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「蛍火の杜へ(アニメ映画)」

総合得点
80.6
感想・評価
1069
棚に入れた
5190
ランキング
437
★★★★☆ 4.0 (1069)
物語
4.2
作画
4.1
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
4.0

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蛍火の杜への感想・評価はどうでしたか?

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

せつない…

あっという間に終わってしまった。
夏目友人帳が見たくなる作品でした。

投稿 : 2013/03/27
閲覧 : 210
ネタバレ

るぅるぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

夏目友人帳が観たくなるね。

夏目友人帳は、まだ観ていませんが、世界観が伝わってくる本作を切欠に観たくなりましたね。

作品タイトルがわかりやすく蛍火、夏の季語を表し杜は森と同じ意味もあり、神社の「鎮守の森」や「ご神木」を示すことも含まれます。
幻想的な森のイメージを崩さない雰囲気・音楽はとても癒されます。

夏の森を舞台に蛍とギンの関係の先にある、1つの恋の形を感じて下さい。

お面の中で、どんな顔をしているのか想像させる見せ方は巧いですね。
{netabare}
ギンは蛍を興味から愛情、恋へと変わる瞬間、彼は満たされ
たから、最後シーン祭りの誰ともわからない者へ、ふと手を出してしまった、蛍と居ることで幸せと感じ、いつ消えても良かったのかもしれないね。
触れたいけど触れない距離は変わらないのだから。

消え逝くなかで、好きと伝える想いは、蛍の気持ちが救われると同時に報われることはない気持ちがあふれて来る。 

それでも蛍は毎年、森に行くのだろう。
ギンへの想いを忘れない為に・・・。{/netabare}

蛍・ギン視点で2回観るとなお心が切なく・愛おしい作品になります。
45分というのが見易さのポイントかもしれないですね。

投稿 : 2013/03/19
閲覧 : 301
サンキュー:

25

こいたく さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い

人間に触れられると消えてしまう妖怪、ギンと、一人の少女が紡ぐ、儚い恋の物語。
映画としても短い部類の一時間アニメ。
少ない時間ですが、深く感情移入ができ、最後はかなり切ない気持ちになれます。
たいして時間も消費しないし、見て損は無いので、是非。

投稿 : 2013/03/09
閲覧 : 249
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

夏を見ていた

ある夏の日、蛍は、森に迷い人の姿をした妖怪ギンと出会います。ギンは、人間に触れると消えてしまう妖怪でした。蛍は、毎年夏になるとギンのもとを訪れるようになりました。

ここまで読んでもらえれば、結末は見えてしまうかもしれませんがつまりそういう話です。

原作は少女マンガらしいですね。映画で上映時間は44分だそうです。

人間に触れてはいけなくなった経緯とか、森の妖怪のギンへの接し方など夏目友人帳の作者らしく切なくもあたたかい物語です。作画というかキャラデザは、淡泊というかあっさりしていながらとてもかわいらしいものでした。雰囲気に合っています。個人的には、夏と田舎の相性も最高です。

夏には会える、夏にしか会えないという切なさも会えた時の喜びもしっかり感じることができました。

二人の結末はやはりという感じでしたが、問題はそこじゃあないのかな。とりあえず、一度はみてほしい作品です。おすすめです。

投稿 : 2013/03/07
閲覧 : 197

チカチカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

切ない

ふれたいけど、ふれられないって
切ない。

見終わったら、大切な人のことを
考えちゃいました。

投稿 : 2013/03/02
閲覧 : 226
サンキュー:

3

ネタバレ

いのりん♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ギンのお面ほしいぃ〜

最後、じーーーーーーんとしちゃった(ウルっ)

まずまず〜
夏目のようなお話が好きなので、同作者「緑川ゆき」さんということで視聴。

映画なのに1時間足らずだから、
「物足りない感」と「物語の儚さ」が合わさって
視聴後、軽くボーーーーッとします(笑)



主人公

ギン。
元はヒトの子だけど、消え行く命を妖に助けられ、
山神さまが命をつないでくれて生き続けている。
ヒトに触れられると消えてしまう。。青年。

ホタル。
ヒトの子。6歳?の夏、田舎のおじいちゃんちの裏山でギンに逢ってから
毎年、ギンの元を訪れる。

ホタルが大人になるまでの過程がとても上手に描かれていて、
こどもから大人になっていく、心情の変化。
こどもなのに、妙にしっかりした言動だったり、
「THE女の子!」っていうのがスゴく伝わる。
思春期になると逢えない冬もギンのことを考えてしまったり。。。
ただ遊んでくれるお兄ちゃん的存在だったのが
自分でもわからないうちに恋に変わってる〜みたいなとことか
じんわり。

