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「リコリス・リコイル(TVアニメ動画)」

総合得点
81.3
感想・評価
1100
棚に入れた
2042
ランキング
393
★★★★☆ 3.7 (1100)
物語
3.5
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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リコリス・リコイルの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

わたしはやりたいこと最・優・先♪

 全13話。

 忙しくてアニメ見る気おきねっーってときでも毎週ワクワクしながら見てたし、最後まで楽しめた。とてもいいアニメでした。

 とてもいいバディもの。感情の起伏に乏しく常に合理的であろうとしたたきな。そして常に明るく前向き、ハッチャケてる千束。
 回を追うごとに笑顔を見せていくたきなかわいいし、また回を追うごとに切なさを見せる千束もまたいいんだよな~この二人は最高のパートナーでしたね。

 そして、毎度何かしらの記憶に残るシーンが多い。たきなのパンツ、う○こパフェ、狂犬たきな、、、とか(あれ、たきなばっかり)。制作陣、オタクの好きな要素わかってるなって毎回思いました。

 外せないのは、やはり真島でしょう。最初はかませかと思ったけど、だんだん魅力が見えてきて、千束やたきなに劣らぬ魅力を見せてくれました。
 終盤、リコリスたちを世間に晒すことをしてましたけど、あれは彼なりの優しさだったりするんですかね。世間の誰にも認知されず、人知れず死ぬリコリスの存在を世間に認知してほしかったっていう風に僕は感じました。

 世界観はガンスリ、パトレイバーあたりが下地になってそうですね(ガンスリはまだ1話しか見てないのでいつか見たい)。銃や車など拘っているところも多く、世界観も見応えありました。

 ラストはキレイに終わりましたが、やろうと思えば2期もできそう。クルミの過去、リリベルたちなど、掘り下げられる要素あるので人気次第続編やりそうでしたね。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2023/03/25
閲覧 : 220
サンキュー:

55

ネタバレ

アニマル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

女子高生がかっこよく戦うアニメ

絵柄があまり好みではなく、同時刻にやっていた別のアニメを観たのでリアルタイムでは観ませんでしたが普通に面白かったです。

主人公である千束のようなお調子者キャラは基本苦手なのですが、戦った時のかっこよさのギャップや周りの人を献身的に助かる姿を見て好きになりました。

戦闘シーンの作画も良かったので躍動感のあるアニメーションが好きな人は好きなんじゃないでしょうか。

回を追うごとにたきなの千束への想いが大きくなっていき、当初の目的も忘れて千束を助けに行くシーンが良かったです。
また、強くて安心感のある主人公なので強敵が現れた時のわくわく感はアニメを見て初めて感じた感情かもしれません。

悪い点をあげるとすると、百合作品ではない(個人的に解釈)なのに友達の下着を勝手に履いたり、それを店内で晒し者にされるシーンが苦手でした。
そのシーンがある回からちょうど非オタの友達と観ようとしていましたが、あの回から見せてしまうと引かれてしまいそうなのであくまでもオタ向け作品の域は出ないかと思います。

投稿 : 2023/03/11
閲覧 : 79
サンキュー:

4

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本気モード、押し上げよう。

と、意訳しました。

事実は虚言と扱われ、醜態は美談に置き換わる。
嘘だと思いたいことが、マジモンとして身に降りかかってくる。
自分らしくありたいと願っていても、理不尽な圧力で意思を曲げられる。

今の世の "あるある" です。
たぶん、お話の端緒も、そのあたりにあるのかもしれません。

~    ~    ~

女子高生のファッションは、リコリスたちが、世を忍び、身を隠すためのカムフラージュ・・・。

いいえ、お話としては、それはあくまで形式的な見せかけ。
むしろ、現実的なテーマを、どストライクに描いているように感じます。


本来、女子高生たちは、青春を謳歌し、夢を人生に描いていくリコリスそのものと言えます。
ならばどうして、殺されたり、虐められたりするニュースが巷にあふれているのでしょう・・・。

これらの構図から察するに、女性から社会へのカウンターアタック、あるいはバックラッシュに近しいニュアンスが、テーマにあるような気がします。

~    ~    ~

千束がゴム弾を使っているのは、彼女なりの "鉄拳の代わり" なのかも。
敵を敵としない行動にも、きっと何かしらの意味があるのでしょう。
のちのち、彼女の心情や背景が、明かされていくのでしょうね。

リコリスは、"金色の髪を持つニンフ" を遠くに持つことば。
どうやら、千束のキャラのオリジンのようです。
となれば・・・、原典をギリシア神話に求めてもよさそうですが・・・。

今のところ、視聴は継続。
楽しみにしたい作品です。


おまけ。
{netabare}
いや、いや。すごい作品が出てきました。

1話を観たあとの印象と予想レヴューの、ぜんぜん斜め上からの展開に、ガッツンと脳天をやられてしまいました。

これは続編を出してもらって、あといくらかでも全体像を見せてくれないと、視聴する側がぜんぜん置いてけぼりの放置プレイ状態で、悶々とするだけになってしまうんじゃないかと心配になります。

そんな謎を謎のままにしておいては、残念過ぎるほどに、上質で、魅力的で、そしてとんがったお話だと私は思うんですが・・・。

ただですね。最終話のリコリコの面々の晴れ晴れとした表情を見ていると、そのままそっとしておいてあげたい気持ちにもなるのも、私の本音でもあります。

ああ~、ほんと、悩ましい!!



えっとですね。
まず、OP「ALIVE」とED「花の塔」。
画も曲も歌詞も、それはそれは上出来です。
毎回、絶妙に上げてくれてたし、神妙にさげてくる演出。
匙加減からしてどうしてすごくいい味を出しています。

とりわけても、あの「お尻キックタッチ」。
♪存在の証明♪に紐づけたなら、それはもう目からウロコの喜びです。

千束からたきなに、たきなから千束にの "あの演出" 。
どれほど語るに語れぬほどの出逢いの嬉しさを、そしてお互いの存在をリスペクトしあっているかが、じんじんと伝わってきます。


OPとEDを、私はどれだけ聴いたでしょう。
各話のストーリーに、どれほど落とし込んだことでしょう。
千束とたきなが交わしあう想いの深さに、どんなに重ねてきたことでしょう。

派手なガンアクションも、いくらかの百合っぽさも、DAと喫茶リコリコのギスギスした関係も、敵対しあう組織の抗争劇も、天賦の才能と必死の努力の交錯も、すべてが "千束の想いのなかにある構図" です。

つまり、千束はきわめて強靭なリアリストであり、同時に、緻密に計算するファンタジスタだってこと。

たきなの変化も、ミカの行為も、吉松の覚悟も、真島との語らいも、すべてが千束の才能の感化を受けてのこと。

だから、千束はハワイに行ったんでしょう?
だからこそ、シナリオに、ど太い筋が一本貫かれるってものです。

ここは、絶対チェックです。
いいえ、見落とし厳禁だと、私は思っていますよ。
ぜひ、最終話に、本気モードでアンテナを押し上げてください。

そんなわけで、私にはオール満点のカンペキな作品。
今期イチオシです。
{/netabare}

投稿 : 2023/03/04
閲覧 : 278
サンキュー:

25

ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

秩序と逸脱のバランスを問い直す

超高度に発達した「管理社会」のシミュレーションとして観ることができる本作の構図には社会における「秩序」と「逸脱」のバランスをどう取るかという主題が内在している。この点、本作においてDAが「秩序」の極に位置するのであれば、アラン機関は「逸脱」の極に位置する。そして、本作はもっぱら真島というテロリストがこの「バランス」を「逸脱」の側からラディカルに問い直す役割を担っているが、本作の主人公、千束もまたこの世界における「バランス」を真島とは別の仕方で、すなわち「秩序」の側から問い直す役割を担っているといえる。

彼女は社会の「秩序」を担うリコリスでありながらもDA本部や他のリコリスほど「秩序」を自明視するわけではなく、DAのラジアータにハッキングを仕掛けた裏社会のトップハッカーであるウォールナットことクルミをリコリコで匿っていたり、テロリストの真島にさえもどこか相通じるものを見出したりと、いわば秩序と逸脱のグレーゾーンにあるリアリティこそを愛でるような生き方をしてている。そして、こうした千束のしなやかな生き方を支えているのが他ならぬ「リコリコ」という居場所である。

本作におけるDA、アラン機関、真島、そして千束の四者の行動原理は政治理論的には「基礎付け主義」「反基礎付け主義」「ポスト基礎付け主義」にきれいに割り振られる。ここでいう「基礎付け主義」とは政治や社会は何らかの普遍的原理によって基礎づけられるとする立場であり、これに対して「反基礎付け主義」とは普遍的原理など何も存在しないとする立場である。そして「ポスト基礎付け主義」とは普遍的原理による基礎付けを自明の前提としているわけでもなく、さりとて基礎付けの不在に居直るのでもなく、政治や社会はひとまず暫定的な価値によって基礎付けられるという立場である。

この点、現代ラカン派を代表する精神病理学者の松本卓也氏は『享楽社会論(2018)』においてフランスの精神分析家ジャック・ラカンの1950年代から1970年代における理論的変遷を参照し「基礎付け主義」は〈父〉という普遍的な理念を存在させようとするフロイト理論に依拠した50年代のラカンに対応し「反基礎付け主義」は〈父〉の不在を認める60年代のラカンに対応し「ポスト基礎付け主義」は〈父〉の不在を認めつつも同時に弱毒化された〈父〉を非抑圧的な仕方でサントーム(症状)として利用する70年代ラカンに対応するといいる。

そして本作においてDAやアラン機関が「秩序」とか「才能」といった特定の価値を普遍的原理とする「基礎付け主義」に依拠するのであれば、全ては「バランス」だという真島は「反基礎付け主義」に相当する。こうした中で真島とは別の仕方での「バランス」を生きる千束はいわば弱毒化した〈父〉としての「リコリコ」をサントームとする「ポスト基礎付け主義」であるといえる。

こうしてみると本作が千束に割り振った「バランス」は現実社会における「安心安全」とか「多様性」といった「秩序」から外れた「逸脱」をいかに掬い上げるかという問題に対する一つのメタフォリカルな回答であったような気もする。もちろん本作には棚上げされた問題とか未回収な伏線とかが色々と残っているので、今後の展開にもぜひ期待したい。

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 38
サンキュー:

5

ネタバレ

米饭 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

タイトルなし

非常棒

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 75
サンキュー:

6

ネタバレ

ファルコーニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

キャラクターを好きになれるか

少女たちが日本の対テロ対策を担う組織リコリスで奮闘する様がポップに可愛らしく描かれている本作。

正直、ストーリーはあまり深くない。陰で日本を守るリコリスという設定は面白いが、その設定を活かしきれていないところがある。事件に深刻さとかはあまり感じられず、基本的には単純そのもの。

つまりこのリコリス・リコイルとは、メインの千束とたきなのキャラクターに全振りした作品であり、彼女たちのやり取りを可愛いと思えない人は途中で脱落してしまうだろう。

声優さんはそれぞれ実力があり、特に千束のCV安斎さんは声がバチリとハマっていて演技も上手い。この演技を見るだけでも価値がある。

すでに続編が発表されているが、キャラクターの魅力は十分に出ている。あとは物足りなかったストーリー部分を強化できるかどうか。脚本家を変えてもいいと思うが、事件性を深く描けることができれば大化けする作品になると思う。

投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 37
サンキュー:

6

ネタバレ

ぴかちゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リコリコ最高だけど、もっと神アニメにできたかも。

その期に放映されるアニメを見る、というのは、私のように、流行には本来関心がなく、質の高いアニメをみたい、と思うひとにとっては、あまり効率がよいものではありません。最終話まで既に放映されたアニメのうち、評価が高いものをみたほうが確実だからです。にもかかわらず、その期に放映されるアニメを見てしまうのは、やはり、日本の匿名のアニメファンと(おおよそ)同じ時間軸で、来週はどうなるのか、とソワソワしながら見る、というところに醍醐味があるわけです。そして、その醍醐味が特に味わえるのが、原作のないオリジナルアニメということになります。

残念ながら、多くの場合、そうやってソワソワしようと思ってみたオリジナルアニメの多くが期待外れに終わるなか、それでもオリジナルアニメを見てしまうのは、ときどきは、素晴らしいオリジナルアニメに出会えるからであって、リコリコは私にとって、そんな素晴らしいアニメでした。

世界観の壮大さと面白さと、カフェでの日常がうまく交差し、コメディ要素もバトル要素もある、というこの作品は、やはり面白く壮大な世界観と高校生活の日常がうまく噛み合った超名作コードギアスを彷彿させるものでした。

さらに、千束役は安済知佳さん。私が初めてこの声優さんの声を聞いたのは、「クズの本懐」の安楽岡花火ですが、当時、その美声に衝撃を受けました。一般には「ユーフォ」の麗奈役といったほうが伝わるでしょうか。

ストーリーは進展するに従って、ミカの秘密、千束死んじゃうの?から、最終話での、まさかさくら死ぬ感じ?ていうか真島不死身なんじゃない?まで、とにかく気になる展開が続いて、千束やたきなは可愛いし(ミズキ笑)、ミカ強いし、くるみも大人だし、フキずっとツンツンしてるし、とても楽しめました。

【ストーリーはがばがば?】
ここでも散々書かれているように、確かにストーリー展開が不自然だったり、もっとできたのに、と思う部分もないではないです。

ただ、その一部は、わざと、という解釈も一応可能かな、と思います。例えば、12話で日本人、くるみに簡単にだまされすぎじゃない、というところは、それだけ日本人が平和ぼけしている、と言いたい、とみることもできます。全体として、政府の隠蔽工作に気づかない日本人というストーリーラインが、森友・加計問題をはじめとする近年の政治家たちの隠蔽工作(と思われる一連の出来事)を念頭においたもの、というふうに読み取ることも不可能ではありません。

また、最強のリコリスたる千束が護衛対象(松下)から簡単に目を離してしまったり、AIがウォルナットにハッキングされたり、リコリスはみんな同じ制服で簡単に敵に識別されたり、挙句の果てに最終盤ではトイレから外部へ連絡されてしまったり、といったことも、設定ががばがば、と言えばその通りなのですが、日本の治安機関のだめっぷりを晒しているような感じもしないではないですね笑 そうだとすると、この作品は、日本の脆弱な安全保障システムを嘲笑って、あえてこのような設定にしている、という擁護は可能かと思います。

他方、そういう擁護の余地があまりなさそうな、ストーリーの弱さも結構あります。例えば、真島についてはほとんどキャラの深掘りがされず、なぜ彼がこういう行動に出ているのか、言っていることも話数によって結構違うし、最後は花火だし、よくわからないままでした。現状だと、ただの狂人な感じも否めません。またアラン機関やDAについてもあまり詳細な説明がなかったように思います。特にこの作品の最終話については、かなり思うところがあります(下記に別項目を立てました)。

