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「Do It Yourself!! どぅー・いっと・ゆあせるふ(TVアニメ動画)」

総合得点
70.4
感想・評価
215
棚に入れた
609
ランキング
1526
★★★★☆ 3.5 (215)
物語
3.4
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.4
キャラ
3.5

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Do It Yourself!! どぅー・いっと・ゆあせるふの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

幸せはDo It Yourself!!。笠さんオススメなことはある。

 アニメレビュアーの笠さんオススメということで見始めたが、これは良い小品で間違いない!。


 日常系に相応しい小さな話で地味め作品ではある。しかし、大きなストーリーの波ではなく、小さな幸せをどう巧みに描くかのセンスがある。流行りの現代的なデザインというより、古風だが優しいシンプルなデザインを見事に動かす技量が活きているし、わかりやすいインパクトだったり派手なことはなくても丁寧にキャラを描く手際が実に優しい。


 基本的なキャラ造形と配置は割とあるパターンだが、だからこそそこにどれだけの愛情込めて肉付けしていくかの技量が問われる。本作はその点が非常によくできてるからこそこっちも彼女たちが愛しくなるし、物語がスイスイと心地よく入ってくる。上手くない作品だと難解でもないのに飲む込づらかったり退屈になってしまいがちだが、本作にはそれが全然ない。


なんてことない日々が愛おしいからこそ、その終わりも切なくてたまらくなる。今どきないくらいシンプルなデザインのジョブ子は、最初から終わりが示されているからこそ別れが本当に惜しくて素晴らしい。



 個人的には懐かしの野生児っぽい天才少女枠が今頃になって復活したのは嬉しいし、なにより17歳さんは最高よ!。制作会社のPINE JAMさん、「かげきしょうじょ」も良かったし、まだ始まったばかりの会社のようだが良い名刺な作品を丁寧に作ってて好感もてる。

投稿 : 2024/04/02
閲覧 : 236
サンキュー:

17

グレン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

せるふとぷりん

もっとこの二人の絡みが見たかった

投稿 : 2024/01/30
閲覧 : 27
サンキュー:

1

ネタバレ

ナルユキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2022年のダークホース。DIYの真の意味とは?

のんびりとした主人公と真面目で優秀らしい幼馴染み。少女2人の関係は案の定といった感じであり、「きらら系」を彷彿とさせる微笑ましい雰囲気を作り出している。
キャラクターデザインはややクセが強い。最近のアニメというよりは00年代前半くらいの『あずまんが大王』や『ぱにぽにだっしゅ』のような日常アニメの系譜を感じ、事実1話冒頭は本当に何気ない日常だ。
朝起きて登校し、下校して入浴し、夕飯を食べて寝て、また登校する。そんな主人公の日常を描くアニメーションは意外にもぬるぬるとよく動き、妙に目を奪われる所だ。
そんな世界ではあるものの、この作品の舞台はやや近未来を描く。もろにSFじみた未来ではなく、私達が生きている「現在」から30年か40年くらい過ぎたくらいの技術の進歩が背景────街並みやキャラクターたちの小道具にさりげなく取り入れられている。

【ココが面白い:女の子+DIY、未来に対するDIY(1)】
技術の進歩で現在より少しだけ便利になった世の中で、女学生という素人が敢えて今一度原点に立ち戻り、DIY────自らの手で自分オリジナルの物を作り出すことに価値を見出だしていく。そんなストーリー展開に強引さが何も感じられないところが本作の凄いところだ。
流石にくれいこと矢差暮礼{やさく れい}はホームセンター勤めの両親の影響という設定のみでそうなっているが、そんな彼女が主人公・せるふの自転車を直してあげたことで物語が始まる。現実であれば単に「ラッキー」「いい人もいるもんだ」とさらりと流してしまう中で、せるふはこの物語の主人公だからこそそのちょっとしたきっかけでくれいの顔を覚え、学校で再会し、彼女の部活であるDIYにハマる。この手の部活系のアニメではベタな流れではあるものの、だからこそ不自然ではない。
いま出来ないからこそやってみたい。出来るようになりたい。長年、親から工作を禁止されてきたからこそ胸の奥に溜まっていた「物作り」への憧れが溢れ出す主人公・せるふの姿が情緒的だ。
小さな頃、家にあったベンチ。今は無いベンチがあれば何故かすれ違うようになってしまった幼馴染みとまた仲良く過ごせるかもしれない。
そんな思いがせるふをDIYへの道へと進ませる。

【ココが面白い:女の子+DIY、未来に対するDIY(2)】
そんなせるふの幼馴染みである「ぷりん」は彼女とは違う学校に通っている。どこかですれ違ってしまった2人。昔は素直に仲良くしていた筈なのに、ちょっとしたきっかけで2人の関係性は以前とは違うものになってしまっている。
価値観の違いもある。ぷりんは偏差値の高い学校で3Dプリンターなどの最新技術を学び、「何もしなくていい世界」を作ろうとしている。そんな彼女にとって「何かを自分の手で作る」というDIYは古臭いのだ。わざわざ自分で作らずとも優秀な既製品が多い世の中で、あえてDIY部に入部したせるふのことを彼女は理解できずに扱き下ろしてしまう。
そんな手前、主人公がDIY部の活動を楽しむ姿を見ても「仲間に入れて」とは言えない。違う学校でも外部部員という手があるのだが、取ろうとはしない。自分から突き放したせるふとよりを戻したいと考えながらも袂を別つべきとも考える、そんな葛藤がぷりんを御手本のような「ツンデレ」にしており、あだ名の由来である頬を膨らませた怒り方が確かに可愛いヒロインの1人となっているのだ。
非常に丁寧なストーリー運びが心地よく、メインキャラクターを1人ひとり丁寧に掘り下げながら、それぞれの立ち位置とキャラの魅力を感じさせながら、まるで教科書通りのようなストーリー展開を見せてくれる。果たしてぷりんがOPのように無事、DIY部の環に加わることが出来るのか。それが本作を追う楽しみの1つにもなっている。

【ココが面白い:女の子+DIY、未来に対するDIY(3)】
DIYの過程も非常に丁寧な描写だ。序盤から、部員を集めるために看板を可愛く作り直したり、スキー板を材料にしたベンチを作るという中々大がかりな工作模様が細かく描かれる。
タイルに接着剤を塗って貼り、タイルの隙間を埋める目地材(めじざい)を塗る。シンプルな過程ではあるものの、目地材の説明などもきちんとすることで、初心者である主人公らとともに視聴者もDIYを学ぶことができる。
1話1話丁寧に部員を増やしながら、各々が各々のアイデアで作りたい物を作る。物と技術に溢れて便利な世の中、商売上では棄てられるしかない廃材や余り物を活用して何かを作るDIYの意味を改めて考えるような内容だ。
DIYといえば自分で工作して何かをする、といった意味合いがある。だが、この作品はそれだけでなく、自分の意志で「なにか」をすることそのものをDIYと定義づけて作品のテーマにしているようだ。
それはある種の「自己表現」だろう。自分で作り上げる喜びを感じ、自分で作り上げたものを褒められる喜びを感じ、そして自分で作ったものを誰かに「あげたい」と願う。
そういった「気持ち」そのものがDIYだと伝えてきている様であり、そういう意味であればDIYはどれだけ時代が未来へ進んでも決して時代錯誤なものとはならない。
序盤はその形が見えてこないだろう。この作品の方向性、何を描こうとしているのか。原作の無いアニメオリジナルだからこそ、観ている側の中で徐々にこの作品の方向性やテーマが積み上げられていく。

『なにもしなくてよくなる未来か~。なにもしなくてよくなったら、(私は)なにしようかな~♪』

これからは必要な時間が減っていくことで自由な時間がより伸びていく。それをどう充実した活動に充てるかを問われているのは間違いない。

【キャラクター評価】
結愛せるふ{ゆあ ー}
タイトルに引っ掛けたダジャレ系主人公。その気質は妄想癖も拗らせたのんびり屋という主人公らしからぬものだが、主人公らしく秘めたる思いは熱く、時として自身の立ち位置に思い悩む一面もあった。
DIY部の主人公なのに「不器用」というのがミソだろう。部が盛り上がってきても、彼女の作品は他の娘の物と違って売れず、自分の立ち位置を悩みつつ、自分にできることを模索する。
そんなせるふを支えるのもまた「仲間」だ。彼女にしかできないこともある。それを他の誰でもない仲間が認めてくれる。
自分にできないことは誰かに任せてもいい。支え合いながら、手に絆創膏をいっぱい貼り付けながら、せるふがDIYに勤しむ姿に心が暖かくなる。自分にできないことを「できない」と否定されるのではなく「できる」ことを認めてもらう。
不向きだったDIY部に入るという彼女の選択、そんな選択を「間違ってなかった」「入ってよかった」と噛みしめる姿に感動した。

