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「涼宮ハルヒの消失(アニメ映画)」

総合得点
92.3
感想・評価
5190
棚に入れた
22964
ランキング
23
★★★★★ 4.2 (5190)
物語
4.4
作画
4.3
声優
4.2
音楽
4.0
キャラ
4.3

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涼宮ハルヒの消失の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ヴァッハ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作を超えた何か

名作を超えた何か。

今回で見るのは何回目になるのか分からないが、何度見ても「すげぇ」という言葉しか出てこない。
2時間超の作品だが、時間を忘れて熱中してしまう。
ハルヒは、ジャンルを区切るのが本当に難しいシリーズです。SF、学園、世界系、日常、人間ドラマ、青春etc...
それらを包含し、生かしているというのが衝撃的です。
消失は、シリーズ内でも特に感情を丁寧に描いた作品でした。

以下、個人的に書きたいから書きます。

感情の発露

・キョン
やれやれ系、または巻き込まれ系主人公と呼ばれる部類のキャラクター。
そんな彼ですが、他と圧倒的に違うものがあります。
それは個性。
没個性で、受け身であれば物語は先に進みやすいが、キョンは葛藤し、巻き込まれながらも周りを巻き込む男です。
みんなの苦悩を受け止める度量がある。
0から1は涼宮ハルヒだが、1から100はキョンが作る。そんなイメージ。
今回は、そんなキョンの本音が多分に漏出する。
敢えて目を背けていた訳でもないが、自然とセーブしていた感情。
受け身であっても、必ず彼女が自分の日常を面白くしてくれるという他人任せ。
本当の感情に、長門から投げ掛けられた二択によって、そして迷わず修正を選んだ事によってキョンは気づいてしまう。
キョンが自分自身に問いを投げかけるシーンはこの映画の最大の見所といってもいいでしょう。
この事件を通し、キョンは巻き込まれ系から、日常を守る主体的な主人公に変化した。


・長門
今作の主人公。
情報統合思念体が「ないもの」と決め付けていた感情が爆発。
世界が改変される。
感情の爆発は大好きなテーマです。
上手く文章化出来ませんが、世界より自身の感情を優先した理性的でない行動。
それでいいのだと感じます。
主人公達と時間を共にする内、感情が芽生える。ベタなテーマですが、それに真摯に向き合い、ここまで逃げずに書いてくれると、とても心の深奥に響きます。
感情を持ち始め、発露してしまった故に処分を検討。
まさに「クソったれ」です。ベジータとキョンはいい事を言う。




何とも言えないラストで、ある種残酷な終わり方でしたが、キョンの合理的で潔い決断には称賛しかない。我儘に泣き喚き、二兎を追い捕まえるドラマティックはそこにはない。だから美しい。愛おしい作品になりました。

投稿 : 2020/02/05
閲覧 : 319
サンキュー:

9

矢神 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

さすが京アニ!!

本当に素晴らしい作品でした
時間の長さもまったく気にならずに最後まで集中して観ることができました

有希、、、よう、やった、、よう頑張った

おっつぁんは、有希に惚れたわ(丹下段平調)


青ブタの映画版も良かったけど、こっちの勝ちです

投稿 : 2020/01/05
閲覧 : 256
サンキュー:

15

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やっぱり凄い

面白い!というよりというか凄い!の感情の方が大きい、そんな作品。作画はそりゃもう良くて、ストーリー、演出、めちゃくちゃ面白かったです。

投稿 : 2019/12/30
閲覧 : 139

退会未定のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

愛だろ、愛。

いないので、捜します。会えます。

投稿 : 2019/12/06
閲覧 : 175
サンキュー:

3

だんな さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

ストーリー、映像、キャラ、声優、音楽、全て文句なし。
最高でした。

投稿 : 2019/11/27
閲覧 : 192
サンキュー:

5

けいP さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

やっぱり青春はホラーだ

2時間40分以上あるのに
観てて飽きなかったですね。
引き込まれてしまいました。

ただ怖いシ-ンもありましたね。
流血シ-ンもあり、
キョンが自問自答するシ-ンは
まるでエヴァみたいな演出だった。

青春ブタ野郎のレビュでも書きましたが
やっぱり青春はホラーだね。

投稿 : 2019/11/19
閲覧 : 296
サンキュー:

23

ネタバレ

ぎゃん (・ワ・) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

妥協のない劇場版

初めて劇場で見たアニメです。
当時はまだあまり深夜アニメを劇場でやらなかった(地方では)ので3回見にいきました。

私はこの映画を見てハルヒの小説全巻買いました。それくらい引き込まれる作品です。劇場版って新規のファン取り込みたくていらんオリジナル入れたり、表現を柔らか目にするけどそういうのは一切なく、原作通りのシナリオかつ京アニらしい演出、最高です。これだけで一杯呑めますwww
放映時間は長いのですが、テンポもよくあっという間にラストと言うくらいのめり込みます。

この間abemaでやってたので久しぶりに見たのですが、エンドロールを見て少し悲しく、いや寂しくなりました。
また京アニを楽しく見れる日が来ることを願うばかりです。

投稿 : 2019/11/19
閲覧 : 267
サンキュー:

17

ネタバレ

kawadev さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ハルヒの作品の中では、嫌いな方かな?