【最終話について】
第13話を視聴した直後の感想は、うまくまとめてきたな、というものでした。実際、この終わり方だと、アラン機関についてや日本の政治におけるリコリスの位置付けなどが十分回収されていないことがそこまで気になりません。このエンディングでは、リコリスについて知らない日本人同様、千束も重要な情報について蚊帳の外に置かれている、と読むこともできるにはできます。

しかし、他方で、よく考えると、後身の悪さは否めません。結局、吉松を殺すという作業を千束が引き受けなかった代わりに、ミカが引き受けたから。千束(とたきな)に吉松を殺せなかったのは仕方ないけれども、結局、千束が望んでいなかったとはいえ、ミカが吉松を殺した(ってことですよね)ことで、ミカが殺人という重みを背負うことになってしまっている。それで千束はよいのか、といえば、よいわけはないでしょう。

さらに、千束の代わりに他の人が汚れ役を引き受ける、というのはミカだけにとどまりません。千束はDAからexitして、自分は殺人を犯さずに済んでいるかもしれないけれど、結局その役は他のリコリスが引き受けているわけです。もちろん千束もDAに協力し続けているわけだけれども、ただやはり千束がいない分、DAでは千束の代わりに他のリコリスが殺人を行なっているはずです。そうすると、千束はその重い事実を引き受けたうえで、「命大事に」を貫くほうを選んだのか、本編からはいまいちはっきりしません。ついでにいえば、おそらく千束がDAからexitすることが許されているのは、千束が類い稀な能力を持っているからであって、普通のリコリスがDAを辞めようと思うのならば、殺されてしまうのではないでしょうか。その意味ではDAからexitするという選択肢自体、千束の特権ということになります。こういった部分について考えて悩むような千束の葛藤を描けたならば、この作品は神作品になっていたのではないかと思います。

【リコリス・リコイルの今後】
リコロスですが、多分この作品は変に2期を作ったりしないほうがいいと思っていました。しかし、新作アニメの制作が発表されましたね。まぁ確かに、新作すぐやらないにしては、リコラジ続きすぎでした。
しかし、本格的な2期をやるとなると、なんか不死身っぽい真島とまた戦って引き分けになるのが目に見えていて、微妙な感じがします。八百長疑惑も出てきかねないですし笑 むしろ、スピン・オフでいろいろやってほしいです。ミカの過去とかも知りたいし。もちろん千束とたきなが変な事件に巻き込まれる、みたいなのもありです。

【追記】
1.自分のレビュー内容(特に最終話に関して)及び自分の他のアニメへの評価と比べて、初投稿時の物語評価(4.5)にずれがあるように感じたので、物語評価を変更しています。
2. 秋から冬にかけて2回目視聴したので、タイトルと、主に後半を編集しました(点数は変更なし)。

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 83
サンキュー:

15

ネタバレ

Acacia さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

むせる。

2023.02.24追記。ネタバレだらけです。

Blu-ray全巻購入完了。ファンブックや設定資料集にも
眼を通し、本編を通して再度観終えたので追記です。

他の方のレビューを読んでとても参考になり、
再視聴で試してみたのが、吉松の視点で物語を観てみる事。

千束側に感情移入した視聴者には、狂気を孕んだ演出と振る舞いで、千束に一方的に
望まぬ十字架を背負わせようとする狂人として
ヘイトを集めている様に見えますが、

関連書籍を読んで驚いた新事実。
1.{netabare}アラン機関が対象者に二度支援する事は禁じられている。{/netabare}
2.{netabare} 真島はアランに支援されるまで眼が視えていなかった。{/netabare}

特に重要なのが1で、吉松は千束の替えの心臓をアニメ1話が始まる前には
既に用意していた事が終盤で解ります。

愛娘の為に、禁じられた2度目の支援を…と思った矢先、
そもそも彼女が1回目の支援の時にアランと交わした契約(と、表現しときます)
「人を殺す才能」を守っておらず「人を助ける行動」をしている。

2度目の禁忌所か、1度目の支援すら問題を抱えていた。
千束の今後の運命は恐らく悪い方へと向かう事を吉松は悟ったのか、
1クールを通して、千束を救おう(人殺しをさせよう)と暗躍します。

吉松にしてみればショックだったと思います。
アランに「彼女は人を殺す才能がある」「DAに所属する彼女ならその才能で幾多の人助け(殺人)ができる」とすら上申して支援の許可を取り付けていたのかも知れません。

ここで吉松が犯した10年前の最大のミスは千束を視て「人を殺す才能」
と決めつけてしまった事。
冷血な事を書くと、人を殺すことで人が救われるケースもあると思います。
リコリスの仕事は治安維持の為の殺人ライセンスを持つ少女。正にそれです。

逆にアランに「圧倒的な眼で人を助ける才能がある」と上申したらどうなるか…?
「具体性がない」「人を助けるという曖昧な定義では支援の条件から逸脱している」
そんな返答が来ていたかも知れません。

吉松の行動を細かく追っていくと、狂ってはいるが、
娘を何としても生かしたい愛情と己の信念とで板挟みになった
悲しい父親である事が、ほんの一言の台詞、表情から汲み取れて
最終話付近でアニメーターの気合の入った彼のカットも、
狂った顔ではなく、娘を生かそうとする決意の慈しむ顔だと解った時、
吉松というキャラの奥深さを感じました。

リコリスリコイルのメインデッシュは美少女バディの美しさですが、
立場の違う人物の視点で物語を観ると、別の味が楽しめる
大変私好みの構成となっていました。

新作アニメーションの制作も決定し、まだまだ
楽しめさせてくれそうな本シリーズ。
甘々なのにこんな大人がむせる
ハードボイルドを内包している、お勧め作品です。







------------------------------------------------------------
仕事帰りの火曜日、ネトフリ配信日が楽しみな作品でした。

作品は命をテーマに
{netabare}薄命{/netabare}故か、夢見がちな勘で生きる天真爛漫な少女と
そんな少女と出会い生きる目的に葛藤する、合理的な少女(狂犬)。

快活に動き回る二人の姿は、娯楽として上質だったと思います。

自分は、ちょうどボトムズシリーズを観たばかりなんですが、
あの時代に跳弾を描いている事に驚きと共に、
本作は跳弾なんてなんのその、華奢な少女が巨漢をなぎ倒し、
ガンアクションとして拘る所は拘り、
嘘を吐く所は魅せで誤魔化す。
ファンタジーしてて、アニメらしいと思います。

口に運んだ瞬間、蕩ける極上な甘さにむせる。
口がほだされてくるとその甘味が快感になるスイーツの様な作品。
お勧めです。

投稿 : 2023/02/24
閲覧 : 167
サンキュー:

31

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラ立ち最高(≧▽≦)だけど・・・世界観が残念~( 一一)

キャラクターの魅力に尽きる!
そうとしか思えない作品でした。
だから評判がよかったの、すごく解ります!
私も、放送中は毎週、放送が楽しみで楽しみで(^^♪
千束ちゃんのキャラの強さがとにかく面白くて、
陰、というか悲しい秘密の部分も含めて前向きで明るくて、
親父~?みたいなノリも見せてくれたり{netabare}(普通の女の子だったら、たとえ洗濯してあっても、他人の下着なんか着れません!){/netabare}、
すごくガーリーで愛くるしくて仕方ない表情も見せてくれたり。
キャラデザもよかったけど、安済知佳さんの突き抜けた演技、最高でしたw

