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「ストレンヂア 無皇刃譚(アニメ映画)」

総合得点
67.4
感想・評価
280
棚に入れた
1322
ランキング
2392
★★★★☆ 3.9 (280)
物語
3.7
作画
4.5
声優
3.7
音楽
3.9
キャラ
3.9

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ストレンヂア 無皇刃譚の感想・評価はどうでしたか?

ちょま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

雰囲気アニメ

キャラ重視が基本のアニメ界では珍しく比較的腰を据えてじっくり世界観、というか雰囲気を味わうタイプのアニメだったと思う。

話の構図としては幼い少年を狙う謎の集団・それと敵対する武士団・少年を守る流浪人の3勢力が交差する感じなんだけど、正直ここは面白くなかった。
主人公ポジションは明らかに少年と流浪人なのに、全体的な話は他ふたつの勢力側で展開されるため、少年と流浪人が添え物状態。無愛想とガキンチョの男の友情みたいなのを感じ取れるのに完全に話のウェイトが軽い。もっとこの二人を中心に見たかった!

2つの勢力側にもその陣営のメインとなる人物がいるのだけど、ナナシとコタロウに比べると固いというか組織の一人物感があって魅力が足りなくて残念。

こんな感じでキャラとお話のバランスがあまり良くない、という欠陥があるのだけど、これを見事にカバーしてるのが作品全体の雰囲気。どこか退廃的な日本が舞台で、鮮烈な一枚絵があるわけじゃないけど、侘び寂びのようなものを感じさせるものがあった。この侘び寂び感がむしろお話のバランスの悪さにあっていたように思う。音楽もマッチしてるのよホント。作画も文句なしの最高峰レベル。ラストバトルはマジでいい(語彙力)。

なんていうかもう、腰を据えてお茶をすすりながら見るのがベスト。

あと流浪人ナナシの声をTOKIOの長瀬さんが担当されてるのだけど、このアニメ内で言えば一番うまかったと思う。素人感がもろに出てしまうシーンもあるけど、ある意味自然体で棒っぽい話し方、8割くらいはナナシの無愛想で静かに、でもうちに何かを秘めているキャラにピッタシだった。作品全体の雰囲気にも合ってたし、スタッフロールで名前を見て「マジで!?全然わからんかった!」っていうくらい。
声優力で言えば明らかに同じく参加されてる山ちゃんや大塚さんとかそうそうたるメンバーのほうが明らかに上手いんだけど、このアニメの雰囲気でいうと声だけが存在感ありすぎて逆に浮いていた。こんなこともあるんだなぁ。

なんか疲れてるんだけどゆるふわ萌えアニメとかじゃなく静かにじっくりアニメが見たい…そんなときに是非見てほしい

投稿 : 2021/04/07
閲覧 : 236
サンキュー:

0

双真 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★★★☆

おもしろかった!

投稿 : 2021/04/06
閲覧 : 193
サンキュー:

0

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

珍しい時代劇オリジナルアニメで傑作

この作品はレンタルで見たと思うんですけど、当時るろ剣がはやっていたから作られたのかな、とにかくオリジナルの時代劇アニメ映画で、こういうのすごくアニメ界では珍しいんですよ。たいていはSF作品でね。それか時代もの恋愛もの原作付き。これは恋愛要素もほとんどないし。あえて言ったら人質になる子供なんだけど、この子男の子だし。ものすごく強い敵との戦いが主な物語で、それが単純すぎるという向きもあると思いますが、私には面白かった。敵キャラがものすごくかっこいい殺陣をするんです。主人公には名前がなくて、どうして放浪しているかも説明されない。人質の子供を助けるだけです。昔はしかし、こういう邦画が多かったんだなあ。作画もすごくよかったと思います。暇な時見るのにちょうどいいと思います。あ、そうそう人質になる子は「どろろ」のどろろが元ネタでしょうね。

投稿 : 2020/10/16
閲覧 : 311
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2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

和モノが好きで血が平気な方には特にお勧めしたい

とにかく絵が綺麗です。どのくらいのお金をかけて制作されたのだろうか…特に背景がよく出来ている。2007年作品とは思えない出来の良さ。

戦闘シーンは、チープな言い方をするとバッサバッサと斬り倒されていく感じ。血が盛大に流れるので耐性のない方はご注意を。動物(馬など)が怪我をするシーンも結構あるので、それが苦手な方にはあまりお勧め出来ないかも。自分としてはかなりお勧めしたいアニメではあるのですが。

芸能界で活躍されている方々が声優として起用されています。声優で売り込んでいる感じがしますが、ストーリーがよく出来ているため、個人的には声優よりもストーリーで推していきたいアニメです。

投稿 : 2020/09/12
閲覧 : 193

MMA原理主義者 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主人公声優がいまいち

主人公を演じた長瀬智也もそれなりに頑張ってはいるんですが、脇を固めるのが山寺宏一や大塚明夫では差が出ても仕方ありません。
良かった点は音楽と作画で、アニメと相性のいい日本刀を使った殺陣をボンズの作画で描くわけですから、現行アニメ最高峰クラスの仕上がりになっています。

ちなみに物語はありがちで特に驚くような展開はありませんでした。

投稿 : 2020/08/04
閲覧 : 321
サンキュー:

0

ネタバレ

ShouyouACL さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

A good movie.

Reasonable story, very charismatic characters, mainly by the protagonist. Story segment without much coaxing.

The animation is great, especially at fight scenes. Although this is expected, it is still incredible. Animation quality here. The low-cut direction leaves the action scenes even faster and more intense, focusing on the final fight.

The design is good. Good scenarios, not too varied. And cute character design, nothing too detailed, just beautiful.

Music is cool. Basic compositions, nothing very impressive here, action scenes with songs expected for them. The sound mix is ​​good, the sound of the swords and weather is very good.

The dubbing is compelling. Nothing very impressive in this part, all the characters do what it takes to be convincing.
Great action movie, cool characters, common history and ordinary music. Want an anime with incredible fights? Maybe you likes.