今の今になって、ようやく見た作品。

PCを立ち上げる際の増設メモリのチェックがあったりと懐かしい場面が多かった。

長門有希の気持ち(作中では感情と言っていましたね)が殺されるのは、例えそういうキャラであるにしても寂しかった。

最後はハッピーエンド風に見えるけど…どうなのでしょうね?長門有希ちゃんの消失も見て見る事にしましょう。

投稿 : 2019/11/05
閲覧 : 315
サンキュー:

10

makiano さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

なかなか面白い。

とくに屋上での長門有希とのシーンはいい。

投稿 : 2019/10/13
閲覧 : 185
サンキュー:

6

パスタ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あの憂鬱からここまで変貌するとは…

憂鬱を視聴してから当作品を視聴しました。
まず憂鬱の方を少し大まかに感想を言いますと…
なんていうか普通でした。むしろハルヒの協調性の無さに不快感を覚えるぐらいでした。

エンドレスエイトも賛否両論ありますが、ぼくは見るに耐えなかったです。
でも、神作と言われるほどなのですから最後までつまんねーなって思いながら惰性で見てました。

そこからの消失。
とても憂鬱の雰囲気とは思えないぐらい切なくて、キョンや長門の想い想いがひしひしと伝わってきてとても心地よかったです。
話も入り乱れていますが、全然混乱することなく最後まで全て矛盾なく収束するのが本当に圧巻でした。

つまるところ…マジで面白かったです。
長門が可愛すぎるし、キョンの心の奥底にあった気持ちが垣間見えた時は本当に芸術の賜物です。
惰性も捨てもんじゃないですね。消失に関しては文句なしの満点だと思います。

投稿 : 2019/09/15
閲覧 : 271
サンキュー:

13

ネタバレ

キャポックちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

武本康弘の演出が素晴らしい

 本年7月に発生した京都アニメーション(京アニ)第1スタジオ放火事件で、多くのアニメーターが被害に遭った。あまりの悲しさに、言葉もない。犠牲者には、クレジットでたびたび目にする名も多い。最もショックを受けたのは、本作『涼宮ハルヒの消失』で監督を務めた武本康弘の死である。