それでいて、{netabare}作品の中心となる戦闘シーンでは、
無類の天才っぷりを遺憾なく発揮してくれて。
殺さない決意も、恩人への感謝の気持ちもストレートで、
自分にも誰に対しても{/netabare}ブレないところも、とっても魅力的でした。

ガチの出世願望で月の裏側みたいに凍てついていたたきなちゃんは{netabare} 、
千束ちゃんの太陽みたいな人柄に照らされて、
回を追うごとに笑顔が増えて、喫茶リコリコのメンバーとして馴染んで行くの、素敵でした。
みずきさんもくるみちゃんも、一癖も二癖もありつつ面白くて、
メインキャラ陣は本当、よかったなあと思います。

惜しかったのは、マシマさんかな?
もっと圧倒的な「純粋悪」として、
狂気のような個性をもったキャラクターとして描いて欲しかったと思います。
そう、
バットマンのJOKERのように。
あるいは羊たちの沈黙のレクター博士のように。
せっかく、アランチルドレンとして登場しながら、
いちいちひるんだり、人間臭い側面見せたりの弱っちいキャラじゃ、
全然物足りないんですよね。
そういう意味では、彼の最後の登場シーンだけは、
静かで気味悪い、見事なヒールっぷりが冴えてましたけど。

で、残念でたまらなかったのが、
作品全体の世界観です。
これは、キャラ寄りにシフトして視聴してないと、
気になって気になって気になって。
何百年?も昔から、世界を陰で操作してきた筈のDAが、
こんなポンコツリーダーに指揮されている組織ってことで事足りるのですか?
そもそもたくさんの孤児の女の子を殺人マシーンに育成するほどの非情な機関でありながら、
現場で汚れ仕事するメンバーが、みんな揃って甘々なのはどうなの。
それでいったら、アラン機関はもっとひどいかも。
善悪を超然と超えた存在として世界に君臨する、
そんな面白そうな設定の筈なのに、
結局出て来たのは、エージェントのヨシさんと、その秘書役の女性だけで、
ここのあたりは、広げるつもり全然無しのまんま。
結局何だったの?無意味な存在じゃない!って不満、解消できませんでした。

最終回の最後で、
喫茶リコリコのメンバーが揃ってハワイに脱出してしまったのが、
救いのように見えてしまったのって、
こういう結末の方がさっぱりしていてよかったと思えるから、
DAとかアラン機関とか、本来なら重くなるそんな世界観、
持ち出さなきゃよかったのに。
そういう風にしか思えなかった。

私なりの考えとしては、世界の成り立ちが明らかになるにつれて、
正義の在り処が揺れ動くような作品であって欲しかった。

喫茶リコリコのメンバーが、他のリコリスたちも結集させて、
こんな闇のディストピア組織ぶっ壊す!
そんな展開でないのなら、
DAもアラン機関も要らないものだったというのが、私の結論になってしまいました。

キャラクター×アクションコメディとして、
地下鉄襲撃とか電波塔爆破とかいった事件は無しで、
4話目のパン〇回や、{/netabare}8話目のウン〇パフェ回みたいな
日常の事件やアクシデントを
もっとフューチャーして楽しませて欲しかったと思います。

投稿 : 2023/02/09
閲覧 : 113
サンキュー:

28

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

転属バンザイ!!嬉しい嬉しい ⸜(*ˊᗜˋ*)⸝

女の子×銃というだけで
暗いお話だと思って遠ざけてたけど
可愛い絵に釣られて観始めたら止まらない!!

どんよりした暗さはなかったものの
平和な日本に潜む闇みたいな感じではあったけど、
千束(チサト)の明るさでプラマイ0✧*。
↑最初チサトって読み方分からなかったw

可愛いだけじゃなくて動きも丁寧で激しく
戦闘シーンがとても綺麗!
千束とたきなのタッグが最高すぎて
もっとペアで戦うところ観たかったな〜( ´ ꒳ ` )

この作品は個人的に内容よりキャラに惹かれました♡
千束は子供のような無邪気さを捨てずに成長した
全ての事を楽しみ尽くすパワフルガール。
たきなは普段のツンとした態度と
戦闘モードに入った時の熱血が素敵ギャップ。
そして1番大好きなクルミちゃん!!
ぬぼーっとしてるように見えてやる時はやる
中身はお姉さん的存在な凄腕ハッカー。
{netabare}
最後は千束の心臓は手に入らず余命通りに
お別れするお涙作品になるかと思いきや万事解決!
みんなの願いが届いたように
新しい人生を歩み出すことができて本当に良かった。
こんな素敵な人たちと出会えて、
たきなは転属できたことに感謝だね‪(*ˊᵕˋ* )
{/netabare}

あ〜幸せな気分〜♪

投稿 : 2023/02/09
閲覧 : 67
サンキュー:

18

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

謎を多く残したまま終わってしまった・・・

2022 年・7~9月期のアニメでいちばん話題になった作品ということもあって、期待大で見始めた。確かに、キャラもかわいくて作画も良いので人気が出そうだ。しかし、期待しすぎてしまったのだろうか、内容は不十分に感じてしまった。

面白くないわけではないが、最終回にかけて展開が怒涛すぎる。ちょっと詰め込みすぎ。謎を残して終わること自体は悪くないが、考察させたいならもっと分かりやすくしてほしかった。

〇テロリストは大方処分されたけど、真島はまだ生き残っているようだし、最終的な解決には至っていない。
〇相手が悪党とはいえ、少女たちが平気な顔で人間を銃撃していくのは少し違和感を覚える。
〇秘密警察組織ができた理由は?そもそも、テロリストの目的は?

投稿 : 2023/02/06
閲覧 : 50
サンキュー:

7

ネタバレ

ノエル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

気楽に観れる面白さ

少女を殺しのエージェントするという設定では、ガンスリンガーガールが傑作ですが、そういう切なさや悲愴感はなく、ハッピーエンドです。日常的なシーンも多く、設定の重さが伝わって来ないので、単に面白かったというだけの評価ですが、後半の真島との戦いは良かったです。もう少しシリアスに悲劇的な部分もあって終わった方が、心に残る作品になった気がしますが、気楽に観れて面白かった、というところで、まあいいかって感じです。根本的な解決をしてないので、2期があるのかもしれないですね。

投稿 : 2023/02/05
閲覧 : 43
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6

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ヘンゼル さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

設定は大味、しかしキャラクターの完成度は高い

リコリスという日本を裏で支える治安維持組織が、日本の犯罪者を問答無用で銃で撃つという、バイオレンスな作品かと思いきや、リコリスという組織に忠実で躊躇なく人を撃てるが、人との関り方が下手な「井上たきな」という女の子と、自由奔放でリコリスでも最強であるが、不殺の主義を貫き人付き合いが上手い「錦木千束」という女の子の二人が危機や付き合いを通じてどう変わっていくかを味噌とした作品である。

こういった作品で似たような作品と言えば、ゾンビ映画が挙げられるだろう。ゾンビという危険や壁を乗り越える人間ドラマを主軸とし、ゾンビという敵をそこまで深堀りはしないし、設定も大味な場合が多い。

リコリスリコイルで、ゾンビの役割を果たすのは、「リコリス」という組織、そして「真島」という敵の存在である。彼らに対してそこまで深堀りはされずに話は進むため、ストーリーに重きを置いている人達からすれば好みに合わないと思う。本作品はあくまで、二人を主軸とした物語である。それらをメインに、世界観や設定はあくまで副菜かデザートのポジションで見れば良いのかもしれない。