ぷりん/須理出未来{すりで みく}
王道のツンデレを令和の時代に改めて観ると、やはり少しキツめで理不尽に感じるかも知れない(汗 しかしそんなぷりんのイライラや皮肉をのほほんとマイペースにあしらうせるふ、という図式が本作屈指の笑いと癒しにもなっている。きっかけは同じ学校に通えなくなったことだからね、拗ねてるだけなんですよきっと(笑)
{netabare}──と思っていたら、最終話にて過去、せるふが意図せず世話焼きなぷりんを突き放すような言動をとったことが発覚。そして案の定、本人はそのことを覚えておらず……なんてこったい(笑){/netabare}
どこかで素直になれず、すれ違った2人。そんな2人──ぷりんの気持ち──が1クールを通して徐々にもう1度「リメイク」されていく。最終話Bパートに2人だけの時間を設けて締めるのが粋。若干の百合テイストすら感じる彼女のせるふへの思いはとてもいじらしく、とても可愛らしい。

【総評】
全体的にみて素晴らしいアニオリ作品だ。
淡い色彩でゆるやかな雰囲気を醸し出しつつも、世界観設定からメインテーマであるDIYが否定されるような下地を作ることでストーリーに波乱や逆境といった要素も巧く取り入れており、青春系作品──部活モノ──として確かな面白さを持たせることに成功している。
近未来の日本を舞台にし、様々な技術が進歩した中で「自分で何かを作る」というDIYの意味を問いつつ、そんなDIYを通じて、彼女たち自身の中で一歩を踏み出し、オンリーワンの物を作り上げる物語が1クール綺麗に描かれてもいた。
キャラクターデザインはやや癖があり、若干の古臭さは感じる。アップはいいもののルーズでは雑な作画になっていることもあった。しかし、癖自体はこの作品の柔らかく優しい味わいにマッチしており、簡素なキャラデザになるシーンがあったかと思えばぬるぬると動くシーンがあったりと、日常アニメで会話劇が基本でありながらキャラの動きに可愛らしさがある。
序盤から中盤まで丁寧にキャラクターと世界観を掘り下げつつ、そんな中で「せるふ」と「ぷりん」、2人の幼なじみの関係性の再構築が描かれており、1クールの中での2人の変化が最終話の素晴らしい余韻につながっている。その前哨戦ともいえる「ジョブ子」との邂逅から送別までのエピソードもしんみりとしたものがあり涙腺を刺激されてしまったが、空気自体は感動の押し付けがましさを感じさせない、やはり本作の雰囲気にとても合っていたものであった。
TVアニメオリジナル作品でありながら日常青春モノで、派手な展開やシリアスなシチュエーションやショッキングなシーンがあるわけでもない。キャラクターデザインも「萌え」な感じでもない。巨乳キャラによる官能的な主張も全くといって皆無である。なのでインパクトやキャッチーさという意味では薄く、序盤で切ってしまう方も多くいることだろう(私も一度そうした笑)。そういった派手さが無い中で丁寧に、まるでアニメをDIYするかの様にコツコツと展開を組み上げて終盤という「完成形」の出来栄えに浸れる、そんな作品であった。

投稿 : 2024/01/25
閲覧 : 46
サンキュー:

6

animeradio さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

脚本原案が酷すぎる

DIYの楽しさが何にも伝わってこない。3話新キャラ加入話もDIY要素がネジ穴一本分しか無い。もっと話に絡められないのかよ。
主人公が空想好き設定?なのがだめだよな
イメージだけなら3Dプリンタとか最新技術のほうで実現すればいいじゃん

手先が不器用な視聴者にもDIY広まって欲しいの願いなのかもしれないが、
それとDIY古臭い論要素がなんにも噛み合ってないしどっちも消化が進んでいかない
DIYブームは何度も来てるしステイホームによるブームもつい最近だしで
古臭い!とか対立されても何も共感できない

各話ごとにDIY古臭い!っていうイラつく意見を視聴者は浴びせられるが、
じゃあその最新の技術でつくった品物はいったいどうDIYよりすごいんだよ?
というのが視聴者に一度も提示されていない。どこへ向かう作品なのか、
何と何が対立しているのかがわからない。

3話では互いの意見に歩み寄って解決とかそういうのを放り投げた脚本になってしまった
ふでやす氏はオリジナル物を手掛けるのは初心者だと思う

5chのスレでは原案のIMAGOが壺ウヨの磯光男氏ではないかとの推測があがっており気が重い

投稿 : 2023/12/12
閲覧 : 172
サンキュー:

5

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – JKに色々させるアニメのDIY版

PINE JAM制作のオリジナルアニメ

DIYを通して友情を深める学園ストーリー


<メモ>
家にサポートAIがいたり、宅配ドローンが飛んでいたり、スクールバスが自動運転だったり近未来の新潟県三条市が舞台。

最先端の技術を学べる学校に通うぷりんとAIが発達している時代に手作りにこだわるせるふ、
幼馴染2人の関係修復までの物語?

せるふは最後まで制服のシャツをちゃんと着られないような
個性的とかドジっ子とかという表現では足りない変な子で頭のネジが足らないのかと思ったけど
成績は優秀だそうで、天才となんとかは紙一重っていうやつですかね。
性格が良い所と、前向きなところに惹きつけられるのか?

萌え絵じゃないのは好感もてました。


<主要登場人物>
・結愛 せるふ(せるふ):稲垣好
・矢差暮 礼(くれい):佐倉綾音     部長 家はホームセンター
・日蔭 匠(たくみ):和氣あず未     学年一位の成績
・須理出 未来(ぷりん):市ノ瀬加那   湯々女子高専
・幸希 心(しー):高橋花林       湯々女子高専 実家は東南アジアの裕福な家
・ジュリエット・クイーン・エリザベス8世(ジョブ子):大森日雅   短期留学生 父がIT会社のCTO(博士)12歳で飛び級

・法華津 治子:かかずゆみ        養護教諭 DIY部OGで顧問


<ストーリー>
潟々女子高等学校に入学したせるふは妄想好きでボーっとしてるせいで怪我が多い。
通学途中街灯にぶつかり壊れた自転車を矢差暮礼先輩(くれい)に直してもらう。
お礼を言うため先輩を訪ねた校舎裏の小屋は先輩が部長を務めるDIY部の部室だった。
部員が足らず廃部の危機と知ったせるふはDIY部に入部を決める。

せるふに誘われ入部した同級生のたくみ、短期留学生のジョブ子、隣接する湯々女子高等専門学校(湯専)の生徒しーも加わりDIY部がにぎやかになる。

ジョブ子はホテル暮らしに寂しさを感じたことと入学を希望していた最先端の工業技術が学べるエリート校の授業内容を教えてもらうため
湯専に通うせるふの幼馴染で隣人のぷりんの家にホームステイする。

DIY部は部員を集めるためツリーハウスを作ることにする。
部費の少ないDIY部は廃材の木製パレットを譲ってもらい、
海で集めた流木やガラスで作ったアクセサリーと小物を部長の実家のホームセンターやネットで売り材料費を捻出。

みんなのアイデアをせるふがイラストにし、ぷりんとジョブ子が設計図を作成し
いよいよツリーハウス作りを始められると意気揚々の面々だったが、ゴミ置き場に保管していたパレットが間違って処分されてしまった。

困ったDIY部はチラシを作り個人宅からもらった廃材や古い家具を材料にツリーハウスに挑む。
ジョブ子の留学期限が終わるまでにツリーハウスは完成するのか?


