「火垂るの墓(アニメ映画)」

総合得点
79.6
感想・評価
815
棚に入れた
5345
ランキング
430
★★★★☆ 3.8 (815)
物語
4.0
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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火垂るの墓の感想・評価はどうでしたか?

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

残酷だけどこれは現実

私が小さい頃に見た時、恐怖や二度と見たくないと思ったことは不思議と一度もありませんでした。

誤解して欲しくないのは、こういう残酷なものが好きなサイコパス人間というわけではないです。(笑)

何度も何度も私はこの作品を見返しているのですが、今の自分達は本当に幸せだなーと毎回思わせられるのです。

普通に食事ができ、当たり前に何でも揃っていて、何不自由ない生活を送れています。

その反面、技術も進み、世の中が便利になっていく程、人間とは強欲なもので、もっと欲しいもっと欲しいと欲に塗れてしまいます。

私は、そうなってしまっているのが、今の社会なのではないかと思うのです。

もっと現実と向き合い、今何が大切で必要なのか、取捨選択する力が、一人一人に問われている時代にさしかかっていると感じます。

そうゆう意味で言うと、この火垂るの墓は今だからこそ、見返すべき作品ではないかと思います。

投稿 : 2021/09/04
閲覧 : 147

たわし(冨岡) さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

死してなお、煉獄にいる苦しみ

死んだものが世に未練を残し、成仏せずに世の中を永遠に彷徨いもがき苦しむ事を「煉獄」という。

火垂るの墓はホラー映画である。それもとびきり恐ろしい。

無邪気であるがゆえ、無知であるがゆえ、死んでもなお、この世の中の不条理を見ながら苦しみ続ける。本当の闇

節子が寝ている間にこっちをみてますよ。

投稿 : 2021/07/03
閲覧 : 828
サンキュー:

15

宇宙開発長門有希 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現代人への警鐘

どんな嫌味を言われようとも、雑炊だけの嫌がらせ受けても
清太が皿洗いなどの家事を毎日してたら二人は死なずに済みました。
こんな悲惨な結末になったのは清太の我儘にありました。

ただこのことを理解できた人は殆どいなかったのではないでしょうか?内容と全ての描写が素晴らしく登場人物の表情がとても豊か、声の演出や音楽も見事、ただただ圧倒され感情が激しく動かされます。

これほど感動したアニメはありません。

なにせ人間考察において世界一の天才集団ジブリですから、この映画が視聴者を圧倒することを計算しています。戦争の悲惨さを描いたのも事実です。人間の醜さも描いたのも事実です。

ただ最も言いたいことは、それらではなかった。一番言いたいことを時には露骨に時には謎解きのようにちょくちょく出していますが(潜在的には気づいていたのですがただただ圧倒され指摘されるまで放置)、人間社会に関わることを拒絶するとこんな悲惨なことになるんやでといった露骨な啓蒙アニメならないとこがジブリの凄みと言えるでしょう。

啓蒙アニメもしくは単なる反戦アニメになっていたら、これほど感動はなく、忘れ去られたアニメとなっていました。

まぁ世界一の天才集団ジブリはそういったことも全て計算してるのですよ。
私達がこのアニメを忘れないために、

投稿 : 2020/11/02
閲覧 : 111
サンキュー:

3

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こどもの不幸は今も続いている。

戦争は是か非かと問えば,
大方の人は,非と答えるでしょう。

ではなぜ,日本は戦争をしたのでしょうか。

世界で紛争が絶えないのはなぜでしょか。

人類の歴史は,紛争の歴史で,戦争によって
利益をもたらせるから,戦うのは自明の理です。

日本が欧米の植民地にならずに済んだのは
富国強兵の産物であり,日清・日露・第一次大戦での
勝利があることは自明の理です。

日本の勢力拡大に警戒感を感じたアメリカ
イギリス,オランダなどと衝突が避けられなかったのも
昨今の歴史観では,明らかです。

しかし,やはり,GNPにして当時13倍も違うアメリカと戦うのは
全体主義・特攻精神の日本でも,その物量に
かなうはずがありませんでした。

超空の要塞といわれたB29(と日本の戦闘機には
明らかに力の差もあり,)の爆撃・焼夷弾攻撃の
シーンは,凄みが感じられます。

神戸空襲で焼け出された兄妹は親戚に
身を寄せるものの,半ば追い出されることになる兄妹
は,ただでさえ食糧不足のさなか,
栄養失調症になるもの当たり前です。

二人の運命は,悲しいことにすでに尽きていたのです。

反戦の意図とともに,渡る世間は鬼ばかり,というような
人々の冷たさが,すでに冒頭から描かれています。

周りの人々の冷たさにも,この作品では,批判を向けられるべきです。

付けたしですが,子どもが幸せな時代というのは,
本当に理想とするものです。

戦時下になくとも,今の子どもたちは幸せでしょうか。

子どもの虐待死のニュースや貧困家庭の子どもの情報を
聞くたびに,21世紀の日本においても,世間や
行政の目から外れて,つらい思いをしている子どもが
たくさんいるのではないかと,この作品を見返してみて
思います。