本作品の特徴は「百合」(女性同士の恋愛関係)に近い友情を上手く描いている点である。たきなが千束と関わっていくうえで、心の内が開けていく様は、表現としてもとても上手く、距離が縮まり、いつしかかけがえのないものになっていくのは観ていてとても心が温かくなった。
アクションシーンの作画もものの見事に描き切っていて、最後まで力尽きることなく完成しきった制作陣の方々には感謝しかない。

彼女たちはどこか不器用で、どこか繊細で、しかし信念や自分を持っている強い女の子である。そこに愛らしさも兼ね備え、まさに2022年を象徴するアニメキャラクターの一員になったであろうという事は間違いない。

ブレないテーマを貫き、魅力的なキャラを生み出した本作品は星4.3とする。

投稿 : 2023/02/02
閲覧 : 61
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6

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37111 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

たきなが人間になる物語

たきなが千束に影響されだんだんと人間の心を取り戻していく様が非常に秀逸に描かれている。
人間の心を取り戻すにつれ千束に恋愛とも家族愛とも異なる愛情を募らせる。
千束の余命が少ないことが分かると、他を全て投げうってでも助けようとするその愛の深さ。でもそれを咎める千束。
最終的にハッピーエンドに落ち着くところもこの物語のすばらしさ。

全13話に無駄な部分が一切なく、千束もたきなも、リコリコのメンバーもDAの名前のある人たちも、そして真島さーんも全てキャラが立ってて良かった。

2022この作品に出合えてよかった。

投稿 : 2023/01/16
閲覧 : 100
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19

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ちょま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あの特製スイーツ食べたい

日本の平和維持のため密かにテロリストや犯罪者を抹消する秘密組織、という設定のもと、命令違反で左遷されたエージェントのたきなと、新たな配属先で出会ったトップエージェントちさとの二人が織りなす賑やかでシリアスな物語。町内会のお手伝い、子供の面倒、喫茶店業務、で、たまに発砲…

もうこれが作画がすごいしアクション派手ながら銃の構え方なんかはリアリティ感じさせてエンタメと現実描写の適度なバランス!オタク心のくすぐり方がわかってますよ!
生真面目なたきな×柔軟で楽しいことを求めるちさとの凸凹ながらなかなかいいコンビ感、バディ者としても良質だし百合の妄想しがいがある!
喫茶店マスターでパパ感あふれるミカや、ダウナーぽいけどホントは大事に思ってくれているハッカーのクルミ、元同僚で敵対的だけど信頼はしてくれるフキなど、脇を固める個性的で魅力的なキャラクターもいっぱい!
ん〜いい仕事してますねぇ!

メインストーリーはそこまで見所があるわけじゃないのだけど、やっぱキャラがいいからそこがとても楽しい。メインのたきなと千里以外が主役になる話はないのでちょっと物足りなさもあるが。

とはいえやはり、たきなとちさとの関係性はなかなかの見どころで、はじめこそちさとがたきなを引っ張ってあげてるのだけど、ちさとの明るさはどこか不自然で不穏さを感じさせる。終盤になってその理由が明かされるけれど、そこからはたきなの【生真面目で融通はきかないけれど素直に感情を表に出す】性格が心の救い!バッドエンドを漂わせる中で思わず「頑張れ!」って応援したくなっちゃう!
そんなたきなにちさとが心動かされる、みたいな描写はないので完全にこっちの読み違いだけど、ともかくハッピーエンド!あ〜良かった良かった…いやふざけんな!ちさとてめー!明るく振る舞ってりゃいいと思うなよ!たきなを見習えよぉ!もっと感情だせよぉ!涙涙

続編を匂わせるラストではないけれど、完全に設定が消化しきれているわけでもないのでぜひとも2期を所望する。しっかしこんな劇場アニメレベルの作画、テレビシリーズで見れるんだからすげぇ時代だよ

投稿 : 2023/01/08
閲覧 : 65
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8

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uQcus51094 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ストーリー、キャラ、音楽のバランスが最高!

なんとなく広告で見かけたので視聴。
事前知識なしで見ましたが、はまり具合は2022年で一番だったかも。

ストーリーとキャラ、音楽、戦闘が非常によくあってます。

内容としては、ガンスリンガーガールや緋弾のアリアが近いかも。
でもこちらはギャグも多いので、見やすかったです。
千束のキャラが最高で、いつも笑わしてもらいました。
たきなとの組み合わせもよくあるパターンですけど、いいですね。

声優さんの演技も非常によかった。印象がかなり変わりました。

Clarisも自分は久しぶりに聞きましたが、相変わらずよかったです。

戦闘シーンはもう少し、銃撃戦が戦略的だとよかったかな。
主人公が無双すぎる。
リコリスももう少しいろんな人がでて活躍してほしかったかな。

終わり方はかなりカオスだったので、2期があるといいなあ。

投稿 : 2023/01/08
閲覧 : 34
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6

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れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現実にもDAやアラン機関は存在する??

個人的に2022年で一番の作品です。

特別この手のジャンルが好きな訳でもないし
視聴前特別な期待はしていませんでした。
観てみるとストーリーも作画も音楽も声優の演技も
パーフェクトに近かったです。

特に、半端じゃないなーと思ったのが
主人公千束の声優の安済知佳さんの演技です。
キャラクターの魅力が凄まじいなと思いました。

あと、登場する組織も非常に面白かったです。
モデルとなっている実際の団体があります。

リコリス達が所属する組織はDAという裏から
日本の秩序を守っている組織です。八咫烏(やたがらす)
という名前で古くから日本に存在しています。
3本足のカラスがシンボルです。6話で八咫烏の組織図が出てきます。

でもこれ、歴史や都市伝説好きな人の間では有名ですが
八咫烏は実際に日本に古くから存在する組織だと言われてます。
天皇を守護し、儀式的な行事を仕切っており、裏天皇とも言われています。
身近なところではサッカー日本代表のシンボルマークが八咫烏です。

組織としての八咫烏はさておき、戦国時代織田信長が
もっとも恐れたと言われる雑賀衆(さいかしゅう)
という鉄砲傭兵集団がいます。そのリーダー雑賀孫市の家紋は八咫烏です。
鉄砲をばら撒いた真島一味のモデルなのかなーと思ってます。

八咫烏のトップには大烏と言う3人のトップが居て
天皇にもしもの事が起こった場合、この3人が天皇の代わりを果たすそうです。
その下には十二烏と言う重要な役職の12人が居ます。

その下に居るのが烏天狗で、かなりの人数居ると言われています。
八咫烏の構成員は戸籍を持っていません。
この作品で言うと烏天狗がリコリスに当たると思われます。

明治維新以降、八咫烏は解体されかけた様ですが、
今もなお存続しているらしいです。

一方、千束や真島がバックアップを受けているのは
アラン機関と言う組織です。
こちらは現実世界で言うと完全にフリーメイソンという組織です。

活動は非公開の16世紀頃から存在する団体で、
歴史上の錚々たる人物たちがメンバーと言われています。
ウィキペディアにも載ってるので挙げるとキリがないですが
歴代アメリカ大統領やダヴィンチやウォルトディズニーなどです。

日本では数年前に高須クリニックの高須院長が入会して少し話題になってました。
東京だと、東京タワーのすぐ近くにグランドロッジ(日本総本部)があります。
シンボルがフクロウで、才能のある人にバッジを送り
資金や物資提供等の支援をする組織というところから、
アラン機関のモデルはフリーメイソンで間違いないと思います。

