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「スパイ教室(TVアニメ動画)」

総合得点
66.4
感想・評価
234
棚に入れた
754
ランキング
2812
★★★★☆ 3.3 (234)
物語
2.9
作画
3.5
声優
3.5
音楽
3.2
キャラ
3.3

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スパイ教室の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – このお遊びにはいつまで付き合えばいい

竹町のライトノベル     原作イラスト:トマリ
制作: feel.

ガルガド帝国と「影の戦争」中のディン共和国のスパイとして活躍する少女達を描くアクション


<メモ>
3話でチーム発足の目的だったミッションをコンプリートして最終回のようなエンディングからの
任務に赴くまでの1ヶ月、彼女達がどう過ごしていたかと各自の過去やトラウマが描かれる。

その方が良いと判断した場合は仲間も欺くところがおもしろかったけど、辻褄があわないところも。

クラウスの鍵開けとか鎖を解く方法とか技術というより手品のようでした。
「生物兵器は許せません」と言ってたけど作ったのはディン共和国だよね?
作らなければ盗まれなかったし、「焔」のメンバーが亡くなることもなかったはずなのに作ったことは責めないのが不思議

8人目の少女を秘匿してたらしいけど、変装もせずクラウスと外出してました。
敵国に陽炎パレスの場所を把握されていて見張られている可能性はなかったの?
帝国に潜入中に全員集まって「決起会」も油断し過ぎでは?


<主要登場人物>
ディン共和国のスパイチーム「灯」 
・クラウス:梅原裕一郎  ボス コードネームは燎火(かがりび)
             口癖は「極上だ」 元「焔」のメンバー

・リリィ:雨宮天     コードネーム花園 リーダー 毒のスペシャリスト 自身は毒物に耐性がある
・グレーテ:伊藤美来   コードネーム愛娘 父兄は政治家 変装のスペシャリスト 男性恐怖症
・ジビア:東山奈央    コードネーム百鬼 孤児院にいる妹たちのためスパイに 戦闘技術に優れてる
・モニカ:悠木碧     コードネーム氷刃 スパイの能力は一番
・ティア:上坂すみれ   コードネーム夢語 色欲
・サラ:佐倉綾音     コードネーム草原 実家は元レストラン 動物との意思疎通 パレスの修繕をしていた
・アネット:楠木ともり  コードネーム忘我 工作が得意
・エルナ:水瀬いのり   コードネーム愚人 上流階級の出 不幸体質



・ギード:三木眞一郎   クラウスの師匠 「焔」の元メンバー
・屍:岡本信彦      ガルガド帝国のスパイ


<ストーリー>
戦争は人が死に過ぎてコスパが悪いと気づいた各国は世界大戦終了後、諜報による「影の戦争」を行っていた。
大戦が終わって10年、ディン共和国のスパイ養成機関で8年訓練を受けていたリリィは新しく発足する組織に抜擢される。
新チーム「灯」の拠点ガーナス宗教学校にある陽炎パレスには
ボスのクラウスに選ばれたリリィはじめ養成学校の落ちこぼれ7人の少女達がいた。

「灯」に課せられたミッションはクラウスが所属していた最強チーム「焔(ほむら)」が挑み全員死亡という程の不可能任務だった。
落ちこぼれの自分達は捨て駒かと思われたが、任務を達成するために集めたメンバーだとクラウスは告げる。
不可能任務に臨み、クラウスから指導を受けるはずだったが 天才クラウスは 「何となく」 とか 「いい具合に」 とか教えるのが下手だった。
そんなクラウスが思いついた指導方法は1ヶ月の内に自分を倒すこと。
7人は協力してクラウス攻略に尽力するが叶うことはなかった。

1ヶ月後、「灯」は製薬会社に模した帝国軍の研究所に潜入するためガルガド帝国へ向かう。
帝国に盗まれた共和国が精製した生物兵器のサンプルを取り返すのが今回のミッション。
帝国に着いたメンバーは情報班、特殊班、実行班に別れ事前準備をしたのちクラウスは東、7人の少女は西と別ルートで施設に潜入。
西側から潜入した7人を迎えたのは帝国に寝返ったクラウスの師匠ギードだった。
7人はギードに捕まってしまうが、リュックに隠れて潜入した8人目の少女エルナにより救出される。
クラウスは陽炎パレスが盗聴されていることを見越して少女達は7人と欺いていたのだった。
無事サンプルを奪還し不可能任務を達成した8人は、「灯」解散後、養成学校に戻るはずだったがクラウスのチームに残ることを選んだ。


第二の不可能任務は反帝国派の政治家を殺害している「暗殺者殺し 屍」を捕らえること。
老政治家ウーヴエの護衛のためリリィ、グレーテ、ジビアがメイドとして屋敷に潜入し、サラが屋敷の廻りの警戒とサポートに付くが
選抜隊だと思っていた彼女達のターゲットは屍ではなく屍の協力者メイド長・オリヴィアだった。

屍殺しに向かったのはクラウスとティア、モニカ、アネット、エルナの4人。
2組共ミッションコンプリートするが、屍を捕獲後リリィ達の元へ向かったクラウスと別行動となったティア、モニカ、アネット、エルナがハウスに戻ってこない。
彼女達の安否は。。。


23.4.14

投稿 : 2023/11/12
閲覧 : 57
サンキュー:

6

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スパイシーより酸っぱい感じかな(私感)

原作未読(2023.7)
分割2クールモノ・・・でした。
スパイ系の話はシリアスモノからギャグ寄り、ホームコメディ的なものまでありますが、雰囲気的に近いのは「プリンセス・プリンシバル」かなぁと。美少女大勢好きなら多分それなりに面白いと思います。2020年発表で既にアニメ化ですから期待度は高目かなと。
実際、キャラはそれぞれどこかで見たようなキャラの集まりですが個性は立っていますし、スパイの任務云々より美少女キャラを愛でるという見方が適正なのではと思います。なんせ任務は主人公?たるBOSS(先生)が俺TUEEEE御都合達成みたいなものなので、気にしてはいけません。無論、その主人公?BOSSがいい味出しているからこそ作品に纏まりが生まれているのですがね。

私のツボ:「IS」位キャラが圧倒的ならなぁ


Season2視聴済(2023.10)
主に〈夢語〉と言うコードネーム?の少女がメインのクールと言っていいのでしょうか。同時に彼女達の育成期間の終了(卒業)。
これから本格的なスパイ活動が始まるのかは知りませんが。各キャラの紹介と作品の雰囲気や世界観を馴染ませ、切りの良い締めで終わり、タイプの違う美少女キャラと人気声優陣の声を愛でるには”極上”の2クールだったのではないでしょうか。
ただ、各国のスパイ同士の暗闘みたいなものを期待してると火傷します。

私のツボ:安定の敵キャラ子安さん

投稿 : 2023/10/09
閲覧 : 130
サンキュー:

4

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

スパイの勉強

それぞれの事情を持った女子達が、スパイになる為勉強と行動に動く。見ごたえもあり、それぞれタイプの違うキャラ達なので推しが見つかるかも

投稿 : 2023/09/21
閲覧 : 62
サンキュー:

1

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ホントに不可能? 不可能任務

スパイ教室って言うくらいだから、学園ものと思っていました。
実際は、恋愛感情のないハーレムもの。
超クールな教官に7~8人のスパイの卵の少女たち。
一つ屋根の下で共同生活を行いながら、切磋琢磨するって感じです。

冒頭より、不可能任務を遂行しなければ云々かんぬん。
どんだけ大変かと思ったら、3話であっさり任務完遂するとはね。
もともと成功率1割だから、不可能任務とは言いすぎです。
難関任務くらいが妥当な表現でしょう。

主人公的なポジションはリリィさんでしょう。
毒耐性という特殊な体質により、教官は少しだけ戸惑った模様。
ただし、状況判断能力にたけた教官には赤子の手をひねるようなもの。
お調子者でドジなリリィさんが勝てるわけがありません。

教官のクールな性格のせいかなあ。
物語としては淡々と進む感じ。
盛り上がりにかけます。
バトルでさえも心躍らないのが本アニメの特徴です。

現在、分割2クール目が放送中です。
可憐で個性的な少女たちの活躍が観たくない訳ではありませんが、ちょっと触手が伸びません。
もっと熱い展開を期待したいところ。
ホントの不可能任務を遂行するとの風の噂を聞いたならば、観るかもしれません。

投稿 : 2023/08/22
閲覧 : 129
サンキュー:

13

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

死亡率9割を超える不可能任務(笑)

視聴完了
全12話

ジャンル
?自己紹介アニメ?

設定

近代風外国風

ストーリー展開
導入→不可能任務→それぞれの生徒の自己紹介→途中で不可能任務2→終わり

感想
総評15点

よかった点
映像
悪かった点
ストーリー展開、ラスト、日本語の使い方

レビュー
まず1番は、これのどこがスパイなんだ?
また、不可能任務とやらもよく分からない。9割ってどんだけへっぽこなんだよ他のスパイ。

それぞれの自己紹介はまぁ普通だったけど、それも全キャラやらないで終わるし。
そのくせ最後意味不明なサイドストーリーやってるし。
もう何がやりたいのかよく分からない。

投稿 : 2023/07/03
閲覧 : 120
サンキュー:

4

ネタバレ

クソアニメの魔女 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

(クソアニメとして)極上だ……

2クール目に備えて2週目視聴中
良い点
・主題歌は良い
OPはアニメーション、曲ともにカッコいい。普通に神曲だし、アニメーションも作品の雰囲気を崩さず活かしており、サビのキャラクターの特技を披露するシーンは思わず唸らされました。
EDはチェンソーマンみたいに回ごとにコロコロ変わる。その回で主役を務めたキャラクターのキャラソンが流れる。いずれもそれぞれのキャラクターをしっかりと捉えた曲になっている。不可能任務回や5話はキャラソンじゃないけどそちらも良曲。

・作画が良い
演出の面から戦闘シーンなどに問題はありますが、キャラの顔が崩れたりなどはなく、今期の中でもアニメーションは総合的には良質な部類。なので推しキャラさえ見つけられれば見続けることは難しくないと思います。わたしの推しは某駄女神を彷彿とさせるリリィです。

・コメディ回自体は悪くない
4話以降の話はメインストーリーの停滞感にさえ目を瞑れば及第点。馬鹿馬鹿しいギャグとして見るなら楽しいです。

悪い点
・シリアス回が絶望的につまらない
この作品最大の問題点。本来本領を発揮しなければならないシリアス回が致命的に面白くない。心理戦による駆け引きがキモなのに設定がガバガバ、世界観が雑、急ピッチで話を進めたことによるキャラクターの掘り下げ不足などが原因です。

