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「ツルネ ―つながりの一射―(TVアニメ動画)」

総合得点
70.5
感想・評価
77
棚に入れた
299
ランキング
1497
★★★★☆ 3.7 (77)
物語
3.6
作画
4.1
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.5

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ツルネ ―つながりの一射―の感想・評価はどうでしたか?

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

その歩みが“君”になる。

この作品の原作は未読ですが、TVアニメ第1期は視聴済です。
第1期は全13話かと思っていましたが、wikiをググってみるとOVAで第14話が制作されていたとの事でした。
配信はされていないようなので、OVAを視聴するには円盤を購入するかレンタルするしか方法が無さそうです。

OVAの物語は第1期の続きらしいですが、京アニさんとして放送せずとも内容は繋がっていると判断されたのでしょう。
もちろん、機会があったら是非視聴したいですけれど…


“自分”を探し続ける 弓の道
そこには 彼らの物語がある

想えば想うほど 憎しみに染まる心
求めれば求めるほど 喪われてゆく色

“自分”であり続けるために 
好きを見つめ続ける日々を 疑い 信じながら


さぁ 歩いて行こう
この道は
いつかの“自分”へ つながっている


弓道における“勝ち”“負け”とは何か。
“あたる”と“あてる”の違いは何か。
数だけでは計れない問いに向き合う弓引きがいた。

風舞高校弓道部の鳴宮湊は県大会優勝を果たし、
日々の情熱を弓道だけに注いでいた。

ああ、やっぱり弓道が好きだ。
もっと引きたい。一本でも多く。


同じ頃、これまで無名だった辻峰高校弓道部が地方大会へ進出。
湊達の前に不敵な笑顔で立ちふさがったのは、
辻峰の実権を握る二階堂永亮。

俺はお前らを潰すために
弓道を続けてるんだ、みくびるなよ。

彼らの想いは射となって放たれる。
それぞれの射がぶつかる時、
まだ誰も知らない、答えが生まれる。


公式HPのINTRODUCTIONを引用させて頂きました。

流石京アニさんブランドといったところでしょうか…
京アニさんと言えば、あの事故の事がどうしても頭をよぎってしまいます。
きっとそれは京アニさんで働くスタッフの方々も一緒だと思います。
傷だって全然癒えていないし、あの日の事を忘れたことはきっと一日だって無いと思います。

でも、ずっとそこで蹲っていては前に進めません。
だから私たちは全部背負って前に進もう…

凛とした佇まいや所作と、京アニさんらしさ溢れる緻密な仕草…
あくまで個人的な見解ですが、そんな気持ちをこの作品の中で見た気がします。

一方、物語の方は全国大会までと全国大会での活躍の様がキッチリ描かれていました。
もちろん、メッチャ見応えありましたよ。
私もジャンルは異なりますが、学生時代に団体戦で大会に出場したことがあります。
もうだいぶ経つと言うのに、あの時の緊張や感動はまだ身体が覚えているんですね。

弓道なので、キャラが画面所狭しと動き回る作品では無く、基本的に静です。
この静と静を打ち破る動の描き方は流石京アニさんとしか言い様がありません。
こういう作品を本当に「良い作品」と言うんでしょうね。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、ラックライフさんによる「℃」
エンディングテーマは、丁さんによる「ヒトミナカ」

1クール全13話の物語でした。
しっかり堪能させて頂きました。
次の京アニさんの作品の視聴を楽しみにしています!

投稿 : 2023/12/24
閲覧 : 54
サンキュー:

8

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お互いがお互いを認め合い弓を引く

原作未読 全13話 1期視聴済・劇場版未視聴

「ツルネ」の2期です。1期より観ることをお勧めします。
今回は全国大会をメインにそこに至る過程を描いた作品です。風舞高校弓道部、主人公の湊に因縁があるライバルが出て来ますね。
また、地区でライバル校である桐先高校弓道部にも色々と変化がありましたね。(1期で良い印象がなかった菅原兄弟も好きになりましたw)
それぞれのキャラの葛藤や心情がうまく表現されていました。風舞高校弓道部女子も大活躍でしたね。
最後は、お互いがお互いを認めて競技で競い合う、そんな素敵な作品でした^^
OPは、1期に引き続きラックライフさん、EDは丁さんが歌っています。
最後に、1期でも書きましたが、ツルネ(弦音)は、心に響きますね^^

投稿 : 2023/10/29
閲覧 : 239
サンキュー:

15

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

十人十音

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
青春弓道アニメの2期。「流石、京アニ」という、安定したクオリティですね。

基本は、男子高校生の爽やかな青春と友情といった感じですが、同じく武道をやっている身からすると、武道としての要素もしっかりと描かれていて、充分に楽しめました。

三期も期待ですね!

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
特に感動したのは、4話目。

地方大会を機に、自らの射形を見失ってしまった湊が、自分と向き合い、乗り越えようと努力する話。

ゴム弓を命じられた後のカット。本来、必要とは思えない、野球部のノック。その打撃音がやけにリアルだった。

そこで、「ハッ」と思い、以降、音に注目しながら、作品を観ることにした。

すると、本作には様々な素晴らしい音があることに、後ればせながら気付いた。

ゴム弓の軋む音、スマホのマナーモードの音、雨粒が地面を叩く音、自販機から落ちる缶コーヒーの音、踏み切りの警告音、掃除機やタイピングの音、カップがひっくり返る音。

本作のタイトルは「弦音」だから、弓道に関わる音はこれまでも注目してきた。選手一人一人の「弦音」は全員違うし、的に当たる音も、一射ごとに変えていた。それは気付いていたけれど、ここまで、色んな音にこだわって作っていたとは気付かず、聞き流してきた自分を恥じた。

弓道は、武道の中では珍しく、対人競技ではない(他は、空手の型くらいかな?)。

だからこそ、「自分の型(射形)」を追求する武道であり、その「型」は、十人十色で良い。

弓道は、求道。自分の射を、どこまでも求め、己を高めていく個人的な武道。

と同時に、「息合い」。孤独になりがち競技だからこそ、他者と高め合ってい、世界を広げていくことが重視されていた。

息合いは、「生き合い」でもあるのだろう。音楽は、全く同じ音をいくつ重ねても、美しさは生まれない。異なる音同士が重なり、調和するからこそ美しいハーモニーが生まれる。

古来、「殺人」を目指してきた武道は、どの競技においても、「活人」に変わってきた歴史がある。弓道における「活人」の理想形を見られた気がする。

本作のテーマと、弓道の競技性、京アニの技術。

全てが調和し、美しいアニメを生み出していた。

本作のシナリオには、正直、特段の独創性や、天才的な展開があるわけではないと思う。わりと普遍的な(王道の)話を、弓道という珍しいテーマでやっているだけだと言われれば、そうかもしれない。

同じく京アニの「Free」と見比べれば、似てない要素を探す方が難しいとも言える。

ただし、京アニが、「Free」で一番こだわっていたのは、水中の作画シーンだと思う。「音」にこだわる本作とは、演出の方向性が違う。

私が思う京アニの凄さは、「原作の良さ(魅力)を見抜く目」にある。

例えるならば、モデルのスカウトが、「将来どんな顔に成長するか」や「化粧映えするか」「どんな服を着せたら似合うか」を見抜いた上で、事務所に所属させる、みたいな。

この原作の、どこを磨けば、どう光るのかを見抜く目が確実で、それをやりきるだけの技術力があるから、ハズレの作品が極めて少ない。

「けいおん」「ユーフォ」「小林さん」「エヴァガ」と、全て、方向性が違うが、全て名作である。

私はP.A.WORKSも大好きなのだが、あそこは逆に、得意なジャンルや作風が特化していて、そこにハマる原作やアニオリだとめっちゃ面白いけど、ハマらない時は、なかなかフルスイングで空振るからね(笑) まあ、それも含めて、私の二大好きな制作会社なんですがね(笑)

京アニには、これから先も、素晴らしい原作を見抜き、素晴らしい作品を創り続けてほしいと思います♪
{/netabare}

投稿 : 2023/09/16
閲覧 : 145
サンキュー:

15

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

明鏡止水

7月18日、亡くなられた皆様ならびに遺族の皆様に哀悼の意を表します
この事件を振り返るたびに、悲しみで心がいっぱいになります・・・
二度とこのような事件が起きないことを祈るとともに、拙筆ながら感想を書かせていただきます

私はこういう真っすぐ高みを目指して頑張る普通の部活アニメが好き、部活だけじゃなくて学校生活を楽しんでいるところも良かった
ストーリーは普通でも、弓を射ているシーンの京アニのこだわりが凄くて、場の空気に引き込まれて
気づいたら自分がチームメイトになったような気持ちで彼らが射るのを息をのんで見守ってしまっているんです
音を立てたら彼らの射の邪魔になるんじゃないかって思って
弓道の魅力がしっかり伝わってくるこの作品、とても面白かったです!