と言うかアニメとは言え、黒い噂も大量にある組織なので
ここまで露骨に描いちゃって大丈夫?と心配になるレベルでした。

DAの支部である喫茶リコリコを中心とした日常パートと、ガンアクション等の
ハードボイルドパートのバランスが絶妙で、引き込まれました。

最終的にリコリコメンバー全員でハワイに行くという
まさかのハワイエンドも予想外で楽しめました。

円盤の売り上げもかなりなものらしいですが、
ここまでの盛り上がりはスタッフさん達も予想していなかった様です。
2期が来なかったらアラン機関からの圧力でしょう(笑)

投稿 : 2023/01/07
閲覧 : 129
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33

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カミリス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラが魅力的なガンアクションアニメ

キャラが魅力の一言に尽きる作品です。
ストーリー自体はスタンダードな構成で、展開もわかりやすく捻った作品を好む人には向かないかもしれません。アクションはあるものの、そこまで熱くなるような展開も無く、非常に緩やかな起伏のある雰囲気は日常系アニメを観ているようでした。こういうながら作業で見れるような作品は個人的に好きなので高評価です。

投稿 : 2022/12/28
閲覧 : 47
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8

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ねじまき さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最近のアニメってすごい

けっこう久しぶりにアニメをみたら映像も音楽も一昔前よりずいぶんクオリティーがたかいなぁとびっくりしました
というかこの作品がすごいだけなのでしょうか
全話見ましたが作画がいまいちと感じる回もなかったしとっても楽しく観ることができました
僕個人の感想として悲しい結末でないのは本当に良かった

投稿 : 2022/12/27
閲覧 : 50
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6

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mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

バトルと物語が面白い

喫茶店をやりながら、裏で悪を倒す。バトルも夢中になるようなドキドキハラハラです。百合も入っているので苦手な方は見ない方がいいです。声優さんもキャラクターに合ってました。

投稿 : 2022/12/13
閲覧 : 83
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3

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てたい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

さすがに

さすがに千束とたきな可愛いすぎやん?
二人の絆みたいなんが、どんどん深まって行く感じ。たまらへんな!
リコリコに出てくる人みんな好きやわ。

これはいっぺん見てみて。
終わり方もちゃーんと、綺麗な終わり方したしな。
けど全然続き作れそうな感じやん?
2期でもええし、映画でもええし、是非よろしくお願い致します。

投稿 : 2022/12/10
閲覧 : 78
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6

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ひたむき さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ふたりの関係性

話題になっていたので、遅れての試聴。
見た目からして、百合っぽくて敬遠していたが、百合要素はあまりなく、内容もしっかりとしていた。
A1の本気を見た気がする。

評価ポイント
・OP、ED共に名曲だね。アニメにおいて主題歌の影響って計り知れないと思う。
SPY×FAMILYやチェンソーマンみたいなプロのアーティストの起用も悪くはないが、やはりアニソンっぽい曲が一番だわ。つい先日ClariSのライブを見に行ったので、 aliveが脳裏にこびり付いて離れないw 花の塔もガチの名曲。

・ふたりの関係性がちょうど良い。いちゃいちゃ百合っぽくなければ、いざというときには命を掛けれる関係。普段の問答の一つ一つに面白みがあって飽きない。

・敵キャラの真島には魅力がある。ただの悪いやつではなく、ちゃんとした目的があり、話も通じる常識人。ちさとと真島が停戦して話し合っている時の妙な安心感よ。CV松岡禎丞の敵キャラはいい奴が多い傾向にあるね。子安とは違ってw

・肝心の内容に関しても、単純にリコリスVS悪役というガンアクションものではなく、複雑に設定が張り巡らされている。吉松の目的も最後まで全く予測できなかったし。

(追記)
設定がワールドトリガーに似てるなと思った。少数派の支部にエースが所属していて、本部には疎まれている。二人の関係性もモロにおっさむとくがっち。製作陣も少し意識してるっぽいよな。

投稿 : 2022/11/29
閲覧 : 107
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12

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ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

好きなポイントは人それぞれ

めちゃくちゃ話題になっているから何か高尚な物であると期待されて肩透かし食らってる人も多いがそういう作品ではなく、千束を中心として相棒のたきなとその仲間が、近未来ニッポンを舞台にリコリスとして個人のために仕事をこなしながら持ち前の明るさで人と関わっていくが、次第に過去の出来事から大きな陰謀に巻き込まれていくといった感じのストーリーラインで、面白い展開をブチ込みつつ、どちらかと言えばオタク向けする要素も入れているバディアクションエンタメ作品

個人的に一番楽しんでるのはキャラ同士の掛け合いで、千束を中心として回っていく展開に加えて、所々に細かいくるみやミズキやモブに至るまで小ボケや動きを入れてる画の飽きさせない作りは凄く拘られている

近未来ニッポンを舞台とした微SF風な世界観は好きだし、キャラの掛け合いや画の作り方と進行がとても良いシナジーを産んでおり、楽しく視聴出来るのが良いと思う
それに加えて展開の緩急の付け方も絶妙で、重要な情報をサラッと流して展開を緊迫させたと思ったら日常パートでのギャグを写して“日常”を強調させたり、大物キャラが大物たる描写もサラッと見せる程度に匂わせているのも上手い
序盤に出てきた謎や伏線なども、視聴者もちゃんと見ていれば気付く程度にそこまでくどくない程度に説明してバラしてくれて、脚本の作りが本当に上手い作品

ただまぁ微SF風な設定なので所々のギャグとして消化されてるが考証甘めの部分はご愛嬌と言った感じ
真島の目的も単純であるが故に、側から見れば頭のおかしい陰謀論者にそう簡単に民衆がなびくとは思えないかな。後半は映像という証拠が出てきてたが。ディストピア程全てが管理されて考えることも放棄させるという影響も無さそうに見えたし、ここら辺は結構急でご都合的。「大体銃はロックやトリガーガー__」の指摘は創作だしまぁ…
解決もプロモーションだとしてもなんかイマイチ都合が良すぎる民衆の描き方は変わってなかった
あとはまぁ組織関連が結構大雑把に描いていて、アランチルドレン云々とかDAの目的の為の名文も管轄方法もボヤッとしていてモヤモヤするのはある

話題になった声優。セリフの語彙やスラングの使い方が上手いのもそうだが、テンプレっぽくない妙な言葉で構成されており、抑揚の付け方と演技の凄さが合わさり現実世界の会話っぽくてとても聞き心地が良い、ああいった表現が出来ていたのかなって思った

ラストの、蒔いた不穏の種は少しづつ芽を出しているという終わり方は個人的には好きな終わり方だったけれど、こう描いてしまうと続編は厳しいだろうなというのは残念かな。不穏な感じで終わったという後味の絶妙さが好きなので、その後の展開は気になるしキャラ達をもっと見ていたいけれど、続きを描くとなるとその不穏さが撤廃されて、あの終わりが1クール完結アニメの終わり方というよりは第一章の終わり方となるのが懸念点。続きというか現在出ているスピンオフ程度で成分を得るくらいでいいかなと

最後に
{netabare}
この作品、物語 キャラ 演出 演技どれもクオリティが高く、それにオタク向け要素を上手い具合に絡ませる事で大人気を得た作品であると思っており、この“オタク向け要素”が視聴した人間にとってどれだけ加点になるかが評価の分かれ目だと思う。好きな人は超ハマる理由もよく分かるし、純粋に作品のクオリティも高いから人気になったのも当然といえば当然ではある

