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「新世紀エヴァンゲリオン(TVアニメ動画)」

総合得点
90.7
感想・評価
6253
棚に入れた
25241
ランキング
49
★★★★★ 4.1 (6253)
物語
4.1
作画
3.9
声優
4.1
音楽
4.3
キャラ
4.2

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新世紀エヴァンゲリオンの感想・評価はどうでしたか?

おさーん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私にとってはループもの

何かにお祝いして欲しい時に
最終話まで観るアニメ

内容が複雑過ぎて
考察する→理解する→忘れる→再視聴→考察する...
ループ無限エヴァンゲリオン!

投稿 : 2018/05/28
閲覧 : 391
サンキュー:

3

saiha さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未完

社会現象にもなったアニメですしあにこれで知らない人はいないでしょう。
当時としては革新的なアニメだったんだろうというのもわかります。
ただそういう背景を一切抜きにして視聴すると、広げた風呂敷を畳めないままぶん投げてしまった作品という感想しか持てませんでした。

投稿 : 2018/04/27
閲覧 : 310
サンキュー:

4

聖剣 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

【回想録】

「いい年して、アニメ見てるって…」
というのが当時の感覚

まだまだアニメはアングラの域を出ておらず
しかもこの作品は本来、平日夕方の放送。
これを当時リアタイで見てたって自慢気に語る人がいたら
それは少しイタイ人だ(笑)

当時はまだDVD普及への過渡期で
放送終了後、レンタルしてVHSで見てたのだろうか?
ましてアニメ情報を知る紙媒体の
アニメージュ等、定期購読している輩は一般的に特殊な人種だったし、
ネット環境も
インターネットの存在すら知る人が少ない世情で、
謂わば、狭く拡散性に乏しいコミュニティ内の口コミが
後の大ヒットに繋がったんだろうと妄想してみる。

冷静に考えれば
『子供向けのアニメだから、ちょっと好き勝手やってみました』的な
異様とも言える投げっぱなし感。
視聴率も芳しいはずだったのに、
よくもまぁ劇場版へのゴーサインが出たなぁと思ったりしたが、
調べてみると
今じゃ一般的とも言える製作委員会方式の第一号で、
VHS、LDの販売とロボット玩具、家庭用ゲームコンテンツと、
各メディア展開と併せて
きっと劇場版までは織り込み済みだったんだろう。
ここでDVDやBDでなく、
また美少女フィギュアじゃないとこが時代性を物語っている。


実際にこの作品との邂逅は
劇場版へのプロモーションとも言える
深夜の集中再放送の人が多かったはず。
んで
連夜の視聴にもめげず完遂し、
起き抜けに劇場まで足を運んだのは良い思い出。

ちなみに印象は
TVアニメ劇場版というものが、
基本的に再編集された内容であるという
ギョーカイの常識を初めて知ることになり、
加えて
『Air/まごころを、君に』が完結じゃないことに驚いた(;゚д゚)
まぁ、それ以上に
寝不足からの倦怠感と
真夏の真っ昼間に劇場から出てきた時の気温。
とにかく暑かった(笑)

ちなみに
ネット環境がない時代だったから
コンビニで、今は亡き雑誌『ぴあ』を立ち読みでもして
公開している映画館を探したんだろうなぁ、きっと。
その作品が
その後、不景気の中社会に船出して、酸いも甘いも経験し、
20年も経過した今でも新劇場版として続いているとは
さすがに当時の自分は知る由もない。

投稿 : 2018/03/18
閲覧 : 252
サンキュー:

19

ネタバレ

矢神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

こらはこれでええやんか

プロフィール欄に書いてますが、当時の会員さんたちがエヴァがどうだこうだあーだこーだとえらい騒いでいたなあっていう記憶が蘇り、今更ながら二日で全話観賞

なんで当時リアルタイムで見なかったかといえば、会員さん集めに必死でそれどころではなかった(笑)

零号機が覚醒してぶちギレるシーンに胸熱してしまった

シンジの不甲斐なさには辟易したが、兜甲児であったならただの戦闘物で終わっていたので仕方ないか

最後の二話はすんなり受け止められましたが、それはそのような手法に慣れていた(免疫があった)からかもしれません

全体の雰囲気は懲りすぎたウルトラセブン
エコーがかった声で椅子に座るシンジに話しかける演出は、マンの第1話でゾフィに使命を伝えられるハヤタをすぐに思い浮かべました

作者が何を訴えたいのかなんて考えてもムダ
自身の現在の心境で聞けば答えは千差万別になるのは当然のこと

なので作者が視聴者に何を訴えようが構わない、聞いてる本人が個々の感情や人生、環境で思うように受け止めればいいんやないかいな

食パン咥えて曲がり角でぶつかるシーンを見て、やっぱりわしはラブコメに戻りまっさ(笑)

投稿 : 2018/03/18
閲覧 : 270
サンキュー:

11

よこよこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リアルタイムで見てみたかった…

90年代、社会現象になるほど人気を博したエヴァ、当時はどのようにして社会現象を起こしたのか、当時生まれてもいなかった自分には想像がつかない。

革新的なアニメには間違いないですよね。
もう何周も見ましたが正直分からないことだらけです。ですがそこもエヴァの魅力のひとつなんだと思います。
もし自分があのラストをリアルタイムで見ていたらどんな感想を持ち、どれほど衝撃を受けたのかとても気になります。
いつもいつも良い意味で期待はずれをしてくれる庵野監督、シンエヴァを楽しみにして待とうと思います。

それにしても、アスカって可愛いよなぁー

投稿 : 2018/03/11
閲覧 : 314
サンキュー:

23

こっとん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魂を感じる作品でした

未だになお、新劇場版は完結していませんが。深遠な世界観で人気を博していますね。明かされていない部分もあり、評価は難しいですが、魂のこもった作品だと思います。

投稿 : 2018/02/28
閲覧 : 251
サンキュー:

2

ピエロ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

たった1人だった少年の心の葛藤を描いた話

とにかく名前だけは誰でも知ってるんじゃないかと言うぐらい有名なエヴァンゲリオン!
今回見てみた感想ですが、良くも悪くも奇抜でしたね〜
数々の演出、エフェクトなどなど物語の話の内容もだろうけど演出がまあ派手。多分当時のアニメからしたらこんな演出はなかったんでしょうね
今のアニメでもここまでの演出をして来るアニメはそうないのでそこは有名になった一つの理由として頷けると思いました。
ただ、まだTV版しか見ていないのですが、まあTV版の終わり方は相当ひどいものですね笑
当時の視聴者ならなんだこの中途半端なアニメはとなってるでしょう笑
完璧に複線を消化できず、次回予告とかからも見ていて分かるように完全に制作が追いついていませんでしたね笑
でもそこは映画版を見て全体のストーリーは評価しようと思うので、今回はTV版の一応の終わりの評価です
タイトルの通りなのですが、このTV版では碇シンジの心の葛藤を描いた物語になっていて段々とシンジが成長していく姿を描いていますね〜
1人だった所からアスカや綾波など周りと接するようになり、そこからどうなって行くのかってところでしたね
ただ24話までは何とか見れましたが25.26はもう正直きつかったので前半のストーリーが1番面白かったですかね。
でもTV版だけで何を言っても仕方がないのでさっさとAir、まごころを君にを見てきたいと思います。

投稿 : 2018/02/23
閲覧 : 284
サンキュー:

9

とびてぇな~。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最後がわからない

最後がわからなかった。

投稿 : 2018/02/21
閲覧 : 237
サンキュー:

1

Takahiro64 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神アニメ

思春期の葛藤という普遍的なテーマだから人気が出たんだと思う。

僕とエヴァンゲリオンの出会いは、不登校だった中学一年生の夏休みにテレビ東京で放送したエヴァンゲリオンスペシャルナイト。
3倍モードで録画したVHSのビデオテープが、まだ残っています。
カヲル君が登場した24話の最後のシ者は、セリフをほとんど覚えてしまった。

世紀末で、恐怖の大王が来てセカイが滅びてしまうみたいな終末論の番組をテレビでたくさんやっていて、
そういうオカルトを大槻教授が論破する。みたいな。
今考えると、ロマンチックな人が多かったと思う。影響されちゃった人も多かったに違いない。

僕も、エヴァに影響されてしまった一人だ。

庵野監督は、世紀末という時代の空気感をエヴァにつめこんだ鬼才だと思う。終末に向かっていくぞ!みたいな。
メンヘラブームもつくったと思う。

文化放送のアニラジで、声優さんが「続きはニフティの○○番会議室で」とラジオの最後に毎回言っていて、僕はパソコンを持ってなく、ニフティサーブに繋げる人が羨ましかった。

声優さんみんなが恐怖の大王の話をしていて、あれ「洗脳」されちゃうよな。
オウム真理教もアニメを作りサブカルチャーで信者を洗脳していました。
「洗脳」なんて言葉が流行ったり。

ちょうど音楽で、退廃的なビジュアル系、V系ブームもあった。
でも21世紀になったら、セカイは滅びなくて人気無くなっちゃうんだけどね…

僕の家はBSが映ったから、WOWOWでノンスクランブルのEOEを見てました。

エヴァのどの辺が好きかというと、エフェクト、特殊効果、文字デザインがカッコよく、
ATフィールドの幾何学模様(きかがくもよう)が良いですね。カット割りのテンポが良くて最高です。構図も凝っていて気に入ってる。

電柱がある田舎と都市が点在する日本の風景も感傷的で、
そこに登場する巨大ロボットのアクション。ロボットではなく人造人間ですが。
悲劇的なクラシック音楽の引用もカッコよくてセンスがあると思う。

女の子がかわいいし。キャラクターデザインが色の心理学で、葛城ミサトさんは赤+黒の警告色。
綾波レイは青=クールなど。キャラクターの性格に反映されてるのが感心する。
声優の迫真の演技も良いし。僕も綺麗なお姉さんに叱られたい。

特に、心理描写がお気に入りで、僕はとても好きです。
アニメでしか出来ない表現だと思います。さすが庵野監督だと思いました。予算の関係上の苦肉の策だったとしてもです。

最終回は自己啓発セミナーです。
でも、僕はそこが好きで、自己啓発本を読みました。
寝る前に良いセルフイメージを浮かべる時間をつくる。

夜寝る前に見たテレビの内容が夢に出てくるみたいな感じ。
「動け!動け!」と思ったら、動く。
理想が現実を超えるカタルシスがあって、観ていて気持ち良さを感じてしまった。これはアブナイ。

精神世界を象徴するシーンで電車の中にいるシンジが何度も登場します。
電車は他人との距離が近い。あれだけギュウギュウ詰めで、みんな平気な顔してスマホをいじってる。
離れて距離を取って座る人が居たり、無防備に寝てたりする女の人がいたりして面白い。

ATフィールドはパーソナルスペースですね。

リツ子さんが「ヤマアラシのジレンマ」の話をするシーンに代表されるような、
そういう、心理学的な要素を取り入れてるのが面白い。

アングラ要素というか、オカルト的な胎内回帰願望、タブーな近親相姦を匂わせているイケナイ感じなのも惹かれる。
おねショタだし、ロリコン、BL、百合のちゃんぽん鍋。

セミの鳴き声、工事現場の音、街の人の会話、ラジオの内容などすべて意味を持たせてあり、
環境音にもこだわっていて、設定に裏付けされる世界観がすばらしいと思った。
いくらでも深読みして、想像して楽しめる余地を残してある。
エヴァは噛めば噛むほど味が出るみたいなスルメ的な作品で、ブルーレイBOXを買ったから、庵野ワールドに浸れます。

