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「銀河鉄道999-The Galaxy Express 999(アニメ映画)」

総合得点
74.9
感想・評価
176
棚に入れた
917
ランキング
838
★★★★☆ 4.0 (176)
物語
4.1
作画
3.9
声優
4.0
音楽
4.1
キャラ
4.0

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銀河鉄道999-The Galaxy Express 999の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少年期の終わり

松本零士、不朽の名作。

身体を機械に変えることで、
人が永遠の命を手にした未来。
貧しい環境で育った少年鉄郎は、
謎の美女メーテルと共に銀河鉄道に乗り込み、
機械の身体をただでくれる惑星へと旅立つ。

劇場版の制約のため惑星での滞在時間も短く、
哲学的な物語は省力され駆け足な印象を受けますが、
少年の冒険を軸に優れた青春活劇になっている。

テーマは限りある生命の在り方でしょう。
鉄郎は下を向いて人生を見つめ続ける。
意に反して生き方を決められた貧しき人々、
自分が歩む、歩まざるを得なかった道を考える、
だが失われたものを生きる力に変える方法を知らない。
{netabare}内省的な物語は旅を通じ、人や文化と出会い、
少年は世界をやがて自分の目で見つめ始める。{/netabare}

大人になってもわからないことだらけだ。
それが人生に於いて何か重要な意味を持つのか、
記憶と経験を頼りに手探りで生きていく。

少年期との別れを告げ、
汽笛が新しい時代へと若者を歩ませる。
たとえ跡形もなく消え去っても、
それは希望に満ち溢れた冒険なのだろう。

泣けてしょうがない。

投稿 : 2023/02/20
閲覧 : 872
サンキュー:

69

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

評価修正 歴史的意義や絵の美しさはあるが、奥行きは現代アニメに劣る。

追記 歴史的意義を排して、アニメ映画として考えた場合の評価について

 アニメ映画は2016年の3本の素晴らしい劇場アニメ以降、乱造されている印象もあります。が、例えば評判の悪い「打ち上げ花火…」とか「君の膵臓を…」「バブル」「ひるね姫」などと比べてさえ、本作とどちらを評価すべきか、という点で考えてしまいました。

 本作は、冒険活劇、少年の成長ストーリー、それぞれのキャラの重厚感などはさすがだと思います。作画もセルアニメとして素晴らしいですし、色彩は最高峰でしょう。
 ただ、現代的面白さ、キャラ造形、感情移入、テーマ性などを2016年以降のアニメの水準と比較して考えた場合、私は圧倒的に最近のアニメ、特にアニメ映画の方が面白いしテーマ性も感じることが多い気がします。

 単純に2016年の「君の名は」「聲の形」、それ以降の「ポンポさん」「ジョゼと…」「岬のマヨイガ」「地球外少年少女」などのアニメと999にどちらを見るのに時間を割きたいか、先に出したアニメの他、2000年代以降に素晴らしいアニメは沢山あります。

 本作について、冷静に今見て感じる映画的な奥行については、残念ながら少年を意識したアニメ作り感が濃厚で、古さが隠せません。
 ガンダム以前のアニメはヤマトなども含めてやはり古すぎて見ているのが辛いです。
「ローマの休日」は教養としての価値は認めても、今更もう一回見ようと思わないのと一緒です。

 ということで5点満点から評価再調整です。100点満点ですと65点でも付け過ぎかなあ。重ねていいますが歴史的価値、当時としての水準の高さはもちろん認めています。




以下 初回レビュー時の評価です。
メーテルと宇宙の黒さが美しい。2度と作れない奇跡のアニメ。

 映像。宇宙が黒いんですよね。すごく。漆黒。まさに深淵。だから、メーテルの金髪がより美しいし、999の黄色く光る窓が一直線に流れて行くのが、幻影的で。キービジュアルを見ていただければ言っていることはわかると思います。
 自然や都市を写真で切り取ったような美しさばかりを最近見ますが、アニメとしての美しさを堪能するって、こういうことなんだなあ、と思います。

 主題歌。42年前の曲です。こんなに歌い継がれていくアニメの主題歌ってこれからでるんでしょうか。壮大で、力強くて、未来的でもあるし、懐かしくて切なくもある。

 メーテル。青春幻影というのにふさわしい。ここまで儚くも美しい女性キャラは他に類を見ません。2作目になりますが「さよなら」のエンディングのメーテルの髪の作画は異常です。なんなんですか、あの作画は?ちょっと今のアニメでもあれには追い付けてません。といいますか、今のアニメの進化の方向だと、永久に再現できないでしょう。

 ストーリー。出会いと別れ。まさに一期一会ですよね。だからこそ、そのときそのときが命がけなのでしょう。だから成長できるのでしょう。そして、それが旅なのでしょう。
 そう。地元を離れよ。知己を捨てて、新しい出会いを求めよ。別離の悲しみを経験しない少年に成長はない。
 今を批判的に語る必要はないですが、少し内向的保守的になった自分から見ると、自分ではもうできないからこそ眩しく感じるし、憧れてしまいます。

 カット割りが短く、エピソードも少し細切れなところに古さを感じますが、驚異的な美しい映像で、古いどころか、今のアニメの安っぽさ、劣化を感じます。
 「旅立つこと」が「別れ」だった旅客手段も情報通信も発達していなかった時代だからこそ作られた奇跡のアニメ映画でしょう。

投稿 : 2022/10/30
閲覧 : 294
サンキュー:

9

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これはテレビアニメ版も観るべきですね

なんというか忙しい作品だ。本編が約2時間ながら、一つのエピソード、一つのシーンに無駄がなく、箸休め的な間もない。考えてみればテレビシリーズの壮大な話を一つに纏めたのだから、その濃密さが半端ない。

