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「花咲くいろは HOME SWEET HOME(アニメ映画)」

総合得点
80.8
感想・評価
1280
棚に入れた
7231
ランキング
429
★★★★★ 4.1 (1280)
物語
4.0
作画
4.3
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
4.1

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☆の総合評価
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花咲くいろは HOME SWEET HOMEの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

緒花が走り続ける原点を知れた母のストーリー!

緒花の母、皐月を中心にした強くて優しい女性達の
心温まる素敵な物語でした。

皐月の過去をたどる時間軸と現在の喜翆荘での出来事が交互に
描かれます。

緒花が偶然見つけた業務日誌。
母である皐月も「輝きたい!」って言ってた過去があったんだと
知ります。

自分がやりたいこと。
 夢中で走り出したい!
  今と違う世界へ飛び出したい!
   そして好きな人を追いかけたい!

そんな抑えきれない皐月の衝動、走り出す姿が熱いんです。
本当にこの作品、誰もがよく走る!!

現在での喜翆荘の日常がコミカルに描かれてて面白いし
ふと振り返る過去へのシーンの繋ぎも自然で良く出来てます。

相変わらず緒花を含めてなこち、みんちも良い子ですね。

アニメ版でも好きだったなこち。
今回もなこちの頑張り、家族思いなところがとっても素敵なんです。
喜翆荘での仕事をやりつつ家では母親代わりをこなします。
絵本を読み聞かせるなこちを気遣って、寝たふりをする妹ちゃんの
微笑ましい姿。
あ~~こうやって思いやりって教えずとも引き継がれてくんだなって
とっても暖かくなるシーンでした。
途中、妹ちゃんがいなくなってしまい色々溜まってきた想いを
ぶつけるなこちの叫びに泣けちゃいました~~。

仕事に一途だけど抜けたとこもあるホビロンのみんち。
色々引っ掻き回しつつもマイペースで大物感すごかった結名。

やっぱり喜翆荘いいな~って思っちゃいます!

緒花が生まれ東京で幸せ一杯だった皐月。
父親がその名にこめた緒花の意味・・・
「おはなは家族(by スティッチ)」
そうだったんだ~不意に知っちゃった素敵な意味に
しみじみ良い名前だな~~って感動なんだけど。

スイと同じで早くに旦那に先立たれちゃうのが辛い・・。

どうにも苦しくなって一度だけ喜翆荘に戻った皐月は
スイの相変わらずの必死な姿を目にします。

ただそれは娘を授かって初めて知る、前とは違って見える姿でした。
母の強さ、大事な物を守る想いを知って
無邪気に笑う緒花を抱きかかえて踵を返し走り出す
吹っ切れた笑顔の皐月の姿が・・><!

誰もが走り出し今を一生懸命に頑張る姿に涙止まらないよ~~。

喜翆荘の美しい女達の強さのルーツ。
緒花、皐月、スイのそれぞれが懸命にぼんぼる姿が胸にくる
最後の最後まで泣けちゃう素晴らしい作品でした。

投稿 : 2022/01/29
閲覧 : 197
サンキュー:

20

ネタバレ

秋川 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

唯一徹夜してまで見たアニメ

2日で見終わりました。
生まれ変わったらきっすい荘に定住したいです。
確か2話か3話あたりに不愉快になるシーンがありますがどうかそこで視聴を中断しないでください。

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 224
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よく分からないけど走りたくなるおはなし

あらすじはあにこれのを見てね☆


いろいろなおはなしが入ってたね
お母さん。。のおはなしだったけど
働く女の人のおはなしなのかも?

絵もおはなしも
TVアニメとおんなじくらいよくて
あったかい感じ。。

{netabare}
おはなのママってちょっとだらしない感じで
自分の好きなように生きてるみたい

おばあちゃんはマジメで
細かくってきびしい人

おばあちゃんとママ
あんまり似てないみたいだったけど
ママが若いとき
おはなのパパと夢を追いかけて東京に行って
おはなが生まれてすぐパパは死んじゃったみたい

それで
いなかのお家に帰ってきたけど
おばあちゃんが一生けんめい働いてるの見て
自分とおんなじだったって気がついたのかな
それでがんばろう!って

でも
一生けんめいって苦しいだけじゃなくって
楽しいことなのかも。。

そうゆう思いが
さいごにおはなにも通じたのかな?
がんばろう!って走り出したのかも☆


おはなのママもおばあちゃんも
それからなこちのお母さんも
きっとそんなにいいお母さんじゃないのかも
(子どもが一人でお外に行っちゃったり)

なこちみたいに子どもたちのこと
一生けんめい考えてあげられるのが理想のお母さんなのかも
(なこちがお母さんと電話してるところで泣いちゃった
ずっと1人でガマンしてたんだ。。)
でも
みんなお仕事や夢をもっててがんばってて
はじめからお母さんじゃなかった。。


