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「へうげもの(TVアニメ動画)」

総合得点
67.2
感想・評価
248
棚に入れた
1227
ランキング
2473
★★★★☆ 3.8 (248)
物語
4.0
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.9

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へうげものの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ハヤブサ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美意識

作中を通して「美意識」‥どんなのがイケてるのかどんなのがイケてないものかが描かれていたと思います。そんな「数奇」に憧れ、追いかけていく織部、そして何よりも最後まで美意識を体現したまでの利休の存在感に楽しめました。
利休が「らしさを大切に」みたいに語ったシーンはキャラのステキな師弟関係、利休が求めた深みを感じられてよかったです。
多忙な毎日の中で置き去りになりがちな美意識、何気ないものこそに在る深み、侘び寂び‥そんなものを大切にしていきたいなと思わせる作品でした。

投稿 : 2018/02/15
閲覧 : 314
サンキュー:

13

ネタバレ

アレク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白く何より共感できた

戦国時代の武将古田織部の生涯を脚色を交えながら描いたアニメです。
この作品の魅力は何といっても茶器をめぐり奔走し、たかが器1つに一喜一憂する織部でしょう。おたく心?といったらいいのかとにかく人から見れば大して違わないような茶器1つに執念を燃やし、駆け回り知恵を絞る、その姿が実に愛らしく共感をもって描かれていて思わずこちらも織部に感情移入してしまいます。
なぜそこまで織部に感情移入してしまうのか、それは自分の好きなものを蒐集したり創ったりする、その過程の喜びを丁寧に描いていてその感情には今も戦国時代もないからだと思います、その点では織部も私も立派なオタクということでww
閑話休題、ともかくそのような物狂いにも思える喜びは戦国も現在も関係なく普遍的オタク心?なのでしょう、そのことが織部の生き様を通して伝わってきてそれが私の心を打ちました。

さらにこの作品では織部と対象となす形で彼の師匠である千利休が登場します、利休はユーモアを交える織部とは違い茶道を禁欲的に追求します、2人の生き方が戦国という舞台でどう作用していくかもこのアニメの見所です。

投稿 : 2015/12/17
閲覧 : 237
サンキュー:

12

ネタバレ

hide301 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

文化へのアプローチ

戦史が主に語られる戦国時代に文化という切口でアプローチした作品。
史実とは多少の差異があるので、フィクション扱いの作品ですが・・・面白い!

古田織部という人物に魅力があり、彼の人間らしさが物語を牽引している感じがあります。武士として武功を上げ、武士としても数寄者としても成功したいと考えている織部・・・しかし、己の器という現実と理想の狭間で苦悩する。一方、数寄者としての知識や感性は人並以上の才を持っており、千利休に引き立てられる。千利休の下で「無駄を省いたシンプルな美」という「わび」の心を開花させ、名物を追い求める俗物から抜け出していく姿も描かれている。

数寄者として松永久秀・荒木村重といった人物が登場するが、織部は収集家として生涯を終えた彼らとは根本的に違う生き方を突き進む。

物語の中盤以降から千利休に「誰の真似でもなく、古織様らしい…」という自らの創意工夫を褒められ、自ら良い物を創り上げる姿勢をいっそう強くさせていく。こうした中で利休の一番弟子に成長し、後の茶道筆頭へ駆け上っていく。

(おまけ)
諸大名が利休を師として崇め奉っているなか、織部は師を超えようと努力しています。細川や蒲生などの弟子と比べると姿勢の違いに気づくでしょう。弟子として師を超えようとする姿勢が個人的には好きでした。

投稿 : 2014/03/26
閲覧 : 234
サンキュー:

4

ネタバレ

ざく放送 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一見悪ふざけ 中身は真剣w

難しくない戦国モノ
時期的には
信長の天下統一から関ヶ原目前ってとこですね
合戦はまーありませんけど
裏の駆け引きやら人の業やらと楽しめると思います

創作の部分も多々ありますが
逸話に忠実に書いてあります
まずね 表情ふざけてます キャラもそこそこふざけてますw
でも うまいんですよ 色々と
スッと受け入れられる不思議