しかし、物語はお世辞にも満点とは言いにくい中で、視聴した者の好みの要素がクリーンヒットして超好きとなっている人が多く、そのムーブメントが巻き起こった結果“内容が超名作”と勘違いした人が肩透かし食らっているという“評価と好きの乖離”が発生してしまったのが、少数の過激な反対派を産んでしまった原因であり、こういう現象は有名作品なら起きて当たり前ではあるけれど、普通にクオリティが高い作品な故の勿体無さを感じてしまっている。もっというならここまで有名にならなければ槍玉にあげられず、正当な評価が成されていたのにと言った所かな(まぁ自分もムーブメントに乗っかってた部類ではあるけれど)好きな作品が槍玉に挙げられているのはやっぱつれぇよ
{/netabare}

もちろん好きな作品だし、隠れた名作なんて言われなくて良かったと思うところはあるが、そこまで有名にならなかったらもとちゃんとした評価が…という葛藤で悩んだというお話でした

投稿 : 2022/11/16
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18

ネタバレ

エイ8 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

JK最強国家ニッポン

『リコリス・リコイル』(Lycoris Recoil) は、A-1 Pictures制作・アサウラ原案による日本のオリジナルテレビアニメ。
BS11、TOKYO MXほかにて2022年7月から9月にかけて放送された。公式略称は「リコリコ」。
犯罪を未然に防ぎ、人知れず平穏な日々をもたらす秘密組織の支部である和カフェ喫茶リコリコの店員でリコリスと呼ばれる二人の少女が様々な事件に立ち向かう姿を描く。(wikipedia)

事前に「設定ガバガバ」と聞いていたこともあってそのつもりで視聴に臨んだことが逆に良かったのか、総合的にとても楽しめた作品でした。ストーリーの拙さをアクションとキャラ達の個性によって寄り切り勝ちを決めた形のように思います。

作風として最初によぎったのは「RELEASE THE SPYCE」でしょうか。あちらも裏でJKが暗躍してるのでよく似ています。ただまあ、JK最強なのはジャパニーズアニメあるあるなので今更似てるも似てないもないでしょうが。

本作の特徴はキャラ、特にその喋り方にあると思います。女性キャラがわんさか登場するにもかかわらず所謂「女言葉」を使うキャラは一人もいなかったんじゃないでしょうか。また口調もどちらかというとリアル路線というかドラマでありそうなタイプです。アニメの構成自体もややそちらに寄っている感じがします。さすがに「Classroom☆Crisis」みたくまんまドラマ構成というわけではありませんでしたがアニメとしてはかなり独特なように思えました。特に掛け合いに関して類似の作品はちょっと記憶にありません。強いて言うなら「甘城ブリリアントパーク」辺りでしょうか。(もっとも、自分が未視聴の作品の中にはまだまだあるのかもしれませんが)

序盤は単純に楽しめました。先述したようなキャラ達の掛け合い、特に主人公である錦木 千束(にしきぎ ちさと)のキャラは本当によくできています。声優の安済知佳さんの余所行きのような少しトーンの上がった声質がおとぼけ感をよく演出していたと思いました。
もう一人の主人公である井ノ上 たきな(いのうえ たきな)が不承不承ながら都落ちする形で喫茶リコリコにやってくるものの虎視眈々とDA復帰を目指している。が、千束らリコリコの仲間達と共にいるうちに段々とその欲求も薄れていき……というのは実によくある流れではありますが唐突にそうなったわけではなくちゃんとキャラ達との交流が描けていたと思います。

ただ中盤辺りになるとやや雲行きの怪しさが目立ちだします。まさか千束がヨシさんこと吉松 シンジ(よしまつ シンジ)と過去あれだけがっつりコミュニケーション取ってるとは思いませんでした。手術の過程で一時的な記憶喪失でもあったのかもしれませんが(明言無かったよね?)いずれにしろカメラのことまで覚えている以上苦しい言い訳にしかならないでしょう。ヨシさんの部下である姫蒲(ひめがま)も最終的に何がしたかったのかよくわかりません。たきなが現れた頃にはもう既に全てが終わっていたということでしょうか?最終的には真島を利用する形で千束に殺しをさせようとしたということになるのでしょうが、ちょっとシナリオに都合良すぎる流れだとは思いました。(ていうか、心臓に銃撃当たったらどーすんだよw)

千束は誤った認識からではありますがやたらと不殺にこだわりを持っていますが、ぶっちゃけ偶然死ななかっただけだよなというようなケースがちょくちょくありました。特にラストで真島を打ち落とすシーン、あれどう考えても助かるような感じじゃないですよね。勿論生きていたことが示唆されるわけですがあれはちょっとご都合主義的でしょう。もっとも彼は超至近距離でバズーカ砲が炸裂しても死ななかったわけですから耳だけでなく体力もチートなキャラなのかもしれませんが。

そういやバズーカやマシンガンは出てくるものの散弾銃は出ませんよね。これがあれば千束であっても楽に殺せそうなものですがwというか散弾銃が出てくるアニメって見たこと無い気がします。何かのご法度なの?
難癖ついでに言わせてもらえばいくら千束が「卓越した洞察力と常人離れした視覚によって相手の射線と射撃タイミングを見抜き、至近距離から放たれた銃弾すら回避する「天才」」であったとしても銃のクオリティ次第だと思いますけどね。実際千束が使ってる特殊弾丸ではたきなですら標的を外しがちなわけなんですし、全部が全部理想的な射線に弾丸が乗っかるなんてことは無い気がしますけどね。まあ自分で言いながら無粋だなとも思いますがw

さらに言うと、そもそも喫茶リコリコで受ける仕事って何なんでしょうね。DAからの斡旋なんでしょうがどういうテイでの形になるんでしょうか。だってそもそもDA自体が影の組織なわけですし何かこの辺の仕組みはぼんやりしたままですよね。それに一般の人はリコリスの制服をみて普通のJKだと思うのでしょうがそれだと昼間っからバイトしてる彼女達をみて何も思わないですかね、特におまわりさん。(ついでに言うと一部のヘンタイさんならばどこの制服なのか突き止めようとしそうなものですがw)

それにしてもリコリスの皆さんってスカートの下には普通のパンツ履いてるんですね。これはちょっと吃驚しました。普通にスパッツとかの系統だとばかり……と思ったんですがよくよく考えるとJKのスカートがヒラヒラパンツがチラチラするような状況ではどれだけ命のかかった現場であっても本能に視線が誘導されちゃうでしょうから案外合理的なユニフォームなのかもしれません。少なくともヘテロ男子はこれで一網打尽に出来そうです。ただちょっと思ったのは男性用トランクス着用ならば普通に作画として描写して良いものなんでしょうか?パンツなんだから恥ずかしいでしょ?
ただそんなパンツ回があった一方でアクションシーンでは完全なるパン〇ラ防御演出。こちとら血眼になってパ〇チラを探しましたが本当に一つも無かったと思います。まあそれが悪いとは言いませんよ悪いとは!

下世話な話ついでに言わせてもらうと中原 ミズキ(なかはら ミズキ)が非モテ女キャラなのは解せません。彼女は本作でもっとも「良い味出したキャラ」だったと思うのですが現実にいれば引く手あまたな女性だと思います。以下ちょっぴり下世話な話しますので女子は覗いちゃダメだよ!?

