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「SCARLET NEXUS(TVアニメ動画)」

総合得点
58.4
感想・評価
108
棚に入れた
289
ランキング
6489
★★★☆☆ 2.8 (108)
物語
2.5
作画
3.0
声優
3.0
音楽
2.9
キャラ
2.7

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SCARLET NEXUSの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

全体的なストーリーは悪くないが作劇が拙くて退屈気味(好意寄り)

超能力で怪異と戦う主人公たちが、実はディストピアな世界で?諸々の陰謀や謎に挑んでいく感じ?
ゲーム原作で全26話。
※作品データベース様より転載

【良い点】
全編通してのストーリーは悪くない。世界観や状況説明が丁寧で、キャラたちが何を目的に動いているのかは常に分かり易い。
「僕のヒーローアカデミア」を思想統制ディストピア寄りにした感じの世界観や状況設定は良かった。
SF作品としては中々練られている、超能力も科学寄りの解釈で着々と設定が明かされ、それが主人公とヒロインにしかできぬ
異能を絡めてドラマが進行。1000年前の建国の秘密など時間スケールが大きく、タイムリープの理屈付けも併せて見応えはある。
同じく超能力とディストピアな同時期の「NIGHT HEAD 2041」よりは格段に世界観と設定がストーリーに活かされていた。

主人公は選ばれし超能力者で、人々を怪異から守る怪伐軍に志願し志に燃えていたが、次第にディストピアの暗部や陰謀に…
な流れから、自分の在り方に葛藤したり、次第に明かされる世界の秘密、為すべきことをヒロインや仲間たちと模索していく。
序盤展開のテンポは悪いものの、12話辺りからは新事実判明の連続で中々に飽きさせない。
実は○○だった!実はこのキャラの目的や背景は…
唐突感はあるものの、積み重ねて話が繋がっていく。
ゲーム原作らしい会話劇による状況や設定解説の丁寧さ故に、話が繋がってくると面白い。

内ゲバや陰謀の連続ながら、終わってみれば敵対したキャラたちにも切実な想いがあり、案外悪人がいない。
主人公やヒロインも含めて、主要キャラの切実な動機あり、ドラマ面も悪くない。
主人公は地味ながら終始自分が出来ることを貫いたし、全て解決した後に政治家志すラストも爽やかで好感持てた。

【悪い点】
世界観や状況説明を丁寧に進行する事に注力する一方、キャラクターの交流掘り下げが疎か。
主人公もヒロインも悪くないキャラだけど地味。
良き仲間たちもいるが仲間となる過程が乏しく、個々の交流掘り下げがほぼ無い。モブとまでは言わないが、キャラに興味持てない。
彼らの会話劇は専らSFストーリーの進行解説に費やされ、キャラの魅力に繋がらない。
「キャラ萌え」要素が乏しい。

12話以降はともかく、前半が状況見えないままグダグダと内ゲバに終始していて退屈気味。
キャラドラマもカサネと姉など良い線いきながら、込み入ったSF解説で忙しかったり
複数軸のキャラの思惑が進行していて、キャラドラマ面が分りづらい上に、余韻も乏しい。
最後まで通して見れば分かるけれど、2クール作品としてテンポがかなり悪いので途中経過がストレスフル。

通してみれば最近のSFアニメとしては悪くはない面もあるんだけど、総じてイマイチ面白味に欠けた。
説明的な会話劇で進行していくのはテイルズなどのゲーム的(ディレクターがテイルズの人らしい)だけど、
ゲームとアニメは作劇の仕方が違う。アニメのキャラクターはプレーヤー操作ではなく視聴者は傍観者、
ゲーム的シナリオをアニメ脚本に落とし込めていなかった。それで2クールは厳しい。

作画は綺麗ではあるが、バトルに面白味が乏しい。ヒロアカめいた超能力バトルも序盤以降は低調。
バトルが面白くないので、ストーリーの盛り上がりに繋がらない。
キャラデザは悪くないが、戦闘中顔が隠れてしまうのが難。絵的に地味だった。

【総合評価】3~2点
完走してみれば著しく悪い作品ではない気もするけれど、2クール視聴の価値があったかは微妙なところ。
評価は悪いが妥当な気がするけれど、最低限の興味持続しつつ、終わり良ければ…「普通」

投稿 : 2023/09/17
閲覧 : 79
サンキュー:

3

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

暗いし、グダグダ 50点

とりあえず、ストーリーとキャラの魅力がイマイチな中、2クールは長過ぎる。

ストーリーとしては着地はしているが、2クールの到達点としては物足りないですね。
キャラが微妙な為、感情移入もできなく、掘り下げも中途半端。
センスが無いと言えばそれまでですが、単純な評価としては赤点ですね。

数話視聴して面白さを感じることができないのであれば、断念して良いのかもです。

投稿 : 2023/06/08
閲覧 : 116
サンキュー:

1

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

まさかの2クールでKO

4話途中で衝撃的な展開があり、衝撃的な事実を知り断念。


まず良い点。
作画はとても綺麗です。

悪い点
そもそも世界観がよく分からないので、
主人公の目的である幼い頃助けてくれた女性隊員のように人助けをしたい、
と言っているが薄っぺらく、現れたから倒すという行き当たりばったりで怪異とやらと戦うことになり、モブ隊員が普通に死ぬ。

さらに盛り上がりポイント(なんだろうか?)で、よくわからない状況の中仲間内で戦いになり、親友が隊長を殺す(死んでないかもだけど)
先にも書いたが、世界観が薄っぺらなので人が死ぬことのシリアスに違和感しか感じない。

また、味方が戦闘するときに戦闘服的なものに変身し、仮面をかぶるのだが、誰が誰だか分からない。

それでも切るほどつまらなくはないかなぁと思っていたのだが、まさかの2クール!それは流石に無理です。

投稿 : 2022/06/14
閲覧 : 1028
サンキュー:

4

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

かさねがさね

ゲーム未プレイ(2022.4)
2021.6月にバンナムより発売されたRPGゲームを元にした作品。
ゲーム発売に合わせた放送でタイミングはベストに近いのではと思います。
男女それぞれの主人公を中心にゲームは進み、アニメもそれに即した形で展開されたのではないかと想像します。多分、”0”敵だったり後日談ではないのではないでしょうか(まぁ、どこまでネタバレしてるのか、或いはパラレルワールド的なのかは解りかねますが)。
さて、アニメですが・・・まず主人公をはじめ新人じゃないですよね?別に携帯ゲームみたくすっからかんの器ってわけでもないでしょうにどうもすっからかんみたいなキャラで感情がないわけじゃないのに希薄です。物凄く全員しっくりきません。個人的には配役もずれてるというか、微妙です。
序盤からヒロインぽいキャラや親友キャラが脱落していくハードな展開にも関わらず何かとぼけてる緊張感のなさ。悔しがったり後悔したりしてるのが全く伝わりません。
シナリオも脚本も割とシリアス調で気宇壮大なストーリーにも関わらず、すぐ主人公は「ウっ!」って倒れて病院で寝て、「ここは?」を繰り返すばかりで全く引き込むつもりさえないようです。このゲーム大丈夫なんでしょうか?と心配したくなります。
2クール、サンライズを使ってこれってバンナムさんも大丈夫なんでしょうか?ほんとバンナムさんが絡むとゲームもアニメもイマイチなの多いんですよね。プラモデルに注力しましょう(嘘)。

私のツボ:ほんと酷い話。なぜか一人だけ救えて、尚且つその人は他の人の許嫁で救った人間の事すら覚えてない。人魚姫か!

投稿 : 2022/04/22
閲覧 : 409
サンキュー:

3

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

★★☆

2022.3.11 ★★☆(2.7) 1度目観賞評価

投稿 : 2022/03/11
閲覧 : 288
サンキュー:

0

ネタバレ

クソアニメの魔女 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

話はまとまったが……

23話まで視聴。
原作ゲームは面白そうですが、このアニメはどう足掻いてもつまらないです。
無駄に多い登場人物、無駄に多くてかつ紛らわしい専門用語、無駄に風呂敷を広げていく展開にありふれた設定。1クールの時点でつまらないアニメの特徴を見事に詰め合わせていて、テンポも話ごとに視聴者を置き去りにする程異常に早くなったり、あるいは急激に遅くなったりとめちゃくちゃ。

ずっと突っ立ってペラペラ喋り続けるのはデフォルトです。

最初なんてテンポが早過ぎてキャラクターの紹介すらろくにしないくせに、1クール終盤とかドラゴンボールZに匹敵するテンポの悪さで気が狂いそうでした。
で、情報がある程度集まってきたところで2クール目に入り、多少はマシになるかと思いきや、残念ながらその先も地獄です。
記憶改竄で洗脳されたナギや薬で怪異化したナオミ、アリスの雑な死亡に、1クールにも増したスオウ、トゲツ、セイランの複雑な入り乱れように加え、思惑を秘めたカレンの暗躍。カレンに至ってはタイムリープを匂わせる発言までしていました。しかもあっさりスオウ、セイランの同盟締結。
これ、いくらなんでも1アニメに詰め込み過ぎじゃないですか?とても処理できなくて破綻しそうな匂いしかしません。

設定自体もワールドトリガー、魔法少女まどか☆マギカ、シュタインズ・ゲートなどから集めたようなものばかりですし、特にチームワークで戦っている部分に関してはワートリみたいな精巧な設定や戦略もほとんど皆無で力押しばかりなので戦闘シーンもひたすら苦行。切り替えている戦闘フォームと通常フォームの違いもよく分からないし、これを始めとした着飾っただけの要らない設定も目に付く。主人公ユイトなんてジビエの千水みたいに必要な場面で倒れまくるし、これは実は高度なギャグなんでしょうか。

後は終始日常シーンもほぼ無くずっと重苦しいシリアスなので、息抜きすらもできないのがとにかくきつい。これと無駄にややこしくて複雑過ぎる伏線の数々、さらには単純な話のつまらなさとの相乗効果が作り出した三重苦で大量の脱落者を生み出しているのでしょう。

良い点は主題歌や安定している作画くらい。

以上の理由から視聴難易度は相当なものなので、観るなら覚悟した方が良いです。

最後まで観て
纏まってはいますが、所々雑だったのが非常に良くない作品です。ナオミやナギの死に様の雑さとか戦闘の盛り上がりの無さ、唐突なタイムリープ要素など、よく分からないあるいは単につまらない部分が多かったです。トゲツやセイランとは結局大して敵対しなかったし、美味しくなりそうな展開をことごとくドブに捨てているのも目に付きました。

総評して、全体で観ればつまらなくもないけど特別記憶に残る良さがあるかというとそんなことは無い微妙な作品でした。

投稿 : 2022/02/19
閲覧 : 1036
サンキュー:

4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

その緋(あか)は解放か、断絶か

この作品は、テレビ放送とほぼ同時にゲームが発売されたようですが、基本的にオリジナルアニメだったようですね。
視聴する前は、作画に気合の入った作品…程度の情報しか持ち合わせていませんでしたが、瀬戸さん、高野麻里佳さん、ほっちゃんが出演されているのを知って嬉しくなったのを覚えています。


新歴2020年。

人類の多くは、思考や意識を外界に作用させる力、「脳力」を生まれながらに備えていた。
その生活は一見便利で、平和にも見える。
しかし実際は、成層圏より降下する異形の生命体・怪異の存在が
彼らの命を脅かしていた。

怪異を討伐すべく、ニューヒムカ政府によって結成されたのは怪抜軍。
ひと際強い脳力の持ち主、「超脳力者」によって組織された軍隊だ。
超脳力は、発火、超高速、透明化など、個人により様々な発言の形をとる。

念力の超脳力を持つユイト・スメラギは、幼い頃、怪異の襲撃から怪抜軍に
よって救われた。
以来、志願兵として厳しい訓練に耐え、ついに入隊の日を迎える。

一方、スカウトで怪抜軍に入隊したカサネ・ランドールは以前より不可思議な
夢を頻繁に見ていた。

「赤い糸から手を離さないで」――

カサネが夢で告げられる言葉の意味とは?
怪異の正体、そして隠された世界の秘密とは…。

ユイトとカサネは、抗えない運慶に巻き込まれていく。


公式HPのINTRODUCTIONのうち、第1クール分を引用させて頂きました。

公式サイトはゲームと連動しており、簡単にゲームサイトに移動することができるのですが、ビックリしたのはゲームのお値段…
ゆうに1万円を超えてくる価格設定になっているんです。

最近ではスマホのソシャゲなど、基本無料でプレイできて後からコンテンツを楽しむために課金していくシステムが殆どだと思っていましたが、Xbox、PlayStationといったゲーム機を使うゲームは、これが定番なんでしょうね。
現時点で既に4万本以上売り上げているそうですが、もう少し売り上げが上がらないと厳しそうに見えるのは、私だけじゃないと思います。

でも、見方によっては廃課金することなくプレイできるのは、プレイヤーにとっては優しいかもですね^^

物語は壮大…だと序盤は思っていましたが、終盤まで来るとだいぶこじんまりした感が否めませんでした。
圧倒的な力の成し得る技なんでしょうけれど、周りを振り回しすぎ…と言われても仕方の無い展開だったと思います。

そして、物語の設定も少々難解だったような気がします。
例えば諜報…スパイだと思ったら簡単に寝返ってみたり、ゲーム的な要素としてなら面白いのかもしれませんが、一つのアニメ作品として捉えると、どうしても分かり辛さを感じてしまいました。
組織や舞台設定に対してもう少し詳しく説明して貰っていたら、もう少し理解が早かったと思います。

完走後に振り返って思うこと…
物語が集結したイメージが全くありませんでした^^;
やはり、TVアニメと同時にゲームが発売されている影響でしょうね。
物語の核心に迫ってしまうと、ゲームの打ち上げにも響くでしょうから…

それは理解できるんですけど、それならオニアリエンドで怪異や設定の顛末を描いても良かったのではないでしょうか。
物語として一応終わっているのですが、登場人物の行く末だけじゃこの物語は終われないと思うのですけれど…

オープニングテーマは、THE ORAL CIGARETTESさんによる「Red Criminal」と、「MACHINEGUN」
エンディングテーマは、Yamato(.S)さんによる「Fire」と、Ayumu Imazuさんによる「Stranger」

2クール全26話の物語でした。
26話もの尺を使っているのですから、物語をもう少し掘り下げられたような気がします。
作画は頑張っていましたが、終盤にもなると若干の崩れが目につきました。
アニメーション制作はサンライズなんですけどね…
グッとくる展開が無かった訳ではないので、それなりに堪能させて貰ったんだと思います。
これ以上の掘り下げが気になるならゲームをプレイするしかなさそうですね^^;

投稿 : 2022/02/06
閲覧 : 472
サンキュー:

5

ネタバレ

ゆうゆう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

要)原作ゲーム・・・

 アニメ、3DCG、バトル等作品としてレベルは高いです、・・・がしかし言ってしまえばそれだけの微妙な作品。
世界観、様々な設定、原作ゲームやってない人はまず頭に入らない、さらにキャラも主人公がモブに近い(髪にメッシュが入ってなければ完全なモブキャラ)
 正直おススメできるかといえば、ゲームやってない人には進められない。

投稿 : 2022/01/25
閲覧 : 347
サンキュー:

1

しゅん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

広がりすぎるのがよくないのはクナドゲートだけじゃない!

