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「東のエデン(TVアニメ動画)」

総合得点
86.8
感想・評価
4743
棚に入れた
23240
ランキング
179
★★★★☆ 3.8 (4743)
物語
4.1
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.8

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東のエデンの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てぃるふ@棚高評価順 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続編の映画も見ないと完結しない

面白い展開や主人公の謎を解き明かしていくのが良かった

投稿 : 2024/01/10
閲覧 : 41
サンキュー:

1

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ディスコミュニケーション

神山健治監督、ProductionI.G制作。

10発のミサイルが日本に着弾した。
「迂闊な月曜日」と呼ばれる大事件だ。
奇跡的に1人の犠牲者も出さなかった為、
人々は次第に危機意識を失っていった。
その後も、何も変化しない日本社会に、
滝沢朗は社会に疎外された若者たちと、
共に立ち向かっていく事になる。

神山監督自身が語っています、
テーマに対してある種の敗北感を感じていると。
{netabare}メインテーマ「この国を覆う空気と戦う」、
社会に蔓延するシラけた空気であり閉塞感である。
設定として万能携帯と100億円が支給され、
12人強制参加のセレソンゲームが始まるわけです。{/netabare}
それぞれのやり方で日本を変えてみせよと。

いきなり総評で申し訳ないですが、
{netabare}通常では物語の基本設定に沿って、
キャラは配置されると考えますが、
演者として本来演じるべき役割をまっとうせず、
その為、物語は一向に始まらず収まらずで、
混沌とした印象を残して終わりを告げます。{/netabare}
素晴らしい題材だと思いますが、
社会を変革するのは容易ではないですね。

さて皆様の感想や如何に。

投稿 : 2023/11/18
閲覧 : 945
サンキュー:

73

ネタバレ

もっちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

社会派アニメ

しっかりとしたストーリーを描いてくれるノイタミナ枠。
ホワイトハウスに旅行に来ていた日本人の女子大生がコインを投げようとしているのを怪しまれて警官に連行されそうになっているところを全裸の日本人の青年に助けられるという出だしで始まります。
どうやら少年は記憶喪失で謎の電子端末コンシェルジュというのを持っており, 命令すると何でもやってくれるというものです。

ストーリーを楽しみたいという人にはおすすめの作品です。

投稿 : 2023/11/18
閲覧 : 48
サンキュー:

4

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

100億で日本を救えと言われたら・・

大学の卒業旅行でアメリカに行った森美咲(もりみさき)は、ホワイトハウス前で全裸の少年滝沢朗(たきざわあきら)と出会い・・で始まる物語。

ノイタミナのオリジナルアニメ。女性視聴者が比較的多かったノイタミナで、女性にウケるアニメをコンセプトに作られたそうです(Wikiより)

確かに羽海野チカさんのキャラ絵は親しみやすいし、OPも洋楽ロックのおしゃれな感じだなぁとは思いました。
でも全裸男性はウケないと思いますw

記憶を消した滝沢の謎と日本にミサイル攻撃がされたという衝撃の事実、そんな状況に翻弄されながら滝沢が気になって一緒に行動する咲。

滝沢と同じ携帯を持つ「救世主」たち。
彼らには謎の団体から100億円が与えられ、それぞれの「正義」のもと日本を救うために使われていくんですが、使い方が結構なんでもありで、ありえないのもあるんだけどそこはアニメらしくていいなと思いました。

その一方で、その人の狭い「正義」のために殺人をしたりミサイルを落としたりする行動については色々と考えさせられます。

もし私が100億円もらって救世主になりなさいって言われたらどうするんだろう。
台風や地震などの自然災害に備えられるように使うとか・・?
すごいクォリティのアニメ作品を豪華スタッフ揃えて作ってもらう。。というのは一部のアニメファンが幸せになるだけでダメですよねw

ラストは唐突な感じもしたけど、作品的にああいう終わり方でもいいのかなって思いました。
・・と思ったらこの後を描いた劇場版あるんだ。。
機会があれば見たいと思います。

投稿 : 2023/10/15
閲覧 : 259
サンキュー:

23

ネタバレ

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

途中まではどうなるのか気になって面白かった

途中まではどうなるのか気になって面白かった
主人公は自分を犠牲にしたいいヤツだ!というのはわかった
だが、最後が急展開すぎて何がなんだかわからなかったのが正直な感想!

ヒロイン森実咲はなんだかポニョに似ているような印象をうけた!

投稿 : 2023/08/19
閲覧 : 149
サンキュー:

1

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

個人的には印象の悪い作品

もう二万人のニートが全裸になってるシーンでドン引きさせられる上に
しかもストーリーがつまらない所に来て妙に社会派を気取った作風が鼻に付くし、
それにTV版だけだと投げっ放しに終わってるのもマイナスで個人的には極めて印象の悪い作品でした

【評価】

15点・E級

投稿 : 2023/01/31
閲覧 : 257
サンキュー:

1

ネタバレ

ほい子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

期待したほどは味がしなかった

序盤はこれから何が始まるんだろうという期待感が高かったです。
主人公が記憶を失っているという設定はベタですが、徐々に真相が明らかになっていくという展開が好きな人は多いはず。
その点はそれなりに楽しめると思います。
{netabare}観終わった感想としては、茶番感が強かったです。
これでおしまいなの?という感じ。気になって劇場版も見たけど、うーん。
というか見終わってから時間が経ってしまってストーリーをあまり思い出せない。
それほどに味がしなかったのかなと。{/netabare}

投稿 : 2022/10/17
閲覧 : 219
サンキュー:

3

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

金は払うより貰うほうが楽しいって社会の方が健全

選ばれた12人が100億自由に使って日本を救うゲームをするって話。

TV11話+劇場版2作品でもちろん劇場版見ないと謎だらけだったんだけど、TV版の内容のが結構好きだったかも

見て自分で理解するって感じの作品だから本当に謎だらけww

でも一言言えるのが、滝沢カッコヨイ
どんどんどんどん滝沢の世界に引き込まれてた

現代日本に向けたメッセージも込められているのかな。

設定もキャラもシュールなギャグも結構面白かった!!欲を言えば、ラストへ盛り上がりが欲しかったですかね!

