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「錆喰いビスコ(TVアニメ動画)」

総合得点
67.0
感想・評価
197
棚に入れた
579
ランキング
2563
★★★★☆ 3.3 (197)
物語
3.2
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.3

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錆喰いビスコの感想・評価はどうでしたか?

つまみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ポストアポカリプス好きなら

ポストアポカリプス好きなら面白いと思う。
ストーリーはまずまず。新鮮な表現もあるし面白い。
あとお菓子食べたくなる。でも、カニが食べづらくなるw

投稿 : 2024/01/17
閲覧 : 23
サンキュー:

2

くまさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

よく見ること。信じること

私としては、好きな作品のひとつです。
一言でいえば、熱い作品ですね~

錆に侵された大地で、
キノコ守りが指名手配されているという世界設定でスタートです。

日本が一度、荒廃したという設定なので、
ヘリもバイクもミサイルもあるが、
鉄条棍、弓矢、といった武器も出てきます。

でも、やはり、キャラたちのお互いを思いやる、
行動原理のようなものが熱くていいです。

ビスコ、ミロ、チロル、パウー、ジャビと、
全キャラクターが本当に魅力的でした。

ストレートでわかりやすいストーリーですし、
12話完結と手ごろなので、熱い冒険譚を見たい人には、
おすすめの一品です。

投稿 : 2023/08/12
閲覧 : 80
サンキュー:

4

ヤマナ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

奇をてらったようで

世界観、キャラなどは独特なんだけどやってることが地味で残念な感じ。

投稿 : 2023/04/29
閲覧 : 99
サンキュー:

1

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キノコ探し設定×バトルの真剣さのギャップが面白い

原作未読。予備知識なしでの鑑賞。

この作品のいい所をまず1つあげるとすると、
おじ様2人(ジャビ&黒革)がいい役するんですよ。

そして全体的に登場キャラに頭悪い子がいないから
余計な事はしないし逆にしてほしい事はしてくれます。

{netabare}例えばバトルなら、
攻撃前の掛け声をあげずに無言で撃ち始めるとか、
なんでその話みんなにしないのってなるところを
この作品では普通に話してくれるし、{/netabare}
こういうところが観ていてノンストレス。

そして何よりギャグがちゃちくない!
ギャグというかなんというか、
笑いどころの作りが勢いやテンションではなく
言い回しによるものがほとんどなので伝わる人だけ
クスッとする秀逸なコメディとなってますね。

世界観的にもキャラ的にも感情移入は
あまり出来ないと思います。
この作品は感情移入で楽しむというよりも
俯瞰して楽しむと面白いんじゃないでしょうか。

だってどんなにカッコイイこと言っても、
どんなにカッコイイことしても、
全てはキノコの為なんですよwww

キノコの為なのに見せ方が上手いから
ついその設定を忘れちゃう。

主人公のビスコなんて
{netabare}あまりにも強いから序盤それで生きてるんか!
って思うシーンがあったから、
終盤でミロを置いてきてビスコ1人で黒革と戦う時も
腕取れたけどなんか今までの流れ的に
強いし主人公やし「死なないんでしょ?」と思わせて
「やっぱりさすがに死ぬかも!」という危険な状況に
ミロの矢の攻撃と登場により「良かった死なない!」
と思った直後に黒革の首に噛み付いてマグマダイブで
「えー!死ぬのー!?」といった裏切られまくる展開w{/netabare}
いい意味で裏切られすぎて疲れました。

{netabare}最後ミロがビスコのこと好きになりすぎてて
過去にした姉のパウーと付き合ったら発言を
自ら防ぎにいってる気がしてならなかったけどw{/netabare}
でもそんな細かい事が気にならないくらい楽しかった。

原作を知らないので他がどうかは分かりませんが、
この1クールだけで判断すると
展開もスピードも程よくてストーリーも
とても綺麗にハマってて最終話もしっくりきました。

強いて言うなら個人的に花江夏樹さんが
ミロの声にあまりイメージ合わなかったかな〜と。


〜キャラ&声優さんメモ〜
{netabare}
◇赤星ビスコ(cv. 鈴木崚汰)
  赤髪の主人公。

◇猫柳ミロ(cv. 花江夏樹)
  別名"パンダ先生"。お医者さん。ビスコの相棒。

◇ジャビ(cv.斎藤志郎)
  ビスコの師匠。生命力がなんかめっちゃ凄い。
  カッコイイおじいちゃん。

◇黒革(cv.津田健次郎)
  ボス敵。とにかく寝たい人。カッコイイおじさん。

◇猫柳パウー(cv.近藤玲奈)
  錆びてる。めっっっちゃ強いミロの姉。

◇ 大茶釜チロル(cv.富田美憂)
  ピンク髪で三つ編みだらけの女の子。ヒロイン(?)
  ちゃんとしてる。体内からイモムシ出てきた子。{/netabare}

投稿 : 2023/04/01
閲覧 : 133
サンキュー:

10

けん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界観すき!

よかた

投稿 : 2022/12/17
閲覧 : 80
サンキュー:

2

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – 独特な世界感

瘤久保慎司のライトノベル キャラクター原案:赤岸K、mocha
制作:OZ

サビに身体を浸食された人々を救うため奮闘するキノコ守りと町医者の冒険物語


<メモ>
人間もサビる
浸食するサビを止めるのはキノコ
キノコ守りが矢を撃つとキノコが生えてサビを食べてくれる
という、斬新な設定が面白かったのですが、
筒蛇との戦いがピークでその後の黒革との戦いはついていけなくなりました。
炉に落ちた黒革がなぜなぜテツジンに?
筒蛇に噛まれた事でビスコ自身が「錆び喰い」に?
誰でも菌糸を仕込んだ矢は撃てるのであれば(ミロが使っていた)キノコ守りとは?