投稿 : 2019/06/11
閲覧 : 293
サンキュー:

1

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

時代劇とアニメは相性がいい

ホラーも相性がいいが、時代劇もまたアニメと相性抜群だ。

日本刀を使ったアクションシーンはもちろんのこと、

時代考証やファンタジーにも使えるので、2019年の「どろろ」などの妖怪アニメ作品にはちょうど良いのである。

映像として映える。

「ストレンヂア」はアクションシーンならこれ以上ないというBONSが制作を行っているので、当時流行っていた「マトリックス」や「グリーンデステニー」などのワイヤーアクションをアニメーションで再現している。

しかし、筋肉の動きにリアリティはあるものの、何か工夫のようなものがないのでただアニメーションでアクション映画を再現しているだけに過ぎないのが難点であり、少年ジャンプやアメコミ的な超能力バトルを取り入れたほうがどうしても映像的には豪華に映る。

よく超能力が出てくると子供だましに思われがちだが、MARVELの実写映画や大友克洋の超能力表現を見て子供だましだという人はなかなかいないだろう。

なので評価は正直高くないです。

投稿 : 2019/01/25
閲覧 : 424
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9

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

安藤真裕監督・ボンズがおくるチャンバラ時代劇。

観終わりました。
ボンズがここまでハイクオリティのチャンバラ時代劇を描けるとは驚きました。ガチの時代劇ものでしたが、楽しく視聴できました。ちなみにPG-12に指定されています。

投稿 : 2018/12/12
閲覧 : 460
サンキュー:

9

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

戦闘シーンがいい

こういう作品を見つける楽しさもあるよね

時代的には室町戦国?あたりかな、主人公を頼った中国からきた子供とそれを追ってきた中国の武装集団と戦うというもの。その中でも特に戦闘シーンがかっこいい、少しグロの要素も含んでいるがそれを忘れるくらい作品にのめり込める。


ただ{netabare} 終わってみると主人公と子供以外全員死んでるという、話してる感じから明夫さんとマモのキャラは生き残ると思ったんだが・・・
{/netabare}

投稿 : 2017/07/03
閲覧 : 421
サンキュー:

1

公心健詞 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アクションは最高の剣劇

はっきり言って人物描写は浅いように思いました。
登場人物の心理描写も、生きている人間としての
躍動感があまり感じられませんでした。
しかし、アクションに関しては秀逸で、剣劇のシーンを見るだけでも
楽しめる作品ではあります。
人間ドラマ、葛藤、友情、信念、魂などドラマ性をもとめてみた場合
少し肩透かしをくらうかもしれません。
アクションシーンだけを何ども繰り返し見て楽しむのがよい見方でしょう。

投稿 : 2017/02/16
閲覧 : 267
サンキュー:

3

ネタバレ

remma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

格好いい!

とにかくキャラがよく動く作品です。
戦闘シーンが多いのですが、その時に飛び散る泥、血、雪、水、風の表現が細かいです。さすがボンズさん。背景や物の動きにも手を抜かない…!何度も見直す価値ありです^^

{netabare}
例えば冒頭なら岩上に一度登った羅狼が落ちてくるシーン。下に、最初に斬った男の死体が転がってます。アニメあるある「死んだら消失!」ではないのです。
エンディング間近なら、羅狼が踏んだ薬がくだけたまま残ってます。

画面内いつもどこか動いている感じです。
冒頭に馬上で人が話すシーンがあるのですが、ここ、馬が大人しくありませんww
雨を嫌がってか、バタバタ動きます。
{/netabare}

投稿 : 2017/01/28
閲覧 : 277
サンキュー:

5

ぬらかべ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

かっくいぃぃい

キャラの動きがとてもリアルなバトル映画。
チョイとというかかなりグロっちい表現が含まれるので臓物が苦手な方は観ない方がいいかと思いまする。
戦国時代に生きた人々の野心が中心に描かれていたように思いました。
個人的には槍使いの武将の野心が一番かっこいい。
人の死って案外あっけないものです。

投稿 : 2016/09/15
閲覧 : 303
サンキュー:

1

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ボンズ時代劇。

アニメーション制作:ボンズ
2007年9月に公開されたアニメ映画。

【概要】

完全オリジナル時代劇アニメ。監督は、後に『花咲くいろは』を手掛けた安藤真裕。
戦国乱世の日本を舞台に、徹底的に戦闘作画に拘ったアクション作品。

侍が覇を争う群雄割拠の戦国時代。合戦に次ぐ合戦や下克上が当たり前に存在している。
旅人は野盗に襲われる、そんな物騒な世界。

明国の武装中国人集団から狙われている、柴犬を引き連れた身寄りの無い少年“仔太郎”は、
廃寺で、刀を紐で縛って封印した奇妙な浪人“名無し”と出会います。
名無しは、侍を引き連れて仔太郎を追ってきた大陸の刺客から巻き添えで襲われて返り討ちにした縁から、
仔太郎から正式に用心棒として雇われます。
仔太郎は、両親を亡くした自分を中国大陸から日本に連れて来て色々と助けてくれた、
禅僧祥庵がいる万覚寺を目指します。
かくして、ふたりと一匹の旅が始まったのでした。

仔太郎が付け狙われているのにも、とある目的があるようです。

なお、物語は明国皇帝の命を受け仔太郎の身柄を欲する中国人集団。
金目当てに中国人集団と組んでみたものの、利を欲して裏切る気が満々の領主とその配下の侍たち。
各々の欲と使命が絡んで物語は血生臭さを増していくようです。

【感想】

主人公が過去のトラウマを乗り越えて剣を振るうというお話なのですが、
ストーリーがどうとかゴチャゴチャ細かいことを一切考えずに、
クオリティの高い作画と躍動感あふれるバトル=ボンズの本気!を楽しむアニメですね。

↑こういう書き方をすれば語弊があるのですが、
最初から最後まで話の流れを追っていけば、人物関係、登場人物の心の流れ、何故こんな展開になった?
わかりやすく情報が整理されていて、ぱっと頭に簡単に染みこむようになっていますね。
この映画の主役であるアクションシーンを楽しむのに邪魔にならない程度に、
ストーリー自体は脇役としての役割に徹している感じです。

作画が凄いといえば、乱れ飛ぶ矢の雨に飛び散る血飛沫。
戰場(いくさば)で疾走して位置を変えながら男達が斬り合う!斬り合う!
アクションシーンのカメラワークとスピード感は迫力満点で、
数十年前の技術では予算と人員的に負担がかかりすぎて無理だったでしょうね。

動物作画も良いですね。牛や馬なども登場しますが、
仔太郎の愛犬・飛丸の抜群に可愛いこと。SHIROBAKOでいうところの作画の芝居というのを感じました。

声優は、メインのふたりに"名無し"長瀬智也と“仔太郎”知念侑李で、脇役を実力派の声優で固める作り。
ジャニーズタレントの声優起用には私は基本的には大反対なのですが、
この作品に限っては作品を壊さずに、特に長瀬智也の演技が充分に主人公に合っていたですね。

まあ…この作品で共演した山寺宏一や石塚運昇といった名優と比べるべくも無いですし、
あくまでも本業でない中で十分に仕事をしたという範疇ですけどね!
でも…この作品で一番演技で印象に残ったのは故・松来未祐さんの数秒間の絶叫(出番これだけ)なんですがw
やっぱり本職は違うなあと!