みんないろいろ迷ったりして大人になるのかな
にゃんもなんだかよく分からないけど
大人になってくみたい
何となくやりたいことあるけど
できることってあんまりなくって。。

何ができるのかな?
走ってみたら分かるのかなぁ?
{/netabare}

あと
感想書いてて気になったこと
(ヘンなことだからかくしておくね)

お父さんがいないなぁ。。って

{netabare}おはなのおじいちゃんは早く死んじゃって
パパも。。
なこちのお家はお父さんいたみたいだけど
ぜんぜん出てこなくって
弟妹のめんどう見てるのって女の子のなこちだし。。

花咲くいろはってラブコメみたいなとこもあるけど
恋愛して結婚したら
だんなさんが早く死んじゃいそうで
ちょっとこわいかも。。{/netabare}

投稿 : 2021/08/09
閲覧 : 1099
サンキュー:

156

ネタバレ

yut さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

花咲くいろは主人公緒花の母親が今回の裏の主人公。ダメと思っていた母親も色々と悩みだことを知って緒花も成長していく。お母さんもかわいい。

投稿 : 2021/07/10
閲覧 : 158
サンキュー:

4

ネタバレ

御宅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

四十万の女達

TVシリーズでは描かれなかった番外編です。
とは言っても物語的にあまり変化はなく、母である皐月の学生時代に心を動かされる緒花を描いています。

私が特に面白いなと思った設定は、皐月と緒花の "輝きたい動機" は一緒であるが、少し似ていて少し似ていない所です。

学生時代の皐月も緒花と同じようにスイ(女将)を反面教師として家出をしようとしますが、最終的にはしっかりとやりたい事を決めて上京します。緒花は逆に東京から石川に行き、終盤まで自分の気持ちに決心がつかず、やりたい事も分からない。ここの違いが良かったです。

また、当たり前だが緒花にとってはずっと大人だった皐月も自分と同じ境遇にあったと知る設定も親子の一面が見られて良かった。

そして大人になった皐月が大人の女将を見て、子供の頃は理解できなかった部分が理解できるようになる描写も良かったです。緒花にもこのように感じる時がいつかは来ると思うと、また心が温かくなります。

今作を見るとTVシリーズのぼんぼん祭りにて、緒花の「四十万スイになりたい」という願いの良さがまた引き立ちます。皐月にとっての反面教師に緒花がなろうとしている。この四十万家3人の似ている部分と似ていない部分がまさに家族といった感じであり、とても心が温かくなりました。

投稿 : 2021/03/06
閲覧 : 228
サンキュー:

4

ネタバレ

桃ちん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメ版よりも・・・

安定感抜群でした!!

アニメ版が朝の連続テレビ小説だとしたら、こちらは安定感抜群な朝の連続テレビ小説って感じですw

投稿 : 2021/01/05
閲覧 : 180
サンキュー:

4

ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感動モノ!

「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」

本編では泣かなかったのに劇場版にはやられました!
家族思いのなこちに涙・゜・(ノД`)・゜・
そして、親子3代の物語に感動しました!...。

投稿 : 2019/07/01
閲覧 : 225
サンキュー:

4

ネタバレ

kawadev さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

劇場版はちょっと…

TVシリーズが良作品だっただけに、期待していた作品。

内容は…悪くはないと思うけど、ちょっと停滞気味の内容。

一生懸命に、そして、前向きにの姿勢は、本編と変わっていないだけに残念。

投稿 : 2019/06/11
閲覧 : 238
サンキュー:

3

ネタバレ

takeboo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

この映画を見て完成した

TV版では描ききれなかったところを映画で補完し、線と線が繋がった感じ。
ただ、やはり主人公の母である皐月が家を出てから旦那を亡くし、その後男遊びが激しく男の作った借金で緒花を捨てて夜逃げをする人間にはどうしても繋がらない。母親失格だからである。いくら取り繕ってもその事実は消えないので違和感ありあり。こんな母親は要らない。
71点

投稿 : 2019/05/16
閲覧 : 299
サンキュー:

6

ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

女の意地

「マリーさん(岡田麿里)の脚本、苦手なんだわ」
これは親しいあにこれ仲間たちに、私が言っていることです。

「何故苦手なのか?」と問われれば、
非常に感情的な作風だからです。
男が思い浮かべている女性像の幻想をぶち壊すというような
リアルな女性の心情を高圧的にこちらにぶつけてきます。
まるで胸ぐらを掴まれて捲し立てられているような、そんな気分です。
イラッとします。
もちろん、それがハマる作品もあるので、一概に否定はできないですし、
それだけなら別に構わないんですけど、
そこにフィーチャーし過ぎて整合性についてはおざなり。
メッセージありきで、物語全体から見ると浮いている。
私がマリー脚本の苦手な点をざっと挙げるとこんなところなんですけど、
本作は素直によかったです。
マリーさんの良さも存分に発揮されていたと思います。