猫柳姉弟は2人ともビスコが好きなの?

治療薬ができると儲からないから阻止するって発想はファンタジーの世界だけの事でありますように。


<主要登場人物>
・赤星ビスコ:鈴木崚汰
・猫柳ミロ:花江夏樹
・猫柳パウー:近藤玲奈    忌浜自警団長 ミロの姉

・黒革:津田健次郎      忌浜県知事
・大茶釜チロル:富田美憂   メカニック→黒革の特務部隊→くらげ商店

・ジャビ:斎藤志郎      キノコ守り / ビスコの師匠
・アクタガワ         人を背に乗せられる大きなカニ


<ストーリー>
テツジン(防衛兵器)が大爆発し東京に大きな穴が空き砂漠化してしまった日本に似た世界。
人々は金属だけではなく植物も人も何もかもを錆びさせる「錆び風」を恐れれながら暮らしていた。

変装した赤星ビスコは埼玉鉄砂漠を通り忌浜へ向かうため群馬の関所で検問を受けていた。
「人喰い茸」と恐れられている最強のキノコ守りのビスコは菌糸を仕込んだ矢を射てキノコを生やすことができるが
キノコの胞子が錆の元凶と言われているためテロリストとして指名手配されている。

一方、忌浜の下町ではパンダ先生と呼ばれる医者が「サビツキ」の人々の治療と
姉の「サビ」を治すため非合法のキノコを使い治療薬を作っていた。

ビスコは師匠のサビを治すためパンダ先生に接触する。
キノコ守りは錆をバラまいていると言われているが実はキノコは錆を食べて育つため浄化していること、
治療薬となる「錆び喰い」と呼ばれているキノコが秋田県の「子泣き幽谷」にあると教えられ、
ミロ(パンダ先生)はビスコと共にカニのアクタガワに乗り旅に出る。

筒蛇を倒し「錆び喰い」キノコを入手することができたビスコ達だったが
追ってきた忌浜県知事の黒革に筒蛇を奪われ、さらにビスコの師匠のジャビとミロの姉のパウーが人質に取られてしまう。

黒革はサビの治療薬で金儲けを企んでいるのかと思われたが、
実は「錆び風」はアンプルを売るための黒革の自作自演でサビ喰いの治療薬の完成を阻止するのが狙いだった。
キノコ守りが「サビツキ」の元凶だと広めたのも黒革だった。

ビスコは自らを犠牲にし黒革を「錆び風」を作っている炉に沈めたがそのせいで黒革が脳となってテツジンが再び動き出す。
忌浜に向かっているテツジンを止めるためビスコを失ったミロはジャビと共にテツジンに対峙する。

テツジンが弓浜の目前まで迫り、ミロが力尽きた時、
テツジンの身体からビスコが飛び出してくる、決戦の行方は。。。


22.5.16

投稿 : 2022/10/16
閲覧 : 145
サンキュー:

8

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

I'll be back

キノコが腐海だったり胞子や砂漠に巨神兵と内容もナウシカに近い感じで、それを過激にハードボイルドにした感じ。(ハードボイルドとまで言えるか微妙)
しかしディストピアな世界背景やビスコの使うキノコ、パウーの棒術、カニ等は独特で面白かった。
中盤までのビスコとミロのバディーで目的地を目指す展開は道中サクサク話が進んでいくので見てて気持ちよく、終板の盛りあがりも心地よい。
ただテツジンからの復活劇は、展開的にそれが本線で盛り上がるとわかっていても、としても悩ましい感じだった。
ドロヘドロ感のOPは良かったのにEDは何を狙ってたのだろう??ものすごく世界観に合わなかった…。

パウーのアキラのスライドブレーキやテツジンの説明書等面白い物が色々見れた。


ところでパウーの名前の由来って何だったんだろう?


100点中68点

投稿 : 2022/09/05
閲覧 : 131
サンキュー:

4

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ツダケンさんの魅力満載

全てを錆び付かせる錆び風が日本中を覆っている。
忌浜で医者をしているパンダ顔のミロは錆の研究をしていた。
伝説のキノコである錆喰いを探しているビスコとミロは旅をする事となった。

世界観が独特。
キノコ守りの赤星ビスコは弓の攻撃で色々なキノコを生やします。
横移動だけではなく縦にも移動出来て、人間の言葉も理解できる大型蟹のアクタガワ。
忌浜自警団長でミロの姉で、セクシーな体つきのパウー。
色んな要素を混ぜ合わせた、寄せ鍋みたいな印象を受けます。
一見さんはお断りかもしれませんが、世界観を受け入れてみると、中々味わい深いです。

私が一番気になったのは、本作品のダークヒーローの黒革ですね。
黒革のCVは津田健次郎。
ツダケンさんの演技も相まって、いかにも悪役だ!という感じです。
生き方も死に方も、まさに悪役。
死んだと思ったら、大怪物となって復活するなど、作中の悪を一手に引き受けています。

魅力のある登場人物・クセのある世界観・声優さんの演技などなど、素材は一流ですね。
どこに見どころを見つけるのかは、視聴者側に選択権があります。
ビスコとミロの主役コンビ・老いぼれ爺のジャビ・移動手段のアクタガワたちの冒険譚を楽しむのか。
作中の悪い所を一手に引き受けている黒革の悪役としての活躍を楽しむのか。
鈴木崚汰・花江夏樹・津田健次郎・富田美憂・近藤玲奈などCVも演技派を取り揃えています。
さあ皆さんも一緒に錆喰い探しの旅に出かけてみませんか?

