当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「∀-ターンエーガンダム(TVアニメ動画)」

総合得点
76.7
感想・評価
491
棚に入れた
2562
ランキング
673
★★★★☆ 4.0 (491)
物語
4.1
作画
3.8
声優
3.9
音楽
4.1
キャラ
4.0

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

∀-ターンエーガンダムの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

黒歴史。ジブリ的作画。設定と音楽は良い。

ms◎ ターンエー以外ダサい※家で飾っておきたいというものがない。。
キャラデザ◎
音楽◎
作画 戦闘はさすがサンライズでしたが、人間のやり取りは粗い印象

ジブリや名作劇場のようなキャラデザと作画
未来だけどプロペラ機が最新の時代のような設定で
ロボットを1800年代に無理なく持ってくるアイディアはとても良い

ナノマシンで自動修復する、隠蔽させる
文明をリセットさせる的なものはとてもよかった

しかし
構成がいまいち
ぐっと惹きつける設定なんだから
面白おかしく回はそれで良いので中盤やラストの盛り上がりとなるところはシリアスで繋げれば良いのに必ず日常パートみたいなものを挟むのでせっかくいい戦闘をしても緊迫感が続かない。。
毎回脚本家が別なのかと思うくらいなんか連携が変な感じでってまぁ別か。。

最初のディアナを交代するのもイタズラなのにしばらく続きバレないのもすごいが人死も出てるのに迎えがきても帰りたくない。。って。。ひく

核を使った後、こういうときは水が欲しくなるんだとお化けの仕草で敵に迫り敵が逃げる。。これはアウトでは。。

戦闘、少年少女が巻き込まれ苦悩、強化人間、暗くエンド
のガンダムのテンプレートの流れを変えたかったのかなっという作品で発想は面白かったですが、ちょっとだらだらだったかな。
遺跡→イデオン、ギャグも交えて過去の設定→ザブングルかなとも。

ディアナとお嬢さんの違いが目の中の三角くらいなんでも少し髪の向きとかわかりやすくしたらと。
ベルの子はもろエルピープル要員を強引に入れたな感が。
あとロランが女装する回の必要性が不明。。

ロランは一時期ローラだから西城秀樹さん起用?は違うかw

菅野よう子さんの音楽は良かった。キャッチーなので今でも他の番組にたまに使われてるなぁと。

てかなんか半分でテーマ曲交代じゃなく不思議なタイミングで交代したな。

あとソシエがキンキン声で棒な子供演技で、行動もいちいち難癖つけるのが自分にはうざかった

黒歴史という言葉の発端とよくあるパターンのガンダムではないようで観ました。発想は面白かったけどちょっと緊迫感が続かずで、まぁもう一度は観ないかなぁ。。でした

投稿 : 2023/08/26
閲覧 : 119
サンキュー:

2

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ターンAターン。。ターンAターン。。ターンAエエエエエ~

先日、お亡くなりになった西城秀樹のOPと谷村新司のEDとガンダムの「髭」が印象的な富野ガンダム。

実はファーストガンダムとこの作品を見れば、ガンダムの歴史がほぼ完成されるという。。やはり御大の考えることは凄まじい。

本編に出てくるムーンレイス(月面人)やオーバーテクノロジーのモビルスーツは、実は木星に既に人類が宇宙世紀による超科学で移住しており、その残骸が地球や月面に降りてきているのだとか。。

なるほど、だからガンダム史上屈指の最強兵器「月光蝶」なんてものがあるのか。。と納得してしまいました。

そんな裏設定は置いといて、前半の世界名作劇場のようなアニメの雰囲気は富野さんにしては非常に斬新で、やはり宮崎駿に対抗したいのかと思いましたが、後半からは富野節が強くなってやはり説教で終わるという。。(笑)

歴代のガンダムの中でも出来が良いです。

シドミードのデザインも奇抜で味があります

投稿 : 2022/03/14
閲覧 : 640
サンキュー:

16

ネタバレ

mumumu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

富野ガンダムの集大成にして総決算となる名作

富野監督の精神が最も安定し、技量が熟した頃合いに、神企画のもと神制作陣が集結した奇跡のような逸品(と勝手に思っている)

菅野よう子神の神がかり名曲の数々に圧倒されながらも、のどかな時代設定と雰囲気に癒され
まるで世界名作劇場を見ているような錯覚に陥り、これ本当にガンダム…?と戸惑うが

やはり富野節全開の変態的な演出・変態的な台詞回し・変態的な作画のオンパレードなので、ガンダムだわ…と腑に落ちる。

ガンダムヒストリーの終着点と定義されるため、既存作品から今後も派生する全てのガンダムは須らく∀作中の"黒歴史"に内包される。
どんな怪作・迷作ガンダムが増えようと最後には∀がケツモチとして尻拭いをしてくれると思うと、あゝガンダムシリーズは大丈夫だ…と安心させてくれる
母なる大地のような懐の深さと慈愛を持った素晴らしい作品である。