23.1.5

投稿 : 2023/07/26
閲覧 : 98
サンキュー:

8

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

隠れた名作アニメ認定

女子高生×DIYを題材にした日常作品。
何気なく視聴してみたところ、まさかまさかの良作だった。
普段、日常系に耐えられない俺が最後まで完走した、それだけでも驚きなのに、加えてちゃんと面白かったのである。
よくある4コマをそのままアニメにしました風じゃなかったのが大きかった。
なんたってオリジナルアニメである。
日常作品をオリアニでやるって、たぶん相当勇気のいること。

まず目を見張るべくは作画の美しさ。
DIYを題材とした作品らしく淡いパステル調の一風変わったビジュアルセンス。
一見簡素に見える背景やキャラクターデザインだが、よく見れば細部にわたる描写が凄まじい。
背景に置かれている一つひとつの小物の書き込みから、風に揺れ動く草木など、日常アニメとは思えぬクオリティが随所に見受けられ、キャラのモーションも動かすところはしっかりヌルヌル動かしている。特に、工具の動作やそれを使用する人物の力の入れ様は、実写を再現しているような拘りで描かれた。
作業場面は1枚絵をダイジェスト的に流す手法が用いられることが多く、普通ならそういった省エネ手法は手抜きと判断されるところだが、本作は止め絵である1枚1枚の書き込みが極めて丁寧でかつ心地よいBGMもマッチしており、むしろダイジェストシーンが見所のひとつに変貌していたと言える。
本作を手掛けたPINE JAMは、昨年『かげきしょうじょ』で一躍注目の的となったが、制作してるアニメは少ないのにどれも丁寧な仕事をしている。
きっとそれはひとつの作品に全力を注いでいる証であろう。

キャラクターも全員魅力的だったし部員が増えていく過程も素晴らしかった。
主人公せるふの幼馴染であり、作品のヒロインポジでもあったプリンは、冒頭から登場したにも関わらず頑なにDIYを拒み、入部まで長い期間を費やしたのは最後の難関の役割を果たしてて良かったのではないか。チョロいようで意外にチョロくないツンデレちゃんでした。
あとは海外からの留学生ジョブ子ちゃん。憎まれ口も叩くし素直じゃないけど、子供らしく可愛い一面もあり…。伏線は描かれながらも最終回にしてようやく明かされた悲しき過去…。深く印象に残ったキャラの一人だった。
声を演じたのは昔から「変な声」として定評(?)のある大森日雅さん。
今作の怪演も素晴らしく、キャリアの集大成になったのではないかと。
また、しーを演じたのはここ数年で出た「変な声」声優の高橋花林さんということで、本作は二大「変な声」声優が共演していたことになる。

せるふの不器用さ加減が最後まで上達しなかったのは残念というか、ちょっと可哀想だったかも。
いくら適材適所があると言い繕っても、自分なりにせっかく一生懸命がんばってきたのに成長しなかったというのはな~
まだ1学期が終わったばかりだし成長の見込みはあるくらいのフォローは欲しかったぜ。
せるふの活躍は2期以降にご期待ください?!

最終回、Aパートでジョブ子の送別会とともにDIY部の物語を完結させ、Bパートで作品のもうひとつのテーマであるせるふ&ぷりんの絆の物語で締めくくるという完璧なエンディング。
DIYの魅力というより、むしろ少女たちの友情と青春の方が視聴者に伝えるテーマだったかもしれない。
総評としては、ストーリーに派手さはなく、きらら作品のようなキャラ萌えも控えめ、それでも徹頭徹尾丁寧に描かれた作画は「これぞアニメーション!」と誇れるものだったと思う。
同クールアニメは某バンド作品が優勢を保ったことで、やや埋もれてしまった感はあるが、本作は本作で色褪せることのない確かな良作である。
視聴者数はもしかしたら少ないかもしれないけど、見た人は揃って高評価。
そういう隠れた名作ポジというのも悪くないのではないだろうか。

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 91
サンキュー:

3

カービィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ほんわか

物語としては大きなテーマがあるという訳では無いのでキャラクターが深掘りされたかと言われるとそうでは無いものの、主人公の緩さや全体的にふわふわした感じで浄化されていくようでとても楽しめました。

投稿 : 2023/06/06
閲覧 : 90
サンキュー:

2

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ご不満である

星の数ほどある女子校生日常系の一。
今度はDIYネタです。

特に凝った物語があるでもなく、テンプレみたいな部員募集しないと、からのほのぼのDIY日常。

キャンプもので「ゆるきゃん」やったじゃないですかぁ。
あれ結構キャンプやってみたくなった層掘り起こしたじゃないですかぁ。
これ、DIYやってみたくなります?
ちょっと弱いですよねえ…。
このネタはもっと広げられると思うんだけどなあ。
how toなんか無限にあるし。
(自分のフィールドなので評価辛くなります。)

まぁほのぼの日常系だと思えば観て不快って事もないでしょうから暇つぶしにどうぞ。

投稿 : 2023/05/31
閲覧 : 153
サンキュー:

6

ネタバレ

llil さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日常系にはずれなんてある訳ないやろ!!!

opが可愛い可愛い
やっぱキャラソンは良いね
それだけでなく
アニメーションも普通に良質で.

投稿 : 2023/05/21
閲覧 : 83
サンキュー:

3

オカルトマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感想

大して心に残るような作品じゃなかった。
でも、最後まで見れるくらいには、面白い作品?
一番納得いかないのは、金髪の天才外人少女。
性格もしゃべり方もおばさん臭くて萎えた。

投稿 : 2023/04/29
閲覧 : 86
サンキュー:

3

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

~△になり損ねたなんて言わないで~w。

△というのはあれですよ、あれ。
私も大好きな女子ワチャワチャ系某キャンプ作品です。

こういう風に別作品と絡めるのは感想とか批評をする際には悪手なのはわかっているんですけどねー、比べた作品にも、比べられた作品にも失礼ですしね。
それを踏まえた上で、書いてしまいました。

最初に言っておかなければなりませんが、私としてはこの作品は好きなタイプの作品でした。比較というか、茶化しておいて説得力がないのですが・・・。

実際、作品の持つ大きな大きなベクトルとしては方向性はおんなじだと思うんですよ。ただ、こちらの方が少し地味で、オサレ感が少なめだっただけで・・・。
あちらは、時流、社会環境や某youtube、TVなどでのキャンプブームの大波にタイミングよく乗れたんだと思います。もちろん作品自体の出来や楽しさ、魅力は言うまでもないですけどね。
ただ、このDIYといった「趣味」も大なり小なりを含めて考えて観ると、非常に根強い人気のあるジャンルだと思うんですよ。ただ、ジャンルが極めて多彩、曰く手芸から建築までwなのと、若干のオサレ感不足というか、地味さというか・・・。

ああ、趣味のジャンルがメインでは無かったですね。

つまり、一言いらない思いが私の頭に浮かんだのは事実なのですが、この作品「~△」並みに好きだった!と言いたいわけです。

・・・あんま説得力ないかなw。


ついでにもう一つ頭に浮かんだ、どーでもいい思いを一つ。
この作品「ゆるキャン△」に「放課後ていぼう日誌」を足して2で割って地味にしたみたい。
なーんてw。

物語自体は、超素晴らしいと言う訳でもない気がしたけど、オリジナルストリートしては形になっていたんではないでしょうか。
タイトルに沿った形でDIYで物を作るという事を中心に据えて人間関係がつながっていく物語だった。
私が大好きな仲間が増えていく系で女子ワチャワチャ系、終盤ではほんの一瞬だけど歴代の部員(OG)さんとの思いがつながるエピソードもあって、時代を越えての連携、この辺も私の琴線に少し触れた。


作画はこれもクオリティとしてはフツー。
ただ、狙っての事だと思うけど、独特の雰囲気をもった描かれ方をしていた。
ちょっとイラストチックというか、淡い色合いというか、うまく表現が出来ないけれど、味になっていたと思います。


声優さんも、賑やかで楽しかったかな。
しーは少しやかましくて苦手だったかも、ジョブ子は大好きだった。
ジョブ子に「ぐっじょ~ぶ!」って言われてぇw。
元気とかやる気が出そうだわ。


音楽もらしく、楽しい感じでよかったです。
あと、口笛ちっくなBGM、ゆるキャン△と言いこういう作品にはこういうBGMが一つあるといい雰囲気になりますね~。
何となく、好きでしたね~。

キャラクタは、そうですねぇ、声優さんの所でも書きましたが、
しーは少し苦手、嫌いってわけではないんですが、強く当たりましたかね。
ジョブ子はしゃべりと言い、雰囲気と言い、大好きでした。メリハリのついた英語の決めゼリフや独特のイントネーションが楽しかったです。
せるふも割と好きでしたね~、ああいう風に周りを気にせずに、ポジティブに生きていける人に憧れてしまいます。本当に強い人っていうのはこういう人なんじゃあないかと常々思っています。
あとは、ひとくくりにしてしまいますが、その他のキャラクタも個性的で楽しかったです。

あーw先生のお公家さんみたいな容姿は苦手だったかもしれませんwww。



ちょっと、他作品と比較したような書き方をしてしまい、あまりよくないレビューになってしまったかもしれませんが、私的には良い作品だったなぁ、と思いました。
オリジナル作品という点でも評価しても良いと思いますし、コンパクトに最後まで形になっていました。

幼馴染が意地を張ったり、強がったりを乗り越えたりして素直につながったという形は落としどころとしてはいいのではないかと思います。

ちょっと、百合っぽく見せたところが良かったのか悪かったのか・・・、ま思春期特有のいろいろなことが混ざり合って、こじれた感情と考えれば深追いする必要もないかな。。。




ぐっじょ~~~~ぶ。

投稿 : 2023/04/25
閲覧 : 205
サンキュー:

25

パンツ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

good job!