投稿 : 2022/08/13
閲覧 : 172
サンキュー:

20

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

黒革がいなかったら見ない

どれだけしつこくてしぶといんだ、黒革。だが、そこが良い。

建物といい乗り物といい文明の成果はことごとくジャンジャン錆びるだけではなく、人間まで錆びる。なのに症状を改善できる「錆喰い」達はなぜか「キノコを蔓延させて世界を錆びさせる元凶」みたいな扱いを受けて迫害されている、そんな世界で生きていくビスコとミロの運命やいかに…?

電撃文庫原作は未読です。あんまり自分には合わない気がして読んでいなかったんですが、アニメ化されたので観てみようということに。結果、原作を読む気にならないという判断は変わらないものの、文明崩壊後のサビに汚染された世界の描写と悪役の黒革(クロカワ)のキャラの立ち具合はけっこう買いですね。

あと、巨大蟹のアクタガワの万能っぷりも凄い。

一度通しで観ていた間はそれなりに楽しんで観られましたが、面白いからまた観ようって感じにはなりませんでした。

観ていないって人に改めてお薦めはあんまりしない感じです。

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 198
サンキュー:

15

Yuyu さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

敵も味方も舐めプの繰り返し

なんか熱くしようとしてるのかなと思うところもあるけど

基本舐めプの繰り返しないんだよ

つまらないね

投稿 : 2022/07/17
閲覧 : 167
サンキュー:

1

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ちゃんと錆色に染めていた。

※タイトルはこの作品の物語に沿ったものではありません。

なんとも、不思議な作品。
ディストピア系、いやちょっとイメージが違うかな、素直に世界が滅んだ系と言ってしまおうか、なんとその舞台が日本なんだけどね。

実際は滅んではいないのかもしれないけど、そう言ってもいい具合の雰囲気を醸し出しつつ、世界が錆に覆われ、人までも錆に侵されていく世界観がユニーク、ちょっとパンクな感じもあるかなぁ。

そして「きのこ」が重要なキーアイテムとして登場してくる。
まったくもってユニークw。

・・・どんな発想やねん。

物語については、荒唐無稽系なんだけど、他の人が言っているようにナウシカ的な解釈もできなくはない感じ。
この解釈が物語のメインストリームにぴったりとハマる訳ではないんだけれど、しっくりくる舞台装置、構成としてはそろっている。
だけど、それらを「そういう見方もできるなぁ」という点を踏まえたうえで、あえて言った誉め言葉が、タイトルになります。

色々な要素を取り込みつつも、しっかりとこの作品自体のカラーに染め上げていました=即ち錆色=「錆喰いビスコ」色です。
ズバリあれやこれや言ってみても、この作品から強く独自色というか、唯一無二の雰囲気が出せているのは大したものだと思いました。


キャラクタもそれなりに濃い≒クドイ系が勢ぞろいで、なかなかでした。
主人公2人はそれなりに魅力的でした。
ミロの変化は少々、唐突で違和感を感じたシーンもありましたが、物語を丁寧に追っていけば、まぁまぁ、そうなかなぁ、と納得できるかなぁ。
ビスコも途中、アレここで・・・。と思いビックリしましたが、まぁ、そうなるわな、主人公だし、と言ったところですが、なかなかに魅力的でした。
物語が進捗する中で、変化していく気持ちが良かったですね。

その他にもパウーやチロル(誰?まぁ、ばんばん固有名詞出してますが、ぜひ作品ご覧ください)の気持ちも、どんどん変化していきます。
この辺の描写はベタですが、私は好きでしたねぇ。


あと、忘れてはならないのが悪役の黒革です。
これがねぇ、腹の立つほど清々しく、ちゃんと悪役をやっていて、ある意味素晴らしかったですねぇ。
昨今、あんまり見ないぐらいの悪役の型にハマったキャラでしたねぇ。
声優の津田健次郎さんの演技、声質も素晴らしく、
津田さんの悪役キャラとしての代表作といってしまえるくらいのキャラと言っても過言ではないくらいの評価を私はしています(個人の感想です)。

意外と、声優さんとか役者さんてぶっ飛んだ悪役をやってみたいという欲求があると聴いたことがありますが、実際はどうなんでしょうねぇ、いや、余談でした。

とにかく「悪役」という意味では、魅力的な悪役だったと思いました。


そして、意外と存在感のある活躍をしていたのがアクタガワでしたね~w。
そて、このアクタガワ、どんなキャラなのかはぜひ作品をご覧くださいませ。




とにかく、熱量にやられて少々疲れた感はありますが、
なかなかに勢いがあり、そして、いい感じにクセがあり、ユニークな設定で楽しめました。
機会がありましたら、ぜひご覧くださいませ。

このユニークな設定とクセが受け入れられれば、楽しめると思います。


・・・パウーは確かに、いい嫁になりそうw(←これも昨今、問題発言になっちゃうのかねぇ)
そして「パンダ先生」っていい響きですね~、なぜか好きな表現でした。

投稿 : 2022/07/07
閲覧 : 196
サンキュー:

16

ネタバレ

菊門ミルク大臣 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

カニとキノコとおかしな話

独特過ぎる世界観は良かったけど
世界観以上に惹かれる要素が無いというか
勢いなのか力業過ぎるだけなのか何とも言えない部分多めかなと。
続編あるか分からないけどもうこの先どんな敵出ても主人公達はなんやかんやで無敵だろうな…って。
欠損してボロボロになって過酷で悲惨な状態から元通りになられると茶番さが増すだけ。

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 145
サンキュー:

5

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 世界観や設定はかなりオリジナリティあり、かつぶっ飛んだもので、こういうのは個人的には
大好き。
 ただ、その舞台で動くキャラ達はオーソドックスと言うか、無難と言うか、正直世界観や
設定のぶっ飛び具合に負けている感じで、特に主軸となる赤星 ビスコと猫柳 ミロには
もっといっちゃってるような部分が欲しかった。
 そのせいか全体的にこじんまりとした印象のまま終わってしまった。

 敵役の黒革に関しては中盤まではなかなか味のわるワル振りを発揮してくれたが、終盤以降は
単なる小悪党になってしまった感じで、なんとも残念。
 敵役のゲスな部分や見苦しい部分自体は生々しさが感じられるので好きだったりするが、
ラスボスだけにもう少しアクの強さなどが欲しかった。

 キャラの関係性ではビスコと猫柳 パウー、ミロと大茶釜 チロルの恋愛感情を
匂わせておきながら、結局一番結びつきが深いのがミロとビスコだったりする。

2022/06/16

投稿 : 2022/06/16
閲覧 : 164
サンキュー:

5

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

くどいかなぁ

原作未読(2022.6)
正直、10話でよいかなって感じ。終盤が特にくどい。
色んなモノの影響を受けてるけど、作品の独自性を損なう程じゃないように思う。
とにかく全体的に、キャラの物語内での立ち回り、役回りが何度も同じ感じを受ける(逃げたかと思ったらまた、捕まるとか、死んだかと思ったら死んでないとか、矢が永久生産とか、また花江さんかとか諸々・・・)。
まぁ、1クール節目で終わらせるには仕方ない処置だったかな。
結局、爺さんが足引っ張ってたようにみえたけどね。

私のツボ:蟹は横歩きじゃないのね

投稿 : 2022/06/12
閲覧 : 193
サンキュー:

6

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

独特の世界観

原作未読 全12話

一度文明が崩壊した日本、人間が密集して生きている都市とその他大部分は荒野や砂漠が広がっています。時折「錆風」という錆を含めた風が起こり、その錆で人間も錆(サビクイ)がつき死に至らしめる世界、人間についている「サビクイ」治すために何故か迫害されている「キノコ狩り」一族のひとりである赤星ビスコと天才少年医師である猫柳ミロと2人で霊薬キノコ「錆喰い」を探す旅のお話です。

退廃した世界、人間以外もちょっと変わった生き物が色々出てきましたね。みんな巨大ですw

ビスコとミロの姉パウーとのバトルはメチャクチャでしたw 身体能力の高さを超えていますw

敵の悪役ぶりにイライラしましたw 津田さんいい味出していましたね。

最後は奇跡的なことが起こり、お話は解決される方向に向かっていきます。

お話もきちんと終わっているところが良かったですね。

オマージュやキャラ名も遊び心満載の作品でした。

OPはJUNNAさん、EDはビスコ役の鈴木崚汰さんとミロ役の花江夏樹さんが歌っています。

最後に、敵もナウシカに出てきた巨神兵ぐらい強かったですねw

投稿 : 2022/06/05
閲覧 : 330
サンキュー:

21

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ナウシカとキノコ的な?ポストアポカリプス冒険バトル?

文明崩壊後、謎のキノコや、人や物を錆びさせる風が吹き荒ぶ世界観。
キノコで人を癒す少年と、キノコの力で戦う少年が出会い冒険する。

【良い点】
世界観構築は魅力的。キノコを用いた戦闘も独特。巨大蟹に乗ったり。
ドロヘドロぽいキノコ前面に出した設定がユニーク。
錆び風で滅びかけている世界、錆はキノコのせい?キノコ守りは悪?と思われていたが実は…
互いの信念と目的の為に共闘するロードムービー、全体的なストーリーは悪くなかった。

優しさと強き意志持つ医者ミロと、アウトローの戦闘男子ビスコがバディになっていく友情も良し。
花江夏樹氏演じるミロの魅力は中々。
体を錆に侵されながら気高く戦う、ミロの姉パウーもかっこいい。
キャラクターに芯が通っていて、やりたい事とやるべき事が明快。

【悪い点】
前半の時系列が分かりづらい。

キャラの掘り下げや交流が間延びしがち、軌道に乗るまでは作風の癖の強さが悪目立ちしていた。
癖の強い作風に馴染むまで大変なためかスロースターターに感じる。
ようやく盛り上がってくる黒幕との対決が敵の卑劣さで不愉快、テンポが悪く不快感が長引きがち。
主人公サイドの善人さがイライラさせる要因になりがち。

全体的に悪い意味で予定調和。
キノコ守りの真実とか意外性あまり無かったり。

戦闘シーンがイマイチ。
独特ではあるが間延びしがちでカタルシスが弱い。

世界観やキャラは良いが、持ち味を出すには寄り道的なエピソードの積み重ねを要するタイプ、1クールでは足りていない。
キノコ守りと世界の関係は十分描写されてはいるが、それでキャラの魅力に繋がるかというと微妙。
前半作風とキャラ関係が分かりづらく掴みで失敗、中半以降は掘り下げ不足のまま進行、話の内容は分かるがあまり面白くない。
主要キャラが最初から信念完成されていて、交流掘り下げによる変化が乏しいためか?

