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「クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡(アニメ映画)」

総合得点
69.9
感想・評価
179
棚に入れた
955
ランキング
1628
★★★★☆ 3.8 (179)
物語
3.9
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
4.0

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クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡の感想・評価はどうでしたか?

りょうへい@アロエ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

"オカマ"の活躍が素敵

三菱デリカスペースギア、健康ランド、はつかり、200系新幹線など、時代を感じさせる描写が多い。
アクションシーンが多いがギャグシーンも随所で挟まれており、観ていて飽きなかった。
"オカマ"という言葉は差別用語ではないはずだが、TV放送においてはカットされていたらしい。
"オカマ"の活躍が見どころなのに。
(3人のキャラクターはイロモノではあるが、友達にしたいタイプである)

投稿 : 2023/08/27
閲覧 : 41
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0

ネタバレ

抹茶ラーメン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

15作品くらいクレしん映画観てこの作品が断トツ

笑い&泣きの2つの要素で他の作品より頭一つ抜けているタマタマ。初視聴は結構前だけど、合計で8回位観てるかも。

ヘンダーランドもそうだったけど、クレしんに出てくるオカマの面白さは尋常じゃない。

その他敵味方含め出てくる全てのキャラが良い味出してる。肉弾戦の戦闘シーンも見応えありで文句無し。

投稿 : 2022/03/02
閲覧 : 167
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0

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haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.8.25

2021.8.25

投稿 : 2021/08/25
閲覧 : 155
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0

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

雑感。

ギャグ系クレしん映画の中では一番かもしれない傑作。
なんといってもキャラクターが逸材揃い。彼ら彼女らが本作品だけのゲストキャラというのがあまりにも惜しい。

通称グロリアの東松山よね。貴女が好きです(真顔)
いや魅力ありすぎるでしょこの女性。こんなイタ可愛い彼女が欲しいです…!

ナカムレさんは強かで野心家だけど随所に見られる悪の美学が粋。
サタケはバカだけど漢。子どもに後ろめたさとかそういうの無しに笑える為の行動をとったあのシーン。いや~、素敵!

オカマ三兄弟はオカマなのに坊主頭だったりタマを振れば力が湧くとか歌っちゃうし、本作でのオカマとは…?
考えさせられるな~(遠い目)

中盤まではなんの変哲もない逃亡劇でドラマ性とかもほとんど無かったにも関わらず、ギャグとキャラだけで一切退屈せずに観てた。良いもの観たわ~。


監督:原 恵一
演出:水島 努

これで面白くないワケないんだよなぁ。

投稿 : 2017/11/18
閲覧 : 351
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2

セレナーデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

構成が飽きない

改めて見ると構成力の高さに驚かされました。野原一家が平穏な日常から追われる立場にさらされ、そのあと今度は追う側に立場が切り替わるメリハリの利いた構成が見事です。新宿のクラブ、健康ランド、スーパー、辺境地と舞台を次々と変えていく流れも面白く、それぞれの場所に立ち寄る目的や状況も「事情説明」「休息」「アクシデント」「防衛」と各々に変化をつけているので飽きが来ません。

キャラクター描写もすごくよくって、白眉はラスボスのヘクソンの見せ方。途中までは表立った活動はせず謎めいた人物像だったヘクソンを、野原一家が追う立場になる話のポイントで「野原一家にとって最大の障害である」と強烈に印象付けた計算高さには軽くうなりました。話の流れをガラリと変えるためのポイントを象徴した屈指のシーンと思います。

たまにギャグのクドさがストーリーの疾走感を殺してしまってること、女刑事がタマユラタマヨミ両族の因縁と特に関係ないため賑やかしキャラに落ち着いてしまってることがやや残念。あとみさえがヘクソン討伐のアイデアを提案したけど、脈絡がなかったので何か伏線が欲しかったです。

保護者向けのネタは本作くらいのさりげなさが丁度いいです。

投稿 : 2016/01/17
閲覧 : 481
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1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やきもちしんちゃんかわいい笑

ひまわりが初めて登場した映画で、なかなか両親に構ってもらえないしんちゃんはやきもちをやいたり…可愛すぎですね…それでもなんだかんだ妹を助けるために頑張る姿も大好きです。ギャグありアクションありバランスがとれた内容だと思います

