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「四畳半タイムマシンブルース(アニメ映画)」

総合得点
73.7
感想・評価
50
棚に入れた
336
ランキング
966
★★★★☆ 4.0 (50)
物語
4.1
作画
4.0
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.1

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四畳半タイムマシンブルースの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

森見登美彦&中村佑介ワールドアゲイン!しかしおすすめはしないw

くだらなく愛すべき素晴らしい時間でした😆

テレビシリーズの世界観そのまんま
こういうのってダイジェストとか
ファン感謝的な映画多いけど

テレビ版から関わってたヨーロッパ企画の上田さんの劇団の演目を四畳半の世界に落とし込んだもの

そちらの映画『サマータイムマシンブルース』も観ていて
森見登美彦さんの本編の原作も読んでたのでストーリーはインプット済み。

森見登美彦文学と
中村佑介さんのアート&世界観
監督はちがったけどテレビ版の湯浅監督の世界観
が、そのまんまで
テレビ版ファンには満足な内容

ちょっと中盤飽きたけど後半の怒涛のドタバタでうまくしめたかなと

中村佑介さんの画集にあった雪の風景の女学生的なシーンもあり中村さんファンにもグッとくる描写が

鴨川の描写は相変わらず本物とそっくりなので
京都旅行の思い出が蘇ります

トータルもう一度観たい内容でしたが
これだけいきなり観たら??だと思うので
『夜は短し歩けよ乙女』やテレビ版観て大丈夫ならおすすめかなと

自然の描写や
熱い部屋の描写
クーラーの風
は面白い描き方でした。

中村佑介さんの描くキャラの眼は黒い丸だけなのに
なぜあんなに魅力的なんだろう


本編面白かったら実写ですが映画『サマータイムマシーンブルース』もおすすめかもです

↓↓↓
DVDにて2週目
こちらはオーディオコメンタリー付き🎵
今更ですがなぜ途中にop•edが入るのか??ま、独特な世界観だからいいか。。っと思ってたら、5話構成だったのね。。
全部演出家が違うと聞き、その視点でまたみなおそうかなと。
ってラスト6話目はディズニー+でしか観れないとか。。そういう囲い込みやめてほしいなぁ。。

脚本&オリジナルの舞台版の上田誠さんのコメンタリーで
舞台は登場人物がもっといるけど、四畳半の人物が少ないので一人に複数の役割を持たせるのが難しかった的な話が。

なるほどぉなお話でした。

またどこかでプチ話でいいから四畳半ワールドみたいなぁと思いました。

投稿 : 2024/04/07
閲覧 : 153
サンキュー:

5

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「もうこのヒトの中には彼等はいないんだなぁ…」問題。綺麗に完結した作品の続編やリメイク問題。

 私の愛して止まない「四畳半」の新作と聞いて嬉しい半面、かなり時間を置いてるし、なにより監督が湯浅さんじゃないと聞いて嫌な予感が…(夏目監督は嫌いじゃない監督さんだが)。案の定なコレジャナイ感が横溢する作品でした。


 そもそも「四畳半」は短編の連なりで、アニメーション演出も割りかしアッサリしているタイプであった。「私」が延々と喋り続ける分、他のキャラクターたちはそんなに喋りたおさないし、内面もそんなに伺えない。つまりバランスをとって余白を上手く活かした造りになっていた。


 本作は長編になり、やたらみんな喋りたおしでアニメーション演出も過剰になってしまっている(関係ないがわさび以降のドラえもんもアニメーション演出も過剰さを感じる)。なんか小劇場の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」もどきな、「伏線回収して凄いでショー」を見せられてる感が…。これが劇なら成立してるかもですが。


 そもそも「伏線で〜す」ってはったやつを、後で「実はこうでした〜」っていって繋げるのは伏線回収として全然上手くない!(某古沢脚本のことではない)。最初出てきた時は伏線だと気づかせないで、後々に意味をおびてくるのが上手い伏線回収だし、もっと言えば物語ってそんな小賢しい伏線回収ゲームじゃねぇから!。