他作品と比べてラスボスキャラとの宿敵感が薄く、最終決戦にやや肩透かしを喰らうが
ガンダムシリーズ中で最も好きな作品であり、ストーリー性において一切の無駄のなさ・味わい深さは今まで見てきたアニメの中でも屈指のものとして位置付けている。

アニメ好きの方は最終話の神演出だけでも勉強になるので見て欲しい。
西城秀樹氏のOPも大好きだ!以上

投稿 : 2020/06/06
閲覧 : 460
サンキュー:

2

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2回目2020.2.24

2回目2020.2.24

投稿 : 2020/04/24
閲覧 : 582
サンキュー:

0

ネタバレ

kazz さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

牧歌的な雰囲気の日常系ガンダム

全集記号∀を冠する「全てのガンダムを総括するガンダム」として位置づけられた本作。一体Gレコは本作の前なのか後なのか...。個人的には前だといいなと思っていますが、それはともかくとして。
ガンダムでありながら人の温かみが随所に感じられる作品です。
特に第21話「ディアナ奮戦」はシドミード氏のデザインによる丸みを帯びた可愛らしさすら感じる「おヒゲのガンダム」でなければ成立しなかったであろう傑作回です。
「ガンダムがガンダムっぽくない!」と敬遠している方もいると思いますが、きっと観ていくうちにターンエーという機体が大好きになると思います。
自分は結果的にシドミード展まで足を運び、しっかり図録も購入してしまいました。

ちなみに本作の第21話とアニメ「プリンセス・プリンシパル」のcase16 Loudly Laundryから同じ匂いがすると感じたのは自分だけでしょうか?
両作ともに履修された方のご意見を拝聴したく存じます。

投稿 : 2020/03/04
閲覧 : 246
サンキュー:

4

ネタバレ

nas さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

ガンダムシリーズで一番好き
これを越えるのは無理なんじゃないかなってくらいエモーショナル
コンセプト的にってのもあるけどキャラ、メカ、話と全部良いわぁ
小説版の2つもそれぞれ違ったストーリになってて面白いのでそっちもオススメ
ロラン×ソシエファンからすると佐藤茂版のその後の話「Episods」が最高なんすよ

一番好きな話は「第50話 黄金の秋」

投稿 : 2019/09/23
閲覧 : 251
サンキュー:

1

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個性が強すぎる音楽とキャラクター

ガンダムがいた文明から遥か未来の設定で全てが過去の異物になってます。黒歴史と伝えられている(;´∀`)
そのせいか、民族的な音楽も多くガンダム見てる感じがしないですね(´・ω・`)
あと、各キャラがやりたい放題すぎて、それで戦争起きてんじゃん!Σ( ̄□ ̄;)ってツッコミたくなるくらいですww
OP、ED共に大御所使っていますが、それも相まって昭和感漂う作品ですw
最後はちゃんと見ていないと奇跡の6分がなんだか分からなく終わります。戦争が終わったそれぞれの先を6分に凝縮して描いています( ・∇・)

投稿 : 2019/08/26
閲覧 : 243
サンキュー:

4

ネタバレ

貯金魚(ω・ミэ ) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

The富野作品!!

観進めるに従ってロランがメインヒロインでディアナとキエルがダブル主人公だということに気づきました(小並感)
カプルとロランが可愛い過ぎるので☆5です。

投稿 : 2018/04/18
閲覧 : 245
サンキュー:

1

ネタバレ

狗が身 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

雑感。

控えめに言って最高の作品。というか最高のガンダム。
富野氏の手掛けるガンダムシリーズを観てきた僕にとっては、間違いなく感動作品。
今までのガンダム作品の中で描こうとして語ることしかできなかったモノを、ようやく語るのでは無く、描けたというところが、もうね…。

ロランの言う「人が安心して眠る為には」と、最終話のディアナの生活と就寝の姿。これこそが全て。
世界規模の平和とかじゃなくて、何気ない生活の中にある、心の平和。これこそが大事だということ。

欲を言えば終盤は駆け足になってしまい、フィルやミラン執政官の内面がかなり雑だったりしたけど、そこら辺はこのラストのことを考えれば些事やね。

富野氏自身、これを最後のガンダムと考えていたからか、本作はTVシリーズとしては破格のアクションを堪能できるのもポイント高い。
作画の質もそうだけど、アクションが凄い。相変わらずのハイセンス。もしもストーリーを楽しめなかったとしても、これだけでも一年間視聴出来るレベルだと思うよ。


本作以降のガンダム作品がどれだけアレな出来だったとしても、最終的にはこの∀に還るのだと考えると、もうどんな作品も愛せそうな気がするw

投稿 : 2017/11/14
閲覧 : 262
サンキュー:

12

ネタバレ

bool さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

見てよかった。

カッコいいMS、艦隊戦、勢力同士の権謀術数、最新技術のSF世界、およそ「ガンダム」を期待して見ると肩透かしを食らう作品。
「ガンダム」という枠を外してみれば良いストーリードラマに仕上がっていると思います。

