あぱぱ さんの感想・評価

4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

不幸と幸福は天秤

前OVAからテーマが変わり「幸福」について触れた内容。

私としては前OVAより本作品が物語に対して興味が惹かれました。
「心の闇」が集団心理へ発展した内容です。

タイトルにあるように「幸福ゲーム」という発想が
心理を歪ませる素材になっていて、興味を掻き立てられます。

幸福という目的を達成するために、人が人を不幸へ陥れていくゲーム。

「射幸心」というエサに釣られて、人の心が闇に染まっていく
描写は社会風刺を思わせる。
（博打やソーシャルゲームと似たような感覚になります）

一目置くのがゲームを主催する人物の発想です。

{netabare}主謀者アヤセの闇は深すぎました。

悪意のある新興宗教のような仕組みで、幸福を点数制にして
射幸心を煽る手口は、闇の恐ろしさを感じます。

驚かされたことが、点数を稼ぐ手段が「人の幸福を奪う」
という発想が、表面上ではポジティブに伺えるような錯覚。

こんなゲームの存在を知らずに不幸にされたら、無念すぎて気持ちが
歪んでしまいそうになります。{/netabare}

{netabare}そしてもう一人の黒幕シライシも闇が深かった。

自分を幸福の高みへ導くために、男性の気持ちを誘う手口で
自殺へ追い込み、さらに同情さえも誘う嘘を吹き込む性悪でした。

アヤセとシライシは、お互いの闇で自滅していった結末。

私の感想としては、この物語はどちらも心の闇から救うのは
無理だと感じました。

罰は受けるべきだと。{/netabare}

やるせない気持ちにさせる描写が多い作品ですが
「闇の感情を生み出す原因とは何か？」
という視点で興味をもたれる方には向いている作品です。

（余談）

この作品を視聴して思いだしたのが、御茶漬海苔の漫画「TVO」を
読んだ時と似た感覚になります。

日常に潜む人間の闇に興味がありましたら、こちらの漫画もどうぞ。

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

いやがらせ編

　それでも僕はやっていない　冤罪編

電車にのっていたら、痴漢疑惑でやられるしまつ

そんな窮地を助けてくれたのはなんと　雨の妹・ひかる

　何気に、冒頭の件はつながっているんですね　物語の大元(;'∀')

結構、この終わり方好きやなー

lalalacola さんの感想・評価

4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

短編なのに。。。

なぜかとても冷静沈着に見られました。
一方を好き好むわけでもなく、
平行に一人一人の意見を重視したアニメだと思います。

短編なのにとても忙した様になってなかったのでよかったです。
よくOVAだと展開が急変する事がありますが、
このアニメは一歩一歩ちゃんと踏んでいてよかったです。

ゆきか＠ルルロロ静臨 さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

もう１つのやつよりは良かった。

「電波的な彼女」はあまり好きになれませんでした。こちら続きのようなものだが、先に見たものよりも良かった。
最後、生徒会長怖かったな・・・。

侍 さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

幸せになりたい

「電波的な彼女」OVA全2話の2話目です。ちなみに、原作小説全3巻だそうですが1話目同様未読です。

グロ描写については、1話よりは少し多いと思います。1話目を見られたら、たぶん見れると思います。


さて、主人公の「柔沢 ジュウ」はある日電車に乗っていると、ある疑いをかけられ駅に降ろされます。その疑いはある人物のおかげで何とかなったのですが、それはこの先に待ち受けている嫌がらせのひとつにしか過ぎなかったのです。


「幸福」と「ゲーム」は単語を見る限り、ゲームの中の結果で幸福を得る、又はゲームをすること自体が幸福である等というふうに様々な捉え方が出来ます。ですが、このアニメではその「幸福」自体をゲームの一部にしているのです。

幸福ゲームとはよくいったもので「幸福」を目に見えないものから、あたかもそこに存在しているように見せ、なおかつ本当に見えるようにするとは。しかもそれをゲームとして無自覚に楽しむようにしてしまう。電波な人間は怖いものです。


人は幸福を欲しがる。だから幸福を得るために、自分が幸福と感じることを趣味として楽しんだり、仕事にして働いたり、趣味をするために働いたり等をすると思います。

{netabare}しかしこの作品に出てくる幸福を欲する人達は、自分が幸福になろうとせず、他人を不幸にすることで、あたかも自分が幸福になったような錯覚をしている。いや、させられてしまっている。そしてその「他人」という名のターゲットとして、ジュウが選ばれてしまった。

