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「BASTARD!!―暗黒の破壊神―[NETFLIX](TVアニメ動画)」

総合得点
63.4
感想・評価
61
棚に入れた
213
ランキング
4243
★★★★☆ 3.2 (61)
物語
3.1
作画
3.3
声優
3.1
音楽
3.1
キャラ
3.3

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BASTARD!!―暗黒の破壊神―[NETFLIX]の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

van2013 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もうちょっと。。

原作が大好きだったが、結構中途半端に終わった作品だったので
ないと思ったが、まさかのアニメ化。子供心に魔法の詠唱とか
かっこよくて真似してたのを覚えてる。マンガは相当書き込まれてて
すごかった印象をもってる。で、アニメはというと。。。
 正直、いまいちだった。まあ、みれなくはないんだけど、
原作をただただなぞってるだけで、演出の仕方が。。
原作も確かに、コミカルな部分とか結構あったが、原作のまんま
テイストを取り込もうとして失敗してる気がする。魔法とかも
オーフェンよりははるかにましだが、もうちょっと頑張ってほしいと
思ってしまった。私が大人になったせいなのか。
 懐かしさもあって視聴したが、作画もそんなによくないし、
人を選ぶかなと思う。ただ、作り手の熱意は伝わった。

投稿 : 2024/01/21
閲覧 : 61
サンキュー:

0

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ワンパターン

{netabare}
古い作品のネトフリリメイクという最近よくあるパターン。
そして、これも含めてどれも面白くない。
地上波放映で視聴。

何がつまらないかと言われると内容がワンパターンということに尽きる。
大きな目的もなく、話に工夫もなく、毎回強そうな敵が現れてはその敵と数話かけてグダグダと戦っているだけ。
倒しきったと思ったら、実はまだ倒せてないみたいな展開何回やるんだよって・・・。
序盤はまだ比較的サクサクだったけど後半の尺稼ぎは本当に酷い。
その上、ほぼほぼダークシュナイダー1人で戦っていて他のキャラは空気なため違う敵と戦っていても同じシーンにしか見えない。
活躍あると思っても結局噛ませで終わるって言うね。
画面色も常に暗めで本当に見ていて飽きる。

何かしら戦闘以外の要素があればまだ良かったかもしれないけど、本当にこのアニメは戦闘以外何もなかったので退屈。エログロもイマイチ振り切れてない。

ダークシュナイダーというキャラも最初は悪役っぽい感じだったけど、2話ぐらいの時点で既に実質的に正義の味方で何も面白くない。
良かったのはコルレのOPと知らない歌手のEDぐらい。

私的ベスト回:9話
私的評価:30点

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆6
転生モノ? デカすぎんだろ。とりまヒロイン可愛すぎる。
CMでネタバレするな。乳首立ってて草エロゲかよw coldrain聞かせて。

3話 ☆7
この曲を待ってた。2話見逃したけど、見ててもよく分からん説明w
マジでエロアニメ。ビンタする勇気。

4話 ☆6
エロ漫画に居そうなスライム草。見えてる。これ放送よく出来たな。
これエロアニメかよ。エロ以外内容なくて草。

5話 ☆6
解説長いな。どうせダークシュナイザーには無効。
急にギャグやめろ。膜ww 結局こいつ何がしたかったん。

6話 ☆6
こいつハニートラップにすぐやられそう。
ちゃんと計画にヤることはめり込まれてて草。
敵さんなんでこんなに服装えっちなん? ドクタストーン。
またすぐに堕ちそう。

7話 ☆6
レズか? 確かに女がどうこう言ってる時点で気にしてるなw
NTR展開。くっ殺。ノンケに目覚めてしまった。

8話 ☆7
ヨーコそのこと知らんのか? 寝ている時だけなのか。
絶対に効かんだろw

9話 ☆7
声帯は同じなのに声が違う。典型的子安。死んでて草。
十字架は聞かないのに太陽は効くのかよw
ダークシュナイダーハーレムしてないのなんだかんだ良い奴。

10話 ☆6
生き血分けるだけだとあかんのか。はよとどめ刺さんから。

11話 ☆6
急にいちゃつき出すなw とうとう怒る。こいつヨーコが本命なのかw
自信過剰だなw 死ぬのか?

12話 ☆6
ハーフエルフ差別のテンプレってバスタードの時代からあるのかよw
ロリはまずいですよ! イキかけてて草。お前やろやったのw グロ

14話 ☆7
死んだままかよ。こいつら誰? 手の動きが面白い。何で復活したのか。
邪神となにか関係ある? だからダークシュナイダーも力を得るのか。

15話 ☆5
ピー音。ダークシュナイダー強すぎだろ。
こいつがしょうもないコスしてるのギャップあるな。

16話 ☆5
連動してんのか?w 大した話がないからワンパ感強いのがなぁ。

17話 ☆6
隙あらばエロ。強そう。そこはダークシュナイダーの言うこと聞いとけ。

18話 ☆7
それ普通に生きてるじゃんw 四天王(笑) 負けとるやん。
このアニメ重そうな雰囲気してるのに誰も死なんよな。強い(確信)
やっぱり生きてるw

19話 ☆5
ヨーコ堂々としてるな。解説ありがとう。普通に耐えそう。

20話 ☆5
それが有り得るかも。
結局他キャラが活躍することはなくダークシュナイダー無双で終わるのね。急にギャグになるのやめろ。

21話 ☆2
このアニメメインの話もないし戦闘もワンパだしまじで退屈だな。
再生ボタンじゃん。唐突なメタネタ滑りすぎでは。虚無。
死んだと思わせてのパターン何回やるの…。

22話 ☆2
飽きたわくど過ぎ。戦闘以外に内容がないのにその戦闘がつまらない。
同じような展開何回やるねん…。
ダークシュナイダーの話ばっかでほんとつまらん。

24話 ☆2
1話見逃したけどまだ戦ってて草。何話こいつと戦ってんだよw
戦えは無茶。ほんとつまらんな。コルレのOPだけだわw
終わりと思ったらまだ半分だった。またなんか復活してて草。
しつこすぎる。

OP「BLOODY POWER FAME」☆9
ED「Blessless」☆8
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2023/10/07
閲覧 : 109
サンキュー:

3

ネタバレ

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見所がない退屈な作品

王国を救う為に悪の象徴、ダーク・シュナイダーに力を借りる。敵は倒せるものの、誰彼構わず暴れ回るシュナイダーを制御出来るのはヒロインのティア・ノート・ヨーコだけ。
この面白そうな設定は序盤のみで、この図式はすぐに崩れる。

シュナイダーはすぐに、口は悪いが王国の為に粉骨砕身働く忠臣となる。最早ヨーコによる制御など必要ない。

絶大な力を発揮するが、戦闘力がないルーシェ・レンレンと入れ替わる不安定な存在であるシュナイダー。この設定も途中から殆ど出なくなる。


面白そうな設定は全て無くなり、シュナイダーは「強敵と戦う正義のスーパーヒーロー」になってしまった。


アーシェス・ネイのエピソードは良かったが、他は特に何も無し。
もう一人のシュナイダーであるルーシェ・レンレンのことは、きちんと掘り下げて扱って欲しかった。

投稿 : 2023/08/26
閲覧 : 177
サンキュー:

3

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

作画の表現をもっと頑張って

90年代のエロ漫画と言えば、
このBASTARD!!はその代表と言っても過言ではないかと。

懐古的な感覚から視聴開始。

【作品概要】
現代から400年後の物語。
近代文明は失われ、剣と魔法が支配する世界に。
世界を治める4王国と、それを覆そうとする反逆団の闘い。

主人公ダークシュナイダー(DS)は
15年前は反逆団のトップでしたが、
殺されて転生した結果、今度は4王国の一つ
メタ=リカーナ側につくことに。

原作の1~8巻までの内容になっています。

【原作について】
若いころにムチャクチャはまった漫画でした。
原作を3つの切り口で見てみます。
➀漫画の限界を超えた表現力
 呪文・モンスター・悪霊…
 ペンとスクリーントーンだけでよくあそこまで
 カッコよく、気色悪く描けるなと唖然でした。
 デッサンはおかしなところが結構ありましたけど(^^;
 漫画という枠の中での表現力はずば抜けていたと思います。

➁設定
 ・呪文の設定が当時としてはかなり細かかったです。
  ※近代のレベルからすると、ガバガバですけど
 ・アニメでは冒頭でばらしちゃいましたが、
  現代の先の時代の話というのが凄かった。
 ・難しい言葉を多用した呪文の詠唱もカッコよかった。
  (今は厨二とか言われちゃうんでしょうけど)
➂エロ
 正直ここは私はあまり好きではなかったです。
 徐々にきょぬーが限度を超える描写になり、
 リアリティ面で許容できなくなってしまいました。
 私が今も2次元作品のきょぬーが苦手なのは、
 ほぼBASTARDが原因かも(^^;

【作品に対する感想】
 思ったほど期待外れではなかったものの、
 期待を超えていくかと言えばそうでもなく。

 私が期待したのは、現在のアニメーション技術で
 魔法をどう表現するのか?
 戦いをどう表現するのか?
 という点です。
 SAOアリシの時のように、私の中で
 「こういう演出であってほしい」という
 イメージが出来過ぎてますんで、
 ハードルは無茶苦茶上がります。
 それを越えてはくれませんでした。

 とはいえ、2期が見たくなくなるほど
 ダメだったかと言えばそういうわけではなかったので、
 続きは必ず視聴します。
 
1)物語
 ➀構成変更 ○
  原作ではアニメ1期の後の話を冒頭に持ってきて、
  世界の真相をいきなりばらしちゃう構成に。
  個人的には後でびっくりが希望だったので残念ですが、
  掴みとしてはアリだったかも。

 ➁補足改変 ○
  世界観はハードですが、
  当時の漫画らしく物語展開はガバガバなので、
  ところどころ補足したり、改変してるのは
  良かったと思います。
 
  ただ最後の大幅改変(というか追加)は必要だったのか?
  とは思います。

 ➂メタ発言 ○
  あとメタ発言がめちゃくちゃ多い作品ですが、
  上手いこと拾ってくれてたのは嬉しい所です。

 ➃チョロインず ××
  おっさんになるとより「それはないない」って
  突っ込まざるを得ません(^^;

 ➄設定ちゃぶだい返し 多すぎ(笑 ××
  これも当時の漫画らしく
  使ったら死ぬはずの技を使って生きてたり
  MP欠で使えないはずの呪文が使えたり
  腕がなくなったはずのが生えてたり
  はっきり言って無茶苦茶です(笑

2)作画
 ➀戦闘描写 ×
  期待が大きすぎたかもしれませんが、
  もうちょい頑張ってほしかったです。
  表現が漫画に負けてる…印象です。
  ダムド     ○
  べノン     もっと腐敗して燃える感じがあったら
  アンセム    もっと追尾光弾感があれば
  エグゾーダス  迫力不足
  メガデス    迫力不足
  精霊召喚    ○
  ハーロイーン  迫力不足
  ブラゴザハース 迫力不足
  エッドツエッペリン○

  剣の戦闘描写も動いてほしい所で止め絵だったりと、
  ちょっとちぐはぐ感がありました。

  一番期待していたところだけに、残念です。

 ➁顔芸芸人アビゲイル ×
  じわじわ味が出てくる良キャラなんですけど
  原作の顔芸(シリアス・ネタ共に)が
  ほとんど活きておらず、個人的に残念です。

3)声優
 ➀谷山紀章(DS)
  あんな人格崩壊者を誰が演じるのか不安でしたが、
  上手く演じられていたかと。
  ちょっとイメージより高いですが、慣れればオッケーです。

 ➁小野賢章(カル=ス)
  逆に声が低くてびっくりでしたが、
  慣れればオッケーです。
  箱舟までやるなら、どう演じてくれるか楽しみです。

 ➂日笠陽子(アーシェス・ネイ)
  愛憎混じった演技が素晴らしかったです。
  あまり絶叫演技を聞いたことがなかったので新鮮です。

 ➃杉田智和(アビゲイル)
  はまり役です。
  {netabare}カル同様、箱舟までやるならどう演じるか楽しみです。{/netabare}

 ➄子安武人(ダイ・アモン)
  多分この人しかできない役ですね(^^;
  
4)音楽
 原作者 萩原一至さんの趣味に合わせたのか、
 洋楽っぽいOP BGMが多い印象です。

5)キャラ
 ➀ダークシュナイダー
  稀代の女たらしで、不遜で、残忍で、暴力的で…
  お世辞にも主人公と言えない人格破綻者。
  現代のティーンにはどう映ってるのか、興味津々です。

 ➁アーシェス・ネイ
  完全に依存になっちゃってる人で、
  見ててかわいそうです。
  なんか幸せになってほしいです。

 ➂アビゲイル
  杉田さんの怪演もあって、
  セリフ面ではいい感じでした。
  {netabare}さらにエグみの強いキャラになっていくので、
  今後の作画に期待したいです。{/netabare}

 ➃ガラ
  個人的にこやつめっちゃ好きなんですよね。
  

6)今考えると?な点
{netabare}
 ➀アンスラを復活させる必要性
  アンスラを利用して現体制を壊滅させるというのは
  アンスラを復活させる方便だったことが
  最後の方でアビゲイルから語られます。
  しかし反逆団の戦力が明らかに4王国を圧倒してて
  リスクを冒してまでアンスラを利用する意味が
  ほぼないように思えます。
  DSがいなければ自力で普通に制圧できるんじゃ?

