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「るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 星霜編(OVA)」

総合得点
68.5
感想・評価
246
棚に入れた
1419
ランキング
2011
★★★★☆ 3.8 (246)
物語
3.8
作画
3.9
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.8

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るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 星霜編の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

QdXYR85362 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何年経っても色褪せないるろうに剣心最高傑作

るろうに剣心がジャンプで読み切りスタートした時、私は小学生でした。
明治の、その時代を知らない者にとってはあまりに魅力的な空気感、変革の世の中で時代に取り残されながらも孤高に存在する剣士の姿、重たい何かを思わせる謎の過去、キラキラした気持ちでカラーの中表紙を切り抜いて大切に保管した思い出が今でも鮮明に蘇ります。

その後、連載がスタートし、アニメ化も始まり、一大ムーブメントとなっていくわけですが、そんなブームとは裏腹に、私の心は乗り切れず逆に少し冷めていました。

剣心が背負っているものは、あまりに重い。その重さに対して、作中での心理描写や演出があまりに軽いシーンが散見されたからです。コミックでは作者である和月氏の意図がよく説明されており、原作ではまだそれはそれで楽しめるレベルだったのですが、アニメではその方向性が更に助長されていたように思います。

そんな潜在的な「これじゃないんだよなぁ」感を良い意味でぶち抜いてくれたのがOVA版の追憶編でした。この作品に対する評価は多くの方が絶賛をもって書かれているのでここでは述べません。

そして、そのOVA版追憶編の流れを組み、長年、ずっと心のしこりにあった、「人を殺め続けてきた人が抱える葛藤の重さはこんなものではないはずではないか?」という疑問に答えてくれたのがこの星霜編です。

暗い、と形容する方が多いですが、ただひたすらに美しい、と自分は感じました。
歳を重ねて、前よりは少しだけ違う立場の人の気持ちも理解できるようになってきた副産物として、逆に物語への共感性が揺らいで若い頃は感動したものでも今見るとチープに見えていったりする悲しい現象が発生しがちなのでが、この作品は今見ても約20年前、大学生になった自分が観て流した涙と同じものが流れます。

自分の罪と信念にどこまでも向き合って生きていく。それが人生じゃないかと。そしてそんな人生の締め括らせ方をあまりにも美しく、完璧な形で描いています。
剣心ではなく、共に人生を歩むことを決めた薫の目を通したストーリーテリングとすることで、あの短い尺に回想も含めて無理なく全てを詰め込めているのも見事です。

当時、唯一理解できなかったのが薫が剣心と同じ病を共有するというくだりなのですが、結婚して、自分よりも大切な人ができて、歳を重ねた今となってようやく共感めいたものを感じます。約10年ぶりに視聴して、類稀なる名作の中にあった一つのしこりが取れ、自分の中でより完璧な作品となった感覚がありました。

改めて、この作品を作ってくださった古橋監督をはじめとしたスタッフの方々、そして、これを世に出すことを良しとしてくれた原作者の和月氏に敬意と感謝を申し上げます。

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 247
サンキュー:

0

ネタバレ

フィコンパ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

注意:縁編では無く完全にオリジナルです。

どう思ったかは各々の自由でしょう。
まあ個人的には駄作ですね。とりあえず今までの追悼から始まって、結果縁はあっさり倒されます。縁戦といえば剣心の己自身との闘いがおそらくメインだと思います。そのシーンもおろそかで最後もバットエンドすぎます。それに作品で年齢判断すると矛盾だらけ。弥彦見た目約15歳前後でしょう。剣路以外が歳とらないの?見た目&言葉づかい10歳越えているでしょう。それを含めて今連載中の作品…不幸すぎます。

投稿 : 2020/08/08
閲覧 : 250
サンキュー:

1

ネタバレ

しゅりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

るろうに剣心の一つの結末

2001年から2002年にかけて2つのソフトで展開され
後で1つのソフトにまとめられたるろうに剣心のOVA作品。
監督はTVアニメ版と同様に古橋一浩監督。

剣心の過去を描いた追憶編の実質続編と呼べる作品で
当時の原作漫画最終話後が描かれています。
回想として散りばめられた原作漫画準拠のエピソードは
原作とだいぶ雰囲気が異なり、本編での現在(明治26年)は
完全にアニメオリジナルエピソードとなっています。
追憶編同様かなりTVアニメ版より写実的で
印象深いキャラクターと風景とがとても美麗な映像となっています。


正直に申し上げますと追憶編以上に原作からかけ離れているため
とても観る人を選ぶアニメであると言えます。
視聴後に爽快感のかけらもない悲しい終わり方をするので
手放しに人に奨めたいとは思えません。

ただ、剣心が人斬りを償う生き方とそれを支える薫の物語として
一本筋が通っていて引き込まれます。
戦争のない世の中でも手の届く人々の笑顔を守る...
明治中期の世でそれを描くなら
疫病との戦いとなるのは仕方ないのかもしれません。
この時代は北里柴三郎先生など優れた医学者の方々が
医学を大きく進めていた過程の時代でもある訳で、疫病や疫病への偏見、
病に苦しみ人々が虐げられることなどもあったのだろうと想像できます。
そんな背景を思うと病に苦しむ人々に寄り添おうとする剣心の覚悟や
剣心と病を共有し、病床にある薫を支える恵の存在もまた眩しい。


ただ、そんな病に苦しむ姿だけではなくて
回想シーンで描かれる人誅編の顛末や元服する剣路のエピソードから
未来への祈りが感じられるのもまた本作の魅力と感じます。
明治26年(1893年)はまだ日清戦争前のはずなので
本来大陸から兵士が帰還してくるというのはおかしいかとも思いましたが、
剣路の元服する年齢に合わせたパラレルと思えば納得できます。


そんなこんなで本当に悲しい気持ちになるアニメではありますが
人によっては今の時代を一生懸命生きねばと思わせてくれる
そんな作品なのではないでしょうか。

るろうに剣心は当時のTVアニメや2012年頃の新劇場版
その後の実写映画版と映像作品が複数展開されていますが、
この星霜編もそうしたいくつかのパラレルワールドの一つとして
追憶編とセットで振り返る機会があって良いのではと愚考します。

投稿 : 2019/04/28
閲覧 : 372
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ネタバレ

setuchi さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

きついです。

過去視聴からレビューです。

るろうに剣心だと思って見てはいけないけれど、
るろうに剣心を知らないと感動も薄くなるかなと。
気持ちが落ちる最高のアニメですw

重いです。観終わった後、気持ちがとんでもなく暗くなりますw
なので耐性の無い方は観ないことをお奨めしますw
どうすればいいのよこの気持ちw的な感じになります・w・
ある意味、真面目に観てはいけないアニメの一つですが
真面目に観ざるを得ないきついアニメです。

剣心の人生の引き際をかなりリアルに描写してます。
視聴中、ずーーーーっと哀しい悲しい。。
そして揺るがない愛に目からヨダレが。。とめどなく。。

音楽も暗くて、悲しくて。。作品によく合ってます。。
本当にきついwww

当時友人と二人で観たんですが、観終えた後に
二人ともしばらく口が利けなくて。。
困った記憶がありますね。。
その後も何度か一人で観て、落ち込んで。。観て。。落ち込んでww

作品の雰囲気を忘れかけた今。。再度観るか思案中ですw

投稿 : 2016/06/25
閲覧 : 375
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4

ネタバレ

あすかたん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

緋村はそんなこと言わない

タイトルでちょっと有名なセリフをもじりましたが、私がこの作品に最も異議を唱えるところはここです。
言わない、より正確には決断をしない、です。

そもそも剣心は原作でこの目に映る人の為に闘っているのに、薫や剣路を置いて海外に行くわけがありません。
さらに一度断っているとはいえ、病気の身で薫とチョメチョメするようなキャラクターではないです。

最後に剣路を置いて二人で死ぬ、と。いや、普通にないですよ。
そして最後に十字傷が消えるのですが、いや、こんな周りの大切な人たち不幸にしといて消えるわけないでしょう。

