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「現実主義勇者の王国再建記(TVアニメ動画)」

総合得点
69.0
感想・評価
287
棚に入れた
975
ランキング
1871
★★★★☆ 3.3 (287)
物語
3.3
作画
3.1
声優
3.4
音楽
3.2
キャラ
3.3

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現実主義勇者の王国再建記の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

きゅん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

主人公クソ

主人公のキャラが見ていくにつれて最悪。
頭もそんなによくない。
ただ話し方で頭良いふうにしてある感じ、、
特に最初は側室は取らない、妻は1人だけだ!!
とかいいながらどんどんその気になって取る、
リリシアの内心も考えてなくて可哀想な感じ

良いキャラバカみたいに殺すし、独裁者て感じ

投稿 : 2024/02/07
閲覧 : 64
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

細々した内政イベントが楽しい

 原作は未読。
 異世界転移もので、自分の所属するコミュニティを拡充していく系統。
 こういった系統の作品でも局面においては主人公、もしくはその周辺にいる人物が少数で
冒険するようなくだりがあったりするが、本作はそれもあまりなく、国政に特化している感じ。
 この国政の方も、終盤こそ戦争や外交があったりするが、それまでは経済をメインとした
内政メイン。
 更に転移時になんらかの能力を与えられるタイプではなく、転移前の主人公の特性が異世界で
活かされるタイプの作品というわけで、主人公が派手に暴れ回るような展開はなし。
 こうなるとアクション要素は減るし、経済効果は一朝一夕で結果が出るものではないゆえに
なかなかカタルシスは得られにくい展開。

 内政の目玉の一つが人材登用で、在野の一芸に秀でた人物を迎え入れていくくだりなどを
見るに、「原作者は中国の歴史ものが好きなのかな?」といった印象。
 中国史だけでなく、他の部分ではヨーロッパ史や日本史からの引用もあり、まあ歴史全体が
好きそうな印象。
 この登用までのくだりは結構面白かったが、いざソーマ・カズヤに仕えてからはその能力が
まだ活かしきれていないような感じ。
 この辺は今後に期待の部分なのかな。

 昔、光栄の「信長の野望」や「三國志」をよくプレイしたが、その時も戦争や外交より
内政でちまちまと国力を上げていくような行為が好きだったので、個人的にはこういう
展開自体は好きだったりする。
 それでも本作に関しては全体的にはメリハリの無い、ダラダラした感じの印象。
 これは前述の戦争や冒険などがない展開もその一因だとは思うが、内政でもやりように
よってはドラマティックなものにできるのに、淡々と実行していくだけに終わってしまった感が
ある。
 本当に歴史シミュレーションゲームの内政部分を横から見ているような気分だった。

 ドラマティックにするという点ではソーマの推し進める政策に対する反対勢力の存在などは
うってつけの存在で、そういう意味ではソーマに敵対する貴族勢力などはモブ程度の扱いでは
勿体ない気が。
 あと内乱時のキーパーソンである三公、更に終盤の戦争相手であるアミドニア公国勢も
やや唐突な登場といった感があり、ソーマの即位時からストーリーに絡めていけばキャラの
印象度も、ストーリーの盛り上がりも変わったのでは?
 絵が平坦だったのもメリハリの無さの要因の一つだったかな?。

2021/11/17
2021/12/08 誤字修正
2024/02/07 加筆・修正

投稿 : 2024/02/07
閲覧 : 283
サンキュー:

4

ネタバレ

おせな さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

途中でみるのやめた

いちいち回るようなカメラアングル描写その割に大した発言ない
いつまでもラフ着な転生者
地方公務員になりたい学生の割にキレもの過ぎる
似たような類なら
天才王子の赤字国家のが全然面白い

投稿 : 2024/01/14
閲覧 : 44
サンキュー:

1

ネタバレ

つきやま さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

激寒

首脳陣が無能すぎて普通のやつがすごく見えるやつ
遊戯王ネタが激寒
マンガより面白くない

投稿 : 2022/10/16
閲覧 : 192
サンキュー:

3

ネタバレ

スイキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

国家運営もの

国家運営もの異世界転移系
政治学を駆使し政策を打ち国を導く内容

投稿 : 2022/10/03
閲覧 : 95
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

戦わない勇者が異世界で何を成すのか?...。

2021年 原作 どぜう丸(ラノベ) 制作 J.C.STAFF。1~2期 全24話。視聴済み。原作未読。異世界召喚・転生作品。

【まえがき】
本作を簡潔にレビューしている方々は凄いなぁ...と感心する。私はかなり手こずった...。
この物語は非常に多数のキャラが登場し、それらの背景・心理・意図など細かく説明したい!感がとても強く、それが面白みに直結していないのだ...。
でも、長編小説を読み終えた時の満足感的視点で観ると、優れた作品だと言える。

視聴を進めるにつれ、石ノ森章太郎著 漫画 日本経済入門、世界経済入門を彷彿とさせ、作中ではマキャベリ論、三国志 曹操論・兵法論などが用いられる。

例えば、絵画モナリザは観る者の視点によって様々な美観、解釈や謎・発見がある様に、本作は読み解く面白さを好む方向けだろう。

主人公最強!感は無く…エンタメ・ファンタジー要素他、テンションアップポイントは少なめですし...。

リアルと符合させた多数の描写を「なる程」と思うか「ウザっ!」と感じるか、それが視聴継続の分かれ目です。

家族・友人・仲間そして平和とは…。私達は何のため、誰のために生き、行動しているのか…。自己実現・共存・共生の意味を紐解くメッセージ性の強い作品です。少し目先を変えた作品をお探しの方にはお勧めです。

【本編・ストーリー展開など】
本編冒頭。育ての親である祖父が「わしが婆さんの所に逝けば、お前は1人になってしまう…。一也。家族をつくりなさい。その家族を何があっても守り抜きなさい。そうすれば必ず最後には良い人生だったと思えるだろう…」本作の根幹を成す導入です。

OPは登場するキャラ描写も良いし、楽曲の歌詞(歌唱 水瀬いのりさん)からも物語のテーマが垣間見えます。

舞台は異世界 超大陸ランディア内 エルフリーデン王国。グラン・ケイオス帝国に次ぐ人類国。
時代は魔物の出現により人類存亡の危機から共闘する中、主人公 相馬一也(ソーマ。大学入学前の18歳。地方公務員を目指していた。家族思いで爽やかな青年)が儀式により現代から突然召喚・転移される。

召喚理由が「戦争支援金の替わりの身の代金的役割」と聞かされ「借金のかたに娘を売るような真似をすると?!勇者なのに?」驚き、戸惑い、憤るソーマ…。
国王アルベルトと側近との会話からソーマが温厚、聡明な若者と描写されるが、いきなり富国強兵、国力強化、財政見直しを語っちゃうの?!…。

対して国王の情けなさっぷりが…。
実は2期ラストで、王妃アイシャが闇魔法の使い手で、この物語を着地させます...。全てはそこに至る布石なのです…。

国王、側近らと方策を議論した後、新たな国王に任命!?更に皇女リーシア・エルフリーデンとの婚約が発表され、ソーマ…はぁ!?
王国改革・再建物語が開幕します。

知らせを受け、憤慨するリーシアは、書類に埋もれ執務にゲンナリ中のソーマと対面する。ソーマは戦争支援金がいるならっと、国宝を売り払っており、リーシアさんお怒り!だが…ちゃんと分類し優先順位を付けている事に「あらっ…この人出来る人?」的好感を抱く。それにしても…先の事前会議…3日のレクチャーで王国が抱える問題を看破し、財務官僚級の頭脳・経験値を備えた18歳の青年かぁ…。すげ~設定だなぁ…と。^ ^;

・リーシア・アルフリーデン(前アルベルト王・妻エリシャ夫妻の娘。ソーマの婚約者。後の嫁。当初17歳。ソーマの心の支えであり、後の一夫多妻問題?のリーダー。陸軍大将ゲオルグ・カーマインに師事・尊敬している。氷魔法の使い手。剣豪)

この世界は、不思議な生き物たちの力と魔法が日常で、魔法で何でも出来ちゃうため、科学・技術力は発展していない。
ソーマも召喚時点で魔力を付与されており、後に物体を遠隔操作する闇属性魔法を発現する。ソウマは「リビング・ポルターガイスツ」と命名し、執務や戦闘における傀儡(くぐつ)利用など、独立した意識を持たせ、複数の物事を並行して行える多彩な固有スキルとして描写される。

前半は、王国の財務改革、産業改革(主に食物自給率を上げるための農業や1次産業)に取り組む物語で、王国の抱える第1の問題としてソーマが詳細を語る。
合間にリーシアが次第にソーマに好意抱きはじめ、様々な場面で表情豊かに、少し恥じらったり清らかに描かれ、肩の力を抜いてくれる。

改革が上手くはこばず、施策を進めるのに有能な人材が必要とするも、国民の識字率が低い事を知らされ「読み書きだけで人材の善し悪しが決まる訳では無いのに人口の7割りが採用試験を受けられないなんて!」とし、王国全土から広く人材を募集する。「才あれば用いる」と。
それは王国建国以来初の試みであり、ソーマに人を惹きつける魅力あるキャラだと表現される。そして本作で主要な役割を担うキャラ達の登場となる。採用式典の模様は宝珠放送(TV放送的魔法)により、国民に伝えられる。

・アイーシャ・ウドガルド(ソーマの護衛、軍事担当。ダークエルフ。風魔法の使い手。剣豪。後の第2正妃。熱く真っ直ぐな性格)
報奨の代わりにと、自分が住まう森の再生を願い出る。ソーマは間伐の知識を授ける。

・ジュナ・ドーマ(企画・広報・総務担当。ローレライの末裔。王国海軍隊長の側近。海軍特殊部隊リーダー。戦闘・諜報もすご腕。後の第1側妃。歌姫。水系統魔法の使い手。美貌。スタイル抜群)
スマホで日本の楽曲を聴かせると音として理解し、素晴らしい歌声を披露。国民の人気者となる。