数奇という言葉出てきますが
今で言う 好事家 や風流人てものと思ってください
茶道を軸に話が進んでいくのでかるーーーく知識増えますよ

最後までみて興味持った方は単行本も見てください
あそこからまだまだ続きますので

投稿 : 2013/07/29
閲覧 : 283
サンキュー:

5

ネタバレ

nk225 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

放送期間 :2011年04月~2012年01月
1話見た

投稿 : 2013/05/24
閲覧 : 300
サンキュー:

3

ネタバレ

みかみ(みみかき) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

オタクとして10年以上を生きて妖怪へと化けてしまった人向けの傑作

 漫画は全巻保持して、最新刊が出るたびに速攻で買う。
 アニメはニ話目まで視聴。
 アニメについては、クライマックスをうまく描写したりしようとしてるのは、よくわかるけれど、全体に間が長くなっていて、いささか見ていて辛かった。
 短い感想としては、

 「原作は、一部の読者にとっては、神作品。
  アニメは、苦労の跡は見えるが、狙いすぎて失敗気味か。」

 といったところ。
 評点はアニメに関するものですが
 下記、ほとんど、アニメ関係なくて、原作の話です。

 正直スマンカッタ。

■どういう人に向いた話か

 まず、最初に、同僚の衣装を見下すくだりがある。そして、衣装を内心、小馬鹿にしていた人間から、嘲笑される。
 このくだりでまず、面白いと思えない人は、この作品を見る/読む必要がない。



 『とらドラ!』や『攻殻』、あるいはそれに類する傑作を見ていたたら、家族から

 「あんたも、そんなオタクっぽいもん見てないで、もっとワンピースとかさー、ああいう、いいものを見なさいよ(笑)」

 とか声をかけられるみたいなこと、ないだろうか。
 わたしの姉は実際にそういうことを言う人だった。
 また、父のコメントはもっとひどくて、おおむね
 「そんなもの見てないで、さんまの番組をみせろーい」
 あるいは、
 「つまらーん。なんでこんなつまらんもん、見とるんじゃい」
 で、いっつも終わりだった。

 『へうげもの』の描写がほんとうだとすれば、およそ500年前から、この手のやりとりは変わらずに存在している、ということだ。このやりとりを人生の半分以上の期間をかけて続けていると、心に芽生えるとのは、はっきりとした諦めだ。
 我が家(実家)における、作品のヒエラルキーは、

 さんまの番組>>ワンピース>>>>>>>
         >>>>(超えられない壁)>>>>攻殻

 となっている。

 わたしとしては、「もう、…それでいいです…」という気分で、わたしは、もう、特に反論もない。
 「趣味」に関するこういう経験のやるせなさ。
 そういう経験をされたことはないだろうか。
 
 そして、こういう経験をアニメのみならず、ありとあらゆる分野で何度も経験したような人間。
 そういう人は、この作品を、確実に面白い、と思うに違いない。 
 ただし、アニメよりも、原作漫画推奨。



 そういうわけで、この原作を、面白いと思えるかどうか、というのはわたしが、その人のオタクとしての性質を判断する一つの基準になっている。これが面白い、と思える人には、わたしは高い確率でこころを許すことができる。そういう作品だ。
 「趣味」をめぐる、くだらないながらも、きわめて細やかな問題に、長年こころを砕いてきた人であれば、この作品のおもしろさはわかるはずだ、とわたしは思っている。もちろん、わからない人は、わからない人でいい。それは、そういう世界に縁がない、ということなのだろう。
 「好きな作品はワンピースです!」ということを、何のてらいもなく、シレッと言えてしまう人は、わたしにとって輝かしい人だが、この作品には向いていない。
 そして、「ワンピース好きな奴は、なんであれ、バカ」というように思う人も、かわいい人だと思うが、たぶん、この作品には向いていない。
 別にワンピースが好きであってもいいし、嫌いであってもいい。だけれども、「好きな作品はワンピースです。」という言葉のあとに「意外に思われるかもしれませんが」という言葉を添えて※、人とコミュニケーションをしたことのある人。あるいは、「やはり」という枕詞をつけた後に「ワンピースはダメです」というコミュニケーションをする人。そういう人ならば、この作品は向いている。