人間は俗な生き物だから、逃げる場所は必要。
現実逃避してもいいじゃないですか。大いに結構だと思います。
他人の不幸は蜜の味なんですよ。最高の評価です。

投稿 : 2018/02/17
閲覧 : 229
サンキュー:

7

40代後半のおっさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うーむ

作品としては、最後やらかしちゃったので物語の評価を平均に。
それ以外は高得点だと思う。
新劇場版がでてるので、旧TVシリーズを新規でみるのはどうだろ?
お暇なら観てよね、くらい。

投稿 : 2018/02/09
閲覧 : 254
サンキュー:

2

ノレイ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

神作品です。

さすがアニメの基礎と言われるだけあります。伏線の嵐でストーリーが全体的に難解すぎて普通に見ても理解できません。しかし理解できないけどその理解できない伏線たちが『もっとよく知りたい!』という欲を沸かせてくれます。少年ジャンプみたいに長編ではなく2クール程の短いアニメですが内容の深さは無限と言って良いほど深いです。ふとした出来事や発言などの謎が後の謎に繋がるのでまさに謎が謎を呼ぶ状態です。
低評価をつけている人達は恐らく
ONE PIECE、ドラゴンボール、ナルトみたいに見てれば理解できる分かりやすいアニメなどが全てだと思っている人達だと思います。要するにアニメに対して考察すると言う発想がない人達ですね。なので人は選ぶと思いますが好きな人はこれに全て捧げてしまうと言うほどハマると思います。私は好きですね。

投稿 : 2018/01/29
閲覧 : 201
サンキュー:

2

ありさ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おめでとう!

アメトークのエヴァンゲリオン芸人を見て視聴。

いやーなかなかに鬱・厨二アニメで私のドツボでした。

ただ、なんだあの最終回は!!!
あれは、賛否両論のコメントが出ても、誰も文句は言うまい。

けど、久々にハマったアニメで、かつ見終わった後の喪失感がはんぱなかったですw

日本を代表するアニメですし、見てない人は見ても損はないかと思いすよ。

そして見終わったあとは、ぜひ一緒に語り合いましょう!!!w

投稿 : 2018/01/21
閲覧 : 266
サンキュー:

3

gm560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い

ストーリーやキャラの設定、世界観、どれを取っても群を抜いていて、
単純におもしろい。ちょっと古いですが間違いなく見るべき作品です。

個人的には放送終了の2年後に作られた劇場版の2話迄で完結と思っています。
なのでTVシリーズ+2話を見て初めてストーリーが完結します。

ただし劇場版の1話はほぼアニメのダイジェスト+αという感じなので、
見る際は覚悟してください。
劇場版の2話はかなり重要ですので必ずここまで見てください。

投稿 : 2018/01/05
閲覧 : 221
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おめでとう

考えさせられる

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 154
ネタバレ

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ロボットアニメというジャンルが苦手な人にこそ見て欲しいタイトル。

1995年。 アニメの歴史が変わった。


――細い腕、か細い声。

何の取り柄も無さそうな少年“碇シンジ”

少年の視点を中心に、人類補完計画と言われる壮大なProjectの全貌を追うストーリー。

アニメの世界というのは、デザインや作画(画の綺麗さ)でリアリティがある程度決まってしまいます。
1995年に制作されたこの『新世紀エヴァンゲリオン』は、現代で見れば古めの画になっているかもしれません。
けれど、自分がその場に立っているような環境音。役者の生々しい演技。SFと現実をミックスした美術設定。

すべてがこの作品のリアリティを引き上げている。


“使徒”と呼ばれる巨大な生命体と毎話繰り広げられる戦い。対峙する少年少女達。

そして大勢の大人達の陰謀や思惑・・。

アニメの歴史の中でも、これ程設定や構成の練られたもの、世界に惹きこまれ熱中できるものは多くありません。

感じ方は人それぞれで、評価が高くても面白く感じないかもしれない。
けれど観てない方は、新しいアニメの楽しみ方を見つけられるかもしれませんよ?

日本を代表するアニメ監督『庵野秀明』の創りだした『新世紀エヴァンゲリオン』
90年代の日本のサブカルチャーを代表し、今も世界中で多くの人を魅了するタイトル。


最近、心を揺れ動かされるアニメに出会ってないなという方は、是非ご覧ください。




↓【ネタバレ&駄文】
{netabare}
EVAとはなんだ!! 貴様!!言ってみろ!!!


神話と特撮とSFアニメブームとミリタリーで構成されたアニメ界の問題児です、大佐。
―そして庵野秀明も同じく問題児です。

よぉーし! そのとおりだ!!! 放送事故みたいなもんだからな! 最終回付近は!
ラスト数話をクリエイターの苦し紛れで何とか纏めた事を前提に置かず考察しとる奴が俺は大嫌いだ!!

・・過激な意見でありますね。それはそうと・・大佐。
具申があります。近年の「女の子に対戦車ライフルを持たせる」風潮どう思われますか。

・・貴様ァ!! それは、ストライクウィッチーズのことを言っとるのか!!

 い・・いえ・・ 終末のイゼッタです。 ・・・まさか箒代わりにするとは・・。

ばっかもーん!! サイカワはデグチャレフPTRD1941を持った蘇芳・パブリチェンコちゃんに決まっとる!!!

 !?  サ・・サー! イエッサー!!!