【総合評価】3点
面白そうな要素多く作劇も手堅い割には何故か微妙だった。
面白くなかった理由を自分なりに纏めたけれど、
あまり的確ではない気が…
評価は悪い付けるには惜しいので「普通」にしておく。

投稿 : 2022/05/09
閲覧 : 235
サンキュー:

7

オカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

懐かしいワードが出るアニメ

ビスコ、ミロなどと現実のお菓子や飲み物が名前の由来の主人公達。
ピンチに現れるとタキシード仮面、炎の海に沈む時にアイルビーバックなど、少し古いネタを入れ込む2022年の最新アニメ。

世界観が何故か何となくナウシカっぽいなぁーっと思ってたら巨神兵出てきて影響受けてるんだろうなと思いました。

ストーリーとしては可もなく不可もなく楽しめた。

投稿 : 2022/05/07
閲覧 : 183
サンキュー:

2

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前期の中では面白い作品であった

ビスコ、ミロ、パウーなどキャラそれぞれがしっかりと立っていた本作
魅力あるキャラは時に作品の基盤となり、物語その物を動かすと私は思う
そもそもキャラに魅力がなければ、物語の内容など頭に入って来ない
個人的に及第点は越えていた
ストーリー構成である脚本に関しても、王道の良い部分が後半感じられて熱い展開であったし
まあでもミロがBLに行きそうな場面はえ?まさかのそっち?とも思ったりもしたが笑

タイトルにも書いた通り、前期の中では面白い作品であった

投稿 : 2022/04/29
閲覧 : 187
サンキュー:

5

ネタバレ

ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

滑ってるタイプのB級作品

1.2話の時系列入れ替え程度で混乱するって言われるって相当だと思う
まぁその過去と現在の両方を映して入れ替えながら展開した結果、伏線や何かが分かるようなヒントがある、映画で例えるなら『ユージュアル・サスペクツ』(ネタバレではない)みたいな感じだったら必要な要素だったかもしれないけれど、これには無かったように思えたから正直自分も要らないとは思う


「単純にダサい。キノコてw」そんなことを思いながら、舞城王太郎がOPの絵コンテやったらしいと言うことを聞いて2話では気付かなかったので3話を見てみると、その3話目で割とちゃんとスタートして、続きを見てみようとなり、その後もよい冒険ファンタジー感があって視聴を続けた

とは言っても展開は予想できるというかワンパターンというか、やたら戦闘中に長話をしたと思ったら急に攻勢のパターンが多い上、その攻勢もあまり捻りが無く、大体は急に仲間が 急に新技がなどで、戦闘はつまらない。特に知事の所は小学生でも思いつく様な後出し後出しで、更には知事も主人公側も全くトドメを刺さない中途半端っぷりは正直呆れたし、そこでミロがモブにやられる展開も大して盛り上がらなかった戦闘をさらに冷めさせる要因で、ここまで見てきて盛り上がってきた所に最悪の展開で正直期待はもう持てなくなっていった。8話でこれやられるとキツい
知事との決戦も似たような展開で、何より戦闘描写が微妙で、床が垂直に落ちていく所から現れている様に、動きを感じない繋ぎ方がダメ

その後もビスコが憑依したとか言う、常人では思い付いても普通は止めとく展開を当たり前のように続け、視聴者をドン引きさせたのは言うまでもない
無自覚誑かしなろう系より見ていて恥ずかしい茶番

キノコを題材として、撃って生えて乗ってという独特な設定や、展開のトンデモさから感じたB級っぽさに、“そういう枠“としてある程度は許容していたにも関わらず、肝心の唯一無二さに突き抜けず、小綺麗にまとめようと恋愛や共闘展開を入れた結果、バカにしながら見れないほどマジメにただただ滑ってる憑依やキスをやってるから見てて辛い

投稿 : 2022/04/25
閲覧 : 277
サンキュー:

8

ネタバレ

山のかかし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

独特の世界観

面白かった。
キャラクターやらストーリーやら作画やらがすべて独特な感じがあって良かったです。
お話的にもナウシカを連想させられました。
あと何故か「ID:INVADED」に似た印象も受けました。
キャラクターと独特な世界観、背景の作画が似てるような気がしました。
予想を上回る面白さでした。

投稿 : 2022/04/24
閲覧 : 154
サンキュー:

5

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

つまらなくはないけど物足りない

目的地を目指すというロードムービー的な感じが好きだから中盤までは結構好きだった。

黒革とのバトル~テツジンとのバトルになってからは
ビスコの人格がミロに乗り移ってたのは何故?どういう理屈なんだ?
死んだはずのビスコはどうして生きてるの?どうやって生き返ったの?
予想してなかったBL要素
このあたりが引っかかってあまり面白くなかった。

全体的に良い出来なのだけど、なんかなぁ…という感じの作品。
設定は良いのに活かしきれてなくて物足りない感が凄い。
何がいけなかったのか説明できないんだけど…
「心に深く刺さるポイントが無かった。」という事かと。
とにかく微妙な印象のアニメだった。

投稿 : 2022/04/23
閲覧 : 164
サンキュー:

3

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

史上初!! 『このライトノベルがすごい! 2019』文庫部門【総合・新作】史上初のダブル1位

この作品の原作は未読ですが、タイトルに記載した通り、凄い記録を達成していた作品のようです。
とみたんが出演されると知り視聴を始めましたが、個人的には猫柳パウー役を演じた近藤玲奈さんは、ムッチャ適役だと思っていました。

近藤玲奈さんは、これまで幾つものキャラを演じられていますが、「ドロヘドロ」のニカイドウ役にびびっと来ちゃったんですよね…
ニカイドウは、肩ひじを張っていない猫柳パウーみたいな感じで、見た目や口調によらず、物腰が柔らかい部分が良きなんですよね~

猫柳パウーにびびっと来たのは、やっぱり最終話かな…
概ね期待していた通りの展開にしっかり満足させて貰いました。


全てを錆び付かせる≪錆び風≫が吹き荒れる日本。
人々は街や生命を蝕む錆びに怯えながら暮らしていた。

忌み嫌われる≪キノコ守り≫の一族の少年・赤星ビスコは、瀕死の師匠を救うため、
全ての錆びを浄化する霊薬キノコ≪錆喰い≫を求めて旅をしていた。

旅の途中、忌浜(いみはま)で出会った美貌の少年医師・猫柳ミロもまた、大切な姉を蝕む錆の対処法を探していた。
愛する者を救うべく、ふたりの少年が手を取る時、新たな冒険が始まる。