・ポンチョ・パナコッタ(食料問題・農林担当。大食漢の人間族。世界中を食べ歩き、食に対する知識・探究心からソーマに大歓迎され、イシズカの氏を与えられる。後も食糧関連等で活躍する。彼が採用されるならと他の国民の原動力となる)

・ハクヤ・クオンミン(ソーマの参謀。宰相担当。人間族。知識量・知力・胆力を備えた軍師的役割。ソーマがポンチョを採用した事を高く評価し仕える事を決める。戦略・戦術に長け、様々な施策をソーマと共に推進する。ソーマのお目付け役でもある)

・トモエ・イヌイ(生物・運輸・医療・食等多方面で活躍。妖狼族の難民。あらゆる生き物の声を聴き、話せる特殊能力者。とても賢い。唯一魔族と会話した事から、最重要人物として前王夫妻の養子となり丁重な扱いを受ける。幼女系・獣人の特徴で耳と尾の動きが可愛い癒しキャラ。当初10歳)

魔物と魔族の違い、魔族に対し共闘する人類も必ずしも協調していないと語られる。トモエの能力は、魔族と意思疎通が可能なら人類が魔族と手を組む策謀をめぐらし、共闘路線が根底から覆る可能性をはらむ脅威で、人類・他種族間の差別と亀裂を産む最大の問題とされる。
トモエの立ち位置を巡るコミカルな描写と、リーシアがトモエを妹に出来る事を喜ぶシーンで和める。

日常描写。ソーマ、縫い物も出来るの?!
異性に頓着ないの?設定。

ポンチョが世界を周り各地の食材を集め、それを食糧不足を解消する施策として「王様のブリンチ放送」を通して説明される。
食べ慣れない食材を口にする各キャラのコミカルな描写と、人類がどの様に「食」を探求してきたか理解出来る工夫されたシーンに頷ける。味噌や醤油とされる調味料も、その作り方等の紹介から食文化への造詣表現が深い。でも、現代人はイナゴの佃煮を故郷の味として愛するかぁ…wスライムも食材か!ソーマ料理も出来の!?。女子力ハンパねぇ!


間話。
前王から引き続き優秀な宰相として尽くしてきたマルクスに代わり、ハクヤが後継となる。ハクヤの勧めで、リーシアと初デートするソーマだが、護衛役として女性のアイーシャが同行することに...。リーシアのふくれっ面...w
アイーシャも当初の女傑的凛々しさからイメチェン?し、がっかりダークエルフとなる描写も微笑ましい。ジュナを含めた此処で、女性陣から一夫多妻制の説明がされ、それは最大8人!?までと...。婚約者のリーシアが「正直面白くは無いけれど...」と言い「1週間に1度は独占できる」との心理描写にクスッと...。8人に囲まれるハーレムを想像するソーマ...。
「ダメなのです!絶対にダメなのです!」ハル!って...。なになに?

王国の軍事力(陸・海・空)の背景・それを司る獣人族と人間族の関係、近隣諸国との国交がハクヤにより示される。軍部内の不穏な動きがジュナ経営のカフェに居合わせた

・カエデ(禁軍 国王直轄軍所属の魔道士。妖狐族。後に禁軍 近衛騎士団参謀としてハルバードの上官になる)

・ハルバート(陸軍 特殊降下部隊長。人間族。カエデの幼なじみで後に恋仲に。ソーマへの非礼により父親にボコられ謝罪に来る。後に禁軍に転属)

の痴話喧嘩?により明かされる。
ソーマはハルバードに問う「もし内乱になった際、幼なじみであるカエデを敵として剣を向けられるのか?」そしてこの物語のテーマが語られる。「何を望み、それは何のため、誰のためなのか?」と...。地味目な描写だが本作を理解するのに大切なシーン。

後の物語で内乱の中心となる領主は、

・ゲオルグ・カーマイン(陸軍大将。ライオン顔の獣人族。前王アルベルトとは幼い頃から親友。歴戦の名将であり、リーシアに尊敬されている。ソーマが不正を理由に資産を没収し追放した貴族を匿い、結果、内乱の中心人物として悪役に。しかし、それには理由があった...ラストで明かされる)

・エクセル・ウォルター(海軍大将。蛟龍族。ジュナの上官。蒼の海姫の異名を持つ水系魔法の使い手。美貌の持ち主で若く見えるが500歳を超えている。子孫も多く男性経験豊富。ジュナを密偵としてソーマに送り込んだ強かな面もあるが、内乱時はソーマに仕え、総大将として活躍する)

・カストール・バルガス(空軍大将。赤い半竜人ドラゴニュート族。熱血漢で己の信念を曲げず、内乱ではソーマと敵対する。ワイバーン騎兵航空団を率いる。妻はエクセルの娘。)

「リビングポルターガイスツ」による傀儡、着ぐるみの旦那の能力紹介的に、ダンジョン探索シーンが描かれる。以後、着ぐるみ旦那は随所で登場・活躍する。(旦那は喋れない)

ソーマが文官に向けた激励は...(長いので割愛)。褒賞が5日の休日と城内の酒蔵の酒1本って...まんまブラックじゃね?労働基準作れよ...。で、湾岸都市開発計画がはじまる。

視察に出向いたソーマはルドウィン(王国 近衛騎士団長。古くから仕え、ソーマにとっても優秀な副官)から、進捗が思わしくないと聞かされる。それは近隣部族の者が、建設予定地に手をつけると海神様の祟があると恐れているからだと。調べから、それは地震による津波(天災・災害)だと解り、予定地を変更する。それは防災に優れた都市開発を目指し、合わせて国民への災害対策を示すものと描写される。

8話。カエデの指揮のもと流通網を築くための道路工事が進められる。食料をはじめ、物資の流通向上は、物の価格を安価・安定させる。しかし、アイーシャの部族が大規模な土砂災害により被害が発生したと知らせが入る。
ソーマは道路工事従事者を災害救助に向かわせる。災害救助は時間との戦い。立地による救助の難しさが仔細に描写されるが、ソーマはリビングポルターガイスツの能力を活かし、複数のネズミの傀儡を操り、救助に役立てる。
ソーマの語りは、人類が自らの都合で自然に手を出す事で、その反動がある事に対する警告だ。人間が快適に過ごす為の開発が環境バランスを崩していると告げており、ソーマ自身、災害対策に目が向いていなかったと悔やむ描写がズシンっと響く...。

三公がソーマに敵対するか否か...の視点に移り、王国内の意思統一が図られないのを反乱とみなし、三公鎮圧に踏み切る。
リーシアが師と仰ぎ、尊敬して仕えたカーマイン公に、断髪をもって相対する覚悟を示すシーンには胸が痛む。

この混乱に乗じ、隣国アミドニア皇国が仕掛けて...ついに戦争となる。

ここまでの流れは比較的良好と言えるが後半が...。

隣国アミドニア皇国と内乱による戦争描写が中心だがダレが目立つ。台詞に対し作画の手抜き感が残念...。本作は勇者が戦う物語では無い...にしてもだ。
カエデの獣人癒しっぽさが救いかなぁ...。通常シーンの描写は綺麗だが...。

1期の落とし所、2期への布石を想定し、諸々詰め込み過ぎで急ぎ、雑なのが残念...。

何とか物語が成立しているのは、リーシアを中心とするソーマへの信頼と仲間の絆、カーマイン公の本心、バルガス公の忠義心、実はそれを承知の上で討伐を決断したソーマの心理の描写だろう。

内乱終結シーンで、カーマイン公はソーマと戦闘せず、自ら隷属の首輪を付け降伏する。
カーマイン公の本心...内乱の動機が明かされる...。それは...見てね...。悪くない設定だ。
そして、12話(1期最終話)のラスト、アミドニア国民に、宝珠放送を通じて語りかけるソーマの台詞「歌を自由に歌える国が良い国だと思わないか?」何とか着陸させたかぁ...と...。2期に続く...。

【あとがき】
本来、論説や長編小説として描かれるであろう難解な内容を2期 24話で良く纏めたものだと感心は出来る。メーセージも理解出来る。良い作品だとも思うが...やはり、アニメ作品は「あ~面白かった!」と満足できるものを選びたい。2期レビューは諸氏にお任せする。はぁ...疲れた...。

投稿 : 2022/07/28
閲覧 : 148
ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界もの

結構ハーレム。最近ありがちな設定だけど悪くない。

投稿 : 2022/05/20
閲覧 : 137
サンキュー:

1

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

量産型だけに特筆が・・・ね

原作未読(2022.5)
1・2期視聴済。
アニメのみの感想になるので悪しからず。
評価点の割に最後まで楽しんでみてますよ。2クール苦痛じゃありませんでしたし。
ただ、自分がタイトルで想像、あるいは期待した部分は全くなく「なろう系異世界転移モノ」の王道量産型と比してこれっていうものが何もありません。強いて言うなら、嫌悪や不快感、失笑が少ないかなっていう事でしょうか?これが「御都合主義作者の妄想王国記」というタイトルなら評価3.0だったかも知れませんね。ある意味自虐ギャグとして消化したと思います。
それならイチャイチャシーンもしょうがねえな(笑)位で邪魔だなぁとは思わなかったかも知れません。またそのシーンが寒いんで。脚本、演出が悪いのかなとも思います。
そして、この手の量産型の弊害はキャラ、声優が大して意味がないという事。どこかで見たキャラの使いまわしだし、声優養成所出た人なら大して違いがでる演技も必要ありません。そう、「異世界アニメツクール」という素材ソフトを使って作りましたってモノでしかないのです。
それでも2クールつきあえるだけの内容であった事は良かったと思います。が、JCSTAFFさんにしてはやっつけ感酷い気がします。その辺の制作会社なら頑張った方かも知れませんが・・・まぁ色々諸事情もおありだと思いますがね。

私のツボ:どうしてもミソ、醤油は作るのよね

投稿 : 2022/05/05
閲覧 : 216
サンキュー:

3

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界転移して国家運営。内政系アニメとしては出色の良作。

なろう系原作で主人公が中世風魔法ファンタジー世界で現代知識チートで国家運営する。全26話。

【良い点】
異世界転移物のフォーマットで出だしや展開がスムーズでありつつ、地に足の付いた内政や外交論が大変骨太。
被災者支援と復興事業を魅力的に描くアニメは中々無い。
マキャベリの君主論への原作者の理解が深く、内政、食文化などソフトパワー、流通や経済、タフな外交交渉にバランス感覚、軍事など多岐に渡り見応えがある。
リアルではそう上手くはいくまいが、そこはエンタメ作品としての分かり易さ重視。
初心者向けの政治や経済入門といった作風だけどライトで親しみやすい。
主人公のソーマが素人なリーシア姫たちに説明する流れも分かり易い。
異世界転移無双の流れを汲み簡略化はされているが、それ故に政治、内政、文化、経済、外交など国家運営の諸々を垣間見せてくれた。

主人公が有能なのは見ていて小気味良い。現場で無双するのではなく事前準備不足を悔いるなど、為政者の理想を体現。
底の浅い俺ツエーではなく、原作者の多方面の見識に裏打ちされた説得力がある。
単なる有能ではない君主の器、これほどに君主の器な主人公は中々見ない。
君主としても人としてもちゃんと苦悩し、リーシア他仲間たちに支えられて進んでいく、地に足の付いた良主人公。

リーシア姫はじめ可愛い女の子の層も厚い。
リーシア姫は一歩引いた奥ゆかしさと正妻の余裕併せ持っていて良ヒロインだった。
最初から最後までカズヤに寄り添いベストパートナー、水瀬いのりボイスも相まって大変かわいかった。

人材登用の方針、食や歌などソフトパワー重視など視点が面白い。
ファンタジーを活かした魔族と獣人の差異や差別意識に対する現地人と異世界人の認識の差など、考えさせられる。
魔族と意思疎通可能なケモノ娘トモエちゃんの存在を政治問題と見なす視点は感心。ダンまちでも見た視点。
災害に対する老人の伝承を軽視しない、「100万の命の上に俺は立っている」でも見た。

魔法がある異世界の歪な技術体系の考察など、技術は需要があって発達する的な視点もSF寄りで面白かった。
この手のファンタジーでそういう側面重視する作品は中々無い。

内戦の戦記も割とハイレベルで申し分ない。
戦術無双ではなく戦略で勝つ。
双方譲れぬ信念とバランス感覚は見応えあり。

作画リソースは潤沢ではないが、女の子のキャラデザは申し分ない。
作画を重視するタイプの作品ではないので全く問題なかった。

【悪い点】
題材が地味で華には欠ける。
エンタメ作品としては同時期の「天才王子の赤字国家再建術」に比して地味ではある。
26話かけて盛り上がりどころは1期終盤の内戦くらいか。
隣国の愚王ギャフンと言わす外交交渉も面白いんだけど、やはり地味。

キャラクターは良いんだけどソーマ一強で他は地味。
リーシア姫とか視聴者向けの生徒役に徹していたり。
有能な宰相も分かり易い見せ場が殆どなかったり。
もう少しソーマ以外の見せ場がほしかった。
強力な敵がいなかったのも惜しい。

【総合評価】8~7点
初心者向けの入門作品としては「狼と香辛料」や「まおゆう魔王勇者」をも凌駕する出色の良作。
ただしそれらと比べると地味な良作的立ち位置。
エンタメ作品としての地味さを差し引いても特記に値する。
評価は良い寄りの「とても良い」

投稿 : 2022/04/22
閲覧 : 202
サンキュー:

5

ネタバレ

ちゃりお さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

経済学なのかな

(主人公が恋チョコの大島っぽい作画でまずは驚いた。)

私は記憶力は悪い方なのでで経済や歴史に詳しくはないです。経済的なものは一般常識レベルの引用にとどまってますので支障は少ないと思います。農業関係は綿花は中国インドで生産多いはず...などの知識があればすんなり入るかと。異世界もので内政がここまで表現されるのは面白いと思っていましたが後半は戦闘になってしまいました。それはそれでいいですけど。

投稿 : 2022/02/26
閲覧 : 297
サンキュー:

6

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝61

さて「現実主義勇者のあにこれ再建記」ですが・・・

何っ?タイトルが違うって!
いやいや、こっちの方が大問題でしょうが(おいっ)
ソーマ・カズヤ
「まず、ユーザー名で検索出来るよう、元に戻すべきです(う、うむ)」
「それからアニメ作品の登録をもっと早く簡単に(やめんか~っ)」

はっ、俺は何を書こうとしてたんだ。
いかんいかん、アニメの感想を書かなくては(冷や汗)
異世界を救うために召還された勇者の主人公が、自分の能力を使って世界を救うという、いつものなろう系作品ですが、他の作品と違うのはチート能力の無い主人公が、現代知識を使って内政を中心に国を立て直していくというところですかね。
(まあ、以前にも同じ系統の作品はありましたけど)
で、これまた危機らしい危機や大失敗をせずに、トントン拍子に上手くいくんですが、一応自分ひとりで何でもするんではなく、才ある者を登用していく形をとっています。

さすがに上手くいきすぎじゃないとツッコミはしたい気もしますが、この手の作品ににそれは野暮というものですね。

一応個人的には、何も特殊なチート能力ないように見えるソーマですが、実は料理の才能があって(待て)彼が作った料理を食べたリーシアやジュナは裸同然の姿に(違)

そうじゃなくて、何も特殊なチート能力ないように見えるソーマですが、実は彼が願った事が上手くいくようになるチート能力があるんじゃないかと。
それなら、勇者召還で彼が選ばれた理由もわかりますし、こんなに上手くいく理由も分かるかも(そうなのかな~?)

13話ということで、これからというところで終わってしまいましたが、まず王国の状況を考えれば、食料危機を脱するのが最優先課題であり、その後の抜本的な改革をするためには、国内の抵抗勢力を潰してトップ(王)の権威のもとに推し進めるしかない訳で、そこら辺は何とか描けて終わったかと思います。

おまけ
王様のブランチ(こらーっ)の全国放送で新しい食材を広めようとするソーマ
ソーマ
「(ポンチョの持ってきたタコを料理して)おあがりよ!」
ポンチョ
「こ、これは・・・ああ~~~っ(ヌードになるポンチョ)」

彼(ポンチョ)の全裸姿をナマで見た王国の民は、その後全国放送を見ることはなく、ソーマの思いつきは泡と消えてしまった(あわわわわっ)

※ 2021/10/02破SFスーパー英雄(?)列伝22として天地人で投稿したものを一部修正して転記しました。

投稿 : 2022/02/23
閲覧 : 219
サンキュー:

4

ネタバレ

ゆに さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悪口になるからな〜作者と制作の方にはすいません。コメントは見ないで。

政治と軍事ってよく考えられてて、上手いこと話作られてると思うけど、冷静に考えてみて、政治に軍事に精通した学生っていますか??100歩譲っていたとしてこんなに上手いこと世の中回せてたらどこの国も平和ですよ。
でもアニメとして割り切ってみました。

投稿 : 2022/01/26
閲覧 : 460
サンキュー:

3

ネタバレ

ひろぞう さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

「才あれば用いる」はっw現実主義?笑える21年度夏アニメの中で一番頭悪い

「才あれば用いる」
この台詞にこの作品の愚かさが凝縮されている
あなた高校の漢詩で
「世に伯楽ありて名馬あり」の漢詩を習っていないの?
要するにその人間の本質、才能見抜く引き出すと言う物それ自体がものすごい才能
特に東洋的英雄史観だと重要視される
災害に強い港湾作り愚かしい、港湾都市と向いているところは全部災害に弱いよ、だって船直接出入りできると言うことは、津波だって直進してくるんだから、それより重要なこといくらでもある、港湾としての取り回しとか
アレキサンドリアみたいなところに港湾都市作ったら
水深足りないし井戸掘ったら塩水出るし、何より岩礁ばかりで港湾都市に向いてない
ベイルートは内戦まで1000年の栄華誇ったが、アレキサンドリアは早々に見限られた
国宝売り払って資金確保って
国有財産と王家の私有財産の差もわからないのか?
フィクションだからこそ、リアリズムの肉付けが絶対に必要で
「さもあらん」なるほどと手を叩かせる設定にしないと駄目だ
実に「非現実的」「肉付け甘いよ」=録画する価値なんてないという結論にどんなルートたどってもたどり着く
大体綿花の栽培行っていたって、それが換金性が高い価値のある作物なら同じ事、綿花売った金で食料買えば同じ事なので
競合がいなければOPECみたいに出荷調整して価格操作すればいいだけだし
それで国民食っていけないのなら、原油ばっかり掘っている湾岸諸国とか食糧自給率低い我が国、農業生産高は高いが換金性の高いチューリップとかばっかりとか作っているオランダどうなるの?
目先の食える作物に転作したら余計国が貧乏になるのは必然
実際問題として綿という物は、新大陸での大規模栽培プランテーションでの栽培始まるまで贅沢品だった
何故なら綿花栽培には広大な耕地と大幅な人員投入必要だから
これが最悪なのは差し引きした時にマイナス要素がプラス要素を遙かに上回る、物語の立て付けで、これが持ちビルの建築だったら倒壊物、マイナス要素をあえて目をつぶるではなく、プラス要素で物語に引き込んでしまって、マイナス要素を忘れさせるから娯楽なんだろ
何らかの頭の中での条件付けが必要な物なら、それは娯楽とはいえない、だから21年度夏アニメの中の最大の駄作といえるんだ、なまじ体裁だけ整えて格好つけようとする点から、あからさまにやってくるなら許せる、ドラックストアにも劣る駄作といえる、主人公たちがいい格好しようとすればするほど、その滑稽さと手法の幼稚さと物語としての立て付けの破綻が余計際立っている

