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「ゆるゆり(TVアニメ動画)」

総合得点
84.6
感想・評価
2488
棚に入れた
12054
ランキング
279
★★★★☆ 3.8 (2488)
物語
3.6
作画
3.8
声優
3.8
音楽
3.7
キャラ
4.1

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ゆるゆりの感想・評価はどうでしたか?

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的評価 神アニメ

ストーリー 16点 内容は日常萌えアニメではトップクラス、常に飽きない作りになっている
作画 18点 萌えアニメらしく、キャラクターを可愛く描けている
声優 18点 見た当時は知らない声優ばかりだったがどの声優も違和感を感じさせない、見事な演技
設定 17点 ちなつと千鶴以外はどのキャラクターも好感が持てる
音楽 16点 ゆるゆりらしく、テンポのよいOPばかりで聞いてて、楽しくなる
総得点 85点
日常萌えアニメではけいおんに次いで傑作だと感じたアニメ、百合が好きな人にオススメ。

投稿 : 2023/08/07
閲覧 : 112
サンキュー:

1

白毛和牛 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あかりの存在感の無いキャラ設定が逆に存在感を出してるのが面白い

この作品は主人公の赤座あかりの存在感の無いキャラ設定というのが
逆に存在感を出してる所が何とも面白かったりするけど、
それと他では京子と結衣の掛け合いとか中々楽しかったりするし、
また本作は日常系というジャンルだけど非常にテンポの良いギャグを見せてくれて
この作品に付いては日常系コメディとして結構楽しめました

【評価】

78点・3B級

投稿 : 2023/05/31
閲覧 : 83
サンキュー:

1

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

特に何も起きないのが良い!

1度観てるはずなのに何も思い出せなくて再度鑑賞。
そして2度目の鑑賞を経て、
なるほど何も思い出せないわけだwww

何か特別なことをする訳でもなく女の子たちが
いい意味でわちゃわちゃと賑やかに過ごすだけの話。
頭を使いたくない時にピッタリで
ボーッと観るのにちょうどいい作品ですね。

この作品で唯一印象に残ったのがOPです。
ゆっりゆっらっらっらっらゆるゆり〜♬.*゚
のフレーズが頭から離れません助けてw
これは迷わず私のお気に入りアニソンリスト行きです!

個人的に同性同士の百合とBLはアリなのですが
恋愛感情の伴わないイチャイチャシーンは
同性も異性も関係なく不快な気持ちになりやすく、、

例えば今回のゆるゆり1期の中で言うと、{netabare}
ちなつちゃんのように好きという感情からくる
結衣ちゃんへのアピールシーンは
(度が過ぎてなければ)全然いいのですが
最終話で千歳ちゃんが酔っ払ってしまってキス魔になり
みんなにキスして回るシーンはアレルギー出ました。{/netabare}

2期は、またボーッとしたい時や料理中の流し見の
お供にしようと思います(´˘`*)

投稿 : 2023/03/24
閲覧 : 117
サンキュー:

9

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

和気藹々が似合う作品

放送当時、1話を見て電撃が走ったのが懐かしい。

百合作品ていうと自分は「ヤミと帽子と本の旅人」とかみたいなシリアスな感じのもののイメージが強かったのだが、本作のように仲良くワイワイ楽しくやっているのが新鮮に感じたといいますか、可愛らしい絵柄とも相まって夢中にさせられましたね。

娯楽部とありますが、それはあくまでも女の子達が仲良く楽しくお話しとかをする場といった印象で、そこに生徒会の人達も巻き込んでやりとりをするところとか微笑ましかったかな。

ところで連載元のコミック百合姫では他に何の作品が有名だったのだろうか?確か百合男子あたりはCMで推されてて覚えているけど。

投稿 : 2022/08/26
閲覧 : 167
サンキュー:

7

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

けいおん一期の次に見たアニメ

最後に観てから10年近くたってるので内容は少ししか覚えてませんがギャグのある百合アニメです。ただしお互いがカップルになることはなく片思いで終わっています(京子→ちなつ、ちなつ→結衣、綾乃→京子、あかね→あかり、あかり→?)。個人的に百合よりもギャグの方が大きいと思います。それよりもあかりの存在感の薄さにアッカリーンとネタにされているのだけは強く印象に残っています。あとはキャラソンの中毒性も素晴らしいです。

投稿 : 2022/01/23
閲覧 : 184

梨の妖精 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

百合の素晴らしさに目覚めさせられた作品

シリーズはOVAのゆるゆり、以外全て観ました。アニメは3期までの円盤とOVA全て、原作は全巻所持。

圧倒的可愛さ、圧倒的な百合の尊さ、圧倒的なギャグセンスを兼ね備えた日常系アニメでもトップクラスに好きな作品の1つ。

特に京子は本当に面白くて日常系アニメで1番好きなキャラクターです。櫻子と向日葵も好きです♪

他のキャラもみんな個性的でみんな好きです。

自分はこの作品で百合に目覚めました。さくひま最高です。この2人を観てるとニヤニヤしてしまいます(笑)あと京綾も好きです。

作画も動画工房なので綺麗ですし、主題歌もインパクトあっていいです。頭から離れません。

個人的に唯一気になる点はあかりの扱いです。基本的にはギャグとして面白いのですが、たまに流石にこれは不憫すぎない?って思う時もあったりします。

そこら辺は3期の方が好きです。でもギャグのインパクトが強いのはやっぱり1期2期ですね。

あとアイキャッチのBGMが各キャラのキャラソンになってて何パターンもあるのめっちゃ凝ってるなと思いました。

ゆるゆりは原作も全巻買うほどハマった作品の1つ。日常系アニメ好きなら絶対に観てほしい作品です♪

思えばこの作品で自分のオタク化が進行した気がします(笑)

余談ですけどゆるゆりを観てからハーゲンダッツはラムレーズンしか買わなくなりました(笑)

投稿 : 2021/11/08
閲覧 : 219
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い

学園、日常、百合、ギャグどれを取っても面白いアニメ
キャラクターのバランスが取れているため面白い
特に主人公が一番影が薄いというのも逆を突かれて面白い
結構斜め上なギャグも盛りだくさんなので面白い
おすすめです

投稿 : 2021/08/31
閲覧 : 175

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ギャグ強めの日常ほのぼの

キャラが可愛いのと
会話劇が楽しくて
こういう何も考えないで見れる作品って
ワンクールにひとつくらいはみたくなりますよね(o´罒`o)
そしてあっかりーんや京子がかわいすぎるので
毎週たのしみにみれます!
京子まじでいいキャラしてて話を回す感じがたまらなくすきです(❁´ω`❁)
初心者にもおすすめできる作品です( *˙ω˙*)و グッ!

投稿 : 2021/08/30
閲覧 : 186
ネタバレ

貫通 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ギャグ系百合です。

百合は薄いけどしっかりあり、面白いところが良いです。3期と映画まであるのに、飽きずに見ていられます。京子と結衣のボケとツッコミや友情的百合は見ていてほのぼのします。
ただやはり百合としては薄いのが少し気になります。櫻子と向日葵が結構いい感じですが(ケンカは多い)、百合としての成立したカップルがいないのは惜しいです。1組ぐらい百合として付き合っていても良かったのかなと思いました。
比較的見た人の評価は安定しているので期待を大きく下回ることはないのかなといったところです。

投稿 : 2021/08/25
閲覧 : 194
サンキュー:

2

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

主人公(笑)

日常系のお手本みたいなアニメでした。タイトルの通りゆる〜い百合でとても見やすく12話サクッと見てしまいました。癒し系や日常系が好きならまあほぼ間違いなく刺さるかなと思います。
それぞれのキャラがしっかり立っていて誰か1人は好きになれるんじゃないかと思います。個人的には京子と千鶴のやりとりがツボにハマってました(笑)
また、OP、EDともに聞く麻薬みたいな曲でOPに関してはアニメ触ってる人なら聞いたことある人も多いと思います。
続編も結構続いてるみたいなので早く見てきます。

86/100点

投稿 : 2021/08/14
閲覧 : 193
サンキュー:

2

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ごらく部あったらいいネ♪

ごらく部の4人が集まって
お茶したりおしゃべりしたりおばかなことをしてるうちに
生徒会からからまれたりする
おばかな(生徒会もやっぱりおばかw)おはなしで。。
{netabare}
ごらく部の部員は

もしかしたら主人公?の
あかざあかり\アッカリ~ン/
よくみんなから忘れられる子w
あっ!もう書くことないなぁw

先ぱいのとしのうきょうこちゃんは
どうしてかぁ金髪で青い目?とってもかわいいのに
おさななじみのゆいちゃんとか後はいのちなつちゃんにからんで
うざがられてる~(><)
魔女っ子ミラクるんがだ~い好き!

ふなみゆいちゃんは
ちょっと男の子っぽいかんじかなぁ
けいおん!のみおちゃんにちょっとにてるかも。。
こわがりとかはないけどね^^

ミラクるんにそっくりなのがよしかわちなつちゃん
\アッカリ~ン/の同級生で
かわいいけど裏ちなつがときどきでてるね~w
ゆいちゃんがだ~い好き!

にゃんはちょっとあかりににてるかなぁ?
あかりみたいにみんなからかまってもらえないけどね(^-^;)

そうそうそれに生徒会の5人の女子も
みんなかわいいし~♪みんなおばかだし~♪
(あっ!会長はちがうかも)
{/netabare}
でもみんなおばか~っていいナ♪って
にゃんは思うんだ(うん?)

