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「無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール(TVアニメ動画)」

総合得点
78.3
感想・評価
287
棚に入れた
1003
ランキング
563
★★★★☆ 4.0 (287)
物語
4.0
作画
4.1
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

つづきだから1期の第1、第2クールと2期の第1クールを先に見てね☆彡

公式情報は©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生Ⅱ」製作委員会
{netabare}
公式のINTRODUCTION
{netabare}
「“異世界転生ラノベ」の代表的な作品として位置づけられる、理不尽な孫の手の著による『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』。
働きもせず他人と関わりもせず、ゲームやネットに明け暮れる34歳引きこもりのニートが、ある日交通事故に遭い死亡…したと思った次の瞬間、剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生!
少年ルーデウスとして生まれ変わった男が、前世の記憶と後悔を糧に、出会いや試練に直面しながら「今度こそ本気で生きていく」姿と壮大な冒険が描かれる大河ファンタジー!
2021年の第1期放送から2年、2023年7月より第2期『無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす』が放送され、第1クールでは1期から成長したルーデウスのドラマが展開。
そして2024年4月より、いよいよ第2クールの放送がスタート!
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:理不尽な孫の手(MFブックス/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:シロタカ
原作企画:フロンティアワークス
監督:渋谷亮介
シリーズ構成:大野敏哉
キャラクターデザイン:嶋田真恵 齊藤佳子
総作画監督:世良コータ 五十子忍 孫弘志
美術監督:三宅昌和
色彩設計:土居真紀子
撮影監督:頓所信二
編集:三嶋章紀
音響監督:明田川仁
音楽:藤澤慶昌
プロデュース:EGG FIRM
制作:スタジオバインド

主題歌
OP:「オン・ザ・フロントライン」ヒトリエ
ED:「守りたいもの」大原ゆい子
{/netabare}
キャスト{netabare}
ルーデウス・グレイラット:内山夕実
前世の男:杉田智和
シルフィエット:茅野愛衣
ノルン・グレイラット:会沢紗弥
アイシャ・グレイラット:高田憂希
アリエル・アネモイ・アスラ:上田麗奈
ルーク・ノトス・グレイラット:興津和幸
エリナリーゼ・ドラゴンロード:田中理恵
ナナホシ/サイレント・セブンスター:若山詩音
ザノバ・シーローン:鶴岡聡
クリフ・グリモル:逢坂良太
ジュリエット:諸星すみれ
リニアーナ・デドルディア:ファイルーズあい
プルセナ・アドルディア:田中美海
バーディガーディ:楠大典
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{/netabare}

1話ずつの感想


#13 夢のマイホーム
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
シルフィと婚約したルーデウスだったが、この世界での結婚の手順がわからず、ザノバとクリフに相談する。暮らす家を決めるのが先決と聞いたルーデウスは、不動産屋で大きいわりに安い物件を紹介される。そこは呪いにより訪れる者が謎の死を遂げる、ワケあり物件だというが…。
{/netabare}
感想
{netabare}
あらすじ↑のおはなしで
結婚のため、おばけが出るというお屋敷を買うことにしたルディは
おばけの正体が魔物ではないかと思い
ザノバとクリフを連れてひと晩過ごしてみた。。

するとお化けの正体は、魔力で動く人形(ロボット?)だと分かり
捕まえて、ザノバが研究してみることになった。。

そして、お屋敷の修繕と清掃を終えたルディは
シルフィを連れて訪れ、正式に結婚の申し込みをした、ってゆうおはなし。。



作画がちょっとぎこちないところがあったけど
おはなしは通常運転ってゆう感じで
インパクトはなかったけど、まあまあかな。。

シルフィの勘違いも微妙だったし
これからに期待☆彡
{/netabare}
{/netabare}
#14 披露宴
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公式のあらすじ
{netabare}
この世界では結婚する際は自宅でパーティーを開くということで、ルーデウスはシルフィと共にその準備を進める。そしてパーティー当日、アリエルやザノバらラノア魔法大学の面々が出席する中、エリナリーゼの表情がいつもと違っていた。そんな中ルーデウスはアリエルからある申し出を受けて…。
{/netabare}
感想
{netabare}





















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#15 遥か
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
父パウロから手紙が届いた。妹のノルンとアイシャを引き取ってほしいので、護衛付きでこちらに送ったというが…。そんな中、ルーデウスと同じ世界から“転移”してきたナナホシは、元の世界に戻るための召喚魔術の研究を続けていたが、なかなか糸口が見つからずに焦りを募らせていた…。
{/netabare}
感想
{netabare}





















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{/netabare}
#16 ノルンとアイシャ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ルーデウスの妹ノルンとアイシャがルーデウスの家にやって来た。しかし快活なアイシャとは対照的にノルンは内気で、そしてルーデウスに心を開かない…。正反対なふたりの妹への接し方に手を焼くルーデウスは、パウロからの言伝に従い、ふたりを学校に通わせようとするが…。
{/netabare}
感想
{netabare}





















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#17 兄貴の気持ち
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ラノア魔法大学の寮で暮らし始めたノルンが引き籠ってしまった。前世の自分と重ね合わせ、なんとかノルンを救おうとするルーデウスは、ノルンの教室に向かう。そしてそこで耳にする言葉にルーデウスは愕然とする…。一方のノルンもルーデウスという存在への向き合いに悩んでいた…。
{/netabare}
感想
{netabare}





















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#18 ターニングポイント3
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ルーデウスへの接し方、そして学校に友達ができるなど、ノルンにも変化が見られてきた。家族との、そして大学での生活も穏やかに進んでいく。そんなある日、シルフィから告げられる事とは…? そしてある人物から届く手紙の内容とは…? さらにヒトガミの新たな“助言”とは…!?
{/netabare}
感想
{netabare}





















{/netabare}
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#19 砂漠の旅
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ギースからの「ゼニス救出困難、救援求む」という手紙を受けたルーデウス。妊娠したシルフィやノルン、アイシャを残すことになる…。悩みながらもベガリット大陸の迷宮都市ラパンへ行くことを決意する。しかしその道のりは、想像以上に険しく、命の危険を伴うものだった。
{/netabare}
感想
{netabare}





















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#20 迷宮入り
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
迷宮都市ラパンへとたどり着いたルーデウスとエリナリーゼは早速ギースを見つけ、パウロとリーリャのもとに案内される。ゼニスが救出できずに疲労し、憔悴するパウロに対し、ルーデウスは優しく声をかける。ゼニスのいる迷宮攻略について話し合うが、その場にいるはずのロキシーの姿がなく…。
{/netabare}
感想
{netabare}





















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#21 第六階層の魔法陣
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
迷宮にひとり残されていたロキシーを救い出し、回復のために一度街に戻ったルーデウスやパウロたち。時折よそよそしいロキシーが気になりつつも、ルーデウスは昔話に花を咲かせる。3日後、転移迷宮へ再び入り、階層攻略のスピードを上げていく―!
{/netabare}
感想
{netabare}



















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#22 親
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
最終階層へと転移したルーデウスたちは、ついにゼニスの姿を確認する!しかしそこに、この迷宮の守護者<ガーディアン>と思われる、巨大なヒュドラが立ちふさがる。そのヒュドラは絶滅したはずの伝説の生き物、“悪魔の竜”とも呼ばれる強敵だった―!
{/netabare}
感想
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#23 帰ろう
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
マナタイトヒュドラとの壮絶な死闘の末、ゼニスを救出したルーデウスたち。その代償は、ルーデウスの左腕と、パウロの命。さらにゼニスは心を失くしたかのようになっていた…。父パウロの死に、後悔と絶望がルーデウスに押し寄せる。そんな彼にロキシーが声をかけて…。
{/netabare}
感想
{netabare}





















{/netabare}
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#24 嗣ぐ
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ルーデウスは半年ぶりにシルフィたちが待つ家へと帰ってきた。転移迷宮でのこと、パウロの死、ゼニスの状態などを話すルーデウス。そして、ロキシーとのことも…。それを受けたノルン、アイシャ、そして、シルフィの答えとは…?
{/netabare}
感想
{netabare}





















{/netabare}
{/netabare}
 

見おわって。。





































































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投稿 : 2024/12/11
閲覧 : 40
サンキュー:

6

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

無職、家を買う。

【物語 4.5点】
【新婚編】、【転移迷宮編】を描くTVアニメシリーズ第2期の2シーズン目(第十三話~第二十四話)