・時系列シャッフル
4話以降、思い出したように急に不可能任務前の話を始め、これまでカットだらけだった3話までの辻褄合わせを始めました。しかしながら設定の矛盾や穴を増やすばかりで効果的なやり方には見えず、時系列がメチャクチャになったことによりかえって話の把握が困難になっています。
時系列シャッフルは他にはプリンセス・プリンシパル、ピーチボーイリバーサイドや探偵はもう死んでいる、物語シリーズなどで使われていた手法ですが、効果的に扱えている作品は少なく、当作品もその悪例に漏れてはいません。


以下話数ごとの評価

原作は富士見ファンタジア文庫のライトノベル。
話の流れとしては最強のスパイであるクラウスが見習いスパイたちを招いてチームを組ませ、一流のスパイですら死亡率九割を超える不可能任務に挑ませようとする、といった感じ。
なんでも感覚で完璧にこなすゆえに、クラウスが実は指導下手だったり、見習いスパイたちも全体的にへっぽこなキャラクターになっていたりと、キャラクター関係は1話時点でかなり良質。コメディとしては結構面白いです。
悪い点だと思ったのはリリィとクラウスの船上での策の応酬の部分。クラウスがリリィの毒を浴びてやられたふりをし、隙を突いて彼女を嵌めるというのが大まかな流れです。これまでスパイとしては完璧なキャラとして描かれていたクラウスですが、なぜかここでは毒をわざと浴びるという非効率、かつ泥臭い真似をしています。いや、相手がまだ仕込みをしているかもしれないのにガチで戦闘不能になってどうすんねん。リリィが過激な性格だったらクラウスの話を聞かずに池に突き落とす可能性だってあったし、会話で隙を作って反撃できたのはもはや結果論でしかない。これを擁護するならクラウスがリリィの性格まで見抜いていて、即座に殺されない前提でシナリオチャートを組んでいたと考えることになるけど、正直言ってクラウスにキャラぶれまでさせるだけの価値はこのシーンには無い気がする。毒にやられた演技をした方がどう考えてもスマートでかっこいいですし。
一応リリィの戦い方は指導者ということで把握しているはずだし、一流のスパイなら対策として解毒薬とかガスマスクとか持ってないんでしょうか。
リリィの特異体質もなかなかのファンタジー。少なくともプリンセス・プリンシパルのゲイバーライトみたいなルールを明確にした緻密な設定ではないです。一人だけなら一芸特化ということもありストーリーを盛り上げる上で長所にできますが、他のキャラの特異体質も絡んでくるとなんでもありになりそうな懸念があります。

キャラを愛でるアニメとしては良作。ストーリー重視だと今のところは微妙です。船上のシーンで駆け引きには期待してはいけなさそうな雰囲気を醸し出しています。

2話
伏線撒いてるのか知らないけどひたすら地味な回。当作品とは対照的に堅実な作品だったプリンセス・プリンシパルの比じゃないくらい。
展開を飛ばし過ぎ。リリィたちの修行シーンまるまる飛ばすとかとんでもないことしてて草。おかげでキャラへの感情移入の機会が一つ奪われたし、修行の成果を見せてやるとか意気込まれてもこっちはついていけません。一応ジビアやサラ、グレーテ、ティアの特技は辛うじて分かったけど、以前の彼女たちをこちらはほとんど知らないので今がどう違うのか測りようがない。
クラウスとの訓練はともかく、任務中にもなぜかコメディみたいなノリになることがあるので緊張感も無い。コメディに寄せているSPY×FAMILYですらシリアスだと割と真面目なのに、こっちは半端にコメディを気取るから雰囲気をぶち壊してる。緊張をほぐすためとはいえ、敵地で決起会をするのもキャラたちの正気を疑うレベル。どうしても決起会しなきゃダメなの?テーブルゲームとかでこじんまりと遊べば良いじゃん。
不可能任務の概要も1話からやたら恐ろしい恐ろしいと言われるだけで中身が一切分からないから話に入り込めない。任務の目的は2話終盤になって明かされたけど、どうして死亡率九割を超えるくらいやばいのかはやはりというか何も語られない。今後の展開に用いるトリックのために現行の任務の内容を隠すにしろ、話に入り込みやすいように今回の話に出て来たクラウスの過去を映像化すべきだったのではないかと思わずにはいられません。
クラウスの過去が語られたのは好印象。台詞での語りだけなのは残念だったけど、1クールしか無いのに未だに掘り下げすらされない他のキャラよりは断然感情移入しやすくなりました。

変な台詞回しがそこまで無いからたんもしよりはまだ良いけど、話の内容はどっこいどっこいな気がする。

追記
じっくり楽しむつもりで3回観ました。伏線はちらほらあります。
それにしても説明口調が多い割に実になるような情報がほとんどない回ですね。
この話においては、情報集めに重点を置いてるくせに視聴者に情報がほとんど提示されないのが一番ダメな点になると思います。いわば虚無回。

3話
粗探しなんてしなくてもほぼ全部おかしいのが分かるシナリオの歪さ。
元焔のメンバーであるクラウスの師匠、ギードが敵国に寝返っており、焔を壊滅させた犯人も彼だと判明。彼は危険分子であるクラウスを釣るために生物兵器、奈落人形を餌にして始末しようとします。
任務中、予想外にも灯火の見習いスパイたちとギードが鉢合わせし、ギードは彼女たちを人質にクラウスを誘き寄せようと画策します。
ここまでのあらすじ自体はまだ理解できるんですが、話の持って行き方が強引で、たんもしを彷彿とさせる出来になっています。
突入前にじゃんけんするの草。嫌な予感がするんならもっと緊迫感を出せ。隊列(?)組んで一箇所に固まりながらゾロゾロ走るのもスパイとしてどうなん?
奈落人形を餌にするギードたち帝国の計画がめちゃくちゃ回りくどい。クラウス一人を殺すためだけに敵国から盗んだ強い兵器をあえて撒き餌として使うとかジュラル星人かな。囮だとしても、入手が難しかったであろう奈落人形をわざわざ置いておく必然性が何も無い。名前だけ出してクラウスを釣れば良いし自前で量産できる兵器や薬物の密売とか諸々、他にも危機感を煽れる餌はいくつも思い付くはず。奈落人形を囮にすることに固執する理由が分からない。
灯火があらかじめ敵の全てを見抜いており、その上で計画を練っていたとか言っていたけど、この辺りの描写も杜撰。生徒たちがギードに殺されないことを灯火が見抜いていたなんてことは多分無いと思う。クラウスを始末しようとするギードの思惑を知ったとしてもその過程において人質を取る確証は無いし、もし人質を取ったとしても人質を誰一人殺さないなんてことを願うのは希望的観測にしか見えない。また、敵をクラウスよりも圧倒的格上だと承知していて直接戦闘を挑む展開にするのはリリィたちを特攻の駒にしているのと大差ない。敵があえてこうなる展開にしたとも読み取れないからイレギュラーという線も無いし、これのどこがまともな作戦になっているのか教えて欲しい。
クラウスを誘き寄せたいならギードは極論、生徒たちの命を考えずに痛めつけるだけで良いし、なぜ殺されないと確信しているのか。
ギードの仕掛けた盗聴器のくだりもかなり怪しい。この展開は屋敷内の駆け引きだけで話が全部完結しているのがおかしい。屋敷の盗聴器に限らず外にはギードの配下のスパイを常時尾行させておけばほとんどど素人のリリィたちのデータを得るなんて難しい話じゃないと思う。これを踏まえ、なぜ灯火のメンバーは盗聴器が無いという理由だけで外なら安全と確信しているのでしょうか。普通自国に紛れた敵国のスパイも警戒するでしょ。1話冒頭で言われてたはずだけど、国家間でスパイ同士による水面下の戦いをしているんじゃないのか。そもそもクラウスよりも格上とされるギードがデータ不足の相手を徹底的に調べようとせず挙句侮るのは不自然極まりない。外の駆け引きまで織り込んでギードを欺く展開なら納得いくんだけど。
戦闘も雑。作画自体は良いものの、演出がなろうクソアニメ並みにザルです。終始ギードが生徒たちを殺さないように不自然に舐めプしててお遊戯会みたいになってました。師匠のその剣、敵を斬らんなら要らんやろ。
偶然接敵してやむを得ずなら分かるけど初っ端から顔見せ合って撃ち合いしてんのもよく分からん。あんたらスパイじゃないのか……顔割れたらダメだろ。
緊張感は相変わらず無いです。ずっと続く重たい空気を変える時のカンフル剤としてコメディに頼るのは良いと思うけど、この作品はキャラがやたらとヘラヘラしていてピクニックでもしてんのかと言いたくなる。
こういったシーンで多分見せたいであろうリリィたちの団結も積み重ねをカットしているから薄っぺらい。2話の訓練カットのツケが回ってきています。
実は8人目がいました!っていうのは張られていた伏線とかだけで見るならなかなか良いんだけど、既存キャラが掘り下げ不足の現状で新キャラを出しても驚きは薄かったです。だからなんで屋敷のやり取りを巻いたんだ。
ギードが射殺されるくだりも雑。仲間を皆殺しにした裏切り者相手にクラウスが戻ってこいって言うのはスパイとして論外だし、ギードが撃たれた後留まるのは間抜けの極み。