滝沢の最後にもう一つやりたい事ってのゎ笑えました😊

デスゲームと思いきや…な作品

投稿 : 2022/06/22
閲覧 : 321
サンキュー:

1

秋川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

この内容で続編を見たいと思う人はいるのですか?

設定にワクワクしたけどなんだこの微妙なストーリー。楽しかったのは2話までです。よくわからないままテレビアニメ終了!続きは映画で!ってふざけるな。
これじゃどれだけ続編の映画が面白くても映画を見たいと思う人は少ないと思いますよ。

投稿 : 2022/05/12
閲覧 : 406
サンキュー:

1

和光同塵 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ニートはテロリスト

世の中前提が既に終わっている

投稿 : 2022/03/19
閲覧 : 339
サンキュー:

2

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

閉塞した国をそれぞれ別の方法で壊すため戦った2人の英雄

日本の社会問題に切り込んだメッセージ性の強い作品でいろいろ考えさせられる話です。
評価が分かれる作品ですが、それは仕方ないと思う。

この作品は視聴者がどういうスタンスで視聴するかによって評価が大きく変わるように思います。
何も考えずに雰囲気と勢いに流されて見れば雰囲気が良くて主人公の行動力とカリスマ性に突き動かされた勢いのあるとても面白い作品。
日本の社会問題を考えながら視聴すると、色々考えさせられるメッセージ性の強い作品。
でも純粋に物語を楽しむ視点でキャラクターの行動の妥当性やシナリオの整合性なんかを気にしだすと、荒唐無稽な雰囲気だけの駄作っていう評価になるのも無理はないかなと思います。

【日本の社会問題に切り込む本作品、空気と戦うとはどういうこと?】
{netabare}
「空気」と戦うとはどういうことなのか答えが明確に示されてなくて、作品を見て感じるよう委ねられているところは面白いと思う。

「世の中の悪を正す」「高齢者が安心して生活できるように」「性犯罪者を断罪する」それぞれ日本の問題を真剣に考えてなんとかしようと奔走しているのがわかります。
でもちょっと極端な考え方で、なんとかしないといけない問題点なんだけど、視点がとても狭くてそれだけを解決しても国は良くならないですよね。
これって、現実でも政治家でこういう主張する人がいるけど極端な主張はなかなか通らなくて実現しない。だからセレソンの力を使って実行しようとしているんだと思った。

この作品はまずそういった視野の狭い問題に向き合う人たちを描き、そういう問題もあるよねって思わせてから、後半でもっと視野が広い根源的な問題をなんとかしようとしてた滝沢や物部達をこの物語の中心人物として描いていました。

じゃあその根源的な問題ってなんなの?
これがこの作品のメインテーマ。

作中で咲ちゃんが就職先でいじめにあって、自分の悪いところは認めながらもその理不尽な出来事に涙を流す咲ちゃんを見て、無理しなくていい、耐えなくていい、俺がしょいこんでやる、と言って空気と戦うことを決意する滝沢。
なんとなく見ているとなんで?ってなる場面だけどとても重要なパーツだと私は思った。

これって、この国の腐っている部分をすごく端的に表現していると思ってて
私たちがこれが正しい、これは間違っているって思って行動を起こそうとしても、世の中がそれを許してくれなくてうまくいかないことってとても多いんですよね。
それは権力者による圧力だったり、周囲の人間の同調圧力だったり、社会全体からの「こうあるべき」の押しつけだったり、そこから外れることが悪とみなされる理不尽な世の中。出る杭が打たれる世の中。

そういった理不尽こそが戦うべき「空気」なんだと思う。

でもその空気と戦うことはとてもしんどくて、勝ち目のない戦いに挑んだ気骨のある若者はみんな挫折して気力を失ってしまう。
変えようとする意志、立ち上がる勇気を失っていく。そして漂う停滞感。

これこそが日本を蝕む不治の病であり、それなら壊してしまえと思ったのが物部で、壊すんじゃなくて一人一人が立ち上がる意思を持って戦わないといけないっていうのが滝沢だった。

ふたりは手段は違うけど、この閉塞した国をなんとかしないといけないと思ったのは一緒でした。
物部の出した答えは「少数のエリート官僚がすべて管理するコンパクトな国家」政治家や権力者が権益という名のパイを奪い合っている体制を壊さないとこの国はダメになると思ったんですね。

物部の仲間はエリート官僚うんぬんはともかく、日本を一度壊してリセットしないといけないっていう考え方は一緒で、だから協力していました。
その結果がミサイル発射事件、迂闊な月曜日事件でした。