【新婚編】、前世、引きこもりで自堕落な生活を送っていたルーデウスに、
新婚生活のためのマイホームを購入する甲斐性を見せ付けられ。
ルディは前世のトラウマも{netabare} ED{/netabare} も乗り越え、
魔術などの能力的にも、経済的にも、自立した一人前の男になった。

{netabare} シルフィとの第一子の誕生{/netabare} も予定され、手応えも得た矢先の【転移迷宮編】
(※核心的ネタバレ){netabare} 父の急死、母の廃人化、
そして傷心で魔が差したかのようなロキシー師匠との過ちと、
シルフィとロキシーへの重婚関係申し入れ{/netabare} という、波乱とド修羅場。

怒涛の如く続発する事象自体も衝撃的でしたが、
私は見ていて、ルディが内包するEQ(心の知能指数)と愛情の毀損という、
真の問題が改めて俎上に並べられたと感じられたのが一番痛切でした。

ルディと転生異世界での父・パウロとの間には家族に対する献身の温度差についての確執がずっとありました。

ルディは、前世、引きこもった自分の気持ちを理解してくれなかった家族という物への不信を引きずり。
この異世界で本気でやり直すと誓ったとはいえ、やっぱりグレイラット家は本当の家族ではないという感覚も拭い去れない。

家族は考える前にまず助けるのが当たり前と思っている父・パウロと、
しばしば家族愛が欠落したかのような言動を見せるルディとは中々分かり合えませんでした。

ところで、皆さんはパウロみたいに誰かのために自らの身を投げ出すことはできるでしょうか。
私は、何か困っている人が視界に入っても咄嗟には動けませんし、
すぐに飛び出して行ける人に劣等感すら覚える欠けた人間です。

よってルディとパウロの親子喧嘩では、私は終始、ルディ側に寄り添った視点で見ていましたし。
この観点から、{netabare} 重婚{/netabare} という今後の大問題に関しても、
ルディの能力的、経済的、嫁の性格的には不可能ではないのでしょう。
が、家族愛を引き受けるだけの器の大きさ、もっと言えば器にヒビが入ってるまであるルディが、
ひと家族分以上の幸福の重責に耐え得るのか。
倫理観より何よりまず、ルディのメンタルを心配してしまう私がいます。

ただ、思い返せば、ルディの前世から異世界転生のトリガーは、
トラックにはねられそうになっている高校生を身を投げだして救命しようと飛び込んだ決死の行動でした。
ドン底状態でも人間性を失わなかった前世の男だからこそ、
ワンチャン与えてみても面白いというのが、この転生の真意なのかもしれません。

制作決定している3期でも、{netabare} 父になって{/netabare} 身を賭して守る物を得たルディの心の成長に期待したい。
やはり本シリーズは、単なる異世界転生ファンタジーに留まらない、
視聴者に突き付けてくるだけの人間再生物語を含んだ壮大なドラマなのだと再認識しました。


【作画 4.5点】
アニメーション制作・スタジオバインド

2期全体通じて学園生活のシーンも長かったため、バトルシーンやロケーションの多彩さは控え目。
が、【転移迷宮編】では部位欠損などグロ表現にも容赦なく踏み込み、
トラウマになるレベルのバトル映像を提供。

エロ表現については直接的な描写は自粛気味。
が、このシリーズ、キャラの肌艶の配色の調整等が素晴らしくて。
{netabare} ルディと新妻との混浴シーン{/netabare} なんて幸せ一杯な新婚生活過ぎますし、
事前事後のカットも、下手にエロを売りにしている作品の直接描写より余程、艶めかしい。

そんな血と心が通った人物作画で詳述される心情描写もハイレベルだったからこそ、
人間ドラマを、視聴する自分にも照らして考えさせられる程、引き込まれましたし、
{netabare} 我が子の誕生に感涙するルディや、ノルンの葛藤{/netabare} など、
体温を感じられる登場人物の涙には、こちらも目頭が熱くなる物がありました。


『無職』“専用機”として発足した同スタジオも、最近は、他作品元請けもするようになりましたが、
来年冬予定の武田 綾乃氏・原作のコミック『花は咲く、修羅の如く』TVアニメ化でも、
作画による繊細な心理描写に期待しています。


【キャラ 4.5点】
ヒロインズが良い娘過ぎるのは当然かつ、
詳述すると私もルディの爆発を願いたくなってしまうので自重するとしてw

ノルンとアイシャ。ルディの家に住まうことになった2人の妹。
特にノルン・グレイラットは、父を平然と殴っているように見えた兄・ルディへの恐怖と軽蔑、
にも関わらず学園内では羨望を受ける兄への劣等感。

ノルンの悩みは、ルディが前世で抱えていた物と共通点があり、
ルディがノルンにどう接するかを描いた中盤のシナリオは、
ルディの前世のトラウマ解消の現状を整理する上でも重宝。
ノルンは主人公拡張キャラとしても優秀でした。

主人公拡張と言えば、もう一人の日本からの転生者・ナナホシ。
異世界で第二の人生をやり直すと決意しているルディと異なり、
現世帰還を渇望し、研究に没頭する少女。
逆説的にルディの現世への未練の無さを浮き彫りにするのにも効果的な転生者でしたし。
何より、{netabare} 実験失敗した際の、発狂するCV.若山 詩音さんの熱演。{/netabare}
数多ある異世界転生アニメで、私が地味に不満な、
元の世界に戻りたい執着の不足を、
補給できる貴重な存在でもありました。


前世で孤独だったルディの人間性が広がる。
この異世界での出会いがもたらす実りは豊穣です。


【声優 4.5点】
主人公・ルーデウス役は外面・内山 夕実さんと、前世の男・杉田 智和さんの体制が継続。

もしかしたら、ルディが青年期になったら、男性声優に変わることもあるかもと身構えていましたが杞憂でした。
内山さんも、幼年期、少年期、青年期で段階的に声の高さを切り下げて行き、
大人の落ち着き成分も付加したりと、年齢調整も卒がないですね。
それでいて、{netabare} サキュバスの影響で発情した際には、エリナリーゼさんに「スケベしようや~」 と、
エロオヤジ成分ダダ漏れな呆けた演技を仕掛ける{/netabare} など、
“中身”を担当する杉田さんとの整合性を保つ連携も相変わらず上々w

主演・内山さんだけでなく、本シリーズは他のメインキャラも、
幼少期から担当声優が不変。
1期の時点から、この声優に長期に亘り、キャラクターの人生を丸ごと預けるという覚悟を感じるキャスティングです。


【音楽 4.0点】
劇伴担当は藤澤 慶昌氏が1期から続投中。
こちらも学園生活が長かったのでロケーションのバリエーションは控え目でしたが、
【転移迷宮編】では、砂漠地帯のベガリット大陸のムードもカバーして来ました。

OP主題歌はヒトリエ「オン・ザ・フロントライン」
ルディの半生と内面の葛藤を綴ったアップテンポナンバー。

ED主題歌は大原 ゆい子さんの「守りたいもの」
大切にしたい人への感謝を歌ったバラード。

1期では異世界情緒が前面に出た主題歌の作風が目立ちましたが、
2期では、より心情にフォーカスした歌詞が増えた印象。
と言うより、EDなど『高木さん』でこっそり流しても違和感なくハマりそうです。

15話EDではナナホシ(CV.若山 詩音さん)に2004年のヒット曲・アンダーグラフ「ツバサ」をカバーさせ、望郷の念を演出。
最終24話では大原 ゆい子さんが「かげくらべの唄」で家族を繋ぐ意志を示して締めくくる。
など特殊EDによるキャラ拡張も意欲的。

投稿 : 2024/11/21
閲覧 : 214
サンキュー:

20

ネタバレ

くまごろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

パウロを中心としたグレイラット編完!!辛いこともたくさんあったけど素晴らしかった!