【物語の評価】
初めは用語とか世界観とかの説明があったので、問題なかったが、やはりまぁ用語が難しかった。
また、進むにつれて難しい設定が多くなってきて、見ていて訳が分からなくなりそうなことがあった。
【作画の評価】
特に問題なし。
3DCGも顔が見えないデザインなので、不満はなかった。
【声優の評価】
問題なし。
【音楽の評価】
前期・後期共にOP/EDが良かった。
【キャラの評価】
一人一人のキャラが立っていて個性豊かなのに、それを十分に生かし切れていないようにも感じた。
その上、モブが少し薄くも感じた。
【感想】
完走はしたが、人に進められるかと聞かれれば、微妙。

投稿 : 2022/01/12
閲覧 : 277
サンキュー:

3

ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

時空の原住民だってがんばっている

Scarlet Nexusを一言で言うとミリタリスクワッド系・SF・サイバーパンク・ディストピア・超脳力・やり直し・ダブル*主人公・頭痛・アクションRPG・アニメだ。このアニメの一般的な評価や詳しい設定については他の批評等を参照してほしい。
 
今期アニメScarlet NexusやDeep Insanity THE LOST CHILD等を最後まで見終わった後のすがすがしい晴れやかな気分や、また2作品の共通点に気づく事ができたので、マイナーアニメ好きやアニメれびゅーを続けて来てよかったなって思う、たぶん。

結局Scarlet Nexusとは
{netabare}
数千年タイムリープを続けて来た真の主人公、2000年前のニューヒムカ建国の父ヤクモ・スメラギ、同時に主人公ユイト・スメラギの祖々々々父でもある、別名カレン連隊長を主人公のユイトとカサネが1話かけて説得して仲間につけ、一緒に世界の破滅と歴史の縺れをほどこうとするが、
結局彼は最後の最後で二人を裏切って自分のエゴを貫き通し、その結果世界の破滅は退けられ、妹は生きているけど彼自身の存在は忘れ去られる世界に世界の歴史を書き換えるお話。

ね、そこはちょっと面白そうでしょう?


23話でゲームの男主人公女主人公が、真の主人公でタイムルーパーたるカレン相手に二人がかりで畳みかけ、精神攻撃してゆるがせ妹への執着を捨てさせ、クナドゲートや断絶の帯などの世界の危機について語り説得する所は、リゼロで例えるとオットーやクルシュが必死にスバルにループする事を否定しているみたいである意味新鮮な絵面だった。そう、カサネもユイトも事案のお膳立てまではしたけど、解決したのはカレンなんだな。
{/netabare}

一方Deep Insanity THE LOST CHILDは
{netabare}
ヴェーラ小隊長が教団の邪神の復活を阻止する為に過去の自分であり(?)、邪神復活の鍵であるエルシーという人物を殺そうとタイムループを繰り返し700転800倒してる中、主人公でヒーロー希望でアニオタでアニメを上から目線で語りがちな変な新入隊員の時雨ダニエルがふらっとやってきて、タイムループの力を引き継いでヴェーラの代わりにループし、最終的に時雨の自己犠牲によって邪神を退ける話

どっちもタイムループの外側の時空の原住民が世界を救う為にがんばる所は捻ってあって少し面白い
{/netabare}
こんなアニメ

このアニメの視聴者が次々と脱落していく中、最後まで見、26話のAパートBパート丸々1話かけてその後の平和を描いているのを見た時に、もしかしてこのアニメは名作だったんじゃないかと一瞬だけ錯覚してしまった。やはり作品は2クール以上かける事や、最終話はABパートをフルに使ってキャラや世界とのお別れをやるの事はアニメの満足感を上げるのかもしれないな、と書いてこのレビューを終える。

初見2021/6月~12月(2クール)

投稿 : 2022/01/12
閲覧 : 178
サンキュー:

1

郷音 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

その緋(あか)は解放か、断絶か

2021年放送アニメ。同名ゲームのアニメ化。

多くの人類が超脳力を使える世界で、どこからか現れる怪異と戦う物語。

正直前半は「?」というシーンが多いです。

オリジナル用語が多く出てくるので一度忘れるとなかなか話についていけないです(レッドストリングス、クナドゲート、アラハバキなど)

僕は原作ゲームをやっていた先輩に勧められて見たのでその人に解説してもらいながら見たのでなんとか理解できました。6割くらい。

それなかったら多分途中で切ってたかも。

ただ後半は謎が解けて熱い展開もあるので見て損はないです

個人的に好んで見るジャンルではなかったのですが結果的には楽しめました

魅力的で個性的なキャラが多い割には二次創作少ないのが残念です。やはり知名度か…?

2クールなのでオススメはしにくいから原作ゲームをやろう!

クリアまで80時間くらいかかるらしけどw

投稿 : 2022/01/10
閲覧 : 234
サンキュー:

3

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:今観てる

結局最後までよくわからなかった

最終話まで見たがよくわからないまま終わっていった。
途中から理解しようとする気持ちが湧いてこなかったw
自分にとってはストーリーもキャラも魅力を感じなかった。

怪異と戦うお話だと思ってたら段々方向性が変に小難しくなった感じだろうか。
それとキャラが薄い上に多すぎ。
ユイトとカサネ筆頭に数人しか印象に残ってない。
役割や特徴が無いキャラがわんさか出てきても邪魔なだけ。
ユイトは主人公なのに見た目パッとしないし頭痛でダウンしてた印象が強い(笑)

ゲームやった人なら面白く感じたのだろうか。
ゲームの販促アニメだと思ってたけどゲームをやった人のためのアニメだったのかもしれない。
自分の理解力不足を考慮しても評価は厳しい。
作画と歌だけは良かったと思います。


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14話まで見て

うーん、よくわからん…

主人公の見た目がダサくて全く魅力を感じない。
メッシュが入っただけでちょい長めってだけの髪型が悪い。
榎木淳弥は結構上手いけど、どの役でもだいたい同じ声で飽きる。

作画は良い。

なんかもうこれくらいの感想しか出てこない(笑)



1話見てとりあえず少しだけ。

よくある能力バトルアニメの雰囲気がすごい。
たいして面白くなさそうだなと思ったところで
念力、発火、放電、透視…というあまりにも捻りの無い能力のオンパレード
これはキツイなと(笑)

ゲームでプレーする分には面白そうな気はする。
どんなゲームか知らんけどw
アニメでこんなありきたりな能力出されても面白味を感じない。
ゲーム販促アニメという事でハードル下げて視聴継続。

投稿 : 2022/01/08
閲覧 : 400
サンキュー:

2

ネタバレ

オカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

展開が早いが薄い

5話まで観賞。
個々の特殊能力で怪異と戦う。
とにかく展開が早い。
同じ部隊の人間が怪異になったり、
4話で早くも部隊内のクーデターが起こる急展開。
怪異だけではなく人間との戦いへ。
現在謎が多過ぎるけど、これから解明されていくのかな。
展開に期待。。

13話まで観賞。
どんどん謎が増えていく。
人類は月から来た設定が追加された。
断絶の帯って何?説明ないまま物語の中で納得してるけど、こちらは置いてけぼり?
説明、回収されてない内容が多いのに風呂敷を広げすぎてないか、、
この先大丈夫なのか不安になりながら続きをみる。

全話観賞。

広げすぎた風呂敷を収めるので精一杯だった。
結果、登場人物に厚みを持たせる事ができず、主要人物すら薄く感じる。。
その割に登場人物多い。

物語としても謎が多かっただけで、単調で単純だった。
ゲームとしてのストーリーなら良いのかな?

投稿 : 2022/01/04
閲覧 : 179
サンキュー:

2

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ここはオレに任せてお前は逃げろ

4話までの感想{netabare}
なんか車の名前みたいなタイトルっすね。
展開が早いというか、原作ゲームを知ってる前提で話が組まれてる感じ。
原作未プレイな自分としてはまだ作品の概要が掴めてないのに早くも仲間割れエピソードが始まって頭が付いて行けないw
騙されて・洗脳されて・何も分からずに翻弄されて・全貌を知った上で信念を持って、と、キャラを把握する前にそれぞれの立場がゴチャゴチャしてて何がナンだか状態。
更にナオミがダークファルス化して失踪、ナギが洗脳されて失踪、カサネが“剣王朝”のアビに吸い込まれて失踪と、姿を消すエピが連続で続くのもどうなんだろう。

アラシが3代目クラリスクレイスに似てると感じたせいなのか、PSO2(オラクルの方)と被って見えてしまいついつい比較してしまう、あとワールドトリガー。
PSO2はキャラ紹介を兼ねたストーリー進行だったので覚え易かった(それでも20以上覚えるのはひと苦労だが)が、こっちは凄く不親切に感じる。
もっとこうキャラの特性分けを…怪異絶対殺すマンとかコロコロすることに快感を覚えるヤツとか、やり様があった気がするんだが。
ろくすっぽ怪異退治シーンを描かないで仲間割れエピを始めてしまったので無理か?
とりあえずセト・カレン・フブキ・カイト辺り、誰かを見た目ロボットにして「種族からして違う」と明確なキャラ分けをして欲しかった…かも。
いや、PSO2も不親切だった…かなぁ?じゃあこっちもこれはこれで良いの…かなぁ?

戦闘モードになると仮面状態になってCGになってアクションをするって方式だと思うのだが、仮面状態とそれ以外とでの戦闘力の違いがワカラン。
パワーアップするとドレッドヘアーみたいのが後ろに付いたり、作中の小物として遮光器土偶が出たりと…パクりとは言わんがデザインのベースがキングゲイナーと同じ?
…いやどっちもサンライズですやーん!
超能力はオーバースキルと解釈するとショボさが際立つ気がするんだが、いいのかこれで。
あ、それとアニメに於いてインビジビリティ能力はイヤ~な印象しか持ってない。
“異世界チート魔術師”では使い手は倒したもののインビジ能力を打ち破ってはいなくて拍子抜けだったり、なにより絵を描かなくていいので手抜き用の便利ツールにしてると感じてしまうと結構冷める。
(逆に“コップクラフト”は上手く扱ったと思うが、あれは作者の力だろう)
瞬間移動もそうだけど、扱いにはかなり注意しないと安っぽい印象に拍車をかけかねない。
作ってる側はちゃんとそこ気を配ってるかなー?という所に注目してみるのもいいかも?{/netabare}

6話までの感想{netabare}
あっるぇ?アラシがPSO2のクラリスクレイスっぽいと思ってたら…ストーリーもそれに近いのか?
PSO2ネタバレ、{netabare}マトイ(ヒロイン)が将来深淵の闇(世界を滅ぼす存在)になるので未来のアッシュ(主人公)はダークファルスペルソナになって現在のアッシュにマトイ殺害を仄めかす。{/netabare}
キャラの配置を変えただけで物語の本筋は同じ様な…?
まぁよくある話ではあるんだけど、PSO2はあくまで作られたのが結構前ってことで古典として楽しめた。
その反面こっちは作られたの最近なんだよね?
「殺人現場で凶器を手に持ってたので犯人と疑われる」って、もう何十年前のネタ(大岡越前や江戸を斬るでよく見た気がする)?
暴力系ヒロインと同じで、最近見なくなって良かったと思える悪しき文化だよ。
バンナムが「あ、これじゃセガのアレになっちゃう」と思わなかったのか?が不思議。
原作のゲームは戦闘などのシステム面が売りでストーリーはそこら辺にあるものでいいって姿勢なのかな?
それはそれで構わないと思うんだ、ゲームなら。
ただ割を食っちゃうアニメが不憫で…「PSO2とはここが違う」みたいな独自性を見せてくれると良いんだけど、どうかなぁ~?

真実(本当にそれが真実かは不明だけど)を知ったカサネが凶行に走って、「この世界では洗脳処置がありうる」と思ってるユイトとしては「カサネは洗脳されてるに違いない」と勘違い?誤解?をして~って話が続くのかな?{/netabare}

9話までの感想{netabare}
何をすればいいのか分からないのでそのための足がかりを集めてる段階、つまり目的を見つけるのが目的というか、目的がボンヤリしててなかなか興味が乗らない。

7話、ユイトは記憶が飛ぶので脳外科(病院)へ行ったら「たまたま」ナギが搬送されるのを目撃し、後を追った先はロクショウ市の怪伐軍病院の旧館跡地の秘密施設だった。
一方カサネはセイラン市に従いつつ8話でナオミの居場所を突き止め、秘密施設へ。
ちゃんと見れば片方は更地の中にドンと、もう片方は周囲に森があって全く違うんだけど…ボケーっと見てたら最初この2つの施設は同じものだと勘違いしちゃったよw
もうちょっとこう、建物の外観をガラっと違うものにしてくれても良かったのでは?