このアニメは簡単に人が死ぬ。
刀で斬れば手足がちぎれ飛ぶし、
死んだ人間は物言わぬただの肉塊。

必死に剣を振るって強い者が勝ち、弱い者は死ぬ。
物語は至ってシンプルで余分なものをごちゃごちゃと持ち込まない潔さが気持ちいい。

戦いに現代的な正義や思想を持ち込んだり、瀕死なのに長々と喋ってから事切れたりと、
創作にありがちなパターンに飽きた人におすすめ!
この作品には、そういう要素は一切ありません。

この作品で不満があるとしたら、
ストレンヂア=異邦人が日本で好き放題に暴れてて、日本人が脇役であるということでしょうかね。
一応日本人の武士が手練の異邦人をぬっ殺す場面もちゃんとありますので、面目躍如していますが。

細かい部分をイチイチ気にしなければ一級のアクションアニメ映画として楽しめる作品でした。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2016/06/13
閲覧 : 454
サンキュー:

29

ネタバレ

なる@c さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キャラのために、作画はある

ストーリーの表面だけを見れば、そこまで凝ったものではないが、洗練された演出と丁寧かつ大胆な作画によって「ストレンジャー」としての登場人物の側面を見事に描いている。

名とともに過去を捨て、剣を封印した一匹狼の名無しが、民国(中国)から連れられた孤児・仔太郎の用心棒となる。身の上話や乗馬の練習で仔太郎と絆を深めるも、野望を持ち赤池の領主と連携を取る民国の武装集団に仔太郎が攫われてしまう。連れられる先は、赤池の本拠地。武装集団の中心人物である白鸞(びゃくらん)は、そこで仔太郎に施す怪しげな儀式の手筈を整えている。名無し、名無しと旧知の仲である虎杖将監(いたどり しょうげん)、領主の一人娘でもある姫との約束を胸にする戌重郎太(いぬい じゅうろうた)、青い目を持つ武装集団最強の剣士 羅狼(らろう)。それぞれの想いを胸に、総力戦は決着を迎える。

このアニメは時代劇アクションということもあり、未視聴の方には純和風に見えるかもしれないが、
『ストレンヂア』というタイトルには
ストレンジ【strange】=奇妙な男、
ストレンジャー【stranger】=よそ者、異邦人
という二つの意味が込められている。
戦の時代だというのに自分の剣に封印を施している。
金髪碧眼の外国人である。
強烈な二つの特徴は、物語を語る上で大切なキーワードになるのだ。

制作はボンズ。『カウボーイビバップ 天国の扉』、『鋼の錬金術師』と同じく取締役の南雅彦がプロデューサーとして深く関わり、アクション作画アニメーターとして名高い安藤真裕が初監督を務めた。音楽は『ふたりはプリキュア』、『交響詩篇エウレカセブン』の佐藤直紀。

乗馬シーンで松本憲生、ラストバトルで中村豊が作画を務めている。その素晴らしさは、文章で語るべきものではない。是非見てほしい。バトルはボンズの作画技術の粋を集めた圧巻のものとなっている。あまり語られないのは名無しと仔太郎の日常シーンだ。TOKIOの長瀬智也、Hey! Say! 7の知念侑李の掛け合いがあまりにアイドル離れしていて忘れがちになるのだろう。犬の飛丸が男をおびき出した隙に仔太郎が民家の食料を盗むシーンは、辺りを見回してササッと民家に忍び込む仔太郎がなんとも可愛らしい。仔太郎の乗馬練習は、いろんな表情の仔太郎を見ることができる。馬の描写も素晴らしい。馬に関わらず、蟷螂、鳥、犬、魚。絶対描きたくないだろうなと思う動物を長尺で描写していて驚愕した。作画監督の伊藤嘉之の仕事とのこと(Webアニメスタイルの安藤真裕インタビューより)。市場のシーンは、スタジオジブリ出身の奥村正志の仕事。情報量がとにかく多く、説得力と重さがある。
作画の感想を述べる時にアニメーターの名前を挙げる癖をどうにかしたい。アニメーターも「○○さんすごい!」とネット上で言われるために書いているわけじゃなかろうし、ただのアニメ解説作文になってしまう。しかしその思いの裏で、アニメ会社や監督を楽曲で言う作詞家・作曲家の立ち位置と考え、同じ作曲家が制作した別の楽曲を探すようなアニメの楽しみ方はとても面白いことだと思う。それが面白くない人はアニメーターの名前のところは無視してもらってかまわないが、なんだろう、こう、知識をひけらかすような文になっていないかと不安になる。意見があったらメッセージをください。

閑話休題。
赤池の国での総力戦。あまりにあっさりと人が死ぬ。男女関係なく。頭を射抜かれ、槍で身体を串刺しにされ、銃で胸を撃たれる。大げさに血が出ないのが、かえってリアルさを助長させる。また、止めを刺す瞬間を間接的な演出で見せることでこちらの想像力を働かせる。
安藤監督はアニメ!アニメ!のインタビューで「刀を振ったら人が死ぬ。必然です」と述べている。また、野望や夢を持ち戦う人間が敗れ、戦いを求めて戦う2人が残るという構図も計算して制作したとのことだ。胸の中に欲を隠し持つ人間は無残に散る、リアルな中である種の勧善懲悪モノになっている作品だ。後半は非常にハードな内容だが、武装集団が痛みを和らげる薬を服用しているのがせめてもの救いとなる。そして、その薬の服用を拒んだ名無しの戦闘への焦がれの表現にも役立っている。
また、安藤監督は『カムイの剣』をリスペクトしているとのことだが、今作のラストバトルにもその心が表れている。余計な会話が一切ない。戦いのさなかに会話を交わす必要はない、剣を交えよとは、今では古い言葉になってしまっているかもしれないが、それ以外に表現しようがないと思う。
その他、刃こぼれや筋肉の力の入れ方、汗など、特筆すべきポイントは多々あるが、表現し切れないし、表現すべきではないとも思う。中村豊の作画を実際に感じてほしい。←あ。

ラストシーン。
仔太郎が馬を操り、仔太郎の後ろに名無しが乗る。少年が一連の物語で成長したことを感じさせるシーンだ。名無しがこの後死んだのかどうかは、仔太郎の表情でわかることだろう。あの戦いに意味は合ったのだろうか?あの場面で勝ちはしたが、そのおそらく数時間後に名無しも死んでしまうのでは、何も残らないではないか。