いや、シモノフPTRS1941に触れようぜぇ。なあ、次元。


思い出なぞを少々。

OVAのVHSは捨てられないけどEVAのVHSかさばるから捨てました。Blu-rayで買ったよ。フィルムコミックとかありましたね、懐かしい。マルドゥック機関が選別した子供たちを、EVAの適合者として学校に集めていた(という名目)などの、本編で軽くしか触れない設定は、ムック本や設定資料集なんかで詳しい説明が載ってるので楽しかったっす。無駄にメルキオール、バルタザール、カスパールなんかを覚えたり、原典調べたり・・。創世記のアダムとエバの話から「ああーだから母親なのかー」など、トリビアも増えたし。

エヴァきっかけで神話のお勉強をしました ・・・黒歴史だよ!(T∀T)

楽しかったし、今もまだ続いてくれてるのがホントありがたいですね。好きなアニメが20年以上続いてる喜びったらないよ。毎年アニメは観てるけど、少しずつ取り残されてる感覚はあるもんね。


もういいよ~ 終わらなくて~  一生続けてくれよ庵野さん(笑)
{/netabare}

投稿 : 2017/12/08
閲覧 : 369
サンキュー:

28

ネタバレ

形而上生物 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ネタバレ、愚痴、考察、呟き

エヴァンゲリオンとは、その世界全体が「ドッキリ」である。

彼らはトラウマを克服する為にエヴァに乗って戦い、使徒を倒し、精神を回復させていく。成長の為には、葛藤は必要不可欠で、いかりしんじ(怒り心頭が元ネタ?)くんは戦う。

まあしかし全体が暗い。世界観が暗い。当たり前だけどね。

アニメ最終話の作中最後に ありがとう、だったか、おめでとうだったかは
しんじくんが退院したという表現なのだが
映画化するために明確にしなかったと考えられる。

この作品はSFと青春が織り交ぜられているのだが、
ロボット要素はおまけ。
オタクが喜ぶからね、ロボット。


時代を感じさせる作品でした。

投稿 : 2017/11/21
閲覧 : 244
サンキュー:

4

ワドルディ隊員 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1990年代を代表する巨大ロボットアニメ

この作品は、知らない方はいないと感じるほど
非常に知名度が高いSFアニメである。

そのため、あらすじは省略させていただく。

序盤から、とても引き込まれた。
戦闘シーンのクオリティも非常に高く見ごたえがある。

この作品でよいと感じたところは、少年、少女の
心の葛藤にきちんと焦点を当てていた部分。

大抵の作品では、ある程度話が進むと、主人公たちが
成長していくため、その部分は描かれなくなるが、
この作品においては真逆。

話が進めば進むほど、脆さや幼さといった
心の内面が浮き彫りになっていくのだ。

一部のシーンに、スプラッター描写も
含まれる。慣れていないと、きついと感じるので
事前に耐性を付けてから見ることを推奨する。

一番のネックは、やはり25話と26話。私としては、
あまりピンとこなかったのだ。ありかなとは思うが
あの終わり方だと、恐らく酷評する人が
でても不思議ではないと感じる。

後で調べた結果、旧劇場版(Air/まごころを、君に)
が存在することが分かった。後日、それを見る予定だ。

先に、シンゴジラを見ていたせいもあるが
間違いなくシンゴジラはエヴァの延長に当たる作品だ。
見ている方がほとんどだと思うが、
シンゴジラが大好きなのに、エヴァを見ていない方は
ぜひエヴァを見てほしい。
反対に、エヴァが大好きなのにシンゴジラを見ていない方は
ぜひシンゴジラを見てほしい。
会議の場面や、戦闘時のカメラワーク、bgmなど
共通点が非常に多い。正直、あのゴジラも(ry。
あえて、ここではコメントしない。
観ればすぐに気づくだろう。

投稿 : 2017/11/11
閲覧 : 311
サンキュー:

20

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エヴァンゲリオンとは何だったのだろう…エヴァの思い出

日本にアニメが誕生して100年になります。とはいえ、100年の間でアニメが多くの人々に影響を与えるようになったのはTV向け国産アニメ第1号である「鉄腕アトム」が誕生してからと言っても過言ではありません。アトムの誕生が昭和38年(1963)ですから、50年を経過したところでしょう。この50年の間、ターニングポイントのTVアニメとなると数は限られます。

国産アニメ第1号であり、すべてのアニメはここにたどり着くとまで言われて完成された作品である「鉄腕アトム」。巨大ロボットアニメの原点となった「マジンガーZ」。SFアニメの世界を世に知らしめた「宇宙戦艦ヤマト」。戦いにおいて人のリアルな感情や描写をアニメにして、さらにメディアミックスの功罪を作り上げた「機動戦士ガンダム」。50年の間の前半はこれらの作品が大きな影響を及ぼしたのは間違いありません。細かく分析すればもっとも広がるのですが、これはまた別の機会に。

そして、後半の四半世紀においてはじめに大きな影響を与えた作品、それがこの「新世紀エヴァンゲリオン」と言えるでしょう。ではいったいなぜ、この作品が大きな影響を与え、社会現象にまでなったのでしょうか。そして、この作品の魅力は何なのでしょうか。いろんなところでいろんな考察がなされていますが、本当のところはよく分からないのではないでしょうか。おそらく、エヴァについて100人語ったら、100人とも違う意見が出てくると思います。それこそがこの作品の魅力なのだと思います。

エヴァンゲリオンが始まった当初、リアルタイムで視聴することはありませんでした。TV東京系でしたからこちらでは放映されませんでしたし、すでに社会人で仕事もままならない時だったので気にもしませんでした。そのうち雑誌などですごいアニメだと喧伝されるようになり、レンタルにも入っていたので「とりあえず借りて見てみるか。」くらいの軽い気持ちで視聴してみると…