ただここの傾向として自分に評価付く付かない別として
ユーザーが自分に耳障りのいいことだけ聞きたいだけなのね
耳にいたいことはもう最初から拒絶している
全体を耳障りがいいことだけで構成したものは、すごい回数評価が回るから
だがなあよく考えてみろ、砂糖水は甘美だがそれだけ口にしていたらは糖尿になるし、肥満になって虫歯になるだけだぞ
大体それを作品批評なんて言うのか、あらすじガイドだろうせいぜい
自分の脳みそ使わないとそれ拒絶していると終いには耳から脳みそ流れ出すぞ
わかんない人間はゆめうつつのままで、ずっと情弱アルツハイマーのままで利口な奴から搾取され続けられればいい
繰り返すがこれは恨み節ではない、ここの全体の傾向に顕著に出ているから最近特に
作品ファンフォーラムという形も否定はしないが、だったらこの形式にしない方がよっぽど万人が納得する形になる

投稿 : 2022/01/15
閲覧 : 823
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

現代知識で窮地の王国を再生する異世界内政ファンタジー(公式のあらすじ)

公式情報 
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INTRODUCTION
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たったひとりの身内である祖父を亡くした相馬一也は、ある日、突然、異世界に勇者として召喚されてしまう。召喚された先は、まるで中世ヨーロッパのようなエルフリーデン王国であった。勇者どころか、ごくふつうの青年のソーマだが、持ち前の合理的精神と現代知識から、次々と新しい政策を打ち出し、傾きかけていた王国の財政政治体制を立て直していく。ソーマと共に歩むのは、エルフリーデン王国の王女リーシア、王国一の武を誇るダークエルフのアイーシャ、怜悧な頭脳を持つハクヤ、大食いのポンチョ、歌姫のジュナ、動物と意思疎通できる少女トモエなど、多才で個性的な仲間たち。
、『現実主義勇者の王国再建記』。いよいよ開幕!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:どぜう丸(オーバーラップ文庫刊)
キャラクター原案:冬ゆき
監督:渡部高志
脚本:雑破業/大野木寛
キャラクターデザイン:大塚舞
音楽:立山秋航
音響監督:明田川仁
音響効果:小山恭正
音響制作:マジックカプセル
音楽制作:キングレコード
プロデュース:WOWMAX
アニメーション制作:J.C.STAFF

主題歌
OP:「HELLO HORIZON」水瀬いのり
ED:「カザニア」愛美
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キャスト{netabare}
ソーマ・カズヤ:小林裕介
リーシア・エルフリーデン:水瀬いのり
アイーシャ・ウドガルド:長谷川育美
ジュナ・ドーマ:上田麗奈
ハクヤ・クオンミン:興津和幸
トモエ・イヌイ:岸本萌佳
ポンチョ・パナコッタ:水中雅章
ゲオルグ・カーマイン:楠大典
エクセル・ウォルター:堀江由衣
カストール・バルガス:福山潤
カルラ・バルガス:愛美
アルベルト・エルフリーデン:麦人
エリシャ・エルフリーデン:井上喜久子
ガイウス・アミドニア:稲田徹
ユリウス・アミドニア:野島健児
ロロア・アミドニア:M・A・O
マリア・ユーフォリア:金元寿子
ジャンヌ・ユーフォリア:石川由依
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1話ずつの感想


1話 まず勇者より始めよ
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公式のあらすじ
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相馬一也は勇者召喚の儀式によってエルフリーデン王国に召喚された。アルベルト王はその資質を見抜き、彼に王位を譲るとともに娘リーシアとの婚約も決めた。現代知識を駆使して挑む王国再建記がここに始まる。
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感想
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あらすじのおはなしだけど
一也は18歳だけど落ちついてて、人も頭もよさそうな感じで
リーシアはお姫さまってゆうか軍人で、気の強そうなタイプ。。

一也はこの国の財政を立て直したら、国王をやめたいみたいだけど
リーシアははじめ、そんな一也が自分がいない間に国をうばった。。
とか思って文句を言いに行ったら、政治の話になって
現実的な政策を提案する和也をリーシアが認めた?ところでオシマイ。。




家族のこととかも出てくるし
勇者って言ってもバトルをするわけじゃなくって
王様になって国を立て直すおはなしでほかのなろう系よりリアルっぽくって
チート能力で主人公最強とかのおはなしとはちょっと違うみたい。。

作画は微妙な感じで、くずれてもおかしくなさそうだけど
おはなしはわりとしっかりしてそうだから何話か見てみるね☆彡
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2話 ただ才あらば用いる
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公式のあらすじ
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エルフリーデン王国の財政は苦しく、ソーマは輸出用の綿花中心の農業から食料増産に方針を変え、まず人民の暮らしの安定を図る。だがまだまだ問題は山積み。解決のためには人材不足が否めず、ソーマは広くこれを民間から募ることにした。
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感想
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はじめは一也はリーシアをつれて綿花畑に。。
それでこの国の問題点を話して、畑を大豆とか、イモとかの畑に変えること
そのために補助金を出したり、高く買い入れて安く売る仕組みにしようって
そのためにも人材不足をなくすために
何でもいいから1番の才能がある人を誰でもいいからやとうって国中に放送し個性的な人たちが審査に集まってくるところまで。。

あと、一也には3つまでだけど
自分の意識を物に移して動かす魔法の才能があることが分かって
仕事がはかどってた^^



いよいよ動き出したみたい^^

18歳でこんなに物知りで、頭がよくて、やる気がある人は少ないって思うけど
そうゆう人だから召喚されたのかも^^

チート能力で解決するとかじゃなく
ちゃんと問題点とか、そのための対策とかを
はっきり見せてくれるのがいいみたい◎

ただ、畑を綿花から食糧畑に変えるとかいっても
ふつう、そんなにすぐにはならないと思うけど
人材募集の次は何年か経ってたりするのかな?


一也の放送のさいごの「僕と握手」はとつぜんで笑っちゃったw
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3話 臣をして忠臣たらしむことなかれ
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公式のあらすじ
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ソーマの「ただ才あらば用いる!」の一言で、国中からさまざまな人々が集まってきた。ダークエルフのアイーシャ、美貌のジュナ、怜悧な頭脳を持つハクヤなど多才な者たち。しかし、ソーマが一番高く評価したのは、食いしん坊のポンチョだった……。
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感想
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登用されることになった5人の発表と賞の授与のおはなしで
アイーシャは武勇、ジュナは美貌と美声でふつうにすごい才能だったけど
ポンチョは大食いで世界を食べ歩いた、って
一也が一番ほしかった才能は大食いと食べ歩き!?

たぶん、どこの国のどんな食べ物がおいしいかとか知ってて
それを育てるのかな?って

それから、あとでエルフリーデンの宰相になる知識の達人ハクヤだけど
一也が誰よりもポンチョのこと高く評価したのを見て
仕えるって決めたみたい。。

キャラは一也とかぶってるみたいだけど
スマホから知識を引き出したりするよりは
チートじゃないみたいな気がする^^

さいごはトモエで、動物の言ってることが分かるみたいで
さっそく一也に何かささやいてたけど、大事な情報なのかな?



一也がえらそうにしないところがよかった^^

ポンチョがどう役に立つかも気になる。。
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4話 食指、動く
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
集まってきた人々の中に、妖狼族の少女トモエがいた。彼女のもたらした情報は、ソーマたちに衝撃を与える。一方、ソーマの命を受けて国中を回ったポンチョは、今まではあまり顧みられることのなかった「食材」を各地から集めてきた。
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感想
{netabare}
前半は先回のつづきで、トモエが動物と話せるだけじゃなく
人とは言葉が通じない魔族とも話せることが分かって
どこかの国が、先に魔族と交渉するようになったら大変だから
トモエは一也より大事な人だって分かったの。。

それでさっそく護衛をつけたいんだけど
いきなり王家と同じ護衛がつくと、かえって目立つから
取りあえず馬車の馬の世話係で、そのうち王様の養女にするってゆう作戦。。

一也の側室に、ってゆう話が出たとき、リーシアが変な目で一也を見てたけど
そうゆう話はほかのアニメとかでよくあるから、ここには必要なさそう^^


後半は、地方を回ってたポンチョが
その地域でしか食べられてない、変わった食材を集めてもどってきて
それを一也が調理して、ほかの人が試食するところを放送したの。。


タコを切るときの効果音が
ニンジンでも切るみたい「トン」ってなってたけど
タコを切るときにあんな音しないよね^^


イナゴの佃煮はにゃんも食べたことあるけど
足とかはかたくってぜんぜんおいしくなかった。。
一也が食べて泣いてたけど
もうちょっとおいしいもので泣いてほしかった。。


さいごの食材は何だったのかな?
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5話 衣食足たって、栄辱を知る
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公式のあらすじ
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ポンチョのもたらした新しい「食材」は衝撃的ではあったが、美味さと手軽さゆえに瞬く間に国民の間に広がっていった。多忙な日々がつづくある日、ソーマは婚約者のリーシア、ダークエルフのアイーシャとお忍びデートすることに……。
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感想
{netabare}
はじまりは
スライムみたいなゼルリンが、食べたらうどんみたいでおいしかった
ってゆうおはなし。。

それから、休みが取りにくい部下たちを休ませるため
一也が率先して休みを取ることになって
士官学校の制服を着て、リーシア、アイーシャとデートすることに。。
ってゆうおはなし。。

一夫多妻制やその反対が認められてるって分かって
リーシアは結婚したら「8人までは許す」って。。
それで一也がデレててちょっと。。

それでこの世界の一週間が8日だったことが分かるとか
ゼルリンのしめ方とか、ムダ知識w



ちょっとした説明みたいなおはなしばっかりで、ちょっと眠かった。。
6話まで見て、おもしろくならないようだったらパスするかも。。
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第6話 智者は時にそむいて利を捨てず
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公式のあらすじ
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革新は常に反発をもたらす。軍を統べる三公とソーマは対立状態にあり、若い士官の中にはゲオルグの下にはせ参じようとする者もいた。そんなひとりハルバートとソーマは街で出会う。そして翌日、彼の父グレイヴがもたらした情報とは……。
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感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
ジュナの店で、ハルバートがゲオルグのところに行こうとしてたのを
ハルの幼なじみで、禁軍所属の魔導士カエデが止めるところを見た一也が
カエデのためにゲオルグのところにはいかない方がいいってアドバイス。。