ゆえにアニメ版のみの評価ではありますが、総合するとこの作品のウリであるトリックもしょぼかったと言えます。
これは第二のたんもしですね……

4話 
3話でベールを脱いだ8人目のスパイ、エルナの掘り下げ回。時系列は2、3話で描写された不可能任務から20日前になります。話の質としては3話よりは楽しめます。
最初は極上の墓参り。そこから過去に遡ります。
エルナの能力は不幸を招き寄せる力。ある程度感知もできるようです。幻想殺しかな?とにかくこの能力はリリィの毒耐性よりも異能力感が凄いです。3話のギードを狙ったパイプ落下もおそらく彼女の力によるものですね。最初はリリィの腐食系の毒だと思っていました。
とまあ余計なことは置いておいて、この力のせいでエルナは間接的に家族を殺してしまい、以来他人とは距離を置く臆病な性格になったのだと読み取れます。
今回の話はコメディ主体。エルナが能力を活かし、一人でクラウスの暗殺に臨みますが、クラウスはやはりというか超人的な身体能力で降りかかる不幸を回避していきます。ここら辺はコメディというのもあり、そうはならんやろの連続ではあるものの、ツッコミどころはそこまで気にならなかったです。いやまあ、それでも許容しかねるレベルのものはいくつかありますが。
まず、ギードなら後述する大立ち回りを含めてあんな目立つ動きの一つや二つ拾っていてもおかしくはなさそう。なぜだか知らんけど自国であるリーン共和国には尾行がいないという無理筋な前提で話が強引に進んでいる雰囲気が強い。このツッコミを否定するのは世界観の否定に繋がるし、ましてや最強クラスのスパイであるギードに灯火は目をつけられているので、この前提を成立させるのは至難の業になっています。
もう一つ、エルナは語尾になのって付けている特徴的なキャラなので、3話での屋敷内の盗聴の話で女の子8人いるから区別つかねえって理屈はあまりに無理があります。これを擁護するとなると盗聴側が無能と考えなければならなくなり、敵の魅力がガタ落ちしてしまいます。
最後のエルナを狙ったチンピラを相手にしたリリィたちの大立ち回りもスパイらしさのかけらも無い正々堂々の正面突破でギャグにしか見えない。スパイならマスク付けるなり変装するなり灯り落として敵から顔見えないようにするなりしないのでしょうか。この点は殺すならまだ良いんだけどなぜか殺さない。生かすならせめて後方から不意打ちして気絶させてくれ……正体バラされたらどうするんだ。

楽しめなくはないけど真面目に見るとやっぱりめちゃくちゃガバいです。

5話
極上おっぱい教室。エルナの話と違って完全にコメディなので粗は目立ち難かったです。どうせシリアスやっても3話までと同じように破綻するのでこのまま突っ走ってくれた方が見やすいですね。
まあ設定は相変わらずガバガバ。隠すべきエルナがやたらと喋っていたり、他のキャラも盗聴器を気にする素振りがほとんど無く普通に生活している。気にし過ぎるのも不自然だけど、もうちょっと気にするべき。ティアのお色気が得意なこととかモニカへの詮索、アネットの罠の話にはあまり触れない方が良いのでは?ギードに対してブラフを張っているような描写も無いのでただの間抜けに見える。
ターゲットに取り入るために使えるであろう料理やビリヤードのスキルを磨く描写はまあ良かったです。狙った感じではありませんでしたが。

リリィのアホキャラが面白かったのは本当です。

6話
ジビア回。時系列は不可能任務前、会話内容からエルナの話より後と思われます。
クラウスを狙ったスリの少女とジビアの出会いをきっかけに、孤児たちを犯罪の道具に使う元スパイに辿り着くという筋書き。
付き纏う盗聴器問題はもう突っ込んでもキリが無いので置いておいて、今回も粗が多いです。
ジビアがスリの少女に騙されて毒入りの飲み物を飲んでしまうんだけど、いくら子供とはいえ、クラウスにスリを働こうとした前科持ちの相手なのに油断し過ぎでは。他の灯火メンバーならまだしもスリの経験者であるジビアなら彼女の行動の一つ一つくらい大概読めるだろうに。
もしも即死するような猛毒だったら死んでるし、仮に自分と似た境遇の彼女に同情した結果飲んで確かめているにしてもジビアは解毒薬を持っていないからこの説だと仮定しても説得力が無い。そもそもスリの子とジビアの間に密接な繋がりも無いからこの流れにする必要性を感じないです。
あと元スパイの前でジビアが堂々とコードネームを叫ぶのもスパイとしてどうなんだろう。ここは1話、3話にてリリィが敵前で口上を述べたのと同じ問題点になる。
クラウスがチートなのもこの話では問題。元スパイの経歴をすでに洗い出してあらゆる手を打ってるとか結構なご都合主義。もうクラウスがなんでも知ってるいわゆる神視点みたいな立ち位置になっているし、導く立場とはいえジビアに下駄を履かせ過ぎていると思う。
現にサブタイにジビアと冠しておきながらジビアがあまり活躍できておらず、クラウスが彼女の出番を食ってる。ゆえにこれをジビアの成長回と考えるのはいささか無理があります。あの戦闘シーンだけで成長したとか抜かすなら冗談はよしてほしい。
コメディシーンは比較的見れる出来。リリィはもはやスパイじゃなくてエンターテイナーですね。

やっぱこの人らスパイに見えないです。

7話
過去編なげー!また幻術なのか……!もはや無限列車編ならぬ無限過去編です。

サラ回。時系列は不可能任務の二週間前。日々の生活で傷んだ屋敷を生徒たちとクラウスが肉を賭けて勝負するという形で修繕していくエピソード。
サラは訓練学校で良い成績を残せなかったゆえに他の生徒に引け目を感じており、自分は裏方でのサポートに回る方が合っているとクラウスに告げます。
これを聞いたクラウスはおそらく彼女に自信を持ってもらおうと、彼女が裏方で頑張っていた掃除を主題にした勝負を提案したのだと思います。
今回の話はこれまで以上にギャグ一辺倒だったのもあり、盗聴機絡みを除けば破綻はほとんど無かったです。ただ、サラのエピソードとして考えると弱い。あの程度の描写じゃただの可愛そうな娘にしか見えなくて個性不足。全キャラ出してるせいで描写が散漫としてるからだと思う。やはり8人もいるのが足枷になってるかな。
いくらギャグ回といえど、サラの描写が淡白なのは個人回という観点で見るといただけない。あれだと落ちこぼれなのを憂いているという表面的な部分しか受け取れないからどうにもサラに愛着が持ち難い。エルナ回みたいに他のキャラの描写を削ってでももう少しメインのキャラの掘り下げをした方が良い。一方、リリィの道化ぶりやクラウスの茶目っ気が垣間見えるといった部分はこの話における良い点になります。
で、ED後には灯火メンバーが不可能任務成功の報酬で得た休暇を利用してバカンスに行ったことと、ギードを射殺した犯人が属していると思われる蛇なるスパイ集団が帝国にいることが示唆されました。

たんもしリスペクトの無限過去編からわたしたちはついに解放されるのか。

8話
グレーテ回その1。
共和国側のスパイや政治家を標的にし、暗殺しているコードネーム屍を止めるべくクラウスに依頼された新しい不可能任務について、クラウスは上から生徒たちと協力するように要請されているにもかかわらず、彼女たちを守るべく単身で任務を実行することを決意しました。

前々からクラウスを気に掛けている生徒の一人であるグレーテが、焔の件を反省し過ぎるあまり自分を酷使し続ける彼に一計を案じ、自分たちをもっと頼って欲しいと言葉だけでなく実力をもって伝えるという流れは完成度が高かったと思います。
ツッコミどころは今回は少なかったです。一応ありますが。
クラウスが報告書もまともに書けないくらい不器用というのは流石にやり過ぎかな。自分の任務の経過も纏められないのはいくら現場での実力が高かろうとプロ失格だと思う。
465日もクラウスが働かなきゃいけないくらい現場がブラックなのも笑いました。クラウスに全部丸投げしなきゃまともに帝国に食らいつけないくらい人材不足が深刻なのは敗色濃厚ではないでしょうか。灯火以外に使える組織はいないのか?
帝国にクラウスがマークされちゃったのもスパイとしてはもはや使い物にならないと思う。敵に顔覚えられたらもう諜報活動できないだろ。それに共和国の命運を左右するであろう最強スパイならなおさら顔バレしたらダメじゃないか?最強なのに脇が甘過ぎる。

まあ話の質は今回が一番ですかね。

9話
グレーテ回その2……のはずなんだけど実際にピックアップされているのはジビアです。暗殺者を倒すべく、クラウスは生徒の中で特に優れた四人……リリィ、ジビア、グレーテ、サラを伴って、命を狙われている政治家の護衛、襲ってくるであろう暗殺者の迎撃をすることになりました。ちなみに生徒たちの選定基準はこの作品お得意の結果だけを残すキングクリムゾン式の展開の仕方により不明で、脳内補完するしかないです。

今回はツッコミどころが多いです。
『無駄』を省く政治家が他の政治家の顔を窺うという理由だけで使用人に扮したジビアたちを受け入れるというのはちょっと無理があると思う。暗殺者だったらどうするんだ。
ジビアが怪しい動きをした際も政治家はクビにして済ませるだけという聖人ムーブ。だから暗殺者だったらどうするんだ。
しかも暗殺者に抵抗する気満々なのに全く護衛がいないのは変。慈善活動家として死ぬわけにはいかないと豪語しているのに丸裸って矛盾してる。おかげで警戒心強いのか弱いのかよく分からん奴になってる。
夜の暗闇の中、鳥目というバッドコンディションなのに彼が正確に暗殺者のいる位置を割り出し、付近を射撃しているのも笑いどころ。あんた鳥目なの嘘だろ。
このエピソードは演出も珍妙。こち亀のオチみたいな画面が黒くなっていく演出に始まり、なんか銃弾が着弾した時のSEが変な感じになっていたりと、綺麗な作画とのギャップが凄まじいです。

とほほ〜もうスパイなんてこりごりだぁ!

10話
グレーテ回その3。この回はグレーテが主役。伏線は前回からあったんだけど、グレーテは男性恐怖症で男と面と向かうと胃が痛くなり、そのせいで能力自体は問題無いもののスパイ学校での成績が酷く、落ちこぼれの烙印を押されました。男性恐怖症になった理由は幼い頃に実の父親から酷い虐待を受けていたからで、スパイ学校に入ったのは親に事実上捨てられたから。彼女のコードネームである愛娘は自称というのもあり、皮肉がたっぷりと感じられました。
ここら辺はしっかりとした掘り下げであり、グレーテというキャラクターの魅力を出すのにしっかりと繋がっています。
反面、この回のストーリーは残念極まりない。相変わらずシリアスになるとおかしな点が目立ちます。
敵と思われる使用人の動きがあまりに謎。彼女と政治家との関係が全く分からないから行動の意図が悪い意味で意味不明過ぎてツッコミどころになっています。
前提として、いつから彼女は雇われていたのか。もしも前々から雇われているならグレーテたちが来る前に政治家を暗殺しないのはおかしい。政治家の方針で護衛がいないんだからやり放題だし、この機を逃すのは間抜けでしかない。一応、ジビアたちと同時期に雇われているなら足がつかないように警戒してるって読み取れるのでこの問題は無くなります。
しかしながらジビアたちと同時期に雇われていると考えると、今度は短期間にどうやって政治家をたらし込めるのか気になる。短い時間であの気難しい政治家を堕とすのは難しいだろうし、そもそも使用人による政治家の籠絡に関連した描写が無く、暗殺未遂のシーンで使用人が政治家を唆そうとしている場面の説得力に欠ける。
これを踏まえると使用人がジビアたちを怪しいとか言ってるけどお前も怪しいって普通ならないかな。つまり使用人の暗躍に関して最低限必要な描写も足りなくて訳の分からないくだりになっていることを指摘したい。ここに説得力を持たせるなら最低でも使用人による密告のシーンや政治家が使用人を大層信頼しているのが読み取れるシーンなどは入れるべきだった。
グレーテと使用人が話すシーンも、グレーテは帝国製のブローチのことを声高に言わなくていいと思う。見ただけで黙って去れば良いのにわざわざ言ったせいで睨まれてちゃ世話無いです。
あと使用人襲撃のシーンで手榴弾をベッドで防御ってなんやこれ。あんな至近距離の爆発の前では木製ベッドなんて盾にもならないと思うんですが。ここまで酷いと猿でもこれはおかしいって分かるし、いくらフィクションでももう少しまともなシーンにして欲しい。これ普通に窓破って脱出とかで良いでしょ。