主人公の星野鉄郎が場面により表情の変化が凄まじいが男前の時の表情が魅力的(多くの人と関わっていく中で成長していく内面もいわずもがな)で、これはクレアもメーテルも惚れるのは分かるなあと感じた。

終盤の鉄郎とメーテルが脱出する時の爆発する惑星のスケールは同時期のガンダムのア・バオア・クーを凌駕するほどで、ただただ圧倒される。

全113話はハードル高いですが、いずれテレビシリーズにも挑戦したいなと思いました。

投稿 : 2022/09/19
閲覧 : 137
サンキュー:

8

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人生は片道切符

なんとも美しい話でした。
「私はあなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影」メーテルの最後の言葉ですが非常にやるせない気持ちになる名言だと思います。
しかし誰もがそんな思い出を持っていて、鉄郎に深く感情移入してしまうシーンでもあります。
時間や命は有限であるから思い出は美しく輝くのだと思わされました。
熱いメッセージ性を持った名作だと思います。

89/100点

投稿 : 2021/12/05
閲覧 : 212
サンキュー:

6

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人は誰でも幸せ探す旅人のようなもの

平成のアニメも良いですが、昭和の時代も味があって好きです。

昭和は平成に比べ、「ロマン」がありますね。

恐らくは今よりももっと貧乏で不便で、海外旅行なども夢のまた夢であり、
現代のようなネットワークで世界中と繋がるような時代でないからこそ、「夢」にあこがれを持っていたんだと思います。

原作も読んでいますが、今考えるとハリウッド映画によくあるテーマの「ロードムービー」的な側面が強く、現代にもこういうテーマは通用するような気がします。

凝り固まった価値観や世界観で縛られるより、もっと世界や宇宙などに思いを馳せたほうが心も体も健康になるのではないでしょうか。

主人公の鉄郎はメーテルとの旅で、宇宙や世界はやはり格差と差別があるような社会でも幸せを求めて旅に出ることに意義があると語ってくれてます。

投稿 : 2021/07/13
閲覧 : 465
サンキュー:

14

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ファンサービス映画

TVアニメをリアタイで観ていた上で、劇場にまで足を運んだ作品。

久々に観たいと思い数十年ぶりに完全視聴したが、当時の感動と衝撃は無かった。TVアニメの各話が詰め込み過ぎで、ただあらすじを追っているだけに感じてしまう。

TVアニメを観て好きになった人のための、ファンサービス映画と認識。

但し作中音楽は今聴いても素晴らしく、映画映像写しながらのクラシック生演奏会が開催されるのも頷ける。(キャプテンハーロック登場/ガラスのクレアテーマ曲/ゴダイゴ999テーマ曲/その他もろもろ)


{netabare}
褒めるとすれば、惑星メーテルに到着してからメーテルとの別れまでの一連の流れは秀逸。このシーンのためなら冒頭から90分我慢するのも何でも無い。キャプテンハーロックとクイーンエメラルダスの助太刀参上のシーンも今観てもワクワクする。
{/netabare}

投稿 : 2021/05/28
閲覧 : 166
ネタバレ

でこぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

青春の幻影

大変すばらしい映画です。

物語の内容がしっかりしており、登場人物の心が温かい。
それに、作画も大変美しい。
さらには、ハーロックやエメラルダスが鉄郎を助けるために登場するシーンもかっこいい。

そして何よりも、音楽が美しい。
999が地球にやってくるときに流れる音楽は壮大さを感じるし、
終着駅の惑星での音楽は、未来都市の美しさと悲しさが伝わります。
しかも、ラストシーンで流れる音楽は、別れの哀愁を感じます。
男の子ならば誰でも、小さいときに学校の先生や幼稚園の先生など、年上の女性を好きになったことがあるのではないでしょうか?
この映画を見ると、その頃のことを、つい思い出してしまいます。

まさに、メーテルは青春の幻影です。

{netabare} 惑星メーテルにて、エメラルダスの船が999を守るようにホームををふさいでいたシーンひとつとっても、温かさが感じられますね(^_^)
いろんなシーンで温かさを感じることができますよ{/netabare}

投稿 : 2017/10/28
閲覧 : 509
サンキュー:

18

ネタバレ

チョビ0314 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

漢なら危険を顧みず、死ぬと分かっていても行動しなければならない時がある。負けると分かっていても…戦わなければならない時が…

この映画はアニメ史に燦然と輝く作品です。
{netabare}メーテルとの出会い、名曲「Taking off」が流れながら地球からの旅立ち、トチローとの別れ、ハーロックやエメラルダスとの邂逅、そして感動的なメーテルとの別れ。{/netabare}
他にも数々の名キャラと名シーンの数々…更に大きくヒットした主題歌「銀河鉄道999」、1979年度の邦画第1位!正に金字塔と言って良い名作です。

様々な記録からも証明されている様に本作は確かに素晴らしい作品なのですが、僕は見た時の年齢で面白さの度合いが変化する作品だと思います。
何故かというと展開のスピードがとても早く、大人になってから見ると詰め込みすぎに感じました。
では何故大人はそう感じるのかですが、年齢によっての時間感覚の違いがあるそうなのです。(有名どころだとジャネーの法則とかかな)
ただ他にも色々な説もありますので、これはあくまで一例として読んで戴きたいです。
例えば小学校低学年の夏休みは非常に長く感じ、学年が上がると段々その感覚は短くなりませんでしたか?
人間の脳というのは幼少期には様々な知識を蓄えならないので活発に働き続けますが、その吸収期間が終わるとその働きは緩やかになっていきます。
子供の頃の程物覚えが良いのもこのせいみたいです。(例外な人も居ますけどね)
大まかな感覚の違いは小さな子供の一時間は大人の三時間からそれ以上になっていくみたいですね。

