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「スローループ(TVアニメ動画)」

総合得点
71.4
感想・評価
268
棚に入れた
780
ランキング
1309
★★★★☆ 3.5 (268)
物語
3.4
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.6

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スローループの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

たかし さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

現代のたまゆら

たまゆらを彷彿させる、人と人の繋がりや家族の温かさを描いた作品。
ちょっとしんみりする感じも良かった。

投稿 : 2023/03/15
閲覧 : 200
サンキュー:

3

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

きららが贈る釣り日誌。「釣りはオマケ」とは思いませんでしたね

「釣り」をテーマにしたきらら作品。ただ一口に「きらら」と言っても連載誌「まんがタイムきららフォワード」からの作品はストーリー性もあって単なる女の子日常系とは言わせない。とくに本作は主要人物らの複雑な家庭事情もあって序盤はやや重くも感じたくらいであり、Wikipediaのジャンルも「ホームドラマ」「ヒューマンドラマ」に分類されている。
『かわいい女の子+アウトドア』ということで何やら『ゆるキャン△』と比較する方もちらほらいるようだが、本作ならではの温かいヒューマンドラマで彼の作品とは十分に差別化されていると感じた(ちなみに原作者はゆるキャンに遠慮して本作を釣り漫画にしたそうな)。同じ芳文社だしコラボをガンガンしてもらっても構いませんよ私は!

【ココが面白い:補い合い、結束する家族】
主要キャラ2人を輩出する海凪家の事情は複雑だ。ひよりの旧姓は山川(やまかわ)であり、3年前に父親を病気で亡くしたことで心に影を落としてしまった。父に教わった「フライフィッシング」を独りで嗜む冒頭の姿は大切な家族の死に縛られ未来(まえ)へ進めていないようにも思える、小さく淋しい後ろ姿である。
そんな寂しさを埋めていくのが両親の再婚で義姉(ぎし)となった小春。明るく自由奔放な彼女がたった2ヶ月の早生まれで「姉」と言い張るようなちゃっかりとした様、スクール水着で3月の海に入ろうとするようなぶっ飛んだ無鉄砲さで良い感じにひよりを振り回していく。そこにやっぱり『ごちうさ』や『ゆるキャン』など往年のきらら作品を思い起こすような既視感もあるが、だからこそ彼女が海凪家のワケありな家庭事情からくる重く辛気臭い雰囲気を吹き飛ばして王道な「きらら」らしさを感じさせてくれる。
複雑な家庭事情だからこそ2人の親は「空気」や「賑やかし」といったポジションでは描かれない。共に最愛のパートナーを喪い人生をかき乱された者同士。欠けた2つの家族は補い合うように結ばれ2人の娘の「成長」と「安全」を見守っている。
{netabare}とくに小春の、そして新たにひよりの父親となった一誠(いっせい)さんが優男とは思えない頑固さで高校生だけのキャンプに反対するシーンが印象的だ。旧・海凪家も母(妻)と弟(第二子)を交通事故で亡くしている。そんな彼が娘たちを強く心配して自分の目が届く範囲に置きたいと考えるのも良い「親性」の表れだろう。{/netabare}

【ココがためになる:学べるはマイナーなフライフィッシング】
「釣り」と聞けば普通、エサやルアーを使ったものを思い浮かべるが、本作はそれらには属さない「フライフィッシング」を主に扱う。正直に書いてかなり知名度が低く、登場人物にもそれを言わせてしまっている(笑)
だからこそルアーとは真逆とも言える特徴が珍しく、ルアーと徹底的に比較して語る解説はとてもわかりやすい、が難しそうだ(笑)
名前の直訳でフライ(fly)=ハエ(虫)に似せた疑似餌(毛針)はそれとなく小魚に似せたルアーとは全くの別物であり、その精巧な造りを第2話でお披露目。どんな虫に似せるかによって増えている毛針の種類とその理屈には思わず「へぇ」と納得してしまう。
そして毛針はルアーと違って軽いので普通にロッドを振っても遠くまで飛ばないらしい。そんなフライフィッシングはロッドの振り方も独特であり、その軌道はさしずめカウボーイの投げ縄のようにも見えて中々の格好良さを秘めている。それを可愛い女の子がやるというのもまたオツだ。
若干────いやかなり横文字の用語が多いのが玉に瑕か。そんな取っ付きにくさもあって本作の解説を「わかりにくい」と評する輩もいるようだ。それら含めた諸々のハードルの高さを正直に描写しつつも、初心者となる小春と先生となるひよりの漫才を通じてマイナーなフライフィッシングを面白おかしく伝えようとしているのがよくわかる。毛針を「ゴミ」と称する小春ちゃんのキレのある発言には毎回、一笑してしまった。

【キャラクター評価】
海凪ひより(みなぎ - )
実父を亡くし、義理の父と姉を迎えた「山川ひより」が序盤から中盤にかけて「海凪ひより」になっていく所が感慨深い。
最初こそ再婚からの押しかけ家族に少なからず抵抗と戸惑い、そして気を遣わせている「申し訳なさ」を感じてギクシャクとしていた山川ひよりであったが、自分と父の趣味に興味を持ってくれた小春を指導していく内に身の回りの変化を受け入れ、また良い方向に変えようと積極的になっていく。
{netabare}忙しい義父に料理を差し出したり、釣り好きを親友にカミングアウトできない少女を助けようとしたり、風邪を引いた小春の為に「料理を教えて」と祖母に頼み、イワナ汁を一所懸命作って食べさせたりもした。どれも父の死に囚われたままでは出来ない行為だろう。{/netabare}
{netabare}あっけらかんと忘れるわけではない。父は自分の生き様をきっと空から────星となって見ている。そう思うようにした夜空の釣りキャンプがあったからこそ、ひよりは「海凪ひより」として小春と共に楽しい釣りライフを素直に送ることにしたのである。1~3話はそんな風に父の死を乗り越え、一筋の涙の代わりに一歩、未来へ踏み出すひよりの姿が描かれる。きっちりとヒューマンドラマで掴みにきたな、と感じた部分である。{/netabare}

海凪小春
書いてしまえば『ごちうさ』のココアちゃん。しかし本作のテーマである「フライフィッシング」にしっかり向き合ったり、ひよりの父の部屋を自分が使っていいのか躊躇うなど細部に「真面目さ」を感じるのが差別化された良点だ。
思ったことを何でも口に出す故にひよりの傷ついた繊細な心にも堂々と踏み込んでくるのだが、いつも笑顔だけは忘れない。それが意図したものか偶然かは不明だが、結果的にひよりの心に好影響を与えることになる。
ひよりが釣りを教え、小春が料理を教える。このギブアンドテイクを成り立たせながら2人の仲がどんどんと深まっていくのが微笑ましい。

吉永恋(よしなが こい)
両親が健在な彼女もまた、複雑な家庭と境遇の内にある。母が海外出張を繰り返すキャリアウーマンで父が釣具店も営む釣りバカ、というものだ。
とくに父は『釣りバカ日誌』の浜崎伝助みたいなキャラクターであり、自分が釣りを楽しむためなら多少の道理は無視してしまうというちょっとした厄介者として描かれている。そんな父親がいるからか恋ちゃん自身は年不相応に大人びており、父親を親としてではなく「人」として見始めるようになったと言う。
{netabare}親は絶対で理想的な存在ではなく、親である前に人間であり自分たち子供と同じく悩みや失敗を重ねていく。主従ではなく「対等」な関係を結んだからこそ、恋ちゃんは父親の不躾を叱れる吉永家の母親のようなポジションに収まっているのである。学生と店番との兼任ということで端から視れば気苦労が多そうだが、本人が幸せであればそれもまた家族の1つの形なのかな、と思わせてくれる。{/netabare}
自由人な父と3人の弟たち。彼らに対しどんな折り合いをつけて団欒を過ごすに至るのかも本作の見どころと言えるだろう。

【総評】
一歩間違えばとんでもなく重くなりそうな設定を抱えているキャラクターでメインを固めつつもしっかりときらら作品らしい日常と青春物語を描いており、往年のきららファンを満足させる作品だったと評する。
別々の家族が再婚しメインキャラ同士が義理の姉妹になるという始まりには思わず「『citrus』かな?」と茶化してしまったが、新しい家族ができ絆が結ばれていく過程と大切な家族を失った者たちの心の傷を再生させていく"変化の物語"として家族全体、そしてホームパーティーを開けるような家族ぐるみの繋がりをハートフルに描いており、最初に彼の作品と比べてしまったことがなんだか申し訳ない気分にもなった(笑)
温かな家族にこそ「食事」は欠かせず、そこに豪勢な魚料理が出せるかは劇中の「釣果」に左右され、より大きな釣果のためにキャラクターたちが釣りの技術を高め合う。家族と釣りは密接に関係しており、とくに魚の習性をより深く理解し精巧な疑似餌で騙し釣る「フライフィッシング」という要素をホームドラマや小春のおとぼけに絡めて詳しく解説され、あまり釣りに興味がない層でもやるならフライからやってみたいと、そんな興味を引き立てるしっかりした作品のテーマとなっていた。
制作会社はCONNECT(SILVER LINK.との合併会社)、冬クールはこの1作のみというところもあって海や渓流など水辺のある自然の描写や原作で毎話変わるキャラクターの服装と髪型にもきちんと気を配っており、作画面でも中々、良好といえる。人によってはキャラのデフォルメ化や止め絵、スライドなどが気になるかも知れないが。とくに7話は内容が濃密なこともあって遊園地のシーンをそれで流すことは仕方なかったとも考えられる。
『ゆるキャン△』や『放課後ていぼう日誌』など比較対象との人気の競争が激しい中で一抹のセンチメンタルと温かな「家族愛」の描写は本作ならでは。日常系を主に視聴する嗜好家の方には是非とも押さえてほしい良作だ。

投稿 : 2023/01/27
閲覧 : 224
サンキュー:

7

ネタバレ

あすは さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

地味だけど秀作

釣りをテーマにしたきらら作品。
でも、きらら系にしてはわりと現実味のあるシリアスもまじってて(鬱とかそういう類のものじゃない)、しっかりと登場人物がそれに向き合っているので、とても気持ちいいですね。
そのおかげで、いわゆる日常系だけど、ゆったりとした物語性も感じられて、登場人物にとても共感できます。

きらら系では、家族や男性の影がまるで感じられない作品もあります。そういうのはそれでいいのだけれど、現実っぽい世界が舞台でも、完全なファンタジーになってしまうので、ちょっとでも違和感を感じてしまうと入り込めず、途中であきちゃったりするんですが、スローループはきらら系でも珍しいのかなぁ? 男性も年寄りもごく普通に出て、個性豊かにきちんと描写されます(学校で男子がいっぱい出てしゃべるきららって珍しくない?)。物語の奥行きが深くなりますね。

みんな、かわいい多めのもぞこいのですが、特に恋ちゃんは見ていてなんかたまらなくなります。なんというか、うまく言葉にできないのだけれど、ディスプレイの外からただ見ていることしかできないことに、胸がもぞもぞしてたまらなくなるんだよなぁ。恋愛とかそういう類の感情ではまったくないのだけど。

