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「ダンス・ダンス・ダンスール(TVアニメ動画)」

総合得点
73.5
感想・評価
129
棚に入れた
426
ランキング
987
★★★★☆ 3.8 (129)
物語
3.9
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.8
キャラ
3.7

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ダンス・ダンス・ダンスールの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こっちの世界も熱かった!!

母の千鶴が営む五代バレエスタジオの娘、五代 都。
クラスには少年時代、バレエに魅了された経験を持つ元気いっぱいな少年、村尾潤平がいました。
都は潤平のバレエ映えする身体能力を見て自らのバレエスタジオに
誘います。
そんな出会いから始まる
クラシックバレエに情熱をぶつける中学生達の青春物語です。

私の人生で全く接点のなかったクラシックバレエの世界。
前に観た社交ダンスを舞台にした「ボールルームへようこそ」も
知らない世界を知れる楽しさがあって、そこで青春を燃やすストーリーはとても熱くて面白かったので今作も期待しちゃいます。

序盤は思春期真っただ中の潤平が、周りの目、恥ずかしさから
魅力を感じているもののバレエと素直に向き合えません。

私事ですけど娘が長年ダンスをやっています。
年に何回かはダンスコンテストや発表の場に行くことが
あるのですけど、思春期の男子ってまだまだ少ない印象です。

でも中にはいるんです、カッコ良い男子のダンサーが!!
ダンスで表現する喜びを知ってる男の子達は、堂々としてるし
楽し気に踊る姿は目を引きます。

他の人の目なんて関係ない、自分が好きな事を堂々とやっている姿は
素敵です。
カッコよくてその若さでセクシーなんて羨ましい限りです。

好きな世界を堂々とってちょっと違うのかもしれないけど
いい年して自分も最近アニメが好きって自然に言えるようになった気が
します。
好きを周りを気にせずに謳歌出来るって良いですよね。

序盤の潤平は男らしさを履き違えてます。
嫌ってた森 流鶯(るおう)がクラスでの虐めで
無理やり全校生徒の前に一人女装で立つことに。
そこでの圧倒的なパフォーマンスを目撃したのをきっかけに
ようやく潤平はバレエに真摯に向き合うようになります。

正直、流鶯が虐めに合う一連の下りはかなり胸糞が悪かったです。
潤平にしても、その友達にしても人を傷つけた事って
なかった箏になるの?って正直ありました。

4話以降の潤平はそれまでとは打って変わって良いやつに。
そしてこの物語は潤平がバレエが好きだって気持ちをさらけ出して
好きって気持ちに正直になってからが面白くなります。

舞台映えする人っていますよね。
自分が観てきた実際のコンテストとかでもひときわ目を引く、
いつの間にかに目で追っちゃう人がたまにいます。
潤平はそういうものを持っている人なんでしょうね。

そんな力を持つ潤平を流鶯も意識せざるを得ない。

洋舞祭りでの姫を前にした潤平の王子VS悪魔ロットバルトの流鶯。

王子死す場面なのに生き返るシーンに最初笑いましたww
何度でも王子を殺すべく悪魔が乗り移ったかのごとく全身全霊で舞う流鶯は凄みがありました。

審査委員長として潤平を全否定する生川綾子については
最初こういうのを否定する頭の固い人いるよねって潤平と一緒で
自分もそんなふうに思ってました。
でもまさに潤平と一緒で自分も考えが浅いなって思わせる
展開が待ってることに唸ります。

生川でのサマーレッスンで潤平は基礎のなさに凹みます。
謙虚で言われたことを素直に修正する姿。
そんな吸収力の凄さも彼の天才たる所以なんでしょうね。
涙を流して流鶯に誤ることが出来るように成長した潤平に序盤で
感じた不快感はもうありません。

このサマーレッスンでは恋の行方も一気に進展していきます。
女の子達ってON,OFFで変わりますよね~。
バレエでの髪をアップにした姿から普段の髪型に戻ってメイク
した時、そのギャップに自分もですけど男達はやられてたのでないでしょうか。

お互い顔を真っ赤にしながらも大胆過ぎる
あのキスシーンはヤバかった~~。
本を片手にって・・本当にこの二人中学生なんですか!?ってくらい
オシャレだしドキドキが伝わる素敵な光景でした。

それなのに~~・・・・。
こんなにも幸せ絶頂の二人が、どうしてそうなってしまうの
って展開が切なすぎます。

スナック菓子大好きになった時から都が全てだった流鶯。
その半生のほとんどを捧げてきた渾身の踊りを前にしてさえ
おばあ様は
母である真鶴の変わりでしかなかったかのごとく、真鶴と呼び続けます。
あまりにも残酷なシーンはやるせなくて悲しいです。
あれを見てしまっては都もそういう選択するしかないかもですね。

ちょっと前まであんなに幸せそうだった都。
潤平の走り去った足跡を眺めて立ち尽くす姿が切なすぎます・・。

五代家と・・好きだった都と別れる決意をした潤平が次のステップへ
走り出します。
生川綾子の腕を引っ張ってまでして引き留めてでのラスト演技。

粗削りだけど、持って生まれたキラキラパチパチの光輝くオーラ。
圧巻でした。
自分も前にダンスコンテストで一人の少女のダンスを観てて
突然涙流れちゃったことあります。
確かに上手い子だったんだけどなんか感情に訴えるような説明出来ない
パチパチッてやつなのかな~、背中がゾワっと着てしまうような
感動する瞬間があったんですよね~。

だから潤平の踊りで涙を流してるスクール友達の姿に共感出来るとこ
ありました。
(ピアノのおばあちゃん良かったです。
  潤平に合わせるアレンジ、良い味出してました)

生川綾子に認められスカラシップをゲットした潤平の今後、
そして生川でのバレエレッスンを通して
お互いがバチバチッってきちゃった夏姫と潤平が高めあうんだろう?
その後の展開を期待しちゃいます。

OP YUKI /「鳴り響く限り」
伸びやかな歌声が好きなYUKiの楽曲に毎度上がります!
踊りだしたくなるようなメロディーはもちろん、テンポに
合せて動くアニメーションがピッタリハマってるのも素敵でした。

ED ヒトリエ / 「風、花」
ちょっと鼻にかかったような甘い歌声、アップテンポで
聴きやすいメロディーでこちらも良い。
美術スケッチのようなオシャレな絵も印象的でした。

熱くてビリビリ、ピカピカ、ドッカーンがワクワクしちゃう
とっても素敵な作品でした。

投稿 : 2023/04/15
閲覧 : 176
サンキュー:

19

ネタバレ

chikuwa さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

漫画やアニメも時代はジェンダーフリー?男子中学生が主人公のスポ根クラシックバレエ

【感想(最終回までのネタバレあり)】
{netabare}
・題材は珍しいけど中身は超王道のスポコンで非常に分かりやすく面白かった
・クラシックバレエの知識があればより楽しめると思うけど、なくても問題なく楽しめた
・ダンスのシーンは気合入ってて見応えあり。特に5話のラストは何度も見返すくらいすごかった
・3話はちょっとイジメの内容がひどすぎる。潤平の言動もおかしかったし、あの後イジメがどうなったのか、加害者たちがどうなったのかも語られないしで、潤平が他の全てを捨ててバレエに専念するキッカケとなる出来事としては十分説得力があったけど、それ以上に不快だった
・ラストは意外な展開。個人的には都は潤平とくっついて欲しかったけど、潤平と夏姫のダンスももっと見たかったからこれはこれでありかな
{/netabare}

【各話評価】
{netabare}
基本は○、良いと○→☆→☆☆と星が増える、悪いと○→△→×となる

1話 やるわけねーだろ、バレエなんて! ☆
2話 これはっ……友達になれないタイプだっ! ☆
3話 男らしいって、なんだ? △
4話 俺、もうバレエ踊っていいんだッ、ぜっ ○
5話 死ね、ねーだろっ ☆☆
6話 俺、なんでバレエやってんだ? ☆
7話 ひぃ~、もうっ、恥っ ☆
8話 あーもっかいやりてぇーっ!!  ☆
9話 俺だって、もっと上手くなりてぇんだよっ! ☆
10話 都は、あいつの側に……いてやんなきゃ ○
11話 あ、俺、クラシックバレエ、好きかも ○
_______________________________________________________________________________
☆☆☆☆ 超神回:1年に1回あるかないか  ☆☆☆ 神回:1クールに1回あるかないか
☆☆ 優秀回:何度も見るくらい面白い    ☆ 良回:非常に面白い
○ 並回:普通に面白い  △ イマイチ:一部面白いところもある  ×:つまらない/視聴断念
{/netabare}

【全体評価】
{netabare}
基本は各話評価の平均点、突出して良かった回悪かった回や最終回の良し悪しで多少変動

上の下  各話評価平均点 0.64(7/11)
_______________________________________________________________________________
☆:1つにつき1点 ○:0点 △:-1点 ×:-2点 視聴断念:-100点
上の上(あにこれ評価 5.0)1.3点以上:数年に1つあるかないか
上の中(あにこれ評価 4.8~4.9)1 ~ 1.3点:1クールに1つあるかないか
上の下(あにこれ評価 4.5~4.7)0.5 ~ 1点:非常に面白い
中の上(あにこれ評価 4.0~4.4)-0.2 ~ 0.5点:普通に面白い
中の中(あにこれ評価 3.5~3.9)-0.4 ~ 0点:普通
中の下(あにこれ評価 3.1~3.4)-0.4 ~ -1点:イマイチ
下(あにこれ評価 3.0)-1点以下:つまらないor視聴断念
{/netabare}

投稿 : 2022/11/05
閲覧 : 129
サンキュー:

5

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

[最終話 11話 「あ、俺、クラシックバレエ、好きかも」まで見ました]実は放送前の番宣番組を観てから実はとても気になっていました。

視聴前収集情報は番宣特番が全てで、いつも通り原作完全無知です。
公式サイト
https://danseur-anime.com

[最終話 11話 「あ、俺、クラシックバレエ、好きかも」まで見ました]実は放送前の番宣番組を観てから実はとても気になっていました。

今季のアート枠な訳で、本作も素晴らしいできだと思います。クラシックバレエを踊りたいという熱意、それが心地ヨク伝わってきます。


本作を視て少しだけバレエに関する理解が深まったような気がしました。ある男性の有名少女漫画家さんが、44歳になってからバレエを始めたと、ラジオの番組で話していたのを聞いたことがありましたが、その時はなぜそんな不可解なことを、と思ったのですが、本作を視て何となく腑に落ちた気がします。踊りの中に様々な情報がこんなに詰まっているものだとはワタシでは想像できませんでした。そして、型の重要性が、おそらくは共通言語や基準点のようなものを提供する、そんな気がしてきました。
 それでもやはりバレエを進んで視たいとは思いませんがw、本作を視て自分の知らない領域の拡張ができた気がするのでヨカッタと思います。
 あと、登場キャラの少年少女たちにはこの後どんな未来になっているのか、原作無知なので知りませんが、みな各々の幸せに辿り着いて欲しいです。
 都も流鶯も潤平も、多少大人っぽい面はあっても、まだ幼さの残る年代、特に潤平以外は狭い世界で生きてきたことを考えると、都が結局、流鶯の傍を離れられないことは、なるほど自然と、腑におちます。おそらく都は、潤平から身を引いたという意識でフッタという意識はないと思います。それは、潤平が、この自分の思いが叶わなかったことを直ぐに思い出にして、新たな世界に容易に進めることを都がよく理解していると考えれるから、です。結局、都から見て、潤平は理解の届かない存在なのでしょう。そして、何よりも3人とも、恋と恋でない何かのとの区別ができるまでに成長しきってはいないでしょうから、この成り行きはワタシ的には不自然な気がしません。
 本作を推すかといわれたらバレエ無知で、作中劇のメタファーに倣っているせいなのか、はたまた今後のストーリー展開のためなのか、一般的なラブストーリーとは展開が異質なので、ワタシでは判断できかねます。なお、続編が出たらワタシは視たいです。

投稿 : 2022/08/11
閲覧 : 109
サンキュー:

4

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いやぁ~ いいね 面白いね

才能と努力 この手のお話は いいですよね
続きがとても気になる

投稿 : 2022/08/07
閲覧 : 107
サンキュー:

3

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 原作は漫画とのことで、バレエを扱った漫画は過去に幾つか読んだことがあるが、その全てが
いわゆる少女漫画で、男性のバレエダンサーを主人公にした作品は個人的には初めて。
 主人公の村尾 潤平がバレエを始めること自体に葛藤があったりするが、こういう部分は
男性ならではという感じで、女性バレエものでは見られなかったもの。
 妹がその昔バレエスタジオに通っており、その頃は男性バレエダンサーが少ないことによる
苦労みたいな話を聞いていたが、今もそんな感じなのかな。
 昔に較べて男性バレエダンサーの一般的知名度が上がったし、ダンスという広い括りだと
学校教育で必修科目になったりと、昔よりは抵抗感が減ってきているんじゃないかなとは
思うけど。

 ジャンル的には最近増えてきたアート系や文系などをメインモチーフにして、プロットは
スポ根ものに近い「非スポーツ系スポ根もの」?の範疇にある作品だと思うが、体を使うと
いう部分においては通常の競技スポーツとなんら変わるところのないものであるため、
映像的には他のこの系統の作品に較べて、通常のスポーツものに近い印象で、鍛え抜かれた肉体の
美しさというものが随所に感じられる。

 潤平、五代 都、森 流鶯の3人の中学生のバレエダンサーを主軸に話が進んでいくが、これが
バレエの男女ペアの問題だけでなく、恋愛も含めた人間関係に波及しているものだけに
なかなかドロドロしたもの。
 最終的には都と流鶯という組み合わせになったが、都は「流鶯のための行動」といった感じで、
そこにバレエダンサーとしての自分はないようだし、流鶯は流鶯で精神的に弱い自分を
支えるための都という感じになっており、この先あまり幸せな未来が見えない。

 潤平に関して、序盤における態度の悪さで結構ヘイト感を集めていたようだが、自分なんかは
中学生が精一杯自分の我を出そうとしており、むしろ可愛げを感じてしまった。
 この辺の感じ方は視聴者側の年齢なども影響しそう。

 終盤において潤平が「五代バレエスタジオ」と「生川はるかバレエ団」の選択を迫られるが、
これは伝統の模倣と自身の創造という問題を含んでおり、伝統芸能を扱った他作品でも
見られるもの。
 この手の作品の主人公が「生川はるかバレエ団」を選択したのは意外な感もあったが、他の
ダンサーと違って基礎のない潤平にとっては今は土台作りの時期でむしろ最良の選択かな。
 ただ、あくまで過程の選択で、最終的には生川 綾子の望むものとは違う道を歩みそうで、
本作は長い序章を見た感じ。

2022/08/01

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 125
サンキュー:

7

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

スポーツ?いえいえ、芸術です! それだけ?いえいえ!!→

→{netabare}ラブロマンスでもあります!
それも、とびきりキュートな♡{/netabare}

「今期は全部観終わってから、感想書くつもりだったけど、
なんだかやっぱり、お気に入り3作品が、ぶっちぎりなので」の、
現在第1位が、これです(*^▽^*)

タイトルに書いたとおりですけど、
スポーツアニメと思って観ると、違和感は強いかも。
ここは、インフレ起こしがちなスポーツアニメとは一線を画する、
わずか40cmの跳躍の、姿の美しさと着床の音の静けさを、堪能して戴きたいって、
強くつよく、思います!
(少なくとも、私は、たった40cmの跳躍がこんなに高く、キレイに見えるというだけで、感動しちゃっています(≧▽≦)、8話の前までは。)

マイナースポーツアニメと文法の似た、バレエレッスンやステージの緊迫展開。
「天賦の才」と「男らしさのイメージ」が葛藤起こしてせめぎ合ったり、
エリートとも言えるダンスールが引きこもり?って見せておいての、
まさかまさかの、セーラー服(←!)での見事なダンスに魅せられたり。

面白い。
面白いけど。。

ちょっと「芸術」に寄り添い過ぎていて、マニアック?
好きな展開だけど、アニメとしては、ちょっと地味かな?
なんて感じで鑑賞していました。
なので、毎週、楽しみに観てはいたけど。
ずっと私の中での順位は、今期2位か、3位。
そんな感じでした。

それが!
8話にして、一気に満開、大炸裂!!!
本渡さん、こんなに生々しく艶のある演技できちゃうんだ!
というか、
なにこの二人?!(もちろんジュンペイ君とミヤコちゃんです)
フランス人ですか???って、
思わずビックリな素敵感いっぱいのラブシーン!

それなのに、
それも、ミサキ君が仕組んで、
ライバル二人を葬ってやろうという、謀りごとにまんまとハマっちゃってる訳で。。。
この先の展開がまったくわからないし、
凄いことになりそうで、
ドキドキなんですけど。。。

それにこの8話、
実は、ナツキちゃんとジュンペイが絡んで、
封じ手だった「アニメ的」表現で、
覚醒の予感を感じさせてくれる素敵な跳躍シーンが描かれていて、
硬派な求道アニメとしても素晴らしくて、
今期いつも2位か3位だったのが、
いきなりトップになっちゃったんですけど・・・

ここから先、
あと、たったの4話で、どう話をまとめるの?!
っていう、それが目下の最大の懸念ではあります(◎_◎;)
っていうか、原作ストックあるんだし、ゼヒぜひ、
この先も制作して{netabare}ください!!!!



と思っていたら、残り、たったの3話で終わっちゃったぁ。
9話で滅滅・・・
10話が鬱鬱・・・
それでも春アニメじゃいちばんだったと思いますけど。

ミヤコちゃん可哀想すぎ。
ルオー悲しすぎ。
ジュンペイのラストも、きっと本当はこんなんじゃ無かったって思うんです。
ルオー君という最高のダンスールを生かすために、ミヤコちゃんもジュンペイ君もなぜ恋を捨てなくちゃならないの?
なんとなく3人それぞれに、この先の進む道を見せての、みんながまるく収まるエンディングという感じなんでしょうけど・・・

とにかく、こんなんじゃ嫌!
どうしたって、このままじゃ納得できない!
つづきを、きっと、必ずやって、{/netabare}このモヤモヤ、吹き飛ばして欲しい!!

投稿 : 2022/07/26
閲覧 : 284
サンキュー:

26

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ボールルームへようこそと比べてしまうと・・・

原作未読(2022.7)
OPはYUKIさんで、自分は「坂の上のアポロン」以来かな。製作もMAPPAさんという事で期待もあり、最後まで楽しんで視聴したのですが、何かちょっと足りないというか、何なんでしょう?
因みに「ダンスール」とは仏語でバレエで男性舞踊手の事のようです(女性はダンスーズ)。
姉のバレエの発表会で一人のバレエダンサーの演技に心を奪われた主人公はバレエを習う決心をしますが、直後の父の死をきっかけに気持ちを封印しバレエとは無縁の生活を8年間送ります。中学生になり、親がバレエ教室を営む転校生と出会い、彼は再びバレエへの憧れを思い出し運命の歯車が動き出します・・・。
中々に登場人物が曲者揃いというか人間味が濃いです。特に主人公は厄介です。人によって好き嫌いが分かれると思います。特にアニメの中盤以降はその無自覚な感覚だけで行動してしまう為、あまりに自己中的にも映ります。しかし、まだ14歳ですからね。その辺はやたら空気読む事ばかり優先する子供なんかよりいいじゃない?位で見てあげるべきかも知れません。なんせこの作品、天性の才能が全てって言われてるような気持ちになりますし、主人公はその才能の塊なわけで。
何か足りない・・・それは才能がなくては努力でどうにもできないという絶対的否定の上に更なる努力を強いられる絶望感と舞台での演技シーンが1回しかなかった事ですかね。
先が気になるのでちょっと続き読もうかなぁ。

私のツボ:スクールに子供は戻ってくるのだろうか?