ってかロクショウ市の方、侵入したユイト達を怪異が襲うのだけど、これって研究所所蔵の怪異だよね?
元は人間かどうかもさることながら、コントロール効くの?
しかも最後はユイトチームは怪異を倒せず逃走するんだけど、怪異置きっ放しでいいの?立場的に。
セイランの方もそう、カサネ達は侵入直後に警備用怪異?に襲われ反撃するのだが、攻撃していいの?
こっちは「怪異化した人間を研究してる」を知った上でのことなので、キャラが躊躇わないのが変というか、警備用に怪異が!?と驚かないのか。

キャラがどう認識してるのか分からないので視聴者もどう捉えていいのか分からない。
結果、何やってるのか分からない、話が頭に入ってこない。
セイランやニューヒムカの上の連中がどう考えてるのかも分からんし…全話見終わった後もう一度見返すと色々分かる作りなんだろうか?

そんな中での9話。
ユイト組はフブキの命により出兵した先でトゲツからの怪しい車を発見──フブキが意図的に仕向けた可能性があるのでこれは「たまたま」とは言い難いかな?
あ、その前にアンプルの中身がホニャララだった衝撃事実()が明かされるが、そうだと思ってたからまぁ別に。
それよりもアンプル飲む時ってペキっと折るんじゃないのか?それをやらなかった方のが気になったり。
未来容器なのかも知れんが、それにしちゃあ以前地面に落としたとき簡単にパリーンと割れた気が…。

でもってトゲツからの車を追ったらセイランの研究所へ到着…って、えっ?ユイト達はセイラン市内に簡単に入れるの?
これもフブキが裏で手を回してるのかなぁ?
でもってカサネ組と対峙して──ってこのシーンがまた酷い。
カサネがカレンからここがどんな施設だか聞かされる(人間由来怪異を人間に戻す研究を目指してるらしい)回想を挟むんだけど、これはユイトに伝えた訳じゃなくて胸に秘めてることなんだよね?
つまりユイトはカレンの意図(真偽は不明)は知らないんだよね?ついでに未来ユイトの頼みも知らないんだよ…ね?
回想入れるタイミングが悪いというか、意図的に分かりづらくしてる?
ついでに言えばカサネはカサネでロクショウの施設は知らないんだよね?

誰が何の情報を誰から聞いてどこまで知っててどこまで伝えるor隠してるか、が妙に紛らわしくて分かりにくい。
推理モノでもあるまいに…。{/netabare}

10話感想{netabare}
なんでこう分かり難い表現をするんだろう。
ユイト組はフブキから、ナギが人格矯正の時に抜かれた情報(ナオミの怪異化する瞬間)が『施設』に残ってるので、それを奪取してアラハバキ(ネットワーク=サイネットの中枢コンピュータ)を使って世界にバラす計画をふられる。
ということで施設に向かうのだけど、そこは7話で訪れたロクショウ市のあの施設。
…なのだけど、かなり注意深く見たが10話の中で「ロクショウ市」というワードは一回も出てこない。
前も指摘したが外観はそこまで特徴的ではないし具体的な施設の名称も無いし、ぱっとは分かりにくいって。
ユイト「それでナギの記憶データはどこに」と尋ねた後「キミ達がこの前訪れた所だ」とフブキがひと言言うだけじゃーん?
そもそも一度侵入したせいで「秘密施設がバレた」として証拠は全部引き払い、ナギも別の場所に移された可能性もあるワケで、「同じ施設にデータがある」って判断はすぐには出ないって。
あの特徴の無い建物を覚えとけって?あっはい。
一応見続けりゃ分かる様にはなってるけど、それに気付くまでの間にこれまた変なことが起きて…。

前回のナギとの別れ際は、怪異に囲まれて「ここはオレに任せてお前達は逃げろ」というよくあるパターン。
つまりナギは生死不明なハズで、なのに再訪したユイトは「助けなくちゃ、ナギを…」と言ってて、あれ?
生存を確認するシーンってあったっけ?見落としてる?
再会した時も「よかった、無事だったんだな」が第一声ちゃう?

でもってなんやかんやで反逆者となったユイトは、カレンにトゲツを仄めかされてそこへ向かうことに。
まんまと誘導に乗せられたんだと思うけど…いやその前にさ、ナオミの居る施設(スプリング製薬)へ脳を運んでた輸送車の出所がトゲツだって9話でハッキリ言ってたじゃないさ。
ユイト組は全員ワタルを通して聞いてた、そういやカゲロウがトゲツ出身だねぇと世間話をしてた。
それをすっかり忘れたのか「トゲツならニューヒムカ政府も手を出せない」と呑気に答えてるのはなんか変、怪しさプンプンの地方でしょうに。

イヤな予感がして来た。
各キャラが情報をどこまで知っててそれぞれどの様に捉えてるか、作ってる側も把握してない?
前回の感想では分かりにくいと書いたがもっと悪質かも、作ってる側が分かってないなら視聴者が分かるワケがないw


で、以上がキャラの捉えてる情報のアベコベさについてで、これに更に輪をかけて妙な演出を加えるから混乱具合が加速する。
フブキが包囲されて「あー捕まるのかなー」と思わせて、「あの施設」でユイト達が拘束されてピンチってところで何事も無かった様に駆けつける。
カイトと何か取り交わしたんだろうなと想像はつくけど、そういう捻った演出入れてる場合?
というか普通にハナビまで拘束されてるのは何だろう、あの施設にゆかりのある人間じゃないのか、ってかその設定いらなくね?
11年前ベルペッパー(無脳力者)開発実験の被験者だったとか、脳力を使うたびバカになるDボウイ状態だとか、新事実が明かされても情報の整理が手一杯で驚くヒマも無い。
こんなゴチャゴチャさせといて、結局はフブキ「ここはオレに任せてお前達は逃げろ」って…おい、そのネタ好きだな!

でもってセプテントリオンw
PSO2の六芒均衡みたいなやつね…ってやっぱりPSO2なのかよw
これは原作がゲームだから仕方無い?


一応…一応考察をしとくと──
フブキとカレンはこの世界を正すみたいなのは方便で、アリスを救うという共通の目的で、結託してユイトやカサネをまんまと踊らせてる(ナギの記憶データがあるというのも嘘かも)…だと思うんだけど、カイトがどこまで承知してるかは不明。
ユイト・カサネを踊らすことがアリス救出にどう繋がるのかもよくワカランけどね。
複数の脳力を集めると何か出来そうな感じなので、それの完成は未来でないと出来ないとかで、クナドゲートをどうこうして現代に持って来るつもり…とか?
「続きはゲームで」は困っちゃうんだけど、その可能性も上がってきた?{/netabare}

14話まで視聴して~
てっきり1クール作品だと思って、それを前提に「こんなに謎を散りばめても回収する前に放送終わっちゃうぞ?」としてあれこれ文句を書いてきたのだけど、2クールだったら問題無い…のかなぁ?
いやいや、描写が不親切過ぎて状況を理解するだけでも大変だって。
これは作った側が説明した気になって視聴者に伝わってないのか、意図的に配置した謎なのか、そこから分からない。
このまま「何が分からないのか分からない」状態で2クール目に突入するのもシャクなので、改めて1話から見返してどこがおかしいのか書いてみる。

6話までの感想・改 {netabare}
まずニューヒムカという国があって、そこに怪異を倒すために結成された「怪伐軍」ってのがあるワケだけど、まずここから分からない。
ニューヒムカ国内にはスオウ市とセイラン市があって(他にもあるが)怪伐軍はセイラン派とスオウ派で二分してるらしく、セイラン派は「セイラン方面軍」という呼称があるがスオウ側にはこれといって無い。
更にはスオウ側をニューヒムカと呼ぶことが多い(体制側ということでは間違い無いのだが)のも紛らわしい。
とりあえず主要キャラ達は最初はスオウ側という立場で、それぞれのシーンで「どっち側がやったことか」を把握しておかないと話が頭に入ってこない作りになっていて…なんだけど、これが非常に分かりにくい。

6話、オッサンユイトの証言では、2話でナオミを撃ったのは「セイランの兵士を怪異化しようとしたスオウ軍」だそうで…あれ?おかしいよね?
2話の出撃先「廃地下軌道スオウ9号線」に派遣されたセト隊キョウカ隊はこの段階では明らかにスオウ側で、セイランの兵ではない。
「A軍の兵隊がB軍をやっつけようとA軍を撃った」ってことになってないか?…あれ?
そもそもこの段階はクーデターの起きる前でスオウもセイランも同胞のハズ、ましてやクーデター起こす側じゃなくて起こされる側が先に手を出してるというのも謎。
そもそもそも、怪異化をさせるのに出撃先で兵を狙う理由が分からない、罪人や貧困者じゃダメなの?研究所で行うんじゃダメなの?
「廃地下軌道スオウ9号線」には“例のアンプル”が転がってたので、第一印象では「知ってはいけない秘密を知りそうになったので口封じされかけた?」と思ったのだが、違うのかな?
まさかとは思うけど、アンプルをライフルに装填して狙撃したなんてことは無いよね?
そもそもそもそも、狙われてたのはカサネだったのをナオミが庇ったワケで、撃った側としてはカサネでなくてはならない事情とか…あったんちゃうん?
また、撃ったのと怪異化したナオミを連れ去ったのは別の勢力ということになるが、2話段階では同じにしか見えない、紛らわしいったらありゃしない。
そもそもそもそもそも、ナオミが庇わずにカサネが撃たれてたらクナドゲート発生に至らなかったワケで、命令を下した奴はそこまで見越してたのか?

カレンが怪しいのでひょっとしたらタネ明かしがあるのかも知れないが、それ以前に「ここおかしいよね」と気付き難い。
大抵は「ここはおかしい」と思う前段階の「なにやってるか分からない」で流して、そのうち興味も薄れて視聴切られるんじゃないかなー?


話数が前後するけど3話終盤から4話にかけて。
ナギが豹変したのは「折角人格矯正を施してナオミの件を極秘にしてたのに、ユイトとカサネがベラベラ喋ってしまうので機密保持モードにスイッチが入った」だと思ったのだが、違うのか?
また、ゲンマが敵対したのは人格矯正を行う政府(スオウ)に不信を募らせてる中、それにセト(スオウ側の隊長)が係わってるとカレン(セイラン側)に吹きこまれたから。
まだ誰がどの勢力に所属してるかシックリ来てないのに、それぞれ別の理由で裏切るモンだから理解が追いつかない。
で、ゲンマの方はいざ対決したらセトが身を張って部下を守ったので「どうやら違ったらしい」と再び寝返るんだが…ハテ?ゲンマ以外のセイラン側の隊員はどうなの?
カレンを支持する派閥だとは思うのだけど、何を理由に襲撃したのか分からない。
他の作品なら「軍隊だから本人の思想なんて関係なく上の命令に従うモノ」で処理できるが、ゲンマの裏切り&その後クーデターのゴタゴタもあって仕方無いとはいえ処罰ナシだったことで「そういうのが緩い世界なんだろう」という印象に塗り替えられてるので、ホントもう釈然としづらい。
というかセトは死んだの?クナドゲートに飲まれても弾き出されるんじゃないの?

5話、カレン支持連中はセイラン側としてクーデターを起こす…のだけど、これがまた変ちくりん。
ネットワークの中枢アラハバキをダウンさせ、放送局?を占拠し、ニューヒムカのトップのジョウスメラギを殺害し、そこまでやっておいて…何故あっさり撤退する?
7話冒頭で「カレンとセイラン市によるニューヒムカへ対する宣戦布告だったようだ」と言葉だけで片付けてるが、それで納得…できるか?
ひょっとしてジョウ暗殺はセイランによるものではない?

そもそも不思議なのは、クーデターの際怪異もスオウ市を襲うのだけど、これはセイランが仕掛けたことなの?
禁断の帯から怪異が降ってくるタイミングに合わせてクーデターを仕掛けた?
要はセイラン軍(下っ端)は上層部のやってること=怪異の兵器化を知ってるの?
後の回(2つの研究所)での描写もそうなんだけど「そんな堂々と怪異を兵器として使ってるの見せちゃっていいの?」というのがど~~~~~にも引っかかる、釈然としない、理解を妨げる。
2つの市のやってることは「スオウ=人の怪異化実験をしてる」「セイラン=怪異を兵器化する研究をしてる(怪異の凶暴化を抑えるために人間の脳を原料とした薬品を使ってる)」で、どっちもロクでもないと後に明かされるのだけど、そうであるならセイラン軍は何を信念(正義)にクーデターを起こしたんだかよく分からない。
もし何も知らないのであれば、クーデター時に街が怪異に襲われてるのを見てクーデターを取り止めて怪異討伐に赴くセイラン兵が居てもおかしくないと思うんだ。
これもゲンマが気軽に裏切り&寝返りをしたせいで「下っ端も結構自由意志が尊重されてる」という印象を根付かせてるので余計な混乱を招いてる。
そもそもそも、5話でのカレンの放送の発言が中途半端というか漠然としてて、何でハッキリと「ニューヒムカは人格矯正を行ってる」or「ニューヒムカは人を怪異化する実験を行ってる」と言わないのか分からない。

既に怪異を兵器利用できてるのかできてないのか、もし出来てたとしてもそんなことが可能だと周知されてるのかしてないのか、このラインが見えない。
セイラン軍(下っ端)が何を信念としてカレンに従うのか、スオウに反旗を翻したのか分からない。
なんかいつの間にか都合のいいところで怪異が登場して戦闘する展開が当たり前になってる。

というかね、これはね、怪異が「人間とは無縁のオリジナル怪異」と「怪異化した人間」とで2種類居る様な扱いをしてるが、実は違いなんか無くてどっちも元人間なんじゃね?と思っちゃって余計気になるのかも知れない。
そこに注目して見始めると、ユイト達が後で「オレは人間を殺してたのか!」でショックを受ける連中なのかそうじゃないのかハッキリしてないのが気にかかる。
敵だったら人も平気で殺せるのか躊躇うのか、どっちでも構わんのだけどどっちだか分からんのはかなりモヤっとする。
ここら辺も理解を妨げる障壁になってるのでは?
ってか大抵は「ここはおかしい」と思う前段階の「なにやってるか分からない」で流して、そのうち興味も薄れて視聴切られるんじゃないかなー?(2回目)


7話~10話までの感想は上記の「9話までの感想」と「10話感想」で大体書いた通りなので割愛。{/netabare}

14話までの感想{netabare}
3000年前に地球人は月に移住し、2000年前に一部が箱舟隊として帰還(作中では移民団と呼称)、そこから間もなくして「断絶の帯」が発生して月との交信が出来なくなる。
トゲツの連中は2000年前の人間そのものだったりそこからのデザインチルドレンなんだそうな。
で、実は宇宙の果てからソレに触れると怪異化してしまう謎の物質「獣粒子」が飛来して、月の連中は月にそれが来ない様に断絶の帯を地球にこさえてそっちに押し付けたんだそうな。
月に帰りたいトゲツは2000年間を無かったことにしようとレッドストリングスを作り、それがユイトとカサネの出自に繋がる──と。

って、わざわざトゲツへ出向いときながら、ナオミの居る施設へ納品してた脳の出どころは追及せんの?
そもそもトゲツへ向かう際、輸送車の経路を辿ればいいのに敢えて雪道を歩んでるのが不思議だったんだ、ゲームとして敵に遭遇してくれないと困るので仕方なかった?
この世界の歴史を紹介されて理解するのに手一杯で失念するところだった。

それでも…相変わらずスオウとセイランの上の連中はどこまで知ってて何を目指してるのかワカランし、なぜスオウ教は2000年前の情報を秘匿してたのかも分からんが、10話までの流れに比べると飲み込みやすくなった…かな?
キョウカがトゲツの手先だった!、カゲロウが移民団の一員だった!!!と、裏切りと寝返りネタが相変わらずだけど、さすがにこれ以上はもう無くなって落ち着く…といいなぁ。
まぁ内容はぶっ飛んでて「彗星の振り撒く獣粒子」なんてワードが出た時は噴き出しそうになった…ぶっ、物質的なの?
断絶の帯の外側から遺伝子情報を撒いて地球に怪異を落としてるのは、宇宙に漂う獣粒子の数を減らすのが目的だと思うが、2000年間続けてまだ無くならないのか?
最初はそうだったけど別の目的に切り替わって怪異を落とし続けてるとかだと…あ~も~面倒臭ぇ!

