当サイトはアリフィエイト広告を利用しています
もののけ姫の感想・評価はどうでしたか?
タイラーオースティン さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:----
shino さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
宮崎駿監督作品。
若い頃に照葉樹林文化に触れた宮崎氏が、
集大成として15世紀を舞台に選んだのは、
アニミズムが衰退し、
神から貨幣へと信仰の対象を変え、
日本人の精神性に根差した自然観に、
変革が起こったのだと確信したからでしょう。
土地に根差した信仰を捨て、
現代に通じる価値観が生まれ始める。
森は本来、不気味なものの象徴であり、
幾多の生命を育む場所であったはずが、
時代の流れとともにその価値も薄れていく。
この作品からは「慈愛」と「凶暴」さを併せ持つ、
「森」が本来の形で写されています。
主人公アシタカに主体性はなく、
サンはまともなコミュニケーションを取れない。
過去作に比べ魅力の乏しい主人公とヒロイン。
宮崎氏がここで描きたかったのは、
ジゴ坊とエボシではないでしょうか!?
{netabare}ジゴ坊は天子様の命でシシ神の首を追う、
帝はシシ神の絶対的な力を手に入れ国を統べる。
森の神に対する反逆、草木は枯れ生命は衰退する。
自然との共生を描く物語の結末はご存知の通りですが、
制作時の宮崎氏の苦闘は「生きろ!」ではなく、
「滅びよ!」に傾いてはいなかったのかと感じます。{/netabare}
聖なる場所としての森と生命を、
鮮烈に見事に描き切ったこの作品を、
彼の最高傑作に推したいと思います。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
海外の漫画やアニメ、映画好きな方は知っているかもしれないが、「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」や「紅の豚」にはほぼ原作ともいえる作品がある。
「風の谷のナウシカ」や「天空の城ラピュタ」はバンドデシネ(フランスの漫画の意味)で有名なジャンジローことメビウスの作品そっくりだし(大友克洋の漫画もメビウスそっくり)
「紅の豚」はアメコミのアイアンマンのモデルと言われる大富豪ハワードヒューズが撮った映画「地獄の天使」という戦争映画だったりするわけだ。
しかし、「となりのトトロ」や「もののけ姫」は柳田國夫などの日本民俗学に影響は受けて入るだろうが、ほぼオリジナルといえるだろう。
はっきり言って上記の作品よりも数倍難しい作品であることに間違いはない。
宮崎駿は本作のタイトルを本当は「アシタカ聶記」にしたかったらしく、主人公アシタカの一人称視点のハードボイルドものにしたかったみたいだが、鈴木敏夫プロデューサーに「売れないから」と却下されて「もののけ姫」というタイトルをつけられたらしい。
なるほど「アシタカ聶記」というタイトルだと、主人公アシタカの受難の旅に見えるが、それだったら確かにあれだけの社会的ヒットにはなりますまい。
青星アーツ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
宮崎駿監督のもつ思いのようなものが出ているようで、
自然と科学の対立が描かれた話。
{netabare} サンとアシタカという中心キャラクターが対立を経て自然の脅威に
立ち向かうドラマは良くできている。{/netabare}
おすすめ作品。日本舞台のジブリ作品の中でもなかなかの美男美女。
hidehide さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ついつい、観てしまう作品の1つです。
内容も台詞も、
大抵知っていて、それでも観るのですから、
何か、あるのでしょうかね。
そして、歳を重ねる程に
『曇りなき眼で物事を見定めねば』と…
その意味すら未だ模索してますが…。
内容、声優、全てにおいてコメントするには
余りにも大物アニメ過ぎますし、もはや不要で
しょうし。
また、眼、の曇りを晴らしたい時、
必ず観ると思います。
やはり、1番の働きものは、ヤックルだと思う。
もっちょん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
村を襲ったイノシシから呪いを受けた主人公が旅にでる話。
takato さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ラピュタ、ナウシカなどから続く宮崎活劇アニメの到達点。