本来なら監督である「りんたろう」氏が単独で現場指揮をとるのが普通ですが、Wikipediaによると当時の状況がそれを許さなかったみたいです。(詳しくはWikipediaを参照ください)
あくまでも主なターゲットである子供達を飽きさせない為に、時間いっぱい盛り上げまくったのではないでしょうか。
いくら名場面だらけでも、長い時間見続けるには適度な緩急がないと疲れちゃうんですよね。
(宮崎アニメはその点もすごく優れています)

ですので上記の理由から僕はBGM代わりに流し見する以外通して見ないようにしていて、見たくなった名場面を肴にお酒を嗜んだりしています。
あとウチの場合ですが松本零士先生の世界観というか格好良さは女性受けが良くなく、出来るだけ一人で楽しんでいますよ(苦笑)

ちなみに今は続編の「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」の方が面白く感じているので、その内感想を書いてみたいと思っています。

投稿 : 2017/10/20
閲覧 : 518
サンキュー:

21

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人生と999(スリーナイン)の旅路

原作コミックは未読。

最初観たのは90年代も半ばになってから。
夏休みに、TVアニメ版総集編&劇場版二作を連日一挙放送という、
素敵な企画があって、そこで一気見した記憶があります。

で、最近、何かと『999』を意識させられる機会が多く、
約20年ぶりに本作を再視聴した次第。


一言でいうと、本作はとても温かいSF作品です。

生命が永遠の命を得られる機械の身体に乗り換えていく宇宙時代……。
という硬派で、時に残酷な設定、世界観。
でありながら、銀河鉄道の果てしない旅路と人生を重ね合わせ、
復讐と機械の身体を求めて旅に出た、前のめりな少年主人公を、
大人たちの見守り目線が優しく包み込みます。

初見時は、少年主人公が理解し切れていない、この大人たちの会話や心象は、
私ももっと大人になったら分かるのかな?
そう思っていた言動が、今観ると、心に染み渡り、寄る年波を痛感しますw
死期が迫った頃に観たら、きっと、さらに違った感慨を覚えるのだと思います。

本当に999の旅路には人生が詰まっています♪


タイムリーじゃない視聴をしたにも関わらず、
『999』は私の中に深く刻まれている作品。

幼少以来、私は人間の命が有限であることに対する恐怖を引きずっていましたが、
『999』を観て、ようやく限りある命という現実と折り合いが付いた感じがしたことを覚えています。

その後も、『999』に大きな影響を受け、構築されたライトノベル『キノの旅』にハマってみたり……。

最近も『ID-0』で人体と機械の身体を行き来する意志という設定に惹かれたり、
Aqoursの3rdシングルで夜空を翔る機関車Aqours号?にグッと来たり……。

私のエンタメ嗜好にも多大な影響を与え続けている作品です♪


今回メーテルにも久しぶりに再会しましたが、流石は“宇宙一の美女”。相変わらずお美しい。

私が二次元の金髪美女にやたら反応してしまうのは、
“少年の日の心の中にいた青春の幻影”を探し求めているからなのかもしれませんw

投稿 : 2017/05/09
閲覧 : 489
サンキュー:

37

ネタバレ

たかちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

いいですね。

 やっぱり声優さんは俳優であるべきですね。
主役2人の方が泣きながら収録したというラスト。凄いです。
原作だとメーテルは18歳。この作品だと20代半ばって感じでしょうか。
ビジュアル的な話はおいといて、昔はメーテル的雰囲気をもった女性は
いたんですよ。(今はいませんが、、、)
たとえばエメラルダス役の田島令子さん。声も素敵ですが凄く綺麗な方です。いろんなドラマに出てました。

 音楽が素晴らしい。
オープニングがまさにオープニング(なんじゃそれ?)
メーテル登場のテーマ。ほんとメーテルです。(他に表現のしようがない。)
短いけどガラスのクレアのテーマ。ほんとクレアです。(何がいいたい?)よくテレビのbgmでも流れますね。
リューズが歌う「やさしくしないで」息絶えたリューズの絵はかなりやばい。多分松本さんの原画そのまま使ったと思われます。やさしくしないでのインストが流れる中錆びていくリューズ。まさにこの映画のテーマですね。
そして惑星メーテル崩壊の音楽、まさに崩壊です。(俺が崩壊してる、、、)
クレアが砕け散った時に流れる悲しい曲にアレンジされたクレアのテーマ。
そして別れにメーテルのテーマ、城達也さんのナレーション、ゴダイゴのエンディングテーマ。「ヤマト」も音楽はいいけど、あっちは戦闘曲がほとんどなので日常でも流れておかしくない999の音楽の方が身近に感じますね。

 

       君の名は面白かったけど、、、、、、、。
 

投稿 : 2017/05/05
閲覧 : 300
サンキュー:

5

オヤジですがなにか さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人は誰でも幸せ探す旅人のようなもの

少年が青年へと成長する過程を描いた青春冒険活劇。
TV版のストーリーを踏襲しつつ、キャラクターデザインも変更して 内容を凝縮した作品。
男子はもちろん、女子にも観て欲しい。
今では希薄になった「男らしさ・女らしさ」も観られます。

投稿 : 2016/10/08
閲覧 : 245
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これもまた思い出の一作

当時はゴダイゴが全盛だった事もあり、
テーマ曲と共に時代を風靡しました。

内容はテレビ盤以上に原作に忠実だったそうで、
終わりの方で「人間をネジにしてしまう」という凄い話しがあり、
この部分は江戸川乱歩のいう「奇妙な味」的な奇妙さを感じます。