確かに自分より不幸な人間を見ると、可哀想と思ったり、同情したりしてしまう。でもそれは逆に考えるとそう思えるくらい自分には、まだそう思える余裕が無意識にでもあるとも言えるのかもしれない。まぁ、どう見ても自分の考えすぎなのですが。少し話しが逸れました。すみません。

自分が不幸だから、他人が幸福だからという、全て自分の幸せの為だけという自己中心的な考えでしかないということを理解せず、なおかつ罪悪感を感じていないというのが余計にタチが悪い。見えているのは目の前にある「他人」と「幸福になりたい」という思いだけ。それ以外は何も見えなくなってしまっている。それこそが、本物の不幸ではないのかと思いました。{/netabare}


{netabare}そして最後の白石香里のあのシーン。あれは彼女の、子供の頃からの夢であったという「幸せになりたい」という意味を最期まで彼女は理解できずに間違えて信じてしまった結果で、ある意味可哀想で、哀れですが自業自得だと思います。

そして斬島雪姫が最後に言った、

「因果応報というものは、あまり信じられてない。この世界は怠け者だからな。でも、たまに良い仕事をする」

という台詞の「たまに起こる因果応報」を悪い意味での「良い」仕事をさせてしまった結果だと思います。

確かにあまり因果応報というのは現実ではあまり起こらないと思います。でもやっぱり、その「因果応報」は良い意味での「良い仕事」をしてほしいですよね。

※雪姫さんの台詞の所、おそらく小説と若干違うと思います。文字的にとか句読点とか等。何分原作未読なもので。{/netabare}


{netabare}あと、幸福クラブのメンバーたちを綾瀬一子が閉じ込めた後、ジュウ達と対話するあの演出はわりと好きでした。{/netabare}


EDはルミカさんの「door」です。この曲はすっごい泣けました。歌詞は「いじめ」がテーマなのですが、自身が実際に体験したのを元にしているそうなので説得力があって余計に心に来ました。


このアニメで、他人を蹴落して自分を上げるのではなく自分をしっかり持って、努力して、自分自身で上にあがることが当たり前で忘れそうになるけど、大事なことだと改めて思い知らされました。自分も幸せにはなりたいですが、さすがにこうはなりたくないですね。・・・だってこわいんですもん。ここのキャラ達みんな...。まぁでも、こうならないようにやるべきことをやればいいだけでしょうし...たぶん。


以上です。どこかおかしな所、変なことを書いてあったら本当すみません。長文で申し訳ありませんでした。

しんばくん さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

＜1、2作目を観ての感想＞

　紹介レビューに"ミスリードを誘う構成が巧い"と書かれていても全く問題無い訳だ。だって疑いの眼差しを全てのキャラクターに向けても誰が犯人かなんて予想できませんでしたから。それに、1作目を観た上での幸福ゲームに至っては変に勘繰ってしまって、明らかに怪しいキャラが実は蚊帳の外の人間なんじゃないかと勘違いしてしまったりで予想なんて出来なかった。なので1話毎の構成も良く出来ていると感じましたが、2話続けての構成は更に巧く出来ていると感じた。


　因みに1話毎の構成で良く出来ていると感じた場面は、幸福ゲームの終盤、生徒会長の白石香里が他人の幸福を奪って自らの幸福に還元している事を自白し、ジュウを道路に突き飛ばすシーン。ここで初めて生徒会長がまともな人間でない事に気づき驚いたが、そこで思考停止してしまい、絶対にジュウは車に撥ねられると思った。思考停止してる以上それ以外の可能性を考えられなかった。ここで私は主人公補正によってジュウは瀕死の状態から助かる事を予想したがそんな事は無かった。ジュウを避けた車は生徒会長を撥ねてしまう結果となり、正直2度も驚かされると思わなかった。故に大変楽しめた。


　ですが、ここまで読む限りでは大いに満足しているように感じるかもしれないが、実はそうもない。なぜならばシリーズ全体では物足りなさを感じたからだ。物足りない要因はジュウと雨、2人の関係の顛末が曖昧だからだ。結局幸福ゲーム終了までに2人が良い関係であるという事は分かるが、それ以上の事は分からない。この先2人の関係に進展はあったのだろうか。非常に気になる。