恋の父親は批判されたりもしていたと思うし、多分今の時代的には父親失格みたいに見られるのだろうけど、自分はそう思わないですね。現に、恋はこの歳で、もう親もひとりの人間だと実感していると話してる。こういう感覚って、普通は自分も大人になって同じ立場にならないとわからないことだと思います。これは多分両親のおかげじゃないかな。
まあ現代では、親は子どものために人生捨てなきゃいけない、人権ないみたいなふうになってると感じるので、時代にそぐわないのでしょうけど。その風潮にあわない人を悪みたいに批判して正義感ぶるの、ほんのちょっとだけ、うんざり^^ↄ


自分は釣りはしないのですが(道具は昔揃えたんだけどね)、観音崎とか、早戸川、広河原、野反湖と、よく知ってる場所ばっかり出てきて、すでに聖地訪問すませた状態で見たので、とても感情移入しやすかったです。野反湖の秋はえらく寒いんだよなぁ。ちゃんと厚着しててよかった。
そういえば結束バンドも一瞬出てきましたねw

きららでは、アステロイドと並んで、一番好きな作品のひとつです。

投稿 : 2022/11/24
閲覧 : 131
サンキュー:

4

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – やさしいアニメ

うちのまいこの漫画 「まんがタイムきららフォワード」で2018年11月号から連載中
制作:CONNECT

両親の再婚によって同い年の姉妹になったJKが釣りを通して自分達の世界を広げていくお話


<メモ>
嫌な人が出てこないので安心して見られるアニメ。

大事な人を失った2組の家族が再婚して新しい家族になっていくのですが
その過程を描くのではなく、
釣りにフォーカスを当てているのが潔い。
女子高生という設定ですが学園生活はほぼ描かれず釣りメインで描かれてるのも良い。

ひよりが1人で父から教わったフライフィッシングをしている姿や、
小春が帰りの遅い父を待ちながら1人で食事をしている寂しそうな姿のあとの
2人で、または幼馴染やその家族と釣りにでかけたり、
家に知り合いを招いて釣った魚をふるまったりと
2人の日常がにぎやかになるのを見てうるっときました。
悲壮感はないし、泣かせる系のアニメではないと思うので私の涙腺が緩すぎるだけなのですが。

いつも釣り具店を手伝ったり、弟の面倒をみている恋(主人公の幼馴染)のために母と2人の時間を作ってくれる恋の家族も素敵。


<主要登場人物>
・海凪 ひより:久住琳
・海凪 小春:日岡なつみ
・吉永 恋:嶺内ともみ    ひよりの幼馴染 弟が3人

・福元 一花:名塚佳織    釣り船屋「つり福」の船長
・福元 二葉:村上奈津実   一花の妹
・宮野 楓:日笠陽子     一花の友達 飲食店で働きながら狩猟をしている


<ストーリー>
神奈川に住むひよりは3年前に亡くなった父から教わったフライフィッシングを楽しんでいた時に
まだ3月だというのに海に飛び込もうと走ってきた女子を止める。
初対面なのに話しやすい女子は母の再婚相手の娘・小春だった。

ひよりの家に引っ越してきた同い年の変わった女の子・小春と姉妹になり同じ高校に入学する。

ひよりの幼馴染で釣具店の娘の恋と3人で釣りを楽しんだり、
釣りを通して知り合いが増え静かだった日常がにぎやかになっていく。


22.6.2

投稿 : 2022/11/06
閲覧 : 108
サンキュー:

8

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

きらら版ていぼう部

3年前に病気で他界した父親を持つ海凪ひより。
堤防で活発な女の子の小春と出会う。
ひよりの母親と小春の父親が結婚して、ひよりと小春は家族となった。

まず、主人公同士の家庭が複雑。
親が再婚して家族が増えて、義理ではありますが、姉妹関係に。
本作品は、きらら系。
普通のきらら作品だったら、幼馴染くらいの関係が良さそう。
”親の死”というツラい経験は無くても良い設定ですね。

釣りが趣味のひより、料理が得意な小春、実家が釣具店を営んでいる吉永恋。
この3人が本作品のメインですね。
親の再婚で姉妹になったひよりと小春の微妙な距離感を繋ぐのが釣り。
恋はひよりの幼馴染でもあります。
3人のバランスが難しい所ですが、私は恋の冷静な視点が本作品の成立の鍵だと思っています。

魚釣りをしてキチンと食べるところに好感が持てますね。
スポーツフィッシングみたいな釣果を争ってリリースするような釣りは苦手かも。
女子高生が釣りをして釣果を食べる作品としては『放課後ていぼう日誌』があります。
ていぼう部よりは作画が丁寧かなぁ。
でも、食事シーンは、ていぼう部のほうに分があります。
本作品は、可愛い女性キャラが釣りを楽しむ事に重点がありそうです。

親の死という暗い所がバックボーンにありますが、
ひよりと小春の仲の良さが、いい味(鯵)を出しています。
きらら作品としては、あまりオススメできませんが、魚釣り作品としては良さそうです。
魚を釣ったら食べるという原点は忘れずに。
女子高校生と魚釣りという珍しい組み合わせにチャレンジした作品でした。

投稿 : 2022/08/06
閲覧 : 185
サンキュー:

24

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日常系におけるヒューマニズム

本作は日常系というジャンルに一貫して内在する「つながり」の中での「いまここ」の再発見という思想をある種のヒューマニズムへ昇華させた作品といえる。本作の主要キャラクターは海凪ひよりと小春の姉妹、そしてひよりの幼馴染である吉永恋の3人である。主要キャラクターが3人という構成は日常系作品としては比較的少人数だが、その分本作は主要キャラクターの内面へていねいに光を当てている。ひよりは父を失った過去を今も引き摺っているという日常系作品ではかなり重い設定を持っている。過去の傷が癒えない主人公(ひより)が、突然現れた天真爛漫な少女(小春)と、良き理解者である幼馴染の少女(恋)との交歓を通じて、その生の物語を修復していくという本作の基本的構図は日常系というよりもむしろかつての美少女ゲームに近いものを想起させる。ある意味で本作はかつての美少女ゲーム的構図を日常系の想像力の中で再構築した作品ともいえる。この点、ヒロインに相当する小春と恋はひよりをめぐってある種の競合関係に立つ。小春は自分が知らないひよりを知っている恋を羨ましく思い、その一方で恋はひよりの心の中に深く踏み込めない自分に苛立っている。そして小春も恋も共に、ひよりには悟られまいとする闇や情念をそれぞれ抱え込んでいる。スローループでは、こうした「知らない」「踏み込めない」「悟られまい」といった「他者性」が泡立つサイダーのような「つながり」の中で、ひより達は「想いを言葉することの大切さ」を学んでいく。普段いつも一緒にいるからといって何もかも分かり合えるわけではない。むしろ人は本質的には何も分かり合えていない事こそを分かり合わなければならない。本作が描き出す「他者性」が泡立つ「つながり」の在り方はコミュニケーションにおける一つの倫理を提示しているように思われる。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 156
サンキュー:

4

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心は岩陰に潜む魚のように

『スローループ』 (SLOW LOOP) は、うちのまいこによる日本の漫画。芳文社刊行の『まんがタイムきららフォワード』にて、2018年6月号にゲスト掲載後、同年11月号より連載中
2022年1月から3月までAT-Xほかにて放送された。 キャッチコピーは「釣り糸 (ライン) が結ぶ、家族の環 (ループ)」。(wikipedia)

実に「きらら」らしい「美少女〇物園」的作品。コンセプトである「釣り」を通じて終始美少女たちが明るく楽しくきゃっきゃうふふしている、表向きは。
その実、彼女達が持つバックグラウンドは結構重たい。きらら作品にそれほど通じてるわけではないが(本当だよ信じて!?)「がっこうぐらし」は例外として基本的にこの雑誌では男性だけでなく陰鬱な描写も極力排除しているものと思っていたのだが、本作『スローループ』もなかなかの「はーど」タイムきらら。勿論その中でキャラ達が明るさを灯していっていることに意義があるのかもしれないが、人によればその無駄に不幸な生い立ち設定に違和感を覚えるかも。

主人公である海凪ひより(旧姓:山川)と海凪小春の家族に不幸があったこと自体は、おそらく二人を家族にするためだろうという事は理解できる。しかし一方で小春の弟まで巻き添えにする必要があったかどうかは結構微妙なところ。実際見ていて心配になるのはひよりよりも小春の方で、あれだけの不幸に見舞われていながらやたらと明るいのは正直むしろ危険な兆候ではないかと。実際作中でもそれを匂わせる描写がしばしば現れる。
作品の冒頭でいかにもなコミカル演出で三月の海に飛び込もうとしていたシーンがあったが、こういった事情を念頭に置けば案外「もうどーなってもいいや」という心理状態からくる身投げ上等の奇行だったのではないかとすら思えてきてしまう。実際、後に母方の実家近くの川に出向いた時には靴のまま入水することすら躊躇してるし、全編を通じてみてもあからさまな奇行と言えるシーンはあれだけだったのだから余計にそう見える。父親の再婚、友達もいない見慣れぬ土地への引っ越し、同居が決まったまだ見ぬ同い年の姉妹……まだようやく高校一年生になる少女にはちょっとヘヴィーが過ぎやしませんかね。

また準主役級の吉永恋についてもあまり恵まれた家庭環境とは言い難い。父親の吉永良太は作中「良い父親」風ではあり、恋が彼について手厳しいのも一種のツンデレからくるもののように見えるが、まあマジで父親としては軽蔑していたとしてもおかしくない。
良太は「きらら」作品としては珍しく主張の強い男性キャラなわけだけど、その人となりもかなりの傾奇者。恋が産まれることがわかっていながら趣味の釣りから離れることが出来ず、結果として5時間遅刻。こんなの墓に入った後もうらみを持ち越されるレベルの所業だと思うんですが、夫婦仲は良好な模様。最初の頃は家族ぐるみの集まりにもかかわらず彼女の母親が登場しなかったので、ははーんさては別れたなと邪推したりもしたが普通にいた(そういやOPにいたっけ……)。
母親の吉永玲子はキャリアウーマンで自分が仕事を続けられるのも良太のお陰……と思ってるようだが多分彼は嫁に稼がせて自分は釣りに行こうとしてただけなんじゃないですかねえ。それで自分が家事、育児を担当しているのなら話は別だけど、結局しわ寄せを食らってるのは恋を含めた子供たち。ぶっちゃけ機能不全家族一歩手前な気が。
まあでもこういうバイタリティー溢れる系はとりあえずモテるんで、奥様としてもそんな子供のように純真でエネルギッシュなところに惹かれてるんでしょう。恋の方も家事はさせられるわ学校から帰ったら即店番させられるわ神奈川県民なのに危うく生まれながらにしてカープ女子になることを宿命づけられる寸前だったりした割には父に対し愛憎相半ばのような状態。将来付き合う男のタイプが目に浮かぶようです。
いやしかしそれにしても玲子さん、キャリアでありながら四人分(うち二人は双子?)も産休取るような状況を作れるなんて、理解のある良い会社にお勤めのようで何よりです。