ラストまでみた視聴者なら、こんな野暮なことは言わないだろう。
元々時代劇の良さは、褒章や謝礼目当ての戦いではなく、生き様とか、自分が今日生きていく意味を知るため、または、偶然通りかかった町で暴漢に襲われる町娘を助けるため、くらいの目的でいいというところにある。名無しがそのようなことに拘泥する男なら、羅狼と戦おうとしないだろうし、羅狼も戦いたいとは思わない。そもそも、金を払うかどうかもわからない子供相手の用心棒を引き受けたりしない。物語の序盤から変わらない名無しの信条が、結果的に仔太郎を一歩大人に近づけたのだ。

今作は作画アニメと呼ばれてる。そのとおりだとも思う。しかし、そう呼んでいる人の中に作画アニメ=作画だけのアニメと思っている人が少なからずいる。アクション作画で迫力をつけたいと思うのは当然だが、目的はその作画によって主人公、敵およびメインキャラの信条に説得力をつけるところにあると思う。作画のために見るのではなく、登場人物に注目して観てほしい。
 

色んなことを語りすぎて何が言いたいのかわからないレビューだ。
小難しく語ったが、結局のところ、僕は中村豊の作画が好きだ。

投稿 : 2016/04/13
閲覧 : 337
サンキュー:

5

かさい さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ボンズが送る、オリジナルアクション作画アニメ

劇場アニメ。
安藤監督初作品。南プロデューサー。制作ボンズ。
率直な感想はとにかく良かった。
全てにおいて劇場作品レベルの更に上の水準だったと思うし、制作陣の想いがダイレクトに伝わってくる作品だと思う。

総合:4.85/5


【物語】4.8
設定は飾りでしかない。主人公の名無しや仔太郎の過去描写やキャラ設定は存在するが、あくまで展開のキーになるだけで目的にはならなかったと思う。個人的にはとにかくシンプルでドラマ的な時代劇アニメだったと感じられた。
設定はシンプルだが、入り込むと少し複雑。何周もすれば深みが増すような仕上がりになっている。初見ではとにかく映像と物語の展開の良さ、綺麗過ぎるラスト、そこに行き着くまでの物語もとにかく素晴らしい。
ここまで約2時間の映画で清々しい気分になれたのは久しぶり。


【構成】4.9
まとまりがとにかく良い。
ラストに関しても個人的にはたまらない。このラストはいかにもな感じといいうか、期待を裏切らないというか。
アバンは少し状況把握が困難な場面から始まるが、徐々に時代劇らしい展開へと話が進んで行く。
中盤になると徐々に話の全貌が見えてくるが、それは展開の盛り上がりのきっかけにしかなっていない。
終盤には見事に盛り上がりの絶頂を持ってきたと思う。この作品を楽しむには重要な要素ではあるが、物語がこの作品の全てではない事は明らか。


【作画】5.0
作画で震えた。そのぐらい素晴らしい作画。スタッフの熱量がふんだんに込められている。作画を見せるための舞台が物語やら設定やらであって、個人的にはこのアニメの一番の見所は何と言っても殺陣だと思う。
そのぐらい素晴らしい作画だった。
作画陣はどのようにして集まったのか分からないが、南さんや安藤監督中心に集まったのだろうか。
豪華な顔ぶれになっている。
殺陣に関しては、とにかく見所が多かった。
ここでもそんなに来るのか?とつい思ってしまうような物量。
アクション作画とはなんたるかを思い知らされた。
展開も終盤に連れ盛り上がっていくが、作画も終盤は想像を超えるアクションの連発で初見は誰でもビビってしまうのではないだろうかと思ってしまう。人物の全体を捉え、カッコいい構図から繰り出される殺陣は、カロリーが高いなんてレベルじゃない気がしてくる。
しかも、おばけや早いタイミングで何が起こっているのかわからない作画ではなく、しっかりと一つ一つの動作がアクションになっていて剣技になっている。細かい技の出しあいと迫力ある殺陣、それでいてスピード感がある。
とてつもないことをやっているはず。
アクションだけではなく、火のエフェクトやキャラの芝居、表情もとても細かく、細部までの拘りを映像から読み取ることが出来る。アクションと言っても殺陣だけにとどまらず、走りやジャンプ、馬の動きまで丁寧に描写されている。馬は特に上手かった。
これは中村さんにしか描けないだろうと思えるクライマックスに相応しい鳥肌作画。個人的には名場面でもあり名作画にもなったシーン。雪がとにかく良い。脚で雪が散るエフェクトとか、決戦の雰囲気も雪の効果が強い。男心をくすぐる最強のシーン。


【美術】4.8
世界観と時代をしっかり感じれる。レイアウトや小物など当たり前のようだけど細かい。
竹内さん美術設定。森川さん美術監督。


【声優】4.8
主演陣はまさかのジャニーズ。どんな戦略があるのか凄く気になるし、またいろんな意味でのキャスティングだと思える面子。名無し役にTOKIOの長瀬さん。仔太郎役にHSJの知念さん。知念さんは当時13歳くらいか?
その他著名な俳優に竹中さんなど。
俳優さん等、本業ではない方が声優をしてしまうと、声がキャラに合っている以前に上手い下手になってしまう場合があり、稀に聞くに堪えない演技になってしまう場合もある。逆に、声優さんとは少し違い、キャラを演じるというより、本人としてどう演じるかになってくると思う。その点では、役者さんが演じるとより生っぽくリアルに近いキャラクターになると個人的には思う。
今回のキャスティング(特に長瀬さん)はドンピシャな気がする。
多少のぎこちないさはあったものの、最初からしっかり名無しだったし、それが当たり前になっていた。アニメの声優さんではあの雰囲気は出ない気がする。
メイン二人はジャニーズだが、脇にはしっかり大御所が控えており、安心した演技を拝めることができた。


【音楽】4.9
佐藤直紀さん担当。
記憶に新しい劇場作品は、るろうに剣心か。
この人が作る曲、曲調は時代劇にしっかりハマっている気がする。いや、その作品にあった曲調を当てはめることが出来るのか。
日常の落ち着いた曲調から、殺陣の迫力と緊張感ある曲調まで幅広い。
クライマックスの壮大でスケール感を感じる劇伴は感動すら覚える。
劇場で聞いてみたかった。