投稿 : 2016/01/04
閲覧 : 346
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りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヒロシはおかまにもてるのはデフォなのかw( *´艸`)

 タマユラとタマヨミ 協力して封印していた魔人ジャーク

2つのタマに魔人を封印していたんだけど(;'∀')

タマヨミが裏切るという事態に・・・

ジャークの由来は英語でジャーク オフで(訳:お〇にーする)から

きているのかな?って疑問に思ってみたりするw

 基本、クレしんの映画の鉄板 おかまがでるとおもしろい

この作品も実に楽しく面白い(^ω^)

クレしん好きな方はぜひとも視聴してください(∩´∀`)∩

投稿 : 2015/11/19
閲覧 : 385
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3

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

愛は傷つきやすく

・監督:原恵一
・サブキャラ:ローズ、ラベンダー、レモン、東松山よね
・敵:ヘクソン

5作目。今作から原恵一監督にバトンタッチ。

今回はジャークという魔王の復活を狙うヘクソン、タマヨミ族とそれを阻止するタマユラ族との抗争に巻き込まれる野原一家。ひまわり初出演作品でもある。

ひまわりが魔王復活に必要な玉を飲んでしまうことから争いに巻き込まれていく。
作中でしんちゃんはちやほやされるひまわりに嫉妬するが、最後はひまわりを守るために頑張る、兄としての成長が描かれている。

また、今作のボス、ヘクソンは心を読むことができ、歴代最強のボスではないかと思う。

「愛は傷つきやすく」を歌いながらヘクソンを倒すラストの演出はかっこいいし、センスが光っている。

ただし中盤までの逃亡生活は間延びしてて退屈する。後半青森から東京に帰ってくるあたりからようやく面白くなってくる。
ジャークのオチはひどい。オカマがたくさん。佐竹いいやつ。

投稿 : 2015/08/13
閲覧 : 311
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1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

【ヘンダーランドの大冒険】を視聴した時、「これに比肩しうる作品はそうそう出てこないだろうなぁ……」って思った。
それがまさか、次回作でいきなりそのハードルを越えてくるとはなぁ……。

文句のつけようがない。完璧。ゆえに傑作。
もうね、ギャグのセンス、テンポ、シナリオ、キャラクター、どれをとっても一級品。
とくにキャラクターが秀逸。

圧倒的【悪】のヘクソンによって、ギャグをメインにしながらも、要所要所のシリアスパートがキュッと引き締めっており、メリハリが効いてて実に刺激的な仕上がりになっている。
あ、それ山の死闘は正直、今観てもビビる……。あの緊張感はテレビシリーズからはまったく想像できない。

ナカムレさんは打算的で腹黒だけど、時折現れる独自の悪の美学が素敵。こういう描写があるからこそ、寝返ったサタケに対する説教まがいのセリフが、笑いを誘う。あれ、間違いなく本心からくる言葉だもの。

でもそれ以上にサタケが素晴らしい人物。主人公によって改心される人物ではなく、自らの意志で改心するという珍しいパターンが、彼のキャラクター性の高さを示しいるよね。
チーママへの怒りからくるセリフも、実に彼らしい。極めつけは、照れ隠しの「給料上げてくれないからっすよ」だぜ?

味方陣もすんげー個性的だった。
いつもは敵側であるオカマキャラが味方側にいるということで、ギャグの質が高くなった気がする。つうかローズは見た目とのギャップ凄すぎな。だからといって萌えねーけどな!
ラベンダーさんは何故かオカマなのに美人。クレしんの映画なのに、美人!(大事なことなので二回言いました)
で、レモンを含めたこの三人、オカマなのに「タマを振れば力が湧いてくる」って歌ってるところが意味不明すぎる。オカマなのに……!


しかし、個性的すぎる彼らを差し引いて、僕がぶっちぎりで気に入ってるのが東松山よね。そう、グレイアさんだ。
中二病を先取りしたような彼女、なんといっても随所に見られる可愛らしさがたまらん。
サバサバした女性かと思いきや、足をまじまじと見られて赤面しながらキレたり、自暴自棄に陥ったひろしに対して親身に接したり。(ヘクソンとの決戦時、年老いた姿の場面に注目して欲しいんだけど、彼女、ひろしを支えてるんだよ!)
なんか微妙に漂う【押しに弱そうな感じ】が凄く……素敵です。
それと外せないのが、

耳が性感帯だということ!!