でも、フツーの恋愛ではないから、
ギンに触れられないもどかしさや、
夢みたいにフワフワした思い出が
ステキな情景とともに儚げに描かれてるところとか、
ホントじんわり。好きだわゎ〜。。。

触れないから、枝や手ぬぐい伝えに手をつなぐシーンとか、
「触らなきゃいんだよね」って
ギンのお面を取ろうとするシーンも好き☆

最後、よその子供を触ってしまってギンが消え行く時、
ギンも「これでやっと触れられる〜」って
ホタルも胸に飛び込んでいくケド、

あれギュッってできない前に
(ホタルはギンを抱きしめる感覚を味わえないまま)
ギンは逝ってしまったよね、、、
もっとぎゅーしたり、見つめ合ったりしたかっただろうに(悲;)
あの儚い終わり方も見せ所だったんだろうな。。。とか

その後のホタルが、吹っ切れて将来へ進んでいるシーンは、
ちゃんとギンとの思い出を胸にしまって、
ちゃんと未来へ歩き出している。。。っていう
スッとホタルに日が射してるような明るさと強さを感じられて、
ギンとの何年ものやりとりの中で
精神的にもとてもたくましくなっていたんだな。。。
とも感じました。

とにかく良いよ。

じつは、レビュー書こうと思って改めて視聴したの。3回目。
これはふとした時に何度でも見返したい作品。。。

投稿 : 2013/02/22
閲覧 : 241
サンキュー:

4

あっか さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動しました

感動して泣けてきました。

投稿 : 2013/02/18
閲覧 : 259
サンキュー:

1

MAYUC〜 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

短いけど!!

1時間にもみたないアニメだけど
十分に満足できた♪
心温まるような、かといって
切ないというか、なんというか...
とにかくキューンとさせられた!!
見れてよかったです^^

投稿 : 2013/02/15
閲覧 : 313
サンキュー:

2

シロナ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

温かくなる

「夏目友人帳」のスタッフが贈る45分程の中編ストーリーです。

祖父の家に遊びに来た女の子の蛍が妖怪が出ると言われている森に迷い込み、そこで人に触れられると消えてしまうという少年の姿をしたギンと出会います。

絵も音楽もとても綺麗で、ラストは涙が止まりませんでした。切ないけれど、気持ちが温かくなりました。

ギンと蛍が出会うことができてよかったです。毎年遊びに来る蛍を待っているギンはどんな気持ちだったのかなと思うとまたちょっと切なくなりました。

45分程の話なので思ってたよりも短く、もっと見たいと思いました。夏目友人帳が好きな人には是非見てもらいたい作品です!

投稿 : 2013/01/31
閲覧 : 230
サンキュー:

11

Tuna560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『蛍火の杜へ』作品紹介と総評

『夏目友人帳』スタッフが贈る、44分ほどの中編作品。

(あらすじ)
祖父の家へ遊びに来ていた6歳の少女・竹川蛍は、妖怪が住むという山神の森に迷い込み、人の姿をしたこの森に住む者・ギンと出会う。人に触れられると消えてしまうというギンに助けられ、森を出ることができた蛍は、それから毎年夏ごとにギンの元を訪れるようになる。(wikipedia参照)

本サイトのチャットで薦められた作品で、『夏目友人帳』は好きな作品でもあったので、早速拝見しました。

物語自体はいたってシンプルな純愛物でしたが、今まで見た作品の中で「最もプラットニックな純愛」作品でした。

「好きな人に触れられる」ということが、どんなに愛おしいことで、どんなに素敵なことなのかを再認識させてくれました。
短い作品だからといって、侮るべからず。

投稿 : 2013/01/24
閲覧 : 330
サンキュー:

22

ネタバレ

ものぽらいざ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

蛍の光のような夏の恋

「夏目友人帳」のスタッフが贈る妖怪と少女の恋物語。

スタッフだけでなく、できれば声優もと思ったけど、作品の雰囲気にぴったりだった。

EDも物語を気持ちよく浸らせる曲で良かった。

{netabare}
人に触れたら消滅してしまう妖怪ギンと夏だけしか会うことができない逢瀬は、まさに蛍火のような恋。

ギンが蛍にお面を被せて、お面の上から自ら口づけをした時から消滅してでも抱きしめたいとお互いに感じていた。

だからこそ、最後に微笑みながら抱きしめ合うことができた。

人としての幸せな最後を迎えるために、山神様が人に触れたら消滅してしまうようにしたと考えても、切なくてやるせない気持ちの方が強くなる。
{/netabare}

投稿 : 2013/01/18
閲覧 : 189
サンキュー:

10

ネタバレ

優馬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いく夏を超えて恋を重ねていった二人の愛と別れの話 

原作は夏目友人帳でおなじみの緑川ゆきの漫画作品

小学生の夏休みに祖父の田舎ですごしていた蛍は、裏山の奥に入ってしまい迷ってしまった。

1人森の中で泣いていると男の子がやってきた。
彼は人間ではないというのだがどう見ても人にしか見えない。
しかし人にさわってしまうと消えてしまうという
子供の頃の蛍はそれをにわかに信じられず隙があればさわってみようと思っていた。

そんなやんちゃな蛍をきちんと杜の外へ送り届けてくれた。
別れ際に少年の名前を聞くと「ギン」とだけ答えてくれた。

そこから蛍とギンの夏の物語が繰り返されていく
毎年蛍は夏休みになるとギンに会いに行くことにした。
ギンもそれを待っていてくれた。

最初は女の子だった蛍もやがては中学になり高校になる
人の女性の成長は早い
子供だと思っていた彼女はすでに女性になっていた。

ギンはほとんど成長しない。
蛍はやがてはギンを追い越し、長い時の流れの中で別れが生じることを理解していた。

しかし、その別れのときが来るまでは一緒にいたいと願うようになっていた。

一方ギンも蛍に対する想いが大きくなっていく
夏だけというのも待てないほど、いとおしいと感じるほどに。

蛍も日々の中でギンのことを考えることが多くなってきた。

やがてギンが自分の話しをしてくれた
妖怪ではなくこの森に捨てられた人間の赤ん坊・・・

杜の神様の力で生かしてくれているとはいえ、
それは成仏できない霊のようなものでしかなかった。

だから本当に生きている人間にさわると消えてしまう
そんなギンに蛍はどんどん惹かれていくのだった。

高校を卒業したらここへ就職して、そうしたらもっとたくさん会える・・・・夏だけじゃなくて

そんな高校最後の夏の出来事

初めての夏祭りへ行こうと誘うギン

二人で祭りにでかけていく・・・ギンは言う「これはデートだよ」蛍は初めての祭りの経験というだけでなく、ギンとのデートを本当に楽しんでいた。

ギンはいつもかぶっている狐面を蛍に渡し、狐面をかぶらせた蛍にキスをする 「それをあげるよ」

触れられないまでも、お互いを大切に思う気持ちが痛いほど伝わってくる。

祭りも終わり二人が帰っていく中
その二人を追い越して走り去ろうとする子供がふたり

祭りは夜中である
そこに人がいるはずもないと思っていた。

二人の子供のうち、後について走っていく子供が勢いあまってころびそうになった。

つい、その手を握って助けるギン

さわった手からギンの体が光りだしていく・・・
手が消えかかる  さわった子供は人間だった

突然の別れがやってくる
これから愛をはぐくんでいけるはずだったのに

ギンは微笑を浮かべながら言う「蛍来い やっとさわれる」

お互いを抱きしめあう二人  

蛍が抱きしめる中、ギンは消えていった
泣く蛍に 杜の妖怪たちが ギンのことをありがとうといってくれた。

たしかに満足できた成仏になってよかったのかもしれない


忘れられない夏の出来事
蛍の胸の中で消えてしまったギン

哀しいほどの経験に、この先の夏のことは、あまり考えたくないと言いつつ

蛍はそれでもこの杜があるこの村にやってくるのだった 

きっと 大切な思い出があるから
彼女の中ではギンがまだ生きているから・・・・



この作品を見て

夏目友人帳の先に出来た作品でスタッフもほぼ同じだということ

映画アニメということで映像的に綺麗な出来ではあるが、その独特な世界観や雰囲気などを夏目友人帳へ継承している感じがした。

また、この蛍という女の子が
僕には、夏目レイコという存在とかぶってしまった。

妖怪や霊がみえる力がなければ、その存在を感じることが出来ないはず

彼女もギンとの出会いを通して
レイコと同じように妖怪たちと触れ合っていくんだろう・・

だから彼女は
この先にもギンと・・・妖怪や霊と知り合っていくんだろうと思う

ふたたび・・・・あの杜へ行くことによって

夏の甘い思い出 
子供の頃の楽しい思い出や学生の頃の恋する夏の想い出

ここには、いろんなものが凝縮されており、自分の人生に共感を覚える。

ために、心苦しいほど ギンと蛍との愛と別れに涙が流れる

非常に良い作品である

投稿 : 2013/01/10
閲覧 : 233
サンキュー:

21

(ΦωΦ)華菜* さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

デートなんですねぇ(・∀・)

※あらすじはあにこれのをご覧下さい※

■□主な登場人物□■

●ギン●

"山神の森"に赤ん坊の時に捨てられた少年。
すぐに死ぬハズが山神の術で何とか生きている。
しかし術は脆く、人間に触れられると消えてしまう。
妖怪に見えるように狐の面を常にしている。