視聴完了
2期分割2クール目
前期分割クール視聴済み
全12話

ジャンル
異世界転生

タイトル由来
そのまま。
無職が転生。

設定
現代日本から転生
魔物も存在する剣と魔法のファンタジー。

あらすじ
1期とかなり繋がりが強いので、1期から簡単に。
1期
人助けにより死に、異世界に転生することとなった主人公は、冒険者の夫婦の息子として生を受ける。
赤ちゃんの頃から転生前の自我に目覚めているため、効率的に訓練を繰り返し(子供の頃の方が成長するらしい)、魔法についてはロキシーという師匠に教えてもらいながら、前世のトラウマも克服し順風満帆な異世界生活を送っていた。

数年後、将来を見据え幼馴染のシルフィーと魔法学校に通うため、あるお嬢様エリスの家庭教師となる主人公ルーデウス。
誘拐事件や様々な困難を乗り越えながらエリスとの仲も深め、順風満帆な10歳の誕生日を迎えた、、、
後、超広域転移魔法により国?ごと全て吹き飛ばされ、ルーデウスは遥か彼方の魔大陸に。

この辺りからかなり暗く、魔大陸編、冒険してみんなで再開してハッピーエンド!とはならない。
主人公はルイジェルドという魔大陸の戦士と出会い一命は取り留めるがかなり苦労の連続となり、ルーデウスの家族はバラバラ、父親も絶望に苦しんでいる。
さらにエリスの両親は領主だったこともあり、処刑されてしまっていた。さらによく分からない龍神という存在にルーデウスが人神との絡みで一度殺されたりもする。

そんなこともありながらどうにか立ち直り、特にエリスがそれを糧に成長し、生徒として始まった守られる存在から、隣に並ぶ存在になりたいと決意。
15歳の誕生日、ルーデウスとの約束を果たした後、エリスは旅立つこととなる。
一方ルーデウスはそんな気持ちには気付いておらず、行為の後一方的に捨てられたと勘違いしそのままどん底の状態で終了する。

2期前半
家族を探すという義務感だけで雪国を目指す中、とあるパーティに出会ったことでルーデウスが不能となっていることに気づく。
人神の助言により魔法学院に通うこととなり、成長したシルフィーと再開する。(仮面をつけており、ルーデウスはシルフィーだと気が付かない)
龍神や転移事件の真相なども分かりながら、シルフィーががんばり、最後は不能も治りハッピーエンド。
2人は結婚することとなった。

ストーリー展開
ということでシルフィーと結婚するために家を用意し、結婚し、妊娠する。
また家族関係も順調で母親ゼニスの居場所が分かり、探索のためパウロ達が遠征するため、妹たちを預かることとなりちょっと問題もありながらも幸せな時間が過ぎていく。
シルファーのお腹も大きくなりそろそろ子供が生まれると思っていたその時に事件は起こる、ゼニスを救いに行ったパウロから救援の連絡が来る。
迷いながらもいくことを決めるルーデウス。学校の友人の力を借り最速で合流してするが、ゼニスはヒドラに囚われ結晶化しており、探索チームであったロキシーが探索中にはぐれもう1ヶ月合流できていないという最悪の事態。そんな中でも友人から譲り受けた資料によりダンジョンを攻略し、ロキシーの救出にギリギリ成功。
ロキシーを加えヒドラとの戦いに挑み、皆の頑張りで戦いを有利に進めるが、遂にヒドラを倒すが、終盤にルーデウスを庇ってヒドラの直撃を受けたパウロが即死。
また助けたゼニスは話せない状態(常にぼーっとしている)となっており、ルーデウスは片腕を失っていた。
そんなマイナスの状況の中でロキシーとの仲が深まり(結論だけ見るとかなり鬼畜なのだが、実際は納得のいく展開)、シルファーの元に戻り、2人目の奥さんとしたいと相談して丸くおさまる。

最後はパウロの墓に子供とロキシーのことを報告して、終了。

感想
総評100点
良かった点
ストーリー展開、絵、キャラ
悪かった点
なし
レビュー
満点だけど何回も見たい作品ではない。
かなり見るのに力を使う作品。それだけ本気で作られているということかもだが。
ということは前期と同じ。

ストーリー展開にも書いたが、今期は上がって下がりでひと段落エンドなので心には優しい。
とはいえ下がる部分はこれまでの積み重ねによる特大だが。

ストーリー自体は良くまとまっており、今期はパウロを中心とした家族編の終末と、ルーデウスを中心とした家族編の始まりという対比がなかなかに美しい。
また、ひと段落としてのストーリーもなかなか素晴らしい。正直このまま終わってもなんの問題もないくらい綺麗にまとまっている。(ネタバレを見てしまったので本題がここからなのは知っているが。)
絵は前期に引き続き綺麗。
アクションシーンも派手。
キャラはひと段落ということで、ストーリー上出しようがないエリス以外は総登場。引き続き良いキャラが多く、特に序盤の相棒がいい感じ。新キャラではないが、再開した妹もいい感じ。

投稿 : 2024/11/13
閲覧 : 35
サンキュー:

3

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

20話を見てニッコリです。

一番見たいシーンが見れました。

恋に落ちる瞬間を見ました。

やはりロキシーは良い。幸せになってくれ…


無職転生がいいのは、やはり人間味溢れる物語ですよね。強いけど、人並み以上の苦労と葛藤があり、乗り越えられる困難、乗り越えられない、人生って大変だなと思わせる内容、そういうとこが大好きです。


3期も決定してニッコリです。
またまたここからが本番ですかね…

{netabare} ロキシーが初恋に落ちるシーン。
白馬の王子様がかっこよく登場するシーン。
一番見たかった。


正直、ロキシーを神の気配がするとか言って見つけられるの、人神発狂でしょ。ザマァですけども。



{/netabare}

投稿 : 2024/11/02
閲覧 : 94
サンキュー:

8

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

とりあえず簡単な感想

 原作は未読。
 前半は主人公であるルーデウス・グレイラット(以後ルディと表記)とシルフィエット(以後
シルフィと表記)の新婚生活、そしてルディの二人の妹であるノルンとアイシャを引き取り、
不仲だったルディとノルンの和解など、異世界が舞台ではあるが内容的にはほぼホームドラマ。

 後半は打って変わっての迷宮から母ゼニスを救出する冒険譚。
 結果、ゼニスの救出には成功するも、父パウロは死亡、ルディも片腕を失い、ゼニスも記憶を
失っているとその代償は大きすぎた。
 パウロの死に関してはあまりにも唐突で、死に際のルディとパウロのやり取りのような
ドラマティックなものもなく、それゆえに生々しく、「よりルディにはショック
だったのでは?」とは思わせるもの。

 結婚、子供の誕生、妹との再会と和解、父の死、母との再会・・・、本作はいつも以上に
家族というものに焦点を当てている印象で、その中心にいるルディが家族というものを大切に
思っていることが随所に知れる。
 転生前のルディは家族を軽んじているようなところがあり、こういうところに彼の成長が
見て取れる。

 ゼニス救出行において、ルディはロキシー・ミグルディアと再会、そして最終的にロキシーは
ルディの二人目の妻に。
 作品世界は一夫多妻が認められているのでルディが非難される言われはないのだが、視聴
している側は現代の恋愛観や結婚観を持っているため、ルディの行為を不快に感じる人もいそう。
 一夫多妻が認知されている世界だが、それを実践しているキャラが頻繁に登場しない点など、
現代の先進国とは異なる婚姻制度を異世界に構築したかったのではなく、単に合法的にルディを
ハーレム状態にしたかっただけに思えてしまう。
 一夫多妻は男性が女性を養う形で成立することが多いが、本作では女性冒険者がいるなど、
女性が経済的自立をしているケースもあるので、逆に「一妻多夫制があってもいいのでは?」と
思ってしまう。
 個人的には思い切ってシルフィやロキシーが別の男性ともくっついて、ルディがもやもやする
ぐらいやってくれてもいいぐらい。

2024/10/20

投稿 : 2024/10/20
閲覧 : 45
サンキュー:

2

みつき さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「家族だから大切」から「大切な家族」へ

このシーズンはルーデウスのスタンスを「転生者として異世界に来た」から「前世の経験がある六面世界の住人」に変えたシーズンだと思う。パウロやゼニスのことを本当の親だと実感したり、結婚について前世ではあり得ない決断をしたり、一期であったどこかゲームのように立ち振る舞いを決定するシーンが格段に減っている。ある意味ここから「ルーデウス・グレイラット」の物語が始まるのだと思う。三期が楽しみ。

投稿 : 2024/10/14
閲覧 : 31
サンキュー:

8

アニメ記録用垢 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

相変わらずの気持ち悪さ

エルフの名前忘れた女に操を立てるとか童貞がほざいていたと思えば、ロキシーにチンコを立てると言い出す始末。
一貫性もない非モテ童貞はただ気持ち悪い。
よほどパウロみたいなヤリチンのが好感度高い。
あとはパウロが死んでようやっとシリアス感出て来たのは良い。

投稿 : 2024/09/15
閲覧 : 39
サンキュー:

0

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人情ネタ

異世界ものが溢れかえっている昨今ですが,この作品が人気作となったのは,人情的な部分を丁寧に描いているからなんですかね.
今回も何となくジ~ンとくるシーンが多かったですし,この先ずっと見続けたい作品の一つになったような気がします.