人間関係部分のストーリーは良かったがDIYの部分がつまらなかった。
キャラはめちゃくちゃよかったし、絵柄も好みでした。
op、edのアニメーションも音楽もexcellent。

投稿 : 2023/04/11
閲覧 : 53
サンキュー:

4

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

♪でっきるかな、でっきるかな、さてさてホホー

オリジナル作品(2023.3)
「ねぇねぇ、ゴンタ君、どうしたの?何々?秘密基地が作りたいの?」
「あらま、とんかちなんか持っちゃって。大丈夫?・・・ほら、言わんこっやない・・・そうそう、そういうのはのっぽさんに任せて、ね、ほらほら」
とまぁちょっと幼少の頃、夏休みには某教育TVで毎日のように観てましたなぁ・・・えっ?何の事ですって?いやいや、当にこの作品の原点に通ずる伝説的番組の事ですよ・・・えっ、知らない?・・・まぁそうですわなぁ・・・。
まぁ、それは置いといて個人的には地味ながらとても好きな作品です。
雰囲気は、そうですねぇ、きらら系の趣味・部活アニメみたいな感じでしょうか。
AI化が今より更に進み、日常生活にも当たり前のように入り込んで人間が何かをわざわざ作り出す必要性が薄れてくるであろう近未来を思わせる社会で敢えて日曜大工のような手作りを楽しむといった便利=楽しいではないという事を今の時代に投げかけたのかどうかは解りませんが、お金さえ出せば何でも揃う世界に慣れてしまった時、そのお金に何ら価値がなくなった時、我々人類はどうやって生きるのかを考えさせられる作品です(大嘘)。
シリーズ構成、シナリオを筆安氏が手掛けており、作画もやや崩しながら丁寧な動きなど非常に明るくファンシーな作品です。12話で綺麗にまとめており良いオリジナル作品だと思います。
キャンプにしろ、山登りにしろ、これ女子だから世に受けているのであって男子だと誰も見向きもしませんよね。
ほんと少年誌系や婦女子向け以外、女子こそがアニメの王道といわんばかりの昨今ですね。

私のツボ:フォースを感じろ

投稿 : 2023/03/13
閲覧 : 94
サンキュー:

8

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女子高生 × 工具 = ものづくり

この作品はオリジナルアニメだったみたいですね。

wikiをチラ見して知ったのが、この物語の舞台が新潟県三条市だったこと…
何でもモノづくりが盛んな街なんだそうです。
新潟県が舞台というのは学校名から何となく分かっていましたが、まさか三条市などの具体的な場所が設定されているとは思いもよりませんでした。


DIY“初心者”女子の日常物語、活動スタート!

これは、家具や友情や、ひいては人生までも、
考え、工夫し、苦労し、失敗し、
それでも諦めずに自分の手で完成させて、
未来を切り拓いていこうとする少女たちの、
その最初の一歩を描く物語である―――


公式HPのINTRODUCTIONのようなモノを引用させて頂きました。

この作品は視聴が中々進まず、序盤を視聴したままずっと止まっていました。
第1話を視聴した際、あやねると市ノ瀬さんが出演されているのに気付いたので、声優さんのキャスティングに関しては寧ろウェルカムな作品だったんですけど…

一番気になったのが主人公である結愛 せるふの服装…
そう、シャツの片側が常にスカートからはみ出しているんです。
激しく動いた時に、ズボンからシャツが出てくること自体は、きっと誰もが経験していることです。
でも、普通気付いたらシャツを入れ直しますよね。

ずっと出しっぱなしにはしないと思うんです。
恥ずかしながら、これが私の目には「だらしない」と映ってしまったんです。
あやねるや市ノ瀬せんのボイスは聞きたいけど、せるふの格好がなぁ…

と思いながら、秋アニメの作品の視聴もだいぶ終わってきたので改めて視聴してみると、せるふのだらしなさは、実はそれほどでもなかったり…
それより、途中から高橋花林さん(かりんちゃん)が演じるキャラが登場して、視聴意欲が俄然増しましになりました。

かりんちゃんボイスは、先日2週年を迎えたソシャゲ「アサルトリリィ Last Bullet」でほぼ毎日聞いていますので、一声聞いた瞬間に「キターーーー」と思いましたよ^^
改めてキャスト陣を見てみると、和氣あずみさんや大森日雅さんも出演されているので結構凄い布陣で構成されていました。
一方、主人公のせるふを演じた稲垣好さんは、本作が初主演作品だったそうです。
全然初めてっぽさが感じられませんでしたが、これが声優業という狭き門の実態をよく表しているのだと思います。

例えば、放送が終わっても人気を伸ばし続けている「ぼっち・ざ・ろっく」の結束バンドのメンバー4人は、青山吉能さん、鈴代紗弓さん、水野朔さん、長谷川育美というメッチャ旬で実績のある声優が起用されていますが、それでも、オーディションに受かった時には、腰を抜かしたり、小躍りしたり、ベッドにダイブするほど個々人で差はあるものの、これだけのリアクションをしてしまうくらい受かるって凄いことなんです。
だから声優さんの全力全開を受け止められる視聴者でありたいと改めて思いました。

中盤以降は面白さも安定してきましたし、みんなで夢を見つけて夢を叶えるまでの物語が描かれているので、しっかり見応えもあったと思います。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、潟女DIY部!!(稲垣好さん、市ノ瀬加那さん、あやねる、和氣あず未さん、かりんちゃん、大森日雅さん)による「どきどきアイデアをよろしく!」
エンディングテーマは、せるふとぷりん(稲垣好さん、市ノ瀬加那さん)による「続く話」

1クール全12話の物語でした。
完走して振り返ってみると、胸のアツくなる展開やDIY部の仲睦まじさを感じられる良作でした。
もう、せるふのシャツを気にしている場合じゃないって感じです。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2023/03/12
閲覧 : 122
サンキュー:

20

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

全体的に印象の薄い作品

何となくきらら系的な日常アニメって感じなんだけど
ただきらら系の作品と比べるとキャラデザがあまり可愛くない上に
そもそもキャラ自体が全然立ってなくて印象が薄いし、
それにDIYの要素も薄く題材自体の魅力も引き出してた感じがしなかったが、
まあ観ていても不快な部分とかも無いので悪い印象も特に無いけど
ただこの作品に付いては良くも悪くも全体的に印象の薄い作品だなと思いました。

【評価】

60点・2B級

投稿 : 2023/03/01
閲覧 : 103
サンキュー:

3

キリンさん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

平和

平和の象徴

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 73
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2

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

キャラを好きになれず、、

5話目で断念しました。
リアルでのDIY自体は好きなので
興味のある作品だったのですが、、
たくみちゃん以外のキャラを好きになれなくて
5話目で視聴を断念しました。
正直キツくてこれでも頑張って粘った方です。

ゆるい絵と優しい色使いは好きでした!

断念の理由がキャラだったので
キャラの評価以外は★3のままにしてあります。

投稿 : 2023/02/23
閲覧 : 112
サンキュー:

9

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

きららっぽいオリジナルアニメ、女の子達の物作り青春劇。良作なはずだけど、何故か地味

近未来の新潟県三条市を舞台に女子高生たちが和気藹々とDIY(素人が自分たちで色んなモノ作る活動?)を楽しんだり、交流したり、成長したり。
きららっぽい雰囲気だけどオリジナルアニメ。

【良い点】
女の子に○○やらせてみた系だけど、DIYの魅力を少女たちの活動や交流劇を通して丁寧に描けている。
近未来のテクノロジー発達している舞台で、それでもアナログな物作りの楽しさや良さをちゃんと描いた。
廃材を再利用したり、秘密基地めいた自分たちだけの居場所や思い出を込めたり、便利になっていく時代だからこそDIYもいいものだなと思わせる。
焦らず、ゆっくりと。自分たちのペースで自分たちが作りたいモノを自分たちで作る楽しさ、それを可愛い女の子たちがやってくれるのは見ていて楽しい。

きららっぽいキャラ配置や交流劇も中々だけど、良くも悪くもきらら系のテンプレから外れた雰囲気と持ち味感じる。
一見きららに見えて、案外きらら系と作風が異なる。
主人公せるふの性格は「けいおん!」のゆい彷彿で、温故知新な感じ。
精神的に強い主人公で、挫折やすれ違いにめげずに快活な笑顔でストーリーを引っ張る。
親友のぷりんのツンデレや、せるふとの幼い頃からの関係は良き友情劇だった。
紆余曲折、挫折やすれ違いもありつつ、DIYを通して互いをもっと分かり合い、互いに成長する青春劇としても良かった。

キャラクターはぷりんちゃんが可愛い。
テンプレではない良きツンデレ。
天才外国人ジョブ子の個性も光る。

【悪い点】
悪い点とは限らないが、きらら系のテンプレから外れている。
せるふは良主人公ながら天然が過ぎて何となく萌えにくい。
ぷりん以外のキャラはジョブ子筆頭に申し分なく個性的で可愛いものの、1クールで人数多くやや印象薄い。
上手く言えないが、何となく地味な作品。