色黒サバサバ系お姉さんキャラの福元一花は「つり福」の船長をしてるようですが……こんな若くて美人で薄着のお姉さんがやってる店なんか男客で溢れかえったりしないもんなんでしょうか?彼女はよく仕事をサボるそうですが、案外そういう面倒ごとを避けるためなのかも。

総評としては「良く出来ている」佳作だと思います。作画の乱れもなくちゃんとした流れの中に釣りや魚料理の「うんちく」がしっかり入ってますしユーモアセンスもなかなか。特にメインの三人がしっかりキャラ立ちしてるのもプラスポイントです。ただ如何なる理由があれ「きらら」作品にこのレベルの暗い過去が求められているのか、という観点はあるかなとは思います。

本作のタイトルは『スローループ』 (SLOW LOOP)とのことで、throwの方じゃないんですよね。イメージ的には釣り(それもフライフィッシング)なので何となく投げる方なのかなと思っていたんですが「遅い」の意味。ループの方もキャッチコピーから「家族の環」とのことなので「ゆっくりと家族の環を繋いでいこう」みたいな意味も込めていそうな気がします。だからキャッチコピーまんまの「ラインループ」ではないのかもしれません。ついでに言うと何故フライフィッシング専門みたいな流れにしたのかなと思ったりもしたのですが、単純にslowとthrowを掛けたかったという側面もあったのかも。冒頭で釣り糸を前へ後ろへぐるぐるさせてたのを見て「ああ、throw loopってつもりなのかな?」って思った人も少なくない筈。(余談ですがthrow ~ for a loopではあまり良くない意味合いがあったりするようです。)

彼女達は一見明るく元気ですが、心にはまだたくさんの澱が溜まっていてあたかも岩魚のようにじーっとしているのでしょう。それをそーっと、時には足も使って魚の気を引き釣りあげる。ただの1エピソードに過ぎなかったかのようなあのシーンも、案外そういった寓意を込めていたのかもしれませんね。それでいてひよりは返しは付けずに縛り付けようとしない一方で、小春はしっかりと抱え込もうとする。そういった「小春日和」姉妹による違いが見えたのも面白いです。

さて、本作に登場する女性たちはメインキャラ以外も皆一様に何かを抱えながらも明るく楽しく前を向こうとしているようです。ただあまりにも気苦労が絶えないのか老いも若きもまつ毛に白髪が生えてる始末。一方の男性陣はと言うと、一人もいない!?きっとこいつらはどこかでガスを抜いてるに違いないな。良太は言わずもがなですが小春の父一誠までこっそりと!(`A´)

投稿 : 2022/07/08
閲覧 : 212
サンキュー:

15

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょっと何か足りないような・・・

原作未読(2022.7)
きらら枠。
話は亡くなった父の影響でフライフィッシングを趣味にしてる高1の女子を中心に母親の再婚で姉妹となった同学年の女子、幼馴染の女子達との賑やかながら穏やかな日常を描いた作品。
作画なんかは安定して暖かさを感じる雰囲気を意識しているように思う。
新しい家族との生活、幼馴染家族との交流、昔の思い出等のエピソードを釣り、魚料理の蘊蓄や豆知識を紹介しながら物語は進められ、主人公達の平和で緩やかな成長も描く。
しかし、何と言うか「きらら枠」にしては華がないというか足りないかなぁ。釣りや魚料理ってやっぱ地味でしょ?女子高生のキラキラ感やキャピキャピ感がね。一応、主人公の家族になった元気印の子がいるんだけど、女子高生というより子供っぽさが強い。そのくせ、小学生がやや大人よりの悩みを抱えてたりで、ちょっと違和感があったり(そういう子供もいるけども)。
「恋する小惑星」も天体観測という地味目な設定だったけど、宇宙とか夢って部分がキラキラ感あったんだよね。毛ばりとか、アジフライってさぁ・・・。
あと、秋田谷監督は「失格紋」もだけど、出だしが低調でとっつきにくい(自分だけかも知れないが)。この2作品は半分まで切ろうか切るまいか悩んでた。失格紋はともかく、こちらはそんなにハードル高目の作品じゃないはずなんだけど。何か足りないんだよね。

私のツボ:まぁ、俺魚あまり好きじゃないからとっつきにくいのはある。

投稿 : 2022/07/03
閲覧 : 152
サンキュー:

4

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

暗くない釣りアニメ

続編を除けば案外久しぶりなきらら系の新作
別に供給が不足していた訳ではないけれど、冬はそれ程見る作品も多くなかったのできらら系という事でとりあえず視聴して何となく完走した作品

特別何か設定が凝っている訳でもなく、特別な展開がある訳でもない普通の釣りアニメ
あくまで釣りをしながらとか釣り関連の話が主軸になっていて、そこでの関わりだったりを描いている作品

設定が少し重いとか言われていたけれど、別に話の展開や空気感に重さは殆ど感じず、小春の明るさというよりはそこまでひよりの陰を描こうとしてないんだと思った

見やすいアニメではあるし、ザ・きらら系な作品だから釣りに興味を持つ入門としてや、可愛い女の子が楽しくしているアニメが見たいのなら

投稿 : 2022/06/17
閲覧 : 131
サンキュー:

8

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 いきなり自分語りをしてしまうと、釣りを趣味としており、更にメイン釣法が
フライフィッシングということともあって、見逃せない作品でした。

 こういう特定のモチーフを持つ日常系作品の場合、モチーフとキャラのどちらに比重を
置くかを意識して観てしまうが、本作に関してはややキャラクタードラマ寄りの印象で、
釣り自体は海凪 ひよりにとって亡き父の思い出であったり、あるいは引き継ぐべき遺産的な
ものだったり、更にひよりと海凪 小春の関係性を始めとする、人と人を結びつける媒介の
ような舞台装置のような感じ。

 メインキャラであるひよりと小春だが、ひよりは父を、小春は母と弟をそれぞれ
亡くしているという、きらら系にしてはやや重ための設定であり、気楽に観られるような
雰囲気ではないが、逆にその分ドラマとしては見ごたえのあるものになっている感じで、
他人だった者が一緒に暮らすことで、悲しみを乗り越えて、家族を再構成していく様が
よく描かれていると思う。
 ひよりと小春に関して、釣りと言う部分ではひよりが教える側で、小春が教えられる側で
あるが、その釣った魚を調理する料理という部分では立場が逆になり、互いに与え合うという
なかなか良い関係に見える。

 キャラクタードラマ寄りと書いたが、釣り描写もおざなりにはなっておらず、ドラマの
合間合間に描かれる釣り要素などはちょっとしたフライフィッシング講座的趣き。釣りシーンの
作画もなかなか良い。
 意外だったのはひよりと小春の出会いが堤防での海釣りだったこと。海のフライも
ないわけではないが、通常フライフィッシングで想像されるのは渓流、湖、管理釣り場と
いった淡水のイメージがあるもので。

2022/05/21

投稿 : 2022/05/21
閲覧 : 151
サンキュー:

4

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

釣りもの

珍しい釣りもの。可愛らしくて良い。家族の過去は結構すごい設定。

投稿 : 2022/05/20
閲覧 : 123
サンキュー:

2

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

安定のきらら枠

原作:漫画 未読

感想
きらら枠です。
互いに再婚同士の親の娘で、突然姉妹になった ひよりと小春。
序盤は、ひよりが趣味の釣りで釣った魚を小春が料理するという一つのパターン的話がメインでした。
次第に小春も釣りに興味を持ち、初心者ながら釣りを楽しむ姿はほっこりさせられます。
作中、釣りの仕掛けなどの説明もあり、初めての人にも分かり易くなってるのは良いですね。
自分は周りに海がない県なので、子供の頃はもっぱら池や川で鮒や鯉、なまずなどを釣ってました。
釣りの魅力は、何と言っても魚が餌に食いついた時、竿に伝わる魚の暴れる振動がたまらないんですよね。
海釣りは大人にな手から数える程度でしかないですが、海釣りには海釣りの魅力があって面白いですよね。只、船に乗って釣るのは自分には合わなくて、いつも酔って海に撒き餌(ゲロ吐いて)してました ><

話が逸れましたね さーせん
姉妹となったひよりと小春だけど、ちょと喧嘩もあったりしたけど、すぐに仲良くなるところは観ててにこやかになれて良かったし、いつも無邪気で子供っぽい小春が、ひよりに対してお姉さんぶったりするところは可愛いなぁって思えたりで、いつもほっこりさせられてました。
こういうところは流石 きらら枠ですかね。安心して観れました。
何気に癒されるので、毎週いつも寝る前に観てましたよ。
原作はまだ続いてるようなので、2期あればまた観たいです。



気になった事
同じ釣りアニメの「放課後ていぼう日誌」もそうでしたが、釣り上げたばかりの魚が全然ピチピチ跳ねていないのはありえないです。
明らかに作画 手抜いてますよね。
残念でした。

投稿 : 2022/05/16
閲覧 : 160
サンキュー:

23

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちょっと ゆるキャンかなぁ

ちょっと ゆるキャンかなぁ なーんか ゆっくりした時間だった
仕事は あほ程 繁忙期だけど・・・

投稿 : 2022/05/05
閲覧 : 133
サンキュー:

0

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

実にきららアニメらしい雰囲気の癒し系作品

きらら系にしては重い過去があるという珍しい設定だが基本明るい雰囲気なのでそんな気にならない。
オーソドックスな人情アニメなのかと思いきや釣りを通して仲を深めていくというのは面白い発想だと思った。

どうしても放課後ていぼう日誌と比べてしまうのだが釣り部分だけで見るとていぼう日誌の方が良かった。
釣りは全然詳しくないので釣りをやる人の目線では評価できないけど。
部活動としてやるのと趣味でやるのでは違うので、両作品共に釣りの描写はこれで良いと思うし好みの問題だろう。

キャラの可愛さや話の雰囲気はきららアニメらしさ全開で嫌な感じはしない。
だが少々パンチ力に欠けるかなと。
いい話がじわじわ染みてくる感じでズドンとは来ない。
芯まで刺さるわけでもないけど何かいいなーって感じ。
ここが最高!って言えるとこが思いつかない。
恋する小惑星に似てる。

良かった所は恋ちゃんの存在
ひよりと小春のマイナスな部分を中和してくれるようなキャラだしめっちゃ可愛い。
しっかり者で大人びてるけど子供っぽい所が出ちゃうのが良い。
恋ちゃんが見るモチベになってたと思う(笑)

物足りないなと思いつつもこれ具合が丁度いい気もするし何だかんだ楽しめた。良作だと思います。

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 173
サンキュー:

8

ネタバレ

ERRUE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

安定のきらら

2022年冬アニメで唯一最後まで視聴できた稀有な作品でした。

↓ここからはネタバレ有
{netabare}
正直ゆるキャン△レベルのインパクトは無かったものの、作画崩壊やストーリーの破綻も無かったですね。(まあ、これが当たり前になって欲しいです)

主人公に位置づけられる「小春」「日和」はどちらも不運にも家族と死別しており、互いに片親との生活を送っていたが、ご縁があって親同士が再婚し小春と日和は姉妹として同じ屋根の下で生活を送る物語。

ほのぼの日常系が多いきららの中でも、主人公の生い立ちに暗い過去があるのは珍しい部類かなと思いました。(まどマギとか、メイドインアビスなどもありますが…)

