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「サマータイムレンダ(TVアニメ動画)」

総合得点
83.3
感想・評価
572
棚に入れた
1886
ランキング
325
★★★★☆ 3.9 (572)
物語
4.0
作画
4.0
声優
3.9
音楽
3.8
キャラ
3.9

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サマータイムレンダの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

けけちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

不気味→絶望→希望→バトル

最初の2話はほんっっとに怖かった。怖がりな私は1人で見れなかった(笑)
でも、次がどんどん気になって、怖がりながらも見るのをやめられなかった
最初は本当に絶望でしかない鬱アニメだと思っていたけど、話をすすめていくうちにいろんな仕組みに気付いたり、仲間と出会って協力し合えたり、希望が見えてきた…!✨と思ったら最後は戦闘アニメになっていた(笑)
うしおが、自分の髪の毛で戦い始めた瞬間「髪の毛で戦うんかい!」と思わずツッコんでしまった^^

最初めちゃくちゃ怖い存在だったみおがとっても好きになった!声がかわいいし、しんちゃんに一図なところも、またキャラデザも最高にタイプ~!

賛否両論あるけどこのアニメは個人的にハッピーエンドで終わってよかったと思う!

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 18
サンキュー:

1

ネタバレ

ももたろす さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見だしたら止まらない

タイトルと評価されてるってのは知ってたから手を出してみたらまぁおもろい。続きが気になって仕方ないから止まらない笑

序盤で、この作品の楽しみ方を提供してもらえるような構成なので、世界観に入っていきやすかったのが良かった。
グラフでいうと1話から19話くらいがうなぎ登りだったかなぁ。
{netabare}後半から潮が便利キャラになり過ぎてチートキャラ感拭えなかったのがちょっとモヤモヤ?バトルがメインになっていったから仕方ないとは思うけど。タイムリープのミステリー要素で、しかもそこまで難しくないように構成されてたから見せ方はとても良かった。文句なし。{/netabare}

声優さん達の普段聞けないような訛りの演技はこの作品ならではって感じ
花江夏樹さんの声の演技の分け方とかも良かった。

投稿 : 2024/04/13
閲覧 : 17
サンキュー:

3

ネタバレ

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

設定からして面白い

タイムリープ作品として新しいものを見た。
最初から最後まで続きが気になる作品で個人的には最後まで飽きずに見れました。
最初は、伏線を張り、回収するがまた新たな謎に直面する展開はさすがですね。
この作品は敵がとにかく厄介で何度も繰り返して対策するも敵もタイムリープしてくるから、何度も主人公たちの動きを上回ってきます。
なので、最後の展開は人によっては肩透かしを感じるかもですね。1クール目に比べて、バトルましましになるので、個人的にはバトルシーンもアニメーションは圧巻で好きでしたけど。
演出も、作画も一級品の作品でした。
点数は94点です。

投稿 : 2024/03/25
閲覧 : 37
サンキュー:

2

けんちゃん さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

後半の失速感、無理矢理感、インフレ感

前半のテンポの良さ、ワクワク感はかなりハイレベルで良かったのに、後半が無理があってつまらない駄作でした。
裏切られた感じです。

投稿 : 2024/02/18
閲覧 : 229
サンキュー:

2

セシウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

日本人はなぜフランス人キャラを金髪にしたがるのだろうか

原作漫画は未読です。
幼馴染の訃報を聞いて故郷の離島へ帰省した主人公が、島に隠された超常現象の謎を解き明かし戦うお話です。前半は、ひぐらし+Re:ゼロって感じで後半はド派手なサイキックバトルが展開されます。それぞれ緊張感があって楽しめますが、割と早い段階から敵サイドのヒロインが味方について種明かしをしてくれるので謎解き要素は早々に消滅します。また、ヒロインはチート級の戦闘能力を持っており、他にもチート能力を持ったキャラが複数味方に付くのでバトルの緊張感も減衰します。退屈までは行きませんが、ひぐらしやRe:ゼロの緊迫感や絶望感、それを乗り越えた時のカタルシスはさほどありませんでした。

 主人公は物事を俯瞰することが好きだという割には物の見方が客観的でなく冷静さに欠けており、口だけ番長みたいなキャラになっていて今一つ好きになれませんでした。そもそも第三者視点で物事を捉える性格は、どこか他人事で感情の起伏に乏しく物語の主人公にはあまり向かないと思います。そういう意味でこの主人公は主人公ぽいと言えるとも思います。
 ヒロインは姉妹で、金髪ヒロインの姉とナディアみたいな褐色サブヒロインの妹が登場し主人公をサポートしますが、どちらも非常に可愛いキャラクターデザインになっています。ただ性格はテンプレでカワイイ以外の印象は残りません。その他の登場キャラもテンプレばかりですが、唯一主人公の相棒ポジの熱血少年に妹がいて、この妹キャラが非常に複雑な性格になっていて声優さんの好演もあって飛びぬけて印象的なキャラとなっていました。

 作画・音楽はよかったです。キャラクターは常に綺麗に描かれていたと思いますし、アクションシーンの動画も迫力がありました。背景も島の豊かな自然やレトロ感あふれる街並みが美麗に描かれていました。音楽はOP/EDとも印象的な曲になっていて、シーンに流れる曲は逆に控えめで思考の邪魔をしないようになっていてバランスが良かったと思います。

 声優さんたちは皆上手でしたが、キャラクターが感情的になるシーンがわざとらしく感じるところがいくつかあって、脚本がイマイチだったのだと思います。和歌山の方言はわかりませんが、三重県出身の友達がいてなんか似たしゃべり方をしていたのを思い出しました。

 2クールかけてしっかり作られた作品ですが、色々なところで詰めが甘いというか突き抜けた点がなくて、もう一度見返そうという気が起きるほどではありませんでした。常にスク水姿で主人公の側にいてくれるメインヒロインの可愛さが一番印象的な作品でした。

投稿 : 2024/01/01
閲覧 : 73
サンキュー:

5

makkotty さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

すごく面白かった。

時間ループもの+ホラーの作品でした。
どうなっていくんだろうというドキドキしながら見られるという体験ができます。
久しぶりに面白い作品に出合ったなあと思いました。

投稿 : 2023/11/16
閲覧 : 100
サンキュー:

2

ネタバレ

PSvKf07387 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

かなり話題だったので期待値高過ぎた

3分の2くらい見たけど途中で断念しました
タイムリープ物ですがライブ感と勢いで話書いてるんだろうなってストーリーです
自分があんまり繰り返し物見てないせいかもしれませんが良くも悪くもひぐらしの鳴く頃に感が凄い
主人公の俯瞰しろって何回も言うのかなり痛い
自分が楽しめてなかったせいなのが強いと思うけど、誰か感動的に死んでもどうせまたリープしてそいつ生き返るやん思ってどうでもいい
あんまストーリーにツッコミ入れるのも無粋ですけど最初の方に主人公の影にコテンパンにやられたのに、それやらず影側中途半端に苦戦するの何やコレって思いました
作画は戦闘シーンの敵キャラ以外は良かったのとヒロインは可愛かったです
近年話題になった物で外れる事早々無いので期待し過ぎました