なかまはずれとかってないし♪ねっ☆

にゃんの好きなけいおん!にちょっとにてて
でも感動とかはあんまりなくって
音楽もなくってギャグが多かったみたい。。

泣いたりはしなかったけどわらえるって思うよ(たぶんw)

けいおん!が好きなら1回見てもいいかも♪

投稿 : 2021/07/01
閲覧 : 1301
サンキュー:

223

ネタバレ

あずき さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ギャグと日常と百合

<総評>
この作品は、タイトルからもなんとなく分かるように一言でいうとギャグテイストの日常系百合作品で、その面白さは大きく三つに分けて捉えることができる。一つ目は、ギャグアニメとしての面白さ、二つ目は日常系としての面白さ、そして最後に百合物としての面白さである(そのまんま)。

まず「ゆるゆり」をギャグアニメとして観た場合、面白さの基準は無論どれだけ笑えたかになるわけだが、その意味で個人的に貢献度が高かったと思うのはあかりと千歳である。あかりに関しては「主人公なのに影が薄い」というネタ、千歳に関しては京子×綾乃の妄想ネタで終始自分を笑わせ続けてくれた。
もちろん、どちらも何度も繰り返し出てくるネタなので、途中からマンネリ化するにはする。マンネリ化、つまりは視聴者が映像の途中で、ある程度どういうネタが来るかを予想できる、という状態になるわけだが、しかしこの作品はその都度映像上、展開上の工夫で視聴者の予想をうまいこと裏切ってくれるので、マンネリになっても永遠にそのネタに飽きることがない。具体的には、映像面で言うと、{netabare} 3話の冒頭での、教室でモノローグ中のあかりを捉えていたはずのカメラがいつの間に廊下を走る京子を捉えているところとか、8話Bパートでの、いつの間に京子と綾乃を捉えるカメラの映像が千歳の主観映像になっていて、眼鏡がすっとはずされてそのまま妄想に入るところとか。{/netabare} 展開面で言うと、{netabare} 五話の終わりであかりがちなつに強引にキスを迫られたのちにおいてけぼりにされるところとか、八話で千歳の双子の妹千鶴が出てきて以降の、双子タッグでの鼻血、よだれの出し合いとか.{/netabare}
あるいはネタのもう一つの見せ方として、その視聴者の予想を利用して、予想できるところをあえて省くことで、それらをよりハイコンテキストなネタに昇華させるというパターンがある。ハイコンテキストなネタというのは、「視聴者が自らその省かれた部分に気づく、その体験の過程で笑いを生じさせているネタ」であり、もっとざっくり言えば観ていて「あ、そういうことね(笑)」となるネタのことである.具体的には、{netabare} 3話冒頭で、京子が結衣に「忘れそうなものは手に書くといいよ」と言われて、自分の手に「あかりちゃん」と書くところとか、10話Bパートで、綾乃に大根をあーんする京子を見て画面端で鼻血が味噌汁の上に垂れてるとか。{/netabare}
これら大きく分けて二種類のネタが、様々な形をとって、テンポよく、多い時で10秒に一回くらいのペースで入れられているこの作品は、ギャグアニメとしては十分満足度の高い作品と言えるだろう。

しかし、安定して笑いを提供してくれる「ゆるゆり」ではあるが、それでも笑いどころが少ない回というのもある。具体的には9、10、12話あたりだが、でも大丈夫。そういうときは日常系としての「ゆるゆり」を楽しめばいいからだ。

ということで日常系としての「ゆるゆり」についてだが、ここでは日常系とは「おなじみのキャラが、いつも通りの日常を過ごしている様をみることで、癒しを得ることができる作品」であると定義する。重要なのは、日常系を見る目的は癒しを得ることであって、視聴者の予想を裏切ったり、理解するのに頭を使うようなハイコンテキストな表現を使ったりすることは求められていないということだ。雑な言い方をすれば「頭使わずに見れるアニメこそ日常系」というわけである。
そしてここで思い出してほしいのが、上に書いた“ギャグアニメ”における笑いがどういうものだったかということについて。それは視聴者の予想を裏切ること、またあえて途中を省くき、視聴者が省かれたものについて考え、それが何か気づくことで生まれる笑いだった。
ここから分かるのはギャグアニメとしての面白さと日常系としての面白さは反比例の関係にあるという事実である。つまり、ギャグアニメとしての面白さにかける回は、日常系と割り切れば楽しむことができる、キャラクター同士のマンネリの域をでないやりとりに癒しを覚えることができるのだ。
ただここで問題となるのが、その回を視聴者が初見で日常系として観れるか、ということである。言い換えれば、9、10、12話の冒頭に、「この回は日常系として楽しんでください」というようなメッセージが組み込まれているかということだが、その答えは否である。加えて「ゆるゆり」の場合、8話までがギャグアニメとして優秀なだけに、9、10話を同じようにギャグを期待して見てしまう視聴者が大半だろう。その結果抱かれるのは「(ギャグアニメとして)つまらない」という感想だ。
よってまとめると、「ゆるゆり」には確かに日常系としての面白さは十分にあるが、そもそもの“日常系として見てもらうための誘導”が少なく、その面白さを享受しづらい作品になっている、ということになる。
ここで“日常系として見てもらうための誘導”という言葉について補足しておくと、それを効果的に使っているのがあの伝説的日常アニメ、「らき☆すた」である。「らき☆すた」では確信犯的に冗長な画面を作ることで、視聴者の意識をいい意味で引き付けず、マンネリをマンネリとして受け入れさせることに成功している。タイトルコールをはじめ、毎回かなり挑戦的なカメラワークを導入している「ゆるゆり」なので、やろうと思えば「らき☆すた」のような映像を作れたろうにと思えてしまう分少し残念である。

最後に百合物としての「ゆるゆり」の面白さについて。百合はギャグとも日常系とも共存できる要素なので、これまでの議論は忘れてもらって大丈夫である。
百合物の面白さは、ひとえにキャラ同士の関係性の魅力に帰結する。この作品には様々な百合カップルが存在するが、その中でも一番魅力的に描かれていると感じたのは、京子-結衣ペアである。
まずこのペアの魅力に落ちるのが{netabare} 3話のBパート。結衣の家にお泊りする京子の、ふざけたおしてる普段とのギャップがぐっとくる。続いて11話のAパート。幼少期の京子と結衣の関係性が描かれ、昔は真逆の立場だったことが分かり、積み上げた年月の長さにしみじみとする。最後に11話のラスト。結衣が千夏と一緒にごらく部を作ったときのことを思い出すシーンで、結衣が一緒にやると言ってくれて心底嬉しそうな顔を見せる京子の、その一瞬の表情から「ほんとに結衣のことが好きなんだな」ということを想わされ、またその後の結衣の「お前のくれる楽しいが好きなんだよ」で結衣→京子の想いも分かる。完璧である。{/netabare} 各シーンの詳しい流れや演出の妙については下のぜひ<各話感想>を見てほしい。
こんなに魅力的なペアがいる作品が、百合物として面白くないわけがない。ということで「ゆるゆり」は百合物としても十分満足のいく作品といえる

ここまでギャグアニメとして、日常系として、そして百合物としての「ゆるゆり」についてそれぞれ語ってきた。日常系としてはやや惜しいところが見えたものの、その他の部分ではとても高いクオリティの出来となっており、この作品は、総合して間違いなく神アニメと認定できるだろう。
楽しい時間をありがとう。二期も期待しています。

<各話感想>
{netabare}
一話「中学デビュー」
まずは学園もののお約束、主人公の入学式の朝のシーンから。しかしいきなり画面いっぱいに表れる「ピンポン」の文字の嵐でその趣はすぐに崩れる。早速のテンプレはずしは好印象。お決まりの主人公らしいモノローグから、小学生の格好で玄関を飛び出すというところで初笑い。慌てて戻るあかりを待つ間、友達二人は赤座家を散策。パンツネタでお調子者の京子と突っ込み役の結衣、という紹介を済ませた後、京子があかりの姉の部屋をのぞくとそこには大量の妹の写真とパンツが…。物語のはじまりからいきなり不穏な空気が流れる。教室での自己紹介時にてさっそくサブキャラを紹介しつつ、話題はすぐにごらく部へ。場面はごらく部の部室に移るが、その看板には茶道部の文字が…。再び集った最初の三人。茶道部の看板含め、ごらく部の紹介が入ったのち、しかしあかりは「中学生になったんだから、もっと刺激が欲しい」とその活動に不満な様子。刺激的なものと言えば、ということでそこそこの尺を使って高速回転観覧車の話題、恋の話題になるも結局は中学生に夢を見るなという結論に。落ち込むあかりだったが京子の後ろにあるミラクるんの漫画を発見しテンションが上がる。ここで杏子がミラクるんの同人誌を書いていることが判明。そしてタイミングよく、さっきあかりのクラスにいたミラクるん似の生徒が部室の門をたたく。ミラクるん似の生徒、もとい“ちなつ”は茶道目当てに来たそうだが、京子の強引な引き留めと結衣の「守るから」宣言を経て入部することに。なおその際、結衣から「私たち、だらだらしてていいのかな」という作品の根幹にかかわりそうな台詞が。翌日、さっそく部室では案の定京子がちなつに抱き着き、それを結衣が引き離すという予想通りの図が繰り広げられる。そんな中黙ってお茶を飲んでいたあかりは、主人公であるにも関わらず三人から「影が薄い」との指摘を受ける。その後、数分かけて各々が挙げた“あかり改善案”が映像化されて流れる。この映像について、あかりが朝起きるところから始まるあたり冒頭のシーンとの呼応もあってまるで新しいアニメが始まったかのような趣がありつつ、またそこに出てくる要素はどれもごらく部の生徒たちが適当に出した案ということを前提にすることでメタ的な笑いを持たせた映像になっている。無駄に作画コストが高いのも笑える要素。無論どの案も没になり、あかりを慰めるフェーズに入る三人。京子の「特徴がないのが特徴」という究極の台詞が決め手になりあかりは覚醒。ここの豪快に真俯瞰になるカメラワークはあかりがごらく部に来てすぐのところでも使われていたもので、この繰り返し表現であかりの覚醒した様子が際立つが、これはいわゆる「上げて落とす」の「上げる」で、あかりの「それは…」に続く言葉は突然入り込んできた生徒会の生徒に遮られてしまう。やっぱり存在感を発揮できない主人公、というところで締め。
(まとめ)
作画コストがとても高く、これは内容がなくても見れちゃうやつ。事実京子がだらだらと話すところにはらき☆すた的な緩慢さを覚える。キャラ達の奔放な発想を作画と演出であますことなく面白がるという趣の作品か。主人公がぞんざいに扱われているのは個人的に新鮮。