物部たち強硬派チームはいちど日本を破壊して作り直すことを画策して、滝沢はそれを防ごうとした。
でも滝沢はただセレソンの力使って力づくで停めるんじゃなくて、ニート達を煽動して停めたんですね。
これが「空気と戦う」ということだと思う。
ニートって何もしない、役に立たないってイメージがあると思うんですが、そんな何もしない人代表であるニートを煽動して日本を救うために動かす。
一人一人が「日本を救いたい」という意思をもって考え、行動を起こす。

これが空気と戦うということだと思いました。

滝沢が全裸で逮捕されるという一見すると意味のない行動は、日本と同盟国なのにミサイルをなんとかしようともしなかったアメリカへの不満をストレートにぶつけようとした結果でした。
これは、日本国民が今現在アメリカに対して思っている漠然とした不安を代弁しているかのようで、「アメリカが守ってくれる」のは本当にそうなの?っていう疑問を滝沢を通じて投げかけているんだと思う。

実際アメリカは正義の味方ではなくて、アメリカのために日本を利用していて日本もアメリカを利用していて利害が一致するから同盟しているだけなのですが、アメリカの力のほうが強いから日本はいざというとき捨て駒にされてしまう危険がある。
でも私はそれを批難しているわけじゃなくて、どの国も自国が大事なのだからアメリカが日本を便利な道具としてみているのは当然だと思います。
ただ、日本人の中に「アメリカに任せれば大丈夫」と自国の生殺与奪権を他国にゆだねてしまっていることがいかに危険なのか、他人任せで立ち上がろうとしない、そんな無気力な国民を量産してしまった「この国の空気」に一石を投じることはとても意味のなることだと私は思うのです。

{/netabare}


【物語としてみると粗が目立つ微妙な作品に】
社会問題を取り上げた部分は良いけど、物語としてみると粗が多いんですよね。
特にセレソン関係の設定が、国を救うという壮大な目的に合致してなくて「国を救うのが目的」ということへの説得力が欲しい。
{netabare}
まずセレソンの人選がよくわからないこと。
一番おかしいのは、目的達成した人以外は消されるっていうこと。競わせるより協力させたほうがいいと思う。無能な人は始末される罰則はあっていいと思うけど。
この設定は国を救うという目的を掲げるなら、かなり不自然な懲罰だと思う。

実際、みんな自分のやり方で世の中のためになることをしようとはしていたけど、それは自分が感じる社会問題をなんとかしようとしているだけで、国を救うという視点に立っているセレソンはほとんどいなくて、主張が違う政治家の代理戦争をしているようにしかみえなかった。
対立させることで無駄なことに金を使うのは明らかで、誰かが達成すれば全員報酬があるけど一部私利私欲に走って奪う側に回るキャラがいるっていうくらいのほうが良かったかも。
この対立という構図は国を救うっていう目的がぼやけてバトルのほうに比重が傾いているのが、社会問題にメスを入れるっていうメッセージ性がストレートに伝わらない原因かなと思います。

それから、滝沢がアメリカで逮捕されようとしたり、記憶消したりするのはかなり疑問でした。彼が主張したいことはわかるけど、そんなことをしても意味はないと思う。

他にもキャラクターの行動には疑問に感じることも多くて、物語の完成度としては高いとは言えないと思います。
{/netabare}

そういう設定の問題はモヤモヤしましたけど、大金と権力を自由に使えるバトルというのはとても斬新で面白かったですね。

【キャラクター】
咲ちゃんがすごく可愛い。早見さんの声はやっぱりいいですね。
滝沢明は彼の活躍を通してメッセージを発信しているので当然ですが、主人公らしい主人公でとても良かったです。

【感想】
物語に引き込む力はすごくあると思う。すごく面白かった。
日本の社会問題に切り込んで、強い政治的なメッセージ性を持っているところは面白い部分で、見せ方が面白いと思った。

あとは物語としての精密さがあれば完璧で、この設定を生かすギミックをもう少し工夫すればもっといい作品になったのではないかと思います。

投稿 : 2022/02/11
閲覧 : 313
サンキュー:

24

ネタバレ

まさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結局なんだったの?

好き嫌いが別れるやつ
最後まで内容が全く理解できなかった
悪いけど覚えてるシーンは主人公が裸になってたとこくらいしか覚えてないです

投稿 : 2022/02/08
閲覧 : 269
サンキュー:

2

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

きっと何者にもなれないジョニーの反撃?最後はミサイルしかないのでしょうか。

 なんで今まで見てなかったのか。非常に面白かったです。久々に一気見しました。11話という中途半端な長さですが、思い切って冗長な部分は切ったのでしょう。無駄な部分がほぼないような展開でした。

 キービジュアルで羽海野チカの真似じゃんと思ったらキャラデザは羽海野チカでした。このデザインでヒロインの女の子のリアリティが上がって非常に見やすかったし、感情移入しやすかったです。

 そしてヒロインの心情を表す場面で電車の窓に映った表情が3回出てきましたね。この演出が良かった。特に恋愛感情ですね。
 このヒロインの恋愛感情については、複雑です。まあ、あの安牌坊ちゃん風の彼への感情、強引で得体のしれない男に惹かれる心理、姉の夫に恋してしまうなど、結構リアリティがありました。
 巻き込まれ型で事件の解決に役立っていたか、といえば間接的でしたけどね。