なお、テレビ盤、原作との一番、大きな違いは星野哲郎が美少年に差し替えられてます。漫画、テレビでは見事なブ男です。
やはり一般層に対する受けを意識したんでしょうね。

投稿 : 2016/09/09
閲覧 : 216

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

☆昭和の名作

素晴らしい作品♪特にクライマックスは迫力ありました:*:・'°☆


鉄郎とメーテルの宇宙の旅。色褪せない殿堂入りのアニメです(*^^*)

蒸気機関車が宇宙を走るシーンが素晴らしいです(宮沢賢治ぽいです♪)


1979年公開 監督 りんたろう

投稿 : 2015/06/20
閲覧 : 318
サンキュー:

2

ネタバレ

ぶらっくもあ(^^U さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

さらば少年の日よ

昭和期劇場公開されたアニメ作品の中で、
私的お勧め感トップクラス、
シナリオ、音楽、サービス精神、見事という他はない、
よくぞこれだけのものを2時間弱にまとめたものだなと、

銀河鉄道999という事で主人公は当然星野鉄郎、
何をアタリマエな事をと思われるかも知れないが、
キャプテンハーロックやエメラルダス始め、
松本零士氏作品オールスター的キャラ複数登場し、
其々単なるゲストキャラではなくキャラ立ちも半端ない、
{netabare}
特にキャプテンハーロック等登場シーンからカッコいい、
ハーロックはTVアニメ版も大好きだったが、
本作でのハーロックはアルカディア号デザインと共に格別、
トチローも登場しアルカディア号心臓部含む根幹的物語も内包、
もうゲストどころの騒ぎではない、
{/netabare}
ヘタすれば物語統一性単一性欠きかねないが、
徹底した主人公視点駆使し原作999エピソード主軸に、
旅の過程で全てのキャラエピソードや出会いを、
主人公の成長物語として鉄郎中心に必然性保ちつつ、
自然に語られてるのが素晴らしい、

ヤマト革命から端発した70年代後半アニメブームにより、
様々なアニメが劇場にて公開される事になったが、
当初はTVアニメ使用フィルムの再編集的作品も多かった、
999は同時期TVでも原作本沿った形で毎週放送されてたが、
この劇場版999はTV流用無しのオリジナルで、
主人公鉄郎のキャラ画も原作或いはTV版より、
(5歳程)青年的に描かれている、
当初この鉄郎デザイン若干違和感もあったが、
本作フィナーレ迎える頃は、
自然気にならなくなったと言うより成程なと、
というのも、
{netabare}
序盤当初鉄郎にとってメーテルは母親の幻影、
道中冥王星付近で寒がる鉄郎メーテルに抱衣され、
思い出すのは母親の温もり、
{/netabare}
少年が、
{netabare}
様々な出会いや物語初期主人公目的であった、
母の仇打ち成し遂げ。
いつしか人間の機械化そのものに疑問持ち、
目的は終着駅である機械化惑星破壊へ、
真摯さが顕著になってゆく鉄郎の目、

鉄郎が辿りついた終着駅機械化惑星の名前はメーテル、
(ここからのラストまでの一連のBGMは神がかってる)
崩壊する惑星メーテルからの脱出シーンは今観ても圧巻、
戦火の中轟進するアルカディア号
999脱出路の盾となるエメラルダス号
一貫して流れる(BGM惑星メーテル)
メーテルの手を引き999目指し駆ける鉄郎は、
{/netabare}
いつしか大切な人を守るひとりの男になり、
{netabare}
原作上悲しいキャラだったガラスのクレア、
劇場版では助かったと思ったんだけどな、
思い出してしまった、、、
(BGMガラスのクレアフルオーケストラバージョン)

旅のおわり、
メーテルの別れの言葉
「私はあなたの心の中の幻影」
メーテルを乗せ走り出す999を追い駆けだす鉄郎、
(BGM別離そして旅立ち)

さらばメーテル、さらば銀河鉄道999
{/netabare}
さらば 少年の日よ、

というのが、
機械化人間等に象徴される人間性欠如への警鐘と共に、
本作のテーマな故、

放映当時の事だけど本作が凄かったのは、
TV版勿論原作においても表記されない物語クライマックスが、
見事なかたちで描かれ切っていた事、
原作先んじて或いは離れて物語構築し、
ともすれば台無しになった作品も多いが、
本作の場合は、
この劇場版一作こそ正道と言わしめるくらい完成されてた事、
TV版宇宙海賊キャプテンハーロックや同銀河鉄道999通し、
制作会社として関わってきた東映動画の本気度が窺える、

松本零士著作品という事であればその代表作は各人様々であろうが、
映像化された松本零士作品という事であれば、
本作は間違いなく代表格だと感じる。

1979年度劇場公開作品
原作 松本零士 監督 りんたろう 監修 市川 昆 
音楽 青木望 作画監督 小松原一男 制作 東映動画

投稿 : 2015/06/01
閲覧 : 677
サンキュー:

35

るるかん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何回も観たなぁ♪

銀河鉄道999の代表的な映画と断言できる素敵な映画だと思う。機械の体を手に入れたい哲郎と謎の女性メーテルの、宇宙を旅する壮大な夢とロマンがいっぱい詰まったお話し。機械の体になってしまったら、感じなくなってしまう大切な感情というものを哲郎はこの旅で身をもって知る。命の尊さ、嬉しさや哀しさや誰かを想う感情の重みを知り、大人になって哲郎は地球に帰ってくる。
 