  この辺は当時の漫画らしく、
  行き当たりばったり感がありますね。

 ➁衣装
  当時はファンタジーとしてはあれが普通と
  違和感なかったですけど、女性陣の露出が過激で
  今見ると痴女一歩手前…(^^;

 ➂性感描写
  TPO無視で触れられただけでああなるのは
  流石におかしいと思います。
  ギャグで流せる範疇ではないかと(^^;
  まあ、少年誌なんで願望全開だったということですかね。
{/netabare} 

投稿 : 2023/08/22
閲覧 : 179
サンキュー:

8

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ライトノベルの元祖的な作品

少年ジャンプの伝説的エロ漫画(爆笑)の2度目のアニメ化です。

ダークファンタジーですが非常にエログロな内容なので人を選ぶ気がします。
よくこんなアダルトゲームのような内容を80年代に少年誌に載せていたな。。と思ってしまいますが、当時のジャンプはそれでこそ発行部数600万部を超す勢いだったので、パワーが今の漫画と違います。

ライトノベルで同じような作品が山のようにあるのと、成人漫画における女体表現はこの作品や桂正和さんなどから影響を受けていると思われます。

あと、以外に女性ファンが多いのも特徴です。

今回のアニメは,いまさらで恐縮ですが。。。実は僕も「ライデンフィルム」さんにお世話になりかけていたので。。るろうに剣心もそうですが、世代なので手伝いたかったです泣

声優もほとんどベテラン勢を呼んで構成しているのも予算があるからかと思います。

TVアニメシリーズとしては構成、作画もまあまあ良かったので、深夜のあまたにあるライトノベル作品よりは出来が良かったふうに思えました。

あと今、こういうバタ臭い絵柄流行らないのに良くやるなあと思いました。w

投稿 : 2023/08/09
閲覧 : 390
サンキュー:

9

ネタバレ

7でもない さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

((ここにBASTARD!!の素晴らしいアニメレビューが書いてあると思ってくだせえ(ゲラゲラ)))

3948文字。

プレリュード(序章)
ストーリーは団子
似てる。けど……
視聴者をかなり選ぶ俺様系オラオラ主人公
全乗せパフェ
HEAVY METAL SUICIDE



プレリュード(序章)

1988年に突如ジャンプに現れ、大BASTARD!!旋風を巻き起こし、消えて行った萩原一至作伝説のファンタジー漫画BASTARD!! ハードロックヘヴィーメタル(以下HRHM)な俺様系主人公で、ストーリーは団子。キャラデザは似てて、実は全乗せパフェ(クスクス)。それが35年の時を経てNETFLIXの金tとライデンフィルムスによってアニメ化!さあ1つずつ解説していこう(ゲラゲラ)。ユーガッタハギワラ。


ストーリーは団子

相原コージ、竹熊健太郎によって1990年に発行されたギャグ漫画、猿でも描けるまんが教室(愛称“サルまん”)の中で「少年漫画は団子だ」という飛び道具的な解説をしていて、当時はあまりピンとこなかったが、今回BASTARD!!を見ていて、なるほどたしかに団子だな、言いえて妙だなと感心してしまった。

BASTARD!!の場合こんな感じ

  |
  バトル
  |
 スケベー
  |
  バトル
  |
 スケベー
  |

本作のストーリーは、目の前の敵を倒し女性を攻略し、次の敵に立ち向かうといったループ構造を持ち、昔のドラクエやバトル漫画みたいに大まかなラスボスの目的だけ提示され、バトルやレベル上げしてる完全な一本道RPGのような趣がある。
バトルシーンでは、「超絶無敵ハンサム様」を自称するダークシュナイダーが大暴れするが、いう程無敵ではなく、結構苦戦するため逆境を楽しめるようになっているが、今の漫画のような属性ジャンケンや先読み頭脳戦や理屈立った逆転と言った駆け引きは少ない。
ストーリーはあくまで淡白ではあるが、様々な設定が織り込まれ、独自の世界観を読者に伝える力は持っている。ただ、でてくるキャラでてくるキャラ、全ての女性キャラクターを攻略する必要性には疑問が投げかけられる。


似てる。けど……

次に原作やアニメの作画に焦点を当ててみたい。作者は、80年代のラブコメや女の子のキャラデザのスタンーダードの一つだった、きまぐれオレンジロードの故まつもと泉のアシだった。師匠に影響されたタッチで描かれた女の子たちはかわいらしく、今回のアニメ版もその可愛さは十分再現されてと言っていいと思う。旧作OVAと違い、今作は女の子を始めメインキャラがぱっと見だけで似てると感じるのはうれしい。これはもうちょっと評価されてもいいんじゃないかな?
またアニメ版は配色、背景、モンスターや敵作画も、煌びやかでのびのびとはしていないけど、シリアスで渋く適切に描かれてる。

女の子は再現されてる、背景や敵もそれなり。でも当時、原作は圧倒的な画力で漫画界を席巻し、冨樫義博氏が本作を見た際に絵にこだわることを諦めストーリーに集中するようになったという有名なエピソードもあるくらいの原作漫画の絵作りと比べると、アニメ版の画面には確かに物足りなさを感じる。

キレキレ格闘戦闘アクションもなければ、ジャンプ連載の魔法世界で魔法を使えない主人公のファンタジー漫画原作アニメ「ブラッククローバー」みたいな、詠唱やグリモアの演出、CG処理、地-水-火-風,-金剛-泡-煙-闇-光の各属性の手描きエフェクト、そして魔法を受けた側の動きや変化に全力を投入してるわけでもないのは残念だ。
昔読んだ時は面白かったのになんで本作はあまり面白くないのと感じるかというと、結局作品のコア要素が抜け落ちているからなんだろうと思う。先に述べたように、ストーリーだけを抜き出した場合には薄味に感じられることもあるしね。
ただし、エロの趣味は悪くはないし、主人公であるダーシュの美しい銀髪とスリムながらも筋骨隆々な体格は魅力的、そしてガラは菊地夢枕のキャラのような骨太さで好ましい。最近のキャラクターデザインの偏りや人物の細さにも飽きてきた一視聴者としては、一度試しに逆方向に振れる揺れおこしが起こることを望む。


視聴者をかなり選ぶ俺様系オラオラ主人公

ダークシュナイダーはかなりオレサマ系なわがまま主人公で、昨今の無個性無色透明竿役主人公とまったく異なる方向性を持っているので、視聴者の人種に関係なく好き嫌いはでてくると思う。また当時のお約束として、主人公が浮気したり、ラッキースケベする→ヒロインが殴るの超古典的展開が頻繁に繰り返されるのでこれも今の時代の人は合わないかもしれない。

BASTARD!!のエロスやダークシュナイダーの性格・行動は、現在のエロゲーや無職転生をはじめ初期から中期のなろう作品において大きな影響を与えたと考えられる。彼の面影やポジションはラノベ原作アニメ「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」にほぼそのままみられるし、特にアリスソフトの「RANCE」シリーズは、ダークシュナイダーの傍若無人で女を見たら襲う外道ぶりと同時に彼の律儀さや情に深い一面故に非常にもてる所が受け継がれているように感じた。面白いのは、この作品に女性ファンが結構いることだ。エロで傲慢なナルシストに腐女子ファンつくのか……。