これには巴さんも激オコです。

投稿 : 2016/05/31
閲覧 : 376
サンキュー:

0

ネタバレ

chaosT さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

独自の解釈をした結果最悪の終わりとなりました

投稿 : 2014/08/04
閲覧 : 417
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0

ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

TV版、追憶編(OVA)後の作品

前半は作画の変わった、TV版の回想を織り交ぜ話が進む

後半は巴、弟の復讐から
薫の一途な愛
剣心の償いの旅が終わり
世代交代へと見所が有る

るろ剣、94話の長い旅の終わり
全体的に重くシリアスな作品。

投稿 : 2014/05/31
閲覧 : 414
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12

ネタバレ

きむた さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私は好きです。

賛否両論の多い作品ですね。
確かに、キャラクターはだいぶ原作とは違います。
原作の剣心や薫だったらやらないし言わないな、というような場面は多々見受けられます。
ですが、この結末はるろ剣ファンの私にとっては深く心に響きました。
原作ではハッピーエンドですが、人斬りとしての重い罪を背負った剣心が幸せな結末というのは、剣心好きな私からしても納得がいかないです。
今作の、人斬りとしての罪を背負いながらも強く生き抜いた剣心と、それを支え続けた薫の姿には涙を流さずにはいられませんでした。
キャラクターの性格の点で少々違和感を感じるのは残念なところでしたが、剣心の本質や人生の描写という点においては、今作を超えるものはないと思います。

投稿 : 2014/02/05
閲覧 : 248
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1

ネタバレ

BLEACH さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

早くDVD借りよー

早く見たい

投稿 : 2013/04/18
閲覧 : 310
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0

ネタバレ

aitatesoka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

設定以外は別物?

TV版から十数年後のお話のようだが作画やキャラデザが追憶編と同じ路線でTVアニメ版とは赴きを異にする作品に仕上がっている

TV版のいくつかのエピソードをリアリティを強調した形で再現した映像が含まれており私にとってはこちらの映像表現のほうが好みに近かったせいもあり、かなり引き込まれて楽しむことができた

時代の趨勢から暗殺者として生きることを選んだ主人公の贖いの人生の終焉をストレートに表現したクライマックスになっていてTV版視聴前提の設定ではあるがTV版の明るさはほとんど感じられないつくりなのでTV版の視聴者の中には受け入れられない人もかなりいるのではないかと思った

※主人公とヒロインがかかる疾患は原作者からは"未知の病"としか公表されていないのだが作中の症状から"梅毒"説が横行している、それはあんまりだろうと思いいろいろ調査してみたのだが梅毒以外の有効な疾患は残念ながら発見できなかったorz

投稿 : 2012/08/01
閲覧 : 322
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2

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一人の剣客の生涯がここに幕を閉じる…最後は愛する人の側で…

上巻下巻で構成されるOVA、るろうに剣心最終章。
原作のその後を描いたオリジナルストーリーということになるのかな?
全体的に雰囲気は重々しく鬱よりです。
今までの剣心シリーズと作画が全然違いリアル調になっており、
人物の表情や雰囲気に独特の味が加わっていました。

少なくとも原作から15年ちかくの歳月が流れているようで
剣心はすでに剣を捨ててます。
なので今までのようなバトル展開というものには期待しないほうがいいです。
一応のバトルシーンもありますが、
それは病床にふせっている薫が剣心との出会いを順々に回想していくというものになっていました。

最終巻ではまだあんなに小さく愛らしかった剣心と薫の息子、剣路。
そんな彼もいつも家におらず母を一人にしてる父親に対して
あまり良い感情はもっていなかったようです。
いままでも数多くの刺客が剣心超えをもくろみ失敗してきましたが
剣路もまた剣心を、父親を超えようと必死でした。
家を出て清十郎のもとで飛天御剣流を学ぶ日々…