「カレンがアリスを救うためクナドゲートでなんやかんやしようとしてて、ユイト達はそれにまんまと踊らされてる」
という話だと思うのだけど、いかんせん謎の引っ張り方が不親切だし、いつまで経ってもユイトは自発的にどうこうしようとしないし、見続けるにはなかなか根気が要る。
と思ったら次回まだナギが出るのか…もういいよコイツ。
スオウと研究所が一枚岩かどうか不明(10話でフブキがロクショウ研究所に助けに来なかったらユイトは解剖されてた、クナドゲートでなんかしたい連中は死なれちゃ困るのでは?)で、もうこれ以上「勢力」を増やして欲しくないこちらとしてはとっとと退場して欲しい。

で、セトは死んだの?{/netabare}

15話感想{netabare}
あーもう、前回の感想で「謎に思ったこと」「ここ変だよね?と思った部分」をあらかた書いたつもりだったが全然書き足りてなかった。
追加で書くと後出しジャンケンみたいでカッコ悪い気がするんだが…まぁ仕方無い。

今回の話にも係わる「あれ?」と思った部分に、命令したヤツもさることながら、ナオミを狙撃した実行犯(個人)を追求しようとしないのが結構不思議だったんだ。
こういうの流行ってるのか?
同期放送の“D_CIDE”もそうだし、ちょいと前にやった“プレイタの傷”も、仲間が狙撃されたのにその犯人(個人)を特定して締め上げてやろうと主要キャラが考えもしないのがどうにも共感できない。
個人的な恨みが無いというか…大局(おおまかなシナリオ)ばかり見てキャラクター個人の感情がおざなり。
「上の命令に従っただけで当人に罪は無い」と考えてるのかも知れないが、だったら作中にそういう素振りを入れてくれ。
というか、撃ったヤツも「うわ、怪異化しちゃった何だコレ」とビビったのか、怪異化して当たり前と承知してたのか、どっちなん?
前者だったら実行犯もその後人格矯正を受けた可能性高いし、後者だったらスオウの機密を深く知る存在なワケで、やっぱりとっ捕まえて吐かせようと動いて然るべきだと思うのだが…。

重箱の隅に聞こえるかも知れないが、作中でナギが「どうしてこんなことになっちまったんだろうなぁ」と言うため、「コトの発端はナオミが撃たれて怪異化したのを目撃して、その記憶を消去するため人格矯正を受けたせい」と、どうしてもそこの問題(実行犯を恨まないの?)に目が行くって。
さらに面倒臭いのは「ナオミを撃ったヤツ」と「人格矯正をしたヤツ」で犯人が分かれる、実行者と指令を下したヤツとでまた分かれる。
ってか怪異化したナオミを連れ去るセイラン側の手際が良すぎて、「実は撃ったのもセイラン側じゃね?」と疑ってるんだが…そうなるとオッサンユイトは嘘を吐いたか騙されてたかになる(※)。
もっと細かく言えば「他の目撃者も記憶を消される可能性があったが、フブキの機転で病院へ連れて行かれるのを阻止した」ということになってるけど、フブキ自体が何か企んでるっぽいので疑って見ないといけない(面倒臭い)。

前回の感想で「スオウとロクショウ研究所とで意見が分かれてたら(別勢力だったら)イヤだなぁ」と書いたが、幸いカイトもユイトを解剖したがってるみたいで意見は一致してるみたい。
(じゃあ今度はクナドゲートを研究してるヤツらはどうなる?という問題が発生するが)
けどそうなると…10話を思い返して欲しい。
フブキの提言によりユイトはロクショウ研究所に忍び込み、捕獲され、解剖されそうになった。
それを駆けつけて救ったのは言いだしっぺのフブキだけど(なんか自演臭いんだよなぁ)、その前に「フブキ連隊長、ご同行ください。スメラギ本部長(カイトのこと)がお呼びです」と連行されそうになるシーンがあるんだよね。
どの様にしてその場を切り抜けたかが謎、ホント謎。
後で明かすんだろうと思うようにはしてるけど、ボーっと見てたらフブキが研究所に助けに来たシーンは唐突過ぎて「何をやってるのか分からない」にしかならないんじゃないかな。
そして11話では病院で療養しててカレン(セイラン側)が見舞いに来てて、どうやらフブキは相変わらずスオウ怪伐軍連隊長のままでいるらしい。
その病院がセイラン側なのかスオウ側なのか不明だけど(これも厄介)、ユイトの解剖を邪魔したフブキは博士に当て身しただけで顔もバッチリ見られてるのに反逆者とされてないのも変。
アラハバキのハッキングコードキーを渡したのもフブキだし…。

以上のことからカイトはフブキと内通してるんじゃないか?と疑ってたワケで、そうであるなら15話のカイトの言葉はにわかに信じられない。
何か嘘を吐いてるんじゃないか?本心は語ってないんじゃないか?という疑惑が脳内を支配して、話が頭に入りづらい。
本当はユイトを解剖したいなんて思ってなくて、だけどニューヒムカの秘密をバラすためにワザと悪役を買って出たとか??
この先そういう展開があるかも知れないが…※印の件もそうだが、キャラの言動をそこまで疑って見るのってスッゲー疲れる。

でもって「カイトとの会話記録を公開してニューヒムカの真実を世界にバラ撒こう」ってところで15話が終わるのだが、実は知らなかったのはユイト達だけって展開は…無いかな?
これまでセイラン軍の下っ端はどこまで知った上で作戦(クナドでの襲撃やクーデターなど)に参加してたのか謎だったし、セイランは怪異を使ってスオウを襲ったと市民に知れ渡ってても何もおかしくない。
研究施設の警備に怪異を使ってるのもバレバレなんじゃないの?

ってかさ、セイランにあるナオミが収容されてた施設は「特異生命研究施設」って名称だったでゴザル、今までそう言ってたっけ?
施設の名称が分からなくて紛らわしいと指摘してたんだが、ナギが人格矯正された施設(作中では「旧怪伐軍病院」と呼んでるがそれだけではロクショウ市のを指すとは限らない)とは別の施設だと、ちゃんと視聴者に理解されてるかどうか、こっちが不安になるわw{/netabare}

16話感想{netabare}
『カレンの命令でセイランの「特異生命研究施設」に収容されてた元人間怪異が連れ出された、一体カレンは何をしようとしてるんだ!?』で前回終わったが、今回で、実はカイトの命でスオウ怪伐軍が成りすまして行った(カレンは知らない)ことだと明かされる。
…?
セイラン施設へ潜入して怪異を連れ出したスオウ軍の連中ってスゲー有能じゃね?
もしくはセイランの施設がザルなのか?または元は同じ国だしクーデターは見せ掛けだけで、セイラン内部にはスオウ派が多数潜入してる?
研究者も同行してたが、こいつらもスオウから寄越されたのか、セイラン内部に居た裏切り者なのか、どっちなんだ?
また、カイトはこの件でセイランが怪異の兵器利用の研究をしてたことを初めて知ったご様子。
はて?クーデター時に街を襲撃した怪異は何だと思ってるのか、認識を問いたい。
前回でもちょっと気になったんだけど、カイトはセイランの脳アンプル(材料はトゲツ)は把握してないのか?

一方、どこに匿われてたか分からなかったフブキは少なくともスオウから隠れて療養してたらしく、その場所が特定されてカイトの命で暗殺部隊を仕向けられる。
どこの施設だか知らんが乗り込んできた暗殺隊、優秀じゃね?
また、ユイトの時の様に大々的に反逆者と宣伝されず、連隊長を除名すらされずに居るのが不思議なんだが、これはウラがあるのかい?
「カイトとフブキは結託してるのでは?」と疑ってた私としては疑惑が一個消えてホっとした…どころか更に謎が深まってしまった。

でもって連れ出された怪異に追いついたカサネ達は、連れ出したスオウ軍人の操る怪異と戦うことに。
えっ?
この名も無きスオウ軍人は怪異の兵器化装置なんてついさっき知ったばかりのはずで、怪異の操縦は初実践なんだよね?
緊張感も何も無く、やり慣れた感じで違和感…やっぱスゲー優秀なんじゃないか?

とその時、カサネの脳の回収を企むトゲツの追っ手が現れてスオウ軍人と研究者を始末する。
そこまでは良いんだけど…それを見たアラシ「あいつ、仲間を使い捨てにして戦うのか」カゲロウ「敵も味方も関係なしかよ」と言ってて、これがとても紛らわしい。
初見ではてっきり「ここでいう仲間とはとても優秀なスオウ軍のこと」だと解釈してしまい、何を根拠にそう思ったんだか不思議で仕方なかった。
脳アンプル原料の取引先のセイランなら仲間だと認識するのも分かるが、殺した相手はセイランと敵対関係のスオウで…あ、ひょっとしてセイラン軍に扮してるのにってことか?とかね。
が、この突っ込み文章を書くために見直してみたら違ってた。
トゲツの追っ手グループがSASでリーダー格に脳力を提供してぶっ倒れることを指してたのね。

わっかりにくいって!

描写が不親切というか下手糞というか…常に「今画面に映ってるの、スオウ軍とセイラン軍、どっちがやってることか」に意識を向けてないとすぐに内容分からなくなるし、やっぱこの作品変じゃね?
私の理解力不足なのか不安になる時もあって、他の方の感想を聞いてみたいところだけど誰も見てないみたいだし…。
但しコレ、前回カイトが話した「国民の脳を生態パーツ扱いすれば云々」の具体的な実証例を見せた…とも解釈できるかも?
週を跨がずに一気見だったら違和感なく飲み込めたのかも知れない。

…と必死に好意的解釈しようとしたが、この後どうやってもフォローし切れないシーンがあるんだよねぇ…どう見ても作り手側が悪い、視聴者に伝わらないだろっていう。
元人間怪異達が協力してトゲツの追っ手と戦うことを決意し、カサネ達に対し「ここはオレに任せてお前は逃げろ」が炸裂。
このパターンもう3回目だぞ?
しかも今回は「とても追っ手には敵いそうもない」「圧倒的不利で逃がすのが精一杯」という描写が、無い。
無いんだよ!
全然ピンチだという演出が描けてない。
普通にカサネ達と協力して戦えば楽勝できたんじゃね?って印象で、結果的に、意味も無く覚悟を決めて意味も無く特攻したナオミが無駄死にしたとしか見えない。
更に戦闘後トコトコとカサネ戻ってくるしw
なんだこれ?
「同じネタ3度目なんだし細かい部分描かなくても分かるでしょ?」ってこと?
いや、やりたいことは分かるが必要な描写を省いちゃアカンって。

で、特攻自爆した元人間怪異の中にはアリスも居て、アリスを救うために視聴者にもよくワカラン暗躍を続けてたカレンが暴走、カサネの脳力をコピーして次はユイトの元へ。
一方ユイトはアラハバキに潜入して15話で手に入れたカイトとの会話記録を公開。
「脳だったら市民のを使わずともトゲツに沢山あるかも?」という情報は伏せといていいのか?
そして「さーて世界はどうなってるかな」と揚々と外に出ようとしたところでカレンが現れて次回に続く~~~。


結局この回って、カサネを追ってたトゲツの連中が追跡先でたまたま遭遇した「元人間怪異を連れ出したスオウ軍人」を殺したせいで、コントロールの効かなくなった・自由意志を得た元人間怪異に襲われ心中する羽目になった──。
という盛大な自滅劇を見せられただけで、カサネ達が自発的に何かやったというワケではない。
むしろカサネが安易に「連れ出された元人間怪異」と接触したせいでトゲツの追っ手もそこにやって来てしまったのであり、ゲーム的に言えばトレイン行為でナオミにトゲツをなすりつけたであり、カサネには猛省して欲しいトコロだけど…多分しないんだろうなぁ。
ユイトもそうで、主人公側は周囲で起こる出来事に無配慮に流されるばかりで応援する気が起きない。
運命に翻弄され~と書けば聞こえはいいが、自発的に動いてるカレン・フブキ・カイトが「次にやるべきクエストを準備してくださってる」感じでとてもゲーム的、作業的。
とりあえず連れ出したのはスオウ軍とはいえ、元人間怪異の所有(所属?)はセイランのはずで、それが脳アンプルの取引先であるトゲツの手の者に殺されたとなると、セイランは黙ってられるのか?

