかもしれませんね。

投稿 : 2022/07/02
閲覧 : 138
サンキュー:

18

ネタバレ

ぺー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やりたい仕事と向いてる仕事

※ショートものは配点一律3.5点にしてます

1話9分で全36話。
中学卒業後。舞妓さん志望で上京(京都)した二人の娘さん、野月キヨ(CV:花澤香菜)と戸来すみれ(CV:M・A・O)を軸に、屋形(置屋)でのお食事を巡るあれやこれやを描写したショートアニメ。タイトルそのまんまです。
お食事風景と合わせて花街のお作法なんかも織り込まれていて一粒で二度美味しい感じもあります。なお『三丁目の夕日』の堀北真希ちゃんしかり二人は青森出身。地方から出てきて奮闘するヒロインで理想の出身県アンケート取ったら確実に上位に食い込むだろう鉄板の自治体です。
中身も良いんですけど印象に残ったのは一話毎視聴後感の良さ。短いわりに過不足なく感じました。

【構成】
1.つじあやのさんのオープニング
2.本編
3.不定期挿入のコーナー『本日のまかない』
4.30秒弱の歌無しエンディング

あくまで奮闘記じゃないのでシャウト系としないチョイスが1。本編2は割愛。京都-青森間に偏らないよう別枠で全国各地ネタも散りばめたりの配慮が光る3。30秒弱&歌無しで情報量抑えてと下手に引っ張らない4。バランスが良い。
物足りなさもなければ過剰でもないのでスイスイいけちゃうのがおすすめポイントです。一話の尺といい話数といいやってることや放送局といい“朝ドラ”といって差し支えない風情かと思います。
なお、その日の気分に合わせるなど何かしらのテーマと提供されるまかないがリンクするのは本作に限らずのお約束。エッセンスとなる花街のお作法もプロに聞いたらそれほど乖離もありません。ぐらつかないほど土台がしっかりしてるためそれだけで無駄な装飾がいらず9分で話として成り立ってました。


中身にも触れときます。
余所行きでも豪勢でもない普段使いのまかないが主題のため、関わる人らもどこかしら素に戻ったやりとりが繰り広げられる食べ物アニメです。
とある理由で舞妓志望から屋形の食事担当となった主人公キヨが提供する食事には至る所に相手への思いやりがこもっており嫌味や外連味とは無縁でもあります。トーンが終始一貫してるため2~3話試して駄目ならスルーでよろしいかとも思います。

そもそもお名前がキヨってのが一周して斬新ですね。カタカナ二文字名前の女性って大正ないし昭和初期以前の佇まいです。高度経済成長期の金の卵だと良い意味での野心の塊でしたでしょうし、現在だと“自分らしく”“自己実現”がキーワードになる頃合い。それよりはるか以前だと

 置かれた場所で咲きなさい

舞妓になってどうこうとか舞妓諦めてなんやかんやに一切触れてはいないのです。本人もそのことで気持ちの浮き沈みがありません。幼少期からの祖母の手伝いって日常をこなしながらの延長で周囲から請われて“まかないさん”の立ち位置にいるキヨさん。彼女だけでなくすーちゃんはじめ周囲の人たちも余計なことは言わない。野暮というもんです。
本作から受ける心地よさの正体はそんなところにあるのかもしれません。本家の朝ドラですら時折意識高かったりしますので失われた朝ドラの神髄がこのアニメにあるのかもと勝手に思い込んでます。


※ネタバレ所感

■郷土食

全国津々浦々から集った舞妓さんという特質上、故郷の味の話に発展しやすいのはあったと思います。
京都と青森の範囲に留まらない仕掛けがあったのは前述の通り。それ以外の地域の方でもどこかしら故郷を想起させる仕掛けが施されておりました。
{netabare}とりわけ地域差が出るなぁと実生活でも感じていたのが“お雑煮”ですね。彼女彼氏だったり結婚されてる方だと思い当たるフシありませんか?
普通ならお正月回なんて一話くらいなのに三話くらい使っていたのはこの作品がどこに力点置いてたのかが透けて見えます。