投稿 : 2023/11/09
閲覧 : 192
サンキュー:

1

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

お前の気配を追いかける。俺はずっとうしおの傍におる。俺はうしおがすきや。好きなやると一緒におりたい。何か文句あるか。


世間が騒いでたから今更観たけど凡作。

心情表現は弱いし、話がSF×サスペンスにしては単調過ぎる。

顔芸と作画で全て誤魔化してる。

投稿 : 2023/11/05
閲覧 : 100
サンキュー:

1

あと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

夏のSFサスペンスアクション良作アニメ

 2年ぶりに故郷の田舎の島に帰ってきた主人公が影という謎の敵と戦うタイムリープもの。
 サマータイムレンダ、正直リアルタイムで見ていたときはめちゃくちゃ面白くて良いアニメで、良いアニメだったこと自体を残しては置きたいです。途中までは夏に閉じ込められて謎の敵と戦うSFサスペンスでキャラも可愛くてストーリーも面白くてギャグも良質で良い要素しかなくて毎週楽しめる展開だったんですけど、途中から概念バトル物になったり相手がチートなのは全然いいんですけど潮がチートになりすぎてしまってそれで解決するのか…となったりしてしまって、後半のバトル展開になった頃には見なくなってしまいました。こんなに面白く楽しめていたのに最後もうどうでもいいわってなったのは中々です。ただ、後半が面白くなかったというわけではないので、SFタイムリープ頭脳バトルアクションバトル超展開と色々な要素を詰め込みすぎた結果なのかなもしれない。
 個人的な感想ですけど、やっぱりタイムリープものっていうところで、ひぐらしみたいな超展開でいってほしかったところもあって、最後まで続きが気になる!ってならなかったのが良くなかったところですね。良くなかったというより、残念っていう面のほうが強いです。ああこうなっちゃうのかー…。となってしまったので。ただ
 ほんとにめちゃくちゃ面白い作品でハラハラドキドキして楽しめて伏線回収もしっかりしてくれるので良作だと思います。

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 95
サンキュー:

3

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

レンダってナンダ?

夏だ、海だ、サマータイムレンダだ。
と、言うわけで、去年、惜しくも観ることができなかったこの作品。
観るなら、今ですよね?って感じで観てみました。


■温故知新
{netabare}
この作品で重要な要素をさっと列挙してみます。
孤島のミステリー、タイムリープ、人に紛れ込んでいる異形、
ドッペルゲンガー、廃病院、謎の地下空間、観測理論、常夜(常世)・・・。

実は、これらは、何ら新しいものではなく、むしろ、使い古された王道の要素たち。
他の作品は、この中の1つの要素にフォーカスしたものがほとんどなのでは?
しかし、この作品がすごいのは、これらの要素が全部入りと言うところです。
観ると分かるのですが、よくまぁ、これだけの要素を入れたなと逆に感心します。

とにかく新しい要素はないのに、それらを組み合わせることによって、
今までになかった新しい作品を生み出しているのです。
温故知新とは、まさにこのことですよね。
{/netabare}

■レンダってナンダ?
{netabare}
答えは、作中で語られます。
「レンダリング」のことです。
レンダリングとは、データ処理によって目に見える形のものを作り出すことです。
言わば、データと言う抽象的なものを画像のような具体的なものにしていくことです。
この作品では、主人公が過去に戻るたびに未来で見たことが現実化していきます。
つまり、現実を確定していくことをレンダリングと言っていました。

また、作品の中で「影」と呼ばれている異形は、デジタルノイズのような演出でした。
そして、その異形は、見たものを「スキャン」し、「コピー」します。
しかし、それには「ストレージ」の容量の制限があると言います。
レンダリングだけではなく、いろいろデータ処理的な発想でした。

画像のリアルさに大切なのは、「光源」、「反射物」、そして、「影」の3つです。
レンダリングでは、光がなければ"モノ"を見ることはできません。
そのままでは無色透明のようなものです。
光があって、反射物があって、初めてそこに"モノ"が確認できるようになります。
しかし、それと同時に必ず「影」もできてしまいます。
モノを確認できると言うことは、それと同時に影もできるということです。
つまり、モノと影は切っても切り離せませんし、そこに光が必要です。
この作品では、これらが非常に重要となってきます。
{/netabare}

■オートセーブ、かつ、セーブデータが1つしかないゲームのドキドキ感
{netabare}
たまにありますよね、こんな親切なようで意地悪なゲーム。
たった1つのセーブデータがどんどん更新されるので、
それ以前の部分はやり直しできないんです。

この作品では、タイムリープを使ってそんな演出を仕掛けてきました。
タイムリープをするたびに徐々に戻れる時間が限られてくるのです。
つまり、過去に戻ってやり直しはするのですが・・・。
その、やり直せるスタート地点がどんどん前に(未来方向)ずれてくるのです。
つまり、セーブ地点には戻れますが、それ以前にはもう戻れないのです。
この作品では、そのことを「確定」と呼んでいました。

そうなるとどうなるか・・・。
そうです、最悪の結末までの猶予がどんどんなくなってきてしまうんです。

あの時、ああしておけばよかったと言う後悔。
そして、次は間違えないようにやろうと言う緊迫感。
その両方を体験させてくれます。
セーブデータの性質をアニメの題材にするなんて、なかなか面白い発想ですよね。
今までのタイムリープ作品にはなかったパターンだと思います。
{/netabare}

■ちょっとダメな点
{netabare}
1つ目は、序盤で「影」と呼ばれている異形の実体がはっきりしてくるところです。
すると、最初にあったなんだか得体の知れないモノへの恐怖が逆に和らいできます。
もう少し引っ張っても良かったかなと思います。

2つ目は、「影」のボスがいろいろ説明臭いところが少しマイナス。
ちょっとしゃべりすぎ・・・。
子供向け作品にはよくある感じで、概念やら背景を黒幕によくしゃべらせるやつです。
ここは、あえて説明させずに物語からくみ取れるようにしてくれた方がよかったかも。

3つ目は、主人公のタイムリープ=観測確定能力が前提になっているところです。
これがなければ、物語は始まりもしませんし、進みもしませんが、要はチート。
「影」のボスが言いました。
「ゲームで何回もセーブポイントに戻って魔王に立ち向かう勇者」だと。
主人公がまさにこれ。
つまり、作品の中の現実世界(=ゲーム)の外側の能力(=プレイヤー)です。
その能力があるのはいいのですが、その必然性や納得感がもう少しほしかったです。
{/netabare}

■まとめ

この作品は古くからある王道の要素をデジタルの概念で結びつけました。
そして、レンダリングと言う解釈で新しいものへと再構成したのが斬新でした。
まさに温故知新です。

とにかく、オートセーブで、かつ、セーブデータが1つしかないと言う、
なんとも言えないドキドキ感が味わえる発想がとてもよかったと思います。

投稿 : 2023/09/14
閲覧 : 213
サンキュー:

28

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

夏とサスペンスホラーとアクションバトルとほのかな青春と。要素モリモリ微良作アニメ

原作未読。全25話。

~あらすじ~
幼馴染の訃報を聞き、2年ぶりに故郷の離島へ戻った主人公は、幼馴染の死の真相と島に伝わる"影"の伝承の謎へと迫っていく。

出だし1話の掴みが素晴らしく、6話辺りまでは夢中になって物語にのめり込みましたが、中盤以降テンポダウンが否めなかったです。
ヒロインがチート設定すぎるのと、後出しでどんどん出てくる頭脳戦要素が多すぎて、個人的には少しダルかったです。

各方面に物凄く広げた話を、上手く伏線回収してるようですが、ちょこちょことチート過ぎる点と、キャラクターの行動理由が薄く感じる部分があり、頭脳戦や謎解き要素が語られれば、語られるほど甘い部分があるように感じてしまいました。

作画は美しく、声優さんも良く、サスペンスもホラーも頭脳戦もアクションも有りのハラハラ感ある物語で、トータル考えると面白い部類の作品とは思いますが、シンプルに面白い!と言えないのは構成要素の多さと25話という長さかもしれません。
この物語を中盤ガッツリ削ってもう少しシンプルな話で12話にまとめていたら、もっと名作になっていたかも。

キャラクターの見た目も可愛く、よく動き、よく喋るので、見て損はないのかなとは思います。6話までは間違いなく面白いので、頭脳戦が苦手な方でなければ最後まで見切れると思います。
グロ要素が少々ありますので、苦手な方はご注意下さい。

投稿 : 2023/08/30
閲覧 : 404
サンキュー:

21

オカルトマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感想

7話で断念

アニコレの評価観る前に断念。
アニコレの評価高い事に驚いた。

確かに、アニメのクオリティーは高かった。
内容も悪くない。

一言で言ってしまえば、東京リベンジャーズに似てる。

個人的に方言が要らなかったなーと思う。

ただ単純にこれ以上見たいと思えなくなった。

投稿 : 2023/08/26
閲覧 : 228
サンキュー:

3

おりょう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった

タイムリープ系の話がもともと好きではあったのですがこれは文句なしで面白かったです。

投稿 : 2023/08/23
閲覧 : 81
サンキュー:

1

ネタバレ

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作!

シュタインズゲートとはまた違うバトル要素を含めたタイムリープ系で面白かった!

投稿 : 2023/08/22
閲覧 : 125
サンキュー:

2

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

個人的評価 クソアニメ

ストーリー 1点 どこかで見たアニメの展開ばかりで既視感が拭えず、独創性に欠ける。伏線回収はしてるものの、話が理解しにくく、何度も見直さないと理解できない。
作画 15点 作画はすごくいい
声優 10点 ヒロインの声優は頑張っていた
設定 0点 ひぐらしと被っていて、設定として面白くない
音楽 14点 OPは良曲
総得点 40点
評価が高く、人気作品なのですがあまり面白いとは言えなかった作品ですね。どこかのアニメにかなり似てる気がしました。

投稿 : 2023/08/06
閲覧 : 281
サンキュー:

3

nyamu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ストーリーが完璧

こういうのは死に戻り系と言うんでしょうか。
だけどもタイムリミットはあるので無限にはできない。ジリジリと迫るリミットを感じながら強すぎる敵を相手に解決につながる道筋を探す。失敗は死につながり、ループできるとは言ってももしかしたらそれは確定した事実になる。最後まで常に緊張感がありました。

不穏な序盤は誰を信じることもリスクがあって、まるでかまいたちの夜をプレイしているような感覚を覚えました。

伏線回収も含めてストーリーが完璧。
さらには見終わった後の満足感というか安心感、全てが無駄でなかったこと、たどり着いた今が貴重であることを感じられるというところまで含めて完璧なエンディングでした。

あと声優さんは大変だったかと思いますが「そんなのできやん」など舞台に合った方言が変に目立たずに自然な形で使われていて良かったです。

ディズニー独占配信でなければ放送当時からもっと認知度が上がっていたはずで勿体ないです。(でもその場合は制作予算が減ってたかも)

キャラはもちろん良いのですが、ストーリーを楽しみたい方は是非。

投稿 : 2023/08/04
閲覧 : 117
サンキュー:

4

ネタバレ

姶良 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見終わった後の満足感がすごい

幼馴染の死から始まる死に戻りループもの(?)
舞台となったその島では自分そっくりのドッペルゲンガー(影)を見たらその影に殺されるという言い伝えがあり、その言い伝えと同じようなことが起こります。少し不気味な雰囲気もあったので、見始めはSFホラーかと思いましたが、実際はあまりホラー要素はありませんでした。

とても面白く最後まで一気見してしまいました。
エンディングも皆が幸せなハッピーエンドで満足感がすごいです。

投稿 : 2023/07/14
閲覧 : 128
サンキュー:

5

ネタバレ

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

集英社のアニメへの注力がすごい

タイムリープ要素を含んだサスペンスバトル。
エンタメ性にとんだ安定感のある作品だった。
ストーリーについては、ジャンプ+原作にありがちな雰囲気だけ重厚っぽくて中身は中学生が考えた…的な未成熟なものだったが、はっきり言って作画と演出の出来が良ければ、余程意味不明でない限り、それなりのアニメになる。特にこういう少年漫画は。

原作コミックが全13巻ということで、丁度2クールアニメとして最適な長さで完結していたことも大きな強みだった。
3期4期と何年もかけて続くアニメは、間が開くと内容を忘れてしまうし、結局最後まで付き合うことができない場合がある。あるいは途中でこらえきれずに原作を読んでしまうことで、アニメは見なくてもいいかという気持ちにもなる。
なので2クールできっちり締めてくれる作品を、どうしたって評価したくなるのがアニメファンの性分なのだ。

キャラクターの中心はリープ能力持ちだけあって主人公の慎平がほとんどの比重を占めている。苦手なcv花江夏樹氏ながら不快感のない好青年で、主人公がちゃんと主人公していた(俯瞰俯瞰うるさいのだけがやや難点だがw)。
ヒロインは1話冒頭の時点で故人でありながら、コピーである「影」として登場するウシオ…なのだが、個人的には見た目も性格も妹のミオの方が好みだったかな。典型的な負けヒロインポジションがいい味出していた。
両ヒロインともこれからの世代の声優さんを起用していたことも好印象。一昔前ならミオのcvは東山奈央さんだった気がする。

シナリオに関しては、前半は一見重厚そうなサスペンスドラマとして視聴者の目を引き、中盤でバトル物に転回、終盤は完全にとんでも異能バトルになるという感じだった。
全体構成自体は問題はないが、「タイムリープ」「影」などの設定に関しては、あまりにご都合なのでいやはや何とも…
ループのルールしかり、影のスキャンやコピーに加え、もはやなんでもありの龍之介の存在などなど…キャラが勝手に説明してくれるけど、耳で聞いても「あっそ、分かりにくいしどうでもええわ」としか。
本物の重厚なドラマならそんなくどい説明がなくても物語が成立するはず。
そういう側面から所詮はB級のWEB漫画といったところで、最終的に異能バトルにしたことは間違いでなかった。
ただ、最後の異空間(?)での決着は流石に意味不の領域に突入してテンションが下がった。