すべての(弱い立場の)子どもたちが,大人の庇護を
受けて幸せな時代こそ,本当の平和と安寧の時代だと思います。

投稿 : 2020/06/11
閲覧 : 101
サンキュー:

3

ザカマン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

泣いたことはないが

泣けるアニメで有名
戦争を知らない世代が、戦時中のことや心情を知るにはいいのかも
病気や餓死で簡単に死んでしまう時代は怖い

投稿 : 2019/03/13
閲覧 : 233
サンキュー:

6

プクミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

第二次世界大戦終戦前後を描いたアニメ映画

楽しい・明るい話では決してありません。
心打たれる作品です。
最後の方はとても印象に残る部分が多いです。

色々考えさせられる作品で、戦争の悲惨さを物語っています。
感想を聞かれて最も困るアニメ映画です。

投稿 : 2019/02/26
閲覧 : 206
サンキュー:

0

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

外的な要素で日本の思想も変遷する

これも政治色と思想が強いアニメ
作られた当時の時代を色濃く反映してます。

戦後教育、反戦、バブル…
凄くホラー的で煽るけど、当時はこれが受けた印象でした。

何事にもバランス感覚は重要ですね。

投稿 : 2019/01/29
閲覧 : 318
サンキュー:

20

ootaki さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.4
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

何が悲しくて

この作品を見てしまったのか。知りたくないことなのに知ってしまった。二度と見たくない。

投稿 : 2018/09/16
閲覧 : 231
サンキュー:

1

前田定満 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観ていて辛い。

高畑勲監督による1988年に公開された映画です。
となりのトトロと同日公開で、二本立てで公開されたそうです。

強烈に悲しいお話です。
物語は主人公の清太が妹の節子遺骨の入ったドロップの缶を抱えて、
駅で息耐えるところからお話は始まります。
その後幽霊となった清太と節子が
空襲で母親を失い、その後おばさんと対立して、
川沿いの防空壕で過ごした日々を振り返ります。

見終わった後、しばらくは言葉が出ません。
戦争の悲惨さ、命の大切さを改めて痛感します。
節子が死んだシーンは涙が止まらなかった。

高畑さんは戦闘機が飛んでくる方角も史実に基づいて描いたそうです。
キャラクターの動きや表情もホントに細かく描がかれています。

後世にも絶対に観せたい名作です。

投稿 : 2018/05/11
閲覧 : 209
サンキュー:

5

ネタバレ

アベベ晴明 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

節子かわいそーだね

でも「孤立しないように生きよう」という高畑氏が提唱したテーマは、別に表現できてるとは言えないと思う。なぜって兄貴が暗愚だから。むしろ「無知で辛抱すべき時にできない奴が行き着くところは、盗人か物乞いあたりが関の山」がテーマなのかと長い間勘違いしてました。その点では失敗作です。

ジブリだから絵は凄かったよ。

投稿 : 2018/04/16
閲覧 : 152
サンキュー:

0

ストックトン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

戦争によって犠牲になる子供の姿が痛いほど
感じられた作品。
ジブリアニメの中でというより全てのアニメ作品の中でも
1番泣いた。

投稿 : 2018/04/13
閲覧 : 156
サンキュー:

2

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

蚊帳の中に蛍を放ち、他に何も心をまぎらわせるもののない妹にせめてもの思いやりだった

1988年公開のアニメ映画 88分

原作 野坂昭如 監督 高畑勲 音楽 間宮芳生
制作 スタジオジブリ

スタジオジブリの第2作目の劇場アニメーション長編

1967年、文壇の風雲児「野坂昭如」は過去の行いを反省して神妙にある小説を発表した。
一般文芸誌「オール讀物」に載った「火垂るの墓」はその年の直木賞を受賞した。
1945年の神戸大空襲を体験した野坂昭如の自伝風小説である。

当時14歳だった野坂昭如は幼い妹と共に防空壕などを逃げ回り、
戦時中に妹は死亡したと言うが、野坂自身は生まれながらの乱暴者で、
餓死した妹への罪滅ぼしとしてこの作品を献呈したということだそう。

アニメ映画は「となりのトトロ」と同時上映。まさに80年代日本的出鱈目である。
 
清太 CV辰巳努(当時16歳) 14歳の少年
節子 CV白石綾乃(当時5歳) 清太の妹 4歳

声優のほとんどは素人です。

焼夷弾によるリアルすぎる空襲の中を走る少年と幼女。
冒頭は戦争で心が死んだ野坂昭如の幽霊による語りだろうか?
作中では清太と節子の幽霊が物語を見守っている。

空襲で全身に大やけどを負いウジ虫が湧いて死んだ二人の母が象徴的な映像である。
高畑監督「反戦アニメなどでは全くない、そのようなメッセージは一切含まれていない」
という発言ですが、そんなわけないだろ、と言うのが感想です。
アニメ史上の名作2本立てでさえヒットさせられなかったジブリの苦しい状況が、
敵を作るわけにいかず、メッセージ性のある作品から離れざるを得なかったというのが真実でしょう。