月と地球の話ですが、前半の地球の舞台が18~19世紀のアメリカがモチーフと思われるので、そのへん映画なりドラマなりで触れる機会がある人はすんなり入って行けるかなと。
もしこの作品を見てみようという方は、50話を全部見るという覚悟を持って見てください(笑)
なぜなら、この作品の最高の見せ場は最終話の最後の6分間のエピローグだから!
最後の6分間で語られる事実の断片から視聴者それぞれの真実を見つけ出すのがこの作品の醍醐味だと思います。
乱暴に言ってしまえば、1~50話ラスト前までは、この6分を美味しく料理するための材料でしかないのです。

さて、ストーリーですが良い人たちが良い話を展開していく状況が続いていきます。感動の見せ場と呼ばれる場面もいくつかあるのですが、話に起伏があまりないので、感情の沸点に到達するのはなかなかに厳しかったです。
最後の数話で話が展開を始めてスピード感が出てきますが、序盤からもう少し展開して感情を揺さぶってほしかった。
ただ逆に、全体を通してハッピーで来た分、最後の6分間の物悲しくなるラストに心を大きく揺さぶられたのかもしれません。
是非、これから見るみなさんには登場人物たちに幸せな真実を紡いであげて欲しいなとおもいます。

一つ残念なのは主題歌、秀樹の熱さや新司の哀愁を表現するストーリーではないので、合ってないです(笑)

投稿 : 2016/10/08
閲覧 : 211
サンキュー:

2

ネタバレ

ミッチ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

髭ガンダムです、はい終わり。

私の地方ではリアルタイムで放送されず、昔レンタルで見ました。突っ込むところは沢山ある作品です。前作のガンダムXが戦後15年ですが、こちらはガンダムが遺跡になってモビルスーツが地底から発掘されるほど時代が荒廃、というか後退してます。月から来たモビルアーマーに列車砲と零戦で戦いを挑むくらいの地球人にある意味感動しました。

色々ありますが、逃げた牛を捕まえてほのぼの…たまには戦う。こんなペースで見てれば拷問のような時間だったと思う時が半分ありました。
こちらはエックスと違い50話あるのでドヒマな時に覚悟を決めて見てください。

いい所、核(モビルスーツの誘爆だったかな?)の恐ろしさをロランが皆に教えていたこと。放射能を(目に見えない毒として)地球人に説明している辺りが感心しました。

投稿 : 2016/08/15
閲覧 : 270
サンキュー:

2

ネタバレ

SRIno20886 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:今観てる

また違うガンダム。そして締め

いままでのガンダムとは全然違っていてこれもアリかなぁ?と思いました。ホワイトドールのダサさはある意味スゴいですが。ガンダムというストーリーはほぼ感じず、しかし機体は宇宙世紀のもので、、、というかんじでとても不思議な作品です。
核という私たちの世界にあるもの、かつ放射線の影響まで加味されているのはseedと違っていて良いと思います(ギアスも核から放射線は出ない)。ディアナ様とお嬢様が入れ替わるという、入れ替わりはガンダムでも稀であり、奇抜でした。今までの締めとしてそしてこれからの始まりとして、他の作品から独立した位置付けだと思います

投稿 : 2015/12/12
閲覧 : 279
サンキュー:

1

ネタバレ

くかす さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想

富野監督のガンダム

初見の印象は「機体ダサい」ですね
髭ことターンエーガンダムもいまいちパッとしないですし

ガンダムさはないですがキャラデザはけっこう好きです

脚本は最高です
悪い点というかツッコミどころはかなりありますが
しかしいままでのガンダムと規模というか規格が違って
むしろファンタジーの領域なのでそこは仕方ありませんが

しいて言うならシーンの切り替わりが雑だと思いました

好きなのは確実にラストです
この作品のラストは何回みても感動してしまいます

作品としてはかなり好きです
ガンダムとしても好きといえば好きですが
主人公のロランがあまり活躍しませんし
ガンダムっぽくないと思います

だいたいガンダムの1話は主人公が偶然ガンダムを起動
というのからはじまるのに
この作品では2、3話まででてきません

富野さん監督なのにあまり人が死にませんし
ガンダムっぽいとは思いませんでした

そして声優
ハガレンのエドや進撃のハンジの朴璐美さん
ギアスのルルーシュや中二病の勇太の福山潤さん
デビューさせたといっていいと思います

投稿 : 2014/11/09
閲覧 : 265
サンキュー:

8

ネタバレ

TDD さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

黒歴史の元ネタにしてガンダム最終章

 ガンダムとしては異色作ではありますが、ガンダムシリーズ全体に関わる重大な設定「黒歴史」が登場します。ガンダム作品のファンならこれだけでも一見の価値はあるでしょう。