作画は終始高いクオリティを保ち非常に優秀。
ハイライトは第15話の校舎での総力戦、晋平が初めて敵側に一矢報いた重要回。
映像の凄さだけでバトルアニメはこんなにも面白くなるという証明になった回だと思う。
やっぱアニメは作画。ジャンプ系作品で最後に作画ガチャ失敗したのは某相撲作品だけじゃね?って思うくらい、ここ数年の集英社の力の入れ具合は異常である。
昔はアニメをコミックの販促としか思っていなかったので、ジャンプアニメ=低クオが常識だったが"鬼滅"の成功で一気に変わったと思う。

最後に本作の総評。
アニメーション評価としては満点に近いので秀作と言い切りたい気持ちもあるものの、やはりストーリーや設定面での稚拙さが目立ったので佳作止まりで申し訳ない。
しかし最終回のエピローグまで丁寧に描き切った綺麗な作品だった。
もっと話題になってしかるべき作品だったと思うが、やはり配信がディズニープラスに限定されており、リアルタイム時はアマゾンビデオ等で見られなかったことが大きいかもしれない。
自分はたまたまテレビの録画を1話から撮ってたから良かっただけで、1話見なかったらスルーしていたと思う。もちろん収益的には限定配信にする恩恵もあるだろうが…
昨今話題に挙がる限定配信の是非について議論のきっかけになったアニメだった。

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 94
サンキュー:

4

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すご。。引き込まれイッキ見してしまいました

レンダってなんだろう・・・
連打? いやさすがに深読みしすぎか。。

冒頭のつかみはイイですね。
大いに興味をそそられ
展開も引き込まれました。
方言もなんか心地良いですね。

cvからも重要キャラがバレそうですね。。
まあ、だからエンディングで紹介するんでしょうけど。

Huluの概要欄を見てしもた。
そのせいでちょっとネタバレ。
~{netabare}
タイムループ?リープ?
まあ、そっち系てことね。

てか幼馴染が死んだワリには冷静やね・・
どんだけ俯瞰の達人なんでしょか。

花江さん、人気ですねえ。
お、釘宮さん。アニメでは久々のようなw(個人的に)
日笠さんも頑張ってますねぃ。

ヒロインがその眼を持った経緯が不明だったような・・
見逃したのかも知れないけど見返す気力はなし・・
{/netabare}~

なんか、設定も展開も惹きこまれるし、
キャラもかわいいし、
さすがはジャンプって感じでした。

そしてJC-STAFFでしたか。納得。

ちなみに、
このアニメを面白いと思った方への個人的なおススメは・・
~{netabare}
シュタゲ、リゼロ、ひぐなくとかもありますが
有名どころなので言うに及ばずかな・・

ISLANDが一番近いような。
まだならぜひ。
{/netabare}~

そうそう、レンダはレンダリングを意味するようですね。
カンタンに言うと「基となる情報を処理して形を成すこと」かな。
この宇宙は粒子で出来てるワケで、あながちあり得ないことでもないのかもw

投稿 : 2023/06/26
閲覧 : 157
サンキュー:

17

ネタバレ

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タームリープ物の佳作・・・かな。

もはや一ジャンルといっていいタイムリープ物。
タイムリープと言えば、偉大な金字塔シュタインズゲート。
本作はそれを超えられるのか?

結論から言えば・・・佳作止まりと言ったところでしょうか。
1話から10話ぐらいは重さを感じる良い展開だったんですが、徐々に「あれ?少年マンガ?」な印象に。

やはりバトル的なのがからむとどうしても少年漫画になってしまう。
まあ、それはそれで熱かったりはするのですが。

個人的に1番残念だったのはシデさんのキャラデザ。うーん。
もっとやりようはなかったのか。

とはいえ、辛うじて最後まで楽しく観れました。
潮のすぐ殴るキャラとか楽しい。

ただ、主人公の声が今だとどうしても炭治郎を思い浮かべてしまう。
一生懸命、「俯瞰しろ!諦めるな!」とかいうのを聞いていると、炭治郎?みたいな。
幸い高知弁?の訛りがあるのでなんとか切り分けられましたが・・・。

まあ、終わりよければ全てよし、なので良い作品だと思います。

投稿 : 2023/06/22
閲覧 : 238
サンキュー:

5

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

A. ネタバレ注意 – 完璧なコピーはオリジナルと何が違うのか?

田中靖規の漫画 「少年ジャンプ+」で2017年10月23日から2021年2月1日まで配信
制作:OLM TEAM KOJIMA

小さな離島を舞台に少年が大切な人を守るため何度も数時間前にタイムリープして敵と戦うサスペンス


<メモ>
「ドッペルゲンガーを題材としていた前作の設定に、コンピュータゲームから触発されたループものの要素を加えた」(wikiより)


放送前特番で映し出された和歌山の美しい風景を楽しみにしていたのに
1話目から美しい風景に似合わない殺害シーンが登場
血が出る演出は苦手なのですが犯人がドッペルゲンガー?という不思議な話に引き込まれました

日都ヶ島に生息するコピーした人物に成り代わって生きていく生命体
300年もたっていたら島外にも出現しそうだけど「オカアサン」と離れたら存在できない?

ヒルコは故郷に帰る力を復活させるために島民を食い尽くそうとしていたのに
人間のシデがヒルコの故郷に簡単に入れたのが不思議
ヒルコが赤子になったから?

紙垂彦のクローンはハイネとの子供ということは若い身体欲しさに母親に子供を産ませていた?(キモイ)

テセウスの船問題を考えてしまう
(それを構成するパーツが全て置き換えられたとき、過去のそれと現在のそれは「同じそれ」だと言えるのか否か)
300年前に現れた地球外生命体がなかったものとして再構築された現代
慎平の両親が元気で、宮司には跡づぎ、竜之介には波稲という娘がいる という現代で生きる慎平は本当の慎平と言えるのか?

最後の誕生日シーンの不安定な音楽が気になるんだよね
慎平と潮が記憶を取り戻したけど、
両親が健在という世界線の慎平の身体を両親を亡くし小舟家で育った世界線の慎平が奪ったってことなんだろうか
「たこ焼きこうちゃあそ」って約束したのはウシオとであって潮ではないので記憶があるってことはウシオってこと?


<主要登場人物>
・網代 慎平:花江夏樹

・小舟 潮/ウシオ:永瀬アンナ 「戦闘服」は水着
・小舟 澪:白砂沙帆
・小舟 アラン:玄田哲章    潮、澪の父親 「洋食コフネ」のオーナー

・菱形 窓:小野賢章      「菱形医院」の息子
・菱形 朱鷺子:河瀬茉希    窓の妹

・南方 ひづる:日笠陽子    作家・南雲竜之介
・南方 竜之介:三瓶由布子   ひづるの双子の弟 (髪を結ぶと人格が現れる)
影にされた直後にハイネが弾けたためひづるの精神に複写された