【演出】4.8
安藤監督画コンテ、演出。
更に何周かすれば演出面でも新しい発見はあると思う。
基本的には作画で見せるアニメだったので、各カットはアニメーターさんの力量次第でクオリティが左右するのかなと。
空間を存分に使った難しそうなレイアウトでのアクション多数。
見せるカットでは素晴らしい構図も多数。
重要な要素になってくるのはどのカットをどんなアニメーターさんに担当してもらうか。その点このアニメはドンピシャだったと思う。


【OP&ED】


【世界観】4.8
前述の通り、個人的にはとてもシンプルだと思う。
これ以上シンプルにし過ぎても深みがなくなりドラマ的な要素も緊迫した展開もなくなってしまいそうだし、これ以上複雑にしても、設定理解に苦しみ、作品自体を集中して楽しむことができなくなりそうな、本当に微妙なラインを巧みに攻めたと思う。
キャラの過去設定もそこまで踏み込まず、一部の要素としてしか扱っておらず、メイン以外のキャラについてもほとんど流している。経緯についての理解はそこまで必要なく、純粋に展開を楽しむことが出来る。それでいて、メインキャラの描写は丁寧なので、ラストシーンについても色々考える事ができる。
世界観については、音楽、美術の貢献度は高い。
その上、時代を感じる描写も幾つもあり、見ているだけで舞台の時代をしっかり感じることが出来る。
さらに詳しく設定、用語を理解できればこの作品を更に楽しめることは間違いないと思う。


【キャラ】4.9
2時間限りのキャラクター設定。かなり重要な要素。
過去描写や成り行き、その他の経緯や行動原理をはっきりさせなかったのはこの作品にとっての一つのポイントだと思う。
それでいて、メインキャラクター同士のやり取りやセリフ交わしを丁寧にし、ドラマ的かつ感動的な展開に仕上がっている。
2時間という短い時間に余計な要素を組み込めすぎるとかえって視聴者の作品についての理解や意欲が薄れ、共に内容も複雑化しどこに見所を置くのかが曖昧になってしまうと思う。
その点については、この作品は時間が立つに連れキャラの魅力も増していったし、見所がどこなのかも明確だった。

投稿 : 2016/01/25
閲覧 : 343
サンキュー:

3

ittun さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まあまあ

アクションシーンも長瀬も

投稿 : 2016/01/21
閲覧 : 322
サンキュー:

0

キャン´ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

凄まじい剣戟に圧巻の一言

◆内容

天下を統べる者を失い、度重なる合戦の果てに下克上がまかり通り、力ある者も野盗に堕して無法が横行する戦乱の時代――。

はるか中国大陸から身よりを亡くした一人の少年が、禅僧祥庵に連れられて海を渡り、日本へと辿り着いた。その名は仔太郎。

だが、仔太郎の身体の秘密を求め、明国の武装集団もまた、上陸を果たしていた。祥庵の庇護も失い、天涯孤独となって愛犬・飛丸と赤池の国・白土の万覚寺を目指す仔太郎は、とある荒寺で自らの名を捨てて刀を封印した奇妙な剣士名無しと巡り逢った。大陸の刺客に襲われ、危ういところを名無しに救われた仔太郎。不敵な笑みを浮かべる浪人と他人を拒む少年は、最初こそ互いに反目を覚えたものの、やがて道中をともにすることになっていく。

一方、追っ手の大陸勢で頭目を務める老人白鸞は、赤池国の領主と追撃の連携を取りながらも、仔太郎を捕らえた後に行う怪しい儀式の準備を始めていた。その一味の中でも異彩を放つ金髪碧眼の剣士羅狼だけは、一味の最終目的を意に介せず、命令に従いつつも、ひたすら強い相手を求めて己の刃をふるい続けていた。

やがて仔太郎の秘密は、あまたの野心を触発し始め、数々の思惑が激流となって人びとを巻きこんでいく。旅の中で互いを認めあい、絆を深めていく名無しと仔太郎。互いの実力に引き寄せられていく羅狼と名無し。宿命の縁に結ばれた二人の漢の、刃を交えるときが迫っていた……。


◆スタッフ&キャスト

原作:ボンズ
監督・画コンテ・演出:安藤真裕
脚本:高山文彦
人物設計:斎藤恒徳
作画監督:伊藤嘉之、斎藤恒徳
美術設計:竹内志保
美術監督:森川篤
色彩設計:中山しほ子
撮影監督:宮原洋平
編集:板部浩章
音楽:佐藤直紀
音響監督:若林和弘
音響効果:倉橋静男
プロデューサー:南雅彦、高梨実、西川朝子、飯塚寿雄、峯岸卓生

アニメーション制作:ボンズ

製作:「ストレンヂア」製作委員会(バンダイビジュアル、ボンズ、松竹、博報堂DYメディアパートナーズ、ソニー・ミュージックエンタテインメント)

配給:松竹


名無し - 長瀬智也
仔太郎 - 知念侑李
祥庵 - 竹中直人
羅狼 - 山寺宏一
白鸞 - 伊井篤史、王国慶
風午 - 野島裕史、張沫
水辰 - 福原耕平
土巳 - 陶力
木酉 - 皆川純子、宋湘平
月申 - 相沢正輝、薄宏
火丑 - 宝亀克寿
虎杖将藍 - 大塚明夫
領主、金亥 - 石塚運昇
戌重郎太 - 宮野真守
萩姫 - 坂本真綾
絶界 - 筈見純
磯貝 - 志村知幸
淵野辺 - 喜多川拓郎
吾平 - チョー
将監の妻 - 折笠愛
より - つかもと景子
通訳 - 保村真
武士 - 川津泰彦、増田裕生、山口登、白熊寛嗣、望月健一、ふくまつ進紗、大久保利洋、小林かつのり
妹 - 松来未祐


◆感想

タイトルの『ストレンヂア』には、戦国時代に刀を封印している
「奇妙な男」と、「異邦人」という二つの意味がこめられており、
立身出世、大きな野望、そして家族という枠組みから外れてしまった者たちの生き様を題名に託しているそうです。

主人公を長瀬智也さんが演じているのですが演技がそこそこ上手くて驚きました。

見事な剣戟に圧巻でした。("゚д゚)ポカーン状態でした。

他は特に書くことがないのでこれまでに^^


◆最後にひとこと

刀は結構重いと聞いたのでそれを振り回す彼らは
まさにストレンヂアだと思います(これが言いたかった

投稿 : 2015/12/24
閲覧 : 215
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

意外と!