個人的には味噌の焼きおにぎりがおふくろの味ですね。一時期それっぽいのコンビニで売ってましたけど焦げがないんですよ焦げが。あれはいかん。それに“ひっつみ”ははうちの地方では“すいとん”でした。岩手と青森なんて隣同士と思いきや、南部藩(北上以北)と伊達藩(北上以南)は微妙に違うのです。他にもお汁の作り方は出汁をしっかりとってからが基本の京都と醤油酒みりんのみであとは具材から味が沁み出るだろうの違いなんかもありましたね。塩分取り過ぎの我ら北東北民からしたら味しないだろ?ってのはありました。そういえばこっち(首都圏)では“くるみだれ”見かけませんね。全国区となって久しい“ずんだ”と同等の市民権を地元では得てたりします。
全国津々浦々。旅先のスーパーで食材の違い見るの楽しかったりするので皆さんにもおススメです。{/netabare}

{netabare}そんな郷土食で郷土色に焦点当ててやいやい盛り上がってるのを横目にさらっと「そういえば地元(青森)帰っても京ことば抜けんかった」と一人呟くすーちゃん。
単なる地元万歳や懐古趣味に留まらずに、今と未来の居場所を大事にするとなれば徐々に故郷が薄まっていくほろ苦さなんかも平気でぶち込んできてました。{/netabare}


■ピックアップキャラ三名

CASE1:キヨのおばあちゃん
{netabare}うちの妻を大正生まれの祖母に合わせた時に通訳が必要だったことを思い出した。いやー懐かしいイントネーション。 CV高谷智子さんは青森県青森市出身とのことで納得。{/netabare}

CSSE2:幼馴染の少年
{netabare}二世代くらい前の少年役といえば田中真弓さんと双璧をなした高山みなみさんご登場。おおかたコナン君のイメージでしょうが、世代的には『ミスター味っ子』です。食アニメに登場されるのが滋味深い。{/netabare}

CASE3:つる駒ねえさん
{netabare}ねえさんあっての本作でした。力のある脇役との評に異論はないでしょう。{/netabare}

番外:ざーさん
{netabare}主に青森方面の方言がちょっと…{/netabare}

投稿 : 2022/06/19
閲覧 : 279
サンキュー:

22

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

京都の舞妓さんたちが食べるまかない

原作未読 全36話 1話10分枠のショートアニメ

普段は深夜の作品ばかり観ているのですが、この作品は朝放送の作品でキャッチされている方の情報を読んで観てみたいと思いました。

主人公の野月 キヨ(のづき きよ)と幼馴染の戸来 すみれ(へらい すみれ)は青森から京都に舞妓さんになるために上京してきました。

キヨは舞妓の才能のなかったため、キヨが京都でお世話になっている舞妓さんたちが住む屋形に「まかないさん」として働くようになりました。

キヨを中心に「まかない」を通して舞妓さんたちと触れ合うお話です。

舞妓さんたちが食べるまかないといっても普段皆さんが食べている家庭料理と一緒ですが、舞妓さんということもあって色々と工夫されています。
{netabare}
食べるものをお化粧が汚れない小さくするとか、匂いがきつい素材は使わないとか結構気遣いが大変ですね。
{/netabare}
1話に1品のまかないに関してのエピソードがあり、1話完結なので観やすいです。でも美味しく描かれていますので食べたくなりますねw

録画して深夜に観ていたので大変でしたw

内容は結構ほのぼのしてますが、幼馴染のすみれを通して舞妓さんという大変な仕事を紹介していますね。
{netabare}
芸の練習、コンビニやスーパーには行けない、カメラで撮られる等ありましたが、髪が毎日洗えないというのは私には耐えれませんw
{/netabare}
毎話終盤に、その話で出てきた「まかいない」を題材にした紹介があります。基本はキヨとすみれが紹介していますが、同じ屋形で先輩のつる駒姉さんが出てきてからアクセントになって良かったです。