キャラクターはみんないいけど、愁と遼平が好き、二階堂さんも最後とても良かった!
やっぱり一つのことに真剣に打ち込む姿はカッコいいですよね、どの学校にもどの選手にも負けて欲しくなくてみんなを応援していました

クオリティは相変わらず凄い、繊細な作画、滑らかな動作、爽やかな主題歌、そして音の表現
弓道の八つの基本動作のことを四字熟語で「射法八節」と言うそうです、ツルネを見るまで知らなかった言葉
一つ一つの動作を竹の節に例えていて、一つ一つの動作は明確に区別されているのですが、八つの動作は全部一本の竹のように繋がっているという
弓道の所作と一連の流れを表現した四字熟語みたいです
このアニメの凄いところはそんな一つ一つの動作をしっかり描きつつ、一連の流れを美しく表現しているところにあると思います

構えから射るまでの間の姿勢、間の取り方、的に照準を合わせてる様子、射る直前の静けさ、射るときの音、射手の目線から的に向かっていく矢の軌道と音、的に当たった時の音、次の人に繋がる間、チーム全体のテンポ
それが学校によって、人によって、コンディションによって違っていて
そういう静と動、ヒトの感情、場の雰囲気・・・これはアニメだからこそ表現できる部分なんですよね
一射、一射の緊張感が伝わってきて、その場に自分が立っているかのような錯覚に陥る
この緊張感がとても心地いい
上手に弓を射れたらきっとこういう気持ちよさを味わえるのでしょうね

引き込まれる臨場感と、キャラクターの心情の繊細な表現、静と動の美しい動作
素晴らしい作品をありがとうございました!

投稿 : 2023/07/18
閲覧 : 122
サンキュー:

13

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個人→チームへ

視聴完了
全13話

ジャンル
部活もの(弓道)

設定
2期
現代日本。
高校弓道部。

ストーリー展開
1期が主人公と幼馴染の話で基本的には個人だったのに対して、2期は他のメンバーの話とチームの話に、ライバル校がもう1校増え暑い展開に。
最後は大会の決勝でサドンデスになる展開。


感想
総評70点

よかった点
作画
悪かった点

レビュー
1期に引き続き凄まじく綺麗な作画、アニメーション。
ストーリー自体は主人公がらみの1期より少しトーンダウンしているが、その分ライバルが増え暑い展開にはなっている。
あと女子部員の3人は好き

投稿 : 2023/06/28
閲覧 : 70
サンキュー:

2

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

相変わらず小野木が…

1期観終わったときに劇場版があるのは分かってたから、そこで全国大会をやるんだと思ってたけど、まさか劇場版は総集編で2期やるとは思わなかった。


2期らしく新しい学校が出てきて、藤原・湊との因縁があるキャラも出てくるけど、今回は弓以外にも個々の家族関係の話なんかも出てくる。


新キャラと因縁に関しては、そこまで深い理由じゃないから良いとして、相変わらずキャラがめんどくさい。前回めんどくさかったのは小野木と竹早だけど、マトモになった竹早ともかく小野木は相変わらずめんどくさかった。


上でも言った通り、弓以外にも個々の家族関係も出てくるからツンケンする小野木に同情できるレベルの話が出てくるのを期待してたけど、そこそこ恵まれた家庭環境だし、中学時代のチームメイトとの喧嘩も完全に小野木が悪いし、あの態度に同情できる要素が1個もなかった。


それと家族関係で気になったのは、藤原が髪の毛(?)のことで家族との違いに悩むシーンがあるけど、ただ単に自分だけ色が違うことに疎外感を感じてるってことなのかな?個人的に実は養子か片方しか血がつながっていないパターンで、そのネタバラシがあると期待してたんだけど……気のせいだったかな?


初めて女子にスポットが当たる話があるけど、それでもほぼ全て男子の話。1期のときも思ったけど、せっかく女子を出したのなら、半分とまでは言わないけど人数に合わせて3話分ぐらいは女子回にして欲しかった。そうすれば小野木のウザさも和らいだろうし、個人的に妹尾はかなりタイプだから男子みたいに1人に絞った話が欲しかった。

投稿 : 2023/06/26
閲覧 : 77
サンキュー:

1

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

中学の問題解決と彼らが進む道

一期とは路線が異なるのは当たり前ですね
2期で出てきた、中学の時お世話になった先輩と
湊のダブル主人公と受け取っていいでしょう
本当にどの学校も、ライバルであり負けたくない
ただ手を抜きたくないしズルもしない
ズルをしそうになったらマサさんが忠告したり
今回の大会では。風舞と桐崎は何度もドローになって
いいところまでいったが湊がラストで外して
風舞が負けてしまう
夏祭りで、マサさん含め風舞の5人が
儀式で緊張しながらも楽しく弓を引いていたのはほのぼのした。
続編があるなら、湊達が進級してから?と考察が捗るが
中学の先輩も最初は湊に敵対視していたのに
エレベーターの回で以前のように接してきたのが感動
そして、湊が弓をひく切欠になったのがお母さんだったということ
それを内心ずっと思っていたが
本人の意思を尊重し何も言わなかったが
湊の口から弓を引きたいと言われ泣きそうになった父親
この家族愛のシーンは最高だった。

投稿 : 2023/06/12
閲覧 : 64
サンキュー:

4

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

弓道

1期同様まじめな部活物。NHKで京アニで王道。全編通して試合の緊張感、矢を射る瞬間、音、京アニの映像美や臨場感がとても伝わってきて良い。
1期は部内の人間関係からライバルの桐先高校だけであったが、2期はさらに辻峰高校が加わり、より部活物らしくなっていく。
基本的な人間関係は変わらずわかりやすい形でみんなが成長していくのもよい。
そして1期に比べ精神論多めだが弓道の解説も増え弓道やってみたいなという気持ちにもさせてくれる。

100点中80点

投稿 : 2023/05/25
閲覧 : 74
サンキュー:

3

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

1期と方向性がちょっと違う

原作は読んでいない。

1期では、キャラ同士の友情を中心としたストーリーという印象だったが、2期では、弓道の競技者としての成長を中心としたストーリーで、そこに友情だったり人間としての成長だったりが絡められた形。良い青春ストーリーだったと思う

ストーリーは2期のほうが好みだったが、自分が弓道部員だったから共感できたのではないかと思われる部分もあったので、弓道未経験の人が見た時にどう感じるかはわからない。

映像と音楽も、地味な射会のシーンを派手過ぎないように適度に盛り上げていてよかった

投稿 : 2023/05/20
閲覧 : 61
サンキュー:

1

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

その歩みが君になる

<ストーリー>
県大会優勝という快挙を成し遂げた風舞高校弓道部。調子を取り戻したばかりの鳴宮湊は、弓を引く感覚を体に覚え込ませておきたいと考えていた。そんななか、校内行事のスポーツ大会が始まり、部活動は一斉休止になるところから物語は始まる。

<キャラ>
新キャラは二階堂永亮率いる個性豊かな辻峰高校の面々と愁の妹ちゃん。

<作画>
弓を射るまでの所作やチーム感のそれぞれの息合いが音だったり、波紋だったりと分かりやすく、美しく描かれていたと思います。

<音楽>
オープニングテーマ
「℃ / しるし」ラックライフ

エンディングテーマ
「ヒトミナカ」丁

<感想>
今回は「息合い」をテーマに進んでいくのですが、弓道の奥深さを感じさせるお話だったと思います。
女子部員達の初のチーム戦も良かったです。
それぞれの個人の想いやチームへの想いがあり、互いの射、想いが射場でぶつかりあう姿はとても見応えがあり、面白かったです。
ラストの神事の弓も、良い締めだったと思います。

投稿 : 2023/05/17
閲覧 : 71
サンキュー:

3

鬼戦車 t89 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

妹が可愛い。一期より観やすくはある。

 一期は、主人公がハヤケで苦しむ話で、弓道をやったことがない私としては、雑魚選手のイップスを延々と見せられている気分でした。

 居酒屋で、知らない人に、いかに自分の人生が大変かという身の上話を説教を交えて語られているようなもので、そうですか…という以上の感情を持ちようがありませんでした。

 二期は、あまりメンバーもギスギスしておらず、ライバルの妹が可愛く、女子部員も活躍するなど、作画の良い青春モノに仕上がっていました。

 京アニ好きなら、観ても良いかと思います。

投稿 : 2023/05/04
閲覧 : 106
サンキュー:

4

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よりいっそう道を極める弓道アニメ

1期劇場版に引き続き原作未読で視聴したTVアニメ版2期目。

【物語 4.0点】
桐先高校に続く新たなライバルとして、「斜面打ち起こし」の射形を貫く二階堂 永亮が率いる辻峰高校が登場。

「美しい射が当たるとは限らない。が、正しい射は大概美しい。」
いや、弓道は競技なんだし、当たれば良いんでしょ?ぶっ潰してやるよ。

団体戦の息合い、5人のリズムが掴めないと苦闘する風舞高校。
そんなもん、各々が自由奔放に射れば良いだけでしょう?