 また、序盤では旧式の戦闘機との戦闘から始まりますが、話が進むとシドミード氏デザインの特徴的なMS同士の迫力ある戦闘が描かれます。ターンエーガンダムのデザインを見て「これがガンダム?」となる人は多いと思います。私も最初はMSの格好よさを楽しむことは諦めて観ていましたが、これが作中で動くと予想外に格好よく見えるものです。

 さらにヒロインをはじめとして、味方から敵まで特徴的、魅力的なインパクトのあるキャラクターだらけであるのも見どころです。アデスカの民やレッド隊、運河の民など魅力的な脇役も多かった。一方で、注文をつけるならば、ハイム姉妹やディアナ様をもっと掘り下げてほしかった事。また、最終話の後日談をもう少し、出来ればもう1話欲しかった事です。

投稿 : 2014/05/08
閲覧 : 259
サンキュー:

1

ネタバレ

正義の味方 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

名作

一風変わった物語
千年前近代化が進んでいた世界はMS同士で醜い戦争をしていた。その誤った歴史を変えるべく生み出された2体の機体・ターンXとターンAだ
2体の機体は月光蝶で人類を消し去り、歴史はリセットされた
生き残りは月に基地を建てて地球奪還のため計画を進めた
最高に面白かった
ただ最終回、あんなに盛り上げといてターンAとターンAの決着が拍子抜けだった
もう少し練ったほうがいいと思った
ガンダムファンなら観なきゃ損

投稿 : 2013/07/14
閲覧 : 273
サンキュー:

1

ネタバレ

あいすまん.第一形態 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:----

大きいのにブサイクなガンダムちゃん

月から来た少年ロランが山の中から
おヒゲの付いたガンダムを見つけることで物語は始まります。

ガンダムの生みの親、富野氏が
自ら手がけたガンダムシリーズ最後のお話。
「これまでもこれからもシリーズ最強のガンダム」
∀(ターンエー)ガンダムは今までの、そしてこれから生まれるすべての
ガンダムを肯定するために生まれました。

有名な話ですがこのお爺ちゃんはかつて
ガンダムシリーズをこれでもかというくらい憎んでいました。
A以外は作るのがホントに嫌だったと、
1年戦争以降の戦争は、作れと言われて無理やり作らされたと
ファンにとっては耳をふさぎたくなるような発言が多かった。

そんな彼を変えたのがあのGガンダムです。
今までのガンダムの概念をぶち壊すという目的を掲げ、
「ガンダムにプロレスさせよう」と今川監督に託した作品。
富野氏はこの作品がいたくお気に入りなようで、
息子に厳しかった頑固親父も
孫が生まれた途端もうデレデレなわけです。

憎さ余って可愛さ百倍、
白富野とまで呼ばれるほど、希望に満ちた作品。
そのせいか∀ガンダムは何度でも見たくなるんです。

ただガンダムの見所でもある、モビルスーツ同士の戦闘やライバルとの因縁、
仲間との死別、主人公の無双などはめっきり減っていて、
そういう意味ではファンへのサービスに欠けるかもしれません。
特に17話前後は何を目的に戦っているのかが少し曖昧で、
この辺で昔自分は視聴を断念したことがあります。

前置きが長かったので本作品の見どころをちょちょいと

・キャラクター
モビルスーツが少ない反面、登場人物はなかなか多い。
利口で賢いキャラが少なく、もうみんなお馬鹿で小ズルい!
主人公ロランがシリーズ中屈指のお利口主人公なだけに
もうみんな好き勝手してくれます。
また富野節と言われる迷言語録が異常に多いのも魅力

・BGM
菅野よう子氏の手がけた曲の数々
ふとした日常の一コマや他愛ない会話まで心に残る名シーンへと昇華してくれます
「軍靴の記憶」と「ボーキサイト」がお気に入りです。
黒い噂はとりあえず置いときましょう

・技術と戦術とのギャップ
地球の軍隊は掘り起こした強力な兵器は持ちつつも
もともと産業革命以前の知識しか持っていない彼らには過ぎたおもちゃ
また月の民は技術力や知識はあるものの、
彼らもまた数千年の間、戦いの歴史から遠のいた種族。
ときには戦争ごっこのように見えるユニークな戦いでも、彼らはいたって真剣だから面白い
よく見れば細やかな動作や駆け引きまで手が込んでいて、これはセル画の強みかもしれませんね

・モビルスーツに対する意識
もともとモビルスーツは戦争のために生まれた兵器でした。
しかし黒歴史が忘れ去られた中で、掘り出されたそれらは
世界の人々にとって「道具」という認識が強いです。
ロランがガンダムで牛を追いかけたり、手の上で仲間を治療したり、
乾燥機能つき洗濯機として活躍させたり、
彼がガンダムを「道具」として扱う話はどれも印象深い。

・日常回
先も述べたように、長い歳月で戦争を忘れていた彼ら。
戦争自体よりも突然降ってきた脅威に晒されながらも、
懸命に生きていく彼ら自身の魅力が大きいです。
8話「ローラの牛」10話「墓参り」20話「アニス・パワー」あたりは
ファンの間でも人気が高いです。