ゴダイゴの『銀河鉄道999』に移る前の、メーテルと哲郎の別れのシーンの音楽は日本のアニメ映画史上一番美しい曲だと思うし、感動的な別れのシーンだったと私は思う。小さい頃に見ても涙が溢れた名シーンだった。声優の雅子&昌子コンビがそのシーンで泣きまくって何度も撮り直しをしたことは有名な話だ。
 
こういういい映画は後世に伝えていった方がいい。ルパン3世のカリオストロの城もよいが、音楽や内容の深さを考えると、この映画の方が私は断然素晴らしいと思う。
あっ、ちなみに私は999のウェイトレスのガラスのクレアが好きですw

投稿 : 2015/02/18
閲覧 : 386
サンキュー:

19

くまくまちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほろ苦くて無鉄砲な青春アニメ

銀河鉄道の夜とは、全く違う世界です。ヤマト以上の名作だと思います。
当時としては驚愕の綺麗な画面、スピーディな話の展開、熱血だけでなく人生の悲哀みたいなものも散りばめられていて、飽きないスペース・ロマン・アニメ。最後は、ちょっと切なくて甘酸っぱい気分になります。できたら大スクリーンで見ると感激は更に深まります。
私のアニメ人生において一番思い出に残るアニメです。

投稿 : 2015/02/07
閲覧 : 287
サンキュー:

15

ネタバレ

雷撃隊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

和製アニメの基礎問題集のような映画

このところヤマトが活発なので999についても振り返りたいと思います。

映画999は「999をメインに据えたオールスター映画」と言った方がしっくりくる。鉄郎、メーテル、車掌さんに加えてキャプテン・ハーロックやエメラルダスもレギュラー出演しているのでお得感がある。これを見れば松本ワールドが頭に入るぞ。

ロードムービーありラブロマンスありガン・アクションあり宇宙艦隊戦ありで見ていて飽きない。

乗り物好きのオイラは999号が大好きだ。レトロな機関車のパーツの隙間から未来的なメカニズムが覗くのがなんともクールだ。テツという訳ではないけれどもSLのC-62という車種をこれで知った。SLというとなんでもかんでも「D-51だ」という奴がいると怒りたくなる(笑)。ちなみに軍艦は「みんな大和と同じじゃん」という輩がやたらと多い。

鉄郎やハーロックたちの「男たるものかくあるべし」なんて言い回しに時代を感じる。まあ大人映画の世界も「昭和残侠伝」や「緋牡丹博徒」だったし相対的に似たようなものだろう。

近年の萌えアニメやエロゲーにすらパロディーの元ネタに使われているのだからやはり名作だ。さながらアニメ文化の基礎問題集の一角だ。

本作のテーマは「テクノロジーに飲み込まれて人間性を失うか心を持った人間でいられるか」「生身の命の尊厳」だろう。発達しすぎる機械化への警告はSFの永遠のテーマだ。無人戦闘機の開発なんて報道を聞くと999の警告通りで恐ろしい。

作画は30年以上昔なので評価は甘め。しかしモデリングデータなんて便利なものが無い時代によくぞここまで、と感心する。昭和のスタッフの立体把握能力は今よりも上だろう。漆黒の宇宙空間を疾走する999のかっこいいこと。銃撃戦の弾道も迫力満点だ。戦艦アルカディア号の戦闘は伝説的アニメーター金田伊功氏の技が炸裂。主砲、魚雷発射管、対空砲まで細かく描き込まれていて芸が細かい。手書きによるCGとは違った迫力がある。CGだろうがセル画だろうが画面構成と演出がモノを言うのだろう。

ここで登場するアルカディア号は緑バージョンと言われるタイプだが「宇宙海賊キャプテン・ハーロック」に登場する青バージョンとはデザインが違っている。もともとはスクリーンに映えるようにとの変更だったが後にオプションを換装したコン・バージョンモデルとの公式設定となる。
青は2号艦、緑は3号艦で1号艦は「わが青春のアルカディア」に登場する。

キャストについては非の打ち所が無い。野沢雅子、池田昌子、肝付謙太、井上真樹夫、田島玲子と今となってはみんな大御所だ。でも昔の声優さんは大役というかすぐに判る役が多い。池田昌子なんかメーテルとオードリー・ヘップバーンの吹き替えやってる人、といえばファンじゃなくてもすぐにピンとくるだろう。もう一人、映画999といえば忘れてならないのがナレーターを務めたカリスマDJ・城達也の存在だ。ジェット・ストリームの人といっても知っている人も少なくなったなー・・・
「今、万感の想いを込めて汽笛が鳴る、万感の想いを込めて汽車が行く」やはりこの文章が印象的で理屈を超えたロマンを感じる。

ゴダイゴの主題歌もみんなが知ってる名曲だ。でもEXILEによるカバーは名曲クラッシャーだ、ふざけんな!!

70年代は流石にアニメブームということもあり名作多し。アニメ文化の基礎知識が詰まった作品が沢山ある。古いと言って食わず嫌いは勿体無い。999号よ、いつまでも走り続けろ。

投稿 : 2014/12/13
閲覧 : 361
サンキュー:

20

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

【 劇場版 銀河鉄道999 】

私は、あなたの想い出の中にだけ居る女。
私は、あなたの少年の日の心の中に居た青春の幻影。

メーテルが鉄郎に伝えた別れの言葉だ。
このエンディングを超えるエンディングは、未だに見た事が無い。

子供心に俺はメーテルと結婚したいとマジに考えていた。
結局、俺はその後大人になってリアルで2回結婚するが、
2回ともメーテルとは、微妙に(実は大幅に)違っていた様に思う。

そういう意味で、メーテルは「少年の日の心の中に居た青春の幻影」に
間違いは無いのかもしれない。

投稿 : 2014/11/03
閲覧 : 220

oXDIx96324 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

言うことなし!

