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「イヴの時間 劇場版(アニメ映画)」

総合得点
78.2
感想・評価
1413
棚に入れた
7616
ランキング
555
★★★★☆ 3.9 (1413)
物語
4.1
作画
4.0
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
3.9

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イヴの時間 劇場版の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

未来のイヴ

吉浦康裕監督作品。

未来、たぶん日本、
アンドロイドが実用化されて間もない時代。
ロボット労働力の社会貢献で、
国内の食料自給率は8割を超える。

もはやSF世界の古典とも呼べるテーマ。
人とアンドロイドとの共生を描いた名作で、
オリジナルは全6話のオムニバス形式、
とても丁寧に作られたハートフルな作品です。
プロトタイプとされる「水のコトバ」と、
直接的な関係性を見つけられませんが、
私たちは他者をどう認識し、理解し、
異質な他者とどう向き合うのかでしょうか。

舞台はカフェ「イヴの時間」
{netabare}ここでは人とアンドロイドを区別をしない。{/netabare}
主人公リクオは、様々な出会いを経験し、
人として成長していく。

アンドロイドは人をどう思っているのか?
アンドロイドは相手を思いやれるのか?
{netabare}その優しさと苦悩を知り葛藤する、
願わくば双方向に思いやりを持とう、
主人公が奏でた美しいピアノの旋律に感動する。{/netabare}

こんな時代だからこそ心の交流を。
未来のイヴは温もりを持っています。

またのご来店をお持ちしております。

投稿 : 2022/09/04
閲覧 : 868
サンキュー:

77

ネタバレ

をれ、 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

よくわからないw。でも視る人が視ればスゴイ作品なんでしょうね..

いつものように視聴前に情報を集めずいきなり視聴。
視聴動機は、有名な作品であることなど。某Prime特典にて視聴。
極個人的なことですが、下書きホールド期間がついに3年に達したので、ちゃんとした文章をワタシが書けるようになることを、もうあきらめてwテキトー感想を書くことにしました。

公式サイト;
http://timeofeve.com/

オープニングのスクリーンに表示されているGUIがMacポイなぁぁとか思いながら視聴開始。ダンプ・ファイルみたいなログを見てどうするのですか、もっとわかりやすい表示にするツールを何故使わないのですか、そこじゃなくて右側の方に文字が表示されている筈などと、全くどうでもいいことが気になるw。
 ドリ系(アンドロイドを人間であるかの様に扱ってしまうある種の依存症。);ギリシャ神話のピグマリオンの有名なお話にもある通り、人の形をしたモノを人の様に感じるお話は古代から沢山あると思います。近年AIブームですが、本作に登場するような高度のAIが実現されるのはまだずっと先じゃないかと思います。でも、いつ実現するかより費用、つまり人間のハウスメイドの給料と比較してアンドロイドのサービスを格安で手に入れられる未来が本当に来るのでしょうか。ワタシん家では予算がもったいなくて、ロボット掃除機さえムリです。
 などと者に構えた視方で、作品を半ば拒絶しては楽しめないし、作品の意図や主張の理解から遠ざかってしまいます。
 それで、この作品で取り上げられているテーマは何なのでしょうか。いつもよりは少なくとも少しは頑張ってみましたが..残念ながら、いつもボケーと考えること無しに視ているワタシでは、理解できませんでしたw。 
 それで、ワタシ的にちょっと気になったことだけを書いてみようと思います。SF作家のアシモフが小説内で唱えたロボット工学三原則が出てきました。①人間に危害を加えない。;もうこれは今の時代信じられないですね、高度なAIを積んだUAVが自動で敵軍を攻撃する未来は直ぐそこだと思います。さらに軍事的に損耗率が著しく高い、市街地やジャングルの掃討戦で、その目的のために作られた軍事用ロボットも完成していることでしょう。つまり自動機械VS人間の兵士の戦闘です。②人間に危害を加えない限り人間の命令に服従しなくてはならない、③人に危害を加えず、人間の命令に反しない限り、自己をまもらなければならない。∴ロボットは嘘をついてもかまわない、だからロボットは信用ならない。人のために内緒/秘密を持ち噓をつく可能性がある、このことに主人公は過剰反応していましたが純粋さよりも未熟さを感じ嫌悪感さえ感じました。あるいはアンドロイドは人よりも著しく愚かで嘘が吐けない程度の思考力でないと認めないのでしょうか、ならば多様で高度なコミュニケーションなどまず不可能でしょう。そして主人公やその友人は、私が思う限り、コミュニケーション能力が件の喫茶店にいるアンドロイドよりかなり見劣りします。加えて自分の思っていることをぶつける勇気もないのでしょうか。視ていてそう感じたので短気な私はイライラしました。唐突な話をしますが、文章の読解力がないために2018年のAIよりも能力が高くない人間が少なからずいるというのを聞いたことがあります。ならば、このアンドロイドへの嫌悪感というのは、起きうることというの自然なことなのかもしれません。
 ところで、何故アンドロイドは人型をしているのでしょうか、それは人の存在の代わりになるという暗黙的な社会的同意があるからなのでしょうか。私にはアンドロイドはそういうもの、程度のしか考えが及ばないですが、人型故に前述のドリ系が捗るのでは、と思います。言わばドリ系はロボットが人型故の所産と思ったりします。動かない/話さない/意思疎通などできる訳がない人形と違って、アンドロイド依存やアンドロイド中毒の度合いは桁違いに大きくなると思います。
 今度は、本作のアンドロイドのアイデンティティ?について書いてみようと思います。作品中で、壊れかけの旧式のロボットが身元関連情報を削除され不法投棄されていましたが、そのロボットは名前を誰かに覚えていてもらいたかったようでした。このことはアイデンティティ回復のお話をしていると感じ、それは人間や社会の考え方を人間同様にロボットにコピーもしくは強制していて、このことは、人でないものを人の社会の構成体として捉えられていることを暗示していると感じました。アイデンティティは社会的に見た自分が描くイメージのようなものだと思うからです。もしかして本作の中心テーマはその辺にあるのでしょうか。ワタシでは分かりませんw。
 この感想のまとめとして、人型をしているが人ではなく、人と同等以上のコミュニケーションができる存在としてのアンドロイドと人間が日常を一緒に過ごすことで重ねられる記憶や歴史の積み重ね、人とは異なる優れた能力や逆に不完全な能力がどういう意味を持つのか、などについてもっと見たかったというのが感想です。