彼女たちは「フライフィッシング」を通じて、新しい家族として馴染めていなかった互いの親と打ち解けていき、遠慮しがちな性格だった日和の表情も徐々に良くなっていきます。

逆に小春は何でも思ったことを口にしてしまう「空気読めないタイプ」の性格で、初回放送では日和に対して「失言連発」のヤバい奴でしたが、日和の友人「恋」がギクシャクしていた2人の仲を取り持っていて面白かったですね。

◎感想
2022年冬アニメの中では一番面白かったですね。ただ、傑作かと言われれば凡作より上寄りでしょうか。家族愛×釣りという組み合わせの本作ですが、きららユーザーの好みにマッチするか?と言われると微妙かもしれません。男の自分ですら、釣りは敷居が高く難しいです。正直、女子高校生2人が釣りをしたいと言ってきても、自分が親だったら反対して止めると思います。

何というか、釣りって危険要素がいっぱいあるので、ほのぼのとした日常系とは混じりにくいのかな?と感じました。

それでも、川釣りで釣った魚を調理して食べたり、料理屋で調理してもらったりと若干の飯テロも入っていて面白い部分も沢山あります。

また、キャラ1人1人にスポットが当たるお話も多く感情移入しやすい作品ではあるので、釣りが苦手な人以外は楽しめるのではないでしょうか?
{/netabare}

投稿 : 2022/04/20
閲覧 : 183
サンキュー:

9

ネタバレ

nishi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

明日ちゃんの影に隠れてしまった百合アニメ

きらら作品もうそろそろヤバくなってきたかもしれないですね
このアニメに男キャラはいらない

全てが中途半端でした

投稿 : 2022/04/16
閲覧 : 128
サンキュー:

2

ネタバレ

アハウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ひより、小春、恋

小春日和恋可愛い。とても高校生とは思えない。

いきなり同じ年の姉妹ができたらどうゆう感じなのだろう。
性格も違うし良いと思う。

(釣りアニメとしては、あるアニメと比較してこちらの方が間抜け。)
(ルアーやゴカイとか使わないと・・・)
話がすすんで使うようになりました。
丁寧な解説もありました。

家族や二葉・藍子の交流がメイン。
ひより・小春を見ているだけで元気になれます。
ひより推しです。

最終回直前スペシャルもよかったです。

投稿 : 2022/04/16
閲覧 : 196
サンキュー:

14

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キララフライ

視聴完了

きらら+フライフィッシング。
以上!!

景色綺麗だしフライを楽しんでる女の子可愛いし。良かったです。
ちなみにフライの知識は全くないので特に何も思わなかったけど、そこに知識がある人だとどうなのかな?

投稿 : 2022/04/14
閲覧 : 111
サンキュー:

2

ネタバレ

クソアニメの魔女 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

後半きららっぽくなってきた。うん、めちゃくちゃ良くなりました

放課後ていぼう日誌と同じ釣りジャンルの日常系アニメですが、日常系にしてはメインキャラのバックボーンがめちゃくちゃ重い。ごちうさのチノちゃんばりに重いです。ごちうさはそこら辺をあまり描写しない、あるいは悲愴的にならないようにしているので終始明るいですが、こちらはガンガン描写するので雰囲気が若干暗く、正直なところ登場人物の暗いバックボーンが釣りの部分を食ってしまっている感があります。その暗さを釣り部分に活かせているとは現状言い難いです。ひよりと小春の父親の関係改善もなんだか軽過ぎるので、病死とか事故死とかの重い設定は全部排除しても釣りメインのストーリーは成り立ちそうではあります。
ツッコミどころもそれなり。喘息持ちだった小春がスクール水着で冬の海に飛び込もうとしたり、冷凍庫に魚が結構あったのに釣りに行っていたりなど、ゆるキャンほど緻密な設定はできていない印象。
この作品はゆるキャン△に近いですが、ゆるキャンみたいな楽しみ方をしようとしても無駄に重い雰囲気が足枷になり、あちらと違って素直に楽しむのは難しかったです。

6話まで観て
釣り描写を取り入れてきてだんだん良くなってきた一方……やっぱ暗い雰囲気要らないんじゃね?ってなりました。そうした観点からこの作品はいまいちキャラを活かしきれてないと思えてなりません。
結局ていぼうの方が面白さに軍配が上がりますね。
ここまで観て一番の難点は独自性に乏しいところでしょうか。ゆるキャンとていぼうからオマージュし過ぎな感じが否めません。

7話
前半が二葉が友達に自分の趣味が釣りであることを打ち明ける話、後半はサブタイ通り、ひよりの母と小春の父の結婚を祝う回です。この回は普通に良かったと思います。今まで料理以外ではいまいちな存在感だった小春が活躍する話でもあります。二葉が殻を破って一歩を踏み出すシーンも王道ながら良かったですね。

最後まで観て
序盤の低評価を覆すくらいに化けた印象。きらららしいストーリーもあって、個人的にはていぼうと差別化できた良作に落ち着いています。

投稿 : 2022/04/13
閲覧 : 352
サンキュー:

15

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かなり微妙な日常系作品

きらら漫画原作 原作未読 全12話

きらら系漫画原作の日常系作品で釣りを題材にしています。
最後まで見た感想としては微妙な作品でした。

この作品の最も残念だったポイントは、メインの2人が親や兄弟を亡くしてそれぞれ片方の親同士が再婚して家族になったという設定です。
定期的に亡くなった家族の暗いエピソードが入り、高校生の親同士が再婚すると言うのも現実的と言いますか生々しさを感じました。
個人的にこういった現実的な要素は日常系作品には不要だと感じるので、1話から微妙だと思いながら視聴していました。

釣り要素は、同じ釣り系日常作品である放課後堤防日誌とも棲み分けができていて良かったと思います。

キャラは恋ちゃんが一番好きでした。
キャラ自体は全体的に良かったと思いますが、そこまで突出したキャラがいるわけでもなく、何より家族はおまけ程度の出番で良かったのではないかと思いました。

個人的には同じ釣り系日常作品なら放課後堤防日誌の方が好きでした。

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 153
サンキュー:

6

ネタバレ

ちゃりお さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

フライはあまりしないので...

フライはほとんどしませんが釣り人です。海は道具が大変ですぐに錆びますから私は川が好きです。
フライは延べ竿でしかやったことありませんし、ハヤしか釣れませんでした。
渓流はあたりが分かりづらくて根がかりか判断が難しいです。岩魚とか本当に岩に引っかかったのかってくらいの重さで何度も騙されました。フライでパクッってわかったらそれはとても面白いでしょうね。憧れます。

投稿 : 2022/04/04
閲覧 : 164
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3

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やはり私にはきらら成分が必要である

コロナの影響でスケジュールが変わったとはいえ
「ゆるキャん△」からきらら原作が登場しない異常事態

今作は1年前からアニメ化が決まっていたので
放送決定時点で大きな期待をした

フライフィッシングがテーマとニッチさがあるが
物語としては再婚して姉妹になったひよりと小春
そしてひよりの幼馴染である恋の群像劇

こはるが亡き父との思い出を
小春は在りし日の母と弟の記憶
そして恋は父を亡くしたばかりのひよりとの記憶

それぞれが意識をしている訳ではないが
さりげなく回想が入ると平板な話が一気に深みが出る

フライフィッシングを小春がこよりとする事で
他のキャラクターとの関係性が開かれるのはきららお得意とは言え
やはり心地よさを感じる展開だった

山田由香さんは恋する小惑星で終盤こけたので
最終回まで不安を抱えて見ていた

だが最後まで作品の味を見せて
エンディングの歌詞にあるサイダーの様な
淡く爽やかな作品

1年離れて見てやはり私にはきららが必要だ
そう思わせただけでも大きかった

投稿 : 2022/04/04
閲覧 : 172
サンキュー:

9

ネタバレ

しんちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日々(?)進化するきらら系アニメ

典型的きらら系。可もなく不可もなくという感じで、最後までぼんやりと見ていられました。

・圧倒的にオヤジ好みの趣味をなぜかたしなむ女子高生たち
・勝手に騒いで怒ったり泣いたり笑ったりするめんどくさい系のうざい主人公と、それをフォローしまくってくれる回りの人たちという優しい世界
・その領域の専門知識についても解説を入れてきたりするのだが、ストーリーに絡む重要な部分で非常識だったりしてその領域の専門家の方から総突っ込みを被弾する
・最近の傾向として、視聴者に人気の料理ネタもしっかり盛り込まれる
・絶賛売り出し中の若手女性声優が多くキャスティングされ、OP/EDの歌なども任されるが、ゆえに音楽がほとんど印象に残らない

といった、きらら特有の特徴をすべて兼ね備えており、そうしたものと割り切って見ていただければそれなりに楽しめると思います。ゆえに、ここでは小春ちゃんのうざさやひよりちゃんの演技への違和感、またフライフィッシングの世界の方からの批判については特に触れません。

ここでは、きらら系の上記の特徴に対してスローループが新たに加えた要素、「泣かせ」についてコメントしておきたいと思います。

きらら系は「メインキャストに女の子しか出てこず、金銭や恋愛といった現実の煩悩が完全に脱臭された幸せな世界」が基本なのですが、スローループは主人公2人とも小さい頃に大好きだった片親を亡くしており、その二人の親が再婚して二人が「姉妹」として出会うという重い設定が加えられており、しかもその親に対する思いが趣味の時間を過ごしている時にも時々ふと2人の心に浮かび上がってきます。

こういう重い話は、きらら系好きの視聴者が求めているものではないと思っていたので、この作品は失敗するんじゃないかと思っていたのですが、あにはからんや、意外に良かった。毎回、親や家族の絆に対する思いが主人公や回りの人物から語られ、ほろっとするシーンが挿入されます。視聴者を泣かせにかかっていると言えばあざといのですが、「へぇ~、きららにこういうのを入れるのもアリなんだ」と思わせる程度には新鮮でした。

正直、それ以外の要素に関しては可もなく不可もなくとしか言いようがなく、点数評価もそんなに高くないのですが、きららの新たな境地を開拓したアニメと言えるのではないかと思いまして、少しコメントをさせていただきました。

投稿 : 2022/04/03
閲覧 : 114
サンキュー:

4

ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

釣りが取り持つホームドラマ

 ただ可愛い女の子が釣りをワイワイ楽しむだけではなく、その釣りによって繋がる家族の描き方がほっこりしていて、意外としっかりした内容だった。
 それでいて肝心の釣り描写もぬかりなく、なかなか欲張りな楽しみ方もでき、かといってそのどれもが散漫としなかったのは良い。

投稿 : 2022/04/02
閲覧 : 117
サンキュー:

7

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

決して釣りのアニメではない

釣りのアニメかと思ったが、そうでも無い。
片親を亡くした子供同士が再婚し、兄妹となるお話。
これまでの一人親での、孤独にご飯を食べるシーンなど、
物語の主軸は家族そのものである。
つりは横軸でしかない。
様々な家族の形を描き出す。とっても考えさせられるし、感動する。
見るにつれて評価はうなぎのぼり。
{netabare}
こはるとひよりが主催で行った両親の結婚祝いの翌日、
母が言った、これ以上の結婚式は無いという言葉、
とっても感動なのにさらっと流すあたり、レベルの高さを思い知る。
{/netabare}
誰もがほっこりさせられる、広く見て欲しいアニメだった。