 京アニは、当初、他社制作アニメの下請けを行っていたが、90年代後半から制作体制を整え、2003年の『フルメタル・パニック?ふもっふ』(監督:武本康弘)で元請けに参入。06年の『涼宮ハルヒの憂鬱』(監督:石原立也)で大ヒットを飛ばし、評価を不動のものとした。09年の『けいおん!』(監督:山田尚子)以前に元請制作された10本のテレビアニメのうち、9本を武本か石原が監督しており、この二人が京アニ独自の作風を確立する上で重要な役割を果たしたと言えよう(他の1本は木上益治が監督。また、山本寛が『らき☆すた』冒頭4話を担当)。
 私の個人的な感触では、石原が、他のアニメーターを乗せるのがうまいリーダータイプなのに対して、武本は、自分でキャラの人物像を練り上げていくクリエータータイプに思える。石原作品は、どれも丹念に作られ充分に面白いものの、キャラの掘り下げ方に原作に応じた違いがあり、石原個人の強烈な作家性はあまり感じられない。一方、武本作品には、好みのキャラは徹底的に内面を描ききろうとする強い意志が見て取れる。
 テレビアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』で説明しよう。武本が絵コンテ・演出を担当した「射手座の日」(第1期第11話)のラスト近く、コンピ研の活動に参加させてもらうようキョンに促されると、長門は表情を変えずに微かに頷いた後、横を向き髪で目が隠れた状態で「…そう」と言い、さらに口元のアップとなって「たまになら」と囁く。このとき、彼女が目を見せないことは、その3分ちょっと前、ハッキングによってゲーム中にプログラムを書き換える許可を求めて見上げたとき、瞳にキョンの姿が映っていたシーンと強烈な対比をなす。瞳の描写によって彼女が決意するに至った動機を示し、目を隠すことによって、今何に思いを馳せているかを視聴者に推し量らせるという演出なのである。こうした緻密な心理描写が、武本の得意とするところである。長門が活躍する他のエピソード、例えば、「涼宮ハルヒの退屈」(第1期第4話)や「ミステリックサイン」(第1期第7話)などと比較すると、その徹底ぶりがよくわかる。
 武本が監督したテレビアニメ第2期(総監督は石原)になると、内面の表出はさらに強烈になる。わずかなシチュエーションの違いを際立たせる微分的描写を探求した「エンドレスエイト」(第2期第12~19話;これが同じ話の繰り返しに見えるようでは、まだまだアニメ道を究めていない)、原作を逸脱して古泉を人間的に描いた「涼宮ハルヒの溜息 V」(第2期第24話)では、アニメのキャラが現実をも凌駕する豊かな心を持った存在となる。
 こうした武本らしい表現は、彼のどの監督作品にも見られる。例えば、『氷菓』第18話「連峰は晴れているか」のラストで、千反田えるが何かを言おうとして言葉に詰まってしまうシーン。彼女の身振りと表情で、実際に口で説明するよりも遥かに多くの思いが伝わってくる。
 武本の演出が最高度の達成を見せたのが、『涼宮ハルヒの消失』だろう。この作品では、ディープな心理描写がほとんど極限にまで達している。例えば、中盤のクライマックス、キョンの口からあり得ない名を聞いたハルヒは、その場に文字通り「くずおれる」。情動と身体反応が結びついており、彼女の受けた衝撃の大きさがあらわになる描写である。
 意志にコントロールされない身体表現を通じて人間の内面を描写することは、実写映画でも高度な演出テクニックを要する(小津安二郎『麦秋』のラスト近く、遮断機が下りて路傍に腰を下ろした父親が、そのまま立ち上がれず空を見つめるシーンなど)。『消失』では、こうした身体表現がたびたび用いられ、登場人物の内面を浮かび上がらせる。その中でも特に印象的なのが、長門のケースだろう。 {netabare} 自宅に招き入れたキョンが帰り際に「あのさ、明日も部室に行っていいか? ここんとこ他に行く場所がないんだ」と言ったとき、彼女は、抑え切れぬ想いに、つい口元をほころばせてしまう。この長門の姿は、これまでに私が見たあらゆるアニメの中で最も切ない一言を導く。「宇宙人なんか珍しくもない。もっとあり得ないものを見ちまった」。 {/netabare}
 『消失』を読み解く手掛かりとなるのが、公式ガイドブック『涼宮ハルヒの消失』(角川書店)に掲載された「演出家座談会 総監督・石原立也×監督・武本康弘×演出・高雄統子」である(放火事件で亡くなった二人が語り合う「作画監督対談」も切ないが)。作品のコンセプトを尋ねられて、石原が言下に「ラブストーリー」と答えたのに対して、武本は、制作前のディスカッションで「キョンの決心と回帰の物語」を提案したと語り、さらに、「キョンの再認識の物語」と言い換える(前掲書p.101)。底流となる情緒性を重視する石原と、登場人物の心理に目を向ける武本の違いが、明瞭に浮かび上がる。
 本作の古泉と長門について語る武本の言葉を引用したい。

 「(長門について)SOS団の中で能力は1位、2位を争うけれど存在はすごくはかない。いつ消えても、いなくなってもおかしくないような。そのアンビバレンツな感じが、胸にキュッとくるんです」(前掲書 p.108)

 「(古泉には)すごく悲哀を感じます。なのでアフレコの時には、古泉役の小野大輔さんに「ピエロの悲哀を出してほしい」とお願いしました」(前掲書 p.104)

この二人が作品の中でどのように描かれているか、じっくりと見届けてほしい。

 私は、これまでに3度『消失』を見た。最初に映画館で見たときには、周囲の目を気にして耐え抜いたものの、自宅で見た2度目、3度目は、全編の半分以上で嗚咽していた。もう1度見たいのだが、今度ははじめから終わりまで泣き通しだろうな。

投稿 : 2019/09/14
閲覧 : 342
サンキュー:

16

さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高

最高だった。
見ないと損します。

投稿 : 2019/09/03
閲覧 : 163
サンキュー:

6

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

矛盾を感じさせない面白さがあった。

今流にいえば,世界線が変わる,時空震を起こして別の世界へと改変するという発想が面白かった。矛盾を探すのに苦労する作品だった。

涼宮ハルヒの消失(憂鬱)と言いつつも,視点,主人公はキョン目線であるところが面白い。

ハルヒがいなくなって,長門有希や他のメンバーが,普通の人間なった世界から,元の世界を選ぶか,そのまま改変した世界を選ぶかキョンの葛藤が,見ものだった。

この話の鍵を握る人物が元の世界戻るヒントを残したというのが,長門有希の迷いだったのだろう。この作品で長門有希のファンが増えたかな。

最後の病院の屋上での夜のシーンで,キョンと長門有希のやり取りをするシーンが好きで,何度も見返してしまいます。バックに流れる音楽もいいですし。

普通の女の子になりたいという長門有希の切ない思いがひしひしと伝わってきた。

投稿 : 2019/08/29
閲覧 : 353
サンキュー:

14

ネタバレ

フィリップ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界を選ぶということ

アニメーション制作:京都アニメーション
監督:武本康弘、総監督:石原立也、脚本:志茂文彦、
キャラクターデザイン、超総作画監督:池田晶子
作画監督:西屋太志、音楽:神前暁、
原作・脚本協力:谷川流

どのような世界を望むのか。
安定をいちばんに考える人もいるし、
楽しさを重視する人もいる。
それは、人それぞれだろう。
ただ、自分にとっての「大切な世界の形」は、
誰もがイメージできるはずだ。

『涼宮ハルヒの消失』は、
キョンが世界を選択し、
そのために必死であがき続ける物語。
目指すことはひとつだけだ。
自分が好きだった世界を取り戻すこと。
そのために、色々な想いを抱えたまま
真っ直ぐな気持ちで走り出す。

{netabare}いままでの世界に戻るため、
キョンが最後の仕事をする直前に
葛藤するシーンでは、強烈に心を揺さぶられた。
「常識」と「非常識」の狭間で、自分の選択が
本当に正しかったのかどうかで迷うキョン。
ハルヒが消失した世界のほうが
自分にとっては幸せだったのかもしれないとも考える。
しかし、最後にはその考えも完全に振り切る。
自分の心の深部にまで潜り、明快な答えを出す。
「(いままでの世界が)楽しかったに
決まってるじゃねぇか!」と。{/netabare}

正しいかどうかということだけでは
測れないことが世の中にはある。
人々は好き勝手なこと言う。
そんなときに私たちは何を信じたらいいのか。
キョンが選択のときに頼ったもの。
それは自分の皮膚感覚、手ざわりのようなものだった。

自分にとっての世界は、自分で選択できる。
ただし、自分自身の力で何かを掴み取るしかないのだ。
そして手に入れるためには、痛みを感じることもある。
長門の想いを振り切ることは、それまでの経緯を考えると
キョンにとって辛い決断だった。

『涼宮ハルヒの消失』はストーリーの深みの部分や、
息もつかせぬ展開、細やかな演出などを含めて
とても優れた作品だと思う。
{netabare}また、鑑賞するときの視点として、
キョン側からはもちろん、
長門側の視点で作品を観ることによって、
もうひとつの味わいを楽しめる。{/netabare}

作画や美術面も素晴らしい。
音楽もこだわりが感じられ、
サウンドトラックは、繰り返し聴いた。
エリック・サティの『ジムノペディ』は、
実写映画で使い古された感はあるものの、
この作品にとても合っていたと思う。
オーケストラによる神前暁の劇中曲も素晴らしく、
手がかりを発見してキョンが走るときに
流れる『涼宮ハルヒの手がかり』や
キョンが葛藤するときの『READY?』など、
物語と一体となって心に沁みる。

作品の問題点を挙げるとすると、
最低でもテレビシリーズの1~6話と
「笹の葉ラプソディー」を観るか、
原作のそれに該当する部分を読んでいないと、
理解できない部分が出てきてしまうことだ。
映画に込められたものを全部理解するためには、
「エンドレスエイト」を含めた全話を観る必要がある。
{netabare}やはり、長門がこれまでやってきたことを
テレビシリーズで感じないと、
半分くらいしか想いのせつなさを
感じることができないだろう。{/netabare}
ただ、そんな時間が必要でも映画を観てしまえば、
とても瑣末なことに思えてしまう。
京都アニメーションのスタッフが
それぞれ素晴らしい仕事をした作品だ。
(2019年8月17日初投稿)

投稿 : 2019/08/17
閲覧 : 14966
サンキュー:

75

ヒロウミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

続編切望

【満足度再評価】2019/7/28
【初投稿】2017/8/16

2009年放送順+劇場版で視聴しました。
さすが京アニ。カワイイは神ですね。OPもEDも上手いとは言えないものなのについつい目で追ってしまう依存性は恐ろしいです。

ハルヒありきの都合ストーリー、それでも皆が上手く立っており面白かったです。強いて言えばエンドレスエイト、話数ごとにもう少し変化が欲しかったですね。

劇場版はまさにユキの物語でした。淡く切なく、それでも前進する。この続編がいつの日か来ることを祈ります。ユキちゃんは間違いなく恋してるでしょう!

投稿 : 2019/07/28
閲覧 : 276
サンキュー:

19

たいが さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

物語の面白さは、文句なしの星5!!!