美術、作画のレベルの高さは、まさに日本アニメの最高峰!。アクションシーンの壮絶さも今まで以上に気合いが入っている。こういう点からも、宮崎アニメは教科書的な優等生作品でも、家族向けでもない事は明らか。
ストーリーは、今まで以上に複雑な存在に満ちている。エボシは単純な悪役ではなく、アシタカは単純なヒーローではなく、サンは単純なヒロインではない。誰もが、正しさと間違いを抱えている複雑な人間になっている。タタラ場の存在自体が、娼婦の問題や、被差別者の問題を抱えている、マージナルで境界線上の問題を抱えている存在なのだ。こういった要素も、一般的な宮崎アニメのイメージとは異なるものだろう。
複雑なキャラクターたちが織り成す物語だけに、安易な結末を迎えることはない。簡単に敵を倒して問題が解決するほど世界は単純ではない。間違いを抱えつつも、共に生きよう!という自由主義的な結末といってよかろう。
マーティ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
きぐま さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観たい
小さい頃に見たかもしれないが、記憶にないのでもう一度見たい
栞織 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
camuson さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ちなみに、私は「風の谷のナウシカ」から「紅の豚」までの宮﨑作品は、
よく見ていましたが、「もののけ姫」以降の作品は見ていませんでした。
「紅の豚」までで1周やり尽くして、2周目に入った感が強くて、
ごく自然に、もう見なくてもいいかなと思ったものです。
今回、初めて見たわけですが、だいたい予想していたとおりで、
大枠は「風の谷のナウシカ」の焼き直しでした。
自然への畏怖を無くし環境を破壊する人間達への警鐘というコンセプトで、
舞台を欧州風から、日本に移しています。
生き物たちの異形が数多く登場し、
飽きることなく楽しめると思います。
「ナウシカ」で感じられたような鮮烈な驚きはなく、
ストーリーも全体的にまとまりがなく雑な感じがします。
(過去の自分の名作と常に比較される中での創作活動は、
本当にたいへんだと思います・・・)
予想と違っていたこともありました。
タイトルにもなっている登場人物“もののけ姫”は主人公ではなく、
“アシタカ”というイケメン君が主人公だったこと、
美輪明宏が声を演じていた犬神も大したことなかったことです。
あまりプラスの驚きではありませんでした。
これまでの作品と比べ、キャラクターに親近感が湧きづらく、
共感しづらく、感情移入が難しいような気がしました。
主人公達が簡単に人を殺してしまうのも関係してるかなと思います。
蒼い星 さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 2.5
音楽 : 4.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
ちあき さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
子供の頃、初めて映画館でこの作品を観た後、「映画の意味わかった?」と母親に聞かれて「何が?」と応ると、「わからんの!?」と馬鹿にされたのを覚えています。「受け取り方なんて人それぞれやんけ!」と今でも思います。
大人になって改めて観た時に印象は変わりましたが、子供の頃は言葉に喩えるなら「畏怖」を感じて観ていたように思います。
大人になってからは「共に生きる」というか、「生きろ!」と予告編か何かで言ってたので、そういったメッセージも含まれているのかなぁとも感じました。
同じく「生きる」といっても「ホーホケキョ となりの山田くん」(ジブリ作品)のような「生きる」もある(本作のアンチテーゼにもなっていると思います)ので、それと比較しながら観るのもおもしろいかと思います。
ジブリ作品は、一度見るとなんだか目が離せなくなります。
退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
小さい頃から何度も見てる作品ですが、ジブリの中で1番好きな作品です。
私自身が田舎育ちということもあって、身近に自然が無いと生きていけない人間です。
しかし、最近は事あるごとに山や田畑を切り崩したりして、建物を建てることに必死です。
人々は一体何を目指し、どこへ向かおうとしているのか私には理解できません。
今はとある事情で中心部に住んでいますが、正直雑音が多くて、うんざりしています。
毎日救急車のサイレンの音が鳴り、バイクや車をバンバン走らせてその音のせいで心が休まらないのです。