心無い人はこんなことを言うのかもしれません。
「女性は結婚して子供を産めば安泰でいいよね」
おいおい、育児ナメんなよ?
それを描いたのが、押水菜子(なこち)のパートです。
彼女は母親ではないのですが、
兄弟姉妹の年長者なので母親としての役割を無理やり担わされます。
そんななこちに「ちゃんと大人やれてるよ」と号泣する御花。
なこちは、この一言にさぞ救われたと思います。

心無い人はこんなことを言うのかもしれません。
「仕事と育児の両立は無理でしょ」
そりゃ仕事に家事、育児を同時にこなしていくなんて
身体壊れちゃいますよ。
でも、無理だ無理だ言われて、そんなものに屈したくない。
言うなれば、女の意地です。
「喜翆荘」の女将さんである四十万スイ、
地元を離れ東京へ行った娘の松前皐月、
彼女たちは、各々の意地を貫き通して、
仕事に、育児に全力で取り組んできました。
その心は子供である娘にはなかなか伝わるものではないですけど、
いつしか成長して、母親の愛を知ることになる。
これはそんな物語なのかもしれませんね。

本作のテーマを考えた時に、
真っ先に挙がられるのは、「家族」でしょうし、それは正しいと思いますが、
私が思い浮かんだのは、「女の意地」ですかね。
マリーさんの感情的なシナリオと、この作品の相性は非常に良いと思います。
劇場版である本作の出来もすこぶる良かったです。

投稿 : 2019/02/23
閲覧 : 415
サンキュー:

35

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

若き日の母のラブストーリー。

詳細は公式でも。

緒花の母・皐月と父との出逢いの回顧という過去の話と、
結名が喜翠荘に短期女将修行に来る現代の話の
クロスオーバー的な作りです。

これ単体で観れば素敵なストーリーで、良いとは
思いますが、なぜ続編じゃないのかと…

閉められた喜翠荘の復活劇を待望している人には
少し肩透かしを食らったような感じです。
まあ、悪くはないんですけどね。

投稿 : 2018/06/25
閲覧 : 214
サンキュー:

5

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

劇場版としては物足りない

花咲くいろはの劇場版。
視聴後の感想を一言で言うと、物足りない。具体的には尺。人気作の劇場版ではあるものの展開上、前日譚的な内容になるのは仕方ない。どうしても脚本が縮こまってしまいがちになるのはなんとなく理解できるが、それでも一時間弱というのはあまりにも短い。無理に劇場版にしなくてもOVAで十分描ける内容だと思う。

内容に関してはテレビシリーズではあまり描かれることのなかったヒロインの母・皐月の物語。若かりし日の母の姿が、娘である御花が業務日誌を読み進める中で回想として描かれるという内容自体は素晴らしい。また御花の名前の由来や、今は亡き皐月の夫が登場するのもうれしい。
菜子の家族のエピソードを重ねながら、御花も自分の家族のこれまでや自分の知らない母が過ごした時間に思いを馳せる。スイ・皐月そして御花、なかなか一筋縄ではいかない複雑な家庭環境のなかでそれでも逞しく育ち、離れていく親子。それでもどこかで確かに繋がっている、それが御花家なりの家族の絆なのかなと。本作を見るとテレビシリーズでの皐月の印象ががらっと変わるかも。

内容自体は素晴らしかったが、劇場料金を払って見るには尺的に少し不満。従業員たちの日常風景などもう少し色々なシーンを見てみたかったかな。OVAとして見るなら締まったいい作品だと思う。

投稿 : 2017/07/04
閲覧 : 198
サンキュー:

5

ネタバレ

ヒナピィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かった!

絵は物凄く好み。内容も今までのものに付け加えられて、より一層深い物語だなと思った。毎回おはなの元気と底力には驚かされる。望んで旅館で働くようになった訳でもないのに、やると言ったからにはやり通す一生懸命さに胸を打たれる。おはなの頑固なところやひたむきなところは母親譲りなのかな。

投稿 : 2017/06/10
閲覧 : 201
サンキュー:

2

ネタバレ

2UT さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

自分が何をしたいか、大切か

キャラクターの気持ちがとても分かりやすく面白い

この作品は自分の気持ちの変化や何が大切かを教えてくれる

1回は見ると人生の見方を変えてくれる、別の見方があると教えてくれると思う

投稿 : 2016/04/04
閲覧 : 182
サンキュー:

3

ネタバレ

りくりく さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

変わるもの、変わらないもの

変わるもの、変わらないもの、変わってしまうもの、変わるのを拒み続けるもの。時間は我々に止まることを許してはくれないが、本作はその時間の流れを絶妙に掴んでいる。

みんなそれぞれをお互い大事に思い、それらの愛情が欲しいだけなのにうまく伝わらない、すれ違う、置いていかれる。そんなどうしようもない人間の心をうまくとらえている。屋上で泣いてしまうシーン、厨房を覗き見するシーンは、それらを暗に鋭く描いている。

また、子供の心を、あの親が約束をどうしても守れなかった時の悲しさを、本作は如実に表している。そして、突拍子もない行動をとってしまう所もうまくとらえていると感じた。

画面の隅々まで美しく、それを見に行くだけでも価値のあるものだといえるだろう。石川には行ったことはないが、興味を掻き立たせてくれるものであり、石川には行ったことはないが、興味を掻き立たせてくれるものであり、石川には行ったことはないが、興味を掻き立たせてくれるものであり、公開当時は非常に込み入ったであろうことが推測できる。

シリーズを通しておそらく同じミュージシャンを起用していたのだが、それがとても調和していて見事な作品になっていた。ここしかないというタイミングでギターの音が入ってきた時は格別だった。

投稿 : 2016/02/03
閲覧 : 202
サンキュー:

4

ネタバレ

yosiyuki2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

動き回る緒花を映画館で見たかったなー

花咲くいろはの映画版です。
アニメ版を視聴し終わってから、早く見たいなと
思っていましたが、やっと見れました。
相変わらず面白いですね。
この作品は期待しても、期待以上で答えてくれます。

一時間ちょっとの話ですが、とても短くあっという間に
感じました。
最終回前でしかし、えにしは結婚した後の話でした。

基本的には
今回は家庭の話を中心に構成されてるように思います。
ちょっと智也くんの話を思い出しました(笑)
面白かったし、笑わせてくれる場面や感動する場面、
考えさせられる場面も健在でした。
友達の話はかなり感情に移入してしまい、
号泣でしたw

こーちゃんの登場を期待していましたが、
殆ど登場することがなかったので、そこだけは残念でした。

投稿 : 2015/12/30
閲覧 : 229
サンキュー:

18

ネタバレ

蒼い星 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

四十万家物語。

2013年3月に公開された劇場用作品です。

時系列的には20.5話かもです。

夜の喜翆荘から始まる冒頭。

「うっせえ!ババァ!!」
「皐月!!」

皐月ママが今の緒花と同じぐらいの年頃で若い!
見た目もスイッチが入ったら気の激しい部分も緒花に似てる。
これが血というものか!(声も伊藤かな恵だしw)
誰にも若いころがあって皐月さんも最初から、
ビール飲んでタバコ吸ってる大人じゃなかったんですね。
ちなみに回想シーンは多分、西暦1,990年だと思われます。

今回は、TV本編にも増して「家族」がテーマでして、

皐月ママの過去と現在の緒花を重ねあわせる構成。
菜子の家族の話も物語に絡んできています。
心のすれ違いも多いけど、家族の絆みたいなものが描かれていました。

若い時には、

「こんなの本当の私じゃない」
「理想の私になりたい」
「本当の私って何?」
「私って空っぽ人間だ」

みたいに、悩んだ人も結構いるかと思います。
悩んでるからこそ、物言いがきつくなって親にあたったりする。
皐月ママも皐月ママなりに煩悶してたこそ、
母親(スイさん)と喧嘩腰になってたわけでして、
歴史と人格のある人間として、松前皐月という登場人物の厚みが増しましたね。

「私、輝きたいんです」

だれもが一度は心に願ったことがあるかもしれません。

どんなことでも意志と目標を持って、ちゃんとそっちに向かって走らないと、人間は「輝け無い」ですね。

今回の映画の中で、少女だった皐月ママが自分の「輝き」を気づかせてくれた男に恋をして、
好きになったその人と一緒になって、数年後に緒花が生まれた。
断片的にその過程が描かれていまして、彼女は輝いていましたね。

大事なのは、しっかりと地に足をつけて前を向いて歩くことと、
皐月さんやスイさんみたいに挫けない精神を持っていることかな?