 テーマですね。パトレーバ―Ⅱ+攻殻機動隊+スピードグラファーっていう感じですね。あらすじから言ってゲームものに見えてゲーム要素はほぼありませんでした。
{netabare} 就職問題、起業、金、そしてニート。貧富の差…というよりも機会なんでしょうね。一度ニートループにはまってしまうと這い上がれる機会がない。主人公の正体が最後まで明かされないのは「何者でもない」ということでしょう。
 また「東のエデン」というサークルもニート、そして2万人もニートで、この2つのニートには技量の違いがありました。2万人のほうは何といっても裸ですからね。何も持たないニート達も集まれば力になるんだぞ…と。
 10億円もっている奴等は自分たちの正義で動いていました。病院やジョニー狩りですね。正義ではあっても日本は変えられません。つまり日本を変えるのは金ではなくニートパワーなんだぞ…と。

 ここはテーマは良かったんですけど、結末ですよね。東のエデンというアイテムと合わせてこのニートパワーの表現が弱かったかなあ。戦闘機で迎撃するというのはいいんですけど、ニートのどういうアイデアや情報が貢献したのかがわかりづらかったですね。ミサイルを阻止する部分の説得力がイマイチでしたね。

 金と就職問題という資本主義の問題です。資本主義は人口が爆発的に増加したWWⅡ後の例外的な時期以外は、結局資本家が儲かる仕組みになっているというピケティの論「r>g(資本によって得られる富は労働によって得られる富より大きい)」の通りで、国の体制を一度破壊しないとニートに勝ち目はないという理屈ですね。ミサイルによる破壊を物語では否定したわけです。これを2011年の大震災前にやったのは大したものだと思います。

 で、本作は国を変えるために王を作るという結論です。個人的な例外はあるでしょうが2021年現在、ニートが這い上がれない状況というのはまったくその通りになっています。ただ、王を立てる(シンガポールみたいな?)という結論ですね。民主主義とは相反する考え。ヤンウエンリーと対極の考えです。さてこれをどうとらえるか、でしょう。

 もう1つのテーマとしては情報社会…携帯とネットに支配されている世の中。裸の男たちが一番に群がるのが携帯だし、10億もった人間も携帯だけですべてを行っていました。そして、得体のしれないAIがすべてを可能にしていました。
 東のエデンという超高機能のアプリ(サイト?)が商売にならない、という部分も本当の利便性とは何か、情報を利用するとは何かについて語っているような気がしました。

 その他、既存の道徳に捉われないという部分はあのジョニー狩りのおねえさんが担っていましたね。既存の道徳を疑ってかかれ、と。この捕まったと勘違いされた少年、大杉君の部分のミスリードが効果的でなく、うまいどんでん返しにならなかったのが残念なところでした。

 ジョニーが〇ン〇ンと同時にニートを表していたのはなんでなんでしょう。男性性がテーマになっているとは思えませんでしたが。あのロボットのような心象風景から言ってもそういう意図はあったと思いますが…ニートが男性ばっかりということも含めてここがちょっと読み取れなかったですね。男性受難の時代の始まりだったからでしょうか。

 最後の方のタクシーの運転手がアウトサイド?だったんでしょうかね。どうも実際は死んでいないような雰囲気でした。あのジュイスというのがAIだったんでしょうけど、空のシャンパンのビンを持って来た女性でわけわからなくなりました。結局どういうこと?{/netabare}

 長くなり過ぎました。とにかく2022年の今見ると迫真の設定でした。1回見ただけでいくらでも感想が書けるくらいの秀作でした。後から気が付くところもありそうです。それに劇場版があるみたいですね。そちらもチェックします。

投稿 : 2022/01/15
閲覧 : 257
サンキュー:

12

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

はじめからおわりまでずっとえ~っ!?ってなっちゃうかも。。なおはなし♪

えっ。。どうして?
どうなってるの?って
どんどんつづきが気になるおはなしだった♪

おはなしは
卒業旅行でアメリカに行ったさきちゃんが
記憶がないタキザワっていう男子と知りあって
その人が思い出すおてつだいをしてるうちに
どんどんじけんにまきこまれていくの。。

さいしょからえ~っ!?ってびっくりして
はらはらドキドキってしながら見てるうちに
おはなしがむずかしくなってきて
日本のおはなしなのに世界が出てくるみたいな感じなの

ちょっとSFでちょっとミステリーでちょっとラブコメ^^

絵はけしきはきれいだけど
人の顔とかってTVアニメっぽくなくって
みんながはなの上にバンドエイドはってるみたいでヘンだったw

さいごは映画とか見ないと分からないみたいだから
見おわったらまた感想書くね。。

投稿 : 2021/11/19
閲覧 : 1312
サンキュー:

178

ネタバレ

ゆ~べ~ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

つまらない。

アニオタの人が2人面白い言うので見ました。
普通でした。

結局、100億は大金だけど国を救おうと思ったら
はした金だな、という感想しか残らなかった。

投稿 : 2021/09/26
閲覧 : 238
サンキュー:

1

ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

嫌い

この作品はたぶんシュタインズゲート(学生達、いや、違うな。【 大学生  】の軽いサークルが国家的な陰謀に巻き込まれていくみたいな要素)を元に、911テイストを盛り込み作られた旗艦的な作品、いやシリーズなのだと思う。かなり遅れて観たけど、非常に良くできている。ストーリーもビジュアルも特優。特にキャラデザの表情が個性的で魅力的。ちょっと口が開いてへにょへにょって形をした面白い表情が目に焼き付くと思う。人に薦めれる類の作品だ。

