「人狼 JIN-ROH(アニメ映画)」

総合得点
69.0
感想・評価
263
棚に入れた
1250
ランキング
1283
★★★★☆ 3.8 (263)
物語
3.9
作画
4.0
声優
3.5
音楽
3.7
キャラ
3.6
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人狼 JIN-ROHの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

たわし(ガガ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

独裁国家日本

フィリップKディックの歴史改変SF小説「高い城の男」をご存知だろうか?

その小説ではナチスドイツと日本がアメリカに勝利し、アメリカの首都ワシントンDCは核攻撃で廃墟となり、代わりにナチス党のホワイトハウスが建設され、日本帝国とナチスドイツの軍事政権が台頭して共産主義になったアメリカが描かれたディストピアSFの傑作である。

本作、人狼でも「国家」に反逆するものは全てスパイ行為とされ、秘密警察に捕まり処刑される。まあ、お話自体は押井守さんお得意の「内ゲバ」ものであり、1960年代の学生運動をそのままアニメ化しているに過ぎないが、沖浦さんの徹底したリアリズムの作画によって、映画としてはかなりレベルの高い作品である。

正直とても暗く陰鬱な内容なので、今の時代にはウケないだろうし、評論家やアニメ作家の中では結構不評なのだが、アメリカのトランプ政権や日本の今の政治を見ていると。。。こういった未来で我々の自由がなくなってしまう日も。。もしかしたら起こりうるかも知れない。

「日々、我々は国というものを監視しなければならない。でないと暴走するからだ。」と、とあるアメリカの有名な映画監督が言っていたが、まさに今そんな気がする。

投稿 : 2020/08/04
閲覧 : 234
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11

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2016.12.31以前

2回目2016.12.31以前

投稿 : 2020/04/23
閲覧 : 32
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0

ネタバレ

kazz さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

現代人には失われた行動原理。

終身雇用制度が崩壊しつつある日本。
会社が嫌になったら転職すればいい。フリーランスって生き方もアリじゃない?
そんな感覚を持つ現代人として、本作の主人公である伏くんの生き方はなかなか共感しずらいものです。
それでも、彼の生き方はとても美しい。
組織に忠誠を誓い、組織のために仲の良かった同期を、恋した人をも殺める。
極端に個人主義的な現代に全体主義への郷愁を感じました。

なーんて酔った勢いで適当な事を書きましたが、本作の魅力は繊細で緻密な作画でしょう。セル画の最高峰と名高い本作。ヒラヒラするスカート、螺旋階段を降りるヒロイン。何のことない描写でもその作画ストレスはプロのアニメーターさんが舌を巻くレベルと言われています。そんな超絶技巧に対する感覚を鍛える上でも本作は良い教科書になるはないでしょうか。自分にはサッパリ分かりませんが。

適当ついでに、本作は押井守監督が声優の千葉繁氏のプロモ映画として制作した実写映画「紅い眼鏡」から派生した「ケルベロスサーガ」と呼ばれる作品群の一つでもあります。作品群の共通事項としては主人公が纏う強化服「プロテクトギア」しか無いわけですが、これがカッコいい。
敵の銃弾を装甲で弾き、自らは電動ノコギリと呼ばれた軽機関銃MG42で敵をなぎ払う。物語の終盤にこのシーンがあるからこそのカタルシス。
というか、この作品群の魅力の6割はこのプロテクトギア起因なのでは無いかと思っちゃいます。

最後に本作は韓国製のネトフリ映画として実写化されています。本作は架空の戦後日本が舞台でしたが、実写版では架空の朝鮮半島となっています。大変良い改変だとお思いました。プロテクトギアの出来も素晴らしいです。超動くよ!終盤の戦闘シーンだけでも観る価値アリです。しかし {netabare} 物語に若干の改変があります。本作に思い入れのある方からすれば「やってくれたな!?」と声に出してしまうこと請け合い {/netabare}です。
ただ、それを含めて、やはり現代は個人主義が行き過ぎていると思わざるを得ないのです。。。

追記:乾くんは「ケルベロス 地獄の番犬」の主人公でした。本作の主人公は「伏(ふせ)くん」です。お詫びして訂正します。

投稿 : 2020/04/01
閲覧 : 41
サンキュー:

2

ネタバレ

タツヤ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大人も見れるアニメ

悲しいダークなストーリーだけど
最後のオチはなかなかいいと思う

投稿 : 2019/07/27
閲覧 : 84
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0

ネタバレ

一一一 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

赤頭巾

よくある未来で起きる政府とレジスタンスの抗争のお話です。
抗争というところにはあまり重きを置いていないお話ではありましたが、まあ、世界観がそういう感じなのです。
物語として全体的に暗くはなりますが、なかなか考えさせられることもありました。映画ってだいたいそうなんですけどね。
(予告でも言ってあることですが)童話赤頭巾を思い浮かべながらみることをおすすめいたします。


赤ずきんって人狼ゲームみたいだよね。

投稿 : 2016/09/28
閲覧 : 146
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2

ネタバレ

上芝 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大人の赤ずきんちゃん

GYAOにて配信されていたものを視聴
{netabare}押井守監督の携わった作品特集ということで人狼とBLOOD THE LAST VAMPIREが配信されていたのですが、どちらも押井守"監督"作品ではありませんねw

押井守監督の作品と言えば、私は小難しくて話についていけず眠くなる。という先入観をパトレイバー2で植えつけられたため、今作の視聴にあたってはあらかじめ睡眠を十分にとった上で、メモを用意し分からない単語があれば書きだしておいて、見返す という視聴法を試みたのですが、まあ監督も違いますしそこまでしなくても楽しめたかなと思いました。{/netabare}

物語はつまるところ
第二の警察組織の内部で2つの勢力によるいがみあいが起こり、
不祥事を起こした片側に所属する男(主人公)に、もう片側から送り込まれた女(テロリスト)をくっつけることで、スキャンダルを起こさせ男の所属する勢力をつぶすはずだった。しかし、男の側に出し抜かれてしまった。という話。

これに赤ずきんちゃんを絡めて、物語としています。
面白かったのは普通なら赤ずきんちゃんが主役であるところ、主人公を狼に見立てて、狼としての葛藤を描いていること。
また、主人公・ヒロイン共に人と狼の立場を反転させながら心情を描いているので、二人は結局どちらの立場で落ち着くのかなと想像していく面白みがありました。

結局二人はどっちに落ち着いたのかな。
ヒロインは元の立場こそ狼だけれど、大体感情で動いていたから人で間違いないかな。
主人公は、どっちもなのかな。人狼のタイトル通り、どちらにもなりきれなかったんだと思う。

ハッピーエンドとはならなかったけど、最初から大人のアニメの雰囲気を醸し出していたし、これくらい不条理な方が考える余地があって良いかもしれませんね。

ところで、冒頭のフレーズ

"その者は狼のようなものである"
"その者は狼である"
"それ故に追放された者である"

この追放された者って何でしょうね?


物語以外の部分については

①ネームバリューがとても豪華
原作・脚本:押井守
監督・絵コンテ:沖浦啓之
演出:神山健治
キャラクターデザイン:沖浦啓之、西尾鉄也
作画監督:西尾鉄也
副作画監督:井上俊之
美術監督:小倉宏昌
銃器設定:黄瀬和哉
車輌設定:平松禎史
音楽:溝口肇
押井守の名前だけ挙げるのはもったいないメンツ

②声優の演技は少し残念

③芸が細かい
新聞に落ちる手の影とか、滑り台から落ちるところとか。
滑り台のシーンはアニメーターの力量を見せたいがために入れたとしか思えないけど、凄いなと思いました。

投稿 : 2016/03/12
閲覧 : 148
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12

ネタバレ

Britannia さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

余韻が有る

■あらすじ抜粋
日本の敗戦から十数年後

セクトと呼ばれる過激派集団(ゲリラ)と
首都圏治安警察機構(特機隊)紛争から始まり

特機隊の隊員、主人公と
セクトの赤頭巾(投擲爆弾運搬係)、ヒロインとが出会う

その後、特機隊が警視庁公安部、その背後にある首都警公安部と
銃火を交える警察の「内戦」へと発展していくってな物語。

■感想
主人公・ヒロインの立場
裏切りの中に有る、葛藤・寂しさ・切なさが視聴後に残る。

当時新宿のテアトル映画館で視聴し再視聴

世界観・ED曲の余韻に酔い視聴後外で一服
とても美味しかった思い出が有る作品。

投稿 : 2014/04/12
閲覧 : 263
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17

ネタバレ

ソルバルー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろい!

押井さんのチームで作った作品。
物語が上手過ぎる。セリフも押井節が効きまくりです。
話が暗くて向き不向きあるでしょうが、
自分的には「痛快!ケーサツVS番犬」みたいな視点でも観れると思います。
是非是非観てほしい作品です。

投稿 : 2013/01/28
閲覧 : 152
サンキュー:

0

ネタバレ

無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

押井守が築きあげた世界観。派手さはないが温かみと儚さを併せ持つ、哀愁漂う良作です。

Production I.Gが制作した長編アニメでは最後のセルアニメだそうです。
作画監督は忍空やNARUTOでも有名な西尾鉄也。
視聴したのはブルーレイ版。
人狼のブルーレイはレンタルでも取り扱ってると思うので
まずはレンタルで一回観てみて気にいったら購入するというのもありかもしれないね。

この作品は約100分ほどと尺でいえば結構な長編ですが
一つ一つのシーンを丁寧にじっくり描写してるので情報量としてはとても少なく、
物語としてはギュッと詰められてます。

人はどこまで非情になりきれるのか…
共存することの難しさを地味なんだけど丁寧に仕上げた本作は良作だと思います。

首都警の戦闘部隊【特機】の存在、そして都市伝説ともいえる影の秘密部隊【人狼】
政府内での内部抗争、騙し騙され殺しあう…
地味なんだけど見応えのあるお話でした。

主人公は伏一貴という大柄な男性で特機隊に所属しています。
射撃、格闘技など様々な分野で抜群の技量を持つ彼ですが情緒面に難あり。
通称「赤ずきん」と称されるグループの構成員、阿川七生を目の前にし撃つことができず、
追い詰められた彼女に自爆を許してしまう…その事が彼にとって深い傷として残ることになるのです。
その時の失態で査問にかけられ彼は訓練校での再訓練を命じられます。
実践さながらの訓練で見事な動きを見せながらもやはり撃つことのできない伏一貴ですが
しょせん獣はどこまでいっても獣でしかない…作中でそう言われたような気がします。
伏一貴は「どうして撃たなかった?」と問われ「自分は撃つつもりだった」と答えています。
じゃあなぜ撃たなかったのか?そして撃つつもりだった少女の死になぜそこまで傷つくのか…

彼はもしかしたら生粋の獣なのかもしれません…
撃たなかったのは情などという感情ではなく追い詰められてる彼女を目の前にして気分が高揚…
そんな彼女の絶望に照らされる表情をもう少しだけ見つめていたいと思っていたのかも。
彼女の自爆で彼が傷ついてるように見えるのも、
実は彼自身の手で殺せなかったことによる悔いなのかもしれません。

伏一貴という男は血を求め肉を喰らう人の皮をかぶった「狼」なのです。

そしてこの作品のヒロイン的ポジションにいるのが雨宮圭という少女。
伏一貴とは自爆した阿川七生の墓前で知り合うことになる七生の姉…
というのは嘘っぱちで本当は七生と同じく「赤ずきん」の構成員。
公安に捕まったことにより政府の駒として内部抗争に利用されます。
伏一貴との接触もすべては仕組まれたことだったのです。
「赤ずきん」として活動してきた彼女の本質はいったいどこにあるのでしょうか…
駒としてしか機能してなかったはずの彼女が伏一貴という男と出会い、
共に時間を過ごすことにより駒としてではない雨宮圭としての生き方を想像してしまう。
しかし彼女はしょせん「赤ずきん」
決められた物語に沿ってしか生きることのできない登場人物にすぎないんだよね…

そんな感じで伏一貴を騙し接触した雨宮圭でしたが実は最初から泳がされていたんですな。
伏一貴は査問にかけられたときから常に監視されていました…

誰に?
【人狼】に。

なぜ?
彼も【人狼】だからです。

都市伝説などではなく人狼はちゃんと存在していました。
伏一貴は特機の隊員であると同時に人狼の隊員でもあったのです。
伏一貴は獣です…間違いなく人の皮をかぶった「狼」なんです。
雨宮圭の正体に気がついていながら丸々太るまで泳がせていました。
なぜならそのほうがお腹いっぱいになりますから…
現に作戦が成功したと思い込み「餌」たちが大量に誘き出されてきました。
あとは「人」の皮をかぶった「狼」が美味しくいただくだけです…

そして最後のメインディッシュは「赤ずきん」
伏一貴は彼女を食すとき悲愴にも似たような表情でしたが
私にはずっとお預けをくらってたご馳走を
ようやく食べれたときに見せる嬉々とした表情にもとれましたね。
そして彼女もまた彼に食べられることを望んでいたかのような、そんな気さえしてしまいます。
彼は食べることで愛を伝え彼女もまた食べられることで愛を受け取ったのかもしれません…

「赤ずきん」が「狼」を前にして生きのびられるなんて童話のなかだけでのお話。
そういった童話にはないリアルさが作中に散りばめられており、
押井守が持つ世界観というのを知らしめてくれました。

『ROTKÄPPCHEN』
むかし、一人の女の子がいて母親に七年も会っていませんでした。
女の子は鉄の服を着せられて、たえずこう言い聞かせられていました。
「服が擦り切れたらきっと母さんに会いにいけるよ」
女の子は必死に服を壁に擦りつけてやぶこうとしました。
とうとう服がやぶけミルクとパン、
それにチーズとバターを少しもらって母親の元へ帰ることになった女の子は、
森の中で狼に出会い「何を持ってるのか?」と聞かれました。
「ミルクとパン、それにチーズとバターを少し」と答えると、
狼は「わけてくれないか?」と言い「母さんへのお土産が減るから」と女の子は断りました。
狼はピンの道と針の道のうち「どちらから行くのか?」と聞き、
女の子が「ピンの道を行く」と答えると自分は針の道を急ぎ女の子の母親を食べてしまいました。
やがて女の子は家につきました「母さん開けて」「戸を押してごらん、鍵はかかっていないよ」
狼はそう答えました。
それでも戸が開かないので女の子は穴をくぐって家の中へ入りました。
「母さん、お腹がペコペコよ」「戸棚に肉があるからおあがり」
それは狼が殺した母親の肉でした。
棚の上に大きな猫がきてこう言いました「お前が食べてるのは母さんの肉だよ」
「母さん、棚の上に猫がいて私が母さんの肉を食べてる、そう言ってるわ」
「嘘にきまってるさ、そんな猫には木靴を投げてやるがいい」
肉を食べた女の子はのどが渇いてきました。
「母さん、私のどが渇いたわ」「鍋の中のぶどう酒をお飲み」
すると小鳥が飛んできて煙突にとまっていました。
「お前が飲んでるのは母さんの血だよ、母さんの血を飲んでるんだよ」
「母さん、煙突に小鳥がとまって私が母さんの血を飲んでる、そう言ってるわ」
「そんな鳥には頭巾を投げてやるがいい」
肉を食べぶどう酒を飲み終えた女の子は母親にむかって言いました。
「母さん、なんだかとっても眠くなったわ」「こっちへきて少しお休み」
女の子が着物を脱いで寝台に近づくと
母さんは頭巾を顔のほうまでかぶって奇妙な格好をして寝ていました。
「母さん、なんて大きな耳をしてるの」「だからお前の言うことが聞こえるのさ」
「母さん、なんて大きな目をしてるの」「これでなけりゃお前がよく見えやしないからさ」
「母さん、なんて大きな爪なの」「これでなけりゃお前をうまくつかめやしないからさ」
「母さん、なんて大きな歯をしてるの」「………」

【そして狼は赤ずきんを食べた】

【A82点】

投稿 : 2013/01/13
閲覧 : 288
サンキュー:

3

ネタバレ

南のエデン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人はどこまで冷たくなれる?

この作品は治安維持を目的に対立した組織同士の抗争みたいなかんじですが。


そこに巻き込まれるのはいつも弱い人や、生活弱者ばかりですね::


狼の群れのような組織に重要参考の圭ちゃんを中心に時代と組織の掟が命を食べていく感じの作品。


圭ちゃんのラストは本当に本当に悲しくて、「最後まで信じて逝ったのか、それともわかっていて逝ったのか?」
もう私のなかでグルグルまわってました::


押井守さんの作品は好きで見たのだけれど、時々やり場のないシーンもみせてくれますね::

投稿 : 2012/12/28
閲覧 : 140
サンキュー:

9

ネタバレ

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

赤ずきんってこんな話だっけ?

押井守の「ケロベロス・サーガ」の一つ。今作では彼は脚本を務めている。

初めに作品の時代設定などが詳細に説明されるため、物語は至って理解しやすい。
アニメにありがちな内乱状態が続いた戦後の日本って感じの架空世界で行われる物語。

童話の「赤ずきん」をベースとした暗い物語に仕上がっているのだが、これが見事な出来映え。

ただただ比喩としての「赤ずきん」の表現が秀逸。

そして何よりも特機隊の絶望感溢れるデザインが気に入った。

気に入った点を挙げれば切りがないが、作品全体としてのメッセージは特に読み取るところがなかった。
単なる人間ドラマというのが大方の感想。

それにしても、完成度という視点からは評価せざるを得ない。物語の一貫性というか、雰囲気の継続という役割をきっちり果たしている。

名作であることは間違いない。

投稿 : 2012/11/13
閲覧 : 160
サンキュー:

9

ネタバレ

myutan さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

組織のために人は情を捨てて狼になれますか?

このサイトで知ったアニメで、
映画90分を視聴した感想文です。
原作は読んで無いです。

物語、登場人物キャラ、絵はかなり人を選ぶ作品だったと感じました。

第二次世界対敗戦後の経済成長政策によって、失業者や凶悪犯罪が増加する日本。
そんな政府に反抗する反政府組織の出現により、それを制圧しようとする自治体警察。でも自治体警察じゃ手が負えないので、国家公安委員会(公安)直属の首都圏治安警察機構(首都警)を作ります。
首都警は、東京都内管轄で、特機隊というケルベロスという特別なマスク、装甲服に身をまとって機関銃をぶっぱなす、そりゃぁ強い軍を編成してるんですよね。
反政府組織はもそんな軍にはさすがに苦戦中です。
そんな中、セクトと呼ばれる反政府組織が出現してきて、首都警と互角に戦っちゃうんですよね。
ドンパチ市街地でも戦闘されて、市民はもうカンカン。
首都警もセクトもなくなっちまぇ~っていう声が大きくなってきてるんですよね。

物語は、そんな批判の的になっている特機隊主人公の伏を中心に展開していきます。

見所は、
警察権力内部抗争にまきこまれてく登場人物達のセリフや行動なんでしょう。
内部抗争に関しては、警視庁、首都警、特機隊、人狼(特機隊で編成されてると噂される諜報部隊)の関係がわからないと物語の流れもよくわからなくなると思います。
簡単に言うと警視庁と首都警の縄張り争いです。
首都警は世論の批判になってるので、警察庁は潰そうとしてるんですよね。

登場人物は、主人公で特機隊の伏、伏と偶然出くわして仲良くなった女性の圭、伏の同期で首都警公安部の辺見、警察権力幹部の面々。
登場人物の所属先を考慮しながら、彼らの言動と行動の意味を考えながら見ていくと、最後のシーンの展開がおもしろく感じられるのではないかと思います。
みんな騙すのうまい、本当に。

作画は当時を思わせるような古い建物、路面電車、車やの群集の衣装まで、かなり細かく描かれてたと思います。
かなりこだわっていた感じがします。

戦闘シーンや途中少しグロいシーンもありましたが、ケルベロス(特別な戦闘服)を着て戦うシーンはけっこうかっこよかったかなと。

時折でてくる、赤頭巾の物語。
主人公の伏とヒロインの圭が交互にナレーションしてるんですが
内容がかなり残酷ですが、
うまぁく最後のシーンを比喩的に表現してたなぁと。
とはいえ、わかりづらかった。。。

万人受けはしない作品ですが、
シリアスなストーリー重視な方は見ても損しないかも。

Jan.9 2012

投稿 : 2012/01/09
閲覧 : 268
サンキュー:

21

しんばくん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/07/18
閲覧 : 0

紗雪☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/07/11
閲覧 : 1

takato さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/06/25
閲覧 : 3

山本遼太郎 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/06/10
閲覧 : 12

bee5000 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/16
閲覧 : 8

マルコ・パンダーニ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/03/04
閲覧 : 26

nana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/01/26
閲覧 : 4

▲猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/12/27
閲覧 : 6

燕雨 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2019/09/14
閲覧 : 8

AKIRA777 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/06/21
閲覧 : 10

あわわ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/10/27
閲覧 : 14

にいちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

投稿 : 2018/07/08
閲覧 : 13

とーとろじい さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/07/02
閲覧 : 15

anikorepon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/05/31
閲覧 : 12

pop22 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/05/29
閲覧 : 14

うどんこ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/05/01
閲覧 : 12

uryu さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/03/29
閲覧 : 13

Pot8Os さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/02/10
閲覧 : 13
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人狼 JIN-ROHのストーリー・あらすじ

『人狼 JIN-ROH』(じんろう)はProduction I.G制作の日本のアニメ映画。押井守の代表作である「ケルベロス・サーガ」の一作。\n強引な経済政策によって失業者と凶悪犯罪が急増した首都・東京。政府は反政府勢力掌握の為、“首都警”と呼ばれる治安部隊を設置する。その首都警の一員である青年・伏一貴は、闘争本能のみで生きる一匹の“狼”の様に一切の感情を切り捨て、自分を律してきたが、一人の女性・雨宮圭と出会い、運命のように惹かれ合っていくが…。(アニメ映画『人狼 JIN-ROH』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2000年6月3日
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E7%8B%BC_JIN-ROH

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