弓道とは“道”と言うが果たしてそうなのか?
二階堂や辻峰高校を続編展開のためのヒール役としてだけではなく、
前作で構築した弓道論に対する反証材料として有効活用し、
道としての弓道描写の探究を極めていく。

最終回、{netabare} 神事{/netabare} で締めくくるというのも本作らしいです。


ただ広義の美少年アニメ枠ということもあってか、
二階堂も、胸襟を開いてみれば、湊や愁への執着も純心から。
少年たちがピュア過ぎて、きれい過ぎると言いましょうか。
加えて神聖さすら感じる弓道の高尚さ。

毒沼恋しき捻くれ者の私にとっては、触れても浄化されて消滅しないように、
毎回視聴するタイミング、心理状態を選んで観る作品でした。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・京都アニメーション

前作で弓道描写を突き詰めて、まだやり足りないことがあった求道者・京アニ。
2期では回り込み撮影による、アングル開拓で弓道の静と動をさらに探究。(※1)
私は特に静の描写にグッと来ました。

日常シーンでは作画カロリーをセーブして一休みするカットもある本作。
ですが弓道の場面では人物が静止している場面ですら、その佇(たたず)まいから
少年たちが積み重ねて来た想いやら半生やらを感じて、心が動かされます。

背景では、登場人物の内心を暗示したかのような絵画群も芸術点が高いです。
個人的には辻峰の不破が二階堂のバイト先で、心に踏み込もうとする際に映る、
銀狼を手懐ける絵画などが、二人の関係性を示唆しているようで興味深いです。

スタッフ陣には画壇でも勝負できそうな猛者が揃っているようで。
動画でも静止画でも、アート性は頭ひとつ抜けてる印象です。


【キャラ 4.0点】
『~つながりの一射』ということもあってか登場人物間の様々な絡みが展開。
湊が風舞高校の5人と息合いの歯車が噛み合わなくなると、
その内に{netabare} 七緒と海斗{/netabare} がギクシャクしだす辺りに団体戦の難しさ、少年たちの繊細さが垣間見えます。

中盤以降キャラのつながりの輪は学校の枠を越えて拡大。
7話で{netabare} 愁と遼平{/netabare} が急接近したのは意外な組み合わせでした。
いつの間にか名前読みになっている二人に嫉妬する菅原兄弟が可愛らしいですw

新ライバル・辻峰高校・二階堂の核心に踏み込むに当って、
競技としての弓道の極みも体験し、道としての弓道も悟りつつあるマサさんと絡めていくのも上手かったです。
ただマサさんも良い事言うんですが素直に受け入れられない間で言葉を投げかけるのが何ともw
終盤、{netabare} 二階堂と風舞の静弥 が、マサさん嫌いで一致するの{/netabare} が面白いですw


ピュアな美少年たちを横目に風舞の女子部員3人は相変わらず豪胆。
今回は市民大会で団体戦もやったりと見せ場もありました。
特に妹尾梨可(せおりか)は異性にも同性にもモテモテですね。
{netabare} 辻峰の男・大田黒のアタック&玉砕。清々しかったですw{/netabare}


【声優 4.0点】
辻峰の二階堂役の福山 潤さん。
私怨含みの挑発的な口調で湊や愁に突っかかりシナリオを動かすヒール役を務めるが、完全にヘイトされる領域には踏み込まない感じ。
やがて可愛い一面も表現し、美少年アニメ枠の的は外さない巧みなコントロール。


藤原愁の妹・紗絵を演じた若山 詩音さん。
天然?と思うほどのマイペースを通してしまう気品を好表現。
東条役の森田 順平さんの落ち着いた執事の演技と合わせて、貴種っているんだなぁ~と溜息が出る。
自宅に弓道場があっても、アナログレコード回っていても違和感がない藤原家の上流ムードを演出。


【音楽 4.5点】
劇伴担当は横山 克氏。
1期劇場版レビューにて私は2期はTVアニメ1期の富貴 晴美氏の方が良いんじゃないか?
と捻くれた願望を記しました。

近年の横山氏。パワーがあって良いBGMだけど、
動、動、動と感動を煽る感じになって、静と動が上手く切り替わらないのでは?との一抹の不安があったからなのですが、終わってみれば全くの杞憂でした。

メインテーマ「Tsurune-The Linking shot」から、
静寂のピアノに、ストリングスを重ねて躍動させていく、緩急で魅せてくれます。

思えば横山氏も昔『四月は君の嘘』劇伴でも緩急自在だったお方。
おみそれ致しました。


OP主題歌はラックライフが「℃」で続投。
バンドサウンドを重ねて、僕らのつながりを表現した爽やか青春ソング。

ED主題歌は丁「ヒトミナカ」
心情も情景も美しい、このバラードの歌詞で、毎回作品を綺麗に締めることができるのは、
瞳に映る景色まで描き切る作画による説得力があってこそ。


完全屋内施設となった全国大会。
グラウンドの端に立て掛けた畳に向かって射撃練習する辻峰高校弓道部。
多彩になったシチュエーションに合わせ“弦音”の素材も新規に収集、作成したとのことで。(※2)
音響もまた前作で極めた表現のさらに先を行っています。

「弓を引くその人の気持ちが音になる」
その音は確かに私の心を射抜いていきました。


【参考文献】
※1 Febri 特集 作りたかったのは「背中を押してくれる作品」『ツルネ -つながりの一射-』山村卓也監督インタビュー
※2 Febri 特集『ツルネ -つながりの一射-』 音響効果・倉橋裕宗が作る「その瞬間にふさわしい音」

投稿 : 2023/05/04
閲覧 : 376
サンキュー:

19

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

つづきだから1期を先に見てね☆彡

公式情報は©綾野ことこ・京都アニメーション/ツルネⅡ製作委員会
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
“自分”を探し続ける 弓の道 そこには 彼らの物語がある
想えば想うほど 憎しみに染まる心 求めれば求めるほど 喪われてゆく色
“自分”であり続けるために もがきながら進む 好きを見つめ続ける日々を 疑い 信じながら
「さぁ 歩いて行こう この道は いつかの“自分”へ つながっている」
弓道における“勝ち”“負け”とは何か。“あたる”と“あてる”の違いは何か。数だけでは計れない問いに向き合う弓引きがいた。
風舞高校弓道部の鳴宮湊は県大会優勝を果たし、日々の情熱を弓道だけに注いでいた。
「ああ、やっぱり弓道が好きだ。もっと引きたい。一本でも多く。」
同じ頃、これまで無名だった辻峰高校弓道部が地方大会へ進出。湊達の前に不敵な笑顔で立ちふさがったのは、辻峰の実権を握る二階堂永亮。
「俺はお前らを潰すために弓道を続けてるんだ、みくびるなよ。」
彼らの想いは射となって放たれる。それぞれの射がぶつかる時、まだ誰も知らない、答えが生まれる。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:「ツルネ―風舞高校弓道部―」綾野ことこ(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
監督:山村卓也
シリーズ構成:横手美智子
キャラクターデザイン:門脇未来
総作画監督:丸木宣明
美術監督:落合翔子
3D美術:篠原睦雄
色彩設計:秦 あずみ
小物設定:唐田洋
撮影監督:船本孝平
3D監督:山本倫
音響監督:鶴岡陽太
音楽:横山克
音楽制作:ランティス、ハートカンパニー
アニメーション制作 : 京都アニメーション
製作:ツルネⅡ製作委員会

主題歌
OP:「℃(ドシー)」ラックライフ
ED:「ヒトミナカ」丁
{/netabare}
キャスト{netabare}
鳴宮湊:上村祐翔
竹早静弥:市川蒼
山之内遼平:鈴木崚汰
如月七緒:矢野奨吾
小野木海斗:石川界人
藤原愁:小野賢章
本村宏樹:寺島拓篤
佐瀬大悟:宮崎遊
菅原千一:小林裕介
菅原万次:天﨑滉平
二階堂永亮:福山潤
不破晃士郎:近藤孝行
樋口柊馬:広瀬裕也
荒垣黎司:梅原裕一郎
大田黒賢有:阿座上洋平
滝川雅貴:浅沼晋太郎
森岡富男:鈴木勝美
妹尾梨可:大地葉
花沢ゆうな:島袋美由利
白菊乃愛:七瀬彩夏
{/netabare}
{/netabare}