投稿 : 2022/07/18
閲覧 : 170
サンキュー:

9

ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

スポコン物の中でも群を抜く凄惨で深い人間ドラマ!

 狂気に満ちた生い立ちによる、流鶯の救いようのない呪いが、都の包み込むような愛によって解かれる瞬間、あまりに感動して涙してしまいました。そして、潤平が五代のスタジオから決別して及川へ移籍するときの覚悟、それによって目前まで手に入れかけていたスカラシップの座をかすめとられてしまうミサキ。残酷で冷酷なこの世界の現実を見せつけられました。
 踊ることで自分を表現するしかない流鶯、それにほれ込みもっと流鶯に踊り続けてほしい、自分がそれを見たいと心から願う都、今時点の自分の表現よりももっとすばらしい表現を目指したくてしょうがない潤平、潤平の才能を見せつけられ、ルール違反にも納得するしかなかったミサキ。この作品の登場人物は、絶対的なクラッシックバレエの価値観を共有しています。その凄みが伝わってくるし、そこから生まれるドラマが実に感動的に描かれていました。
 いや、良いものを観ました。ここで完結してもいいくらいの作品です。傑作です。傑作認定です。

投稿 : 2022/07/10
閲覧 : 148
サンキュー:

12

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

予想に反してめっちゃ良かった!

原作:漫画 未読

感想

クラッシックバレエの事なんて全く知らないし、生で見たこともなかったので、正直全然興味ないし、期待しないで観たんだけど・・・徐々に面白く感じてきて、気づいたら毎週楽しみに観てました。

潤平が元々やりたかったバレエを始めてからは、どんどん上手くなって楽しそうにしてる姿を見てると、こっちまで嬉しくて楽しく観れました。
こういう、主人公が成長する様だけじゃなく、恋の3角関係もあり、見応え十分でした。
潤平、都、流鶯
最初は都に片思いだったけど、楽しそうにバレエする姿や、急成長する潤平に惹かれ初めた都。
潤平からのキスを受け入れ、これから二人付き合い始めるかと思いきや、流鶯には都が必要だと感じた潤平は、都と別れることに・・・
ココ、めっちゃ切なくてやるせなかったですわ。 ><
流鶯って、お婆さんの影響でコミュ障の陰キャに育ったもんだから、誰かが心の支えにならないと危ういんだよね。
なんかズルい。
んで潤平は、自分を気に入ってくれ、日本人でもバレエで1番を目指す五代バレエスタジオを辞め、ヨーロッパ主体の生川はるかバレエ団に入団しちゃうんだよね。
う~ん 正直、都の母親の五代スタジオで、生川はるかを見返す下克上が見たかったなぁってのがあったんだけど、これはこれで今後どうなるのか?逆に気になる展開です。
こっちには、バレエとの相性が良い 生川綾子の娘 夏姫とのこれからが楽しみだし、もしかしたら二人がくっつくの?なんて予想できたり。。。
でも、できれば潤平には、最後は都と上手くいって欲しいなって思えたり。
めっちゃ続きが気になります!

作画も、手の指先から足の指先まで綺麗に描かれてて、めっちゃよく動いてたので素晴らしかったです。

声優さんも、キャラに合った声と演技で全く文句なしです。

原作が今のところ23巻まで出てるようなので、ストックは全然あるだろうから、是非続きが観たいです。
2クール作品の風格だったので、てっきり2クールだとばかり思ってました。
なので全11話だと知らされたときは、めっちゃガックリしましたよ。

絶対 2期 オナシャス!!

投稿 : 2022/07/09
閲覧 : 166
サンキュー:

29

ネタバレ

しるくぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

男性描写が上手くない、下手。

この作者は女性であり、男性を主人公にした物語には向いていない。
主人公は少年でありながら心情描写がまんま少女感覚です。
「女性が考える男性」ならまだしも、登場するすべての男性キャラが「外見は男性、中身は女性」というものなっています^^;
男性描写が物凄く下手くそです。
なので男性から見て、まったく共感も出来ないし言動に理解が出来ません。

逆に「すべて女性キャラ」として見れば腑に落ちてしまいます。
男性キャラではなく女性キャラとして見れば「ああ、やりそうやりそう」て感じです。
イジメシーン等もやる事成す事、女性ならではの陰湿さがあるものばかり。
男性キャラなのですが男性によくあるイジメではなく、女性によくあるイジメ内容ですw

本作品に高評価を付けている方は、ほとんど女性視聴者の方じゃないですかね?
女性視聴者が見れば''男性キャラだけど''共感できる部分が多く、男性視聴者が見れば意味不明な作品となっています。

投稿 : 2022/07/04
閲覧 : 125
サンキュー:

4

ネタバレ

Jeanne さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

スポコン系として完成度の高い作品

全11話

MAPPA制作。男子バレエのスポコンアニメ。
大好物のスポコン系でMAPPA制作、同じようなダンス系でボールルームへようこそが好きだったので期待していましたが、予想以上の面白さでした。

最初はバレエに興味があるのに素直に好きになれなかった主人公の潤平が、バレエの楽しさに気が付き、周りの人々との関わりの中で成長していくストーリーです。

潤平がバレエを本気で始めるきっかけになる流鶯の存在や、都、五代先生、生川先生やバレエ教室の仲間など登場キャラが魅力的で、最初は不快に感じた潤平の学校の友達や生川先生も含めて話を面白くする要素として機能していたと思います。

特に好きだった回は第5話の白鳥の湖を踊る回です。
王道ではない邪道なダンスを披露して観客を沸かせますが、生川先生に酷評されるという展開は面白かったですが、バレエをやっている潤平を馬鹿にしている友達が見に来て感動している展開は好きでした。

作画に関してはダンスシーンが多いので作画カロリーの高い作品でしたが、さすがのMAPPA制作と言うこともあり、最初から最後まで安定していました。

最終的に五代バレエ教室ではなく、生川バレエ教室を選んだ潤平の選択は意外性があり、流鶯や都との関係はどうなっていくのか気になる終わり方だったので、2期を楽しみに待ちたいと思います。

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 139
サンキュー:

9

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

MAPPAでダンスアニメ。大いに期待しましたが期待以上の出来

1話感想 4.4 MAPPAでダンスアニメとか期待するしかないですね
MAPPAは毎回ある程度以上クオリティの高いアニメを作ってくれるので期待しています。
バレェダンサーですね。
1話としては主人公がバレェダンスを始めるかどうか悩む、というか男なのにダンスをやるなんて格好悪いとか恥ずかしいとか、体面を気にしてグダグダするスタートでした。
正直ちょっとイラっとはしたのですが…
でも、実際恥ずかしいですよね。自分だったら照れずにやる自信は無いです。

しかしその背中を押す、貴方はダンスをやる人間でしょう、という言葉がぐっと来ましたね。
心に突き刺さりました。
クオリティは申し分無く感動もできそう。
大いに期待大なスタートです。続きが楽しみです。

全話感想
とても素晴らしかったです。

今どきの読者視聴者はストレスに弱いそうなので、なかなかダンスを始める決断ができない主人公という、序盤のストレス展開で脱落した人も居たのでは。
しかしそれを乗り越えて本格的にダンスが始まると、さらに飛躍的に面白くなっていきました。
ストレスがあってこそ溜めになってより羽ばたくという効果はあるので、ストレスでもう無理、と脱落しないで欲しいですね。
ただ脱落しないためにはストレス以上の面白さが存在すれば良いわけで、本作には間違いなくそれがありました。

あと、CMで流鶯と仲が良さそうな様子を流していて、これはネタバレ的にどうなの? とは思う反面、今は仲が悪いけれど今後仲が良くなるのかな、と期待が持てたので、これは良いネタバレだったかもしれません。

作品の内容は、もう素晴らしいの一言ですね。
ダンスシーンから、各キャラ、その選択から、本当に面白くて、続きが気になって仕方ありません。
2期はどうなのだろう…是非やって欲しいですが。

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 175
サンキュー:

10

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

男子がバレエをはじめて、王子を踊る資格のあるダンスール・ノーブルを目指すおはなし。。

公式情報 
{netabare}
INTRODUCTION
{netabare}
ダンスール・ノーブル――それは王子を踊る資格のあるバレエダンサー。 中学二年の村尾潤平は、幼い頃バレエに魅了されるも、父の死をきっかけに「男らしくならねば」とその道を諦めていた。 だがある日、彼の前に転校生の美少女、五代都が現れる。 都にバレエへのあこがれを見抜かれ、誘われた潤平は、都の従兄弟である森流鶯と共に、本格的なバレエダンサーへの道を歩みだし、世界最高峰のダンスール・ノーブルを目指す! すべてを犠牲にしたものだけが、立つことを許される、美しくも厳しいクラシックバレエの世界。完全な初心者である潤平の運命は!? 大人気漫画家・ジョージ朝倉、初のテレビアニメ化! MAPPA(制作)×境宗久(監督)が挑む、バレエダンサー達の熱き青春バレエストーリー!!
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スタッフ{netabare}
原作:ジョージ朝倉『ダンス・ダンス・ダンスール』(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中)
監督:境宗久 
シリーズ構成:成田良美
キャラクターデザイン:長谷川ひとみ
総作画監督:長谷川ひとみ、小美野雅彦、黒岩裕美
副監督:清水久敏
バレエ演出:大谷肇
バレエ作画監督:桑原剛、小笠原篤
美術監督:藤野真里
撮影監督:八木まどか
CGディレクター:鷲田知子
色彩設計:田辺香奈
編集:長坂智樹
音響制作:dugout
音楽:未知瑠
振付:宝満直也
制作:MAPPA