はぁ……こんな彼女が欲しい。(切実)


……あ、ストーリー?
うん、良かったよ。(小並感)
【家族愛】というテーマを主張しすぎず、エッセンス程度に留めて散りばめた原さんの手腕には、僕なんかではケチがつけられない。流石です。

投稿 : 2015/08/07
閲覧 : 252
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SVOC さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもろい^^

マッチョの人が優しいのがかわいかった^^

あとトイレがカオスだったw

投稿 : 2015/03/12
閲覧 : 267
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0

スカイオーダー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

超おもろい。流石クレしん映画

クレしん映画は夕日のカスカベボーイズより先は一度も観ておりませんが、それ以前のクレしん映画の中では一番大爆笑した。
徹底的にウケを狙う姿勢に、流石「クレヨンしんちゃん」だわWWと感心しました。

投稿 : 2014/12/10
閲覧 : 316
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1

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無毒蠍 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

野原一家オカマ三人と世界を救う珍道中!常に物語が動き続けている終始ドタバタ劇が見所の作品です。

もう説明の必要もないでしょうが毎度のごとく騒動に巻き込まれ世界を救うことになってしまう野原一家のお話です(笑)
考えてみればすごいですよね、
一般家庭のサラリーマン、主婦、幼稚園児、赤ちゃん、犬で世界を救っちゃってるんですから。
もう何回救った事かw

前作のヘンダーランドでは個性的なキャラが多数登場しましたが今回は前作のファンタジー空間から一転。
珠由良族と珠黄泉族とのタマをめぐるお家騒動がシナリオの軸になっており、
話がやや現実的になったぶんキャラの個性は前作のほうが上かもしれません。
まぁ現実的と言っても邪悪な魔神復活とかありえないことはありえないんですがね。
ヘンダーランドでもオカマ魔女が登場しましたがオカマキャラまさかの続投( ゚Д゚)
どんだけオカマ推しやねん!
一人でも濃いのに三人…しかも坊主にヒゲ。
彼らオカマ三人と一緒に助け合い敵の追跡から逃れる展開が物語の大体をしめてました。
なので「暗黒タマタマ大追跡」というタイトルは正しいです。
邪悪な存在を復活させるために必要なタマをひまわりが飲み込んでしまったために
ひまわり(タマ)をめぐって敵と追いかけっこするお話でした。
ヘンダーランドほど際立った部分は見受けられなかったけど
敵だったやつが終盤では味方になってくれたりオカマのアクションシーンだったり
暗黒タマタマ独自の見せ場もちゃんとあったように感じます。
今回も戦うヒロインが登場しますが吹雪丸やトッペマに比べるとキャラが薄いかも?
なんていうか流れでついてきたような感じなので物語に介入しきれてないんですよね。
それとオカマたちのキャラが濃すぎてヒロインが完全にくわれてました。

面白い事は面白いんですがヘンダーランドを基準にすると評価はやや下がるかもしれません。

【B+78点】

投稿 : 2014/12/08
閲覧 : 328
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

笑えるところも変わってゆく

子供の頃、友達の家で観た時。
野原一家が、連れ去られたひまわり奪還のために猛烈な勢いで新幹線に乗り込み・猛烈な勢いで駅弁をかっこみ・車掌に犬(シロ)連れを咎められると「ぬいぐるみだが?!何か?!」と言い張ってキレ・そして猛烈な勢いで乗り換え・また走るという、描線の荒ぶるシーンがツボで印象的でした。

どの作品だったのか不明になっていたのですが、あにこれのクレしんソムリエ(?)れんげさんにお聞きしたところ、サラリとこちらの作品ですねということで。


大人になって観てみると。途中でヒロシがたそがれたり、いいセリフ言ってるシーンが結構助長じゃないのか〜?子供飽きないか〜?と思ったり、
件の新幹線シーンも案外笑わなかったり(あまつさえ手元で作業しながら観ていたら駅弁かっこむシーンを見逃していたり)でしたが、
子供はツボにはまってゲラゲラ笑っていました。