投稿 : 2022/08/20
閲覧 : 159
サンキュー:

3

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

優しくて、悲しくて、暖かいお話でした。

信頼している方のお薦め作品だったので、レンタルして鑑賞してみました。
SFなんだけど、静かで、すごく素敵なお話でした。
感動的な、人とアンドロイドのコミュニケーションのお話で泣いてしまうとすぐあとに、思わず笑わせられてしまったりして、とても心地よく、鑑賞出来ました。

投稿 : 2022/07/26
閲覧 : 640
サンキュー:

35

poco さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

矛盾で破綻した物語

アンドロイドは人間ではないから感情移入してはダメ?優しく接しちゃダメ?だったら初めから人型にすんなや。。。

という破綻した前提が気になって、ストーリーが入ってきませんでした。

投稿 : 2022/06/13
閲覧 : 218
サンキュー:

0

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ヒューマンドラマで、俺たちの戦いはこれからだです。追記 なるほど人種差別問題かあ。

 取り敢えず劇場版のみ見ました。先入観0だったので、楽しめました。

 まずは、物語ですが、人間とアンドロイドの関わり方がメインストーリーとなります。
 この世界では人とアンドロイドは、完全に使役するものとされるものに分かれています。アンドロイドは普段は機械としてしか振舞いませんが、その頭のなかではほぼ人間と同等の人格があり、普段は悩みもあれば人間に関する想い、あるいは芸術に対する感動すらありますが、人間は気が付いていません。
 ある出来事がきっかけで、主人公が人とアンドロイドの区別をしてはいけない喫茶店の常連になります。思いもしなかったアンドロイドの人と変わらない感情や生き様に触れ、アンドロイドに対する見方を変えて行くストーリーです。
 
 と書くと、アンドロイドは人間に近づけるのか、人間と区別する必要があるのか、というテーマに見えますが、そこは前提にしてしまっています。本作は、実は人間並みの知性と感情を獲得しているアンドロイドの本音を聞く話といっていいでしょう。

 ですので話は面白いのですが、実はSF的な深みはあまりありません。さあ前提と主人公の立ち位置は決まった。これからどうなる?で映画は終わっています。

 さて、SFおよび設定の考察となります。
 まず、ロボット3原則はググればいいとして、これだけアンドロイドを機械として扱う世界で、人と見分けがつかないアンドロイドが発達するだろうかという疑問があります。(なお、ロボット3原則の生みの親のアシモフは、ロボットはどう人間に似せて作っても、ふるまいでロボットと一目でわかってしまう、という設定でした。これはロボット3原則を遵守するためロボットのふるまいは必然的に人間と異なる、という設定でしたので、ここは矛盾があります)
 どうも表では機械扱いしていても裏では、みたいな設定もなさそうです。性的な目的にも使用していないようです。人間に見せるためには工学的な技術、素材、動作・表情の制御等のソフトウエアなどなど多々技術的な困難があるはずで、この世界観はちょっと不自然ですね。
 数年前までいかにも機械然としたロボットだったので急速に発展したのでしょうが、ここのドライバ要因がまったくないです。アンドロイドの人格の話をするときにここを省略してはいけません。ここのWHYが欲しいところ。

{netabare}  イブの口コミ情報を広めていたのはサミィということは冒頭でなんとなくわかります。あの壊れた子育てロボットの子供の視覚映像をサミィが得ていた、というのもネットワークでつながっているということなんですかね。
 としたとき、サミィは敢えて主人公をイブの時間に導いたということなんでしょうか。その割には鉢合わせして驚いていましたね。無自覚にも見えますよね。ログを主人公が偶々拾った?だとすると、主人公の友人が偶々反対勢力の権力者の息子というのも結構ご都合主義です。
 サミィの内面や、ひょっとしたらサミィが何等かの誘導をしていた可能性も含めてもう少し、サミィを描くべきでした。

 反対勢力もなんか描写はすごいんですけど、やっていることはスパイのアンドロイドを放って、なんとなくすごすご引き返したでけでした。

 主人公のお姉さんは、どう考えているのか。最後の表情の意味からすると受け入れている気もしますし…なぜ、お姉さんがいたのかがちょっと不明でした。なんとなく組織の一員ぽくもありますが、どうなんでしょう。{/netabare}

 うーん、やっぱり、俺たちの戦いはこれからだ、の印象が強いですね。アンドロイドの人権を獲得する勢力VS潰す勢力が始まらないと、やっぱり盛り上がりません。

 ちょっと、短絡的な感想かもしれませんが、アンドロイドのSFものとして評判が高かったですが、私の印象ではSFというより未来設定のヒューマンドラマ、でしたね。

 OVAあるみたいですね。探して見てみます。



 追記 差別問題に焦点を当てる見方がありますね。皆さんのレビューを読んでそういうコメントがありましたので、なるほどなあ、と思いました。もともとアンドロイドの権利という見方はしていましたが、人間とアンドロイドを比べたときの平等問題、つまり、人種差別かあ。そこまでアンドロイドに人間性をまだ見てませんでした。

 アンドロイドがほぼ人間と同等な存在であるという前提で説明なしでスタートしたのは、そういう存在を差別することを描きたかったと。だから結婚問題とか出てくるわけですね。
 たしかに、イヴの時間の女性の主人はもともとアンドロイドを愛していましたし、エンディングを見る限り父親らしき人が義体化しているんですね。

 ちょっと見方がアンドロイドあるいはAIのSF設定により過ぎて人種差別問題に踏み込めてませんでしたね。その点を踏まえると社会的SFなのかもしれません。

 なので、ストーリーとキャラの評価上げました。あとエンディングテーマも良かったので評価あげてます。

投稿 : 2022/06/04
閲覧 : 316
サンキュー:

13

ネタバレ

†地雷君† さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

つまらないという意見があるけど

家電レベルで普及したアンドロイドと人間の関係を描いたアニメです。アニメのクオリティは高いと思います。

Amazonなんかで設定に違和感があるとか言って低評価をつけてる人がいますが、あら探しばかりで何も楽しめなさそう。可哀想に。
それに、事実は小説よりも奇なりという言葉を知らないんでしょうね。

人工知能が高度に発達したとき、その子の人権はどうするのか?など、色々考えさせられるテーマを、少しコミカルに、そしてセンシティブに、でも優しく描いたアンドロイド物の名作だと思います。

2022年3月現在、Dアニメで見れますのでぜひ視聴してみてください。
私は話が好きになり原作コミック3巻とも買いました(残念ながら新品は見つけられなくて中古のものを手に入れましたが)

投稿 : 2022/03/13
閲覧 : 179
サンキュー:

3

神谷 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感想!