 私がこの世で一番好きな女性キャラといっていい「明石」さんも勿論真綾さんで演技は変わってないはずなのに、かつての彼女とはなんか違う…。絵やボイスは最高でも、やはりキャラクター描写こそがキャラクターの魅力の核であり、本作の「明石」さんは私の知ってる「明石」さんとは別の世界線なんだろうが、そんなんじゃ納得せんよ。というか、この世界線と時系列は「明石」さんと「私」が付き合う前のはずなのに距離近すぎじゃね?。


 実際の彼氏彼女問題でもあるが、「四畳半」の時の「明石」さんは「私」が遠くから見ている実はラブな後輩という位置であって、そんなに描かれない部分が多いからこそ引き算が活きて最高だったのかもしれない。「私ってあんな声なのですか?。変な声…」のシーンは萌えたけど。


 本作に限らず、原作者当人がやってても時間があくと「もうこのヒトの中には彼等はいないんだなぁ…」って寂しくなる時があるくらいだし、やはり時間を置いてのリメイクや続編は例外もあるが基本は無用!。当たった企画の続編とかじゃないと企画や予算がおりづらいって問題はあるのかもだが、そんな業界の構造問題まで視聴者が忖度して「もう少しこう何というか。手心というか…。」な判断をしなきゃならん義理はなし。

投稿 : 2024/02/03
閲覧 : 242
サンキュー:

4

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夢破れて四畳半あり

サイエンスSARU制作。

灼熱の京都、下宿先の下鴨幽水荘で、
クーラーのリモコンが壊れ絶望していた私の前に、
タイムマシンに乗ってやって来た青年が現れる。
真夏の大騒動、そして私の恋の行方!?

夢破れて四畳半あり、私の不毛な学生生活も、
下鴨荘を取り巻く面々は変わらず賑やかである。

{netabare}タイムマシンが本物だと知った私たち、
水没したリモコンを救いに、前日に戻るも、
過去の改変は世界を消滅させてしまうのではと、
辻褄合わせに奔走するコメディである。{/netabare}

かみ合わない会話と勘違いに笑える。
娯楽性に溢れ、物語の収まりも良く楽しい。
キャラクターの役割分担も良いし、
単純に映像が美しくなりとても観やすい。

やがて物語の局面が重なり全容が見え始める。
{netabare}私が約束した五山送り火、恋の行方は、
夏の終わりに素敵な余韻を残し心地が良い。{/netabare}

今ここにいることへの祝福、
とても良質な物語だと思います。

投稿 : 2024/01/12
閲覧 : 280
サンキュー:

25

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

明石さんにまた出会える幸せ♪。

「四畳半神話大系」×「サマータイムマシンブルース」

コラボ作品だったのですね!。視聴途中で知りました^^。
「サマータイムマシンブルース」は、放映当時に気になってましたが
観たのか観なかったのか・・うろ覚えで覚えておらず、タイトルだけは強烈に印象に残ってました。

本作を観るにあたっては、先に「四畳半神話大系」の視聴が必須です!!。
いちおう続編的な構成だと思われます。

劇場版では視聴できなかったので、今回配信版での視聴となりました。
配信版では全5話+配信限定完全オリジナルエピソードとなってますね
今年の年末に発売されるBD-BOXには、劇場版と分割版全5話が収録されるようですね。
となると、第6話は配信版限定になってしまうみたいですね><。


で、視聴開始。

ああ~、なんということでしょう。
ほとんど違和感がありません^^。
自分が知っている「四畳半神話大系」の世界そのものです!。

OP曲の第一声の声が聴こえた時点で鳥肌立っていました♪。
(ASIAN KUNG-FU GENERATIONは既に本作の世界観の一部になってますね)

TV版から10年以上経って作られた続編で
このクオリティは驚愕に値すると思われます!!。

まず作画、ほぼ当時そのまんまですね。
キャラデザイン関係のスタッフ様方が、共通の方が担当されてるのが大きいですね。

声優さんは、どうしても交代せざるをえないキャストとなってしまいましたが
ほぼ問題なく仕上げてくれていました。
個人的には、ガーリッシュナンバーでのくずPのイメージがオーバーラップしてきますがw。

監督さんは残念ながら交代されてしまっているようですが
しっかりマインドが継承されているように感じました。


本作を観て、作画による世界観の表現は言うまでもありませんが
そこに声でキャラ達に命を吹き込む声優さん方の演技・個性が
いかに作品の仕上がりを左右しているのかを再実感させられてしまいました。。