　なので、欲を言えばジュウと雨の関係に関するストーリーを1話追加して欲しかった。ミスリードが長所とも言える本作の構成を考えると、締めのラスト1話はシリーズを通してのミスリードを誘うストーリーが良いような気がする。それに、凄惨なストーリーが売りである本作は、やはり3作目も凄惨な末路を辿る路線が無難だと思う。(純愛路線は違う気がする。)


以下妄想。
　

　例えば、ジュウを猟奇的な事件へ手引きしていたのは雨であり、雨自身はジュウのことを酷い目に遭わせた上で、最終的に自身の手でどうしても殺したい理由があった…とか。また、ジュウに対して電波的に振舞う理由は込み上げてくる殺意を巧妙に隠す為の振る舞いであり、且つジュウ自身を守ってみせる事で警戒心を解く為の行為だったとか。更には1話目の伏線回収として、終盤における空き教室でのピンチに駆け付ける事が出来たのは、トドメを刺されぬよういつでも手の届く範囲に居た為だったとか。ジュウをどうしても殺したい理由に関しては、本当に電波で特に理由も無くただ殺したいだけでも良いし、根深い恨みや妬みによる物でも良いと思う。ラストはこれ等のことを雨が自白した後ジュウを殺すが、殺した事を後悔する…とか。


妄想終わり。


　
　
　兎に角、例に挙げたような穴だらけのストーリーである必要は無いが、"好意の表し方が不器用だが根は良い子"という視聴者の印象を覆すようなストーリーが観たかった。

たんぽぽの花 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

一定量の幸福

電波的な彼女のOVA２の作品です
幸福ゲームと言う遊びがエスカレートしていく話です。
人の幸福を奪うと自分の幸福が増えると言うゲーム
その裏に潜む暗い部分。ジュウはターゲットにされ痴漢にされそうになる
その時に１人の女の子に救われる、彼女はあの雨の妹、光だった。
光るとは、以前に『お姉ちゃんが変になったのはお前のせいだ！』と襲われた経歴が有り、顔は知っていたがキスまでして、『私は彼をいつも満足させているから、痴漢ではないと』強引に周囲を納得させるが、それが原因で
光が好きだった人に光は振られてしまう、誰かが携帯で写メを撮っていたのだ。幸福ゲームは過激になりついには爆破事件まで起きてしまう。
そのゲームの主催者はジュウの学校の生徒会副会長綾瀬一子だった。
そして原因は生徒会長の白石香里。２人には共通の過去があるが、白石の方は、理解していなかった。その原因とは？
作品をみて答え合わせしてください。（笑）
この幸福ゲーム１００ある幸福は１０１にならないと言う前提があるのだが
幸せは、その人の努力次第では何倍にでもできると私は思います。
もちろん、不幸もそうです。なにもしないままいれば不幸になります。
簡単に言えば貯金と借金と思ってみればどうでしょう？買いたい物を我慢して貯金をして貯めて本当に欲しい物を手に入れる人。働かず、借金をしてギャンブルでまた借金をする。実際、幸福、不幸は有りますが本人の努力次第な事も多いはずです。この作品の綾瀬と白石の幸福・不幸はどこから始まるのは、見てください。きっと皆さんなら解ると思います。

MuraBustan さんの感想・評価

2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

気が滅入る

前作ほどグロくないかと思ったが後半来た。暗い、嫌な話。

イブ夜 さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

登場人物みんな濃すぎです

今回のストーリーは嫌がらせから始まって、
そんなに怖くなさそうだな～っと思ったが
後半やっぱり怖かったです。

犯人はいつも心が狂っているし、ヒロインの友達も
かなりヤバそうな感じで、柄の悪そうな主役が
一番まともですね。

前作に引き続き、犯人達の考えは本当にやばいです。
でもやっぱり面白いんですよね～。

teji さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

もう少し

もう少し　猟奇的な　感じが欲しかった・・

wjk_anima さんの感想・評価

3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

不幸な人は劣等感から妬み嫉み恨み…幸せそうな人を見つける度、その人を引き摺り下ろそうと無意識で…

《　感想　》

シリアスな切り口で物語が進んで行く暗い感じの描写が多めの作品です！　
精神を病んでいる事を他人のせいにする事で、自分を正当化し,八つ当たりで許されざる犯罪行為に走る。
心の穴を埋めるはずが、たがが外れ歯止めも効かなくなりダークサイドへ真っ逆さま…。