いやはや、毎回のことながらすっごい疲れる。
ダラダラ突っ込みを書いてるけど、そうしないとこっちも忘れそう・把握し切れなくなりそう…。{/netabare}

19話までの感想{netabare}
カイトの「月への復讐のために市民を脳パーツとしか見てない発言」を公開したことで街は大混乱…と思いきや、あんまりそうじゃないっぽい。
というかどうなってるのかあんまり映してくれない。
そもそも脳アンプル材料を提供してるトゲツの件に触れないのは情報が偏ってないか?
ついでに「断絶の帯から降ってくる怪異は月の連中のせい」と公表すれば、カイトへの風当たりもまた違ったモンになるんじゃない?

で、市民はそんな恣意的な報道を見てどう動くか?を確認することなくユイト達は再びトゲツへ向かおうとする。
いやちっとは様子見しようよ…出来れば市民の代表みたいなヤツ登場させて意見交換してくれよ。
これまで感想をダラダラ書いて、この作品の一番アカン所はどこだろう?と考えると「ユイト達以外の下っ端兵士や学者が情報をどこまで知っててどう思ってるのかが全く見えない」に至ったんだが、市民も同様顔が見えなさ過ぎる。

と、そんなことを思ってたところでの最新話の19話。
カゲロウがクーデター時にジョーを殺したのはオレだと言い出し、そんなオレを仲間にして良いのか?みたいなことをユイトに迫る。

その問題(カゲロウの処遇)はトゲツ脱出の時にもう済ませた・腹をくくったんじゃないの?
一度解決した問題を再び引っ張り出して来たみたいでクドい。

というか…さぁ、そもそも…さぁ。
17話のアラハバキ内でユイトが記憶抜かれそうになったところを仲間の記憶で補完して難を逃れるってエピソードあったじゃん?
あの段階で「仲間の知らないユイトの過去」は失われてて、それが原因で今後なんやかんや起きるって展開を予想してた私としては「ジョーが父だとは分かるけど家族の情は何も無い」「殺したのお前なんだふーん」みたいな態度を取って欲しかった。
逆を言えば、そうでないならアラハバキ内の描写は何だったん?とさえ思える。
カゲロウの処遇を決断するシーンが繰り返されて余計に感じたのと重なって無駄なシーンが多い印象を強める、その一方で必要なシーンが無さ過ぎるしバランス悪いよ。

というか…さぁ…あのさぁ…ジョーを貫いたのは怪異の放った弾丸(?)じゃねーか!!!
カゲロウの落とした短刀とは傷口が明らかに合わないんじゃねーの?「あの世界」においてそんなことも調べないの!?
「6話までの感想」で「殺人現場で凶器を手に持ってたので犯人と疑われる」として時代劇を例に挙げたけど、時代劇だから成立するんであって(それでも刀と合口程度の違いは見分ける)現代劇だったら指紋なり科学捜査で一発だし、現代より科学が進歩してると思われる「あの世界」でコレ?
物凄く好意的に考えれば「怪異の兵器利用はニューヒムカのトップシークレットで、クーデター時にセイランが怪異を使ったことは秘密にしときたいのでジョー殺害の濡れ衣をカサネに着せた」という可能性もあり得るけど…。
そこまでしてスオウがセイランを庇う道理が今んトコ見えない、カイト次第?

事実に対する探索というか探求というか、情報収集の仕方が拙すぎるんだよね。
キャラクターが想像しない、考えを巡らせない。
本気で解決を図るなら思いついて然るべき発想に至らない→本気で取り組んでる様に見えない。
主人公のユイトからして、親友のナギの死因に繋がる怪異化弾の出ドコロを調べようとしない。
これって「手ごろな下っ端兵士や学者を締め上げればいいだけ」なところを、下っ端兵士や学者の事情を描きたくないので避けてきた弊害なんじゃないかなぁ。
そのせいで「実は親友だなんて思ってない、情なんてものは無いんじゃない?」という感想を抱いておりまして…。

で、そんな中「誰かの過去を無かったことにするなんて絶対に許しちゃいけないんだ」と熱弁振舞われましても、とても白々しい。
一応、今まで主人公は記憶障害で世界の隠された真実に翻弄されるという内容で、当人にはこれといった目的が無く、何を言われても鼻水垂らして口開けっ放しでボケっとしててうわの空なのは制作的にワザとだと思うのだけど──。
19話でようやく目的(意思)を持つが、その考えに至った理由もアラハバキで記憶を抜かれそうになった体験からなだけ。
「記憶を失う恐怖」ならユイトは脳力を使うだけでもそうなるハズ(10話より)なので、このためだけにアラハバキの一件を描いたのだとしたらホント無駄としか思えない。
せめて「ナギも同じ様な恐怖を味わったのか」みたいなことを一言くらい言わせりゃいいのに…そしてぶっこ抜かれた記憶はロクショウ施設にあるんちゃうん?


とりあえず「オレがアイツを殺した」と言って周囲を惑わしといて、後から「直接手を下したワケじゃないがオレがアイツを殺したのと一緒だ」とタネ明かしするネタ、止めよう。
最近他の作品でも見たけどアホ臭いったらありゃしない、キャラが陶酔してるだけにしか見えん、もしくは制作側のお手軽尺稼ぎ。
ってかそうであるならナオミを殺したのはカサネですやん、トゲツに追われてる身でありながらホイホイ接触なんかしたせいで…そっちの方をもっと気に病むべき。
実は姉妹だなんて思ってない、情なんてものは無いんじゃない?
あと、過去改変されても自覚できないと思うんだがどうなんだろう?
これも他の作品で「あれ?」と思ったことがあったんだが、何の作品だったか思い出せない。{/netabare}

23話までの感想{netabare}
ニューヒムカが「断絶の帯から怪異が降ってくるのは月の連中のせい、獣粒子のせい」という事実を市民に隠してる理由が分からない(※)。
なのでそれを暴くことが良いことなのか悪いことなのかも判然としない。
「政府が隠し事してるのは無条件で悪」ではなく「隠してるからにはそれ相応の理由があるんだろう、それは何?」に興味が向くのが自然じゃないかね?
主人公目線で「政府は酷いことをやっている」という印象を推してくるけど、本当にそうかな?という疑問が湧いてくる。
それよりなにより、主人公の方がよっぽど酷いことをしてないか?

トゲツのシステムコンピューターがダウンする訳だけど…ん?これって……コールドスリープ中の生命維持装置もストップした!?
何人居るか知らないけどトゲツには2000年前の人間が眠って居続けてるんだよね?
また、そこからデザインチルドレンを製造してる訳で、その製造ラインも止まった?
脳アンプルの材料の脳がどんな製造方法だか知らんけど、それも止まった?
…。

主人公、何気に大量殺戮しちゃってない?

“巨神ゴーグ”を知ってりゃ(知らんでも似たテーマはいくらでもあるだろう)普通に疑問に思う部分じゃね?
これ作ってるのサンライズなんだよね?あれぇ?
ゴーグでは{netabare}怒りに我を忘れてる間に同胞を大量死させてしまってマノンさんは大反省をする訳{/netabare}だけど、こっちの作品は…主人公は自分が何をしでかしたのか知って恐れ戦く展開とか無いのだろうか?
カゲロウがクッソしょうもない理由で「ジョウを殺したのはオレだ」と気に病んだのなら、ユイトもトゲツの件は気に病むべき。

そんでもって親子や兄弟の情をテーマとした展開、これもピンと来ない。
この作品世界内でヒトはどんな繁殖方法が“標準”なのかよく分からないんだもの。
親子や兄弟といっても「卵子(もしくはDNA)提供しただけ」と「人工子宮(腹を痛める)」と「育ての親」とで違うでしょう、と。
初代ガンダムの「人々は、そこで子を産み、育て、そして死んでいった」ってナレがどれだけ重要だったか思い知らされる。
この問題は「この作品と妙に似てる」と感じる“PSO2 epオラクル”でもあったことなんだけど、そこら辺に焦点を当てた作品…“地球へ”とか知ってる身としては、なんとも説明不足というかパンチが弱いというか…。
ユイトとカサネでその違いを描いたような気がしないでもないけど、なんか全然弱い。

更に22話はもはや恒例のアレ、ユイトとカイトが怪異に囲まれてカイトが「ここはオレに任せてお前は逃げろ」と言う展開…またかよ!
余りにもしつこい展開でもう2人とも死ねばいいのにとさえ思ったけど、いや、一生懸命好意的解釈をすれば…オッサンユイトがカサネに命を賭して願い事をしたのと同様「兄弟して似てるなぁ」と思わせる描写だった…のかも?
けどやっぱりしつこいよ、引き出し無さ過ぎじゃない?
それに怪異に襲われるって、セイランで研究してた怪異コントロール技術はどうした?
ユイトもまーた頭痛が痛いを発動して、脳アンプルはどうした?
「これはただのビタミン剤じゃ」とヤバい表情しながら脳アンプルをあおりまくって、それでも尚頭痛が痛いなら悲壮感もありそうなもんだが、全然余裕じゃねーか。
「研究を邪魔しないで完成させてればこんなことにはならなかったのに」「トゲツを壊滅させてなければ薬があったのに」と後悔して欲しいのだが…な~んかコイツら行いを省みるってことをしないよね。
死ねばいいのに。

23話はもはや流し見してる人は置き去り展開w
スメラギ陵で精神攻撃的なものを受け、真実か架空か知らんがゲンマがセトの死体(?)を見て心を痛めるシーンがあるのだが…セトって覚えてる?
また「何度も」アリスを失ったカレンの慟哭を追体験してカサネがナオミを失ったのと感情を被せるんだが…アリスとナオミって覚えてる?
「ここはオレに任せてお前は逃げろ」でトゲツの追っ手と相打ちで無駄死にした奴ね。
ってかカレンの慟哭自体ハイハイまどか死んだまゆしぃ死んだ佳織死んだって感じで、よくこんな使い潰された設定を使えるもんだと逆に感心。
むしろ死にパターンが一緒で、シュタゲやまどマギから劣化が激しいと感じつつも、ひょっとしたら伏線なのかも?と期待を持ったり…いやどうなんだろう?



実は地球は流刑地で市民はその末裔ってワケでもないみたいだし、政府が隠してた意味がホント分からん。
23話でシデンが「ボクはこの世界の醜さも理不尽さも知っている」と言うのだが、その憤懣をぶつける対象がズレてる気がして仕方無い。
一番悪い(この世界の理不尽)のは「獣粒子」であり、政府がその真実を隠してたのも悪いかもだが、獣粒子が飛来して来たのは政府のせいではない。
つまり政府が秘密裏に行ってた非人道的な研究──「人間の怪異化」「人格矯正」「怪異の兵器化(=怪異のコントロール)」──が大して悪いことに思えない。
(「デザインチルドレン(トゲツ)」と「非脳力者の脳力者化」に至っては秘密裏だったのか非人道的なのかすらよくワカラン。
「レッドストリングスの開発(トゲツ)」や「クナドゲートの研究」に至ってはそれが何なのか分かってる人自体が作中数える程度しか居ないレベル)
一応非人道的ではあるけど、それ以上に「断絶の帯から怪異が降ってくる」の方がよっぽど脅威であり、その対策のための研究であるのなら仕方無いんじゃねーの?
目的と研究が噛み合ってないのなら「何やってんだよ」ともなるが、幸か不幸か噛み合ってる(ように思える)ので研究に文句を言うのが変に感じてしまう。
ぶっちゃけ「怪異の脅威を取り除くためには必要な研究である」と説けば市民も納得しそうじゃない?カイトも失脚せずに済んだのでは?
もうこうなってくるとセイランとスオウの対立も意味が分からないし、和平を結んでも茶番にしか感じない。
問題の3話だって視聴者をいたずらに混乱させるだけの不必要な描写にしかなってないのでは?

要はこの作品は「獣粒子」の対策の手段を巡って抗争してるだけで、主要キャラは根本原因から遠く離れた部分でギャーギャー言ってるだけに過ぎない。
対案を出さずにヤダヤダと駄々を捏ねてるだけの悪質クレーマー、「じゃああんたら獣粒子はどうすんの?」と尋ねたくなる。
一応、一応ね、なんせ2000年もの間断絶の帯から怪異が降り続いてる世界なので、もうそれは自然災害的に「どうしようもないこと」で、怪異による被害を減らす努力はしても断絶の帯自体をどうにかしようという発想が無い…のかも知れない。
ってことも考えられなくもないけど、だったらもうちょいそういうシーンを描いてくれないとシックリ来ない。
これが、政府が獣粒子を利権に絡めてどうこうしてるって話ならまだ分かるんだが…そうだなぁ、例えば──

<例え話>怪異に対抗するために作られたのが怪伐軍であり、現在の体制(既得権)もそれありきになってて、断絶の帯(並びに怪異の脅威)が無くなるのは政府にとっては都合が悪い。
実はその気になればとっくに断絶の帯は取り払うことが出来るのだがワザと残してて、もっと自在に怪異を利用するための研究を秘密裏に行ってた。<例え話終わり>

──であるなら「政府は裏で酷いことをしている」という設定も頷けるんだけど…どうだろう、今後そういうカラクリを明かす展開は期待できそう…かなぁ?
一応カレンが過去に遡ってどうこうしてるので、政府が隠し事をすることと繋がるのなら…ここまで見た自分も多少は救われるかも。
ついでに2話の「どうして前線に赴いた現役兵士に怪異化弾を撃つ必要があったの?研究所の被験体や罪人じゃいけなかったの?」もすっっっっっっっごい謎なので、そこにも繋がってくれると有難いんだが…。
強引に考えればアリスの死因は施設でナオミと接触したせいとも解釈できるので、そこら辺でカレンの干渉があった、とか。
そうでなくても「レッドストリングスを阻止するためにカサネが狙われたがナオミが庇った」線も有り得るし、2話の謎が解明されるのを期待してるんだが…もしされなかったらどうしよう。{/netabare}

26話までの感想
(現在執筆中、先に総評の方が書きあがったのでそっちを先に投稿)

総評{netabare}
とにかく取っ付きが悪い。
そして「何でこんなに取っ付きが悪いのだろう?」というのに逆に興味が沸いて、かなり気合を入れて見ました。
どれくらい気合入れてたかは上記の各話感想を見ていただければ分かるかと──。