今更、語ることも無い名作中の名作。
リアル路線。萌え・・・そんなものはいらない!壮大な世界観とロマンが満載なのが本作。たまには古典的な名作に触れるのも良いのでは。
【物語】脚本が良いのは当然ながら、構成、展開全てにおいて高レベル。
【声優】ミスキャスト無し。しかも大御所ばかり。
【キャラ】メインキャラは、全て芯があり、物語がある。松本キャラ祭りになっているのも個人的にマル。
【作画】今は亡き小松原一男大先生がキャラデザ・作画監督。いつまでも記憶に残る絵です。(続編「さよなら銀河鉄道999」のメーテルなんて、もう神がかった美しさです)
【音楽】これでもかという大げさな楽曲ばかり。でもこの壮大な物語には、ピッタリはまっている。

投稿 : 2014/10/01
閲覧 : 225
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3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もう50回以上観てるが未だに飽きない困った作品

【個人的殿堂入り作品】
テレビシリーズの放送が始まったのが1978年で、まだ放送中に作られたのがこの劇場版です。
テレビ版の方は妙に教訓めいた話が多くて途中で見るのを止めてしまいましたが、
こちらは完全な青春映画ですね。
鉄郎の年齢を上げてイケメンにしたり、箔を付ける為に市川崑監督に監修をお願いしたり。
こうした策が功を奏したのか、この年の邦画No.1ヒット作となりました。
・・・などという作品の解説なんて実はどうでもいいのですw
何十回観てもハーロックが出てくるとワクワクするし、何十回観ても最後は泣いてしまう。
本当に困った作品ですw
家族からも「何回観れば気が済むんだ」と呆れられてますw
ストーリーがかなり駆け足な気がしますが、それ以外はケチの付けようがありません。
作画も当時としてはかなり良い方なので、今観ても見づらさを感じることはないでしょう。
若い人に「古いアニメ映画のオススメを教えて欲しい」と言われたら、
間違いなく最初にこの作品を勧めます。
実際に観てどう思うかなんてどうでもいいのです。
取りあえず一回は観て欲しい、そう思い続けている作品です。

【視聴メモ】
青木望さんによる音楽がとても優秀。
小松原一男さんが描く松本零士キャラも大好き。

投稿 : 2014/08/17
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sukasuka さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

汚いぞぉぉぉ!

今観るとさすがに古臭いが、それでも霞まない脚本とキャラの魅力。
名作と呼ばれるに何の不足も無い昭和アニメ映画の代表格。

特に惑星メーテルに着いてからの展開は恐れ入るばかり。
裏切られたと知った鉄郎がメーテルに対して暫しの沈黙の後に一言・・・

「汚いぞぉぉぉ!」

そして張り倒されて跪くメーテル。
シーンを思い浮かべながらレビューしてるだけで目から汗がwwww

LD-BOXからBD-BOXへと買い繋いで、いまだに観返す手放しがたい一品。


            . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     ,,,,,,,,,  <  いくわよネジ
    |;;;;;;;;;|   \________________
    |;;;;;;;;;|
   ノゝ・_・) _√ ̄i_  . / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   ノノ'"'πヾ (゚Д゚ ) <  オチゆーな
  _ノノU;;;;;;;| ノ# ̄ヽ   \_____________
 |__|];;;;;;;;|ノ__#_ヾ

投稿 : 2014/07/02
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2

ato00 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

大人の視聴に耐えうる作品ではありません。

往年の名作、銀河鉄道999の劇場版。
突然メーテルを観たくなり、幼少時以来の再視聴です。

機械の体を得るために、少年鉄郎と謎の美女メーテルがアンドロメダに旅する話。
幼少の記憶ではそれなりの面白さがありました。
しかし、今回の再視聴では唐突な展開にあきれました。

とくに、エメラルダスとハーロック。
彼らがいなくても、物語が成立します。
逆に、彼らを無理に登場させることによって、物語が発散しています。
素人がいうのもなんですが、シナリオ的に改善の余地大です。
それに主人公の鉄郎の言動が幼稚。
キャラ設定も再考の必要がありそうです。
今の技術でリメイクすれば、大人でも観れるでしょう。

そんな中でも、メーテルはやっぱりメーテルです。
金髪好きな私の原点はメーテルだと再認識しました。
ラストの風になびく長い髪を押える仕草は最高です。

投稿 : 2014/06/29
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23

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yuala さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

謎の美女に導かれ…。

TVのようにいろんな星に立ち寄ることがなかったので、そこの辺りが、原作やTV版を観ていた者には物足りなかったですが、アンドロメダは眩くて背景としては美しさを感じました。終着駅は、劇場版の方が原作に近いです。

声優さんも立っていたと思います。
謎の美女の声をあてられた池田晶子の声は、メーテルの姿に負けていませんでした。

主題歌は、ゴダイゴの「THE GALAXY EXPRESS 999」はおなじみですね。良くTV版と比較されますが、私は全く別物だと思っています。

ゴダイゴ版は、一つの旅を終え、また新たな旅に向かうエンディングに相応しい別れと旅立ちの歌だと思います。

キャラクターは、銀河鉄道999だけではなく松本零士作品のキャラクターである、ハーロックやエメラルダスも登場し豪華だと思いました。

投稿 : 2013/10/26
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天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

さあ行くんだ その顔を上げて

主題歌はTV版も劇場版も秀逸ですね(´ω`)
どちらもイントロが非常にイイですね(゜∀゜)
TV版のイントロは連綿と続くレールの上を走る蒸気機関を彷彿とさせ、
劇場版(ゴダイゴ)のイントロは希望に満ちた若者の旅立ちを描いてますヽ(゜∀゜)ノ
 
主題歌に象徴される通り、TV版ではまだ幼い10歳の鉄郎が
長い旅路の果てに成長するさまを描き
劇場版では15歳に設定を引き上げられた鉄郎の青春物語になってます(´ω`)
 
ラストの、お父さん(ペンダント)を投げ込むシーンにカットインされる
より目メーテル、かわいかったなぁ(゜∀゜)

投稿 : 2013/08/26
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ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

999といったらこれ!