欲張り全乗せパクリパフェ

当時、週刊少年ジャンプ誌において、目玉お化けを出してビホルダーと表記した所、D&Dの会社に叱られたというエピソードがある(現在D&Dを所有してるカードゲームマジックザギャザリングで有名なWotC社でも、当時の米TSR社とも考えにくいから、おそらく当時の新和社のことかもしれない)。
そして、その際にジャンプの担当編集者が土下座しに行ったことから、「鈴木土下座衛門」という愛称がつけられた。このモンスターは、ギーガーなアンスラサクスと並んで『BASTARD!!』を象徴するモンスターと言っても過言ではない。こんなエピソードをモンスターの名前につけちゃう手法は流石イケイケなバブル期ならでは。今だと炎上してただろうなとか思うが、それはさておき、話を戻すと当時はあまりファンタジーがメインストリームじゃなかったため、この作品は参考や引用レベルから怪しい丸パクリ的行為が行われている。

D&Dからはビホルダーの他にイフリートや魔剣フレイム・オン・タンやリッチ、そして魔力が籠っていない普通の剣は不死の者を屠れない事など。ファンタジーに忍者を加えた事をはじめ様々な要素をWizardryから、ギーガー、HRHM/プログレ、ムアコック、菊地秀行や夢枕獏。
「トップをねらえ!」のガンバスターの必殺技
「トップをねらえ」やそのパクリ元のマジンガーの心臓を引っこ抜くシーン

また百昼千夜一話ブログではこのような点も指摘されている
>・主人公の大魔導師ダークシュナイダーの性格が、助平でナルシストで(自分のことを超絶美形と言ったり)極度の自惚れ屋なのは、夢枕獏が生み出したキャラクターで、精神ダイバーシリーズに出てくる毒島獣太にそっくり

>・ニンジャマスター・ガラのつけてる鎧は、石川賢の「魔界転生」で柳生十兵衛が着ている鎧のパクリ

>・またガラの持つ妖刀ムラサメブレードの真の力を解放した時の形状と技の名前「慶雲鬼忍剣」(多分こんな名前だったかな)は、雨宮慶太監督の特撮ビデオ「未来忍者 慶雲機忍外伝」というタイトルと劇中で主人公が使う機械式の剣の形状が元になっている。

>・同じ四天王の雷帝アーシェス・ネイの持つ雷神剣の形状は、天野喜孝のイラストで描かれてた剣のデザインを真似しているし、ここまで来ると寧ろ清々しい。


BASTARD!!は、当時のサブカルチャーやアニメオタクの中高生や大学生などが好む要素をこれでもかってくらい無分別に集め、まるでミキサーにぶち込んだような作品だ。その中にはパクリとされる要素も多く含まれており、本来ならば創作者がすべてを独自に創り上げることが望ましいと言える。しかしながら、この作品はそのありさまから特異な存在として一定の稀有な価値を持っているとも考えられる。

80年代初期は漫画で剣と魔法のファンタジーはまだ少なく、アニメではほぼゼロの状態。りんたろうの「ファイナルファンタジーV」OVAをみればわかるように、昭和時代において西洋剣と魔法のファンタジーがあまり馴染みがなかったことがわかる。OVA極黒の翼バルキサスが出たのは1989年だったかな。

バスタード開始時の1988年はTRPGオタやWizオタがファンタジーが流行らないかと、いまかいまかと期待して待ち漕がれてた時期だった。BASTARD!!連載開始、および本作の初期版の読み切り作品WIZARD!!連載当時は「ドラゴンクエストIII」や「ファイナルファンタジー2」がリリースされ、ジブリファンタジー作品と合わせて日本でもファンタジーがようやく動き始めた頃だった。



その中で、BASTARD!!は伝奇小説やラノベや小説、TRPG、OVA、ゲーム、漫画、特撮、音楽など様々なジャンルの幅広い引き出しを違和感なく駆使し、その上に破天荒な主人公と圧倒的画力の合わせ技で際立って存在感を放っていた。



HEAVY METAL SUCIDE FOREIGN DEBTS HOMELESS VETS

BASTARD!!の登場以降、多くのバトル漫画が影響を受けて、個人的に好きなVビジュアル系バンドの名前だとか、テレビゲームのセリフや技などを前面に押し出す傾向が増えた。しかし、BASTARD!!と後発の作品との違いは、HRHMプログレがファンタジーと非常に相性が良く浮いてなかったことだ。これは言葉では伝えきれない部分であるので画像を見て、感じて、考えていただきたい。

https://i.imgur.com/kakchSE.png
https://i.imgur.com/l81ujrO.png
https://i.imgur.com/kqemUJw.png



昔我々はファンタジーに飢えてた。BASTARD!!はサブカルのあちこちから引用しまくりながら、作者萩原一至の中の趣味や人生を通じて独特なHRHMプログレギーガーファンタジーとして生まれ、そこにはファンタジーへの憧れの熱量や伊吹が感じれた。
おわり


2023/6/24

投稿 : 2023/07/02
閲覧 : 130
サンキュー:

2

lulonin さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

原作の良かったところが全て切り捨てられている

原作の良かったところが全て切り捨てられている。とても残念でした。
DSの声優がもう原作とはイメージがかけ離れすぎている。
魔法戦争にならぶ駄作中の駄作。

投稿 : 2023/06/17
閲覧 : 225
サンキュー:

1

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

楽譜通り弾いて何か違うのであればそれは理解してないということ

っと
『ピアノの森』の一節を思い出しました。

作画はキレイ
話も原作好きなバスタード
声優も悪くない

しかしなにかコレジャナイ感

今更なのか
なんだろう
他の方のレビューにもこういう感覚多いような。

原作好きだったけど進みが遅くなり今どこで何やってるかわからない状態
バスタード原作の絵柄とノリがあったから好きだったけど
ちょっとアニメでみるといかにもな設定が多く
ってそら30うん年前の作品だしね
あとはエロゲーのような展開が多く

原作の絵をうまくアニメにしてると思うのですが
原作の絵だから成り立ってたようなお話なのでコレジャナイ感があるのかな

あとせっかく魔法世界なのにエフェクトが今ひとつなのも。。

今10話まで観ましたが。。もはや消化試合になってます。。残念

※※※
24話全視聴
やっぱり消化試合

ほんとは好きな漫画なので
感謝しないといけないんだろうなぁ

連載当時読んでたので今見たら原作も。。なのかもしれないけど。
単行本やジャンプだと画力はもちろんいいけど、もっとごちゃごちゃしていた印象。もちろんいい意味で。
本作は忠実にキャラデザや作画はしてるけど
すっきりしすぎてるかな。
画力がよく展開も面白くモンスター等のデザインもよくシリアスの絵もいいからどギャグが生えるのが原作の印象だったので
そこら辺かな。。ピンと来なかったのは。

続編ありありなラストでしたので次もありそうですが。
んー残念な感じでした、私には。

投稿 : 2023/05/06
閲覧 : 255
サンキュー:

4

ファルコーニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

懐かしさを感じ、とにかくエロい!