シリアスになると意味不明になるのは相変わらずです。

追記2
10話までを振り返ると、これ本当に中身薄いと思う。下手な日常系より薄い。物語の進展が遅過ぎる上、どうでもいい話ばかりをピックアップするため、最近はどちらかというとクソアニメより虚無アニメと呼びたくなるくらいには中身が無です。
この作品は良質な作画と女の子が可愛いという長所だけで全部を押し通そうとしてるのが見え見えなのがなおさらタチが悪い。美少女プラス見栄えが良ければなんにでもオタクが食い付くと思ったら大間違いだと思う。

11話
正体を表したオリヴィアとグレーテたち生徒四人の戦い。ジビアとリリィの戦闘シーンは3話と同じく顔を見せ合いながらの撃ち合いがメイン。だからそれやったらもうスパイじゃなくて良いだろ。なんで重要な局面が正面切っての得物での対話ばかりなんだ。SPY×FAMILYの方がまだバリエーションあるぞ。
オリヴィアについての掘り下げもある。彼女は元娼婦だったんだけど屍ことローランドのこれまでに見たことの無い雰囲気を持つ目に惹かれ、彼についていくことを決意。ローランドもぱっと見彼女にベタ惚れになるんだけど彼の方が好意を持つ理由はいまいち分からないから感情移入が難しいです。
戦闘中の会話はやはりというかふざけてる。なんでオリヴィアがリリィたちに屍の本名をバラすんだよ。それ敵に情報という名の塩を贈ってるからな。
その後リリィたちはオリヴィアに返り討ちにされるんだけどこれはオリヴィアを欺くための演出。狙いとしては屋敷で待つグレーテとの一騎打ちに持ち込むこと。
狙い通りグレーテとオリヴィアが一対一で戦うも戦況はグレーテが不利。オリヴィアに銃を突きつけられ、絶体絶命に陥るんだけど、なんと政治家ウーべさんにグレーテが自分を殺し屋に扮することで銃で狙わせ、それを避けることで殺気の無い一撃をオリヴィアに与えることに成功しました。
グレーテによるとウーべさんは夜目じゃなければ銃が上手いらしいです……いや、どこから読み取れるんだそれ。
暗殺者騒動の時にウーベは発砲し、暗殺者ことグレーテの側を銃弾が掠めた伏線らしきシーンはあったけど、あれだけで分かったらマジもんのエスパーだからな。夜目の時点であれだけ正確に狙えるとかギャグにしか見えないし、せめてウーベが銃をよく使うシーンとか見せろ。
最後は肩を撃たれたオリヴィアが傷跡がある素顔を晒したグレーテにローランド来るから覚えとけとか恨み言をほざいてる最中にローランドを詰めたカバンを持ったクラウスが登場、勝利確定ルートに入りました。オリヴィア……たす……けて……。
とどめにローランドの無様な姿を見て泣きじゃくるオリヴィアもしまっちゃうおじさんと化したクラウスによってカバンに詰め込まれてしまいます。しまっちゃおうね〜

これ考えた人はこれをギャグ作品にでもしたいのか?

まあ一応、グレーテの失恋のくだりは良かったです……

追記3
回想にて明かされたオリヴィアのウーベ邸潜入の時期の描写について纏め忘れていたので書いときます。
回想によると、オリヴィアはグレーテたちが来る前から屋敷に潜入していたようです。細かい時系列は不明ですが、彼女は使用人を装いながらウーベから情報を引き出すことを目的にしていました。あの気難しいウーベが彼女を側に置いている辺り、それなりに前から来て任務を遂行していたと予想できます。にしても彼女がどれだけウーベに取り入っているのかは重要な情報なのにふわふわしてるなぁ。
ここで思ったことはオリヴィアたちの異様な回りくどさ。これがまるでグレーテたちが来るまで殺しませんと言わんばかりのあからさまな制作者側による作為的な描写に映ります。こんなにキャラに血が通っていないと思えたのは初めてです。
ローランドたちは多数の政治家を暗殺して回ってるんだし、たかが一人に固執してないで邪魔が入る前にとっととウーベを監禁して情報を吐かせ、始末した方が早くない?護衛を追い払うなどのお膳立てをし終えて安心してるんならプロ失格なただのアホだし、これがわざと留まることによってクラウスを釣る罠だとしてもウーベ邸に彼をライバル視しているローランドが構えていない点が不自然になる。罠じゃないと判断すると他の政治家と違ってなんでウーベにはじっくりと時間を掛けているのかが分からなくなる。つまりウーベに対してローランドたちがそこまでする価値が視聴者に示されていないのが致命的。
それにしても1クール目はあと1話か。日常回で無難に〆るのか、それとも愛娘編の後日談をやるのか、気になるところではあります。ちなみに分割2クールらしいです。

12話
グレーテ回その5。1クール目最終回です。
時系列は1回目の不可能任務の後に遡ります。クラウスが足繁く通っているミートパイ屋がミートパイのレシピを安値で買い叩こうとしてきた悪徳会社から嫌がらせを受け、店を畳もうとしていたことを聞いたグレーテが仲間たちと協力し、そこの社長を叩こうとする話。
グレーテが愛しのクラウスのために頑張るっていう点では良いエピソードだと思いますが、展開にケチをつけたい部分は多いです。会社の社長は悪い人間と付き合っているのですが、彼自体は部下たちから総スカンを喰らうくらいに会社運営の手腕が終わっています。悪人でもそんな奴といつまでもつるむのはちょっと謎。そんな悪い点しか目立たない奴と付き合うのはデメリットばかりでメリットが無いし、会社から金をできるだけ巻き上げてからとんずらとかしないのでしょうか。悪人だって人間なんだし、損切りとかはして然るべきと思うのですが、違うのかな。あとミートパイのレシピを教えてもらってから用済みだとか言って社長が銃でリリィを殺そうとするのもしょうもない。たかがレシピがらみで無駄な血を流そうとするとか……こんなしょうもないくだり初めて見た。レシピを手に入れる目的なら銃突きつけて脅すくらいで良いだろ。リリィが知っちゃいけない重大な秘密を握ったとかでもないんだからわざわざ殺す必要が無いし、リスクばかりな短絡的な手段にしか見えない。それに近くに部下いる描写無いところから見て社長一人しかいないだろうにやった後の死体の処理とかどうするんだよ。足が着くだろうが。こんなんじゃなろうの悪役より頭悪いですよ。
事件解決も鬼戦車さんが言っていますが、ゴールまでの話運びがあまりに杜撰。リリィの毒で相手を卒倒させる終わらせ方だとグレーテが葛藤しつつも着々と解決までの過程を積み上げてきた意味が無い。短絡的な暴力であっさり解決できるなら最初からやれば良いのになんでやらないのか。
スパイらしいやり方としてなら会社内部に忍び込んで弱みを握って社長に脅しをかけるとか、悪印象を吹聴して部下たちの不満を爆発させて内部崩壊とか、アクションを活かすなら密かに悪人を片付けて社長に敵の存在を印象付けて怯えさせるのもアリだと思う。
仕掛けられそうな部分は本編中の描写から見てもいくらかあったのに活かさないのはもったいない。
最後はモニカがティアに銃を突きつけて灯火を裏切るように脅しをかける引きで終わりました。ここら辺は特に問題無いです。

全体を通して
ふざけているようにしか見えない珍妙な演出や尺の大部分を取ってしまっているコメディシーンのせいでシリアスシーンの腰を折られるので、盛り上がりどころが極端に少なく、虚無感を煽られるのが一番の問題ですね。こんな感じで頻繁に梯子を外された気分にさせられるのは進化の実に通ずるものがあります。作画も終わってるあれと比べるのもどうかとは思いますが、話の質はぶっちゃけどっこいどっこいかな……キャラクターのノリも割と似てるし。
ヒロインキャラの格差も目立ちます。リリィ、グレーテ、ジビアばかりを取り上げ過ぎてて他のキャラが薄い。個人回をやっていないティア、アネット、モニカはまだ挽回できるから置いといて、エルナとサラは個人回以外あまり目立たないし、サラに至っては個人回でもいまいちパッとしない描かれ方になっていました。エルナは一応、アネットとの交流があったからまだ救われてるけど、サラは生徒たちの中でもとりわけ個性的な特技を持っている割に扱いがなんだか微妙過ぎる気がします。
逆にリリィは毎回目立ち過ぎ。一番目立つべきリーダーだし、自分としては彼女のことは好きなんだけど、もうちょっと他のキャラに尺を分けてあげて欲しい。
クラウスは終始作者にとっての便利キャラだったかなという印象。いくらなんでも強過ぎる場面が目立って生徒たちの出番を喰ってる。彼と生徒たちのバランスが一番取れていたのは作中一二を争うトンチキ回であるギード戦という皮肉。

総括して、言動や態度が不快なキャラとか極端な鬱展開は無いから完走難易度は低い部類なんですが、中身はスパイ系の作品の中では最底辺、賢者の弟子などに並ぶ虚無アニメなので、物好きな人にしか勧められないですね。

投稿 : 2023/06/24
閲覧 : 1174
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12

ネタバレ

uQcus51094 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

設定はよいのだが…もはや日常系

原作未読。

多くの方が書いてますが、キャラはかわいく、世界観も面白そう。
しかし、ストーリーに緊張感がなく、もはや日常系…
まったり出来てよかったんですが、想像と違った(笑)

ガンスリンガーガールとかを期待していると私みたいになります

{netabare}
ここからはネタバレです。
スパイ系がなぜ日常になったのかを考えてみました。

・各キャラの能力が活きてない
皆さん、面白い能力持ってるらしいんですが、ほとんど発揮されません。
リリィがたまに使うのとグレーテはガッツリ話があってよかったんですが、他の人は能力すらよくわからず…

・ストーリーの伏線があるようでない…
最初の師匠やグレーテ編がそうだったんですが、色々と伏線はあるのに、敵があっさりやられます。
グレーテ編に至っては、やられるシーンすらカット…

・恋愛要素多め?
グレーテやジビアを見ていると恋愛ものでもいいのでは…と思ってしまう
リリィはどういう立ち位置なんでしょうね?