娘の緒花が少女時代の皐月ママを思うのが素敵でして、
皐月ママも少女時代にいっぱい反抗して母親のスイとは仲良くはなかったけど、
いつしか母の人生と生き方を理解できる大人になっていたりしていて、
これは、代々血が受け継がれていく家族の物語なんだなと、
この作品を観ていて個人的には満足しました。


これにて感想を終わります。
読んでくださいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2015/11/28
閲覧 : 408
サンキュー:

61

ネタバレ

takashi氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

輝けるように

このアニメを通じて人が一生懸命になれることがあるっていいなぁって思いました。
輝いてるってなかなか自分じゃ気づかないのかもしれない。
でもそばにいる人には輝いてるかどうかわかる。
一生懸命な姿って私は惹かれるし、仕事で一生懸命な人や仲間に「輝いてますね!」って言いたくなりました。いや、言います!(笑)

上手くいかなくても遠回りしても乗り越える気持ちがまた自分を成長させてくれて、人生楽しく生きていきたい。
よく分からない文になってしまったけど、いつも前向きでいられる彼女らから元気が貰えるそんなアニメです。

投稿 : 2015/09/24
閲覧 : 236
サンキュー:

9

ネタバレ

craftbeer さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

家族の繋がり

『仕事・恋愛・家族』をテーマにしている点はテレビ版と変わりませんが、映画版はその3つのテーマを補足し、特に副題からも分かる通り『家族』をメインテーマにして過去と現在を繋ぎ、テレビ版の内容に奥行きを加えてくれた作品です。
話の内容は主人公緒花の母親の皐月が、カメラマンだった亡き夫とどのように出会い恋に落ちたのかを、女将修行に来ていたライバル旅館の娘で、緒花の同級生の結名が落とした(ぶちまけた)業務日誌から、皐月が緒花と同じ年頃だった時の断片的な話を、緒花が見つけるところから話が動きます。
それに加え、緒花と同じ仲居仕事をする同級生の菜子の、忙しい両親と幼い兄妹のため親代わりに頑張る家庭環境が緒花の家族の記憶と重なり、また皐月も亡き夫が残した写真を通じて過去と現在を繋いでいきます。他にも緒花がハワイ語の『家族』を指す言葉であることや、蓮さんのミスを喜翠荘の全員でフォローする場面など、随所に家族の繋がりを連想させるシーンがあります。
また3つのテーマに付随する『輝きたい』と願う気持ちも、主要人物それぞれに見られテレビ版の補足になっています。特に皐月に関してはこのテーマが過去と現在を繋ぐキーワードになります。
テレビ版も通じて感じたことですが、ざっくり言えば「輝くこと=目標を達成させること」で、そのために頑張ることが『ぼんぼる』という意味だが、目標に向かって頑張る姿自体、それが腕を先輩に認めてもらうことや旅館経営を頑張るという負けん気などを第3者が見たら、それだけで輝いてみえる。『輝くために頑張る=ぼんぼる』という自ら輝く意味だけでなく『頑張る姿は輝いている=ぼんぼる(ぼんぼっている)』という自ずと輝く意味も含んでいるのかもと勝手に深読みしてしまいました。

投稿 : 2015/09/13
閲覧 : 185
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

主人公お花のお母さんが高校生?くらいの話も入っております。

説明下手なので詳しく知りたい人は見たほうが早いです。

投稿 : 2015/08/29
閲覧 : 365
ネタバレ

ちゃ~しゅ~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

よかった!

もともとファンだったので非常に楽しめました。女将さんの強さにはいつも感動させられるものです。

投稿 : 2015/08/16
閲覧 : 277
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

家族

本編で語られなかったおはなの母親とその母親の娘への思いに注目した作品です。
少し大人向けなストーリーでしたが、とても心温まる物語でした。
いい意味でこの親にしてこの子ありって感じです。

投稿 : 2015/06/27
閲覧 : 160
ネタバレ

ちゃおりー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

「HOME SWEET HOME」って良いタイトルだな。

投稿 : 2015/05/27
閲覧 : 267
サンキュー:

2

ネタバレ

Lovin さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

観た感じ

■概要{netabare}
 原作:P.A.WORKS

 監督:安藤真裕
 脚本:岡田麿里
 キャラクタ原案:岸田メル
 キャラクタデザイン:関口可奈味

 主題歌:「影踏み」
    by nano.RIPE
{/netabare}
■感想
 本編TV版は視聴済みでレンタルDVDを視聴。仲居として働く女子高生が自分の将来像を描く話。

 主人公は本編と同じだが、頃合は湯乃鷺での生活にすっかり馴染んた辺り。いつも豆じいが記している業務日誌の過去ログを主人公が発見。そこに書かれていた「ある事」に、仲居業を忘れて没頭してしまう。

 本作では、主人公やその周辺キャラの露出は抑え気味に描かれている。では一体何が中心に描かれているのか・・・「血は争えない」という印象が、少なからず残るであろう展開である。

 それよりも、主人公はあれほど激しく感情的だっただろうか、と考えてしまうシーンがあった。主人公の生い立ちとシンクロする部分はあったと思うが、とは思いつつ、再び本編を観たくなってしまう良いシーンではあった。