一夫多妻的な部分は,女性はNGだと思いますが...
(赤髪さんともきっと・・・ですよね.)

投稿 : 2024/09/04
閲覧 : 37
サンキュー:

2

ネタバレ

血小板 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

転生の模範解答

 無職な前世、転生後の充実な人生、異世界という独自性を筆頭に、転生ものを創作するにあたって生じる重要な事情を完璧に掬い取って、ひとつの大皿に綺麗に表現してみせた。まさしく、転生ものの模範解答のような作品である。

 「転生」は力量によって、どこまでも深く主人公の人生を彫刻することができると、示した。この作品は一つの終着点であり、高いランドマークでもある。無職転生後に登場した転生ものの作品は、等しくこの目印を見上げていることだろう。


 以下、簡単な感想を書く。


 終盤、主人公であるルディは親という概念と今まで以上に真剣に対話することになる。ここで転生という重要な要素を回収する。それが本当に見事である。

 親であるパウロやゼニスは、ルディを別世界から転生してきた年齢的に成熟した大人などと、疑うことはなかった(到底そう考えるのは不可能である)。

 ルディは物覚えがよく、理性的で、変態で、まるで子供らしくない。それでも、父であるパウロに似て異性に積極的であり、母であるゼニスに似て優しい心を持った、彼らにとって正真正銘の息子であった。愛情を注ぎ、成長を見守り、幸せを願い、愛するルディという息子だった。

 しかし、ルディには転生の名をもった、自分にしか認識できない隔たりがあった。
 年齢的に成熟し、腐りかけた心をもって転生したルディには、彼らを親とみなすことができなかった。

 ルディは彼らよりも年長者だし、彼らはやはり親としてまだまだ発展途上の段階にいて、未熟であり、危うさがある。前世と違った才能と知識に恵まれ、異世界の新鮮な空気を吸い込んだルディには、もはや新しい親など、関心の的になかったのだ。

 なによりルディは自分を大人だと思っていた。パウロやゼニスの息子ではなく、ひとりでに転生してきた、本質的に成長のない、一人の大人でありたかったのだ。
 この気持ちはパウロが死んだ後でも変わることはなった。「俺は子供じゃないのに、パウロは父親だった」と、この時の心境を吐露までしている。

 しかし、これは誤りであるとルディは気づくことになる。

 迷宮から帰還したルディは修羅場を乗り越え、シルフィとの初めての子を抱いたとき、自覚した。
 体温の温もりに包まれ、ひたむきに呼吸をする新鮮な命を感じたとき、未経験の親という感情が芽生え、経験したはずの子という感情がルディの中で復活した。そして、涙が止まらなくなったのだ。新たな命の誕生と、後悔とで。

 皮肉にもルディは自分の子を抱くことで、パウロやゼニスの子供であることを気づかされた。パウロに叱られた時も、喧嘩した時も、ゼニスとパウロの関係がこじれそうになったときも、ルディは、遠い目で彼らを観ていた。   自分は前世で大人だったから。彼らよりも年長者だから。無職だった、けれど、彼らの子供になるのは、前世のプライドと記憶がどうしても許さなかった。

 だからルディは子供を演じていた。
 パウロやゼニスはルディに純粋な愛情を注いでいた。しかし、それは華麗にかわされていた。ルディが意図的にその愛情から逃げていた。
 ルディは大人だから、愛情を受ける資格はなかった。愛情は転生という壁に吸収されて、ルディにとって、すごく偽物まがいなものに見えた。それなのに、その愛情に甘えていた。
 
 そんな曖昧な立場に意図的に立っていた自分を、親という感情の芽生えとともに見つめなおした。
 ルディはパウロやゼニスの子供でなければならなかった。愛情を親身に受け止めなくてはならなかった。それが息子としての責務のはずだった。転生したとか、どうでもよかった。子供であることを全うしなくてはならなかった。それは彼らに対するルディの愛情になるはずだった。

 ルディは、彼らに息子として何もしてやれなかったことに気づいた。

 精一杯心臓を動かす初の我が子を抱いてルディは後悔した。しかし、パウロの心臓は動いていなかった。
 
 ルディは、パウロの墓に立ち、彼らの息子として、今後愛情を受けることはないのだと悟った。
 しかし、それでも、自分が今後必死に生きて、幸せになることができれば、それは息子として彼らに届けることができる、せめてもの愛情だと思った。

 息子として愛情を享受することは、もう、できないけど、届けようと、思った。
 こうしてルディは、パウロとゼニスのためにも幸せになることを決意した。



 転生により複雑化した親子関係を明快に描いたこの終盤は、まさしく最高である。

投稿 : 2024/08/30
閲覧 : 26
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3

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

シルフィ…(⚲□⚲)

シルフィの気持ちおもうとつらい…
ロキシーは可愛くて好きだけどそんなのない
シルフィいい子すぎるよおおお
ここでただのハーレム展開に立ち戻るのないよー
許せないもぅマヂ無理。

投稿 : 2024/08/26
閲覧 : 34
サンキュー:

2

ネタバレ

フリ-クス さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

クズの本懐

妻 「ねえあなた、会って欲しい人がいるんだけど」
夫 「へえ。誰?」
妻 「話したことなかったっけ、子供のころめっちゃ憧れてたセンパイ」
夫 「ああ……会うのはいいけど、なんで?」
妻 「あたしね……その人とも、結婚したいと思ってるの」
夫 「はいっ?」
妻 「ほら、こないだあなた出張中、あたしの父が死んじゃったでしょ」
夫 「うん」
妻 「あたし、めっちゃ落ち込んで……その時に再会して、優しくされて」
夫 「それ、つけこまれてない?」
妻 「で、なんか拒む気力もなくて……最後までしちゃったのね」
夫 「げふっ……だ、だからそれ、つけこまれてない?」
妻 「違うよっ。あの人はあたしのこと心配して、してくれたんだもんっ」
夫 「いや、だからそういうのを……あ~~もういいです」
妻 「で、すごく嬉しくて、あたしやっぱこの人、好きだなあって」
夫 「……で、僕と別れたい、と」
妻 「ううん、あなたのことも好き。だから彼を『第二夫』にしたいなって」
夫 「じゅ、重婚っすか。そそそ、それってもう、浮気ってレベルの話じゃないよね?」
妻 「うん、本気の話。あたし、自分に正直になりたいの」
夫 「あの~~正直過ぎませんか?」
妻 「ほら、あたしってオトコとかあっちなこととか好きでしょう?
   毎日好きな男二人に囲まれて生活して、
   かわりばんこにあんなことやこんなことって、サイコ-だと思わない?」
夫 「だから正直すぎるだろっ」
妻 「そっちの方が、あなたもコーフンするかも知れないし」
夫 「僕のため、みたいな言い方やめて。あと、そういう性癖ありません」
妻 「あたしも、最初はさすがにないかなって思ったのよ。
   でも、友だちが背中おしてくれて……」
夫 「お友だちのせいにするのもやめて。これ、キミの意志だよね?」
妻 「お願い、あの人のこと認めて。あなたのこともきっと幸せにするから」
夫 「いや、この話のどこに、僕が幸せになれる要素が?」
妻 「あなた、自分のことばっかり……。
   いっつもそうじゃない、ちょっとはあたしの気持ちも考えてよ。
   あなた、あたしのこと幸せにするって誓ったじゃない。
   あたしは、あの人のこともあなたのことも好きなの、
   だから三人で幸せになりたいのっ」
夫 「え~~~……」