下巻では弥彦VS剣路といった次世代対決もみることができ面白かったです。
剣心から弥彦へ受け継がれた逆刃刀は弥彦から剣路へ…

「剣は凶器 剣術は殺人術 どんな綺麗事やお題目を口にしてもそれが真実」

それが剣の理で清十郎は剣心にそう教えてきましたが、
弥彦と剣路の対決をみて「馬鹿弟子は剣術の理まで変えたようだな」と心の中でつぶやきます。
けっして変わることのないと思っていた理が
弟子の手によって変えられ脈々と受け継がれていくのを感じたんでしょうね。

全編にわたって回想がメインという印象。
上巻は特に総集編の意味合いも強いと思います。
下巻は本編では描かれなかった雪代縁の話を回想で描きつつ
剣心と薫の絆を色濃く描写してました。

追憶編での巴も純愛だと思いましたが星霜編の薫もまた純愛でしたね。
疫病に感染し苦しむ剣心と交わることで薫も感染…
愛する人と同じ苦しみをその身に宿し絆に変える。
原作のころと比較しても薫は大人びていて母性あふれる女性に成長していました。
まわりからみたら身勝手で我侭な行為なのかもしれませんが、
それでもこれが二人の選んだ道で二人の世界なんですよ。

大陸にわたったきり帰ってこない剣心を毎日港まで探しにいく薫はとても痛々しかったなぁ。
剣心の無事を願ってるというのもあるけど
死ぬ前にもう一度会いたいという想いもこめられてたんだと思います。

剣心と薫のために行動してくれる仲間達の想いやりにも感謝です。

剣路を連れ戻してきた弥彦…
薫のために会津から戻ってきた恵さん…
剣心を日本へ返した佐之助…

これほどまでに二人を取り囲む人物達はあたたかい。

佐之助なんて大陸まで行きましたからね。
髪も無造作に伸び髭も生えワイルドになってました。
ボロボロの剣心のためにトラ狩りまでするほどのワイルドさです。
スリをしていた弥彦、喧嘩三昧だった佐之助、みんな剣心が変えたんですよね。
それを誰よりも自分達が理解してるからこそ、ここまで行動できるんだと思います。

そして病床にふせる身体の中、いつものように港へ駆け出す薫…
桜の舞う並木道で剣心と再会し「おかえりなさい…心太」と剣心の本当の名を…
ここは感動しましたね、
帰ってきたら心太と呼んでほしいという剣心の願いをようやく叶えてやることが出来たのです。
並木道で薫に膝枕されながら安らかに眠り続ける剣心…
この時にはやはり生涯に幕を閉じていたのでしょうかね…
原作からの流れで考えると悲しすぎます。
あれだけ最強を誇っていた剣心があんなに弱々しく…

「やっと…やっと消えたね」

最後には剣心の頬の十字傷がキレイさっぱり消えてました。
ようやくです…ようやく剣心の業が許されたのです。
消えるまでざっと30年ほど費やしました。
泣きますよそりゃ…感動です…切ないです…やるせないです。

しかし享年45~6歳というところかな?
剣心が若づくりなので変な錯覚に陥りますが剣客としては長生きしたほうなのではないでしょうか。
あれだけ無茶な戦いを続けてきた人間にしてみれば上出来ですよね。
薫と巴…二人の女性に命を賭して愛された剣心はどこまでも幸せな男ですよ、
見方によっては鬱で切ない終わり方ですが人斬りだった男の生涯と考えれば
なんとも幸せな幕引きじゃありませんか。

原作がハッピーエンド的な終わり方だったので
その続編にあたるこの作品をお茶濁しと思われる方もいるかもしれません。
しかし私はこれも一つの物語のありようと受け入れることができました。
とても悲しい終わり方だったけど二人の想いは間違いなく受け継がれていったはずですよ。
剣路も桜を見るたびに思い出すことでしょう、どこまでも純粋に愛し合っていた父と母のことを。

【A80点】

投稿 : 2012/07/03
閲覧 : 449
サンキュー:

1

ネタバレ

KAISER-KEN さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

マジで泣ける!!

剣心、今までありがとう!!