1話ずつの感想


第一話 夏への矢声(なつへのやごえ)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
風舞高校弓道部は、県大会優勝という快挙を成し遂げた。調子を取り戻したばかりの鳴宮湊は、弓を引く感覚を身体に覚え込ませておきたい気持ちでいっぱいだった。そんな中、校内行事のスポーツ大会が始まり、部活動は一斉休止となる。生徒たちが出場種目の練習に励む中、湊の姿がどこにも見当たらない。すると、山之内遼平、小野木海斗、如月七緒、竹早静弥の耳に、聞き覚えのある「弦音(ツルネ)」が聞こえてきて……。
{/netabare}
感想
{netabare}
前半は、風舞高校のスポーツ大会のおはなしで
みんなが練習中、部活は禁止のはずなのに弦音が聞こえてきて
弓道部の男子たちが行ってみると、湊がひとりで弓を弾いてて
みんな自分も弾きたい!って言いはじめて、部長の静弥クンに叱られたり。。

そしてスポーツ大会のおはなしがあって、みんな頑張ってたけど
終わったあとの部員たちの打ち上げで、男子たちがガマンできなくなって
神社に行ってみるとマサさんがいて、練習がはじまった。。

それぞれの欠点を言い合って、マサさんにアドバイスしてもらったりしたあと
弓を弾くときに発する「弓声」の練習をした。。

帰る途中、地方大会の話になって、いつもは別だけど
40周年の今回は特別に敗者復活で、勝ったチームが全国に行けるみたい
ってゆうおはなしから、桐先高校の話題になって
湊クンが桐先の愁クンと話してるシーンがあったり。。

最後は二階堂ってゆう子が「ぶっつぶす!」って言いながら弓を弾いてたけど
新ライバルかな。。



1期とくらべて作画がずっと良くなったみたい。。
前は京アニの二軍の人たちが描いてたのかな?ってゆう感じだったけど
あの事件があって、一軍も二軍も無くなったのかも。。

そして、作画がきれいになった分、演出とかも良くなった気がするし
キャラやおはなしが、スッと入ってくるようになった気がする^^


ただ、分かりやすいライバルキャラとかいて
おはなしはベタになりそうだから
ちょっと、何か変わったことがあるといいけど☆彡
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第二話 気は、輪をかけるように(きは、わをかけるように)
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公式のあらすじ
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全国大会優勝が当然とされてきた桐先高校弓道部が、今年は県大会を準優勝という結果に終わった。地方大会で優勝しなければ全国への道すら絶たれることもあり、部内には緊張感が漂う。愁は県大会で自分の射から気持ちを離してしまった事を深く自省していた。一方、絶好調の湊は、試合で弓が引けることに気持ちを昂ぶらせながら、会場へ向かう。風舞、桐先、そして他県からの強豪校が集う、波乱の地方大会が幕を開ける。
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感想
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はじめは桐先高校のシーンで
万次クンは早気に似た症状でレギュラーを降りた。。

お兄さんの千一クンは愁クンに相談してたけど
思ったような答えをもらえず、ガッカリしてたみたいだけど
本人の自信がない時にムリにやらせて失敗したら、やっぱりダメだって
かえってトラウマになると思う。。

そして千一クンは愁クンのこと、教祖様か何かみたく思ってるみたいだけど
愁クン自身はふつうだと思ってる。。

それって、外国人が日本人が日本語を話すのを聞いたらすごいって思うけど
日本人は周りの人みんなが日本語話すのがふつうだから、当たり前のことで
なんなら逆に、書けない漢字はいっぱいあるし、敬語もよく分からないから
ぜんぜん大したことない、って思うのといっしょかも^^


それにしても愁クンって、落ち着いてるし、イケメンだし、お金持ちだし
すごいキャラだよね^^

それに妹も、かわいくってスナオでやさしくて
お金持ちはケンカしないってゆうのはホントかも^^


今回は、風舞と三影高校の試合で、風舞が危なげなく勝ってたけど
愁クンの妹が、弓道ってすごい。。って言ってたのが
伝わってくるくらいの良い作画と演出だったと思う。。

見てるだけでジーンとしてきちゃった^^


そのあと愁クンが、矢が足りなくなった海斗クンに
当たり前のように貸してくれたのも良かった☆

ライバルだから貸さない、なんてゆう人がいたら
弓道なんかしてほしくないかも^^


そして最後は、とうとう湊クンの前に現れた二階堂クンで
湊クンの中学の先輩だった人みたいだけど、ちょっと怪しい雰囲気。。

ひとりだけフードをかぶってたのは、何か意味があるのかな?
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第三話 朝嵐が吹く(あさあらしがふく)
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公式のあらすじ
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初戦を好成績で突破し、勢いに乗る風舞。3回戦の相手は、中学時代の湊の先輩でもある二階堂永亮が率いる、辻峰高校だった。辻峰は昨年までの試合データがない無名の高校。実力が謎に包まれたまま、今年の大会で番狂わせを起こしている。湊は二階堂と一緒に弓が引けることを喜ぶが、二階堂は不敵な笑みを浮かべる。試合が始まると辻峰の独特なテンポに翻弄される風舞。湊は「自分が当てなくては」と的に集中するのだが……。
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感想
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3回戦

相手は
湊、静弥、愁クンたちの中学の先輩だった二階堂クンのいる辻峰高校。。

風舞のみんなは、辻峰の独特な射形と
前の人が終わるのを待たないで射ったりするフシギなテンポに
集中力を乱してたみたいで、負けちゃった。。

辻峰はそのあとの試合で桐先に負けてたけど
二階堂クンは愁クンに
俺はお前たちを潰すために弓道を続けてる、って言ってた。。

マサさんは部員たちに決勝戦の試合を見せ、反省会をしたけど
「3回目、お前たちの射にはいいところがなかった」って言って
「悪いところが分からないと反省のしようがない」ってゆう湊クンに
しばらく的前に立ったり、弓を弾くのを禁じたところでオシマイ。。



二階堂クンは、ふざけた感じの話し方だけど
弓の腕前とか教え方とかは確かな人みたいで
そんな人が、どうして愁クンたちを潰そうとしてるのかフシギ。。


あと、湊クンは
「自分が。。自分が。。」ってゆう感じで、冷静じゃなかったみたいだし
みんなも辻峰の射形とかテンポに影響されてたんじゃない?

どうしてマサさんは湊クンに、何が悪いかを教えてあげないののかな?

何でも教えちゃうのは良くないのかもしれないけど
湊クンは悩みやすそうだから(海斗クンもだけど)
変に悩ませると、斜め下の方に行っちゃいそうでイヤな感じかも。。
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第四話 拍子の大離れ(ひょうしのおおばなれ)
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公式のあらすじ
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地方大会で散々な試合を見せてしまった風舞。試合後、湊は雅貴から的前に立つことを禁じられる。以降、湊は弓を持つことすら許されず、内心では不服の思いながらも練習用のゴム弓で基本動作を繰り返すことに……。一方で海斗は試合が崩れた原因は自分にあると主張する。だが、事態の本質を見抜いていた七緒は、一人で背負おうとする海斗に揺さぶりをかける。
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感想
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サブタイの「拍子の大離れ」は、テンポが乱れてるってゆうことかな?


みんなのためにがんばったはずなのに、実射の練習から外されて
何が悪かったのか分からずにスネてた湊クンが、家でお父さんに相談して
はじめて自分がわるかったのか反省してみたら、愁クンにも指摘されてた
って思い出し、動画で確認して自分の射形が乱れてたことに気がついた。。

ってゆうのが今回のメインのおはなしで、ほかに
海斗クンはそんな湊クンに店舗を乱されたって言えずに、自分を責めてたら
七緒クンに指摘されて、気まずい雰囲気になった、ってゆうのと
二階堂クンと周りの人たちのおはなしがあった。。

二階堂クンは、二階堂茂幸さんってゆう人には相談してるんだけど
学校とか、専門のコーチに協力してもらうのがイヤで
基本的に自分だけで部員を育ててるってゆう、ちょっと変わった人みたいで
愁クンたちを恨んでる原因は、今回も分からなかった。。



マサさんは湊クンに、射形が乱れてるって何度も注意したみたいだけど
分からない時には分からないんだと思う。。

もし、お父さんに相談しなかったら、湊クンはどうなってたんだろう?