人の心までは錆びつかない。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

この作品の人気が証明している通り、確かに面白い作品でした。
ですが、序盤…というか物語の設定に慣れるまでは、正直私は若干の時間を要しました。

原作未読でいきなりアニメを見ているからでしょうか…
錆とキノコに微塵の繋がりも見出せなかったからです。

錆とキノコのどこに共通項を見い出せばよいのか…
加えてカニのお出まし…
正直最初は何が何だかさっぱり分かりませんでした。

でも、何一つ見い出す必要も無く純粋に目の前の出来事に没頭すれば良いと分かってからは、2次関数的に面白さが増していきましたけれど…
物語の中盤以降、スケールが途端に大きくなってからは、展開のテンポが良く見応えがあったと思います。
このテンポの良さがこの作品の最大の魅力だったような気がします。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、JUNNAさんによる「風の音さえ聞こえない」
エンディングテーマは、ビスコ(鈴木崚汰さん)&ミロ(花江夏樹さん)による「咆哮」
個人的にはオープニングが大好物でした。

1クール全12話の物語でした。
原作は既刊8巻まで発刊されているようですが、wiki先生には第3巻までのあらすじしか記載されていませんでした。
その中で原作の第1巻がアニメ化されたようです。
ということはストックが沢山ある、と言うことですよね。
もし、続編が制作されるなら視聴したいと思います。

投稿 : 2022/04/17
閲覧 : 276
サンキュー:

19

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

普通

視聴完了

鯖が蔓延する世界で、錆を除去する知識を持つビスコと独自の方法で錆を抑えていた医者ミロが万能薬鯖食いを探す話。

最終的に世界の秘密も解明され、旅は続くけどとりあえずのハッピーエンド。

何クールか前のアニメのCMで、この作品の小説版が紹介されていて、期待値が上がっていたのが悪かった。
つまらなくはないけどそこまでハマることもなく終わってしまった。

投稿 : 2022/04/14
閲覧 : 159
サンキュー:

3

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

★★★

2022.4.13 ★★★(3.2) 1度目観賞評価

投稿 : 2022/04/13
閲覧 : 164
サンキュー:

0

ネタバレ

いるかん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ちょ、話している間に逆襲されるのを学習しない主人公って。。。。

ネタバレひどいので、未見の方はお戻りください。


途中までそこそこ面白かったのに、8話、9話連続で「黒革追い詰めからの逆襲される」の展開が下手すぎでがっかりです。

これが、選択誤ると誰か死ぬ寸前、とか、大爆発が、とかならまだわかる。
でも2回とものんきに話してて逆転される、ってもう笑うしかない。

いやね、展開上逆転されなきゃいけない場所なのはわかるんです。
だったら、もっと黒革が狡猾だったり、優先事項を入れ替えなきゃならないほどの理由があるなら、納得なんですよ。

直前まで命に係わる攻防してた時に、最後の詰めは誤らないでしょう?
手を抜くところはそこじゃない。。。。


そんな気持ちになった後、世界を崩壊させられる兵器、テツジン登場後も、粗が気になってしまい。。。

「現代兵器いっぱい持ち出した。けど軍人は全滅」を2回見せられた後で、小さい子供たちや個人で立ち向かう主人公たちは致命傷もなしに戦っているところに、「そりゃ、ご都合最優先なストーリーだもんね。。。」と感動
も薄く。

原作がこうなのか、アニメだけがこうなのかはわかりませんが、もう最後は惰性です。

せっかく、キャラ、雰囲気、作画などはそこそこの高いクオリティだっただけに、「なんだかなあ、もう!」な気分になりました。

投稿 : 2022/04/13
閲覧 : 199
サンキュー:

5

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

設定は良かった

ラノベ原作 原作未読 全12話

錆風が猛威を奮い、サビツキという体が錆びる病気が蔓延する日本で、サビツキの治療を行っている医者のミロとサビツキを抑えることができるキノコを扱うことのできるキノコ守りの少年ビスコが、錆喰いというキノコを求め旅をする話です。

ビスコが弓を放つとキノコが飛び出してきて、攻撃だけでなく防御や移動に使っているのは面白いと思いました。
世界観や戦い方は面白いと思いましたが、話自体はそこまで面白いと思えませんでした。

特に終盤のミロがビスコと同じ口調で暴れるところやビスコが復活するところは意味が分からないと言いますかご都合主義に感じてしまいました。
また、ミロとビスコの関係がBLっぽく感じてしまったのも楽しめなかった理由の一つです。
キャラもあまり魅力的に感じられませんでした。
強いて挙げるなら黒革は津田健次郎さんの演技も相まって良いキャラだったと思います。

黒革のところに乗り込んだ辺りはそれなりに楽しめていたのですが、全体を通してそこまで面白いとは思えませんでした。
設定や世界観、作画は良かったのでもったいない作品だったという印象です。

投稿 : 2022/04/10
閲覧 : 138
サンキュー:

10

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二人のアカボシ

文明崩壊後、全てを錆びつかせる”錆び風”が吹く、荒廃した日本を舞台に、
“キノコ守り”の少年・赤星ビスコと、町医者の美少年・猫柳ミロの旅路を描いた
同名ライトノベル(未読)のアニメ化作品。