で、取っ付きの悪さの正体は、ナオミが何者かに狙撃されて怪異になるワケだけど、
・撃ったの誰?命令したの誰?目的は何?
・そもそも未来予知でカサネを庇って撃たれたので、本来のターゲットはカサネか?
・そもそもあの場所へ派兵を命令された自体が仕組まれてた?落ちてたアンプルは何?
・怪異化したナオミを連れ去ったのは誰?撃ったのと同じ勢力?
等、分からないことが多く現状を認識することすらままならないのに、その掘り下げをせず放ったらかしで次の展開へ突入。
まだ登場キャラの顔と名前も一致してない段階で仲間グループから2人が裏切りを働く。
しかも裏切る理由がそれぞれ別で、うっとおしいたらありゃしない。
その後も、ふた手に分かれて2つの施設を行ったり来たりするのだけど、今映ってるのはどっちの施設なんだか分かりにくい。

…これじゃあ何に関心を向けていいのか分からないって。
作り手が視聴者に疑問に思わせたい部分と、視聴者が疑問に思う部分が噛み合ってない。

噛み合ってない最たる部分としては、ナオミが狙撃された理由は最終回まで見ても明かされなかった。
クナドゲート内でのオッサンユイトの証言は支離滅裂だし、かといって嘘を吹き込まれてたのか?といえば他に情報が無い。
ひょっとしたらナオミの脳を欲しがってたトゲツの手の者だったり、アリスの死の遠因ではあるので時間遡行したカレンの仕業であることも期待したんだけど、全く触れない。
それ以前に怪異化弾は実用化されてたのかどうかすらよく分からない。
実験にしちゃあ前線に出た兵士を狙う意味が分からんし、ナオミを撃って以降怪異化弾は一切出てこないし。

一切出てこないといえば後半ユイトが無理を推して脳力を使うのだが、特効薬と思われる脳アンプルは途中から一切出なくなる。
“0083”のウラキのヒロポンみたいなこともしないで頭いて~頭いて~言うだけ。
芝居してるみたい。
10話で研究者が語った「被験者(ユイト)はベルペッパーだった頃の記憶も欠落している模様。超能力を使うたびに脳へダメージが蓄積していると考えられる。急に記憶が飛ぶといった症状も出ているハズである」という設定も忘却の彼方。
後半は記憶も飛ばなくなるし、最終回では脳力を使い果たした体なのに車椅子に乗るだけで脳(記憶)は健在。
なんだよこれ…カミーユ(TV版)なりDボウイなりチャイカなり“牙”のノアなり“ハッピーシュガーライフ”の神戸しおなり、廃人オチなんていくらでもあるんだしやっちゃダメってことはなかろうに。
あっ、ゲームが続かないって?うぅむ…。
欲を言えば廃人になったユイトを世話するカサネが、ボタンをかけようとしたら手が震えて上手くできず、「どうしたの?」と様子を見に来た仲間に対して「見るんじゃねー」と怒鳴るオチだったら途中どんなに酷くても個人的には称賛したんだけどなぁ。
最終回で台無しというか、最終回で逆転できませんでした。

と、やたらと込み入った設定を盛り込んだ割に、キャラがその設定に準じた行動をしない……ということに尽きるのかなぁ、全体としては。
「そういう設定の体」を演技してるだけ、例によって中身が無い、自我が無い。
政府が隠してた「この世界の真実」を段々と知ってくって話なので、どうしてもキャラが受け身体勢になってしまうのは仕方無いとはいえ、限度ってものがあるだろう。
上述の「ナオミを怪異にすることで、やった奴には何の得があったんだい?」に誰も気が向かないのはどうなんだ?
最終回1コ前の「クナドゲート消滅のついでに断絶の帯も消せる」も、他人から言われて(そそのかされて)乗っかっただけで自発的に思いついた訳ではない、そもそも断絶の帯をどうにかしたいとかそれまで一切考えてもいなかったじゃん。
そして致命的なのは、これだけ設定盛っておいて「起きる出来事」──演出ってことになるのか?──がワンパターン。

「ここはオレに任せてお前は逃げろ」

この展開が4回あります。
“精霊ナントカ~”が「悪者に間違われて襲われる」って話が数回続いて酷いなぁと思ったモンだけど、こっちはそれを優に超えてる。
過去改変による現代への影響の描写もなんか変だし…ひょっとしてこれ、設定の方はゲームスタッフが頑張ったんだけど、演出?ストーリー?を任されたアニメスタッフは、めっちゃ手を抜いた??
それとも逆?ゲームとの兼ね合いで色々とキツい縛りがあって、アニメスタッフは頑張ったんだけどこれが限界だった??


と辛口なことが続いたので、ここでちょいとフォローめいたことを。
この作品、考えれば考えるほどフブキが疑わしい。
最後に一番得したのは誰?を考えると、地位はそのままに婚約者のアリスが復活してくれたフブキじゃん?
色々と政府の裏事情を知っておきながら(というか脳アンプルを使ってたセイランの施設と繋がりがある、いわば実行犯)矢面に立たされ処罰を受けたのはカイトだけ。
もしかしてカイトをハメた?
25話でクナドゲート消滅作戦のついでに断絶の帯の消去を持ちかけたのもフブキと“改心したと思われた”カレン。
カレンをよく知るフブキとしては、アリス救出を実はまだ諦めていないと見越してた?
10話で「ナギの抜かれた記憶データ(本当にそんなのが存在するのかどうかは不明、作中では出ない)が施設に保管されてる」と言って施設に行く様に仕向けたのもフブキ。
同じ回、カイトに呼び出しを食らったのに次の瞬間には自由の身になってたのも、どうやって切り抜けたのか謎。
「ナオミが怪異化するのを目撃した記憶」を消すために病院(施設)で人格矯正を受けるところをフブキが阻止したが、ナギだけはそれが間に合わなかったとのことだが、これだって疑わしい。

ガルマを欺いたシャアの様に、フブキはカレンを欺いて自分に都合の良い様に誘導してた?ユイト達はそれに巻き込まれた?

──な~んてことを思ったり。
ってことで、最後の最後、フブキがそんなことを匂わす素振り・全てはフブキの思惑に踊らされてただけだったのでしたー、みたいなことを見せてくれたら大逆転できる芽が残ってたんだが…そんなことは起きませんでした。
実は心の奥底でベルペッパーを蔑視してたとかやれば最高だったのになぁ(ってかそうでないならベルペッパーの設定も要らないと思う)。
いやぁ惜しい、惜しいというよりかなんか外してるんだよね。
ひょっとしてゲームでは…?、と思わなくもないけど、そっちに手を出すまでの意欲は湧かなかったのが実情。

ってかこの発想──懇意にしてくれた仲間が実は黒幕──って前にもしたなぁ。
あっ、“シャチバト”のガイドさんか。
あっちもそういう風にすれば逆転(それまでのマイナス評価が最後でプラスに転ずる、視聴した自分も報われた気がする)が出来たと思うのだが、何でやらないんだろう?


総評としては、まぁゲームやればいいんじゃね?アニメは見ても見なくても…って感じ。
原作のゲームでは意味があるのかも知れないが、アニメでは意味の無い設定が多い、ゲンマの裏切りはホント要らなかったと思う(これが無ければ3話切りされる率はずっと下げられたんじゃないかな)。
スオウとセイランの対立も理由がよく分からんままだし、「人間が怪異化する」が起こりえる世界において、作中で政府の行ってた程度のことは非人道的だとは思えない、“ヤマト2202”のG計画より温い。
それでいて「何故ナオミは撃たれたのか」は明かされない、どういうこっちゃ?
よく似てると比較に挙げてた“PSO2 epオラクル”は登場するキャラが悉く「こう見えて実は…」という二面性を持っていて、それを把握すればキャラを覚えるのと同時に自ずとストーリーも頭に入る作りだったが、こっちはそうではなくキャラとストーリー別々に覚えないといけないのでかなり億劫。
七剣星(セプテントリオン)という称号がありながら六芒均衡の様なバランス配分も無いし、これも要らん設定かと。
とりあえず序盤3話まで(もしくは5話まで)の取っ付きの悪さは近年随一なので、それがどういうものなのか物見遊山で見る分には良いかも知れない。
あ、それと「ここはオレに任せてお前は逃げろ」って展開が4回あるので、それが何処なのか指折り数えながら見るのもいいかも。{/netabare}

投稿 : 2021/12/30
閲覧 : 1009
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12

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CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自分は楽しめました。

2クールのゲーム原作作品
正直前半の方あまり覚えてないので短い感想しか書けませんが...

{netabare}
最初の方は置いてけぼり感がきつく微妙だったけど、慣れてくると後半は楽しめた作品でした。
結構テンポは速かったけど後半はしっかりと話は理解できるぐらいの速さだし、次々と展開が動いていくので割と毎週楽しみに見れました。

展開が早いとはいえ、主要キャラはしっかりと掘り下げが出来ていたし、カレンの話とかは感情移入できてよかった。
主要キャラでも何人かは印象が薄いキャラいましたが...
それと、最終回はかなり良かったと思います。
それぞれのキャラの今後を描き、カサネが月を目指すことを決意する。
主人公もそれについていくのかと思ったら、ついていかない感じだったけど、離れ離れになっても思い合うことを誓うという、ベタだけどかなりいいエンドでした。

微妙だった点は場所の全体像があまりつかめなかったことかな。
トゲツとかなり距離あったはずなのにすぐに移動してたり、そういうのが多くて違和感があった。
あともう一つはナオミが結局死んだままだったこと。
結局死ぬなら怪異化とかやって引っ張る意味あった?ってなった。
それと、普通に怪異を倒す話が前半に3話ぐらいは欲しかった。
その後の展開の意外性が損なわれてた。

↓一話毎メモ
{netabare}
1話 ☆4
よくある超能力モノか。ヒロインはかわいい。
キャラ多いなぁ。クソダサスーツいる?
戦闘シーン背景手抜いてない?独特な敵だな。
カサネ何歳なんだ。敵側が正義系かな?

2話 ☆3
特に面白みのない戦闘。
未来予知みたいな能力がある超能力モノで非対人って面白くなるのか?
結局超能力関係なしに物理で戦うという。
主人公めっちゃ強いじゃん。
え、この子退場かよ。一番かわいかったのに。

3話 ☆2
死ぬの?魔女化かな?w 
超能力が原因で異形化してるのか?
人間側が悪らしいし。もう王道路線からそれるのか。
展開が早すぎて置いてけぼり。
もうちょっと基盤を整えてからこういう展開をやってほしかった。
記憶改竄?ほんと急展開過ぎて、味方が裏切ったという意外性が一切ない。
滅茶苦茶な脚本。
口封じならこんな回りくどい方法でするなよ 

4話 ☆2
敵味方がまるでわからん。死んだキャラ誰だよ。
ほんとゲームってアニメ化するだけ無駄だわ。
一話でカレンがこの国は亡ぼすべきって言ってたけど、
あいつは味方なのか?
めっちゃ敵のような立ち振る舞いだけど。

5話 ☆1
○○に異常発生でクーデターが起きたとか言われても普通の状態が全然描かれてないから何が何だか全くわからん。
緊急事態に白か黒分からない奴仲間にするな。
一般人にはこう見えてるってどういう意味だよ。
もっとちゃんと説明してくれ。
???? 意味わからん。
言論統制してるだけかよ。
それが氾濫の理由なのはしょぼすぎ。
もっとなんかあるのかと思ったわ。
おまけに脳繋いでる設定とか初めて聞いたぞ。
てか怪異を都市内に入れてるやつに誰がついていくんだよ。
ああ、裏切りとかの予想外の展開(支離滅裂)をやりたいだけのゲームにありがちなゴミ作品か。

6話 ☆6
未来?スメラギユイトには見えないけど。
未来の主人公は衝撃を与えるためにカサネに嘘ついたとかそういう感じなのか?
それとも事実? 結局カレンは味方なの?

7話 ☆6
やっぱり父が敵ってことか。
カレン年取ってないってことはこいつも移動したんじゃ
凪って誰だっけ? 母が怪異にされてたってオチかな。

8話 ☆6
ナギに全く印象ないわ。
早くでていけや。何考えてるんだ。
結局カレンが実質主人公か?

9話 ☆6
カレンに任せても良くないか?
まあそんな展開だろうな。

10話 ☆4
今スメラギ、主人公ら、セイランで三つ巴状態?
洗脳いらないって、こういうのホント好きだなゲームって。
なんか最後急にわけわからんくなった。

11話 ☆5
どうせ元人ってオチでしょ怪異。
こいつらが黒幕で共闘展開かな?

12話 ☆7
かなり世界観が明かされたな。
アラハバキってなんなんだ? 怪しいのに触るなw 

13話 ☆6
この神OPも見納めか。
このおばさんあっさり元通りになるじゃんw 
いやここもっと掘り下げるべきだろ。
あっさりすぎて...。展開は気になる。

14話 ☆6
タイトル回収。ああ、渡月ってそういう
怪異が空気だな、人同士の争いばかりだし、怪異が出てきてもモブみたいなもんだから。
ここで2チームに分かれるのか。なんだこのED映像w

15話 ☆6
人格矯正を治す方法を考えようってその言葉が通じるなら人格矯正治す必要ないだろw
凪にあんまり印象がないんだよな。
この凪との特訓シーン原作にはあったんだろうか。
二重人格草。

16話 ☆7
ここどこや。ほんとに何がどうなってんだか。
トゲツは何がしたいんだっけ。
姉言ってもいっぱいいるのにずいぶん愛着あるんだな。
ああ、姉って怪異化した子のことか。
いや、どうせ怪異のまま死ぬならなんでナオミここまで引っ張ってたんだよw 
やっぱカレンがまどマギで言うほむらみたいな立ち位置なのかな?
町残ってなさそう。

17話 ☆5
なんでこいつらそうすぐに合流できる?
主人公ガイジになってるじゃん。

18話 ☆7
やっぱりカレンが実質主人公。
こいつ誰だっけ。寝てた人?

19話 ☆7
二重スパイみたいなもんじゃん。
どっちなんだよこいつw 死に際にあのセリフ言う?
いや直接手にかけてないんだし許したれや
カレンにコピーされたからもう主人公死んでもダメになったってことか? 