投稿 : 2022/03/29
閲覧 : 154
サンキュー:

12

ネタバレ

くらま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キャッキャうふふな釣りアニメかと思ったかい?それはゴカイです。

ちゃんと釣りしてて良い作品でした。
前後の準備と片付けも含めて釣りなので、そこを作品テーマとしており人気作なのもわかります。
フライフィッシングは経験無かったのでわかりませんが、仕掛けなども丁寧に描かれているのかな、と。

釣りは準備も含めて、それこそ出掛ける計画やら時間、天候に左右されるのですよね。
多趣味だったり、わたしなんか特に体力が無いのでなかなかしんどいのです。
(海、堤防釣りメインでしたが、海の遠い街への引越し、社会人になってからめっきり)
でも釣れた時の楽しさと釣った魚の調理で帳消しになります。

ストーリー背景の代償としてちょいちょい設定が重く、観てるこっちが真顔に戻ります。
が、恋ちゃんが天使なのと、あと出てくる子達、学校の同級生とかも良い子達なので補完できるかと。

天使な恋ちゃんがマジ天使でした。
あと、○リの2人。

作中でも登場しましたが、八景島シーパラダイスは気軽な釣りと釣果での食事が体験出来ます。
同じ感じの施設があり、釣りを気軽に楽しみたい方は是非、という感じです。

ちょい重いのですが補って余りあるはーとふるな作品です。
今後の人生でやさぐれた時に備え、敢えて見る事で立ち返るためBlu-ray予約しました。
(購入理由が重い)

投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 136
サンキュー:

7

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やっぱ微妙枠だった

途中切り作品だったけど時間があったので6話まで観ました。

釣りアニメとしても百合アニメとしても微妙です。釣りに関しては明日ちゃんにも釣りする回があったと思うけど、こっちのほうが断然良かった。

微妙なだけで100面白く無いと思ってる訳ではないので残り半分でどうにか挽回してください。キャラはとても良いと思うので。

【3/27追記】最終話まで観ました。完走出來たけど、今期の微妙枠です。きららとしては駄作の方に入るのでは…って感じ。
まずシリアス要素の必要性がほぼ感じないのと、ストーリー自体があまり面白いというか関心を持てない。

キャンプに興味無かったけど「ゆるキャン△」を観てキャンプをしてみたくなった。絵を描くことに興味無かったけど「ブルーピリオド」を観て絵を描いてみたくなった。釣りに興味無かったけど「スローループ」を観て釣りをしてみたく…なりませんでした。はい。

投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 237
サンキュー:

7

ネタバレ

ネムりん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作画の質は悪くないけど作画で魅せられていないです

最終話まで視聴。

ひよりと小春がそれぞれ片親を亡くし、親同士の再婚により複雑な関係になり、居心地が悪い状況を趣味のフライフィッシングを通じて、ゆっくりと弧を描く(スローループ)ように少しずつ家族の絆を深めていくことがこの作品のテーマのようですが、最終話、原作の4巻と5巻の途中までが描かれていて、家族全員の関係に重きを置いて論点に触れるべきでしたが、テーマに沿った終わり方をしませんでした。
アニメの続きがあるかは分かりませんが、意図を汲み取ってアニメ制作をしているようには見えなかったので、ストーリーについては高い評価ができませんでした。
背景が重いだけに全体的に少し軽い作りになってしまったのと、釣りや料理を通じて家族の大切さを知っていく描写が欠落していたように思えたので、視聴してて伝えようとしていることが分かりにくかった。
最終話の12話、釣りのシーンが原作よりも大幅にカットを加えて生き生きとした描写がされてました。料理も原作寄りで今までの作画よりも細かな部分までよく描かれていて、いつもより美味しそうに見えました。
逆を言えばこのような作画が描けることを自らが証明し、親近効果を使いそれを今までしてこなかったことになり、原作で描けない部分をアニメーションとして映像化することを期待していたのですが、原作を少し読んでいただけに省エネ作画の手抜き感が許せませんでした。
原作のうちのまいこ先生が悪いということではなく、制作会社が脚本の"動機付けで"ある「釣り」と「料理」の部分をあまりにも軽んじすぎていたように思え、作画の質は悪くないのに機転を利かせてどのように視聴者に内容を伝えようか言葉が足りず、基本的な部分が抜けていたような気がします。

結論を言えば最後までこのアニメ作品は好きになれなかった。

次回作に期待します。




9話まで視聴。

釣りと料理、ヒューマンドラマの3点セットで物語が進められていますが、全体的に魅せる力が足りないのかかなり中途半端な内容の印象で、タイトルが『スローループ』だからゆるく見せる作りになっているのかな?良い部分でゆるい作りを見せられていないように感じます。

釣りパートではキャスティングからヒットしてリーリングするところの緊迫したシーンがあれば感じが伝わってくるのだが、魚の跳ねる動きもあまりないし網でキャッチするまでの作業がかなり省略されてしまっているので、釣りをしている感覚で見れないのと、専門的な知識は所々入れてくるけど、シェイキングやポンピングなど技術的な部分まで触れられていないので、釣りをしたことがない人が作品を作っているように見えてしまう。(釣りをしたことがなければ探すといくらでも情報教材があるわけで、 いくらでも研究できる。)
CloverWorksだから明日ちゃんに勝てなくても仕方がないよねじゃなく、そもそもが同じ土俵で戦おうとしていないのでしょう。

料理も調理の仕方だとか出来上がった時のカットをメインに見せていて、実際の調理工程における油の跳ねる感じや肉汁が溢れ出すところ、裏返して焦げ目がついたシーンなどをかなり省略してしまっているので、出来上がったものも湯気が立っているだけで美味しそうに見えないし料理をしている感覚で見れない。
『食戟のソーマ』や『異世界食堂』みたいにやれとまでは言わないけど、時間にしたらわずかに2、3分ほど使ってカットを加えるだけでもだいぶ違ってくると思うのだが、その部分が足りないので釣りと料理が必要性の薄い副次的パートにしか見えないです。

ゆるい作りでやってるから仕方がないですよと言われればそれまでだけど、『ゆるキャン△』や『放課後ていぼう日誌』みたいな感覚で差別化も図れないようなら観ててやはり飽きてしまうし、連鎖してヒューマンドラマ部分も薄い感覚に襲われてしまうので話の内容もつまらなく感じ、全てが悪い方向に進んでいるように見えてしまう。
題材が面白くなる要素があるのに、労力を惜しんで良い作品を作ろうという気持ちが映像から伝わってこないので、少しの工夫が作品を良く見せることもできるわけでもったいない。

キャラクターは高校生なのに小学生にしか見えないが、ロリ目線で見れる人はいいかもしれないけど、『のんのんびより』や『ゆるゆり』みたいにギャグ路線ではないので、もっと個性を出して万人受けできるようにして欲しいし、善処して何処かで差別化を図れないと今後の展開は厳しいのかなという感想です。

OP曲は「ぽかぽかイオン」の安野希世乃さんと東山奈央ちゃんのユニット。
錆喰いビスコのJUNNAさんと合わせて今期マクロスΔのユニットから3人がオープニング担当してますね。
2人とも優しい声質の持ち主なので、作風には合っていていいと思います。

投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 284
サンキュー:

10

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

親の再婚で姉妹になった2人がいっしょに釣りをする、きらら系日常コメディ。。

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
海辺でひとり、亡き父に教えてもらったフライフィッシングを嗜む少女・ひより。 いつもどおりに釣りをしていると、いきなり海に入ろうとする天真爛漫な少女・小春と出会います。 一緒に釣りをする事になった2人でしたが、実は親の再婚相手の娘どうしで…? ひょんな出会いから「姉妹」になったひよりと小春と一緒に、「釣り」をしながらスローに過ごしてみませんか?
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:うちのまいこ(まんがタイムきららフォワード/ 芳文社)
監督:秋田谷典昭
副監督:守田芸成
シリーズ構成:山田由香
キャラクターデザイン・総作画監督:滝本祥子
釣りシーン演出:柴田匠
料理・エフェクト作監:鷲北恭太
美術監督:諸熊倫子(スタジオ天神)
色彩設計:月野えりか
撮影監督:佐藤敦(スタジオシャムロック)
3D監督:濱村敏郎(ワイヤード)
編集:仙土真希(REAL-T)
音響監督:土屋雅紀
音楽:伊賀拓郎
音楽制作:フライングドッグ
アニメーション制作:CONNECT
製作:スローループ製作委員会

主題歌
OP:「やじるし→」ぽかぽかイオン
ED:「シュワシュワ」Three ∞ Loop
{/netabare}
キャスト{netabare}
海凪ひより:久住琳
海凪小春:日岡なつみ
吉永恋:嶺内ともみ
福元一花:名塚佳織
福元二葉:村上奈津実
二宮藍子:井上ほの花
吉永虹:東山奈央
吉永虎:安野希世乃
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第1話「とても変わった女の子」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
海辺でひとり、亡き父から教えてもらったフライフィッシングをしている少女・ひより。他の釣客から声をかけられますが、良く知らない人が苦手なひよりは疲れてしまいました。
時刻も夕方に差し掛かりそろそろ帰ろうとすると、突然大声をあげる少女が現れました。どうやら綺麗な海を見て感動しているようです。
すると突然、その少女は服を脱ぎ始め…。
{/netabare}
感想
{netabare}
3年前にお父さんをなくしたひよりが
お母さんの再婚相手になる一誠さんと連れ子に会う前に
心を落ち着かせるために、お父さんに習った釣りをしに海に来てたら
3月の海に入ろうとする、とても変わった女の子に出会って、止めた。。

その子に釣りを教えたり、釣ったお魚をお刺身にして食べさせてあげたりして
すっかり仲良くなったんだけど
その子が新しいお父さんになる人の子どもだった。。


そのあと2人が引っ越してきて、ひよりは
お父さんの部屋が小春の部屋になるのをさびしく思ったり
新しいお父さんとうまく話せなかったりして海を見に行ったんだけど
小春が竿を持って追いかけてきた。。

小春なりにひよりに気を使ってくれてるみたい^^

そこでまた、おぼえが悪い小春に竿の振り方を教えたり
帰りに小春から、名前を呼び捨てにするように言われたり
帰って、釣った魚でご飯作りたかった、ってゆう小春に
冷蔵庫に入ってる残りのお魚を使って、ヅケ丼の作り方を教わったり。。

そこに一誠さんが来て
いっしょにヅケ丼を食べながら、小春の小さいころのことを聞いたりして
ひよりと小春は、いっしょの高校に入学した、ってゆうところでオシマイ。。



親の再婚相手の子に知らないで出会って、いっしょに生活することになって
女の子どうしで仲良くなるってゆう、設定だけは「citrus」みたいだけど
小春が天然で、あんまりギスギスしないところがよかった◎

