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「現実主義勇者の王国再建記(TVアニメ動画)」

総合得点
69.0
感想・評価
287
棚に入れた
974
ランキング
1870
★★★★☆ 3.3 (287)
物語
3.3
作画
3.1
声優
3.4
音楽
3.2
キャラ
3.3

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☆の総合評価
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現実主義勇者の王国再建記の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

きゅん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

主人公クソ

主人公のキャラが見ていくにつれて最悪。
頭もそんなによくない。
ただ話し方で頭良いふうにしてある感じ、、
特に最初は側室は取らない、妻は1人だけだ!!
とかいいながらどんどんその気になって取る、
リリシアの内心も考えてなくて可哀想な感じ

良いキャラバカみたいに殺すし、独裁者て感じ

投稿 : 2024/02/07
閲覧 : 63
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

細々した内政イベントが楽しい

 原作は未読。
 異世界転移もので、自分の所属するコミュニティを拡充していく系統。
 こういった系統の作品でも局面においては主人公、もしくはその周辺にいる人物が少数で
冒険するようなくだりがあったりするが、本作はそれもあまりなく、国政に特化している感じ。
 この国政の方も、終盤こそ戦争や外交があったりするが、それまでは経済をメインとした
内政メイン。
 更に転移時になんらかの能力を与えられるタイプではなく、転移前の主人公の特性が異世界で
活かされるタイプの作品というわけで、主人公が派手に暴れ回るような展開はなし。
 こうなるとアクション要素は減るし、経済効果は一朝一夕で結果が出るものではないゆえに
なかなかカタルシスは得られにくい展開。

 内政の目玉の一つが人材登用で、在野の一芸に秀でた人物を迎え入れていくくだりなどを
見るに、「原作者は中国の歴史ものが好きなのかな?」といった印象。
 中国史だけでなく、他の部分ではヨーロッパ史や日本史からの引用もあり、まあ歴史全体が
好きそうな印象。
 この登用までのくだりは結構面白かったが、いざソーマ・カズヤに仕えてからはその能力が
まだ活かしきれていないような感じ。
 この辺は今後に期待の部分なのかな。

 昔、光栄の「信長の野望」や「三國志」をよくプレイしたが、その時も戦争や外交より
内政でちまちまと国力を上げていくような行為が好きだったので、個人的にはこういう
展開自体は好きだったりする。
 それでも本作に関しては全体的にはメリハリの無い、ダラダラした感じの印象。
 これは前述の戦争や冒険などがない展開もその一因だとは思うが、内政でもやりように
よってはドラマティックなものにできるのに、淡々と実行していくだけに終わってしまった感が
ある。
 本当に歴史シミュレーションゲームの内政部分を横から見ているような気分だった。

 ドラマティックにするという点ではソーマの推し進める政策に対する反対勢力の存在などは
うってつけの存在で、そういう意味ではソーマに敵対する貴族勢力などはモブ程度の扱いでは
勿体ない気が。
 あと内乱時のキーパーソンである三公、更に終盤の戦争相手であるアミドニア公国勢も
やや唐突な登場といった感があり、ソーマの即位時からストーリーに絡めていけばキャラの
印象度も、ストーリーの盛り上がりも変わったのでは?
 絵が平坦だったのもメリハリの無さの要因の一つだったかな?。

2021/11/17
2021/12/08 誤字修正
2024/02/07 加筆・修正

投稿 : 2024/02/07
閲覧 : 283
サンキュー:

4

ネタバレ

おせな さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

途中でみるのやめた

いちいち回るようなカメラアングル描写その割に大した発言ない
いつまでもラフ着な転生者
地方公務員になりたい学生の割にキレもの過ぎる
似たような類なら
天才王子の赤字国家のが全然面白い

投稿 : 2024/01/14
閲覧 : 43
サンキュー:

1

にゃんちゃこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中々良かったです

異世界召喚物でもこれは今まで
みて来たのとちょっと変わった
ストーリーだったので、
全26話は長いかなと思ったけど、
サクサクみれて、中々おもしろ
かったです。

投稿 : 2023/11/17
閲覧 : 81
サンキュー:

0

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★☆

十二国記という過去の名作を少し思い出させるような、そんな名作になりうる期待を込めて。

2023.05.29 ★★★☆(3.6) 1度目観賞評価

投稿 : 2023/05/30
閲覧 : 127
サンキュー:

0

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

好物

2023/04/18 初投稿

「天才王子の赤字国家再生術」とタイトルの印象がかなり被ります。タイトルだけでは自分はどっちがどっちやら分かりませんf^^;
でも「天才王子」の方は今ひとつというか,わりかし辛辣な感想を書いたのですが,こちらは面白かったです!

自分の好きな「まおゆう」とか「ログ・ホライズン」「狼と香辛料」なんかのタイプのストーリーでした。
財政再建
商品作物栽培の制限による食糧自給率の底上げを初めとした農政改革
人材登用
新食材による食糧不足対策とB級グルメによる地域おこし的取り組み
貿易拠点になる港湾都市建設と陸上交通網整備
伝承と防災
などなど,政治・経済面のエピソードは面白かったです。
反乱や戦争に関しては普通でした・・・

そしてこの作品の最も評価が高いポイントは割と気になったところに,作品時代がツッコミを入れたり説明したりしている点です。
例えば中二病っぽいネーミングだと思ったら,一也自身が「中二っぽい名前だけど・・・」とちゃんと言及したり,大陸北部で綿花の栽培が盛んだという設定に対しても,やはり一也自身が超大陸ランディアは北部に行くほど気温が高くなるといった説明をすかさず入れてくるので,なんと言うか精神的に安心してみていられましたw

強いて欠点を挙げるとするなら
一也の年齢の設定が18才と言う点です。設定と言動が乖離している印象でかなり違和感を覚えました。年齢をハッキリさせない方が良かったのでは?

それと,メインのヒロイン(リーシア)がビジュアル的にちょっと弱く感じましたw

そういえば「現代の知識で王国再生」って根底にあるのは「君主論」だったり「三国志」だったりするんですよねw

第2部レビュー・感想に続く(?)

投稿 : 2023/04/18
閲覧 : 306
サンキュー:

5

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2期でレビューしたので割愛

タイトルの通り。
2期で通してレビューしました( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

投稿 : 2023/04/17
閲覧 : 396
サンキュー:

0

U-yan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

順応性抜群青年の王国再建記。

異世界に強制召喚された身寄りのない青年がいきなり王位を譲られて政治で王国を再建していくといったアニメです。魔法のある世界ですがバトルシーンはほぼありません。あくまで政治です。タイトルにも書きましたが「現実主義勇者」というか「順応性抜群青年」です。身寄りがなかったとは言え異世界召喚直後でも戸惑いがほとんどありません。「まぁそれしか道がないならやってみるか。」くらいの感じ。大学に合格した位の情報で天才だったという説明もないのに、やたら政治力があるwそして何よりハーレム要素があったとは思わなかった。(エロはありません)声優さんはなかなか豪華で良かったと思います。いのりんが歌うOP(1,2クール両方)も良い!バトルシーンがないので作画の評価はしづらいけど普通に観やすかったと思います。

投稿 : 2023/04/11
閲覧 : 166
サンキュー:

2

リタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

出来杉くん

急に召喚された身にしては出来杉くんです。

政治経済医療など、こんな若い歳でそこまで把握しているのか、若いから柔軟なのかとか少し今どきの同じ日本人としてショック受けるほど完璧超人に見えてしまった。

立て直しの描写を楽しみつつ、折角選りすぐりのメンバーなんだからもう少し一人一人にスポットを当てて欲しかったり、思うところはあるけど展開は面白かった。

投稿 : 2023/04/05
閲覧 : 223
サンキュー:

4

しゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

【物語の評価】
漫画版の方は詳しい説明があるので、補充にぜひ。
【作画の評価】
後半あたりから一枚絵と言われても仕方がない、必要そうな場面を映してくれなかった場面があった。
【声優の評価】
【音楽の評価】
【キャラの評価】
【感想】

投稿 : 2022/11/02
閲覧 : 219
サンキュー:

2

ネタバレ

つきやま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

激寒

首脳陣が無能すぎて普通のやつがすごく見えるやつ
遊戯王ネタが激寒
マンガより面白くない

投稿 : 2022/10/16
閲覧 : 191
サンキュー:

3

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

国家運営もの

国家運営もの異世界転移系
政治学を駆使し政策を打ち国を導く内容

投稿 : 2022/10/03
閲覧 : 94
サンキュー:

1

ネタバレ

しゆん@異世界 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

頭脳系俺TUEEE

1話
{netabare}
勇者召喚・王位継承
勇者召喚シーンとか親のシーンより見てるわw
王「愚策?」←だめだこりゃ
主人公は天才でオワコン国をなんとかしてくれそう
まあまあ面白いから続きも見るわ
{/netabare}

2話
{netabare}
主人公の魔法が書類を同時に書ける魔法とかもうネタだろw
若いくせに政策が的を射てるんだよな。
水瀬いのり最高!
{/netabare}

3話
{netabare}
才あるものの選定
多種多様な5人が残った
大食いをどのように活かすのか見物だな
遠くで本が読めるならカンニングし放題だな
{/netabare}

とりあえず6話まで

投稿 : 2022/09/12
閲覧 : 158
サンキュー:

2

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

現実主義者は希望に満ち溢れてる

この話は勝手に召喚された大学生の話
まぁタイトルで無理な人は無理です

転移系ではありますが、拒否反応が出にくいタイトルと内容になっています。
タイトルがちょっとだけ長いのは頂けませんが、主語と述語が入っていないので未だマシ(の部類だと思う)ですし、内容も内政最強系で「俺、なんかやっちゃいました?」的なアレがないので、現代なろうアレルギー(仮称)の方でも割と行けます。
しかし、なろう出身の作品であることに変わりありませんし、「これめっちゃ面白い!」とはお世辞にも言えないような物語でもありませんでしたし、「キャラが好きだから許す♡」という場面も見当たりませんでした。
ですので総合的な評価としましてはBadの方向で行きたいと思います

先程も言いましたが、内政無双系なので露骨な俺TUEEEEEEEはありません。戦闘も別のヒロインやキャラたちが頑張ってくれるので本当に内政(軍師)の場面が続きます。
ハーレム作品のため、ヒロインたちが主体的に戦闘をする本作ではヒロインたちの戦闘シーンがメインだったりします。
が、やはり主人公は参戦しないので基本戦闘は短め、簡単に行われます。
戦闘を見たい、という方は大人しく戦争ものを見てください。

ハーレム・ラブコメという王道の組み合わせ、もちろん他作品と被っている要素なわけですが、残念ながら差別化は出来てません。そこの要素だけを求めてるなら本作の必要がありません。

Qでは何が需要なの?
A無い

正直本作の需要はゼロに等しく、そこら編の埋もれているなろう系となんら変わらない。本作もこうなる運命なんでしょうね。

つまり酷いわけではないが、良いわけでも決して無いということ。

監督は渡部高志さん。ブギーポップの方ですね
脚本は雑破業さんと大野木寛さん。
キャラデザは大塚舞さん。シャナの方ですね
劇伴は立山秋航さん。ゆるキャンの方ですね
アニメ制作はJ.C.STAFFさん。とあるの所ですね

顔面が崩れてたり、ちょっとおかしい場面も多々ありましたが、まぁ慣れればなんとかなります。
opは白戸佑輔さん作編曲、リーシアちゃん役の水瀬いのりさん歌唱の「Hello Horizon」
edはタルタノリキさん作詞作編曲、愛美さん歌唱の「カザニア」

アニメ「最終話だよ」
私「いやぁ終わったねぇ…」
私「…あれ?これ最終回だよね?すごい中途半端なとこで終わってるけど…」
第2クール「やぁ」
私「え?」

ということで約束された批判レビューでお会いしましょう

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 181
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

戦わない勇者が異世界で何を成すのか?...。

2021年 原作 どぜう丸(ラノベ) 制作 J.C.STAFF。1~2期 全24話。視聴済み。原作未読。異世界召喚・転生作品。

【まえがき】
本作を簡潔にレビューしている方々は凄いなぁ...と感心する。私はかなり手こずった...。
この物語は非常に多数のキャラが登場し、それらの背景・心理・意図など細かく説明したい!感がとても強く、それが面白みに直結していないのだ...。
でも、長編小説を読み終えた時の満足感的視点で観ると、優れた作品だと言える。

視聴を進めるにつれ、石ノ森章太郎著 漫画 日本経済入門、世界経済入門を彷彿とさせ、作中ではマキャベリ論、三国志 曹操論・兵法論などが用いられる。

例えば、絵画モナリザは観る者の視点によって様々な美観、解釈や謎・発見がある様に、本作は読み解く面白さを好む方向けだろう。

主人公最強!感は無く…エンタメ・ファンタジー要素他、テンションアップポイントは少なめですし...。

リアルと符合させた多数の描写を「なる程」と思うか「ウザっ!」と感じるか、それが視聴継続の分かれ目です。

家族・友人・仲間そして平和とは…。私達は何のため、誰のために生き、行動しているのか…。自己実現・共存・共生の意味を紐解くメッセージ性の強い作品です。少し目先を変えた作品をお探しの方にはお勧めです。

【本編・ストーリー展開など】
本編冒頭。育ての親である祖父が「わしが婆さんの所に逝けば、お前は1人になってしまう…。一也。家族をつくりなさい。その家族を何があっても守り抜きなさい。そうすれば必ず最後には良い人生だったと思えるだろう…」本作の根幹を成す導入です。

OPは登場するキャラ描写も良いし、楽曲の歌詞(歌唱 水瀬いのりさん)からも物語のテーマが垣間見えます。

舞台は異世界 超大陸ランディア内 エルフリーデン王国。グラン・ケイオス帝国に次ぐ人類国。
時代は魔物の出現により人類存亡の危機から共闘する中、主人公 相馬一也(ソーマ。大学入学前の18歳。地方公務員を目指していた。家族思いで爽やかな青年)が儀式により現代から突然召喚・転移される。

召喚理由が「戦争支援金の替わりの身の代金的役割」と聞かされ「借金のかたに娘を売るような真似をすると?!勇者なのに?」驚き、戸惑い、憤るソーマ…。
国王アルベルトと側近との会話からソーマが温厚、聡明な若者と描写されるが、いきなり富国強兵、国力強化、財政見直しを語っちゃうの?!…。

対して国王の情けなさっぷりが…。
実は2期ラストで、王妃アイシャが闇魔法の使い手で、この物語を着地させます...。全てはそこに至る布石なのです…。

国王、側近らと方策を議論した後、新たな国王に任命!?更に皇女リーシア・エルフリーデンとの婚約が発表され、ソーマ…はぁ!?
王国改革・再建物語が開幕します。

知らせを受け、憤慨するリーシアは、書類に埋もれ執務にゲンナリ中のソーマと対面する。ソーマは戦争支援金がいるならっと、国宝を売り払っており、リーシアさんお怒り!だが…ちゃんと分類し優先順位を付けている事に「あらっ…この人出来る人?」的好感を抱く。それにしても…先の事前会議…3日のレクチャーで王国が抱える問題を看破し、財務官僚級の頭脳・経験値を備えた18歳の青年かぁ…。すげ~設定だなぁ…と。^ ^;

・リーシア・アルフリーデン(前アルベルト王・妻エリシャ夫妻の娘。ソーマの婚約者。後の嫁。当初17歳。ソーマの心の支えであり、後の一夫多妻問題?のリーダー。陸軍大将ゲオルグ・カーマインに師事・尊敬している。氷魔法の使い手。剣豪)

この世界は、不思議な生き物たちの力と魔法が日常で、魔法で何でも出来ちゃうため、科学・技術力は発展していない。
ソーマも召喚時点で魔力を付与されており、後に物体を遠隔操作する闇属性魔法を発現する。ソウマは「リビング・ポルターガイスツ」と命名し、執務や戦闘における傀儡(くぐつ)利用など、独立した意識を持たせ、複数の物事を並行して行える多彩な固有スキルとして描写される。

前半は、王国の財務改革、産業改革(主に食物自給率を上げるための農業や1次産業)に取り組む物語で、王国の抱える第1の問題としてソーマが詳細を語る。
合間にリーシアが次第にソーマに好意抱きはじめ、様々な場面で表情豊かに、少し恥じらったり清らかに描かれ、肩の力を抜いてくれる。

改革が上手くはこばず、施策を進めるのに有能な人材が必要とするも、国民の識字率が低い事を知らされ「読み書きだけで人材の善し悪しが決まる訳では無いのに人口の7割りが採用試験を受けられないなんて!」とし、王国全土から広く人材を募集する。「才あれば用いる」と。
それは王国建国以来初の試みであり、ソーマに人を惹きつける魅力あるキャラだと表現される。そして本作で主要な役割を担うキャラ達の登場となる。採用式典の模様は宝珠放送(TV放送的魔法)により、国民に伝えられる。