正直見る前にもっていた印象と実際の作品を見ての印象が180°変わった。なんかアンドロイドの彼女との逃避行ラブコメみたいな作品だと勝手に思って避けていた。

1話で渡米中のヒロインがワシントンDCに潜伏中にしていた主人公に出会いドタバタしながら二人の逃避行が始まる。謎が謎を呼び色々あった結果、2話の最後の最後で飛行機の窓からミサイル攻撃を受け、穴ぼこになった東京を見る。この印象的なビジュアルを視聴者に叩きつける為にもったいぶってもったいぶって海外旅行から初め、こういう話の作りにしたのだと思う。誰がこの話やコンテの流れを考えたのか分からないけど非常に有能だ。

話や設定は浮世離れしたファンタジーっぽさが無い...わけではないけど、各々の要素は吟味され、洗練され、上手に組み合わせられ作られた1つの優れた作品であり同時にとてもエンターテイメントしていて誰でも楽しめる作りになっている
だけど個人的に

初見2021/09

投稿 : 2021/09/19
閲覧 : 376
サンキュー:

3

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

設定は面白いが

セレソンのメンバーはロクでもない人物ばかりで、主催者は何を期待して彼らに莫大な資金とノブレス携帯という力を与えたのでしょうか。
セレソン主催者の意図が全く見えません。

主人公の滝沢朗は比較的真っ当な人間として描かれていましたが、彼の行動も自分の記憶を消したり、視聴者としてはなぜそんなことをしたのか不思議でした。
物語をより盛り上げるための作者都合としか思えません。
彼がこの国の王様になって世の中を良くしたいと思うなら、自分が行ったことに責任を持つためにも記憶は消さず、他のセレソンの妨害ではなく、もっと主体的に行動して欲しかったところです。

また、普通に考えれば絶対に実現し得ないであろうセレソンメンバーの数々の無茶な要望を、一体どうやって実行していたのか。
国家ぐるみの陰謀ならまだ分かりますが、国は関わっていないですよね。
その辺りは突っ込んじゃイケないことでしょうが、疑問は尽きません。

TV版は話が途中で終わってしまったので劇場版に期待しましたが、更に尻すぼみな感じで終わったように思います。
評価の高い作品ですが、自分の好みとは合いませんでした。

投稿 : 2021/08/17
閲覧 : 320
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ゴミ・レビュアー発見器

大体さぁ、こんないい加減なシナリオ(そのうえ作画も平均よりだいぶ下)の作品を持ち上げるヤツって????

もしかしたら、あの“名作”とされている有名作品『攻殻機動隊』(←コレも本当に“名作”なのか自分で一回考えてみたことある?笑)の監督の作品だから(本当は全然面白くないけど)高く評価しとかないと不味いよな、とか思い込んでる人が、本サイトに一定数以上いるんだろうか???

・・・ということで、個人的にこの作品は、(自分の正直な感想ではなくて、実際は誰が推しているのか分からない“空気”に毒されてばかりの)頭の残念な・・・もとい可哀そうなレビュアー発見器として非常に使い出があると思うぞ。

まあ、僕も今のところゴミ・レビュアーという点は脇に置いといて笑

投稿 : 2021/07/02
閲覧 : 549
ネタバレ

トリプレット さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最初は下らないけど後から面白い

期待して見始めた最初の1,2話はあまり何が主題なのかわからなくて、内容も少し下品で、面白くない。

しかし、3話くらいからようやく主人公の記憶喪失の謎、抱え込んでいるもの、そして、ヒロインが主人公に心配した様子で想いを寄せる場面が出て、面白くなり始める。

その後からは、続きが気になって気になってしかたのない展開が始まる。
最後の終わり方はまだまだ先が見たくなる終わり方で、劇場版2作品を一気に見てしまった。

正直、主人公が底なしに人強すぎて、現実味がなかったけど、ヒロインとかほかの人物には共感できる場面もあり、楽しかった。

投稿 : 2021/06/20
閲覧 : 394
サンキュー:

3

ネタバレ

yut さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

面白かった。最後の場面は爽快感がある。咲ちゃんはかわいい。

投稿 : 2021/06/02
閲覧 : 182
サンキュー:

1

ネタバレ

よ! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

一話目から終盤までの引力弱すぎ。設定が苦しい。

 結論から言いますと、一話目と終盤の二話以外、冗長過ぎて眠くなり、見続けるのが正直言って苦痛でした。
 最後まで見て、表面的な話だけを素直に受け止めれば、それなりの満足感は確かにあるのですが、ラスト二話でのネタばらしを引き立てる為の迷彩を施すのに力を割きすぎ、視聴者を惹き込むのにちょっと失敗してるように感じました。あくまでも個人の感想ですが。
 小説などの物語では、物語の結末を読者に読み当てさせない手段の一つに、意味深に見える無駄なエピソードを挟むという手があります。
 この物語の場合、主人公の記憶喪失という設定がそのエピソードのようなもなのですが、そもそもこれが要らない。最後まで見た者の感想としては、主人公の人間性を鑑みると、コイツそんなヤワな覚悟で生きてないじゃんと、かなり矛盾を感じました。
 主人公に記憶が無いから彼本人が何をしたいのかは本人ですら分からないわけで、見ているこちらは余計分かりません。序盤から中盤にかけてはその本人の記憶探しに終始するわけですが、物語の道筋が不明な状態で見ている視聴者側への説明エピソードが不足し過ぎ。ヒロインが主人公に心惹かれることとは全く無関係な彼女の複雑な恋愛事情を見せられても、結局それが滝沢に恋する動機には繋がらないし、コチラとしては何を見せられてるのかサッパリ。そりゃ退屈で苦痛ですわ。もやもやしっぱなしでスッキリする瞬間が無い物語なんて、コーヒー水抜きですわ。今の所ずっと苦いけど、これいつか美味しくなるの?て感じ。