声優にTOKIOの長瀬さんと言う事で、
一抹の不安(?)はあったものの、
意外と見れたし、聞けました。

投稿 : 2015/11/26
閲覧 : 184
ネタバレ

めがもん。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

チャンバラアクション

物語は難しくなく
少年と青年の友情物語みたいなもので
深さはなく割と単純だったと思いますが
見所は、刀を使ったアクション。

1回め視聴で残念に感じたのが素人声優を起用したこと。
聞きなれたら、声優に味を感じられ
むしろ精気の感じられない、この、魂を吹き込まれていないように
感じる声の方がしっくり来るのかもしれない。

終わりに生死がどちらか完全に分からなくて
見る側次第の終わり方をしています。

投稿 : 2015/06/08
閲覧 : 311
サンキュー:

0

ふれごーる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観なきゃ損かも

音楽とシナリオがマッチしていて良かった!
戦闘時には作画も凄く、音楽がまた引き立ててくれてハラハラしながら観れます。
ちょっとグロいから苦手な人にはオススメできないかな?

投稿 : 2015/06/07
閲覧 : 311
サンキュー:

0

弑羅魏優夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見入りすぎた。

私の好きなアニメーターさんが手を加えているとのことで観賞。
結果、大満足でした。

まず、さすがとでも言いましょうか。
動きが素晴らしいです。
戦闘シーンの動きはほんとうに瞬きを忘れるすごさです。
実際私は、瞬きしたら見落とすと思い瞬きせずに見入ってました。

シナリオ自体は普通でした。
映画なので詳しいことはよくわかりませんでしたが、まぁ面白いかなぐらいの内容です。

このアニメは作画アニメだと考えていますので、
視聴する際は内容も大事ですが何より作画に意識して見て欲しいです。

投稿 : 2015/03/26
閲覧 : 363
サンキュー:

3

となぷ~ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

切ない時代劇風アニメ

アニメ映画。

あらすじはあにこれ参照。

名無しのつらい過去など、切ないシーンが心を揺さぶりました。
バトルもアニメ映画っぽくヌルヌル動いて迫力がありました。

投稿 : 2015/02/21
閲覧 : 272
サンキュー:

0

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

その勝負、見事なり。

戦国の世を舞台に、異国の者たちと日本の侍との真剣での切り合いを真正面から描き切った作品。

 大筋は。仔太郎という少年が住む場を戦で焼かれ、育て親の和尚さんの言いつけのとおりある安全な寺を目指す。その道中で逢ったひとりの名無しの侍を雇い、行動を共にする。その間に襲い掛かってくる敵と名無しの侍が戦っていくもの。ストーリーに小細工はなく、戦いメインで点々と進んでいくイメージである。道中で少し退屈なシーンはあるけれども戦闘が始まればその倦怠感も一瞬で吹き飛んでしまう。登場人物の内的葛藤も触れているけれど、あまり深くは入り込み過ぎず、戦いに箔をつけるかたちで留まっている。あくまでも戦闘主体のアニメ映画だということがはっきるとわかるような映画である。

 この戦いのシーンはとにかくすごい。相手を切れば激しい出血があるし、刀や矢が体に刺さる描写もはっきりと描かれ、刺された相手はたっぷり血を吐く。腕だって切られれば、ばっさばっさと落ちる。それは過激で残酷でもあるけれど、人が刀でその身を切られれば血が出るのは当然のことだ。この映画では現実をそのままアニメに移し替えている。流血描写、死の瞬間には妥協も誤魔化しもない。過剰演出にまったく利用していないとは言えないし、もしかしたらそう見えるかもしれない。しかし、それをそのまま描かずして一体何が殺し合いだろう(また他に何を描くというのだ)。虚構とはいえ、ここは非現実的に描写するべきところではない。血は流されなければならない。血こそ、その象徴であり、現実でもあるのだ。
 また、とんでもなく強いものでも、大勢との戦いで、たった一振りで何人もぶっとばす少年漫画のような描写は一切なく、ちゃんと一対一を繰り返しながら1人1人に致命傷を与えて殺していく。相手があまりにも多ければちゃんと負けて殺されもする。これはこれで称賛されるべき見事な描き方だ。さらに言えば、超弩級に迫力のある描写で主人公を超人に見せるようなヒロイズムはそこにはない。彼らは1人のかろうじて名のある人間として描かれながらも、身ひとつで死線に飛び込んで行く人々の様は、キャラクター性に重きを置いた「アニメ」よりも迫るものとなった。それは一種の俗的な見せ方による興奮ではない。主人公には多少あったかもしれないが、アニメとして、僕個人の主観からすればだが、大衆から支持をもらい、商業的成功を収めるには明らかにそれは足りていない。かつて異名で呼ばれたほど強かったなどとも言われる侍もない。異国のものは「異国のもの」とだけラベルが貼られている。外国からやってきた彼らが、または本国の侍がどれだけ強いのかは僕らが見て判断する意外ない。だからこそなのだろう。本作で戦う人たちは、いずれもただの人間に過ぎないところにこそ、その魅力があると僕は思う。ずば抜けた技術を持ち、最強と呼ばれるような、棚に祀り上げられる強者が出てこないことは「アニメ」にはあまりない。しかし、この映画ではこれが、人を描く上で人から離れず、地道に人を描写していき、現実に根をおろしたかたちで描かれることで、戦いはより現実感を強くする。そこで人と人が戦っていることが、ことのほか理解できる。そして、流れる血と死の存在感は画面を通してその手にしっかりと伝わってくるのだ。
 本作の戦闘シーンはかっこよさだけを旨とした「アニメ」の戦闘シーンよりも、一段上に位置した見事な映像といっても良いのではないでしょうか。
 