「夜は短し歩けよ乙女」ではこのあたりで断念してしまった自分ですが
本作は、冒頭からすぐに夢中にさせられました♪。


ただ、序盤の登場開始からしばらくは
明石さんに、「あれ?、これ明石さん?」
と感じてしまうこともありましたが
中盤から終盤にかけて微妙に変化していくところが上手いなと思いました。
ぜひ視聴してみてください^^。


本作のタイムマシンを初めて見た時の第一印象。
・・これってドラえも・・・・w


終盤のタイムマシンネタ
・・これってシュタゲ・・・・
・・いや、サマータイムマシンブルースでもそうなのですねw。


もちろん創作作品である以上、どの作品においても
何らかの類似要素やオマージュ等は、ある程度あって当然と思います。
今回はそもそもコラボ作品ですからね。
本作での取り込み方は、本作ならではの絶妙なマッチ・融合具合で、とても気持ち良かったです♪。
どっちが先だとか後だとかはどうでもよくて。


~最後に総括~

ホントもう、明石さんにまた出会えた幸せ♪。
これに尽きます。

本作を作ってくださったすべてのスタッフ・関係者様方に感謝感激なのです!。

投稿 : 2023/10/01
閲覧 : 99
サンキュー:

10

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

フラクタル

入れ子細工である。

四畳半という無限ループで惰眠を貪る腐れ大学生、あるいは“のような”存在たちが繰り広げるドンチャン騒ぎを笑う自分を嗤え。

先日、未だエアコンのお世話になる前の夜のこと、ふらりと出かけた枡形商店街の中にある出町座で観ることができた幸せ。

映画館を出た時、そこにはやはり四畳半のフラクタルが静かに、しかし、確かに広がり続けているのだと感じたのである。

投稿 : 2023/07/08
閲覧 : 119
サンキュー:

8

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

悪魔の天秤

【魅力的に思った点】
・二つの作品が上手く融合している
・『四畳半神話大系』よりエンタメ性が上がった

【残念に思った点】
・『四畳半神話大系』よりメッセージ性が下がった

【総評】
・80点
  『四畳半神話大系』と比べるとエンタメ性が上がりとても見やすくなっていますが、その反面メッセージ性が下がってしまっているのでなんとも評価が難しい作品ですね。個人的には見て楽しめることが第一だと考えてるので若干こちらに天秤を傾けておきますが、見る価値はどちらにあると問われれば『四畳半神話大系』を挙げます。
  自分は『四畳半神話大系』のほうを先に見てしまったので確かなことは言えませんが、こちらを入門編に使ったほうが『四畳半神話大系』を楽しみやすいかもしれませんね。

【こんな人におすすめ】
・『四畳半神話大系』で挫折してしまった人
・『四畳半神話大系』のキャラが好きな人
・タイムマシンネタが好きな人
・エンタメ作品が好きな人

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 131
サンキュー:

3

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

神話大系よりテーマは薄いが、面白さアップ。最後は結局??

「四畳半神話大系」の設定は引き継いでいますが、独立した話として成立していました。ややこしいことに本当に独立しているかどうかは定かではないし、ジャンルをどう捉えるかは人それぞれだと思いますけど。

 神話体系のような哲学的というか、青春の捉え方というか、そういうストーリーとは違って、かなり純粋に楽しめます。面白さだけでいえば、圧倒的に本作の方が面白いです。
 時間的にも映画と同じくらいで終わります。そのせいで構成も脚本もちゃんと練り込まれているのも、ダラダラ中だるみがなくて興味が途切れませんでした。

 作画は相変わらずの独特な表現で、本作を見る楽しみとなっています。京都と古い下宿という舞台に不思議とマッチした味のある作画でした。
 その独特の作画の中、明石さんが大正時代のような雰囲気を持ちながら現代的な少女なのがなんとも可愛いです。坂本真綾さんの演技もさすがです。

 キャラたちも整理されて、登場人物の動きが理解しやすいので、神話大系ほど面倒くさくないのも良かったです。

 なお、今回気が付きましたが、小津、樋口、明石って映画監督の名前でしたね。なにかあるのでしょうか?