近い将来、山奥にポツンと建った古い一軒家に住めたらいいなと思います。
nyaro さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
宮崎駿の映画の中でナウシカ、千と千尋に並んで面白かったです。ストーリー、背景にある奥行、スケール、演出と迫力、キャラクター、そしてアニメの出来、すべてが最高水準でした。
古代日本の神々が人間文明に追い詰められてゆく話ではありますが、たたら場=エボシ側にもちゃんと正義がありました。文明がなければハンセン氏病の治療もできないし、夫を亡くした女たちは飢え死にするしかありません。
病人=障碍者、そして女性。差別と闘い、社会福祉を実践しているエボシは、それでも自然=神=サンの敵です。これをどう読み解くか、でしょうね。
正しい事でも、やり方を間違えると滅びの道…ということでしょうか。
自然と文明の共存共栄のと言いたいのか、相容れないものと言いたいのかわかりませんが、じゃあ、どうする?という問いかけになっていました。
シシ神を殺した瞬間、何かが終わった気がします。山や森の木々が一瞬で枯れたのは、自然破壊の象徴でしょう。
人間が神さまを殺せるようになったとき、人類は後戻りできない道を進み始めた、ということだと思います。それは神がいない世界に生きなければならない人間の孤独や悲哀にもつながってゆくのかもしれません。
アシタカは共に生きようとサンに言いますが、振られます。サンは神側の代表ですから。まあ、アシタカはモロに認められてるみたいなので、今後どうなるかわかりませんが。
とにかく「答え」のない映画でした。だからこそいい映画なんでしょう。
で、アシタカとサンって、首を返す以外に役に立ってましたっけ?一応あれで神と人間の対立は終わった?でも、結局全部がもとの木阿弥でした。つまり、無力だったということだと思います。
サンのツンデレでイチャイチャしているだけにも見えました。アシタカはもとの国でもモテてましたから、リア充なんでしょうね。
薄雪草 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
生きるが故に、死は定めとなる。
死するがために、生の意味を問う。
道の行き方が、生き方を導く。
時のかぎりに世のありさまを見、
時のかなたのことわりに触れる。
それは、生と死とのはざまを埋める旅。
その違いに折り合いをつける旅でもある。
違いを "知・我・意" と読み替えてみると
知と意のさなかに私を置き、世界を見定めるお作法だということが分かる。
~ ~ ~ ~ ~ ~
世界観とは、そのやり取りに築かれる一里塚。
曇りなき眼(まなこ)は
見聞きした来去の実相に触れるための唯一のよすがであり
見聞きする未知の真実に触れるための最上のえにしなのです。
~ ~ ~ ~ ~ ~
時に人は神殺しをも厭わない。
生きるために。ただ生き抜くために。
神は人を裁きも殺めもしない。
生かすために。ただ見守り許すのです。
~ ~ ~ ~ ~ ~
土の性から鉄を製り、
木の勢から焔を熾し、
水の生から命を繋ぐ。
古(いにしえ)は、新(あらた)と化していく。
恵みの循環に、神性の理(ことわり)がうかがえる。
そこに共存はあっても、対立はないのです。
~ ~ ~ ~ ~ ~
インスピレーション。
人間の頭脳に降り下りてくるのは、神の大智慧の刹那。
地球に世界を作り上げているのが、神の大慈悲の権現。
~ ~ ~ ~ ~ ~
善悪、正邪、美醜。
陰陽、表裏、生死。
その根源が何なのかを問いかけてくる、いにしえのもののけ。
その向かうべき道を指し示してくれる、いにしえのかみがみ。
~ ~ ~ ~ ~ ~
「おまえに、サンが救えるか?」
「アダムは、イブを救ったか?」
{netabare}「エヴァは、人類を補完したか?」{/netabare}
知識と智慧、意識と行動が、ヒトを人に格(いた)らせる。
~ ~ ~ ~ ~ ~
もののけ姫とは、日本人に内在するパーソナル・スピリット。
忠恕のホスピタリティーなのです。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:----
モテモテ俺ツエー異能バトルで主人公もしっかりとクズという今の流行りを既にやっている先見の明。もちろん品質に歴然とした差があることは言うまでもない。
そもそもあれだけ強烈で偏狭な社会不適合者でありマニアオブマニアである宮崎駿が作りたいものが一般向けであるわけがないのです。常軌を逸したレベルの度を越したオタクだからこそ鍛えられた類まれなるセンスと技術を持ち合わせてしまったがために、鈴木Pというコントローラーのこれまた類まれなるマーケティングテクニックにてヒットを連発させちゃうんだから宮崎さんはもう辞めたくて辞めたくて仕方なかったでしょう。逃亡しないだけ手塚神よりはマシなのか。