 登場人物たちの心理描写は上でも書いたように、ほどよく描いている。まず仔太郎。仔太郎は小さな子どもだが、雇った侍相手にづけづけと物を言う。これがヒヤッとするくらい言う。でもそれは、自分はただでさえ子どもだし、弱みを見せたらそこにつけこまれることは分かっているから、だから恐くても上から目線で相手に向かっていかなければならなかったような事情もあったのだろうと思う。そしてそれができる彼の度胸はなかなかのものだった。他にも、名無しの侍はある理由から剣を抜かないという誓いから刀を縛っているのだが、仔太郎が攫われ助けに行くシーンでの、葛藤の末の抜刀の瞬間の演出はちょっとすごい。震えました。これはこの映画の中で2番目に好きなシーン。
 では一番はと言うと、ラストの戦闘。もうこれは言うまでもないが、もちろん最後は戦って締め括る。そんでもって、この戦いがとんでもないくらいすごい!仔太郎を攫った異国の者の中でも最強のヤツと対峙することになるのだがその前に、こいつも日本に来てから上のやり方に不満が溜まっていて最後になって元も子もないことをしでかす。それをしたらお前は何しに来たんだと言わんばかりのことを。ストーリーまでも破綻しかねる。しかし、彼にとってはもはやそんなことは問題ではなかった。だれもいなくなったその場所で敵と名無しは刀を取り、向かい合う。”己が求めるは強者との戦いのみ!鍛え上げた肉体と身に付けた技術で相手を凌ぐ快感は何にも代え難く、一挙手一投足における刹那の興奮は体内を巡る血をこの上なく刺激する。肉体と精神、その限界ギリギリまで互いに削り合う一騎打ちは最上の幸福と言えよう!我々はそこにすべてを懸けるのだ。”戦いでのみ生きられる人間の殺し合いには目が離せなかった。最後の刀を構えてからの約4分間は鳥肌が止まらない。何度観たって興奮する。こういう映像はなかなか作れないものである。感動してしまった。
 それに個人的なことを言わせてもらえれば、最後の異国の者のなにもかも台無しにする利己的な行為は、僕は好きだ。そうだよね。アニメはまさにこうでなきゃって思うよ。暴力とその強さがものを言う世界の話の最後では、この展開を僕はもっとも好む。
 
 全体的に見れば落ち度もあるけれど、要所要所に置かれた戦闘シーンはこの映画の大事な見せ場であり、骨であって、それは人の目を惹きつけるに足るものである。残念ながらメッセージ性やテーマは発見できなかった。戦う彼らの姿に投影されていたとも到底思えない。それは単に刺激するものであったからだ。でもそんなものがなくとも成立するのがアニメである。それでいいのもアニメの良いところであり、糾弾されるべきところでもあると思う。ただ面白かった、興奮した。それだけで見るのであれば、この映画はほんとに良い作品だ。すごくすごく楽しめると思う。鳥肌だって何度も立つだろう。そして間違いなくあなたは、最後の一騎打ちを2回は見返すだろうと僕は密かに思っている。だってほんとにすごいんだから!

投稿 : 2015/01/26
閲覧 : 555
サンキュー:

11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

誰がために斬るのか

とにかくアクションシーンが凄い。
内容なんかどうでもよくなるくらいにw
最後の二人の戦い様は本当に何度見ても
飽きません。
時間がなければ最後だけでも良いかとw

投稿 : 2015/01/10
閲覧 : 186

半兵衛♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【ネタバレ有】『息をのむ“圧巻の作画”―!! 名も無い一人の剣客の、儚き“生き様”の美しさ―!!』

 
 「ボンズ」が制作を担当した、“安藤真裕(あんどうまさひろ)”監督の時代劇アニメ映画―。

 人物アクションに定評がある安藤監督に加え―、緻密で堅実なシナリオで知られる“高山文彦(たかやまふみひこ)”が脚本―、「ALWAYS 三丁目の夕日」で日本アカデミー賞(最優秀音楽賞)を受賞した“佐藤直紀(さとうなおき)”が音楽を手がけ―、声優初挑戦の“長瀬智也(ながせともや)”らを主役に起用しつつ、“山寺宏一(やまでらこういち)”や“大塚明夫(おおつかあきお)”といった実力派声優陣が脇を固める―。


 ボンズ作品には、何かエネルギーのようなものを感じる“力強い”作品が多く―、どの作品にも、作画の“統一感”や細部への“こだわり”を感じる―。

 それには(上記のような)、作品ごとに上手く組み合わせたスタッフ構成によって、それぞれの“長所”を引き出させるという確かな裏付けがあり―、(監督を中心に)スタッフに“任せる”気概が、逆に彼らに、
“やり切らせる”方向に繋がっているからだろう―。

 本作でも、観終わった後にこのメンツを見てみると―、それぞれの特徴が上手く出た、力強い作品だったなと改めて感じさせられる―。



 (では少し内容を見ていくと―)、戦国時代の架空の国を舞台に―、戦での経験によって自らの生き方を“拒絶”した浪人“名無し”と―、“強さ”にのみ魅了され、故に充たされぬ思いを抱く金髪碧眼の剣士
“羅狼(らろう)”が―、両親を失い孤独に生きる少年“仔太郎(こたろう)”をめぐって激闘する姿を―、超絶ハイクオリティ(な映像)で描く戦国時代劇である―。


 “虎杖将藍(いたどりしょうげん)”の時世にのし上がらんとする姿や…、明国の刺客たちの不老不死という大欲…、(他にも)虎杖の家族との描写や、“重郎太(じゅうろうた)”の“萩姫(はぎひめ)”に恋する姿を描く事で―、(形は違えど)世間一般の人々の、“普通の”欲や望み(に生きる姿)をちらつかせる―。

 そうする事で、同じ時代を生きてきたにもかかわらず、“俗世間(の考え)”という枠組みから外れてしまった彼らを、(タイトルにもある)「ストレンヂア」(=奇妙な男)として描いているのである―。


 大流から外れ、孤独に孤高に生きる姿は、こうも儚く美しい…。

 この作品は、100分足らずのストーリー自体ではなく―、その物語を作る男たちの、冷めた表情や生き方の中に隠れた、“一縷(いちる)の魂の輝き”こそを描いた作品なのである―。



 (本作の本当の良さは、(前述した)男たちの“生き様”にこそあるのだが…、これを語らずして本作は語れないので書かせてもらうと―)、この作品の最大の特徴は、(何と言っても)、息をのむあの圧倒的なまでの“作画”だろう―。

 特に、(ラストの)“名無しと羅狼の剣戟(けんげき)のシーン”は圧巻である―。

 “荘厳で心震わすBGM”と―、“一粒一粒の汗にまでこだわった完璧な作画”―。瞬きする事すら忘れ名無しが息を吐き出すまで自分の呼吸も止まる…。“1シーンの美しさ”を完璧に理解したあの圧巻の戦闘シーンを、一瞬たりとも見逃したくない…にもかかわらず―、そのBGMによって心を揺さぶられ…その作画によって心を奪われ…、涙が勝手に溢れてくる―。

 本当に美しいものに出逢った時、人は自然と感動し涙が流れてくる事を、改めてあの瞬間気付かされた―。


 また、カメラワークが非常に良く―、常に“視点”がどこになるか分からない(戦場での)“臨場感”が、観ている視聴者への“緊張感”として伝わる―。

 例えば、“飛んでいく矢の視点”や“斬られる武士の視点”…、“遠距離と近距離を上手く組み合わせた剣戟のシーン”など…、アニメーション以外の撮り方を知っている人だからこその、(実写映画によく見られるような)演出に、魅了される事間違いない―。