色々書きましたが、個人的に1話のようなだましあい、師匠の倒し方、ジビア編のような話を期待していました。
その辺は面白かったので、掘り下げてくれるとよかったんですが…

終わり方は投げっぱなしでしたが、2期があるようなので、2期に期待です!

{/netabare}

投稿 : 2023/05/06
閲覧 : 191
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4

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

路線変更にガッガリ

1〜3話は、ちゃんとスパイしてたし
指導も受けてたし死ぬかもしれない
ミッションに挑んだり、強い敵に立ち向かったり
ちゃんとスパイしてた。

3話あたりで出てきた先生の師匠が
あっさりと退場して
そこから少し、あまり出番のない
キャラの出番回や回想シーンを描いてたが
ネタがなくなると、主人公たちの先生を
どうやって参ったと言わせるか
完全にバレバレな尾行など
対して収穫もない、日常回が稀に繰り広げられる。


スパイ活動だけの話では無理があるので
日常を織り交ぜるのはいいが
先生の師匠を殺さなくてよかったと思う
味方にして特訓受けたり、実践する様を見たかった。

投稿 : 2023/04/27
閲覧 : 145
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6

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

公式サイトを開くと4月7日(金)20時になんらかの最新情報があるらしいです。

公式サイト;
https://spyroom-anime.com/

{公式サイトを開くと4月7日(金)20時になんらかの最新情報があるらしいです。}
最終話#12《愛娘》のグレーテ、まで視ました。が、最終話の最後の場面が続編を匂わせています。なので、お話はまだ終わってはいないようです。さらに公式サイトでは更なる情報が告知されています(4/5/2023)。
 さて、振り返ってみるとアイドル系によくみられるジョシ育成モノのカテゴリ作品に感じられます。スパイ要素は、チョット違和感を感じます。事件解決もじっくりゆっくり考えたら別の簡単な解法がありそうです。ワタシは考えるのが面倒なので(以下略w。幾つかの章に分かれ、それぞれでスポットライトが当たるヒロインが変わる展開です。最初はリリィ、最後はグレーテでした。他は忘れましたw。他にもずいぶん優秀な落ちこぼれ達wとか、そんな風に上げ足は盛大に上がっていますがw、そんなことよりもキャラ達メインの実在感をアゲていけるかが問題です。つまり描かれたヒロイン達をスキになれるかどうかです。本作はその面ではマアマアよかったのでは、と思います。でもマア予定調和とはいえ、危ないことはあまりして欲しくないかな、とかワタシ的には思ったりもします。
 他の人に推すかと言われたら、キャラ絵とCV陣を見て興味が湧いたら、ハードボイルドじゃないと釘を刺した上でススめるかもしれません。

{#03《MISSION花園》Ⅲ、まで視ました。}
どうやらキャラに着目して視る系の作りのようです。ただ、登場ジョシキャラ数が8人と多く、ワタシでは名前を覚えるのは無理wです。ショウジキ、リボンで判別できるリーダー以外は、ワタシではモブ認識が限界で、判別できてないwです。時間があれば公式サイトで復習wしておくことにします。おそらく今後は、お話を進めながら、ちょっとずつキャラの特徴を説明していくのだと思われますが、だとすれば最初の任務が重すぎる気がします。ジョシキャラが傷つくのも視ていて楽しくはないです。
 推理モノのお話し的側面があるのでしょうが、実はこうでしたという種明かし的な局面でお話を纏めていますが、あーそうでしたかとワタシ的には無感情に眺めるだけしかできません。後だしジャンケンのようなことをされても盛り上がらない気がします。今後の視聴を検討します。


{#01MISSION《花園》I、視ました。}
いつも通り原作完全無知、視聴前収集情報皆無で視聴開始。ジョシスパイ学園モノのようです。今後の展開が楽しみです。

・CV陣
リリィCV雨宮 天
グレーテCV伊藤美来
ジビアCV東山奈央
モニカCV悠木 碧
ティアCV上坂すみれ
サラCV佐倉綾音
アネットCV楠木ともり
クラウスCV梅原裕一郎

投稿 : 2023/04/05
閲覧 : 206
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12

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

内容は面白く作画は良好、主人公も面白くヒロインも可愛い。良作

1話感想 内容は面白く作画は良好、主人公も面白くヒロインも可愛い。文句なし。
内容、作画、キャラとすべて揃った良作ですね。
なろう系ではなくラノベ原作のようなので期待はしていましたが期待以上のようです。

舞台設定も面白いですね。スパイが暗躍する時代。不可能任務の内容も気になります。
作画も良好ですね。特にヒロインが可愛い。おっぱいの大きい所も良いですね。
で、ヒロインは可愛いのですが主人公… で良いのですよね? 教官も面白いですね。
無意識に感覚でやっている天才だから説明ができないと。
これは、説明ベタの理由もわかるような気がします。

確かにできる人は説明が下手で、できない人の方が説明が上手だったりしますからね。
料理の説明をさせてそのあたりを説明するなど、上手いと感じました。
今後の展開も楽しみで、非常に期待大です。
文句なく視聴継続です。

全話感想
なかなか良かったです。良作。

ただ良作以上ではないです。多分これは期待が重すぎただけかと…
普通に良い作品で、文句があるわけではないです。

良作以上となるために期待するのは、あっと驚く謎解きとかどんでん返しとか。
作中で出てくる策略とかが、基本的にはそこまで大きな驚きは無かったかなぁ。
いや、7人だと思っていたら8人だったという最初のギミックは良かったですが。

後は基本的には主人公の男が強すぎてヒロイン達の活躍が微妙に感じられてしまう点か。
先生で育成している最中なのだから当然なのですが、そのあたりのバランスも難しいですね。
スパイアクション的な面も薄かったかなぁ… などなど。
いや本当に不満というわけじゃないです。これ以下の作品はいくらでもあり、その中では十分楽しめました。

でももっと上なのでは? と勝手に期待してしまい、勝手に評価を下げてしまいました。済みません。

投稿 : 2023/04/04
閲覧 : 133
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3

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

声優の顔ぶれと作画だけは「極上だ」

ツッコミどころや粗がある所などは他のレビュアー様のを読んで下さい。
個人的に思った事を少し。

・キャラが多い
8人も要らんだろ。
スパイは見つからないように動いてるのに不可能任務()にクラウス入れて9人で挑んで見つかる確率上げてどうすんの?
キャラに明確な役割が振られてるわけでもないし。

1クールじゃ全員掘り下げるのは無理なので全然印象に残ってないキャラが数人居る。
アネット、モニカ、ティアは名前すら覚えてなかった。
公式見てそんな名前だったのかと思ったくらい。
クローズアップされるキャラも差があり終盤はずっとグレーテ回。
リリィは毎回出てくるから印象に残るけどジビアとサラの話があった事は忘れかけてた。
続きがある終わり方だったから制作されればアネット達のエピソードもあるのだろうけど話の出来が良くないので見たいとあまり思わないな。

キャラデザは良いのだが8人目のスパイとして登場したエルナだけキャラデザ古臭い気がするのは気のせいか?w
目が隠れてしまうくらい前髪が長く、その前髪から透けて目が見える。
そんなキャラ久しぶりに見たぞ。
2000年代のゲームに出てきそう。
掘り下げ回はあるもののそれ以外はほぼ空気。


・軽すぎ
スパイごっこしてるのかってくらい雰囲気が軽い。
死と隣り合わせなのわかってないだろ。
良く言えば見やすく取っ付きやすいがスパイアニメに軽さは要らないと思う。
テスラノートも軽かったけどキャラ数が少なかった分、あっちの方が見やすかった。

声優の演技も軽さに拍車をかけてた。
明るく高いトーンの声をしたキャラばかり。
特に雨宮天の声が声豚ウケ狙ってるのか?みたいな感じで耳障り。
雨宮天は嫌いじゃないけどこの作品の雨宮天の声は嫌い。
リリィのキャラが1番軽いのもあってリリィも嫌い。


・声優と作画は極上と書いたが…
それだけじゃ駄目あんだよなぁ。
上っ面の部分だけで評価されるような作品はあまり好ましくない。
アイドルアニメならキャラ可愛くて声優が良くて楽しければいいじゃんと思うけど、スパイアニメだとそうはならない。
エピソード自体大した内容じゃないので見応えが無かった。
ストーリーや設定がガバガバなのはこのアニメに限った事じゃないが、スパイを題材にするなら少しは本格的なスパイアニメにして欲しかった。

最後にクラウスのセリフを借りると
「スパイ教室ではRELEASE THE SPYCEの敵にすらなれないよ」
というくらいスパイものとしてはかなり駄目な部類かなと。
プリンセスプリンシパルを出すまでもありません。

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 131
サンキュー:

10

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

二兎を追って一兎も捕まえず

天才スパイのクラウスがあるミッションを達成するために
8人のスパイ訓練生を招待した

いずれも女の子で秀でた才能はあるが
成績は落ちこぼれとされており何故呼び寄せたのか
彼女たち自身も理解できていない

クラウスは彼女たちにこう告げる
「今から1週間後にこのチームで不可能任務にあたる
それまでに鍛えるが私を倒す気で望んでくれ」

不可能任務は実行したスパイの9割が命を落とす
彼女たちは捨て駒として集められたんだと思うように

そこでコードネーム花園ことリリィが
クラウスの真意を探るべく接近
得意の毒で麻痺させチームの解散を迫る

しかし逆に乗っていたボートが沈むように細工されていて
リリィは敗れてしまった

クラウスは最初に向かってきた勇気を「極上だ」と褒め
リーダーに据えてチームの結束力を図ろうとする

暗殺教室と似たフォーマットなので
クラウスと女の子の騙し合いと
不可能任務によってクラウスと女の子たちの絆が深まる
この二つを同時に見せていくけどどっちも中途半端だったな