昼休みに「最初だけ」と見始めたが最期、あまりの面白さとテンポの良さに授業をサボって夢中で見てしまいました!
憂鬱をみた時は「これ以上のアニメは無い」と太鼓判でしたが、消失であっさりとそれを超えてしまいました笑笑
この映画は2時間40分と長いので、しっかりと時間をとって見ましょう!
途中で辞めることは無理だから笑笑

投稿 : 2019/07/17
閲覧 : 298
サンキュー:

8

ootaki さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

割といけます

地上波のアニメは自分の中ではあまり評価が高くなかった作品だったのですが、映画は筋が通っていて内容も魅力的な展開でよかったと思います。
ただ、時間が長いので疲れていない時に見ることをオススメします(笑)

投稿 : 2019/07/16
閲覧 : 331
サンキュー:

12

ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

長門=神!

物語的には満点はつけられないですが、長門の可愛さは半端じゃないです!
もう、それ一点に絞って観てもイイ位です!
「可愛いは正義ですね(^^♪」

投稿 : 2019/06/24
閲覧 : 225
サンキュー:

8

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

3時間に迫るボリュームながら、凄まじいクオリティ。

正直言うと、TVアニメ版に比べると思いっきり暗い話ではあります。
暗いところからの話の転調などの演出が、長編を飽きさせません。ずっと面白かった。


個人的に1番褒めたいのは作画。TVアニメ版のときから良すぎたが、
映画になって更に良くなった印象。何気ない日常描写に至るまでがOPレベルで綺麗で滑らか。
日常会話のシーンなんてなんとなく流し見してしまいそうですが、細かいとこまで魅入ってしまいました。


なんていうんだろう、自分の推しっぽいキャラが光るこの劇場版だったので尚更良く見えましたが、
『消失』というぐらいですから、何かを失って、キョンが頑張る話です。


TVアニメ版でもエンドレスエイトの件で「よくやるなぁ」という部分がありながら、
映画もアニメではなかなか見ない3時間近いボリュームと、これまた思い切ったことしてるなと思いながらも、
そのボリュームで全く飽きを感じさせない展開運びで非常に良かったです。神作。


あと長門が良すぎたわ。

投稿 : 2019/05/06
閲覧 : 270
サンキュー:

19

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エンドレス ハイスクール

原作は読んでいません。

この物語の最後で、ハルヒ消失世界から元のトンデモ世界に戻ったのはいいのですが、シリーズ全体の伏線が回収がまだですよね。

このままではサザエさん世界のように(終わらない昭和日本家庭の日常が繰り返すように)、エンドレスハイスクールとなって視聴者をあの時代の閉鎖空間の虜にしてしまうのでは。

涼宮ハルヒの憂鬱のエンドレスサマーを終わらせたのは夏休みの宿題必達でしたが。

彼等も永遠の高校生としてオワコンになるまで寂しく生き続けるのでしょうか。

三年前、なぜ普通の世界がトンデモ世界になってしまったのか。宇宙人、超能力者、未来人の謎の伏線を回収して、エンドレスハイスクールを視聴者と一緒に脱出してほしいのですが。

投稿 : 2019/04/25
閲覧 : 314
サンキュー:

13

ネタバレ

しゃけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

思い出補正Max

懐かしすぎてかなりうる覚えです。
私がある種初めて見た深夜帯のアニメがこれだったかもしれません。
伝説のエンドレス8は発狂しそうになったのを覚えていますね。
すごくよかった覚えがあるのですが改めて見直すと人に勧めるほどの内容ではないですね。
ただアニメ史の歴史を動かした作品であることは間違いないかと思います。
最近パチスロにされているのをうわさに聞いたのでもしかしたら続編か何かが出るのでしょうか?
今はアニメの原作が足りず過去の作品を必死にアニメにしていますからあり得ますね。

投稿 : 2019/04/23
閲覧 : 291
サンキュー:

4

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これはある意味 長門有希の物語

内容は、ある日突然ハルヒが姿を消し、変化した世界に気づいたキョンが奮闘することで、世界を元に戻す物語です。

主人公はキョンです。
でも、本当の主人公は長門有希のような気がします。
この映画には、キョンだけでなく長門有希の魅力がたくさん現れています。

いつもロボットみたいに沈着冷静な彼女が一人の少女として感情を持ち、
恥ずかしさのあまり顔を赤らめたり真剣に悩んだりするところが、この映画の最大の魅力のような気がします。

有希はキョンが大好きです。
内気な彼女は「大好き」とは決して言葉にしません。でも、彼女の動作やふるまいを見ると、すぐにわかります。
とてもけなげで一途です。


キョンと夕食を一緒に食べるために、彼女がありったけの勇気をふりしぼり、
キョンの袖をつかみ、キョンが部屋から立ち去るのを引きとめるシーンがありますが、
私はこのシーンが一番好きです。