イヴの時間

感想!

この作品はエンタメとは言えないですね。
何というかテーマ性の強い作品で、まあ文学ってほど暗くはないんですけど、見た時にああ真面目な作風だなあと思ってしまいました。

私の感じたこととしては、そんなことあるのかなあとかロボットのこと詳しくないので!
率直にそう思いましたね!
____
・ポイント
この作品の伝えたいことはエンタメではなく、ロボットにより変化する愛の形です。

なのでたとえばタミーネーターのような万人が楽しめて、エンタメがあって、アクションシーンがあってというようなシーンはありません。

基本的にはロボットにより変わる人の生活!がテーマになっております。
なので私は確かに良いテーマではあるものの大衆受けはしないと感じました!

___

・良い点
 やはり考えされられるという点があると思います
 この作品を見てああこういうことも起こるだろうなあということをみれるということです

・悪い点
 そこに興味があるかどうかです
 例えばそういう事があっても、予想できてしまったり、そのドラマが楽しめるかどうかです。

____

 ・こういう人にはおすすめだよ!

 ロボットによって変化する生活を見たい方


 ・こういう人にはおすすめしないよ!

 迫力のあるアクションシーンを見たい方


_____

ロボットの描き方も基本的には人間に反乱しないようになっている予想の上に成り立っています。ロボット三原則があるけど、では仕組みはどうなっているのかとは描いてないのでご想像にお任せします的な感じ。

なので一般の方が見た感想としては、まず思うのはつまらないけどなんかロボットたちが愛を語っている、なんか考えさせられるって感じです。

ただアクションシーンがないので、テーマを考察して考えるというような感じですね。

普通の映画にはエンタメを入れて、そういうドラマを経験させるんですけどそれがないです。

 今のSFはあまりにも考証に目がいくあたり、衰退したという意見も見かけたので、私的にはあまり好きになれませんでした。

投稿 : 2021/12/30
閲覧 : 200
サンキュー:

4

おきらく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「アイの歌声を聴かせて」の数十年後の物語だと思わせる

アンドロイドが日常生活の一部になった未来の物語ですが、これから何か始まろうとしたところで突然終わったので、是非とも続編を作って欲しいと思います。


人工知能を持ったアンドロイドへの警戒心は、人類永遠の問題なんです。アンドロイドが日常生活の一部になった時代でもあり、大人になると新しいモノが苦手になる傾向があると思います。今の時代ならパソコンが使えない。スマホも苦手な人もいると同じように、アンドロイドに対して警戒したり軽く見る人は、人類が存続する限り、ずーとあるのではないかと思います。
吉浦監督が作った作品なので、「アイの歌声を聴かせて」とは陸続きなような気がします。特にモニター画像が消えそうなところが似ています。

特に欧米では、人工知能が人類を滅ぼす!と言うような映画が山のように作られ、そのような作品へのアンチな作品だと思います。

さらに知性とは意識とは何だろうかという疑問もあり、たぶん200~300年後にはロボットへの人権を求める運動が起きるのではないかと思います。

個人的には原始的なロボットが主人公の友達を助けたところで終わって、次は何が起きるかと言うところで終わったので、できたら続編をお願いしたいです。

投稿 : 2021/12/26
閲覧 : 195
サンキュー:

3

御宅 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

自分がAIになったような感覚

現在口コミ等で評判の高い「アイの歌声を聴かせて」の吉浦監督が手掛けた作品。既存のOVAシリーズに追加カット&新エンディングを加えた劇場版。人型ロボットが溶け込む社会を描いている。

物語としては起承転結の起承で終わるという感じ。個人的にそこまで盛り上がるシーンはなく、いつのまにか終わっていた。

会話に間がなく、まるで全員がAIのように喋る。また、カメラワークや視点などの演出が面白いです。

投稿 : 2021/12/07
閲覧 : 153
サンキュー:

0

ちあき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い

確かネット上で公開されたものを見て、ちょうど劇場版も上映されていたので、わざわざ映画館に観に行った記憶があります。

ネット上で公開された話にほんのちょっと話が+αされている感じなので、劇場版だけの視聴で良いかと思います。(調べていませんが、実際には劇場版の方が時間が短いかもしれません。個人的にはカットされているようには全く感じませんでした)

ストーリーも良く、映画館に足を運びたいと思わせるほどの作品です。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 352
サンキュー:

7

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

つまらない

なぜか評価は高いですが・・・
人間と見分けがつかないアンドロイドが社会に溶け込んでいる世界で、何が起こるのかと思って観ていたら何も起こらないで終わりました。
思わせぶりな伏線バラマキが不快です。
他人のデジカメの画像を公衆に見せびらかす主人公は死ねと思いました。
アンドロイドと人間の心の交流を描きたかったのかな?全然響かなかったけれども。

投稿 : 2021/10/11
閲覧 : 214
サンキュー:

0

〇ojima さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人間はアンドロイドを対等に考えられるのか。

いつものことですが
私自身サムネやパッケージから想像した内容からは
・寒い朝
・暗いイメージ
・鬱ストーリー
を感じましたが。。。大分違いました。

流れはスローに始まり
ゆっくりと世界観を説明してからの進行となります。
物語は・・・久しぶり泣きました。



世界設定は人間社会がアンドロイドを利用する社会
アンドロイドは人間とは対等ではなくあくまでも人間が利用する存在
ロボット三原則を忠実に守るように命令がされているが
この世界にはアンドロイドにも感情があるところがストーリーの要所


「イヴの時間は」喫茶店の名前
お店にはルールがある
「人間もロボットも区別をしない」
このようなルールがあると言うことはその行為が当たり前ではない社会があると言うこと
アンドロイドに依存しすぎるな
アンドロイドに感情を持つな
アンドロイドに精神依存することを危険視する倫理委員会は取締りをしています。なぜだろう。
感情を持つアンドロイドは見た目も行動も人間と同じ
違いはロボット三原則の遵守と頭上のリング
頭上のリングを消してしまえば見分けがもつかない。
そこは人間もロボットも区別しない喫茶店「イヴの時間」

