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「HAND MAID メイ-ハンドメイド・メイ(TVアニメ動画)」

総合得点
62.4
感想・評価
81
棚に入れた
442
ランキング
4798
★★★★☆ 3.4 (81)
物語
3.3
作画
3.4
声優
3.4
音楽
3.3
キャラ
3.6

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HAND MAID メイの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

十六夜咲夜 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

古き良き時代の美少女ハーレムアニメ

『あらすじ』
サイバドールと呼ばれるロボットのメイドを主題としたアニメ。理系大学生の自宅に小人サイズのメイドロボットが送られてきて、一緒に暮らしながらドタバタとした内容のアニメになってる。メインヒロインのメイだけではなく、サブヒロインのサイバドール達や大家の娘が主人公に惚れて賑やかな雰囲気になって行く、いわばハーレム物のアニメである。

「良い所」
萌えを追求したキャラクター達
ギャグとシリアスのバランス

〇萌えを追求したキャラクター達
オタク受けが良さそうな萌えを追求したキャラクターが魅力的。我儘で甘えん坊なレナと頭脳派お姉さんキャラのケイ、ボクっ娘キャラのかすみなど、性格や個性をオーソドックスに押さえている所がポイントだと思う。特にメイに関しては健気で頑張り屋さんな所が好感度が高く、愛らしく思ってくれる良いキャラだと思った。男性陣も負けておらず、主人公のライバルである南原のキャラがとても濃い。毎度の事ながら主人公の妨害をし、意味不明な変態な動きをする彼のハイテンションっぷりには笑えてくる。

〇ギャグとシリアスのバランス
ドタバタとした90年代らしいギャグはこの作品の魅力だろう。南原&サラの暴走は混沌としたモノになっており、ギャグの勢いとノリが凄い。ギャグだけではなく、5話のメイとの別れを告げる話や最終回のサイバドールのウィルスに関する話などシリアスな場面がしっかりと入っている。そういったギャグやシリアスの両立やメリハリを付けた所は良いと思う。特に最終回でのメイが記憶が無くなるシーンは悲しく感じる。

「悪い所」
各キャラの印象が薄い

〇各キャラの印象が薄い
この作品の欠点はキャラの印象が薄い所なのではないだろうか。サイバドール達のエピソード回や主人公やメイとの関係性など、キャラ達による掘り下げが足りない所が不満点として挙げる。

『総合評価』
結論から言えば一昔前のハーレム日常アニメといった感想。姉、妹、メイド、褐色などオーソドックスな属性や個性をオタク向けに押さえた作品だと思う。日常アニメという事で平和でハートフルな作風にしたのがポイントが高く、見ていてホッコリとしてくれる。賑やかでドタバタとした所はギャグで表現し、「ロボットと人間の関係性」と言うテーマをシリアスな場面で描かれていく所は良かったと思った。萌えとは何か?昔ながらの美少女アニメを堪能したいと思う方にお勧めな作品。

投稿 : 2024/02/28
閲覧 : 32
サンキュー:

3

ネタバレ

祇園 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

タイトルなし

ドラえもんを作ること!

投稿 : 2023/09/22
閲覧 : 55
サンキュー:

1

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エンジェリックレイヤーみたいにフィギュアのようなキャラを愛でる作品

内容的に言えばそういうもの
ラブコメなので、いたって普通の作品なので

時が経過すれば忘れてるような そんな作品だと思う
ちょびっつのような可愛らしさが上位にあるという訳でもなく
作品自体が普通なので、暇潰しくらいにはちょうどいいと思います

一応世界観はしっかりしているので
設定を重視したストーリーが終盤に入り込むのでそれが良かったですね

投稿 : 2023/01/27
閲覧 : 99
サンキュー:

2

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

サイバードールのメイが可愛かった

この作品はストーリー的には特に語る様な中身は無いけど
ただメインヒロインであるサイバードールのメイが可愛かったのと、
それと明るく元気が出るような曲調のOP曲が印象的でした。

【評価】

65点・2B級

投稿 : 2023/01/21
閲覧 : 117
サンキュー:

1

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

美少女メイドロボットとドタバタコメディー。90~00年代初頭のノリが好ましい

WOWOWノンスクランブル枠のオリジナルアニメでOVA含めて全11話。
理系大学生な主人公の元に美少女型メイドロボたちが現れて、ドタバタと楽しい日常が描かれる。
2017年の「フレームアームズガール」の先達というか、多分ハンドメイドメイに影響受けてそう。

【良い点】
(正確に表現できないが)90~00年代初頭のアニメ特有の、ドタバタと騒がしくもエネルギッシュな勢い。
繊細なストーリーに拘らず、ノリと勢いで楽しめるタイプ。
露骨というか素朴な萌え要素、パンチラや健康的なサービスカット入れてくるのも当時の萌えアニメらしくて懐かしい。
ハーレム構図ではあるが、主人公が理知的で優しい人柄なのと、ドタバタの方が強いためか、日常系コメディーに収まる。
萌えあり、ドタバタあり、ちょっぴりハートフルもあり、個性的キャラたちの日常が楽しい。
萌えも厭らしさが無く、適度。

縦軸ストーリーも前半はメイが回収されちゃうタイムリミット、後半はウイルス相手に初期化の危機と2度の山場あり飽きさせず。
何気ない賑やかな日常から、ハートフルな見せ場もちゃんとある良シナリオ。
主人公のドラえもんを作りたい夢が、実は伏線になっていたSF要素も上手い。

サイバドール(メイドロボ)のメイちゃんが健気でドジっ娘で可愛らしい。
小さな体で悪戦苦闘しながら家事して失敗したり、主人公の幼馴染ちゃんに少し嫉妬したり、自然な萌えを感じる。
人間の常識に疎い故の無防備さもあざとい萌え。
前半のミニサイズから、後半等身大サイズではより人間の女の子らしい感情見せる、二度おいしい。

幼馴染で大家の娘でボクっ娘のかすみちゃんも非常に可愛い。
気の置けない理想的な幼馴染彼女、メイ以上に健康的エロスがあざとい。
本格的なラブコメにはならないが、仄かに匂わせるラブコメ感が奥ゆかしい。
主人公の部屋に梯子かけて訪れる構図が幼馴染ぽくて良かった。(落ちたら危なそうだけど)

その他生意気幼女なサイバドール・レナちゃんなど多彩な属性の萌えキャラ多数。
あまりハーレム感が無く、ひたすらドタバタと楽しい雰囲気。
主人公の邪魔してくる悪友と、回収屋のサイバドール・サラのコンビがキャラ立っており、ドタバタコメディーの主力だった。

キャラデザは令和から見ると古いが、この時代特有の可愛さ。
サービスシーンが良い、特にかすみちゃん。

主題歌も素朴だがちゃんとメイちゃんの心情歌い上げていて好印象。
EDはかすみちゃんのラブソング、こちらも良し。

【悪い点】
良い点と裏腹、ドタバタコメディーのノリが古い。
雰囲気は楽しいんだけど、雑然としているというか、一つ一つのコメディーはいまいち。
南原とサラのコンビは楽しいんだけど、掛け合いがややワンパターン。
他キャラが大人しく、コメディーを専らこのコンビに依存していた。

ラブコメやハーレム展開としては中途半端。
ドタバタ騒ぎに流されがち。
そこが良い点でもあるけれど、見所のコンセプトがブレている。

キャラもメイちゃんとかすみちゃん以外は掘り下げ不足、意外と印象が弱い。
釘宮ボイスな幼女レナちゃんとか可愛かった割には見せ場が殆ど無い。
他サイバドールも属性頼み。
このためか、ハーレム感やドタバタ騒ぎも賑やかしの域を出ず。

主人公も好感は持てるが草食系で地味。
メイをどう思っているのか等、もう少し感情の揺れ幅がほしかった。

【総合評価】6点
この時代のWOWOWノンスクランブル枠は地上波と一味違ったオタクアニメ感あって好き。
古さを感じるものの、良作。
評価はとても良いには物足りない「良い」

投稿 : 2022/08/31
閲覧 : 119
サンキュー:

5

ねるる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

健気で可愛い美少女メイドロボみんな欲しいよね

大学生で一人暮らしをしている主人公の元に、美少女メイドロボットの"サイバドール・メイ"が届けられる。人間とロボットのドタバタなハーレムラブコメディ。

物語が進むにつれ、続々と色んな属性の美少女サイバドールが登場する。ロリ、お姉さん、小麦肌、人妻系と幅広く取り揃えられている。
メインのキャラのメイも、頑張り屋さんで少しドジで、素直さがあって見た目も可愛いという完璧設定である。嫌味がなく可愛いので好感度は高め。おっぱいも揺れる。

そして何より、主人公がとってもまともな所が、良かった。素直にお色気に誘惑される所もあるけど、真面目で優しくて人とロボットを差別しない所がとても良かった。スケベに走りすぎない主人公が良かった。

20年も前のアニメだけど、作画もストーリーも割と楽しめた。昔から変わらず、美少女ロボットと一緒に住みたいという人間の夢は変わらないなーと思いました。20年たった今でもまだドラえもんもサイバドールも普及してないから、未来に期待だね。

投稿 : 2021/08/26
閲覧 : 232
サンキュー:

5

ネタバレ

しゆん@異世界 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

90年代特有のノリノリな内容

美少女型メイドロボットがメインヒロインということで気になったため視聴しました。この作品は2000年放送なので結構前ですね。

主人公の和也は理系オタクなのですが、人として優しく魅力的なので、次々と現れるサイバードールたちに好かれて和気あいあいとした日常を送ります。ハーレム系ですが、えちえちシーンは多くなく、ひと昔前の作品特有のギャグやパロディなどが満載で楽しむことができました。南原とサラのおバカコンビはこの作品の盛り上げに一役買っていましたね。

メイはすごいいい子だけど、仲間のサイバードールのために記憶をなくしたシーンは少し悲しかったです。ドール系お決まりの展開ですが、毎回こういったシーンは泣けてくるんですよね。

最近のアニメも悪くないですが、こういったノリの作品は見かけないので、定期的に昔の作品を見たくなります。

投稿 : 2021/06/09
閲覧 : 209
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

パンチラお色気たっぷり

ドラえもんを作りたい!と言い切る主人公早乙女和也くん。
普通パロディなら名前をもじったり、モザイク処理したりするが、キムシン監督大丈夫か?と心配になってしまいます。

ドラえもんと出したからのび太を想像しがちだが、この主人公はきっとキテレツくんだと思うのだ。
イカリヤというイカ型ロボットを作ったので、コロ助っしょ!
それでああっ女神さまっの螢一のようにお人好しなので、多数登場するメイドロボットに好かれてのパンチラお色気たっぷりのドタバタハーレムラブコメになっていくのだ。
主人公のライバルというか、勝手に何かしら突っかかってくる南原というのがいるが、最初ウザいんだけど実はいいやつなんじゃね?だったりで、そういうのは好きです。

このアニメはやはりパロディ多いかな。
気づいただけでも快傑ズバット、ゴレンジャー、エースをねらえ、ベルばらと…

話の途中からヒロインのメイドロボットが等身大になってしまって、1/6サイズのままだったら武装神姫であったのにね(笑)である。

余談ですけど、あの花で売れっ子になった長井龍雪氏が制作進行をしてます。

投稿 : 2019/09/26
閲覧 : 729

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

電子工学を志す大学生が1/6美少女ドールのメイドさんとキャッキャウフフするハーレムアニメ

ド◯えもんを作りたい!と研究する大学生、早乙女 和也の元に人間の1/6のサイズのメイド型ロボットが送られてくる。
整った容姿に、人と変わらない知能を持ったサイバードール。
そこからはじまる、小さな住み込みメイド“メイ”と、どんどん増えていくサイバードールや
その関係者達のドタバタハーレムラブコメディー。

ちなみに主人公がお茶の水工業大学・電子工学部電子応用学 に在学中(定番w
頭の悪いラブコメなのですが、WOWOWノンスクランブル枠でやっていたおかげか、この手のジャンルとしては良く出来ていました。

オトコの願望丸出しの設定なので、バカにならないと冷静になった時ツライんですけど、
登場人物がキワモノでありながら、ちょっとジーンとくる台詞やシーンもあり
90年代から2000年初期のラブコメの中でも異色だったかもしれません。
最近で言うとAngel Beats!、断裁分離のクライムエッジの平田雄三さんがキャラデザなので出来はいいです。
ただわかりやすいハーレムアニメなので勿論オススメなんてしませんw
(私は好きだけど・・

アイドル売りをしていたメイ役の山本麻里安さんが、顔出しでメイのコスプレしてましたね。
似合ってましたけど、大変だなあ・・と思ってました。

声優さんも今では人気の方々が沢山出てくるので楽しいですね。

投稿 : 2017/11/18
閲覧 : 399
サンキュー:

10

双真 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

★★☆☆☆☆

おもしろくなかった!