 そこが感覚的にピンとこないひとはそのままで、健康ですので、大丈夫です。
 ピンと来た妖怪諸氏は、速攻で、原作全巻を買い揃えることをオススメします。

 あと、ごく短く言えば、B級好きとかの人も間違いなくイケると思います。

※もちろん、誰それ構わず、一般人にむけて「意外に思われるかもしれませんが、ワンピース好きなんです」と言うのはいけない。それではただのTPOをわきまえないオタクであって、「なんだこいつ」反応をもれなくゲットするので、一般人に対しては「ワンピース?わたしも好きだよ。ニコッ ^^」で、むろんOKでしょう。

■原作について/その2:秋元康としての千利休~ AKB48と裏千家

 で、以上は、ただの、本作のポジションを説明しただけのはなしで、
 わたしが特に感動したところはあれですよ、

 「利休」の描写。

 こ・れ・は、ま・じ・で・ネ申・を・み・た !

 みたいな気分。

 すなわち、

 「利休の体制構築って、要するに秋元康的なAKB48のプロデュースとかと同類のものだったんだろ」

 って言っているのと等しいんですよ、これは。
 秋元康、っていうのは要するに優れたコンテンツ・プロデューサーってこと。秋元康的なものに対する、賛美だと言ってもいいし、千利休的な価値の礼賛に対する挑発だと言ってもいい。
 AKB48と、裏千家は一緒だって、言ってるようなもんだからね。これは、wktkせざるをえない…。
 いやー、まさか、そう来ましたか、と。
 だって、「利休」ですよっていう。



 さらに、利休描写がネ申だって点はもう一点あって

 「わたしのほうが、まちがっていたかもしれない」と述べる利休のさま。。つまり、「○○がいい!」「いや、××がいい!」という価値基準の体系自体、かたちがあるようで、ない。かたちがないわけでもない。だからこそ、これは悩ましい。

 伝統的な概念を使えば「美」と「崇高」の区分けの曖昧さゆえの難しさとか、そういう話なんだけど、こういうのを、ここまできちんとした文脈つけて、シレッと描写してしまえるっていうのは、もうね。ほんとうに、すごいな、と。
 うちの父親には、一生わかるまい。
 
■本作をきっかけにおすすめしたいものなど

 『へうげもの』は、戦国話としては、個人的にはさほど興味はない、というか、
 「オタク」なるものを、戦国時代の現象として再構成して、描写している、というところが最高に素晴らしいのだけれども、

 とりあえず、この作品を面白い、という人向けにわたしが、おすすめしたいのは、ひとつは、美の基準自体の生成プロセスの話。
 たとえば、岩波新書の高階 秀爾『芸術のパトロンたち』 (1997年)とかは、この作品を見たあとだと、けっこう面白く読めるんじゃないか、と思う。

 あと、秋元康の仕事が面白く見えるのは間違いないと思うし、
 村上隆の仕事も、利休的な確信犯なので、面白くみられるというか、利休的なプロセスを露骨に開示してみせる、というのが村上さんの仕事なので、彼の仕事が不快感をもって迎えられている、ということ自体を、距離をとってみられるようになるのではないでしょうか。

 それと、あと、日本近代史が誇る天才的なオタクである柳宗悦の仕事にも触れるきっかけとしても。
 柳宗悦というのは、20世紀前半の日本において、まさしく利休的な仕事をしようとして、未遂におわった人なので、本作の中身とおそろしくダブる。
 柳宗悦は、生前から利休と並び称されていて、本人はそれを嫌がっていた。その理由は本人的には、「あいつの目指しているところと、俺の目指しているところは違う」ということらしいが、いずれにせよ仕事の性質としては酷似している。現在では、柳宗悦といえば、オワコン感うんぬん、以前に「誰それ?」って感じだと思うけれど、柳宗悦のエキセントリックさは、村上隆どころではない。大妖怪である。

投稿 : 2013/01/14
閲覧 : 506
サンキュー:

16

ネタバレ

たんたんたぬき さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

利休

作品を評価する。それがどう言う事なのか?クリエイターではなくて目利きであると言う事、それが何か?を伝える作品。こういうレビューや評価をしているとこの作品の良さを強く痛感する。私がこう言った事をしていていつも不満なのは、自分の理想を具現化したいという欲求。良い評価者は良い作り手だと私は思っている。でも自分は何かを作った事なんて無いと思ってるなら、それは自分はまだまだだと言う事。クリエイターの多くの眼力はかなり鋭い。おそらく目利きとしてアニメを見る目はアニメのクリエイターには適わない。