・ガンダムシリーズの知識が不要
彼ら自体に知識が無いので、過去の大戦や軍事技術などが分からなくても楽しく見られます。
ただザクやカプールが掘り起こされたりと
オマージュ要素もあるのでそこでニヤッと出来ればもっと良い。

∀という記号には「全てを含む」「1に戻す」という意味が込められています。
全ての終着点を定めたことで今後どんな作品でも生めるように。
どんなガンダムでも「ファーストから最新のまでまとめて∀で無に返してあげるから^^」
「これまでもこれからもシリーズ最強のガンダム」にはそうゆう意味が込められているのでは無いでしょうか。

投稿 : 2013/06/17
閲覧 : 1226
サンキュー:

15

ネタバレ

アレックス・ディノ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ガンダムシリーズの中では微妙だった!!

1999年にガンダム生誕20周年を記念して製作された、ガンダムシリーズの生みの親とも言える富野監督の作品。

【あらすじ】
正暦2343年。
月市民(ムーンレィス)の少年ロラン・セアックは「地球帰還作戦」の潜入調査員として地球の北アメリア大陸に降下。
川に溺れている所をキエルとソシエのハイム姉妹に助けられ、使用人として雇われる。

地球に降下して2年後の夏至の夜。ロラン(理由あって2年遅れ)とソシエは成人式の儀式に参加。
しかし同じ時にムーンレィスの女王部隊「ディアナ・カウンター」が地球帰還作戦を開始。
その時、地響きと共に人々に崇められていた神像「ホワイトドール」が崩れ始め、中から謎のMS「∀ガンダム」が現れた、ロランはそれに搭乗し戦う事になる。

(作品解説)
ストーリーの内容も「戦争というものがどういうものか」から「兵器の存在」について語られている。
物語後半に「黒歴史」という要素が登場するが、後にこの言葉は「消し去りたい過去、恥ずべき過去」を表すスラングとして今ではすっかり定着している。

ちなみに「∀」とは集合論や論理学で使われる「全ての~」を意味する全称記号である。
黒歴史としてガンダム全てを肯定した上でガンダム全てを否定したこの作品のタイトル及び主役機の名前としてはこれ以上ピッタリなものは無いだろう。
また∀ガンダム側の勢力が歴史を葬り、ターンX側の勢力が歴史を続けようとした事を考えると、ターンさせてもXのままであるターンXも意味深な名前である気がしないでも無い。
更にターンXがギンガナム曰く∀の監視役であるという事と、∀とターンXが干渉している時のマークが∀とAを合わせたものになっている等、本当に上手い名前が付いていると言えるだろう。

当時のインタビュー等から見ても明らかな事だが、富野氏はこの作品で自分が生み出してしまったガンダム(と、富野氏が大嫌いなガンダムを神格化する人々「小説や映画を知らず、物語と言えばアニメばかりに没頭するオタク層」)をぶち壊したかった様である。
殆ど同様の内容の発言をしている事や、過去に何度かガンダムを潰そうとしていた(Ζと逆シャア)事からも潰したがっている事だけは確実と言える。
黒歴史という要素や月光蝶というぶっ飛んだシステムは「今度こそ何が何でもガンダム潰しを成功させる」という決意の表れなのかもしれない。
またこの作品を最後に「ガンダム」そのものを終えるつもりだった様だが、ここまでしたにも係わらず結局ガンダムは生き残ってしまった。
その為富野監督はSEED以降のガンダム作品には否定的な意見を述べている。

今までのガンダムとは打って変わって近代的でのどかな情景が多く、殆ど「ロボットが登場する世界名作劇場」といった趣が強い。
それに付いては冨野氏によれば「『普通の人』向けに作ったんです。オタク達には分からない世界観だと思います」という事である。

シド・ミード氏がデザインしたメカニックもこれまでのガンダムシリーズとは一線を画したラインを持つものが多く、特に髭が特徴的な主役機「∀ガンダム」は賛否両論であった。

(感想)
主人公のロランは性格で言えば好きな方でそのところとしてはいいですね!!そういった迷いを生み出すと心の弱さにもつながるんだよなーーそれよりなぜロランはソシエを振り切ってしまったのかーーあれは個人的にはやめてほしかったですね!!
そしてギム・ギンガナムは生死不明となりましたがもっと生きてほしかったですね!!歌も他のガンダムシリーズよりはなんかノリノリではなかったしいまいちだったですね!!機体も強いイメージないしーーでもガンダムとしてはよかったですね!!まさに地球は戦争するところではありません!!ロランも人間としてより体が成長しましたね!!ロランは嫁だという人もいるでしょうね!とにかく最終話にあったソシエを振り切ることがなければ本当によかったですね!!

投稿 : 2013/03/19
閲覧 : 263
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

牧歌的なガンダム

開拓時代のアメリカのような時代設定で,牧歌的な雰囲気があるガンダムである.キャラクターたちも素朴で好感が持てる.