{netabare} これはいつか面白くなるのだろうと見続けた結果、最終的にもやもやは晴れました。晴れはしましたが、よくよく考えれば主人公の人間性って、辛さに耐えかねて記憶消すような弱さがイメージし難い、自己犠牲を全く厭わない天然の英雄じゃないですか。主人公がどうしょうもなく良いやつってのは見てるこちら側としては気分の良いものですが、物語をじっくりと考えてみると、欠陥が多過ぎ。
 物語とは全てファンタジーです。
 全て創作物です。
 人が作った創作物である限り、小さな矛盾や欠陥はあって当然です。
 誰かの頭の中の妄想なんですから。
 そこに現実を求めるのは馬鹿げてます。  
 しかし、物語に於いて、その物語の中核を担う設定には強い説得力が絶対に必要。読んだ者に、「そうするしか道はなかったよね」と思わせなくてはならない。
 彼が記憶を消す決断に至る説得力はこの物語に於いて最も大きな要素ですが、彼が記憶を失わなくても同じ行動を取るであろう説得力の方があまりにも強過ぎる。この方、裏切られたくらいで記憶消しますか?そもそも彼、裏切られたと思っていますか?という話。そんな風に思わせる所がこの主人公の最大の魅力なんですがね。なんとも歯痒い。{/netabare}

 この物語には続きがあるので、そちらを見ればこの感想が変わる可能性は大いにありますが、このテレビシリーズを見た現時点では、私の感想はこんな感じです。
 作画と音楽はとても良い感じです。
一話目のオープニングでオアシスが流れた瞬間、「ああ、これ音楽は星5確定」思いました(笑)
 アニメのオープニングにオアシスは無いという先入観がどこかにあった自分としては、良い意味で裏切られました。
 

投稿 : 2021/05/12
閲覧 : 443
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

政治的アニメ??

100億円を12人に至急して世界を変えてくれ!みたいな感じのアニメで毎度続きが気になる展開があって楽しめたのだが主人公以外に魅力的なのがいないのと
如何せん難解に感じて理解するには集中してみなきゃいけないので、一回見ただけじゃわからなかった…
そしてゲームに本気で参加してるキャラがあまりいないっていうのもなぁとおもってしまいました。。
映画も見ると見え方がかわってきそうなのでまた映画も見てみたいなぁと思います!

投稿 : 2021/05/06
閲覧 : 289
ネタバレ

ぼたん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

過過過大評価

主人公が全裸で登場、記憶喪失、80億の謎の残高など一話はなかなかうまい引きで期待を持たされた。

けれどそれ以降はどんどんどんどんつまんなくなる。

デスゲーム的要素とか日本の未来とかニートがどうとか表現したいんだろう事の片鱗は感じるのだがいかんせん全く描けてない。

良く知らんおっさんいきなり死ぬし、出てきた敵キャラもゲームに勝利する気なしとか言っちゃうやつばかりだし、なんかエロい女が男のアレちょん切る謎の性癖持ちだし。

個人的に失笑したのがそのエロ女にさらわれた身内だと思ってた人が実は赤の他人でしたっていう展開ね。

ミスリードが過剰すぎて奇をてらいたいのがバレバレすぎて萎える。

さらわれたタイミングもばっちり、連絡もつかない、挙句の果てに持ち物までその身内本人のものを描写しておいて実は赤の他人って無理ありすぎ。

ってか縛られてんのにケータイで写真撮って匿名掲示板にSOS書き込むってありえねえだろ。

終盤のネタ晴らしもくだらないし。

ニートが檻から解放されて全裸で走り回るシーンとかニートなんだと思ってんの?笑

別にニートって知能指数が低い人って意味じゃないから笑

家畜じゃねえんだぞ笑

こういう内容が破綻してるアニメ見て毎回思うんだけど、制作陣はどういう気持ちでつくってんの?

そこらへん歩いてる素人でももっとまともなシナリオかけるんじゃない?

作ってて誰もなにも意見しないのかね?

プロがこんなん世に出して恥ずかしいと思わんの?

この作品に高評価つけてる人も何を基準にアニメを評価してる人なんだろうね。

内容も評判も理解不能な作品。

投稿 : 2021/03/17
閲覧 : 708
サンキュー:

2

ネタバレ

natsO29625 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

 アニメの放送時期が2009年と古いため知らない人も多いが知る人ぞ知る名作の一つだと思う

 キャラクター原案が『ハチミツとクローバー』や『3月のライオン』の原作者の羽海野チカという初めに知った時驚いた

 CVについて森美咲役が早見沙織 、滝沢朗役が木村良平と豪華キャストだ

  作品のテーマが「弱者」に当てられていてアニメとしてはめずらしい部類で洋画に近い感じがする

「弱者」にテーマを当てた作品としてすぐに思いつくのが、アニメではないのだが『Joker』である
 最近の世間の関心事として「貧困」があるのではないかと個人的に思う
 (注:東のエデンはJokerほど内容はシリアスでなく、とてもコミカルな作品なので安心して欲しい)