過去のBASTARDは見たことがないのだが、今回のBASTARDは声優の演技が見事にハマっていたのではないかと思う。
特にヨーコを演じた楠木ともりさんはまだまだ若い声優さんだが、かなり声が合っていた。お色気シーンもあり、ヨーコの魅力にハマった人も多いのではないか。ややストーリー展開に昭和の古臭さを感じるが、女性キャラの魅力はピカイチ。現代作品に通ずるものがあり、多くの作家が本作を参考にしたとの話も理解できる。

そこ必要?って思うほど無駄な部分にもエロ描写を入れてくるのだが、やはりエロは正義だ。もはやエロが女性キャラの個性になっており、紳士たちはそれだけで満足できるであろう。

投稿 : 2023/05/06
閲覧 : 146
サンキュー:

1

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

そうか・・・、だいぶ時も過ぎたし、私も老いたか・・・。

さて、某岡田斗司夫氏が某ようつべにて「ネット○リックスのアニメはなぜ、つまらないのか」と言う解説をしている動画があったりする。

個人的には「なるほどー」と納得しきりだったのだが、この機会に実感するとは思わなかった。
幸いにも機会を得て観させてもらったのだけれども・・・。


なるほどねー、と思った。


ある意味、伝説的な作品(いろいろな意味で)、かつ私自身も好きだった、思い入れのある作品だったので、視聴したときの自身の所感に戸惑ってしまった。
(ちな、前作アニメ版もみております・・・。こちらもシュナイダーの声がね・・・的な感想とイマイチ感を記憶しています)


曰く・・・、
淡々とストーリーを追ってしまったんだよねぇ。
作画もきれいで、お金が投入されている気配はプンプン、原作にも割と忠実な方と評価できる作りで、キャラクタも大方は頭に入っている。本来なら、感動や、待ちに待った感、ワクワクがあっても良いはずなのに・・・。


そして、原作どおりのギャグやツッコミ、そしてエロ要素にもどちらかと言うと、テンポの悪さや時代感の違い(これは仕方ないね)、なんなら、ダサダサ感を感じてしまった。
恐らく・・・、これは作品は全く悪くなく、当方の感覚が変わってしまったのかなぁ、と少し残念に思った。


もう一度言いますが、この作品は漫画で単発から始まり、連載され始めた時から挑戦的な絵柄、魔法から小道具、モンスター、敵のイメージまで、私のイメージするファンタジー世界のイメージにフィットする世界観、各キャラの個性含めて、大好きな作品だったんです。

萩原氏の筆が遅くなり、季刊ジャンプ(当時は増刊ジャンプとして、スプリングジャンプ、サマージャンプ、オータムジャンプ、ウィンタージャンプが発行されており、読切作品や新人漫画家のデビュー作的なものがたくさん載っていたのです、ここから出てきた作家さん、一発屋さんなどなど多彩でした。ほとんどの号数購入して保管していたのですが、いつの間にか無くなってしまいました・・・、本当に残念。このジャンプの情報ってあまりないんですよねぇ。読切作品でスゴイお気に入りの作品もあったんですが)、そして、点々と掲載雑誌を変えていき、作品発表タイミングがブレていく中でも追いかけていた作品でした。
途中、萩原氏の大暴走や、いよいよ描くのに飽きてきたのか?ストーリー展開が思いつかなくなったのか?等々いろいろと心配になったこともありましたけどねw。


そんな作品が、やっとしっかりアニメ化されたのに・・・。







たぶん、私はこの作品フラットに評価出来ていないと思います。
自分の感覚の変化に軽くショックを受けていますwww。


そして、他の皆さんはどう思っているのかな・・・と他の方のレビューをじっくり読んでみました。
やはり、(ギャグや表現方法等について)時代的に合っていないと評される方も多数おられましたが、「やっと、観れる」と感動しておられる方や、おもしろかったと評されている方もおられました。

そして、私はポツリとささやくのです。
「私もワクワクして、おもしろく観たかったなぁ」と。

時間がたち過ぎたのが悪いのか、私の感覚の変化が悪いのか、はたまた仕方のないことなのか。





評価はすべて3とし、私的にシュナイダーの声が好きでは無かった、と言う感覚的な評価で声優を2.5(八つ当たりですわw)としました。
悪しからず。

投稿 : 2022/12/31
閲覧 : 497
サンキュー:

14

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

うーん……古臭さ満載

展開が全て予想できるし、意外性もない上にやたらと「主人公」というワードを主人公がネタで使用する為に作品に没頭できず
またバトルも迫力もなく、頭脳戦もない

総じて――
古臭い

投稿 : 2022/12/18
閲覧 : 216
サンキュー:

1

ネタバレ

llil さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

自分的には

前のovaのが良かった。

投稿 : 2022/12/04
閲覧 : 101
サンキュー:

0

ネタバレ

weeZD52002 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

ほぼエロアニメ

内容は薄っぺらいです。
適当に敵を倒してエロシーン挟んで最後にチューして終わりみたいなのばっかりです。

投稿 : 2022/10/17
閲覧 : 164
サンキュー:

2

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

ついにこの日が。。原作愛あふれる魔法異世界の草分け的作品(13話までの感想)

 
原作既読(ほぼリアルタイムw)

RPGのような魔法世界の異世界モノの、草分け的な作品。
二番煎じなのではなく、この作品が起点だったかと。

セクシーショットやおちゃらけセリフなども相まって当時は衝撃的でした。
今や隆盛を誇る転生モノは、もしこういう魔法世界に転生したら?というオマージュによる派生作品であると思っています。

それが遂にアニメ化される日が。。
NETFLIXやめなくてよかった。
そして生きててよかった。

感謝しかありませんが、こだわりもあるのでハードル高めで視聴w
さてさて・・

う~ん、個人的にキャラにちょっと違和感が。
アニメはマンガより顔を大きくしないと、描きづらいし見えづらいだろうというのは理解できるんですが・・
特にヨーコが刺さってこない・・こんなに子供っぽかったかな。
cvはSAOガンゲイルやLOVELIVEで推しの一人となった、ともりる。
そういえば日笠さんとはガンゲイルでも共演していましたね。
でもまあ自分が歳取ったせいかも知れないしシーラが刺さったのでよしとしましょう。

注目したかった、べノンの呪文で身体が崩れていくシーン・・
動画化はやっぱ難しかったようでダムドっぽかったかなw

でもガラがかっけえ。
例の{netabare}スライム{/netabare}で着衣が溶けるシーンもしっかり描写。それどころかちょっと盛ってるような。
セクシーショットは動きがある分、マンガよりエロいかもw
{netabare}「少年漫画だぞー!」{/netabare}とかセリフも原作に忠実。

モブ神官のおちゃらけ感は物足りなかったけど、ダイ・アモンのキテレツ感は原作に近いモノを醸し出せていたかと。

そこかしこに、こだわりが感じられますw

原作コミックを所持していたとはいえ、ストーリーをけっこう覚えてたのがちょっとアダとなって純粋に作品を楽しむより、原作と比較する視点が強すぎたかな。

続きが9月からのようなのでまた感想を追加したいと思います。

ひとりごと(ネタバレではないけど畳んどきます)
~{netabare}
原作と比べ過ぎなのかも知れませんがこの世界への没入感がもの足りなかったかな。マンガを読む際に自分の脳内でキャラが発する声に比べてcv陣の声がちょっと固かった。演じている演技のような、ノリきっていない雰囲気を感じてしまった。
現場の雰囲気とか音監の方針とかスケジュールとかコロナ予防でのアフレコとか色々あるとは思うけど。
また、他の作品なら問題ないレベルとは思うけど。
この作品は、もっともっと、各々がはっちゃけて演ってみて欲しい・・
そう、このすばみたいにw
{/netabare}~