ほのぼのとした優しい感じ作品です。最後もこの作品らしい終わり方でした。癒されたいときに観るといいかもしれませんね。

OPはつじあやのさん、EDは坂部剛さん作曲のインストゥルメンタルです。OPは優しい感じの曲で、EDは美しく感じる曲で京都の背景に合っていましたね。

最後に、主人公のキヨ役は花澤香菜さん、幼馴染のすみれ役はM・A・Oさん、キヨさんのセリフの後の語尾「~です」とすみれさんの京都弁に癒されました。

投稿 : 2022/06/13
閲覧 : 213
サンキュー:

19

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

舞妓さんのほっこり飯テロ短編アニメ

京都で舞妓として頑張るすみれとまかないさんのキヨのほっこりするお話☀
NHKで土曜朝にやってた10分アニメです。全36話。

舞妓さんになるために中学を卒業して青森から京都にやってきたキヨとすみれ。

舞妓さんだと京都弁をイントネーションも含めてマスターしなきゃならないから、地方から来た子なんかすごく大変なんだろうなって思ったし、作品でも舞妓さんとしての稽古や普段の生活の大変さ(寝る時の大変さやコンビニに行けないことなど)も描かれてて、実際はもっと厳しい世界なんだろうなぁって思いながら見てました。

舞妓さんをはじめとした京都の文化の紹介もしながら、キヨたちを通した青森の食文化も紹介されたり。
ふたつの地域の文化が交互に紹介されているところもこの作品の見どころだと思います。

舞妓の世界を諦めて、そこのまかないさんになるって普通に考えると居づらいと思うんですよ。
でも残って頑張る決意ができたのは友達のすみれがいて必要としてくれたから。
もちろん、キヨ自身の明るくてくよくよ考えない性格のおかげでもあるのでしょうね。

舞妓の芸を一生懸命頑張るすみれの心の支えになっているキヨ(と料理)。
キヨも、すみれたち舞妓さんに美味しく食べてもらえて必要とされて頑張れて。
舞妓さん仲間も、つる駒姉さんを筆頭に気さくないい人ばかりで、ギスギスした感じがない良い雰囲気なところもいいですね。

キヨが作る料理も特別なものじゃなくて、私でも作れそうな普通の料理なんですけど、すごーく美味しそうで作って食べたくなっちゃいましたー。
実際にこれみた後にすいとん汁作って食べました♪

本編後の「今日のまかない」も料理のうんちくを交えながらの軽ーい女子トークっぽいノリで面白かったです。
時々乱入する、つる駒姉さんのちょっとがさつだけど憎めないキャラがまたいい味でてました。

つじあやのさんのOPも作品に合ってて良かったですし、EDも和風な感じで好きでした♫

軽ーくほっこりした作品が見たい方におすすめな作品だと思います♡

投稿 : 2022/06/13
閲覧 : 288
サンキュー:

22

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

京都の置屋のまかないさんの話?

私がこのアニメを知ったのは「Doki Doki! NHKワールド JAPAN」という、NHKの海外向け放送番組を紹介する番組でした。この番組中で、日本でもNHK Eテレでの放送があることを知り、開始を待っていたという感じです。

ということで、NHK WORLD-JAPAN では先行して2021年2月から英語字幕付きで放送されていたようです。ということで、実は既に全話アーカイブ配信されていたりします。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/maikosan/

しかし、私はEテレでの放送を1話ずつ追うことにしました。ということで第1話の話です。

本作は、1エピソード約10分のショートアニメです。作品タイトルの通り、主人公のキヨは、経緯は不明ですが京都の花街にある屋形(いわゆる置屋さん)でおかあさんや舞妓、芸妓さんたちの食事を作る仕事をしているようです。