あと、釣り女子って言ったら「放課後ていぼう日誌」があるけど
こっちも釣りのこととか、お魚の料理が勉強できていいみたい☆


今回ははじめてのせいか
きらら系日常コメディに、ちょっとドラマがあったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第2話「笑顔になれたら」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
高校に入学し、クラスがひよりと分かれてしまいショックを受ける小春。一方、人見知りのひよりは緊張しながら教室に入ると、幼馴染の恋を見つけます。「同じクラスになって良かった」と、安心して話しかけるひより。
そこで小春が釣りにも興味がある事を聞いた恋は、ひよりにある提案をします。
その日の放課後、ひよりは「行きたいところがある」と、小春を誘いました。そこは…。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、高校生デビューの日のおはなしで
学校でのお話になるのかな?って思ってたら
幼なじみの恋がクラスにいて、途中からその子のおはなしになって
お父さんが釣り好きの変人だとか家がフライフィッシングの専門店だとか。。

それでひよりが恋のお店に小春をつれて行って、フライのセットを買ったり
お気に入りの灯台にいっしょに上って、フライセットをプレゼント^^

そういえばおはなしとは関係ないけど「灯台もと暗し」の灯台って
本当は電気がない頃に使われてた、傘のない電気スタンドみたいな形の
ろうそく立てのことなんだって。。


後半は、恋、ひより、小春の3人が
恋のお父さんにでっかい釣り堀に連れてってもらって
ニジマス釣りをするおはなしだけど、恋は日焼けしたくないから釣らない^^

それでひよりが小春に、釣りを教えるの。。



恋が出たことで、ひよりの子どものころのおはなしとか
小春が恋にちょっとやきもち焼いたりするエピソードが増えて
おはなしが広がったみたい^^


ギャグは、本人の性格とかをズバッと言って
それに本人がツッコんだりするパターンが多いみたい^^

小春がわりと、めんどうな性格だってゆうのとか。。

あと、お父さんがよく話したりするみたい。。
原作者が女の人だからかな?


それと、OPの「やじるし→」ってゆう曲が
歌が「ぽかぽかイオン」になってて気がつかなかったけど
この声、東山奈央さんだよね?あともう1人、よく聞く声。。って思ったら
東山奈央さんと安野希世乃さんのユニットだった^^
{/netabare}
{/netabare}
第3話「ありがとう」
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公式のあらすじ
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ある日、ひよりと小春は部屋でお互いのアルバムを見ていました。
すると小春は、ある写真に目が留まります。それはひよりが幼い頃、父と一緒にボートで釣りをしている写真でした。
昔はよく恋の家族と一緒に、「釣りキャンプ」に行っていたというひより。
それを聞いた小春は、家族の親睦を深めるためにある事を思い付き…。
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感想
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あらすじのおはなしで
お母さん抜きの吉永家と海凪家で釣りキャン△に行くの。。


小春とひよりがボートで湖に出て、小春が漕いで船が回りだす^^

お昼も二人で、船で小春が用意したお弁当を食べるんだけど
梅干し入りのおにぎりは、食中毒にならない、ってゆうところから
魚のあたりがない、ってゆうジンクスで、ふつうは持ってかないみたい^^

それから雨が降ってきて、木陰で雨宿りしたんだけど
雨が降ると魚も岸の近くで雨宿り。。
調べたら、雨で釣り人が減るのと、水が濁って糸が見えにくくなるとかで
ちょっと雨が降ってるくらいの方が釣れる確率が高いみたい。。

それでか分からないけど、小春が岩魚を釣って
近くのお店で焼いてもらって、おいしそうに食べてたけど
背中からかぶり付いたら、背びれと背骨で口の中が骨だらけになりそうw

「人間に例えると火あぶりの刑」ってゆうのは
お魚がかわいそうになるよね^^;

それからお料理教室で
ニジマスのアクアパッツアもおいしそうだったけど
お塩とかコショウなんかはいらないのかな?

あと、小春がひよりのママに敬語なのは、知らないおばさんだから。。って
その通りだけど、知らないおじさんといっしょに暮らす方が気になる^^;

ひよりは思い切って、おじさんにアクアパッツアをよそってあげてたけど
本当のお父さんになれるのはいつかな。。


夜、2人で星を見ながら、ひよりはお父さんのことを思い出してた。。
2人はそれぞれ、親を亡くしてるから、気持ちが通じるのかも。。



ひよりが「最近、釣りが楽しい♪」って言ってたけど
恋がいても、そうならなかったのは
やっぱり小春が特別だからなのかも。。

新しく家族になった子と、すごく気が合わなかったりすることもあるから
ひよりはとっても、運が良かったと思う。。
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第4話「はずかしくないんですか?」
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公式のあらすじ
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ひよりと海釣りにやってきた小春でしたが、海は風があって投げづらい様子。一方、ひよりは順調に魚を釣り上げていました。
良く釣れるタイミングの「時合い」が来ている為、小春にも釣ってもらおうと代わりにキャスティングをしてあげるひより。しかし小春は「自分でやりたい」と言い争いになります。思わずひよりを置いて、小春が駆け込んだ先は…。
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感想
{netabare}
パート1はあらすじのおはなしで、小春が恋の店に行って
ひよりとケンカみたいにして、逃げだしてきちゃったことを相談すると
釣り女は少ないから、小春に楽しんでもらいたいんだ、って解説。。

そのあと、ふだん着は魚臭くなるからやめた方がいいってアドバイスされて
小春はかわいい防水靴を見つけたんだけど、ひよりから連絡受けた恋は
ひよりも履いてる、自分も履いてるっておススメして、小春にも買わせて
ひなたには、小春がもうすぐ行くから待ってて、ってメッセを送った^^

恋はいい子だし、ついでにお店の売り上げにもなってよかったねw


小春は靴を持って戻ると、ひよりはアジを釣ってて
家に帰ると小春は、タルタルソースとアジフライを作ってお料理教室。。

フライがおいしそう^^千切りキャベツの作画も良かったw
タルタルソースは、にゃんはピクルス入りのほうが好きかな☆彡

アジフライとバタフライ効果は間違えないと思うw


パート2は、恋のお誕生日で、恋ママが海外出張から帰ってきて
恋が甘えてるところをひよりたちに見つかるの^^

そして恋はママから、パパと結婚したからお仕事をつづけられるんだ、って
結婚秘話を聞いて、ちょっとパパを見直すと
パパも沖縄からマグロとカツオを持って帰ってきて
ご近所さんとか呼んで、パーティー♪

ふだんは釣りバカなお父さんだけど、みんなから褒められて
こうゆうときは自慢のお父さん^^

その時、釣船をやってる一花さんに会って、船釣りをすすめられて
小春がまぐろ釣りたいって騒ぐから、恋が弟たちに糸をつけて
マグロ釣りのシミュレーションをやらせたら
小春もとりあえずはあきらめたみたい^^

それにしてもマグロ釣りの船に、1万5千円も払うんだったら
ほかの費用とかも考えたら、買った方がぜったい安いよね^^;

でも、アニメは買っても食べれないけど
釣りなら趣味をやって、食べられるんだから、釣りの方がいいのかもw


そしてパート3で、釣りにはお金がかかるって知った2人が
レストランでアルバイトを始めるんだけど
内気なひよりがホールで、かわいい制服が着たい小春がキッチン。。

ひよりはさっそく、お客さんで来た一花と恋にサービス。。
そのあとは、外でチラシ配り。。

そこで下校中の一花の妹、二葉に出会って
「女の子が釣りやるって
恥ずかしくないんですか?って質問された。。

家に帰って小春にキャスティングのコツを教えたあと
そのことを思い出して
どうしてあんなこと聞いたのかな?って考えてオシマイ。。


女の子が釣りをしても変じゃないし、恥ずかしくもないと思う^^
二葉は学校で、からかわれたりしたのかな?
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第5話「また一緒に」
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公式のあらすじ
{netabare}
夜明け前、ひよりたちは恋の父が運転する車であるところに向かっていました。そこは一花が働く船宿「つり福」。今日は皆でエサを使った船釣りに挑戦します。店の前に到着すると、釣具の準備を手伝う二葉がいました。
先日、ひよりに対して「変な事を言ってしまった」と謝る二葉。気にしていないと告げるひよりでしたが、浮かない顔で準備を続ける二葉が気になり…。
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感想
{netabare}
あらすじのおはなしで
先週の二葉の質問に、ちゃんと答えられなかったひよりが
二葉に教えてもらいながら、船釣りをするおはなしかな。。


前半は釣りのおはなしで、イソメが出てきたときゾッとしちゃった。。
1匹だけならまだいいけど、ウジャジャしてるとブキミ^^;

小春はぜんぜん気にしなくっていいな。。
いつか遭難しても、生きていけそう^^


あと、二葉が本当に釣りのことよく知ってて、すごいなって^^
エサまでつけてくれるって、きっと、友だちの女子に話したら
気もち悪がられそう。。

でも、そんな友だちだったらいらないかも。。
べつに男子が友だちだって、いいと思うけどな。。
友だちは、男子と話せる二葉に、やきもち焼いてるだけかも^^

でも、これでひよりが今まで友だちが少なかった理由が分かったかも。。
ひとりで熱中できる趣味があったら、友だちなんていなくても大丈夫^^


後半は、福本姉妹も呼んで、みんなでアジパーティー♪

そんなにたくさんの人を招待できるって、何十匹釣ったんだろう?
小春も今回は釣り方がかんたんで、いっぱい釣れたのかも☆彡


アジのハンバーグは蒸し焼きにしたら、大きくてもすぐ火が通ると思う。。
それに多少生でも、生で食べれるくらいだから^^


さいごはひよりが二葉と友だちになるおはなしで
人見知りなひよりが、自分から申し込んでまで友だちになるって
すごいことなのかも^^

これで学校で仲間外れにされても大丈夫かもだけど
べつに釣り友だちが男子でも、いいと思うよ?
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第6話「難しい」が楽しい
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ある夏の昼下がり、恋のお店に涼みにやってきたひよりと小春。恋が2人と話していると、父親の良太が昼食から帰ってきました。あまりの暑さに釣りを諦めた事をひよりから聞いた良太は、暑いからこそ「釣りしようぜ!」と提案します。それは船に乗ってのシイラ釣り。
後日、早朝に集まったひよりたちが準備をしていると、良太がひよりにあるものを手渡します。それは…。
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感想
{netabare}
恋と、恋パパ、それと一花もいっしょに
船でシイラを釣りに行くおはなし。。
シイラって、何だかミイラみたいでちょっとブキミw
顔も人面魚みたいで、目つきが悪いしw

ひよりは恋パパから
ひよりのパパに上げるはずだった、新品の釣竿をもらった♪
恋がパパに迫るところはこわかったw
あれだと、本当のことは言えなさそうw

魚偏に暑って書いてシイラって読むんだって。。
魚を釣る前に豆知識ゲットw

小春が船に揺られるところで「無職転生」のエリスを思い出しちゃった。。
吐かなくって良かった^^;

パヤオって聞くと、某宮崎監督を思い出しちゃうけど
ググってみても、どうしてそうなったかはよく分からなかった。。

けっきょく、フライにこだわったひよりは釣れなくって
「まず釣ってみることが大事」って恋パパに言われて
アドバイスを聞いた小春が釣れた。。
足ががくがく、って、何となくわかる^^

記念撮影で、アニメ顔の小春が
目つきの悪いシイラを持ってるのが何だかシュールだったw

シイラの皮には毒があるかも?って一花に言われて
一花のお友達の楓がいるカフェバーに行って、さばいてもらうことに。。
変なサービスたのんで、食中毒とか起きたら大変そうだから
何だか悪いみたい。。

それで、カルパッチョにしてもらったんだけど
その前に楓が趣味で狩ったキジを見せてくれたから
恋が毛バリ用に毛皮を欲しいって交渉。。
でも、そうゆう動物って弾が残ってそうで、ちょっとこわいかも。。

一花と楓が仲良くなったきっかけは、林間学校のきもだめしで
クールでたよれる感じだと思われてた楓が、実はこわがりだった。。
ってゆうエピソードがあったけど、そんな人が山に狩りに行くとか
ちょっとギャップがありすぎかも^^



今回はシイラの豆知識があって、お料理もあったし
新キャラの楓登場で、おはなしも広がってきたみたい^^
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第7話「結婚式」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
皆で夏休みの宿題をする為、ひよりたちの家にやってきた恋と二葉。文系が苦手なひよりと理系が苦手な小春は、お互い教えあう事になりました。英会話を習っていたという小春がひよりに英語を教えようとしますが、恋は「カタカナアレルギーなのに教えられるの?」と笑ってしまいます。 怒った小春は、日本語を禁止して英語だけで会話しようと決闘を申し込むのですが…。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじのおはなしははじめだけで、小春の英語はうまかったけど
恋の、あんまり話さないで質問する作戦に負けちゃったみたい^^;

麦茶の英語が分からなかったら
「We call it mugi-cha in japanese
but I don't know how they call it in english.」
とか言っておけばいんじゃないかな?