二話「私とあなたと生徒会」
アバンでは前回の最後にあかりの存在感を食った生徒会にスポットが。「なんでいつも二番なのよ…」と頭から血を出しながら苦悶の表情を浮かべるのは生徒会副長、綾乃。一番は前回の展開からお察し、綾乃がいちゃもんをつけていた京子である。京子の天才属性が発覚したのち、綾乃は生徒会らしくごらく部の茶道部室の無断使用について言及。生徒会のもう一人のメンバー千歳の提案で、部室をめぐって勝負することに。勝負と聞いて京子が真っ先に提案したのはお色気勝負。おっさんキャラの徹底ぶりに笑う。意外にもそれに乗っかってきたのは生徒会のもう一人のメンバー千歳。百合物には必須の過激妄想キャラという位置づけか。勝負の内容はテストに落ち着くが、京子は自分が勝った時の報酬として二人の入部を提案。この反応から綾乃のツンデレキャラが確定。舞台は変わって生徒会室、二人が引き続き京子の話題を続ける中、一話であかりのクラスにいた生徒二人(櫻子、向日葵)がその門をたたく。腕章をつけているのを見るに二人も役員らしい。書類整理を任される二人だったが、なんやかんやあってごらく部のみんなも手伝うことに。そうとは知らず京子を探して学校中を歩き回る綾乃と千歳、という構図。作業中終始犬猿の仲っぷりを見せていた櫻子と向日葵だったが、櫻子が転びそうになったところで向日葵が助け、百合演出突入。その後体育の授業では再び胸のサイズをめぐる衝突がありつつも、しかしその帰り道、向日葵はラッピングしたクッキーを櫻子に渡す。デレが早すぎるかつ分かりやすすぎて笑う。なお櫻子の鈍感でつり合いがとれている様子。綾乃が風邪で学校を休んだ日、京子の提案で二年生組みんなでお見舞いに行くことに。寝込んでいた綾乃に千歳がその事実を伝えると顔を真っ赤にして「そんなはずないでしょ」とこれでもかというツンデレっぷりを見せる。目の前で繰り広げられるデレの応酬に妄想がとまらない千歳、帰るよと言われ眼鏡を探すが、「私も探すよ」と歩み寄った京子が速攻で眼鏡を踏みつけて割る。このテンポの良さは癖になる。大混乱の二年生組、というところでカメラはごらく部の部室に移り、そこには一人ぼっちでみんなが来るのを待っている主人公、あかりの姿が…。前回の次回予告通り影の薄すぎる主人公で草。
(まとめ)
それまでの百合作品から考えたら信じられないほど早くて雑なデレの応酬が、テンポよさとはっちゃけた作画でギャグに昇華されている。

三話「ウチくる⁉…いくいくっ!」
毎回恒例かと思われたあかりの「はっじまるよ~」でふざけ始めた。三話にて再び教室にいるあかりのモノローグから始まる本編。しかし手前に座るちなつであかりカメラから遮られたところで雲行きは怪しくなり、案の定焦点は次第にあかりがいる教室の前の廊下を横切った京子の方へ…。遠ざかっていくあかりのモノローグの声が笑いを誘う。ダッシュのおかげで遅刻を回避した京子だったが代わりに宿題を忘れる。放課後部室で結衣に「忘れそうなものは掌に書くといい」というアドバイスを受けて掌に「あかりちゃん」と書く。理解に一拍必要とするメタギャグ。
ごらく部らしくだらだらととりとめもない話をしながら時間をつぶす四人。そんなか結衣が突然一人暮らしを始めたことを告白。舞台は結衣の新居に移り、そこに宿題を手伝ってもらおうと京子がやってくる。二人のやり取りの中、京子の発言の絶妙な適当さが癖になる。そこにあかりとちなつも加わって結局いつものごらく部に。食材を買いに行った後、みんでお昼ご飯を料理する。なお一人だけ何もしていない京子にまず笑う。味噌を買いに行くと見せかけてインターフォンに目のドアップの天丼でまた笑う。そこからは主に、ちなつにくっつこうとする京子、それを拒否し、結衣に熱視線を送り続けるちなつ、京子を抑え込む結衣、の三要素くらいで会話がぐるぐると回る(相変わらずあかりの印象薄い)。そんなこんなで時間は過ぎ去り、あかりとちなつを見送りにマンションのエントランスまで下りる結衣。「今日は楽しかったね、また明日」という空気が漂う中、しかし部屋に戻ると案の定京子がまだ残っていて、さらに布団敷いて泊まる気満々、というオチ。
しかしシーンは続き、先ほどのテンポの良いかけあいが打って変わって、ゲームをする二人の会話はぽつりぽつりと真面目トーン。「結衣、結局追い返さなかったんだ」と気づくところでまず萌える。手前にある布団に枕が二つあるところに気づいてまた萌える。ゲームの進行の仕方についての簡単な会話があったあとで、少し間をおいて結衣が「ほんとにとまってくの」と京子に聞く。そしてその次のカット、ゲーム画面をぼんやりと見つめる二人が、一言二言また言葉をかわす。その内容は本当にとりとめのないものだが、ここのかけあいの間の取り方や口調に、二人のこれまで積み重ねてきた関係が凝縮されているのが分かり、ギャグパートとのギャップも相まって完全にやられる。時刻は22時を回り、電気を消して同じ布団に入る二人。布団のにおいをかいで「結衣のにおいがする…」というところまではテンプレだが、そこで「おなかすいた」となるのが京子節。即席ラーメンを食べてから二人は再び布団に戻る。ここからは正真正銘百合パート。京子が結衣に「ほんとに泊めてもらってよかったの」と聞くところは、いつもの京子のふざけ散らかした様子とのギャップで落ちる。続く「結衣は昔から寂しがり屋だからなあ」という京子の台詞で、結衣は家に京子が来る前の自分を思い返す。ここで、この場面の冒頭にあった“一人で本を読む結衣の長回し”が生きてくる。そして最後は、「宿題忘れてたー!」と京子が飛び起きるというオチ。完璧すぎる。翌朝、遅刻しそうになりながらごらく部の四人仲良く走って登校。この締め方、ここまではゆるゆりがどんなアニメかを伝える序章で、キャラ紹介の終わったこれからが本番なのだ、というような期待感を与えてくれている。
(まとめ)
テンポの良いギャグ調の百合としっとりとした百合とのギャップで視聴者を落とす、これがゆるゆりの力か…。その切り替えどころの映像センスも抜群である。これは神アニメですわ

四話「夏の大収穫祭」
またタイトルコールであかりいじり。「カメラさん、大丈夫ですか」でフレームが上下に揺れるところ、氷菓の万人の死角的な面白さがある。案の定挨拶は途中でカット。生徒会室にて、近づいてきた定期試験にやる気を燃やす綾乃だったが、それを見た千歳は「負けてもいいんじゃない」と妄想ワールドに入る。それに対し綾乃は、今回は一度デレを挟んでからつっこみ。綾乃のデレを引き出す要因として千歳は有能。
一緒に登校中のごらく部四人、夏が来たということで話題は七夕。京子は「ちなつとチューしたい」と短冊に書くが、そんなちなつは「結衣先輩とチューしたい」と先に短冊に書いていて、京子の怒りの矛先が結衣に向く。そして結衣がそれに答えちなつの額にキスしたことで京子はまた怒る。後者は結衣に対するデレと見ていいだろう。三人でわちゃわちゃしている中、またまた「そういえば居たな」状態のあかり、短冊には案の定「目立ちたい」と書いていた。その後しばらく風に舞う短冊を使ってシーン変え。定期試験の結果は綾乃が一位。京子の方は「同人誌の締め切りと被った」と散々な点数で、綾乃は「勝負はどうしたのよ」と当然怒るが、京子がここで七夕の話題を出し、「そういえば短冊に書いてあった綾乃が仲良くしたい人って誰なの?」と聞いたことで勝負はうやむやに。短編の詰め合わせと見せかけてつながりがあるのはいいよね。
綾乃の誘いで生徒会+ごらく部で海に。千歳がわざわざ京子と綾乃の前に出て行って妄想のために眼鏡とるの笑う。そしてどこからともなくティッシュが差し出されるまでがテンプレ。アバンで千歳が「海か~」と言ったあとで意味深にティッシュを取る手が映りこんだのはこのための伏線か。水着に着替える際、恥ずかしがる他の面子を見て、綾乃は得意げに上着を脱ぎながら「私みたいに家で水着を着てくれば安心、アンコールワットね」といつものよく考えれば全然係っていないダジャレを。ここ、台詞の前に綾乃の背景がフライングでアンコールワットになっていることで笑いが。千歳がスイカを切り分けたところではまた謎のもう一人ネタが。メンバーは八人のはずなのにスイカは9切れあって、一つ残ったのをしれっとその誰かが取る。その後も何度か画面はじで映り込むもう一人さん。遊び終わって着替えるとき、綾乃はさっき京子に「パンツ忘れたりしてるんでしょ」と言ったにもかかわらず、自分がブラを忘れたことに気づく。「そっちがあったか」と思ったらパンツも忘れているという二段構え。浴衣での花火を楽しんだ後、綾乃が千歳に「今日は千歳のおかげで楽しかった」と感謝するというしっとりシーンに。ここで綾乃の短冊に「成就」の判子が押されるというAパートの演出の反復。続いて「私こそ」と千歳が言ったところで千歳の「豊作祈願」の短冊にも判子が押され、「そういう意味か~」となる笑いが。最後はあかりがまた風に舞う自分の短冊をおっかけるところで締め。
(まとめ)
一話を通して短冊という軸が通っているところに構成の綺麗さを感じる。謎のもう一人ネタは、視聴者がミッケ的な感覚で映像に参加できる要素。10秒に一回くらいの頻度でネタか百合演出が入り全く退屈しない。