ガンダムも古代遺跡の落し物のように登場し,あまり戦争の色が強くない.月に渡った人類と,地球で生活している人類に分かれていたという話がかぐや姫のようで面白い.

全てを包括するガンダムとして良くできている.

投稿 : 2013/03/07
閲覧 : 212
ネタバレ

いぇぺ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

問題作であればこそ・・・

牧歌的な風景、なかなか宇宙に出ない展開、シリアスな局面でもどこか長閑に感じられる面々、とガンダムシリーズとしてはかなり珍しい雰囲気。
そして過去の作品を文字通り過去として扱うというストーリーで完全に「問題作」としての地位を確固たるものにしている作品です。

そのため結構評価は分かれているようですが、私はこの作品、好きです。

ほんわかした雰囲気とは裏腹の大人たちの政治的な駆け引きや打算、派手で衝撃的な戦いの裏にある地球と月との文化の違いによる笑えるシーンなど、作画とは対照的にリアルな世界が垣間見えます。

また、主人公ロランが擦れることなく少年らしい理想を持って戦争に挑み続けるのが良いです。

スタイリッシュな機体、重苦しい戦時下の雰囲気、戦争に対する使命感、というガンダムらしさはあまりありませんが、問題作と安易に否定せずに見てみれば、新たな視点からガンダムの世界を知ることができると思います。

投稿 : 2013/02/07
閲覧 : 219
サンキュー:

1

ネタバレ

runguren さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

アニメ見る前は「ターンAガンダムって髭ついてて、何このだっせーガンダム」って思ってたのが、アニメ見終わると格好よく見えるから不思議。
前半30話くらいは退屈。後半の話は好きだ。
黒歴史で歴代のガンダムが出てきたときはテンション上がった。キエルの演説は良かった。
ギンガナムとの対決は名場面だね。というかギンガナムの言う一言一言が名言。ギンガナムのセリフまわしは面白いね。さすがターンAのお兄さん!!のターンXはさすが格好良い。
ロケットパンチは笑った。

あと音楽が作品にすごく合っているし、音楽自体も神秘的な感じで良い曲が多い。

投稿 : 2012/10/27
閲覧 : 253
サンキュー:

0

ネタバレ

ももんがーー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

初見はジプリ?作品と思わせるような雰囲気です。

ガンダムというと宇宙戦争というようなイメージから、
MSでの戦闘が繰り広げらるのかと思いきや戦闘中心ではなく、むしろディアナソレルという女性の半生を描いたような物語でした。

主人公?のロランという青年が、心優しい人で見ていて、ほほえましく思いました。

ディアナにそっくりなキエルという女性との入れ替わりが、最大に面白いところでしょうね。

ストーリーが面白いので、損は無いと思います。
楽しめました。

投稿 : 2012/10/22
閲覧 : 223
サンキュー:

1

ネタバレ

たんたんたぬき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

らしくないラスト

Vに見た後に見たのですが、いい加減ガンダム飽きてきたなと思っていました。この気持ちこそがこの作品の評価に大きく関係しています。ガンダムらしくないから面白かったと言えばこれは見た順番で決まってしまうなと思います。でも私は所詮作品の評価は個人の感想の延長に過ぎないと思っています。理性でどうこう考えようが面白いか面白くないかは感情が下すものだと思っています。

この作品が特に良かったと思ったのは、人が死ぬ富野ドラマに思い切り飽きてました。物語の作り方がすごく単調だと感じました。巨匠に向かってこの人物語つくりの力ないんじゃないの?ぐらい失望していました。Vは結構丁寧に作ってあったのですが、本人も分かってますが、途中から崩壊します…。この作品見て富野が死ぬドラマ以外で物語作ってるーって感動しました。古典の話をモチーフにしたらしい女王の入れ替わりの物語は面白かったです。戦争を互いの立場を変える事で見方を変えるって流れは実に上手いと思いました。特にディアナに扮したキエルが演説をしたシーンはぐっと来ました。演じているのではなくキエル自身が自分の言葉で演説するって所にこの土壇場をどう切り抜ける?とハラハラしてた分爽快感がありました。

後はやっぱり黒歴史ですね。これは今でもアイドルとか消してしまいたい過去をこう呼ばれてますね。このアイデア面白いですね。無かった事にして歴史のやり直し。その黒歴史のオーパーツがターンAガンダム。神々の指紋とか90年代に流行っていたので、ブレンを経て生かされたオカルト好きな富野の真骨頂だと思います。

でもガンダムで泣きそうになるってのは始めてかもしれませんね。ラストが良かったんですよ。ソシエの失恋と、ディアナの死を看取るロラン。ドラマが終りそれぞれがそれぞれの道を行き別れる。この別れのシーンがとても切ない。そしてロラン自身もいつとも知れないディアナの死に付き合う日常が始まりおやすみなさいでラストを迎える。余韻と静寂と言う言葉が似合うラストです。これが皆殺しの富野が描くラストなのか???こんな穏かで静かなラスト初めてかもしれません。盛り上げたり人がたっぷり死んだりするラストの多い富野監督が、静かにラストを描くこれが良かったですね。