昔のアニメですが、テレビ版はあまり見てません。

999といったら私の中ではこちらです。

鉄郎・メーテル・ハーロック・エメラルダス・トチローと松本キャラ総出演ですね。

最後の999の歌が流れるところも感動的です。

もちろん、おすすめですよ〜

投稿 : 2013/05/21
閲覧 : 359
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monomono08 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい!

物語のテーマもおもしろいし、声優さんもいいし、てつろうもいいしメーテルもいい!
でも音楽は映画じゃないやつの方が好き。

投稿 : 2013/03/30
閲覧 : 302
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Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

いいとこ残しの短縮版

全113話の総集編と言いたい所だが、それはムリ。
無論、全113話が130分に収まるわけはない。
しかし、「銀河鉄道999」でどんな話?というのはよくわかるはず。
鉄郎が少しかっこよいキャラデザになっている。

投稿 : 2012/10/16
閲覧 : 362
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plum さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いま、万感の想いを込めて汽笛がなる―。もう満足です

とある日のこと。ニコ動でさよなら銀河鉄道999のMMDを見た。流れる名曲。老パルチザンの台詞。う・・・うわぁぁ何か込み上げてきた!と思った数分後には、劇場版1作目をAmazonでポチッとしていました。


 「いま、万感の想いを込めて汽笛がなる―。」


BDパッケージの裏面に記載された言葉。これだけで満足して危うくBDを放置してしまいそうでしたが、気を取り直して視聴しました。

銀河鉄道999~GALAXY EXPRESS 999~。
1979年に上映された作品です。wikiによるとその年の邦画配給収入1位を記録したそうです。子供の頃、TV版を再放送で見たのは覚えていますが、劇場版については記憶が定かでありません。もし、初めて銀河鉄道999を見る方がいたら、「33年前に子供向けとして作られたアニメ」という前提で見たほうが、より楽しめると思います。

この未来世界においては、機械の体に人の魂が入った「機械化人」が、上位者として人間を迫害しています。その機械化人に母親を殺害された主人公鉄郎が、無料で機械の体をくれる星を目指して、メーテルとともに銀河を旅する物語です。

この物語には、三種類の人が存在します。

 永遠に絶えることのない命を望み、機械化人になった人。
 今の限りある命を尊び、機械化人に反抗する人。
 機械化人になったものの、生身の頃が忘れられない人。

鉄郎は目的地までの旅の中で、さまざまな人に触れ、旅立ちの際とは違う答えに辿り着きます。子供の頃は、その答えこそが人として正しいものであり、機械化人は明確に悪でした。しかし、それは決して正解ではなく、あくまでも選択肢の一つに過ぎないことは、大人になって分かることなのかもしれませんね。

人によって色々な捉え方があると思いますが、私にとっての銀河鉄道999は、少年が旅の中での多くの経験を経て、大人になっていく物語でした。

33年前の作品とはいえ、BDで見る限り映像はかなり高い水準だと思います。また、この頃のBGMは、確かに古さは感じるものの、何故か胸に響くものがあり、耳に残ります。小難しい事を考えずに、頭を空っぽにして見るのがいいと思いますよ。

それにしても、999の車窓からこぼれる明りには、妙に暖かみを感じるのは何故でしょうか。

投稿 : 2012/06/27
閲覧 : 273
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6

aitatesoka さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ゴダイゴの歌いいですよね

とにかく当時、アニメ劇場版というよりも漫画映画という言い方のほうが世間一般ではもちいられることのほうが多いころの作品でこの前の月(1979年7月)の上映アニメといえば東映マンガ祭りといったそんなころの作品である

30年以上前の作品なので現在のCG作画になれた目で見た場合どうしても手書きの遠近描写などから古さを感じるのは否めないがそれを差し引いても今のアニメとは違う熱気を感じる貴重な作品だと思う

なるべく大画面のTVなどを使い映画館の雰囲気を少しでも出して視聴することをお勧めする作品だ

投稿 : 2012/05/19
閲覧 : 288
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ろき夫 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世代じゃないけど楽しめた!

名作とは知っていながら、世代じゃないのでスルーしていた作品の1つ。
おススメされたこともあり観てみることに。

1979年の劇場公開作品。30年以上も前の作品です。
古いですね~w まだ私が生まれてもない時代ですよーw

さすがにここまでギャップがあると腰が引けちゃいますよね。
でもでも、実際見てみると物凄く楽しめました!
この作品に関しては殆ど情報を入手せずにピュアな状態で挑みましたw
なんで、名作だからといって変に贔屓目でみているとか、そんな事は無いですよ?断っておきますがw

で、銀河鉄道といったら宮沢賢治が先に思い浮かんじゃうですよねー。
なんで、哲学的で芸術的な印象をこの作品にも勝手に抱いていました。
でも、観てみると全然イメージと違っていてびっくり!
第一級SF超大作といった感じですw
なんだろ、スターウォーズ?みたいな。(この例えもちょっと古いんですけどw)
ストーリーは簡単にいうと、
主人公「星野鉄郎」が「機械伯爵」に母を殺され、その復讐を誓う。そのために永遠の命と圧倒的な力を持つ≪機械の体≫を手に入れるため、謎に包まれた女性「メーテル」の導きのもと、機械化母星の存在するアンドロメダを目指し‘銀河鉄道999’に乗り旅をする…というお話。