主題歌
OP:「鳴り響く限り」YUKI
ED:「風、花」ヒトリエ
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キャスト{netabare}
村尾潤平:山下大輝
森 流鶯:内山昂輝
五代 都:本渡楓
安田海咲:天﨑滉平
田倉大和:西山宏太朗
生川夏姫:福圓美里
姫乃小路 寿:井之上潤
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1話ずつの感想


#01「やるわけねーだろ、バレエなんて!」
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公式のあらすじ
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幼少期にバレエを諦めた中学2年生の村尾潤平は、「男らしく」あろうとジークンドーに精を出していた。そんなある日、潤平の“跳び蹴り”を見たクラスメイト・五代都から、一緒にバレエをやろうと誘われる。わけもわからず連れてこられた場所は、彼女の母親が開いたバレエスタジオ。そこで、「あのとき」の感覚が蘇り……。
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感想
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あらすじのおはなしで、小さいころ見たバレエが忘れられなくって
ひそかに練習とかしてたバレエツンデレ男子の潤平クンが
気になる女子の都に誘われて、つい都ママのバレエスタジオに行ったら
口ではツンだけど、実はデレだから、断れなくってレッスン始めちゃった。。

周りからバカにされるのがイヤで、こっそり練習に行ってたけど
サッカークラブの合宿を機会に先生から、サッカーも格闘技も捨てて
バレエに集中するように迫られた。。

あと、五代家には、引きこもりのバレエ男子も住んでて
潤平クンのライバルになりそう、ってゆうおはなし。。



キャラデザは、手足の細い八頭身で
大きな目にはいつも涙があふれそうになってるってゆう
少女マンガによくありそうなキャラ^^

おはなしは、部活物とかにありがちだけど
潤平クンの思いは伝わってきた。。

ただ、バレエツンデレの潤平クンと口の悪い先生(都のママ)が
言い合うところはギスギスして、ちょっと引くかも。。

これから熱くなっていきそうだから、何話か見てみる☆
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#02「これはっ……友達になれないタイプだっ!」
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公式のあらすじ
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都と一緒に『白鳥の湖』を鑑賞する潤平。最初は入り込めずにいたが、一流ダンサーの踊りを目の当たりにし、心を奪われる。ますますバレエに惹かれていく潤平は、都から「一緒に踊ろう」と誘われ、彼女と踊りたい気持ちを募らせていく。しかし、思いがけず目にした都と親しい流鶯の美しいバーレッスンに、衝撃を隠せず……。
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感想
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せっかく白鳥の湖を見に行って、悪魔、姫、王子の演技に感動して
やる気になったのに
それに、流鶯クンは悪魔役って言われて、王子役は自分だけなのに
流鶯クンの踊りを見て、自分がサルに思えてきて。。

それから帰り道、いっしょになった都から
潤平クンだったら流鶯のいい仲間になれると思って誘ったみたいに言われて
流鶯がいれば自分はいらないんじゃないか、って思い出して
そうゆう時にかぎって、あちこちから望まれる。。

そんな時、流鶯クンが転校してきた、ってゆうところでオシマイ。。



何だろう。。
潤平クンは踊りたいってゆう気持ちはあるみたいなんだけど
まだ、迷ってる感じなのかな?

ちょっとしたことで、心が動いてるみたい。。

とくに潤平クンの、バレエしたい動機には
都に好かれたいってゆう気持ちがあって
したくない動機には、男らしくない、ってゆう思いがあるから
純粋に踊るのが好き、ってゆう気持ちとは違うみたい。。

でも、それでもいいのかな?

流鶯クンが転校してきて、ライバルになったら
やる気が出るのかな?

いまだにフラフラしてるの見ると、イヤだなって。。
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#03「男らしいって、なんだ?」
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公式のあらすじ
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流鶯が登校するようになり、潤平はバレエを習っていることがバレないか不安で仕方がない。しかし、流鶯は他の生徒と交わらず、孤立を深めていく。その上、兵太に目を付けられ、いじめの標的に。潤平はその様子を見ていることしかできず、都ともバレエとも疎遠になっていく。「かっこよくありたい」潤平の選択は……?
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感想
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あらすじのおはなしで、流鶯クンが転校してきて
周りと打ち解けようとしないから、イジメの対象になってくんだけど
潤平クンもそんな流鶯クンにイライラして当たったりして
前半は救いがなくってイヤーな感じだった。。

後半、クラスの出し物にムリにひとりで引っ張り出された流鶯クンが
楽しそうにバレエを踊るところから、急に空気が変わって
潤平クンが感動して泣きだすところで、空気が軽くなってよかった☆

バレエをするために部活をやめる、って言った潤平クンはカッコよかった☆
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#04「俺、もうバレエ踊っていいんだッ、ぜっ」
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公式のあらすじ
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バレエに本気で取り組み始めた潤平は、バレエ大国・ロシア最高峰のカンパニーでダンスール・ノーブル(王子を踊る資格のある男性ダンサー)になると宣言。千鶴も期待しているようだが、相変わらずバーレッスンだけの毎日。しびれを切らし、『白鳥の湖』の振りを披露するも、千鶴に「バレエになっていない」と言われてしまう。
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感想
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親の許可ももらって、正式にダンスができるようになった潤平クンは
バーレッスンに飽きて、自己流のダンスを見せたんだけど
クセがひどすぎて、基礎からやらなきゃダメって言われて
1か月でシューズをはきつぶすくらい、夜もほとんど寝ないで練習した。。

そんな潤平クンを冷ややかな目で見る流鶯クンは、千鶴先生との約束で
奨学金をもらっていい先生に教えてもらうのに必要な
海外のコンクールに出られるようにしてもらうため
学校に行くことと洋舞祭りでMVPを取ることを条件にされてるみたい。。

都のキゲンも良くなったし、バーレッスンも卒業。。
ただ、流鶯クンとくらべられるから、演技より細部に気を配るように
って言われて、彼が出てくる夜を待って
ロットバルトと王子のパートを合わせようってたのんだ。。

流鶯クンはテキトーに合わせてきたから
彼がみんなの前で踊った時のことを話し、すごかった!ってゆうと流鶯クンは
潤平クンがみんなの前でおどけて、かばったからイジメられなくなっただけ
って、否定。。

それで潤平クンは、あの踊りが自分の人生を変えたって熱く話して
「ありがとな」って。。

でも、それで帰ろうとして「あとひとつ。。
お前が引きこもってる間に、追い越す!」って宣言したところでオシマイ^^



こんな感じのスポ根モノにありがちな
先走る主人公が、基礎をサボって目立つパートだけやりたがるんだけど
ダメだってゆうのを自覚して、反省して、他人の何倍もがんばって基礎錬をし
認められていく、ってゆうおはなしで、テンポが良かった☆

流鶯クンにも、潤平クンの思いは伝わったみたいだったけど
これからどうなるのかな?
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05「死ね、ねーだろっ」
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公式のあらすじ
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洋舞祭り当日。潤平たちが踊るのは『白鳥の湖』のラスト。都との距離が縮まり、やる気をみなぎらせる潤平。そして、ある目的のためにMVPを狙う流鶯。それぞれの想いが交錯する中、ついに舞台の幕が上がる。恋する喜びを全身で表現する王子・潤平は舞台上で高揚感に包まれるあまり、ありえない行動に出てしまう!
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感想
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「白鳥の湖」のだいたいのあらすじは
王子が恋したのは、昼の間は白鳥になる呪いをかけられた少女オデットで
呪いをとくには、誰にも愛を誓ったことのない男が愛を誓うこと。。

王子はそうしようとするんだけど、夜明けでオデットは去っていった。。

でも、王宮の舞踏会で悪魔が、自分の娘をオデットに変身させて連れて来て
王子はその子に愛を誓っちゃった。。

それで、正体をあらわした悪魔にダマされたことに気づいた王子は
湖に行ってオデットにあやまって
許してくれた彼女といっしょに湖に身を投げると
2人の愛の力で悪魔は滅んで、2人はあの世で永遠に結ばれた。。

ってゆうおはなしなんだけど
2人が死んで終わったり、2人で悪魔をたおして現世で幸せになったり
劇によって、いろんな終わり方があるみたい。。

それで、五代バレエスタジオの白鳥の湖は
王子と悪魔が戦って、王子がすぐ死んで、湖に飲まれてくシーンで
水色の布を持った子たちが、王子とオデットに布をかぶせ
ちょっと踊って幕、になるはずだったんだけど

上演前に都から
「演技でも、男子からあんな真剣なまなざしを向けられたのは初めて」
って言われたことが浮かんで、死ねない!って思って、何度も生き返った。。

そんな潤平クンに流鶯クンは、学校とかで受けた冷たいまなざしを思い出し
うらみをたぎらせた悪魔を演じて、迫力で潤平クンを負かして終わった。。

流鶯クンは先生から、ロットハルトとしてよく切り抜けたって言われて
先生の雷が落ちる寸前の潤平クンは、すごく楽しんだ後だったw


2人の熱演に、会場はアンコールの嵐になったけど
審査員の生川綾子の評価は
「こんな下劣な。。」だった、ってゆうおはなし。。



勝手なことやっちゃった潤平クンは、満足しきって反省してないみたいだけど
自分だけが楽しんだだけじゃなく
ほかの生徒の出番まで取っちゃったんだからよくないと思う。。

でも、先生たちから見たら、ダメダメなバレエでも
たくさんの人にバレエに興味を持ってもらえたんだったら
それはそれで良かったのかも。。


あと、生川審査員の笑顔は、ダメ出ししながらも
少しは潤平クンを認めたってゆうことなのかな?
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#06「俺、なんでバレエやってんだ?」
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公式のあらすじ
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洋舞祭りで観客を沸かせた潤平と流鶯。しかし潤平は、生川はるかバレエ団を主宰する審査員・生川綾子にバレエに向いていないと酷評されてしまう。さらにこの一件で保護者たちの不満が爆発。五代バレエスタジオから退会者が続出する。責任を感じた潤平は綾子に認めてもらうため「生川」のバレエ学校のサマースクールに参加する。
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感想
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あらすじのおはなしで、サマースクールに流鶯クンを連れて行ってみると
締め切りになってたけど
スタジオに入って生川先生にたのむと、あっさりOK!?