この物語は差別社会について問いかけます
従順であることを命令されること
感情を出す場所がないこと
受入ることに対し圧力をかけること

現在私たちの社会は多様性を受入れようと進みはじめています。
このタイミングに視聴してみてはいかがでしょうか。

投稿 : 2021/09/18
閲覧 : 383
サンキュー:

27

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心温まる

アンドロイドと人間のように会話ができる喫茶店の存在を中心としたお話しでした。

人間に仕える単なる機械メイドでしかないアンドロイドに実は人間と同じく心があったら?というお話。

サミィの優しさとなんか可愛いかんじがすごくよかった。こき使っていた
リクオも心を入れ替えて成長していくそんなお話。

言葉では簡単に言い表せないですが、心温まる作品でした。

Kalafinaが歌うI have a dreamもすごく作品にマッチしていて余韻に浸れる。


以下あらすじ。
未来、たぶん日本―――。ロボットが実用されて久しく、アンドロイド(人間型ロボット)が実用化されて間もない時代。ロボット倫理委員会の影響で、人々はアンドロイドを“家電”として扱う事が社会常識となっていた時代。頭上にあるリング以外は人間と全く変わらない外見により、必要以上にアンドロイドに入れ込む若者が現れた。高校生のリクオも幼少の頃からの教育によってアンドロイドを人間視することなく、便利な道具として利用していた。ある時、リクオは自家用アンドロイドのサミィの行動記録に「** Are you enjoying the time of EVE? **」という不審な文字列が含まれている事に気付く。行動記録を頼りに親友のマサキとともにたどり着いた先は、「当店内では、人間とロボットの区別をしません」というルールを掲げる喫茶店「イヴの時間」だった。
監督 吉浦康裕
出演 福山潤, 野島健児, 田中理恵

投稿 : 2021/06/03
閲覧 : 395
サンキュー:

12

ネタバレ

十文字 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

設定はいいが……

ロボットを主題に、AIとの向き合い方を考えるという設定は良かった。しかし、この設定だと、絶対にキャラの魅力よりも、ストーリーをしっかりと作っていかないといけない。そのストーリーの部分がよくなかった。最初の伏線張りや展開は、すごくよかったが、最後まで見終わっても釈然としない終わり方でのしめくくりだったので、評価は低い。伏線を張りにはったが、結局回収せず。物語に謎を残したまま物語が終了した。原作の方をよんでいないので、何とも言えないが、たぶんかなり原作改変とはいえないまでも、話のカットはしているだろうな、と感じた。すごく惜しい作品となった。雰囲気アニメというイメージだった。

投稿 : 2021/05/25
閲覧 : 220
サンキュー:

1

よ! さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

家族で見て欲しい良作。いや……傑作。

 物語には二種類あります。
 一つはネタバレした途端に面白さが半減する物語。
 もう一つはネタバレしようがしまいが、結末を知っていようがいまいが、とりあえず観たらいい気分になれる物語。
 私が言いたいのは、どちらが優れているという話しではありません。どちらに属しているかというだけ。
 この作品は後者です。仮にネタバレしたとして、この作品を観て得る感動に違いがあるのか?無いです。
 自分の価値観として、物語とは結果より経過が大事という考えがあるのですが、この作品は観ていて飽きない工夫が随所に施されており、非常に惹き込まれました。観て本当に良かったと思っています。人生のプラスにしかならない作品という評価です。
 正直言って、この物語に関してはごちゃごちゃ言う必要が無いです。観たら良いよ、としか。

投稿 : 2021/05/12
閲覧 : 221
サンキュー:

7

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

I have a dream の意味するもの

『イヴの時間』 それは喫茶店の名前です。
但しその喫茶店では、人間とアンドロイドを区別しません。平等に扱います。
そして、多くのアンドロイドが、心の癒しを求めて、この場所に集まるのです。
斬新な発想の物語であり、思わず引き込まれます。続きが見たくなる映画でした。

この映画では、『アンドロイドに心がある』という前提があります。

それでは、心とは何でしょうか?
とても難しい問題で、明確な回答ができる人はいないと思われます。

そして、アンドロイドに心があることを証明するのは、確かに難しいことです。

では逆に、アンドロイドに心が無いことを証明することはできるのでしょうか?
実は、これも難しいことだと思います。
だって、心とは何か、だれも明確に答えられないからです。


この物語のエンディングは、Kalafinaが歌う『I have a dream』です。
話は少し脱線しますが、
『I have a dream』
これはアメリカのキング牧師が残した有名な演説のタイトルです。
キング牧師は、黒人差別の撤回をとなえてノーベル平和賞を受賞した人です。

実はアメリカでは、1956年までは、黒人差別が法律で公然と認められていたのです。
例えば、バスの座席に座っている黒人は白人が乗車すると席を譲らなければ逮捕されていました。
学校やトイレ、プールなどの公共の場でも、黒人差別は法律で認められていたのです。

キング牧師は『非暴力主義』で民主化運動を推進し、アメリカ中の黒人の心を一つにしました。
そしてワシントンでの20万人を超える集会で演説したのが『I have a dream』です。
その一部をかいつまんで記載しますね。
『私には夢がある。
 全ての人は平等であるというこの国(アメリカ)の基本理念が、真の意味で実現することを…
 私には夢がある。
 いつの日か奴隷だった人の子孫と奴隷の主人だった人の子孫とが友愛のテーブルに一緒に座ることを…
 私には夢がある。
 いつの日か私の子供たちが肌の色ではなく人格で評価される国で暮らすことを…
 …』


今回、エンディングとキング牧師の演説とが偶然(?)にも同じタイトルでしたが…
もしかして映画監督さんも、人間とアンドロイドとが平等に語り合う世界を夢見ているのかもしれませんね。

投稿 : 2021/05/03
閲覧 : 334
サンキュー:

28

薄雪草 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オーガニック

先日、ご紹介をいただいてカズオ・イシグロさんの新刊「クララとお日さま」を読み終えました。
さすがになかなかの良作で、一足早く、温かな春を心に届けてくれました。
本作のファンの方にもお勧めできる内容です。どうぞ手に取ってお読みになってみてください。

さて、本作では、人と人型アンドロイドとのエキセントリックにかけ合うストーリーが随所に描かれます。
若干、ナーバスな展開を見せてくれるのですが、それはロボットのような片道一方通行的なコミュニケーションではないから、です。

ではなぜ、人はロボットに飽き足らず、わざわざ人型アンドロイドを欲し、コミュニケーションを図ろうとするのでしょうか?