しかし、野坂の原作を忠実に、ある部分はさらなる迫真を持って描いたこの作品は、
後のジブリ作品とは比べ物にならないような重みを感じます。

この作品は太平洋戦争の1シーンを切り取ったもので、
あらゆる映像作品の中でも最も真実に近いものです。
登場人物は軍人ではありませんので、原因も帰結も知らず流されていくだけです。

この作品を観て泣いた記憶はありませんが、一秒も目が離せなかった88分でした。

アニメーション技術の発展を知るためにも重要な作品の一つでもありますし、
密かに込められたメッセージを個々人の違った想いで受け取るべき必見の作品だと思います。

超有名作ですので、未見の方はいつか観る心構えを作っておいたほうがいいでしょう。

小説のカバー絵にもなったキャラデザは素晴らしい出来だと思います。
個人的にジブリ作品の中で一番好きな作品です。

投稿 : 2018/04/10
閲覧 : 254
サンキュー:

33

ひとりよねり さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

儚すぎるとしか言えない

どうも、にわかアニオタです。
本当に悲しすぎて、言葉が出ません。
綺麗な作画(ジブリ絵は好みではないが)は勿論のこと、生々しくも残酷で儚く、メッセージ性の高い物語でした。現代のアニメに劣らぬ完成度だと思います。
YouTubeに載ってますので、ぜひ一度試しに観てみるべき作品だと思います。

投稿 : 2018/03/19
閲覧 : 144
サンキュー:

4

ネタバレ

ぱくちぃ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメ

やはりジブリはすごいなぁとつくづく思わされました。商業的作品というより芸術的な作品のように錯覚するほど緻密で、完成された作品だと思います。

特にすごいなとおもったのは節子の描写です。
動きの一つ一つが、現実の幼児の深い観察に基づいて描かれていて、兄への思慕が非常に伝わってきます。声優が5歳くらいの女の子だというのにも驚きです。

{netabare} 私はこの物語は、理想と現実の葛藤の物語だと思いました。勿論反戦のメッセージも感じました。(作成陣は反戦映画ではないといっていたそうですが)
清太は、西宮のおばさんの家で、現実的な、苦しいことに耐えながらも誠実に生きていくよりも、壕で節子との2人の楽園で生きようとしました。生きるためには、西宮のおばさんに土下座をしてでも謝って戻るべきだったのです。しかし清太は理想に生きようとしました。故に2人は死にます。

最後のシーンで清太が現在の摩天楼群を見るカットが入りますが、2つの捉え方ができると思います。
一つ目は、現代社会でもこのような問題があるのだということ。
二つ目は、「忘れ物を届けにきました」というキャッチコピーの通り、戦争などを忘れて繁栄している
現代人への、このような兄妹が現実に居たんだよというメッセージ。
私には正解はわからないですが、最後のシーンではかなり泣いてしまいました。{/netabare}

一度は見たほうがいいアニメ映画なのではないでしょうか。

投稿 : 2018/03/09
閲覧 : 123
サンキュー:

4

こっとん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一度は観た方が良い作品だと思います。

一度は観た方が良い、、、ただ、当然ですがテーマが重いです。真剣に二度目を見るにはエネルギーがいるアニメだと思います。よくテレビでやっているので何度も観てる方も多いと思いますが。

投稿 : 2018/02/28
閲覧 : 129
サンキュー:

1

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

戦争をテーマにした作品。
私自身、戦時中の話をご老人の方から聞く機会があり、話を聞いた時に浮かんでくるイメージが本作のシーンと被ることがあります。

投稿 : 2017/12/30
閲覧 : 122
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦争の醜さを知りたいならこれと「永遠のゼロ」をみるべき

見る人によって評価は変わります。私の友人は「眠くなったつまらなかった」そうで、私はとても悲しい気持ちになりました。しかしその友人は人間性に少し問題があり私は軽蔑しているので気にする必要もないのかもしれないのですが。
さて、この作品は戦争をテーマにしていて楽しい気持ちでは見ることはまずできません。だからこの映画に大笑いしたりするポイントはないに等しいでしょう。どちらかというと主人公たちの世話をしてくれる親戚がとても意地悪だったり貧しいから子供が泥棒をしたり、空襲で大怪我をした主人公のお母さんがあっさり死んだりと、目の前が真っ暗になるようなストーリーです。
まあ、戦争の醜さを知りたいならこれを見るのが手っ取り早いかもしれないですね。また、これを見てどう感じるかは、貴方次第なんですよ。

投稿 : 2017/12/13
閲覧 : 135
ネタバレ

fuushin さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

圧が・・・とてつもなく、高い !!!