悪い点でもないが、ゆるふわよりも青春劇を重視しているためか、ギスギスやシリアスもある。
DIYをマイペースでやる作劇故か、展開が遅くてモヤモヤが中々晴れない。

作画水準は高いものの、キャラデザに癖がありやや苦手。

折角の新潟三条市の御当地アニメな見所があまり感じられず。
もう少しあざとく新潟や三条をアピールしてもよかった。
御当地アニメの舞台として新潟県は何故か空白地帯だったので、貴重な新潟アニメなので。

【総合評価】6~5点
オンリーワンな魅力もテーマもある良作だけど、絶賛するほどにはハマれず。
良きオリジナルアニメだとは思うんだけど。
評価は「良い」

投稿 : 2023/02/10
閲覧 : 105
サンキュー:

12

ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

女の子にやらせてみた系

{netabare}
流行り(?)の女の子に○○をやらせてみたシリーズ。
オリジナル作品だけど、ジェネリックきららでもあるのかな。
題材はDIY。恥ずかしながらこの作品を見るまでDIYと言う言葉は知らなかった。

DIYの描写に関してはかなりしっかりしていると思う。
ベンチや、アクセサリー、ツリーハウスなどを作るシーンが細かに描かれていて、DIYがどういうものなのかわかりやすかった。
廃棄される予定の資材の再利用や既存のモノを分解しての利用など、DIYだからこその強みが描かれていたのも良かった。
ツリーハウスなどは長々と時間をかけた上での完成で達成感が伝わってきたと同時に、自分で作ることの意義も少し伝わってきた。

この作品は世界観が現代ではなく、IT化が進んだ未来。
IT化/自動化が進んだ中で、手作り製品の良さも見直そうというメッセージ性が込められているのかな。時代の逆行というわけではなく、手作り製品の再評価と言う感じの作品だったので嫌な感じはしなかった。
資材集めの際の地元住民との絡みなど、時代の進歩に連れて薄れた人同士のつながりも意識されている作品だったかな。
DIYの際も、不得意な部分があればその部分は他人に手伝ってもらったり、全員協力で何かを成し遂げたり、全員が支え合って何かを成し遂げようとしているのが良かった。

ぷりんに関しては部活加入が遅すぎるようにも感じたけど、一度否定したものを受け入れるのはプライド的に難しいだろうし、あれぐらいの間が開くのも自然ではある。アニメ的にどうかと言うのは置いといて。
最終的には二人とも打ち解け合って和解。
DIYを通じてお互い先に進んでいく感じが良かった。
ぷりん以外のメンバーに関してもそう。
DIYをやっていく中で、色々協力し合う場面があって、そういった場面を通じて段々と仲良くなっていく感じが良かった。

ストーリーにはこれと言って悪かった点はないけど、特殊な喋らせ方によるキャラ付けが多かったことだけは気になった。
このアニメのキャラの喋り方は正直好きじゃない。
作画は独特な雰囲気があるけど、クオリティは高い方だった。

↓1話毎メモ
{netabare}
1話 ☆9
そこそこ期待はしてる。謎アニメすぎる。ユーレイデコ?
ようわからん…。なぜ近未来設定にしたw やさぐれさん
これ日常系アニメでいいんだよね?
ちゃんと工作関係で専門的な内容はやるのね。
めっちゃ痛そうで草生えない。食べられるクレヨンとはw
それなりに意味わからんアニメ。部活設定はあるある。
個性的で好き。威圧感がすごい DIYの良さを際立たせるための近未来設定か。

2話 ☆9
やっぱ最先端技術との対比なのね。たくみん引き入れろ。
たくみんの方がセンスありそう。いつか大怪我しそうで心配。落ちたな。

3話 ☆7
この子の喋り方好きじゃない。スコーン部
ヒーラーガールとかもそうだけど、髪色複数のキャラって最近流行りなの?
ギスった。喋り方マジで苦手。
けどバカにしてくるようなやつは追い出して正解だろw

4話 ☆7
学校名ぐらいちゃんと確認しろ。これは今のAI技術でも出来そう。
クールドジ女子 謎の神作画。

5話 ☆7
アニメ変わった? このアニメ会話中もかなりキャラの顔を動かしてるよね。
独特な喋り方のキャラ多いのだけは好きじゃない。
使わんなら放置しとくなw リサイクルの観点からDIYを描いた回?

6話 ☆7
強引な水着回。このキャラデザで水着回やっても仕方ないと思うんだけどw
海なのに水着じゃない。まあ普通着てるよね。普通に可哀想でみてられない。

7話 ☆8
いらない文化。資材くれるの優しすぎん? オタク特有の早口。
やっと本格的なdiy けど何作ってんの?
ものづくり全般が得意なわけではないのね。
見た目悪くないのに不味い言われる展開アニメだと珍しい?

8話 ☆7
果たして励ましなのか。そんなロープウェイみたいなもの自作できるの?
実質ぷりんも加わったようなもんか

9話 ☆7
頭いいのかこの主人公w
あんな何も考えてない性格なのに売れてないこと気にしてるのか。
ぷりんも来るんか。ちょっと…?
王道ながら、各々の別の強みを尊重する流れは全員の仲の良さが感じられて良かった。その後の全員協力での豚小屋作成の流れも、ダメな部分は皆で補うという思考が現れていて。

10話 ☆9
謎シリアス。お宅訪問とか今の時代でも怒られそう。寝てたんじゃないんか。
ぷりん好き。手作りの笹団子とスーパーの加工品が対比されてる?
どちらも等しく置かれてて、双方に良さがあるみたいな見せ方なのはいい。
diy部昔からあったのか。普通に熱い展開だな。

11話 ☆8
ここまで長かったな。フードジョブ子可愛い。木思ったより細くて草。
人一人でも乗ったら折れそう。
危険なことは無理せずにできる人に任せるのはえらい。
先輩たちが作った家が。

12話 ☆8
もう完成してた。キャラの喋り方最後まで好きじゃなかった。
セルフとぷりんの話かと思ったら急にジョブ子の話に。
そんな重い過去がw 結構いいアニメだったんじゃないかな。OPED連続

曲評価(好み)
OP「どきどきアイデアをよろしく!」☆5
ED「続く話」☆7.5
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2023/02/03
閲覧 : 149
サンキュー:

5

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

だれでも・いまの自分を・より良くできる!

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
女子高生×初心者×(  )=標準以上に面白いアニメ

という公式に、ちゃんと当てはまるアニメ(笑)

(  )内は、今回はDIY。

本作は、アニオリということで、比較的綺麗にバランス良くまとまっていると思います。

女子高生の友情、主人公の成長、DIYの入門書、全てが「そこそこ」面白い作品です。

飛び抜けた魅力まではいかないものの、充分に秀作ですね。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
DIY。私も結構好きでやるんですが、その上で、本作を高く評価する点が、2つあります。

1つは、「DIYの魅力を正しく伝えている」こと。

もう1つは、「DIY(手作り)を過度に美化していない」こと。

まずは、前者から。DIYの魅力とは何でしょう?

私は「作った物に、物語という、付加価値がつくこと」だと考えています。

自分で釣った魚は、なぜ旨いのか?

それは、そこに「物語(苦労)」が加わるから。

アニソンは、なぜ心ときめくのか?

それは、そこに「物語(アニメ)」が加わるから。

正直、「品質」を求めるなら、プロに任せた方が良い。既製品でも、オーダーメイドでも、やっぱりプロの仕事は凄い。

また、「安価」を求めるならば、これまた効率が悪い。材料費+手間と時間、を考えれば、DIYしてる時間に副業でもして既製品を買った方が、結果、お金はかからないと思います。

それでもDIYが流行っているのは、やはり、「自分で作った」という物語が加わるからだと思います。

本作を観ていて、そういう本質的な部分は、ちゃんと描けているなと思いました。例えば、最後のツリーハウス作りも、DIYのマニアックな技術を見せるよりも、ドラマ性の方を重視しています。他もそう。DIYの技術をほどほどに見せ、「なぜ作るか」の方を重視していたように思います。

そこは、、、グッジョブです(笑)

次に、2つ目の視点です。

私は、もし、「工場の大量生産品」と、「ハンドメイドの商品」のどちらかしかこの世に残せないとしたら、間違いなく、「工事の大量生産品」を残すべきだと思っています。

なぜなら、DIYというのは、最先端の科学技術により生活にゆとりが生まれたから味わえる、贅沢品だからです。

誰も、生活のためにベランダで野菜は育てないでしょ? ベランダで野菜育てるくらいなら、日雇いバイトやって、スーパーで野菜買った方が効率的。あれは、「生活に余裕があるからできていること」。