生川先生は、最終日が楽しみ、って言って出て言ったけど
秘書の人に2人の身辺調査を命じて「2人とももらうわ」って。。

洋舞祭りでは、バレエに向いてない、って言ってたけど
本当は一番向いてたのかも?


男の先生のレッスンがはじまった。。

流鶯クンは同年代の男子にかこまれて、すっかり委縮モード。。
潤平クンは、彼をあおって、やる気を出させたけど
あんまりなじんでなかったみたい。。

生ピアノに合わせて練習するんだけど
潤平クンはピアノのキラキラする音に合わせてるつもりでも
先生からは、音を聞け!って叱られる。。

そんなことが続いて、訳が分からなくなった潤平クンに
ピアノのおばあさんは、プロを目指すSSクラスの練習を見せてくれた。。

潤平クンの音に対する感性や、リズムはいいんだけど
何かが違うみたい。。

それを潤平クンは、基礎ができてないからって思おうとしてたけど
おばあさんは、潤平クンが基礎の前に
自分の踊りも、バレエに対する姿勢も無自覚すぎるってゆうの。。

踊りには今のすべての状態がにじみ出ちゃうんだって。。


帰りの電車で、流鶯クンがこうゆう環境がニガテだったこと
コンクールの出場を賭けてたのを知らなかったこと
自分の感性を優先させて、劇をめちゃくちゃにしちゃったけどとか
いろんな反省があふれてきて、自分を振り返ってた。。



当たり前だけど、何にでもルールがあって
どんなにおもしろくっても、ルールをやぶったら勝てないのとおんなじかも?

潤平クンはバレエには向いてないって言ってたけど
向いてないのはクラッシクバレエで、モダンバレエだったらいいのかも?

それでも基礎はちゃんとやらないと
ただのバレエ風ダンスになっちゃうかも?
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#07「ひぃ〜、もうっ、恥っ」
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公式のあらすじ
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サマースクールで仲良くなった寿から生川はるかバレエ団の公演に誘われた潤平。ゲストダンサーだけでなく、生川の団員のレベルの高さに驚き、SSクラスに入ることができれば団の公演に出演できると知り、心が揺れる。そんな中、潤平と流鶯のスクール参加の理由を聞いて激怒する大和と海咲に、ピルエット勝負を挑まれる。
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感想
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あらすじのおはなしで
スクール参加を続けるかどうかを賭けてピルエット勝負。。
ピルエットはつま先立ちで踊る、バレエの回転のことみたい。。


大和クンは派手な演技で5回のターン。。
潤平クンはシングルで10回。。基礎をしっかりしててブレない姿勢。。
でも、派手な大和クンの勝ち。。

そこで決着つきそうだったけど、流鶯クンに火がついて
SSクラスでもできる人いないんじゃない?
って生徒に言わせるくらいのダンスになって、拍手喝さい^^

そのあとみんなでラーメン屋に行って、カロリーを消費するためダンス。。



みんなSSクラスを目指すことになった、ってゆうおはなしだったのかな?

久しぶりに都を見た気がする。。

潤平クンを「サル」って呼んでたのは、夏姫ってゆう生川先生の娘みたい。。
でも「サル」はちょっとひどいかな^^

さいごはピルエット勝負の4人と、寿クンも入れて
いいライバルになれたみたいでよかったけど
海咲クンは流鶯クンの正体に気が付いてたのに何にも言わない
ってゆうか、あまり感情を見せないみたいで気になるな。。
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#08「あ―もっかいやりてぇーっ!!」
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公式のあらすじ
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SSクラスの女子と「パ・ド・ドゥ」を踊ることになったサマースクールの面々。都から声を掛けられ舞い上がる潤平だが、割り込んできた流鶯から2人が幼い頃に交わした約束を聞かされショックを受ける。そんな潤平の相手役となったのは綾子の娘・夏姫。才能溢れる少女だが、潤平との踊りはどこかぎこちなくて……。
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感想
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都は流鶯クンがお似合いだと思って、ちょっと引いてた潤平クンだったけど
組んだ夏姫をさそって、彼女の全力を出させたら
動きがピッタリ合って、大感激♪
「あ―もっかいやりてぇーっ!!」ってなった。。

そして最後は、潤平クンと都が海咲クンに呼び出されて行ってみると
ただのイタズラ!?

でも、いい雰囲気になって告白&キス、ってゆうおはなし^^



都と潤平クンが付き合うことになって、流鶯クンがスネる感じなのかな?

でもバレエでは夏姫が相性ピッタリってゆう感じで
Wヒロインってゆうか、ハーレムアニメみたくなってきたのかな?
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#09「俺だって、もっと上手くなりてぇんだよっ!」
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公式のあらすじ
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流鶯が潤平へ強引なストレッチを行っているのを目撃した綾子は、彼の「おばあ様」の指導を否定する。怒りをあらわにした流鶯は、生川の生徒より自分のほうが優れていると言い放つ。その日のレッスンで綾子の前でジークフリート王子を踊ることになった流鶯だが……。一方、潤平は綾子に呼び出され、大きな決断を迫られる。
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感想
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綾子は日本のバレエの底上げをするために
ロシアバレエの流鶯クンを否定して
SSクラスのスカラシップに潤平クンを選んで
五代をやめるように言ってきた。。

もっともっとうまくなりたい潤平クンもその気になった。。

おばあさんのやり方も
ガラスのメンタルな自分の性格も否定され
都も潤平クンに取られた流鶯クンはまた引きこもった。。


潤平クンは生川と五代のどっちを取るかで悩んだけど
さいごはデートを楽しみにしてる都のいる五代を選んで
バリエーション発表には出ないことにしてデートに。。

その前に、流鶯クンを発表に出そうとして部屋に行って
「生川を見返せ!じゃないと俺が悔しい!」って呼んだけど
部屋には誰もいなかった、ってゆうおはなし。。



イチオ、今回の最後は五代を選んだけど
生川には夏姫もいるし、これで流鶯クンよりうまい生徒が出てきたら
これが最終決定かどうかは、まだ分からないと思う。。
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#10「都は、あいつの側に……いてやんなきゃ」
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公式のあらすじ
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五代家から姿を消した流鶯を追って、おばあ様のいる施設を目指す潤平と都。向かう途中、森家の複雑な家庭環境を聞かされる。おばあ様のバレエへの執念、母・千鶴の挫折と、その妹・真鶴の才能。そして、おばあ様と二人きりで暮らしながら、あまりに厳しいレッスンを受け続けた幼い流鶯。そんな彼の前に現れたのが都だった。
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感想
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流鶯クンを追っておばあさんのいる施設に向かう途中
都は流鶯クンの事情を話しはじめた。。

おばあさんに学校にも行かせてもらえず
ただバレエの特訓を受ける流鶯少年と
おばあさんの目を盗み流鶯クンに会いに行って、支えてきた都の話を聞き
流鶯には都しかいないってゆう潤平クン。。

そんな潤平クンに、自分の気持ちが届かずすねる都だったけど
施設の浜辺で、おばあさんの前で真鶴の代わりに踊る流鶯クンを見て
都はオデット役になり潤平クンにキスして「ごめん、ありがとね」って
そして流鶯クンは、オデットをうばうロットバルトになった。。

ってゆうところでオシマイ。。



都が好きなのは潤平クンだけど、流鶯クンの心配をやめれないのかも。。

それにしてもおばあさん、自分があきらめたのに
その夢を子どもに押し付けるってひどい。。

そして潤平クンは、都よりバレエの方が好きみたい。。
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#11「あ、俺、クラシックバレエ、好きかも」
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公式のあらすじ
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浜辺で『白鳥の湖』を踊り出した潤平と都。流鶯は2人の踊りに心をかき乱され、都を奪い返そうとする。幕を開けるジークフリートとロットバルトの運命の対決。流鶯は自身に渦巻いていたドロドロの感情を剥き出しにして、潤平の前に立ちはだかる。そして、ラストダンスの果てに、潤平が選択したものとは……。
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感想
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はじめの1/3は先週の続きで
都を取られたくやしさでロッドバルトになり切る流鶯クンだったけど
おばあさんが見てるのは真鶴の姿で、くずれる流鶯クン。。

そんな流鶯クンに、2人の過ごした時間を思い出し
駆けよる都は
「流鶯が踊れるように、ずっと手伝わせてほしい☆彡」って。。

そこに来た五代ママに
「ありがとう、ごめん、ここからは家庭のことだから」って言われて
「あなたには仲間ごっこは必要ない、自分の直感を信じなさい」
って送り出された。。

こんな短い時間で、五代バレエスクールと都の縁が切れて
潤平クンが生川はるかバレエ団に行くんだけど、そのあとの家庭の事情で
「呪いを魔法に変えるために。。」って真剣に話す五代ママが
イヤだってゆう流鶯クンを、ムリヤリおさえるシーンがおかしかったw