・小早川 しおり:釘宮理恵   小学3年生 スーパー「コバマート」の娘

・根津 銀次郎:浦山迅     老年の猟師
・凸村 哲:上田燿司      駐在所の警察官

・雁切 真砂人:小西克幸    日都神社の宮司
・ハイネ:久野美咲       影たちから「オカアサン」と呼ばれる 影たちの始祖的な存在

・シデ:小西克幸        四本の腕を持つ正体不明の影  {netabare} 黒幕 {/netabare}


<ストーリー>
17歳の網代慎平は10年前に船の事故で両親を亡くし小舟家で育つが中学卒業と同時に島を出て1人暮らしをしていた
7月22日、一緒に育った同い年の小舟潮の訃報を受け生まれ育った日都ヶ島(ひとがしま)に2年振りに帰郷する
潮は海で溺れた少女(しおりちゃん)を助けようとして死んでしまったのだという
実は2人は両片思いだったが気持ちを伝えることなく慎平は島を離れていた
そんな慎平を港で迎えてくれたのは潮の妹の澪だった

葬儀の後、親友の菱形窓からの電話で潮は他殺の可能性があると聞かされる
慎平は澪から潮の形見の貝のネックレスを渡されるが、なぜか家の外にも「洋食コフネ」を見上げるもう1人の澪の姿が。。。

翌朝、駐在の凸村から潮が助けた しおりちゃん一家がいなくなったと聞き
しおりの家の「コバマート」に向かった澪を追った慎平は
しおりちゃんがドッペルゲンガーを見たと言っていたと聞かされる
そこに通りかかった猟師の根津は「影の病」について語り始める
風土病のようなもので影を見た者は死ぬ、影は人を殺して入れ替わるという言い伝えがあるのだという
影の病み人はヒルコ様(日都神社)にお祓いしてもらうと聞き日都神社を訪ねると
フェリーで出会った女性が撃たれていて、現れた澪のドッペルゲンガーに澪と慎平が撃たれて死んでしまう

(2周目)7月22日のフェリーの上
はじめはデジャブーかと思った慎平だったが同じ日をやり直していることに気づくもまた澪の影(ミオ)に殺されてしまう

(3周目目)7月22日の船から降りたところ
隠したスマホでミオの撮影に成功した慎平は澪と窓に打ち明ける

24日の夏祭りの日、慎平は死んだはずの潮に出会う
潮の影(ウシオ)のはずだが他の影と様子が違い自分が影だという認識がないらしい

ミオに襲われた慎平は自身もコピーされてしまいループできることを知られてしまう
ミオとシンペイに追い込まれた慎平はフェリーで出会った女性に助けられる
南雲竜之介と名乗った女性は影には目的があるのではないかと考えていた
影は「オカアサン」と呼ばれる人物の回復のため食事(人)が必要だったのだ

祭りに集まった人々が4本手(シデ)の影に殺され、絶体絶命の慎平はループするために南雲竜之介に殺してもらう

(4周目)7月22日の葬儀に向かう坂の途中
ループからのスタート時点がどんどん遅くなっていることに気づいた慎平は
皆が殺される夏祭りの24日までに影を止める決意をする

慎平はループする前に言われた通り南雲竜之介(実は姉のひづる)に会いに行き影について少しずつわかってくる
・影の本体は影の方なので影を踏まれるのを嫌がる
・影にダメージを与えると死ぬ
・一度影を殺された人物は影に免疫ができる(根津は免疫がある)
・ しおりの影は他の影と違う
・影は情報を共有している

慎平は一緒に22日にループしてきたウシオを連れて窓と合流し全てを伝える
ウシオの指紋認証で閲覧可能になった潮のスマホには
しおりちゃんが影を見たというタカノス山に行き「菱形医院」の旧病棟で黒い影を見たと語る潮とウシオの2人が映る動画メッセージが残されていた
動画を見たことで記憶と力が戻ったウシオの力で潮が死んだ21日が再生され真実を知り影に対する憎しみを深くする

手がかりを求めタカノス山の「菱形医院」に向かった3人は「ヒルコ像」の後ろにある隠し扉を見つけ入っていく
潜んでいた影を倒して疲弊する3人の前に現れたのは窓の妹の朱鷺子だった
「菱形医院」は食餌のため死体を運んでいたのだという
朱鷺子に連れられた先には最初にコピーした少女ハイネの姿をしたヒルコ様がいた
ヒルコは身体が弱ったため新しい身体を求めしおりちゃんをコピーしたのだ

ヒルコ洞で窓も澪も南雲先生も殺されてしまった慎平は「菱形医院」で見つけた劇薬を飲んで死ぬ

(5周目)7月22日、葬儀後に砲台跡で南雲先生にタイムループの話をしている場面
南雲先生達とコパマートに向かうが慎平を追ってループしてきたハイネに追い込まれ、ウシオに殺してもらう

(6周目)南雲先生の過去を見る
南雲ひづると龍之介は双子の姉弟
姉のひづるはハイネと友達で「旧菱形医院」で会っていた
南雲姉弟の誕生日、帰りが遅い姉のひづるを探していた龍之介はお腹の空いたハイネに殺されてしまう
駆けつけたひづるの声で正気に戻ったハイネだったが驚きのあまり右目が飛び出てしまう
その瞬間ハイネがコピーしたはずの龍之介がひづるの中に入ってしまう
ひづるに入った龍之介は「影」の身体能力を持っているため常人ではない戦闘が可能になるが、ひづるの身体は悲鳴をあげる
また2秒先の未来が見える(ひずると龍之介の時間軸が2秒ずれている)ようになっていた

コパマート突入前に戻った慎平は作戦を変え
ウシオの力で記憶を共有した仲間と共に小学校でハイネを迎え撃つつもりが逆に殺されてしまう

ループするたび戻る時間が現在時間に近づいていることに気づいたハイネがループできなくなるまで慎平を殺すことにしたのだ

(7周目)小学校に向かう前(6周目で慎平が死んだ1時間ぐらい前)
シデとハイネ率いる「影」の集団と慎平たちの戦いが始まる
火に弱い影を葬るため体育館に火を放った慎平の作戦勝ちに見えたがシデに逃げられてしまう
ウシオは捉えたミオを仲間にするためハイネとのリンクを切る

菱形医院の院長が協力者と知り菱形医院へ向かうが家の中から全てがなくなって空っぽだったため院内にあるのヒルコ洞の参道へ向かう
この参道を通ってヒルコ様に食餌を与えていた

院長からシデの正体は菱形医院の初代院長・紙垂彦だと知らされる
さらにハイネは復活して遠い場所に帰ろうとしているのだという

何度もループをした慎平がやっと23日を迎える

慎平が最初に殺され、祭りに集まった人々を皆殺しにされた日都神社を訪ね宮司の雁切と話をする

およそ300年前、島にたどり着いたこの世界の外(宇宙?)の生命体が波稲(はいね)をコピーし神と祀られたのがヒルコ伝承
紙垂彦はそのハイネに子供を産ませたのだが、子供は父親(紙垂彦)のクローンだと知り自分の人格と記憶を子供にコピーさせた
つまり紙垂彦(しでひこ)は300年生き続けているのだ

菱形医院の初代院長・菱形紙垂彦(しでひこ)=雁切=シデ(4本腕)と分かる

慎平は両親を殺したのも雁切だと知ることになるが。それでも
影ではなく人間(人間と影のハーフ)である雁切を殺すことに躊躇している内にウシオが殺され絶望の中慎平も殺されてしまう
ループした先にウシオはいなかった

(8周目)23日に先生たちと別行動中
慎平はウシオが死んだ事を知らせようとするが電話をシンペイ(ハイネの影)にハッキングされ
澪や南雲先生はシンペイに指示された待ち合わせ場所に向かってしまう