攻殻やエヴァ以降なので「難解な作品であるキリッ」が受け入れられやすい情勢でもあったため、ナウシカやラピュタなどのようにキッズ向けの冒険活劇ファンタジーをやらなくても良くなったのは救いか。ロボや萌え作品が猛威を振るう中を猛然と逆張りをカマすかのような自然派の風貌。勧善懲悪を止め明確に答えを示さず余白をたっぷり設ける事で、観た後の考察深読み裏読みで各々の妄想を膨らませる楽しみまで含んだ設計でコミュニケーションツールとしても高機能。スマホの無い時なのでマーケティングはほぼ洗脳レベルの宣伝爆撃。芸能人に宣伝までさせちゃう。もう逃げ道は無いのです。見ないとカーストが下がる。話題についていくために見るしかない。そんな時代の空気感は確かにありました。まあ面白いからいいんですけどね。
富野さんとかもですが、ここらの大御所監督の作品は世代的に引用元、元ネタがアニメではなく実写映画なんですよね。なので若い作家の作品をエヴァみたいまどマギみたいとこき下ろしてばかりでオタクが差別用語だった頃の黎明期のアニメばかりを持ち上げてるってのは自分がアニメしか見てないってのを晒すだけです。ネットの無い時代ですから元ネタは有名どころしか無いはずなんですけどね。元ネタのない作品ってなんだ?神話?
今のジブリの惨状は鈴木Pのゴリ押しTVCMが効かない時代になったってのが最大の要因だと思います。アニメファンからすればアニメとしての質の低下は一目瞭然でしょうが、一般人がそんなにジブリ好きだったかって言われたら実際そうでもないと思いますけどね。当時は選択肢が無かっただけだと思います。「考えさせられる作品であるキリッ」って言ったところで「お前普段何も考えてないんだろ」と思われるだけですからね。
面白いのは間違いないんですけど持ち上げすぎかなあと。
いつもの中二病が発動しました。ご容赦を。
メガマインド さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
横浜のムービルで鑑賞!!
「生きろ」というキャッチコピーの通り、
力づよい迫力に圧倒されます、されました。
そして生きる勇気がわいてきました。
アシタカ、サン、モロ、エボシ御前、乙事主 その他の生命、
それぞれがそれぞれ、対立しあいながらも必死に生き抜こうとする姿は、
我々現代社会に生きる人間そのものだと感じられます。
彼らの生きざまに思わず、見惚れてしまった。
カッコいい!!
フィコンパ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
けいP さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ナウシカに続き
もののけ姫も映画館で
観てきました。
こちらも自分が高校生の時に
一度観てましたが、
もう一回観たくなって
観て来ました。
自分の語彙力がなくて申し訳ないのですが、
なんか「濃い」感じがしましたね。
最近のアニメ映画にはあまりない
濃厚さ。
最近の新海監督や細田監督、
岡田磨里脚本の作品も
それぞれこだわりを持って
作っていると思うし、
僕自身も楽しませてもらってますが、
言うなれば
「最近流行りの新しいお店」。
宮崎駿監督のこの作品は
「歴史ある老舗の伝統料理」
みたいな
そんな奥深いものを感じましたね。
いや~映画ってホンットに良いものですよね。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ~w
waon.n さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
2日に渡り3作品のジブリを楽しんだ。
ナウシカ、ゲド、もののけ。
最後に観たのが「もののけ姫」
基本的なレビューのスタンスは、ある程度読み物として私からはどのように見えているかを書いているつもりでいる。願わくば、新しく作品の見方をみつけて楽しめるようにという考えての事だ。自己満の範囲でね。
この作品に限っては、無理だろう。
何がって? 新しい見方なんてない、パーフェクトすぎる。私のベストムービーかもしれん。それはつまり、ベストアニメでもある(よく変わる)。
なので、どこをどう掘りかえそうと、すごいしか出ない。語彙消失。
物語の構成、脚本、演出、原画と動画、音楽どこを切り取ってもパーフェクトなんだよなぁ。これ以上は何を言えと? アシタカが最初の物見櫓みたいな所に登る動画だけ見てやべーやつだと分かる。
始まって3分も経たぬうちに見せつけられるんだからもう、ね? これ終始続くんだよ? どんだけ分厚くなったことだろう。
動きだけじゃなく、世界観の作りこみの細かさもスゴイ。
・・・おしまい?