投稿 : 2012/04/27
閲覧 : 373
サンキュー:

0

ネタバレ

おかき さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

人斬りの末路

原作の終了から数十年後を描いたオリジナルストーリー。
内容は薫目線での回想で、若干原作既読者向けの印象でした。

賛否両論を起こした作品みたいですね。


人斬りの末路を描いた物語としては面白かったのですが、
一原作ファンとしては、完全に別モノとしては観られませんでした。

原作からは想像できない二人の生き方に疑問が浮かんだし、
別モノとして考えようにも剣路があまりにも報われません。

人を選ぶ作品だと思います。


短いながらも人誅編をチラ観できたのはちょっぴり幸せでした。



2011.8/18

投稿 : 2011/08/22
閲覧 : 476
サンキュー:

4

ネタバレ

nakapho さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

原作との落差

原作の人誅編は、復讐される側の問題を扱うにしてはぬるい結末でした。ぬるさとは少年漫画ゆえの優しさでもあって、一概に非難するものでもありません。ハッピーエンドで丸く収まるのがいちばんです。
原作では描かれなかった負の要素を引き受けたのが、この星霜編だといえます。犯した罪を忘れずに抱き続けるからいいよね?が原作だとすれば、罪への償いを模索し続けるのが星霜編です。実際にそれを描くとなると、話が暗くなるよりもまずは、キャラクターの格好よさがなくなります。原作との落差ゆえに、無様さは残酷なほどに際立ちます。
家族よりも自身の贖罪を優先し、家族を捨てて異国に旅立ち、病を得、自分の名前を忘れてしまうほどに衰弱、そんな剣心。ただ、そこでひとりさびしく朽ちてゆく、とはなりません。寄り添う者である薫の物語でもあるからです。剣心ひとりの物語だったら、帰ることなく終わっていたのかもしれません。でもこの物語は剣心と薫ふたりの物語です。かつて捨てた家族のもとへ帰るのが必然となります。再会できるかできないかはあまり重要ではありません。帰ろうとする意思があり、待っている者がいる。それだけで十分。
こころというものが、とても綺麗に描かれた物語でした。

投稿 : 2011/07/06
閲覧 : 633
サンキュー:

7

ネタバレ

ぶたにゃんこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 5.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

泣く。

最後絶対なくよ〜
かなしすぎる。
もっとハッピーエンドにはならなかったのかなぁ
てか息子でできたのはちょっとよかった。

さのすけわかんないだろっ。
違いすぎる。

投稿 : 2011/01/20
閲覧 : 626
サンキュー:

1

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/08/05
閲覧 : 10

プーチン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2023/02/26
閲覧 : 12

burn さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/01
閲覧 : 15

kiWvx67841 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/04/06
閲覧 : 21

Tadano さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/06/15
閲覧 : 26

Chai さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/31
閲覧 : 27

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/03
閲覧 : 28

ZunLJ84303 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.1
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/24
閲覧 : 57

ukymd さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/03
閲覧 : 48

87丸 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/03/28
閲覧 : 49

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/02/21
閲覧 : 54

花子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/02/10
閲覧 : 53

FRANK さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 51

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/12/31
閲覧 : 54

山本遼太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/12/21
閲覧 : 55
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るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 星霜編のストーリー・あらすじ

TVアニメでは描かれることの無かった人誅編をアレンジし、その後の剣心達の人生を監督が独自の解釈で描いたOVA作品。原作の十数年後(明治26年)の話となり、剣心と薫の出会いから人誅編までを薫の回想という形で描かれ、剣での戦いを終えた剣心は償いのための旅を続けている。神谷活心流メンバー中心のオリジナル内容ではあるが、原作終了後の細かい動向を知ることも出来、また、弥彦対剣路の次世代対決も見ることが出来る。追憶編と同じくテレビとは作画が大きく異なり、ストーリーは暗く、剣心や薫の生き方も原作とのギャップが大きい。この為に評価は真っ二つに分かれるが、キリスト教圏では「罪と償い」と言うテーマがキリスト教的道徳観に符合し、極めて評価が高い。(OVA『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 星霜編』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
OVA
放送時期
2001年12月19日
公式サイト
www.j-rurouni.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8B%E3%82%8D%E3%81%86%E3%81%AB%E5%89%A3%E5%BF%83

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