【物語 3.5点】
原作1巻分の内容をジックリ1クールで。

序盤3話こそ、トリッキーな時系列前後もあるが、
後は古き良きディストピアを驀進する
アウトロー冒険譚が淀みのないペースで繰り広げられる。

掛け合い含めたノリは良くも悪くも旧世紀末のアクション映画風味。
いつも血塗れなアイツ、ま~た死に損なったのかw
やっぱりラスボスはイカれているのかw
ま~た最終決戦前に{netabare}美女とキス{/netabare}するのかw
洒落たセリフで煙に巻いているけど、これって結局オマージュと称したヒット作からのパクリじゃないかw
芸が無いなと苦笑しつつ、内心は興奮しながらTVロードショーを鑑賞していた
あの頃を思い出しますw
こういうノリが許容できるか否かが折り合いのポイント。
私は、何もかも皆懐かしい……という心境で終始楽しめました。


【作画 3.5点】
アニメーション制作・OZ

聞き慣れない制作会社だが、
陣容は碇谷 敦監督が『ID:INVADED』制作時のメンバーで固めたとのことで、
作画ソースは潤沢ではないが、チームワークは良好だったのか、
工程管理不足による乱調はあまり見られず、
海獣が空を舞う等、尖った世界観の再現に注力できている。

幼少時、動植物、魚、きのこ等の図鑑の写真イラストに、
メカニックの精密さに通じるトキメキを感じた方には刺さるデザイン。
エスカルゴ空機とか最高じゃないかw

銃火器よりも、“キノコ守り”がキノコを咲かせる菌糸を仕込んだ弓矢が上位に来る。
燃費、戦費を無視したバイク、戦車と巨大生物、古代兵器との乱戦。
など戦闘シーンもマニアックだが私は好き。

世間で、右肩上がりの不揃い手書き細字フォントが猛威を振るう中、
ゴツい毛筆調のタイトルフォントや、
太字ゴシックの“群馬”看板などを譲らないのもツッパってます。


【キャラ 4.0点】
“キノコ守り”ビスコだの、町医者・ミロだの、{netabare}チロル{/netabare}だの元気が出そうな菓子名で、
アクが強いメインキャラを固める。
入れ替わりの激しい菓子業界でしぶとく生き残っている菓子名でもあり、
その点からも懐古の主張を感じます。

無敵の最強(恐)アウトロー・ビスコの猛進を、
ひ弱だったミロが知識と医術で視界を補いつつ共闘している内に、
染まっていくのも凸凹バディの典型。

ミロの姉御で凶暴ライダーでもある忌浜警備団長パウーが執拗にビスコを追跡する内に……。
というのもお約束の流れ。


生物では、横歩きより前へ突進する進化を選んだ巨大蟹・アクタガワの“暴れ馬”ぶりが強烈w
上に跳ぶためのジャンプ台でもあるエリンギと合わせ、
動植物ですら下や横道を拒絶して、諦めが悪過ぎるアウトローの生き様の熱量アップに貢献。


【声優 4.0点】
主人公ビスコ役の鈴木 崚汰さん。
個人的には『かぐや様~』の石上会計の草食系な演技の印象が強く、
無頼のアウトロー熱演は新鮮。終盤のバトルなど敵よりビスコの方が鬼気がありました。
ただ、恋バナにはウブなビスコ。動揺する声が可愛かったですw

相方ミロ役の花江 夏樹さん。
優しい町医者さん→空中から弓で狙撃する武闘派へと変貌していく成長度合いを、
声の変化を付けて好表現。最後はどっちがビスコか分からない程ドスが効いてましたw
患者をちゃんと叱れる医者こそ名医です。


彼らに対峙するのが、忌浜県のブラック知事・黒革役の津田 健次郎さん。
クライマックスでは{netabare}テツジンのうめき声{/netabare}までカバーするボスキャラぶり。
ネットリと憎悪を煽る挑発的な声で、メイン二人の怒りの演技をスムーズに引き出す。


シャビ役の斎藤 志郎さん。
荒涼としたディストピアには、ベテランの濁声(だみごえ)のスパイスが欠かせません。


【音楽 4.0点】
劇伴は椿山 日南子氏が多彩なジャンルを駆使して、
文明崩壊後の日本の無国籍感や、心情曲まで幅広くフォロー。
椿山氏に背中を任せた上田 剛士氏が
ハードなロックやテクノを剥き出しにして、思う存分暴れ回るコンビネーション♪
{netabare}最終話ED{/netabare}でもある「ぶち抜け!」辺りは中々のアドレナリンブースターぶり。

OP主題歌はJUNNA「風の音さえ聞こえない」がロックサウンドでディストピアに殴り込み♪
この方どこかで……と思ったら、『まほよめ』OP歌手だったのですね。
曲調、違うから分かりませんでした。意外とロックがお好きなんだなとw
挿入歌「フラクタル」ではバディの結束が深まる瞬間を詩的なロックで捉える。

ED主題歌はビスコ&ミロ「咆哮」
人情ノスタルジー歌謡曲?でデュエットしているのを聞いている内に、
脳裏に浮かんで来たのが、レビュータイトルだったのですが、
この曲、覚えている方どれ位いらっしゃるのでしょうかw

投稿 : 2022/04/07
閲覧 : 422
サンキュー:

25

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

情熱の真っ赤な茸を、錆に咲かせよう

[文量→小盛り・内容→感想系]

【総括】
人々が「錆」に犯されることを恐れる世界。人々を救うために旅する2人の男。巨悪。鉄人。茸。

これは「オマージュ」と呼べるほど「風の谷のナウシカ」に似た部分があるアニメでした。

このアニメの評価を☆4にしたのは、特に序盤から中盤までは、90年代のアニメみたいな面白さがあって好きだったから。ダサさと格好良さの合間の、絶妙なバランスを行けていたと思う。