非常にディープな内容な割りには、作画に対する稚拙さが相まって玉にキズな印象をお見受け致しました次第です。



サイコサスペンス要素も相まって、人によっては不快感を感じる表現もある為、視る上では少し注意が必要な作品かも知れませんが、たかがアニメと思うなかれ…すぐそこにあるリアルな描写には目を引きます。(誰の身にも充分に起こり得る事象とも受け取れます。)

傍観者として見るのか、当事者《他人事》として受けとるか、受け入れる側の立ち位置(視聴者サイド)心理状況によっては、得られる様々な思い(考えさせられる)何かがきっとある作品だと思います…。





《　あらすじ　》


不良少年の柔沢ジュウは堕花雨と名乗る少女にある日突然忠誠を誓われる。少女の奇怪な言動に振り回されながらも、その真摯な言動にしだいに存在を受け入れて行く。しかし、巷を騒がせる連続殺人にクラスメイトが犠牲になってしまい、ジュウは雨に不信感を抱くようになるが……。





《　メインキャラクター　》

◆柔沢ジュウ（じゅうざわ ジュウ） 声 - 細谷佳正

私立桜霧高等学校2年13組。家庭環境や幼少時より周囲になじめないことにより、不良を演じ独りで自堕落に生きることを選んだが、完全な不良になりきることもできない中途半端な自分に自己嫌悪を持っている。ひねくれているが性根は真面目で誠実である。髪を金色に染め、入学早々に上級生グループを叩きのめすなど、校内では不良として見られているが煙草や薬物を使用したり（薬は使用した事はあるが嫌になったためやめた）理不尽な暴力を振るったりはしない。幼い時から母親と喧嘩し続けたからか異常に打たれ強い身体をしており、常人よりも回復力が高く喧嘩も強い。紗月美夜のことが好きだったらしい。何だかんだでジュウは、裏社会と関係のある紅香の敵達から紅香の全権力を駆使し守護されており愛されていないわけではない。


◆堕花 雨（おちばな あめ） 声 - 広橋涼

桜霧高等学校2年生。成績上位者で構成される進学クラスに在籍。雪姫いわく処女。ジュウとの前世からの絆を信じ一方的に忠誠を誓う少女。ジュウに1巻序盤では鬱陶しく思われ邪険にされていたが、ついには傍にいる許可を得た。アニメや漫画、オカルト等を好むいわゆるオタクである。なお作中においては明言されていないが、妄想設定の起源は幼少期泣いているところを慰めてくれたジュウに影響されている模様。ジュウのことに関しては強烈な電波系であるがその性質は非常に理性的かつ聡明であり、常人が思わず目をそむけるような事物にも淡々と対処できる。ジュウに対して恋愛感情や嫉妬は表に出さないが、1度斬島とジュウが示し合わせて交際しているという嘘をついたとき、ひそかに落ち着きがなくなるなど、少なからず恋心は存在しているようである。また、OVA2巻においても、ジュウを助けた恋人が誰かをジュウ本人に聞いた後に自動改札機に引っかかったりもした。なお、彼女の名字である堕花は『紅』に登場する裏十三家の一つとして挙げられているが、雨本人との関わりは今のところ不明。小柄ながら身体能力が高く、自宅にある護身術などの本によるものか並大抵の相手ならば苦もなく取り押さえられる程の実力者。普段は前髪が鬱陶しく、素顔（目）が隠れているが、素顔はジュウが見惚れるほどの美人。常にクールで淡々とした雰囲気を持つが、寝起きだけは悪く、目を覚ましてから時間が経たないと自ら行動を起こそうとせず、妹の光にナビゲートしてもらわないと壁にぶつかりかけたりする可愛い一面も持つ。




◆その他…多数







『 電波的な彼女 』（でんぱてきなかのじょ）

は、片山憲太郎/著、山本ヤマト/イラストのライトノベル。集英社スーパーダッシュ文庫刊。

同作者の『 紅 』とは社会背景や登場人物の一部がクロスオーバーしている。第3回スーパーダッシュ小説新人賞佳作受賞時のタイトルは『 電波日和 』（でんぱびより）



2009年にジャンプ・コミックス『紅 kure-nai』第3巻予約限定版 及び第4巻予約限定版 に付属するOVAとしてアニメ化された作品。【　全２話 構成 合計 約８８分　】