「プラスティック・メモリーズ」ではアンドロイドは "ギフティア“ の名称で表現されており、まるで贈り物を暗喩させるような存在でした。

前提として有期限なそれは、設計上の設定枠なわけです。つまり、決められた時間で折り合いをつけるためのものであり、いずれは別離を迎えるという人としてのさがが織り込まれているのです。

本作では、その折り合いを「イヴの時間」という意味深な設定で表現しています。

その地下室への入り口は、世の中の片隅にしつらえられたアンドロイドのための憩いの場であり、人たる姿の本質を自らに求める祈りの場です。

そして出口としての意味は、人が自らの存在に問いかけをするための実験地、アンドロイドの人たる姿に自らの自己をアジャストさせるためのロードマップです。

小さなきっかけ作りだとは思います。
でも、そのきっかけがなければ、新しい出会いも、気づきも、成長も、そして人としての喜怒哀楽も、ついに中庸の精神も、得られないことが多くあります。


AIの自律性が最大限発揮されるのは、人の精神性のなかにヒントがあります。

それは、お互いの交流のなかに芽生える心的な価値観であり、生活のお作法の中で涵養されていく評価だと気づけるでしょう。


人とコロナとの共存生のさなかにあって、ワクチンという手立ては、目の前の共存性への重要な足がかりです。

近い未来においてアンドロイドとの共存生の可能性は大なるものでしょう。
だとすれば、彼ら彼女らとの共存性に、どのような手立てや足がかりを見出すのかは、善悪とか必要不必要とかの議論ではない次元での有用性、存在価値を定めるためには避けては通れません。


ここはひとつ、そんな対話を重ねることから始めてみませんか?

イヴレンドに寛ぎながら。

あなたとわたしで。

投稿 : 2021/04/04
閲覧 : 237
サンキュー:

18

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

たかが機械、されど人が作りしもの

人間とロボットの区別をしないことがルールの、喫茶店「イヴの時間」を舞台にした物語。
人間がロボットをどう考えているか、また、ロボットが人間をどう考えているか。
善悪では語れない、様々な視点が描かれる。
では、ルールを守って楽しいひと時を…

人間型ロボット(アンドロイド)に精神依存する。やはり見た目の要素は大きい。
でも、繰り返し接していると単純接触効果で好意度は高まっていくもの。
ペッ○ー君に依存している人も存在しているのだろうか。

奇しくも、Android OSが搭載されたがスマホ普及し始めたのも、本作がネットで公開
されたのも、同時期である。
Androidに精神依存している人が、確実に増え続けているのは現実だな。

投稿 : 2021/01/03
閲覧 : 216
サンキュー:

4

ネタバレ

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Are you enjoying the time of EVE?

視聴前 確か新装版だったような

視聴後 おお

この話はアンドロイドが家具の一部という世界での話
ジャンルはロボット・差別
本作は6話のOVAを再編集し新シーンなどを追加した再編集版となっているのですが、私はOVAを見てません。映画で存在を初めて知りましたのですが、OVAを見てなくても十分に楽しめました。

本作の物語は結構薄いです。あらすじだけを言ったら{アンドロイドが自由に思考することが許されるカフェでアンドロイドによる思考の可能性に青年が気づいた}と一行で終わってしまいます。では60分何を写していたのか。それはテーマや方向性に関わってきます。

本作の評価はほとんど「テーマ」です。
{netabare}個人的な解釈ですが「未知への対応」を感じ取りました。
今私たちの倫理観として「どんなにロボットで無自我だとしても、物は大切にするし、人間に似てたら乱暴に扱っては行けない」というものが主となっています。日本人はその傾向が強く、全ての者に神がやっていると考える人が多いように感じます。なので本作のキャラの思考は理解はしてるけど、納得はしない、という人が多いのでは無いでしょうか。
AIの思考、というのは現実に考えて演算であることは恐らく誰でも分かっています。それでもアンドロイドが人間同様の存在に思えてしまう現代人にとって、本作のアンドロイドを道具として扱う人々はやはり共感しがたいものとなっています。

そんなロボットの思考の演算能力が思考に共通するものがある、という考え方は今まで誰も思いつかなかったのでしょう。そんな「未知」に対して主人公は全身するか後退するか、この葛藤が面白かったですね。
{/netabare}

本作では物語の終わりが見えません。予想というのは本来アニメという限られた時間に縛られない拡張的な存在です(拡張要素は個人差によって異なりますが)。本作は過程のみを描いたものであり、起源や終着点が不明確なまま本作は終わります。これにより物語を理解するには予想するしかありません。正解がなく、個人に寄って異なる物語が存在する、というなんとも美しい設計。制作者の丸投げといえば聞こえは悪いですが、そうとは言えない作り込み具合で好印象です。

原作・監督・脚本・撮影・編集・演出・絵コンテ・3DCG・音響監督は吉浦康裕さん。一人何役やっているんでしょう…
キャラデザ・総作監は茶山隆介さん。
劇伴は岡田徹さん。
アニメ制作はスタジオ・リッカさん。吉浦さんのスタジオらしいです。

作画は普通でした。主人公のキャラデザがちょっと微妙でした。
主題歌はBANANA ICEさん作詞、岡田徹さん作編曲、サミィ役の田中理恵さん歌唱の「やさしい時間の中で」
声優さんは上手いとはいえませんでした。まぁ一般人感はありましたけど。

総合評価 見るべき

投稿 : 2020/12/31
閲覧 : 209
サンキュー:

7

二足歩行したくない さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい時間でした

吉浦康裕作品。
氏の劇場版アニメーションで原作・脚本・監督を務めた作品としては最初の作品です。
なお、本作は元は約15分で全6話のシリーズだったのですが、6話を再編集し一本にして、「イヴの時間 劇場版」としています。