ってもそれだけでは書く意味もないので、少しだけ蛇足だけれど、加筆に挑戦する。
物語の類似性として、「もののけ姫」と「風の谷のナウシカ」は近い。
面白いのはこの2つは未来と過去になっているんだよね。観たことない人は分からないかも知れないけど、んなら観て欲しい、それから読みたいなら読んでもらえると良い。
未来は人間の犯した業が元になった世界で生きている人々。
過去は神々の世界で人間が起こす業を描いている。
ナウシカは受け入れるしかない世界でどう生き抜くかの話。
もののけは人間側が豊かに暮らす為に自ら業を背負って行くという話。
破壊と創造。
男と女。
アシタカとナウシカ。なんとなく男でなんとなく女なのではなくて、つまりはそういう事なんじゃないのかな。
もうめちゃくちゃ良かった。映画館で観られたのが本当に幸せだった。ありがとう!!
こんなん「もののけ姫」のBlu-ray買うわ。ついでに「風の谷のナウシカ」も欲しい。
そんなところで、おしまい。
追伸(もののけ姫関係ない)
こういった想像だけのレビューって本当は好みではないのよね、感想の域を超えてしまうから。それでもいくつかこういった書き方をしている作品はあるけれど、それは作品が良くて、何かしらのアウトプットしたい気持ちに駆られたから。
コンラッド さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
初めて作品からメッセージ性を受け取った作品です。環境問題に対して答えもなくただ突きつけられ、呆然とした記憶が残ってます。見たあとに世界の見え方が変わる体験を初めてしたから思い出補正が強いのかな。
そして初めてキャラクターに恋をした作品でもあります。アシタカにあこがれサンを好きになりました。一番強いのに動物に優しいアシタカと自然で育ち1人で闘うツンデレ少女にときめかない人いないでしょ。
Jun さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
めんまぁ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
小学生の頃以来、数年ぶりにもののけ姫を見た。やはり、高校生になり再度この作品を視聴すると思う物が全く違う。
この作品の大きなテーマは自然と人間だが、それ以外にも人間内の対立、もののけたちの対立、さまざまな対立を描いていた。まるで何でもかんでも2極化する現代社会のようだった。どちらかが善か悪ではなく、対立する中でどのように共存する道を見出せるか、というのが宮崎監督が伝えたかったことなんだろう。
音楽も作画も見事としか言いようがない。
本当に素晴らしい作品。
ウィラード さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アニメをかれこれ沢山見てきましたが
結局は
蘊蓄と造語設定の数々だという事を理解しました
なのでアニメを見るという咀嚼は
好きな属性を見る事だなと思いました
もののけ姫は、アニメで言う所の
よりアニメチックな再現に落ち着いた作品と思いました
やはりファンタジーというか
非現実的な解釈のあるものこそがアニメだなと思いました
自分はスタジオジブリ信者ではありません
ラピュタやナウシカなどアニメよりなのが好きなだけです
ドラマ系アニメとか
バトルアニメとか
色々見てきましたが、やっぱりアニメというとこういう作品の事を言うのだろうと思いました
設定物語ではないし
キャラクター物語ではないし
アニメは雰囲気とか世界観とか属性を持ってしてアニメと呼ぶのだろうかと思いました
退会未定のユーザー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
アシタカが帰らないことに違和感。
USB_DAC さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
Progress さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
もののけ姫のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
もののけ姫のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
エミシの隠れ里に住む少年アシタカは、村を襲った「タタリガミ」に呪いをかけられる。ただ死を待つより、己の運命を「曇りなき眼」で見定めるため、はるか西方の地を目指して旅立つ。そこでアシタカが見たものは、森を切り拓いて鉄を作るタタラの民とその長エボシ、森を守る山犬一族、そして山犬と生きる人間の少女サンであった。アシタカはその狭間で、自分が呪われた理由を知る。やがて、森を守ろうとする動物たちと、その長「シシ神」を殺そうとする人間達の壮絶な戦いが始まる。(アニメ映画『もののけ姫』のwikipedia・公式サイト等参照)
松田洋治、石田ゆり子、田中裕子、上條恒彦、西村雅彦、島本須美、小林薫
原作:宮崎駿、 監督:宮崎駿、脚本:宮崎駿、プロデューサー:鈴木敏夫、作画:安藤雅司、美術:山本二三/黒田聡/田中直哉/武重洋二/男鹿和雄、音楽:久石譲
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1984年3月11日