げに恐ろしきは『ジブンに正直な人』であります。
がんばれ、旦那さん。


さて、大人気の異世界転生モノ『無職転生 Ⅱ』の第二ク-ルは、
平たく言っちゃうと、
前フリ会話劇のような論理がリッパに成立してしまうおハナシであります。

もちろん、いろいろオブラートに包んだり、
ちゃんと考えてるっぽいエピも散りばめられておりますが、
とどのつまりはそういうこと。ぜひもなし。

異世界モノガタリですから、日本の法律や倫理観は機能しておりません。
だからまあ、コトをコンプラうんぬんで語るのは詮無きことかと。
(てか、そもそもアニメだし)。
しっかし、
ED治ったと思ったら、いきなりなにやってんだ、ルディ。
(わかんない方は、第一ク-ルからどうぞ)


さて、この第二ク-ルは、
まんま第一ク-ルの『続き』なのですが、
ただ単にアソコのナニを克服するだけのことに13話まるっと費やして、
テ-マもへったくれもあったもんじゃなかった前ク-ルと違い、
ばくっとした大きなテーマをもっています。

拙は勝手に本作品の通奏的なテ-マを
  『人間の業と再生』
みたいなモノだと愚考しているわけなんですが、
その『ヒトとしての再生』過程における社会構成の最小単位、
いわゆる『家族』というものが、
本ク-ルのサブテーマとして流れているんですよね。

  13話から15話までが 『妻(結婚)』
  16話から18話までが 『妹(兄弟姉妹)』
  19話から22話までが 『親』

ここらへんあたりまでは、
好き嫌いは横に置いておくとして、
イッパン論的にわりとキレイな物語が紡がれていきます。

ただし、それで終わらないのが『無職転生』クオリティ。

ラスト二話、23話と24話でハナシがもっかい『妻(結婚)』に戻り、
  ちょっとは成長したじゃん、ルディ
といったそれまでの評価をブチこわしてくれやがります。
自己憐憫の次は自己陶酔かよって感じで、
なんかもういろいろセッキョ-したくなる話の畳み方なのでありました。


物語の前半部、
新婚ベタ甘生活から妹たち(ノルンとアイシャ)との同居生活のくだりは、
正直言って拙的にあんまり面白くありません。
もちろん、こういうのがお好きな方はお好きなのでしょうが、
ハナシの起伏が平坦でもったりしており、
拙は「いいから早よ、ツギ」とか思って見ておりました。

  ケッコンって素晴らしい、という甘々生活から始まって、
  いじけた妹を心配するおにいちゃん奮闘記、
  懐かしのホームドラマ異世界版がぐだぐだと続きます。

  全体的なハナシの進行や人物相関の明確化という点から、
  外せないプロットではあるのですが、
  ていねいに描きすぎてハナシが間延びしちゃった感が否めません。
  (それにしてもアイシャは、けなげでよい子ですね。鍛えられてます)


物語の中盤、
ギ-スからの『救援求む』の手紙を受け取ってから、
ハナシはがぜん面白くなります。
ただし、
すんなりベガリット大陸に行こうとしないルディがなんだかな。

  ヒトガミやエリナリ-ゼに何を言われようが、
  親がピンチで救援を求めてきていて、
  ジブンの家族は友人・仲間がしっかり守ってくれる環境なのだから、
  行く・行かないを迷うあたりでニンゲン失格。
  ごちゃごちゃとアタマの中で行かない理由を並べ立ててますが、

              いや行けよ

  としか思いようがありません。
  家長としてのセキニンカンみたいなハナシではなく、
  こんなの、単なる『守りに入ったおっさん』状態ではあるまいかと。

  で、自分で行こうとするノルンの姿をみて、
  ようやく覚悟をきめて重い腰を上げるとかね、もうね。
  ぜんぜん『いいお兄ちゃん』してませんやん。


で、ベガリット大陸行きを決めてからは物語がアクティヴになって、
テンポよく視聴者を惹きつけながら、
ダンジョンでの悲劇に向かって展開してまいります。{netabare}

  エリナリ-ゼとの砂漠旅。
  ラパンの町で父親(パウロ)、そしてダンジョンでロキシーと再会。
  ダンジョン攻略、ヒュドラとの死闘。
  パウロの死。
  救出に成功したものの、廃人化した母親(ゼニス)。 {/netabare}

  まさに『上質な異世界冒険譚』といった感じで、
  息つく暇もなく、
  リアリティのある残酷な結末へと物語が収束していきます。

  映像にもいちいちリキはいっていて、
  作画さん、
  描いていて楽しかったんじゃないかしら、と思いを馳せてみたり。

この間、ルディの言動はけっこうまともで、
ちゃんと異世界冒険譚の主人公ポジションをつとめております。
  おお、成長したじゃん、見直したわ
と思われた方も多かったのではあるまいかと愚考いたします。

ただまあ、ロキシーに結婚の報告をしない、という
  指輪を外してパ-ティに行き、女の子にコナかけるオヤジ
的なアレはあるんですが、
ちゃらちゃらしたお見合いパ-ティではなく、
ゼニス(母親)救出という目的を持ったガチパ-ティであるため、
この段階では「こらこら」程度でお目こぼし可。

ただし『けっこうまともなルーデウス』はこのあたりまで。

ダンジョン攻略終了後は、
ニンゲンとしての未熟さといいますか、
くすぶっていたヒキニ-トの思考回路が燃え上がります。まさに火の鳥。
{netabare}
  まず、ルディをかばって亡くなった父親(パウロ)について、
  まるで自分一人だけが大事な人を失ったように、
  周囲にカリカリしながら悲嘆に暮れているあたりで、なんだかな。

  そもそも心の中で『名前呼び』を続けて父親扱いしておらず、
  今回だって来るつもりなかったんですよこのヒト。
  それを『自分を息子と思ってくれていた』と気づいたからってアンタ。

  かたやパ-ティメンバーは、
  長年、パウロと命を預け合って苦楽を共にしてきた仲間たち。
  ロキシーだって第二の家族として慕っていたし、
  宿で待っていたリ-リャなんか、
  パウロの第二夫人であり、子ども(アイシャ)まで産んでいますしね。

  それぞれが気が狂うほど哀しい思いを抱えているのに、
  そういうのはガン無視。
  そして、オレだけがつらいんだヅラ。

       あんた、そんな顔する資格ないでしょうに。

  さらに、下心満載でなぐさめ夜這いをかけてきたロキシーを、
  ケッコンしている事実を伝えることもなく完食。
  で、翌朝すっかり元気になりましたとかね、なんかね、もうね。{/netabare}


でもまあ、それだけで済んでいれば「しゃ~ねえな」というハナシなんですが、
もちろんそれだけで収まるハズもなく、ここからがルディの本領発揮。
クズの本懐、重婚ハ-レムに向けて突っ走ってまいります。
{netabare}
  そもそも父親のパウロが妻を二人娶っていた理由というのは、
  愛情モンダイなどではなく『デキ婚』だったんですよね。
  リ-リャにうまいこと誘惑されて、デキちゃいましたごめんなさいという話。

  ですから、
  正妻ゼニスに対する『ニクタイ的な裏切り』はあっても、
  そこに『精神的な裏切り』はありません。
  もちろんニクタイ的な裏切りも決してよろしくはありませんが、
  そこはまあ、その、あの、えっと、ほら、なんだ。

  で、リ-リャを第二夫人として迎えることになったのも、
  なんにも言わせてもらえないパウロを尻目に、
  出ていこうとするリ-リャをゼニスが男前な判断で引き止めたまでのこと。

  かたや、ルディには『とるべき責任』がありません。

    むかし憧れていた年上のおねいさんとチョメチョメしちゃいました、

  ほんとそれだけの話なんです。

  ロキシーの方からベッドにもぐりこんできたわけだし、
  ルディが結婚していることを承知の上でのもぐりこみだったし、
  もちろん、できちゃった、なんてこともありません。

  そして相手は、見かけロリはいってるだけで100歳以上も年上。
  
  たとえお互いに好き同士であったとしても、
  こういうことは封印して鍵をかけ、
  黙って墓場までもっていくのが既婚者のたしなみではなかろうかと。
{/netabare}

ただですね、やっぱりと言うかですね、
ルディには持ち合わせがないわけなんですよ、既婚者のたしなみとか。

だってもともとキモデブヲタDTヒキニ-ト。
基本、ジブンのことばっかしで、
コンプラうんぬんのまえに『ヒトとしてのあれやこれや』が備わっておりません。
{netabare}
ロキシーを第二夫人にしていいかシルフィにお伺いを立てる、
ということで『正々堂々フェアにやっている』ように見せかけていますが、
それはただセキニンをなすりつけているだけのことかと。