 また、ライバル旅館の一人娘については、本編では良さを見直す要素があったのに、今回はウザさしか残らない端役に留まっている。あの登場と展開では、物語に絡む上手い使い道が考え難いので仕方ないか。

 同級生仲居の家庭事情に注目した話では、子供でも大人でもない微妙な年頃のキャラを描いているが、家族を思い遣ってのあの発言は、このキャラだからこそ、このキャラにしかできない言動で印象煮の残っている。

 同級生板前見習いは、序盤からダメ出しを食らい続け、終盤でやっとその理由に気づくという、キャラ的に微妙な描かれ方ではあった。物語の中核への絡みも少な目だと感じた。

 ただ、本編が気に入った方には是非お奨めしたい作品だと感じたのは確かだ。このように書いてしまうと面白くなかったと感じていると思われるかも知れないが、それはまったくの誤解で大変楽しめた。本編には描かれなかった時間を、本編より濃い目に取り上げた作品として、期待以上に満足できる作品だった。

■蛇足{netabare}
 今回色々検索して、湯乃鷺駅ができたということをはじめて知った。
{/netabare}

投稿 : 2014/12/21
閲覧 : 327
サンキュー:

45

ネタバレ

[€*=*€] さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

Good

投稿 : 2014/12/16
閲覧 : 235
サンキュー:

0

ネタバレ

TDD さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1時間に詰め込まれたこだわりを感じました

TVシリーズは本放送時リアルタイムで観ていましたが、本作は続編ではなく、劇場作品としては短めの約1時間しかないということで、DVDになってからで良いかと思ってしまい、結局観るタイミングを逃して今まで観ていませんでした。時は経ち、現在2014年12月放送中のSHIROBAKOが面白いので、ふと思い出して観てみました。

もっと早くに観ておけば良かったと後悔しています。
本編の時系列ははTVシリーズのサイドストーリーに当たりますが、緒花が見付けた業務日誌を読み進める形で、緒花の母、皐月の過去編が語られます。

そのほかに、なこちの家族にも焦点が当てられるなど、本作はサブタイトルの通りに「家族」がしっかりと、はっきりとテーマとなっています。


序盤は静か、と言うか柔らかく始まり、いつの間にか引き込まれていく。
1時間とは思えない観ごたえが有り、花咲くいろはが好きで、まだ視聴していない方には是非お勧めです!

また、花咲くいろはを観るのは実に3年ぶりとなってしまいましたが、キャラクターの性格や関係性を私自身全く忘れていなくて、すんなり物語に入り込めた事も、当時に作品から受けたインパクトの大きさを改めて思い知ることとなりました!

正直言って忘れ去られようとしている作品かもしれませんが、不朽の名作であると、声を大にして伝えたいです!!

投稿 : 2014/12/12
閲覧 : 242
サンキュー:

7

ネタバレ

latte さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

輝きたい!

花咲くいろはの劇場版。緒花ちゃんのお母さん、菜子ちゃんがメインな感じでした。

サブタイトルにあるとおり、家族がメインテーマなのかな?
キャラの持っている背景とか、状況とか、アニメを見ていないとわかりにくいなと思います。

アニメの花咲いろはを見て面白いと思ったら、見てもいいんじゃないかな?っていう作品です。

なんだか走っているシーンが多かったけれど、必死に前に進んでいる感じがして私は好きです。ぼんぼりたい、輝きたい!って思って手探りに進んでいるところが、周りから見たら輝いて見えるんですね。
私も輝いているのかな?笑

前向きな気持ちになれる作品だと思います!

投稿 : 2014/11/01
閲覧 : 282
サンキュー:

6

ネタバレ

さんぼ。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子どもが出来たら緒花と名付けたい。

タイトルには緒花と名付けたいと書きましたが、菜子が一番好きです。

ただ、緒花の由来を聞いたら、緒花って名付けたくなりますねーーー

今までのテレビ版の総集編と異なる完全新作ですね。

まぁこれを書く時期もだいぶ遅いので、内容には触れませんが、

私も輝きたいですっ!!!

投稿 : 2014/10/16
閲覧 : 185
サンキュー:

4

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2013.3.30 観てきました 最後の学割を用いて 香林坊を完全に再現していました、それと大和も

最後の学割を使って観てきました

どうやら本編から時間軸が進んでいた模様です
「輝きたい」はここから派生したようです
時折時間が戻ります

遠足の約束を破ったから勝手にいなくなるんじゃねえ
「馬鹿野郎!」って言いたくなった

それでも最後に「輝く」ためにみんな走り出す...
俺もこれからだ...じっくりと「輝けば」いいと思いました

これのアニメは2クールなんだよね

投稿 : 2014/10/07
閲覧 : 374
サンキュー:

12

ネタバレ

青陽 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

監督かスタッフ、絶対なこち好きだろ!

この劇場版は おい!小説家の卵、子供にエロ小説貸すなよ!!という観客のツッコミから始まる。

全体的にはなこちと皐月さんの話といっていいだろう。
親との関係、将来のこと…2人も緒花と同じような悩みを抱えていた。ここがストーリーのポイント。レビューではなこちの天使っぷりに焦点あててます、好きだから!

以下、なこちストーリーのネタバレ
教師である両親が研修会に行って、弟妹たちの親がわりをするなこち。母性があふれています。家計簿つけてる姿とか完全にお母さん。家族と話すときは一人称が名前になるみたい。可愛いです!
そんな中、妹のまなちゃんは幼稚園の芋掘り遠足が近いのにお母さんは家を空けていて参加できない。でもなこちが仲居の仕事をお休みして行ってくれるんだって。ホントいい子だなあ!


しかし、親の代わりにがんばるしっかり者だけど、まだ16歳。ある時、まなちゃんが迷子になってしまい、動揺して、電話越しに母親へと感情をぶちまける。
「私、ずっとガマンしてたんだよ…!」
その姿はかつての緒花のようだった。
「私、今までわがまま言ったこと無かったよね?初めてのわがままなんだから聞いてよ!まなの遠足行ってあげてよ!!」
はい、天使。もう天使。初めてのわがままが妹の為って…(/ _ ; )それはわがままと言うのでしょうか。

なこちの電話を聞いていた緒花は、昔の自分の体験から
まなちゃんはお母さんと行けなかった遊園地に行こうとしたのではないか
と考え、デパートの屋上に向かう。ってか電車に乗ってとなり町へ行く幼稚園児…!すごい行動力だな

そして、デパートのミニ遊園地でまなちゃんを発見!!
「遠足の前の日に何してるの!?」と叱るなこちに対して
「お母さんが居ないんじゃ遠足行きたくない!!」と泣き出すまなちゃん。
うわぁ、いたたまれない。あんなに家のこと頑張ってても、お母さんの代わりにはなれないの?そんな風に思って泣きそうなおれをよそに、なこちは妹の涙を拭い
「…なこがいるじゃない」と優しく諭す。
ああ、もはや天使を通り越して女神だよ、結婚したい…
女将さんだったらビンタ飛んでるとこだよ?それも往復の。
全編を通しても
非常に明るく前向きな気持ちになれる良い映画でしたが、なこちの深い深い母性・家族愛が観れただけでなこちファンとしては大満足でした。

ぶっ飛んだ性格のキャラが多い昨今で、久々に、純粋に魅了されたキャラでした。
女神…と言いたくなる(個人的)3大キャラの一角決定です!
↓3大女神
なこち
アリシアさん(ARIA)
姉崎部長(お茶にごす)



映画を観に行った後のメモが残ってたんで、どうせだから
皐月さんの物語のほうもここで記します。




まめじいの業務日誌から母の過去を知る緒花。

「お母さんも私みたいに輝きたいって思ってたころがあったんだ !」

業務日誌から展開していく過去のストーリー。
母のようにはなりたくない、喜翠荘では私は輝けない。そんな風に自分の生き方に悩んでいた高校生の皐月。そんな皐月の前に、後の夫となるカメラマンが客として現れる。彼はやばい!君は綺麗だよ、とか僕には輝いて見えたんだ、とかさらっと言っちゃう。短い尺の中に収めるためだとしても、フラグ立つような台詞言い過ぎだろ!そりゃ皐月ほれるわ。

皐月の夢を見つけるまでのプロセスは興味深い。
最初は母親への反抗心が強かった。私はここに縛られたくない。母は父の亡霊に、過去に縛られていると思っていた。ここじゃない私の場所を。
しかし、東京の大学に行ったとしてもやりたいことがないと気づく。やりたいことがわからずモヤモヤする、私は輝けないと思う。そんな時にカメラマンが先ほどの言葉をかける→皐月惚れる。いきなりキスする大胆さは流石だが、その後めちゃくちゃ照れちゃうあたりがまだ子供で可愛らしい。
そうして彼が宿を去る日。皐月は見送りに現れない。階段を駆け上がり、いつもより少し空に近い場所から、去りゆく電車を眺めてつぶやく。
さよならなんてしてやらないんだから、と。
皐月は自分の夢を見つける。編集者となり、彼と再会し、共に仕事すること。「男の後を追うのかい?」と言われたのに対し、「母さんもそうだったでしょ?」と返す。いいとししてガチで照れる翠さん可愛い!
そうして、今度は確かな覚悟を持って、東京に行きたいと訴える皐月なのであった。