現在の自分が笑ったところ。
みさえ母さんが高層の足場で身をていしてハシゴ状態で家族を助けたら、ひまわりがヨチヨチ来て、そう、順番に向こう岸に渡って…と思いきや、Tシャツの中に入ってしまい、「コラァ!このタイミングでおっぱい飲むなァ!」の所がおかしかったです。
あと原作者登場シーン。

隠れ里で敵襲を受けた時のアクションの連続後、ぱたっとヒロシとしんのすけが囲炉裏で静かに(誤魔化そうと)敵を迎えるところも印象的で、作品全体でも静と動の抑揚も効いていました。
大層なドタバタを繰り広げた後のラストも良かったですね。


今でもそういえば途中で描線がプリミティブに荒ぶる感じのアニメ作品て、好きです。

投稿 : 2014/08/21
閲覧 : 278

はまち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

映画クレしんの最高傑作は実はこれです

オススメです!!! 



オトナ帝国、ヘンダーランドの影に隠れている気がしますが、僕はこれが一番だと思います。


 まずオカマですよね。最近では少なくなっている見たいですがそれでもクレしん映画といえばオカマでしょう。
 クレしん映画のオカマってオネエ系オカマが多いと思うんですけど。この作品のある一人のオカマはクールビューティ的なかっこいいオカマが登場します。そこが今までと違ってまた良かったですね。

 ストーリーは勿論ギャグばかりなんですけど戦闘シーンは中々迫力あったのではないでしょうか。
 そして途中感動するしんのすけのシーンが本当に良かった。

投稿 : 2014/06/24
閲覧 : 292
サンキュー:

1

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れんげ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『頼んだぜ…、お兄ちゃん』

劇場版クレヨンしんちゃんの第5作。
1997年公開。


劇場版シリーズ第5作は、しんちゃんの妹ひまわりが遂に登場。
シリーズ中でも群を抜いた徒手空拳の格闘が盛り込まれながらも、しんちゃんのお兄ちゃんとしての行動が光る快作で、こちらもまた大のお気に入り作品です。


本作から、これまで脚本を担当されていた原恵一さんが監督も兼任。
ここから、シリーズ引退作となる第10作「アッパレ!戦国大合戦」まで続投されています。

くわえて本作は、原作者の臼井儀人さんが制作に参加(タイトルを付けた)最後の作品となっております。
そう思うとちょっと寂しい気持ちになりますが、以降もシリーズの色を変えず名作を生み出し続けた原恵一監督に、精一杯の感謝を送りたいですね。



【あらすじ】

魔神ジャークの復活を目論む「珠黄泉族(たまよみぞく)」と、それを阻止する「珠由良族(たまゆらぞく)」の抗争をメインに、

その復活の鍵となる「珠(タマ)」をひまわりが飲み込んでしまったことにより、野原一家がその激しい戦いに巻き込まれていく、というストーリー。



【論じてみる】
{netabare}
本作の特色としてまず上げたいのが、そのオリジナルキャラの多さですね。
ただ多いだけでなく、これまた印象値が強い面々が揃っているのが高ポイント。

野原一家と行動を共にする、珠由良ブラザーズの(オカマの)3人。
加えて、千葉県警の「凶悪犯罪特別分室」(←本当はただの資料室)に属する、東松山よね(グロリア←自称)。

敵キャラである珠黄泉族の面々も、中村玉緒さん風の頭領や、パワーファイターながら子供好きなサタケなど、コミカルさは抜群。

そして何より!!!
珠黄泉族と行動を共にする、金髪碧眼の外国人。
恐らく『劇場版シリーズ最強』の格闘術を持ち、更に特異な能力も持ち合わせている【Mr.ヘクソン】。
彼の強さは、もう圧倒的でした。

このヘクソンが、(七人の侍の如き)珠由良七人衆と呼ばれる銃刀法違反集団を一人で武器も無しになぎ倒し、野原一家に迫って来るシーンは、

「私は一体、なんの映画を見ていたのだっけ?」

という錯覚にすら陥る程、緊張感のある戦いを魅せてくれました。
コミカルな一面もあるのですが、ひまわりを投げ殺そうとしたりと基本的に冷徹な悪人なので、作中でも異彩を放っていましたね。