次の日グレイヴが、ハルとカエデををつれてあやまりに来たんだけど
一也はあっさり許してカエデを参謀所属、ハルを禁軍にしたの。。



今週も前半は説明っぽくって眠かったw
テンポがあんまりよくないみたい。。

それで、おはなしがやっと動いたみたいだったけど
グレイヴの情報って何だったのかな?
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第7話 古老、曰く
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公式のあらすじ
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王国の財政は官僚たちの努力もあって危機を脱しようとしていた。ソーマは新しく港湾都市ヴェネティノヴァを建設する計画を打ち出す。将来、流通の要となり、新たな雇用と住宅を生み出すはずだった。しかし、これに一人の古老が反対する。
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感想
{netabare}
はじめの1/3は
一也がリモコン魔法であやつった着ぐるみを冒険者にするおはなしだったけど
とくにおもしろくはなかったみたい。。

そのあとは海辺に、新都市ベネティノヴァを作ろうとするんだけど
海神様のタタリが。。って反対するおじいさんがいることを知って
調べて、そこは津波におそわれやすいんじゃないかって
建設予定地をよそに移すおはなし。。

分かるけど、それだけ?ってゆう感じだった。。
{/netabare}
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第8話 森、鳴動す
{netabare}
公式のあらすじ
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アイーシャの故郷である神護の森に未曾有の危機が訪れる。長雨で地滑りが起き、集落の半分が飲まれたというのだ。被災者の生死を分けるといわれる72時間の壁が迫る中、ソーマたちは必死の救護活動に挑む。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、一也が道路工事の視察に行くおはなしで
禁軍が中心になってやってたみたい。。

そのあとはあらすじのおはなしで、視察に来てた一也は
すぐに禁軍をつれて救助に向かうんだけど
ドヤって「72時間の壁」とか使わなくっても
ふつうに「人は水分を取らないと3日くらいしか生きれない」でいいと思う

ニュースとか見てれば小中学生でも知ってるような言葉をわざわざ使って
お前らそんなことも知らないだろう、って解説して
「さすがです一也様」状態ってゆうのは、ちょっと恥ずかしいかも^^;


それに、いそいで救助に向かう時、馬車?を使うとか
いくら中世くらいの技術しかない世界でも誰でもすぐ思いつきそう^^


あと、災害対策してなかったのは自分のせいだ。。って自分を責めてたけど
予算もほとんどないんだから、いつ起きるか分からない災害の対策より
道路を整備して食料が行きわたるようにする方が先な気がする。。
じゃないと、戦争が起きたらもっとたくさんの人の命が失われそう。。
{/netabare}
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第9話 縦横、成らず
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ソーマはついに三公との会議を開き、最後通告を出す。自分に従うか、さもなくば戦か。エクセルは恭順を示したが、残るゲオルグとカストールは戦いの道を選ぶ。さらにその混乱を突くように、隣国アミドニアが兵を動かした。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしだったけど
ジュナのおばあさんがエクセルで、ジュナはエクセルのスパイだったけど
それで一也が本当に国のことを考えて動いてるって知って
味方になることにしたみたい。。

あと、今みたく国がまとまらないといけないときに
武人のプライドとかって、訳のわからない理由で反乱をおこして
アミドニアに攻めるきっかけを与えるなんて
ゲオルグとカストールってただのおバカで、何がしたいかよく分からない。。
{/netabare}
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第10話 兵は楽しむ所に非ざるなり
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アミドニア軍は、エルフリーデン王国の城壁都市アルトムラを包囲し、開城を要求した。領主ワイストは城内の意見をまとめるのに、一両日の時間をもとめる。一方、ソーマはカストール率いる空軍との戦端を開かざるを得なくなり……。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、実はアルトムラにはエクセルがもう着いてて
ワイストはアミドニアに付くフリをして
次の日のお昼まで、時間かせぎをしてるだけ。。

でも、禁軍は1万で、アルトムラを守ってるから
そのあとはどうするの?って思ってたら、一也は少数で
軍艦に車輪をつけてカストールの城を攻撃して、これで空軍を負かして
味方にして、アルトムラに向かうつもりだと思う。。

軍艦を無力化した空軍のカルラは、中に誰もいないのに気がついて
軍艦はおとりで
一也はカストールのところに行ったことに気がついた。。
ってゆうおはなしかな。。



バトルシーンはほとんど動かないから迫力はぜんぜんなくって
一也がどうやって空軍を味方にするか、ってゆうのが楽しみだったかも。。
{/netabare}
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第11話 李代桃僵
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公式のあらすじ
{netabare}
アルトムラを包囲するガイウス八世は笑う。もはやエルフリーデン王国は落ちたも同然と。だが、ソーマたちはカストールの空軍を奇襲で破ることに成功。さらにゲオルグたちの陸軍とも交戦を開始したのである。
{/netabare}
感想
{netabare}
一也が空軍を味方にしたら
ゲオルグはまとめてた不正貴族たちをつかまえてアッサリ降参!?

実は第6話のグレイヴの情報は
ゲオルグがソーマ王のために、不正貴族をまとめて反乱軍にして
自分ごと処分してもらおうとしてたことだった。。

ってゆうわけで、陸軍はアルトムラを守って
空軍はアミドニアを占領しに向かった。。

それを知って、あわてて帰ろうとしたガイウス八世の軍は
帰り道で待ち伏せしてた、ジュナたちエクセルの軍にやられて減って
それでも途中で兵とかを補充したけど
ヴァンに着いたときにはアミドニアには空軍が待ってた、ってゆうおはなし



不利だったのがコロコロひっくり返るところがおもしろかったけど
ちょっとうまくいきすぎかな。。って思ってたら
グレイヴの情報がうまく伏線回収されてて、よかった^^

バトルの作画もザンネンだから
ほとんどバトルなしでおはなしが進んだのもよかったかもw
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第12話 囲師には必ず闕く
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ソーマは、だれもが予想していなかった策を講じる。アミドニアの首都ヴァンの前面に兵を進めたのだ。ガイウスは必死で軍を走らせ、故国を敵の手から守ろうとする。そして、ついに両者はヴァンの平野でぶつかりあう!
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感想
{netabare}
前半は、ガイウス公王が一也を目ざしてやってきて
一也が返り討ちにする、ってゆう感じで
いろいろとかっこつけた様にしか見えなかった。。

後半は、戦後のおはなしで
取りあえずヴァンを落とした一也は
それ以上進撃すると帝国が出てくるからそこでストップ。。

エルフリーデンにうらみを持つアミドニアの人たちを落ちつかせるために
一也は歌謡ショーを放送。。

さいごにアミドニアの中将に「エルフリーデンから父祖の地をうばい返せ」
ってゆう歌詞の国歌を歌わせて
エルフリーデンが自由に歌が歌える国だってアピール^^



前半はバトルだからどうでもよかったけど
後半に、敵に歌を歌わせるってゆうのがよかった^^

でも「父祖の地をうばい返せ」なんてゆう詩を国家にするって
アミドニアって、よっぽどエルフリーデンをにくんでたのかな?

ってゆうか
父祖の地を取られるまで、アミドニアには国歌ってなかったのかな?

それとも、取られたからくやしくって、歴史のあるそれまでの国歌を
わざわざ変えたってゆうんなら、ちょっと引くかも^^;
{/netabare}
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第13話 百戦百勝は善の善なる者に非ず
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ヴァンを制圧したソーマは、ヴァンもまたエルフリーデン王国のように自由な街に作り変えていく。その陰で笑うガイウスの娘ロロア。そして、ついに人類宣言の盟主グラン・ケイオス帝国が動き出そうとしていた……。
{/netabare}
感想
{netabare}
一也がお忍びでジュナとトモエをつれて街の視察。。ってゆう感じの日常^^

ほかにポンチョが持ってきた幻惑リリィの百合根を広めるおはなしだったけど
わざわざ「幻惑」とかが付くって
もしかしてこの先、この幻惑作用を使うこととかあるのかな?

あとはあらすじのおはなしなんだけど
「陰で笑うロロア」が、陰なのに何だか明るい^^

あと、帝国は宣言に加盟するように言ってくるって思うんだけど
取りあえずは友好的だから、やっぱり明るい雰囲気^^


そんな感じで明るい終わりかただったし
帝国との交渉がどうなるか?ってゆうのも気になって、よかったと思う♪
{/netabare}
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見おわって。。


異世界召喚で、むずかしい国際情勢の中の赤字の国をまかされた少年が
おもに知恵を使って国を立て直していくおはなし


魔物とか亜人とかのいる世界だけど異能バトルみたいなのはあんまりなくって
あってもサクッと終わるし、コメディタッチで
変に深刻に悩んだりしないし、変なお色気とかもほとんどなくって
なろう系異世界転移ハーレムアニメにしてはいいほうだったと思う☆


作画はあんまり動かなかったけど
バトルメインじゃないからそんなには気にならないかな。。

キャラデザはかわいかったし、顔もくずれたりしなかったのがよかった〇







.

投稿 : 2022/01/10
閲覧 : 438
サンキュー:

32

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

王国再建?