●竹川 蛍●

6歳の頃に祖父の家の近くにある、
"山神の森"で迷子になり、ギンに助けられる。
妖怪に見えないギンに惹かれ、毎年夏にギンに会うように。
年齢を重ねる度にギンに恋心を抱くようになる。


--------------------------------

◆◆総合感想◆◆

約45分という短編作品。
評価が高かったので、観てみたのですが、
私、個人的に大好きな作品ですっ(・∀・)

ギンと蛍の関係にキュンキュンしたし、
触れたいのに触れられない関係が切なくて、
最後なんて涙出そうになりました(´・ω・`)

近くに家族がいなければ、絶対泣いてましたw

蛍「デートみたいですねぇ」
ギン「デートなんですねぇ」

ってやりとりとか本当に好きです!!!

切ないケド、
萌える関係...

本当に神秘的な素敵な恋愛だなぁと思います。


登場する妖怪たちも良い妖怪たちで、
こんな妖怪だらけだったら良いなぁという感じでした!

私、個人は本当に良い作品だと思うので、
是非観てほしいです(´・ω・`)


あー・・原作読もう(´・ω・`)

投稿 : 2013/01/10
閲覧 : 234
サンキュー:

12

ネタバレ

りんご さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これが、これが純愛です。

切なすぎる……うぅ……。
あまりにも突然来た別れに涙が止まりませんでした。
余韻が半端じゃないです。
もう序盤からいきなり切なくて、
触れられないことの辛さ、触れることで伝わる気持ちの多さに
改めて気付きました。

二人の距離の近づき方、想いの変化がわかりやすく、
たった45分だったけれどとても心に残る作品でした。
こんなに美しく綺麗な愛がどこにありますか。

すごく単純で王道なストーリーですが、
夏目スタッフによる映像美、無意識に感情を揺さぶる音楽が付くことで、
こんなにも完成度が上がるとは。
とにかく不純物を取り除いて取り除いて出来たシンプルさが生み出した純愛です。

浮気だとか金だとか、異性を弄んでいる人には眩しすぎて心が痛いでしょうね。笑
もうどんなラブストーリーもこの作品には勝てません。

投稿 : 2013/01/06
閲覧 : 211
サンキュー:

8

あぐ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

切ない

とにかく終わりが切なすぎる

投稿 : 2013/01/05
閲覧 : 202
サンキュー:

4

ネタバレ

setuna さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

蛍火の杜へ

40何分かの短い映画だった気がします。
そんな短い時間なのに、話の内容も理解出来るし
感情移入・やりたいこと など分かりやすいです。

原作は夏目友人帳の緑川ゆきさんと言うことで期待も
しており、その期待通りの作品でした。

夏目友人帳同様、最後の別れのシーンでは、
涙なしでは観れません。
スタッフも同じと言うことで、スタッフに恵まれた
素晴らしい作品でした。

その中でも雰囲気が良く不思議な感じがする。
銀の儚げな存在がとても印象的。

観てない人は一見の価値あり。

投稿 : 2013/01/05
閲覧 : 177
サンキュー:

2

redo さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ひと夏の思い出 涙。



夏休み

大人になっても

その響は特別なものではないでしょうか

そんなひと夏の 儚くも美しい

人でも妖怪でもない少年と人間の少女の

恋の物語 ―――――――。

なんか悲しい伏線でまくりなんですけどwえw

まぁ、大体想像つくなって思っても

見て損はないかも。涙腺緩い私は泣きましたとも。

少女の蛍ちゃんを一目見た時 打ちとめちゃんとかぶった私がいたw

白髪の少年に幼女って最強でs((

投稿 : 2012/12/30
閲覧 : 212
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人の温かさっていいもんですよね

夏目友人帳と同じ人が手掛けているので、夏目友人帳が好きな方は見ても文句はないでしょう。

初めから、切なさ全開ですね
エンディングテーマまで入れて45分の中編アニメです、だいたい最後がどうなるのか察しがつくので身構えてましたw
涙は流しませんでしたが良い話だなと・・


やはり、人のぬくもりこそが最高の愛情表現かな~
なんだか、今も余韻に浸っています(´∀`●)

見て損はないかと♫

投稿 : 2012/12/04
閲覧 : 258
ネタバレ

sherlock さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最初で最後の愛惜表現…

このアニメで人がいかに人の温かさを大事にしているかわかった

相手に触れられない…
夏にしか会えない…
自分と住む世界が違う…
そんなもどかしさを感じながらも相手が好きになってしまう
人という生き物の根底の感情=愛惜は素晴らしいなと感じた