 で、ストーリーですが、本作はどこに解答があるかも含めて謎を考えるのが面白いので、まず見て欲しい作品ですが、ディズニー+独占だとちょっとハードル高いかもしれません。解答について思うところはネタバレにして下に書きます。

 評価は高くていいと思いますが、深さがちょっと…と思わなくはないです。名作認定まではいきませんが、十分秀作でしょう。評価4.3くらいで80点程度は十分あると思います。1回しか見ていないので発見することがあれば、またかえます。

 で、ネタバレですけど…

{netabare} (ディズニー+の区切りで)5話まで見ればタイムトラベルもので、ラブコメの結末の物語でもあります。明石さんと主人公が結婚して子供が出来て、その子が田村だという話です。ここまでで十分面白いですが、6話ですね。これを見ると「あれ?本作全体が映画の一部ということ?」と混乱させられます。どこまでが現実なんでしょうね?

 鯖鉄道で何が言いたいかです。あのおかしなロゴマークに何か意味があるのか。あるいは「心の中にある物語」として、タイムマシンブルースという映画の伏線というかアナロジーになっている気もします。

 99年前にクーラーのリモコンがある時点で解決に納得感はないですし、この世界観にタイムマシンというのも唐突感はありますので、全部が「四畳半タイムマシンブルース」という映画でした、というほうが、SF的ラブコメとしては説得力はあります。

 ラブコメの結末としては、現実にタイムマシンが来た話ならハッピーエンドで、めでたしめでたしと思いたいところですけど、本作も神話大系の一つだと思うと、世界線の一つで映画をとりましたというのが正解でしょうか。
 ただ、映画の結末は本来なら宇宙の崩壊のはずなんですよね。そうなってないということはどういうことでしょう?一筋縄ではいきません。{/netabare}

投稿 : 2022/12/17
閲覧 : 183
サンキュー:

7

ネタバレ

マ神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

たまたま観たら、得した気分

恥ずかしながら、最近はアンテナが低く、たまたま空いた時間に映画でも観ようとチェックしたところ、
このタイトルを発見。
足早に映画観に辿り着き、アニメ版の四畳半神話大系を思い出しながら視聴しました。
もともと持っているこの作品の世界観に、映画アニメとしての作画クオリティ、映画館の音響が加わり、サマータイムマシンブルースのストーリーもバッチリはまって、素晴らしい作品でした。

映画だけに、映画サークルの面々が大活躍します。
ストーリー的には、もちろんサマータイムマシンブルースなのですが、なかなか手の込んだ演出というか脚色もあり、構成も良かったですね。

これは、個人的にはすごく良かった点なのですが、少し好みが分かれるところで
明石さんがめっちゃヒロインで、青春感強めでした。

投稿 : 2022/10/31
閲覧 : 123
サンキュー:

3

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

舞台劇のようなアニメ映画

湯浅政明の知名度がアメリカでも高いからか、まさかのディズニープラスで独占配信とは驚きました。ネットフリックスでもアマゾンプライムでもなく「ディズニー」であることが、湯浅政明が「アカデミックなアニメ監督」として認知されているからだと思います。

さて、内容は正直監督が代わっているので、演出も内容も薄味で湯浅監督が持つ前衛アート的な表現はありません。全体的に原作小説遵守なないようなのでしょうが、原作ファンは面白いかもしれませんが、アニメーションとしては及第点。カメラワークも平凡で日本の舞台劇をそのままトレースしてアニメ化した感じで、アニメにおける良い意味での「嘘」というか、過剰さがありません。

それもその筈、脚本家や演出家が舞台劇出身の方なので、リアル志向が強いからだと思われます。

しかし、アニメとしてはそれは逆に逆効果だったかもしれません。湯浅監督は映画であっても「アニメ」でしかできない表現をすることによって「アート性」があったのですが、この内容では正直実写で出来る程度であり、「アニメーション映画」としては面白くないと思います。

投稿 : 2022/10/25
閲覧 : 143
サンキュー:

4

ネタバレ

nas さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラと脚本の相性がいい

焼き飯とビールで打ち上げしたくなってきた。面白いものと面白いものを掛け合わせたら最強!感ある企画だけどしっかり面白かったなぁ。タイムマシーンブルースの方が結構キャラが強い作品だけどそれが四畳半にばっちり合ってるわ。久々に四畳半とサマータイムマシンブルースを見たくなった。
映画企画かと思ってたら原作あったんだなこれ