後半は、潤平クンが駆けつけた時にはバリエーションが終わって
海咲クンにスカラシップは決まりかけてたけど
先生をむりやりホールに連れて行って、ダンスを見せると
粗削りだけど才能があふれる踊りにみんなが感動。。

先生もそれは認めてたみたいだけど、即興で振りを変えた潤平クンに
「クラッシクバレエ向きではない」ってダメ出しして出て行こうとしたから
潤平クンは「五代さんとは縁を切った!こんな自分をたたき直して下さい!」
って頭を下げたら「スカラシップは村尾君で。。」って言って出て行った^^

でも最後は潤平クンのおはなしじゃなく
夢が破れてだまって出て行こうとする海咲クンに大和クンが
「やめるな!」って言ったところが良かった☆


みんな、潤平クンの才能をうらやましがってるけど
一番の才能はきっと、好きになれることだと思う。。

努力できるのは好きだからで
才能のない都には流鶯クンがはげまし
才能がないって言われてきた流鶯クンには都がついて
才能のない人でもあきらめるな!ってゆうメッセージがあふれてたみたい。。
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見おわって


子供のころ、バレエダンサーにあこがれてたけど
お父さんが亡くなって「男らしく」ってあきらめてた男子中学生が
家がダンススクールの女子が転校してきたのをきっかけに
ダンスをはじめ、世界を目指す、スポ根&ラブコメだった^^

キャラデザがふつうの少女マンガより、さらに目がキラキラで首が長くって
なれるまでちょっと、時間がかかるかも。。

おはなしはエンジンがかかるまで、ちょっと主人公がウザい感じだったけど
ダンスシーンは迫力があってよかったのと
熱いスポ根と、コメディ、恋愛のバランスも良かった☆

とくに真剣なシーンとかで、ちょっとずらして笑いにつなげるのが良かった☆






.

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 301
サンキュー:

34

ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バレエの勉強になった!

本格的にバレエを始めて数ヶ月の子が、生川に集まる生徒たちを超えるのは演者の層が危機的状況なんだろなぁと感じた。
物語は後半に向けてどんどん面白くなるので、最後まで見ることをお勧めします。
踊ることが本当に楽しいということが終始伝わる作品です。
潤平は都と離れて生川の娘とくっつくのかなぁ…五代母さんにも頑張ってほしいので2期に期待したい。

投稿 : 2022/06/25
閲覧 : 107
サンキュー:

4

ネタバレ

ゆーな さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

☆彡:・;.*:・。゚゚・:゚*:。゚.*。゚.o。・。゚。o.゚。・*。・゜.。☆彡

キラキラ、バチバチ、ドッカーン(*≧∀≦*)
そんなステキなアニメでした!
モーションキャプチャ使った本物みたいなバレエダンスがとってもキレイです゚*✩‧₊˚
潤平がダンスしてるときの生き生きした顔が好き⭐︎
潤平と都がすごくステキなカップルでお似合いだと思うけど、流鶯くんのほういっちゃって悲しかった(`・ω・´)
3人の恋愛模様どうなっていくの?気になるヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。

投稿 : 2022/06/23
閲覧 : 159
サンキュー:

16

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私的アニメ感想簿63

最終回、雨の中を駆けつける潤平
去っていこうとする生川の腕をつかみ叫ぶ
「生方先生、ダンスがしたいんです。」
生方
「諦めたらそこでダンス終了ですよ(ホッホッホッ)」

って、スラムダンクじゃね~~~~~~~っ(汗)

幼い頃、ダンスに憧れた子供が中学生になって再びダンスを始める物語です。
正直、クセのある絵柄に好き嫌いが分かれそうですが、観てるうちに物語に段々と引き込まれていき、最後まで見終わりました。
(序盤のいじめのシーンで辞めようかと一瞬思いましたが)
ダンスって努力はもちろん大事ですが、持って生まれた才能と体格も必要なんですね、そういう意味では才能はあるものの、これからってところでアニメは終わりました。
正直、2期を期待したい気持ちもありますが、何となくこのまま終わりそうな予感が(う~ん)
でも、やったら多分観るんでしょうね(おいおい)

おまけ
ダンスの楽しさに目覚めた潤平
「ダンス楽し~。もっともっと踊りたい。」
「(分かりましたぞ)えっ?誰」
謎の男
「わしの名前はアドバーグ。さあ、一緒に踊りましょう。」
ピ~ヒャラピ~ヒャラ♪
潤平
「な、何だ。体が勝手に変な踊りを(助けてくれ~)」
他の生徒
「うわーっ、キタキタ親父だ。逃げろ~(はぁ〜サッパリサッパリ)」

投稿 : 2022/06/20
閲覧 : 152
サンキュー:

7

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

安定のMAPPA作画

バレエが題材のアニメ。
流石MAPPA、作画が良い。
バレエシーンはとにかく動く動く。
MAPPAはこうでないと。
ただ、キャラデザは癖が強い。
良く見せるためなのか首が長い。

ストーリーやキャラは少々気分が悪い。
主人公の潤平が態度悪すぎ。
あんな無礼な態度で色々まかり通ってるのがおかしい。
バレエの前に礼儀を教わった方がいいぞ。

3話の流鶯をいじめる描写も胸糞悪かった。
兵太は酷い目にあってしまえと思うくらいには嫌な話だった。
潤平はバレエは男らしくないからと習ってる事を隠したがっているし、兵太は何故バレエなんかやるのが理解できないみたいな感じだったが、時代に合ってない気がする。
男らしいとか昭和かよ。
どういう習い事をしようが自由だし、それが珍しい物であれば称賛とまでいかなくても凄いなーと思われてもいいくらいだと思う。

5話の洋舞祭りで観客を沸かせたのにケチを付ける生川。
型にはまった審査しかできないのかなって思う。
伝統とかスタイルというものがあるんだろうけど。
演者の解釈で表現したものが認められてもいいんじゃないかな。
難しい世界だね。

とはいえ全体的にはまあまあ面白かった。
ただ、個人的な問題だけどバレエに惹かれる事は無かった。
なんか堅苦しいんですよね。
もちろん基本が大事なのはわかるけども「ここはこうでなきゃいけない。」みたく感じてしまって。

恐らく2期は無いかな。
ブルーレイ買ってあげれないけど続き見たいw
「ボールルームへようこそ」「ましろのおと」みたいな舞台系や芸術系のアニメって続編やらないイメージ。
面白いけどあまり目立たない。
「この音とまれ」「ピアノの森」とか2期やったアニメもあるが。

MAPPAの作画はやはり素晴らしいという事でバレエシーンの作画には満足してます。

投稿 : 2022/06/19
閲覧 : 138
サンキュー:

6

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

表現力が綺麗

キャラデザが独特で好き嫌いは別れる作品に思いますが、不思議と綺麗に描かれているような感じがしました。
後、瞳のデザインが印象的ですね。
それがチャームポイントかな?と思います。

最初は私はあまり好きな感じのデザインではなく微妙でしたが、見始めると思った以上に良かったです。

さて、物語は。

純平は身体能力が高くて、ジークンドーを習っていた男の子。
彼のもう1つの特技バレエ……
彼は幼い頃にバレーに興味を持ち習っていたけど、「男なのに」と友達にバカにされる。
そんなある日、父が他界してしまい。
家族で男1人になってしまった事から男らしくあろうとバレエを辞めて、ジークンドーを習い男らしくあろうとする。

それから数年、彼は五代 都と出会い彼女の母の経営するバレエスタジオでバレエを習い始めるって話ですね。


後なんか、色々とリアルなんですよね。
主人公の純平の反応とか学校での雰囲気とか。

純平は都が気になっていて、自分をバレエに誘った彼女は自分が好きだと勘違いしていたけど、流鶯と言う引きこもりの少年の仲間になれると想われて誘って来たと知った時に、不貞腐れて彼女から他の事に目を背けようとしたり、避けようとしたり。

純平が都に「流鶯が好きなの?」と質問した時の都の反応だったりと理由は色々と。


そんな中、流鶯が学校に通うも、人付き合いが苦手な流鶯はクラスメイトにからかわれてしまう……その中で、彼の秘密が知られて、エスカレートし虐めのようになってしまう。
それを知った純平は彼を助けようとしません。

多分、何もしないのは、都の気持ちが流鶯に向いているからってヤキモチもあるのかな?って。
サッカー部の部室の出来事は胸糞悪いシーンってか…なんか本当にありそうな場面ですね。
見ていてなんかリアルで……

全校生徒にさらされて、ステージに上げられてからかわれるシーンもなんかね。
集団心理って言うのかな……ありそうだなって……後、先生来るの遅い(*꒪꒫꒪)

でも、彼はこのステージでバレエを披露する。
凄く魅せるステージではあったけど……

そのバレエを見て皆も感動してHappyENDでしたとはなりません。
実際問題、知らない人達に、どれだけ凄い演技をしても伝わらない方が多いし、特に流鶯のような立ち位置の子が披露しても、やっぱりからかわれて終わるものだと思います。

それも凄くリアルな反応に見えました。
しかし、それに感動した人が2人だけいました。
純平と都……

純平は最初はバレエを習っている事を友達に隠していました。
友達にからかわれるから……恥ずかしから……
でも、彼は流鶯が虐められてる現場に現れ流鶯を助けようとする。
そこで、あれだけ知られたくなかったバレエの事を自分も習ってると暴露します。

きっと、彼の恥ずかしイメージは流鶯の演技で凄いもの、カッコイイ物ってイメージに変わったのだと思います。

私は上記で、どれだけ凄い演技をしても伝わらない方が多い、と書きました。
しかし、伝わる事もあるんです。
実際に経験してる人には伝わります。

その演技がどれ程難しいか、凄いか、上手いか、それが解るから感動もするし負けたくないとも思える。

純平の心を変えたのは流鶯の演技だと思います。
何事もそうですが、誰かを感動させる、魅せる、心を変えられる、そうした物を持ってる人は本当に凄いと思わされてしまいます。

それから、純平は真剣に自分をオープンにしてバレエに熱心に取り組む。
逆に流鶯もその熱心さに徐々に彼を認めてゆく…

舞台のステージ披露本番の日
少しバレエをバカにしていたクラスメイトが見に来てくれる。
彼はそのステージで、純平と流鶯の演技に魅せられてゆく。

その本番のステージで純平はアドリブを勝手に行なう。
結局舞台は大盛況だけどアドリブを否定をする審査員が1人生川綾子……彼女から受けた酷評

影響力の審査員から目をつけられた事により、酷評に怯えた親達に同じバレエ教室の子供達が退会させられた。
その生徒達を取り戻すべく8日間の生川ダンス教室に乗り込む事に。

そこで集まったダンス教室のメンバーとも最初は中々打ち解けていなかったけど、とある争いの後に打ち解けます。

実はここで、純平と都の関係性が進展する。
それは……ある人物が自然と後押しのおかげなんですが……流鶯に知られてしまう。

そんな中、生川から純平はスカラシップの誘いを受ける……凄く光栄な話だけど、ゆくゆくは生川に入団し五代を辞める事……

それを五代先生に相談するも……純平は何だか生川に心があるように聞こえました。
先生もそれを感じ取ったのかな?