最初で最後の抱擁にはアメリカ人のような挨拶表現をはるかに越えた想いがつまっていて、
僕にとってはキスよりも相手への愛情があふれ出た行動のように思えた

ただ、どうしてもストーリーが短いため感情移入しきれなかったのは少し残念!!
あと、ギンがどうやって夏と冬の衣替えをしているのか気になり過ぎて若干ストーリーに集中できなかった

でも、純愛を愛する人にはおススメです!!^^

投稿 : 2012/12/01
閲覧 : 290
サンキュー:

19

Smog さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夏目友人帳のスタッフが送る安定の高クオリティ作品。

コミックが原作。
45分弱の劇場アニメです。

夏目友人帳のスタッフが送るやさしい世界観の物語。
45分の中に様々なエッセンスを詰め込んだ良作です。

ネタバレなしがポリシーの自分としては、この作品のレビューはとても書きにくいです。
それでも、「レビューはギリギリの線を攻める」という自己満足のために書かせていただきますw
45分で完結する短めのアニメですので、事前情報をシャットアウトして見ても良いと思います。

一番の見所は、作画と音楽の一体感でしょう。

作画について、透明感あふれる表現がステキでした。
木漏れ日や池の反射、夜空に浮かぶ星などの光の表現が秀逸で、とても雰囲気がありました。
こういった細かい演出は大好きなので、食い入るように見てしまいました。

音楽について、さりげなさが印象的でした。
世界観とストーリーにあわせたやさしい音楽を、添えるようにさりげなく使っていました。
見せ場では思わずホロリとさせられました。
現時点でサントラを買おうか迷ってますが、おそらく買ってしまいますw

作画と音楽の一体感は一見の価値があります。
この2点だけを目的に見ても後悔はしないはずです。
(夏目友人帳をご覧になっている方にとっては「さすが夏目スタッフ!」と思えるクオリティです)

ストーリーについて、シンプルなストーリーラインに、いろいろな要素が詰まっていると感じました。
特に強く感じたメッセージは、「成長」でしょうか。
ネタバレはしないポリシーですので、詳しいことは書けませんw
ぜひご自分で判断していただければと思います。
そしてもしよければ感想を聞かせていただきたいです!

やさしい雰囲気の作品がお好きの方にオススメしたい作品です。

投稿 : 2012/11/30
閲覧 : 295
サンキュー:

39

ほったっる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いい話なんですが・・・

45分ほどのアニメです。

あにこれに参加して以降、クール単位のアニメばかり見ていたので、私にとっては初めての試みだったのでした。

そういうどうでもいいことは置いといて本題のレビュー

このお話は

人間に触れられると消えてしまうギン
そのギンと幼いころから夏の間だけいっしょにいる蛍

この二人が中心となるお話です。

正直、この構図が見えた瞬間からなんとなく展開が読めてしまいました・・・。
いい話なんですが、展開が読めてしまうと何か腑に落ちない気持ちになってしまいます。

私自身生来ひねくれた人間で、映画を見るにしても好んでバットエンディングのものを見るような人間なので正直に楽しむことが出来なかったのかもしれません。

ただ言えることは、すごく良い話です!

また展開がどうであれ二人の登場人物がとても魅力的でした。

特にギンはアニメ史上一、二を争うイケメンなのではないかと思ってしまいました。

相手の心をかき乱すようなセリフが平気で言えたり
こんなかっこいい(というより素敵なのかな?)ことをどうやって思いつくのだろうかと。

蛍ちゃんの底なしの明るさや
たまに見せる女の子らしさもとても可愛らしいです。

展開がどうであれ、それ以外にも見どころはたっぷりある作品だと思います。

投稿 : 2012/11/30
閲覧 : 272
サンキュー:

10

ペチ14 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Q質問 A解答 T突っ込み

A,物語 4
ちょっと切なかったけど感動した

声優 3
特に印象を受けなかった

キャラ 4,5
ギンってすごくいい人だね

作画 4
スタッフが同じだからか
作画が似てた

音楽 2,5
なんか微妙

投稿 : 2012/11/12
閲覧 : 244
サンキュー:

4

ネタバレ

hiroshi5 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「疑似郷愁」という名の疑問

こういったタイプの作品レビューを私が書くというのがそもそも無理な話なのだが、完結に「感動した」のひとこと。

夏目スタッフが作っただけあって、作品内容は夏目シリーズとそっくり。
約50分ながらも、見ている人を感動させる。

私も出身は結構な田舎で、祖母の家は真のど田舎。何かとこの作品と共感する場面も多かった。
特に「そうそう!」と思えたのが天井の存在。

所々、天井が強調されているシーンがあったが、私も子供のころ良く天井を見ていた。
何か不思議な感覚を天井を見ていると味わっていたものだ。

こういった些細な描写が作品が描く「如何にも」な夏と日常を演出しているのかもしれない。


そして、以前から気になっていた疑問をこの作品は考えさせてくれた。
夏目と同じく、こういった作品を見ると必ず覚えるのが「郷愁」だ。
私は前述した通り、田舎に住んでいた為こういった作品を見ると故郷を思ったりする。
しかし、他の人と話していると田んぼのある地域にも行ったことも無い人がこういった類いの作品で「郷愁」を覚えるというのだ。