はじめはうじうじした主人公がロボットに乗って敵をやっつけ、成長していく物語かと思いました。そんなありきたりなアニメがなぜ?と思っていたら、回が進むごとに???の連続。普通のロボットアニメとは明らかに違う違和感と不思議感でいっぱいになり、後半は加速的に「分け分からん」状態に突入していきました。そして伝説の最終回。もう頭がついていきませんでした。理解不能な展開と終わりに頭が固くなったからだと思い「年取るって嫌だな…」とつぶやくほど、絶望的な何かを感じてしまいました。が、何度見ても分からんものは分からん!そういう結論に達し、今に至っています。

その後も劇場シリーズは全部見てますし、ラスト(なんだろうな?)を待ち続けている状況です。なんで惹かれてしまっているのか、いまだに分かりません。この作品から何かを感じ取ったり、考えたりしてもとても私には出せる答えなど持ち合わせておりません。でも見たいし、まったく損を感じない不思議な作品です。またTVシリーズを見返そうか考えているところです。また何かを感じるかもしれないので。

そういえば、劇中に描かれていた電話だとか、システムとか、たった20年前なのにいまや絶滅危惧種なんですよね。新劇場版のものでも古く感じることがあります…時の流れを感じるのも新たな魅力かもしれません。(レビュー200作品の記念に)

投稿 : 2017/10/29
閲覧 : 330
サンキュー:

40

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

評価不可能

20年前ですね。

あえて24から26話の深さ、アニメをメタ視点する取り組みを
考察したいと思います。

このアニメ、旧ロボットアニメへの多大なオマージュで出来てます。
特にイデオン。
イデオンもSFのオマージュで出来てますので、
パクリとかの批判はナンセンスです。

ラストでサードインパクトの結果、人類が共通認識と
一体化の世界に入るわけですが、
テレビではそこを飛ばして、ただシンジの一人世界だけ写します。
テレビだけ見た人は何これ?
となって、製作者は何も考えてないのだ!
と怒ります。

しかし、様々な小説や映画を見ると、物語のアイデアは出尽くしてしまって、
新しいものなど、この世にはありません。

そこで解説や考察自体をアニメ化し、しかも最終回でそれをやりました。
当時画期的だったのは台本をアニメで写してそれを演じる手法です。
これはホラーでやると結構はまります。

映画版に評価は続きます。

投稿 : 2017/10/06
閲覧 : 159

じぇりー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

20年前に出会っておくべきだった…今の半分も理解できないだろうけど。

ここで、こうして色々なアニメのレビューを書くのであれば、エヴァくらい嗜んでおけ…
と、そんなことを言われ、今後のためにも確かに押さえておく必要はあると思い視聴することに。

「残酷な天使のテーゼ」「ロボット(あの初号機のデザイン)」「パイロットが子供」という程度の前知識だけしかない上に、ロボットアニメに関しては浅学な私の挑戦であった。

20年以上も前の作品。当然その頃のアニメ業界の事情も現在とは大きく違ったであろう。本作が現在に至っても語り草になり得た部分はどこにあったのか。
昨今のように、数多のアニメを楽しめる時代とは違う、というかそのような時代を切り拓いた功労者のようにさえなっている「エヴァンゲリオン」の一体何が、当時「斬新」だったのか。

…正直、26話通して視聴してもその点においては余りピンとは来なかった。やはり20年前に見ておくべきだった。
ただし、現代のアニメを先に見ている私にしてみたら、それらと比べて大きく何かが違うといった所が見られなかった…ということは、裏を返せばエヴァの放送後にその影響を受けて創られた作品が多く存在するということなのかもしれない。
あくまで想像の域を超えないが。

さて、時代云々はともかくとして、一アニメ作品としてのエヴァのレビューもしておきたいと思う。尚、★評価はある程度時代を慮りつつも、自分の印象に沿う形でつけたものだ。
ロボットアニメ、と聞くと空を飛んだり、ミサイルを撃ったり…というものを想像していた私には、エヴァでの戦い方はインパクトがあった。
かなり物理的。ロボットなのにパンチやキックで敵と戦う、肉弾戦多し。武器を用いることもあるが、機体に内臓されている訳ではなく、あくまで装備の一つに過ぎない。
だからこそだと思うが、当時の技術としては戦闘シーンの作画はかなり良くできているのではないか。物理戦闘をするロボット、何故か損傷するとそこから血のような赤い液体を流す所とか、少しグロいが良い動きをしている。

そして意外にも、子供が主人公の作品であるにも関わらず、大人の恋愛を描いたアダルトなシーンがあることが衝撃的だった。
そう、恋愛以外の要素においてもだが、この作品に登場する大人たちは誰もが、およそ見習いたくないどこか欠落した部分を持っている。
いくらエヴァが子供にしか操れないロボットだからといっても、それを開発し、彼らに「世界を救う」という逃げ出したくもなる試練を強いているのだから、この作品における大人たちは皆どこかエゴイスティックに見える。

エヴァンゲリオンが殲滅すべき仇敵となっているのは、どこから来たのかも分からない「使徒(=Angel)」と呼ばれるユニークな造形の生命体たち。
「天使を迎え撃つ」という行為そのものが、人が神を超えた力を手に入れようとしていること、禁忌に手を染めようとしていることの象徴のような気がして、人類の誤った選択が起こす惨劇を見ているようだ。