20話 ☆6
まるでゲームにありそうな橋だ
トゲツからいきなりクナドゲートまで瞬間移動するな。
距離感がわからん。理解力すごいな母
わっかりやすい死亡フラグ。

21話 ☆5
キャベツ検定合格。
何で夫婦みたいになってるねんこいつら。
玉ねぎかよ。

22話 ☆8
普通に話面白く感じてきた。
説得できるのか? 銃じゃ無理だろw

23話 ☆5
急に何起こってるかわからんくなった。
なんやねんこれ、うわあああああじゃねえよw
マモレナカッタ... ゲーム式の適当な回想の入れ方嫌い。
まあそうだわな。

24話 ☆8
執着が怖い。止まるんじゃねぇぞ。

25話 ☆7
カレンこそ死にそう。断絶の帯を消すのかよw
裏切る流れじゃなかったじゃん...。
知ってた。てかナオミは?

26話 ☆9
まあそりゃそうなるわな。
どういうことだ。死ぬほど見た展開。
キャラの未来を描く感じね。
離れ離れになっても...っていいエンドだ。
最終回良かったな。
アクアトープもこういう締め方で良かったのに。

曲評価(好み)
OP1「Red Criminal」☆8.5
ED1「Fire」☆7.5
OP「MACHINEGUN」☆9
ED「Stranger」☆7.5
{/netabare}

{/netabare}

投稿 : 2021/12/24
閲覧 : 257
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1

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テナ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:----

ゲーム原作にしては

原作がゲームですが、上手く物語を再現しています。
勿論、ゲームはアクションゲームで原作通りか?と聞かれたら、やはりゲーム上での演出とアニメ上での演出では違いがどうしても出来てしまうものです。

それでも、物語自体は原作通りに進むし、ゲームだとユイトとカサネの両ルートがありアニメでは、2人のルートを上手く再現しているしゲームでは無かったオリジナル要素をアニメだから見せれる表現でアレンジを加え、それはゲームのイメージを崩さずに、ゲームではなかったけどアニメなら見せれるシーンをいくつか入れられて居て、それが私には凄く新鮮で良かったです。

ただ、やっぱりシナリオがゲーム向けなので、アニメはゲームのストーリー要素を加えオリジナルにした方がアニメとしての受けは良かったかと思います。
完全にパラレルワールドにしても良かったかな?

ゲームの2つのストーリーを纏めてるからゲームをアニメにしたらこんな感じになるのかな?ってw

次は、悪かった点を。
専門用語が解りにくい( ᵕ̩̩ ᵕ )
私はゲームをプレイしてるから、解るのけど、これは多分アニメだけで見ている人は、時々置いてけぼりになるのでは?と思いました。

別にストーリーとかには余り問題にはならないかもしれませんが、それでも知ってるとより楽しめるかな?と思います。

さて、結構ペースが早かったので1クールかと思いましたが2クールでしたね。
それでも少し巻きながら進んで行った気がしますが、ゲームではしっかりと描かれて居なかったエピソードもアニメでは描かれてましたね。
例えばカレン達の過去とかもそうですし。

で、私がこのアニメで泣きそうになったエピソードがナオミとカサネの話です。

怪異にされたナオミは自我を保つ為に薬を飲んでいたのですが、その薬が人の脳を使用した薬だと知る。
それがショックだったナオミは、そんな物を飲んでまで生きたくないないと言いますが、それでも生きていて欲しいと願う。
カサネにとって彼女は唯一の姉であり家族である。

カサネがランドール家に引き取られて、唯一家族として接してくれた。
血の繋がりはなくても本当の家族以上の絆がある……
そんな姉の「死にたい」の一言に凄くショックを受けたと思う。
本当に大事な人にはやっぱりどんな姿でも生きて居て貰いたいと思います。
例え、薬がどうであれそれでも生きてもらいたいと思うと思います。

本人からすればショックだし辛いけど……それは周りの自分勝手な気持ちかもしれないけれど……それでも……

でも、ナオミが生きていて良かったと思える日が来ます。
それはピンチのカサネを救う時です。

「生きていて良かった」と彼女はいいます。
あの時に、怪異にならなければ……クスリを飲まなければ得られなかった力と保てなかった自我……苦しい事や寂しい事しかなかった。
決して喜べる事はないし、出来るなら怪異になんてなりたくはなかった……

それでも、怪異になったから……薬を飲んだから救えたカサネのピンチ……
例え姿は変わり果てても……大切な姉であり、優しくて凄く強いお姉ちゃん。
怪異になろうとも心は変わらないしカサネの姉であり続けた。

最後に、怪異のナオミとカサネが会話をするシーンがあります。
見た目は怪異が話してるようにみえますが、影はしっかりナオミの影でした。
きっと、それは彼女は怪異に変えられてしまったし薬を飲み続けた……それでも彼女の心も意思も人間である事の証明だと思います。

全体的によくゲームシナリオをこごでアニメシナリオとして描けてるなぁ〜とは思いますが、ボス戦と、カレン達が昔戦った怪異との戦いがカットされてたのは‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬

まっ、カレンの昔の敵はともかく。
ラスボスはカットしないで欲しかった……
あれは、カレンが、あそこまでしても成し遂げたかった決意の現れでもあるのに……

ゲームだと、カサネかユイトが主人公で選んでるプレイヤーキャラとは別のキャラが最後に助けに来るシーンだから、ダブル主人公としてだしているから、演出が難しかったのだろうけど、ボス戦は見せてほしかった……

ラストはゲームでは描かれてなかったシーンがあり。
あっ、カレンが歴史を変えた後ってこうなったんだw
って出来事がありましたが、それぞれの成すことなどはしっかり描かれて居ましたね。

ゲームではレッドストリングスの赤い糸が、ユイトとカサネの手に巻きついていたけど、あのシーンはアニメではカットされてて残念だったかな。

原作ゲームはオススメですよ

投稿 : 2021/12/23
閲覧 : 191
サンキュー:

4

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

掴みは良かったが...

感想

ゲームからのアニメ化ということみたいですが、1話観たときは これ 面白そうだな!って思って観始めたんですけど・・・
段々とつまらなく感じ、ながら見に変わり、とうとう14話で視聴断念です。

2話だったかな?ナオミが怪異になっちゃって、この先どうなるの?って感じで面白そうだったんだけど、次第に 未来から来たとか、怪異より仲間内で争うようになり、何のために戦っているのか?設定も小難しくなってきて、世界観も狭くなって面白く感じれなくなりました。
話もだらだら長いし、2クールでやるほどでもないじゃんって。。。

ゲームやってる人なら楽しめるのかな?
僕はここで断念です。

投稿 : 2021/10/28
閲覧 : 402
サンキュー:

12

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

わけワカメ

[文量→中盛り・内容→酷評系]

【総括】
ゲームを原作にした、能力バトルアニメ。

設定からネーミングからキャラデザから、厨二感が強い作品。

どちらかと言えば、バトルそのものというより、背景にある陰謀やら真実やらがメインという感じ。

まあ、面白くはないです。

《以下ネタバレ》

【視聴断念(4話まで)】
{netabare}
能力の共有、というのは、ゲームならやや面白いのかもしれない。

いや、アニメでも工夫次第では面白くなったのでしょうが、共有させる気がないというか、まあ、戦術的に面白くさせようという気がない。

ストーリーもよく分からん。ていうか、つまんなかったから、途中から流していた。どのくらいつまんなかったかと言うと、2ヶ月以上前に切ったのに、そしてこのレビューも書いてあったのに、今日まで投稿するのを忘れていたくらいにはつまらなかったし、興味を持てなかった。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
能力バトル? なんかいきなりダサいけど(笑) サンライズか~。いつも思うが、ロボアニメ作ってほしい(笑) 超能力の共有ね。様々な組み合わせによる戦術がしっかり立てられれば、面白くなるかもな。ん? 共有はしてない?

2話目 ☆2
今のところ、販促の枠は出ないな。ゲームなら、共有は楽しそうだけど、作り手に、アイディアがないとね。

3話目 ☆2
いきなり、どうした?

4話目 ☆2
バトルなら、もう少し作画がんばろう。

5話目 ☆


6話目 ☆


7話目 ☆


8話目 ☆


9話目 ☆


10話目 ☆


11話目 ☆


12話目 ☆

{/netabare}

投稿 : 2021/10/12
閲覧 : 367
サンキュー:

17

ネタバレ

vivi さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

10話まで頑張ったけどもう無理

説明不足過ぎてシナリオ展開が意味不明で、元仲間同士で対立していくけれどその理由が理解不能…とにかく「共感ができない」のがきつい。

対立の一因が「脳みそ」云々だけど…「脳みそ」の何がいけないのがさっぱり。死者からの検体とかならしゃーなくない?それともどっかで脳みそのための育成機関があるとか、まさかの市民を狩ってたりってなら流石に対立起きないと思う。説明不足過ぎる上に、その空白を良いように脳内補完しようとしても補完しようがないシナリオ。そこが共感できない最たる理由だと思う。

10話まで頑張ってみてたけど限界でした。
ここまで観て挫折した作品はこれが初ですね。

投稿 : 2021/10/08
閲覧 : 448
サンキュー:

4

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

うーん

 ゲーム化されアニメになった作品なので気になっていました。作画は綺麗で安定していますが、登場人物が多数なのでどっちがどっちかわからなくなり、タイムリープも含まれさらにややこしくなったので断念しました。

投稿 : 2021/10/02
閲覧 : 191
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

超展開

思ったほど面白くない
曲と声優はいいが、ストーリーがイマイチ
特にナオミがカサネを庇って危険なクスリ?を
投与され人間に治したいカサネと
そんなナオミのために何かしたい派
戦っている化け物=人間と分かると
戦えなくなったり、それでも戦ったり…
いろんな考え方の人間がいるなか
1番危険なのは、政府だとわかる。
政府にマークされていて主人公達が
暗殺されかけたり、話がどんどん超展開になっていく
4話でナギが暴走したのも入院している
間に人体実験されて…
思ったほど、面白くないのと
伏線貼るだけはっておいて
話の進み具合が超を越えるので
1話を見逃すのとどうしてこうなった?となるので
この作品を見るときは根気と体力が必要

投稿 : 2021/09/12
閲覧 : 305
サンキュー:

4

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

アニメ化する必要あったのかな?

原作であるゲームはPS4などで6月くらいに発売されたばかりであり、完全に販促狙いのアニメ。
ゲームは動画見た印象だと結構面白そうなんですよね。でもこのアニメを見てもゲームやってみたいっていう気持ちにはならない。

致命的なくらい酷い部分は特になく、手抜きだとは思いませんが、演出の安っぽさとキャラクターの没個性、説明不足、シナリオの薄さで魅力の低い作品になってしまっている。

割とゲームではよくある設定とシナリオの展開で、ゲームなら悪くないシナリオだと思うが、映像作品にすることでシナリオの単調さが目立ってしまう。
ゲームとしての面白さとアニメとしての面白さは根本的に違う。
アニメをゲーム化するとストーリーが飛び飛びになって面白くないのと一緒で、ゲームをアニメ化するとストーリーがスカスカになって面白くないんですよね。
ゲームをアニメ化するなら、ゲームで描写しきれなかった部分を補完してやらないと何か足りないものになってしまいます。
よくあるゲーム原作アニメの失敗例を見事にトレースしてしまっています。

それでもキャラクターが立っていればまだ良いのですが、これはほとんどのキャラクターがマジメで淡々としていて没個性的だ。
見た目は派手なのにどうして中身がここまで地味なのでしょうか。

なかなか盛り上がりませんね。
アニメ化する必要なかったと私は思います。
中途半端なことはするもんじゃないという教訓ですね。
これにめげず、ゲーム制作頑張ってください。

投稿 : 2021/09/01
閲覧 : 357
サンキュー:

18

ネタバレ

いるかん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

発売したてのバトル系ゲーム原作って、かぶってない?

加えて、チームによる肉体プラス超常能力バトルということで、同じ21年夏アニメの「D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION」と似通ってるな、と思いながら見てたけど8話でギブアップ。

一応、絵はキレイだし、アニメの動きも悪くない。
でも、厨二病のような設定の嵐を消化不良なシナリオといい加減な演出で、おそらくゲームのシナリオもヤバいと想定されるが、それをアニメで一層悪化させている印象。

例えば、未来の世界で数十年を経た男主人公が、泣きながら「俺を殺してくれ」と言い、怪異に抵抗せず食われる。
それまで過酷な人生を生き抜いてきたであろうオッサンが、昔同い年だったとはいえ、まだ若い女主人公に苦労を押しつけた後に泣いて逃避って、最後数時間のオッサンだけ別物感。

その後も、男主人公の父親の死体の側にいた女主人公が、男主人公に誤解されるとややこしくなる場面で、未来の情報を説明もせず逃げる。
直前の未来でオッサン主人公と話してた流れで、この選択はありえない。

他にも…
なんでもかんでも「脳」に頼る設定に、独自用語多過ぎてお腹いっぱい。
演出でも、不調な主人公を逃がす先が、空き地のど真ん中に2m程度の不自然なコンクリートの柱がポツンと立っているだけの場所。柱にストーリー上の必然もない上に、3/4方向から丸見えの場所に満足に動けない主人公を置き去り。
また、怪異との戦闘時につけるはずのマスクを、このシーンでは主人公の不調が戻るまで誰もかぶらない。
(そもそもマスクつける設定は、誰?がわかりにくいというジレンマも問題)
などなど、毎話ごとに複数ある突っ込みどころに疲れた。

タイトルに話を戻すと発売したてのゲームなので、この時期にアニメなのはストーリーがネタバレになるわけで、この酷さとあいまってゲームを買う気にはとてもなれない。

投稿 : 2021/08/30
閲覧 : 299
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

ナギッッ!!カサネッッ!!