その次の日……練習終わりにミサキに明日のバリエーション発表ををどうするか?と聞かれて。

スカラシップが欲しくなったと言う純平。

それに対してミサキは逆ギレする……
多分、彼的には純平に勝てないから彼が受けなければとおもったのかな?

あげくの果てには、流鶯が都を好きなのを知っていたか?とか純平が悪いように攻めるし……

ミサキ「無自覚に人の気持ちに気づきもせんと、おいしい所だけさらっていくんやね」って言葉を投げつけられる純平

このミサキって前々から何か少しズルいと言うかやり方が少し気になるキャラでした。
無自覚に人の気持ちとか言うけどさ、恋愛なんてアタックしないと誰も解ってくれないよ。
他の人が昔から好きなら譲らなきゃダメなの?

大事なのは自分の気持ちと相手の気持ち。
流鶯が都を好きでも、都は?
2人が両思いで間に入って無理やり奪ったならともかく、都と純平は両思いだし、無自覚に人の気持ちに気づきもせんで、っておかしいよ。

スカラシップも同じじゃん?
昔から目標を目指して頑張ってきた?
それは凄いよ!頑張ってるよ!
でもさ、だからって最近始めた人が欲しくなっちゃダメなの?

例えば10年間目標を目指してる人が居て、昨日から始めた人が居たとして、昨日から始めた人が昔から頑張ってる人と同じ目標を欲しくなっちゃいけないの?
練習量や時間に違いがあろうと、目標への気持ちに違いなんてないんじゃないかな?って思う。

だから、おいしい所だけさらっていく、ってのも八つ当たりでで、私には情けなくて、むしろ自分の今までの頑張りを否定してるセリフにしか聞こえませんでした。

それだけ強い気持ちと練習量があるならどうして受ける前から自分を信じてあげないのかな?って思ってしまいました。

バリエーション発表当日。
純平は出ないと言い出します。
その変わり流鶯を応援する。
流鶯が生川に認められるように……見下す生川にダンスを見せつけろと!と流鶯の部屋の扉越しから……扉を開けると……流鶯は姿を消していたのです……

流鶯は自分の師であり厳しい教育を流鶯に行っていたお祖母様の施設に向かっていたのです。
それに気づいた都と純平は施設に向かう中、流鶯とお祖母様の関係を聞かされる。

お祖母様って最低だなぁ〜って。
自分の夢を子供に押し付けて家に閉じ込めてパワハラで練習させて……

でも、そんな状況で流鶯にとって都は心の支えだったのです。
彼女だけが……

それに気づいた純平は……

「今も昔も都しかいなくなくね?」
「流鶯の傍にいてあげて」

それは、別れの言葉。
恋人だった時間の終わり……

ただ、これは純平には共感出来ないかな?
流鶯の気持ちを優先したんだろうけど、自分を好きだと言ってくれる都を、他の人の傍にいてあげてって……突き放すのは……好きじゃないのならともかく……
そもそも、都の気持ちはどうなるのって思いました。
2人で話し合ってなら解るけど……一方的にってのは……

そして、施設では、お祖母様の前で踊る流鶯の姿が……それを見た純平は流鶯にゴッドバルトを踊ろうと提案する。

ダンスの中で流鶯は純平から都を奪い取る。

流鶯との決着の後……

純平はバリエーション発表に走り出しす。
会場の彼の演技は人を魅了させました。
このダンスシーンで純平が演じた王子でも彼のお姫様は、都……未練タラタラじゃん……でも、だからこその演技……

この審査で彼のダンスに拍手をくれる沢山の人達や涙を流す人もいました。
彼はバレエのセンスがありました。
しかし、彼自身はまだまだ未熟で彼の見せるダンスはセンス任せの凄い止まりだった。

一方、流鶯は人を魅せる演技が出来ていた。
体育館の舞台で沢山の人に印象づけさせ純平は彼の演技に感動した。
今回の舞台で純平はダンスを披露して人を感動させました。
つまりはやっと彼は流鶯に追いついたのだと思いました。

彼は生川に入団したいと言う。

彼のアドリブ力を認めてくれるのは、五代です。
自分を認めてくれるから、その場所で長所を伸ばす。
自分の武器を極めて極めて極めつくす。
五代に居れば話題性のある選手になったかもしれません。

しかし、彼が選んだのは全てを捨ててでも生川で学びたい。
自分の武器を捨てて新たな自分の武器を探す。
それがもっと自分を良くすると信じているから……

海でのゴッドバルトの演技で流鶯は純平が立ち上がると思ってましたが、彼は立ち上がりませんでした。
かつての演出ではアドリブで身勝手に立ち上がったのに……

理由としてなんだろ?
1つは、都の存在…… 流鶯には都が必要だから純平は都を奪えない

2つ目は、五代スタジオの純平の死……五代スタジオの純平は立ち上がるけど、恐らく内心では、やっぱり生川で自分を磨きたかった。
だから、演技で……アドリブで立ち上がる事はしなかった。
バレエに忠実な生川のやり方を選んだ。
生川スタジオの純平として。

でも、彼の背中を押したのは五代先生。
先生は「直感を信じなさい、正しいから」と言いました。
純平のアドリブ……アドリブのタイミングは直感でした。
そして、そのアドリブは直感からくるもの……それは今まで彼が直感で証明してきた。
彼の直感は正しいものだと……

バレエを始めようとした事、流鶯のイジメから気を反らせた事、アドリブのタイミング、生川から生徒を奪い返した事、都を流鶯に託した事。
生川で学びたいと思った事。

どれも色々とありましたが、純平が直感で動き考えた事です。
そうして……純平にとっては直感が正しさだった。

そして、純平は生川の生徒として認められた。
スカラシップは…………

さて、ダンス系のアニメ不思議と楽しめますね。
全11話として、純平と流鶯が別々の道を行く。
一段落と言えば一段落ですが半端と言えば半端ですね。

見ていて表現は綺麗だしいいアニメだと思います。
続編もやれそうですが、どうでしょうかねw

投稿 : 2022/06/19
閲覧 : 153
サンキュー:

10

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白くて星が爆ぜました☆ミ

幼少に見たバレエに心を奪われて密かに憧れを持っている中学生の村尾潤平(むらおじゅんぺい)がバレエの道に進み始める姿を描く物語。全11話。
原作はビッグコミック・スピリッツで連載中で既刊23巻で連載中。原作は少しだけ読みました。

あらすじ見てボールルームへようこそを思い出しましたけど、あっちは社交ダンスでしたね。
あれも良作でしたので、なんとなく期待値を上げながら見てみました。

キャラ絵、特に目の描き方がちょっとクセがあって好き嫌いあるかもですけど、踊っている動きがすごく綺麗でこういうダンスを題材にしているアニメとして頑張ってると思いました。
感情が弾けたときのパチンッ☆となる表現もいいですね♡

バレエの舞台より隣の女の子が気になったり周りの友達との関係を気にしちゃったりとか、思春期の普通の男の子って感じがよく出てて良いですね♪

小さい頃からバレエをやらされてバレエが世界のすべてと思ってる森流鶯(もりるおう)とバレエに憧れを持ちつつも、バレエ→男らしくない→かっこ悪いと思い込んで自分の本当の思いをなかなか貫けない潤平。
3話でイジメられながらもみんなの前で自分のバレエを踊って魅せた流鶯の姿に"かっこよさ"を感じて突き動かされて、友達にバレエが大好きなことをカミングアウトする展開を見ててちょっとうるっとしちゃいました。

5話の洋舞まつりの潤平と流鶯の、それぞれの気持ちが入った白鳥の湖も良かった!
すごい踊りで面白かったし観客にも受けてたけど、クラシックバレエとして見た場合、確かにMVPは難しいのかもしれないですね。

生川綾子の辛辣な評価をきっかけに生川バレエで体験レッスンを受けることになったのは、五代で頑張って欲しいとは思ったけど、潤平のバレエの成長のためには厳しい環境で切磋琢磨したほうが良かったのかな。
7話のどちらが観客に受けるかの対決で、自由に踊りたい気持ちを抑えてしっかりと基本を丁寧に踊ったところは、5話と比較して潤平の成長が見られたエピソードでした。
以前は学芸会みたいに見えて退屈だったバレエの舞台も、踊っている人の上手さなどが見えてきて楽しくなったり。

こういう、才能だけで周りを蹴散らしていくんじゃなくて、バレエの基礎などをしっかりと学びながら成長していく展開も好きでした。

8話での生川夏姫(おいかわなつき)との出会い。そして・・
あの2人の息がぴったり合った踊りがすごく良かった!
パチンッ☆と光が弾ける表現に加えて、一緒に跳んだときの背景のアニメっぽい表現も2人の高揚した気持ちをうまく表していました。
その後の五代都(ごだいみやこ)と潤平のキスシーンがね・・またすごーく良かった♡
初々しいところも含めて雰囲気がとても自然なんですよね。
観ている私の目もパチパチ星が爆ぜてたかもです♡

五代に残るか生川のSS受けるか・・
都や夏姫との関係も気になりながら見てました。

終盤。
都は流鶯のそばにいてあげなきゃ、って・・
都の気持ちはどうでもいいの?ひどいなーって思ってたら・・
砂浜での白鳥の湖の再現。渾身の気持ちを込めてロットバルトを踊る流鶯。
おばあさまに見てもらえない流鶯の気持ちを考えるとかわいそうだけど・・都は優しすぎるって思ったけど、決意したような目を見てるとそれも都の選択なのかなって。
潤平のSSを賭けた踊りも途中でアクシデントありの展開など最後まで楽しませていただきました!