作品を評価するのは、正直、難しい。

ただただ、圧が・・・途轍(とてつ)もなく、高い!!!

どんなジャンルのアニメを観ても、この作品と同じ気持ちにはなりえない、かな・・。

あんな時代があったんだねとか、かわいそうねとか、お馬鹿さんねとか、そんな感想で受け止めて終わりですむような作品じゃあないし、これほどの作品に触れて、差しさわりのない感想だけで終わってしまうのはあまりにも空疎でさみしいし・・。

29年も前に見た作品なのですが、今でも鮮明に覚えています。
エンドロールが終わった後、息苦しさを覚え、しばらくは声、出せませんでした。なんとも言えぬ暗澹(あんたん)たる気持ちになっちゃて。
映画館を出てから、お天気よかったんですが、酷(ひど)い閉塞感と虚脱感がまとわりついていて、例えようもなく、施すすべのない無力感に苛(さいな)まれていました。空気が重く感じられて辛かったです。

何なんでしょうか。何という胸の疼き、心の騒めきなんでしょうか。
”トトロ” を観たあとの ”火垂るの墓”・・。伝わってくるものの違いがあまりにも大きすぎて、足元がグラグラ揺れていました。

大切な人たちを失ってしまった人間と、失わずにすんだ人間。
家屋田畑を持っている人と、持っていない人間。
信じきっていた価値観が全否定された兄の孤独と、いきなり世の中から放り出された妹の不安。
二人の生きにくさが、あからさまにリアリティーすぎて、あまりにもインパクトが強すぎて、トラウマ級のショックを受けてしまいました。(翌年、キキとジジを観るまで辛かったです・・。)

しかし、これも戦争の実態の一つなのだと受け止めざるを得ないですね。

戦争孤児。親を失った子ども。
子どもの世界を失ってしまった子ども。
寄り添ってくれる大人のいない子ども。
お父さん、お母さんが、突然いなくなってしまうことは、子どものアイデンティティー(自己同一性、自分が自分らしくあること、望ましい自分であること、)を、これでもか、これでもかと削っていく。打ちのめしていく。
そうして良心も道徳もモラルも削( そ )がれ、希望が侵され、メンタルが傷つけられ、食い繋ぐやり方さえもわからないままに、ついには命さえも奪われてしまう兄と妹。

二人は、わがままかもしれない。頑(かたく)ななのかもしれない。知恵もなく、頭を下げることも折れることもできず、あまりにも不器用なのかもしれない。
大人の私なら、当然、そう考えるし、2人の選択はマズイだろ?と思います。

だがしかし、問題は確かにあの時代にありました。
「神国日本」は負けるわけがないと教え込まれてきた時代。
「欲しがりません。勝つまでは」と、忍耐と我慢を重ねるのが当たり前だった時代。
(「進め一億火の玉だ」というスローガンがあったし、歌もあった。歌詞では 国民の憤激、戦闘意欲高揚などを歌っている。(ウィキペディアより))

命も、身も心も、お国に捧げるものであって、それを海軍の父の姿から強く影響を受けていたし、母との暮らしからも身につけてきた兄と妹。

目に見える世界こそが、兄と妹の世界だった。日本が戦争に勝つことを疑わず、信じ切ることが心の安寧につながる時代だった。
そういう時代の背景があったことを見逃してはならないと思います。

空襲・母の死、敗戦・父の死が、すべてを変えてしまった。

どうして?何で?と声を掛けることすら憚(はばか)られる二人の生きていた時代・世相。
両親や親戚などの保護者をなくし、国外からの引き揚げた孤児も含めて社会問題化されていた戦争終結後・・。

当時の責任省庁である厚生省は、
1945年9月20日に戦災孤児等保護対策要綱
1945年12月15日に閣議決定された生活困窮者緊急生活援護要綱
1946年4月15日に浮浪児その他の児童保護等の応急措置実施に関する件
1946年9月19日に主要地方浮浪児等保護要綱
を発表。
これらの施策は、浮浪児の用語が表すようにともかく保護施設への収容を目的とした政策でした。しかし実効性に乏しく、
1946年10月にはGHQから戦災孤児、混血児問題などについて福祉的政策をとるようにとの指示が出され、
1947年には厚生省内に児童局が設置され、福祉の観点からの対策に取り組むこととなった。これが「児童福祉法(じどうふくしほう、昭和22年12月12日法律第164号)」です。
(データはウィキペディアより)

そういう時代が確かにあった。清太が衰弱死したのは、1945年(昭和20年)9月21日。・・兄と妹は、セーフティーネットから漏れた、無数の戦争犠牲者の、語らずに死んでいった多くの語り部たちの一人。