そうやって話を発展していくと利休に繋がっていく。元々はただの茶人であった。しかし鋭すぎる目が過去の茶を不満に思い、より茶の道を高みに上らせようと自身で新しい茶道を考案していく。利休の茶室に始めて向かう古田にの心情をアニメが聞くとき身震いするものを覚える。利休がカッコよすぎる。この人に多くの武人がほれ込んだのが良く分かる。痺れると言う言葉を思わず使いたくなる玄人、目利き、そしてクリエイター。なおかつ思想家ですらある。深いと思わず言ってしまう。その人間としての深さに酔いしれてしまう。

しかも声優が良い。親父声優ばかりだけど、売れっ子声優しか知らないのならこれが大物と言うものだと言いたくなる。本当の声優は15~20年ぐらい越えたあたりで磨きが出て来る。それがこの作品を見ると良く分かる。古田役の役者声優さんも中々小物っぷりが出ていて良い。この作品の主役はこのアニメの続きがあるらしいのだが、そちらで古田になるらしい。アニメの主役は文句無しに利休。古田と言うのは、利休を傍で見ている狂言回しの部分がある。

投稿 : 2012/09/24
閲覧 : 262
サンキュー:

1

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

数奇に魅せられた、ある武人

 原作は現在も読破中。
 戦国から安土桃山時代を描いた歴史ものだが、この手の作品
では大概は戦や政治の中心となる人物が主人公であったり
するが、古田織部という武将でありながら、茶道などの文化に
魅せられた男を中心に描く観点はなかなか新鮮で面白い。
 ただ、今でこそ政治と文化は基本的には別モノ(影響はある)
となっているが、この時代における茶の湯は政治とかなり
密接なものであり、茶道等の文化的ファクターを通して見る
政治史ものにもなっている。

 毎回、冒頭に「フィクションである」と明言している
ように、かなりフィクション要素が多いが、この混入具合が
個人的には非常にバランス良く絶妙に思える。なんと言うか
メチャクチャの一歩手前といった印象。人によっては「もっと
リアルに」とか、「もっとハチャメチャでもいい」とか、色々
あるでしょうが。
 フィクションと言えば、原作者の考えたフィクション以外
にも、巷で唱えられている諸説がうまく取り込まれている。
前半の山場である「本能寺の変」の原因や、後半の山場である
豊臣秀吉と千利休の確執の原因などは、未だに定説がない
だけに色々な説があり、その辺がうまく取り込まれている。

 主役の古田はかなりコミカルに描かれているが、なかなか
魅力的な男である。
 おそらく彼の熱意は武将としての道より、数奇者としての
自分に向けられているのだろうが、数奇を追求するには
それなりに金が要るわけで、その金を得るには武将としての
出世が必要。この辺の古田のジレンマがよく描かれており、
単純に「武か、数奇か」という二者択一論でないところが
奥深い。
 この作品に登場する人物は古田を始め、皆おのれの欲に実に
忠実である。欲の内容が数奇の追求だったり、武人としての
出世だったり、自分の思想を世に広めたいだったりと様々
だが。
 織田信長が舞った「敦盛」に「人間五十年」とあるように
平均寿命が今より短い時代。加えて度重なる戦により、いつ
殺されてもおかしくない状況。生きていられる期間が今より
短いゆえに、限られた人生を謳歌しようとしているように
見受けられる。
 欲と言えば、原作では性愛に対する欲も描かれていたが、
その辺は結構省かれていた。残念と言えば残念だが、あらゆる
世代が視聴できるアニメ(内容からしてターゲット層は成人だと
思うが)で、NHK作品となれば仕方ないか。

 キャストはベテランの声優さんが中心で安定した印象。
 加藤清正は元々原作のキャラが具志堅用高さんをモデルに
していたため、本人が出演するのはまあ妥当なのかなと。
声優に関しては素人であるため、かなり棒読みであったが、
この作品における加藤清正はかなり朴訥としたキャラであった
ため、それはほどひどくならずに済んだかなと。
 そして、伊達政宗の中井和哉さん。「戦国BASARA」と同じ
伊達政宗だが、この辺は狙ってやったんだろうな。こういった遊びは楽しい。