私はやっぱりファーストガンダムが好きですけど、それでも言えるのは、富野監督の魅力って変化ですね。これを見てそう感じました。

投稿 : 2012/09/10
閲覧 : 256
サンキュー:

2

ネタバレ

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

このガンダムヒゲついてるからカッコ悪いなぁという食わず嫌いをしていました。

宇宙世紀・Wガンダム・SEED・00・UCとガンダムシリーズにはとてもお世話になっていますが、このガンダムはなかなかみれなかった。


はっきり言おう、中々いい作品だった。


富野さんは、後日談を作るのがお上手です。

投稿 : 2012/08/20
閲覧 : 356
サンキュー:

3

ネタバレ

カルビ犬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

見所はオープニングソング

このアニメは西城秀樹が主役です。

さて、物語は非常によかったと思います。
ですが、ガンダムの醍醐味である新機体が登場しないのが
ちょっと残念でした。

投稿 : 2012/07/19
閲覧 : 237
サンキュー:

0

ネタバレ

system-∀99 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白いアニメです

このアニメはキャラクターを中心に見ると楽しめるかなと思います。いい意味でガンダムではありません。他の方も思われた方も多いでしょうが、ジブリみたいな感じです。ロボットアニメが苦手な方も見れる作品だとは思います。

追記

観なおしました。自分は遺跡編やディアナの月でのギンガナムとの衝突が好きです。特に遺跡編を観て本気でマチュピチュ行きたくなりました。いま、スペ語勉強中です。行けたらぜひ行きたいです。
余談ですがリリ嬢がとても好きですね。理由は、キエルやディアナの力量を認めたり、婚約者のグエンにも媚びることがなかったからです。それに政治的手腕も素晴らしく、グエンが裏切っても冷静な態度でいられるのはアニメですが本当にすごいと思いました。∀は女性の描き方がとてもうまい作品です。そこに注目してみるのも良いかと思います

投稿 : 2012/05/23
閲覧 : 268
サンキュー:

3

ネタバレ

つぶあん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

絵や世界観に抵抗がある人も・・・前半ぬるいが後半はおもしろかった

投稿 : 2012/03/28
閲覧 : 246
サンキュー:

0

ネタバレ

コロ助なりぃ~ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

僕はムーンレイスだぁ!

一風変わった今までのガンダムシリーズとは違う点があります。
モビルスーツでの戦闘シーンが少なくどちらかといえば政治での戦いといってもいいような気がします。監督はトミーですがニュータイプはでてきません。そして今までのガンダム歴史を全部黒歴史と表しています。時代的には中世ヨーロッパっぽいです。edの「月の繭」は自分的にかなりの名曲だと思います。

投稿 : 2012/03/21
閲覧 : 266
サンキュー:

0

ネタバレ

アップルパイ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

世界名作劇場好きならいけると思う

作画も結構良った

投稿 : 2011/12/04
閲覧 : 334
サンキュー:

0

ネタバレ

HeX さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

動かなくてもカッコイイ・・・でしょ?

いわずと知れた、シド・ミードデザインのMSが活躍する本作。

ヒゲガンダムなんてありえない、奇抜なデザインのMSの数々…動けばかっこいいんだけど、とのコメントも多い。

でも、私はどれも、動かなくてもカッコイイと思う。当然動くともっとカッコイイが。

無理にケレン味を加えない、顧客にやたらと媚びないデザインがお気に入り。
フラットやスモーは特に秀逸。機能美というか、工業的な設計思想が伝わってくるようなデザインがいいじゃないか。プラモを作ると良くわかる。
おヒゲもしかり。バックパックやウイングをはずしたシンプルさが心地よい。ターンXの無機質&継ぎはぎ感も、狙いすぎず、かといって破綻していない。

そうやって一人のミード信者が出来上がったのも、もう10年以上も前のこと。当時は本当にこれでガンダムが終わるのかとも思っていたが・・・やはりバンダイ・サンライズの金ヅル。終わることはなかったw

本作は、すべてのガンダムの終結点として作られたそうな。
舞台はとある出来事で文明を失い、現実世界の近代くらいの文明レベルまで復興を遂げた地球と、技術力バリバリの月。

大まかに言えば、地球VS宇宙という、これまでのガンダムでもおなじみの構図だが、上述のように事情が違い、他作とはかなり雰囲気が違う。

牧歌的な地球、中世~近代的な町並みに複葉機が飛ぶようなところに来襲するMSというのはかなりのインパクト。
ハウス名作劇場にガンダムが出てきた、などと放映当時は言われていた。
MSのデザインとあいまって、そこを味ととらえるか、違和感ととらえるか。製作者側もかなりの冒険だったんじゃないだろうか。