なんとなく雰囲気的に私好みな作品かなぁとは思ってたんですけど、絵も音楽も演出も良かったし、予想以上に良作でした♡
潤平の今後や流鶯・都、夏姫との関係などなど、すごく気になっちゃいますので2期お願いしたいです!

投稿 : 2022/06/19
閲覧 : 218
サンキュー:

24

ネタバレ

クソアニメの魔女 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ハイレベルなアニメだった

バレエを主題に据えたスポーツアニメ。
なんと言っても作画が素晴らしく、ダンスシーンはCGではない滑らかなアニメーションで動かしています。安定のMAPPAクオリティですね。
キャラクターは序盤から癖が強いですが、ストーリーが進んでいくうちにそれぞれの成長や葛藤が浮き彫りになり、メインとなるバレエダンスにもそうしたものが反映されていきます。5話の潤平と流鶯のアドリブシーン、7話の決闘シーンにはそうしたものが色濃く表れていたと思います。

良い点
圧倒的な作画がなんと言っても素晴らしいです。最新話である7話までハイクオリティを維持しています。
登場人物の心情が台詞で語らずとも間やダンスから伝わってくる。アニメとして理想の形だと思いますね。
5話と7話の対比的な描写が最高。5話だとアドリブに傾倒していた潤平が7話だと傲慢さを封じ込め、基礎に忠実に踊っていた。対照的に対戦相手はかつての潤平を思わせるような見映えに特化した踊り方だった。

悪い点
キャラデザの癖が強い。
3話のいじめ描写が胸糞悪い。
序盤からキャラクターの性格が尖っているので、3話の件も含めてある程度慣れは要ると思います。

視聴する前はそこまで期待していなかったんですが、観るうちにのめり込むようになった作品です。

11話で最終回でした。
登場人物たちの拗れていた関係を上手く解消し、次のステップへ続くという形で終わりました。5話の失態のリベンジとも取れるAパートのシーンは圧巻でした。
Bパートは潤平が荒削りのバレエでみんなを魅了する話。アドリブ塗れでセオリー通りではなかったので及川先生には5、6話同様酷評されるのですが、潤平はこれまでの関係を全て断ち切ったことを先生に伝えた上で改めて教えを請いました。

いわゆるプロローグでアニメは終わりましたが、それだけでも十分過ぎる出来ではありましたね。

投稿 : 2022/06/18
閲覧 : 263
サンキュー:

7

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

キャラデザのクセがすごいんじゃ。

詳細は公式サイトでも見てください。

小学館『週刊ビッグコミックスピリッツ』連載中のジョージ朝倉さんによるコミックのアニメ化作品です。

あ、『浮浪雲』の…

それはジョージ秋山やろがい!

幼少期に男性バレエダンサーの演技に衝撃を受け、密かにバレエに憧れていた主人公が、転校生の美少女・五代都と出会い、彼女の母親が営むバレエ教室に通うことになるというお話。制作はMAPPAです。

んーっと、原作準拠……なんでしょうね。なんですか、その瞳の中にある線は? 主人公の潤平が特に癖が強いキャラデザ。ただまあ、数多ある黒髪エセホスト風のキャラデザよりは何倍もいいですけどね。

まあ、中2設定だから、これはこれでいいのかもしれないけど、ホント「クソガキ」ですねえ。都の母に対して(初対面)ババア呼ばわりですからね。このへん、好みが分かれるというか。

ヒロイン・都のCVは、今期「パリピ孔明」のヒロインも演ずるアイムの若手女性声優のエース対角ポジの本渡楓さん。まあ、良くも悪くも安定感があります。ちょっち演技バリエーションの幅が、ね。

ストーリーは、少し駆け足かなあという感じもしなくもなかったですね。初回で受けた印象は「ボールルームへようこそ!」とほぼ同じ。うん、なんか主人公のキャラも似ている気がしますしね。

MAPPAにしては普通。そんな感じ。

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
と、前回言いましたが、いややっぱMAPPAの作画すごいですね。ダンスのシーン、めっちゃぬるぬる動きます。

ただ、やっぱこの主人公嫌いだわー。
目上のダンスの先生に向かって「おい、ババア」呼ばわり。ヒロインとダンスの舞台を観に行きゃ寝る。ヒロインが話してるのにスマホ見ながら空返事。で、ヒロインがライバルのことを好きだと思って、勝手に空回りしてレッスンに行かねえ。

まあ、そういうヤンチャな中2男子像にワザとしてるんだろうけど、ホントにうぜえ。

さて、どうしたものか…
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
ようやく主人公が主人公らしい言動を見せてくれたので、首の皮一枚つながったという感じです。

胸糞なイジメ展開からの、サッカーやバンドなどとの訣別。まあ、それだけのイベントがあったからこそ、すべてを捨ててバレエに打ち込めるという流れは悪くないですね。

そして、ルオウが体育館の舞台で見せたダンス。ぬるぬるとした動きに鳥肌が立ちました。これぞMAPPA。同じシチュエーションで似たようにダンスのシーンを描いた「おさまけ」とは比べ物にならないですね。これを見て恥ずかしくなるでしょうね、「おさまけ」スタッフは。

ま、サッカー部員たちは、ここで退場でしょうし、落ち着いて観られるでしょうね。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
うん。悪くないだろう。
努力する主人公の描写は好きですよ。
まだ、基礎ができてねえからバーでのレッスンにしろと言われてるのに、勝手に踊り出すとか、そういう勝手な面もありますが…

うん、これなら大丈夫かなと。
{/netabare}
=====第5話視聴後、追記です。
{netabare}
すげえ…
圧巻のダンスシーン。
これぞMAPPAの技術力。鳥肌が立ちました。
いや、ホントすごいです。

ただ、僕この主人公嫌いです。

とにかく言うことを聞かない。
舞台の段取りを無視して、死んだはずの王子が二度まで立ち上がる。ゾンビかてめえは。
顔も気持ち悪いしね。

出番前に舞台袖で「白鳥の湖」の説明をされて、でっけえ声で「はあ?意味わかんねえ話だな」とか。サッカー部の元友達も、主人公の衣装を見て、でっけえ声で爆笑とか。とにかく、登場人物の描写が不快。

こういうところなんだよなあ…
あ、MAPPAには何の落ち度もないです。たぶん原作のせい。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。
{netabare}
ダンス発表会をぶち壊した潤平。当然、MVPには選ばれるわけもなく、別の子が選ばれました。大手バレエスクール主宰・及川綾子の選評に大きな声で茶々を入れる潤平。

そして、ルオを引っ張って綾子のスクールに乱入する潤平。なんかの選抜クラスに凸して「本当のバレエを教えてくれよ」と叫ぶ潤平。なぜか「いいわ、入りなさい」とあっさり認める綾子。

テンポが合わないと怒られる潤平。そこで頭の中でカウントしたらピッタリ合いました。でも「こんなの面白くねえ」と言う潤平。帰りの電車でMVPに選ばれなかったリオに涙を流して謝る潤平…

ダメだ。この主人公どうしても好きになれない。

毎回毎回、この主人公がストレスでストーリーが頭に入ってこないです。面白いんだと思うし、MAPPAが描くダンスシーンも素晴らしい。でも、無理。お好きな方にはごめんなさいね。
{/netabare}

投稿 : 2022/05/16
閲覧 : 555
サンキュー:

4

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 0

mikotodx さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/03/29
閲覧 : 1

しらす さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/02
閲覧 : 2

Ricky さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/02/27
閲覧 : 6

はる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/07
閲覧 : 3

ちまは さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:----

投稿 : 2024/01/05
閲覧 : 4

pikotan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/03
閲覧 : 5

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/01
閲覧 : 3

月桂樹 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 6
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ダンス・ダンス・ダンスールのストーリー・あらすじ

ダンスール・ノーブル――それは王子を踊る資格のあるバレエダンサー。中学二年の村尾潤平は、幼い頃バレエに魅了されるも、父の死をきっかけに「男らしくならねば」とその道を諦めていた。だがある日、彼の前に転校生の美少女、五代都が現れる。都にバレエへのあこがれを見抜かれ、誘われた潤平は、都の幼馴染である森流鶯と共に、本格的なバレエダンサーへの道を歩みだす。「俺がそこで日本人初の『ダンスール・ノーブル』になるわ」すべてを犠牲にしたものだけが、立つことを許される、美しくも厳しいクラシックバレエの世界。完全な初心者である潤平の運命は!?大人気漫画家・ジョージ朝倉、初のテレビアニメ化!MAPPA(制作)×境宗久(監督)が挑む、バレエダンサー達の熱き青春バレエストーリー!!
(TVアニメ動画『ダンス・ダンス・ダンスール』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年春アニメ

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