近未来SFものです。
その世界では家庭用ロボットが過去に実用化され、特に見た目が人間そっくりのアンドロイド"ハウスロイド"が一般化されて間もない頃となっています。
ハウスロイドは見た目だけでは人間と見分けがつかないため、頭の上にリングが表示されていて、また表情がなく、感情も無いものとされています。
主人公の高校生「リクオ」は、自宅で所持しているハウスロイド「サミィ」の行動記録に"Are you enjoying the time of EVE ?"という、妙なログを発見します。
友人の「マサキ」と共にGPSを辿ったところ、雑居ビルの一室に店を構える"イヴの時間"という喫茶店にたどり着きます。
その喫茶店は"人とロボットを区別しない"ことを謳っており、またその店内には様々な人々が思い思いの行動をしていた。

同監督の次回作"サカサマのパテマ"が期待はずれなできだったため敬遠していたのですが、本作は素晴らしいできでした。
『人と区別がつかないレベルのアンドロイドを開発し一般販売する』、『"イヴの時間"では特定の人物がいつもいるように見える(ご家庭は大丈夫なの?)』 など、気にかかる点はありましたが、次回作に比較すると主人公の感情変化の描写が非常に丁寧で、ストーリー上の粗はあまり気にならなかったです。
序盤アンドロイドに距離をおいているように見えたリクオのストーリーなんかは素直に感動できました。
描かれるのが友情だったり、家族愛であったりと、本作は恋愛が描かれていないんですね。
リビドー満載で「うへぇ」となった"パテマ"と違って、本作はきれいな感情が伝わって来るようでした。
見れてよかったなと、心から思います。

ただ、残念なことに、本作はシーズン1となっていて、ストーリーが描ききれていないです。
話中象徴的に語られる「時坂事件」というワードや忍び寄る倫理委員会の調査網、映画序盤で科学者が回路を積んだアンドロイドの足跡調査をしている(?)シーンなど、思わせぶりな伏線があるのですが、未消化のまま映画は終了します。
"イヴの時間"はそもそも何なのかすら明かされないまま終わるので消化不良の感があり、ぜひ続編を作って欲しいです。(望み薄ですが)

ストーリー的には中途半端な感じはありますが、描かれる物語は一篇一篇が輝かしくて素敵でした。
コミックス版だとその後も描かれているようなので、コミックスを読んでみようかと思います。

投稿 : 2020/12/31
閲覧 : 211
サンキュー:

7

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ある意味・・・オタクにつうじる永遠のテーマ?(複数回視聴)

いや、タイトルで茶化すつもりはなかった。


近未来、アンドロイドが家電?として汎用される世界。
しかも、外見、素行が人間と変わらない容姿で。

そんな世界の中で主人公リクオの心の変化が描かれる。
いや、リクオだけじゃないか、もう一人、友人のマサキも・・・。
変化というよりも、作ってしまった壁を崩すという表現が正しいかも。

そのきっかけとなるのが周囲のアンドロイドとの関係性だ。


物語の背景にはだれかによってその様に仕組まれた、というような暗喩があるにはあるのだけれども、それは物語の最後まで見ても、明らかになることはなかった。きっとアンドロイドと人間の付き合い方に対する大きなマインド(≒思想)の対立があるみたい。
これを集約して表願したのがマサキ、マサキの父、テックスとのエピソードじゃないかな。


さて、私自身はこのテーマすごく好きな部類です。
自分はならどうする?
私は男でバカwなので、サミィや元気な〇〇〇や色っぽい〇〇ならでれっとしちゃうかもです。
でも、ホントのところどうだろ。

最近の進歩は、この疑問が現実になっちゃいそうな気配はありますよね。

某Siriに「あなたは私をどうおもっているの?」
とか
某アレクサに「だって家族だから・・・」
って言われたら・・・・

こわっ!?って思うか、困っちゃうか、あるいわウザッ!!こんな機能切っちゃえ、ってなりそう。

それがアンドロイドだったら・・・?
それなりの容姿で、会話もできて、動く、・・・そして、心?を持っていたら・・・。
鉛筆1本、車、2次絵、フィギュアでさえ愛着わくものは湧いちゃいますからね。


うーーーーーん、どうすっかなぁ。
完全な家電として扱えるかなぁ、錯覚しそうだし、愛着もわきそうだし。

ってなことがテーマかなぁ。


サミィはリクオになんか好意的なものを持っていそうだし、
マスターをすごく心配しているアンドロイドも登場する。
これは、心?なのか・・・機械が心を持つのか、持ったらどうなる?どう扱えばいい?
これも、大きなテーマかな。


作品自体は
絵もきれいだし(今だとほんの少し、古っぽく見えるかも)、キャラクターも魅力的、テーマもしっかりとしている、ストーリもちゃんとしている、作品が内包する問いかけも多く、普遍的。
面白くないわけがないです。
ぜひ皆さんに見てほしい。

続編って作られないのかな。
でも、続編作るともっと大きな流れの方へ着目しちゃって雰囲気が変わってしまうかもな~。

【余談1】
この作品を観て、ずーっと昔にやった
「My Merry May」
というゲームを思い出した。
「かみさま、魂のない私が……、
 あの人を好きになるのは……罪でしょうか?」

同じというか、似たテーマだった。
このゲームもすごい名作・傑作です!!あまり知っている人はいないんだけど。

【余談2】
どこぞの宗教では、神様は自分に似せて「人間」を作ったそうな・・・
「人間」は大抵の人が神様に愛されたい、愛してほしいと願っている。
「人間」は自分に似せて「機械」作った。
さて、人間はどうすればいい?

投稿 : 2020/12/26
閲覧 : 412
サンキュー:

27

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

イヴの時間とは

人間がロボットを道具として利用している時代に、とある喫茶店イヴの時間というお店があった。
それは人間もロボットも区別しないというお店の決まりがあった。
その喫茶店でリクオは道具としてしか見ていなかったロボットと触れ合うことで、ロボットも人間も区別しないという本当の意味に気がつくのであった。
一方のマサキはロボットに裏切られたことから、人間とロボットを区別しないという決まりに納得できずにいたが、マサキもやがてその意味に気がつき、心を取り戻していくのだった。
この作品は、心さえ繋がっていれば、人間もロボットも関係ないと伝えているそんな作品だった。
作品を見終えて、凄く良い作品だと思ったし、もっと評価されるべきに値する作品だと思った。

投稿 : 2020/12/24
閲覧 : 140
ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

セカンドシーズンはないのかね・・・・・

もしファーストシーズンではなく、完結した作品だったら物語4.0にしてた。
これ漫画とか小説を合わせれば完結するのかな?もししてるのなら新しくアニメ作って欲しいんだけど・・・・・