投稿 : 2016/04/28
閲覧 : 290
サンキュー:

0

ネタバレ

猫々飯店 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

メイちゃんが可愛い(*´∇`*)

なつかしい! なつかしいです! メイ可愛いよメイ。
なんとなく思い立って見始めたのですが、実はラストまで見ていなかったことに気付いてそのまま全部見てしまいました。
メイドロボにハーレム状態には、ちゃんと理由があったのですね。素晴らしいです(*´∇`*)

最近の主人公は、元気いっぱい系ではなく、なかなかにアウターな感じな気がしますが。
やはり一昔前の主人公やヒロインは元気いっぱいで、見ていて元気を貰えるなあと思いました。
登場人物たちが元気で頑張る子達だと、寂しさや辛さを忘れさせてくれて良いですね。
メイは私の中でも、理想のヒロイン像かもしれません。

てにひらサイズのメイを見ていると「スーパードールリカちゃん」を思い出したのですが、
女性向けで小さなイケメンな話は思いつきませんでした。

……と思ったところで、人形サイズのイケメンのどこに男性らしいカッコ良さがあるのかなと不思議に思ったり。
男性は女性の小ささに可愛らしさを感じても、女性は男性の大きさに頼りがいを感じるということなんでしょうか。
ちょっと面白いですね

投稿 : 2015/02/25
閲覧 : 327
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

萌えさせてやろうという気合

いやあメイドさんってここまで萌えるといいですね~★

投稿 : 2015/01/27
閲覧 : 331
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ロボットとメイドさんにはいつだってメイっぱいの夢と希望がある

客観的に見れば、一昔前の美少女アニメです。
正直言ってキャラクターの萌え要素は今の方が洗練されていて可愛らしいです。

しかし「HAND MAID メイ」にはこの頃のアニメ特有の魅力があります。
それは、萌えアニメでありながら熱いキャラクター達とワクワクするストーリーを兼ね備えているところです。
男性キャラクターの活躍もしっかりと、ストーリーの中心となるテーマもブレずにしっかりと。そこらへん制作者のこだわりが感じられます。
がっしりと心を掴まれてしまったため長々と愛を綴ります。


・キャラ、キャスト
{netabare}
主人公である早乙女和也はPCをいじるのが大好きな大学生。
彼の夢は「ドラえもんのようなロボットを作ること」。
単に美少女ロボットが好き、というわけではなく、ロボットと人間が分け隔てなく接することができる未来を夢見る青年なのです。
声優の山口隆行さんにはあまり見覚えがありません。でも、主人公として遜色ない演技でした。
彼が愛するロボットのために奮闘する姿を見て、並々ならぬ情熱に涙します。


和也と同じくらい熱いキャラクターとして、彼のライバルである南原耕太郎が挙げられます。
とにかく和也をライバル視し、事あるごとに妨害を働きます。また稀代の変人なため毎度派手なリアクションをかまし、主人公を食ってしまうほど存在感があります(笑)
しかしライバルを自称するだけあり和也に劣らぬ熱いハートがあります。
ピンチのときにはカッコイイ男、ナイスガイです。
声優が上田祐司(現:うえだゆうじ)さんということもあり、色んな意味で忘れられないキャラクターになりそうです。


そしてメインヒロインであるメイちゃん、素晴らしいのです。
主人である和也を慕いながらも好意は密やかに胸の奥にしまっておく。そんな奥ゆかしさがまさにメイド愛だと思います。(視聴者サービスのお色気シーンや設定にはあざとい所もありますが)
OPの一カット、口づけするふりをして誤魔化すシーンが二人の関係性を上手く表していて、秀逸!
ロボットのはずが段々と感情に目覚めていき、自分の気持ちを抑えられなくなるメイちゃんに激しく萌えます。
山本麻里安さんの声には賛否両論あるかもしれませんが、個人的に激しくツボです。というか、山本さんがメインヒロインってだけで満足です。