この作品から伝わってくる重い世界観。苛烈さ、やるせなさ、有り余る不条理さ。・・感情的に受け入れることは、本当に難しい。

でも、それでよいと思います。

好きとか嫌いとか、楽しいとか不愉快とか、面白いとか鬱アニメとか、感動するとか二度と観ないとか、受け止めは様々あってもよいと思います。

それが民主主義の基本、個人の自由。とてもとても、大事なこと。

作品に対しての感受性は様々あるだろうけど、本当に肝要なことは、この作品を観たということ、感じたということ、あにこれでレビューをしたということ。それを読み、共有し、いくらかでも考えたということ。

”価値観の違いや考え方の多様性がある” ということに気づき、それを大事にしながらみんなが一緒に生きている、これからも生きていくということが何よりも大事なこと。

でも・・でもね、同じくらい大事なことがあります。それは「戦争の放棄」です。

戦争。どのような理屈をつけても、今の時代、許されることではありません。いいえ、未来に向けてなら尚更、決してあってはならないこと。

戦争は、勝つか負けるかです。殺すか殺されるかです。
それが、手段です。方法です。やり方です。

そのために作られたプロパガンダ(宣伝)によっても、当事国双方が異質なもの、相いれないもの、理解でしあえないもの、排除するべきもの、殲滅するべきものになってしまった。
日本は、アメリカ、イギリスのことを鬼畜米英(鬼と畜生。転じて、残酷で、無慈悲な行いをする者。デジタル大辞泉より)と呼んでさげすんだし、連合国は、日本軍のことをバンザイ・アタック(「天皇陛下万歳」などの雄叫びを上げて突撃する事。ウィキペディアより)と呼んで恐れた。

このプロパガンダをつくったのは、権力者。
政府であり軍隊でありました。

力に対抗するに力をもって成せば、最も被害を受けるのは、庶民であることは間違いありません。歴史が証明しています。
そうして、戦災孤児、傷痍軍人、家族離散、障がい児・障がい者を生み出したのです。この兄と妹の生きざま・死にざまもそうだったのです。
持たざる者、失いし者、弱き者には、回復不可能な、凄まじいばかりのダメージを与えます。

戦争とはどういうものか、負け戦の結果はどうなるのか、私たちは、70余年かけて、歴史を学んできましたし、知っています。
それが東京大空襲、沖縄戦、原子爆弾の投下。そして国内各地にも戦争の爪痕がたくさん、たくさん残っています。

高畑監督は、この作品によって、その爪痕の一部を、新たに詳(つまび)らかにしました。そして、すさまじいばかりの圧力をもって、問いかけてきます。

この作品を観る人は、兄と妹の生きかた・死にざまを通じて、また、ふたりの周辺にいた人たちの言葉や態度を通じて、名もなき戦争犠牲者、名もなき戦争被災者のことを、どんなふうに受け止め、言葉にするのか、そしてどんなふうに行動をしていくのか。

未来は明るくないかもしれない、平和が台無しになっているかもしれない。努力が水の泡になるかもしれない。
それでも、今を生きる私たちは、平和を創る義務、戦争の放棄を声にする義務があると思います。

事実を知るだけでは、あの戦争の災禍から”教訓を得たとは言えない”からです。

私たちが「普通にくらしている今」は、昨日今日作られたものではないし、事実、焦土と化した祖国を、もう一度再生し発展させてきたのは、あの戦争をくぐってきた世代の人たちが一生懸命に尽力されてきたからこそだと思っています。私は限りないリスペクトを表したいと思います。

と同時に、今のこの時代を一生懸命に生きている人たち、そして、これから生まれてくる子どもたちにも、やはり敬意を払いたい。

戦争をテーマにする作品を観るとき、平和を意識せざるを得ません。
平和を意識するとき、政治を意識せざるを得ません。

原爆死没者慰霊碑に、「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」と刻まれているのは、大方の人が知っていると思います。戦争によって命を落とされた多くの人たちへの祈りであり、生き残った人たちの誓いでもあります。
もしも再び、過ちが繰り返されるようなことが起きたら、どれだけ多くの不幸が生み出されるか、容易に想像できます。
リトルボーイ(広島に投下された高濃縮ウランを用いたガンバレル型)、ファットマン(長崎に投下されたプルトニウムを利用したインプロージョン型)。
原子爆弾、水素爆弾、中性子爆弾、生物兵器などなど、殺戮の方法は数えきれません。わずか1発でも投下されてしまったら甚大な被害が出ることは間違いありません。

今日、世界各地に見られる危うさは、薄氷を踏むような国際政治によって漸く維持できています。
小さな小さな日本の国で、高畑監督が示されたこの作品に触れ、私たちは何に祈りを捧げ、選択し、基本的人権たる権利を、平和に生きたいとする生存権を、どのリーダーに付託すればいいのでしょうか。

「貧すれば 鈍する」という諺があります。(貧しいと、生活苦に煩わされることが多くなり、才気や高潔さが失われてしまうものである。ウェブリオより。)そうなる前に、いえ、そうならないように、主体的に生きていきたいものです。

この作品が、みんなに愛されますように。

投稿 : 2017/11/18
閲覧 : 201
サンキュー:

17

ネタバレ

四文字屋 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

一度は見ておきたいと思わせる名作アニメだが、普通ならば二度目を見る必要はないし、見たいと思うことになる筈もないだろうと思われる作品で、

ひとことで言えば、高畑勲氏の、世間的に最も知られた、という意味での名作にして、最大の失敗作。

私自身が原作の野坂昭如氏の著作のファンであったこともあり、
こういう形で映像化されたことが悔しくてならない。
野坂氏は、はじめ映像化を拒んでいたが、
鈴木プロデューサーから、おそらくは近藤喜文氏の手になる、戦時中の野菜畑になる胡瓜の花のデッサンを見せられて、
そのあまりの見事さに涙が止まらなくなり、結局、映画化を了承したと、自身のエッセーでつづっていたが、
このような主観要素で充ちた作品になるとは思ってもいなかっただろうし、
自身の体験に基づいた小説の映像化作品であるならば、これを否定することは野坂氏本人には出来ないだろう。

が、一読者としては、
同じエピソードではあっても、
野坂氏独特の、饒舌で濃密にして洒脱な関西弁の文章があってこそ、
そして {netabare}兄妹二人それぞれの死という悲劇さえもさらりとした戯作に化けさせてしまう語り口の上手さがあってこそ、読んで面白い、成功した小説であったので、
野坂氏の弾むような文体を失ったうえに、亡霊と化した清太と節子を再三再四に亘って登場させては、まったく異質な作品になってしまったと、残念だがそう断じるほか、ない。{/netabare}

これは反戦思想のプロパガンダと被害者意識の押し付けであり、見ていて嫌悪感しか感じられない。
つまるところ高畑氏は、自らの思想を観客に押し付けることしかできていない。

最終盤のワンカット、 {netabare}繁栄する神戸の街並みが一瞬うつるが、勿論この映画のつくられたほんの7年後、神戸は大震災によって壊滅的な打撃を受けることになる。
結果論に過ぎないが、悲劇は人災だけではないという厳然たる事実を、無視したからこそ作れた、人の営みに対する攻撃精神に満ちた作品なのだ。{/netabare}


物語について言うと、
一般に、叔母の家を出奔する清太の選択肢を非難する意見が、映画公開当時から多かったが、
{netabare}私が、見ていていちばん嫌だったのが節子の、幼児特有の身勝手さ加減。

実は原作では、叔母の厭らしさを上手に笑い話めいて書いていて、
兄妹で出奔し、二人で横穴暮らしをすることを選ぶとき、
この兄妹の気持ちは、それまでの、叔母からの嫌味やしがらみから逃れることに成功した、解放感・至福感に満ちていた。
映画ではその部分も含めて、楽しい、とか、嬉しい、とかの描き方が弱いから、観客は、清太にも節子にも感情移入が出来ない。

辛い苦しい暑い痒い痛い腹が減った居心地が悪い、の連綿たる繰り返し。

おまけに節子を救われるすべなき、最大の被害者として描くから余計に気持ちが悪い。{/netabare}

これは脚本の非力以外の何物でもない。

投稿 : 2017/10/30
閲覧 : 260
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23

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

暗く救われない物語

世界観:5
ストーリー:5
リアリティ:9
キャラクター:4
情感:6
合計:29

終戦間近の神戸に突然B29の大編隊が襲いかかった。清太と節子の兄妹は空襲の混乱の中、母親を亡くし、家を焼け出される。路頭に迷った兄妹はやむなく小母の家へ身を寄せることにするが、そこでも生活が苦しくなるに従って小母とのいさかいが絶えなくなり、清太は家を出る決心をする。荷物をリヤカーに積み込み、横穴壕でままごとのような二人の新しい生活が始まるが、やがて食糧も尽き…。
(Amazonより)

先の戦争を市民の視点から描いたアニメ映画として「この世界の片隅で」と比較されていたり、外国人のLive Reactionでもいくつか見たことと、ちょうど8月ということもあり、この機会に視聴してみました。

冒頭から、{netabare}主人公兄妹(清太と節子)が死んでしまうことがわかり、開始早々、戦争末期の本土空襲を受けて母親が死亡。父親は出征中という状況でしたが、その後、艦隊とともに沈んでしまった模様。兄妹はおばの家に世話になりますが、生活が苦しくなるにつれ、ぞんざいな扱いを受けることとなり、兄弟は他にあてもなくその家を出て防空壕で自活を始め、栄養失調による病気で亡くなるという、何とも暗く救われない話です。{/netabare}

しかしながら、敵国に関するエピソードはほとんどなく、直接の反戦的表現はありません。淡々と、苦しい生活を営む人間を描いています(この点、リアリティが高く感じられます)。

外国人のLive Reactionで泣いたり絶賛している人を見て、感動する前提の心持ちで視聴したのがいけなかったのかもしれませんが、終わりまで大きな感動の波は訪れなかったです。

