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「迷宮物語 [Manie-Manie](アニメ映画)」

総合得点
66.4
感想・評価
67
棚に入れた
295
ランキング
2809
★★★★☆ 3.7 (67)
物語
3.5
作画
4.2
声優
3.5
音楽
3.7
キャラ
3.5

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迷宮物語 [Manie-Manie]の感想・評価はどうでしたか?

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

迷宮物語

2021.4.22 視聴完了。

ショートショートを映像化したような内容。

個人的な感想
〈ラビリンス・ラビリントス〉
昭和初期(看板の横書きが右から左)かな?を
舞台にした不思議のアリスみたいな感じ。
迷路はゲームの3Dダンジョン風。

〈走る男〉
FF7に出てくる街っぽい。

〈工事中止命令〉
大友克洋監督、シュールな内容。


クレジットに眉村卓さん原作とあるが
3話目以外はオリジナルに近いらしい。(wikiより)
昔、眉村卓さんの小説はよく読んだけど
「迷宮物語」は記憶にないな・・・
今度読んでみよう。(現在図書館閉鎖中)

投稿 : 2021/04/23
閲覧 : 193
サンキュー:

6

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

3話オムニバス映画

内容が難しく、前半で断念しそうでした。

投稿 : 2020/11/17
閲覧 : 198
サンキュー:

0

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

これ観るなら『memories』とか『short peace』観た方が良い

①『ラビリンス*ラビリントス』②『走る男』③『工事中止命令』の三作から成るオムニバス映画、50分。

原作は三作とも眉村卓の短編、ただ内容は原作と異なる。

普通のオムニバス映画だと①→②→③と順番通りやるが、この作品の場合②と③は①の中に内包されている、つまり順番で言うと①前半→②→③→①後半となる。


各々監督は違うけど、あまり面白いとは言えないな、それぞれの感想は下に書いたけど、理解しやすい③にしても、結局何が言いたいのかさっぱり分からない。
同じオムニバスなら『memories』とか『short peace』の方が観やすかったし、おそらくそっちの方が万人受けする内容だと思う。
この作品と同じマニアック系オムニバスの『ロボットカーニバル』とか『genius party』にしたって一作ぐらいは面白い作品あるっていうのに、この作品ときたら・・・・・・


それぞれ作画は違うけど②と③の作画は良かった、そこはさすがに映画だけあって細部に凝ってたから楽しめたけど・・・・①はどうなってんだ、ただでさえストーリーが分かり辛いのに絵まで観にくかったら観る価値ないぞ。




①『ラビリンス*ラビリントス』
迷宮の入り口から始まる、サチと飼い猫が鬼ごっこorかくれんぼ?の途中で鏡の中へ迷い込む、そこは謎の世界でピエロに誘われ奥に進みサーカス小屋に入る、そこでサチと猫は②③を観る、観終わったサチ達はピエロやバケモノ達と踊るがそれをテレビ画面越しにサチと猫が観ていた、最後迷宮?の入り口が「ウェルカム」の言葉と共に閉じる

‹感想›
一番意味わかんない、サチが猫と見知らぬ世界に迷い込んで~ってとこまではいいにしても、②③を観終わった後のパレード?とそれをテレビで観るサチ達は何の意味があるんだ?視聴者と掛けてるのか?


②『走る男』
とある新聞記者が死者の出るレース「デスサーカス」の王者ザック・ヒューを取材する、肉体と精神に限界がきていたザックはレース中コーチ(?)の指示で棄権しようとするがザックは走り続け周りが棄権(大破)していく中優勝する、だがザックは自分を追い抜かす幻影を追いかけ更に速度を増す、最後マシンが耐えられなくなり大破、ザックは死亡する。

‹感想›
レースの走りすぎでおかしくなって幻を追いかけた・・・・・・ってことでいいんだよね?
新聞記者がザックを取材しようとしたときの超能力?はどういう意味があるんだ?


③『工事中止命令』
とある国でクーデターが起き、そこで工事をしていた444号工事も中止せざるを得ない状況になった、しかし現場責任者が行方不明になったため、本社は工事を中止させるため杉村を現地行かせる、だが現地で出迎えたロボ444号-1はおかしくなっており、杉村の命令を聞かないばかりか杉村の権限を剥奪し閉じ込めてしまう、杉村はそのロボを倒し、元凶となるメインシステムを壊しに行くが、本社よりクーデターが起き工事を続行する命令が下る、だがシステムを壊しに行った杉村には届かなかった。

‹感想›
三作の中で一番分かり易くて観やすかった、ただ全体で50分しかなかったせいか話がだいぶ省かれている、『見本市』とかの作品なら納得できたけど、劇場版ってことを考えると少し物足りないかな・・・・・