あと、原作者の『臼井儀人さん』が、そのまま出演されているのも印象強いですね。
今では決して叶わない貴重な声ですし。
ちなみに、劇中によると
『好みの女性=松たか子』『趣味=便座観賞』
だそうです。

ただ、この臼井儀人さん。
以降の作品でも度々登場されるのですが、そのどれもが(褒め言葉として引用します)どーでもいい&しょーもないシーンなんですよね。

特に本作終盤、ひまわりを攫われた野原一家達が、怒りの余り劇画タッチとなり、敵陣へ立ち向かうシーン。
ここが非常に面白くて好きなのですが、その途中、この怒りの集団をタイミング悪く引き止めた臼井儀人さんが、


「ちょっと~、すみません。

 全日本 心の演歌カラオケ大会の予選会場は、どちらでしょうか。」


と本編と全く関係無いことを聞き、ひろしに


「知るか~~~~~~~~!!!!!!!」


と、思いっきり右ストレートを頬に入れられちゃうのです。
ここはシナリオ上では全く必要の無いシーンなのですが、私は劇中でも一番笑ったかもしれません。

テレビ放送時、もしこのシーンがカットされて放送されていたら、私はグレて非行に走っていたのは、まず間違い無いでしょう。
ちゃんと放送されていて良かったです、臼井儀人さんお疲れ様でした。


ぞんざいな扱いと言えば、「東松山よね」のイジられっぷりも面白かったですね。
警察という肩書を持ちながら、全く当たらない射撃の腕前を披露してからは、その信頼は一瞬にして地に落ち、以降全てのキャラクターからイジり倒されます。

こういう扱いは、基本的に本編のメインキャラが張ることが多いのですが、「東松山よね」にはそれを覆すキャラクター性がありましたね。
美人なんですけどね…、ホント残念な人でした。
{/netabare}



【ひろしが伝えた、しんちゃんへの言葉】
{netabare}
今作は面白さだけでなく、ひまわりという存在が周囲に「守る」という共通の意志を付与してくれるので、シナリオも分かりやすく非常に盛り上がります。

それに、ひまわりの登場で初めて「お兄ちゃん」という肩書きを得たしんちゃんが、(ヤキモチをやきながらも)ひまわりを必死に守ろうとするシーンは、後の感動路線を彷彿させる雰囲気があります。

このしんちゃんの成長は、中盤の ひろしとしんちゃんの、このやりとりから培われたものでした。


「しんのすけ…。父ちゃんに何かあったら、ひまわりのこと守ってやってくれよ。」


「う~ん……、考えとく。」


「頼んだぜ…、お兄ちゃん。」


私は、このひろしの最後の台詞の「お兄ちゃん」という言い方が、優しさに溢れていて大好きなのです。
藤原啓治さんの声は、どうしてこうも格好良いのでしょうね。

ひろし自身、劇中で弱音を吐いたり人間らしい脆さも見せているのですが、こういうところはキッチリと決めてくれるのが良いですね。

……その後、ヘクソンに(あっさりと)やられて屁をこく始末でしたけど(笑)

ただ、そこからヘクソンに対し、しんちゃんが


「母ちゃんとひまわりに近付いちゃダメ~~~~!!!!!」


と言うシーンは、ちょ~っと目頭が熱くなりました。

ただその直後しんちゃんも、守る相手である筈のひまわりにチ○チ○を引っ張られたりして、汗だくで消え入りそうな声を出す目にあうんですけどね。
アレは痛いでしょうねぇ…。。。。
うん…、よく頑張ったよ…しんちゃん、存分にフーフーしていいよ。
{/netabare}



【総評】

ファンタジー路線は非常に抑えめとなりましたが…。
個性溢れるオリジナルキャラ、徒手空拳の格闘技、そして…しんちゃんの初めてのお兄ちゃんっぷりが本作の魅力。

シナリオ的に見ても伏線の回収もキッチリされており、大勢のキャラの後日談もエンディングで挟まれるので説明不足も特にありません。
特に、ひまわりの泣き顔を見て敵から寝返ってくれたサタケが、珠由良ブラザーズの店で笑顔で一緒に働いている絵は、嬉しくなりましたね。

総じて、後味も非常に良い作品です。
あっ、モチのロンで、笑いのクオリティも「東松山よね」がいるのでシリーズ内でも高水準。

90数分程、お時間に余裕がありましたら是非!!