{netabare}冷たい視点かもしれませんが、私はこの兄妹の年で家を出て自然の中で生活することの難しさを痛感しました。おばの態度は確かに悪いものですが、おばの理性に基づく言動の範囲であり、清太は自分のプライドのために、節子(結局自分も)を犠牲にしてしまったのではないか、と。おばの家の仕事の手伝いをするとか、何か食べ物を探してくるとか、家計の足しになる努力はできなかったのでしょうか。住まわせてもらえることの感謝を、伝えなかったのでしょうか。清太も小さいので、そこまで考えが及ばないというのもリアルと受け取れますが、節子のために、おばとうまくやってほしかった(作品としては、そこまでやって駄目だったというシーンを入れてほしかった)と、思ってしまうのでした。

清太らは何も悪いこともしていないのに理不尽な環境に陥り、やるせない気持ちになったと思います。そういう状況で、腐らない気持ちを持つことができるか、自分に置き換えると自信はないのですが、自分のプライドを守ろうとした結果、他人の畑を荒らし、捕まれば妹の病気のせいにする、弱く醜い人間となってしまい、結末も完全なバッドエンドとなってしまったのは非常に重いですね。

他者への隣人愛は、衣食住の環境が整ってはじめて与えることができるものであり、自分が生きるのに精一杯という場合にはなかなか難しい、ゆえに、人々の基本的生活を窮地に陥れる戦争はいけないものだというメッセージでしょうか。言外に教訓が盛り込まれた作品だと思いました。{/netabare}

無論、希望があり、主人公らに親しみを持てる「この世界の片隅に」のほうが好きですね。

北朝鮮と米国の緊張関係が続いており、いつ、私たちもこのような事態に巻き込まれるかわかりませんが、どんな状況に追い込まれようとも、死ぬまで精神を腐らせずに生きたいと願うばかりです。

(参考評価:3.6)
(2017.8視聴)

投稿 : 2017/09/03
閲覧 : 272
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19

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ジブリ作品の中でもとびきりの鬱作品

戦時中の物語

見るべき作品でしょうけど、辛い。

投稿 : 2017/07/10
閲覧 : 182
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1

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

昔、道徳の授業で見せられた。

中学生のときに道徳の授業で見せられた作品。
昔っからこういう作品は見ないようにしてたけど、授業だからしょうがない、寝てると怒られるし・・・

ほんと嫌、こういう作品見るとまじで寝れなくなる、面白いとかそういうレベルの話じゃないし、そもそも啓蒙映画だし、授業とはいえ見たくなかった。
日本人なら見た方がいいのはわかるけど正直勘弁してほしい。

投稿 : 2017/07/01
閲覧 : 253
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0

ネタバレ

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ホタルの作画がすごいと思う。

悲しくなる作品。
{netabare}主人公の行動で,「あーしていれば」「こーしなくちゃ」と思って観てしまう。

戦争を肯定するつもりはないし、反戦のメッセージを否定するつもりもないけれども、節子を死なせてしまったのは清太ではないかって感じてしまう。


清太が石にかじりついて節子のために行動したけれども不幸になったのであれば、戦争が兄弟の命を奪ったと感じるのだろうけれども、清太が意地を張らなければ、節子は死なずに済んだのではないかと思ってしまう。
何度も視聴をして、二人とも死んでしまう結末を知っているからかもしれないが。{/netabare}

一般的な視点ではないのかもしれませんが、私には、そんな風に感じざるを得ない作品です。

投稿 : 2017/05/19
閲覧 : 186
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5

midas さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

誇りや名誉より大切なものとは何か?

すべての人に見てもらいたい作品。
しかし、2度とは見たくない作品。

投稿 : 2017/05/10
閲覧 : 196
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3

sirosuke さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とにかくタメになる映画作品でした

戦時の頃つらい思いをした過去。

ノンフィクションの部分もあった。  

戦争の悲惨さや結末、日本の失態の過去。

今は戦時中の経験者の存在はほぼ壊滅的。

経験者から知りたい語り継がれる機会もなくなった現代。

見たら可愛そう。応援したくなる、頑張って欲しい、幸せになってと願うばかり。

しかも実際に似たような経験者もいただろう。

日本の過去の歴史の一部と事実をアニメにした作品でもあり。

戦争というどんなものか、その恐ろしさ、過ち、もう二度としてはいけない気持ち。

そんなじだいを生きてきた主人公他の方たちにも、少しでも幸せな生活ができるようにと祈りながら見ていました。

当時と現代と比較して見たり考えると、今は重要な問題も減り、困ってる人も減り豊かな不自由ない幸せな生活が増え、戦後70年以上の年月のときを経て急激な国の発達と正しい秩序ある国に変化した。

しかしこの戦争をしていた歴史があったという事実に関しては、今後一生涯消して忘れてはいけないし、すべての人に戦争することは間違ってる、すると結末はこうなると知っておく。

何よりも失敗して敗北し、多数の死者や損害を被ったのだから、今後未来においても再び間違えを繰り返さないという思いや思想になれる事については大変学べる作品であったと感じます。

投稿 : 2017/03/20
閲覧 : 140
サンキュー:

8

ネタバレ

古酒(クース さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

強制的に

間違いない。
子供の頃、事あるたびに、半ば強制的に

「何度もみさせられた作品」である。

も、もういいですから!観てますから!これ!
わかった!わかりました!戦争いくない!節子、それドロップちゃう!