  シルフィにしてみたら、
  帰らせていただく『お里』がないわけなんです。
  それどころか、
  ルディの屋敷を出たところで住む家も、
  乳飲み子を抱えて生きていくためのケーザイ力もありません。

  ですから『ぶち切れて出ていく』という選択肢は最初からないんです。
  身重のカラダであることが、
  オンナの幸せではなく『足枷』になってしまってるんですね。
  (そういうカラダにしたのはもちろんルディ)

  で、ロキシーを追い返したところで、
  ルディが未練たらたらでロキシーを思い続けるであろうことは容易に推察できます。
  この世界は重婚がコンプラ的にセーフですから、
  なんならシルフィの方が、
  独占欲で恋路をじゃました悪者ポジションにされるかも知れません。

  セ-ヨクに負けて××しちゃいましたあ、という話ならば、
  ぶち切れて何日かクチをきかず、
  可能な限り大きな『貸し』をつくって許してやればいいんです。

    それと『この女も好きだから第二妻にする』は全く別もの。

    ルディが選んだのは、
    一人のオンナを100愛するという生き方ではなく、
      ふたりのオンナを50:50で愛する
    という生き方に他なりません。
    (どっちも100というのはキレイゴトorうそっぱち)

  ゼロから50になるロキシーはともかく、
  100から50にされるシルフィにとっては
  たまったもんじゃありません。

  話を聞いてノルンがぎゃんぎゃん言ってたことは、まさに正論。
  かたや、
  自分の置かれた立場をすばやく計算し、

    あ~~それじゃあたしも50でついてけば、
    子どもと今の生活守れるのね

  という判断をくだしたシルフィは立派、男前、そして賢いかと。
  しゃあないな風に笑顔で認めるところが、
  オンナの強さとしたたかさを如実に表しています(てかちょっと怖いかも)。

  で、肝心のルディは、
  そういうことはなんにも理解せず、
  パウロの墓前で
    父さん、僕もこれでいっぱしの男になったよ
  みたいな感じに自己陶酔のラストシーン。

    ほんともう、後ろからバットでアタマ殴ってやろうかしら。
{/netabare}



それでも拙的な作品のオススメ度は、Aクラス。

映像・音楽・お芝居すべての面で標準を軽々クリアしており、
ほかのしょうもない『なろう系』見るぐらいなら、
ぜひぜひこっちを、と言えるレベルにまで達しております。

物語の根幹は
  もしも骨の髄まで腐りきったキモデブヲタDTヒキニ-トが
  金髪美少年として中世・牧歌的な異世界に転生したら
というものであり、
その背骨は一ミリたりとも揺らいでおりません。

社会経験・人生経験・恋愛経験なんもなし。
ジブンの受けた傷を理由に罪なき両親に寄生してぶくぶく肥え太り、
その親の葬式にも出なかったゴミ野郎。

そういうやつがパツキン美形に転生してモテモテになったら
そりゃあこのぐらいするわなあ、
ということをそのまんまいたしている物語にございます。

  もちろん平常運転のときは、
  周囲に気を配れるぐらいにニンゲン的な成長をしております。
  してはいるのですが、
  イザ、というときに前世の『業』が顔を出しちゃうんですよね。
  極端に視野の狭い、ジブン至上主義。

  ここのところは物語開始時から一ミリもぶれておりません。
  武道でも舞踊でも、
  正中線の揺らがない所作は美しいものであります。

  こんなの転生まったくカンケイないやん、
  という『エセ転生モノ』が横行する昨今のアニメ業界において、
  実に希少な『背骨のちゃんとした物語』だと拙は評価しています(←石丸ふう)。

  じわじわと『それなりに』成長している部分と、
  やっぱダメじゃんこいつ、という部分、
  その比率が回を追うごとビミョーに変化しているところが実によきです。


男性視聴者の多くを『いいなあ、うらやましいなあ』と唸らせ、
女性視聴者の多くに『死ねば?』と思わせたであろう本ク-ルですが、
物語はまだまだ続きます。

今後、どんなふうに視聴者の予想を裏切ってくれるのか、目が離せません。

  あくまでも拙的には、ですが、
  アイシャがどんだけ『いい子』に育つのか、
  秘かに楽しみにしております。
  (これ、高田憂希さんの手柄ですね)
  そこのところだけは、裏切って欲しくないかなあ。

いずれにいたしましても、
良きにつれ悪しきにつれ『人のカタチ』をしていて崩れない、
上質な異世界冒険譚に仕上がっております。
  はあ? なろう系転生モノ? いらんいらん。
という方にもオススメできる逸品かと。

未視聴の方がおられましたら、
ぜひぜひ第一話からご賞味あれ。

     けっこう気持ちよくイラっとできますよ。

投稿 : 2024/08/23
閲覧 : 130
サンキュー:

22

ネタバレ

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界は思いもよらず身近なもの??

異世界転生ものですが、どこかの国のリアルなお話にも聞こえます。
少し時代をさかのぼってみれば、そんなに昔じゃない日本にもあったお話です。
例えば、明治天皇は、一婦五側室(正妻1人、側室5人)で、子どもは15人も生まれています。

妾(側室)制度が消失したのは、刑法(明治13年)、戸籍法(同19年)、民法(同31年)の改正・施行によってです。
民法に照らせば、126年前までは、妾の存在は異世界でもなんでもない、言うなら至極当たり前の庶民文化だったのです。

また、世界を見渡せば、アフリカの一部には、現在でも一夫多妻制が散見されます。
その背景については、お調べいただければと思います。

足元の日本でも、男性に限ってですが、合法的に重婚ができる可能性があるみたいです。
女性の場合でも、自分の意志でハーレムの世界に飛び込む方もいらっしゃいます。
もちろんそれらは日本的な道徳や倫理性の是非を横に置く話なんでしょうけど。

ルーデウス(男性)の立場性から言うと、お相手は、ある外国の女性とならという条件です。
この場合、男性は女性側の宗教に改宗する必要がありますが、これらの条件をクリアしたら、複数の妻を持てる可能性があるみたいです。
ミリス教徒のノルンが知ったら、間違いなく激おこですね。

ちなみに民法第748条第1項によると、婚姻(重婚)の取消しについては「将来に向かってのみその効力を生ずる」とありますから、取消しが決定するまでに生まれた子どもの出生届も受理される(その後もずっと認められる)ということになります。

そう思うと、シルフィーとロキシー、ゼニスとリーリャ、ノルンとアイシャのような関係性が、合法的な家族として成立するわけです。
世界はなんと広く、懐はどんなに深く、私など無知の知の人としか言いようがありません。

ということで、波乱万丈にも、奇想天外にも思えるルーデウスの生き方や振る舞いが、現実の法に照らしても有効なものとして成立する可能性がある・・・。

いかがでしょう。
シルフィーを愛し、ロキシーにも幸せになってほしいと願ったルーデウスに、いくらかの親近感が湧いた方は、いらっしゃるでしょうか。
まぁ、日本人の常識的な感覚なら、親しみも何も、どうにも笑っちゃうようなお話なんでしょうけど、ね。


現実世界の公序良俗は、当然、異世界のそれとは実相も内実も違います。

まれに、日本の男性が、籍を入れずに複数の女性と共同生活を営んでいるニュースが流れますが、生まれる子どもの福祉には適っていない選択だと思うので、私には理解不能でしかなく、そういうスタイルは真向反対です。

やっぱり、異世界転生のハーレムものは、あらぬ理想もの、どこかの空想ものとしてきちんと区別し、アニメの中で、ささやかに、つましく嗜むのが正しいお作法だろうと思います。


~異世界行ったら本気出す~。

ルーデウスとしてそこに生まれ、ナナホシに「日本には戻らない」と宣言した前世の男。

否応なしに冒険者となった彼は、目の前で父を亡くすことも、障害のある母を養っていくことも、複数の女性を愛する覚悟と度量を持つことも、本当は相当に大変な "本気" なんだろうと思います。

これからの展開がどうなるのか、ちょっと気が重いところもありますが、そんなルーデウスなりの "本気" を、本気で応援する気持ちは持ち続けたいなと思っています。

投稿 : 2024/08/23
閲覧 : 73
サンキュー:

9

ネタバレ

A. さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

IIの1〜2クールも観終わって。

原作未読。

OPだけど、無職転生(Ⅱじゃない方)の段落?ごとにOPが違って、それがすごく気に入っていただけにちょっとショックだった。
零話では{netabare}ふと思い出してはいたシルフィが転移事件後どうしていたかのお話があったり、父パウロのことや、「家族」がもう一つのテーマなのかなと思ったり。あとEDね。
今思うとED治すために大学入ったってとこだけ聞くとシュールだね。{/netabare}
IIでは拉致監禁とか奴隷とかサラリとやってたけど、1番嫌だったのは{netabare}ハーレム展開。まさかとは思ってたけど、結局転生やなろう系って…って思っちゃった。ノルンもっと言ってやれって思いながら観てたよ。Ⅲで嫁あと1〜2人増えるん?って思った。{/netabare}
でもなんだかんだでこの大河ファンタジーを最後まで見届けたいって思える作品。

投稿 : 2024/08/21
閲覧 : 36
サンキュー:

3

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

各キャラの心情がとてもリアルに描かれてます(。・о・。)

冒険よりも家族間の話中心です。
シルフィとの生活から、兄妹の確執、最後は親子の絆というような少し重い話ですが、両親の結末を見ると本当に泣けてきます( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
各キャラの細かい心情がとても上手く描かれているなと感じました!
それぞれの感情もただの異世界の話ではなく、見ているこっちも感情移入してしまうような作品でした(*^^*)
無職転生のシリーズ中で1番人間くさい話です( •́ฅ•̀ )

投稿 : 2024/08/16
閲覧 : 30
サンキュー:

2

koaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

( ̄へ ̄|||) ウーム

どうなんだろう・・・
ここまでくると、見る人を選ぶのかな?
個人的には、仲間が全員集合っていうのは
ワクワクしたんですけどね・・・
それ以降がちょっと・・・

投稿 : 2024/08/15
閲覧 : 46
サンキュー:

2

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

挑戦的

原作は読んでいない

{netabare}2期の1クール目もEDを扱っていて驚いたけど、今期でも、披露宴が描かれたり、ノルンの不登校が描かれたり、ロキシーが二人目の妻になったりと、アニメではあんまり描かれない珍しい展開が多かった
深夜アニメの枠で考えても、異世界転生ものの枠で考えても、予想外で挑戦的な展開をしていくストーリーですごくよかった

1期は良くも悪くも「小説家になろう」発の作品だなぁという感じが強かったが、話が進むにつれて、舞台設定やキャラ設定はなろうだけど、ストーリーは一般小説に寄ってきたような感じがする

作画は相変わらずきれいかつ丁寧で、特に22話のバトル作画は圧巻だった

離れ離れになった家族も一応見つかり、今後の目的なり目標がなくなったような状態かと思うが、これまでの展開が予想外だっただけに、今後の展開も読めない。どう話が展開していくのか気になる{/netabare}

投稿 : 2024/08/14
閲覧 : 35
サンキュー:

5

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ロ・・ロキシーががが・・・

幸せの絶頂期に、なんでか知らないけど母親が捕まって

父親があんなことになって

個人的にはロキシー推しだったのでようやく登場したかと思ったらあんな急展開になるなんて。

結局、父親と同じような選択を・・

誰かの原作ネタバレをチラ見してしまったせいでこうなることは予想してましたが。

そこかしこで泣かせていただきましたし、結末も良かったかと。

でももう少しロキシーの子供とか、彼女の幸せなシーンも見せて欲しかったかな。

投稿 : 2024/08/12
閲覧 : 51
サンキュー:

5

ネタバレ

ごまちる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

主人公のクズさ

相変わらず…というところ。
原作よりもアニメが良い。

パウロが死んで…うーん。
せっかく頑張ってきたのに、という感じ。
ハッピーエンドにはいかない。
まぁ、そういう強いインパクトがある方が印象が残るからね。

投稿 : 2024/08/11
閲覧 : 51
サンキュー:

0

ガオガエンイズコ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

きもいのが無理なら...

過激なシーンが多いため、批判が多そうですが、この作画や世界観がすごいアニメを、あまり否定的な評価では埋めたくないですね。

投稿 : 2024/08/06
閲覧 : 79
サンキュー:

1

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ついに本気になった無職の明日はどっちだ

無職がトラックにはねられ異世界転生する、おなじみ異世界転生なろう系アニメ、無職転生シーズンⅡの2クール目。
前クールでシルフィエットと再会、再会そして合体、ルーデウスを悩ませていた勃起不全から立ち直り、るんるん気分の2クール目開始です。

1クール目はやはりEDの悩みとその解消のために奮戦するイメージが強いのですが、それも含めて、辛い現実からの脱却が描かれているように思いました。
1クール目のダウナースタートと、比較的暗い展開に比べると、2クールは無職らしい展開だったように思います。
股間の息子復活早々にギャル獣人のぶっとい太ももにエロい目線を向けるあたり、心からの祝福を送りたいですね。
ただ、ギャル獣人盗撮やナナホシの匂いを執拗に嗅ぎまくるような変態行為は行われず、やはり基本的には紳士なあたりが残念です。
EDのときに無くしたなにかを取り戻せずにいるように見受けられます。

ただしその滾る性欲は妻となったシルフィエットにぶつけにぶつけまくったらしく、ある日、子供ができたことを知る。
一緒に共にいることを誓うルーデウスだったが、ある日、父・パウロから、助けを乞う手紙を受け取る。
苦悩するルーデウスだが、家族のため、ベガリット大陸へ向かうことを決意する、という展開です。
その後、結構過酷な展開が待ち受けます。
すけべ無職が努力無しで無双できるほど異世界甘くなく、ご都合主義的なところは感じるものの、待ち受ける"苦難"に押しつぶされそうになりながら、それでもこの世界で生きてゆくシーズンⅡでした。
タイトルからもZ世代向けのダメアニメのように見えますが、意外に骨のある作品なので、古残のアニメファンにもおすすめします。
最後は不覚にも感涙しそうになる終わり方ですが、それは別としても、家族の前とか通勤時に見るのはおすすめしないですね。
前作もですが、本作も下半身がワクワクする展開があるため、そのあたりもしっかり"無職転生"で個人的には満足でした。
ルーデウスの変態性欲爆発の結果ではなく、非常に誠実な対応であったあたりがやや不満感残りますが、それでもよかったんじゃないかなと思います。

本作でシーズンⅡが本作で終わり、一旦、区切りがつきます。
エリスとの再会など、課題は残っているものの、アニメは本作で終わりとしても良いくらいの満足感でした。
原作ではもちろん続きが書かれているので、私的にはアニメでも続きが見たいですね。

投稿 : 2024/07/28
閲覧 : 46
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4

ネタバレ

やっほーβ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私的に今期最高でした。

一期も良かったけど、二期前半を見た際はどうなるかと思いましたが、後半を見てやはり良い作品だと感じました。
早めに三期をお願いしたいものです。

投稿 : 2024/07/23
閲覧 : 52
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1

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

終わっちゃった

面白いですね 続きはいつするのかなぁ

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 27
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1

かとー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

地味だけどクオリティが非常に高い作品

エッチなの全面に出すから男が好きな異世界の作品に思いがちだけど、作画やストーリーは相当レベルが高い。女性キャラはキャラもできてるし、ハーレム作品でもあるから人気があるのは納得。次はエリス編かな。僕もロキシーといかがわしい事たくさんしたいです。シルフィーとも!フェミ達が発狂しそうだけど、二次元くらい女の子に夢をみたい!

投稿 : 2024/07/15
閲覧 : 38
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2

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えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終わってみればみごとな、ファミリーストーリーでした。

1期の前半で、新生児として転生し、前世のトラウマと戦い成長する幼い日々を、
後半では大災厄が起こっていきなり「魔大陸」に飛ばされてからの数年に及ぶ過酷な旅を、
2期前半では、あまりに大変(?)な身体の不調に悩み克服する学園生活(笑)を描いて来た、
ラノベ版大河ドラマとも言われるこの作品。
2期後半にいたって{netabare}無風で平和なホームドラマになっちゃった?
正直言って退屈(-_-;)と思いながら、
それでも観続けて来たら、今日放送の18話「ターニングポイント3」で、
ようやくお話が大きく動きそう!{/netabare}俄然期待値が上がって来ました!