・アイーシャ・ウドガルド(ソーマの護衛、軍事担当。ダークエルフ。風魔法の使い手。剣豪。後の第2正妃。熱く真っ直ぐな性格)
報奨の代わりにと、自分が住まう森の再生を願い出る。ソーマは間伐の知識を授ける。

・ジュナ・ドーマ(企画・広報・総務担当。ローレライの末裔。王国海軍隊長の側近。海軍特殊部隊リーダー。戦闘・諜報もすご腕。後の第1側妃。歌姫。水系統魔法の使い手。美貌。スタイル抜群)
スマホで日本の楽曲を聴かせると音として理解し、素晴らしい歌声を披露。国民の人気者となる。

・ポンチョ・パナコッタ(食料問題・農林担当。大食漢の人間族。世界中を食べ歩き、食に対する知識・探究心からソーマに大歓迎され、イシズカの氏を与えられる。後も食糧関連等で活躍する。彼が採用されるならと他の国民の原動力となる)

・ハクヤ・クオンミン(ソーマの参謀。宰相担当。人間族。知識量・知力・胆力を備えた軍師的役割。ソーマがポンチョを採用した事を高く評価し仕える事を決める。戦略・戦術に長け、様々な施策をソーマと共に推進する。ソーマのお目付け役でもある)

・トモエ・イヌイ(生物・運輸・医療・食等多方面で活躍。妖狼族の難民。あらゆる生き物の声を聴き、話せる特殊能力者。とても賢い。唯一魔族と会話した事から、最重要人物として前王夫妻の養子となり丁重な扱いを受ける。幼女系・獣人の特徴で耳と尾の動きが可愛い癒しキャラ。当初10歳)

魔物と魔族の違い、魔族に対し共闘する人類も必ずしも協調していないと語られる。トモエの能力は、魔族と意思疎通が可能なら人類が魔族と手を組む策謀をめぐらし、共闘路線が根底から覆る可能性をはらむ脅威で、人類・他種族間の差別と亀裂を産む最大の問題とされる。
トモエの立ち位置を巡るコミカルな描写と、リーシアがトモエを妹に出来る事を喜ぶシーンで和める。

日常描写。ソーマ、縫い物も出来るの?!
異性に頓着ないの?設定。

ポンチョが世界を周り各地の食材を集め、それを食糧不足を解消する施策として「王様のブリンチ放送」を通して説明される。
食べ慣れない食材を口にする各キャラのコミカルな描写と、人類がどの様に「食」を探求してきたか理解出来る工夫されたシーンに頷ける。味噌や醤油とされる調味料も、その作り方等の紹介から食文化への造詣表現が深い。でも、現代人はイナゴの佃煮を故郷の味として愛するかぁ…wスライムも食材か!ソーマ料理も出来の!?。女子力ハンパねぇ!


間話。
前王から引き続き優秀な宰相として尽くしてきたマルクスに代わり、ハクヤが後継となる。ハクヤの勧めで、リーシアと初デートするソーマだが、護衛役として女性のアイーシャが同行することに...。リーシアのふくれっ面...w
アイーシャも当初の女傑的凛々しさからイメチェン?し、がっかりダークエルフとなる描写も微笑ましい。ジュナを含めた此処で、女性陣から一夫多妻制の説明がされ、それは最大8人!?までと...。婚約者のリーシアが「正直面白くは無いけれど...」と言い「1週間に1度は独占できる」との心理描写にクスッと...。8人に囲まれるハーレムを想像するソーマ...。
「ダメなのです!絶対にダメなのです!」ハル!って...。なになに?

王国の軍事力(陸・海・空)の背景・それを司る獣人族と人間族の関係、近隣諸国との国交がハクヤにより示される。軍部内の不穏な動きがジュナ経営のカフェに居合わせた

・カエデ(禁軍 国王直轄軍所属の魔道士。妖狐族。後に禁軍 近衛騎士団参謀としてハルバードの上官になる)

・ハルバート(陸軍 特殊降下部隊長。人間族。カエデの幼なじみで後に恋仲に。ソーマへの非礼により父親にボコられ謝罪に来る。後に禁軍に転属)

の痴話喧嘩?により明かされる。
ソーマはハルバードに問う「もし内乱になった際、幼なじみであるカエデを敵として剣を向けられるのか?」そしてこの物語のテーマが語られる。「何を望み、それは何のため、誰のためなのか?」と...。地味目な描写だが本作を理解するのに大切なシーン。

後の物語で内乱の中心となる領主は、

・ゲオルグ・カーマイン(陸軍大将。ライオン顔の獣人族。前王アルベルトとは幼い頃から親友。歴戦の名将であり、リーシアに尊敬されている。ソーマが不正を理由に資産を没収し追放した貴族を匿い、結果、内乱の中心人物として悪役に。しかし、それには理由があった...ラストで明かされる)

・エクセル・ウォルター(海軍大将。蛟龍族。ジュナの上官。蒼の海姫の異名を持つ水系魔法の使い手。美貌の持ち主で若く見えるが500歳を超えている。子孫も多く男性経験豊富。ジュナを密偵としてソーマに送り込んだ強かな面もあるが、内乱時はソーマに仕え、総大将として活躍する)

・カストール・バルガス(空軍大将。赤い半竜人ドラゴニュート族。熱血漢で己の信念を曲げず、内乱ではソーマと敵対する。ワイバーン騎兵航空団を率いる。妻はエクセルの娘。)

「リビングポルターガイスツ」による傀儡、着ぐるみの旦那の能力紹介的に、ダンジョン探索シーンが描かれる。以後、着ぐるみ旦那は随所で登場・活躍する。(旦那は喋れない)

ソーマが文官に向けた激励は...(長いので割愛)。褒賞が5日の休日と城内の酒蔵の酒1本って...まんまブラックじゃね?労働基準作れよ...。で、湾岸都市開発計画がはじまる。

視察に出向いたソーマはルドウィン(王国 近衛騎士団長。古くから仕え、ソーマにとっても優秀な副官)から、進捗が思わしくないと聞かされる。それは近隣部族の者が、建設予定地に手をつけると海神様の祟があると恐れているからだと。調べから、それは地震による津波(天災・災害)だと解り、予定地を変更する。それは防災に優れた都市開発を目指し、合わせて国民への災害対策を示すものと描写される。

8話。カエデの指揮のもと流通網を築くための道路工事が進められる。食料をはじめ、物資の流通向上は、物の価格を安価・安定させる。しかし、アイーシャの部族が大規模な土砂災害により被害が発生したと知らせが入る。
ソーマは道路工事従事者を災害救助に向かわせる。災害救助は時間との戦い。立地による救助の難しさが仔細に描写されるが、ソーマはリビングポルターガイスツの能力を活かし、複数のネズミの傀儡を操り、救助に役立てる。
ソーマの語りは、人類が自らの都合で自然に手を出す事で、その反動がある事に対する警告だ。人間が快適に過ごす為の開発が環境バランスを崩していると告げており、ソーマ自身、災害対策に目が向いていなかったと悔やむ描写がズシンっと響く...。

三公がソーマに敵対するか否か...の視点に移り、王国内の意思統一が図られないのを反乱とみなし、三公鎮圧に踏み切る。
リーシアが師と仰ぎ、尊敬して仕えたカーマイン公に、断髪をもって相対する覚悟を示すシーンには胸が痛む。

この混乱に乗じ、隣国アミドニア皇国が仕掛けて...ついに戦争となる。

ここまでの流れは比較的良好と言えるが後半が...。

隣国アミドニア皇国と内乱による戦争描写が中心だがダレが目立つ。台詞に対し作画の手抜き感が残念...。本作は勇者が戦う物語では無い...にしてもだ。
カエデの獣人癒しっぽさが救いかなぁ...。通常シーンの描写は綺麗だが...。

1期の落とし所、2期への布石を想定し、諸々詰め込み過ぎで急ぎ、雑なのが残念...。

何とか物語が成立しているのは、リーシアを中心とするソーマへの信頼と仲間の絆、カーマイン公の本心、バルガス公の忠義心、実はそれを承知の上で討伐を決断したソーマの心理の描写だろう。

内乱終結シーンで、カーマイン公はソーマと戦闘せず、自ら隷属の首輪を付け降伏する。
カーマイン公の本心...内乱の動機が明かされる...。それは...見てね...。悪くない設定だ。
そして、12話(1期最終話)のラスト、アミドニア国民に、宝珠放送を通じて語りかけるソーマの台詞「歌を自由に歌える国が良い国だと思わないか?」何とか着陸させたかぁ...と...。2期に続く...。

【あとがき】
本来、論説や長編小説として描かれるであろう難解な内容を2期 24話で良く纏めたものだと感心は出来る。メーセージも理解出来る。良い作品だとも思うが...やはり、アニメ作品は「あ~面白かった!」と満足できるものを選びたい。2期レビューは諸氏にお任せする。はぁ...疲れた...。

投稿 : 2022/07/28
閲覧 : 148

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

影武者用意しておいて単騎特攻のアミド王は全裸に鎧を着込んでいたのか?