私が本作品において最も好感を持ったのは、主人公・シンジを始めとするエヴァに関わった子供たちの精神・心理をリアルに描いている点だ。
昨今においてもバトル系作品の殆どが、主人公の肉体・精神両面の成長を描いているのに対し、本作品は戦えば戦う程に子供たちの幼さや脆さが露呈している。
普通に考えれば、たった14歳で巨大なロボットの操縦を任され、命懸けで未知の生物と戦うことで、人類を危機から救うという使命を負わさるなんて、どんな罰ゲームだろうか。
そんな状況下で、恐怖・不安・怒り・嫉妬などといった、要は「汚い」とされる感情を子供たちが抱く様を描くことで、リアリティーが生まれる。これは非常に挑戦的な試みだったのではないだろうか。
「シンクロ率」なんてのは大人達の作った都合の良い理論で、エヴァに乗っているのは決して特別な子供ではなく、どこにでもいる多感で難しい年頃の少年少女達なのだ。
だからこそ私は、子供たちの移り変わる心の機微に、苛立つことなく寄り添うことができた。

さて、ここから不満点を。
「残酷な天使のテーゼ」は文句なしの名曲である。だが、特に終盤で頻繁に使用されるクラシック曲が、BGMとしては全くシーンに合っていない。
特にベートーヴェンの「歓喜の歌」の流れる例のシーン。なぜこの曲をあのタイミングで流すのか、理解に苦しむ。
それに合わせて言いたいのが、これも特に終盤でよく見られた妙な「間」の多さだ。先ほどのBGMのシーンといい、演出の一部と捉えるには少々厳しい、静止画のシーンの多さ。
モノローグではなく、明らかに会話しているはずのシーンでもキャラクターの口は動いていなかったり。
ついでに言うと、次回予告の手抜きも露骨すぎて、素人目にも制作が追いついていない感が手に取るように分かる。

物議を醸しているラスト2話に関しては、一つの創作物として考えた時に、私はこれはこの作品なりの終着点だったのだろうと思うことにしたが(良し悪しに関しては劇場版を見てからの判断にしたい)、こと作画に関しては「間に合わなかったのかな…」という印象を拭うことはできない。

さて、この後視聴予定の劇場版で、この辺りが「補完」されるのか、楽しみなところである。

投稿 : 2017/08/25
閲覧 : 341
サンキュー:

19

まさき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

革命的作品

思春期の主人公が選択を迫られる心の葛藤を描いた物語

投稿 : 2017/08/15
閲覧 : 194
サンキュー:

1

アニメ好き さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観ることを強くおすすめします。

言わずとも知れた名作でしょう。
劇場版の『序』『破』『Q』
に続く新作『:||』の製作がやっと再開
:||を観る前にアニメと映画を
もう一度見直す、また観てない人は観ることを
おすすめします。

投稿 : 2017/08/12
閲覧 : 177
サンキュー:

3

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

熱狂的なファン多いなぁ

これ深夜アニメじゃないのか・・・
最後の二話が意味わかんないのは周知の事実として、それまでの話を含めてもこれが夕方の時間帯に放送してたなんて、今の時代考えられない。

ていうか未だにopがカラオケランキング上位に入ってるってすごいな。
基本的に日常ギャグ系が好きな俺にとってはそこまで好きにはなれなかったけど、それなりに楽しめた。

投稿 : 2017/07/09
閲覧 : 261
サンキュー:

4

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

言わずと知れた有名作品

ちょいちょいアダルトな描写があるのに、夕方の子供が見る時間帯に放送していたとはすごい作品です。三石琴乃さん演じるミサトさんの色気が半端ない。

最後の2話は意味がよく分からなかったです。

投稿 : 2017/07/01
閲覧 : 192
サンキュー:

6

Dica さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

交響曲第9番

この物語を一言で説明するなら
思春期の少年少女の心理描写を描いた抽象画と言ったところでしょうか
20世紀にこのような作品ができたのは驚くべき事です。
抽象画を観て、作者の伝えたい気持ちや、表現したものを
観た本人が理解することは、できません。
なので、この物語からメッセージ性を求めても、それは各自感じ取るモノであり、同じ統一のものを得られる事はないのかもしれません。
物語の上で表現したという言葉が適切かもしれません。
庵野監督は、アニメで描くという点では、ピカソ的存在で間違いないでしょう
物語の設定が、いわば舞台で、そこで3人の少年少女が躍るような
エバンゲリオンに至ってはその舞台がまたすばらしく優秀で噛みあってます。
20話までにどんどん引き込まれていきます。
今になっても高く評価されるのは、この引き込む力の強さがあるからなのかもしれません。
ただ、個人的にはアニメーションは、肖像画のほうが好きです。
表現したもの、伝えたい事が、何であるか、だれが観てもわかる事が必要ではないかと
だから好き嫌いの判断ができるのかとは思います。

投稿 : 2017/07/01
閲覧 : 221
サンキュー:

8

RNjyq01968 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

えっ何これは…

一応新旧劇場版作品も視聴しました。
最近の動くだけのアニメよりよっぽど面白いけど社会現象になるとはちと分からん。

投稿 : 2017/06/18
閲覧 : 202
サンキュー:

2

ネタバレ

oneandonly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

社会現象を起こした功罪

世界観:9
ストーリー:6
リアリティ:5
キャラクター:5
情感:4
合計:29

日本アニメの90年代の代表作であることは知っています。確かに初見時にはインパクトがありましたが、そこまで評価する理由をいまだに理解できていません。

今回、改めて考えてみると、これが面白いと評価されるアニメという世界が「オタクのためのジャンル」であると考えることになってしまった原因のひとつだったのかなと思っています。

{netabare}世界のスケール感はあって、作画も良いです。特に、ヒロインたちのビジュアルがファンを惹きつけた面は大きいと思います。序盤は面白さもあるのですが、ストーリー上の鍵となる使途等の謎が謎のまま解決されていないところ、最終2話の締め方はあんまりだと思ってしましました。謎が収拾できていたら凄い作品になる可能性もあったと思いますし、劇場版で見られるのかもしれませんが、少なくともTV版では評価できないと考えます。