女の子たちは時代劇の口上みたいに
コードネームと決め台詞があってそこが個性になっているが

クラウスが極上だというセリフがあるものの
女の子たちの紹介が優先されて出番が少ない

他国のスパイと対決した際は圧倒的な差があるのを
カットされてしまっているし

制作は「ハヤテのごとく」の川口啓一郎氏と猪爪慎一氏
制作会社は作画安定のフィール

アニメとしてのクオリティは高水準で
女の子のキャラがしっかり色分けされているから
萌えアニメの要素としては見られるレベル

スパイアクションやバトルロワイヤル要素は
まぁ〜二の次で考えてもらえれば

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 94
サンキュー:

6

ネタバレ

テナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一流を超えたスパイと成長する落ちこぼれスパイ

これは昔から知ってる作品で気になっていました。
アニメ化で作品に触れる事になりますが果たして……

各校のスパイ養成機関で落ちこぼれ少女達が集められます。
組織「灯火」の集めた組織のボスはクラウス…
不可能任務と言う一流スパイでも死亡率9割を超える任務専門の組織灯火

ジビア、グレーテ、アネット、サラ、モニカ、ティア、リリィの7人は落ちこぼれ、、、
大丈夫なんですか?と思われる方もいるかと思います。

大丈夫です。
ボスのクラウスは一流を超えたスパイなんです。
ここで、鍵開けの訓練をして貰えます。
ピッキングツールを上手い具合に使うだけなんだそうです……

教える事がド下手なクラウスと落ちこぼれの構成員……詰んだ!組織が詰んだぞ‪(͒ ⸝⸝•̥𖥦•̥⸝⸝)‬
はたして、彼女達は不可能任務を達成出来るのか……ってのが簡単な物語の始まりの説明です。

さて、クラウスが自分達を生かす気はないと考える教え子達の中で、動き出したのはリリィ……
彼女はクラウスを罠にはめクラウスに灯火を解散し他のメンバーを別のスパイ組織に入れて貰う事……

彼女は学園では落ちこぼれかもしれない。
けど、彼女は毒のスペシャリストで彼女は彼女の自分の武器を持っている。

誰よりも先に動き出し、出会ったばかりの人の為の条件を提示出来る優しい人。
彼女を初め彼女達は自分の武器を持っている。
それを活かせば彼女達は成長出来る気がしました。

しかし、クラウスは凄いスパイ……
逆に罠に嵌められるw
詰めが甘いリリィww
しかも、先生に打ち込んだ?(先生はわざとにくらった)毒の解毒剤を忘れてくる……
あっ、多分、こう言う所かな?ww

けど、この出来事が落ちこぼれの生徒達と教える事が出来ない先生クラウスの突破口になる。
そうして訓練が始まる!

最初の不可能任務をする前に先生は不可能任務に挑むか挑まないかを選ばせてくれる。
クラウスは自分の家族とも呼べる組織の仲間を失っている。

不可能任務の為に集めた生徒だし、誰の命も失わせない覚悟を持ってるクラウスですが、やっぱり当人達の気持ちは大事ですからね。
命を落とすかもしれない任務を強制はしたくない優しい先生ですね。
そして、生徒達は迷いなく答えをだしてましたね。
頼もしい生徒達です。

そして、任務決行日になり作戦が始まる。
しかし、実はこの任務の敵はクラウスの師匠。
ギード……彼にはクラウスは1度も勝てなかった。
そんな相手に生徒達は協力して挑む事となるけど勝てない……皆特技を活かして頑張ってはいたけど追い詰められて……

けど、生徒達とクラウスには切り札がある。
敵がクラウス達の済むカゲロウパレスが盗聴されていたから出来た不意打ち……

8人目の少女エルナ……実は彼女達は全員で8人だったのです。
これは視聴者ごと騙されましたねww
映像に出てなかったもんww制作サイドもグルでしたねwww

そして、クラウスVSギード……
師匠と弟子の戦い……
クラウスの勝てなかった0.5秒差を埋められなかった、、、けど、その差を生徒達が埋めてけれた。

クラウスだけでは勝てなかった……少女達だけでは勝てなかった。
全員が居たから勝つことが出来た。
達成出来た任務

そして「灯火」の解散、、、
と、思えば先生を罠に掛けに帰ってきて正式に結成という流れですね。

ただ、エルナ救出では、やはり不可能任務を達成して成長したのかな?
と思うくらいに成長してるなぁ〜と思いましたね。

後にリリィの裏切りが発覚するww
可愛らしい裏切りですけどねww
この辺りからリリィの弄られが、始まりますねww
リーダーとは呼ばれてるけど遊ばれてる感が凄いwww
色仕掛け作戦とかw
リリィに唐辛子爆弾を仕掛けたりw

まぁ、リリィは性格も明るくてお調子者だし彼女の性格が親しみ安いからなんでしょうけどねww

作戦は割と真剣なアクションも多い作品だと思います。
結構、展開に魅せられる気がします。

後半の11話のアクションシーンでジビアとリリィが崖から落とされたり、グレーテの殺気なしの銃弾など演出とか戦闘シーンの展開にドキドキさせる事が楽しかったですね。

しかし、授業方法が先生を襲い「降参」と言わせる方法を取るために先生を襲う話しとかはネタの様な展開などもあり真剣さと面白さのメリハリはついてるかな?

後はキャラ1人1人をピックアップしたキャラ事のエピソードがあるのが良かったかな?
キャラが8人居るし、こうしたエピソードでキャラが抱え込んでる問題であったり、考え方やキャラの魅力を知る事でキャラに共感したりキャラを推すきっかけになったりするので重要なエピソードかと思います。

で、クラウス先生も本当に生徒の事を見ていて彼の行動は実は生徒の為だったり生徒を気にかけたりしてるのも観ていて心が温まりますね。

グレーテの先生への恋と先生の答えは素敵かな?
グレーテは男性が苦手だけど、不思議と先生の事は苦手じゃなくて先生は特別だった。
彼女からみたらそれは運命のように感じたのかも?
だから、私としては頑張って欲しかったかな。

けど、先生の欲しいのは「家族愛」で女性を愛せない。
やっと男性を愛した女性と女性を愛せない男性なんか切ないなぁーって、、、
でも、やっぱり私にはグレーテに頑張って欲しいかな?と考えてしまいます。
「家族愛」ならいつか彼女ならもしした。

その気持ちは彼女にとっては「特別な気持ち」なんですから。
報われてほいしいかな。

投稿 : 2023/03/30
閲覧 : 87
サンキュー:

9

ネタバレ

曇り無き眼の漢 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

えっ!?これスパイの話だったの?

スパイってあんな徒党組んで行動するものなんですねw
で、不可能任務ですか?警備もウスウスで銃声なっても誰も駆けつけない施設での任務が不可能任務?
内容は薄いし、後付けのご都合主義満載で飽きました。

どうにかならんですかね?可愛らしい女の子いっぱい出しとけば何とかなる。って考え。

投稿 : 2023/03/21
閲覧 : 104
サンキュー:

3

ネタバレ

maki3 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:----

おもんねー・・・。

スパイ設定必要だったんだろうか・・・。
色々薄っぺらい設定と薄っぺらいストーリー展開
キャラも無駄に多い
ギャグとシリアスの塩梅が中途半端で見ていて退屈

6話で断念

投稿 : 2023/03/12
閲覧 : 119
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

「暗殺教室」と「プリンセス・プリンシパル」とか「RELEASE THE SPYCE」を混ぜたようなコメディ多めの美少女スパイもの?。。@1話目

公式情報は©竹町・トマリ/KADOKAWA/「スパイ教室」製作委員会
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
陽炎パレス・共同生活のルール。
一つ 七人で協力して生活すること。
一つ 外出時は本気で遊ぶこと。
一つ あらゆる手段でもって僕を倒すこと。
――各国がスパイによる"影の戦争"を繰り広げる世界。 任務成功率100%、しかし性格に難ありの凄腕スパイ・クラウスは、死亡率九割を超える『不可能任務』に挑む機関―灯―を創設する。 しかし、選出されたメンバーは実践経験のない7人の少女たち。 毒殺、トラップ、色仕掛け――任務達成のため、少女たちに残された唯一の手段は、クラウスに騙しあいで打ち勝つことだった!?
世界最強のスパイによる、世界最高の騙しあい!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:竹町(株式会社KADOKAWA ファンタジア文庫刊)
原作イラスト:トマリ
監督:川口敬一郎
シリーズ構成:猪爪慎一
キャラクターデザイン:木野下澄江
アニメ制作:feel.

主題歌
OP:「灯火」nonoc
{/netabare}
キャスト{netabare}
リリィ:雨宮天
クラウス:梅原裕一郎
グレーテ:伊藤美来
ジビア:東山奈央
モニカ:悠木碧
ティア:上坂すみれ
サラ:佐倉綾音
アネット:楠木ともり
{/netabare}
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1話ずつの感想


#01 MISSION 《花園》Ⅰ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
スパイ養成学校の落ちこぼれ生徒《花園》のリリィは、新設チーム「灯」に抜擢される。 少女たちのボスは「世界最強のスパイ」を自称する風変わりな青年・クラウスだった。
{/netabare}
感想
{netabare}
説明はINTRODUCTIONかあらすじを見てもらった方がいいと思うけど
大戦が終わり、スパイによる"影の戦争"が主流になった世界で
新設スパイチーム「灯」に集められたのは
スパイ養成学校の落ちこぼれ女子たち7人。。

7人は、1か月後の死亡率90%以上の不可能任務に就くために
世界最強スパイのクラウスの指導を受けることになったんだけど
クラウスは、とくに考えずに何でもできちゃう天才で
その分、教え方が超ヘタだって分かった。。

取りあえず自習でみんながあきれる中、マジメにスパイを目指すリリィは
リフレッシュのためって言って
次の日、クラウスを街の観光に誘い出したんだけど
目的はクラウスを脅かして、みんなを新しい組織に推薦させること。。

湖でボートを借りた2人は、クラウスが漕ぐ船で沖に出たんだけど
そこでリリィが毒ガスを使って彼を動けなくする作戦に成功。。

でも、彼女の計画に気付いてたクラウスは
前の日、船に仕掛けをしてリリィの足を罠で固定し、船を沈ませはじめた。。

罠を外せるのはクラウスだけなのに、リリィは解毒剤を忘れてきてて
船が沈没する前に、あわててボートを漕いで岸にたどり着くことに。。

でも、彼女の作戦のおかげで
クラウスは「灯」の教育方法を思いつくことができた。。
それは実戦で、みんなに自分を倒させること、ってゆうおはなしで
リリィはみんなのリーダーになることに決まったの^^;



ふつうに考えて、いきなり授業もなしで落ちこぼれたちに
最強のスパイを攻撃する実践させても、難しいと思うんだけど
見せたいのは美少女のお風呂シーンとかのスパイ風コメディってゆう感じだし
そこはあんまりツッコんじゃいけないところかもw

それでもたぶん
みんな今回のリリィみたく特別な能力とか持ってると思うから
1か月後には何とかなっちゃうんだと思う^^

今回は設定とかキャラ紹介ってゆう感じで
7人いるから、これからそれぞれの担当回を1回ずつ入れてく感じなのかな?