現代で吸収できる知識を異世界で生かす風の話なのかな…

主人公以外はほとんど考える力無さそうでした。
作画は非常に哀しみを覚えるレベルでその為か

アミドニア王は敗戦を悟るも同戦場に非常に精巧な影武者を用意しておきながら逃げずに全裸に鎧を着込んで単騎特攻してるようにしか見えず画的にも脳みそ的にも残念なおじさんにしか見えませんでした。
一応終盤の展開なので盛り上がるところ?なのかもしれないけど滑稽でしかありませんでした。

間伐の話も主人公が直接間伐について現地民にきちんと説いたのか
他の者伝いに間伐させたのか分からないまま災害起きてて意味不明でした。
非協力的な現地民のせいなのかどうか有耶無耶。描くべきところ端折ってそう。

ドラゴニュートは獣の策に巻き込まれて馬鹿を見ただけと言う残念さ。
獣には策があったけどドラゴニュートには一切そう言うのなく反逆行為に及んでてただのヤバい奴でしかなかった。よくトップが務まってたなと…
知力2くらいしかないと思う。
獣の部下の犬の顔がギャグマンガ日和のうさみちゃんみたいな顔つきでシュール。

回を増す毎にツッコミ所が増えていくそんなお話でした。
これ系を作るなら全てにおいてきちんとやらないとチープ感が漂うのでしっかりして欲しいな…

投稿 : 2022/07/17
閲覧 : 117
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1

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MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界もの

結構ハーレム。最近ありがちな設定だけど悪くない。

投稿 : 2022/05/20
閲覧 : 135
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1

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

内政無双のなろう小説原作アニメ(第2部制作決定: 2022年1月より放送予定!)

公式略称は「現国」です。

オーバーラップから原作が出版されています。既刊15巻で、今のところ外伝的な短編集などは出てなくて全部作品タイトル「現実主義勇者の王国再建記」+ローマ数字の巻番号の各巻タイトルで出版されています。

各巻のページ数はそれなりに多いですが、原作はわりとサクサク読めます。さすがはライトノベル(笑)。

アニメはどうやらキャラクターデザインも含めてコミカライズ版をベースにしているようで、トモエなどライトノベル版とアニメでは結構違った感じになっているキャラクターもいます。


さてお話ですが、主人公のソーマ・カズヤ(相馬一也)は両親を失った後に一緒に暮らしていた祖父とも死に別れ、天涯孤独となったところで大学入試合格直後に異世界の王国エルフリーデンに召喚されます。

アニメ第1話での経緯でエルフリーデン国王から王位を禅譲され、暫定国王として財政的に疲弊したエルフリーデン王国を再建するというのが、とりあえずのストーリーとなっています。

召喚勇者にありがちな「戦う上で最強」的な能力はソーマには特になく、主に頭脳労働+(やや強力な)遠隔操作系の能力で、作品序盤では内政強化を基本とする王国再建、それ以降は外交や軍事的な働きで王国の隆盛へと力を揮っていくお話です。

主人公最強系として楽しめる要素はほとんど無く、ある種大河ドラマ的なのんびりと長い話ですが、アニメではたぶん原作既読なら想定できるそれなりに良い区切りで終わると想定できるので、最終回まで観てもそれなりに満足できる最終回を迎えるんじゃないかと思っています。

ただ、7月中放送の5話でも(原作由来の)人によってはしょうもないと感じるかもしれないパロディやオマージュ的な描写が鼻につくかもしれないので、肌に合わないという人も当然出てくるとは思います。

たぶん、流血描写はゼロじゃないけど少なめだとは思います。必ずしもアニメ化向きの話じゃないのかもしれませんが、私は原作が好きなので最終回まで観る予定です。

2021.10.3追記:
最終話で「半端なところで終わるじゃん、どうするつもりなんだろう?」って思っていたら、番組が終わった後に普通に第2部の放送予定のアナウンスがありました。

ロロアがさんざん思わせぶりに出てたことを考えても、普通に分割2クール制作で単純に話数でクール分割したと考えて差し支えない気がします。原作は大好きな作品で、ここからも原作ストーリーは面白いので第2部に期待しています。

投稿 : 2022/05/18
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33

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徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

量産型だけに特筆が・・・ね

原作未読(2022.5)
1・2期視聴済。
アニメのみの感想になるので悪しからず。
評価点の割に最後まで楽しんでみてますよ。2クール苦痛じゃありませんでしたし。
ただ、自分がタイトルで想像、あるいは期待した部分は全くなく「なろう系異世界転移モノ」の王道量産型と比してこれっていうものが何もありません。強いて言うなら、嫌悪や不快感、失笑が少ないかなっていう事でしょうか?これが「御都合主義作者の妄想王国記」というタイトルなら評価3.0だったかも知れませんね。ある意味自虐ギャグとして消化したと思います。
それならイチャイチャシーンもしょうがねえな(笑)位で邪魔だなぁとは思わなかったかも知れません。またそのシーンが寒いんで。脚本、演出が悪いのかなとも思います。
そして、この手の量産型の弊害はキャラ、声優が大して意味がないという事。どこかで見たキャラの使いまわしだし、声優養成所出た人なら大して違いがでる演技も必要ありません。そう、「異世界アニメツクール」という素材ソフトを使って作りましたってモノでしかないのです。
それでも2クールつきあえるだけの内容であった事は良かったと思います。が、JCSTAFFさんにしてはやっつけ感酷い気がします。その辺の制作会社なら頑張った方かも知れませんが・・・まぁ色々諸事情もおありだと思いますがね。

私のツボ:どうしてもミソ、醤油は作るのよね

投稿 : 2022/05/05
閲覧 : 216
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3

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てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界転移して国家運営。内政系アニメとしては出色の良作。

なろう系原作で主人公が中世風魔法ファンタジー世界で現代知識チートで国家運営する。全26話。

【良い点】
異世界転移物のフォーマットで出だしや展開がスムーズでありつつ、地に足の付いた内政や外交論が大変骨太。
被災者支援と復興事業を魅力的に描くアニメは中々無い。
マキャベリの君主論への原作者の理解が深く、内政、食文化などソフトパワー、流通や経済、タフな外交交渉にバランス感覚、軍事など多岐に渡り見応えがある。
リアルではそう上手くはいくまいが、そこはエンタメ作品としての分かり易さ重視。
初心者向けの政治や経済入門といった作風だけどライトで親しみやすい。
主人公のソーマが素人なリーシア姫たちに説明する流れも分かり易い。
異世界転移無双の流れを汲み簡略化はされているが、それ故に政治、内政、文化、経済、外交など国家運営の諸々を垣間見せてくれた。

主人公が有能なのは見ていて小気味良い。現場で無双するのではなく事前準備不足を悔いるなど、為政者の理想を体現。
底の浅い俺ツエーではなく、原作者の多方面の見識に裏打ちされた説得力がある。
単なる有能ではない君主の器、これほどに君主の器な主人公は中々見ない。
君主としても人としてもちゃんと苦悩し、リーシア他仲間たちに支えられて進んでいく、地に足の付いた良主人公。

リーシア姫はじめ可愛い女の子の層も厚い。
リーシア姫は一歩引いた奥ゆかしさと正妻の余裕併せ持っていて良ヒロインだった。
最初から最後までカズヤに寄り添いベストパートナー、水瀬いのりボイスも相まって大変かわいかった。

人材登用の方針、食や歌などソフトパワー重視など視点が面白い。
ファンタジーを活かした魔族と獣人の差異や差別意識に対する現地人と異世界人の認識の差など、考えさせられる。
魔族と意思疎通可能なケモノ娘トモエちゃんの存在を政治問題と見なす視点は感心。ダンまちでも見た視点。
災害に対する老人の伝承を軽視しない、「100万の命の上に俺は立っている」でも見た。

魔法がある異世界の歪な技術体系の考察など、技術は需要があって発達する的な視点もSF寄りで面白かった。
この手のファンタジーでそういう側面重視する作品は中々無い。

内戦の戦記も割とハイレベルで申し分ない。
戦術無双ではなく戦略で勝つ。
双方譲れぬ信念とバランス感覚は見応えあり。

作画リソースは潤沢ではないが、女の子のキャラデザは申し分ない。
作画を重視するタイプの作品ではないので全く問題なかった。

【悪い点】
題材が地味で華には欠ける。
エンタメ作品としては同時期の「天才王子の赤字国家再建術」に比して地味ではある。
26話かけて盛り上がりどころは1期終盤の内戦くらいか。
隣国の愚王ギャフンと言わす外交交渉も面白いんだけど、やはり地味。

キャラクターは良いんだけどソーマ一強で他は地味。
リーシア姫とか視聴者向けの生徒役に徹していたり。
有能な宰相も分かり易い見せ場が殆どなかったり。
もう少しソーマ以外の見せ場がほしかった。
強力な敵がいなかったのも惜しい。

【総合評価】8~7点
初心者向けの入門作品としては「狼と香辛料」や「まおゆう魔王勇者」をも凌駕する出色の良作。
ただしそれらと比べると地味な良作的立ち位置。
エンタメ作品としての地味さを差し引いても特記に値する。
評価は良い寄りの「とても良い」

投稿 : 2022/04/22
閲覧 : 202
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5

^utu さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

B級アニメ

内容、異世界から召喚された公務員が異世界で王様になり国を発展させていく物語
主人公普通、ヒロイン普通、周辺キャラ普通、モブキャラ普通以下の手抜き
転スラがAだとしたらこのアニメはBとCの間くらいのアニメです。
バトルシーンはほとんど無くほとんどが会話シーンです

投稿 : 2022/03/24
閲覧 : 275
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3

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ちゃりお さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

経済学なのかな

(主人公が恋チョコの大島っぽい作画でまずは驚いた。)

私は記憶力は悪い方なのでで経済や歴史に詳しくはないです。経済的なものは一般常識レベルの引用にとどまってますので支障は少ないと思います。農業関係は綿花は中国インドで生産多いはず...などの知識があればすんなり入るかと。異世界もので内政がここまで表現されるのは面白いと思っていましたが後半は戦闘になってしまいました。それはそれでいいですけど。

投稿 : 2022/02/26
閲覧 : 297
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6

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天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝61

さて「現実主義勇者のあにこれ再建記」ですが・・・

何っ?タイトルが違うって!
いやいや、こっちの方が大問題でしょうが(おいっ)
ソーマ・カズヤ
「まず、ユーザー名で検索出来るよう、元に戻すべきです(う、うむ)」
「それからアニメ作品の登録をもっと早く簡単に(やめんか~っ)」

はっ、俺は何を書こうとしてたんだ。
いかんいかん、アニメの感想を書かなくては(冷や汗)
異世界を救うために召還された勇者の主人公が、自分の能力を使って世界を救うという、いつものなろう系作品ですが、他の作品と違うのはチート能力の無い主人公が、現代知識を使って内政を中心に国を立て直していくというところですかね。
(まあ、以前にも同じ系統の作品はありましたけど)
で、これまた危機らしい危機や大失敗をせずに、トントン拍子に上手くいくんですが、一応自分ひとりで何でもするんではなく、才ある者を登用していく形をとっています。

さすがに上手くいきすぎじゃないとツッコミはしたい気もしますが、この手の作品ににそれは野暮というものですね。

一応個人的には、何も特殊なチート能力ないように見えるソーマですが、実は料理の才能があって(待て)彼が作った料理を食べたリーシアやジュナは裸同然の姿に(違)

そうじゃなくて、何も特殊なチート能力ないように見えるソーマですが、実は彼が願った事が上手くいくようになるチート能力があるんじゃないかと。
それなら、勇者召還で彼が選ばれた理由もわかりますし、こんなに上手くいく理由も分かるかも(そうなのかな~?)

13話ということで、これからというところで終わってしまいましたが、まず王国の状況を考えれば、食料危機を脱するのが最優先課題であり、その後の抜本的な改革をするためには、国内の抵抗勢力を潰してトップ(王)の権威のもとに推し進めるしかない訳で、そこら辺は何とか描けて終わったかと思います。

おまけ
王様のブランチ(こらーっ)の全国放送で新しい食材を広めようとするソーマ
ソーマ
「(ポンチョの持ってきたタコを料理して)おあがりよ!」
ポンチョ
「こ、これは・・・ああ~~~っ(ヌードになるポンチョ)」

彼(ポンチョ)の全裸姿をナマで見た王国の民は、その後全国放送を見ることはなく、ソーマの思いつきは泡と消えてしまった(あわわわわっ)

※ 2021/10/02破SFスーパー英雄(?)列伝22として天地人で投稿したものを一部修正して転記しました。

投稿 : 2022/02/23
閲覧 : 219
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4

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ご都合主義は見てて気持ちが良い

ある日異世界に召喚された主人公が王に任命されてそれを受けるところから始まるお話。

エロ無しハーレム異世界国政戦記物。
主人公は何が起こっても冷静に受け止め、何なら視聴者へ解説までしてくれる好青年。

2クールあるがテンポは良い。
主人公は諸葛亮って感じでハクヤが費禕、ルドウィンが姜維みたいなものか。

異世界でなぜか関西弁のロロアが可愛い。

投稿 : 2022/02/21
閲覧 : 338
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4

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ゆに さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悪口になるからな〜作者と制作の方にはすいません。コメントは見ないで。

政治と軍事ってよく考えられてて、上手いこと話作られてると思うけど、冷静に考えてみて、政治に軍事に精通した学生っていますか??100歩譲っていたとしてこんなに上手いこと世の中回せてたらどこの国も平和ですよ。
でもアニメとして割り切ってみました。

投稿 : 2022/01/26
閲覧 : 459
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3

@@@ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:----

微妙。

漫画と同時進行で見ているが、漫画の完成度が高いためにアニメ側の細かいあらが目立つ。予算が少なかったり、そもそも時間が足りないのかもしれないが、前作に引き続き下手に高級な画角で描こうとするので人物などの不自然な動きが目立つ。他にも、アニメの進行度が漫画(原作の小説の方かもしれないが)を追い抜きそうになっているためか、露骨に進行が遅くなり不自然なカットが増えた。キャラの情緒もめちゃくちゃで突然キレたり、性格とは掛け離れた発言も多い。

漫画が面白いだけにアニメの完成度が低く残念だ。

投稿 : 2022/01/24
閲覧 : 203
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1

van2013 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

好きな作品だが。

量産型ラノベ。。ストーリは悪くない。
絵とか絵とか絵とか
特に悲しきは戦闘シーン。絵がしょぼいと全然、面白くない。
迫力ないし。すごい戦略で敵を倒してる。。んだけど、
この作品は戦闘シーンが結構あるので、出てくるたびに
がっかりする。これは漫画のほうが断然面白いね。

投稿 : 2022/01/20
閲覧 : 218
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3

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ひろぞう さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

「才あれば用いる」はっw現実主義?笑える21年度夏アニメの中で一番頭悪い

「才あれば用いる」
この台詞にこの作品の愚かさが凝縮されている
あなた高校の漢詩で
「世に伯楽ありて名馬あり」の漢詩を習っていないの?
要するにその人間の本質、才能見抜く引き出すと言う物それ自体がものすごい才能
特に東洋的英雄史観だと重要視される
災害に強い港湾作り愚かしい、港湾都市と向いているところは全部災害に弱いよ、だって船直接出入りできると言うことは、津波だって直進してくるんだから、それより重要なこといくらでもある、港湾としての取り回しとか
アレキサンドリアみたいなところに港湾都市作ったら
水深足りないし井戸掘ったら塩水出るし、何より岩礁ばかりで港湾都市に向いてない
ベイルートは内戦まで1000年の栄華誇ったが、アレキサンドリアは早々に見限られた
国宝売り払って資金確保って
国有財産と王家の私有財産の差もわからないのか?
フィクションだからこそ、リアリズムの肉付けが絶対に必要で
「さもあらん」なるほどと手を叩かせる設定にしないと駄目だ
実に「非現実的」「肉付け甘いよ」=録画する価値なんてないという結論にどんなルートたどってもたどり着く
大体綿花の栽培行っていたって、それが換金性が高い価値のある作物なら同じ事、綿花売った金で食料買えば同じ事なので
競合がいなければOPECみたいに出荷調整して価格操作すればいいだけだし
それで国民食っていけないのなら、原油ばっかり掘っている湾岸諸国とか食糧自給率低い我が国、農業生産高は高いが換金性の高いチューリップとかばっかりとか作っているオランダどうなるの?
目先の食える作物に転作したら余計国が貧乏になるのは必然
実際問題として綿という物は、新大陸での大規模栽培プランテーションでの栽培始まるまで贅沢品だった
何故なら綿花栽培には広大な耕地と大幅な人員投入必要だから
これが最悪なのは差し引きした時にマイナス要素がプラス要素を遙かに上回る、物語の立て付けで、これが持ちビルの建築だったら倒壊物、マイナス要素をあえて目をつぶるではなく、プラス要素で物語に引き込んでしまって、マイナス要素を忘れさせるから娯楽なんだろ
何らかの頭の中での条件付けが必要な物なら、それは娯楽とはいえない、だから21年度夏アニメの中の最大の駄作といえるんだ、なまじ体裁だけ整えて格好つけようとする点から、あからさまにやってくるなら許せる、ドラックストアにも劣る駄作といえる、主人公たちがいい格好しようとすればするほど、その滑稽さと手法の幼稚さと物語としての立て付けの破綻が余計際立っている

ただここの傾向として自分に評価付く付かない別として
ユーザーが自分に耳障りのいいことだけ聞きたいだけなのね
耳にいたいことはもう最初から拒絶している
全体を耳障りがいいことだけで構成したものは、すごい回数評価が回るから
だがなあよく考えてみろ、砂糖水は甘美だがそれだけ口にしていたらは糖尿になるし、肥満になって虫歯になるだけだぞ
大体それを作品批評なんて言うのか、あらすじガイドだろうせいぜい
自分の脳みそ使わないとそれ拒絶していると終いには耳から脳みそ流れ出すぞ
わかんない人間はゆめうつつのままで、ずっと情弱アルツハイマーのままで利口な奴から搾取され続けられればいい
繰り返すがこれは恨み節ではない、ここの全体の傾向に顕著に出ているから最近特に
作品ファンフォーラムという形も否定はしないが、だったらこの形式にしない方がよっぽど万人が納得する形になる

投稿 : 2022/01/15
閲覧 : 823
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6

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

物語の趣旨は大変素晴らしいので、もっと深く描いてほしかった

この物語で『原作者の言いたいこと・やりたいこと』は良くわかります。
しかし、それならば、もっともっと深く描いてほしかったです。
この物語は、内容が浅すぎて、都合よすぎる筋書だったのが残念です。

この物語では、現代人の相馬一也が異世界に召喚され、その国の王として傾いた財政を立て直し、国を繁栄させます。

相馬が召喚されたエルフリーデン王国は、無能な国王により財政が傾いていました。
(でも今の日本ほど借金まみれではありません。
 ちなみに今の日本は、先進国の中でもダントツに借金まみれの国家です。
 借金額を日本の人口で割ると、赤ん坊から老人まで一人当たり一千万円ほどの
 借金を抱えており、いつ財政破綻しても不思議ではありません。
 また余計なことを書いてしまいました…)

その財政を立て直すために相馬は、農業改革や人材登用、土木事業など、現実的なことを着実に実践します。
この発想は、凄く共感できます。
異世界で現世の手法を用いることは、画期的であり正しいやり方です。

しかし、物語の内容が浅すぎるのが、このアニメを『素晴らしい』と言えなくしています。
それさえできていたら、きっと素晴らしい物語として長年語られていたでしょう。

例えば農業改革は実施する際に幾多の困難があるはずですが、その困難を全く描いていません。

(実際の例として、江戸時代に膨大な借金を抱えていた米沢藩の藩主となった上杉鷹山が
 財政を立て直す際は、素晴らしい改革を実行しましたが、何度も重役連中に妨害
 されました。
 それでも血のにじむような努力で少しずつ財政を立て直したのです。
 ちなみにケネディ大統領の最も尊敬する日本人が上杉鷹山でした。)

藩主が先頭に立って改革しても妨害があったのです。現体制を変革するのはそれほど大変なことなのです。

それに人材登用で、『先ず隗より始めよ』の諺(ことわざ)を用いたのであれば、
2回目以降の人材登用の様子を描いて多数の有能な者を見いだす描写をしてほしかった。
それが全く描かれず、逆に1回目の人材登用で得た『隗』に相当するポンチョを後半もずっと重要な役につけていました。
これじゃ口是心非(こうぜしんぴ)です。

そして、最も残念だと私が感じたことは、現実主義路線だったにもかかわらず、最後は戦争で問題を解決してしまったこと。
戦争で物事が解決するのであれば、この物語の趣旨が全く意味をなしません。
しかも、その戦いの内容も浅すぎて、都合よく描かれすぎています。

但し、良い内容も多くありました。例えば…
・王様が部下と同じ食事をとり倹約に努めたこと
・博物館に展示されていた勇者の袋を作業に用いて有効活用したこと
・港を建設する際に住民の声を聴き津波に備えたこと
・土木工事の最中に、その人員をすべて災害救助に向かわせたこと 等々


物語の趣旨は大変素晴らしいので、もっと深く描いてほしかったですね。

投稿 : 2022/01/13
閲覧 : 592
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29

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にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

現代知識で窮地の王国を再生する異世界内政ファンタジー(公式のあらすじ)

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
たったひとりの身内である祖父を亡くした相馬一也は、ある日、突然、異世界に勇者として召喚されてしまう。召喚された先は、まるで中世ヨーロッパのようなエルフリーデン王国であった。勇者どころか、ごくふつうの青年のソーマだが、持ち前の合理的精神と現代知識から、次々と新しい政策を打ち出し、傾きかけていた王国の財政政治体制を立て直していく。ソーマと共に歩むのは、エルフリーデン王国の王女リーシア、王国一の武を誇るダークエルフのアイーシャ、怜悧な頭脳を持つハクヤ、大食いのポンチョ、歌姫のジュナ、動物と意思疎通できる少女トモエなど、多才で個性的な仲間たち。
、『現実主義勇者の王国再建記』。いよいよ開幕!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:どぜう丸(オーバーラップ文庫刊)
キャラクター原案:冬ゆき
監督:渡部高志
脚本:雑破業/大野木寛
キャラクターデザイン:大塚舞
音楽:立山秋航
音響監督:明田川仁
音響効果:小山恭正
音響制作:マジックカプセル
音楽制作:キングレコード
プロデュース:WOWMAX
アニメーション制作:J.C.STAFF

主題歌
OP:「HELLO HORIZON」水瀬いのり
ED:「カザニア」愛美
{/netabare}
キャスト{netabare}
ソーマ・カズヤ:小林裕介
リーシア・エルフリーデン:水瀬いのり
アイーシャ・ウドガルド:長谷川育美
ジュナ・ドーマ:上田麗奈
ハクヤ・クオンミン:興津和幸
トモエ・イヌイ:岸本萌佳
ポンチョ・パナコッタ:水中雅章
ゲオルグ・カーマイン:楠大典
エクセル・ウォルター:堀江由衣
カストール・バルガス:福山潤
カルラ・バルガス:愛美
アルベルト・エルフリーデン:麦人
エリシャ・エルフリーデン:井上喜久子
ガイウス・アミドニア:稲田徹
ユリウス・アミドニア:野島健児
ロロア・アミドニア:M・A・O
マリア・ユーフォリア:金元寿子
ジャンヌ・ユーフォリア:石川由依
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


1話 まず勇者より始めよ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
相馬一也は勇者召喚の儀式によってエルフリーデン王国に召喚された。アルベルト王はその資質を見抜き、彼に王位を譲るとともに娘リーシアとの婚約も決めた。現代知識を駆使して挑む王国再建記がここに始まる。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしだけど
一也は18歳だけど落ちついてて、人も頭もよさそうな感じで
リーシアはお姫さまってゆうか軍人で、気の強そうなタイプ。。

一也はこの国の財政を立て直したら、国王をやめたいみたいだけど
リーシアははじめ、そんな一也が自分がいない間に国をうばった。。
とか思って文句を言いに行ったら、政治の話になって
現実的な政策を提案する和也をリーシアが認めた?ところでオシマイ。。




家族のこととかも出てくるし
勇者って言ってもバトルをするわけじゃなくって
王様になって国を立て直すおはなしでほかのなろう系よりリアルっぽくって
チート能力で主人公最強とかのおはなしとはちょっと違うみたい。。

作画は微妙な感じで、くずれてもおかしくなさそうだけど
おはなしはわりとしっかりしてそうだから何話か見てみるね☆彡
{/netabare}
{/netabare}
2話 ただ才あらば用いる
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
エルフリーデン王国の財政は苦しく、ソーマは輸出用の綿花中心の農業から食料増産に方針を変え、まず人民の暮らしの安定を図る。だがまだまだ問題は山積み。解決のためには人材不足が否めず、ソーマは広くこれを民間から募ることにした。
{/netabare}
感想
{netabare}
はじめは一也はリーシアをつれて綿花畑に。。
それでこの国の問題点を話して、畑を大豆とか、イモとかの畑に変えること
そのために補助金を出したり、高く買い入れて安く売る仕組みにしようって
そのためにも人材不足をなくすために
何でもいいから1番の才能がある人を誰でもいいからやとうって国中に放送し個性的な人たちが審査に集まってくるところまで。。

あと、一也には3つまでだけど
自分の意識を物に移して動かす魔法の才能があることが分かって
仕事がはかどってた^^



いよいよ動き出したみたい^^

18歳でこんなに物知りで、頭がよくて、やる気がある人は少ないって思うけど
そうゆう人だから召喚されたのかも^^

チート能力で解決するとかじゃなく
ちゃんと問題点とか、そのための対策とかを
はっきり見せてくれるのがいいみたい◎

ただ、畑を綿花から食糧畑に変えるとかいっても
ふつう、そんなにすぐにはならないと思うけど
人材募集の次は何年か経ってたりするのかな?


一也の放送のさいごの「僕と握手」はとつぜんで笑っちゃったw
{/netabare}
{/netabare}
3話 臣をして忠臣たらしむことなかれ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ソーマの「ただ才あらば用いる!」の一言で、国中からさまざまな人々が集まってきた。ダークエルフのアイーシャ、美貌のジュナ、怜悧な頭脳を持つハクヤなど多才な者たち。しかし、ソーマが一番高く評価したのは、食いしん坊のポンチョだった……。
{/netabare}
感想
{netabare}
登用されることになった5人の発表と賞の授与のおはなしで
アイーシャは武勇、ジュナは美貌と美声でふつうにすごい才能だったけど
ポンチョは大食いで世界を食べ歩いた、って
一也が一番ほしかった才能は大食いと食べ歩き!?

たぶん、どこの国のどんな食べ物がおいしいかとか知ってて
それを育てるのかな?って

それから、あとでエルフリーデンの宰相になる知識の達人ハクヤだけど
一也が誰よりもポンチョのこと高く評価したのを見て
仕えるって決めたみたい。。

キャラは一也とかぶってるみたいだけど
スマホから知識を引き出したりするよりは
チートじゃないみたいな気がする^^

さいごはトモエで、動物の言ってることが分かるみたいで
さっそく一也に何かささやいてたけど、大事な情報なのかな?



一也がえらそうにしないところがよかった^^

ポンチョがどう役に立つかも気になる。。
{/netabare}
{/netabare}
4話 食指、動く
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
集まってきた人々の中に、妖狼族の少女トモエがいた。彼女のもたらした情報は、ソーマたちに衝撃を与える。一方、ソーマの命を受けて国中を回ったポンチョは、今まではあまり顧みられることのなかった「食材」を各地から集めてきた。
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感想
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前半は先回のつづきで、トモエが動物と話せるだけじゃなく
人とは言葉が通じない魔族とも話せることが分かって
どこかの国が、先に魔族と交渉するようになったら大変だから
トモエは一也より大事な人だって分かったの。。

それでさっそく護衛をつけたいんだけど
いきなり王家と同じ護衛がつくと、かえって目立つから
取りあえず馬車の馬の世話係で、そのうち王様の養女にするってゆう作戦。。

一也の側室に、ってゆう話が出たとき、リーシアが変な目で一也を見てたけど
そうゆう話はほかのアニメとかでよくあるから、ここには必要なさそう^^


後半は、地方を回ってたポンチョが
その地域でしか食べられてない、変わった食材を集めてもどってきて
それを一也が調理して、ほかの人が試食するところを放送したの。。


タコを切るときの効果音が
ニンジンでも切るみたい「トン」ってなってたけど
タコを切るときにあんな音しないよね^^


イナゴの佃煮はにゃんも食べたことあるけど
足とかはかたくってぜんぜんおいしくなかった。。
一也が食べて泣いてたけど
もうちょっとおいしいもので泣いてほしかった。。


さいごの食材は何だったのかな?
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5話 衣食足たって、栄辱を知る
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公式のあらすじ
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ポンチョのもたらした新しい「食材」は衝撃的ではあったが、美味さと手軽さゆえに瞬く間に国民の間に広がっていった。多忙な日々がつづくある日、ソーマは婚約者のリーシア、ダークエルフのアイーシャとお忍びデートすることに……。
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感想
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はじまりは
スライムみたいなゼルリンが、食べたらうどんみたいでおいしかった
ってゆうおはなし。。

それから、休みが取りにくい部下たちを休ませるため
一也が率先して休みを取ることになって
士官学校の制服を着て、リーシア、アイーシャとデートすることに。。
ってゆうおはなし。。

一夫多妻制やその反対が認められてるって分かって
リーシアは結婚したら「8人までは許す」って。。
それで一也がデレててちょっと。。

それでこの世界の一週間が8日だったことが分かるとか
ゼルリンのしめ方とか、ムダ知識w



ちょっとした説明みたいなおはなしばっかりで、ちょっと眠かった。。
6話まで見て、おもしろくならないようだったらパスするかも。。
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第6話 智者は時にそむいて利を捨てず
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公式のあらすじ
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革新は常に反発をもたらす。軍を統べる三公とソーマは対立状態にあり、若い士官の中にはゲオルグの下にはせ参じようとする者もいた。そんなひとりハルバートとソーマは街で出会う。そして翌日、彼の父グレイヴがもたらした情報とは……。
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感想
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あらすじのおはなしで
ジュナの店で、ハルバートがゲオルグのところに行こうとしてたのを
ハルの幼なじみで、禁軍所属の魔導士カエデが止めるところを見た一也が
カエデのためにゲオルグのところにはいかない方がいいってアドバイス。。

次の日グレイヴが、ハルとカエデををつれてあやまりに来たんだけど
一也はあっさり許してカエデを参謀所属、ハルを禁軍にしたの。。



今週も前半は説明っぽくって眠かったw
テンポがあんまりよくないみたい。。

それで、おはなしがやっと動いたみたいだったけど
グレイヴの情報って何だったのかな?
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第7話 古老、曰く
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公式のあらすじ
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王国の財政は官僚たちの努力もあって危機を脱しようとしていた。ソーマは新しく港湾都市ヴェネティノヴァを建設する計画を打ち出す。将来、流通の要となり、新たな雇用と住宅を生み出すはずだった。しかし、これに一人の古老が反対する。
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感想
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はじめの1/3は
一也がリモコン魔法であやつった着ぐるみを冒険者にするおはなしだったけど
とくにおもしろくはなかったみたい。。

そのあとは海辺に、新都市ベネティノヴァを作ろうとするんだけど
海神様のタタリが。。って反対するおじいさんがいることを知って
調べて、そこは津波におそわれやすいんじゃないかって
建設予定地をよそに移すおはなし。。

分かるけど、それだけ?ってゆう感じだった。。
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第8話 森、鳴動す
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公式のあらすじ
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アイーシャの故郷である神護の森に未曾有の危機が訪れる。長雨で地滑りが起き、集落の半分が飲まれたというのだ。被災者の生死を分けるといわれる72時間の壁が迫る中、ソーマたちは必死の救護活動に挑む。
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感想
{netabare}
前半は、一也が道路工事の視察に行くおはなしで
禁軍が中心になってやってたみたい。。

そのあとはあらすじのおはなしで、視察に来てた一也は
すぐに禁軍をつれて救助に向かうんだけど
ドヤって「72時間の壁」とか使わなくっても
ふつうに「人は水分を取らないと3日くらいしか生きれない」でいいと思う