作画で言えば、『水のコトバ』の絵柄をキレイにした感じだけどこういう特徴的なアングルは嫌いじゃない、なのに何でこの後に作った『さかさまのパテマ』で普通なものに変えてしまったのか、まあ動きが多いから仕方ないのかな・・・・・

投稿 : 2020/12/13
閲覧 : 185
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

★5/幻想のグラデュエーション

大傑作。アンドロイドSFの最終進化型。

-あらすじ-
人間と見分けがつかないアンドロイド達が識別のため頭上にリングの表示を義務付けられている世界。「ロボットと人を区別しません」というルールで運営している喫茶店「イブの時間」、そこでは入店と同時にリングは消失。店内では両者の区別はつかず、また話題にする事もルール違反。

家事を粛々とこなすだけの存在"ハウスロイド"サミィの不審な行動ログから「イブの時間」へ辿り着いたリクオとマサキ。老若男女バラバラな常連客による様々な人間(?)模様。サミィは何故こんな場所に?ついに遭遇したリクオとサミィは…。




アンドロイドはリングを表示。
店内ではリングが消える。

これだけで普通の喫茶店が異世界になる。
凄い。
凄いとしか言えない。
語彙力を呪う程に凄すぎる。 

CGならではのカメラワークも楽しい。
3原則や図解などSF演出もかなり親切設計。

よくもまあこんなベタで古典的なモチーフをこのレベルに仕上げられるものだ。脱帽する。

監督原作脚本絵コンテ他吉浦康裕。
サカサマのパテマのひと。

パテマもそうだが強力なアイデアを柱とする作風。これらの作品が他のワンアイデア作品と一線を画しているのは斬新なギミックをフックにして主題を語る構造ではないところ。ギミックそのものが強力な事は言う迄も無く、斬新な演出になると同時に主題のメッセージ本体にもなっている点。あまりに凄過ぎて他の表現が思いつかないのでもう凄い凄いを連呼するしかない。しかもギミック自体は驚くほどに単純でシンプル。パテマといいコレといい、思いついたところで作品として成立させるだけでも難しい。しかもこの完成度。恐ろしい。驚愕するしかない。

SF特有のドヤ感もなく気楽に見れるSFの最終型。



サカサマのパテマを見た後でコレを見た感想。
パテマと両方を見てから読んでみてください。
ただの自分語りです。作品の評価とは無関係です。

「イブの時間」を経て「サカサマのパテマ」へ
{netabare}
パテマは今の時代に沿った内容の作品。
この作品は残念だがテーマそのものがもう古い。

私がアニメを一生懸命見てた若かりし頃。
ロボットやSFなどの別世界に想いを馳せた時代。
まだ国民総中流が信じられていた時代。
皆の普通や常識や一般的な世界を信じてた時代。


みんなちがってみんないい
ダイバーシティ
LGBT
様々な価値観が主張される現代。

遠く離れていると思っていた断絶世界の住人は
"我々と同じ形をした何か"ではもうなくなった。

目を背けてきた断絶世界は今目の前に姿を表した。
そこの住人は同じ形をした同じ人間。
ただ、立場が違うだけ。

わざわざアニメや漫画や小説などを見なくても
断絶された世界などすぐ目の前にあるのだ。

イブの時間、こういうSF物語って大好きだった。
でももうこんなおとぎ話なんて考えなくていい。
アンドロイドと人間の関係性やら
脳内の情報だけで人格がどうのこうのやら
人間としての最小単位はなんやらかんやら
電脳なんてのもヨタ話もいいとこだ。

現実を見よう。

「イブの時間」
「サカサマのパテマ」
この2つの作品を見てそう言われた気がした。
逆説的だが最高峰の傑作アニメ映画を見て。
ネチネチと考証するようなSFなんて時代遅れ
今の時代には則してない必要ない、と。

自分はSF好きだと信じ込んでいただけだった。
私はSFヲタクでは無かったようだ。
寂しい気もするのだがまた自分を知る事が出来た。
もう感謝しかない。
{/netabare}

投稿 : 2020/07/30
閲覧 : 338

tag さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オリジナリティあふれる傑作

ロボット物です。設定の字面だけみれば普通の設定と言えるでしょう。しかし、脚本、キャラ設定、シナリオライティング、音楽、何れも非常に高いレベルでバランスした傑作です。

絵コンテ、演出、3DCG、撮影、編集、音響監督、原作、脚本、監督、ほぼ全てスタジオリッカの吉浦康裕さんが直接手掛けています。オリジナル作品です。オリジナル作品で、オムニバス方式の複数のエピソードと重ねながら物語の主題を終盤に向かって構成してゆく、しかも、観客をエンタテイメントとして引き付けながら。ほんと大した手腕です。演出、カット割りも、非常にしっかりしていて観客を引き付けて止まない。

出演するロボットたちのシーンを分けた演技も切なく、考えさせるものです。ロボットは果たしてプログラミングで人格(本当の意味のAI)を持つのか?持った場合、社会は、人と人の、人とロボット、更にはロボットとロボットの関係はどうなるかのか?とても興味深い論点を次々と繰り出し、それを複数のストーリーとして重ね、エンタテイメントとして展開してゆく。決して冗長ではなく、どちらかと言うとそぎ落とした演出、カット割りで。はてさて、吉浦康裕は、この作品を作るのにどれだけの時間を費やしたのだろうか?