女性キャラクターのプラグスーツの無駄なフィット感や、綾波の胸を触るシーンとか、エログロ要素が入っていたりするのも、自分には不要。そういう要素が入ることで、作品の評価のされ方が影響を受けてしまうと思っているだけなので、物語上必要であれば仕方がないかもしれません(が、必要なのかが不明)。

特に後半以降、登場人物の悲劇的シーンが多くなるのですが、ストーリーが収拾ついていないので何のための犠牲なのかわからないのが、私がこの作品を好きになれない最大の原因なのでしょうね。{/netabare}

アニメが社会現象になって、世の中の注目を得たことは功績でもあるのでしょうが、自分と同じようにアニメから距離をおいた人も少なからずいたと考えられるとすれば、マイナス面もあったのではないかと思います。

<2017.6追記>
外国人のlive reactionとともに久しぶりに視聴してみたら思ったより見れました(苦笑)。思春期におけるオタクに対する抵抗感や、ロボット物が苦手というのがあったんだろうと思われます。今回の調整では若干プラスします。
(調整3.5→3.6)

投稿 : 2017/06/06
閲覧 : 458
サンキュー:

40

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あなた自身の願いのために

この作品は何を見る作品だろうか?
多分この問いはいろんな答えがあると思う。

私はこの作品をシンジ君の成長を見る作品だと思っている。
つまり作品の話を動かす動力はシンジ君自身だ。

そのことを踏まえて書こうと思う。

作品世界を動かすのは何だろうか?
登場人物が作品の世界を動かしている。当たり前だろう。

じゃあ、シンジ君を動かすのは何だろうか?
登場人物か?敵か?友人か?
シンジ君に干渉するすべての存在がシンジ君に影響を与える。
だが、シンジ君を動かすのはシンジ君自身じゃないか?

どんなに他者に干渉されようと、命令されようと、それを決めたのはシンジ君だ。
シンジ君がどんなに逃げようと、引きこもろうと、責任を押し付けようと、自分が決めたことで起きた事は自分の責任だ。
それが自分に全く利益がなかったとしても。

だからこそ、誰のためでもなく自分の願いの為にというミサトさんの叫びが一層重くのしかかってくる。他人の願いのために自分が責任をこうむったら、きっとシンジ君はこの世界をまた嫌いになるだろう。主体性を持つことによって、まっすぐに生きて欲しい。

またシンジ君は父親に認められたいという気持ち、他者への承認欲求で動いている節もあるが、それもどこかで他人のためにという気持ちが働いてしまっている。求めているのは、シンジ君自身のために、シンジ君が願いを持つということだ。それによってシンジ君は行動に原動力を持つのだと思われる。今までは言われるがままだったが、シンジ君が自分の願いのために、誰の指図でもなく自分から行動できることがシンジ君の成長の終着点ではないだろうか?

そんなメッセージがある作品だと思っている。

こんな感じに、シンジ君への共感を通して、のめりこむことが出来る作品だと思われる。


もちろんガワの部分を楽しむものだという意見もあると思うが、それは私以外のレビューを参考にしていただきたい。ガワと本筋は別物としてはっきりととらえられる作品。

投稿 : 2017/05/21
閲覧 : 330
サンキュー:

17

天啓 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エヴァに学ぶ失楽園の真相

2017.05.20追記

エヴァンゲリヲンが 旧約聖書創世記の矛盾をテーマにしていることは
大方の皆さんがご存知だと思う

そう、それは 神は6日目に一組の男女を創ったと記しながら
そのかなり後、アダムの肋骨からイブを創ったとあるからである

アダムとイブの話は知らない人はいないくらい有名だが
最初にアダムと一緒に生まれた女性について知る人は少ない

この女性の名をリリスと言う
本作劇中では 綾波レイは肉体はシンジの母(碇唯)のクローンであり
その魂はリリスの魂をサルベージし、レイに移植したとして語られている

さて、そのリリスさんについて
独自に調査した結果、あの有名な失楽園事件(りんご事件)と関係していることが
判ったので報告しておこう

アダムとリリスは 神より産めや増やせやという指令を受け
かなり沢山の子供を設けた
しかし、リリスさんは 夜の行為について不満を持っていた
それは 正常位が嫌いだったが アダムは常に正常位で求めてきた
それを男尊女卑として捉えたリリスは 何度も男女平等を訴える
(ヨーロッパではリリスはウーマンリブの象徴とされている)
その訴えは叶うことなく、ついに嫌気が差して アダムの元を去って行く

エデンを去り 荒野にて 堕天使ルシファー(別名:サタン)と知り合い
意気投合し、二人は夫婦となり、沢山の子供を設ける
(この子達はリリンと呼ばれる)

さて、リリスに逃げられたアダム君
神にリリスを連れ戻す様嘆願する
神は3人の天使をリリスの元へ遣わし、戻る様説得するのだが
リリスはそれを断固拒否する
天使達は 固辞するリリスに対し、戻らないなら、お前の子供達を毎日500人
づつ殺すと脅す(天使の言うことかよ!)