メインヒロインの一人、谷かすみちゃんも外せないです。
長らく隣に住む和也の世話を焼きながら、積み重なっていく想い。
一人称が「ボク」であるのでまだあどけなさがあり、和也へ異性としての接し方ができず悶々としています。そこが可愛い。
ロボットであるメイを対等な関係として、恋敵として認める姿勢にも惚れます。
まだ新人であった頃の高橋美佳子さんの声がなんとも微笑ましいです。上手くないけどもしっかりした個性は既にあったんですね。


なんと、釘宮理恵さんも出演なされているではないですか!!
今まで全く知らなかったもので、声が聴こえてきた瞬間驚きました。
レナちゃんです。ポジションでいえば妹だと思います。
わがままで甘えんぼ、そんな自分を受け入れてくれる和也を慕う姿が可愛らしいです。
一度泣きだすと超音波を発生させる・・・なんてくだりはパロディが含まれている気がします。
既視感はありますが、釘宮さんのパワーで個性際立つキャラクターです。


あとまあ、キャラクターとしてはあまり好みではありませんが、
女性陣に氷上恭子さんや南央美さん、井上喜久子さんに荒木香恵(現:荒木香衣)さん。男性陣に三木眞一郎さんや神奈延年さんなど。
豪華声優陣と名乗っていいキャスティングです。
{/netabare}


・作画、音楽
{netabare}
作画は当然粗さもあります。
しかし、雑な仕事ぶりは感じられません。
少なくとも後年のTNKの作画よりは綺麗かと思います。
また、意外なほど大人しいキャラデザなので今見ても抵抗は少なかったです。

音楽も萌えを意識した感はさほどなく、爽やかささえあります。
コメディとシリアスを使い分けた多彩なサントラでした。

OP「JUMP〜メイっぱい抱きしめて」はほんと、夢がある歌詞とワクワクする音楽、名曲です。
ED「ほんとの気持ち」は、まだ高橋さんの手馴れていない頃なので生暖かい目で見ていました(笑) 主題歌歌っていたこと自体知らなかったので、これは黒歴史だったりするのでしょうか。
{/netabare}


・ストーリー
{netabare}
そもそも萌えってただ「可愛いから愛でる」ものとは違うと思っています。
萌えは燃えのごとく、心のときめきか魂の震えか、そういった情念の表れなのです。
美少女が主人公と苦難を乗り越え心を通い合わせる、その熱いストーリーに一喜一憂しつつ美少女の虜になるのが萌えだったのではないか・・と思うのです。


HAND MAID メイはそんな古き良き萌えを感じさせてくれる、主人公の早乙女和也とハンドメイド(手のひらサイズのメイド型アンドロイド)のメイによるハートフルコメディです。

メイドさんとのドキドキ同居生活というのも楽しみですが、
意思疎通の出来る人型アンドロイドという未知の技術や機械に心が宿るという夢物語に心躍らせられる、近未来SFという側面も見所です。(イヴの時間のような)


作中でも明言されている通り、『ドラえもん』をオマージュしたような節があります。
それはキャラクターではなく、設計思想とでもいうべき「なんでも出来る未来」の可能性を描いた点です。

ドールと人間で力を合わせて困難を乗り越えていくのが一番の肝ですね。
1話の些細なトラブルから出会いが始まり、10話で不思議な運命が判明する流れもなんだかドラえもんっぽいです。


2000年・・・インターネットを通じた近未来への夢と期待にあふれた時代を感じさせます。
今は実際にこの頃思い描いていた夢のような技術が着々と実現させられている一方、人々の未来への夢や希望が薄れていっている気がしてなりません。
なんでも現実的になったせいで逆に夢を見ることが難しくなったとでもいいましょうか。
今一度この時代を振り返って、夢を見る素晴らしさを思い出すのも良いと思います。
{/netabare}



と、これはダメなレビューだ・・・・・。
でもどうせ当時見ていた人達は忘れているだろうし、今からこれを見ようなんて変わり者も(自分を除いて)いないでしょうから、ぐだぐだの褒め殺しでもいいやと開き直ります。
改めてこの頃の美少女アニメが好きだな!と再認識しました。