あと、電車の戸が閉まる直前
七緒クンが海斗クンを押したところはちょっとびっくり!
ググったら、ホームと電車の間に足をはさむ事故って割とあって
大変なことになるかもしれないから、絶対やっちゃいけないと思う。。
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第五話 押し手、引い手(おして、ひいて)
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公式のあらすじ
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湊は、自分の射形を取り戻し「息合い」を見つけるため、雅貴の細かな指導にも耐えゴム弓を続ける。一方、七緒と海斗の間には深い溝が生じていた。その影響で部内には不穏な空気が立ち込める。これまでなら、海斗に一方的な態度を取られても受け流してきた七緒だったが、今回はどうにも腹の虫が治まらない。部活を無断で休み、あてもなく時間をつぶしながら、幼い頃の海斗との出来事を思い出す。
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感想
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七緒クンと海斗クンの絶交状態と仲直りのおはなし。。


女子にモテて、その子に好意を持つ男子からイジメられる七緒クンと
戦おうとしない七緒クンを守らないとって思い、いじめっ子と戦う海斗クンが
問題を起こさないようについてなくっちゃ、って思う七緒クンの2人の
小学校時代のおはなしがあって、今回はなぜか七緒クンが引けなかった。。

そんな2人を気にした部員たちがそれぞれの話を聞き、2人を戦わせることにし
サドンデスのルールで弓の射合いで勝負したんだけど
ずっと決まらず、その間に2人は、おたがいに言いたいことを言って
暗くなったから勝負は中止して、一生かけてすることにしたみたい^^


そのあと湊クンがあやまったら、七緒クンは
実は弓は好きじゃないけど、海斗クンにつき合ってる、みたいなことを言って
湊クンから、本当は好きなんだ、って指摘されるおはなしがあった。。

あと、自分の形がくずれたことを意識した湊クンは
真剣に形の練習に取り組みはじめた、ってゆうエピソードがちょっと。。



悪くないおはなしだったと思うけど
七緒クンがどうして今回は海斗クンを許せなかったのか、ってゆうのと
海斗クンに勝とうと思った理由がよく分からなかったせいか
何となく、すんなり入ってこなかったかも。。
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第六話 姫反り成る(ひめぞりなる)
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公式のあらすじ
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妹尾、花沢、白菊は、市民弓道大会に団体戦で出場することになった。初めて公式の団体戦に臨めることが嬉しくてたまらない三人。特に、県大会で普段通りの弓を引けなかった白菊が、市民大会にかける想いはひとしおだった。湊たち男子部員も、応援のために会場に駆けつける。湊は弓を引きたい気持ちを堪えて、妹尾、花沢、白菊の一体感のある体配を、じっくりと観察する。そして、三人の射を見てあることに気づく。
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感想
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サブタイの「姫反り」は、弓の形を富士山にたとえたら
上の弦の付け根の部分から山頂に向かう、五合目くらいの反ったところで
「成り」ってゆうのは、弓の形のことみたいだから
女子部員たちが形になってきた、ってゆうのに掛けてあるのかも?


女子3人が市民大会に出場するおはなしで、今回は男子たちは応援^^

3位の好成績で、男子までごほうびの焼肉パーティーに参加したんだけど
チームがバラバラみたく感じてた湊クンは、3人の息が合ってるのを見て
息合いが実力を引き出してくれる、ってゆうのを実感したみたい^^



息合いって弓道で、会(弓を弾いて止めた状態?)から
離れ(発射)の呼吸法を言うみたいだけど「息が合う」ことだって言えば
「物事を行う調子や気分がぴったり合う」ってゆう意味だから
「広い意味で。。」とか言わなくっても、高校生なら分かると思う^^

ただ、知ってても好きな仲間とかじゃないと難しいし
ケンカとかしてたらもっと難しいかも^^


先回の海斗クンと七尾クンは、今まで言い合いしたことなかったのかな?

小さいころからいっしょなのに、ホンネを言ったりできなかったんなら
出会って1年もたたない弓道部のメンバーが
ホンネを言い合ったりなんかできないし、言ったとしても
ちょっとしたことで怒ったり、落ち込んだりするんじゃないかな。。
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第七話 的射る心(まといるこころ)
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公式のあらすじ
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「息合い」のヒントを得た湊たちは、試行錯誤しながら自分たちの「息合い」を模索し始める。そんな中、他のメンバーに比べて的中数が少ない遼平は、なんとかして全国大会までに早く上手くならなくては、と内心焦っていた。自分の悩みで頭がいっぱいだった遼平は、地方大会で愁に借りた矢を返していなかったことに気づく。思い立って愁の自宅まで矢を返しに行くのだが……。
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感想
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はじめは男子部員たちが
息合いを考えながら、いろいろとやってみるおはなしで
マサさんが「合わせるんじゃなくて、合うんだ」って言ってたのが
なぞなぞみたいだけど、自然に合うまでやるのは大事かも。。


それでメインは、経験の少ない遼平クンが
みんなに追いつかなくっちゃ、ってあせるおはなしで
愁クンのところに矢を返しに行って
沙絵ちゃんを通して仲良くなった。。

そして、愁クンが何年もやっててうらやましいってゆうと
一生やるんだから数年なんて変わらない、って言われて
焦りが消えた、ってゆうおはなしだったみたい。。



ちょっとイジワルなマサさんがかっこよかった☆

愁クンもいい人でかっこいいんだけど、笑顔がほとんどないから
何を考えてるかよく分からなくって、付き合うのは難しいかも。。

それにしても、小学生の時にコーラを飲んだことがないって
いくらお金持ちでもTVのCMとか見て、飲んでみたいとか思わなかったのかな?
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第八話 矢筋道(やすじみち)
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公式のあらすじ
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雅貴の計らいにより、風舞は桐先と合同練習を行うため、桐先高校弓道部を訪れる。風舞は「息合い」を意識するようになり、湊は以前よりも落ち着いて弓と向き合えるようになっていた。愁もまた、千一、万次と一緒に自主練習に取り組むようになり、桐先にも前とは違う空気が流れ始めていた。互いに刺激を受けながら練習を進める中、男子五人立ちでの模擬試合を行うことになる。
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感想
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風舞が合同練習をするために桐先に行くおはなし。。


模範演技をしたマサさんが、真中に当てたのがかっこよかった◎

山之内クンが、愁クンに気安く声をかけるのを見た千万兄弟が
はじめはヤキモチ、あとで仲良くなってたり
佐瀬クンも七緒クンと、アイドルの話ができたりで
最後はライバルってゆうか、仲間みたくなってたのが良かった☆

あと、せっかくレギュラーになれた先輩が
万次クンが回復したのを感じて、彼をレギュラーに戻す提案をしたり
さわやかで良かった◎


あと、辻峰の練習環境がひどくって、
予算がないから二階堂クンが担任にかけ合って
合宿費用を出してもらうことに成功したおはなし。。

宿泊費用だけでもかなりかかると思うんだけど
先生のお小遣いで出すってゆうのは、難しそうだけど
もしかしてほとんど、二階堂クンの自費だったりしない?

中学の時、二階堂クンが湊クンの先生が西園寺のぶえだって聞いて
急に顔色が変わったエピソードもあったけど
そんなに湊クンたちに勝たないといけないのかな?

あと部員にやる気があるように見えないんだけど
これで強いって、二階堂クンの指導がよっぽどすごいのかも!
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第九話 裏反る意志(うらぞるいし)
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公式のあらすじ
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全国大会に向けて、夏合宿を行うことになった風舞高校弓道部。海の近くにある弓道場を貸し切って練習に打ち込めるとあって、盛り上がる湊たち。だが、施設に到着すると、そこには辻峰高校弓道部の姿が。くしくも風舞と辻峰の合同合宿が始まる。愛想よく笑う二階堂だが、雅貴の指導をあおぐ風舞がどこか面白くない様子で……。
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感想
{netabare}
風舞が合宿に行った先が辻峰と同じところで
弓道場も予約が重なってて、共同で練習することになったおはなしだったけど
メインは二階堂クンの湊クンたちへの恨みが
どこから来たかってゆうおはなしの方だったかも。。


家族がどうなってるかは分からなかったけど、二階堂クンはおじさんっ子で
弓道をしてるおじさんにあこがれて弓道をはじめたんだけど
おじさんの射形は割と珍しい斜面打起こしで、先生とか仲間が見つからず
西園寺先生に弟子入りをたのんだのに断られ、体調も崩した。。

それなのに、先生が湊クンたちには指導してるのを知った二階堂クンは
逆恨みし、弟子の湊クンたちも恨んでるってゆうことみたい。。


合同練習みたいになっちゃった2つの弓道部の生徒たちは
だんだん仲良くなってきたんだけど、二階堂クンだけは打ち解けなくって
気にしてたのかマサさんは、ひとりになった二階堂クンに話しかけ
自然な流れで辻峰と競射会をする約束をした、ってゆうところでオシマイ。。



西園寺先生が湊クンたちは入門させたのに、おじさんを入門させなかったのは
別にお金のためじゃなく、大人で経験者だったからじゃないのかな?
(ショタコンだった可能性もあるけどw)


マサさんが二階堂クンと話し、競射会の約束させたけど話し方が上手^^

はじめにほめておいて
「でも、うちのチームに勝てるかな?強くなったけど。。」とか言われたら
二階堂クンなら意地になって参加しそう^^

でも、やって悪いことはないと思う☆彡
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第十話 勝手な夜明け(かってなよあけ)
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公式のあらすじ
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風舞と辻峰は、合宿を通じて次第に交流を深めてゆく。辻峰の体配は不思議とまとまりがある。湊は辻峰の体配の秘密を直接不破に訊ねてみる。不破は体配の心がけを教える代わりに、交換条件として、二階堂が湊と愁を敵視している理由を教えて欲しいと持ちかけるが、湊に心当たりはなく……。
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感想
{netabare}
競射会がメインかな?って思ってたら、すごくあっさり終わって
二階堂クンの秘密がメインだったみたい。。

ほとんど活動してないみたいな弓道部に入部して
先輩たちを押して進んできたってゆう感じかな。。


湊クンといっしょにエレベーターに閉じ込められたり
おじさんが救急車で運ばれて、その病院に行くまでの間に
お父さんはクズで、お父さん代わりになってくれたおじさんが
西園寺先生に入門断れたこととか
おじさんばっかりひどい目に遭うことなんかをグチった。。



たしかにおじさんは大変だけど
それは二階堂クンがどうにかできるものじゃないし、それは分かってて
湊クンたちに恨みがあるってゆうより、おじさんを苦しめる弓道を
こんなくだらない物だって証明して捨ててやろうって思ってるみたい。。

でも二階堂クンは、おじさんの大切なものを捨てようとしてる気がする。。
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第十一話 息合う場所(いきあうばしょ)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ついに全国大会が幕を開ける。地方大会で全国大会進出を勝ち取った常勝・桐先。二階堂が率いてきた斜面打ち起こしのダークホース・辻峰。そして、「息合い」の入り口にたどり着いたばかりの風舞。それぞれの思いを胸に最後の戦いが始まる。男子団体戦の決勝トーナメントは、強豪チームが同じブロックに集中する“グループ・オブ・デス”状態となってしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}
全国大会のおはなしで、その前の風舞・桐先・辻峰の様子なんかもあって

遼平クンと、ひきこもり姉が顔を合わせないけど思い合ってるシーン。。

寝坊した千万兄弟を起こす、世話焼き椛島オカンのシーン^^

妹尾が女子にモテモテなのはいつものことw
先回、大田黒をフったし、実は男子ファンも多いのかも^^

愁クンに電話した沙絵ちゃんが言いかけたのは
遼平クンにもよろしく、とかだったのかな^^

風舞の5人の部屋のおとなりが辻峰で
ホテルに着いて早々顔を合わせた湊クンを
二階堂クンは避けようとしてた。。


風舞・桐先・辻峰が同じブロックになり、“グループ・オブ・デス”状態
とか言ってたけど、全国大会にくるくらいのチームならどこも強豪のはず^^

風舞と辻峰は、第二回戦で戦うことになり
風舞は、静弥クンがトイレで出会った二階堂クンに圧をかけられ
湊クンが指にケガしてて、さらに自分にプレッシャーをかけちゃったみたいで
ボロボロの出だしだった。。

でも、湊クンはそんな静弥クンに引きずられないように
いつもよりゆっくり間合いを取り、みんなを落ち着かせたせいで
後半、調子をくずした辻峰に勝って、次で桐先と当たることになった。。

辻峰の中で、勝ちにこだわってたのは二階堂クンだけみたいで
ほかの子たちは、全国に来れただけでもすごいと思ってて
卒業しちゃう先輩はともかく、不破クン太田黒クンは次回を目指して
二階堂クンの背中を押し、彼はツンデレだから、続ける気はありそう^^



2期は、二階堂クン率いる辻峰がメインの相手かと思ってたら
また、桐先との勝負がメインみたいだけど
辻峰のこれからも見てみたかったな☆彡
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第十二話 繋がりの一射(つながりのいっしゃ)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
母に手を引かれて訪れた弓道場で、初めて「弦音」を聞いた日から、湊の弓道人生は始まった。悲しみや挫折を経験しながらも、湊が続けてきた射法八節の足踏みは、全国大会という大舞台へとつながってゆく。五人で弓を引くことの意味に気づき「息合い」に近づく湊。そして、再び愁との決戦が始まる。二人が並んで弓を引く時、湊は自分の射を見つけることができるのか
{/netabare}
感想
{netabare}
風舞対桐先で準々決勝。。

同点で、もう一周して得点が多かった方が勝ちの勝負で
いい勝負をしてたけど、風舞が負けちゃった。。

負けちゃったけど、いい勝負だった◎


みんな、勝つために練習するけど
本当に勝たないといけないのは自分自身のはずだから
みんなが悔しかったのは自分の実力が足りなかった、ってゆう事だと思う。。

そんな中で、楽しんで弓を引くことができた湊クンは自分に勝ってたし
みんなもきっと、今までで一番集中してたと思うから、試合には負けたけど
みんな、過去の自分たちには勝ってたと思う。。

負けたのは未熟なだけだから、がんばればまだまだ伸びるって思ったら
次の試合に向けての練習が楽しくなりそう^^


あと、愁クンのお父さんたちが来てくれてたのが良かった☆
先回、沙絵ちゃんが言いかけたのは、このことだったのかも^^


一応、次回があるけど、今回が最終回でもよかったかも☆
{/netabare}
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第十三話 気、祓う鳴弦(き、はらうめいげん)
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
全国大会が終わり、季節は晩夏に差し掛かっていた。試合に集中していた湊たちは、雅貴から頼まれていた“仕事”を、すっかり忘れていた。それは、夜多神社で行われる「あまつ星祭り」の手伝いだった。平安装束に身を包み、神事のための射を奉納するという大役。湊たちは改めて弓引きとしての自分を見つめ直す。
{/netabare}
感想
{netabare}
メインストーリーは先回で終わって
今回はみんなのその後のおはなしってゆう感じで
風舞のみんなは、前にマサさんに焼き肉をおごってもらった代わりに
お祭りで納射をするおはなしだったけど、宿題は終わったのかなw



とうとう遼平クンのお姉さんが顔出してたけど
モブキャラ扱いなのに、最終回までとっておきでおかしかった^^

二階堂おじさんが、コーチを引き受けてくれるみたいで
二階堂クンの笑顔が良かった☆


最後に風舞のみんなで、、これからもよろしくってお願いしあうところが
つながりを大事にする「ツルネ」らしくって良かった^^
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。


県大会に優勝したあと、全国大会に向けて風舞がまとまってゆくおはなしで
よく分からない事情で、湊クンや愁クンを恨んで
全国大会に勝ってぶっ潰そうとしてくるライバルがいたり
ちょっとスローなペースだったけど、ふつうにおもしろかった☆

2期は、作画のクオリティもすごく良くなって
弓を射るだけの、ジミなシーンでの風に舞う青葉や
地面や空間が、音波みたいになる表現とか、すごくきれいで
本当に京アニ復活ってゆう感じがして、良かった☆








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投稿 : 2023/04/30
閲覧 : 259
サンキュー:

25

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人と交わること。

【概要】

アニメーション制作:京都アニメーション
2023年1月5日 - 3月30日に放映された、全13話のTVアニメ。
原作は、KAエスマ文庫から刊行されている綾野ことこによる小説。

監督は、山村卓也。

【あらすじ】

休部状態だった風舞高校弓道部が再始動して一年目。
森岡顧問(トミー先生)が老齢による腰痛の自分の代わりにと、
実務的な指導者として滝川雅貴(マサさん)をコーチとして招き、
入部から部活に残った男子5人女子3人で日々、弓の鍛錬に励み、
長野県大会で男子は、名門の桐先高校を破り優勝を果たして全国大会へと駒を進めた。

とはいえ、桐先高校が実力的には格上の強豪であることには変わりなく、
因縁が有りげな二階堂永亮が率いる辻峰高校が主人公の鳴宮湊らの前に立ち塞がろうとしたり、
それぞれの弓の道の技と心のぶつかり合うライバル関係があったりするのだが、
同じ弓引き同士、それぞれの信じる弓道や心が重なり合ったりする。

これは、青春を弓道にかける高校生の物語である。

【感想】

京都アニメーションの始まりは、1981年。仕上げ(色塗り)の下請け業者であり、
虫プロで仕事をしていた八田陽子さん(現・社長夫人)が創業者。
初期は、京都のパートのおばちゃんたちがセル画に色を塗る、
寄り集まりだったそうですね。

何故、そんな話をしたかというと、このアニメは色が鮮やかで美しいのですよ。
京アニに限ったことじゃないですが、ハルヒをやっていた2006年と比較すると、
機材の進歩でデジタル彩色で同時に使える色数が格段に増えていますので、
当時とは技術力が全く違う。同じハードウェア・ソフトウェアでも、
使いこなしている会社とそうでない会社には格段に差がありますね。

このアニメにしても振り返って1期と比較して色の陰影の表現がパワーアップしています。
弓道場に光が差して影ができるなどメリハリのある画作り。

映像に社の長所である仕上げの職能を最大限に活かしているのは勿論のこと、

なめらかなフルアニメーションを得意としているのは同社の他作品と変わりなく、
1期でも描きましたが、キャラの洗練された姿勢や所作の凛とした美しさのアニメーションに、
ウケ狙いの奇抜な演出よりは地味な仕事を大事にして決して手を抜かない。

静から動に入るひとりひとりの射の段階的動作や、矢が刺さる音に個人差をつけるこだわり等で、
臨場感のある弓を引いて矢を放ち的に当てるまでの一連の動作に魅入ってしまう。

3Dを駆使した回り込みや、矢を射る瞬間にカメラの手ブレを用いたりで、風を映像から感じさせたり、
動きの緩急がダイナミックであったりの卓越した写実さだけではなくて、それに加えて、
感情をイメージとして、絵の具が滲んだような絵の抽象的演出表現も加わっている。

今回は全13話のうち8話を山村卓也監督が絵コンテを作っていて、本当は全話やりたかったそうですが、
映像表現のやり方において、例えば『リズと青い鳥』を一部参考にしているところがあったりと、
京アニの過去作品をデータベースとしながら、自分で構想した映像の世界を構築している。

技術を修めたアニメーター出身でないと演出家になれないのが今の京アニですが、
人材育成の環境としては非常に優れているのでしょうね。

イノベーター的な歌舞伎俳優である18代目中村勘三郎の言葉にありますが、

『型があるから型破りが出来る』『型が無ければ単なる形無し』

新しいこと・自分のやりたいことをやるにも基本的な部分の土台がないと、
単なる軽率な思いつきにすぎない。
天才と言われる演出家でも、大抵が基本があるからそこから先の表現に進めるのです。

山村監督の1期からの演出家としての5年間の学びと進化を映像から強く感じた2期ではありましたね。

内容の話をしますと、乃愛、梨可、ゆうなと3人の女子部員が1期と違って存在感があったり、
弓道をする高校生たちの家族が描かれていたりで、キャラクターの表面的な部分だけでなくて、
くどくならない程度の描写で各キャラの掘り下げが試みられていましたね。

主人公の湊は早気(はやけ)…イップスを克服をして弓道を楽しんで、
周りに影響を与える側になってますし、ライバル校の愁の家庭環境が描かれていて、
可愛らしい妹の沙絵をきっかけとして、湊の仲間の遼平と友だちになったりした彼自身の変化が、
1期では嫌われ役だった千一と万次の双子にも精神的変化をいい意味でもたらしていたり、
みなが“つながり”で連鎖的に成長していく。
人は一人で立って勝手に育っていくのではなくて、集団の中で課題を持って取り組み練磨し、
先人から受け継いだ“つながり”を大事にしながら、そのうえで自分のやりたいことを接ぎ木していく。
思い悩んでいることがあっても人と関わって相談することで解決の糸口が見つかるのではないか?
人は一人ではないという話。

勝手ながら、京アニの思想みたいなものを代弁しているように思えて、楽しめましたね。

Free!の3期やツルネ1期で首を傾げた、
男同士の感情の捻くれたヤンホモっぽさも今回は目立たなかったですし、
より純然たる部活アニメへと方向性が変わっていって、
滞ることなく次へ次へと話を楽しめたのが良かったですね。

新たなライバル校の辻峰高校弓道部も正式な指導者のいない野武士集団的なキャラ付けで、
彼らの信念とやり方を全否定しない上で、やんわりと直すべき点は直すべきだみたいな扱いであったり、
風舞・桐先・辻峰のいろんなキャラクターの尊重された立場と思いを視聴者として汲み取り、
彼らの一生懸命さを応援したくなる。
1期と比較すると入り込みやすい良いアニメであったと思いました。
キャラクターを粗略に扱わないのは、場合によってはべったりしすぎる可能性もありますが、
京アニの品性みたいなものが作風に見られましたね。
1期はそれほど楽しめなかった自分としても今回は充分でした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2023/04/24
閲覧 : 141
サンキュー:

26

hidehide さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

運動部モノ

野球、サッカー、バスケ、柔道、陸上、
体育の授業や遊びで何となくやった事はありましたが、

弓道

これは、やる、と腰を上げないとできませんよね。
少なくとも、授業にはありませんでしたので。

ツルネ、というだけあって有段者の方のツルの音は、
あんな音が出るのでしょうね。
電車内でも時折見る、弓を持った学生の子達が、
急に、凄い子達に見えて、どんな音を出すのだろうか…と
弓やその指先を見ている怪しい自分がいました…

静寂な場での、その所作、引き込まれました。
京アニの作り方も上手いのでしょうね。

腰を上げなかったがゆえに、触れた事もありませんが、
試合、強豪、見てみたくなりました。

投稿 : 2023/04/11
閲覧 : 71
サンキュー:

4

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

イヤホンでの視聴がお勧めです。

1期に続けての視聴でしたけど、だいぶ印象変わりました。

矢を放って的を射る。
基本一人で完結する行為で個人競技ってイメージですけど、
このツルネでは団体競技、
特に2期は仲間とのつながりを中心に描かれています。

序盤は「息合い」がテーマになります。
仲間との間、呼吸を合わせること?抽象的で中々観てても
難しかったです。
実際、メンタルが大きい競技なんだろうし仲間との一体感、呼吸を合わせることって簡単じゃないんでしょうね。

先に息合い、一体感を示したのは3人の女子達でした。
彼女達の市民大会での射る姿の美しさ、華やかさは良かったです。
「私たちだって・・」
光輝き放たれる矢が的に吸い込まれる花吹雪が舞乱れる演出は
女の子らしい華やかさで良かったです。
1期でいる意味は?ってなってた彼女達の見せ場に見てるこちらも嬉しい。
だって毎度毎度の男子への
「よ~~し!!」の掛け声ばかりでは可哀そうですもん。

全編をとおして登場キャラ一人一人に見せ場を設けることで
1期でイマイチに感じていたキャラに背景が加わって総じて魅力も
印象も良くなりました。

西園寺門下であって湊の一番のライバルであり友達の藤原 愁。

妹きっかけからの藤原家での遼平との一時。
1期ではイマイチどういう人か分からなかった愁ですが
遼平のように懐に飛び込む人を拒まない良いやつだったんですよね。
あの可愛い妹ちゃんが兄の好感度をだいぶ上げてるってのもありますけど。

好感度上がったと言えば、1期でかっちゃん以上に悪役を務めた
桐先のあのどうしようもなかった双子まで良い感じになってきてたw。
(かっちゃんは2期でも苦手です・・)

やたらと絡んできた辻峰高校の二階堂先輩についても何とか良い人にって、おじさんを含めて背景をかなり丁寧に描いてました。

この2期はライバルであるんだけど、そこここでのちょっとした交流が
清々しくて観てて気持ちが良いんですよね。
相手をリスペクトしてこその弓道なんだってことで良かったと思います。

終盤は部活ものだけにお決まりの全国大会でのライバル校同士の
対決。
「ツルネ」音を題にしてるだけあって、
きりきりと弓を引き絞る音、ツルネそれぞれが個性的で一射、一射
にゾクゾクきました。
特に桐先との対決は音+イメージ演出が良かったです。
息合い、空気感がいくつもの波紋で伝わっていく。
競技場を様々な角度(真上からも)で映し出すことによって
ともすれば地味で単調かもしれない試合模様が臨場感増してました。

最後は神事としての弓。
マサさんを含めて正装をまとっての6人の勇壮な立ち姿。
一人一人発する力強い矢声、そしてツルネまで個性が
あって耳に響いた~~。

音楽は
OP ラックライフ / ℃
1期に引き続きの主題歌担当とのことですが、聴きやすいサウンドで
良かったと思います。
熱い歌声にようやく2期のキャラがマッチしたように思います。

Ed  丁 / ヒトミナカ
響き渡る歌声、メロディーが夕暮れ時にピッタリときます。
エンディングの余韻が残るような楽曲で好感でした。

湊達の学年が上がったその先もまだ続くのでしょうか?
少しずつ面白くなっていってるのでその先の道もまた観てみたいです。

投稿 : 2023/04/07
閲覧 : 114
サンキュー:

13

ネタバレ

たくすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:----

1期の方が良かった。

1期は県大会の緊張感や厳かな雰囲気、主人公の鳴宮が早気を克服するところがとても良かった。
弓道を知らない自分が見ても面白い出来だった。
2期はキャラの関係を掘り下げた話になっていて物足りなかった。
部活ものはスポ根が好きなので。

鳴宮が不調で何が悪いのかわからなくなり弓を引くことを禁止されたり、七緒と海斗の間でちょっと揉めたり、女子部員にスポット当たったり悪くないんだけどねえ。
新しい高校が出てきてそこの二階堂が1番目立ってた感ある。