投稿 : 2012/02/12
閲覧 : 255
サンキュー:

4

ネタバレ

makkotty さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい作品に出会えた。

古田織部を学ぶ歴史アニメ。
これはフィクションにて候う。
だけど織部十作とか知らない事を知れる興味深い作品。
簡単に言うと、表情豊かな(つまり面白い顔をした)古田織部という戦国時代の武将兼茶人がまるで子供のように目を輝かせながら自分の『好き』なものを追求して行く話です。
信長、利休、秀吉、家康、それぞれが色々な形で自分の『好き』を極めたりそのために戦ったり謀略もあったりして面白いです。
 
私も古田織部のように自分の『好き』を極めて小説作りに生かそうと思っています。
そのためには何が、どのように、何で面白いとかつまらないとか心に響いたのかを判断しながら事細かに分析しつつ自分の『好き』を探してみようかな・・・と思っています。

このアニメに出てくる古田織部はダサいけど生き様がかっこよくて『数奇者』としてすごいカリスマで独特で・・・そういう何とも言えないものに私はなりたい。
と、思いながら見ていましたが・・・。
純粋に作品として面白かったです。

最終回はいつもと雰囲気が違っていた。
利休と古田織部の師弟愛を感じられてグっときた。

このアニメの利休は邪魔な権力者は謀略で全て排除で真っ黒で確かに面白いけれど決して共感できる人間では無かったです。
でも最後の最後に古田織部が介錯にやって来たときにようやくみせた他人をもてなす侘の心に深く感動しました。
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

投稿 : 2012/01/27
閲覧 : 338
サンキュー:

8

もっちょん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

投稿 : 2024/02/03
閲覧 : 2

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/08/31
閲覧 : 12

りお さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/20
閲覧 : 20

ayu さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/03/27
閲覧 : 23

poko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/31
閲覧 : 23

vzyXN69958 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/12/02
閲覧 : 22

hiro3o さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/09/24
閲覧 : 26

リモコン壊れた さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/01
閲覧 : 48

JdCfF71919 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/16
閲覧 : 52

Fenrir さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/06/10
閲覧 : 57

mallika さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 88

funamushi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/01/23
閲覧 : 60

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/08/22
閲覧 : 68

pop22 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/06/03
閲覧 : 67

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2018/03/23
閲覧 : 65

ボーア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/03/03
閲覧 : 69

エゴ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2018/02/07
閲覧 : 63

真由子 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/01/21
閲覧 : 72

kuronotuki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2018/01/05
閲覧 : 67

おみや さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/11/29
閲覧 : 68

hiroyopo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2017/11/12
閲覧 : 61
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へうげもののストーリー・あらすじ

時は戦国乱世。織田信長が今まさに天下を獲らんとするその陰に、茶の湯と物欲に魂を奪われた一人の武将がいた。
のちに数奇者として天下に名を轟かせる「古田左介(織部)」である。
「出世」と「物」、二つの欲の間で葛藤と悶絶を繰り返す日々の中、時代は大きく揺れ動く。やがて左介は「数奇者」としての天下獲りを心に決め、「へうげもの」への道をひた走る。
天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千利休から深遠な精神性を学び、戦国時代を駆け抜けた男/知られざる傑物の物語。(TVアニメ動画『へうげもの』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2011年春アニメ
制作会社
ビィートレイン
主題歌
≪OP≫IKZO『Bowl Man』、quasimode『Naghol Jumping』、☆Taku Takahashi『Ebi Sukui』≪ED≫斉藤由貴『KIZUNA』

声優・キャラクター

大倉孝二、小山力也、江原正士、田中信夫、田中秀幸、鶴見辰吾

スタッフ

原案:山田芳裕『へうげもの』、 監督:真下耕一、シリーズ構成・脚本:川崎ヒロユキ、キャラクターデザイン:津幡佳明/山下喜光、美術監督:海野よしみ、色彩設計:小島真喜子、撮影監督:堀内美咲、編集:黒澤雅之、音響監督:なかのとおる、音楽:大谷幸/cro-magnon、アニメーションプロデューサー:来本克弘、制作統括:斉藤健治/柴田裕司

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