 音楽もOPをOasisを起用していることや劇中歌も洋楽であり他のアニメとは少し風変わりであるところがとても良かった

 普段私はSFなどはあまり興味がないのだが、この作品は非常に面白かったため視聴してみることを勧める

 

投稿 : 2021/02/06
閲覧 : 349
サンキュー:

3

たかさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一艇の評価はできます

ノイタミア作品の初期の作品です。あらためて見なおして、昔のノイタミアは新鮮でした。映画まで見なくても、テレビアニメで自分なりに一区切りでもよいかと思います。11話でテンポよく最後までみていけます。

投稿 : 2020/11/28
閲覧 : 417
サンキュー:

2

ネタバレ

れい78 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

いまいち

ヒロインがあんまり好きじゃない。大杉くんが連れ去られて殺されかけて大変だったはずなのに目の前にしても「滝沢くん滝沢くんっ」っておかしいと思った。話も最初は面白かったのに、最後語りで全て完結させてちょっと意味不明のまま終わった。映画は観る気になれない。

投稿 : 2020/09/21
閲覧 : 384
サンキュー:

2

ycfyぐh さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:----

主人公が最も魅力的な作品

物語や設定はある程度面白いが、他の作品と比べて飛び抜けているわけではない。
しかし主人公の滝沢朗が他のアニメ作品には無いくらい魅力的なのでこれを特別な作品にしている。

ちなみに攻殻機動隊sacの過去の世界という設定なので攻殻機動隊好きな人はそこも少し楽しめるかと思う。

投稿 : 2020/08/13
閲覧 : 501
サンキュー:

3

ネタバレ

ぴくぴく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

住めば都、東のエデン

 初見視聴での感想です。劇場2作も視聴してきました。
 攻殻機動隊や精霊の守り人でも監督を務めた神山健治監督作品という事もあり興味を持ち視聴することにしました。
 
{netabare}セレソンという100億円を自由に使えるノブレス携帯を所持した12人のセレソンが、地球を変え良くするという使命を持つことになった物語であり、記憶をなくした主人公滝沢は、彼に好意を持つことになるヒロイン森美 咲やその仲間の東のエデンのメンバーと協力したり、滝沢の記憶を取り戻していき、ミサイルを阻止したり、セレソン達のゲームを終わらせる話。{/netabare}

 セレソンとは何か?2万人のニートの大移動の真相や、滝沢の過去が分ったりと謎が解けていき話や仕組みが分かる面白さは良かった。
また2万人のニートが裸でコンテナから飛び出しデパートに沸いているという大胆なシナリオは面白く感じた。
 またセレソン同士の心理戦やジョニー狩りなどあっさりしていた部分もあり、もう少し深く掘りさげた部分も見たかったという気持ちもある。
 良くも悪くもセレソンの設定を生かすような生死をかけたサバイバルさや心理戦のような面白さ、細かさはあまりなく、恋愛要素や仲間を助けるという成分のほうが強く感じた。

 キャラとして、パンツと呼ばれている四畳半に住む男のニートらしさが面白かった。やみっちゃん(cv齋藤彩夏)が癒し要素としても和めて良かった。OP,EDは閉鎖的で廃れた感じの世界観の雰囲気に合う曲で良かった。

 あにこれでの初めての投稿がこの東のエデンだったので文章を書くという事も難しくも感じました。

投稿 : 2020/07/31
閲覧 : 417
サンキュー:

10

Ash-Lynx さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

高級材料を扱うはアマチュアシェフ

救世主同士のデスゲームというプラチナエンド的な設定。でも、折角の救世主様が全く救世主らしくなく、むしろまともな奴がほぼ居ない。惰性でやる気がないか、ただ保身に走ってるか、好き勝手やるアホどもが大半。

折角面白くなりそうな設定なのに、変に拗らせて活かしきれていない印象。デスゲームとしてのトーナメント的面白さ、救世主とはなんぞやらのテーマ的追究、どれも肝心なところで詰めが甘い。(プラチナエンドはこの辺はしっかりしてる)

素材はいいのによく分からないことをやってしまっているというのが率直な感想ですね。ヒロインも主人公も仲間たちも全く魅力ないですし。

まあ先が気になる感じもあるし、飽きずに見れたからそこまでマイナスでもないけども。

投稿 : 2020/07/22
閲覧 : 366
サンキュー:

10

雀犬 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

空疎で装飾過多な世直しアニメ

 2009年春のノイタミナ作品。記憶喪失の謎の青年が巻き込まれた「世直しデスゲーム」と、彼と卒業間際の女子大生とのラブロマンスが主軸のオリジナルアニメです。テレビ版では多くの謎を残して終了、劇場版2作を加えて完結する形式なのでご注意。

 2009年といえば政権交代が実現し、民主党政権が誕生した年です。旧態依然とした日本の社会や政治にみんな嫌気がさしていて、さらにリーマンショックによる不況もあって、この国の救世主が現れないものかと投げやりな気分になっていた時代だったのです。

「あるじゃないですか、日本って。もう自分たちじゃどうにもできない重たい空気」

 ヒロインの森美咲の台詞は、2000年代後半の日本の空気をうまくあらわしているように思います。「東のエデン」はそんな閉塞感を漂う日本を救うべく選抜された12人の「セレソン」が、それぞれ100億円の資金とその資金を活用ための端末「ノブレス携帯」を与えられ、各人のやり方でこの日本を変える、という設定です。