ゲーム連動アニメ。
とりあえずゲームの設定をブチ込むのに精一杯って感じ。

人間の脳を喰らう生命体「怪異」に対抗する「怪伐軍」に所属する「超脳力」を駆使して戦う「スカーレットガーディアン」達。

ユイト・スメラギ/男/志願兵
カサネ・ランドール/女/スカウト兵。

ゲームは面白いらしい。動画見ると確かに面白そう。
二人がプレイヤーキャラだが各々別ルートなので混ぜるだけでもグダグダ必至。

02
{netabare}
正直ゲームのCGムービーをそのまま編集して観た方がいいような。アクションアニメとしての品質は悪くないというかかなり頑張ってるんだけど、キャラのかっこよさ可愛さがCGより劣るっていうのは如何ともし難いところ。ガーディアンマンセーなプロパガンダ放送とか演出までも古臭い。

ゲームは「超脳力」って単語思いついて「ヤバいアイデア閃いたぜ」ってな老害幹部がゴリ押しした企画って印象。見た目だけは今っぽいがゲームシステムそのものが古臭い。

脳力には念力/発火/瞬間移動/未来予知とかまあいろいろあるんだけど、結局ダメージソースは手持ち武器の斬撃/銃撃がメインなので、そこもアニメ的には「え?異能バトルじゃないのかYO!」ってなるところ。ゲームでは仲間の能力を借りて自分の念力と組み合わせて使うシステム。要するにアイテムと変わりない。そのへん上手く見せられてないので「何がしたいねんコレ」ってなってしまう。そのうえキャラもテンプレ臭しかない。

フードを被って変身したような状態もゲームではパワーアップ状態らしい。アレでないと戦えないのかと思った。見分けつかないデザインはゲームだと問題ないが、アニメだと致命的な欠陥設定だと思う。

要するにゲームのギミックがアニメに上手く落とし込まれてない。
それでいて映像がゲームより劣化してる。

これはバンナムさん怒っていい案件では。

でもなんか好きなんですよ。もうちょっと観ます。 95{/netabare}

04
{netabare} 人数多い中まだキャラ立ちしてたナオミに続きセト隊長までも退場。いやいやメインの二人よりまだ人気出そうなキャラを何故…。セト隊長ってナルトのカカシポジかと思ったのに。


ヒロイン?のカサネも「頭いてえ」しか言ってない。主役のユイトもただの一兵卒でなにもしてない。成長抑制もギミックとして成立してない。ただでさえ戦闘中見分けつかないのに、これで内紛までされたら敵味方すらもわからない。人格矯正っていうよりただの洗脳だし。敵対するナギも雑魚感しかないので緊張感もない。ゲームの設定がことごとく悪いふうにしか作用してない。無駄に縛って足引っ張ってるだけ。いっそ設定無視したらよかったのではと思うほど。

アクションとしても面白くないし、ただ謎をばら撒いてるだけで牽引力がない。異空間に吸い込まれるところもほんとにダサすぎる。

塗りだけは標準レベルだから静止画だったら面白そうには見えると思う。だからこそ悪いところがめちゃくちゃ目立つ。これも新人育成枠なのかもしれない。買い切りのゲームと違うんだから途中ギリされないようにアニメ作品としての工夫をして欲しい。


これはほんとにヤバいかもしれない。
バトル好きとしてはもうすこし応援する。頼むよ。 133{/netabare}

05
{netabare} 脳力者はネット接続で一般人とは世界の見え方が違うって設定は面白い。
クーデターでオフラインになって不便だなあってのは凄くいい。
「一般の人々はこんなふうに見えてるのか」ってセリフ一言吐いて終わりってもう。
こんな美味しい設定を全く使いこなせてない。情報を羅列してるだけ。

管理社会でクーデターでナンダッテーって一体どうなってるんだ!ばかり。
そりゃあこっちのセリフだよ。

ユイトとカサネのバトルシーンをカッコよく見せるだけでいいのに。
いやほんとにそれだけでいいんだよ。

販促と考えたら素人のプレイ動画以下。
新人育成枠として生暖かい目で見守るしかないでしょう。190 {/netabare}

06
{netabare} 前回ミスリードからの今回のネタバラシでおおーこういう話なんやって全体像がちょっとわかる回。ほんとにただ削りに削ったダイジェスト。原作ゲーム勢も「これじゃ販促どころか逆効果!」ってキレてたのでやっぱりなって感じ。

品質としてはクソアニメという評価に疑いの余地はないでしょう。

自分はバトルスキーなのでもうちょっと見ますけど。256 {/netabare}

08
ようやく話の全貌が見え始めました。
はい、完璧に俺たたEND濃厚な雰囲気です。

トンデモ政府に翻弄される主人公達と理想を叶える為トンデモ手段に出る上司。どこかでみたようなよくあるやつですが展開だけ見たなら普通に面白い。たぶんサンライズ1軍が2クールで作ったら普通に良作になってたポテンシャルはあったと思う。というかサンライズさんのこういうSFものって1クールで作られることが珍しいというか慣れてないだけなのかもしれないとしか思えない展開の遅さ。2クール前提のテンポ感。それでもじっくり丁寧に、ではなくて無駄なシーンが多すぎ。

世界観や舞台設定はいいのに、アニメへの落としこみがが上手くいってない。

女子目当ての方にもキャラの魅力を楽しめるキャラはいるとは思うんですよ。なのにすぐフード被って顔隠すとかわかってないなあとしか。設定遵守てわけでもないし。男どもがピンチになった時だけにすればいい。女子の顔を隠すとか今のアニメの作法を無視してる印象。あからさまなブヒキャラ揃えてるのに硬派気取りの作品でもないでしょうに。こういうの観るとやっぱり虚淵さんって見せ方巧いんだよなあって思う。

もったいないなあ。

投稿 : 2021/08/21
閲覧 : 486

LOTUS-B さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

伏線も何ない

ストーリー展開が意味不明、どのキャラにも感情移入ができない。伏線と思ったカットがまったく活かされる事なく誰の都合かはわからないけど、ご都合主義で展開。取り合えず、5話まで見ましたが・・・主人公に華がないのでこれで視聴は断念します。

投稿 : 2021/08/09
閲覧 : 271
サンキュー:

3

アニメ散策 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

2話まで観ましたが

討伐軍って、この世界における警察とか軍隊に当たると思うのですが、ホストみたいな軟派な感じのキャラが多くてかっこ良いと思えませんでした。ホストがコスプレしてバトルしているように見えて、どうも話に入り込めませんでした。

投稿 : 2021/08/08
閲覧 : 254
サンキュー:

2

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

[5話目まで視てみました。]この作品にワタシは合っていないようです。

視聴前情報は特に集めていません。原作はバンダイナムコのゲームのようです。目にしたCMでは、凶箱用ソフトとして宣伝されていました。BS11録画を視聴、いわゆるアマプラ特典でも視られるみたいです。


[5話目まで視てみました。]この作品にワタシは合っていないようです。
5話まで視ても興味をそそられる点を全く見つけられませんでした。その一方で、どんどんキャラが死んでいくし、気がついたらwキャラの人格変わっているし、敵が何か全然理解できないですし、で、まさに「脳力」wが試されているのかもしれません。
 ということで今期雑用で多忙なのと、視たい他作品が多数あるので、視聴を諦めることにしました。つまり、本作にワタシが合っていないだけです。なので、本作のクオリティや価値や面白さは私には分からないということです。


[1話目視てみました。]まだよくわかりません。チョット厨二ぽいけど、絵は綺麗、お話は怪異退治のような…。
まだ1話を視ただけなので何とも言えません。作画やキャラデザはワタシの好みでキレイな感じがします。超能力バトルものっぽい感じですが、このジャンルの作品として、悪くないと思います。何となく厨二ポイ雰囲気も多分直ぐに慣れると思います。超能力怪異退治モノみたいな雰囲気です。

投稿 : 2021/07/31
閲覧 : 221
サンキュー:

3

mimories さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

緊急時でも緊迫感がない

 
(5話視聴後→断念)

4話でわけわかめ感が増大。これまで抱いた疑問を解消する材料も間も与えないくせ、さらに問題を押し付けてくる感じ。話の流れもガタガタで「は?なんでその状況になったの?」って場面が多い。

緊張感の操作もすごいヘタクソ。一人が突っ込んでも他メンバーは傍観とか、後ろで剣戟の音してるのにガン無視で話し合いとか、緊急時にサボり気味な走り方の作画とか、全部やり直してほしい。そもそもバトル時のキャラアクションがショボイ。

ここまで様子を見てたが良い部分が見当たらない。続ける価値が無いと判断して5話で断念。
この監督さんが今後監督されるならスルーします。

それにしても今期は断念率が高い…。

__________

(3話視聴後)

中高生がターゲットだろうか?そのへんの世代ならハマれるかも。成人済みだと少しキビシイ感が。
一切情報なしで観始めるとゲームぽい設定に感じられたが、実際そうなのね。
一応ストーリーで見せようとする雰囲気は感じられるものの、ちょっとアガらない演出も相まってイマイチ響いてこない。

作画は特筆するほどではないが別に悪くもない。ただ、戦闘中に顔が見えなくなって誰が誰だかわからなくなるのイヤなんだけど。
あとなんか敵?のデザインが元は魔法少女だったアレっぽく見えるが…
劇伴は不思議なほど印象に残らない。

正直それほど期待は高まっていないが一応継続。

投稿 : 2021/07/30
閲覧 : 313
サンキュー:

2

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

対象年齢:10歳以上

中二枠ですね、視聴者だっていろんな層がいますから、少年少女向けのアニメだって作られるのが道理。「スメラギ」とか中二ド真ん中のネーミングは大人だとむず痒くなりますが、若年層が演歌とか水戸黄門にケチをつける必要がないのと同様、大人目線からの批評は野暮なのでしょう。映像も(ガチャガチャしていて見にくいけど)悪くないし、敵キャラは独特なデザインだけど手抜きではないし、ありがちだけど特に気持ち悪い設定ではないし、ターゲットの中学生とかが見る分にはそれなりに楽しめる作品ではないでしょうか。

投稿 : 2021/07/22
閲覧 : 277
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

TVゲーム用アクションRPG原作の怪異退治の超能力バトルアニメみたい。。

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
その緋は解放か、断絶か
新歴2020年。人類の多くは、思考や意識を外界に作用させる力、『脳力』を生まれながらに備えていた。その生活は一見便利で、平和にも見える。しかし実際は、成層圏より降下する異形の生命体・怪異の存在が彼らの命を脅かしていた。
怪異を討伐すべく、ニューヒムカ政府によって結成されたのは怪伐軍。ひと際強い脳力の持ち主、『超脳力者』によって組織された軍隊だ。超脳力は、発火、超高速、透明化など、個人により様々な発現の形をとる。
念力の超脳力を持つユイト・スメラギは、幼い頃、怪異の襲撃から怪伐軍によって救われた。以来、志願兵として厳しい訓練に耐え、ついに入隊の日を迎える。
一方、スカウトで怪伐軍に入隊したカサネ・ランドールは以前より不可思議な夢を頻繁に見ていた。
「赤い糸から手を離さないで」――
カサネが夢で告げられる言葉の意味とは?
怪異の正体、そして隠された世界の秘密とは……。
ユイトとカサネは、抗えない運命に巻き込まれていく。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
監督:西村 博之
シリーズ構成・脚本:加藤 陽一、根元 歳三
脚本:井上 亜樹子
キャラクターデザイン:伊藤 裕次、西村 博之
美術監督:田山 修
色彩設計:安部 なぎさ
CG ラインディレクター:伊藤 仁美
CG モデリングディレクター:島野 達也
撮影監督:井関 大智
編集:吉武 将人
音楽:穴沢 弘慶
音響監督:立石 弥生
原作:バンダイナムコエンターテインメント
企画・制作:サンライズ
製作:SCARLET NEXUS 製作委員会

主題歌
OP:「Red Criminal」THE ORAL CIGARETTES
ED:「Fire」Yamato(.S)
{/netabare}
キャスト{netabare}
ユイト・スメラギ:榎木淳弥
カサネ・ランドール:瀬戸麻沙美
ハナビ・イチジョウ:嶺内ともみ
ツグミ・ナザール:高野麻里佳
ゲンマ・ギャリソン:竹内良太
ルカ・トラヴァース:赤﨑千夏
シデン・リッター:河西健吾
アラシ・スプリング:堀江由衣
キョウカ・エデン:原由実
カゲロウ・ダン:浪川大輔
ナギ・カーマン:内田雄馬
ナオミ・ランドール:西明日香
フブキ・スプリング:千葉一伸
カレン・トラヴァース:檜山修之
セト・ナルカミ:高橋広樹
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


#01 緋色の超脳力
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
怪伐軍入隊の日を迎えたユイトとナギは、互いに士気を高め合う。 一方、カサネは頻繁にみる奇妙な夢を気にかけていた。 入隊早々、町には怪異が出現し、幼い少女が絶体絶命の危機に晒される。ユイトは待機を命じられるが……。
{/netabare}
感想
{netabare}
原作はTVゲーム用アクションRPGで、異能力を持った隊員たちが
怪異と戦って倒していくおはなしみたい。。

今回は主人公のユイトと友だちが、怪伐隊に入隊するところからで
ほとんどが設定とか、キャラ紹介。。

ユイトたちのほかにヒロイン姉妹がメインになるのかな?



ほんとによくある超能力バトルってゆう感じで
半分見る前に眠たくなってきちゃった。。

ユイトは小さいころ
怪伐隊員に助けられて入隊を目指すようになったんだけど
その人の顔が思い出せなかった。。

でも、ヒロインの1人に助けられてから
急にその子の顔が助けてくれた人に重なって見えた。。

とかって、さいごにちょっとナゾみたいなのが出てたけど
超展開もなさそうだし、笑えるコメディも少ないから
イチオ1話でやめちゃうけどごめんなさい。。

みんなのレビューを読んで、おもしろくなりそうだったら続けて見るかも☆彡
{/netabare}
{/netabare}




.

投稿 : 2021/07/21
閲覧 : 228
サンキュー:

9

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SCARLET NEXUSのストーリー・あらすじ

《その緋は解放か、断絶か》新暦(にうれき)2020年。人類は、成層圏より降下する異形の生命体・怪異に脅かされていた。怪異を討伐すべく組織されたのは怪伐軍。それは脳内ビジョンを具現化する『超脳力』を持つ者の集団。入隊を果たしたユイトとカサネは、抗えない運命と世界の真相に巻き込まれていく。(TVアニメ動画『SCARLET NEXUS』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2021年夏アニメ
制作会社
サンライズ
公式サイト
snx-anime.net/

声優・キャラクター

榎木淳弥、瀬戸麻沙美

スタッフ

原作:バンダイナムコエンターテインメント

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