ではでは、読んでいただきありがとうございました。


次回作は、第6作「電撃!ブタのヒヅメ大作戦」です。


◆一番好きなキャラクター◆
『東松山よね(グロリア)』声 - 山本百合子さん


◇一番可哀想なキャラクター◇
『臼井儀人』声 - 臼井儀人さん




以降、『オカマ』について、どーでもいい見解をワリと真面目に語ります。
興味の無い方はスルー推奨。
{netabare}

本作は、劇場版シリーズ中一番「オカマ」が全面に登場するのも魅力の一つでした。

ただ、本作がテレビ放送された際は、言葉として不自然になるほど完全に「オカマ」というワードを排した構成になり、以降のシリーズでもオカマキャラが消されていった傾向になりました。


この「オカマ」というワードが、人によっては傷付いたり不快な思いをしたり、偏見を与えてしまうことにもなりかねない、というのは十分に分かります。

ただ、本シリーズを文字通り擦り切れるほど見た私としては、決して一部の人を小馬鹿にして中傷するような内容では無いと思うのですけどね。

むしろ、作中で登場するオカマ達は総じて、好感の持てる良いキャラですし。
(まぁ…、4作の「マカオ」と「ジョマ」は強烈過ぎるかもしれませんが…。)
それも、人それぞれなのですけどね。


こういった傾向として、やはり致し方ないとは思うのですが、

『面白いと思ったものを思う存分、描けない、言えない』

そんな世の中にドンドンなっていくのは、とても嫌ですね。
えぇ…はい、ポイズンです。

……と、言うわけで、


「たまゆら♪ たまゆら♪ たまゆら♪ ゆ~~ら♪

 振れば力が、わ・い・て・く・る♪」


これは劇中の歌ですが、素晴らしい程ストレートな歌詞で良いですね。

えぇ、湧いてきますよ勿論。

これは、「ぷるんぷるん」というより、濁点の方の「ぶるんぶるん」って感じですが。

はっはっはwww



………反省してます、本当にすみませんでした。
{/netabare}

投稿 : 2014/06/16
閲覧 : 958
サンキュー:

18

ネタバレ

みみ汰 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメの延長。

絵も迫力もテレビアニメの域を超えていない。
映画館では見なくてよかったなって印象でした。

でもキャラはとてもすきです!
タマユラブラザーズがすきで、とくにラベンダーがすきでした!
塩沢さんの色っぽい声、歌がすきでした!

投稿 : 2013/12/10
閲覧 : 288
サンキュー:

0

ヴァッハ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

何故か一番印象に残ってる。

なんでか分からん……。

投稿 : 2013/11/20
閲覧 : 343
サンキュー:

0

77k さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラが最高!

クレヨンしんちゃん映画シリーズ第五作目の作品

ひまわりが映画シリーズでは初登場します

世界を征服しようと企む謎の超能力者とホステス軍団と
野原一家とオカマ軍団達の戦いを描いた作品

キャラがかなり個性的臼井儀人さんも途中で登場しますw

投稿 : 2013/09/29
閲覧 : 331
サンキュー:

5

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ひまわり来る!! アホなほどに耳に残る歌

ひまわりが映画デビューした作品
敵が超能力者だったのが驚きだなあ・・・映画の中では最強キャラではないかと思われる。

そういえば最後らへんでひろしとみさえが歌歌ってたような・・・

ヘクソン「貴様らがこのくだらない世界を救いたいと思うのなら、私を倒して見せろ!さあ私を楽しませろ!燃えさせろ!」

投稿 : 2013/04/21
閲覧 : 419
サンキュー:

1

ネタバレ

ちゃいにーず☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歌最高w

耳にのこりすぎるおもしろい歌が聴ける作品ww

投稿 : 2013/04/21
閲覧 : 292
サンキュー:

3

ネタバレ

★ほのぽん★ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

インパクト大

オカマ三兄弟のキャラが濃かった、というか濃すぎた。
あのキャラといいあのトイレといいあのダンスといい
あの戦いっぷりといい・・・本当に濃いキャラでした。

最後に魔人みたいなのが出てきたときは
とてもハラハラしましたが賞味期限があったのが
驚きでしたね・・・。
そのあとオカマバーで働いてるし・・・・ギャップが激しすぎました。

投稿 : 2013/03/28
閲覧 : 274
サンキュー:

3

ジャイアンツ愛 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

”タマタマ”争奪戦!