五話「あかりとかミンミンゼミがなく頃に」
深夜、京子に呼び出されちょっとそわそわしながら待ち合わせ場所でまっていた綾乃。しかし遅れてきた京子の後ろには千歳と結衣の姿が。そして訳が分からないままバス、電車を乗り継いでついた先は東京ビックサイト、「いや、京子のコミケ手伝い要因だったんかーい」というオチ。テンポよいカット並びの中で東京駅や東京タワーなどのランドマークをしっかり映すあたり映像的に気持ちいい。
というわけで二年生組でコミケ回。同人誌だけでなくコスプレ衣装も作れるというハイスペックさを見せる京子。謎のまるっこいちびキャラのコスチュームを着た千歳が、その頭の蓋をとって腰を振るというサザエさんパロディを見せる。また会場をめぐる際もその恰好のままで、妄想要員である千歳が体張って笑いとる感じ好き。後半は同人活動を楽しむ京子を綾乃が微笑ましく思うというしっとり展開。
夏休みの宿題をしに向日葵の家に来た櫻子。宿題の手伝いをさせるため、櫻子は向日葵の妹を連れてきて人質にとる。しかし向日葵妹は動揺することなく、櫻子に抱えられながら「悪いのは社会のひずみ、私が犠牲になることでみんなが幸せになるなら…」と一人だけスケールの違うことを言って櫻子をビビらせる。こういう癖の強いキャラが使い捨てのように一瞬出ては引っ込むというテンポの良さは癖になる。生徒会選挙の話になり、そういえばと向日葵は櫻子に生徒会に入った理由を聞く。櫻子は「陰でみんなを支えるってかっこよくない?あかりみたいな」と答え(この時点ですでに、「それ主人公の評価としてはどうなんだ…」という笑いはある)、そこからは櫻子によるあかねVSちなつの妄想劇場。あかりは一話で出てきたネタ、お団子髪ロケットをちなつにお見舞いするがあっさり防がれ、さらにちなつにスケスケになる魔法をかけられてしまう。「透明になってお団子もなくなったら、誰だかわからないよ」と嘆くあかり。その通り過ぎて笑う。向日葵が「私も赤座さんみたいにみんなに優しくなりたい」とうまくまとめたところで、櫻子が「じゃあ宿題手伝って」と返し、それに向日葵が「くたばれ」の反復でツッコんだところで締め。
場面は変わってちなつの家。くしゃみしたあかりが「誰かにいっぱい噂されてるのかな」と言うと(実際その通りだったわけだが)、ちなつは「そんな冗談をおいといて」としれっと言外に「影の薄いあかりが人の話題にのぼるわけないでしょ」というディスをいれる。本題は結衣の話で、しばらく、結衣にガチ恋のちなつと何も知らないあかり、という対比が続くが、キスの流れからちなつがあかりに百合を教育する展開に。ここ、急にちなつの口元のかきこみが増えて「おっと、この流れは…」と視聴者に予想させる。逃げ惑うあかりだったがついに玄関先で押し倒され、呼び鈴が何度かなるものの、ちなつはそれを全く意に介する様子もなくいきおいそのままあかりの唇を奪う…。その瞬間にカメラがQ.T.Bで夏空を映すのもなんか草。そしてカメラが地上に戻ると、屈服したあかりに開かれる玄関の戸。その先には結衣と京子二人の姿が。しばらく時が止まったように見つめ合う二人とちなつ。その間に流れるセミの声が笑いを誘う。お取込み中失礼しました、と帰ろうとする二人に、「違うんです結衣せんぱ~い」とちなつが追いすがる中、一人取り残されたあかりは床に転がされたまま絶望の涙を流す…。
(まとめ)
“主人公をないがしろにするネタ”に磨きがかかってきた。お団子髪との合わせ技や、同級生の今んとこ唯一の友達であるちなつに「夏休みは結衣先輩と仲良くなろうと思ってたのに、なんで私はあかりちゃんなんかと…」と言われたり、ちなつが結衣に他の人とキスしているのを見られる、というネタの中で雑に唇を奪われたり。あまりにかわいそうな扱いを受けるあかりだが、でも全員が百合してる世界の中で一人だけノンケなんだから仕方ないよね、うん。

第六話「あーと☆あーたー☆あーちすと」
タイトルコール時、あっかりーんと呼ばれて出てきたのはあかりのお面をつけた京子。そのパターンがあったか。「私の唯一の仕事うばわないでよ」とわたわたするあかりに、京子は「アニメも折り返し地点だし、気分転換したいよね」と“一発芸”と書いたフリップをカメラの前に置く。そしてカメラが切り替わるとそこはごらく部の部室に、という、メタ視点のまま本編突入するというネタ。なお続くメッタメタな顔芸はまじでわけわからん(誉め言葉)。
二年生の教室にて、京子は後輩から絵の上達のコツを聞かれ何かをひらめく。そこからしばらく京子が結衣にラブレターを渡すという純粋百合展開が進み、いつまでたっても結衣のツッコミが入らないのでおかしいと思ってたら京子の紙芝居だったというオチ。その後の結衣をめぐるちなつとの紙芝居対決では、ただただちなつの闇が明らかに。あかりは白目をむいて気絶し、結衣はちなつの紙芝居をとめるためちなつに抱き着くという強引な手にでる。それでも止まらなかったため京子が「ねんどやろうぜ!」とこれまた強引に話題を転換。ここ、いやさすがに突然すぎるだろという京子特有の笑いがある。なお一応芸術の秋ということでつながってはいる。
各々好きなねんどを作りながら、順々にネタを披露。中でもあかりがちなつの作ったもの(モザイク)におののくところ、京子がミラクるんをM字開脚するちなつに作り変え、ちなつが「やめてください!私がM字開脚を見せるのは結衣先輩だけです」というところ好き。前者はあかりの主人公的純粋属性の応用、後者はちなつのやばさの突き抜けの笑い。修学旅行の話が途中から出てくるが、これによって結衣の餃子→餃子→八つ橋という三段落ちや、M字開脚に怒ったちなつがお土産に木刀を頼むというネタが生まれている。M字開脚したちなつは結衣の家に置こう、という流れから結衣の家にいくことに。ここからは結衣の親戚の幼女(まり)とちなつの絡み。話題のM字開脚ちなつはまりの掌の上に。ここ、幼女にそんなもん持たすなというネタであり、かつまりがミラクるん好きという伏線。ちなつを本当のミラクるんだと思ってしまったまりのために、ちなつはついにミラクるんのコスプレをすることに。しかし「魔法出して」と言われて困った挙句ステッキを折り、「魔法使えなくなっちゃった(満面の笑み)」と言い放つ。再びちなつの恐ろしさにおののいた三人は、無理やりにちなつをまりとお散歩に行かせることに。衆人環視に晒されさらにストレスをためながらも、結衣先輩に好かれるためと耐えていたちなつだったが、まりに「(折れたステッキの)代わり」と麩菓子を渡されほっこり。少しは仲良くなれたのかな、と思ったのもつかの間。家に戻り、まりがトイレに行ったところでいつもの腹黒ちなつに戻る。それを見たまりが人生を達観しはじめたところで締め。最後のワンカットはポーズがコマネチに変った粘土ちなつ。
(まとめ)
初めてのごらく部オンリー回。ちなつの黒さがひたすら光った。あとメタいネタが増えた。あと今更だけど各話あらすじもそれぞれのキャラが持ち回りでその回を紹介する形をとっていて面白い。それにしても大久保留美さんと竹達さんの声似てるな。ゆい先輩ゆい先輩言ってるあたり特に()。

7話「クリ済ませり」
いつもあかりいじりを済ませたあと、ごらく部の部室に京子がサンタの格好してやってくる。何を言い出すかと思ったら、生徒会メンバーを交えてのシャッフルクリスマスデート。いつぞやのあかり改善のときに使ったボックスで抽選。それぞれが胸の内で期待と不安をふくらませる中、あかりだけ「私のだけ番号が書いてなかったりしないかな」と全く別の心配をする。
OP明け、最初のカップルはまさかの綾乃と結衣。なじみのない組み合わせに、案の定「気まずい」と胸の内で漏らす二人だったが、個人的にはこういう見たことないカップリングはわくわくする。そこから順々に抽選結果の開示。京子ちなつペア、向日葵櫻子ペアは予想通り。あかり千歳ペアは予想外だが意外に相性がいい様子(お互いノンケだからか…)。その後のシーン回しもそれぞれのペアを順番に。中でも面白いのがミラクるんの映画を見て、意外にも楽しんでいるちなつと何とかボディタッチをしようとする京子のペア。なおこのシーン、京子の奮闘を映すのと同時に、映画の内容も音で伝えるという高度な映像となっており、ミラクるんとライバるん(名前の安直さ好き)のコント調の会話劇が楽しめる。一方依然きまずい空気が流れる綾乃結衣ペアだったが、綾乃が「どうしよう東照宮」とつぶやいて結衣が笑ったとこで、少しだけ希望が見えはじめる(そういえばそんな関係あったな)。
今まで触れてこなかったアイキャッチについて、いままで見た萌えアニメの中で一番凝ってるような気がする。そして今回新たに登場した千歳のアイキャッチに爆笑。こんなにティッシュのイメージつけられる萌えキャラこいつ以外にいないだろうな…
Bパートに入っても、やはり一番関係が進展したのは京子とちなつ。京子はちなつが物欲しそうに見ていたぬいぐるみを覚えていて、ゲームセンターに言った際にクレーンゲームでとってあげる。その後、意を決して「手、つないでもいい」と言った京子に、ちなつは「今日だけは、いいですよ」と返す。一方結局集合時間まで何もしなかった綾乃結衣ペア。結衣がこの企画の発案者、京子への愚痴をこぼすと、綾乃もつられて千歳についての愚痴をこぼす。お互い、癖の強い友達を持ったねと若干の仲間意識の芽生えがありつつ、「私たち、あの子たちがいないと駄目ね」と実感したところで締め。場面は変わって新年の赤座家。あかりがちなつからの年賀状を見てまた白目をむいたところで、カメラはちなつの家へ。ここであかりの姉とちなつの姉が友達という意外な事実が明らかに。ちなつが結衣の年賀状を手に取ったところでカメラは今度は結衣の実家に。結衣とまりのほのぼのとした絡みが見られる。最後はいつも通りごろ寝中の京子。ラストカットは気絶中に親戚たちにあそばれるあかりの図。
(まとめ)
各キャラ、各ペア平等にカットが振られた回。それゆえその一つ一つではあまり進展が見られなかったという印象。ただし京子とちなつは例外で、割にベタな百合展開だったが結構ときめいた。やっぱり自分は百合がそもそも好きなんだと改めて実感。あかりいじりの面白さは健在。

八話「エイプリルフール」
今回のタイトルコールはあかりとちなつで。二人は「二人の出番はここまで」と言われて透明になる。「あっかりーん」が透明になるときの効果音と化してるの草。
新学期を控え、生徒会室にて備品の整理をする綾乃と千歳。その最中、千歳が嘘をつき、京子がそれをあとで指摘するというゲームをする。明らかに嘘と分かる嘘をつき続ける千歳だったが、片づけが終わった後で「嘘をつく、と言ったことが嘘」とネタバラシ。その中で明らかになった「うち、双子やねん」を次のシーンに持ち越し(ほかの嘘も後回収)。場面は変わって、春休みの宿題をしに近所の図書館に来た京子と結衣。二人は本を読む千歳を見つけるが、千歳(?)は京子が何をやっても反応を示さない。二回目に京子が無視されるあたりで、視聴者はその子がくだんの千歳の双子だと察する。綾乃と千歳が図書館に来たところで、正式に双子の妹(千鶴)だったとネタバラシ。
Bパート、メインスポットは無論この千鶴。放課後千歳、綾乃と廊下を歩いている途中で、不意に眼鏡をはずし千歳×綾乃で妄想を始める。いやお前もかい。しかも流すのはよだれ、絶妙に汚い。その対応に追われる綾乃が、「マーライオンみたい」とのんきに笑っている京子につっかかると、その様子を見ていた千歳はすかさず眼鏡をはずして鼻血を出す。これもう収拾つかねえな。図書館での一件以来千鶴は京子のことを真っ向から嫌っている様子だが、京子は「ツンデレ?」と全く真面目に取り合わない。京子のこういうずうずうしさ好き。二人一緒に帰宅した池田姉妹。宝くじと漬物の嘘をさらっと回収したのち、先ほどシーンでの会話にもあったように、千歳の入っているお風呂に千鶴も入ろうとしたところでセクシー下着の嘘回収。この不意打ちは笑う。最後千鶴が千歳のベッドに入ってきてほっこりしたところで締め。ついでに綾乃の家でもちゃっかりお泊り会が開かれており、久々の綾乃×京子萌え。
(まとめ)
二年生+千鶴回。千歳の嘘の仕掛けは面白かった。なので嘘が回収される後半のたたみかけは良かったのだが、前半の嘘を張る下りと図書館での下りは弛緩していた印象。

9話「今年の夏はこわくない」
今回はごらく部雑談回。夏ということで、綾乃と千歳を対象に肝試しをしようと計画するごらく部。おばけ屋敷って本物いるのかな、という話題になったところであかりが「怨念はおんねん、みたいな」と、たぶん今回初めて自分から話に乗っかってくるが激すべりする。
クーラーを求めて、また怪談話をしながら生徒会室へ向かう一行。京子が「ほら、ドアを開けたら亡霊が、みたいなのよくあるじゃん」と生徒会室の戸を引くと、その奥には本当に少女の亡霊が…。慌てて逃げ帰るごらく部、しかし視聴者にはそれが今までようとして姿をみせてこなかった生徒会長だと分かっている(2話で出てきた生徒会の写真にいた)。その後再び会長一人になった生徒会室に、ぼろぼろの白衣を着た先生が来る。仕事のことを聞きにきた綾乃との会話にて、会長が声がめちゃくちゃ小さいキャラと判明、その声を唯一聞き取れるのが西垣先生、ということらしい。校長に追い出されたとかで生徒会室で何やら危ない実験を始める。逃げる途中で転んで離脱したあかりを探して生徒会室に戻ってきたごらく部。扉の前で綾乃、千歳と再会したところで中から爆風が。先生と綾乃に介抱される会長を見てごらく部の誤解は解ける。そして千歳の口から、会長が去年の夏の海旅行の際にも来ていたことが判明。あのときの謎のもう一人は会長だったと。あかりに影薄いキャラの強力なライバル登場である。最後はさっきまでごらく部にいたあかりは生霊だった、という怪談オチ。「怨念はおんねん」がまさか伏線とは。
(まとめ)
らき☆すた的緩慢さが如実に表れた回。笑いを求めてみると少々退屈。らき☆すたがあれで許されているのは、映像のあまりの冗長さに作り手の確信犯的な意図が感じられるからではなかろうか。それと比べると、ゆるゆりに見られる緩慢さは中途半端という印象を受ける。

10話「修学旅行というが、私たちは一体何を学び修めたのだろう」
タイトルコールにて一年生組の出番終了。京都に向かうバスで京子がリバース。大量に持ってきたライオンの巾着袋がさっそく役に立つ。二年生組で集合して京都観光。笑いどころとしては千歳の鼻血ネタ。結衣が大浴場で失血死しそうになる千歳を想像したり、夕飯のシーンで京子が綾乃に大根をあーんするとき画面はじで千歳の鼻血が味噌汁の上に垂れたり。なお夕飯を食べ過ぎて京子が再びリバースする際にはまたライオンの巾着袋のイメージが挿入される。枕投げのシーンで綾乃が「男言葉禁止!」というルールを追加したときにもじもじしている結衣可愛い。最後は枕投げで出た汗を流すためにまた大浴場に。修学旅行中に「こんな日々がずっと続けばいいなあ」と言うボケを投げる京子だったが、「いまだけはいい気分だから」とみんなツッコまずにしみじみと空を見上げる。
(まとめ)
修学旅行という非日常の中で繰り広げられるのは、いつも通りのマンネリ。今回も笑いどころとしては少なかったが、いつも以上にはっちゃけている京子を見ているのは楽しいし、京子の一挙一動に顔を赤らめてツンデレを発動する綾乃は可愛いしとオタクはそれだけで満足。

11話「わたしたちのごらく部」
まさかのタイトルコールなし。あかり、京子、結衣のおさななじみ組の過去シーンから。これまたまさかだが、昔は結衣が元気っこで京子は泣き虫っこだったことが判明。
部室で結衣の持ってきたアルバムを見るごらく部四人。京子がその中の一枚を指して「このときは喧嘩したんだよな」と言うところから回想スタート。幼女姿のあかり、京子、結衣が公園で何して遊ぼうかと話していると、ちょっと待ちなさいよともう一人の幼女が割って入ってくる。その声の主はまさかのちなつ。そこから三人対ちなつで公園の争奪戦が始まる。タッチしたら菌が移るとか、地球が何回回った日とか、台詞の節々に幼女みが感じられるのが可愛い。特にちなつと結衣で悪口を言い合い、ついに殴り合いに発展かと思いきや互いの鼻をつまみ合う、というところ、意外性とあるあるが相まってとても微笑ましい。各キャラについては、泣き虫京子には今とのギャップが効いた可愛さがある一方、男勝りな結衣は、一見今とは正反対という印象を受けるが、前回の枕投げの際に女言葉を恥ずかしがっていたのが記憶に新しく、口調だけは昔から変わっていないんだなと分かちじーんとくる。あかりも昔から一人だけテンションのずれたことを言って周りを引かせていた様子。ちなつに関してはいわずもがな。回想が終わり、「許せません、その悪ガキ」とちなつが怒るとこまでがテンプレ。あかりだけが写真の奥に移るちなつに気づき、アルバムを閉じると同時に悲しい真実にそっと蓋をする…。
部室でだらだらとくつろぐ京子を見て、昔の方がよかったと口をそろえて言う三人。それに腹を立てて相変わらず訳の分からない捨て台詞を吐いて部屋を出ていった京子だったが、翌日、再びごらく部の部室に来た京子の様子は一変していた。まるで別人のように清楚で知的な雰囲気をまとった京子。なにやら難しそうな本を開いて「フェルマーの最終定理、奥が深いなあ」とつぶやく(とりあえずフェルマーとか言っておけば頭よく見えるだろという発想が安直すぎて笑う)。ドン引きする三人が京子の後ろに回ると、その後頭部にはでっかなたんこぶがあり、ここで京子がおかしくなった原因は階段で転んで頭を打ったからと判明。どうすべきか悩んだ末とりあえず生徒会室に京子を連れていく三人。綾乃が京子の豹変ぶりに動揺する中、結衣は千歳から「叩いたら治る」とハリセンととんかちとバーベルを授けられる(ここ、「いやこれで叩いたら死ぬだろ」という笑い)。部室に戻り、「京子ちゃんは私たちの中心にいてくれなきゃ!」と思いを伝えるあかりだったが、京子に「私はあかりちゃんに中心にいて引っ張っていってほしい」と言われて気持ちが揺らぐ。いや草。そういえば、とごらく部が茶道部の部室を無断使用していることを問題に思い始めた京子。どうするべきか考えなきゃね、と不穏なことを言い出す。その後は、いつもと違う京子に他メンバーがコレジャナイ感を露わにしていくパート。中でもあかりが「(いつもみたいにないがしろにされないと)影が薄いっていう役割もなくなっちゃうみたいで」と危機感を覚えるところ笑う。そんなツッコミどころはありつつも、映像はだんだんとしんみりとした空気を帯びていき、そして最後には京子がついにごらく部を廃部にすると言い出すというこれ以上ないシリアス展開に。茶道部の部室を無断使用しそもそもの活動実態もない、そんな部活があってはいけないと言う京子。それを聞いて、結衣は京子と一緒にごらく部を立ち上げたときのことを思い返す。ここの回想のときの、結衣に「しょうがないなあ京子は」と言われたときに見せる京子の笑顔好き。結衣にそういわれて一瞬心の底から嬉しそうな表情をした後、いつものような無邪気な笑顔になる。神演技。そんな京子のことを思い、廃部なんてやだ、戻ってよ京子と結衣は泣きつく。ここの結衣の「お前がくれる楽しいが好きだったんだ」という台詞が染みる。好きは好きでも、あなたと一緒に過ごす楽しい時間が好き。友達でも百合でもない、“ゆるゆり”という関係性の一つの答えがここにあるという気がした。そんな結衣を見て、あかりとちなつも京子に戻ってきてほしいという気持ちをぶつける。最後に結衣が「そういうわけだから」と言ったところでシーンが切れ、視聴者としては「ついにあれを使うのか…」というお察し状態。日が変わって、一話と同じようにごらく部の部室に綾乃と千歳が乗り込んでくると、京子は「お、勝負か!」といつも通りの反応を見せる。あれ、無事もとに戻ったんだと思いきや、カメラがその背後に回るとたんこぶが二つに増えている、というオチ。知ってた。一件落着のムードが流れる中、いままでいなかったあかりが「あっかりーん」の掛け声とともに勢いよく飛び出してきて机の上に乗る。その明らかにイッてしまっている目をみて、お前もかよ、というツッコミと、やっぱり主人公の扱いが雑過ぎる、という笑いが入ったところで締め。
(まとめ)
過去回想あり、廃部の危機ありと最終回っぽい一話。いままでで一番のシリアスだったが、笑えるところも十分にあった。ここぞとばかりに気合の入った作画も、かなり効果的に働いてくれていたと思う。

12話「みんなでポカポカ合宿へ」
最終回も変わらずないがしろにされるあかり。タイトルコールの役割さえも幼女のまりちゃんにとられる。本日は6話の時点で予定していた合宿回。京子の持ってきた着ぐるみパジャマを着たり、生徒会組と退学をかけて勝負したり、ドラム缶のお風呂に入ったり、チョコを食べてキス魔と化した千歳をとめたり、早朝あかりが自分の身を挺してみんなを爆発から守ったりといつも通りのテンションではちゃめちゃな一日を過ごしたごらく部であった
(まとめ)
前回の最終回っぽい回を受けての日常回。日常系はやっぱりこういう終わり方がいいよね。
{/netabare}

投稿 : 2021/05/26
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4

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

正直、OPしか記憶にない

緩すぎて見た直後から内容を忘れてしまう。何も考えたくないときに見たいアニメかも。すごく面白いっていうわけでもない。だからこそのゆるゆりかなと思う。

かなり主人公の扱いが酷い。本当に主人公なのかってくらい存在を忘れられてしまう。見ていた僕も忘れているときがある。そこをネタにしている作品ではあるのだが。

ゆるゆりのアニメ1期って2011年放送だったんだな。時の流れって恐ろしい。


OP
ゆりゆららららゆるゆり大事件 歌 七森中☆ごらく部
ED
マイペースでいきましょう 歌 七森中☆ごらく部
挿入歌
魔女っ娘ミラクるん♪ 歌 魔女っ娘ミラクるん(竹達彩奈)

OPのインパクトが兎に角強い。この主題歌を聴くためにこのアニメを見たようなもの。
ゆりゆららららゆるゆり大事件って!!カラオケで歌おうと思ったけど、噛んでしまうし、難しい。2番の歌詞の早口っぽくなるところもつい引っかかってしまう。悔しい。
アニメ関係ないけど、安元洋貴が歌ったものもありまして、衝撃を受けた記憶がある。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続ける4人組。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。


1. 中学デビュー!
えへへ、みんなこんにちは。『ゆるゆり』主人公の赤座あかりだよ!この春、あかりは中学生になりました! わ~い♪新しい環境に胸がドキドキのあかりを迎えてくれたのは、幼なじみの京子ちゃんと結衣ちゃん。あかりは、そんな二人が作ったごらく部に入部したんだけど、そこに思いもかけない子が現れたの。あ、あなたはまさか……!?さあ、あかりと愉快な仲間たちのゆるゆるっとした日常が、はっじまるよ~!

2. 私とあなたと生徒会
ちぇすとー! おいどんがごらく部部長、歳納京子でごわす!てへっ、なんちって★(パチンッ←ウインク)いやあ、せっかくのアニメ化なんだし、ここはバッチリとキャラを作っておかないとね!(よけいなことせんでいい。 by結衣)さあ、2話からは急展開だぞ。学園を影から支配する生徒会がついに動き出しちゃったからね。よーし、学園アニメらしく生徒会と戦うぞ! 結衣とあかりは私についてこい!そしてちなつちゃんは、私の胸に飛び込んでこーい!

3. ウチくる!? …いくいくっ!
どうも、船見結衣です。ところで、これを初めて見る人に言っておくけど、2話のあらすじは嘘八百だから信用しなくていいよ。それにしても、あかりやちなつちゃんといった後輩ができたのに、今日も宿題を忘れてきたりして、京子は全然成長しないな。まあ、せっかくの日曜だし、京子のことは忘れてのんびりとするかな……って、なんでおまえがうちにいる!?やれやれ、あかりにちなつちゃんも加わって、どんな日曜になることやら。

4. 夏の大収穫祭
結衣先輩だいだいだ~い好きな吉川ちなつです。きゃっ、私ったらこんなこと大声で言っちゃって恥ずかしい~!さて、期末テストも終わって夏休みなんだけど……はあ、学校がお休みだと結衣先輩に会えなくて寂しいなあ……。もう、夏なんてつまんない!って思ってたら、なんと結衣先輩からお誘いが! きゃ~ん、嬉しいよ~。昼は海で泳いで夜は花火がしたいです! 結衣先輩の水着……! 結衣先輩の浴衣……! よっしゃあ、夏最高!

5. あかりとかミンミンゼミとかなく頃に
七森中学校生徒会副会長の杉浦綾乃です。まったくもう、一学期は歳納京子に振り回されて、ホ、ホントに散々だったわ! 夏休みの間は顔も見なくてすむかと思うと、すごく、すっごく、気が楽……あら、電話? えっ、歳納京子!?わ、私を急に呼び出すだなんて、な、何を考えているのかしら……(ドキドキ) ま、まあ、仕方ないからつきあってあげる……って、どこまで連れて行く気よ~~~~~!?夏休みまで歳納京子に振り回されるなんて、もう、勘弁カンボジアなんだから!

6. あーと☆あーたー☆あーちすと
生徒会の池田千歳いいます。皆さんにはいつもお世話になってますなあ。さて、年納さんたちは芸術の秋ということで、何か面白そうなことしとるみたいやねー。芸術かあ。せっかくだし、綾乃ちゃんも一緒に芸術すればええのになあ。たとえば年納さんが綾乃ちゃんをモデルに、絵を描いた(ブバアッ!)り、彫刻を彫っ(ブッシャアッ!)たり、二人の恋物語を書いてみ(ボタボタボタ)たりとかどうやろ?うふふ、最高や、芸術の秋……(バタッ!)。

7. くり済ませり
みんなよく聞け! 私が生徒会次期副会長、大室櫻子だぞ! 杉浦先輩の後継者は私しかいなーい!さて、早いもので今年ももうすぐ終わり……って、あれ? 生徒会選挙ってやったっけ?……まっ、べつにいいか。今日は楽しいクリスマスだしね。今年こそサンタが来るまで寝ないで、プレゼントをごっそりいただく! でもその前に、生徒会とごらく部の合同ドキドキシャッフルデートがあるんだよね。私の相手はあかりちゃんかな? それともちなつちゃ……って、おまえかよ!? ちっ!

8. エイプリルフール
皆さん、櫻子にだまされてはいけませんわ。生徒会次期副会長の座は、櫻子ではなくこの私、古谷向日葵のものです!さあ、季節は春。新しい出会い、新しい生活、新しい自分の始まりですわ。私も新一年生として……って、新しい……スタート?……まあ、べつにいいですわ。それよりも、次期副会長となるためには、しっかり仕事をやりませんと。あっ、池田先輩、ちょうどいいところに。この書類なんですが……って、あら? 池田先輩……ですよね?

9. 今年の夏はこわくない
池田千鶴……。千歳姉さんの双子の妹……。暑い夏だけど、姉さんは泣き言ひとつも言わずいつものように真面目に生徒会の仕事。さすがは姉さん。立派。仕事はもちろん、杉浦さんと一緒。どんなに暑くても、二人は一緒……(ダラ~) あっ、姉さんが杉浦さんと楽しそうに笑ってる……(ダバー)……む?……ちっ、またあいつが来た。どうしていつも、姉さんと杉浦さんの邪魔を……って、こっちくんじゃねえ! おまえが爆発しろ!

10. 修学旅行というが、私たちは一体何を学び修めたのだろう
…………………………。『生徒会長の松本りせです。よろしく』と言ってるぞ。ああ、ちなみに私は理科教師の西垣奈々という。爆友、年中無休で募集中だ。…………………………。なに? 『二年生の後輩が修学旅行中で生徒会室が静かで寂しい』だって? よし、それなら私がかわりに騒いでやろうじゃないか。…………………………。いや、お茶なら私がいれよう。なに、たまには実験以外で調合するのも悪くな――ドッカアァァァァァァァァァァンッ!

11. わたしたちのごらく部
歳納京子です。ごらく部の部長を務めさせてもらっています。今日もごらく部にはみんなが勢揃い。結衣がいて、あかりちゃんがいて、ちなつちゃんがいて、そして……私。う~ん、みんなと一緒にいるのはとても楽しい時間だけど、やっぱり遊んでばかりじゃ駄目ね。それに、そもそもここは茶道部の部室なんだもの。ルールはちゃんと守らないといけないわね。……よし、決めたわ。みんな、聞いて。このごらく部は、今日を限りに――

12. みんなでポカポカ合宿へ
ええと……どうもこんにちは。『ゆるゆり』主人公の赤座あかりです。……主人公でいいんだよね? もう最終話だけど、ちゃんと自信をもって主人公って言ってもいいんだよね!? ううう、一話の時は胸を張って言えたのになあ……シクシク。ううん、くじけちゃ駄目だよ、あかり! 自信を持って、あかり! なんといっても今日は全員集合の合宿。あかりの存在感を見せつけるにはバッチリの舞台なんだから!さあみんな、あかりの輝きをしっかり目に焼きつけて!そう、またいつか会えるその時まで!それではまた会う日まで……あっかり~ん。

投稿 : 2021/05/21
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8

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ゆる、が好き。

[文量→中盛り・内容→考察系]

【総括】
説明不要の有名作品。「ユルい百合」作品ですが、最近は名作も生んでいる「ガチ百合(同性愛)」作品に比べるまでもなく、かなり百合要素弱めです。

個人的にはコメディ要素、日常系要素(つまり、ゆる、の部分)で充分に楽しめましたね。なんなら、百合が不要なくらいに(笑)

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
息の長いシリーズだが、飽きない。

それは、マンネリしない、ということではない。日常系作品は、マンネリした後が勝負なので、その醸し出す空気感が心地よいから、いつまでもこの「ごらく部」の世界に浸りたくなる中毒性があるということ。

まあそれは、作者のギャグセンスが良いというのが、一番の要因だとは思いますが。

尤も、その安定感は「あかり」「京子」「結衣」の3人に限った話で。

この3人は、ボケやツッコミ、イジリ、百合、友情などの点で、わりと最初から完成されていて、京子の暴走によってあかりが困り、結衣がツッコミ入れてめでたしめでたし、となるのが基本の型である。流石に幼なじみといったコンビネーション。

しかし、「ちなつ」だけは、やや異色というか、微妙にこの3人の外側にいる感じがあった。最終的には一番クレイジーな役割を果たし、作中における自身の役割を確立するのだが、そこに至るまではやや影が薄かった印象がある(実はあかりよりもキャラが立ってないんじゃないかと思っていたw)。

結衣先輩LOVEの姿勢は変わらないものの、その温度を上げてみたり下げてみたり。あかりとの友情や京子との絆の深めてみたり、思いっきりエロ暴走してみたり。最も紆余曲折した、作者の苦心の跡が窺えるキャラクターでもあると思う。

ただ、それが意図したものか偶然かは分からないが、そんなちなつの混迷っぷり、良く言えば成長が、本作を息の長い作品にしたとも感じていて。

例えるならば、「桃鉄」や「ウイイレ」なんかは、毎作やるごとに、「あとここが良くなったら最高なのに」という、不満というか惜しさを感じる。それが新作になったら改善されているのだが、今度は違う部分がダメになっていて、「完璧」には届かない。あれ絶対わざとやっていると思う。

日光東照宮が、わざと逆柱を入れて未完成にしたというのは有名な話だけど、やはり、少しの隙というか、ストレスみたいなのがあった方が、次を求めやすい。完璧とは、ある意味で世界の終焉を意味する。

その「逆柱」が、私的には「ちなつ」であり、彼女の存在は、本作を彩る重要なピースになっていると思っている。

と、ゆるゆりなのに、あんまりユルくないレビューを書いてしまったw 2期には、1番好きなカップリングなどをテキトーに書こうと思います(笑)
{/netabare}

投稿 : 2021/03/15
閲覧 : 224
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19

名前を入力してくださ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゆる~い・・・百合?

キャラデザインのせいか、ほとんど「百合」という感じはしませんでした。というよりも、としのーきょーこー!が何やらトラブルを引き起こしたりイベントを発動させて、としのーきょーこー!の側近共がてんやわんやするという、いわばただのほんわか日常アニメです。サービスシーンを期待してはなりません。とにかく、ウザかわキャラとしのーきょーこー!をまったりと楽しむアニメです。あれ?こいつ主人公だっけ?うん、そうだよな。そ、そうよ!としのーきょーこー!

\(任意の言葉)/

投稿 : 2020/10/14
閲覧 : 246
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4

なのん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

仕事で疲れて頭使いたくないなーって時に見ちゃう作品w

お話に関しては最初から最後までテンポが良くて飽きる事なく楽しめた(^-^)
最初は百合アニメだから男性向け?って思ってたけど、ギャグが多いので自分に合うギャグだったら誰でも楽しめそう。

キャラが結構居るけど個性がしっかりしてるから、ゴチャっとする事はなかった。

また、OPとEDは中毒性があって、耳に残っちゃうw

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 276
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4

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

百合が嫌いな私でもギャグとして楽しめ、百合も良いと思わせてくれました

私は百合があまり好きではありません。
どちらかと言うと嫌いと言っても良いでしょう。男主人公の方が共感できるし、男性主人公と女性ヒロインこそ王道で面白いと思います。
私にとって面白いと思える要素が欠けているのだから微妙と言えます。

そんな私が気に入った数少ない百合作品の一つですね。
本作の魅力は冴え渡るギャグです。
消え去るアカリンとか。
特に5話は腹を抱えて笑ってしまいました。

そうして笑っているウチに、キャラもだんだん魅力的に思えて面白く… ソフトな『百合も良いかも』何て思えました。

良い作品はジャンルを超えると思います。

まあかといって、『ホモも良いかも』と思わせられる名作ホモはあまり見たくないですが。

投稿 : 2020/07/07
閲覧 : 286
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10

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

主人公(笑)

百合要素が丁度よく見やすい。お勧めでできる

投稿 : 2020/06/12
閲覧 : 172
ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心のオロナイン

この1期は2011年とワリと古くて有名なタイトル。ゆる~い百合の学園生活。

制作は動画工房。好きな作品は「未確認で進行形」「プラスティック・メモリーズ」「NEW GAME」など。視聴予定「恋する小惑星」なんかもココなんですね。。キャラが好みかも。

自分にとっては空気系。ギャグは刺さらないのも多いけどそんなことはどうでもよく、ほんわかしたい時にポツポツと観てようやく1期完走。

特に主人公が人が良くて好感。モヤモヤアニメの後など心のオロナインとしていかがでしょう。
(効くのかw)

{netabare}ちなみにこのギャグ、Drスランプでアラレちゃんが大ケガの人にオロナインを塗って治そうとしたエピソードに由来しますw
{/netabare}

てゆーか豊崎さん、ゆる△キャンでの関西弁うまいワケじゃんw

投稿 : 2020/04/05
閲覧 : 239
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10

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

百合というよりギャグ強め

タイトルから敬遠していましたが、いざ観てみるとメチャハマりました。ギャグがめちゃくちゃ面白い!キャラクターもそれぞれ良い個性を持っていて、誰がメインで出ても飽きない!

投稿 : 2020/03/02
閲覧 : 234
ネタバレ

かがみ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ゆるゆり以前、ゆるゆり以後

大正期における「花物語」をはじめとする少女小説の中に胚胎した百合の系譜は「マリア様がみてる」以降、2000年代以降サブカルチャーのジャンルとして確立し、そして今「ゆるゆり」に至る。しばし「ゆるゆり以前、ゆるゆり以後」と評されるように、本作の成功によりこれまで何かと敷居の高く後ろ暗いイメージがつきまとっていた百合というジャンルは一転して、カジュアルで肯定的なイメージで捉えられるようになった。その一方で本作の成功は百合というジャンルに誤配を招く可能性を拡大させてしまった事も確かである。けれども本作がサブカルチャー作品全体における百合描写のハードルを大きく引き下げ「百合」というジャンル自体を活性化させる契機となった事は確かである。誤配は時に良い方向にも作用する。これまで「百合」というジャンルが「排除」ではなく「包摂」の原理で発展した事に鑑みれば、これからも様々な百合の花が咲いて行く事を願うばかりです。

投稿 : 2020/02/16
閲覧 : 602
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4

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

日常のちょっとした百合を堪能するアニメ

タイトルと同じでゆるい百合を堪能するアニメ
サイコな百合を堪能する訳では無い
そういうキャラはいるもののネタ程度

日常と百合の作品
こういう優しい世界は好きな奴がわかれそうだ

投稿 : 2019/12/25
閲覧 : 262
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4

うぐいす さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

百合を期待してはいけない

女の子同士のイチャイチャ日常系。
百合部分については、同性の先輩への憧れだったり親友への焼きもちの延長だったりするようにみえる。
登場人物が結構多くまんべんなく出てくるが、それぞれのキャラの個性が立っているのでゴチャゴチャする事がないのはスゴイ。
前提としてキャラはペアリングされているようだが、いろいろな組み合わせでの絡みが出てきてそれが非常に面白いし飽きない。
存在感が薄い主人公というのも斬新で面白かった。

投稿 : 2019/12/25
閲覧 : 282
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4

ゆっくり様 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普通に面白かった

【物語】4.0
日常編ですのでストーリーはないです。それでも面白いです。見てて癒されます。

【作画】4.0
作画は普通に良かったです。

【声優】4.0
声優とかサッパリですので、平均点に近い点数をつけました。特に他のアニメと比べて際立ってる点は何も思いつきませんでしたね。

【音楽】3.5
OPは結構すきです(4.0)。EDはまあ普通です(3.0)。

【キャラ】4.0
個性的で魅力的なキャラが多くて良かったです。千歳や京子の程よいぶっ飛び具合が好きです。主人公の不遇っぷりも公式に認められて面白いです。コミック百合姫にも出てる百合アニメらしいですが、百合自体は物語上全く重要ではないし、日常編自体見ててとても楽しめるものですので、ぶっちゃけ百合なんて終始あってもなくてもどうでも良かったです。だが爆発教師、てめーだけはダメだ。マジレスすると爆破物使用罪と激発物破裂罪でムショ行き確定だし、全く笑えない。こいつさえいなければ文句無しの星5だが。

投稿 : 2019/11/20
閲覧 : 240
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5

ネタバレ

トオル さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アッカリーン!

ゆるゆり!をみて日常系アニメを見るようになったものです。

主人公のあかりはクラスの人気者。いつも友達が周りにいてあかりを取り合っている。中学1年になったあかりは娯楽部という部活に入り学園生活を送っていく。娯楽部ではお話をしたり、お茶を飲んだりする。あかりとその仲間たちは楽しい日常生活を送る。

キャラひとりひとりがかわいくて、そしてストーリーが面白い。主人公なのに、という場面のように報われない姿も描いていてとても印象に残りました。

投稿 : 2019/11/17
閲覧 : 241
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7

ネタバレ

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オリジナリティとは?

(第1話を観て)
ちょうど今、“ひだまりスケッチ”を観ている。
少し前に、“てさぐれ部活もの”を観た。

どうもこれは、怪作の香りがする。
“ひだまり”に影響を受け、さらに色々な演出、危ない要素も加わり、オリジナリティとデリカシーの狭間を突き抜けて行く予感がする!

ほんと、“てさぐれ”のオリジナルがこれだったとは・・・、何も知らずに観るのは面白い!

ゆっくり楽しんで行こう。

(第1期を観終わって)
これは当時、スラップスティック・コメディの新境地として、その後のアニメに影響を与えたのではなかろうか。
とにかく明るく楽しい“ドタバタ喜劇”だ。

この作品で使われる“スラップ(打つ)スティック(棒)”は、言うまでもなく“百合”である。
池田姉妹を観察者にして延々と繰り広げられていく“百合妄想”がメインプロットである、と言うのは言い過ぎが?
もちろん漫画家“池田理代子”さんへのオマージュであることは間違いない。

また、“ドタバタ喜劇”の極北に位置するレジェンドと言えば、ブロードウェイから銀幕に躍り出た“マルクス・ブラザース”を置いて他はない。
洋の東西を問わず彼らの影響を受けない者はいないと言って良いだろう。

渉外担当で滅茶苦茶な“としのうきょうこ”は“グルーチョ”、トラブルの中心で色々な“可愛い系キャラ”を演じてくれる“ちなつちゃん”は“ハーポ”、ツッコミ担当の“ゆい先輩”は“チコ”といったところか。
そして最後に、一番大切な主人公“あっかり~ん”を忘れてはいけない。
影が薄く、それでいて一番の“いじられキャラ”が、彼女の立ち位置だ。
マルクス兄弟では、末の弟である“ゼッポ”ということになる。

ダジャレ担当でもある“あやの”と“としのうきょうこ”の絡みも、観ていて飽きないのだが、私的に一番ツボにはまったのは、“生徒会長”と“理科の先生”の会話(?)であった。ドリトル先生も真っ青の会話スキルである。
因みに、生徒会長の人、後藤沙緒里さんは、“とらドラ”の“インコちゃん”!
ある意味凄い。

投稿 : 2019/10/30
閲覧 : 307
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10

moto1115 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

微妙

さらっと見る事がてきましたが、何も残らない、と言うかハマる要素が見つかりませんでした。
ほのぼの日常系でも、合う合わないがあり、この作品は合わない方なのだと思います。

投稿 : 2019/10/29
閲覧 : 256
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2

たいが さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

可愛さMAX!!!

個人的に、ここまで癒されたアニメはない!
キャラ被りは全くなく、ひとりひとりが生き生きとして、非常に魅力的です!
女の子×女の子の少しドッキっとしてしまう絡みにはウズウズしてしまって、私まで恥ずかしくなってしまいました笑
しかしながら、百合が全く興味がない人でも、例えば「けいおん」の用に楽しめるはずです!
生き生きとしたキャラ同士の会話の掛け合いは、思わずくすっと笑顔になってしまうこと間違いなし!

このアニメは3期(+α)まである程に「人気」がある理由を是非視聴して感じてみてください!

主人公なのに影が薄い赤座あかりちゃんの活躍を是非是非!!!

投稿 : 2019/10/28
閲覧 : 232
サンキュー:

5

既読です。 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

私にはつまらない

シリーズ化されてるし

ハマる人にはハマるのだろう。

少なくとも私には退屈過ぎで断念。

投稿 : 2019/10/25
閲覧 : 226
サンキュー:

3

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

あかりは、そこにいますか……?

原作コミックは未読。

とにかく作者、スタッフ、キャラ、設定らが総出で、
主人公?赤座 あかりの影を薄くするイジりが激し過ぎる日常アニメ。

タイトルやビジュアルから、私も最初は当然、
微百合成分や、ゆる~いギャグが飛び交う楽しい日々を期待して見始め、
確かに望んだ要素は提供されはしました。

但し特に妄想も含めた百合の描写は結構ガチに感じることもあり、
ボケに対するツッコミやイジり何かも、
昔のバラエティ番組でダチョウ倶楽部らが受けた仕打ちと同レベルに思われ、
意外と暴力的でハードな印象でしたが……w

それよりも、私は隙あらば消される、あかりの存在の行方が気になって仕方がありませんでしたw

視聴中は、例えば、あかりの出番がない話で、

{netabare}今、メガネを外した千歳は、百合の妄想を爆裂させ、
絶賛、鼻血垂れ流し中だけれども、
ここにあかりがいたら、顔も出さずにさりげなくティッシュを差し出して止血してくれたはず。
あかりは良い人なんです。必要な人なんです。だから出番を下さい。{/netabare}

……って感じで、ついつい弁護したくなってしまうw
と言うより、何が悲しくて視聴者が、
主人公?の存在感保証を願わなければならないのでしょうか(笑)
存在感毀損罪とかで作者、スタッフらを訴えたら勝てそう……。
そう思えるくらい、あかりの存在は危機に瀕しているのでありますw


あかりが、一番、主役でいられるのは\アッカリ~ン/と召喚される、
アバンタイトルと言いたいところですが、
スタッフらの陰謀により?そこすらも安寧ではありませんw

だからと言うこともあるのでしょうが、
一応、あかりが存在していられるOPやEDが普通に流れている間は、
楽曲のノリの良さもあって私は一番、安心して見ていられました。


因みに……そんな私の一推しは、歳納 京子です♪(おいw)
ゴメンよ、あかりちゃん……。

投稿 : 2019/07/15
閲覧 : 323
サンキュー:

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ゆるゆりのストーリー・あらすじ

旧・茶道部の部室を不法占拠して勝手に「ごらく部」の活動(といっても特に明確な活動内容はなし)を続 ける4人組。それに目をつけ、ちょっかい(?)を出し続ける「生徒会」。愛が溢れまくりで明日から元気に生きていけること請け合いのまったりストーリー。(TVアニメ動画『ゆるゆり』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2011年夏アニメ
制作会社
動画工房
主題歌
≪OP≫七森中☆ごらく部『ゆりゆららららゆるゆり大事件』≪ED≫七森中☆ごらく部『マイペースでいきましょう』

声優・キャラクター

三上枝織、大坪由佳、津田美波、大久保瑠美、藤田咲、豊崎愛生、加藤英美里、三森すずこ、竹達彩奈

スタッフ

原作:なもり『コミック百合姫』連載(一迅社刊)、 監督:太田雅彦、副監督:大隈孝晴、シリーズ構成・脚本 あおしまたかし、キャラクターデザイン・総作画監督:中島千明、小物デザイン・総作画監督:谷口淳一郎、色彩設計:真壁源太、美術監督:鈴木俊輔、撮影監督:桑野貴文、音響監督:えびなやすのり、音楽:三澤康広、音響制作:ダックスプロダクション

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