視聴完了

なんというか薄っぺらい。
北の土地に突如現れた魔族、領土を広げるために北の土地と接する帝国は臨戦態勢であり、その他の国は帝国を援助している。そんな状況の中現代日本から召喚された主人公は帝国に支払う軍資金の代わりに勇者として差し出されそうになる、のを防ぐために主人公がお金を稼ぎ阻止する。
というお話。
のはずなのだが、世界が平和すぎる。
自国が軍資金を払えない原因が、高く売れるということで、農作物を全て食料品から綿花に変更したが、高く売れなくなり、さらに食糧不足に陥ったせいで他国から高い食料を買わなければいけなくなった、という戦争は全く関係なく、その割に市民は平和そうに暮らしている。
では赤字が降り積もっているのかと思えばそんな様子もない。
さらに後半隣国が先祖代々の恨み、とかで攻めてくるのだが、戦争中にそんなことをしてる暇があるはずないだろう。帝国からすればいい加減にしろ!である。
あと、なろう系かどうかは分からないけど、なろうによくあるキャラクター投げっぱなし。隣国の王者様も、帝国の使者も、自国で採用した魔族と話せる女の子も、深掘りする気ないならちょいちょい画面に映さなきゃいいのに。
最後に食大臣の使い方にはびっくりした。
世界を巡って珍しい食べ物をたくさん食べてます→今まで食用としていなかったものを紹介してもらい食糧難を脱しよう。
だもんね。軍師さんも呆れてるよ

投稿 : 2021/12/10
閲覧 : 235
サンキュー:

4

ネタバレ

ERRUE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ストーリーは面白い。しかし…

所謂「異世界転生のなろう」に分類される作品。何処かで見たことのあるようなテンプレート系のストーリー。

ただ、ストーリーの致命的な破綻や、伏線未回収のまま終わることは無かったです。

しかし、満足度がそれなりになってしまった理由は「時代考証と価値観の詰め」が少し足りなかったのでは?と感じました。

ここからはネタバレになります。

{netabare}
◎時代考証・価値観
歴史、政治、戦争を扱う作品には、登場する国家の時代に合わせた「文化・価値観」を煮詰めておくことが重要だと思っています。

今作の主人公であるソーマは「地方公務員を目指していた青年」の設定です。
そして、異世界の国の事情とはいえ「文明レベルの違う人間」がたった一人、異世界に放り出される状況から始まります。
リゼロのスバルを思い浮かべると分かりやすいですが、見たことも無い服装と知らない言語、見聞きしない知識をひけらかす人間に対し「地元民が直ぐに心を許せるか?隙あらば命を奪いに襲ってこないか?」という疑問が生まれます。

これは映画インディペンデンスデイに通ずる話になりますが、圧倒的文明レベルの差がある生物と相対した時に出る感情は「拒絶や畏怖」だと感じます。

この作品の国王・王妃・側近の人間は「主人公ソーマを簡単に信用し過ぎる」点が引っ掛かりました。

また、森林開拓の手法、インフラの整備、財政整理などの国策は「現代日本の政治」そのもので、異世界の国にぽっと提案できるとは思えないですね。その土地の人間が築いてきた「文化・政治体系・価値観」をたった数年で変える事は不可能です。

カーマイン侯が物語冒頭に、ソーマの王政に対して反逆の宣言をするシーンがありました。その時は「反抗されるのは当然だよね」と思って見ていましたが、最終的には「汚職貴族を反逆者に仕立て上げ、まとめて粛正する為の罠」だということで「?」となりました。

ということは、初めからカーマイン侯はソーマを信用していたことになります。
いくら汚職に手を染めた貴族を罰する為とはいえ、「異世界から突然やってきた青年に政の全てを任せるリスク」を天秤に掛けた場合はどうなんだろうと感じました。

1話の中でリーシアがソーマに「たった数年で国が再建できると思っているの?」と尋ねる場面がありましたが「まあ、その通りだよね」というコメントしか出ませんでした。

現代日本の技術で「形だけの物理的な復興は可能」だと思いましたが、その土地の人間の心まで変える事は不可能ではないか?

特にエルフの森での間伐に言えることですが、「神聖なもの、信仰の対象」になっている木々を「災害対策」の一言で簡単に切れるものでは無いです。作中では「森の住民からの反発もある」とアイーシャが言っている場面もあり、多少は揉め事として描かれてましたが「それくらいで済むか?」
と感じます。

◎感想
いろいろと書きましたが、王国再建に関わる「国民の反発や価値観のズレ」に関する問題が薄っぺらく感じました。

正直、森の間伐問題をクローズアップするだけで1クール分掛かっても不思議ではない位、高度で政治的な難問だと思います。

なろう系発のアニメを視聴して感じたことは「歴史、国家、文化」を扱うにしては、時代考証が甘すぎる点です。

特に文化の違い、モノの見方や価値観のズレについては慎重に描く必要があるのでは?と感じますが、異世界転生者が好き勝手に暴れまわる「爽快感」を重視しているのかも知れませんね…。

(追記)
書き忘れていたポイントがありました。タイトルにある「現実主義」とは?に引っ掛かりがありました。そもそも「タイトルからして矛盾があったんだ」と。

この矛盾について例えるに持ってこいのタイムリーな話題作品がありました。そう「日本沈没」です。
アニメとは違い地上波ドラマですが、国民の命を助けるために1人の政治家が奮闘する物語です。あちらはあちらで「低予算ドラマ感」が否めない部分も目立ちますが、評価点もあります。

「国民の命をどう守るか?、住む土地は?」の難題が降ってきますが、
外国の政治事情、内閣官僚の裏切り、他勢力からの妨害工作

様々な価値観の人間の意識を束ねる難しさ、政治・利権絡みの問題に縛られ
「現実はそんなに甘くない」ことが伝わってきます。

復興のアイデアだけは「現実主義」ですが、異世界からやってきたソーマが現地民に信用され、再建を行った手法自体が「非現実主義」「机上の空論・理想論」に過ぎなかったのだと…。
{/netabare}

投稿 : 2021/12/09
閲覧 : 293
サンキュー:

9

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すばらしく視やすい、毎回、始まったと思ったら気が付く前に終わってるw。

視聴前に集めた情報は皆無、原作完全無知です。

「すばらしく視やすい、毎回、始まったと思ったら気が付く前に終わってるw。」


TVアニメ 第二部 2022年1月より放送開始!
https://genkoku-anime.com/news/20210926.html

楽しみです。

投稿 : 2021/10/31
閲覧 : 217
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11

ネタバレ

kyani さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普通だった

作画とかは、よかったんですが、やはり物語がちょっと普通というかあまりなりっ立てない気がする。なんか色いろな重大イベントがすぐに解決されなんかぐっとは、来なかった。2期が出ると聞いてびっくりしました。正直こういうアニメじゃなくてもっとしっかりしたアニメに2期つけてほしいな。たぶん見ますがw

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 156
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4

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

再建はできている

ダメダメな王が召喚した勇者が王になり
無茶なことを言わず現実的に考えて
いろんな種族と交流をもったり
お堅い考えだった姫すらも惚れさせる
どんな困難もチートなどを使わず(そもそもチートを与えられてない)
現実的に考えるからこそ成功した
ズタボロだった王国も再建できたが
次は再建だけではなく難しいことに挑戦すると
来年1月に違う内容で作るというpvもあったので
どういう感じで変わるのか気になるところ

投稿 : 2021/10/08
閲覧 : 173
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4

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

現実主義とはなんなのかわからない

国が危ないって割には悲壮感が無い。
食料難なのに国民は普通に生活してるし、戦争が起きるかもって情勢なのに兵力が整ってるわけでもなく。
国王始め無能揃いでこれといった特徴のない主人公が活躍するにはピッタリだねって感じ(笑)


国を変えるのに大したことしてない。
異世界で無双するタイプの作品なのだからもっと派手にやっても良かったんじゃないか。
それだと現実主義じゃないかもしれないがw
見てる側が感心するような事をやって国を救う話にして欲しかった。
頭の良い人間が召喚されてちょっと小難しいくらいの政策打ち出すくらいが丁度良かったんじゃないかな。
転生前の世界の食文化を持ち込む展開飽きたよw
マヨ総理から定期的に続いてる気がする。

じゃあどういう政策ならいいんだと聞かれても出てこないけどさ(笑)


キングレコードが絡むアニメっていまいちなのが多いんだよね。
曲が売れればいいんだみたいな感じがあってどうも好かん。
2期決まったけど水瀬いのり(OP)と愛美(ED)のために用意したようなものでしょ。というか2期やる事まで最初から決まってたんだろう。

3話では上田麗奈が歌うGive a reasonが話題になったけどそこがピークになった感が強い。
アニメ本編よりも目立つ結果でいいのか。
11話だっけ?終盤の話の最後にのど自慢みたいなの始まったけど見ちゃいられなくて早送りしたわw
後で知ったがこの時のためだけに岡咲美保(キンレコからデビュー)をぶち込んだらしい。
ぼくリメもだけどレコード会社がグイグイ介入するの萎えるんだよなぁ。
自分が林原めぐみ詳しくないしスレイヤーズ見た事ないから響かなかったのもあるけど。


主人公に魅力を感じないし展開が地味でいまいち面白くない。
このアニメの2期やるくらいならかげきしょうじょ(こちらもキンレコ)の続きがやってよ(笑)

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2話まで視聴

もう見飽きたよ…という導入
転生か召喚しかヴァリエーション無いのかよw

主人公の有能さを引き立てるために国王や家臣を無能に描いている。
個人的にこういう見せ方は好きじゃない。
作者の能力不足なのか脚本が悪いのかわからないが、そのへんは描きようがあると思うんだけどね。
わざわざ周りを無能にしなきゃ主人公を有能にできないんですか?と。

つーかこんな無能揃いの国が滅びなかったのが不思議ですよ(笑)

召喚されて、国を救ってくれと言われ、国王になりました。
まあポンポン進むよね。
最近のこういうアニメは展開が早い。
まあテンプレ展開をゆっくり見せられても困るけど(笑)
王位ってそんな簡単に譲っていいものなの?
大臣とか側近の位置に置けばいいんじゃねえの?と思ったんだが。

2話まで見ても主人公のどこが現実主義なのかわからんし、凄いなと思える事もやってない。
今後それが見えてくるかもしれないが…

言っちゃ悪いが、頭の良い雰囲気を装ったバカアニメの予感。
王国再建、それを上手に描いて見せる事ができるのか疑問です。


アニメから少し外れた事
もう小林裕介はいいだろ(笑)嫌いじゃないけど
この人と松岡、逢坂、堀江あたりでローテーションしてるのかな?w

水瀬いのりも嫌いじゃないけど客寄せパンダ感
ヒロイン&主題歌担当してなかったら見る人減ってそう。
その程度の内容にならなきゃいいけど

速水奨さんも嫌いじゃない…寧ろ大好きだけど、こんなアニメのナレーションやってくれてありがとうございますとならなきゃいいがw

視聴者を「こういうやり方できたか」と唸らせて欲しいけど…
期待してないが視聴継続

投稿 : 2021/10/03
閲覧 : 267
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3

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

勇者召喚されたら王様でした。

主人公ソーマは異世界召喚されてしまいます。
蒼真は異世界に飛ばされて召喚された上に召喚された理由が、支援金の代わりに帝国に差し出すために召喚されたのですw
この理由は酷いw
なんだか、王様も従者も無能そうな感じですね。
何も考えてないし答えられない王様w