そのときの彼女の気持ちが、すごい勢いで私の心に伝わってきました。
とても熱く、有希の心臓の鼓動が聞こえてきたような気がしました。

人は恋をすると、ここまで勇気をもつことができ、心が成長できるのですね。
それはすごく素敵なことだと思います。

今後の長門有希の成長をみていたい。
この映画を見終わった後、そう思うようになりました。(^_^)

投稿 : 2019/04/20
閲覧 : 539
サンキュー:

56

ネタバレ

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

たよられ過ぎる子は本当は辛い。

この作品、複数回視聴していますが全く飽きがこないです。
まだ観ていない方には、是非お勧めしたい作品ですが、必ず「涼宮ハルヒの憂鬱(Ⅱ期)」を視聴して下さい。
スピンオフ「長門有希ちゃんの消失」は本作品を視聴したあとが良いと思います。

この物語の始まりは主人公キョンの日常から突然、ヒロインである涼宮ハルヒが居なくなるのことから始まります。
キョンは衝撃を受けました。ムードメーカーでありトラブルメーカーの涼宮ハルヒが居なくなるなんて。しかも誰もハルヒが存在した事さえも知らないのです。
一体なにが起きたのか。仲間である文芸部の長門有希に打ち明けるのですがいつもと様子が違う・・・

{netabare} この作品の主人公はキョンと長門有希。そして「恋心」を主軸にした作品です。
SOS団員のささやかな「恋心」たち。

小泉は電車の音でかき消されながらの一言
大人朝比奈さんは高校時代の思い出話
寝袋芋虫のハルヒ
今までのハルヒの居る場所へ戻ることを決意したキョン
今回主役の長門に関しては一番最後の回想シーンの図書館で男の子が女の子に図書カードを作ってあげる行動に「憧れ」を感じたのでしょう。キョンにしてもらいたいと思う「恋心」、改変した時に記憶に入れた訳ですね。

雪のシーンが一番の見せ場。
キョン言ったの「ゆき」は「雪」だと思いますが、長門には「有希」と聞こえたはず。私はそういうイントネーションに聞こえました。{/netabare}

映像、音楽、シナリオ、心情など全てに於いて丁寧に作られたとても良い作品だと思います。京アニに感謝。

投稿 : 2019/04/19
閲覧 : 312
サンキュー:

39

serius さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

一世を風靡した理由がここに。

全てのアニメ好きに見てほしい作品。
と言えるくらいに完璧なアニメ映画だと思った。

実はこの作品、もう5年以上前に一度見たことがあって、その時は普通に面白いという感想以外になかったと思う。

ただ、今回見返してみて、大まかなストーリーは覚えてる状態だったけど当時の何倍も面白く思えたし、心に沁みるものがあった。

あの時よりも大人になって心情を理解できるようになったのかな?分からないけど、確実に学生の頃に見るより、少し歳をとってから見る方がこの作品のストーリーに入り込めるだろうなって思う。

約2時間40分。
映画にしてこれは随分な大作だが、無駄な描写など一切ないし、二転三転するストーリーも見事、そして何より、キョン(杉田智和)の語りが素晴らしい!

壮大な世界観とか壮絶なバトルシーンとかそんなものとは無縁だが、この長時間を少しも感じさせない絶妙なテンポと空気感で心地よく見ることが出来た。

そして、改めてキョン、ハルヒ、長門、朝比奈さん、小泉、SOS団をはじめとするキャラの良さを感じたね。
それぞれにぶっ飛んでるところがあるんだけど、それでいてバランスがとれていてクドくない。
ハルヒなんか絶妙なツンデレ具合だしね。


それから、この映画はいくつかの教訓もくれた。
当たり前の環境ってのは自然にできてるわけじゃなくて誰かの支えがあってこそだということ。
普通ってのは人それぞれの中にあって、周りの基準で決めるものじゃないこと。
自分で選んで掴んだ未来でなければ意味がないということ。等々。

作中でキョンが疑問に思い、ひたすら悩み、決断するという過程で視聴者も同じように考えて、大切なことに改めて気づかされる。それって良い作品に不可欠なことだよね。

ひたすらに前向きで楽しいこと好きなハルヒという存在のありがたさ。
そして何と言っても長門。
所謂縁の下の力持ち的存在の彼女にも、人並みに内に秘めた想いがあって、それを抑えられなくなることだってある。普通の女の子なんだよね。
キョンは自分の選択が間違ってなかったと思えるようにこれからやっていくと思うし、これまで長門にたくさん負担をかけてた分、これからはしっかりフォローしてあげることだろう。