アランの畑に向かった澪は待っていた雁切(のクローン)によりハイネの生贄に、
虎島に向かった先生/竜之介と朱鷺子はシンペイと雁切との戦いに負けてしまう

皆を助けるため慎平は自らのこめかみを撃つ

(9周目)23日 
澪がアランの畑に行くところを止めた後、慎平とミオは虎島へ向かう
朱鷺子の死は止められたが、ひづるは助ける事ができなかった
残された竜之介の精神は慎平に移る

ハイネ達は慎平のポケットに入っている貝を怖れているようだった
実はウシオは消える直前に貝に記憶を閉じ込めたのだった

24日の夏祭りの日、戻ってくるはずのウシオを探しに海に向かう慎平は
シデの妨害にあうもウシオを見つけ出し記憶を戻すことに成功

ウシオを取り戻した慎平はループするため自殺

(10周目)24日
画策通りヒルコ洞にループしヒルコを倒すため進む慎平をハイネとシデが追ってくる
倒したように思われたシデが立ち上がりハイネを連れてハイネの故郷(常夜)に誘う、慎平とウシオも続く

2人の前にひづるの友達だった女の子ハイネが現れる(竜之介を殺した時ハイネとヒルコに分裂した)
ハイネの協力を得てシデと戦う慎平/竜之介

シデは身体を入れ替えて326年生きてきたがハイネの身体が弱りもう自分のクローンを産むことができないと知り
ならばこの世界を終わらせようとウシオの「観測者の目」を欲しているのだ

シデを倒し幼児のような姿のヒルコをウシオが胸に抱いたとたん、300年前の鯨が浜にうちあげられた日にループしていた
ウシオは元凶となったクジラを消す

ウシオの力で現代に戻ることができた慎平は気づくと22日、「日都ヶ島」へ向かうフェリーにいた
ループしながら影と戦った記憶を失っていた慎平だったが
目の前の女性が南雲龍之介だと知っていたり
潮も澪も元気だという当たり前のことに「よかった、無事で」と感じることに違和感があった
24日の祭りの日、浜辺で「たこ焼き」を手にした慎平と潮に記憶が戻る
「おかえり」「ただいま」


22.11.23

投稿 : 2023/06/16
閲覧 : 174
サンキュー:

11

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ある島の、ある夏のこと

網代慎平は、漁業と観光で成り立っている故郷の島に、幼馴染の葬儀に参列するため2年ぶりに帰ってくる。
久しぶりの故郷の懐かしさと、そして、幼馴染である小舟潮の死にショックを感じながら手を合わせるのですが、そんな中、潮の死に不審な点があること、他殺の可能性があることを、親友・菱形窓より打ち明けられる。
また、潮の妹澪からは、生前潮と一緒に潮そっくりな人物を見たことを聞かされ、島には『影の病』と呼ばれる、自分そっくりの人間を見ると死んでしまうという伝承があることを知る。
『影の病』について詳しく知ってるかもしれないと、慎平と澪は日都神社へ向かうが、その途中で澪そっくりの人物に出会い、そして。

和歌山県紀淡海峡に浮かぶ人口700人ほどの離島「日都ヶ島」。
この小さな島を舞台にした、サスペンス作品です。
他の方も書いている通り、序盤はシュタインゲートやリゼロのようなタイムリープもので、見覚えある設定と感じたのですが、ただのタイムリープものなのは最初の方だけで、途中から"ただタイムリープしているだけではない"ことが判明します。
どうしようもない状況になっても繰り返せるという希望、あるいは、どれだけ頑張ってもどうせリセットされる絶望、どちらでもなく、タイムリープするがひと続きで、タイムリープするが制限時間があるという状況の描写が非常にうまいと感じました。

大勢の罪のない人が、子供が、家族が、何もわからないまま殺され、しかもそれに他の人は気づかないという恐ろしい描写が多々あります。
殺しのシーンには直接的な描写もあり、グロいシーンもあるので、メインビジュアルは爽やかですが、子供向けではないです。
それほどグロいと感じるようなシーンもないので、普通にアニメを見ている方は問題ないと思います。
サスペンス要素強めの設定ですが暗いムードはなく、先の展開が気になる作品でした。
残念なのは、敵の存在がはっきりした終盤は、主要人物たちにそれぞれ得意武器のようなものが備わり、バトル・アクションっぽくなってしまったところですね。
特に南方ひづる、根津銀次郎は人外じみていて、序盤の雰囲気が薄れていきます。

それ以外は素晴らしかった。2クールで伏線はすべて回収されています。
女の子が、特に小舟澪がかわいかったのも良かったです。
和歌山が舞台ということもあって、キャラクターは全員紀州弁を話すのですが、澪の紀州弁が方言萌えやばいです。
褐色妹の方言で、登場するたびにニタニタ止まらず、澪だけでご飯3杯はいけますね。

独占配信をしていたため、終了後しばらく経ってから話題になった作品ですが、媒体によっては覇権となっていたのではと思います。
後追いでも話題になったことがうなずける名作です。

投稿 : 2023/06/11
閲覧 : 173
サンキュー:

7

まめ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

似てるなあ

リゼロや僕だけがいない街を彷彿とさせるようなタイムリープ、死に戻り系のアニメでした。
いや、パクリやん!
て最初は思ったけど、徐々に展開が変わっていくところが面白く続きが気になってあっさり観られました。
最後のエンディングも好みでした!

投稿 : 2023/06/08
閲覧 : 193
サンキュー:

2

ネタバレ

これ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:----

現代版シュタインズ・ゲート

サマータイムレンダ個人的満足度
SS
現代版シュタインズ・ゲートってかんじかな
序盤はミステリー後半はガッツリバトルと言った感じのタイムリープ作品だが
通常のタイムリープ作品よりもさらにハードモードでタイムリープする度に視点がおそくなるという展開で普段のタイムリープ作品よりいっそハードで毎回目が釘付きになった作品だった

当時ディズニープラス独占で埋もれてたから見てない人はぜひ見てほしい

投稿 : 2023/06/06
閲覧 : 150
サンキュー:

2

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

夏時間連打

2年ぶりに帰ってきた話

1話見ればわかると思うんですけど、ひぐらしとリゼロのコラボレーション、みたいな?
頭蓋が割れたり腕がもげたり目がえぐれたり、ほんのちょっとだけグロいですが、特段気にする必要は無いでしょう。

さて私はジャンプ作品というだけで舐めきっていたのですが、普通に作品として成り立っていると思います()
全体的に続きが気になる終わり方とインパクトのある描写の強調などが目立ち、模範的な作品、と言えるかも知れません。

ですが個人的にはそこまで面白いとは感じませんでした。どこかで見たことあるような要素とお決まりの展開。
もちろんパクリだと言うつもりはありません。作者が面白いと感じた物がたまたま私が他作品に抱いている印象と一致したというだけなのでしょう。
しかし、やはりどこかで見たようなものであることに間違いはありません。もし私と同じ感性をしているなら恐らく同じことを思うでしょう「あれ、これどっかで...」