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

おもしろい。

いやー、点数でははかれないおもしろさでした。
ＯＶＡでこれだけ惹きこまれたのは初めてでした。ＯＶＡで二作目ですが、こちらのほうがおもしろかったです。
今回のテーマは幸福。幸福ゲームと称し、幸せそうに見える（事実には反していても）者を対象とし最初は性の悪いいたずらからはじまりってな具合です。幸せそうに見える者を不幸に陥れることでその幸福値を奪うことで自分が幸せになるという論理だそうです。まあ、不幸な側からみた心理かもしれないです。ただ、そう考えられる事象もありますから、一概に間違いともいえないですよね。
声優で個人的に大好きな中原麻衣さんがでてくるんですが、どうせなら黒幕役をやってほしかったです。絶対合うのに。
まあ、そんなメタな不満はいいとして最後の結末とかも因果応報で結局不幸な人はこのアニメの中では不幸なまんまですが。
そんな部分は無視しても面白い作品でした。テレビできちんとシリーズ放送してほしいくらいです。

今回はグロはない（個人的には）と思いましたが、虫と吐瀉物が苦手な方はご遠慮ください。

ダマサキ さんの感想・評価

4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

おもしろかった

まず、ヒロインの声優が広橋涼だったので視聴即決。
ヒロインも前髪で顔がなかなか見えないがかわいかった。
アニメのなんとなくもわーっとした雰囲気も好き。

ぽぽたん さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

高評価！

物語は精神的な人間の闇を正直に表現しており、１期に引き続き上手にまとめ完結している。
まとめ方は、「あっぱれ」と言うしかない。


物語の主となる精神的要因が実にリアルだ。
ハエの無数に飛び交っている演出など、本作は演出方法がとても上手く他作品と比べてずば抜けており、物語・演出共に高いクォリティーを感じる。


最後の車に引かれるところは先読みできてしまうのが残念。
あと、登場キャラがほとんど女性であるのが不思議と気になる、

前作よりも格段に内容を濃くしていて、もっと評価されても良い。

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.4
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

満足できた

前作よりさらにいー。
話しの完成度高し！なのです
観て損はしませんよ＾－＾４５分だし

サクマ式ドロップス さんの感想・評価

4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

タイトルなし

考えすぎかもしれませんし 考えが足りないのかもしれません
手っ取り早く幸せになる方法は現実を見ない事なのです
前世の絆です

もずくず さんの感想・評価

4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

友達つええという印象が残る

１作から変わらないクオリティー。

今回は他人の幸せを奪う幸福ゲームというもの。

冒頭のシーンからは全く想像できなかった作品。

幸せそうな人ほど最後に壊れていく様はあっけない。

友達が少しだけシーンで登場しますが、これがまた強いし、頼りがいがある。

電波的な彼女は常に幸せだというセリフ。

ちなみに、最後まで展開は全く読めません。

完結したと思っても最後まで油断しないことをお勧めします。

すみやああ さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

なんともいえないテイク２

こうへいしねくず

正直きもい

じーぱんたろう さんの感想・評価

4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

幸福ゲーム

結構濃い話です。
考えさせられるような重いテーマかと


話は結構すっきりまとめられています。
サックりみられる割に良質なアニメといえるかと
途中、えげつないシーン、表現がありますので気をつけて

おんじい さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

狂気で埋め尽くされた作品でした。

前作を見たあとなので、
サイコサスペンス物、という目線で見せていただきました。

今作は、電波的というより「狂気的な彼女」と感じるほどの
狂気の沙汰が最後まで繰り広げられます。

人の幸せなんて物差しで測れるわけないのに、
今回の首謀者が掲げる「幸せ理論」を信じる狂気の信者たち、
そしてその首謀者の家庭の狂気。
さらに「幸福ゲーム」が生み出されるきっかけを作った人物の狂気。

狂気だらけの作品ですが、
サイコ的にはとても楽しめた作品でした。

作中での会話。
主人公と雨のやり取りで、
「なぁ、雨。愛ってなんだと思う？」
「五十音、最初の二文字です」
というところはくすっと笑えました。

10 さんの感想・評価

4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

観賞済

まず一言･･･
『原作本買おう！！』

ジュウと雨の関係が、『紅』の真九郎と紫の関係と似てる(*´･∀･)*´-∀-)ｳﾝ
大切な者を命懸けで守る、お互いを大切な存在にしていく過程などなど、似ているところが原作者らしい。