…なんですが、ここから話が二転、三転しますw衝撃のラストですww
ある程度先は読めても、ラストまではなかなかw
話が巧く練られており非常に楽しめました!
ただの派手なアクションものとも違い、しっかりと奥深さもあるんですよね~。
哲学的要素も散りばめられてはいるんですが、とても解り易く表現されており、
「子供にも伝わる」…そういう素敵な工夫がなされています。
映像で、鉄郎の台詞で、それを囲む大人達の台詞で、そして時には歌に乗せて…。
特に、酒場での女性の弾き語りの歌!…染みましたw疲れた大人にはゴダイゴの歌よりこっちの方が効くんじゃないかな?w
アニメという、表現媒体をフルに活用した素晴らしい演出でした。もちろん絵も綺麗。
特に女性の描き方が特徴的ですよね~。
人間離れしてるというか…完全に理想化されたモデルです。
あのカラダのラインは芸術的に見えさえしますね。
建造物の崩壊シーンには目を見張るものがあります(崩壊シーン萌えな方必見!…少なくとも私は萌えましたw)
松本零士、りんたろう、金田伊功、野沢雅子…などなど、今となっては伝説級のスタッフのアツい共演。
あの時代で、このクオリティで二時間超の作品を作るのって…どれだけの労力を要したんですかね~。驚嘆しますよ。
テンポも速すぎるwというくらいスピーディーで、視聴者を退屈にさせません!

この作品のテーマは「少年の旅立ちと成長」です。
序盤で、999号に乗り、Taking Off Over the Galaxy(歌:ゴダイゴ)の「誰も行かない未来へ~♪」
な歌詞に乗せて広大な宇宙へと旅立つわけです。
ロマンを感じずにはいられませんよねw
若者の抱く‘無限の可能性’というヤツを夢いっぱいに表現しています。
義務教育を終える3年くらい前までなら純粋な気持ちで観れた気がしますw
今となっては~…切ないっ!!ちょっと捻くれて観ちゃうかな?w
あと、やっぱり時代を感じました。
宇宙を舞台にした作品って今も昔もたくさんありますが、最近は割と現実的なテーマに触れた作品が多い気がします。
あの頃って若い世代だけではなくある程度の年齢の大人にも今よりは夢があったんじゃないですかね?
日本がイケイケな時代だったというのもありますが、機械分野の技術的な進歩が目覚ましく、未来に対する大きな期待があったのだと思います。
そういった意味では、伸びしろの期待できない現代の世の中ってどことなく寂しいものがありますよねー。夢を見れなくなったというか…。
まあ、どんな時代であっても努力なしには夢は実現できないものですよね~。
その努力を惜しんでアニメを観ちゃうからダメなのかなw
ああ…だんだん鬱に…。(´;ω;`)

最後に一つだけ言わせてほしいのが、鉄郎がまさか15歳とは思いませんでした!w
しぐさ、行動が少し幼い気がします。あとメーテルとの身長差が…。
劇中、その設定に気付かず観ていたので、二人の恋愛に始終違和感を感じてしまいました。
感動するエンディングでさえもそのせいで若干ついていけませんでした。
なんで、これから視聴する方はその年齢を知っておいた方がいいのかもしれませんw

でも、そんな細かいことなんてどうでも良くなるようなエネルギッシュで爽やかな素晴らしい作品で、
数多くのファンがいるのも納得できました^^
子供ができたら観せたい作品の1つになりました。良い子に育ちそうw

世代じゃないからといって敬遠するものじゃないですね~。
私もこの銀河鉄道999のおかげで、過去の名作巡りの旅に駆り出されることになりそうですw

投稿 : 2012/04/07
閲覧 : 720
サンキュー:

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銀河鉄道999-The Galaxy Express 999のストーリー・あらすじ

身体を機械にかえて、人間は死なないですむようになった。そんな時代にも、やはり貧しい人々は存在する。彼らにとって、機械の身体は高価なものであり、買うことができなかった。そんな中、一つの噂が流れる。銀河鉄道999に乗れば、タダで機械の身体を貰える星に行けるというのだ。少年・星野鉄郎は母と二人、噂をたよりに銀河鉄道の停車駅、メガロポリスに向かう。その途中、二人は機械伯爵による人間狩りに遭い、母は殺されてしまう。メガロポリスのスラムに居着いた鉄郎は、銀河鉄道のパスを手に入れる機会を伺い、実行に移すも失敗に終わる。しかし、そのとき知り合った謎の美女メーテルから、鉄郎は銀河超特急999号のパスをもらい受けて、メーテルとともに地球を旅立つのだった。(アニメ映画『銀河鉄道999-The Galaxy Express 999』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1979年8月1日
制作会社
東映アニメーション
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93999_%28%E3%82%A2%E3...
公式サイト
lineup.toei-anim.co.jp/ja/movie/999_movie/
主題歌
ゴダイゴ『THE GALAXY EXPRESS 999』
挿入歌
ゴダイゴ『TAKING OFF』

声優・キャラクター

野沢雅子、池田昌子、一龍斎春水、肝付兼太、井上真樹夫、田島令子、富山敬、小原乃梨子、柴田秀勝、藤田淑子、槐柳二、坪井章子、納谷悟朗

スタッフ

原作:松本零士
監督:りんたろう、企画・構成:松本零士、製作総指揮:今田智憲、製作担当:横井三郎、企画:有賀健/高見義雄、脚本:石森史郎、監修:市川崑、作画監督:小松原一男、美術:椋尾篁/窪田忠雄、作画監督補佐:角田紘一、美術補佐:山川昇、音楽:青木望

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