一方、終盤は、少しムリがありすぎて、評価を落としました。

まあ、とにかく熱い展開が好きで細かいことを気にしない方なら楽しめるアニメだと思います。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
永遠なのか 本当か時の流れは続くのか
いつまで経っても変わらないそんな物あるだろうか
見てきた物や聞いた事いままで覚えた全部
でたらめだったら面白い
そんな気持ちわかるでしょう

答えはきっと奥の方 心のずっと奥の方
涙はそこからやってくる 心のずっと奥の方


、、、ブルーハーツの「情熱の薔薇」の歌詞ですが、私的にはなんかこの作品にぴったりの曲だと思いました。

熱く、ロックな雰囲気。「キノコ守り」が錆をばらまくという、世界のデタラメ。心を揺さぶるストーリー。

特にビスコとミロが旅してる、ロードムービーの部分はとても面白かった。独特の世界観が余すことなく表現され、セリフ選びもいちいちダサ格好良い。

ただ、終盤の黒革との対決になると、ちょっと色々展開が強引すぎてつまらないし、鉄人があまりに巨神兵過ぎて引いたし、マニュアルがガンダムとかそういうギャグいらんし、危ういところで守ってきたバランスが一気に崩れた感じがした。

とまあ、終盤の残念さはあったものの、平均すれば、十分に思い出に残る作品にはなったかな。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
少し古い感じがする、独特な世界観の高クオリティアニメ。むしろ、キノコが錆を止めるのかな。

2話目 ☆4
カニ、カバ、エスカルゴ。独特だな。ノンストップアクションって感じ。

3話目 ☆4
格好良いバトルだな。ビスコも格好良い。

4話目 ☆4
なんだろう、ナウシカなんだけど楽しいな。

5話目 ☆4
ちゃんと世界がある。サクガンもこうだったらな(笑) やりとりがイチイチ、ダサ格好良い。

6話目 ☆4
一個一個の展開や台詞にセンスがあるんだよな。

7話目 ☆3
ちょっと展開が早いな。熱いは熱いけど、2話くらいに分けて見たかったかも。

8話目 ☆3
黒川、殺せるうちに殺そうぜ、お互い様だが。

9話目 ☆4
これは、ビスコが、死ぬのか。ミロの成長のために。ミロの強気(笑) う~ん、ビスコを殺すか。思いきるよな、タイトルなのに。

10話目 ☆3
マジでナウシカ(苦笑)

11話目 ☆3


12話目 ☆3

{/netabare}

投稿 : 2022/04/06
閲覧 : 228
サンキュー:

24

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

錆喰い

OZ制作。

全てを錆びつかせる錆び風が吹き荒れる日本、
人々は生命を蝕む錆に怯えながら暮らしている。
指名手配犯ビスコは全ての錆を浄化する、
霊薬キノコ、錆喰いを求めて旅をしている。

初回を観る限りですが、
退廃した終末の世界観が良く描かれている。
東京は爆心地であり、崩壊しているのか、
群馬など県境には壁が並び、関所があるようだ。

独自の社会システムが機能しているのか、
{netabare}現状を打破すべくビスコによるキノコテロ、
いやきっとこれこそが、生存戦略なのでしょう。{/netabare}
キャラクターもまずまず興味深いですね。

世紀末キノコアクション!?

最終話視聴追記。
{netabare}当初は世界設定に興味が持て、
それなりには楽しめたのですが、
9話の衝撃の告白で心が挫け、
どこかで見た滅びの鉄人との超展開、
中盤以降、徐々に興味を失っていました。{/netabare}

アニメでは真価を発揮できずでしょうか。

投稿 : 2022/04/06
閲覧 : 376
サンキュー:

36

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

何となく黒革で終わるのはわかっていたけど…

この世界観を楽しむのに1番適していたのが旅の道中だったと思うんですよ。
最終的に忌浜へ戻るのは仕方ないとしても、旅の終わりがあまりにあっけない。
戻るまでもはやい。
旅の終わりから絡み出した黒革が長いのなんのって感じで。
登場人物が少なく、東京の現在なども表現されておらず、物足りなかったです。

投稿 : 2022/04/05
閲覧 : 178
サンキュー:

3

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錆喰いビスコのストーリー・あらすじ

全てを錆びつかせる≪錆び風≫が吹き荒れる日本。人々は街や生命を蝕む錆に怯えながら暮らしていた。忌み嫌われる≪キノコ守り≫の一族の少年・赤星ビスコは、瀕死の師匠を救うため、全ての錆を浄化する霊薬キノコ≪錆喰い≫を求めて旅をしていた。旅の途中、忌浜(いみはま)で出会った美貌の少年医師・猫柳ミロもまた、大切な姉を蝕む錆の対処法を探していた。愛する者を救うべく、ふたりの少年が手を取る時、新たな冒険が始まる。人の心までは錆びつかない。(TVアニメ動画『錆喰いビスコ』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年冬アニメ
公式サイト
sabikuibisco.jp/

声優・キャラクター

鈴木崚汰、花江夏樹、近藤玲奈、富田美憂

スタッフ

原作:瘤久保慎司『錆喰いビスコ』(電撃文庫刊)、原作イラスト:赤岸K/原作世界観イラスト:mocha
監督:碇谷敦、副監督:又賀大介、シリーズ構成・脚本:村井さだゆき、キャラクターデザイン:浅利歩惟/碇谷敦、総作画監督:浅利歩惟/井川典恵、メインアニメーター:松原豊/河合桃子、動画監督:張逸暉、美術監督:三宅昌和、美術・クリーチャー設定:曽野由大、色彩設計:千葉絵美、撮影監督:高木翼、編集:木村祥明、音楽:上田剛士/椿山日南子、音楽制作:フライングドッグ、音響監督:小泉紀介

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