投稿 : 2014/11/07
閲覧 : 519
ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

見た感じ

■概要{netabare}
 原案:六月十三

 監督:木村真一郎
 シリーズ構成:松井一樹
 キャラクタデザイン:平田雄三
 制作:ティー・エヌ・ケー
 話数:1クール全10話+特典1話

 OP:「JUMP~メイっぱい抱きしめて」
     by P-chicks

 ED:「ほんとの気持ち」
     by 高橋美佳子
{/netabare}
■感想
 DVD放送を視聴。手乗りメイドの話。

 お茶の水工業大学の電子工学部電子応用学に通いながら、自宅でロボット研究を行う主人公のもとに、誰かの何らかの意思によって宅配便が送りつけられる。箱を開けてみると、自分の研究するyロボットより遥に優れた会話機能を持つ手乗りサイズのメイドロボが入っていた。

 そのメイドロボの代償として料金を請求されるが、貧乏学生の主人公には払える金額ではなかった。料金が未払いのため手乗りメイドロボを回収するべく次々と刺客が送り込まれるが、その全員が普通サイズの女性型ロボットだった。主人公と接触を繰り返すうちに、その刺客たちも主人公のもとに終結していくことになる。

 ここに大家の娘が加わるのと序盤の展開の説明で理解できるが、まごうかたなきハーレム作品だ。単純なハーレムラブコメだが、心温まるような話もある。なのにこの手の話にありがちなお邪魔蟲キャラが非常に気に障る。このキャラは上田祐司が担当しているのだか、千葉繁ばりの勢いで叫びまくる。

 ロボと繰り返してはいるが、作品内ではサイバドールと呼称されている。

 前半はどちらかといえば、手乗りサイズであるが故の苦労が描かれており、後半から{netabare}HAND MAID、手乗りメイドではなくなる。フルサイズになり行動限界範囲も広くなったこと、ハーレム要員がこれでもかと増えたことで、{/netabare}前半とは違ってハーレム色が強くなる印象だ。更に結末では、それまでの展開が嘘のように感じるシリアスな話に発展する。

 この作品のキャストは、高橋美佳子、釘宮理恵、南中美、井上喜久子、上田祐司、三木眞一郎、神奈延年、小西克幸と、今では出演作品が余り多くない方も居るが、一昔前のキャストとしては豪華な気がする。そしてスタッフには演出補佐として長井龍幸(長井龍雪)が参加していたりするあたり、個人的に何故か懐かしさを覚えるものがある。

 ハーレムものなのでお奨めはできないが、ぼんやり穏やかに楽しめる作品ではあった。

■蛇足{netabare}
 柚子の中の人がヒロイン役というのも新鮮だった。
{/netabare}

投稿 : 2014/07/06
閲覧 : 332
サンキュー:

15

スカリエッティ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

the 萌えアニメ

主人公が手に入れた手のひらサイズのアンドロイド、メイとの日常が舞台の萌えアニメ
恋愛あり、萌えあり、微エロありの男性向け作品

ロリ枠から同年代、年上お姉さま枠まで幅広い女性キャラが登場する
どれもベタなキャラクターだが、おかげではずれなく魅力的
あとこの年代は普通にパンチラも表現されている

エロ萌え作品を求めてる人にお勧め

投稿 : 2014/01/26
閲覧 : 348
サンキュー:

1

nk225 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

C

放送期間 :2000年07月~2000年09月
2011年頃見た
ITM

投稿 : 2013/06/02
閲覧 : 211
サンキュー:

2

ネタバレ

グレコ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ドラえもんを作ること!(●´・∀・`●)

多分最初に見たハーレムアニメ。
当時はそんなジャンルすら知らなかったので
パンチラ多いなあとか、胸強調し過ぎだなぁとか
思っていました。
内容は「出来たらいいな」をモットーに
ロボットの研究に励む大学生和也のもとに
1/6サイズのサイバドール・メイがやってくるというもの。
お隣で大家の娘のかすみや、その他のサイバドール達が加わり
様々な騒動が巻き起こるというオーソドックスな展開。
ただキャラクターがいい。
まずメイが前向きで健気で可愛い。
和也や周りのために献身的で、とってもいい子(´・ω・)
同じくサイバドールのレナと和也の作ったイカリヤのコンビもいい。
タイピングのし過ぎで指から血を流すのは
後にも先にもこの作品だけ。笑
ほんといいアニメでした。