しかも、この現象は日本人に限らず、私の友人である海外の学生にも起こる。

考えてみれば、私もNat "King" Coleの曲を聞いて「懐かしさ」に似た感覚を味わったり、昔のアメリカのショーを見て「あ〜〜懐かしいな〜」なんてフザケタ疑似ノスタルジーに浸ったりする。

「郷愁」や「望郷の想い」なんてのは実際に自分の故郷だけに使ったりする言葉では無いのかもしれない。
または、こういった類いの感情は「郷愁」や「望郷の想い」という単語を使わず「疑似望郷」とでも表現しなければいけないのだろうか。

まぁ言葉の表現などどうにでもできるが、この感情はどうやって発生するのかが以前からの疑問だった。

仮に実際に体験していなくとも「郷愁」という感情が芽生えるのだとしたら、それは普遍的なものなのか特定にしか通用しないものなのかが気になる。
例えば、この「蛍火の杜へ」という作品を見た人間全員が「郷愁」を覚えるのか、それとも特定の人間だけが覚えるのか。
まぁ大方日本に精通する人間だけが「郷愁」を覚えるというのが正解だろう。

だが、時にイレギュラー因子として日本に関する予備知識一切無しに「郷愁」を覚える輩がいる。
それは私が前述したNat "King" Coleの歌に郷愁を覚えるのと同じだ。

正直、これに関しては結局分からず終い。
今の結論としては、歌や映像が本能的にノスタルジーな気持ちにさせる、としか言いようがないw

人間は経験と環境によって自我を形成するが、本能というのは未だ計り知れない何かを持っているのかもしれない。
または、本能というものも、経験と環境によって変化し「疑似郷愁」なるものを無意識に形成するのかもしれない。

この疑問に関してはこれから人生を通して研究することにしようと思う。

最後にこのレビュー三度目の登場になるNat "King" Coleの曲で締めるとしよう。
この曲にどこか懐かしさを感じたならば、あなたも私と同じ疑問を突きつけられたことになるだろう。

https://www.youtube.com/watch?v=vDN5rG3wLa4

ちなみに、Nat "King" Cole が他界した後娘のNatalie Coleがこの曲をデュエットで歌っている。そちらも是非聴いて貰いたい。

https://www.youtube.com/watch?v=f9feVSvzeBM

投稿 : 2012/11/10
閲覧 : 328
サンキュー:

12

ネタバレ

リクポテ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好きな人に全く触れられないってどんな気持ちだろう?(;.;)

ある夏の日に6歳の女の子が、妖怪が住むといわれる森に迷い込んだ。出られずに泣いているところをお面をつけた青年ギンに助けられる。ギンは人に触れられると消えてしまう存在……
というところからストーリーは始まります。

たった40分弱の話ですが、きれいな作画による癒しの世界観とか、登場人物の心情やその変化というものが丁寧に描写されていると思います。

{netabare}
小さいころの蛍は好奇心旺盛でギンに触れられないと分かってはいても会ったり遊んだりするだけで満足できていたが、成長して思春期になってくると、会ったり遊んだりするだけではもう物足りない。ギンに触れたいという心情の変化と葛藤がズキズキと伝わってきましたね。好きなのに全く触れることが出来ない、手すらつなぐことが出来ないのって実際どれだけ辛いんですかね……

「デートみたいですね~」「色気のないデートですね~」
「デートみたいですね~」「デートなんですね~」
ここはギンの心情の変化が読みとれますね。

最後の2人が抱き合うシーンは超感動でした!
いつかお別れのときがくると2人とも分かっていた。
でも最後に2人の願いが叶い……
互いに触れ合うことが出来た……
2人の笑顔がすごく眩しかったなぁ(:_;)
最後の妖怪たちの優しい言葉にもグッときました>_<
お別れは寂しいけれど、ハッピーエンドです♪
{/netabare}

人気作「夏目友人帳」のスタッフの方々が制作しているらしいですね。夏目友人帳も是非見たくなりました!!