その余裕を生み出してくれるのが、農家、運送業者、小売店など、各プロが介在してて、それぞれに、先端の科学技術が使われている構造。そこを忘れちゃいけない。

本作では、「潟女」と「湯専」が、それぞれ「手作り・古き良き」と「機械化・最先端科学」の比喩として、分かりやすく対比されています。

ここでありがちなのは、殊更に「手作り・古き良き」の魅力を打ち出し、「機械化・最先端科学」の方をバカにすること。

「機械的(経済的)な豊かさばかりを追いかけ、心の豊かさを失っている」

という、耳障りがよくて、安っぽいメッセージ。

そんなことを言う人、名画にトマト缶を投げて自称環境活動家を名乗る浅はかな人は、ガチの貧困に身を置き、それでも、同じことを言えるかを、試してほしい。

我々が、DIYや家庭菜園なんかを楽しめるのは、生活に困窮していない、余裕があるから。そして、その豊かな生活を生み出しているのは、最先端科学を生み出し続けた、先人達のたゆまぬ努力。

そこを忘れちゃいけない。感謝しなきゃいけない。

本作で好感をもてたのは、1度も、最先端科学や湯専を否定しなかったことです。先生がDIYを誉めるときも、手作り「も」良い、という言い方をしています。

以上、たくさん誉めました。それでも☆4にしなかったのは、単純に、キャラやストーリーなど、アニメとしてのクオリティが、あと一歩だったからです(苦笑)
{/netabare}

投稿 : 2023/02/03
閲覧 : 115
サンキュー:

24

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ほのぼのDIY部

全12話 オリジナル作品

ちょっと先の近未来で、女子高のDIY部の日常を描く作品。

主人公の結愛 せるふ(ゆあ せるふ)は、マイペースな女の子、毎日ドジして生傷が絶えません。隣に住んでいる幼馴染の須理出 未来(すりで みく)通称ぷりんとは高校も隣同士、せるふは、あるきっかけでDIY部に入部することになります。廃部寸前の部長1人だったDIY部でしたが、せるふが入部することで徐々に部員も増えていきいましたが、まだまだ存続の危機を抱えていましたので部員を増やすためにあるものをDIYすることになりました。DIYを否定していたぷりんでしたが、DIY部の部員たちと触れ合うことで徐々に打ち解けて、ぎこちない感じだったせるふとも元の関係戻るようになります。

まず、DIYという言葉や意味はなんとなく知っていましたが、「Do It Yourself」の略だとは知りませんでしたw

DIYもかなり本格的で機材やテクニックもDIYをしている方は頷いてしまう感じでしたね。

キャラではこの作品でせるふ以外で一番目立っていたジョブ子ちゃんがお気に入りです。

ほのぼのと観るのにいいかもしれませんね。

OPはDIY部のみなさん、EDは幼馴染のせるふとぷりんが歌っています。

最後に、「どぅー・いっと・ゆあせるふ!」で締めたいと思います。

投稿 : 2023/01/25
閲覧 : 112
サンキュー:

21

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

再視聴。シンギュラリティの先にある「喜び」は「体験」である。

 現在3回目再視聴中です。最近、シンギュラリティの先にある人間の喜びは「体験」であるという話を聞きました。あとは喜びの共有ですね。(東浩紀氏です。最近以前より人間に寄り添った意見が増えて共感しやすくなりました。)

 1話のプリンの人間は何もしなくなるというセリフを思い出しました。シンギュラリティで何もしなくてよくなるのはもう少し先の話です。が、今のネットの在り方ですね。書籍のダウンロードなど「情報量」と倍速視聴の「タイパ」というのは「無駄=質量による体験や考える時間」を忘れた貧しさということです。そうなったときの人間の喜びってなんでしょう?

 サブスクもそうですけどね。レンタルDVD屋に行ってを手に取って選ぶ。そこには空間と体験がありました。またちゃんと選択しなければ損をするという条件付けや偶然の出会いの作用がありました。本屋も同じです。
 AI絵師問題もそうです。絵を描く商売や人に見せてイイネの数を競うならAIは大問題ですが、絵を描きたいから書くのが人間の本質だということです。

 本作のテーマそのものですね。自分でやるという無駄、つまり経験・体験=試行錯誤には喜びがある。また体験を共有することで喜びを共有できる。無駄というのは人間に残された人間らしさであり成長の原動力であり貴重なものです。それがDIYだと。せるふが怪我をする意味も分かってきますよね。食事を楽しむシーンもまた体験です。海外の子達との出会いもありました。

 ただ、プリンやジョブ子がやっているITも自分で作っているのでそれはそれで必要だし素晴らしいことです。それを受け取るだけでは駄目ということですね。
 学校が2つ並んでいるのはなぜか?AIとDIYが補完しあう新しい未来が見えます。

 あとせるふとプリンの対比では、ペットです。なぜ最新のOSをインストールしろと言い続けるんでしょうね。新しいOSってなんでしょうか。それって、DIYという体験こそが新しいOSなのではないかと。

 それともう1点。本作の評価が気になってユーチューブのレビューを見ました。想像より評価高かったですね。その中で「DIYは自己表現だ」という説があり、なるほどなあと。それぞれのキャラが作りたいものが違うというのはそういう事ですか…と感心しました。

 また、資材を持っていかれる部分ですが、失敗してもめげずにリトライするという表現だったという意見は、ちょっと目からウロコですね。これに対応するのが、1話で学校の石碑に「和顔愛語」とありました。しんどい時こそ笑顔と優しい言葉という意味らしいですが、いいですね。せるふのキャラそのものです。それで繰り返しを入れたのかあと納得です。

 そして、このDIY…人間の喜びを表現するには流行の萌え絵ではもちろん駄目ですよね。このキャラデザと美術には意味があると思います。

 一見、のんきな日常系ですが、シンギュラリティの先にある人間の「喜び」とはなにか、という非常に最先端のテーマだった気がしました。

 評価上げます。本当に素晴らしい作品です。



以下 1回目レビューです。

 良作でした。DIYは「自立」の意味でしょう。ぷりんがヒロインかな?

 本作はまずアニメの雰囲気とか近未来設定で引き込まれました。作画やキャラデザの味わいも良くて、萌えとは違う独自性のある絵作りが心地良い作品だと思います。

 DIYは楽しさや精神は伝わってきましたが、ノウハウモノでは無かったです。要するに日用大工の意味でなく、自分の手で作る、自分のやりたい事をやる、自分で稼ぐという意味のDIYだったと思います。

 それぞれのキャラの親を見せているところが、多分ポイントなのでしょう。まるで一人で生まれて一人で育ったかのようなキャラしか出てこないアニメが乱立する中で、本作の丁寧な家族描写がなかなか新鮮でした。つまり、テーマは「自立」「独立心」ですね。


 キャラ達はデフォルメが効いてちょっと極端な性格造形ですが、淡々としたストーリー展開なので、それがないと寂しい話になったと思います。

 キャラでは、ぷりん、ジョブ子、せるふの母が素晴らしいキャラ造形だったと思います。ぷりんのツンデレは最高でした。せるふと自立性が逆転しているような描写が面白かったです。
 その一方で、全体的にキャラの整理がついておらず、活かしきれてなかったと思います。部長、たくみ、ぷりんでセルフの指導者、ぷりんとジョブブ子でIT、シーとジョブ子で金持ち・外人などがかぶっていました。匠と部長は深掘りが足りなかったと思います。

 そしてなによりせるふですね。「自立」がテーマだとして、彼女が「一人で出来るようになる」という気持ちのきっかけはわかりましたが、それだけでは弱い気がします。
 もうちょっとぷりんや母との関係で何かエピソードが欲しかったかなあ。青春ものとしてヒロインであるせるふの内面が描き切れていなかったです。

 ただ、視点を変えてぷりんがヒロインと考えるとちょっと面白いですね。自分が世話を焼いていた依存の相手が自立してゆくことに、ヤキモキしているような少女が良く描けていました。ぷりんの自立の物語だと思います。だから、一番濃いキャラのジョブ子が同居するのがぷりんだったのでしょう。


 9話10話の「稼ぐ」というのもまたDIYマインドなんでしょう。ですが、やっぱり繰り返す必要があったのか。その分せるふの何かが欲しかった気がします。

 最後はせるふとぷりんの2人というのは、まあいいですけど、しーの立場は?とちょっと思ったりもします。部活ものとしてちょっと意外なラストでしたが、しかし、自立とDIYをかけていると学校への依存ではなく、自分たちでやって行こうという結論は良かったです。
 他校の生徒が参加しているのも枠組みにとらわれないのがDIYマインドにつながるのかもしれません。