そんなちぐはぐな世界観ながらも、宇宙もMSも知らない地球サイドが次第に力をつけて(MSを発掘!という驚きの調達方法もあり)いくのも、きちんと理解でき、不自然には感じなかった。話数が長いと、その辺が有利だなと思う。

キャラも立ってた。
主人公の少年、お嬢様姉妹、資産家のボンボン、月のお姫様、月軍の大将、ちょっとおかしなMS乗り、ユニヴァース。
「こいつ誰だっけ?」というのがあまりなかったように思う。
もちろん富野節は健在、台詞回しにニヤニヤしたもんだ。

超性能の機体同士のバトルも見ものだし、月光蝶なる超兵器もインパクト十分。

まあとにかく、未見の方々はぜひ視聴をお勧めします。


・・・そういえば、黒歴史という言葉も本作発祥だっけ。

投稿 : 2011/10/11
閲覧 : 502
サンキュー:

3

ネタバレ

だんちょー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

異色なイメージがありますが

全50話。

ガンダム20周年作品として久々にガンダムの生みの親、富野監督がメガホンを取った作品。

この頃には『皆殺し富野さん・黒富野』とか言われてたのに考えが変わったのか、あんまり主要キャラが死なないですねwww

白富野3部作と言われている『ブレンパワード・∀ガンダム・キングゲイナー』はクリーン(?)なアニメなので是非どうぞwww

明確になにかのガンダムの続編と言うわけではないですが、後半に以前に放映されていたガンダムの映像が出てくる場面があり、すべてのガンダムの戦争の行き着く先がこの作品なのかなってイメージがあります。

モビルスーツのデザイン、特に∀ガンダムの外見があまりにガンダムらしくないので嫌悪感を抱く方も多いみたいですが、ストーリーは意外としっかり作られてます。

ただちょっとひっぱりすぎな感じが・・・

4クールも放映するほどではなかったかと。

投稿 : 2011/09/12
閲覧 : 553
サンキュー:

6

次の30件を表示

∀-ターンエーガンダムのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
∀-ターンエーガンダムのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

∀-ターンエーガンダムのストーリー・あらすじ

正暦2343年、月の民(ムーンレィス)の少年 ロラン・セアックは、「地球帰還作戦」の潜入調査員として北アメリア大陸に降下した。旅の途中、川で溺れているところをキエルとソシエのハイム姉妹に助けられた。鉱山を経営するハイム家は新興富裕階級に属し、当主の長女キエルはロランが憧れる月の女王ディアナ・ソレルにそっくりだった。ロランは姉妹の力添えでハイム家に雇われ、のちに機械好きを買われて自家用車の運転手に起用されるなど、地球人として平穏な日々を重ねた。2年後、ロランとソシエは、マウンテンサイクルでの成人式の儀式に参加していた。同じ頃、地球と月との2年間にわたる秘密交渉が決裂し、月の女王の軍(ディアナ・カウンター)が「地球帰還作戦」を開始。巨大MSで威圧するようなディアナ・カウンターに対し、地球のアメリア市民軍(ミリシャ)は複葉機や高射砲などの旧式装備で、果敢に郷土防衛戦をはじめた。この戦力差を理解していないミリシャの攻撃にいらだつディアナ・カウンターの一機(ポゥ少尉)は、発砲を禁じられていたにもかかわらず、強力な対艦ビーム砲を発射し、マウンテンサイクルに封印されている“黒歴史”の遺物「∀ガンダム」を目覚めさせてしまう。ロランはなりゆきから∀ガンダムのパイロットになり、地球と月の共存のために活躍する。(TVアニメ動画『∀-ターンエーガンダム』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1999年春アニメ
制作会社
サンライズ
公式サイト
www.gundam.channel.or.jp/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E2%88%80%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%A0
主題歌
≪OP≫西城秀樹 『ターンAターン』、RAY-GUNS『CENTURY COLOR』≪ED≫谷村新司『AURA』、奥井亜紀『月の繭』、奥井亜紀『限りなき旅路』
挿入歌
大塚宗一郎『羽化』、Carla Vallet『ALFA and OMEGA』、西城秀樹『月下美人』、Maryanne Murray『Until』、大塚宗一郎『The song of a stone』

声優・キャラクター

朴璐美、高橋理恵子、村田秋乃、青羽剛、福山潤、渡辺久美子、稲田徹、小山剛志、子安武人、石丸博也

スタッフ

原作:矢立肇/富野由悠季、キャラクター原案:安田朗、 総監督:富野由悠季、企画:サンライズ、キャラクター設定:菱沼義仁、メカニカルデザイン:大河原邦男/シド・ミード/重田敦司/沙倉拓実、美術監督:池田繁美、色彩設計:笠森美代子、撮影監督:大神洋一、編集:山森重之/秋保宣宏/ジェイ・フィルム、音楽:菅野よう子、音響監督:鶴岡陽太、製作協力:ASATSU-DK/創通エージェンシー

このアニメの類似作品

この頃(1999年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