戦争は人を狂わせる。

それは、兵士であれ、老人であれ、子供であれ
例外なく全ての人を狂わせてしまう。

もっとエグい話もあるのだろう。
酷すぎて、観るに堪えない話もあるのだろう。

このくらいがいいのかもしれない。

この作品が好きかと訊かれれば、NOと言わせてもらう。
お勧めもしないし、面白い話でもない
しかし、だね

一度くらい。一度くらいは
半ば強制的にでも 観させる作品ではあると思うよ。

投稿 : 2017/02/11
閲覧 : 110
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3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

鬱作品として有名です

あまり関係ない話しですが、イギリスの推理作家、イーデン・フィルポッツの推理作品に「テンプラー一族の惨劇」という作品がありますが、
これはイギリスの戦災孤児問題を題材にしています。
一世紀も前に書かれた作品ですが、何だか火垂るの墓と通ずるものがあるのは驚きです。

火垂るの墓は名作ですが、テーマやプロットの前例は結構多い作品です。

投稿 : 2017/01/29
閲覧 : 153

手乗り変態ガ~ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

泣ける

そう何度も観るもんじゃないよね

投稿 : 2016/12/13
閲覧 : 142
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1

mentiroso さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

おい!

お兄様SUGEEEEEEEEEEEEEE!!!タグ付けたの誰だコラ!www

投稿 : 2016/09/15
閲覧 : 166
サンキュー:

0

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

高畑勲監督アニメ5作品 《一括評価》

こちらも暫定評価。
※「じゃりんこチエ」「セロ弾きのゴーシュ」は未視聴。

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[あにこれ順位]  作品名   (放送・公開時期)   個人評価
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[総合261位] 火垂るの墓 (1988年4月) × 難有 3.2 原作小説(野坂昭如)、監督・脚本(高畑勲) 
[総合1090位] おもひでぽろぽろ (1991年7月) ★ 良 4.2 原作マンガ(岡本螢・刀根夕子)、監督・脚本(高畑勲) 
[総合685位] 平成狸合戦ぽんぽこ (1994年7月) × 難有 3..4 
[総合2335位] ホーホケキョ となりの山田くん (1999年7月) × 難有 3.1 原作(朝日新聞朝刊に現在も連載中のいしいひさいち氏の4コマ漫画『となりのやまだ君』(1997年4月『ののちゃん』に改題))、監督・脚本(高畑勲) 
[総合1701位] かぐや姫の物語 (2013年10月) ★ 良 4.3 監督(高畑勲)、脚本(高畑勲、坂口理子)
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★★★(神作)0、★★(優秀作)0、★(良作)2、☆(凡作)0、×(駄作)3 計5作品 (平均) 3.6

投稿 : 2016/07/02
閲覧 : 258
サンキュー:

13

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火垂るの墓のストーリー・あらすじ

1945年(昭和20年)9月21日、清太は省線三ノ宮駅構内で衰弱死した。清太の所持品は錆びたドロップ缶。その中には節子の小さな骨片が入っていた。駅員がドロップ缶を見つけ、無造作に草むらへ放り投げる。地面に落ちた缶からこぼれ落ちた遺骨のまわりに蛍がひとしきり飛び交い、やがて静まる。太平洋戦争末期、兵庫県武庫郡御影町に住んでいた4歳の節子とその兄である14歳の清太は6月5日の神戸大空襲で母も家も失い、父の従兄弟の未亡人である西宮市の親戚の家に身を寄せることになる。当初は共同生活はうまくいっていたが、戦争が進むにつれて諍いが絶えなくなる。そのため2人の兄妹は家を出ることを決心し、近くの池のほとりにある防空壕の中で暮らし始めるが、配給は途切れがちになり、情報や近所付き合いもないために思うように食料が得られず、節子は徐々に栄養失調で弱っていく。(アニメ映画『火垂るの墓』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1988年4月16日
制作会社
スタジオジブリ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E5%9E%82%E3%82%8B%E3%81%AE%E5%A2%93#.E3.82.A2...

声優・キャラクター

辰巳努、白石綾乃、志乃原良子、山口朱美

スタッフ

原作:野坂昭如(新潮文庫版)
監督:高畑勲、企画・製作:佐藤亮一、プロデューサー:原徹、脚本:高畑勲、音楽:間宮芳生、キャラクターデザイン・作画監督:近藤喜文、レイアウト・作画監督補佐:百瀬義行、美術監督:山本二三、色彩設定:保田道世、音響監督:浦上靖夫、編集:瀬山武司

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