そこで、ソーマは1つの提案する。
それは帝国以上の国力を持つまで国を変革して行く物語。
ただ、最終的に勇者で召喚されたのに国王にされてしまいますw

物語としては、ソーマが国を変革させて行くのですが普通に面白いです。
国が抱える問題を少しづつ変革して良くして行くのですが、そのあたりもしっかりしてるし、納得させられる部分も多く勿論アニメだからこその解決策もありますが、それでも意外と思いつきそうで思いつかなかった様な提案は中々面白かったりしますw

国の改変とか少しお固そうで難しいイメージを持つ人もいると思います。
今、私のレビューを読んでくれている人の中にまだ、アニメ未視聴だよって方でそう感じた人が居ましたら、是非1度見てみてください。
私がもった最初のイメージの1つがそれでしたが、見てると解りやすく楽しめたので。

ソーマは国を1から洗い直し土台からガンガン固めて行きます。
ただ、洗い直す過程で、よくこの国続いてきたなぁーって思う部分も多かったですw

国の外から来たから解るここともあるのですが、よく気がついてるなぁ〜と感じる事も多いし、王が率先して行動に移していくし王だからと自分だけがいい生活はしないなど王としては王の器であると思います。

「王様から動かないと部下はついてこないだろ」は人気アニメのコードギアスのルルのセリフですが、私は本当にその通りだと思います。

会社でもチームでも部活でもトップが動かないとやっぱり下は上手く動きません。
正確には作業効率やモチベが違うので本領発揮とはいかないでしょう。

しかし、ソーマは自分もみずからが動き国の体制を先人を切って変えてゆきます。

次に、ソーマは王なのに食堂で皆と同じ物を食べます。
それは、城を挙げての倹約中だからです。

王様の1人分1食くらい贅沢しても大して変わらないと思う人もいるかもしれません。
しかし、長く考えると、その1食を1日3食、食べたとして、1週間で21食、1ヶ月31日として93食、1年365日で1095食、食べる事になります。
1年間贅沢をするといくらの食費になるでしょうか?

更に、王から倹約中の姿を見せる事にも意味はあります。
城内の方々も、王がみずから倹約しているから頑張ろうと思えます。
逆に王だけが良いものを食べて城内の人間には倹約しろとなると下から不平不満が生まれ反感を買う事にもなります。
その点をしっかり理解してる様に思いました。

人材募集の件でも王に頭を下げないダークエルフのアイーシャに城内の人間は正そうとします。
それには、ダークエルフは種族の事情があったのです。
しかしソーマは、こちらからお願いしてる立場だから、と許します。


これは、実は凄く大事な事です。
例え王であろうと立場に違いがあろうと、人材募集をして来て貰う事をお願いする立場であります。
お願いする立場ってのは平等でお願いを聞いてもらう側とお願いをされる側、それだけなんです。

後は印象の違いもあります。
露骨に頭をを下げろと言う王と、ソーマのように事情を理解してくれる王、どちらの王に仕えたいでしょうか?

ダークエルフのアイーシャの森で大規模な地滑りが起きます。
大きな災害ってのは誰の身にも起き、どんな場所でもいつ起きるか解らない。
他人事では終わらせられないものです。

ソーマは、その災害に迅速に対応する……
それでも、死者が出てしまう……
だから、彼は後悔する……何もできなかった……もっと早く対策すべきだったと……

私もソーマは迅速で的確な判断をしたと思う。
それでも……

災害が起きて被害者0でしたってのは理想ですが……それはかなり難しいです。
いつ起きるか解らない上に、逃げる間にもトラブルもあるかもしれないし、被害地域はパニックにもなる。

救出にも時間が限れているし、二次災害だって警戒しなければならい……恐らく被害者0って限りなく低い確率……

ソーマは、自分が災害対策を怠ったせいだと自分を責めていましたね。
でも、間違えなく救出した命はあったし、それを何も出来なかったとは私は思えませんでした。

犠牲者が間違えなくいる状態だし、良くやったとか上出来なんて言葉はないと思います。
それでも、「何も出来なかった」ってソーマの言葉は違う気がしました。

結局、悲しいけど災害対策って、しっかりしたつもりでも、やっぱり自然って凄く大きく力強いから様々な形で被害も出ちゃう……それでも、対策をしっかりすれば、更に沢山の人が被害を受けずに守れたかもしれない。
残された人が流す涙が減ったかもしれない。

だから、ソーマの後悔も理解出来る気がしますが、自然災害なんて誰のせいでもないし誰にも当たれないから、自分にしか当たれなかったのかな?って思ってしまいました( ᵕ̩̩ ᵕ )

ソーマの「自然は人に守られる程弱くはない、自然を破壊するのも人のエゴなら、守ろうとするのもまたエゴなんだ、本来なら破壊と再生を繰り返す自然に、人の都合のいい状態のままいてもらうわけだからな」ってセリフは本当にそうだなぁ〜って思えました。

ここから戦争になって行くのですが……この辺りからは個人的にダレて来た感じがします。
勿論、こうした戦いも避けては通れないし大事なんだろうけど……戦いも迫力をあまり感じられなかったりと(*꒪꒫꒪)
静止画も少しありましたし……
ただ、この戦いのカーマイン公の真の目的には驚かされます。

さて、ラストは帝国が絡んで来ましたね。
帝国の勇者召喚の理由を聞くと1話よりも印象は変わりました。
ここから本格的に帝国との駆け引きが始まる訳ですね。

2部の放送が決まったそうで本格的に物語が動き出しますね。
凄く楽しみの作品の1つです。

投稿 : 2021/10/03
閲覧 : 186
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12

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

結構 面白かった

ある意味 チートらしい チートもなくて 面白かった
これは 続きが すごく きになる 2期があるなら ぜひ 見たいかなぁ

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 140
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3

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

破SFスーパー英雄(?)列伝22

さて「現実主義勇者のあにこれ再建記」ですが・・・

何っ?タイトルが違うって!
いやいや、こっちの方が大問題でしょうが(おいっ)
ソーマ・カズヤ
「まず、ユーザー名で検索出来るよう、元に戻すべきです(う、うむ)」
「それからアニメ作品の登録をもっと早く簡単に(やめんか~っ)」

はっ、俺は何を書こうとしてたんだ。
いかんいかん、アニメの感想を書かなくては(冷や汗)
異世界を救うために召還された勇者の主人公が、自分の能力を使って世界を救うという、いつものなろう系作品ですが、他の作品と違うのはチート能力の無い主人公が、現代知識を使って内政を中心に国を立て直していくというところですかね。
(まあ、以前にも同じ系統の作品はありましたけど)
で、これまた危機らしい危機や大失敗をせずに、トントン拍子に上手くいくんですが、一応自分ひとりで何でもするんではなく、才ある者を登用していく形をとっています。

さすがに上手くいきすぎじゃないとツッコミはしたい気もしますが、この手の作品ににそれは野暮というものですね。
一応個人的には、何も特殊なチート能力ないように見えるソーマですが、実は料理の才能があって(待て)彼が作った料理を食べたリーシアやジュナは裸同然の姿に(違)

そうじゃなくて、何も特殊なチート能力ないように見えるソーマですが、実は彼が願った事が上手くいくようになるチート能力があるんじゃないかと。
それなら、勇者召還で彼が選ばれた理由もわかりますし、こんなに上手くいく理由も分かるかも(そうなのかな~?)

13話ということで、これからというところで終わってしまいましたが、まず王国の状況を考えれば、食料危機を脱するのが最優先課題であり、その後の抜本的な改革をするためには、国内の抵抗勢力を潰してトップ(王)の権威のもとに推し進めるしかない訳で、そこら辺は何とか描けて終わったかと思います。

おまけ
王様のブランチ(こらーっ)の全国放送で新しい食材を広めようとするソーマ
「(ポンチョの持ってきたタコを料理して)おあがりよ!」
ポンチョ
「こ、これは・・・ああ~~~っ(ヌードになるポンチョ)」

彼の全裸姿をナマで見た王国の民は、その後全国放送を見ることはなく、ソーマの思いつきは泡と消えた(あわわわわっ)

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 169
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10

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

低予算で地味だけど、着実で地道な国造りアニメ

【紹介】
内政特化型異世界転生アニメ。
原作知らないので先のことはわからないが、とりあえず主人公は強さで異世界を救うのではなく、内政で王国を救う話です。
低予算ですが割と面白かった。

【国造りについて】
特に画期的なことをしているわけでもないのにとんとん拍子にうまくいくのはちょっと出来すぎで、そんなに甘くないと思う。

主人公は実質的には平凡な人間と言っていい。
主人公がやっていることは特別なことじゃなくて、ごく普通の国の内政を行っているだけ。前の国王が人柄だけで内政能力がないということですね。
やっていることは普通で、主人公の意見もごく普通のことを言っているだけだが周りの人間が、王様はすごい!と持ち上げすぎるのはちょっと白ける。
どれだけ人材不足なんでしょうかね、この国は。

【声優】
一期を通じてキャラクターの感情の起伏が少ない。
なんか淡々としていてキャラクターの魅力が出し切れていない。

【作画】
作画は明らかに低質で、物が不自然なくらい少ないため室内や町並が殺風景でもの寂しい。
人物の表情も硬く、表情の変化に乏しい。
戦闘も迫力がなく、ひたすら地味。
引いた絵だとかなり絵が酷くなる。

【キャラクターについて】
作画のせいで安っぽく見えるが、思っていたよりも良いキャラが多い。
ただ、一期ではほとんど主人公以外の活躍が見られなかったので、二期では軍師や三公の活躍に期待したいところ。
せっかく良さそうなキャラ多いので、生かさない手はないだろう。

【シナリオについて】
内戦になってからは面白くなるかと思ったが、案外あっさり終わったのは残念。
もう少し引っ張っても良かったのではないでしょうか?
ただ、バラバラの国内をまとめる経緯はなかなか良かった。

外交についても周辺国や帝国の脅威度が低く、思っていた以上にイージーモードなのが難点かな。
確かに魔族という分かり合えない敵がいる以上、無駄に争う必要もないのですが、今後面白くなるかどうかは主人公の国の立ち位置がどうなっていくかということと、魔族とやらの出方次第ですかね。

【総評】
国造りとか周辺国との関係とか、内乱とかシナリオは結構面白いと思うが、作画をはじめとしたクオリティが低質で、迫力や華やかさがまったくないのが勿体ない。
予算がないのでしょうね。

インフレとか不快な描写とかないし、地道に少しずつ外堀を埋めつつ国造りを進めるところは好印象で面白いところだと思う。

つまらない話ではないので、もう少し予算をつけてあげても良いのではないでしょうか?