その脅しに耐えられなかったリリスは 戻るのも嫌だし、子供が殺されるのも見たくない
ということで 自殺の道を選ぶ。
そして、湖に身を投げて自殺してしまった。(リリス伝承)

ちょうどその頃 リリスが戻らないと知ったアダムは
寂しさのあまり 落ち込んで、塞ぎこんでいた
見るに見かねた神は アダムを不憫に思い、アダムに従順な女
イブをアダムの肋骨から創り、アダムにあてがうのだった。

さて、リリスの現夫であるルシファーは この件で怒り心頭
アダムに対し、復習を計画する
そう、それが、あの有名な失楽園(りんご事件)に繋がる
復習を誓ったルシファー(サタン)は 蛇の姿になってエデンの園へ忍び込む
そいて、アダムとイブに言う
あの木の実を食べてみて とっても美味しいし、神の食べ物だから
それを食べることで神に近づけると言ってそそのかす。

その後は皆さんご存知の通り
これが 失楽園(りんご事件)発生までの経緯(仮設)である。

以上を踏まえて本作を視聴すると
レイの だって私が守るものの台詞の重みや
アスカの弐号機に対する台詞(本物のエヴァンゲリヲンなのよ=イブ)
カヲル(アダム)が何故弐号機を自由に操ることが出来るのか?の意味も見えてくる。


さて、リリスさんは現在では サタンの妻になったことから
夜の悪魔だとか言われいるのですが、ちょっとカワイソウな部分もある。

本作より、ここまで調べている方が楽しかった
その調べる楽しみを与えてくれた エヴァンゲリヲンという作品に感謝です。

こんなこと書くと キリスト教団体からクレームが来そうだが
聖書にしろリリス伝承にしろ
神が日記など付ける訳も無く
後の誰かの創作物でしかないと私は思っている。

---------------ーーーーーーーーー---------------

以下は 以前のレビュー
言わずと知れた 名作
社会現象にもなった。
アニメを見ない人でも綾波レイの名前くらいはしっているだろう

正直リアルタイムで見たとき(こう書くと歳がばれるが(笑)・・・)
わけわからず2話で断念

第二次エヴァブームのとき、なんでこんなに人気なのか疑問に思い再視聴
これが良かったのか悪かったのか?ドップリハマりまくった。

登場する使途はみんな天使の名前、使途という表現自体宗教用語
これは聖書にヒントがあると思い 旧約聖書も調べまくった
聖書の矛盾、神は7日目に自分の姿に似せ一組の男女を創造されたとあるが、その大分後、イブはアダムの肋骨から作られたとある。
最初の女は何なの?って矛盾から入っているということも判った。
全体のストーリーは失楽園伝説だわ
知恵の木の実を食ったアダムとイブが神の逆鱗に触れ、エデンを追い出され地上に降ろされた話ね
その時、もう一本の大事な木の実(命の木の実)を守ることを神は天使たちに命じられた、人間がその木に近づかない様にと

この作品中での理解は
現代の生命科学により、人間がその命の木の実に近づこうとしている
それを阻止する目的で使途が現れる
クローンである綾波、エヴァそのものの存在がそれを指している。

そして何よりも、これだけ大ヒットした理由は
14歳という主人公の心理描写を中心に描いたこと
どこにでもいる普通の中学生、社会に対する自分の立ち位置や関係がまったく見えておらず。人間関係において不安な毎日を過ごす
友人、学校、親兄弟との関係
その答えを探し求める苦悩が最後まで描かれており
それが多くの若者の共感を生んだ。

整理すると
1.聖書の矛盾と謎
2.現代科学へのアンチテーゼ
3.思春期の少年少女の心情
4.その他(探せばきっとある)

とかなり多くのテーマを重ね合わさったとんでもない化け物的な作品だった。

以下余談
登場人物の名前は聖書の三位一体から来ている
『父と子と聖霊と』

まず言葉ありき=ゲンドウ
子=神の子=シンジ
聖霊=レイ

興味があれば調べてみるのもいいかもしれない。

投稿 : 2017/05/21
閲覧 : 700
サンキュー:

35

鬼ちゃん さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

今見るとそれほど面白くないね

今から20年以上前の作品で
その当時なら評価されるのも判らなくもない

投稿 : 2017/05/16
閲覧 : 182
サンキュー:

4

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新世紀エヴァンゲリオンのストーリー・あらすじ

西暦2015年。15年前に起こった大災害・セカンドインパクトで総人口の半数近くを失った人類は、使徒と呼ばれる新たな脅威にさらされていた。国連直属の非公開組織である特務機関NERV(ネルフ)は、汎用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン (EVA) を極秘に開発し、予測されていた使徒の襲来に備えていた。そのパイロットに選ばれたのは、わずか14歳の少年少女たちだった。
 主人公である「碇シンジ」は、他人との接触を好まない内向的な少年だが、ネルフの総司令である父親ゲンドウによって、EVA初号機のパイロットに突如選任される。こうしてシンジらEVAのパイロットたちは、世界の命運を託され、命をかけて戦う過酷な状況に追い込まれる。セカンドインパクトの真相や襲来する使徒の正体、そして秘密裏に進められる「人類補完計画」など数多くの謎と共に、主人公シンジの成長と挫折を織り交ぜながら物語は進んでいく。(TVアニメ動画『新世紀エヴァンゲリオン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1995年秋アニメ
制作会社
GAINAX
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%82%A8%E3%83%B4%E3%82%A1%...
主題歌
≪OP≫高橋洋子『残酷な天使のテーゼ』≪ED≫CLAIRE『FLY ME TO THE MOON』

声優・キャラクター

緒方恵美、三石琴乃、山口由里子、林原めぐみ、宮村優子、立木文彦、石田彰、清川元夢、優希比呂、長沢美樹、子安武人、関智一、岩永哲哉、岩男潤子、麦人

スタッフ

原作:GAINAX、 総監督:庵野秀明、副監督:摩砂雪/鶴巻和哉、企画:GAINAX/Project Eva.、脚本:庵野秀明/薩川昭夫/榎戸洋司、絵コンテ:摩砂雪/樋口真嗣/鶴巻和哉、キャラクターデザイン:貞本義行、メカニックデザイン:山下いくと/庵野秀明、作画監督:鈴木俊二/本田雄/長谷川眞也、美術監督:加藤浩、色彩設定:高星晴美、撮影監督:黒田洋一、音響監督:田中英行、音楽:鷺巣詩郎

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