第1話では、キヨの同郷のすみれも出てきました。他のメンバーは良くわかりませんが、キヨたちは中卒で京都に出てきているようです。

「いつの昭和だ」という気もしますが、たぶん舞妓さんというのがそもそもそういう職業なんでしょうね。

普通に食べ物が出てきますが、NHK WORLD-JAPAN で放送されたくらいで日本あるいは京都の文化を紹介するような側面もあるみたいです。

土曜日の朝から気楽に楽しく観られるアニメとして、意外とお勧めですね。

2022.1.3追記:
後半は年明け1/8からの再開となりますが、1/3にNHK Eテレでお昼の12時からこれまで放送された13話分の一気見振り返り放送があります。

番組最後の「きょうのまかない」のコーナーに、きよちゃんすーちゃんとともにいつの間にかすっかり定着しているつる駒さん姉さんとの再会も待ち遠しい年明けなのでした。

2022.06.12追記:
36話で、とうとう終わってしまいました。毎週土曜日の朝の楽しみでしたが、これで終わりというのはちょっと残念です。またそのうち、続編が作られるといいなあ。

投稿 : 2022/06/13
閲覧 : 416
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28

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

舞妓さんと料理図鑑

原作は読んでいない。

軽い気持ちで見始めたら、まさかの3クールでずいぶん長い付き合いになってしまった。

舞妓さんちのまかないさんというタイトルであるが、まかないさん(キヨ)を中心に描くということではなく、すみれを中心とした舞妓さんのこともきちんと描いていて、舞妓さん6のまかないさん4くらいの比率というイメージ。

舞妓さんとまかないさん、のほうがタイトルとしてはしっくりくる。

作画はCG部分と手書き部分があったが、両者が違和感なくなじんでいて、作品全体の柔らかい雰囲気を出していた。

各話の後半は料理の由来や地域ごとの違いなどのミニコーナー。料理作画も抜かりはなかったが、何度か料理の写真がそのまま出てきて、この料理は作画難度が高かったのかな、など想像が膨らんだ。

取り立てて大きなことは何も起きないけど、ゆるくてほっと和むような気持になる、まさに土曜日にぴったりのアニメ。なので、一気見するのにはまるで向いていないと思う。

投稿 : 2022/06/12
閲覧 : 121
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9

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

爽やかな土曜朝を彩る純和風癒しアニメ

【紹介】
土曜日朝の10分飯テロアニメ
舞妓さんの話で、たぶん嫌なこととか変なしがらみとか色々面倒くさいところあると思うのですが、この作品はそういった暗い部分にはほとんど触れず、舞妓さん達はいつも明るくまったりした雰囲気で飯テロを繰り返してきます
でもお料理は普通のお料理が多くて京料理を期待していると肩透かしにあいます

【感想】
やわらかいタッチのデザインと色使い、優しく温かみのあるキャラクターが多く雰囲気も良くて爽やかで朝の視聴にピッタリな作風
人物は素朴で、和風な京都の家屋の趣、古風なお部屋や京都の街の風情、自然豊かな風景は趣があっていいですね、温かみのある絵との相性が良い

土曜日朝にまったり気軽に見れていい感じに食欲を刺激してくれるとても良い飯テロアニメです、ご飯がとにかくおいしそう!
朝食前に視聴すると朝からカレーとか食べたくなって困るので、朝食食べながら流すのにちょうどいい
お料理の紹介コーナーもとても良かったです、夕飯のメニュー考えるのに何度か参考にしました!
花澤さんの声はじめ、可愛くて落ち着いた声優のかたが揃っていて、爽やかな朝を演出してくれます
OPはとてものんびりまったりした曲で、EDは和!!って感じの曲が作品の雰囲気に合っていてどちらも良いです

【欠点】
真剣に見るタイプのアニメじゃないし、舞妓さんのことを深く知りたいかたにはちょっと物足りないアニメかも
でも土曜朝にそんなヘビーなもの見たくないので、放送時間考えればこのゆるい内容でいいと思います

投稿 : 2022/06/11
閲覧 : 263
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24

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

THE・癒し

癒しです。もうこの一言。

求めていた「花澤香菜ボイス」がココに!!!