極限まで発達した人類文明が「火の七日間」と呼ばれる最終戦争を引き起こし、瘴気(有毒ガス)が充満する「腐海」と呼ばれる菌類の森や獰猛な蟲(むし)が発生した。それから千年余り、拡大を続ける腐海に脅かされながら、わずかに残った人類は、古の文明の遺物を発掘して利用しつつ、細々と生きて...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2002年7月20日
何となく日常を過ごす、ごく普通の女子高生・吉岡ハルは、ある日、車に轢かれそうになった猫を助ける。助けられた後、その猫は日本語で礼を述べ、二足歩行で歩き去る。実は、彼は猫の国の王子・ルーンだった。 次の日、猫の国から、王子の命を救ったお礼の品が届けられるが、猫じゃらし、マタタ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年7月1日
「借りぐらしのアリエッティ」「思い出のマーニー」の米林宏昌による新作アニメーション映画。 イギリスの女流作家メアリー・スチュアートによる1971年の児童文学「The Little Broomstick」を原作に、11歳の平凡な少女メアリの奇想天外な冒険を描き出す。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1995年7月15日
劇場版アニメ『耳をすませば』と同時上映で公開された短編アニメで、同映画の制作スタッフだった宮崎駿が監督を務めた。内容は、人気アーティストであるCHAGE and ASUKAの、アニメ映像を用いたプロモーションフィルムである。 汚染が進み、地表に人間が住むことは叶わなくなった未来の地球。カル...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1994年7月16日
東京・多摩丘陵。のんびりひそかに暮らしていたタヌキたちは、ある時、エサ場をめぐって縄張り争いを起こす。原因は人間による宅地造成のため、エサ場が減ってしまったから。このままでは住む土地さえ失くなってしまうと、タヌキたちは開発阻止を目論み、科学の発達した人間たちに対抗するため先祖...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1986年8月2日
ある夜、飛行中の飛行客船を、航空海賊の一団が襲撃する。政府特務機関に捕らわれ客船に乗っていた少女シータは、混乱に紛れて特務機関の指揮官であるムスカ大佐を気絶させると、彼の懐から青い石のペンダントを奪い取る。窓を伝って逃げようとするが、海賊に見つかり、驚いた拍子にシータは客船か...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2011年7月16日
船が遭難し、行方不明となった船乗りの父と、仕事のためにアメリカに渡ったカメラマンの母を持つ小松崎海は、母の留守中、小松崎家を懸命に切り盛りしていた。そのころ、海たちが通う港南学園では、新聞部部長の風間俊と生徒会長の水沼が起こす騒動によって、生徒と教師が翻弄されていた。突如とし...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2011年5月7日
ある日、父の形見の鉱石ラジオから聴こえてきた不思議な唄。誰かの心がそのまま音になったような唄を、忘れられずにいた少女アスナに訪れたひとつの出会い。お気に入りの高台に向かう途中、異様なケモノに襲われたアスナはシュンという少年に助けられる。アガルタという遠い場所から、どうしても会...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2006年7月29日
多島海世界のアースシーでは、聖なる生物の竜が共食いを始め、農民は田畑を捨て、職人は技を忘れていくなどさまざまな異変が起こり始めていた。やがて人々が魔法を信じることができなくなったとき、大賢人ゲドは世界のバランスを崩す者の正体を突き止めるための旅に出て、国を捨てた王子アレンと出...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1989年7月29日
魔女の娘は13歳になると家を出て、よその町で一年修行するという掟があった。13歳になった魔女の娘・キキは、掟にならい黒猫・ジジと共に港町・コリコに降り立った。パン屋の女主人に気に入られ、店先を借りて宅急便を開業することにしたキキ。そこには新しい生活と喜び、失敗と挫折、人力飛行機に...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1997年7月12日
エミシの隠れ里に住む少年アシタカは、村を襲った「タタリガミ」に呪いをかけられる。ただ死を待つより、己の運命を「曇りなき眼」で見定めるため、はるか西方の地を目指して旅立つ。そこでアシタカが見たものは、森を切り拓いて鉄を作るタタラの民とその長エボシ、森を守る山犬一族、そして山犬と...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1997年7月19日
最後の使徒は倒された。しかしながら現実に対処できないシンジは固く心を閉ざしてしまう。そして約束の時が訪れる。ゼーレは自らの手による人類の補完を目指し、戦略自衛隊による攻撃をNERV(ネルフ)本部に仕掛けてきた。戦闘のプロに抗う術もなく血の海に倒れていく職員達。その絶望的状況下でミ...