投稿 : 2022/10/16
閲覧 : 101
サンキュー:

2

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

明石さんが気づいていしまったこと

物語は、四畳半のいつもの面々の会話が少しずつ噛み合わないところから始まります。
そして、物語が進むとその理由が次から次につながり1つの点へと帰着します。
とても面白かったです。


■タイムマシン
{netabare}
この作品は、タイムマシンものです。
ノリは、バック・トゥ・ザ・フューチャーです。
過去改変しちゃったら、現在の宇宙が崩壊する、自分たちは、消滅する!
さぁ、こまったぁ、どうしよう!!
とにかくそれを取り繕うと「私」とヒロイン明石さんは、奮闘します。
でも、いつもの面々ですので、当然、すんなりいかずドタバタドタバタ。
そんな中で、噛み合わない会話の謎がとけていくのがすごく面白いです。
しかも、そのスピード感には、くせになるような爽快感があります。
{/netabare}


■ブルース
{netabare}
物語の舞台は、ある理由で真夏にエアコンが使えなくなった、おんぼろアパートです。
そんな中で、過去と現在を何度もいったりきたりします。
この狭いおんぼろアパートと言う世界と時間に閉じ込められている状態です。
すべてが終わるころには、もう、汗だくで、ヘトヘト、クタクタです。

その後、面々は、夕日が沈む中、鴨川の川べりを歩いて打ち上げに向かいます。
さっきまでの暑苦しさとは、一線を画す情景です。
これでやっと地獄のような空間と時間から解放されたんだなと感じます。

ブルースとは、奴隷制度で抑圧された黒人たちが、どん底で産み出した音楽です。
しかし、そんな悲しい中でも、明るさや楽しさ等の陽気さがあるのが特徴です。
そして、黒人たちは、奴隷解放宣言を経て自由の身となります。

この物語でも閉じ込められているのにもかかわらず、なぜか陽気さがあります。
そして、最後は、そこから解放されます。
やはり、物語全体を通して、「ブルース」だったんだなと実感させてくれます。
{/netabare}


■明石さんが気づいていしまったこと
{netabare}
いい具合に頭のネジが抜けている、明石さん。
でも、そんな明石さんがどうしようもないくらいにかわいいなと思えます。
そんな明石さんと「私」の恋愛もちゃんと描かれているところがよかったです。

この物語では、過去と現在を何度も行き来して、なんとか取り繕うことに成功します。
何事もなかったかのように元通りになって、みんな大満足です。
でも、ふと、明石さんは、気づいてしまいます。
すべては、あらかじめ決まっていたことではないのかと・・・。
つまり、元通りにしたのではなく、それすらも決まっていたことではないのかと。

この物語では、明石さんと「私」との間には、キュンとする恋の展開があります。
と、なると、実は、それすらも決まっていたことになります・・・。

この物語では、「私」が明石さんとなんとかお近づきになろうと、
あれこれ奮闘するところが面白いところです。
しかし、すべては、決まっていることだとしたら!?
何もしなくてもいいのか?
でも、やっぱりあれこれ奮闘しないと恋は発展しないのか?
いや、実は、奮闘すること自体が決まっていることなのか・・・。
なんだか、面白いですよね。
たとえ運命が決まっていたとしても、奮闘しなければならないと言っているようです。
それが、恋愛!
それが、青春!
{/netabare}


■まとめ

劇場が満員でした。
感覚ではなく、座席をとる時、私が最後でしたので、文字通り満員です。
子供は見かけませんでしたが、老若男女問わず幅広いお客さんでした。
とても人気がありますよね。
上映中は、笑い声が聞こえました。
上映後の劇場は、ガヤガヤとして、とても清々しく軽やかな雰囲気でした。
(重苦しい空気の中、みな無言で足早に劇場を後にする作品とは真逆です・・・。)

クセがある作品には、違いありませんよね。
「小津」の顔を大スクリーンで観たいかどうかが分かれ目!?
他のキャラも簡素なように見えて、実は、とても表情豊かで奥深いなと思えました。

私は、劇場で観ることができてとても良かったと思えた作品でした。

投稿 : 2022/10/13
閲覧 : 169
サンキュー:

13

ネタバレ

katokou さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ見たなら見るべき

アニメを面白いと思えた人は楽しめると思います。

投稿 : 2022/10/09
閲覧 : 101
サンキュー:

2

nyamu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

四畳半「らしさ」そのまま。満足できる

別に四畳半神話大系の「続編」というわけではなさそうだけど同じ舞台、同じメンバーが出てくるのでアニメの方を先に見ておくと吉。
というかアニメの方を見ていないのにこちらを見る人は少ないでしょうけども。

今回の映画では登場人物も会話劇も絵柄も演出も同じような四畳半「らしさ」がそのまま引き継がれていました。

ストーリーはタイムマシーンといった小道具を使って映画の尺に合わせて構成され、小津や師匠、羽貫さんなどに振り回されるドタバタ劇に至る所で笑わせてもらったし、アニメ同様に最後は綺麗に終わるので観終わったあとの満足感は非常に高かったです。
アニメの四畳半神話大系が好きだった人ならきっと楽しめると思います。

それにしても主人公から見る明石さんのなんと可愛いく美しいことか!

投稿 : 2022/10/09
閲覧 : 165
サンキュー:

6

御宅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

京都の温度感、悪くないっすね〜

四畳半神話大系×サマータイムマシン・ブルースを掛け合わせた作品。監督は「ワンパンマン・ブギーポップは笑わない・Sonny Boy」などを手掛けた夏目真悟監督。TVアニメを手掛けた湯浅監督ではないので、少々がっかりする方もいると思いますが安心してください。しっかりと面白いです。

この作品はTVアニメ「四畳半神話大系」を観てなくても十分に楽しめます。映画初見で全然構いません。

物語の内容は割とベタなのですが、夏の京都の温度感、そして明石さんの可愛さによって全てが成立します。また、コーラとリモコンが宇宙の存亡の危機という所が、四畳半のギャグと良い感じにマッチしていてとても良かったです。テンポ感も非常に良く、全体的に素晴らしい作品でした。

投稿 : 2022/10/06
閲覧 : 107
サンキュー:

3

はろい さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちびまる子ちゃんを観る気持ちで映画館に行ってきました。

サマータイムマシンブルースの映画は鑑賞済みで、舞台と本は一切分かりません。

森見登美彦さんのサマータイムマシンブルースは読んでいます。

作画の評価は分かりませんが絵柄は好きではありません。
ドラマ・ウシジマくんのコセちんが声優で出ています。

面白いと思ったものは面白いとするようにしていますが、
森見登美彦さんが好きなのもあり、どう評価して良いのか分からなくなっています。

四畳半神話大系のキャラクターが下鴨幽水荘、糺の森、デルタで動けば何をしても観たくなってしまいます。

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 111
サンキュー:

0

蒙古斑 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

久しぶりのアニメは良かった

やっぱり、早く大学生になりたいわ。

投稿 : 2022/09/30
閲覧 : 90
サンキュー:

0

kuroneko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2024/04/14
閲覧 : 0

JeLL さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/29
閲覧 : 6

まかろん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/11/26
閲覧 : 5

3mei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/22
閲覧 : 5

sekai さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/23
閲覧 : 8

黄色い羽 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/06/19
閲覧 : 7

チャナチュール さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/16
閲覧 : 9

天むす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/04
閲覧 : 7

ゆー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/28
閲覧 : 11

あーーー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 12

KpFwG61030 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/01/14
閲覧 : 11

xmnBQ21439 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/01/01
閲覧 : 10

けろっぴ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/30
閲覧 : 9

popo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/28
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四畳半タイムマシンブルースのストーリー・あらすじ

八月、灼熱の京都、左京区。おんぼろアパート「下鴨幽水荘」で唯一のエアコンが動かなくなった。悪友の小津が昨夜リモコンを水没させたためである。「私」がひそかに想いを寄せる後輩の明石さんと対策を協議しているところに、見知らぬ青年が現れた。

彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。そこで「私」は、彼のタイムマシンで昨日に戻り、壊れる前のリモコンを持ってくることを思いつく。ところが、タイムマシンに乗り込んだ小津たちが、リモコンを持ってくるだけにとどまらず勝手気ままに過去を改変しようとするに至り、「私」は世界消滅の危機を予感する。(アニメ映画『四畳半タイムマシンブルース』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2022年9月30日

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