1期で王道の部活ものを描いて、2期でキャラの掘り下げ中心のストーリーというのは同じ京アニの響け!ユーフォニアムと一緒。
ユーフォも2期より1期の方が好きだった。
Freeは見てないので知らないが。
部活ものは本番があってこそキャラが輝くと思う。
多少の掘り下げは有った方が良いけど。
ルックスが良いキャラでウケ狙うとか、イチャイチャさせるとかキャラクター性をメインにした部活ものはどうも好きになれない。
葛藤や悩みを乗り越えて本番に臨むというのは良い展開だけど掘り下げが多すぎると競技シーンが少なくて物足りないし、自分好みの作品になるかはバランス次第かと思われます。

2期で1期と同じ事をやるのも良くないかもしれないので仕方ないとは思う。
弓道は他のスポーツと違って展開のバリエーションが少ない気がするので競技シーンばかり描くのは厳しそう。

1期2期で弓道の事を知れたのは良かった。
ただ弓を射るわけじゃなく、リズムとか呼吸とか前の人の射の内容とかで左右される繊細なスポーツ。
チーム戦なんですよね。
メンタルきつそう。

京アニなので作画は相変わらず良い。
声優もちゃんとした人を使ってる。
贅沢言えばキャラデザがどのアニメも顔が同じ傾向なのでそろそろ変えて欲しいな。
制作の事は知らないけど、どのアニメも同じ人がキャラデザなの?ってくらい顔が似てる。
クオリティーは高いけど自分の好みに合わなかった。

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 124
サンキュー:

2

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

鳴弦、還り来る。

京都アニメーションさんの作品の中では、
ちょっとだけ地味で、
でもその分を補ってあまりある静逸と所作の美に満ちた、
素敵な小品。

そんな感じだった「ツルネ」が、まさかまさかの2期制作、{netabare}開始です!

湊をはじめとする、風舞高校弓道部のメンバーが帰ってきてくれた。
もうそれだけで、これは素直に嬉しいです!!

2期にあたっては、校内スポーツ大会の模様で始まって、
ずいぶんと賑やかな感じ。
そして、風舞のメンバー再紹介もつつがなく、
他校に進んだ因縁のライバルだけでなく、
全国大会で相まみえることになるだろうニューキャラもちょっと出てきたりして、
お話は大きく広がっていきそうな予感。

それでもしっかりと、
武道としての弓道の美しさは変わらず描かれ、
最後には「矢声」という発声での締めで。

静寂な弓引きたちのものがたりは、
よりスポーツ的な演出になりそうで、
別な感じでの展開になりそうです。

{/netabare}おおいに期待してこれからのストーリー、見守って行きます!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後まで観終えて、強く感じたこと。
高校生男子たちの{netabare}、青春の大切な時期を掛けて、
ひとつのことに熱中する、その迷いや悩みや軋轢や、決意や意志や行動の意味。
1期冒頭に、夜の夜多神社での滝川さんの、神話のような弓引きに魅せられて始まる、
そんなストーリーが、
2期では高校生の部活らしい活気と競争心に振り切られて、
湊君は、1期のころの「早気」は克服できても、
今度はサブタイトル通りに、5人のつながり=「息合い」の問題に直面。
どうにかして克服しないと、せっかく掴んだ全国大会で、
満足のいく結果も残せないと焦る5人。
結果は途中敗退でしたが、
「やれることはやったし、息合いについても、『何か』を掴めた」
そんな充実感、たしかに手にすること、出来たと思います。

京アニさんではお決まりの、クライマックス回の次のエピローグ回が、
すごく素敵でした。
スポーツとしての、勝ち負けを競う弓道から、
最後に、お話の端緒であった、
神事として、夜多神社での奉納の弓引き。
スポーツではなく、つながりの射を引く、その美しさ。
息合いとは結局、つながりの絆を信じあう一瞬のことと体得する瞬間。
湊や、蒼の、弓を引くときの葉の緑が舞い散る見事な演出。
地味だけど、
地味だけに、
きれいで、静逸な、そんな作品に出会えて、ここまで来られて、本当によかったと思います。

1期ではフォーカスの当たらなかった女子部員3人の公式戦での頑張りも、いい見どころでした。
男子は青葉が舞うところで、女子の弓引きでは花びらが舞うのも、素敵な演出でした。

あと、蒼君の妹さん、上流社会の箱入り娘の素直過ぎる振舞いっぷりが、嫌味でない方に振れていて可愛かったし、風舞だけでなく他校の様子も丁寧に追いかけられていて、よかったです。

そして結局は、矢声とともにツルネの鳴り響く様の見事さ。

こんな地味な題材を、こんなに綺麗に描ける。

荘厳で{/netabare}、美しい世界でした。

投稿 : 2023/04/02
閲覧 : 203
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14

ミュラー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

弓道への愛が感じられる

素晴らしい!
こういう青春の物語を描く京都アニメーションは無敵だなあ。
1期に続き、各部員の不安や心の揺れを丁寧に描くことで紡がれる物語には
毎回感動する。
それを映像で表現する見事さ。
息遣い、ちょっとした視線まで、よく考え抜かれた演出と作画。
見ていて幸せになるアニメだ。

弓道ってスポーツは、決してはしゃぐようなものではなく、見る分には退屈な部類。
それなのに、映像と、とにかく音にこだわった演出。そして音楽。
見ているこちらにまで緊迫感が伝わる素晴らしい演出でした。
最終話を見て、弓って美しいなと感じました。
弓道に対する愛が、登場人物を通してひしひしと伝わるすごさ。
脱帽です。

願わくば、女子部員の活躍をもっと!

投稿 : 2023/04/01
閲覧 : 134
サンキュー:

9

fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

絵は綺麗で丁寧、声優も良い。あとはお話がよければ

部活もの
昔剣道をやっていた頃、六三四の剣とか同じ部活の漫画があって嬉しかったし、技を実戦で真似したりしたもので。

なので弓道をやっている、やっていた方には嬉しいのかなと。

作品は丁寧に作られていると思います。
が、
何を見せたいのかよくわからず
青春ってくらいかな

熱いライバル
ヒカルの碁やボールルームみたいに、弓道の世界ならではの奥深い世界
などが見れれば良かったけど

イケメン学生の青春って感じくらいしか感想が。。

んー作りがいいので残念
グッズ、コラボカフェ展開はしやすいか

投稿 : 2023/03/30
閲覧 : 143
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4

御宅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

京アニが描く弓道ストーリー第2期

京都アニメーションが描く弓道部を舞台にしたヒューマンドラマ作品。弓道を軸にキャラクターの成長描く作品のため、スポーツものとしての迫力はあまりない。かといって己との戦いを繊細に描いているのか、と言われてもそうでもない。1期に引き続きこのスローテンポな感じは相変わらずといった感じだ。京アニが手掛けるアニメーションは相変わらず素晴らしい。そして私が何よりも評価したいのは、劇場総集編から劇半を手掛ける横山克さんの音楽です。弦音の疾走感あふれるものや葛藤する精神面を表現したものなど、牛尾健輔さんのような感じもします。素晴らしい劇半です。またED主題歌である丁さんの「ヒトミナカ」も素晴らしい楽曲です。

投稿 : 2023/03/25
閲覧 : 133
サンキュー:

3

やんまー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

弓道経験者!そうで無い方にも見てほしいアニメ!

1期の時も、まさか弓道を題材にしたアニメが制作されるとは思いませんでしたが、まさか2期も制作頂けるとは思っても見なかったです。感無量です‼︎
1期もそうでしたが2期も非常に良い作品です。私自身も弓道経験者ですが、弓道ならではの感覚というか、細かな心情が上手くアニメで表現されてます。2期はより心情的な要素が強く経験者の方は『わかるわ〜』って思える箇所が多々あり楽しめるかと。
また、経験無い方にも弓道ならではの感覚を含め楽しめるアニメと思いますので是非見てほしいです‼︎

投稿 : 2023/03/21
閲覧 : 88
サンキュー:

5

pH さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:----

タイトルなし

キャラのリアリティや魅力がイマイチ。内容も薄い。引きがない。見ていて面白いとは思わない。
でも、弓道を丁寧に描いてくれる。作画も非常に美しい。
そういう作品。

投稿 : 2023/03/13
閲覧 : 119
サンキュー:

1

ANN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2024/01/12
閲覧 : 4

ゆきな さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/22
閲覧 : 2

PWwpc09673 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/11
閲覧 : 6

*** さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2023/11/25
閲覧 : 14

ふててん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/21
閲覧 : 6

ゅず さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/09/02
閲覧 : 7

ゆっきん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/29
閲覧 : 8
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ツルネ ―つながりの一射―のストーリー・あらすじ

“自分”を探し続ける 弓の道

そこには 彼らの物語がある

想えば想うほど 憎しみに染まる心

求めれば求めるほど 喪われてゆく色

“自分”であり続けるために もがきながら進む

好きを見つめ続ける日々を 疑い 信じながら


さぁ 歩いて行こう

この道は

いつかの“自分”へ つながっている(TVアニメ動画『ツルネ ―つながりの一射―』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2023年冬アニメ

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