ジャンル:OVA
放送時期:1997年8月1日
某国副大統領の誕生パーティーに潜入したルパン。まんまと建物内に忍び込み、金庫のロックを解除した瞬間、銭形警部率いる警官隊に取り囲まれる。「なめたまねをしてくれたなぁ、ルパン!」と、予告状を手にルパンに迫る銭形に対し、「ん~なモン出した覚えがねぇ~んだよ。だから今日はそいつを確か...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1997年夏アニメ
『夢のクレヨン王国』(ゆめのクレヨンおうこく)は福永令三が執筆した児童文学作品群である『クレヨン王国』シリーズを原作としたアニメ・漫画作品である。《ストーリー》「死神編(1話 - 49話)」 12の悪い癖を持つ、クレヨン王国のシルバー王女。彼女の12歳の誕生日に、かつて封印された死神がよ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1997年8月2日
ストーナーという町にやってきたリナとナーガは、ひょんなことから、岩や土を原料にした人型モンスター・ゴーレム作りの屈指の職人ガリアの家に招待された。ガリアには親譲りの腕を持つ息子のヒューイがいたが、ふたりは折り合いが悪く喧嘩ばかりである。そのために、ガリアはゴーレムを作るどころ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1997年夏アニメ
動物達が忍者として暮らす山々の一つ・念雅山にある日、じいやさんがペンギンを連れてきた。『まん丸』と名づけられた天然ボケなペンギンは、頭領のネンガ、先輩のタヌ太郎・ツネ次郎など、お山の変な仲間たちと修行に励む毎日を送ることになるが、念雅に代々伝わる天容の笛がネンガの弟ギオが率い...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1997年7月1日
天界の支配者ゼウスに、息子ヘラクレスが誕生した。みなが彼を祝福する中、たった一人喜ばない黄泉の国の王ハデス。彼は、ゼウスを倒す計画を成長したヘラクレスに阻まれるとの予言を受けていたのだ。ハデスにより、人間世界に落とされたヘラクレス。彼は生まれた世界に帰るため、真の英雄となるべ...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1997年7月12日
悪霊から子供たちを護る小学校教師の活躍を描いたTVアニメの劇場版を、「東映アニメフェア」内のプログラムとして上映したシリーズ第三弾。 生徒たちやゆきめ、律子先生も引き連れぬ~べ~がやってきたのは南の島。その美しい光景からはこれまで悩まされてきた悪霊騒ぎなど無縁に思われたが、この島...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1997年8月2日
「天地無用!」の劇場版第2弾。脚本はOVA「ああっ女神さま」を手がけた長谷川菜穂子。かつて、天地の祖父・遥照に失恋してしまった闇の世界の住人・由厨葉はある企みを思いつく。それは天地と自分の髪の毛を使って少女を作りだし、天地を自分の手に入れようとするものだった。ある日、天地は...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1997年夏アニメ
忍者にあこがれる主人公花菱烈火は、炎を生みだす不思議な力を持っていたが、それを隠しながら霧沢風子や石島土門と高校生活を送っていた。偶然治癒の力を持つ少女、佐古下柳と出会うところからストーリーは始まる。佐古下柳と花菱烈火は、お互いの力を打ち明け、烈火は柳を守る事を誓う。謎の女性...