これからの、ルーデウスの{netabare}、「行けば必ず後悔する」とヒトガミに言われる
「ベガリット大陸」への冒険の{/netabare}旅、楽しくなりそうです(^^♪


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終わっちゃいました、無職転生Ⅱ、第2クール。

第2クール観終わって思ったこと。それは、{netabare}「やっぱり無職転生はよく出来ているなあ」ということでした。
私みたいに、このクール中盤までを「つまんない」と感じてたのは、
どうやら少数派だったみたいですけど、
私みたいな、シルフィの懐妊とか、ノルンの引きこもりとか、七星さんの挫折と再起とかを斜めに見てきても、
迷宮からお母さんを救出するための冒険譚が、
パウロの死に繋がっていて、ルディが異世界の引きこもりではなくてパウロの息子なんだ、と実感したり、
ロキシーとの(待望の)再会と、ルディからのプロポーズとその顛末とか、
ファミリーストーリーだけど普通のホームドラマとは全く違う、
人と人との関係性、剥き出しの感情の衝突など、
見事に収斂していく、重くて厳しいドラマだったなあと納得させられたのでした。
「いい作品を観れてよかった」という満足感とともに、
エリスが再登場して来たら{/netabare}この先どんな修羅場が?!と気にしないでいられないことになったのでした。

投稿 : 2024/07/13
閲覧 : 176
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22

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くにちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

鳥肌がたちました。

正直、Ⅱの最初の5話の段階で見るのを止めようかと思った位(ルゥディスの鬱的状態が見るに耐えられず)だったのですが、最後の怒涛の展開で、一気に引き込まれました。ハッピーエンドとはいかなかったですが、主人公の成長が何よりも喜ばしいてす。

投稿 : 2024/07/10
閲覧 : 67
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1

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ヤマナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好みが分かれる結末。

初見評価
前作まで全話視聴済み。
出先だけど待ちきれずタブレットで見ようと思ったのだけど、冒頭数枚の作画が相変わらずでタブレットで見るのがもったいなく帰ってテレビで見ることにした。

とりあえず1話ではイチャイチャを見せつけられる(笑
前回の話の振り返りじゃないけど、ひと段落って感じ。
楽しみ♪

最終話まで視聴
んー。21話まではよかった。紆余曲折ありながらも皆で協力し懐かしいキャラも登場し戦闘もありとてもよかった。
大きな転換となった22話。個人的には好きとは言えないけどでも、嫌いではない。もどかしい気持ちになりながらもより一層物語に気持ちが入った。
それ以降が、んー。個人的にシルフィが好きすぎてえー!となってしまう。
まあ、親も親だしそれに自分の常識なんて世界に出たら非常識ってのもわかるけど、、、。
最後2話のルディはとてもカッコいいと言えるものではないし、魅力的でもない。
共感することも難しい。{netabare}
辛いとはいえ心配してる人に怒鳴るは新婚なのに雰囲気に流されるは、挙句の果てに妊娠中の嫁に浮気相手連れて行って結婚するとか正気の沙汰じゃない。
せめて、出産の後にしろよ、妊婦にショック与えかねないことするなよ。
それに誤ってるときも、怒られて逆切れ気味に言い返すのも頭おかしいし、
生きる気力を失ったとか耳を疑ったよ。シルフィや生まれてくる子供は生きる気力にならないってこと?それ本人に言うとかどおいう神経してるの?
そしてそれらをすべて受け入れるシルフィも都合が良すぎる。
この流れだとエリスも結婚するんだろうな。{/netabare}

と、軽く綴ったけどこれだけ感情が動く作品ってのはいい作品だからこそ。
他の駄作ハーレム作品なんて山ほどあるけどそれほど考えることはほとんどない。

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 102
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3

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

死んでも母さんを助けろ!

ラノア魔法大学から迷宮攻略で魔力災害からの一家離散が終結するまで。
シルフィとの結婚、ノルンを通して家族の繋がり、パウロの父親というもの等、家族を中心に物語がつづられていく。パウロのルディへの想いと、ルディの葛藤と成長がとにかくよい。
今期で一区切り感はあったが、1期の伏線等回収できてないままのものはそのままで3期制作策決定。
今後も楽しみ。

100点中90点

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 42
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1

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

間が開いて忘れそうな

2期の2クール目12話くらい

そう、2期を見て少し経ったので存在を忘れかけていましたあ。そして見た感想はストーリーは心地よいです。

転生ものなのですが、ほぼほぼファンタジーで人生ドラマ。
転生前のどうしようもなかった主人公が異世界で前向きに生きて挫折し、人生を進んでいく。

今回は人生の節目になるイベントがたくさん。
私たちの人生にもある節目ですね。
またひと回り大きくなった主人公の成長を感じました。

転生ものなのですが、作者が転生だったことを忘れてるんじゃないか心配になるくらいの異世界どっぷり。
たまに思い出したように白い人が出てきますね。

アニメ化当初に完結までやるという気合いを聞いたような記憶があるのですが、まだまだ続くのかな。
いいアニメなのでまた忘れた頃に3期を期待しながら待つとします。

投稿 : 2024/07/08
閲覧 : 42
サンキュー:

1

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

異世界ハーレムを真面目に真摯に描写した作品

とても良かった。他の方が述べられていた通り壮大な大河として素晴らしい作品なのはやはり間違いないが、同時に異世界ハーレムをこれほどまでに真面目に描写した作品を少なくとも自分は他に知らない。

そもそも異世界ハーレムとは性質上どうしてもコメディーとして扱われがちだが、世界観、人、細かな心理描写を丁寧に、そして敬意を持って表現され、知る中ではかつてないくらい真摯に異世界ハーレムをやっている。

相変わらず多くは語らず、カットで匂わせるが、エリスの後ろ姿が映ったのがとても気になったし、続きが見たくなった。めでたく3期が決定となったので首を長くしながら気長に待ちたい。

最終話ED後のルディを高く掲げるパウロの一枚絵が切なくて泣けました。

投稿 : 2024/07/06
閲覧 : 73
サンキュー:

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無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クールのストーリー・あらすじ

2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始されて以来絶大な人気を誇る“なろう系ラノベのパイオニア”『無職転生 ~異世界行ったら本気だす~』。理不尽な孫の手の著による本作は、多くの作品が生み出されている「異世界転生系ラノベ」「なろう系小説」のまさに先駆者的作品であり、幅広いファンを獲得している当ジャンルの代表作。働きもせず他人と関わりもせず、ただ部屋に引きこもってゲームやネットに明け暮れるだけの34歳のニート男が、ある日交通事故に遭い死亡…したと思った次の瞬間、剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生!少年ルーデウスとして生まれ変わった男が、前世の記憶と後悔を糧に、出会いや試練に直面しながら「今度こそ本気で生きていく」姿と壮大な冒険が描かれる大河ファンタジー。(TVアニメ動画『無職転生 Ⅱ ~異世界行ったら本気だす~ 第2クール』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2024年春アニメ

声優・キャラクター

ルーデウス・グレイラット:内山夕実
前世の男:杉田智和
シルフィエット:茅野愛衣
ノルン・グレイラット:会沢紗弥
アイシャ・グレイラット:高田憂希
アリエル・アネモイ・アスラ:上田麗奈
ルーク・ノトス・グレイラット:興津和幸
エリナリーゼ・ドラゴンロード:田中理恵
ナナホシ/サイレント・セブンスター:若山詩音
ザノバ・シーローン:鶴岡聡
クリフ・グリモル:逢坂良太
ジュリエット:諸星すみれ
リニアーナ・デドルディア:ファイルーズあい
プルセナ・アドルディア:田中美海
バーディガーディ:楠大典

スタッフ

原作:理不尽な孫の手(MFブックス/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:シロタカ
原作企画:フロンティアワークス
監督:渋谷亮介
シリーズ構成:大野敏哉
キャラクターデザイン:嶋田真恵 齊藤佳子
総作画監督:世良コータ 五十子忍 孫弘志
美術監督:三宅昌和
色彩設計:土居真紀子
撮影監督:頓所信二
編集:三嶋章紀
音響監督:明田川仁
音響効果:上野励
音楽:藤澤慶昌
プロデュース:EGG FIRM
制作:スタジオバインド

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