 なかなか興味を引く設定で、さらに資金を有効活用出来ない者は排除されていき、最終的に1人を残して消される、というデスゲーム要素も加わるので面白そうですよね。でもね、設定が徐々に明らかになる序盤は引き込まれるんだけど、セレソンゲームが進むほどに失望し、劇場版に入った頃には絶望に変わるという感じでした。

 とにかくセレソンにロクな人材がいないんですよ。私的な資金活用はまだマシな方で、不良刑事、すでに十分な資産があるからと傍観する男、認知症のおばあさん、オウム真理教のような思想の官僚、なぜか主人公には優しいシリアルキラーの女、むしゃくしゃしてテロをおっぱじめる住所不定無職。セレソンゲームの主催さんよ、人を見る目がないにも程があるぞ。

 これは「救世主なんていやしない」という神山監督なりの目いっぱいの皮肉なのかもしれないのですが、話をクソつまらなくしているのは確か。僕はこのアニメを面白くしてくれる救世主を熱望していたのに、劇場版の最後になってもイケてる悪役は現れなかった。ジュイスに苦情の電話を入れたい。

 我らが主人公、滝沢クンも咲チャンの前ではナンバーワン・ホストのようなプレイボーイぶりを見せつけるが、いつも飄々としていて、何を考えているのかよく分からない人間なので男の僕にはあまり印象が良くなかったです。そもそも記憶喪失で自分が誰だか本人もよく分かっていないのがきつい。

 彼が100億円の資金を使ってやっていることは、暴走する他のセレソンの妨害。それはそれで意味のあることなのかもしれないけど、日本国の王子様と持ち上げられるのはさすがに無理があるのでは。映画の最後では彼なりのやり方でこの国の道筋を示そうとするのだけれども、恐ろしくペラッペラで空虚なものでした。あれだけ騒がれたSEALDsが結局世の中を何も変えなかったことを知っている今となって、この結末を観るのは相当きつい。

 設定は凝っているけど終わってみれば「この設定意味があったの?」というのはもはやProduction I.Gの定番なのだけど、その最たるものが滝沢の記憶喪失だったのではないかな。わざわざ記憶喪失にするほど追い詰められた、というのはヘラヘラしている滝沢クンの姿からは想像しにくい。彼の苦悩が全然伝わってこない。

 僕は滝沢の記憶喪失設定は全く不要だったと思います。咲と滝沢が親交を深めるうちに彼が隠している過去を次第に打ち明け、セレソンゲームのメンバーであることが分かり、咲の献身や東のエデンのメンバーの支持を受けてほとんど離脱していたセレソンゲームに戦線復帰する・・・という筋書きが良かったのではないでしょうか。これなら咲の見せ場もあるし、もっと2人の恋も応援できたと思う。実際のアニメはどうだったかというと、咲はイメケンに惚けているだけのねーちゃんでイマイチ魅力がないんだよね。滝沢の過去も記憶を取り戻すのではなくセレソンの一人がペラペラしゃべって説明してくれる形式だったし、それなら本人の口から打ち明けてもらう方が良かったよなぁ。

 あとついでに言わせてもらうとこのアニメの演出は良くなかったです。仲間の大杉クンが殺されるかもしれないという緊迫した場面で、ゆるふわの少女漫画ギャグ転調をするのはやめてください。ニートたちを家畜のように扱う描き方もひどかった。

 全体的に、世の中に対する冷笑的な態度が鼻につく作品で好みではなかったです。劇場版は「冷蔵庫の残り物をそのまま出す」ような内容で、テレビアニメ版よりもさらにオススメできません。

投稿 : 2020/07/06
閲覧 : 497
サンキュー:

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東のエデンのストーリー・あらすじ

2010年、日本各地に10発のミサイルが落下するテロが発生するが、奇跡的に1人の犠牲者も出なかった。
それから3ヵ月後、アメリカへ卒業旅行に出かけていた大学生・森美咲はワシントンD.C.を訪れホワイトハウスの前でトラブルに巻き込まれる。そこに記憶喪失となった日本人青年・滝沢朗が現れ、森美は難を逃れる。意気投合した2人は一緒に日本へ帰国することとなるが、その日東京へ11発目のミサイルが打ち込まれる。
その時、滝沢の携帯電話にジェイスと名乗る女性からの謎のメッセージが入る。(TVアニメ動画『東のエデン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2009年春アニメ
制作会社
プロダクションI.G
公式サイト
juiz.jp/blog/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E3%81%AE%E3%82%A8%E3%83%87%E3%83%B3
主題歌
≪OP≫OASIS『FALLING DOWN』≪ED≫school food punishment『futuristic imagination』

声優・キャラクター

木村良平、早見沙織、江口拓也、川原元幸、齋藤彩夏、斉藤貴美子、田谷隼、白熊寛嗣、五十嵐麗、小川真司、玉川砂記子

スタッフ

原作:神山健治、キャラクター原案:羽海野チカ、 監督:神山健治、副監督:吉原正行、脚本:神山健治、音楽:川井憲次、キャラクターデザイン:森川聡子、総作画監督:中村悟、美術監督:竹田悠介、色彩設計:片山由美子、CGI監督:遠藤誠、撮影監督:田中宏侍

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