それで二葉まで来た本当の理由は、親友の藍子に釣り好きなのを打ち明けたい
ってゆう相談のためで、恋のアドバイスで藍子を
釣りができるテーマパークに誘うことに。。

藍子は、そこで釣ったお魚を食べることができるってゆうのも知ってて
当日、わりと積極的に二葉に教わって釣りをしたり
魚を針から外してもらったり、釣ったアジを食べたりして楽しそう^^

それで二葉が、恐るおそる話したら「知ってたよ^^」ってw
それで2人は前より仲良くなれたみたいで
ひよりたちは、一花からありがとうって言われた^^

一花はそれから、姉妹のきずなの話をして
二葉もいつか嫁に行くのかな?って落ち込んでたけど
その前に自分が嫁に行くんじゃないのかなw


それから今度は、5人で渓流でフライフィッシングをすることに。。

小春は、恋にいろいろ教わってたけど
管理釣り場の人が魚を放流しててちょっとびっくり!
あれだと魚を買ってるのとあんまり変わらないみたいw

ラインの位置を上流に持ってくとか、知らなかったけど
渓流でフライフィッシュをしたことのある人は、たぶん知ってるし
しない人にはムダな知識かもw


その時、指輪の話が出て、小春たちは
パパたちが指輪も結婚式もしてないことに気がついて
急に今夜、釣った魚でフルコースの結婚式をしよう!ってなって
二葉につきっきりのひよりの代わりに、小春がひとりで魚を釣ることにw

小春が調理担当で、ひよりがウェイトレス。。
前菜にカプレーゼ、メインはニジマスのムニエル。。
ウェディングケーキまで焼くってすごい!

それでお父さんたちにはとっても喜んでもらえたみたい☆


次の日起きたら、もうお昼。。
本当に結婚式しないの?って聞く2人にお母さんは
「昨日以上の式はできないでしょう」って^^

それから家族4人で、釣りに行こうってゆうことになったけど
これからソーメンゆでて食べて、着替えて出かけると
着くのは夕方になりそうw



前半は二葉とお友達が仲良くなるおはなしで
後半はお父さんたちの結婚式のおはなしって
何だか日常コメディってゆうより、ドラマでも見てるみたいかも^^
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第8話「ここがいい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
祖父母の家に泊まりにやってきたひよりたち。庭で小春が蝉取りをしていると、ひなたが「お団子作るの手伝って」と2人に声をかけます。皆で団子を作っていると祖母から、昔はよくひよりの父と祖父が一緒に渓流に出かけていた話を聞きました。しかし祖父は腰を悪くしたようで、ひよりたちと一緒に渓流には出かけられないようです。ひよりはその祖父が少し苦手な様子で…。
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感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、ひよりのお母さんの実家に遊びに行くおはなし。。

ひよりは、無口で表情のあまりないお爺さんがニガテだけど
小春が言ってた通り、ひよりにそっくりな性格かも^^

死んだお父さんとも、よく渓流に行ってたみたいだけど
腰が悪くて、いっしょには行けないんだって。。

存在感がなくって、せっかく出てきたのに、ちょっとかわいそうかも。。


親が実家に行くと
おばあちゃんから子どもあつかいされるって、あるあるかな^^


渓流に入るとき靴を履いたままだったけど、専用の靴だったりするのかな?

そう言えば小さいころ、いなかに住んでるおじいちゃんが
川に入る靴の裏にフェルトを貼ってるのを見たことあるかも^^


魚がかからないのは小春が騒ぐから、ってひよりが責めてたけど
ひよりが魚を待つとき「パクっと来い!」
って、なんども言ってたのはうるさくないのかな^^;


ひよりは、渓流で釣った魚は、リリースする派。。
それはお魚のためってゆうか、自分が来年もまた釣りたいから
ってゆうのはいいと思う^^

でも、それって、お魚に遊んでもらうってゆう感じかも^^


小春は雨に打たれて風を引いちゃったけど
もしかして、川に入ってたから体が冷えた、ってゆうのもあるかも。。


小春が熱を出したとき、おじいさんがフルーツを買ってきてくれたけど
無口だけど、やさしいなぁ^^
でも、にゃんはアイスクリームの方がいいかもw


小春が寝てる間、ひよりは、おばあさんから
小春が釣ったイワナのお料理を習ってたけど
魚を煮込むのに30分から1時間って多くない?

ふつうは6、7分で、煮付けでも15分くらいだから
30分から1時間も煮込んだら、甘露煮にみたくなっちゃいそうw
あと、火を通すなら、寄生虫の心配はいらないみたい^^;


小春が良くなって、ひよりが
「つらいときは弱音はいたっていい。。家族なんだから」って言ってたけど
にゃんが苦しいってゆうと、にゃんママに
「苦しいって言うな、こっちまで苦しくなる」って言われたし

野菜なんかでも、ちょっと色が変わってたりして言うと
「気にする人には、ハエ3匹よけいにたかる」とかって言われたりして
家族って、甘えちゃいけないものだと思ってたかもw


さいごに小春がひよりに「お姉ちゃん」って言われてうれしそうだった^^

いい家族ができて良かったね☆彡
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第9話「釣りキャンプしたい!!」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
恋が縁側でお茶を味わっていると、突然「家出してきた」とやってきた小春とひより。どうやら小春は子供たちだけで釣りキャンプをしたいと父に提案したのですが、反対されてしまった様子。恋は「人を説得するには信頼されることが大切」と、しっかり計画を練ってプレゼンをする事を提案します。「釣りキャンプのしおり」を作成して家に帰った小春は、早速父に説明を始めると…。
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感想
{netabare}
あらすじのおはなしで、もうちょっといろいろあるのかな?って思ってたら
ちゃんと計画を立てて話したら、お父さんはすぐにOKしてくれた^^

「ゆるキャン△」見なれてるから、ふつうなんじゃない?って思ってたけど
世の中、変な人ばっかりじゃないけど、変な人もふつうにいるから
本当に女子だけでキャンプに行くんだったら
事故とか事件とかに巻き込まれてもおかしくないかも。。

ひよりママが「見守るのも親の役目なんじゃないかな?」って言ってたから
パパがこっそりついてって、陰から見守るところ想像しちゃったけど
そこまで親ばかじゃなくって良かったw


それからバンガローについて。。、って「ゆるキャン△」っぽくなったけど
恋はひとりでゆったりと。。って志摩リンポジだね^^

小春は積極的で、なでしこにちょっとキャラがかぶってるかな。。

ひよりはちょっと、志摩リン入ってるけど
主人公としては目立たないタイプで、「ゆるキャン△」にはいないかな。。

あと、あおいと千秋みたいなギャグ要員がいないのも
あんまりメジャーになれない原因かも^^


小春がなれたせいか、ひよりと別行動でフライフィッシングしてたけど
なかなかつれなくって、ひよりが前に言ってた
小さな滝みたいなところに行ってみたら、いっぱい釣れて
ほかの人にまで教えてあげられるようになって、いい気分だったみたい^^


釣った魚はすぐ塩焼きに。。
川魚は塩焼きがいちばん!ってゆう恋に、小春は「そんなことない!」って
研究してきた「ニジマスのホイル焼きマヨづくし」を出すと
恋とひよりは「おいひ~い♪」って。。

それに「そうじゃろ、そうじゃろ」ってゆう返事もなでしこみたい^^

ホイルの包み焼は、にゃんもときどき作るけど
鶏肉でやってもおいしいよね^^


夜、眼が冴えて眠れない小春が恋に、おはなしをせがむと怖い話で
本当にあったクマの話、ってゆうのは、キャンプ場だと怖いよね^^;

でも去年、札幌の住宅街で人がクマに襲われたりしてるから
小春じゃなくっても、森の中なら怖いよね。。


さいごは男子サービスの温泉シーンで
小春じゃなくても、大胆過ぎる!って言いたくなるかも^^;
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第10話「私もがんばりますねっ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
小春のクラスでは文化祭の出し物を決める会が開かれていました。お化け屋敷や脱出ゲーム、釣りゲームなど様々な案が出ますが、なかなか決まりません。一方、ひよりと恋のクラスでは和風喫茶に決まり、給仕班と調理班に分かれる事になりました。恋と同じ調理班にしようと思っていたひよりですが、飲食店でバイトしている事を知ったクラスメイト達に給仕班にスカウトされて…。
{/netabare}
感想
{netabare}
文化祭の出し物が、小春のクラスは小春の提案で
寄生虫の模型を作って展示することになって。。
模型はうまくできてたけど、よくこの企画が通ったなぁ。。ってw

もしかしてみんな、メンドクサイから、小春と仲間たちにまかせて
サボってたんじゃないかな。。って^^;

あと小春メインのおはなしで
フライとテンカラの違いの説明とかもあったけど
フライと天プラって似てるよね^^

ちょっと調べたら、大きな川だとリールが伸ばせるフライフィッシングで
日本みたいな小さな川が多いところだと、テンカラ釣りが向いてるみたい。。


あとは、ひより中心のおはなしが多かったかな。。

クラスで和風喫茶をすることになって
ひよりはバイトの関係で、ウェイトレスをたのまれるんだけど
メニューの焼きサバサンドの仕入れも担当することになって
二葉をさそって、はじめてのサビキ釣りをするの。。

そのころ二葉は、作文コンクールに入賞して
全校集会で朗読ことになって、悩んでたんだけど
自分でイソメを針につけたり、新しい釣り方を積極的に試すひよりを見て
パワーをもらったみたいで、朗読は大成功♪

あと、文化祭にも来てくれたんだけど、お目当てのサバサンドがなくなってて
代わりにまた、いっしょにサバ釣りに行くことになったんだけど
いっしょに来てた藍子も、いっしょに行きたい!って言ってきて
いっしょに行くことになったみたい^^

このおはなしって女子がメインだけど
あんまり百合百合してないのがいいんだけど
藍子が出ると、ちょっと引いちゃうかも。。


オチは、出し物にお客さんが入らない小春が
血だらけ白衣でひよりのところに来て
ひよりから、営業妨害で訴えるよ!って言われたんだけど
それって悲しいよね^^;
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第11話「大切なもの」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
峠道を走る車の中で、酔った様子のひより。ひよりを心配して休憩がてら立ち寄った場所は、眼下に美しい湖が広がっていました。今日はかねてより計画していた「紅葉狩り釣り女子キャンプ」の当日です。荷物をテントサイトまで運び終え、早速釣りに向かった子供たち。釣りを始めたひよりと二葉を、恋と藍子は座って眺めていました。しかし藍子は浮かない顔で…。
{/netabare}
感想
{netabare}
男性以外の海凪家、恋とお母さん、二葉と友だちの藍子、一花と友だちの楓が
「紅葉狩り釣り女子キャンプ」に行くおはなし。。


荷車で荷物を運んでたけど、あんな大きな物をどうやって運んできたかな?