どこかで見たような設定とか、わりと雑な展開だけど
作画も悪くないし、声優さんも有名な人たちばっかりで、コメディ多めだから
これからよっぽどひどくならなかったら、ふつうに楽しく見てられそう^^
{/netabare}
{/netabare}
#02 MISSION 《花園》Ⅱ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
チーム「灯」の訓練生活が始まった。しかしメンバーの少女たちは全員落ちこぼれ、ボスのクラウスも教師には全く不向き。このままでは初任務は失敗、全滅も避けられない…?
{/netabare}
感想
{netabare}
公式のINTRODUCTIONには
「少女たちに残された唯一の手段は、クラウスに騙しあいで打ち勝つことだった!?
世界最強のスパイによる、世界最高の騙しあい!」って書いてあったから
訓練メインで頭脳戦が見れるのかな?って思ってた。。

そしたら前半は、クラウスを倒す実戦訓練で
とくに騙しあいがあったってゆう感じでもなくって
みんなでバーッと襲ったら失敗、みたいなくり返しで
にゃんが思ってた頭脳戦みたいのはなかった。。

ただ途中でクラウスから、今回の不可能任務には
以前、ディン共和国最強チームの「焔」が挑んで失敗したことや
自分はそのメンバーだったけど
ほかの任務で死なずに済んだことが発表された。。

そしたら急に、みんながまとまったみたいで
そのあとの2週間の訓練の様子は、なし。。


それで後半ではもう、敵国に潜入して調査。。

その様子が見られたけど、とくにおもしろくもなく情報が集まったけど
みんな緊張して疲れ切ってて、クラウスを呼んで決起会をすることに。。

陰から様子を見てたクラウスは、静かになったのを見計らって行ってみると
みんなだらしなく寝てて、ひとりだけ起きてたモニカが
みんな緊張してて休みたかったけど、クラウスが来るから大丈夫だと思って
って、説明して寝込んだ。。

それを聞いたクラウスは、前に紅炉から言われた
「寝顔を見せられるのは信頼の証だから、守り通さないと」
ってゆう言葉を思い出してた。。


そして、研究所潜入直前
チームはクラウスと東と西の侵入経路を入れ替えた。。

ミッション確認で
盗むのは、ガルガド帝国に盗まれた生物兵器のサンプルだって。。



やっぱりいろいろ雑だと思う。。

これが、急に集められた運動部の落ちこぼれたちがまとまるおはなしだったら
何だかいいおはなしだと思うんだけど
スパイって、ひとりで敵国に潜り込んだりしなくっちゃならないのに
みんなで決起会をして、緊張をやわらげないと任務に出れないスパイとか
捕まって拷問とか受けたら、すぐに白状しちゃいそう。。

それに
別々の行動をしてる7人のメンバーを守らないといけないリーダーって
そんなことができるんだったら、1人で潜入した方がいい気がするんだけどw

もう1話見てみるけど
スパイものにしてはぜんぜん緊張感がないみたい^^;
{/netabare}
{/netabare}
#03 MISSION 《花園》Ⅲ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
チーム「灯」は初の不可能任務を決行。帝国内の軍研究施設に潜入するも、予想外の伏兵が立ち塞がる。その圧倒的な戦闘力を前に、少女たちは命懸けの闘いを強いられる。
{/netabare}
感想
{netabare}
チーム灯の前にあらわれたのは、クラウスの師匠のギードで
ギードはチーム焔を裏切って、ガルガド帝国に寝返ってた。。

チーム灯の情報は
自分が陽炎パレスにいた時にしかけた盗聴器で筒抜けで
今回の目的は、別任務を与えて殺そうとしたけど生き残ったクラウスを
サンプルをエサに呼びだすことだった。。

ギードは、チーム灯を次つぎやっつけて、7人ぜんぶ人質にし
クラウスをおびき出すつもりだったけど、サンプルを手に入れたクラウスは
「チーム灯がみんな特殊能力を持ってて、ギードはすでに負けてる」から
「自分はこのまま帰る」って、連絡してきた。。

信じられないギードに
カバンに隠れてた8人目のメンバーが出てきて背中から刺した。。

実はクラウスは、陽炎パレスで盗聴器を発見し、ギードを疑ってて
メンバーを集めたとき、エルナだけ2日目に来させ
ギードに、メンバーは7人って思わせてたみたい。。

背中から刺されたギードは、動きが0.1秒遅くなっただけでふつうに動いて
灯メンバーを無力化していったけど
そこにクラウスが現れて、サンプルをメンバーたちに渡すと
0.1秒動きが遅くなった師匠を動けなくした。。

それで、いろいろ聞き出そうってしたけど
ギードは誰かに狙撃され殺された。。


最後は、チームが解散。。するはずだったけど
みんなが残って授業を続けようとしたから、解散するのをやめた
ってゆうおはなしだったみたい^^



ちょっと雑なところはあったけど
出発前に方角を入れ替えたり、やたらに“7”を強調したりってゆう
伏線もあったし、今まででいちばん頭脳戦をしてて
今回はわりとおもしろかった◎
{/netabare}
{/netabare}
#04 File 《愚人》のエルナ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
チーム「灯」は初任務に成功。切り札となった八人めのメンバー・エルナは、訓練期間が開始した当初、仲間たちと馴染めずにいた。思い悩んだ末、大胆な行動に出ることにーー
{/netabare}
感想
{netabare}
不幸を呼び寄せる体質のエルナが、ほかのメンバーに混じってくおはなし。。

エルナは不幸を引き寄せる体質で、クラウスを始末しようとしたけど
クラウスは回避して無事。。

逆に、街の人たちを助けることになって。。


それで2人は、巻き込まれて誘拐されたみたいだったけど
実はほかの7人のメンバーが仕組んだ罠だった。。


そんな感じのおはなしだったけど
途中で眠たくなってきたから、見るのやめちゃうけど
おはなし以外のクオリティはふつうにいいくらいと思う。。

おはなしはぜんぜん危機感がなくって、アクションも大したことないけど
8人の美少女を見せるため、ジャマにならない程度に入れてるってゆう感じで
「ごちうさ」のリゼの妄想くらいに思ってた方がいいかも^^
{/netabare}
{/netabare}
#05 File 《灯》の時間
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
初任務に向け、訓練期間の日々を過ごす「灯」の八人。リリィは、個性豊かな仲間たちをまとめるのに苦労する。自分はリーダーにふさわしいのか?と落ち込むリリィだがーー
{/netabare}
{/netabare}
#06 File 《百鬼》のジビア
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
クラウスを降参させるため、「灯」の少女たちは機密文書の横取りを計画する。窃盗を得意とするジビアは決行役に立候補し、街で単身クラウスを尾行し始める。
{/netabare}
{/netabare}
#07 File 《草原》のサラ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
訓練期間も終盤。庶民の出で心優しいサラは、自分にいまだ自信を持てずにいた。そんな中、クラウスは屋敷の修繕をめぐり、少女たちに異例の勝負を持ちかける。
{/netabare}
{/netabare}




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投稿 : 2023/02/27
閲覧 : 241
サンキュー:

26

ネタバレ

ヘンゼル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

小説をアニメにする苦労と難しさ

第4話まで視聴済み。
第3話で切ろうと思いましたが第4話で改めて切ろうと決めました。
率直に申し上げますと、既に成功例があった漫画版のスパイ教室をなぜ、アニメで模倣しなかったのか。これに尽きます。

スパイ教室の原作は元々ファンタジア文庫より出版されているライトノベルで、第32回ファンタジア文庫の大賞に輝いた大変実力のある作品です。
最近まで放送されていたスパイファミリーや数年前に週刊少年ジャンプの看板作品でもあった暗殺教室と比較されがちですが、アニメを通して見てみると全くもって似て非なる作品でありました。

原作は読んだことはありませんが、第3話までの内容が原作の流れを大規模に端折りながらも、大まかなストーリーは大体掴めました。

「凄腕の先生の技術を模倣し、時には力を借り、同じ落ちこぼれのスパイたちと切磋琢磨し成長しあいながら不可能任務に挑む」

これらを踏まえたうえで何がいけなかったのか。
キャラクターの出し方です。

漫画版では各個人のキャラクターの掘り下げや説明がなされていたのにも関わらず、アニメ版では馬鹿正直に原作の再現をしています。
第一話にてピックアップされた花園だけがミッションをこなすだけの物語でしたらそれも通用したかもしれませんが、主要なキャラ全員がミッションに参加するという流れではありませんか。

ヨルムンガンドやブラックラグーンといった作品は、キャラの説明は最低限でしたが、しかし、本作品では叙述トリックをしなければならない以上、幻の八人目を第一部のクライマックスに持っていく以上、上記に挙げた作品の模倣をしてはならないというのは分かるはずです。
なぜなら、「いや他のキャラもほとんど説明が無いのにいきなりぽっと出のキャラが現れたぞ」という冷めた目で見られるからです。

脚本家もそうですが、売り上げでしっかりと実績のあった漫画版を参考にしないというのは、マーケティングをしっかりしていない製作委員会にも問題があるのではないかと思えてきます。

小説をアニメにするというのはきっと大変な作業、労力、時間とお金がかかるのは間違いないでしょうが、本作は原作というアニメにしづらかった内容の答えとして、漫画版が用意されており、正直、楽が出来た作品です。漫画版をお描きになった作者様は、スパイ教室という作品に対して造詣と見せ方が上手く、本作品の製作委員会よりも遥かにクリエイターとして凄いというのは言うまでもないでしょう。

正直期待していた作品なだけあって、とても残念です。

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 114
サンキュー:

2

ネタバレ

ふわふわ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:今観てる

極上だぁ

暗殺教室のパクリ極上だぁ
殺せると良いですねー卒業までに
倒せると良いですねー任務までに
とでも言いましょうか。
何が、僕を倒せ!でしょう。
作品名もスパイ教室と
教室要素或いは学校要素が全くないのにわざわざ教室と付ける
暗殺教室を意識していると言う事を否めないのでは?
その上、特段面白くもないと言う
まぁ、そう言う事ですね。

スカート履いたままスパイ活動は極上だぁ
格好からスパイする気ないのが伝わります!