キョンは漢気があって人間味があって懐が深くて良い主人公だよな。何気にモテてるのが分からなくもない。こういう集団とかグループでは、一見普通そうに見える人が実は1番大きい存在だったりするって、ココロコネクトの永瀬さんが言ってたな。。
朝比奈さんは大人バージョンが好きです。


涼宮ハルヒシリーズがなぜ一世を風靡したか、この映画を見れば分かると思う。
正にアニメ好きのためにあるような作品だし、それは、個性あるキャラクター、キレのある語りと台詞回し、美麗で動きまくる絵に表現力が異常なまでに高い演出、伏線を見事に回収し展開するストーリー、場面にマッチしたBGM、ラストの締め方までの全ての要素でもって納得できる仕上がりだ。

最後の最後まで、視聴者が求めてるものを提供してくれるので、見てない方はぜひ。
僕はdアニメで見ました。笑

投稿 : 2019/03/18
閲覧 : 258
サンキュー:

26

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハルヒの消失

2019.3.3視聴完了。

クリスマスを間近にして、キョンは学校に行くが
後ろのハルヒの席は朝倉涼子の席に変わっていた。

けっこう長めのアニメ映画です。
けれど、全く長さを感じることなく
最後まで面白かった。
約10年ほど前の作品ですが
何年たっても古さを感じさせないアニメだと思います。

PCのOSがWin95だったのが懐かしい。
当時、95の登場は画期的でした。
クリックでプログラムが起動するなんて・・・今では当たり前ですが。

投稿 : 2019/03/03
閲覧 : 327
サンキュー:

19

コーヒー豆 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

映画版なのかな?よかったよ♪

憂鬱を見てから、この作品を見ました。

最初はテンポが悪いなと思いながら見ていましたが、
終盤のストーリーが意外性をつかれ
とてもインパクトがあった。


京アニのクオリティは当時から健在だったというわけかな。

おすすめですよ♪

投稿 : 2019/03/01
閲覧 : 315
サンキュー:

13

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

コメディ色は無くなり、シリアス色を強めたみたいな

 原作は未読。
 前半のある日突然、世界が変わっていた展開は日常が変貌するモダンホラー的演出の妙もあって、
なかなか怖い。
 テレビシリーズもシリアス展開はあったが、基本的にコメディテイストが強い作品で、更に
SOS団は心強いメンツが多かったりするので「なんとかなるだろう」という楽観ムードが強く、
あまり深刻さは感じられなかった。
 しかし、本作における前半はきょんの孤立無援状態といったこともあって、本当にシリアス一色と
いった感じで、きょんの持つ絶望感が視聴者にも伝わってくる感じ。
 それだけに中盤において、ようやく涼宮 ハルヒとつながった時の安心感と、その後のハルヒの
行動力がなんとも頼もしい。
 ハルヒの行動力と言えば、テレビシリーズにおいてはトラブルを巻き起こすことの方が多かったり
するが、これがトラブル解決に働くとは・・・。

 結局、本作における犯人?は長門 有希だったわけだが、彼女に関しては当初は情報統合思念体に
よる創造物ということで感情を持たない存在かと思っていたが、その後の行動や言動から淡々とした
態度の下にある感情のようなものが感じられ、以後は感情を押し殺しているような印象があった。
 それゆえに今回の有希の誤動作というのは納得できるものであり、かつ同情を禁じ得ない。

 本来の世界に戻すか、この改変された世界を維持するかの選択をきょんが自身に問うが、
テレビシリーズで描かれた本来の世界はハルヒのやりたい放題がある種の不快感をも伴う描写が
されていたこともあって、「それでも本来の世界は楽しいものであったか?」と視聴者にも問うて
いるような感があった。

 全体的には見応えのあるSFドラマといった印象だったけど、テレビシリーズにあったコメディ
要素は本作においてはほとんどなく、そういう意味においては空気感はテレビシリーズとはかなり
異なる感じ。
 テレビシリーズの頃から作画クオリティは高かったが、本作は劇場公開作品ゆえにその
クオリティは更に高まったみたい。

2019/02/20

投稿 : 2019/02/20
閲覧 : 310
サンキュー:

12

ネタバレ

dbman さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなん泣くわ

原作:ラノベ/劇場公開:2010年2月6日/制作:京都アニメーション

『涼宮ハルヒ』シリーズ、とりわけ第二期のエンドレスエイトの苦痛をリアルタイムで味わった者ほど、この作品での長門有希の感情が痛いほど移入できる作品になっていると思われます。

実のところ、放送当時にエンドレスエイトで地獄の苦しみを味わったことなどからハルヒに見切りをつけておりずっと観ていなかったけれど、満を持していまさらながらこの『涼宮ハルヒの消失』を視聴。