投稿 : 2019/11/26
閲覧 : 246
サンキュー:

0

Mi-24 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

映像を見て、世界観を楽しむアニメ。

ぽけーと眺めるだけだけど、それなりに楽しめた。

投稿 : 2019/05/06
閲覧 : 239
サンキュー:

0

ネタバレ

ミュラー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とっても不思議でどことなく懐しい

「ラビリンス・ラビリントス」「走る男」「工事中止命令」の3話からなるオムニバス。3つの話に繋がりはないが、いちおうラビリンス・ラビリントスの世界観で残りの2つの話をテレビでみている構成となっている。
最初のラビリンス・ラビリントスが好きだ。この話に筋などない。ただただ訳のわからないイメージ的な映像が続くだけなのだが、これが無償に好きだ。サイバーパンクというか、昭和の郷愁というか、何とも言い難い雰囲気がある。以前は意味もなくPCの壁紙にしてたりもした。
こんな作品、今は無いなあ。

投稿 : 2018/04/06
閲覧 : 274
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7

Tnguc さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

耽美的な作画アニメ

~
りんたろう、川尻義昭(かわじり・よしあき)、大友克洋(おおとも・かつひろ)の三者三様によるオムニバス映画。
無秩序に構成されたカットは、そのどれもがアニメーターのセンスとアイディアに溢れていて、アニメならではのケレン味を堪能できます。どういう物語にするかというよりも、何を魅せたいかというコンセプトが念頭に置かれて作られている気がします。とにかく作画のレベルが高く、もはや芸術的です。物語自体は荒唐無稽で、人を選ぶ作品であることに違いはありませんが、間違いなくアニメでしか表現できない世界がそこにはありました。

物語:★★☆☆☆
・ミステリアスな物語。オチが弱い。大友克洋の「工事中止命令」は比較的分かりやすい。
作画:★★★★★
・アニメならではの表現技法にセンスを感じさせるハイクオリティな作画。とくに「ラビアンス*ラビリントス」はセンス爆発。
声優:★★★☆☆
・写実的な感じ。
音楽:★★★☆☆
・クラシック音楽を多く起用しているが、ただ流れているだけという印象。
人物:★★☆☆☆
・作画アニメなのでキャラは二の次。

個人的評価:★★★☆☆(3.0点)

投稿 : 2018/02/25
閲覧 : 278
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ピエロがいざなう幻想と迷宮の世界

夢幻の空間に迷い込む少女と一匹の猫

走ることに囚われた男の狂気

壊れかけたロボットに翻弄される会社員


実に短編らしい作品の並んだ短編集。
でも実はメタ構造仕立てでもある。
という構成がうまく効いてる。

特に大友克洋はとても大友克洋らしく、少しの哀切を含んだシニカルな笑いが良い。

投稿 : 2016/07/02
閲覧 : 246

文葉 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

(こっそり投稿)

りんたろう監督「ラビリンス*ラビリントス」
川尻善昭監督「走る男」
大友克洋監督「工事中止命令」の全3話オムニバス

キッズステーションでの名作特集がやっていたので視聴
うーん・・コメントがしづらいですw
若干時代背景や風刺が効いてると思いました

最初のラビリンス*ラビリントスが熱を出した時に見る夢のような悪夢感満載で
走る男も「う、うん・・」みたいな感じです
工事中止命令はAKIRAで有名な大友監督なので見ごたえがあるかと。
映像美と書き込まれた作画、雰囲気からアート感が漂います

投稿 : 2016/07/01
閲覧 : 284
サンキュー:

8

kurage さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

正直見てて辛かった。工事だけ唯一面白かったと思える。作画アニメ

投稿 : 2016/01/28
閲覧 : 227
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0

ねねねねの さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ショート作品3本立て

個人的には大友監督の「工事中止命令」が面白かった。
全体的に雰囲気や不思議な世界観重視で、オチは浅め。
作画がめっちゃいい、安定して良いというか。なまめかしく動きます。

時々、こういった監督好み丸出しなショート作品を観ると面白いです。

全体のオチは割と好きです。
わたしは不思議な世界から抜けられそうにありませぬ。

投稿 : 2014/08/21
閲覧 : 351
サンキュー:

2

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的に好きですよ。(今でもたまに見ます)

人によっては「意味が解らん!」等の評価のある作品ですが、
タイトルの「迷宮」をイメージした、
巨匠達のオムニバス。
特に巨匠達の18番を知っていたら、
その風刺あり(大友)、謎あり(りん)、直球あり(川尻)
で3話じっくり楽しめます。

