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「猫の恩返し(アニメ映画)」

総合得点
73.0
感想・評価
721
棚に入れた
5317
ランキング
1045
★★★★☆ 3.7 (721)
物語
3.7
作画
3.8
声優
3.5
音楽
3.7
キャラ
3.7

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猫の恩返しの感想・評価はどうでしたか?

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子供向けの童話であってもちゃんと作れば大人でも楽しめます。

 こういう童話のような作品って日本のアニメでありましたっけ?ちょっと珍しいですよね?ハイジ、フランダースの犬とかの子供向けを意図した名作劇場ですら、もっとシリアスです。
 日本むかし話とかアンデルセン物語とかそういう感じでしょうか?長靴をはいた猫?ユニコ?銀河鉄道の夜?ビッケ?カリメロ?ちょっと古すぎてどういう作品があるか拾い切れません。そうそうモグタンとか言う変わった作品もありました。

 ジブリでいえばラピュタとかトトロが子供向けですが、本作は更にその上を行く完全なファンタジーの話になっています。耳をすませばと関連がありそうです。以前見ていたと思いますが、若い頃だったのでそんなに味わえなかった気がします。今見るとファンタージ―感と言うか作品のチューニングがものすごく新鮮でした。

 本作のような子供向けを意図しつつちゃんと作った作品は、大人が見ても面白いものです。なぜかと言えば物語性と世界観がちゃんとあるからです。それが冒険心・ファンタジー心をくすぐります。つまりちゃんと童心に帰れます。

 話そのものが面白いわけではないですが、ファンタジー世界の描き方や音楽などとあわせて、作品として面白いと思います。そして、普通の子が何かを助けることで冒険が始まるという子供が成長期に読むべき内容になっています。

 私は子供は同じ世界観の中で停滞するような作品はあまり見せるべきではないと思っています。同じキャラ、同じ世界観の話ばかりになると、冒険心が失われているような気がします。

 子供向けはドラえもんとかコナン、しんちゃん、ワンピ、プリキュアなどのシリーズ作品ばかりで、特に映画においてですが物語性が失われてしまっている気がします。
 TV作品とは切り離して劇場版で考えていいと思いますが、作品が完全にキャラ頼りです。正直少しの例外以外はまったく面白くありません。こういうキャラものはTV作品があるので変化が出来ない閉鎖空間の閉鎖した人間関係の話にならざるを得ないです。だからゲストキャラが必要になって作品の焦点がそのゲストになります。
 大声で騒いで音楽ガンガンかけて、キャラを動き回らせて、ピンチになって助かってよかったね、とそういう作品ばかりになってます。

 童話心がある子供のための作品。映画も夕方からゴールデンに見るアニメが壊滅中です。民放が苦しいならNHKとか視聴率どうでもいいから作るのが役割じゃないの?と思ったりもします。(それとも私が見てないでけでちゃんとあるならごめんなさい。でも、おじゃる丸とか忍太郎とか、やっぱり閉鎖した関係性のシリーズ頼りな気がします)

 なお、音楽はつじあやのさんという方で、舞妓さんちのまかないさんと同じ人でしたね。曲を聞いたら一発でわかりました。この人の曲はホッとできてとてもいいです。

 出来が最高にいいかと言われると首をかしげますが、一つの童話的なアニメ作品としてはかなり高い水準…というか比較対象がない珍しい作品ではないでしょうか。

投稿 : 2023/08/05
閲覧 : 103
サンキュー:

10

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

こんな時代もあったねと。

【概要】

アニメーション制作:スタジオジブリ
2002年7月20日に公開された劇場オリジナルアニメ。
原作は、漫画家・柊あおいによる描き下ろしの作品である、『バロン 猫の男爵』

監督は、森田宏幸。

【あらすじ】

女子高生の吉岡ハルは寝坊して8時に起きて、学校に急ぐも不運が重なって遅刻するわ、
教室にこっそり入るも教師に見つかってクラスの笑いものになるわ、
気になる男子が女子と親しげに一緒に歩いてるのに気を取られて、
転んでゴミ箱の中身をぶちまけるわで気が滅入る日々。

そんななかで、トラックに轢かれそうになっていた猫を助けて生命の恩人になったことで、
実はその猫は猫の国の王子ルーンで、父親である猫の王様にロックオンされて、
ハルは猫たちに恩返しをされるのだが、どれもこれもありがたくないものばかり。
猫の国に招待されるハルであったが、猫王の家来は王様が王子ルーンの妃にハルを迎えるという。

家来は今夜迎えに来ると去っていき、真っ青な顔で怯えるハル。
そのハルの頭に直接、謎の声が聞こえてくる。

・猫の事務所を探すこと。
・そこにいる者が助けてくれること。

その言葉に従って十字街の大きな白い猫を見つけたハルは、
「付いて来な」と言われて、猫を追っていくと人間のものではない、
西洋風の小さな建物の並ぶ場所にたどり着いたのだった。

【感想】

宮崎駿でも高畑勲でもないジブリ作品のひとつで、
キャラクターデザインがいつものジブリっぽくなくて、
人間の顔が20年前のアフタヌーンで見そうな感じ。

主人公のハルが猫の国に拉致同然に攫われていって人間の世界に帰る話を、
ドタバタとしたコミカルタッチに描いた小さな冒険ですが、
展開もキャラの感情の起伏もあっさり味で、
これを映画館で見たら物足りなさで心にしこりが残りそう。

巻き込まれ主人公のふしぎな世界での体験をジブリのアニメーションで楽しむ、
アトラクション型の作品と言うべきでしょうか?

イケメンヒーロー猫のバロンのカッコよさだとか、
その他の猫の可愛らしさユーモラスさなどに浸かって、
展開が楽しくて笑ってしまえる人には多分これで十分だとは思います。

でも、この茶番劇は自分にはあまり面白くなかったかな。
子供の頃に見てたら、多分笑って楽しめてたかもしれないですけどね。

ジブリにしては、比較的に明るくて現代的な画風の作品ではありまして、
「巨匠」だけに頼らずにいろんな人材を使いながら演出家を育てて、
技術の継承をしながら後継者を作っていくそんな未来も当時はあったかもですが、
現実ではそうならなかった。ジブリがクリエイティブな部分で一代限りで、
将来的には、版権管理会社で終わってしまうんだろうな。
と、会社の歴史に関して想像してしまうのが、この作品でしたね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/09/12
閲覧 : 177
サンキュー:

23

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

続編と思うな 丹波氏の怪演が見どころ

これも映画館で見ましたね。当時はコロナじゃなかったから、隣に座った若い女性が映画にいちいち反応し、「バロンむっちゃかっこいい」とかつぶやいていたのを覚えています。そういう層も見に来ていたんですね。まあジブリ全盛期の作品ですが、作画とかジブリキャラじゃないから、私には今一つだった作品です。

タイトルにも書きましたが、「耳をすませば」の続編という宣伝文句でしたが、まったくつながりはありません。バロンが登場しているというだけの話です。要するに「耳すま」をもう一度と思ったらだめな作品ですね。しかし猫の王様を演じた丹波哲郎氏が非常に愉快な演技をしておられましたから、そこがよかったと思います。悪役では「千尋」の夏木マリさんと並んで、よかったんではないかと思いますね。まあ見たという記録で書いておきます。舞台の東京近郊都市の様子は、地方住みの私にはまぶしかったですね。これは「耳すま」でもそうでしたが。

投稿 : 2022/03/21
閲覧 : 194
サンキュー:

4

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

隠しきれないご都合主義

設定は良かったです。本作は「耳をすませば」に登場したバロンをメインキャラに据えて全く別のストーリーを描いていて、ハルちゃんがトラックに轢かれそうになっている猫を助けたところ実はその猫はネコの世界の王子様で…といった流れになっています。
この作品はとにかくツッコミどころが満載でした。ハルちゃんがルーン王子のお嫁さんになってしまうとてんやわんやしてたらどこからともなくユキちゃんの声が聞こえてくるし何故かそのユキちゃんはネコの事務所に行く方法を知ってるし。他にも粗を探せば色々ありそうではありますが個人的に1番笑ったシーンはハルちゃんたちが迷路に迷い込んだ時、兵隊ネコが道を塞いでいくのですがそれに気がついたバロンが兵隊ネコが背負った壁を蹴り倒すと見事に迷路のゴールまで一直線で倒れていってめちゃくちゃ面白かったです。文字にすると伝わりにくいのですが忘れてしまった方はそのシーンだけでも見ていただきたいぐらいです(笑)
良かったところは個人的にギャグセンスがハマっていてハルちゃんを捕まえに来た猫たちを捕まえようとムタが飛びついた時に華麗に避けて行くのはめちゃくちゃ笑って見てました(笑)
後はなんと言ってもED曲の「風になる」が素晴らしかったです。この曲を聴くだけで見て良かったなと思えてしまうのでやはり音楽の力は偉大だなと感じました。
変なところを気にしなければ爽やかなファンタジー作品として楽しめるかなと思います。

76/100点

投稿 : 2021/04/17
閲覧 : 269
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

にゃんにゃん好きなら見るにゃん^^

耳をすませば
って言うえいがに出てきた
バロンが主人公なんだ

にゃんにゃんがとっても好きな
にゃんみたいな人に見てもらいたいなぁ

小さいころに見てて
にゃんもにゃんこになりたいって
ほんとに思ったぁ

バロンもかっこよくってルーンもすてきで
王様はあんまりいい人(ねこ)じゃない
でもかわいいんだよねw

はるやゆきがうらやましかったぁ
{netabare}
はるもあのままにゃんこでいたら{/netabare}
よかったのにね

おもしろくってすぐに見おわっちゃうよ

にゃんこが好きで
まだ見てなかったら見てみてね♪

投稿 : 2021/02/05
閲覧 : 1334
サンキュー:

190

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリの猫映画。

2002年公開のジブリ映画。
監督は後にテレビアニメの「ぼくらの」を監督する(ぼくらのよりこちらが先)森田宏幸監督です。
高校生の少女と猫が出会う、青春恋愛ファンタジー映画です。
タイトルにもあるように猫が沢山登場するので猫好きな人も楽しめるでしょう。
ジブリの耳をすませばの雫が書いた物語という設定のため猫の男爵バロンとムーンが出てきています。
実際は原作は柊あおいさんのコミック「バロン猫の男爵」を基としているみたいです。
声優も芸能人が多いですが、意外にもキャラにあっている人が多く上手い人が多かったので見られた印象ですね。音楽はジブリでは珍しく野見祐二さんという方を起用していました。主題歌はつじあやのさんの「風になる」という曲で作品にあったいい曲だと思います。
全体的にアクションやコミカルなシーンが多く、ファンタジーな作品でした。
また脚本も練られており飽きさせない工夫をされていました。
ジブリの中でも好きな作品ですね。

投稿 : 2020/11/21
閲覧 : 241
サンキュー:

15

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ネコ好きです

ネコ達の動きに惹かれる。
特に四つ足からスッと立ち上がるところ。
ムタさんがウチのに似ている。
ユキちゃんと遊びたい。

話の起承転結では気になるところはなかった。

投稿 : 2020/02/28
閲覧 : 319
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

個人的には結構好き

猫と女の子の物語。評価はあまり高くないみたいだが、個人的には好きだった。

投稿 : 2020/02/11
閲覧 : 179

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

簡潔で分かりやすい。サクッと見れる良作。

日常から不思議に迷い込んだ女の子の冒険談。
終始ほのぼのした雰囲気で、楽しく見られる。

ストーリーは簡素にまとまっているし、登場人物達の性格も非常に分かりやすい。

悩むことなく、スッキリと見れる良作。

投稿 : 2019/05/03
閲覧 : 290
サンキュー:

1

ネタバレ

こた さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観だけでも楽しめる

非常にストレスの少ない作品。ラピュタとは真逆。
度々起こる壁のハードルが異常に低いのが笑った

投稿 : 2018/08/31
閲覧 : 381
サンキュー:

19

ネタバレ

※アニをた獣医師() さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

種を越えた恋から変わる女の子。

主人公ことヒロイン、はるちゃんは平凡な女子高生。
恋をして、友達と話して、いたって普通の高校生活は、猫を助けてファンタジーへ!

猫が話す、立ち上がる、まるで人のように。

そうしていろんなことへ巻き込まれていく中、頼った彼も猫。バロンは人より人らしい。
そんな彼に魅かれていく。猫だとわかっていても。

その出会いが恋に結び付き、恋が彼女を変えて前へ進ませる。

ファンタジーと日常。それはほんわかしている物語で、それでもハラハラドキドキ止まらない。

{netabare}出会いあれば別れあり。はるちゃんはバロンからいろいろ学んで大人に近づいたよう。
いつかまたはるちゃんがバロンに出会う時、頼る時、それはどうなるでしょうね。 {/netabare}

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

はるちゃんがかわいいのもありますが、バロンのかっこよさはヤバイです。
これぞ紳士だ!

投稿 : 2018/08/24
閲覧 : 341
サンキュー:

8

ストックトン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

耳をすませばのスピンオフみたいだけど
面白かった。
バロンが顔までイケメンに見えてくる。

投稿 : 2018/04/12
閲覧 : 341
サンキュー:

2

こっとん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

耳をすませばからで期待しすぎてしまいました。

なんでしょう、起伏の少ないアニメというか、耳をすませばが好きすぎたので、ファンシーすぎるというか、、、なんでしょう。

投稿 : 2018/02/28
閲覧 : 321
サンキュー:

1

ネタバレ

筒井筒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ギブリーズ

耳をすませばの月島雫が書いたと雲設定になっている話。
そのせいか、作品自体もこじんまりしている。

ある日ネコの王国の王子を助けるところから、ネコの国から歓迎を受けるようになった主人公。それは、人間界におけるネコの国との文明の衝突であった。住めば都と思うなかれ、というあくまで「異種族」では、というお話。

ちなみに、主題歌「風になる」(つじあやの)は、いい曲だ。

おまけのギブリーズは
{netabare}
カレーの辛さの表現が好きかも
{/netabare}
いろいろ、アニメの面白さを考えさせてくれる。

投稿 : 2017/12/02
閲覧 : 350
サンキュー:

5

四文字屋 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

おいおいちょっと待ってよ、こんな絵で、こんな脚本と構成で、劇場にかけるのかよ?!っと思わず前の席の背を

蹴っ飛ばしそうになった記憶があります、公開当時。

ジブリのブランド力に乗っかりながら、
ジブリのクオリティに遠く届かない作画。

片手間に作ったようなチープなストーリー。

同時に上映された「ギブリーズ」の方が、
百倍愉しめたので、金を返せとまでは思わなかったけどね。

投稿 : 2017/09/15
閲覧 : 434
サンキュー:

11

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

晴れた休日の、午後3時頃に観たい映画

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
ジブリ作品の中では異色とされる本作品。監督は森田宏幸さん。一応、同じくジブリで映画化された「耳をすませば」の月島雫が書いた物語という設定はあるものの、ストーリー的にはほとんど関係ないので、「耳をすませば」を観ていなくても全く問題ないです。

レビュータイトルですが、これ多分、音楽が大きいです。ウクレレの爽やかな音色と透明感ある力の抜けた歌声が魅力の、つじあやのさんの「風になる」は本当に名曲。自分の中では、(曲調は全然違いますが)ゆずの「夏色」と重なっていて、どこまでも突き抜けた青空と白い雲をイメージさせます。

春か、夏。晴れた休日の午後3時。午前中に掃除を終え、軽めのお昼御飯を食べ、フッと一息つきたい時。麦茶でも飲みながら観るのに適したジブリ映画だと、超超個人的には思ってます(笑)

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
感想としては、「映画ドラえもん」っぽいな~という感じ。

ジブリの、というか宮崎駿さんのファンタジーの特色のひとつに、「様々な伝記や原作をモチーフにしなかがらも、世界観ごとまるごと作っている感」があると思っています。それが、今作にはあまり見られません(なんかこう、アリモンの概念をいくつか組み合わせた感じというか)。

料理でいうと、宮崎駿さんのは創作料理って感じがするけど、この作品は、タコライスとかオムソバとか、そういう感じです(だから悪いってわけじゃなく)。

「映画ドラえもん」っぽいというのは、主人公がひょんなきっかけから不思議の世界に迷いこみ、そこで大冒険をするってのが、近いかなと。バロンも、ドラえもんっぽいっちゃぽい(笑)

この作品、確か高校生の時にリアルタイムで映画館で観た気がします(ちなみに、ウチの地元はド田舎なので、常設の映画館はなく、年に数回、公民館などに映画館が来るシステムでしたw いや、高校は少し都会だったから、映画館ありましたけどw)。観終わった後は、なんかスッキリした爽やかな印象でした。逆に、同時期の「千と千尋の神隠し」や、少し前の「もののけ姫」などのような、視聴後も胸に「ず~ん」と何かが残っている感はなかったですね。

良い意味でも悪い意味でも、子供向けでシンプルで分かりやすい! それが本作の特徴かと。
{/netabare}

投稿 : 2017/07/07
閲覧 : 583
サンキュー:

24

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

もっと評価、というか認知されるべき作品

トトロやラピュタ見たことあってもこの作品見たことないって人多くないか?
ジブリ作品で五本指を決めるなら必ず入れるなら作品、それくらい評価されるべき作品なんだけどなぁ・・・

ジブリ特有の俳優を声優起用はわかるんだけど、トトの斎藤洋介さんは違和感ありすぎないかwセリフ少ないからいいけどさw

投稿 : 2017/07/02
閲覧 : 350
サンキュー:

2

白猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジブリ隠れた名作!

大作の多いジブリの中で隠れた名作だと思います。
色々突っ込みどころはおおいのですが、気にならず一気に見てしまう楽しさ。

どんどん進むストーリーに最後まで一気に見てしまいました。
「え~」っていう突っ込みどころが面白い。

「娯楽作品ってこういうのだよね」っていう楽しませてくれる作品でした。

短く軽い作品ですので、ぜひ見てみてください。
書いてたらもう一度見たくなってきました^^

投稿 : 2017/05/19
閲覧 : 485
サンキュー:

5

ネタバレ

k-papa さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

耳をすませばの続編・・・ではない。

ジブリです。
TVで見ました。
結構何回か見てるなぁ。

猫の置物がなぜか「耳をすませば」と同じ。
だからと言って続編ではない。

たわいもないファンタジー。
見てもイイけど、期待しないで。
それであれば、そこそこ楽しめる。

投稿 : 2017/02/06
閲覧 : 342
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まさに心地よい「凡作」

ジブリとしては名作ではない、平凡な作品だが
それが実に心地よい。
肩肘張らずに見られるし、楽しい。

作品的にいろんな意味で好感が持てるものでした。

投稿 : 2017/01/17
閲覧 : 247
ネタバレ

ジョルジ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

あらゆる意味で酷い作品

「耳をすませば」に続く柊あおい原作のアニメ化。
「耳をすませば」の原作レ○プっぷりも酷かったけど、これも酷い。

まず、「自分の時間を生きる」みたいな中途半端なテーマ性の盛り込み。
原作にはそんな中途半端なものはなく、ラピュタをリスペクトしたんだろうなと思わせるような純粋な冒険活劇です。
下手にテーマ性入れたせいで逆に作品が薄っぺらくなってしまった。

そして、原作に比べての数々の演出の地味さ。
猫の事務所の登場シーンや猫の国の迷路が出てくるくだりなど、原作はもっと派手なスペクタクルとなってました。
猫王(みょうおう)の手下も名探偵ホームズやカリオストロの城の警官みたいにうじゃうじゃいっぱいいて景気良く蹴散らされたりしてましたし。
原作買ってこれがジブリの高レベルな作画で再現されるのかと楽しみにしてたのにほとんどオミットされていて残念すぎて怒りすら湧いてきました。

あと、ハルとユキちゃんの関係性。
原作ではユキちゃんはハルの元飼い猫で、猫の国でハルがユキちゃんに出会ったときにすぐに気づいて感動の再会してたのに、それもなく。
別に変える必要なんてなかったはずなのになぜ変えてしまったのか。

キャラクターデザインも酷い。
ハルちゃんもひろみも可愛くないし、バロンもヘンな色でダサいし、柘植ちゃんはあんなんじゃないし。
(柘植ちゃんは「桔梗の咲く頃」という柊あおいの別作品の主人公なのです。ちなみに、ひろみちゃんもその登場人物)

もう、ジブリは柊あおいに何か恨みでもあるのかというような原作レ○プしかない駄作でした。
公開直後に見に行ったのですが、あまりのできに途中で帰ろうかと思った思い出が。

結論としては、ジブリはもう2度と柊あおい作品のアニメ化するな、というか、柊あおいを2回も愚弄したことを謝れという感じです。

投稿 : 2016/11/24
閲覧 : 338
サンキュー:

1

ネタバレ

こっくん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ねこになっちゃった!

何となく日常を過ごす、ごく普通の女子高生・吉岡ハルは、遅刻したある日の放課後、ラクロス部である親友のひろみと帰っていた。道中、何かをくわえた見かけない猫がトラックに轢かれそうになるのをひろみのラクロスのスティックを使い助け、その際スティックを壊してしまう。助けられた後、その猫は日本語で礼を述べ、二足歩行で歩き去る。実は、彼は猫の国の王子・ルーンだった。その夜、ハルは母親に昔の猫とのエピソードを聞かされる。そして夜中に猫王ら猫の国一行にルーンを助けたお礼として目録を貰う。
翌日、猫の国からのお礼が届くが、ひろみへの大量のスティック、家の庭いっぱいの猫じゃらし、マタタビ、ネズミといった、猫しか喜びそうのない代物ばかり。さらにハルは放課後、ひろみの掃除当番を代わりごみ捨てに行くと、想い人である町田が彼女と思われる人物と歩いているのを目撃。その直後にナトルがハルの元を訪れる。「私は猫じゃないから猫じゃらしもまたたびも嬉しくない」と文句を言うハルに、それならば猫の国へご招待致しますとナトルは答えた。さらに、猫王はハルをルーンの妃にしようとしていることも伝える。ハルはそのことに慌ててナトルを引き止めるが、ナトルは「今夜お迎えにあがります」と言い残し去ってしまう。「猫のお嫁さんにされちゃう」とパニックになるハルに突然声の主の見えない声が掛かった。その声によると「猫の事務所を探して。十字街に居る白い大きな猫が教えててくれるから。」とのこと。
学校の帰り道、ハルは十字街で白い大きな猫、ムタに出会い、「ついてきな」と言われたハルは着いていくことに。そこで着いたのは不思議な街で、そこにある小さな家の「猫の事務所」で猫の男爵バロンと、心を持つガーゴイルトトに出会う。ムタ曰く、猫の国は自分の時間が生きられないやつが行く場所、それを聞いたバロンはハルに自分を見失わないようにと諭す。猫の事務所にいる時、突然現れたナトリ率いる猫の集団に、ハルは連れ去られてしまう。そしてハルとムタは、バロンとトトと離れてしまい猫の国についてしまう。そこで、ハルは王子ルーンと結婚する事を決められてしまい、猫耳と尻尾が生え、ついには、猫のヒゲが生えて、猫にされてしまう。
ハルは無事に人間にもどれるのか?

スタジオジブリの作品です!
でも監督は宮崎駿監督ではなくて森田宏幸監督。
この作品は映画館で見たなぁ~
世界観が監督が違うのでガラッと違って新鮮でした。
ジブリの作品は時代背景がむずかしくて、子供向けではない作品が多いんですがこの作品はファンタジーな要素と明るい世界観がとても見やすいと思いました!


ネコになったら一生寝て過ごしたいなぁ~(´ω`)

投稿 : 2016/02/10
閲覧 : 327
サンキュー:

2

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

犬より猫だよねー

 ジャンル ファンタジー

 ストーリー

 猫がひかれそうなところを助けたところから始まるストーリー

助けた猫は話すことができ、お礼をしたいと

ねこじゃらしやらまたたびやら猫のものばっか

そんなもんいらねーよと主人公

 それでは、猫の国へご招待

そこで時が進むにつれてネコ化が進む・・・

さぁ、どうなってしまうんでしょうか

投稿 : 2015/12/06
閲覧 : 358
サンキュー:

3

くまきっちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ジブリの世界

現代とファンタジーチックな世界を綺麗にマッチさせる作品です

重要キャラがそこまで多くないためさくさく進み戸惑うことなく最後まで行きます

主題歌の風になるも軽やかな歌で気持ちが飛んでいきそうなそんな曲です

投稿 : 2015/10/06
閲覧 : 327
サンキュー:

1

ぽよよん(^^) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私も行ってみたいな〜

私は猫が少しニガテなのですが、ジブリ作品って本当にすごくて、可愛いって思えちゃいますね!(いや本物も可愛いんだろうけど!!)

こんな世界あったら行ってみたいと思います!もちバロンも一緒にwバロンはイケメン過ぎますね〜

投稿 : 2015/09/28
閲覧 : 301
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

こじんまりしたファンタジー

ねこの世界に迷い込んだお話だけに世界が縮小された感じで、ジブリ作品にしてはコジンマリしてる。
猫達のカワユイ活躍はネコ好きさんには、たまんないと思う。
作画の良さが活きるお話ではないので、TV視聴でも十分楽しめる感じ。

投稿 : 2015/07/07
閲覧 : 225
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

風になる

なんかで主題歌を聴き、ふと見返したくなったので、

作画はやっぱりすごい、動きとか、演出がね。見やすいけど、おっと思うようなシーンとかもあって絵的には楽しめる。ゆきちゃん?だっけ、の二足歩行も元孤児だったというのも作用してるのか、あんまり慣れた感じじゃなくて、前足を反動に歩いてたり。モブ猫というか、SPとか兵士猫とかがあからさまな毛色をしてるところも楽しい。

ただ、なーんか、盛り上がらない。最初の導入とかしゃべる猫の登場とかで、お~物語が始まると思ったら、気づいたら終わってたというか。猫の国に行くのも淡々としてるし、そこで何をするでもなく即脱出だし。

何が問題なんだろ。とりあえず、エピローグ的なハルの成長ぶりはこれじゃない感が凄い。上手く表現できないけど、やっぱり基本的にハルは何もしてないからかな。最初こそ猫を助けるんだけど、それ以降は基本的に物語に流されているだけというか、自分の時間?云々もハルの学生生活があまり描写されてないので、テーマとして弱い。というか、テーマじゃないか。単にちょっと不思議な猫物語を見せますくらいの感じなのか。

基本的な構図は、千と千尋の神隠しに似ているような気がしないでもないんです。ちょっとしたことから、不思議な世界に巻き込まれる感じが。ハクとバロンという存在とかね。なんとなくだけど。この二作品で決定的に違うのは、主人公に目的があるかどうかなのかな、二人とも望まない形で巻き込まれたわけだけど、千尋には目的があったというか生まれたし、成長も見てとれた。対して、ハルは異世界での目的は特にないし、まあ元の世界に帰るというのは生まれたけどさ、その葛藤とかもとくにないし、付け焼刃的な成長で話は締められて。。

色々書きましたが、ほのぼの感は良かったと思います。ただ、ジブリ作品の及第点が高すぎるというだけの話でしょう。

投稿 : 2015/06/19
閲覧 : 259
ネタバレ

[€*=*€] さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2015/05/05
閲覧 : 324
サンキュー:

0

オールドタイプ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

自分を見失うんじゃない。君は君の時間を生きるんだ。

「耳をすませば」の主人公が書いたストーリー
という設定があるみたいです。と、いう訳で
「耳をすませば」と対で観たらイイよね。

投稿 : 2015/04/01
閲覧 : 448
サンキュー:

2

シフレ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ジブリシリーズ

猫の国一度でいいから
行ってみたいよな~

投稿 : 2015/03/03
閲覧 : 350
サンキュー:

1

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猫の恩返しのストーリー・あらすじ

何となく日常を過ごす、ごく普通の女子高生・吉岡ハルは、ある日、車に轢かれそうになった猫を助ける。助けられた後、その猫は日本語で礼を述べ、二足歩行で歩き去る。実は、彼は猫の国の王子・ルーンだった。

次の日、猫の国から、王子の命を救ったお礼の品が届けられるが、猫じゃらし、マタタビ、ネズミといった、猫しか喜びそうのない代物ばかり。文句を言うハルに、それならば猫の国へご招待致しますと使者は答え、突然現れた猫の集団に、ハルは連れ去られてしまう…。(アニメ映画『猫の恩返し』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2002年7月20日
制作会社
スタジオジブリ
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%AB%E3%81%AE%E6%81%A9%E8%BF%94%E3%81%97

声優・キャラクター

池脇千鶴、袴田吉彦、渡辺哲、斎藤洋介、山田孝之、前田亜季、佐戸井けん太、濱田マリ、岡江久美子、佐藤仁美、丹波哲郎

スタッフ

原作:柊あおい(『バロン-猫の男爵』徳間書店刊)、 監督:森田宏幸、企画:宮崎駿、脚本:吉田玲子、製作:松下武義/氏家齊一郎/星野康二/宮川智雄/相原宏徳/高井英幸、製作プロデューサー:鈴木敏夫/高橋望、音楽:野見祐二、キャラクターデザイン・レイアウト:森川聡子、作画監督:井上鋭、美術監督:田中直哉、映像演出:高橋賢太郎、制作プロデューサー:田中千義

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