投稿 : 2013/03/02
閲覧 : 249
サンキュー:

9

ぽめ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

DVDを買って良かった

メイド・アンドロイドがでてくるアニメなら一番おもしろい作品です。夢がありました。ただし続編OVA・ハンドメイド・マイが1話で終了したのは残念です。幻の2話、3話が観たい。

パソコンとアンドロイドを融合した作品なら、もう一作ありますが、ハンドメイドメイのほうが話しがまとまっています。

できれば続編を希望します。

投稿 : 2012/03/30
閲覧 : 305
サンキュー:

4

フォッカー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なんとなく観ましたが・・・

泣けた自分に泣けました・・・

投稿 : 2012/01/31
閲覧 : 314
サンキュー:

0

k-papa さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自分の持っているフィギュアが動いたら・・という夢の作品

この作品も10年前のものか・・・と遠い目で見てしまいます。

WOWOW無料放送枠で放送されたアニメの中でも傑作でした。

手のひらサイズのメイドロボット?が可愛くよく動く姿は
良かったです。
USBで充電していた覚えがあります。

お隣通しの幼馴染ネタと三角関係もあり。
ロリキャラまである豪華な作り。

山本麻里安さんの出世作で最近お見かけしませんね。

投稿 : 2011/09/18
閲覧 : 460
サンキュー:

4

JBさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ただのロボと侮るなかれ・・・

全11話とちょと1クールに満たない話数ですが
しっかりまとまっていると思います。
内容としてはラブコメハーレムですが、思いやりとか思い出といった
心に通ずる物が、いかに大切な物なのかが、
描かれていて本編ラストはちょと感動できました。
そして、最後にぽろりと明かされる内容はさらりとイイ雰囲気で流されますが、
よくよく考えると・・・それって・・・
えええええええええええええええ!!!Σ(゚Д゚;)ってなりましたww

投稿 : 2011/03/30
閲覧 : 667
サンキュー:

4

こなちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2023/11/08
閲覧 : 6

よっちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/10
閲覧 : 7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/12/13
閲覧 : 28

おもり さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/08/13
閲覧 : 28

オールマイティー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/22
閲覧 : 31

JrUbH66017 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/15
閲覧 : 55

BF1942 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/03/16
閲覧 : 53

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2020/02/29
閲覧 : 34

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/08/10
閲覧 : 69
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HAND MAID メイのストーリー・あらすじ

ドラえもんのような「知能を持ったロボット」を生み出すことを目標に研究に励む、学生・早乙女和也の元に、とある事情で1/6サイズのメイドロボットである「サイバドール・メイ」が送られてくる。メイは、高い知能と人間と変わらない外観を持っており、住み込みメイドとして和也に尽くすことを自分の任務としていた。
一方、和也の下宿先の大家の娘・谷かすみも和也に恋心を抱いており、メイが和也と同居することで次第に関係が深まっていくことに複雑な思いを抱くようになる。物語が進みメイが人間と同じサイズとなると、メイ、和也、かすみの関係は本格的な三角関係になる。
また、人間とロボットの関係がどうあるべきかということが本作品のテーマとされているが、和也は人間とロボットを平等に扱うことを信条としているため、この三角関係も複雑なものとなっていく。(TVアニメ動画『HAND MAID メイ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2000年夏アニメ
制作会社
ティー・エヌ・ケー
公式サイト
www.wonderfarm.co.jp/hand-maid/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/HAND_MAID_%E3%83%A1%E3%82%A4

スタッフ

原案:六月十三、 監督:木村真一郎、シリーズ構成:松井一樹、キャラクターデザイン:平田雄三、アニメーションディレクター:柳沢テツヤ、色彩設計:鈴木順子/関根栄子、美術監督:片野坂悟一、撮影監督:長岡義孝、編集:辺見俊夫、音響監督:たなかかずや、音楽:増田俊郎、音楽プロデューサー:野崎圭一、制作プロデューサー:加藤長輝、企画:川村明廣、プロデュース:松田章男、企画原案:ワンダーファーム

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