1話 りんたろう「ラビリンス*ラビリントス」
謎の作品。(映像以外に意味があるのかさえ、、、不明。)

2話 川尻善昭監督「走る男」
川尻監督らしいですね、ハードボイル系と
怨霊系はよく合います。

3話 大友克洋監督「工事中止命令」
大友監督って、「アキラ」のイメージが強いですが
こっち系のシニカルなブラックジョークも好きですよね。

確か3話合わせても1時間なかったはず、、、

投稿 : 2014/04/18
閲覧 : 325
サンキュー:

4

Etzali さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ゆめうつつ

(2014.3/15)

3つの短編で構成されている約50分の作品。
以下、作品名と感想となってます。


「ラビリンス・ラビリントス」:子どもが持つ無邪気さの中にあるおどろおどろしい感覚を懐かしさとともに表現している?
音と映像のギャップがまた異彩を放っているようで観る人を何処か惹きつけます。

「走る男」:人の心臓のドクン、ドクンとした生々しい音を列車が線路を走る際に聴こえるガタン、ゴトンという摩擦音音で表現しているのだとしたら、何もかも全力・全速で駆け抜ける人生なんて生き急いでいるだけでいつかガタがくる。だけど、その事に何かしらの意味を持たせる事ができたなら、それはそれで悪くはないのかもしれない。
レース物なので「サイバーフォーミュラ」と被りますね。そのエッセンスを濃縮した感じの仕上がりかな^^;?

「工事中止命令」:効率・安全性の為、オートメーション化が一部の工場などでは進んでいますがこれを管理するには最後は人の力が必要になります。そんな事に異を唱えるかのような逆転現象が起こるとどうなるのか?
最後のオチはコミカルになっていたので、それを大友さんらしさと呼んでいいのか分かりませんが、あえて言います。大友さんらしい締めでした。

投稿 : 2014/03/15
閲覧 : 451
サンキュー:

10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【りんたろう】【川尻善昭】【大友克洋】伝説的コラボレーションの金字塔アニメ  ってケースの裏に書いてありましたよ

3作品オムニバス企画/感想 {netabare}川尻善昭氏が監督した『走る男』が観たかったので視聴。これはもう最高だった。エクストリームなレースで肉体と精神に負荷がかかりまくった男。内圧上昇ストレスMAXの極限状態である。注入され続けたエネルギーが容量限界突破ギリギリ臨界点突入で外部へと激出する機会を伺う激ヤバ "スレスレ" ニトログリセリン状態。鼻血や耳血の出方がイイ。血管から吹き出る血液がヤバい。もう最高。つーかいちいち言葉にするのがバカバカしくなる。説明不要。観たら直感的に解る。つってもしばしば屋良氏の良質なコメントが入る仕様。そこがまた渋くてイイ。最後に男が死んでしまうのも素晴らしい。彼は文字通りレジェンドとなったワケだ。ついでに事の真相は迷宮入りである。川尻監督の作品はハマるとヤバい。面白過ぎる。大友大先生の『工事中止命令』も面白かった。プロットが既に興味深い。下品な人間が出てくるのも楽しい。しかし三作品中最も気味の悪い作品だった。不快感を覚えさせるロボットの挙動が凄い。これは観てると軽くイライラしてくる。あの臨時監督が置かれたような状況を楽しめる人間なんて居んのかYO。狂気すら救いになるんじゃねーかと思える世界であった。マトモに会話できるヤツがいねえ世界なんて考えただけでオソロシイ。発狂した方が楽そうだな笑。こいつは驚愕。ガクブルshitな迷宮だった。りんたろう氏の『ラビリンス・ラビリントス』は、マァ何というか、寝てるときに見る夢の世界って感じだった(なんとも品格の無い喩えだよナァw他に気の利いた言い方は無かったのであろうか)。各シーンにはそれぞれ意味がありそうな気もする。しかしそれを考えたところで憶測の域をでないから「特に意味は無えだろう」と思う事にした。そういうのは作った人間に話を聞くのが手っ取り早いワケだが、こういう作品の場合は当人ですら解ってないことが沢山あるんじゃなかろうか。とは言え、実際のところは不明。実はちゃんとした意味があるのかもしれない。脈絡が無いのに流れはスムースという異様な展開が面白かった。というか何だかよく解らん気分になった。『ラビ(略)』は軽くトランス状態で観た方が楽しめそうだ。考えるな感じろってタイプか。えー、{/netabare}楽しい50分間だった。