約2時間40分という長さを感じさせないほど濃密な物語となっており、涙なしには観られない作品に仕上がっていたことで、これまで観ていなかったことを心底後悔…。9年間も敬遠してたとか我ながら大バカヤロウすぎるw

全体を通してクッソ面白かったのはもちろん、{netabare}キョンがキョンをぶっ飛ばすシーンで感涙し、クライマックスでの有希にも号泣。降ってきた雪に由希の発音で発したシーンの演出が素敵すぎてやばかった! そして、スタッフロールが流れ終わった後の図書館で本で隠しながら微笑んだと思われる演出も感慨深すぎて震えるほどにやばかった! ついでに本当にたまたまだが偶然にもクリスマス時期に観たのも相乗効果がやばかった!

自分で思っていた以上にハルヒシリーズが好きだったようですw 原作を読んでいないので詳細は知らないけれど、ずっとSOS団を観ていたいのでスピンオフではない続編やってくれないかなあ。{/netabare}

投稿 : 2019/01/04
閲覧 : 318
サンキュー:

41

ネタバレ

カワセミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度見てもおもしろい

この作品はかなり昔に見ました。所見の時はかなり衝撃を受けました。こんかい正月休みとゆうこともあり、内容も部分的に忘れてしまったので再視聴です。きょんは前の世界に戻りたいので必死に行動します。そのうち部室のパソコンでエンターキーの入力までたどり着けます。この物語の山場です。その後きょんは自問自答します。本当にあれでよかったのかと・・・あとは観てください。
こちらは学園アニメなのに恋愛要素がほとんどないところが新鮮でいいです。
最後にきょんが怪我をして気を失った時のハルヒの動揺した顔が見てみたかったです。

投稿 : 2019/01/03
閲覧 : 313
サンキュー:

10

星ノ海酩夜 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

度肝を抜かれた劇場版アニメ

アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」の劇場版ですが、TVシリーズを全編観てから観ることを推奨します。
むしろアニメ版は前座で「この映画のためのアニメ」と言っても過言ではないとおもいます。

未だにアニメの伝説として語り継がれてきた作品なだけあって映画は2時間40分とボリューム満点で、内容もこの映画のためにここまでアニメが作られてきたんだなと感動しました。作画も流石京アニ様々という感じですね。キャラの顔に寒さの影響でか火照りがあるのがうかがえます。

演出も凄かったです。なんか上手く言葉に出来ないですね。とにかく見てください。
結構人生影響与えるような内容になってると思います

投稿 : 2018/12/30
閲覧 : 331
サンキュー:

13

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涼宮ハルヒの消失のストーリー・あらすじ

クリスマスを間近に控え、嬉々としてクリスマスパーティーの準備を進めるハルヒと、彼女に引きずられるキョン。彼が過ごしていたそんな日常は、ある日突然終わりを告げる。クラスメートと話が合わない。教室の様子が昨日までと明らかに違う。なにより、後ろの席にハルヒがいない。それどころか、その席に座っていたのはキョンを殺そうとして長門に消滅させられた朝倉だった。キョンは他のSOS団員を探しに教室を飛び出したが…。(アニメ映画『涼宮ハルヒの消失』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2010年2月6日
制作会社
京都アニメーション
公式サイト
www.kyotoanimation.co.jp/haruhi/movie/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%BC%E5%AE%AE%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%83%92%E3%81%AE%...
主題歌
≪ED≫茅原実里『優しい忘却』

声優・キャラクター

平野綾、杉田智和、茅原実里、後藤邑子、小野大輔、桑谷夏子、松岡由貴、白石稔、松元惠、あおきさやか

スタッフ

原作・脚本協力:谷川流、原作イラストキャラクター原案:いとうのいぢ、 総監督:石原立也、監督:武本康弘、企画:安田猛/嵐智史/八田陽子/酒匂暢彦/井上俊次、脚本:志茂文彦、キャラクターデザイン超総作画監督:池田晶子、総作画監督:西屋太志、美術監督:田村せいき、撮影監督:中上竜太、設定:高橋博行、色彩設計:石田奈央美、編集:重村建吾、音響監督:鶴岡陽太、音響効果:森川永子、録音:矢野さとし、録音助手:砂庭舞、音響制作担当:杉山好美、録音スタジオ:Studio2010:、音響制作:楽音舎、音楽:神前暁/高田龍一、音楽制作協力:monaca、音楽プロデューサー:斎藤滋、音楽制作:ランティス、制作プロデューサー:大橋永晴、アシスタントプロデューサー:山口真由美、プロデューサー:伊藤敦/八田英明

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