とはいえ展開として不足な箇所は無いのでアニメとか全然見ないよ〜という方にとっては面白い作品となるかもしれません。
全体的によく出来ていると思います

ストーリー
{netabare}
上京した主人公(慎平)は幼なじみ(潮)の葬儀の為に帰省する。なんやかんやあってドッペルゲンガー(影)の存在を知る。直後ウシオの妹(澪)の影に殺されるが死に戻る。繰り返す中、祭りの日に死んだはずのウシオがいた。影のウシオは自身を影と認識しておらず、その日影による大量虐殺が起きた。ウシオと死に戻った主人公は小説家(ひづる)と猟師(根津)の協力の元立ち向かうが、親玉(ハイネ)と幹部(シデ)に敗北。その際主人公の親友(窓)の妹(朱鷺子)が父親の命令により島の人間を定期的にハイネにあげていたことが判明。さらに繰り返す中でシデは島の神宮(雁来)であることが判明しウシオが殺される。ハイネによりひづるが殺され、半影である弟(竜之介)が主人公に託される。潮を復活させた主人公はハイネの元へ行くがハイネを仕留め損ね、シデにより影世界で戦闘。最後の力でシデを殺害、ハイネの元となる影そのものを歴史から排除し歴史を変えるが、夏祭り2人だけが思い出した。

なが。さすが25話と行ったところ。見所満載で非常に良いストーリーです。
ただリゼロ、ひぐらしの要素で展開としては刻刻。なんかみたことあるなぁ、というのが最終的な感想。
変わった過去の記憶を一部の人間だけが思い出す、というのはよくある終わり方ですし、不安を一切排除し完全なハッピーエンドにする、という王道たるパターンも踏襲して、よく言えば外れない。悪くいうなら今更面白がるものでもない。

まぁリゼロやひぐらしを見たとしても刻刻を見た人は(前2作品と比べ)少ないですから、私の友達が「いやリゼロとかひぐらしっぽいのは分かるよ?でも話の内容は全く新しいものだから」と豪語するのも分からなくもないのです。

なので評価される理由もわかり、良い作品であることには間違いはないのですが、個人的にはそこまで評価出来ない、という感じ。

話は打って変わって、朱鷺子ちゃん好きです。見た目でグッと来ましたが、決め手は夏祭りの時の「こんなことのために手を汚してきたんじゃない」ですね。あの一言で朱鷺子ちゃんの奥深さが完璧に表現出来ていると思います。

竜之介と朝子が夫婦になるのも少しビックリしましたが、その娘にハイネとシオリちゃんがいるのはビックリしました。父親違くても娘は同じなんですかね。

影が頭を刺してるの凄く良いと思いました。背中を切ってワンチャン生き延びさせる可能性を残すのではなく、頭にグサッと一刺し。合理的かつ読者(視聴者)に映像としてのトラウマ印象を少なくとも植え付ける、非常に優秀なシーンですね。
{/netabare}

投稿 : 2023/05/23
閲覧 : 198
サンキュー:

9

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

(「ひぐらし」+「シュタゲ」)÷2

『サマータイムレンダ』は、田中靖規による日本の漫画。和歌山県和歌山市の離島を舞台としたSFサスペンス。ウェブコミック配信サイトおよびスマートフォンアプリ『少年ジャンプ+』(集英社)にて、2017年10月23日から2021年2月1日まで毎週月曜日に配信された。
2022年4月から9月までTOKYO MXほかにて連続2クール・全25話で放送された。(wikipedia)

イメージイラストの様相から青春群像劇的なものを予想し視聴を始めたもののその実態は結構バイオレンスなシーンも多いサスペンスものでした。謳い文句には「SF」サスペンスとありますが所謂Science Fiction要素は一切なく、タイムリープするファンタジー色の強い伝奇ものといった感じです。

ループものとしては、あくまでアニメという媒体に限定してですが「シュタインズ・ゲート」を超えた完成度を誇っていると思います。脚本や伏線管理だけでなく、最後まで高水準の作画も特筆すべきポイントです。キャラクター達の喋る「和歌山弁」についてはそれが真性なものかどうか自分には判断つきませんが、少なくとも雰囲気はでていました。

ループ設定についても斬新で、主人公の網代 慎平(あじろ しんぺい)は所謂「死に戻り」によるループをするのですが、それには観測限界“事象の地平線”(イベントホライズン)という制限が付きまといます。ようするにこれはループ開始から死ぬまでの期間が短すぎると「死に戻り」するための着地点を得られないという設定であり、これにより困ったら何度でも繰り返せばよいというご都合感を排除することに成功しています。また、ループするのは慎平だけでなく敵であるハイネも同様に記憶を保持したまま付いてくる形となるためループによるアドバンテージが必ずしもないところも作品をスリリングに彩っていました。

最初から最後まで一部を除き完璧に構成されていると感じさせられる作品です。原作は全13巻とのことで当然アニメでは詰め込み切れなかった描写はあるのでしょう。たとえば途中急に現れたと思ったら死んでいた和歌山北署の三浦さんの事情などは不明なままです。ですが慎平を中心とした主要キャラに関しては概ね説明しきっていると思います。

ラストについてもこれ以上無い、というよりこれ以外無いとすらいえる大団円だったと思います。ところが非常に感動的に仕上げられているのは確かだと思う反面、どういうわけか実際にはあまり感動できなかったのです。
これは一体どういうことなのか自分なりに分析してみたところいくつかの原因に行き当たりました。一つは、元々のテーマが「小舟 澪(こふね みお)を助ける」ということの筈だったのに少々そこから主眼がずれてしまったことがあげられると思います。勿論慎平は世界を実質的に救ったわけですから広い目で見れば澪も助けたとも言えます。ですが基本的に澪は戦いの場には居合わせていないために目立たず、代わりにいた影のミオですらも最終決戦である常夜には帯同させてもらえなかったこともあり結局慎平とウシオ二人の世界で終わってしまいました。
他にいたのが竜之介というのもどうだかなという感じでした。彼も主要キャラではありますが、波稲(はいね)との取ってつけたようなペアリングは果たして必要だったのでしょうか。ラストでは彼らは親子関係になってましたがこれもちょっとよくわからない流れです。作品として綺麗にまとめようとして逆に澪の存在を宙ぶらりんにしてしまったことが今一つ感動しきれなかった原因だったんじゃないかと個人的に判断しています。結局のところ、澪はただの当て馬のような存在でしかなかったわけですから。

他にも常夜での最終決戦に慎平の体を維持していた竜之介が出た後もそれほど大して堪えていない描写もマイナスでした。一応独白的に「酷い痛みが……」みたいなことを言っていたとは思いますが、いくらアドレナリンがドバドバでていたとしても腕まで切れた状態でいくら何でも余裕過ぎではないかと……

余裕過ぎと言えば、これは本編にはほとんど関係の無い話なのですが、そもそも慎平は小舟 潮(こふね うしお)と別の意味での家族になりたくて何の断りもなく単身東京の学校に進学したそうですが、どうして潮ちゃんみたいな美人が独り身のまま待ってくれてると思ったんでしょうね。例え将来を約束しあっていたとしても裏切られるのが現実並びにエロ漫画の世界の定石なのに彼のあの自信はどっから来てたんでしょう。慎平君、ちょっと俯瞰が足りてなかったんと違います?(いや、結果的に待っててくれたわけですから「潮は俺にベタ惚れw」との俯瞰的判断が正しかったということでしょうか。それはそれで自意識過剰の痛い奴だと思いますがw)