 リアルではなく“リアリティ”を追求した本作だからこそ―、“未来”に希望ある人間の、虚しき死に様が
“儚さ”として…、“今”を生きる男達の、必死な生き様が“美しさ”として表れる―。



 本作は、物語自体に“厚み”は無い―。

 けれども、登場人物の生き方には(一言では言い表せない)“深み”があり―、地位や名誉…、野望や愛を捨て…、ただ“今”を生きる彼らの人生のこの瞬間が、“生き様”として、この作品に重みをもたらしている―。

 全体としての完成度や総合力よりも、その“一片”を優先し、その一つをテーマに“徹底的に描き切っ
た”スタッフたちは素晴らしいし賞賛したい―。それが、万人受けせずとも“半端ではない”この作品の、
“他とは違う無二の魅力”に繋がっているのだろう―。



 最後に―、こんな傑作が埋もれている事こそ、“奇妙な”話である―。


  (終)


 

投稿 : 2014/10/05
閲覧 : 507
サンキュー:

3

右を向く亀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

手軽に見れるエンターテイメント

何者かに追われる少年とそれを助け厄介事に巻き込まれていく主人公。
なんというベッタベタなストーリー・・・
しかしいざ見てみるとまさしく時代劇であり爽快なアクション映画であるのが明確に伝わってくる。確かにこれなら凝ったストーリーなんていらない。
実に潔い作品だ。だからこそこちらも肩の力を抜いて見ていられる。
迫力のある殺陣で手に汗握ればいいだけ。
このわかりやすさがまた時代劇らしくて良い。

投稿 : 2014/07/24
閲覧 : 292
サンキュー:

0

モンゴル411 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

刃と刃が擦れ合い・・・火花散る!

あらあらすじ
一人の少年を巡って!
素浪人とその他勢力が!
戦う!
アクションアニメです!

ぶっちゃけ内容なんてないです。
物語も
人物設定も
時代背景も
全て主人公を戦わすためだけに配置されたものです。

ですから各勢力の強い敵は全員戦闘狂です。
しかもキャラが渋すぎる。
声が渋すぎる。
見ていて気持ちいいぐらいに野心家です。

この物語の見どころはアクションシーン一点のみ。
そしてそのアクションシーンが抜きんでて素晴らしいです。
それだけでも見る価値は十二分にあると思います。

深く考えず格好よさに痺れたい方はどうぞ!

投稿 : 2014/06/12
閲覧 : 220
サンキュー:

1

ネタバレ

砂カモメ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

殺陣が凄い

ラストの殺陣の為に作った様な作品。
確かコンセプトもそんな感じだった筈。

目まぐるしく動くにもかかわらず、何が起こってるか何とか理解できる程度には目で追えると言う、観ててワクワクする殺陣でした。

それだけでも見る価値はあると思います。

投稿 : 2014/06/03
閲覧 : 237
サンキュー:

0

ネタバレ

fireball さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

アクション作画

ヤバい

どの殺陣も面白くてかっこいいんだけどそれをしっかり上回るラストバトル
音楽や物語上の状況にもバックアップされたバトルシーンだけどここだけは何回見返したかわからない
人対人の個人的なベスト
「痛みがある方が生きている気がする」って台詞も好き
名無しと羅狼の声優に起用された二人の演技も良かったと思う

投稿 : 2014/06/01
閲覧 : 237
サンキュー:

0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

物語としては三流。演出は超一流。

この作品は、何を求めてどこに価値を見出すかで評価が真っ二つに別れるのではないだろうか。

まず物語のほうから考えてみる。
……どう考えても三流だ。何故三流なのかといえば、アウトラインがテンプレートだからというわけではない。展開が早すぎて感情移入しづらいのだ。
正直無理して感動モノにしようとしなくても良かったのではないだろうかとすら思う。

では声優の演技はどうか。
……主役級二人がジャニーズ、お察しだ。……と思いきや意外と頑張っている。
特に主人公役の長瀬氏は関心できるくらい頑張っている、違和感がなかった。
しかしハイクオリティかどうかと問われると、やはり本業には勝てないだろう。

ではアクションシーンはどうか。
素晴らしいの一言だ、これだけで全てが許せる。特に最後の戦闘シーンの流れはスロー再生までして見てしまった。動きは当然として両者の表情から刀の持ち直し、残心まで事細かにやっており、アニメでここまでやるのか!と思わされた。文字通り一挙一動目が離せないし瞬きするのが惜しくなるほどだ。また、その際に流れている音楽もハイクオリティで「異邦人の刃」は素晴らしい名曲だと思う。

感動できる物語を求める人にはおすすめできない。しかし手に汗握る戦闘シーンを見たい!という人には絶対的におすすめできる作品だ。

投稿 : 2014/05/14
閲覧 : 270
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ストレンヂア 無皇刃譚のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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ストレンヂア 無皇刃譚のストーリー・あらすじ

天下を統べる者を失い、度重なる果てに下克上がまかりとおる戦乱の時代。中国から身寄りを亡くした一人の少年、仔太郎が、僧である祥庵に連れられて海を渡り日本に上陸して来た。仔太郎の体内に"隠された秘密"を求め、明国の謎の武装集団が日本へ上陸して来た事から物語は始まる。祥庵の庇護も失い天涯孤独となった仔太郎は愛犬・飛丸ととある荒寺で自らの名と共に刀を捨てた男、"名無し"と出会う。武装集団の襲撃に居合せたのを切っ掛けに仔太郎の用心棒として雇われた名無し。初めは互いに対し反感を覚えるが、徐々に絆を深めてゆく名無しと仔太郎。 一方、追手の武装集団の頭目・白鷲は赤池城の領主と追撃の連携を取りながら、怪しい儀式の準備を着順と進めていた。(アニメ映画『ストレンヂア 無皇刃譚』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2007年9月29日
制作会社
ボンズ
公式サイト
www.stranja.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%82%E3%82%A2

声優・キャラクター

長瀬智也、知念侑李、竹中直人、山寺宏一、石塚運昇、宮野真守、坂本真綾、大塚明夫

スタッフ

原作:ボンズ、 監督:安藤真裕、脚本:高山文彦、人物設計:斎藤恒徳、作画監督:伊藤嘉之、美術設計:竹内志保、美術監督:森川篤、色彩設計:中山しほ子、撮影監督:宮原洋平、音楽:佐藤直紀、音響監督:若林和弘、プロデューサー:南雅彦

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