ヒューマノイド型ロボット物の生みの親であるアイザック・アシモフが提示した有名かつ伝説的とも言える設定「ロボット三原則」があります。これを使ってSFフォーマットでの推理小説を初めて書いたのもアシモフ。イブの時間でもこれを使った物語があります。推理小説というより、心のわだかまりを対象にしたハートウォーミングな物語が終わり近くにあります。これも白眉と言ってよいでしょう。

「心のわだかまり」とあるように、この作品をつらくぬ主題は「断絶」「すれ違い」「誤解」「でも隠しようがないお互いを理解したいという想い」、そしてラストに見える「光明、救い、願い」。非常に普遍的な主題を真正面から取り扱い、観た人に、”想い”を残す。そんな作品です。

そして、映画版の主題歌がKalafinaの「I have a dream」です。キング牧師が黒人解放(=断絶からの救い)を願った有名な演説中のメッセージが題名の楽曲です。なんとも、粋な演出です。

座布団100枚!あしからず。

投稿 : 2020/05/12
閲覧 : 285
サンキュー:

11

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

近未来系SF作品

制作会社…スタジオリッカ
ジャンル…SF、近未来系
原作…小説
個人的満足度…82点

元々2008年にOVAがやっていて
見たことあった作品だが映画は最近初めて見たのでレビューすることにしました。
アンドロイドが普通の家庭でも普及されている近未来の世界で
あるひとつの喫茶店があり、そこには
人間とアンドロイドを区別しない
アンドロイドのための空間といってもいい喫茶店
イヴの時間という喫茶店での物語。
いろんな視点からキャラクターが掘り下げていて様々な物語があり
時には会話劇がたのしかったり
深刻な話だったり。
ロボットにも心があるのか?人間性はあるのではないか?
雑な扱いはしてはいけないものではないのか?
などといったものをテーマにしている非常に面白く考えられる作品で
ひとにすすめたくなる隠れた名作でした。

投稿 : 2020/02/01
閲覧 : 255
ネタバレ

ジーン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

知りたいのは心の在り方

マスターに喜んでもらいたいと自ら考える
そんなアンドロイドをあなたは欲しいですか?
アンドロイドに感情は不要か?
感情を持つアンドロイドは人間にとって危険か?
この作品はそれを問うのではなく
アンドロイドに愛情を感じる人間の心は危険なのか?
それを問うているのだと感じた。
アンドロイドを単なる労働力として扱う人間もいれば
労働力ではなく家族、パートナーとして彼ら彼女らを
認め幸せな時間を共有したいと思う人間もいる。
もし私がアンドロイドを持てるなら後者だ。
それは私が人間とは上手に付き合えていないから。
そんな身勝手な理由である。
アンドロイドを愛そうとする努力は報われるのか?
仮に感情を持ったアンドロイドが人間に近い存在に
なったらやっぱり私はそのアンドロイドとも幸せな
時間を創ることはできないのかもしれない。
結局、人間は都合のいい生き物なのか?
私のことを否定しない感情を持ったアンドロイドが
手に入っても心地よいのは最初だけ。
次第に物足りなくなり不満が爆発してアンドロイドに
危害を加えるかもしれない。
そんなことを考える自分にはあのイヴの時間の
存在は非常に興味を惹かれるものだった。
私も常連になれば自分の心と真摯に向き合える気がした。アンドロイドと人間が共存する社会。
いつになるかはわからないがいずれそんな世界が
来るのだろう。
間違いなく私はこの世に存在しないだろう。
結論は何ひとつ語られてはいないが何かしら
考えさせてくれるそんな作品だった。

投稿 : 2020/01/26
閲覧 : 299
サンキュー:

10

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ロボットと人間の発情物語

青春を送る男子とOL系アンドロイドの間に芽生えた発情物語。
残念ながら行くところまではイかなかったが、二人を取り巻く背景にほのぼのとしたものを感じる。
彩度の少ない仕上がりが新海誠の初期作品に似た素人感が出ていて好きである。

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 318

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ドリ系

喫茶店「イブの時間」のルール

「人間とロボットの区別をしません。」

というほど,人間とアンドロイドの区別がつかない時代は,いつ来るのでしょうか。100年以上先だと思いますが・・・勝手にそう思っています。

というのは,人間とアンドロイドを区別する頭の上のリングを外すと,
だれが人間でだれがアンドロイドかも区別できない状態で

「それだけ人に限りなく近い」感情や思考を持っていることが,
「現状では空想の世界以外の何物でもない」と思うからです。

それは機械ではなく
生体医学的な研究をしていかないと
できないことなのでは,と思ってしまいます。

アンドロイド(ハウスロイド)にこだわる・恋愛感情を持つドリ系というのはもはや三次元ですよね。

ハウスロイドは,家では,感情等を押し隠して
ロボット三原則に従って生活しているのが不憫なので,

「イブの時間」の存在意義は大きいと思います。

投稿 : 2019/10/17
閲覧 : 262
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作のSFアニメ映画

本作ですが、遠くない未来に起こりうる題材だと思います。アンドロイドについて良い点と、懸念される事案も同時に描かれており、短い尺の中では完成度の高い作品です。
作者は、アンドロイド?と思わせるぐらいの、感覚で逸品です。この作品が神作と言われる時代が来るかも知れません。

ここからは、個人的意見の言わば独り言ですが
元来、感情というものは、人が持つ最強の武器であり、時には両刃の剣になり、人は感情を土台に発展や衰退を繰り返し学んできたのが現代です。
従ってその感情を、人工物に与える事は発展と同時に多大なリスクを背負う可能性がある事を忘れてはいけないと思いますが…

投稿 : 2019/08/19
閲覧 : 297
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イヴの時間 劇場版のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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イヴの時間 劇場版のストーリー・あらすじ

子どものころからアンドロイドを人間視することなく、便利な道具として利用してきた高校生のリクオは、ある日、自家用アンドロイド、サミィの行動ログに不審な文字列が刻まれていることに気づく。親友のマサキと共にログを頼りに喫茶店、イヴの時間を訪れたリクオは、人間とアンドロイドを区別しない店のルールに驚く。(アニメ映画『イヴの時間 劇場版』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2010年3月6日
公式サイト
timeofeve.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%81%AE%E6%99%82%E9%96%93#.E5.8A.87...
主題歌
≪ED≫Kalafina『I have a dream』

声優・キャラクター

福山潤、野島健児、田中理恵、佐藤利奈、ゆかな、中尾みち雄、伊藤美紀、清川元夢、沢城みゆき、杉田智和、水谷優子、山口由里子、石塚運昇、榎本温子

スタッフ

原作:吉野康裕、 監督:吉浦康裕、脚本:吉野康裕、キャラクターデザイン・作画監督:茶山隆介、演出補佐:安藤信幸/安喰秀一、撮影補佐:長谷川拓哉、3Dモデリング協力:小野修/松本泰史、美術協力:木霊/ホッチカズヒロ/増山修、色彩設計:井上あきこ、動画検査:大谷久美子、動画協力:Code/Wish、仕上げ協力:Wish、音楽:岡田徹、音効:大久保和美、ミキサー:古谷正志/立花康夫/青木正俊、制作担当:真家祐也/安部勇士/池部博也、プロデューサー:長江努

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