あと、釣り糸のことがよく分かってない小春に、恋が釣り糸講座。。

ひよりと仲良く釣りをする二葉を見て、藍子は浮かない顔で恋に話しかけ
恋は、小春やひよりとの関係を説明してたけど
ひよりとは母親が友だち同士の幼なじみで、保育園からいっしょ。。

そんな話を聞いて藍子は、小春とひよりが仲良くしてるともやもやしない?
って聞いてきた。。

藍子は二葉が、自分以外の子と仲良くしてるともやもやするんだって。。

それで恋は、二葉は藍子といるときが一番楽しそう、って言ってあげたら
そうだといいんだけど。。ってちょっとうれしそう^^

それで二葉がニジマスを釣り上げて、藍子がそっちに向かうと
「物わかりのいいフリをするのもつらい物だよね。。」ってひとり言。。


暗くなってきて小春は、二葉と藍子にニジマス料理講座。。
作るのはロシア料理の“ウハー”ってゆうお料理。。

ウクライナへの武力侵攻があって
ロシアって聞くと、すぐダメ出しする人もいるみたいだけど
悪いのはロシアじゃなくって、プーチンと仲間たちだけだから。。

それって大きな事件とかあると
犯人と同じ名前の子がイジメられたり、からかわれたりするのとおんなじで
お料理は関係ないはず。。

楓はスモークしたお肉とか出してくれて
こんど猟に連れてって、ってゆう小春たちが言い合いになったけど
猟ってたぶん、たくさんの人がいっしょに行くと動物に目立っちゃうから
1人でもついてくるのは迷惑なんじゃないのかな。。

そうやってモメてる3人を見ながら、ひよりママと恋ママは仲良さげ^^


朝、ちょっと遅くなった恋は
ひより用にお砂糖たっぷりのカフェオレを作ってた。。

それを見た楓に、お姉さんみたい、って言われたけど
恋はひよりが知ってるものだと思って、ひよりに
ひよりママが再婚する、ってゆう話をした時のことを思い出してた。。

連れてた弟がグズりだして、その話はウヤムヤになったけど
ずっと気になってたみたい。。

それで、コーヒーを持ってひよりに声をかけると
ひよりもその時のこと、思い出してたんだって。。

それで、ごめん、ってゆう恋にひよりは
あの時、恋が、おめでとうって言ってくれたから
ひよりはお母さんの背中を押してあげることができて
お母さんは再婚することができたんだって。。

それでも申し訳なく思う恋に
恋がおめでとうって言ってくれたから、いろんなことに前向きになれた。。
今も笑ってられるのは、恋がいてくれたから☆って

そこに小春が来て、2人で何話してたの?って聞いてきて
恋は「ナイショ」って答えて、小春は冗談みたく言い返してたけど
友だちが2人で仲良く話してて
聞くと「ナイショ」って言われたら、けっこう傷つくかも。。

あとで小春に、フォローしておいてあげてほしいな☆彡
{/netabare}
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第12話「二人で選ぼうっ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夜、ひよりはベッドの上で恋とメッセージのやり取りをしていました。もうすぐ誕生日の小春へのプレゼントを悩んでいる様子です。すると突然、小春が間仕切りを開けて話しかけてきました。ひよりのアルバムの中に、幼いころ恋がひよりにフライを巻いてくれた写真をみつけたようです。幼いひよりと恋が泣いている写真を見て疑問に思った小春は、その思い出を聞き出すと…。
{/netabare}
感想
{netabare}
今回は、フライタイイングとアルバムのおはなしかな。。

はじめは、幼いころ恋が、お父さんのマネして毛針を巻いて
ひよりにあげようとしたんだけど、うまく巻けなくって
泣きだしたら、ひよりもいっしょに泣き出した。。ってゆうおはなしを
アルバムを見た小春に話すと、やってみたい!って言いだした。。

それで、恋を呼んでフライタイイングの講習会^^

うまくできなかったけど
はじめて自分で作ったELK Hair Caddisってゆう針で釣りに行くことに。。

恋の家のお店の主催なのかな?
賞品をかけてのワンフライトーナメントに
先回の女子キャンプメンバーと男の人たちも入れてみんなで参加^^
って言っても、釣るのはいつものメンバーだけなんだけど^^

ひよりはすぐに大きなのを釣って、恋に手伝ってもらって引き上げて
2人でイチャイチャw

見てた小春は、前の時みたいにうまく釣れなくってくやしそうにしてたら
恋が、自然の様子を観察しながら毛針を変えてみるのも大事、って
アドバイスしてくれたんだけど、小春は自分の作った針に固執して
針を沈めながら、ちょっとずつ引く方法を自分で考えて、1匹釣れた♪
けど、うれしさに気を取られて、ケータイを落としちゃった。。

それから小春の誕生日で、女子3人に二葉と藍子も来てお誕生会^^

小春が作った、ニジマスの炊き込みご飯がメインディッシュだけど
お魚は、この前ひよりが釣って、一等賞をもらったもの^^

それからみんながプレゼントを渡したんだけど
ひよりは、みんなのを見て、自分のはジミだからって、渡せないでいたら
小春がキレて催促してきて、用意したアルバムを渡すことになったんだけど
小春が

「こうゆうのはメッセといっしょに、何枚か写真を張っておくもの。。」
とか言い出したから、2人でサーバーにアクセスして写真を選ぶことに。。

お父さんたちが帰って来ても、気がつかずに話す2人。。

小春は、写真を見てたら釣りに行きたくなった!って言って
明日、晴れたら、釣りに行くことになった。。

そこには、ひよりが1位になった時に、3人で撮った記念写真が。。
ってゆうところでオシマイ^^



にゃんも、おじいちゃんが毛針を巻いてたの見たことあるけど
子どもが来ると、さわったりしないようにすぐしまっちゃうから
よく見たことないんだけど、ちょっとおもしろそうかも^^


プレゼントを渡せない、ひよりの気もちがよく分かるから
もらえない小春の気持ちもよく分かるけど
何にも言わないで、すごくフキゲンになるのは、ちょっと。。

そして、もらったらもらったで、メッセが必要、みたいなこと言われたら
これからプレゼントとか上げるとき、なんだかすごく緊張する気が。。

最終回だったけど、ちょっと小春のウザさが出すぎだったかも。。


あと、毛針の作り方は、ちょっとていねいに解説し過ぎかも?

本当にやりたい人は、もっと詳しく知りたいと思うし
あんまり興味がない人は、あっさりでいいと思うから。。

どうせなら、炊き込みご飯の作り方とかの方が良かったかも☆彡
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


きらら系美少女日常だけど
釣り好きで、人がニガテな主人公が
親の再婚で姉妹になった子は、同い年の天然少女で
幼なじみの親友は、フライフィッシング専門店の家の子ってゆう設定。。

そんな姉妹に釣りを教えて、引き込んでいくってゆう感じのおはなしで
「放課後ていぼう日誌」とか「ゆるキャン△」みたいなんだけど
親が再婚なこともあって、ちょっとシリアスなエピソードもあったけど
そんなにギスギスしてなくって、ふつうによかった^^











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投稿 : 2022/03/27
閲覧 : 394
サンキュー:

42

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

[「最終話 第12話「二人で選ぼうっ」まで視ました]恋ちゃんが気になります。

いつも通り原作無知です。
公式サイト; https://slowlooptv.com/index.html


[「最終話 第12話「二人で選ぼうっ」まで視ました]恋ちゃんが気になります。
メインのダブルヒロインのひよりと小春を差し置いて、ワタシ的には恋ちゃんが気になりますw。チョット幼く見えるカワイイ容姿に微妙に皮肉の入った喋り方が楽しいです。店番のみならず、弟の面倒を見なくてはならないヤング・ケアラーなので、幼い時から大人的行動をついしてしまう、アダルトチルドレンになってしまっていて、ちょっと性格が歪んでいるように見えます。が、根はとても良い子だと思います。いろんな人たちへの面倒見の良さに表れています。
 その一方で、自分が人から見られるよりも幼い性格だと自覚していて、本当はその性格のように振舞いたいと思っているようにも見えます。オトーサンもっとシッカリして、娘をしたいようにさせてあげてください、と言いたくなりますw。でもひよりや小春だけじゃなくて、周りの人たちのやさしい性格のせいで、チョットは甘えてるかな、マア極端に心が歪んでしまうことはたぶんないと思います。
 本作は、無駄Ecchi要素がたぶん皆無なのできらら系作品の中で、ワタシ的にですが、特に優れている気がします。フライ・フィシングという、あまり一般には馴染みのない趣味を題材に扱ってはいますが、ひより、小春、恋の三人の日常の楽しいちょっとだけ感動するお話なので、釣りに興味が無くても、釣った魚の料理や食事もあるしで、楽しめるのではと思います。そういうわけで、きらら系や日常のドラマが好きな方には安心して推せると思います。

[「第1話「とても変わった女の子」を見ました]これからが楽しみです。
きらら系に良くありがちな1話目退屈感がありませんでした。通常1話目はキャラ紹介な訳ですが、いつもだとキャラの登場をチョット小出し気味にするので、ややもすれば内容が薄くなりがちなのですが、ひよりCV久住琳、小春CV日岡なつみのヒロイン二人の紹介をそつなく終えた感があります。これからが楽しみです。

投稿 : 2022/03/27
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スローループのストーリー・あらすじ

海辺でひとり、亡き父に教えてもらったフライフィッシングを嗜む少女・ひより。 いつもどおりに釣りをしていると、いきなり海に入ろうとする天真爛漫な少女・小春と出会います。 一緒に釣りをする事になった2人でしたが、実は親の再婚相手の娘どうしで…? ひょんな出会いから「姉妹」になったひよりと小春と一緒に、「釣り」をしながらスローに過ごしてみませんか?
(TVアニメ動画『スローループ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年冬アニメ
公式サイト
slowlooptv.com/

スタッフ

原作:うちのまいこ

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