まめじいの短い業務日誌の言葉から、大人として捉えていた母の、自分と同じ葛藤から夢を見つけるまでの過程を眺め興奮する緒花さん。たまらず走り出します。いやー、青春だね。
その後しばらくは母の話題は出てこないが、ある日の日誌に自分を連れた母が喜翠荘を訪れたと書いてあった。夫を亡くし、まだ赤子の緒花を連れ田舎に帰る決心をする。きっと話せば母もわかってくれるはずだと。駅で巴さんぽい女学生とすれ違ってたね。
「ライターの仕事を諦め、旅館で働く」と、上司に告げた後の彼女の顔は別人のように覇気がない。
喜翠荘に着き、まめじいと再会するが旅館はなんだか慌ただしい。
若き日の蓮さんが食材の発注ミスをしてピンチに陥っているようだ。そんな中、女将は今できうる最善を尽くそうとする。その姿を見た皐月は、母が父の亡霊を追っているのではない、過去に縛られているわけではないと気づく。
母は自分に負けたくないのだ!夫が亡くなってから喜翠荘はダメになった、そんな風に思われたくない。
強い意思を秘めた母の姿を目にし、彼女はここに来たことを内緒にしてほしいとまめじいに頼み、他の誰にも顔を合わせないまま東京に戻る。「私も負けてられない!」そんな強い決心と共に。

ラスト
緒花の
ゴミ収集車を追う皐月の
輝きたいころの皐月の
母の姿をみて自分に負けられないと思い幼い緒花を抱くシングルマザーの皐月の
それぞれの走る姿を続けて写してからの緒花の笑顔で映画は終わり
…いいね、素晴らしく爽やかで前向きになれる終わり方だ。
エンドロール後の岸田メル絵のなこちも可愛かった!
素敵な時間であっという間に過ぎてしまった。放映時間としては短いかもしれないが、ただ長ければいいってもんじゃない。僕らのウォーゲームもそうだ。
既存のTVアニメシーンをプラスして冗長になってしまうよりは、新作として綺麗にまとまっていて
だけど、まだいろはの世界に触れていたくて…ああ、もう一度見たい!そう思える今作はベストな尺だと思う。


以下はおまけ感想。
・結名とみんちは空気
得意げにまかない持ってくるからサンドイッチとか食べやすいもの持ってくるのかと思った。最終的にお弁当作るくだりで気づいたから良かったけど!相手のことを思った料理じゃないとね!
結名はTV放送のが、えせ方便とか可愛かった気がする。お風呂シーンは悲しいかな完全にモブだった
でも停電対策のキャンドルナイトは彼女らしくてよかった!

・角刈りじゃないれんさんには笑った!

・巴さんの踵ケアの道具は俺もわからなかった(笑)

・まめじいは相変わらず良いキャラだった。

・緒花の名前の由来
花のように可愛い子に。
またハワイの言葉でオハナは家族という意味。
まさにHOME SWEET HOME

投稿 : 2014/09/29
閲覧 : 264
サンキュー:

18

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花咲くいろは HOME SWEET HOMEのストーリー・あらすじ

美しい北陸の四季を背景に、祖母の経営する温泉旅館に住み込みで働くことになった東京生まれの女子高生の成長を描いたTVアニメ「花咲くいろは」(2011年4~9月放送)の劇場版。温泉旅館「喜翆荘(きっすいそう)」での住み込み生活にも慣れた松前緒花は、次第に変化していく自分に気づきはじめていた。そんなある日、緒花のクラスメイトでライバル旅館「福屋」のひとり娘・和倉結名が、女将修行のため喜翆荘にやってくる。自由奔放な結名に振り回されながらも、面倒をみていた緒花だったが、物置の中であるものを見つけて……。監督の安藤真裕、脚本の岡田麿里、アニメーション制作を担うP.A.WORKSほか、TVシリーズのスタッフが再結集。(アニメ映画『花咲くいろは HOME SWEET HOME』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2013年3月30日
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫nano.『影踏み』

声優・キャラクター

伊藤かな恵、小見川千明、豊崎愛生、戸松遥、能登麻美子、梶裕貴、本田貴子、久保田民絵、浜田賢二、間島淳司、山口太郎、恒松あゆみ、諏訪部順一、チョー

スタッフ

原作:ピーエーワークス、キャラクター原案:岸田メル、 監督:安藤真裕、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:関口可奈味、メインアニメーター:石井百合子、美術監督:東地和生、色彩設計:井上佳津枝、撮影監督:並木智、3D監督:山崎嘉雅、編集:高橋歩、音響監督:明田川仁、音楽:浜口史郎、音楽制作:ランティス、プロデュース:インフィニット

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