※個人の感想です。

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 111
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2

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まずまず。

祇園テイストたっぷりアニメです。
私には縁のない大人の世界
知れて楽しかったです。

そうだ、京都に行こう!(古

コロナ渦で人が少なく
インバウンド客もいない
今のうちにと昨年秋から
隔週でボッチで行って来ました。

観光客インバウンド客が増えたら
あの風情は味わえないですね。

投稿 : 2022/04/20
閲覧 : 129
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6

ネタバレ

すぴりっと さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

ほっこり日常系

あまり馴染みのない舞妓さんの日常が垣間見られる、タイトルの通り舞妓さんちのまかないさんが主人公のショートアニメ。
舞妓に憧れて京都に来た親友同士。
1人は100年に1人の逸材になれるかも⁉︎と期待される反面、もう1人は戦力外通告を出され、なんやかんやとまかないさんに。
普通なら妬み嫉みでギスギスしそうなところですが、キヨさんが良い子すぎて。
おかげでほっこり観られます。

音楽もOPは受け手によって色んな相手に当てはまるとても良い歌で、EDはなんとなく郷愁を誘う様な穏やかな曲。
どちらも凄くお気に入りです。

せわしない日常に疲れた方には特におすすめ。
短時間で胸のトゲトゲが取れちゃうかも。

京風のお雑煮美味しいですよねー。
と、人生で一度きりしか食べた事ないのに言ってみる笑

投稿 : 2022/02/05
閲覧 : 138
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7

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

舞妓さんの日常は、一般人の非日常

非日常を暮らす舞妓さんも、おなかは空く。
お座敷が続けば食事ができないのは当たり前。むしろ空腹と戦う日々である。
そんな舞妓さんのため、食事を含めいろいろ考えてあげる「まかないさん」。

青森から上京してきた、すみれは舞妓「百はな」として活躍する。
舞妓としての才能がなかったキヨは、まかないさんとして、すみれを支える。
2人の友情と、キヨの作る料理がメインテーマ。
ほのぼのとしつつも、花街の厳しさも垣間見えて面白い。

Kiyo in Kyoto: From the Maiko Houseとして、NHK ワールドで先行配信中。
ネットでも見ることができます。セリフは日本語、解説は英語です。
海外用に制作されたのかも知れないけれど、京都に疎い日本人が見ても興味深いです。
まだまだ話は続く模様。

原作はマンガ。実写ドラマにもなるらしい。
おそらくドラマでは、料理の比重は軽くなって、雰囲気が変わるんだろうなあ。

投稿 : 2022/01/19
閲覧 : 146
サンキュー:

4

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

優しい気持ちにしかなれない(笑)

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
NHKのショートアニメ。本当に良いアニメ作りますよね。

舞妓&飯テロ&微百合、というところでしょうか。私は、正月の一挙放送を観ましたが、本当は、1話ずつちょこちょこ観たくなるタイプのアニメですね。

アニメとして派手に動くとかじゃないんですが、メイン声優の花澤香菜さんやM・A・Oさんの声と、主題歌の、つじあやのさんの『明日きっと』は、耳に嬉しい。

京都のはんなりとした雰囲気や、互いの掛け合いが素敵で、心に優しい。

紹介されるご飯はどれも美味しそうで、お腹がすきます。最近、中年太りを気にしはじめてきた身としてはお腹に厳しい(笑)

とてもバランスが良い、良アニメだと思いました♪ サクッと観られるんで、オススメっすね!

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
皆さん、「あんこの汁にモチを入れたものを何と言いますか?」

ぜんざい? おしるこ? 