 
 

投稿 : 2022/09/11
閲覧 : 181
サンキュー:

13

ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

1話

ダーク・シュナイダー
声 - 矢尾一樹→谷山紀章
最近は昔の作品をリメイクしてるのが多いな作画・声優は良い
シナリオがな、、若い世代が楽しめればいいがね

投稿 : 2022/08/11
閲覧 : 158
サンキュー:

1

burn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

作画は近代的にアップデートされているけど・・・

第3話のみを見て、なんかコレジャナイ感がMAX。
これなら1992年に映像化されたOVAのほうが良かったですね。
OVAの描き込みには及ばないものの、キャラなどの造形や演出は近代的にアップデートされている。最近の画質で映像自体はキレイ。それなのになぜチープに感じるのか。
他話のシーンの切り抜き動画も見て、少し考えて思い当たりました。このアニメは原作の設定や世界観だけ、その表層だけなぞっている、それに終始していると。

ようするに、漫画原作で萩原一至が表現していた闇の根源から発生しているような何か荒々しい暴力の脈動、すべてを破壊しつくす衝動、それと対照する数々の愛、そういったものがまるでトレースされていないんですね。だから全てが軽々しく、白々しい。
そういったものは感性でしかないんだけど、感性を描くことが創作作品において一番大事なんですね。

なんでだろうなぁ、監督はバスタード!フリークのはずなんだけどなぁ、どこをどうして間違えたんだろう。ちなみにかく言う私も、原作漫画を連載当時からリアタイしていた世代です。

世界観が広がりまくったバスタード!を我々は俯瞰で見ることはできますが、連載が開始した当時は作者も先のことはあまり考えず己のパッションのみを原稿にぶつけていたはず。その“原液”を薄めずに濃縮されたままいかにアニメ化された映像に浸透させるか、難しいことでしょうけど、それが成功した時はじめて漫画原作の神アニメが生まれるわけで。

それと気になるのは主人公ダーク・シュナイダーの声優。どうもDSに高い声質の人は合わないんじゃないかなと思うのですが、なぜかOVAの矢尾一樹さんにしろ今回の谷山紀章さんにしろ高い声質の人が選ばれる。まあ今回はOVAのリスペクトなのかも知れないですけど、高い声質の人が演じるDSは通常時の声は良くとも見栄を切る重要なシーンでも高い声でどうにも軽く思えて迫力に欠ける。
ダーク・シュナイダーというのは、普段はおちゃらけててもここ一番という時には底知れない凄味があるっていうのが魅力だと思うんです。そこが感じられない谷山紀章さんの演技も今回のアニメ化のダメな点です。矢尾さんのDSも違和感がありましたが、それがまだマシに思えます。

絵のレベルはそれなりでも、原作の“魂”(ソウル)を正確にトレースできていたなら水準の評価を得られていたかも知れません。今回のアニメ化は方向を見誤ったってことでしょうか。

投稿 : 2022/07/24
閲覧 : 270
サンキュー:

3

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

無駄話ですが、どうぞ。

【概要】

アニメーション制作:ライデンフィルム
全2クール(全24話)のうち第1クール(13話まで)が、
2022年6月30日にNetflixで配信開始されたWebアニメ。
原作は、『週刊少年ジャンプ』→『週刊少年ジャンプ増刊号(季刊)』
→『週刊少年ジャンプ』→『ウルトラジャンプ』
にて連載されていた萩原一至による漫画作品。
アニメ版の監督は、尾崎隆晴。

【あらすじ】

400年前に「破壊神アンスラサクス」の大破壊によって科学の旧文明社会は滅び、
人類の大半が失われた。世界は変わり果て、オークやゴブリンなど多種のモンスターが、
徘徊するようになっていた。
生き残った人類は、中世ヨーロッパ水準に衰退した世界で王国を築き、
騎士団や希少な魔法使いなどの力で、モンスターから身を守って過ごしていた。

15年前に、四天王と闇の軍団を率いて世界征服を目論んだ、
邪悪で危険な魔法使いのダーク・シュナイダーがいたが、五英雄によって阻止。
ダーク・シュナイダーと勇者ラーズの相討ちで、「魔操兵戦争(ゴーレム・ウォー)」
が終わったと伝えられる。

そして、現在。ダーク・シュナイダーの部下だった四天王が再び世界征服を開始。
「中央大陸メタリオン」には4つの王国があり、各王国の破壊神の封印を解き、
破壊神の力を使って、理想の王国を作るのが彼らの大義名分らしい。

四天王の闇の反逆軍団の配下がメタ=リカーナ王国に侵攻。
そして、そのメタ=リカーナ王国には、
ダーク・シュナイダーの転生体が封じられた少年のルーシェ・レンレンと、
彼と同い年で保護者である少女のティア・ノート・ヨーコがいるのだった。

【感想】

ジャンプの三本柱は、「ドラゴンボール」「スラムダンク」「幽遊白書」ですが、
それと別に話題になったものの、
ファンを公言するとスケベとかオタクとかいった扱いをされた作品ですね。

第1話にあたる読み切り版の発表が1987年。当時のジャンプのバトル漫画は、
ゴーイングマイウェイの鳥山明先生を除いては、「北斗の拳」の影響が絶大。
「魁!!男塾」「ジョジョの奇妙な冒険」「ゴッドサイダー」など、
今の基準だと筋肉ムキムキの暑苦しさがジャンプ漫画を象徴する時代でしたな。
そこに作者の師匠である、まつもと泉先生譲りの美少女画による剣と魔法の世界で、
エッチで悪くて強い主人公が、美少女相手にスケベエなことしまくるってのは、
当時としては新しくて、思春期の少年にど直球でウケたのかなと?

それが掲載誌を転々として、たまに雑誌に載ってたらラッキーな扱いに変化して、
2010年に連載が止まってからは早12年が経過しています。
遅筆で有名な漫画家も今年で59歳。デビュー作は23歳時?のスタートでしたっけ?

『続きを描け!』とファンから長年の連呼を通り越して、
作者が生きてるうちに話が進むのは絶望的!!
皆が諦めの境地にある未完の大ヒット作品である、「BASTARD!!」

何故、今アニメ化に?と言いますと、学生時代にリアルタイムにファンだった世代が、
業界でそれなりの地位に出世する年齢になって、
「うしおととら」「スプリガン」などでやりましたように、
過去のコンテンツの掘り起こしが今後も続くのでしょうかね。

原作者の萩原一至先生は、その時代時代で自分の趣味や良いと思ったものを、
作風に取り入れる漫画家で、貪欲なまでに技術面への向上心に満ち溢れていたものの、
作画をデジタル環境にしてしまって生原稿とは違って無劣化で際限なく修正できるのが、
この人の気質と合体事故を起こしてしまったのか、
無限修正地獄で締め切りという概念を超越した存在になってしまったのですね。

言い方は悪いですが、病的なまでの作画への凝り性は、
これが完成形!だという割り切りと自信の無さの裏返し。
単行本あとがきで糖尿病とか腰痛とか口に出しては謝ってばかり。

