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「C - The Money of Soul and Possibility Control(TVアニメ動画)」

総合得点
84.8
感想・評価
3613
棚に入れた
19233
ランキング
260
★★★★☆ 3.7 (3613)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.7

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C - The Money of Soul and Possibility Controlの感想・評価はどうでしたか?

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的評価 クソアニメ

ストーリー 2点 着眼点は良いが登場人物の掘り下げが薄く感じるし、バトルの描写もところどころ欠けてる
作画 10点 悪くはないが不要な演出が目立つ
声優 10点 そこそこ合っている
設定 3点 設定が不足している
音楽 10点 普通
総得点 35点
説明不足や必要な描写がなかったりと粗が目立つ作品。経済学が無知な自分でも見れたがこれははっきり言って駄作。

投稿 : 2023/08/05
閲覧 : 141
サンキュー:

1

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

OPの映像が楽しい

予備知識なしの初鑑賞。オリジナルアニメ。

ノイタミナ枠ということと、
ツノが生えた赤い女の子の絵に惹かれて鑑賞。

扱っている題材がお金ということもあり
難しいのかなと思いきや割と分かりやすかったです。

分かりやすいからこそ、
今更私が特筆する点はないかな。
今!未来!お金!どうする!みたいなお話ですw

面白かったですが2周目はなさそう。

ちなみに観るきっかけの1つとなった
ツノ付き女の子の真朱(ましゅ)は、
結論から言うと魅力的なのは見た目だけでした(・᷄֊•̀ก"
完全に個人の好みなので、推しの方にはごめんなさい。

真朱だけに限らず全体的にキャラデザはいいけど
中身の設定とか動かし方がそんなに好みじゃなくて、、


物語よりもOP映像の方が私は好きで、
こうした工夫の見られるものっていいですね。


作品タイトルについてですが、
こちらの「C」とか他の「K」とか
1文字タイトルは余程のこだわりや理由がない限り
あまり付けてほしいものではありません。

ウェブ検索なら"「C」アニメ"で引っかかるけど
サブスクで検索する時ばかりはそうはいかず、
Cという文字の含まれた作品達がズラっとw
困ったものですね( •́ω•̀ )

投稿 : 2023/07/07
閲覧 : 124
サンキュー:

9

ネタバレ

Witch さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タツノコプロらしい魅力的なヒロインと「未来を担保にお金を融資」という着眼点はよかった

【レビューNo.60】(初回登録:2023/5/20)
オリジナルアニメで2011年作品。全11話

(ストーリー)
近未来の日本。末期的な危機が叫ばれていた日本経済であったが、密かに混じる「ミダス
マネー」によって回復しつつあった。
大学生・余賀公麿の夢は平凡に暮らすこと。公務員を目指しながらアルバイトを掛け持ち
する日々。
そんな彼の元に突然現れた金融街の使者・真坂木。
「未来を担保に、ご融資させていただきます」
と言われ、多額の金が銀行口座に振り込まれる。公麿はその金に何気なく手をつけるが、
そこで公麿を待っていたのは金融街にて自身と周りの人々の未来を代償にした、ミダス
マネーの奪い合い「ディール」を強制される「アントレ」への道だった。

(評 価)
・ありがちな使い魔のバトルモノに金融要素を掛け合わせたもの
 ネタバレ的な説明になるが
 ・「アントレ」と呼ばれるプレイヤーは「アセット」という使い魔のようなものと協力
  し、ミダスマネーの奪い合い「ディール」を毎週行う義務がある。
  (ディールが行われるのは、「金融街」と呼ばれる謎の異世界で、世界に9個所存在)
  → ミダスマネーはミダス銀行が発行する黒い紙幣で、すでに現実世界に混入し経済
    の一翼を担っている。アントレには見分けがつくが、一般人には区別できない。
 {netabare}・バトルは資金力が密接に関係している。基本ルールは
  「攻撃を受けたら資金が減り、コストをかけて攻撃を当てれば資金が増える」
  なので資金か多いほど戦いは有利。
  (ただし勝利条件は総資本増加率(%)の高い方なので、小資金でも勝利可能)
 ・ミダスマネーは「自分の未来を担保に融資」されているので、ディールに敗北すると、
  その負け方に応じ、現実世界の未来に影響が出る。
  (なので有力者が大敗すると現実世界への影響が大きいため、わざと僅差の勝利で影
   響力を最小限に留めようとするアントレも存在する){/netabare}
 要約すると、物語の大筋は
 「自分の未来を担保にミダスマネーを調達し、それを元手にアセットと協力し資金を増
  やしていく」って感じですかね。
 まあゲームのライフや攻撃力等をお金で表しているイメージで、そのバトル結果が現実
 世界に影響を及ぼすところが、本作の特徴といえます。
 バトルモノとしては、普通に楽しめるという感じでしょうか。バトルシーンはスピード
 感等ありいい出来なんですが、ただアセットの能力頼みという面が強く、特筆すべき点
 がないのが難点ですかね。あと
 ・作中ではディール中アントレが負傷すると、流血するようにミダスマネーが溢れ出し、
  損失を出しているような描写がある。
 ・隠しアイテム的にアセットが株を持っていて、それをバトルの最中に売りに出して、
  一時的に資金を調達してパワーアップが図れる。
 等なんとか「金融」の色を出そうという、スタッフの努力が伺えますね。

・バトル以外にも哲学的な示唆に富み面白い
 ディールの目的は上述通り「資金を増やす」ことですが、では稼いだお金を何に使うの
 か。{netabare}ある者は自分や家族のために、またある者は「今」の弱者を救うためボランティア
 に携わったり、また「国の借金を一人で背負う男」→ 国債を稼いだミダスマネーで買
 い取り日本経済を支えてる強者なんかもいます。彼らは彼らなりの信念を持っており、
 そんな彼らと交わった公麿は何を思うのか・・・。
 公麿自身もディールで打ち負かした相手を訪ねたりと「金融街でどう生きていくのか」
 を彼なりに模索しています。
 ・「可能性が失われた未来しか残らないなら、現在がある意味がない!」
 ・「それは強いものの論理だ。遠くを見る余裕のある者の理屈だ。本当に弱い者は、
   その日、その日をもっと切実に生きている!」{/netabare}
 スタッフ的には単なるバトルモノだけでなく、こういう哲学的な内容もバランスよくや
 りたかったのかなっというのが伺えますね。

・タイトル「C」の意味
 これもネタバレ要素が強いですが
 「Calamity、Catastrophe、Chaos、Clash、Crisis、Collapse等」の頭文字からきており
 どこからもミダスマネーが調達できなくなる「市場閉鎖」を意味するようです。この状
 態に陥ると、
 {netabare}→ 金融街と共に影響範囲内にある人間や土地が「存在しなかった」ことになり消滅
  → それにより現実世界の国も消滅 → その影響が他国にもおよぶ
   (まあ早い話が「世界大恐慌」をイメージしたもの)
 ということで、これが「『C』の連鎖」と呼ばれ、終盤はこの事態に対処するために、
 「国の未来を担保に「現在」を救うために資金を調達するのか、「未来」を守るために
  それを阻止するのか((担保として失った)未来を買い戻す)」
 の選択を迫られるという展開になります。
 物語として前半は個人戦が続きますが、だんだん上述金融危機の回避やインフレ、通貨
 の信用といった国家レベルのマクロ的な話にシフトしていく感じですね。{/netabare}

・タツノコプロらしいキャラデザがかわいいヒロイン
 公麿のアセットは「真朱(ましゅ)」と呼ばれ、頭から弧を描いた角を生やした美少女
 の姿をしていて、タツノコプロらしさが出ていて、個人的にはストライクでしたね。
 ・緑色の瞳に茶色のツインテールで、敢えて「スレンダー」と言っておこうw
 ・ツンとした感じが絶妙だが、結構表情も豊かで仕草等もかわいい
 ・好奇心旺盛な性格で、カップメンが好物になったり、キスに興味を持ったりする
 ・新人のアセットらしいが、かなりの実力者で必殺技も持っている
 初めは訳が分からずパニックに陥ってる公麿を叱咤することも多かったが、次第に理解
 しあっていく過程は微笑ましいです。

個人的には「『真朱』を愛でる作品」として観ていたところがありますね。
タツノコプロも(見た目だけでなく、ツンで快活な)魅力的なヒロイン作れるじゃんw
それに「未来を担保に融資」という着眼点はかなり面白く、未来のために今何をすべきな
なのかといった、哲学的な示唆に富むシナリオ構成はなかなか見応えがあったと思います。

ただバトルの中に「金融要素」を組み込もうとした努力は評価したいですが、それが作品
独自の面白さに繋がっていない点が・・・小難しさに難色を示した方もおられるのでは。

しかし金融的な要素として「通貨の価値とは一体何なのか」を今一度問うようなテーマで
あったり、「未来を担保に資金を調達」というのは、今の赤字国債を発行し続ける日本政
府を暗揄しているのかなとも受け取れますし、「単純なバトルモノ」で終わらず、
「『お金』をテーマに、結構いろいろ考えられて作られてるな」
というのは随所に感じられたので、個人的には「良作認定」ってことで。

OP「 NICO Touches the Walls/マトリョーシカ」はOP映像と合わせ、ホント秀逸でした。
マトリョーシカの構造で「生きるために着込んだ鎧」とか「さらにちっぽけな俺の殻」とか
絶妙に歌詞で表現しているのは天才かよっとw曲もロックでバトルの高揚感を煽る感じだし。

投稿 : 2023/05/21
閲覧 : 190
サンキュー:

9

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

金と代償

生きるために必要なお金
お金を巡って命を賭けるか大切なものを失うか
非常にわかりやすい
恋愛描写は特になく、バトルと
対戦相手が主人公に負けたらなにを失って
今後どう生き抜いていくか
主人公も負けるとなにを失ったり
周りの人に影響があるか
それがわかりやすい

投稿 : 2023/05/04
閲覧 : 72
サンキュー:

1

甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

お金の両面性

自分の未来を担保にお金を得てそのお金でマッチングした相手と戦いお金を稼ぐ。
そんなゲームが行われる金融街と現実を行き来しながらストーリーは進んでいきます

お金は人を生かすも殺すも自由…
そして自分の未来は自分が思うよりも大事なものなのですね

現実世界でも簡単にお金を稼ぐなんて怪しさしかないですよね、このアニメの世界もそうです

そしてお金に取り憑かれると痛い目にあいますしお金は人を簡単に変えてしまうなと改めて感じさせてくれました

お金に対する考え方も変わりますし、未来の大事さも学べるアニメかなと思いました

ありがとうございました

投稿 : 2023/02/23
閲覧 : 122
サンキュー:

3

ネタバレ

アニメアンチの憂鬱 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

【グレートリセット】に備えろ!

アニメとしては珍しい金融に関連する作品であります。

金融関連と言っても専門用語が出てきたりして内容が難しいかと言えば、そういうわけではなく
「ディール」と呼ばれるバトルゲームの設定等についての説明不足なところが
若干あるものの話そのものを理解するのが特に難しいわけではありません。

評判も悪くなく、良作と言っていいほどの作品であるように思われます。

実際に面白いかどうかはどうあれ、是非とも見てもらいたいと思う理由は
只今絶賛開催中の【世界経済フォーラム(WEF)】通称【ダボス会議】の主要テーマ
【グレートリセット】について明確に描いているからであります。

「SDGs」や「持続可能な社会」という言葉自体は多くの人が見知っているわけありますが
それが意味するところや、如何にして「持続可能な社会」を作り出すかについて
知っている人はほとんどいません。

「新しい世界秩序」とは「古い世界秩序」を完膚なきまでにぶっ壊すことでしか
成立し得ません。

「持続可能な社会」とは【グレートリセット】なしには成り立たないものであります。

本作の【C】という現象が示唆する【グレートリセット】を理解、あるいは
そのイメージを掴んで、将来起こるであろう仕組まれた試練に立ち向かうことこそ
重要な意義があると思い、是非ともお覚悟頂きたいと願いつつ推奨する次第にございます。


※【グレートリセット】と【WEF】についてはよろしければ↓こちらも参照してみて下さい。
https://youtu.be/1MDN7LYsf9Y

https://youtu.be/CdCpIn7NpsU

{netabare}「ディール」の時間が【666】だったり、ミダスカードに【✡】が刻まれていたり
「太陽」みたいな「輪転機」の羽の数が【8】枚だったりと「金融」関連作品だけあって
「裏設定」のお約束は定石どおりにこれでもかとぶっ込みまくっている印象であります。

「拝金主儀」は【666】に由来するものでありますが、
「鳥」のようなアセットが【エンジェル】とか言い放っているのは個人的には
もの凄い「裏設定的な」ネタばらしに思えて仕方ありませんでした。

「ミダスマネー」とは要するに今現在米国の中央銀行=「FRB」や「日本銀行」などが
発行している銀行券=「不換紙幣」のことを表しているのだと考えられます。

現状の銀行券は金(=ゴールド)と交換できませんので、
結論から言えばただの紙切れでしかありません。

中央銀行は「信用創造」というある種のトリック?
錬金術によって借金を生み出すことにより
同時に資産としてのマネーを生み出します。

米国は世界最大の経済大国となりもの凄い量のマネーが市場に溢れていますが
裏から見たらそれは負債を前提にした経済であるというのが真相であります。

信用創造という錬金術により借金が増えれば増えるほど資産も増えますから
経済は回り、経済大国は経済成長を持続できます。

しかしながら、市場に信用不安が広がると信用創造の逆回転現象が起こり
資産は借金返済の方向に巻き戻されるようにして銀行により回収されていきます。

信用不安が起こるような局面では、銀行の貸し出しは抑制され金利も上昇しますので
借金してる人達の負担が増え、よって借金返済のためにあらゆる経済活動が機能してしまい
当然消費や投資も落ち込み、雇用は減り、失業者が増えて、不況になってしまいます。

不況になれば物が売れなくなり物価は下がるわけですが、もしも中央銀行が
紙幣を擦り過ぎてしまうと物価は下がらずむしろ上がってしまい
不況と物価高という二重苦の「スタグフレーション」に陥ります。

流行り病に絡む経済規制の結果、経済活動が停滞するため景気刺激策として
中央銀行は輪転機をフル回転してマネーをばら撒きましたが、あまりにばら撒き過ぎたため
米国や欧州などでは物価が異常に高騰、なので今度は物価を抑えるために金融引き締めという
急ブレーキで景気を冷やそうとしたわけであります。

景気が悪化したら収入は下がり、人々の生活が苦しくなりますが
さて、物価も同じくらい下がってくれたでしょうか?

ウクライナ紛争やその他が関連する様々な複合的要因が供給網に悪影響を及ぼし
あらゆる物資の輸送に支障が出てしまい、不景気にもかかわらず物価は下がり
難い状況にあるようであります。

「信用」に支障が出る以上のレベル水準で輪転機を回したのがそもそもの原因だったようですが
この先世界経済は打つ手なしの「スタグフレーション」に陥り、最後の悪足搔きの結果
最終的にはインフレとなって銀行券は紙クズ同然となり、従って我々の未来は
阿鼻叫喚の事態に陥ることは避けられない運命のようであります。

アニメとはフィクションでありますが、作中で暗示している【グレートリセット】は
将来起こり得るリアルの現実の事象であります。

「未来」を掴むためには中央銀行の輪転機を逆回転させるが如く
銀行券という名の「黒い紙幣(ミダスマネー)」を信用創造というシステムごと
完全リセットする必要があると本作はネタばらししているわけであります。

【C】とは1$札の裏面に刻印されたピラミッド頂点に輝く【目】=「6」=「👁」
を表しており、要するに【イルミナティ】と呼ばれる合理主義的金融マフィアの暗躍を
暗示しているものだと解釈できます。

ちなみに、ディール開始のバトルシーンでは【666】と【Θ】VS【◎】などが
画面に表示されます・・・

合理主義者は【国際金融資本】と呼ばれる【グローバルエリート】であり
【ダボス会議】の参加メンバーでありますから、
【C】が暗示する【グレートリセット】は必ず起こされるものと確信いたします。

今の基軸通貨体制が終わりに近づけば近づくほどお金の価値は下がり物価は上がります。
特に小麦など輸入に頼っている製品は益々高騰していくものと予想されます。

グレートリセットに備えてください。{/netabare}

投稿 : 2023/01/20
閲覧 : 212
サンキュー:

2

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

30倍

唐突に始まり自分の何かを賭ける対戦がはじまる。
対戦はjojo形式で、ルール説明もなく始まり、何が500万で何が一千万なのかもわからない。
なぜお金が重要なのかもわからないので、最初のノリについていけるか、世界観についていけるかどうかで見れるかどうか変わる。
個人的には世界観がしっかりしてる方が好きなので、いまいち金融が自分にはしっくりこなかった。
資産があれば強いというわけでもなく、もう少し力の基準がわかりやすければいいのだけど、結局わからなかった。
ただ現在のために戦うか未来のために戦うのかという所は面白く、サクサク見れる。

100点中75点

投稿 : 2022/12/03
閲覧 : 113
サンキュー:

1

ネタバレ

秋川 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やっぱ難しい内容だった(2週目)

途中までは面白かった
クライマックスのラスト4話が分かりづらい(特に最終回)。説明不足だと思いました。Cや輪転機などの設定の説明不足で佐藤が何を言ってるのか分からなかった。
でも僕も公磨と同意見で現在よりも未来派なのでそこは満足でした。

でも1話から7話までは面倒な設定が出てくる前なので楽しめました。
公磨が江原や千ノ座にディールで勝った後に現実世界で敗者の元を訪れるシーンが好きです。金融街でのディールの結果が、現実に反映されるのはスケールでかくて良かったです。
そんな敗者の姿を見て、自分は勝ち続けるべきなのかどうか葛藤する主人公も良いシーンだと思います。

僕はディールを期待してCを見返そうと思ったんですけど、ディールの描写の割合は低かったです。公磨の葛藤や現在未来とかそういう話がメインでした。
最初は苦戦するものの、マシュが強すぎてディールが呆気なく終わるのは残念でした。
でも途中までは面白かったです。

投稿 : 2022/08/27
閲覧 : 192
サンキュー:

1

LgRYd18895 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

隠れた名作 知名度は同じ時間帯のアニメが強過ぎた

リアタイ勢だがこの作品は本当に面白かった
ただ問題としては全く同時刻にシュタインズゲートが放送されてまさにアニメ全盛期だったのでまだ配信もほぼなく録画が面倒な時代のため知名度が絶妙
この作品自体の欠点はやはり1クールに収めるのは設定ストーリーが重厚過ぎたことで後半は駆け足感があったし何よりもっと長くこの魅力的か世界を見たかったという想いもある
OPもEDも素敵でシュタゲと同時刻でなければもっと名作として世に知られていたと思う

世界観設定やキャラ個人の設定や技名、キャラ名などに金融用語が使われておりストーリーとマッチしているので調べて見るとより面白さが増す
初回特典にはキャラの独白が収録されておりより世界観を知るのに役立ち毎話EDにコードが出てきて文章が出たりゲームと連動してたりとても挑戦的な作品
リアル金融知識があるとなるほどと思える

投稿 : 2022/07/26
閲覧 : 305
サンキュー:

1

300円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

勿体ない

設 定:面白い
キャラ:そこそこ
O P:カッコいい(かなりのセンス)
内 容:引き込まれる
主 役:うじうじ
ラスト:うーん(往年のハリウッド映画を意識し過ぎ)。もう少し、オリジナリティを大切にして欲しかった。

投稿 : 2021/06/28
閲覧 : 443
サンキュー:

1

ネタバレ

ふかざわ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

おもしろさがわからなかった

私的にはギルティクラウンによく似た
「これほど面白くなりそうな要素がありながらシナリオで台無しにした作品」の筆頭格の1つ。

物語について「最初は得ていなかった何かを最後は得る」と思っている(これはバットエンドでも同じだと思っている)ので主人公が得たものが何だったのかいまいち納得いかなかった。

投稿 : 2021/06/27
閲覧 : 517
サンキュー:

1

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

中二臭さがちょうどいい!笑

私は中二病的な世界観、展開は大好物なので好きな始まり方でした。
開始5分で視聴継続決定笑

いやまって、これから世界がどうにかなるって時にラブコメ入らないで・・・

設定は未来を担保にお金を借りて、週に1回バトルをする。
金融街の世界と現実世界が干渉しあうので(様々な理由で)、現実世界の今を守るのか未来を守るのかみたいな話。

設定はすごい魅力的なんだけど、これって金融設定あんまりいらんことない??
アセットとか金融用語使ってるけど、ただの記号として受け取るのがよさそう。
会計学的に考えるとおかしくね?ってなるので・・・
設定はいいのに生かし切れてなくてもったいないなあという感じ。

投稿 : 2021/04/29
閲覧 : 294
サンキュー:

1

lcXEE65136 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

久々に色々酷い。

世界観も無茶苦茶だし、明らかに説明不足の部分が多々あって話しについてけない。
キャラも目的意識がない動きが多く何がなんやら・・・。

投稿 : 2020/12/09
閲覧 : 546
サンキュー:

2

ネタバレ

ファースト さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

隠れた良作

あまり知られていないように感じる作品だが、「金」をテーマとし、独特の世界観を作り上げており、個人的に1話の時点ですでに好感触で、全話通して観て、なかなか面白いと思った。類似するような作品が思い浮かばないような独創性があり、ヒロインのキャラに声優の戸松遥さんがよく似合っているだと感じた。

投稿 : 2020/11/22
閲覧 : 472
サンキュー:

3

ネタバレ

Fanatic さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

経済×バトルの着想は面白いけれど、上手く落とし込めていない印象

竜の子プロ制作、監督は「ガッチャマンクラウズ」と同じ、中村健治さん。
ノイタミナ枠らしい尖った設定ですが、内容は、簡単に言えば単純なバトルもの。
経済関連の設定がいろいろと肉付けされてはいますが、そこはあまり考えなくても良いんじゃない?という結論に達しました。

私自身、株を何銘柄か保有していて(優待目的の現物取引なので、資産運用と呼べるほどのものでもないですが)、その関連でラジオ日経などもよく聴いているので、多少は経済単語に馴染んでいるつもりですが、この作品に経済の概念が上手く落とし込まれているとは思えませんでした。

未来を担保にして戦う、という設定は、恐らく日本の膨大な赤字国債のメタファーかと思います。
ミダスマネーという闇のお金が世界に出回り、すでにそれ無しでは経済が立ち行かなくなっている世界。普通の人は区別がつかないんですが、とあるきっかけでミダスマネーが見えるようになるくだりはなかなか不気味で面白かったです。
最終的に、未来を担保にすることをネガティブに捉えていることから、赤字国債=悪という前提に基づいたプロットなのかな。

ただし、現実世界の報道では、赤字国債のGDP比の計算方法が国によってばらつきがあることに触れられていなかったり、債務額だけがクローズアップされて債権額が話題にならなかったりと、かなり偏向が見られます。
国の借金の問題は、一面的に捉えて善悪を論じられるほど単純なものではありません。
そんな難しいテーマを、本作はかなりデフォルメして見せているので、視聴者もそれほど小難しく考える必要はないと思います。

経済用語もいろいろ出てきますが、本来の意味は下記の通り。

アントレプレナー=起業家
アセット=資産
ディール=取引
フレーション=インフレーションの語尾。単独で使われることは殆どありません

これを本編では、アントレプレナー、つまりバトルプレーヤーみたいなものになった人たちが、アセットと呼ばれる分身を操ってディール(バトル)するお話、としているわけです。
フレーションとは、アセットが使う技のことですね。
アセットはアントレプレナーの未来の具現化みたいなことが言われてますが、主人公のアセットがどうして美少女(声:戸松遥さん)だったのか、最後まで分かりませんでした。

ともあれ、普通のバトルアニメに使われる単語を、それっぽく経済用語に置き換えただけで、現実のアセットマネジメントとの関連性は希薄です。

個人的には、「ハゲタカ」や「半沢直樹」のようなマネーゲーム系の話は好物なので、例えばチャートやファンダメンタルを参考に投資やトレードを繰り返し、キャピタルゲインを稼いだり、時にはロスカットをしたり……みたいな概念をバトル物に落とし込んだものを期待していたんですが、正直肩透かしでした。

ディールの結果によって自分の保有する株価が値上がりしたり、負けたと思ったけど空売りで儲けましたー!みたいな戦略があると、もっとそれっぽくなった気がします。

で、普通のバトル物として本作を観てどうかというと、特に目新しい内容でもありません。
アントレプレナー同士のディール結果によって資金の移動はありますが、ルール設定や現実世界への影響など、関連性があやふやで雰囲気で押し切っている印象。

ただ、テンポは非常に良く、中弛みもほとんどないので、観始めれば一気に完走できる勢いもあります。
経済云々の設定を度外視すれば、まあまあ、つまらなくはないかな、という感じ。

未来を担保にして戦うという設定はなかなか面白かったので、経済用語などで下手に小難しい印象を与えず、ディーラーたちの光と影、明と暗、喜怒哀楽に焦点を絞って作った方が、テーマは伝わりやすかったんじゃないなぁと思います。
着想は面白かったけど、上手く消化できていない印象でした。

ラストは、{netabare}日本が改変され、ドルが通貨として流通している社会に。
恐らく経済破綻した後の光景を描いているのだと思います。
にも関わらず、そこに描かれた日本人は、どこか幸せそうにも見えます。

でも、本当に円の価値が一夜にして暴落するようなことがあれば、あんな風に笑顔で過ごせる日本人がどれだけ残ってるかな?と、ちょっと考えさせられました。{/netabare}

投稿 : 2020/11/15
閲覧 : 417
サンキュー:

3

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

150年前と今の共通点

日本は、財政を国債に依存してます。
仮に国債を買ってくれる機関投資家や人がいなくなったら、どうなるのでしょうか。
明治政府みたいに、裏づけの無い政府紙幣(ゲルマン紙幣)を発行するんでしょうか。
アニメを見終わったあと、深く考えさせられました。

投稿 : 2020/09/29
閲覧 : 290
サンキュー:

3

vivi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

期待は禁物…箸休め程度に楽しむ!

設定が尖っているけどそれを細かな設定、戦闘に落とし切れていない点が残念。金融、数字といった数学的設定なのにも関わらず、それに伴う設定を論理的に落とし切れていないのが期待はずれかもしれない。11話という短い時間で表すのは難しいかもしれないけど1話くらいかけて戦闘の駆け引きについてウンチクを語って欲しかった。戦闘のアクション的駆け引きとブレインゲーム的な知能戦の両方をそれぞれ形にしてあったらもっと面白かった。

あにこれの総合得点を知った上での視聴だったため期待しすぎてしまったかもしれない。感覚的にはあにこれで70点前半代あればいいかなという印象。

とはいえテンポよく見れて、一応話がまとまっているので箸休め程度にそこまで期待せずにのんびり観たら楽しめるとは思います。

投稿 : 2020/07/28
閲覧 : 370
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4

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こう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

我々の世界のメタファーとして見ると面白い

金融世界のメタファーとして見ると
・人間は自分自身という自己資本(BS貸方)とそれが現在から未来に渡り生み出す価値=作中で言う未来(BS借方)を持っている。
・未来を担保に借金(BS貸方)をして資本主義社会を戦う元手=作中で言うミダスマネー及びアセット(BS借方)を得ることができる。
・資本主義社会の参加者は用意した元手を武器に競争する。勝者は敗者からお金を奪う。敗者は自己破産し世界から落伍、未来を奪われる(この言い方は語弊がありますがここではそう言っておきます)=作中では担保である未来を債権者であるミダス銀行に奪われ経済的人的心理的その他諸々含めた未来が消滅する。
・銀行の信用創造が経済をデカくし支えている=作中ではミダス銀行の信用創造無しでは世界経済が立ち行かなくなっている。
こんな感じでしょうか。
ただ、ミダス銀行は破産した人に加えて破産には至らない程度に戦いに負けた人からも未来を奪ってる点でより「悪者」っぽく脚色されてるようにも見えますけどね。。

あと今vs未来という構図自体はなかなか面白いと思いました。
ただ我々の世界では未来を描くことから始めてそのあとは今に集中せよ!って言説が一般的で。その通りだと思いますし正直三國の思想には共感できませんでした。。

二つツッコミを入れましたが、総じて構図が面白い作品だと思います。
2クール使ってじっくり上手く見せてくれたらもっと良い作品になったのにって感じです。

投稿 : 2020/07/26
閲覧 : 243
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2

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ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

個人的神クール2011春アニメ14作目

ノイタミナだからか少し過大評価されていた作品です。
まぁ早い話ギャンブルとゆーかゲームとゆうか内容は多少難しことを絡めて行こうとしてたのだろうが 時間がなかったのか作りこめなかったのかかなり薄い作品になってます。 まぁそれでも最後まで見れるごく普通な感じのアニメなので可もなく不可もあまりないかんじの作品でした。

投稿 : 2020/06/25
閲覧 : 292
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5

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hyoi さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 1.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

最終回が酷かった…

正直、タイトルの通り最終回が酷いアニメだった。
それ以外でも、話が難しく、結構ついていくのでやっとだった感じ。
よくアニメで話は難しくても、何となく理解できるアニメはよく見るが、ここまで話がよくわからなかったアニメは逆に珍しかった…
まぁ正直あまり好きじゃなかった…

投稿 : 2020/06/10
閲覧 : 416
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3

種馬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

設定が面白い!1話観れば判断できます!

話の着想と世界観の設定はA級に面白かった。

ストーリー展開はシンプルな割に表現が奇抜(笑)

序盤からの期待に少し応えきれなかった中、後半。
ちょっと残念。
11話にまとめるには勿体ないストーリー。
奇抜さを捨てて2クール王道で、構成をもっと作り込まんでいれば、なかなかの名作になりえたのではないだろうか。

とはいえ一定の評価には値する作品だと思います。

投稿 : 2020/05/23
閲覧 : 302
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3

「な」 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ジャンプにありそう

未来を担保にして金を調達する金融街という裏社会(異世界)のお話。
現在を救うためには未来を犠牲にして資金を使わなきゃいけないし、逆に未来を救うためには現在を切り捨てなきゃいけない。
そういうジレンマに立ち向かう人々を描いた作品。

金融街に招待された人間はアントレと呼ばれ、自分の資金(未来)がアセットというキャラクターとして目の前に現れ、共に戦闘を行う。戦いに負けると、資金(未来)を失い、いたはずの人間がいなくなる(担保にしていた未来が失われた)など現実世界でも悪影響が及ぶ。

公麿(主人公)
主人公はジャンプにいそうな熱血系主人公。実質不死身で傷も直ぐに回復するアセットに大丈夫?ってめっちゃ聞く。
明るい未来を求める故、未来を担保にする金融街には否定的。
『未来>現実』

三國さん(ライバル)
金融街のマネーで多額の財産を築く。日本の金融街のドン。
妹を病気で失くす。その経験から「世の中には未来の無い人間だっている。だから現実を守るために生きる」みたいな考え。現実の危機を救うためには躊躇無く未来を切り捨てる。その結果何人の未来が失われようとも。
『現実>未来』

といった感じに主人公とライバルが対照的なんだけど、どちらも幸せを願っている。その形が違うだけ。設定はメチャ面白い!

なんだけどキャラの魅力が弱い。三國さんはともかく、他のキャラ(主人公を含め)の魅力がほぼ無い。というか主人公と三國さんの描写が多すぎて描かれてない。
そのせいで脇キャラの破綻したことによる心情の落差があまり感じられず、つまらん。というか「破綻しても自分の責任だししょうがない。(主人公に対して)気にするな!」というスタンスの奴しかいないせいでそもそも落差が無い。
主人公については未来を守るたいう名目はあるものの、深い理念があまり感じられず、三國さんという悪を倒すだけの形式的な正義の主人公に成り下がっている。
自分が負かした相手を現実で見てショックを受けることはあっても、そこから何か考えが変わる…なんてことがほぼほぼ無い。招待された時から金融街に対して否定的なのがあまり良くないかな。変化が無い。

キャラの回想なり描写なりが明らかに足りないし、説明不足な点が多すぎる。
1クールじゃなくて2クールくらいでゆっくり進めた方が感情移入もできて良かったのでは?

総じてこの話はキャラの変化を見るアニメではなく、未来とは?幸せとは?みたいな問いについての啓蒙アニメになっている。(バビロンみたいな)
なんで時間があって、考えるのが好きな人は見てみてください。
純粋に物語を楽しみたい人にはオススメしません。

投稿 : 2020/05/12
閲覧 : 257
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かった

珍しい設定のストーリーだったが、上手く作られていた作品だった。ノイタミナの作品は珍しく面白い作品が多い。アニメ好きな人にオススメ。

投稿 : 2020/05/07
閲覧 : 266
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ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今を守って未来を守るか、未来を守って今を守るか

序盤 あぁ

中盤 おぉ

終盤 なるほどね

この話はとある貧乏大学生に金が振り込まれていた話
ジャンルは主人公強・モンスター・株・お金
別にスマホは落としてませんし、なんならガラケーすらもっていない主人公君です。
さて副題で察して欲しいのですが直訳すると「魂と可能性を制御する金」。まぁそういうことです。 {netabare}未来を担保にミダスマネーという架空の金を現実にしてしまう{/netabare}というものすごく恐ろしいことをやっています(よね?)。しかしバレなければどうということは...ないですよね?ごめんなさい私お金の管理が苦手なうえに経済かなり苦手でして...逆に札束を多く流通させたら金の価値が下がって経済が悪くなるんじゃないの?本当にアホな疑問でごめんなさい
さて苦手の経済の話はやめて作品の話をしましょう。
内容です。序盤の導入はちょっと無理があるものかなって。たとえるなら背中のブースターを勢いよく噴射したけど急にしすぎたせいで頭が追い付いてない...的な?物語が進む関係で一応展開は理解できますが、過程を跳びすぎたのかな、という印象です。しかし、その勢いの良さがこの作品の不条理さ、この作品のテーマの一つである「金に関する優劣」を強調してるのです。中盤では担保にかけた「未来」をテーマにしています。そして同時に「現在」も同時に相手しています。言っていることがめちゃくちゃですが、実際視聴してみるとかなり面白い構造となっています。終盤で今度は「現在」と「未来」の比較がなされています。ここでも「金に関する優劣」「人生の不条理」に触れています。徐々に扱うテーマを増やし、終盤で大きく扱うという構造は素晴らしいものですね
作品全体のテーマとしては「金」というより「未来」のほうが大きいと思います。そしてかなりテーマとしては良いものでもあると思います。先ほども言った通り、「序盤のとんだ導入」と「中盤の未来を奪われるという展開」で「人生の理不尽さ」を暗示し、その理不尽さの象徴として「貧富の優劣」。金に困っているものの言うことが信用されなかったり、客から雑にされたり。世の中金だけじゃないとよく言いますが、金があれば世の中は渡れます。金以外のやり方を知らない者にとっては金がすべてなのです。その金を欲する現在とそれによって奪われる未来。それが第三のテーマ「未来と現在」(あえて未来を先にしました。)
三國さんの言うことも正しいのでしょう。{netabare}現在を守らなければ未来もない。 {netabare}妹さんとの経験からそういう思考になったのでしょう。「私にはね。明日ってのがないんだよ」と言われたときはさぞ世の中を恨んだでしょう。{/netabare}そんな世の中を恨んだ三國さんは現在さえ守れれば良いと思考に変わってしまいます。それは危険な思想で一見未来を守っているようですが、それは近い未来しか守っていません。長い目で見た際では破滅します。しかし三國さんはそれでいいのかもしれません。「明日」さえくればいいのですから。{/netabare}
対して主人公、余賀君の最終的な意見は {netabare}「未来を救う」正確に言うなら未来の可能性を捨てさせない、ですね。もちろん現実をすてるつもりはサラサラないのでしょうが、どうしても極端な受け取り方をしてしまいそうな主張ですね。未来に可能性を託し、自分ではなく他人の幸せを願い、自分がいない世界での平和を望む。そんな利他的にもほどがある主張は利己的な現代人類にとっては難しいかもしれません。が本来生物は自分が死ぬと分かっていながらも子孫繁栄に尽力するものなのです。産卵の養分となるために食われるオスや海から川へ無理やりのぼり例え肉が裂け骨が砕けようとも卵を産もうとする魚など、利他にもほどがある生物がそこら中にごまんといます。作品の中でも人助けや自分の特にならない国債の購入(この時の「国民を助けるためだけに莫大な金を国債につぎ込んでいると?」と聞いた秘書は利己的な現代日本の象徴ですね)したりしているのにも関わず本質はなにも変わらない。つまり未来を守ろうという考えは何も間違っちゃないのです。だからと言って利己的な考えはダメだ、という証拠もありません。昔、私は先生に「どうして人を殺してはダメなのですか?」と聞きました。そうすると先生は「自分が殺されたくないからですよ」と教えてくれました。実際そうなのです。利己的な集合体こそが正義だったりするのです。{/netabare}
この作品の物語を評価するというよりは作品に込められた意味を考える方がこの作品を楽しめるのかもしれません。何度も言いますが面白いというより作品の存在自体が素晴らしいのです。かなり細かいとこまでテーマが組み込まれています。注意して視聴しましょう
キャラに関してですが、主人公の考え的にはいいかもしれませんが、序盤のヘタレ感がすごかったなという印象です。それ以外のキャラは割と好印象です
あとこの作品、演出がとても良いです。場面が変わるタイミング、描写、暗喩表現。特に4.8話はよかったです。

監督は中村健治さん。初の監督だそうですが、素晴らしいですね。今作はオリジナルアニメなので恐らくテーマはこの方が作ったのかな?素晴らしい
シリーズ構成は高木登さん。バッカーノやデュラララのシリーズ構成を担当した方ですね
キャラデザはmebaeさん。キャラデザは二回目だそうですが、あまり主人公のキャラデザはすきじゃありません。
劇伴は岩崎琢さん。グレンラガンやソウルイーターの劇判を担当した方ですね
アニメ制作は竜の子プロダクションさん。超王手アニメ制作者ですね。いうまでもない。丁寧な戦闘シーンと日常シーンでしたね

作画は普通でしたが主人公のキャラデザがあまり好みじゃないのが残念。
opは光村龍哉さん作詞、坂倉心悟さん作曲、ナルトEDを担当したことのあるNICO Touches the Wallsさん編曲歌唱の「マトリョーシカ」
edは内村友美さん作詞、School Food Punishmentさんと江口亮さん作曲、江口亮さん編曲、東のエデンedを歌ったSchool Food Punishmentさん歌唱の「RPG」
声優さんは良かったです。主人公役の内山昂輝さんもさることながらマシュちゃん役の戸松遥さんも素晴らしかったです

総合評価 テーマが良いから見ても損はない

投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 476
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9

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

中だるみする回か一回もなかった
ストーリー展開にスピード感があってとても良かった

投稿 : 2020/03/02
閲覧 : 394
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2

ネタバレ

moti さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

コロナショック

コロナショックになりつつある今、感慨深いものがありますよ。
おすすめです。

投稿 : 2020/03/01
閲覧 : 213
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1

ゆっこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

なんか、置いてけぼり食らった感が・・・。

世界観もカードバトル(というかマネーバトル?)も設定も、いろいろ説明が簡単にされ過ぎて、ちょっとついていけなかった、。ヒロインも魅力無かったし。
金融系の重いストーリーにカードバトルを組み合わせたようだが、自分には合わなかった。巌窟王を連想させる雰囲気だった。

投稿 : 2020/02/13
閲覧 : 266
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2

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

金融街でお金をかけてバトルする話

ノイタミナで放送されていた作品。
タツノコプロが制作しました。
なんだかとにかくお金、経済の事が出てくる話です。
主人公の大学生・余賀公麿がある日謎の男・真坂木に金融街に招待されて強制的にお金を賭けるバトル「ディール」をする「アントレプレナー」として戦っていく話です。

なんかお金や経済の話が出てきて、難しいけど、バトルはカッコよかった。
あと、公麿のパートナーの真朱(ましゅ)も可愛かった。

投稿 : 2020/01/30
閲覧 : 323
サンキュー:

7

ガイヒラ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

惜しい

オリジナルアニメ。あと少しで名作になれた気がする。悪くないけど物足りない。残念。

投稿 : 2019/12/25
閲覧 : 255
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1

70366 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

面白くないわけじゃないんだけど、明らかに何かが足らない。

投稿 : 2019/12/23
閲覧 : 217
サンキュー:

1

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C - The Money of Soul and Possibility Controlのストーリー・あらすじ

余賀公麿(よがきみまろ)は都内の経済学部に通う大学生。彼の夢は平凡に暮らすこと。公務員になりマイホームを持つこと。そんなある日、ミダス銀行の真坂木と名乗る、怪しい男が公麿の前に現れる。「あなたの未来の可能性を担保に、お金をお貸します。そのお金を、あなたの才覚で運用してみませんか?」と誘う真坂木。戸惑い恐れながらも、うながされるまま、真坂木に案内されてたどり着いたところ… それが“金融街”だった。ノイタミナほかにて完全オリジナル作品『C』放送開始!(TVアニメ動画『C - The Money of Soul and Possibility Control』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2011年春アニメ
制作会社
タツノコプロ
主題歌
≪OP≫NICO Touches the Walls『マトリョーシカ』≪ED≫school food punishment『RPG』

声優・キャラクター

内山昂輝、戸松遥、櫻井孝宏、三ツ矢雄二、細見大輔、後藤沙緒里、牧野由依、浅野まゆみ

スタッフ

監督:中村健治、副監督:松尾慎、シリーズ構成・脚本:高木登、キャラクターデザイン:mebae、アニメーションキャラクターデザイン:橋本敬史、コンセプチュアルデザイン:さとうけいいち、演出協力:地岡公俊、美術監督:西俊樹、美術設定:谷内優穂、CGディレクター:サトウユーゾー、色彩設計:永井留美子、撮影監督:髙橋賢司、編集:西山茂、音楽:岩崎琢、音響監督:長崎行男、音響制作:マイルストーン音楽出版

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