人気声優乱雑起用極上だぁ
声優さんが一番輝くキャラクターを演じさせて下さい。
キャラクターと声があってないのが気になります。
アニメとしてそれはどうなのでしょうか。

薄っぺら脚本極上だぁ
キャラクターを対して掘り上げず
不可能任務達成って言われましても、
実は8人いましたと言われましても、驚きはありませんし
伏線の張り方下手ですし、、、
主人公達の屋敷に盗聴器が仕掛けてあって
8人いるのがバレないようにお互い名前を呼ばない様にしたって
声と口調で8人いるのわかりますよね?
敵はどんだけ無能スパイなのですか
えびをフライパンにーとかそう言う、
行動を表現するなら言葉ではなくて映像で見せたらどうですか?
ただラノベの文章読んでいるだけでは?
これってもはやアニメである意味が無いのでは?

本当にこのアニメは極上ですね
極上すぎてfeelさんが制作ではなかったら
こんなスパイごっこお遊びアニメ見ませんね
多分このアニメは声優ヲタとアニメの内容を大して見ないライト勢
又は現実から目を背けている盲目ファンの為のアニメなのでしょう。
相当な物好きでないと観なくて良いのかなと思います

投稿 : 2023/02/09
閲覧 : 162
サンキュー:

2

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

スパイと思えない言動が多すぎて断念

キービジュアルが全員女子(やや萌え系)に不安を覚え
スルーしようと思いましたが、設定に一縷の望みを託して
視聴開始。

【作品概要】
 物理攻撃の世界大戦の結果、皆が大きな損失を
 被った世界の物語。
 銃口向けてのドンパチではコスパが悪すぎるということで
 スパイでの情報戦にシフトすることに。

【作品に対する感想】
 これまで視聴したスパイものと言えば
 ジョーカーゲーム
 SPY×FAMILY(これは入れていいのか?)
 くらいですかね。
 まあ、ビジュアルが萌え系でも
 ちゃんとスパイやってくれたらいいかなと思ってましたが…。
 
 アバン切り⇒何とか耐える⇒Aパート切り⇒何とか耐える
 
 命かかってるとは思えないぬるい言動に
 開いた口がふさがりません。
 一話目から意味がない入浴シーン入れてくるし、
 これはお色気のみのアカンやつかもしれない
 ってにほひがプンプンです。

 一応最後それっぽい動きもありましたので、
 2話以降も見てはみますが、力尽きるかもしれません。

 ・・・
 2話途中で力尽きました。
 スパファミみたいに「ギャグ」ならいいんですけど、
 大真面目にアレでは違和感しかありませんでした。
 
 

投稿 : 2023/02/05
閲覧 : 155
サンキュー:

13

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

裏切りとだまし合いがなんか薄っぺらい

原作ストーリーは知らないけど訓練期間だけで何話もかけるかと思ったら、2話ではもう任務開始、かけあしだけど訓練の完結を任務中に告げることで上手くまとめた感じ、スパイ少女達のノリがキャッキャッしすぎかな。
炎上の3話
実は8人いましたのネタばらし、驚きより都合の良い逆転演出しか感じなかった。
「極上だ」の決め台詞がカッコ悪い。
時系列シャッフル、いや帳尻合わせの4話
8人目のスパイ少女の掘り下げ会

投稿 : 2023/01/27
閲覧 : 169
サンキュー:

2

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

切り捨てる時間です。

1話観ました。観る前は男主人公のハーレムモノだと勝手に思ってたけど、多分そうじゃなさそうなのでまず一安心。スパイ家族と違ってスパイ要素も多そうなのでそれも良し。

作画や声優さんの演技も良いのであとは各キャラが良いかどうかとストーリーの展開次第かな。結構期待してる。

2話観ました。まさかの訓練全カット!?訓練のストーリーが淡々と流れるのは嫌だったけど、全カットは予想外過ぎて。今の所はストーリー以外全部良いアニメって印象です。(リコリコ的な) ただ、回想シーンのクラウスのお母さん?の言葉はかっけえなあと思いましたね。

3話観ました。流石にストーリーが酷過ぎて観てらんない。銃を使え銃を。8人目初めましてそしてさようなら。

投稿 : 2023/01/20
閲覧 : 182
サンキュー:

4

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

プリプリの名前を出すのも烏滸がましいレベル…

詳細は公式サイトでも見てください。

第32回ファンタジア大賞の大賞受賞作。竹町さん原作のライトノベルで、KADOKAWA「ファンタジア文庫」から刊行されています。

作者本人が「ジョーカー・ゲーム」や「プリンセス・プリンシパル」をきっかけにスパイを題材にしたということで、公式にプリンセス・プリンシパルリスペクト作品と言っていいでしょう。

制作は、女の子のキャラを可愛く描かせたら随一のfeel.。そして監督が「おちこぼれフルーツタルト」の川口敬一郎さんです。

キャラデザも「おちフル」と同じ方なので、なるほど可愛いですよね。文句のつけようがないくらい、圧倒的なキャラデザです。

ただ、feel.は「ぼくリメ」「組長娘」と、ここんところ肩透かしの作品を繰り出してきただけに、本作にも全幅の信頼は置けないといったところ。初回に関しても、まあ悪くはないかなといった感じでした。

正直「プリンセス・プリンシパル」の初回ほどのインパクトはなかったというのが実際のところです。指導できない天才スパイの男教官と、スパイ養成機関の落ちこぼれフルーツタルト7人が、敵国に潜入して不可能任務を達成できるのかというお話ですが、そこに至るまでの訓練を延々と屋敷の中で行っていくというだけの話なら、広がりがないなあと思ってしまいますが…

まあ、そんなこともないでしょう。
屋敷にいるだけに、毎回サービスのお風呂シーンが出てくることだけは確信していますけどね笑

=====第2話視聴後、追記です。
{netabare}
毎週サービスのお風呂シーンがあるとの予想は、悪い意味で当たりました。まさか、男の全裸を拝もうとは…

そんなのはいいとして、いやあ暗雲立ち込めてきたねぇ…

えっと、チームの結束、師匠との絆を描きたいのなら、こんなに拙速に訓練が終わるのってないわ。各キャラに何の思い入れもない視聴者は、ここから不可能任務に挑むよく知りもしないキャラの暗躍を見せられるわけですよね…

しかも、その任務って、自国が条約を破って開発を進めていた生物兵器が敵国に奪われたから、それを取り返せって…。なんだ、そのバカみたいなミッションは…。ていうか「不可能任務」っていう言葉のチョイスのダサさよ…

そして、敵国内でのんきに酒盛りをするフルーツタルトたち…

「SPY×FAMILY」同様、ガバガバしたストーリーでマジメに観るようなものでもないのかなという気がしてきました。やー、ちょっと面白くないかもしれませんね、このアニメ。
{/netabare}
=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
みなさんが書かれている感想で、ほぼ言及され尽くしています。とにかく脚本が稚拙で、仕掛けが杜撰。feel.の可愛らしいキャラデザを愛でる目的の方以外は、話が面白くなくてストレスになる作品。

1、2話が微妙でも、原作勢が「原作は面白いから」と言うので付き合いましたが、話が一区切り付いた定石の3話で離脱です。だって「アニメは面白くない」でしょ?

極上だクラウスも好きになれないし、話も陳腐だし、豪華声優陣とキャラデザで釣るアニメでしたね。ま、3話で見切りをつけられる分、「ぼくリメ」よりはマシだと思うようにします。
{/netabare}

投稿 : 2023/01/20
閲覧 : 462
サンキュー:

5

ネタバレ

さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

話の内容が意味分からん

あらすじとしては主人公はスパイ見習として最強のスパイの男に指導を受けるもその指導員が実はポンコツで、というもの
…なんで指導員がポンコツなの?当人も指導力ない事自覚してるなら指導員の話を断れよ
あと主人公達は不可能任務と呼ばれる難度の高い任務をやらされるんだけどなんで見習いスパイにそんな事させるのw?
普通そういうのは熟練のスパイに任せて精々主人公達はそのサポートに回す、とかでしょ
見習いを難しい任務に向かわせても何も出来ず捕まった挙句こっちの情報を喋られるのがオチ
これが主人公達が兵士で殿として時間稼ぎのために敵に特攻させられるとかならまだ分かったけどね
・指導員がポンコツ
・見習いスパイに難度高い任務を任せる
・上記2点に特に深い理由がない
これらの要素がこのアニメを駄作にしてる
そこは指導員は普通に優秀で主人公達は少しづつ成長するも物語後半に実は主人公達は完全な捨て駒として扱われており本命の部隊は別にいた事が分かる、くらいの設定で良かった

結論
作画は良く女の子達は可愛いのでそこ「だけ」で話が楽しめる人向け

投稿 : 2023/01/10
閲覧 : 129
サンキュー:

6

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/22
閲覧 : 0

ヤマサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/04/21
閲覧 : 0

あり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/04/08
閲覧 : 0

kuroneko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観たい

投稿 : 2024/04/06
閲覧 : 0

ゆゆゆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/28
閲覧 : 0

りゅう さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/20
閲覧 : 1

ひろはる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/03/15
閲覧 : 1
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スパイ教室のストーリー・あらすじ

陽炎パレス・共同生活のルール。 一つ 七人で協力して生活すること。 一つ 外出時は本気で遊ぶこと。 一つ あらゆる手段でもって僕を倒すこと。 ――各国がスパイによる"影の戦争"を繰り広げる世界。 任務成功率100%、しかし性格に難ありの凄腕スパイ・クラウスは、死亡率九割を超える『不可能任務』に挑む機関―灯―を創設する。 しかし、選出されたメンバーは実践経験のない7人の少女たち。 毒殺、トラップ、色仕掛け――任務達成のため、少女たちに残された唯一の手段は、クラウスに騙しあいで打ち勝つことだった!? 世界最強のスパイによる、世界最高の騙しあい!(TVアニメ動画『スパイ教室』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年冬アニメ
主題歌
OP:「灯火」nonoc

声優・キャラクター

リリィ:雨宮天
クラウス:梅原裕一郎
グレーテ:伊藤美来
ジビア:東山奈央
モニカ:悠木碧
ティア:上坂すみれ
サラ:佐倉綾音
アネット:楠木ともり

スタッフ

原作:竹町(株式会社KADOKAWA ファンタジア文庫刊)
原作イラスト:トマリ
監督:川口敬一郎
シリーズ構成:猪爪慎一
キャラクターデザイン:木野下澄江
アニメ制作:feel.

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