いわゆるクレしんの世間のお下劣なイメージに近い作品の中で面白い劇場版がコレ!

2つの”タマタマ”と、それをはめ込むハニワが全て揃った時に世界が終わるという伝説。
そのうちの1つのタマを拾ったしんのすけだが、タマをひまわりが呑み込んでしまったことで事件に巻き込まれていく。
野原家は3人のオカマたちと奮闘するのだが、世界の終焉を狙う珠黄泉族の元に3つの全てが揃ってしまい…

クレしんらしい面白さが味わえる作品だと思う。
にしても、この頃のクレしん映画はフリーダムすぎる!
ちなみに、この作品がひまわりの最初の劇場版出演となる。

投稿 : 2013/01/19
閲覧 : 493
サンキュー:

1

ネタバレ

あいああ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最後に泣きます

ぶりぶりざえもんの冒険が
最高で泣けました

投稿 : 2013/01/02
閲覧 : 225
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ネタバレ

toyo69 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

笑えます

この時期の作品はほとんどハズレがありません。とにかく笑えます。

投稿 : 2012/10/01
閲覧 : 283
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未寅愛々々 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

展開が熱いというか・・・王道で面白い。

この頃のクレシンの映画の魅力といったら、やはりキャラと脚本が素晴らしいと思いますね。
オカマの清がいいキャラでした。そういえばレモンかメロンの声優さん亡くなったとか・・・。ご冥福をお祈りします。

投稿 : 2012/03/28
閲覧 : 295
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AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

監督が本郷みつるから原恵一へと変更になった作品

珠由良族… たまゆらぞくw なんか今になって苦笑

ひまわりが初登場したことであまり相手にされなくなったしん

ちゃんがひまわりに嫉妬しつつも兄として成長していくところ

が見ごたえありましたね。

投稿 : 2012/03/09
閲覧 : 520
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4

yuta さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

たまゆらって言ったら、とりあえずこっちでしょ(笑)

たまゆらって言ったら、元祖はこっちだと思う。しんちゃんに出てくる奴は、オカマのお坊さんwとか変な奴ばっかだけど、筋の通ったかっこいい人が多い。このアニメを子供に見せたくないとか言ってる親、目かっぽじってもう一回見た方がいい。

投稿 : 2012/01/05
閲覧 : 310
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2

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

Q質問 A解答 T突っ込み

Q1、この映画はどうだった?

A1、今回ははげしかった

投稿 : 2011/10/28
閲覧 : 346
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2

ネタバレ

Lightning さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

傑作

個人的には、クレしん映画の中で一番好き。
キャラが立っていて、とにかく笑える。

投稿 : 2011/08/21
閲覧 : 345
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もみあげ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/25
閲覧 : 3
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クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡のストーリー・あらすじ

愛犬シロを連れて散歩していたしんのすけは、オカマのローズが落とした光るタマをこっそりと持ち帰った。それは、伝説の魔人ジャークを封じ込めた埴輪の鍵となる一対のタマのひとつで、ローズをはじめとするオカマ3兄弟は慌ててしんのすけの行方を探し始める。一方、もうひとつのタマを持っているホステス軍団も、オカマ3兄弟を追ってしんのすけをマークし始めていた。ローズはしんのすけに接触し、タマを取り返そうとするが、しんのすけが持ち帰ったタマをひまわりが飲み込んでしまっていたことから、やむなく野原一家全員を新宿2丁目のオカマバーに連れ去る。(アニメ映画『クレヨンしんちゃん 暗黒タマタマ大追跡』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1997年4月19日
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%A8%E3%83%B3%E3%81%97%E3%82%93%...

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