2期も制作されるようです。割と楽しめたので見る予定。
二期は主人公の活躍をもう少し控えめにして部下をうまく使って国の発展を目指して欲しいところ。

投稿 : 2021/09/30
閲覧 : 167
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17

ネタバレ

IhEfK05742 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最初は面白かった

1話を見て、気に入りコミックを7巻まで購入しました。
通して見た結果ですが、面白くありませんでした。
作品が悪いと言うよりは、アニメとしての話の組み立てが悪いと感じました。
話のテンポが悪く、話の切り方も次回への期待より「こんな変なところで切るの!?」という違和感のほうが上回ってました。
最終話もヒロインにプレゼントを送り終了と分割2クールならその終了はわかりますが、1クール(二期が決まってはいますが)の一本の作品としてはつまらないです。

話を時間の枠に納めるのも大変かと思いますが、2期は頑張って欲しいです。

投稿 : 2021/09/28
閲覧 : 117
サンキュー:

3

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ラノベ作者って無双モノ好きねぇ

原作:ラノベ 未読

感想

文明レベルの低い世界の、エルフリーデン王国の王様として召喚されたソーマ・カズヤ。
地球の世界史の知識と、偉人達が成した史実を元に、異世界で国を立て直す話でいいのかな?
 
 異世界転生(転移)ものって、チート能力持ってバトルで無双する話が多いけど、これは国の内政無双みたいなものですかね。
そういった意味では 大きく見ればやってることは同じかなぁ。
そりゃ文明レベルの低い世界なら、学や知識のある人が活躍して、周りからすげーすげー言われ、見ていて面白いものかも。
ただ、なんて言ったらいいのか、あまりにも上手くいき過ぎてて、ご都合主義に感じてしまう自分がいます。
難しいことは解りませんが、国の内政ってもっとこう上手くいかないことが多いと思うんですよ。
まずは基本的抜本改革から始めるのは分かるんだけど、細かいことが抜けてるような・・・問題って もっといろいろあると思うんですよ。
そういうのがないから、ちょっと薄っぺらく感じてしまいました。

あと、序盤から中盤?にかけて自薦他薦で募った、何か一つでも秀でた能力を持つ者を集めて選んだ、宰相となるハクヤや、動物の言葉を理解し会話できるトモエの活躍が全然なくて、キャラが死んしまってます。
ハクヤは参謀みたいなものだから、あまり描かれてなくて活躍してないように見えるだけかもだけど、それでもやっぱりちゃんと仕事してるとこ見たかったです。
トモエに至っては、初めだけで、あとは妹みたいなお飾り状態だったし(苦笑)
キャラを生かしきれていない感じで、なんか勿体ないです。
でもまぁ、そういうマイナスな面に目を瞑って、珍しい国の内政無双を楽しめれば そこそこ面白く感じれました。
ログ・ホライズンでも、こういった国をまとめていくストーリーは嫌いじゃないので、2期があるのはちょっと嬉しいかな?

投稿 : 2021/09/28
閲覧 : 162
サンキュー:

17

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

普通

現実主義勇者の王国再建記 全13話

悪くないけどイマイチ何してるのかわからん。まぁタイトル通り王国再建記。うん。それ。まさにそれ。
まぁ終わりの方戦ってたし良かったと思います。
リーシア姫可愛い(๑•̀ㅂ•́)و✧
第2期も期待してマース

投稿 : 2021/09/27
閲覧 : 152
サンキュー:

6

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

90年代のアニメ手法だもんなぁ~

オーバーラップ文庫のラノベが原作
異世界転生したソウマカズヤ

勇者として召喚されたエルフリーデン王国で
カズヤは財政が逼迫したのが召喚した原因と聞かされ
財形帳簿を確認し的確な改善策を出す

その鮮やかな裁きを見たエルフリーデン王は
突如カズヤに王位を禅譲することを宣言
更に娘のリーシアを婚約者とする事に決める

難題を抱えたエルフリーデン王国
カズヤは大胆な施策を実行して一つずつクリアして行く

OPのスタッフロール見てビックリした

猫南蛮さん(渡部高志氏)監督で

OPコンテがラブひなや
陸上防衛隊まおちゃんの岩崎良明氏

90年代スタチャ全盛期の連中じゃん
コンテ見たらまおちゃんまんまだしw

演出手法も90年代の香りが強い
アバンで解説シーン入れてくるとか
キャラの登場する出方なんかも

ソウマが招聘した5人組で
本来宰相として辣腕をふるうハクヤの影が薄く

ジュナさんも何の前振りもなく
海軍大将エクセルの孫娘と名乗られるのはきつい

内政を中心にしている作品だから
説明セリフが出やすいけれど
アバンがあるから余計間延びしているのよね
会議の議題として出す感じなら良かったんだが

しかし猫南蛮さん例のヤシガニで
HPに「外注が納期守らなかっただけ」と愚痴り
てっきりキングと縁が切れていたと思ったのにw

中盤に王国内で監視の役割をしている
三公のうち、2名がソウマに反旗を翻し
同時に隣国のアミドニアが国境を侵略してくる

見事な二面作戦で謀反鎮圧
更にアミドニアの首都を陥落し国王を討ち取った

戦争パートになると動きが出るので
序盤よりいい感じで見られたけれど

やりあうシーンが少ないから
いつものなろう臭が出ちゃってるよな

好きなジャンルなのでもう一つ
突き抜けてほしい感じはするけれど

来年1月に2期と最初から変則体制だったみたい
まあ原作はこっから超展開あるし
楽しみにはしているんだけど

投稿 : 2021/09/27
閲覧 : 203
サンキュー:

3

ネタバレ

元アニメーターのオジ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

もっと面白く出来たハズ

なろう系の定番の一つとも言える異世界召喚内政物。

本作の主人公は有りがちな俺tueeeでも無ければ追放されもせず、あっさり王位を譲られてしまう。
チートと呼ぶのも憚られる「自動書記能力」と現代知識を駆使して国を立て直して行く。

制作スタッフはベテラン揃いという事もあって、料理次第で名作とまで行かずとも十分佳作に仕立てられるハズだったのだが…

原作でも感じられた「掘り下げの浅さ感」が拙い作画のせいで更に強調されている様に感じた。
微妙に崩れるキャラ。あからさまに作画枚数を減らした動き。立体感の無い背景。中途半端なCG。
画面から奥行きが感じられないせいで、深刻なハズの国内の状況も緊迫しているハズの外交も何もかもが薄っぺらく見える。
元々内政物は地味になりがちなのに表現方法まで悪い意味で地味にする事はあるまいに…
2期も決定しているが正直なところ、積極的に他人に奨められる作品ではなかった。

投稿 : 2021/09/26
閲覧 : 202
サンキュー:

4

ネタバレ

くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

内容は良い様な気もしましたが…。

製作者側にやる気が感じられない作品。…かと思えば2期決定だと!!
とりあえずキャラ絵と背景の手抜き感が半端なかったですが、それでも最後まで見れたのは、それなりに内容がしっかりしていたからなのでしょうか?その内容についても細々とした突っ込みどころはあるのですが、もしかしたら原作ではフォローされているのかもしれません。
あと、話のテンポもよくなかったし、オープニングでキャラ名のロゴを付ける辺りとか中々に演出の面でも厳しいものがありました。
最後にOPの水瀬さんの曲は、脳内でずっとループしてました。嫌いな曲ではないですが、若干トラウマになりました。

投稿 : 2021/09/26
閲覧 : 161
サンキュー:

6

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現実主義勇者の王国再建記のストーリー・あらすじ

たったひとりの身内である祖父を亡くした相馬一也は、ある日、突然、異世界に勇者として召喚されてしまう。召喚された先は、まるで中世ヨーロッパのようなエルフリーデン王国であった。勇者どころか、ごくふつうの青年のソーマだが、持ち前の合理的精神と現代知識から、次々と新しい政策を打ち出し、傾きかけていた王国の財政政治体制を立て直していく。ソーマと共に歩むのは、エルフリーデン王国の王女リーシア、王国一の武を誇るダークエルフのアイーシャ、怜悧な頭脳を持つハクヤ、大食いのポンチョ、歌姫のジュナ、動物と意思疎通できる少女トモエなど、多才で個性的な仲間たち。現代知識で窮地の王国を再生する異世界内政 ファンタジー、『現実主義勇者の王国再建記』。いよいよ開幕!(TVアニメ動画『現実主義勇者の王国再建記』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年夏アニメ
制作会社
J.C.STAFF
公式サイト
genkoku-anime.com/

声優・キャラクター

小林裕介、水瀬いのり

スタッフ

原作:どぜう丸(オーバーラップ文庫刊)、キャラクター原案:冬ゆき
監督:渡部高志、脚本:雑破業/大野木寛、キャラクターデザイン:大塚舞、音楽:立山秋航、音響監督:明田川仁、プロデュース:WOWMAX

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