もともとスケジュールを立てて計画的に原稿を仕上げるのが苦手で、
連載向きのメンタルでない人間が、当時の最先端の技術と絶大な人気を得てしまって、
自分のキャパシティ以上のものに押し潰されていったのでしょうかね。

若いうちは体力で徹夜とか無理をすれば出来てたことが中年になって出来なくなった。
年齢に合わせた健康管理と、
個の才能とこだわりだけに依存しないプロダクションの構築は、
漫画家として長生きするのに割りと必要ですよね。

萩原一至先生の漫画家としての破綻は、本当は作画の問題じゃなくて、
漫画の続きが出ないのに、加筆修正した完全版単行本を刊行したり、
コミケでセルフエロ同人誌を出したりしてましたので、
絵を描くだけならスローペースなら可能で、健康上の理由で絵が描けないが主じゃなくて、
単純に創作の源泉が尽きてしまったのではないか?自分はその線を疑っています。

自分がこの漫画をリタイアしたのはコンロン戦の異常すぎる引き伸ばしが原因です。
広げた風呂敷の先の展開が思いつかないから全力で引き伸ばしての時間稼ぎに見えてしまい、
構成の酷さは売れっ子には若造の編集者も強く口出しできないアンタッチャブルなのか。

新しいツールの導入で作画が美しくなる一方で、作家性が追いついてないのではないか?

執筆活動に重い足かせとなってしまった「BASTARD!!」は一旦正式に休止宣言して、
作画コストを抑えめにした他の仕事をしてみたりするのも一つの方法ですよね。

まつもと泉先生の下でのアシスタント時代の仲間である岡崎武士先生は、
当時は「BASTARD!!」に似てた「精霊使い」の絵から完全に離れてみたり、
メイドが主役とかの全く違う作風の新連載やったりを経て、
今もリメイク版「精霊使い」を再び始めていますね。

出来ること、出来ないことを整理してスリム化したり、
リフレッシュしたりするのも漫画家には必要だと思っています。

さて、アニメを見た感想。どこのエロゲーだ?みたいな台詞回しと展開。
オヤジ臭い下ネタギャグが見ていて恥ずかしくて面白くない。
「鬼滅の刃」もかくやってぐらい解説役の状況説明セリフが多すぎ。

原作漫画自体の売りが美形と必殺技と魔法のオンパレードで、
今読み返してみると素晴らしかったのは、キャラデザや作画の美しさやカット割りの良さであって、
物語自体には特に際立ったものは無かったですね。

原作が特に人気を得たのは季刊ジャンプに移って週刊の締切より余裕が生まれて、
作画密度が週刊連載時より更にパワーアップした「地獄の鎮魂歌編」でもあります。

となると、原作のカット割りや仕草などをアニメで再現して補完すればよかったのかなと?
このアニメのキャラデザと作画自体は整ってるものの、
原作と比較してみると確かにレイアウトや仕草を再現してないシーンが多々あるのですよね。
そのことで、このアニメは原作のコアなファンからの評価は低いです。

実際にtwitterで画像つきで細かく分析している連続投稿がありまして、
さすがに言いすぎだろう!と、それを読んだときは思いましたが、
原作の台詞と展開は踏襲しているものの、見比べてみると確かに色々違います。

原作とアニメが違ってても面白ければよかろう!が私の信条ですが、
ストーリーが同じなら演出による場面の見せ方で評価が変わってくる。
もともと連載初期のストーリー自体が令和の今の視点では、
文芸としては面白くはないと思ってる自分にとっては、
アニメでは更にテンポが悪くての演出が凡庸に過ぎて眠たくなるのがしばしば。

理屈ではなくて、身体で『このアニメはつまらない!』という反応をしてしまってるのですよね。

低予算なほうの、なろうアニメと比較すればかなり作画は良い方だと思いますが、
元々が作画が生命線である原作の映像化は色々難しくて、
ファンを満足させるには足りなかったですね。
シーラ姫とかのエッチなシーンは気合入ってましたけど、
ぶっちゃけて言えば、呪文戦闘が迫力がなくてつまらないのですよね。

言っては悪いですが、ライデンフィルムにこれのアニメ化は少々難しかったかな?
というのが率直な感想でした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/07/21
閲覧 : 293
サンキュー:

20

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

想像以上に

子どもの頃に読んでいた漫画で当時からエロい漫画だなぁと思っていたのですが、大人になってから見ても想像以上にエロかったです。よく少年誌で連載できてたなというレベルの内容でした。
ストーリーは割りと薄めな印象を受けました。

それなりに面白かったので2期も観ます。

投稿 : 2022/07/19
閲覧 : 225
サンキュー:

3

ネタバレ

パンツ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白くはない

漫画は全部読みました。

懐かしさもあり、期待をもって視聴開始。
が、いつのころからか期待が義務感にはなってたなぁ。
漫画はけっこうおもしろく感じたんだが・・・

アニメにするとキツイ内容なのかもしれない。そんな気もする。
あのやり取りを音声付きで聞くのは結構きつかった。

でも、ダメさのメインはそんなんじゃないな。
肝心の魔法の気合の入ってなさよ。
漫画を所持しているわけじゃないから断言できないけど、あんなんじゃなかったやろ。
いや、あれもまんがだからこそ迫力を感じたのだろうか??

とにかく、魔法使いの戦いの話なのに、その魔法に力を入れないんならなぜアニメを作ろうと思ったんだっていう。

投稿 : 2022/07/18
閲覧 : 171
サンキュー:

2

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

なんで今さら?

詳細は公式でも。

集英社『週刊少年ジャンプ』で1988年に連載が始まったコミックの、なんと今さらのアニメ化作品です。

いやあ、高校生の時に連載が始まって「こいつはすげえ」と思った漫画ですよ。まさか、この時代になってアニメ化されるとは思いもしませんでした。

んで、ネトフリ限定ということで観てみたんですが、こんなんだっけ?というのが所感です。なんか、もっとカッコよかった気がするんだけどなぁ…

で、やっぱり古くさいんですよね。ノリとかキャラデザが。なんたってバブル時代末期ですからね。ヒロインの髪型とか、まさにバブル時代。同じくらいに連載していた「きまぐれオレンジロード」っぽさもあるというかね。でっけえ携帯持って「しもしも」とか言いそうw

なんていうんでしょうかね。
中学時代に好きだった女の子の写真が何十年後に出てきて、今見たら「あれ?こんなもんだったけか?」ってなるような感覚。

ぶっちゃけ、今これを観なければならない理由はなさそう。うん、なにもライデンが悪いと言っているわけではなく、そんな今さら押し入れの奥から古いマンガを引っ張り出して読まなくてもということなんでしょう。

だからって、現代アレンジしたら、ただの“なろう異世界モノ”と変わらなくなっちゃいますしね。

思い出はキレイなままで封印しておくのがいいんでしょうね。

投稿 : 2022/07/16
閲覧 : 176
サンキュー:

4

40代後半のおっさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

あー、駄目だよ、谷山紀章じゃ。

アニメは作画も良くなり、声優も豪華なのに、なんでダークシュナイダーの声だけ谷山紀章なんだよ。腐女子向けアニメに出てくるような声でしゃべるな。
ダークシュナイダーの迫力が全然ないし、旧OVA版時の矢尾さんのDSのゲスさと強さがまったく感じられない。たった一人の配役ミスで作品自体が駄目になる典型的例ですね。

投稿 : 2022/07/12
閲覧 : 139
サンキュー:

2

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

漫画をそのまま朗読してるみたい

コメディタッチの適当なノリで進むなんちゃってファンタジーなのに、ジョーク部分もシリアス部分も緩急なく淡々と演出され、演技される。
原作自体、ストーリーというより、作者のノリの良さとセンスで押し切る感じのものなのに、のっぺりしたこだわりの感じられない映像化で残念。

投稿 : 2022/07/09
閲覧 : 144
サンキュー:

3

オカ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

懐かしいー、、

Netflixの予告で発見!
懐かしいーっとリマインド登録。
出るのを楽しみに待ってました。
昔漫画読んでたなぁ、、
Netflix、昔の漫画を掘り返してくる路線もっとやってほしい。

所々に塵ばめられた古いギャグ。
嫌いではない。
そうそう、こんな感じだったと思い出す。

今見ると単純なストーリーも当時は複雑に感じたなぁ、、

13話でストーリー的にはかなり中途半端な所で終わってるけど、まだ続きが出るのかな、、

投稿 : 2022/07/04
閲覧 : 131
サンキュー:

3

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

18歳以上向け?いや、この程度のエロは少年向けでしょう。

 今のいままで異世界転生だと思っていました。冒頭のヨーコの服装と周囲の雰囲気の違いを見たら誰でもそう思いますよね?本作で初めて未来の話って知りました。

 後の絵のうまさからは想像できませんが、初めのころは、コミック版はストーリーもセリフもコマ割りも絵もものすごくゴチャゴチャしていました。それがアニメ版になってかなり見やすくなって理解しやすくなりました。

 コミック版の初めの方の絵柄は「きまぐれオレンジロード」の系譜の可愛い子ちゃんですね。髪型にボリュームがあって乱れている感じ。
 古臭くはありますが、絵柄ではコミック版の方が妙にエロかった記憶があります。特にあの繋がれてスライムのシーンとか、乳揉みのシーン。アニメ版は気合いは入っているのは伝わりますが、若干萌え要素が入っているせいか、ちょっとマイルドな感じです。背徳感が足りない?

 で、本作を見て思うのは異世界転生ものとかが内容がない、と言われますが、本作も内容ないですね。内容のなさでいえば今のなろうのどの作品よりも上です。俺TUEEEしながら、乳を揉んで太ももを見せるだけの作品です。

 ただ、それがいいんですけどね。本作から伝わってくるのは少年の夢=力の拡張と可愛い女の子とのエロ。しかもみんな処女というこの妄想力がすごかった。つまりエロスとタナトスですね。
 創作物を作り出すモチベーションというのは、このエロに対する欲望と破壊衝動という、精神分析でいうところの無意識の中「エス」(リビドーと死の欲求)です。
 それを作者の「個」のフィルターを通じて表に出てくるのが創作物になると思います。
 ですので、性表現や美少女表現が創作物のモチベーションにとってどれだけ大事かを規制を叫ぶ人には良く考えて欲しいです。

 本作はこの衝動がダイレクトに表れているので、内容が無くても少年はワクワクするんだと思いますし、人気があるんだと思います。

 ただし、です。少年の時はいいですけど、大人になるとちょっと辛い。エロがあるのでまだ「スプリガン」よりも見てられます。バトルシーンも現実感がなくファンタジーなので違和感はあまりありません。ただ、内容が無さすぎです。
 本作を見て、懐かしいので1回見られたことは見られましたが、途中から戦闘シーンとエロいシーン以外はポチポチとばしてました。



 総評です。アニメについては、作画は奇麗ですし、話も整理されて見やすかったです。ただ、見やすいが故に引っかかりが無い感じもありました。ゴチャゴチャしているからこそのエロさがちょっと物足りなかったかなあ。

 さすがサブスクオリジナル。4話からいいですね。スライムとか乳揉みとかちゃんとやってましたね。妄想丸出しの美少女がエロい衣装を着てエロい目にあうという本来の主旨をちゃんと再現していました。

 ただ内容無さすぎで、やっぱり辛いです。多分ですけど話は整理されていますがほぼ原作準拠ですよね。ただ、内容は少年向け。エロさも少年なら何かの衝動を突き動かしそうですけど、さすがに大人にとっては見て「お、なかなか」程度のエロです。

 それにも関わらず、エロいのと暴力でレーティングがネトフリの大人向け、つまり18歳以上?いや18歳以上のニーズじゃないから。
 18歳以上向けじゃなくて、こういう衝動を刺激するアニメこそ少年に見せろと言いたい作品でした。

 あと、声優さんなんですけど、楠木ともりと東山奈央さんがアニメの演技をしたときの声質がかなり似ている気がしました。なんで、この2人をヒロイン、サブヒロインに当てたのでしょうか?

投稿 : 2022/07/03
閲覧 : 520
サンキュー:

10

ひで さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

後半作画少しよくなり展開も良くなります

DSの声優さんは声は高音を出さないほうがイメージに合いますし、まだましだと思います。エロも再現されていて良いと思いますが作画が所々崩壊しています。魔法の効果音もすぐに消え迫力がありません。後半になり少し迫力もあり見ごたえが出てきますがスプリガンのような出来の良さは期待できそうにありません。魔法の解説は程々にしないと古くさいし見ててよいイメージはありません。最期まで見るつもりですがもう少し頑張って欲しいです。

投稿 : 2022/07/01
閲覧 : 176
サンキュー:

3

kochan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/22
閲覧 : 2

runguren さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/01/24
閲覧 : 3

てつ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

投稿 : 2024/01/24
閲覧 : 8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2023/09/09
閲覧 : 8

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/14
閲覧 : 10
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BASTARD!!―暗黒の破壊神―[NETFLIX]のストーリー・あらすじ

近代文明の崩壊から400年後、世界は魔法と剣が支配する混沌の中にあった。 破壊神アンスラサクスの復活を目論む闇の反逆軍団は、その圧倒的な魔力を持つ四天王を中心に、世界を支配するべく、勢力を広げ続けていた。 そんな中、中央メタリオン大陸にあるメタ=リカーナ王国は魔導師率いる闇の反逆軍団に襲撃される。 王国を救うため、大神官の娘ティア・ノート・ヨーコは一つの決断を迫られる。 それは幼なじみの少年ルーシェ・レンレンの内に封じ込められている、かつて世界支配をもくろんだ古の大魔法使いを復活させること。 そして、その封印を解くことができるのは処女による接吻のみ――。 差し迫った危機にヨーコが意を決してルーシェと唇を重ねた瞬間、黒く強大な妖気が周囲に満ちていく。 最強にして最狂、超絶美形主人公、伝説の魔法使いダーク・シュナイダーが今、復活を遂げる! (TVアニメ動画『BASTARD!!―暗黒の破壊神―[NETFLIX]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年夏アニメ

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