 つまり、9,10,12話に何かをもっと乗せられなかったかなあと思いました。ただ、まだ1回目ですから味わうとまた違うものがあるかもしれません。


 総評すると、世界感、設定、キャラ造形、作画、美術などなどどれをとっても私好みの素晴らしい要素を沢山もった作品だったと思います。

 DIYのノウハウは無かったですけど、独立心、自立というテーマが良く描けていたと思います。ただ、やっぱりせるふをもうちょっと丁寧に、特に後半で描けなかったのかなあ、とそこだけがもったいないなあ、と思いました。





以下 視聴時のレビューです。


3話 優れた作画、自然なキャラ設定。極めて優秀なテンプレ作品。

{netabare} 今3話までなんですけど、冒頭から近未来のスマートハウス、スマートペット、自動運転車、ドローンなどのセンスの良さで、感情を持っていかれました。設定を冒頭からセリフで説明しすぎないのも良かったです。この近未来のテクノロジーの設定とDIYの対比がいいんでしょう。

 そして、作画の美しさ。モーションコミックみたいですけど、表情といい手の動きといい、身体の感情表現といい、素晴らしいです。色合いもいいですし。何気なくよく動きますし、この作画の良さは相当なものだと思います。人間がちゃんと立体に見えるのに動くのはすごいと思います。
 背景美術や演出も高レベルだと思います。構図で視点の移動もいいですね。
 平家物語、ユーレイデコもそうでしたけど、こういう面白い作画の良さがもっと広がるといいですね。

 キャラ造形もいいですね。ヒロインセルフちゃんはADHDの設定なんでしょうか。怪我が多い、自分の世界に入る、相手の立場に立てない。心理学的に裏付けがあるような感じです。
 ぷりんちゃんのツンデレもいいです。表情が最高でした。

 ストーリーは正直テンプレです。ドジっ子ヒロイン、出来る先輩、物分かりのいい先生、金持ち幼女(?)、依存性のあるボッチっ娘。ですけど、キャラ達が自然なので見ていて飽きません。

 ひょっとしたら、ゆるキャンと並ぶ最高峰の親父趣味女子高生部活ものになる可能性を秘めていると思います。{/netabare}


5話まで、見ました。

{netabare}  いいですね。このまま最終回まで見ると思います。ラストのカタルシスは想像できますが、失敗してもそれはそれで青春でしょう。自分でやることの素晴らしさを表現するには、どちらでも良さそうです。

 気付いた点としては、ポリコレ配慮の匂いはありますけど、あまり気になりません。
 ITとの対比がもうちょっとあっても面白いかもしれません。そのためにはぷりんちゃんをどれだけうまく登場させるか、でしょうね。
 電動工具の作業の作画がすごかったので注目ですね。{/netabare}



6話 動きと表情が良すぎて何度も見てしまう。キャラも話も良いです。

{netabare} まだ、スタッフの過去作とか確認してないですけど、ダリフラ+フリクリ+グレンラガンみたいな作画な気がしてきました。簡単に見えて相当高度な事をやっている気がします。私が素人故の勘違いなのかもしれませんが、私は最高だと思います。

 遠近法、俯瞰にあおり。表情や手の動き。ぷりんの風呂上りの素足の時のふくらはぎから足の指の作画でちょっと背筋がブルッと来るくらい感情が動きました。

 脚本やキャラ設定もいいですけど、とにかく作画、キャラデザ、演出、美術が最高です。本当に飽きません。素晴らしい作品だと思います。

 天才・優秀な子の孤独とか、天真爛漫なセルフに救われる感じとか、いいですね。エピソードの一つ一つが面白いのはもちろんなんですけど、ちょっと切ない感じがあります。この切なさがある作品はクリエータが優秀なことが多い気がします。

 少しずつセルフのできることが広がってゆくのもいいし、それを部長が丁寧に辛抱強く教えているのがまたいいです。

 あまり評判になっていないみたいですけど、素晴らしい作品だと思います。 {/netabare}


7話 作画・美術だけでなく、ストーリーもキャラもいい。手作り作品が売れるといいなあ、と応援するくらい入り込んでしまう。

{netabare}  6話まで作画・背景美術・演出等の画面の方をほめていましたが、もちろんストーリーキャラもかなりのレベルだと思います。

 というのは1期完結を目指しているのか、話の密度が高いです。部存続→秘密基地の完成というメインのプロットに、セルフちゃんの成長、金髪ロリ美少女ジョブ子ちゃんが1学期限定という時間制限(部長の退部?もあるかな)、それぞれの友情、それぞれの立場、DIYのノウハウとまではいきませんが楽しい雰囲気がよく描けています。

 で、キャラたちが少々立場や性格はデフォルメされていますが、そのキャラ設定がストーリーとエピソードを動かすのに効果的に生きてきています。ヒロイン、セルフちゃんのキャラ芸が段々薄まって、周囲の人間にスポットライトが当たる時間が長いので、物語の世界観にとても感情移入できます。

 くわえて、設定の面白さがいいですね。未来的AI、ITと手作りの対比、街や家の時代設定、隣り合った学校というちょっと無茶だけど目新しい設定が光ります。

 これらがテーマというとまだわかりませんが「IT」に対する「ものづくり」に対応しているのと同時に、「ぷりん」「ジョブ子」のITチームと手作りチームとの対比と融合によって、今後の人間の価値観の問題への視点が生まれていると思います。最終的にぷりんちゃんの着地が気になりますね。

 無駄がない構成に脚本、優れた画・絵づくり。うーん。レベルが高いなあと改めて思います。
 だからこそ、彼女たちの手作りのDIYが売れるといいなあ、と応援したくなるような感情移入ができるエンタメ的にも優れた作品になっているんだと思います。

 連載物のアニメ化もいいですけど、完成度の高さはやっぱりオリジナルだなあと思います。構成が違います。コミカライズもあるみたいですけど。続けて長く見たいですけど、1期できちんと終わる感動もまた、連載ものではない魅力です。最後までこのまま盛り上がって欲しいです。 {/netabare}



10話 残念。繰り返しで同じことをやって1話分無駄だった?

{netabare}  初めの材料がお金の力で集めて、だったら10話のみんなの協力って意味があると思うんですけど、もともと自分たちで工夫して集めた材料だったじゃん、と思います。

 今回の事故がないと顧問が手を貸さないというのも、流れとしては不自然な気がします。過去の部員に声かけるのは責任を回避するための行為なかんじで、あの過去からのつながりの話に説得力がありませんでした。
 一回、ヒロインが落ち込まないと、ぷりんが参加しないからかなあ、今までいい話だったのに、本当にもったいない1話でした。 {/netabare}


11話 ぷりん可愛すぎ。いい感じだけど、セルフの内面描写が弱いのが本当にもったいない。

{netabare} ぷりんについては、説明しすぎない範囲で同級生になれなかったセルフに対するもどかしさや嫉妬、ツンデレが感じられました。というか今週のぷりん可愛すぎでしょう。最高でした。

 一方でセルフが記号的すぎな気がしました。DIYが上手くなりたい、DIYが楽しいという気持ちはいいですけど、そこに何かのエピソードが欲しかったかなあ。過去の挫折で完成に執着する理由とかコンプレックスとかなんでもいいんですけど。そうするとキャラにグッと近づけるんですけど、今のままだと本当に夢みる頑張るドジっ子でしかないです。

 やっぱり9話10話の薄い感じが本当にもったいなかった。

 なお、ここにきてセルフの母親の凄さにちょっと感動もありました。親は飢えさせない、一緒に食事する、話しかける、危険回避だけ教育する。そして信じて肯定してあげる。価値観を押し付けない。学校を落ちたことを責めない。勉強しろといわない。完璧に実践してますね。こちらの面からみるとセルフの内面の想像はできるかなあ。この親がいかに素晴らしいかは、クローズアップしても良いかもしれません。Do It Yourselfという題名とテーマ性でつながってきます。 {/netabare}

投稿 : 2023/01/25
閲覧 : 403
サンキュー:

24

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

どこへ 行くのか 結愛せるふ…?