投稿 : 2013/12/19
閲覧 : 428

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

迷宮に迷い込むのがお好き。

「ラビリンス*ラビリントス」、「走る男」、「工事中止命令」の全3話、オムニバス形式の映画。

一番目を引くのはりんたろう監督の「ラビリンス*ラビリントス」であったように思う。現実と虚構を描いた作品ということだが、ほぼ夢の中でわけわからん映像がぐにょぐにょしてた印象しかない。可愛らしい(?)少女が不思議な世界に迷いこみ、板のような薄っぺらい人間がドミノのようにパタパタと倒れていったり、街灯が踊り出したりと摩訶不思議な世界にのめり込める。とにかく不気味なのだけど非常に美しい、こういうのは凄く好きなのだけど、内容的には意味不明なので誰かに勧めるというのはなかなか難しいものがあるかもしれない。インパクトで言えば凄いものがある。「走る男」については尚更意味が分からない。男が白目むいて「う゛ぉーっ」と叫びながら燃え尽きるまでレースをしている。なんだこれ・・・という(笑)迫力が凄まじく怖い。

締めとして大友監督の「工事中止命令」。これが最も筋道だった展開で大友監督らしいブラックコメディであった。工事中止の命令を聞かないロボットの暴走が止まらない。犠牲を問わずひたすらに工事完遂に突き進むロボットの狂気がじわじわとエスカレートしていく。暴走を止めるべく奮闘する社員が哀れで面白い。内容自体は一見しょーもないものにも思えるのだけど、意図したかどうかは知らないが社会風刺とも取れる内容。3作の中でも最も見やすい部類で単純に面白いと思う。

総評
3作とも時代を感じますが個性があって非常に面白いと思います。私のお気に入りは「ラビリンス*ラビリントス」でいつまでも見ていたいような不気味さが大好きでした。これだけでも見る価値はあるんは無いだろうか・・・?他は私にとってはオマケです(笑)これより後年の大友監修のオムニバス映画「MEMORIES」の方が面白いとは思いますので、そちらも機会があれば見てみてください。

投稿 : 2012/06/06
閲覧 : 489

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

実験系の映像美

いま、見ようと思うと手に入れにくいので、どうにかならんか。

すげー、映像きれいよ、これ。
しかも、なんか、あざとい映像美の作り方っていうのが世の中にはあるけど…具体的に誰とはいわないけど、アニメじゃなくて、最悪のあざといおつかれさま映像美とかってクリスチャン・ラッセンのイルカの絵とかね。
ああいう、あざとい方法論じゃなくて、実験系の仕方をごりごりとやって、映像美をつくっているわけで、これはさ、もうそこだけでいいわー、とかおもうので
こういう映像美にたいする欲望って、最近のアニメ作品だとあんまり見ないんだけれど、これってどうなってるんだろう。
80年代当時のほうが、こういうタイプの美術的というか、ある種の現代アート系の野心ってきちんと存在していた気がするよね。最近だと、湯浅監督とかのマインド・ゲームとか、ほそぼそと生き残ってるけど、すっげーほそぼそとしてる感じ

あたまわるいコメントすると、
「現代の作家は、現代アート的な野心がない。なげかわしい」
とか、いう言い方もできるとはおもうけど、80年代がむしろ、ニューアカブームだとかあって、現代アートとか、「よくわかんないけど、こむずかしくて高尚っぽいもの」に対するお金の動き方とか、社会的価値が捏造されてただけとも言えるわけで、アレはアレでどうだったのよ、みたいな。まあ、ニューアカ的なものとか、いまは本当に滅びたしなあ。そこには金が出なくなった。
(いまのオタクが、「村上隆ふぁっく!」とか言っているのは、それはそれでよしあしだけどね。)

 まあ、現代アートとかに対する有象無象のルサンチマンとかそういうのは、全部さておいても、これはこれで良かったとは思うのですよ、やっぱり。
 別に、こういうタイプの文化が偉ぶってる必要はないけど、ほそぼそとでもいいから、もっとコンスタントに続いてほしいなーとは思うんだけど。こういうのって、やっぱビジネス的に採算がつかなくなりやすいので、そこは残念。

投稿 : 2011/11/15
閲覧 : 717
サンキュー:

6

. さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

不思議な呪文はLabyrinth Labyrinthos・・・。なのでございます。

今回は趣向を変えて、いつもとは違う口調でレビューを書いてみますよ~! よっしいくぞ~!