ニュースとか見てれば小中学生でも知ってるような言葉をわざわざ使って
お前らそんなことも知らないだろう、って解説して
「さすがです一也様」状態ってゆうのは、ちょっと恥ずかしいかも^^;


それに、いそいで救助に向かう時、馬車?を使うとか
いくら中世くらいの技術しかない世界でも誰でもすぐ思いつきそう^^


あと、災害対策してなかったのは自分のせいだ。。って自分を責めてたけど
予算もほとんどないんだから、いつ起きるか分からない災害の対策より
道路を整備して食料が行きわたるようにする方が先な気がする。。
じゃないと、戦争が起きたらもっとたくさんの人の命が失われそう。。
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第9話 縦横、成らず
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ソーマはついに三公との会議を開き、最後通告を出す。自分に従うか、さもなくば戦か。エクセルは恭順を示したが、残るゲオルグとカストールは戦いの道を選ぶ。さらにその混乱を突くように、隣国アミドニアが兵を動かした。
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感想
{netabare}
あらすじのおはなしだったけど
ジュナのおばあさんがエクセルで、ジュナはエクセルのスパイだったけど
それで一也が本当に国のことを考えて動いてるって知って
味方になることにしたみたい。。

あと、今みたく国がまとまらないといけないときに
武人のプライドとかって、訳のわからない理由で反乱をおこして
アミドニアに攻めるきっかけを与えるなんて
ゲオルグとカストールってただのおバカで、何がしたいかよく分からない。。
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第10話 兵は楽しむ所に非ざるなり
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公式のあらすじ
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アミドニア軍は、エルフリーデン王国の城壁都市アルトムラを包囲し、開城を要求した。領主ワイストは城内の意見をまとめるのに、一両日の時間をもとめる。一方、ソーマはカストール率いる空軍との戦端を開かざるを得なくなり……。
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感想
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あらすじのおはなしで、実はアルトムラにはエクセルがもう着いてて
ワイストはアミドニアに付くフリをして
次の日のお昼まで、時間かせぎをしてるだけ。。

でも、禁軍は1万で、アルトムラを守ってるから
そのあとはどうするの?って思ってたら、一也は少数で
軍艦に車輪をつけてカストールの城を攻撃して、これで空軍を負かして
味方にして、アルトムラに向かうつもりだと思う。。

軍艦を無力化した空軍のカルラは、中に誰もいないのに気がついて
軍艦はおとりで
一也はカストールのところに行ったことに気がついた。。
ってゆうおはなしかな。。



バトルシーンはほとんど動かないから迫力はぜんぜんなくって
一也がどうやって空軍を味方にするか、ってゆうのが楽しみだったかも。。
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第11話 李代桃僵
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アルトムラを包囲するガイウス八世は笑う。もはやエルフリーデン王国は落ちたも同然と。だが、ソーマたちはカストールの空軍を奇襲で破ることに成功。さらにゲオルグたちの陸軍とも交戦を開始したのである。
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感想
{netabare}
一也が空軍を味方にしたら
ゲオルグはまとめてた不正貴族たちをつかまえてアッサリ降参!?

実は第6話のグレイヴの情報は
ゲオルグがソーマ王のために、不正貴族をまとめて反乱軍にして
自分ごと処分してもらおうとしてたことだった。。

ってゆうわけで、陸軍はアルトムラを守って
空軍はアミドニアを占領しに向かった。。

それを知って、あわてて帰ろうとしたガイウス八世の軍は
帰り道で待ち伏せしてた、ジュナたちエクセルの軍にやられて減って
それでも途中で兵とかを補充したけど
ヴァンに着いたときにはアミドニアには空軍が待ってた、ってゆうおはなし



不利だったのがコロコロひっくり返るところがおもしろかったけど
ちょっとうまくいきすぎかな。。って思ってたら
グレイヴの情報がうまく伏線回収されてて、よかった^^

バトルの作画もザンネンだから
ほとんどバトルなしでおはなしが進んだのもよかったかもw
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第12話 囲師には必ず闕く
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ソーマは、だれもが予想していなかった策を講じる。アミドニアの首都ヴァンの前面に兵を進めたのだ。ガイウスは必死で軍を走らせ、故国を敵の手から守ろうとする。そして、ついに両者はヴァンの平野でぶつかりあう!
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感想
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前半は、ガイウス公王が一也を目ざしてやってきて
一也が返り討ちにする、ってゆう感じで
いろいろとかっこつけた様にしか見えなかった。。

後半は、戦後のおはなしで
取りあえずヴァンを落とした一也は
それ以上進撃すると帝国が出てくるからそこでストップ。。

エルフリーデンにうらみを持つアミドニアの人たちを落ちつかせるために
一也は歌謡ショーを放送。。

さいごにアミドニアの中将に「エルフリーデンから父祖の地をうばい返せ」
ってゆう歌詞の国歌を歌わせて
エルフリーデンが自由に歌が歌える国だってアピール^^



前半はバトルだからどうでもよかったけど
後半に、敵に歌を歌わせるってゆうのがよかった^^

でも「父祖の地をうばい返せ」なんてゆう詩を国家にするって
アミドニアって、よっぽどエルフリーデンをにくんでたのかな?

ってゆうか
父祖の地を取られるまで、アミドニアには国歌ってなかったのかな?

それとも、取られたからくやしくって、歴史のあるそれまでの国歌を
わざわざ変えたってゆうんなら、ちょっと引くかも^^;
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第13話 百戦百勝は善の善なる者に非ず
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ヴァンを制圧したソーマは、ヴァンもまたエルフリーデン王国のように自由な街に作り変えていく。その陰で笑うガイウスの娘ロロア。そして、ついに人類宣言の盟主グラン・ケイオス帝国が動き出そうとしていた……。
{/netabare}
感想
{netabare}
一也がお忍びでジュナとトモエをつれて街の視察。。ってゆう感じの日常^^

ほかにポンチョが持ってきた幻惑リリィの百合根を広めるおはなしだったけど
わざわざ「幻惑」とかが付くって
もしかしてこの先、この幻惑作用を使うこととかあるのかな?

あとはあらすじのおはなしなんだけど
「陰で笑うロロア」が、陰なのに何だか明るい^^

あと、帝国は宣言に加盟するように言ってくるって思うんだけど
取りあえずは友好的だから、やっぱり明るい雰囲気^^


そんな感じで明るい終わりかただったし
帝国との交渉がどうなるか?ってゆうのも気になって、よかったと思う♪
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見おわって。。


異世界召喚で、むずかしい国際情勢の中の赤字の国をまかされた少年が
おもに知恵を使って国を立て直していくおはなし


魔物とか亜人とかのいる世界だけど異能バトルみたいなのはあんまりなくって
あってもサクッと終わるし、コメディタッチで
変に深刻に悩んだりしないし、変なお色気とかもほとんどなくって
なろう系異世界転移ハーレムアニメにしてはいいほうだったと思う☆


作画はあんまり動かなかったけど
バトルメインじゃないからそんなには気にならないかな。。

キャラデザはかわいかったし、顔もくずれたりしなかったのがよかった〇







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投稿 : 2022/01/10
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現実主義勇者の王国再建記のストーリー・あらすじ

たったひとりの身内である祖父を亡くした相馬一也は、ある日、突然、異世界に勇者として召喚されてしまう。召喚された先は、まるで中世ヨーロッパのようなエルフリーデン王国であった。勇者どころか、ごくふつうの青年のソーマだが、持ち前の合理的精神と現代知識から、次々と新しい政策を打ち出し、傾きかけていた王国の財政政治体制を立て直していく。ソーマと共に歩むのは、エルフリーデン王国の王女リーシア、王国一の武を誇るダークエルフのアイーシャ、怜悧な頭脳を持つハクヤ、大食いのポンチョ、歌姫のジュナ、動物と意思疎通できる少女トモエなど、多才で個性的な仲間たち。現代知識で窮地の王国を再生する異世界内政 ファンタジー、『現実主義勇者の王国再建記』。いよいよ開幕!(TVアニメ動画『現実主義勇者の王国再建記』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年夏アニメ
制作会社
J.C.STAFF
公式サイト
genkoku-anime.com/

声優・キャラクター

小林裕介、水瀬いのり

スタッフ

原作:どぜう丸(オーバーラップ文庫刊)、キャラクター原案:冬ゆき
監督:渡部高志、脚本:雑破業/大野木寛、キャラクターデザイン:大塚舞、音楽:立山秋航、音響監督:明田川仁、プロデュース:WOWMAX

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