最後に伏線としての違和感を。
一番違和感あったのは1周目に宿屋のおじさんから慎平がひづるを探していたという証言です。これに関して作中慎平は3週目に何かに気づきます。それが何なのかは(少なくともアニメでは)明言されていませんが、色々考察を調べてみるとそれは影のシンペイが探してたことに気づいたとあります。慎平は1、2周目の葬儀の時既にスキャンされておりそのコピーがやったと言うわけです。
しかしこれは少しおかしいです。第一にひづるが全くのよそ者であるのならば東京から帰ってきた慎平の影に知人であるなどと称して探させるというのはわかりますが、彼女もまた地元の人間でありその存在を葬儀場にいた多くの人達に見られているわけですから直接関係性のない慎平を使うよりも友人である小早川 朝子の影を使うなどした方が適任だと思われますし、そもそも慎平はこの時まだオリジナルが存在しているわけですから二人存在することになる人間を使うのはどう考えても不自然です。
しかも宿のおじさんの話からすれば影の慎平はひづるの名前ではなく巨乳という身体的特徴しか伝えていません。これは慎平自身この時点ではひづるの名前を認識していないという意味では正しいですが、彼はシオリから派生している以上ひづるの名前を知らないのはおかしいですし、彼女を探すという意味においてはわざわざ伏せる必要のないことです。

そもそも本当に1、2周目の葬儀の時スキャンされたのが慎平だったのでしょうか?ハッキリ言ってあんな大勢の衆人環視の中でやるリスクを取る意味自体わかりませんし、仮にそうであるならば3周目以降の時彼をスキャンしなくなった意味もわかりません。ハイネからすれば慎平の重要度は何もわかっていない1,2周目よりもシオリのことを嗅ぎまわりだした3周目の方が遥かに高まっています。にもかかわらず1,2周目の時にはリスクを冒してまで行ったスキャンを3周目では慎平が小早川邸を訪れるまで行わないのはやはり変です。しかもその時慎平が小早川邸を訪れたのは偶然の産物に過ぎずハイネが予期できたわけではありません。ということは彼が訪れなかったら3周目では慎平のスキャンのチャンスがなかったかもしれないのです。やはりこの辺は少し物語の進行のための行動に見えてしまいやや残念な点ではあります。

とはいえこの件に関しては原作で明言されているのか自分は未読なのでわかりません。葬儀の時スキャンされたのはアランの方かもしれませんし、宿のおじさんのもとには実のところ誰も来ていなかったのかもしれません。つまり、おじさんは酔っぱらった状態であるが故に他の世界線の記憶、「シュタインズ・ゲート」でいうところのリーディングシュタイナーを発動しただけの可能性もあります。というかその伏線の方がラストで慎平と潮が記憶を保持している理由にもつながってくると思います(オリジナルの潮は早々に死んでいるので本来的に言えば影の記憶を保持していること自体もおかしいわけですが、波稲が現代に転生している現実よりはまだマシとは言えそうですw)。
ただいずれにしろあの時慎平が何に気づいたのかは不明のままです。実のところ、慎平がその時点に関して言えば単純に「自分の影が巨乳の女を探していた」と判断するのは間違いではないのかもしれません。あの時の彼はひづるが元々島の住人であることや、住民の多くが既に影に成り代わってることに気づいていないのですから。しかしながら俯瞰して考えれば自分の影がひづるを探すため人目につくよう動き回るということ自体おかしいということに気づかなければならないと思います。少なくとも周回しているいずれかの時点には。
そしていずれにしろハイネがどうしてそういう采配をしたかについてはやはり納得いく理由が見当たりません。慎平の影が独断でやったのだとしても、その場合はオリジナルの慎平を先に殺すことを考えなければならない筈なのでやはり不自然であることに違いないと思います。

他の疑問点としては潮の死体がどうなったのか?という点もあります。常夜で影のウシオは澪に集めてもらった自分の髪の毛で多少回復するものの元が少量なだけに大きく危機を脱するまでには至りませんでしたが、時期を考えればこの時まだ菱形医院には彼女のオリジナルの死体があったわけで、さすがに肉片を斬り落としたりとかしないまでも髪の毛をごっそりと持っていくことぐらい出来たと思うんですよね。それをしなかったということはラストの周回にはもう彼女の死体が無かったと判断するしかないと思うのですが、果たしてこの疑問は原作で解消されてるのでしょうか。

少々疑問点が長くなってしまいましたが全体的にはきちっと構成されつくしているためこの程度ではマイナス要素とはなりません。なので充分良く出来た作品であるという評価も変わりません。

ただまあ、やっぱり金髪碧眼スク水なんていうあまりにもあざとすぎるキャラ設定は正直なんとかならんもんかとは思いました。
ていうかこの作品に限ってのことでもないけどフランス人の金髪碧眼なんて割合どれくらいなんでしょうね?結構レアな気もしますが。

投稿 : 2023/05/20
閲覧 : 207
サンキュー:

19

ネタバレ

saku さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リゼロの日本版。1話目から面白い。

作画は凄く綺麗。タイトル絵でも分かるけど。
みおちゃん可愛い。
リゼロみたいな話だけど、舞台は和歌山県の島です。
主人公は死に戻りして時間をループしながら、身内や友人、愛する人を助けようとします。
島で起こってる謎を解明し、敵と対峙します。

謎が解明されていく流れはゾクゾクして、釘付けになるし、それぞれのキャラが個性生かした戦い方してるのも面白い。

謎が解けたあとの終盤のシデとの戦いはややマンネリを感じて、スキップしがちでした。

迷ってたら見て損は無い作品。

投稿 : 2023/05/17
閲覧 : 115
サンキュー:

2

ネタバレ

そうま さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高だった

この一言に尽きる

投稿 : 2023/05/12
閲覧 : 81
サンキュー:

1

§レイン・スターク§ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

★★★★

2023.05.09 ★★★★(4.0) 1度目観賞評価

投稿 : 2023/05/09
閲覧 : 109
サンキュー:

0

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サマータイムレンダのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
サマータイムレンダのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

サマータイムレンダのストーリー・あらすじ

「潮が死んだ―――。」幼馴染・小舟潮の訃報を聞いた網代慎平は、2年ぶりに故郷である和歌山市・日都ヶ島に帰ってきた。家族や友人との再会。滞りなく行われていく葬儀。しかし、親友・菱形窓は「潮の死には不審な点があり、他殺の可能性がある」と慎平に告げる。翌日、近隣の一家が突如として全員消えてしまう事件が発生。時を同じくして、慎平はある不吉な噂を耳にする。「自分にそっくりな“影”を見た者は死ぬ。影に殺される――!」さらに、潮の妹・澪が「お姉ちゃんが亡くなる3日前に影を見た」と言いだして......!?紀淡海峡に浮かぶ夏の小さな離島で、時をかけるSFサスペンスが、今幕を開ける――!(TVアニメ動画『サマータイムレンダ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年春アニメ

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