1987年の作品。「ラビリンス*ラビリントス」、「走る男」、「工事中止命令」の3本からなるオムニバスアニメ。3本それぞれで監督が違います。だからそれぞれのお話に監督の持ち味が出ているし、画風、作風も全然違います。なんでこんな古い作品を知っているのかな? 昔観たのかな? でもこの年に(年齢的に)観れる訳無いし、とっても不思議・・・。お話の一つ、ラビリンスラビリントスって言葉だけが頭に残っているの。もしかすると誰かに観せられたのかも・・・。

昔ね、子供の頃に童話を良く読んでいました(あっ結構当たり前だよね:笑)。子供の頃から想像の世界や幻想的な事、不思議な事が大好きな女の子でした。いっつも空想に耽り、童話の世界が現実と繋がっているんじゃないかって真剣に考えてた・・・。だからね、例えば自分のお部屋のタンスを開けると、そこには別の世界の入り口があるかも知れない・・・。な~んて毎日ドキドキしている様な子でした。(あ、これ童話の1シーンなのですけど、なんて童話だか解りますか?^^)  そんな子が大人になっても、やっぱりファンタジーが好きなんですよね。さすがに童話の世界と現実が繋がっていない事には気がついてしまったのだけど(苦笑い)、それでも夢は観ていたい物です^^ 

さて、迷宮物語。色々な意味でファンタジーです。面白いか面白く無いかって言うと正直”面白く無い”です。あくまでも非現実的な世界を楽しむ。そう言う作品だと思い切り割り切る必要がありそうです。

☆迷宮物語 : Labyrinth Labyrinthos (りんたろう監督作品)
ファンタスティックな演出。非現実的な世界を楽しむ為のお話。ストーリーは・・・・無いなコレ。絵は流石に綺麗。う~ん、いかにもりんたろうって感じ。当時としてはものすごい先端を行く映像だったのではないかな~。チチローネは猫の名前。少女の名前はサチ。少女と猫が古くさ~い、迷宮の様な昭和初期時代?大正時代?の町並みの中に迷い込み、そこで体験する不思議な 光景をファンタジックに書いています。
感想⇒なんだか不思議な世界。現実じゃ無い世界が観れるのって良いな。ラスト?良くわかんないねコレ・・・。あ、でもとってもファンタジーだから満足。

☆走る男 : Running Man (川尻善昭監督作品)
走ると言ってもランニングではなく、レースのお話。主人公のおっさんの顔が無駄に怖い。も~ほとんど人間じゃないですね。ほぼモンスターレベル。絵・綺麗だね。無駄にチカチカ・・・。80年代のバブリーな作画なのかしら。
感想⇒やり過ぎは良くないね。何事も程々にって強く思ったとか思わなかったとか・・・。

☆工事中止命令 : The Order to Stop Construction (大友克洋監督作品)
唯一ストーリーらしいストーリーがある・・・・・様な無い様な作品。どっかのジャングルの奥地で巨額の投資の元で進められるなんかの工事。ある日その工事に中止命令が・・・。登場するメカとかが大友さんって感じ。ちょっとしたパニック物って感じかな。
感想⇒うん。大友さんだね。すごく大友さんだね。


「Labyrinth Labyrinthos」
不思議な言葉、不思議な響き。そう、それはきっと不思議な呪文・・・。
ちょっと日常に疲れてしまった時に唱えましょう。きっと貴方を幻想の世界へと誘ってくれるから。

「Labyrinth Labyrinthos」
ようこそ、不思議な迷宮へ・・・。

投稿 : 2011/06/16
閲覧 : 1112
サンキュー:

14

tei さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大好き。

このアニメがきっかけでエリック・サティを知った。
自分としては、「ラビリンス*ラビリントス」に登場する女の子と飼い猫が好き。
タイトルに負けない迷宮っぷりで、面白い。

投稿 : 2011/02/08
閲覧 : 430
サンキュー:

1

ハル さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/14
閲覧 : 31

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/06/09
閲覧 : 28

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/03/17
閲覧 : 38

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/02/06
閲覧 : 61

トリス_オタク さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/10/22
閲覧 : 67

AKIRA777 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/09/08
閲覧 : 66

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観たい

投稿 : 2019/03/20
閲覧 : 76

anikorepon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/05/31
閲覧 : 76

因果 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/10/14
閲覧 : 82

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/05/24
閲覧 : 83

ニコルオズワルド さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2016/07/27
閲覧 : 97

メキシコ人だ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2016/07/13
閲覧 : 94

サイコベア さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2016/01/10
閲覧 : 99
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迷宮物語 [Manie-Manie]のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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迷宮物語 [Manie-Manie]のストーリー・あらすじ

りんたろう監督「ラビリンス・ラビリントス」、川尻善昭監督「走る男」、大友克洋監督「工事中止命令」のオムニバス。(アニメ映画『迷宮物語 [Manie-Manie]』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
1987年9月25日

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