うち(実家)は、「なべっこ団子」です。

これ、12話の話ではあるんですが、うちのバアちゃんが青森出身なんで、青森の郷土料理を食べて育ったんですよね。当然、ひっつみなんて主食ですよ、もはや(笑)

ていうか、岩手県北部と青森県東部は同じ「盛岡藩(南部藩)」なので、文化的にはほぼ同じなわけですよ。だから、青森県出身のキヨとスミレのやりとりには、クスっと笑えました。

ただ、少しの違和感としては、なべっこ団子は、(少なくともうウチでは)「なべこ団子」と発音するし、「イカメンチ」や「味噌貝焼き」は、青森県西部や北部の郷土料理だから、ウチでは出なくて。キヨとスミレは青森のどこなんだろう?とは思いました。

まあ、そんな小さなことはどうでも良いんすよ(笑)

このアニメは、舞妓さんの世界を少し知れて、2人の友情にほっこりできて、何気にストーリーもちゃんとあって。

どれだけ観てもどこにもイライラしない、まぁるいアニメでしたね。新年から、幸せな気持ちになりました♪
{/netabare}

投稿 : 2022/01/19
閲覧 : 349
サンキュー:

19

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

私的アニメ感想簿9

NНKの飯テロアニメです(違)

・・・だって、見てると食べたくなってしまうもんで(汗)
前に放送したときは見逃した話があったので感想を書かないでいたんですが、イムラさんから1/3に再放送をするとの情報を頂き(感謝)無事、見ることができたはずなのに・・・

な、何だって~14話があるだとーっ
ま、まさか、あの方が(ここでバックに黒い人物の影って、それは車田正美)
いかん、これは見ないと(おいっ)
という訳で「観終わった」から急遽「今観てる」に変更させてもらいました。
(というか、そもそも放送中でまだ終わってないんですね・・・)

いい加減感想を書かないと(苦笑)
このアニメは、古都京都を舞台に舞妓さんの賄いををするキヨちゃん、と幼馴染の舞妓すみれちゃんの話です。
有名ながら、普段の生活などあまり知られていない舞妓さんの話なので、そこら辺を知る事が出来ますが、何よりこのアニメの特徴は「まかないの食事」にあります。
観てると、食べたくなってしまうんですよね、これが。
あと、日常の話なんで、ほのぼのしてて楽しく観る事が出来ます。

おまけ
Ą「おい、ま〇こさんのアニメ見たか」
B「見た見、あのイヤ~ンまいっちんぐってやつだろ(違)」
Ą「そ~じゃなくて女の子が16歳のやつだよ」
B「分かった、アイコ十六歳だ」
Ą「ウガーッ(うわーっ、助けてくれー)」

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 161
サンキュー:

9

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:今観てる

飯テロ+蘊蓄+ほっこりな日常もの

<2022/1/7 追記>
全13話かと思ったら第14話が1/8(土)9:20〜(再放送17:25〜)NHK教育テレビで放送されるそうです。
2クールだったのか?
危うく見逃すとこだった。
あぶねえ。
でも、嬉しい♪♪♪

<2022/1/2 初投稿>
原作未読。
アニメは昨年2月に先行して海外向けに発信してたそうです。
国内向けは昨年10月から放送されました。
なお明日1/3(月)お昼からNHK教育で一挙再放送されます。
ショートアニメなので全13話で1時間40分くらい。
興味のある方は是非!



舞台は京都、舞妓置屋で賄いさんの仕事をする少女「キヨちゃん」と幼馴染の舞妓「すみれちゃん」のお話です。

青森出身のキヨが舞妓さんたちのために作る家庭料理が地味ながらもなんとも美味しそう。
やばい飯テロです。
OP最後に出てくるちっちゃいアレなんか、自分だったら無限に食えそう笑

並行して、すみれをはじめとする舞妓さんたちの日々の修行や暮らし、仕来りなどの蘊蓄がちょっとずつ紹介されていきます。
謎めいた舞妓さんの日常を窺い知ることができます。

そして、幼馴染のキヨとすみれのほっこり感。
中学卒業してすぐ、一緒に青森から京都に出てきた二人だからこその空気感がいいですね。
そうそう特別なイベントが起こるわけではないのですが、仲良しでツーカーでお互いに尊敬して思い遣る二人の姿は見ていてあったかい気持ちになります。

本作は昨年3月に放送されたNHKのスイーツ作り番組「グレーテルのかまど」の「“舞妓さんちのまかないさん”のあずきばっと」回で初めて知りずっと気になってました。
半年後に地上波で放送。
毎週癒されてました。