原作は特にない、オリジナルTVアニメ作品です。

DIY、いわゆる「素人が欲しいものを自作する」的な趣味を目的に掲げる「DIY部」という部活を舞台に描く、女子高生の青春物語ですね。

舞台は実在の三条市(新潟県)のようですが、街中には物品搬送などに使用されていると思われるドローンなども飛び交い、近未来の時代設定のようです。

主人公のせるふ(結愛せるふ: ゆあ せるふ)、せるふの幼馴染みであるぷりん(須理出未来: すりで みく)、DIY部の部長くれい(矢差呉礼: やさく れい)、せるふのクラスメイトたくみん(日蔭匠: ひかげ たくみ)、ぷりんのクラスメイトしーちゃん(幸希心: こうき こころ)、そしてせるふの学校に留学中のジョブ子(ジュリエット・クイーン・エリザベス8世)といった女子高生の面々と、治子(はるこ)先生が主要メンバーで、そこにせるふたちの家族などが関わってきます。

本作で印象的なのはOP/ED両主題歌での各々最後のカットで、多くの登場人物がいても究極的には「せるふとぷりんの物語」なんだなという形を見せてくれます。

ぷりんがバランス良く成長した秀才型のキャラなのに対して、せるふは興味を持てたことにだけピーキーに能力を発揮する独創的なタイプであるため、そこから生まれるすれ違いと相互理解の話としてとても面白く観ることができました。

ただペットの豚に「ミート」とか名付けて、彼の前で豚肉料理をおいしそうに食べる結愛家の母子に対して「いかがなものか」と感じて嫌う向きはありそう…。

食事シーンでおびえるミートくんを見るとちょっとかわいそうなんだけど、それは「豚肉」を認知してるってことで、ミートくん賢過ぎひん…(笑)?

投稿 : 2023/01/23
閲覧 : 320
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33

ビックリヤングコーン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不思議な面白さ!

意外と考えさせられる言葉など出てきて面白かった。めっちゃ面白いわけでは無いけど独特な面白さで情けは人の為にならずを感じれた。今は便利な道具がいっぱいあるから誰でも出来るけど、釘が無い時代の建物とか作ってた人は確実に能力が今より高いのは不思議だなとふと思った。

投稿 : 2023/01/21
閲覧 : 71
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6

みのるし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なかなかいいすね

超シャレオツなOPもさることながら、AIとかそおゆう全世界的な自動化に対していやいや人ってのはとおゆうもんやおまへんのとちゃいますか的ななかなか奥深いテーマをゆるりと仕込ませておるところとか。

なかなかいいすね。

でもまあボク自体あまり自分でなんか作ったりするのは得意でないし、コーナンの工具売り場でえんえんと時間をつぶせるような人種ではありませんので、物語のディティールに共感したり感動したりすることはないのですが、そこに感動する人がいるだろうと想像することは易くないとゆうなかなか渋い作りになっとります。

好みとしてはキャラクターはもうちょっとちゃんとしてる方が好きですが、まあなんとゆうかこうアーティスティックな感じはものすごあってこれはこれでいいのかなと。

なんか雰囲気としてはゆるキャン△に近いかなと思うのはボクだけでしょうかね。

あと水着回がありましたが主役の子の胸が真っ平だったのは笑いました。

要するに時代のニーズとは逆行したハナシで攻めたいのだとゆう非常にロックンロールな印象を持ちまして、これもまたなかなかいいではないかねとなります。

これはあれすね。

1期、2期、3期とえんえんとやって、みなが卒業するまでやってほしいもんだねと思いますな。


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先日コーナンに行ったらドリル売り場にドゥイットユアセルフとのコラボ商品があったのですが、ものごっつい控えめでやってんのかやってへんのかようわからん感じでした。

コーナンくーん。もうちょっとアレしたりいな。
と思いました。


・・・とゆうわけで最終回まで見てしまいましたわ!

意外とといったらアレかもですが、しっかりした話になってましたなー。

要するに事をなすための近道などないと。
あーでいないこーでもないと苦悩を経て大いなる快楽に至るとゆうね、そおゆうハナシが芯にあったなと。

例のツリーハウス。完成した時ちょっとしたカタルシスがあったっすよね。

出来上がった個所をひとつひとつ見てゆくシーン。
いちいち『うわーいいなー』とか言ってて、渡辺篤のお家探訪かよ!と一人突っ込みをしとりました。

なるほどたしかにドゥイットユアセルフだわさ。

そしてそこで寝食を共にした友こそがかけがえのない宝なのだと。
最終回恥ずかしながらちょっと泣いちゃったっすからね~(また泣いてんのかよ)。

ま、そんなわけで、ほのぼのしみじみココロ温まる優しいお話でとても満足でした。


ひとつ気になることがあるといえばジョブ子ちゃんの酢昆布好きですかね。

どうも昆布とかわかめとかを体内で分解できる酵素って日本人か限られた一部の朝鮮人しか持ってないらしく、白人があんなに昆布ばっかり食べたらあかんのとちゃうかと思います。

もそ大量にアメリカに持って帰っておったけどボクはココロの中で『どないなっても知らんぞ!』と吠えておったのでした。

ジョブ子ちゃんが心配だ!

そこだけは強くゆうとかなあかんと思いました。


                              おわり。

投稿 : 2023/01/20
閲覧 : 142
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19

是正 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょっと講座感強めの日常趣味物、ただし独自のスパイスは少し効いてる

ストーリーとしては正直並の日常趣味系で同じジャンルの中で優れているとは言えない。並。
ただしこの作品はちょっと近未来的な技術水準と世界観の中でDIYをするという特色があり、拡張現実を自然と用いたり、ドローン配達を利用しているなどの描写が秀逸。この辺りがあるので差別化はできており、既視感と同時に新鮮味も感じる。

あと個人的に良かったのが主人公はこの手の趣味系の主人公のわりに才能があるわけではない所。不器用だけど別にいいよねDIYだしみたいな割り切りとか困難に対する姿勢とかは見ていて楽しい部分だった。

単品でオススメはしないけど日常物みたいなら候補に入れてもいいと思う。

投稿 : 2023/01/16
閲覧 : 82
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5

ほらいぞんちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

よくあるきらら系

作画が簡素化されており、いい意味で崩れていてわたしはすごい好きでした。
OPED曲も良くて、せるふとぷりんの関係性も良かったです。
まあとってもご都合主義だけど良かった。
DIYをしたくはならなかった。

投稿 : 2023/01/15
閲覧 : 90
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4

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゆあせるふが幼馴染と部活仲間とDo itする話

視聴完了
全12話

ジャンル
近未来日常系

あらすじ
家庭用ロボットがいる近未来で、女子高生がDIY部に入り活動する話。
部員が足りておらず1学期までに5人集めないと廃部。あと2人を集めるためツリーハウスを作ることになる。
集めた材料がなくなってしまったりなど困難を乗り越えながらツリーハウスは完成。
興味を持った生徒2人が見学を申し出る。
入部して廃部を免れたかは描かれていない。
ちなみにキービジュには7人映っているが、1人は顧問、2人は他の学校の部員なのでカウントせず4人。
感想
キャラが秀逸。
生徒もそれぞれでしっかりキャラが立っており、先生や親などサブキャラも出番は少ないもののしっかりキャラが立っている。
ストーリーも一般芯が通っておりみてて安心感河ある。また最終話前のトラブルも無理矢理感がなくいい感じ。
あと個人的にだが、最後ジョブ子が帰ってこなくてよかった。仲間は増えたが最後はセルフとプリンの2人で締めることで、綺麗に終わっている。
一方で近未来設定はもうちょっと生かしても良かったのでは。プリンの設計図作りのところとかに、最先端ソフトとか使っていれば近未来感も出たと思う。
総評90点

よかった点
キャラ
ストーリー
ラスト
悪かった点
近未来という設定が生かされていない。

投稿 : 2023/01/12
閲覧 : 92
サンキュー:

9

あああ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

視聴後感が最高だ

女子高生がDIYをする、よくある女子高生ものではあるのですが、キャラがそれぞれ立っていたり徐々に打ち解けていくさまに心打たれました。最終回は涙が…。
とても良かったです。

投稿 : 2023/01/11
閲覧 : 68
サンキュー:

5

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

未来の世界の話でしたw

近未来の世界で必要な物などは空から配達、全部デジタルで何でもできるような世界。。
そこでは自分たちで何かを作ったりするような事は旧世代の行動くらいに言われてしまう。
そんな世界でDIYで何かを作るという予想のナナメ上をいくストーリーでした∑(°∀° )

そんなに道具や物作りを詳しく紹介している訳ではないですが、レジンキットやちょっとした小物などの作り方は参考になりますw

でもラストは感動的ないい話なので、1話で切るのはもったいないと思います(*^^*)
近所のホームセンターがこのアニメとコラボしてますw

投稿 : 2023/01/09
閲覧 : 98
サンキュー:

5

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Do It Yourself!! どぅー・いっと・ゆあせるふのストーリー・あらすじ

『ディー‐アイ‐ワイ【DIY】Do it yourself「自分でしなさい」の意、家具などを自分の手で作ったり修理したりすること』――広辞苑より。 「Do It Yourself!!」は、女子高生を主人公に、家具や友情や、ひいては人生までも、考え、工夫し、苦労し、失敗し、それでも諦めずに自分の手で完成させて、未来を切り開いていこうとする少女たちの、その最初の一歩を描く物語です。(TVアニメ動画『Do It Yourself!! どぅー・いっと・ゆあせるふ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2022年秋アニメ

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