↓下世話な話
{netabare}
20代であれだけオパーイが大きけりゃ男なんてどーにでもなるでしょうよ。理想が高い説もあるでしょうがそれだと喫茶店でいくら出会い待ってたって意味ないのはわかるでしょうからそういうわけでもなさそうなのに。あのキャラ描写だと逆にあからさまに男性視聴者に媚びすぎです。本作で一番の媚キャラは間違いなく彼女です。自分も彼女に首ったけです。
{/netabare}
それにしても……リコリスは18で定年?だそうですがどうしてなんでしょうね?制服が似合わなくなるから?だとしたらしっつれいな話ですよね。実力じゃなく見た目で戦力外通告となるわけなんですから。ただ「元」なんてのが普通に一般人?として人生を謳歌できるんですから意外と悪くない組織なのかも。普通は消されちゃいそうですけどね。

喫茶リコリコのメンバーは他にもキャラの立った人たちばかり。クルミはまあ……アニメお約束のロりキャラですが、先生ことミカさんはあれですかね?昨今必須項目の意識高い系枠なんでしょうかね。それとも日本だと単なるBL的おっさんずラブの文脈?古来より生息する腐な方々はこの世の潮流をどうみてるんでしょうか。「大義は我らにあり!」的な感じなんでしょうかね。まあ、おめでとさんです。

最後になりますが、アクションシーンはかなり見どころがありました。〇ンチラは無くても見どころは満載でした。血眼になっても見るべきところはちゃんと観てましたよ。特に千束が銃弾かわしながら至近距離で撃つのが映える要因だったのかなと。
それにしても本作ではJKが結構あっさり普通に殺されまくってましたよね。こういうのってもっとちゃんとした異世界やファンタジーものでもない限りあまり見ない気がします。まあ充分ちゃんとしたファンタジーだと言われれば否定できないんですが。真島さんはお気に召さなかったようですがこれだけ完璧に悪事を隠蔽できる国ならばそれはそれですごい国だと思いますし。日本すごい俺すごい。

あ、それと。作中ちょくちょく「貴様」呼びがありましたがこれは最近リメイクされた「うる星やつら」へのオマージュだったりする?

投稿 : 2022/11/12
閲覧 : 144
サンキュー:

21

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徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

実は結構エグイ設定なのにそこを感じさせない作り

オリジナル作品(2022.11)
作品全体としては可愛い少女のキャピキャピ感とガンアクションを堪能できる良作に仕上がっている。これは主人公のキャラ設定と安済さんの頑張りだと思う(最初悠木さんかと思った)。
設定的にこういう場合割と、自分達の置かれた環境や立場に疑問や葛藤に悩む孤高な天才主人公って感じが多いのではないだろうか。そこを明るい少女を前面に出し、国としておかしくない?道具として扱われる少女達が不憫ではないか?という部分を完全に覆ってしまっており、言ってみればこの作品自体が本来の国の歪みを隠蔽している作品の世界観とシンクロしているとも言えるのではないだろうか。つまり、表面の良い部分だけが正しいわけではないよ、立て、国民よ!という事なんだと思う(嘘)。
まぁ、それはともかく1クールオリジナルとしては最近では非常に良かったと思う。A-1さんお疲れ様でした。

私のツボ:OP最後の蹴りはとても美しい

投稿 : 2022/11/11
閲覧 : 85
サンキュー:

16

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huh さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

騒がれてるほど面白くはない

良かった点
主要人物の会話のテンポが良い

悪い点
核となる部分の話が引っ張った割に薄っぺらい
重い設定の割に展開がしょぼくて整合性が取れてない
ライバル的ポジションに置かれたやつがダサくてキツイ

日常アニメやキャラ萌えアニメとして浅く見るなら良いのかもね
ラブライブとか好きなやつはぶひぶひ言って見てそう
考察が云々騒いでるのもいるけど、考察するほどの話でもない

投稿 : 2022/11/10
閲覧 : 75
サンキュー:

4

ネタバレ

たこわさ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 1.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

2話途中で断念

ガンアクション系といえば攻殻やブララグだと思っている自分にとって論外な作品。
まずシリアスな緊迫状況とか全く伝わらんし単に
アリアとか好きならいける?知らんけど

投稿 : 2022/11/06
閲覧 : 91
サンキュー:

4

ネタバレ

をぬ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

才能の使い方。

女子高生極秘治安維持組織に所属する銃弾を避ける主人公がテロリストと戦う話。

え、その才能は殺し以外にも使えるんじゃ・・・?
視力と洞察力が異常に優れているんでしょ?
格闘技とかスポーツとかに活かせばいいのでは?
アラン機関の謎の判断基準。

あと楠木指令が出来る雰囲気だけでクソ無能問題ね。
部下に責任押し付けて印象最悪なまま挽回の機会も無く終わってしまったのは流石に可哀想でした。
続編に期待です。

投稿 : 2022/11/05
閲覧 : 65
サンキュー:

6

ネタバレ

アニメに覚醒 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

絵が可愛い!

内容が面白いかと言われると返答に困るけど、絵が綺麗(・∀・)
なんと聞かれても絵が綺麗と返答してしまう作品(´・ω・`)
面白くないわけではないので、見て損はないんだが…
そこまではまらなかった…
しかし、女子高生をメインにしながら無駄にミニスカちらつかせたらなどの無駄な演出なく好印象✨
2期があれば見る!(゚Д゚)

投稿 : 2022/10/30
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サンキュー:

4

ネタバレ

さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

マジでくだらなかった

チサトの偽善者っぷりが最後まで受け付けなかった
てか真島逮捕する機会あったのになんで見逃してんの?
そもそも極悪人なのになんでとどめ刺さないの?
そのせいで最終話まで蛇足的な戦いしてるし
黒幕の吉松にしても何故か見逃す
チサトは何がしたい訳?
綺麗事貫くなら貫くなりに最後に殉死でもすればカッコよかったけどなんか世話役のおっさんがチサトの代わりに人殺ししてくれて結果助かっちゃう流れ
くだらねー
タキナも最初はちゃんと個性あったのに途中からただのチサト信者になってる
偽善者描くならちゃんと悪人が改心するとかその後出っ張ってこないとかしないと主人公がただただアホにしか見えない
アホな偽善者描くならせめて最後に散ればまだ志に生きたって事で印象にも残ったけどその展開もなし
・チサトの偽善者っぷり
・タキナのチサト信者化
・敵の真島がやたら無敵
この辺がこのアニメをダメにしてる
もし2期あるならマジで脚本担当変えて
久しぶりにこんなつまらんアニメに出会った
作画とキャラデザが良かったから期待しぎたのもあるけどね

結論
偽善者大好きな人にはオススメです

投稿 : 2022/10/28
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サンキュー:

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リコリス・リコイルのストーリー・あらすじ

東京の下町にある和カフェ「リコリコ」 。 カフェが受ける注文は、おいしいコーヒーにあま~いスイーツ……だけじゃない!? ちょっとそこまでのお届け物から心細い夜道の送り迎え、ゾンビ退治から巨大怪獣…!? なんでもお悩み、相談ください! お客さまの「困った」をなんでも解決しちゃいます! 皆さまをお待ちするのは、いつもスマイル看板娘と、クールで真面目なド新人。働きたくないちびっ子に、結婚を焦るアラサー女子? そして店長は、日本かぶれのナイスガァイ!! どんなご注文(オーダー)も、おまかせあれ♪ (TVアニメ動画『リコリス・リコイル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年夏アニメ

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