ちなみにキヨのCVは花澤香菜さん。
癒され度もUPです。。

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 283
サンキュー:

31

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

永遠に残すべき日本の伝統

京都の舞妓さんの日常を中心に描かれる京都の風景。
と思いきや、お料理アニメであった。
全編3DCGということだが、背景手書き。
温かい感じの背景がとっても良い。
それにしても、見ていると日本の伝統も良いなあと思える。
そこかしこに、人に対するおもてなしの心が溢れていることに気が付き、
ふっと温かい感情に包まれる。
本当に世界に配信するのに最適なアニメだ。
実は地上波放送を待てずに、NHK World Japanで配信されている方を見た。
ナレーションが英語だが、セリフはちゃんと日本語で花澤さんの肩の力の抜けた演技が聞ける。
30分枠内で3話構成。各話の最後はその話で出てきた料理の解説が入るスタイル。
1話7分弱なのであっという間だ。
また、おまけの料理解説も登場キャラがそのまま解説していて好感持てる。
また、料理の作画がやけに気合入っている。さすが料理アニメ。違うか?!
京都が守り続ける古の伝統、現代の日本人が忘れつつある、忘れてはいけないものがここにあると感じました。

是非多くの日本人、世界の方々に見てもらいたいアニメだと思います。
放送が変則なので、まだ全部終わってないですが、評価は変わらないと思います。

投稿 : 2021/12/25
閲覧 : 158
サンキュー:

8

ネタバレ

大貧民 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

花街の業界もので日常系

原作は少年サンデー連載中で、ショート作品。アニメの方も10分弱の短編。
犯罪とか大きな事件が起こることも無い日常系で、主人公のキヨさんは親友と舞妓さんを目指して京都へ来たが、才能が無くて帰郷するはずがまかないの才とタイミングがあって、「舞妓さんちのまかないさん」となります。
京都の人はともかく、関西人でもなかなか知らない花街の世界が解説されたりもします。
ほっこりな作品なので、気楽に見てほしい。

投稿 : 2021/12/15
閲覧 : 156
サンキュー:

6

はむ茶 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

ほのぼの~

アニメのエンディングステキ過ぎる〜( ´ ▽ ` )
曲も、映像の雰囲気も。
アニメの内容もホッコリって感じでいい。
けど1つどうでもいい所が気になる笑
それはキヨさんの格好!!笑
上はぬくぬくセーターでなんで下はホットパンツ?!
雪かきしてるとことか見てて寒いからもんぺでも履け~!!て思う笑
田舎臭い格好のがキヨさんにあってる気がするーー

投稿 : 2021/12/05
閲覧 : 96
サンキュー:

7

sig552ras さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

癒しアニメ確定!

原作もほっこり読んでいましたが、アニメ化となり色あり、声あり、動きあり、にしたら更にほっこりとなりながら視聴しております。

投稿 : 2021/11/14
閲覧 : 141
サンキュー:

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舞妓さんちのまかないさんのストーリー・あらすじ

青森から舞妓をめざして京都にやってきたキヨとすみれ。ところが、ひょんなことから キヨは屋形(やかた)のまかないさんに。花街(かがい)を舞台に、舞妓たちの毎日の食事を作るまかないさんとなったキヨ、舞妓として『百年にひとりの逸材』と将来を期待されるすみれ、そして一緒に共同生活を送る舞妓たちの日常が、おいしいごはんを通してほっこりと描かれます。(TVアニメ動画『舞妓さんちのまかないさん』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年冬アニメ
制作会社
J.C.STAFF
公式サイト
www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=9880
公式サイト
www6.nhk.or.jp/anime/topics/detail.html?i=10218

声優・キャラクター

花澤香菜、M・A・O、高山みなみ、松田颯水、片貝薫、小山力也

スタッフ

原作:小山愛子『舞妓さんちのまかないさん』
監督:鈴木洋平、シリーズ構成:山川進、音楽:坂部剛

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