投稿 : 2012/11/10
閲覧 : 273
サンキュー:

18

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

奇跡体験アンビリバボー

祖父の家へ遊びに来ていた6歳の少女・竹川蛍は、妖怪が住むという山神の森に迷い込み、人の姿をしたこの森に住む者・ギンと出会う。人に触れられると消えてしまうというギンに助けられ、森を出ることができた蛍は、それから毎年夏ごとにギンの元を訪れるようになる。

というのを読んで、あぁこんな感じだろうなぁと色々想像を巡らせていたが、結構良かった。いや確かにベッタベタではあったんですけど、一回見ただけでは味わいきれないものがありました。いやまぁ実はまだ一回しか見てないんですけど(笑)

「夏目友人帳」と同様に穏やかな作風ではあるが、「人に触れられると消えてしまう」という設定が少しだけ話に緊張感を持たせていた。好奇心旺盛な少女が興味本位でギンに触ってしまわないだろうか・・・少し緊張感を感じさせつつも、安心感のあるユーモアで和ませる。絶妙なバランスで退屈はしない。蛍が成長するとそういったシーンは無くなる。そのあまりに脆い関係を悟り想いが強くなる、それが視聴者に物語の終わりを予感させていく。

あと「ギンはお面を被ってる」ので、ギンがどんな表情をしているのだろうか、何を思っているのだろうかと見入ってしまうところも。お面付けててもなんとなく分かるところもあるし、合間に見せる穏やかな表情からもそれとなく読み取れるが、さらに物語が進むとギンがどのような存在かが明かされる。そしてラストのあの表情とあの台詞から、彼のそれまでの想いが心に染み渡っていった。

ただ、尺が短いゆえにあまりにも儚く感じられる。しかし、その儚さも作中における蛍の想いとシンクロして、感じ入るものがあったので、私は良かったと思います。まぁもうちょっとじっくり見たかったというのも確かにあるんですけどね、そう思わさせるのも作品の良さと受け取っておきます。最後のおそらくは無意識下におけるギンの行動には少し驚きましたが、ギンの心の変化が感じられるとても良い終わり方でした。人と妖の生きた僅かな時間、夏目レイコと妖達の関係の原型という事を考えると、さらに感慨深いものがあります。

まぁベタで綺麗すぎて私には明らかに合ってなかったり。たまにはアリだけど。
そもそもどのようにベタなラストを迎えるかだけが関心事だったわけですが(笑)、その点前述通り少しだけ意外な部分もあって、尚かつそこが最も重要なポイントとなっていたので、実に余韻の残る良い映画であったと思います。

投稿 : 2012/11/07
閲覧 : 249

鉄のあくま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最近、心は震えていますか。

人に触れると消えてしまう妖怪と少女の淡くて綺麗な物語。

簡潔でシンプルなので先の展開も読めてしまうのですが、それが逆に切なさを煽って、分かっていても最後は泣いてしまう。
そんな作品でした。

考察するものではなく、直接心に響く純粋なアニメ。
少し心が不安定になった時に観ると、自分をリセットできそうな気がします。

投稿 : 2012/11/05
閲覧 : 217
サンキュー:

4

ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

出逢ったのが彼女で良かった

『夏目友人帳』でおなじみのスタッフでおくる50分ほどのアニメ映画で、
なんともせつない、だけど心にやさしくしみるお話。

主な登場人物を公式サイトから抜粋すると


〔ギン〕
山神の森に住むキツネの面をかぶった少年。

〔竹川 蛍〕
6歳の時 森で迷子になったところをギンに助けられて以来、
彼に懐き、毎年の夏 彼のもとへ通うことになる少女。


ある夏、妖怪たちが住むと言われている山神の森で迷子になった蛍。
泣いているところを助けてもらったのが、ギンとの出会い。

それ以来の毎夏 森で逢うことを重ね、強く惹かれ合っていくのだが、
人でも妖怪でもないというギンには
「人に触れると消失してしまう」という掟のようなものがあり、
互いに触れ合えないまま蛍だけが高校生へと成長し、
やがてふたりは・・・というお話。

触れ合えないという大きな枷があるせいで、
手を繋ぐことも、抱きしめることもままならない関係。
蛍がまだ幼さの残る少女だった頃は面白おかしく描かれるのだけれど、
中学、高校へと成長していく彼女の、彼への想い方や、
お互いの向き合い方の変化、そしてなんとも初々しい二人の逢瀬など、
丁寧にきめ細やかに描かれていくので、
観ているこちらはもどかしくも切ない想いに駆られる。

このお話は詳しく書いたら野暮なのであまり書けないが、
{netabare}
ギンの正体の真相というか素性に加え、
胸が苦しくなるような出来事が起きた後の妖怪たちの言葉に、
{/netabare}
「あぁ・・・そういうことだったのか」と
山神様がかけた術の本当の意味がわかり、
こらえていた涙がどっとあふれてしまった。

雰囲気的には、『夏目友人帳』1期の8話「儚い光」や
3期の4話「幼き日々に」に近いテーマを感じた。

せつないけれど、悲しいのとは違う温かさ。
妖怪たちや山神の純粋でやさしい想いと、ギンへの愛情。
それらは、観る前に想像していた以上のもので。

また、これは2回以上観るとすぐに気づけるのだが、
蛍の選んだ道がわかる部分にも、ほっとできて。
とても良い後味と、しっとりした余韻に、
エンドロールがなくなってもなお、みつめ続けてしまうほどだった。

満天の星がきらめく夜空や、緑深い森に流れる木漏れ日のようなピアノ曲や
少しとぼけた感じのオルガンのメロディーも、
ふんわりとしたこの作品の空気感を盛り上げてくれる。

現実的に考えれば、少女がたった一人で森に行くというだけで
事件が起きそうな不安がよぎるし、ましてやギンなんて不審者扱いを受けそうな
今の世の中なのに、なんて平和なんだろう・・と。
観ていると・・・のどかでゆったりしていた時代が恋しくなる。

そして個人的に、ずっとずっと大切にしておきたい愛すべき作品の1つです。

投稿 : 2012/11/05
閲覧 : 893
サンキュー:

81

ネタバレ

コゥ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

寂しいけど温かい。

お友達のおるぅちゃんから、勧められて観てみました。

夏目友人帳といい、この作品といい緑川さんはいいお話しを作りますねぇ~!

{netabare}「デートみたいですねぇ」のシーンが好きです。ほたるがラストで笑顔でいたのが良かったです。ギンも喜んでるはず。人間なんてあっという間に命が尽きるものですから、消えてしまう前に大切な人に伝えたい事、伝えなきゃだと思いました。 触れらない時も来るんですから。{/netabare}

時間も長くないので、また観ると思います(笑)
心に沁みますよぉ^^


※二回泣きました(笑)

投稿 : 2012/11/04
閲覧 : 217
サンキュー:

7

ネタバレ

南のエデン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

愛が蛍に変わるのですw

蛍ちゃんが森で迷子になりギンくんと出会います。
ですが妖怪のギンくんは人に触ると消える運命なのですよ。


そこを注意していれば二人はずーと会えるはずなのですが・・・。


6歳の出会いで毎夏に会い続けて蛍は中学生、もうギンに背で追い付きそうに成長していきます。


お互いの心も成長し、もはや好きから愛に変わろうとした夏の祭り、蛍ちゃんが手をつなぎたい表情がせつなく思えました::


ギンくんが我慢できなくなっていましたね、辛いのだろうと思いました。好きな相手に触ることができない辛さ・・・。


とうとう、自分で終止符をうつ決心をします。

ラストはもう感涙で言葉にできなかったな::

夏に出会い夏に別れるせつない恋の物語でした::
だけどギンくんは幸せだったとおもいます。

私あの笑顔を最後に出せる人すごいとおもう。


最後に1匹だけ飛ぶ蛍に愛が乗っていました^^

投稿 : 2012/11/02
閲覧 : 246
サンキュー:

19

ネタバレ

いぶちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

切ないけどハッピーエンド

『夏目友人帳』
製作スタッフが手がけている映画です。

背景も雰囲気も
夏目のように柔らかく、穏やかな
何も考えずに楽しめた45分間でした。

主人公の蛍が、幼い夏の日、
お祖父ちゃんの田舎の、山神の森で迷い
その森に住むギンと出会います。
ギンは、人に触れると消えてしまう者。

{netabare}夏祭りの日、きっとこれが
最後の『夏』なのだろうと思う蛍。
でもその最後は、すぐ目の前であったこと。

最後の最後に
触れることが出来たこと・・・。

切ないけど、
きっとこれはハッピーエンドなんだと
思わずにはいられなかったです。
{/netabare}

投稿 : 2012/11/01
閲覧 : 239
サンキュー:

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蛍火の杜へのストーリー・あらすじ

祖父の家へ遊びに来ていた6歳の少女・竹川蛍は、妖怪が住むという山神の森に迷い込み、人の姿をしたこの森に住む者・ギンと出会う。人に触れられると消えてしまうというギンに助けられ、森を出ることができた蛍は、それから毎年夏ごとにギンの元を訪れるようになる。(アニメ映画『蛍火の杜へ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2011年9月17日
制作会社
ブレインズ・ベース
主題歌
≪ED≫おおたか静流『夏を見ていた』

声優・キャラクター

内山昂輝、佐倉綾音

スタッフ

原作:緑川ゆき、 監督:大森貴弘、キャラクターデザイン:髙田晃、美術:渋谷幸弘、色彩設計:宮脇裕美、撮影:田村仁、編集:関一彦、音楽:吉森信

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