幸福ゲームってタイトルも、最初は「(｡-`д´･)ﾝ?」って思って、あえてあらすじを見ずに観賞したけど･･･
素晴らしい作品でした。

無事に事件が解決して、でも最後のクライマックスで生徒会長がジュウを道路に突き飛ばしてしまいバッドエンドか？！
･･･と思いきや、突き飛ばした本人に車が激突するという、なんとも最後の最後までハラハラドキドキさせられてしまいました。

小説では３冊発売されているので、即購入予定です。
欲を言うと、『紅』に引き続き『電波的な少女』もアニメ化してほしい＆コミック化してほしいくらいですね～(｡-∀-)ﾆﾔ♪

物語の評価で『５つ星』をつけたのは、もしかしたら初めてかも？！って思いましたが、それくらい見入ってしまいました。

これこそまさに「もっと評価されるべき！」って作品でしたヾ(o｀･ω･´o)ﾉ ゎぁーぃ

アスクール さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

幸福ゲーム・・・・。

いやー重い・・・。非常に重い・・・。一つ目に続き重いです。まあそういうものなんでしょう。

最初から主人公が痴漢の疑いをかけられるとか・・・。すごいなあ・・・。そして幸福ゲームですね・・・。あれはすさまじい・・。

でも今の現代でも確かにだれかが幸せになるぶん不幸になる人間がいるというのも事実な気がしました・・。等価交換というやつですね・・・。あるなあ～

陰惨だなあ～

だからこそ重い・・。あまりいい気持ちにはなりません・・。
そして最後の結末なんなんですかあれ・・・。一件落着で終わると思っていたのに・・。主人公どうなったんだろう・・・。

この話にでてくる犯人たちは基本的になんかかわいそうな人間も多かったような気がしました・・。みんなそれぞれ抱えているんです・・。
だからって犯罪をしてはいけません＾＾

物語自体は最初の同様いいです。いやー結構ラノベの方が相当に名作なんでしょうね・・。

でもなんか普通のアニメ化は確かにしない方がいいかもですね。

気分が重いときに見るとグロッキーになるので注意ください。

さーける さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

続　OVAでは良作

前作よりハラハラ感はなかったものの内容的にはコチラの方がおもしろかったです

ヒロインの素性もコンパクトに描かれており　主人公との関係も良い方向に進み　不気味だった容姿も段々と可愛く映りました

しかし今度はヒロインの友人たちの素性が少し気になりました

劇中、ヒロインのバイト先での台詞で説明はあるのですが　結構絆が深そうに思えたので　もう少しヒロインとの関係の成立を描いて欲しかったです

短い話なのであまり多くは語らずに感想はこれだけにしておきます


前作と併せて二時間弱で鑑賞できますので　刺激的なものが観たい時などには当てはまる作品だと思います

atsushi さんの感想・評価

3.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

例えるなら、、、笑うせえるすまん

絵の可愛さよりも、内容で売ってる感じ。

伏線は容易に想像できるのに、予想よりもちょっとグロい辺りが素晴らしいサイコサスペンス的な話。

続きがあるなら見たいとは思う。

ガンパルンパ さんの感想・評価

4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

前世の絆です

ネタバレバレ
第2巻の愚か者の選択を抜かしてこちらをアニメ化。愚か者はアニメ化はないだろうね・・・
紅と同じ世界なんで、ものすごく治安が悪く日常茶飯事に凶悪事件が起きてる世界なんだよね。

見所は中の人の名演技かｗ
植田佳奈「堪忍してください、許してー」
小清水亜美「絶対に許さない」
ファンの方、すみません。少し笑った。

締めもいいよね。イカれた思想をイカれた思想で論破。
ラストに「前世の絆です」
やっぱ電波で終わるべきだよね。

紅の裏十三家と繋がりがあるかどうかは不明になってるね。電波的な彼女の方が刊行早いから、こっちの方が先に出来てたのかな？

ぽるもるL さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

薄雪草 さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

necotea さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：----

ぽんた さんの感想・評価

5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

けろっぴ さんの感想・評価

3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった