「PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画)」

総合得点
90.2
感想・評価
4941
棚に入れた
23070
ランキング
25
★★★★★ 4.1 (4941)
物語
4.3
作画
4.0
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1
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rFXEy91979

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

TV版とBlu-ray版、両方揃えてより楽しめる!!

#01「犯罪係数」
やはりいくら何度見ても、欠点見えずの完璧回!!シビュラシステム下の世界、ドミネーターによる執行、そして朱の下した決断…リアルタイムで見た時から印象一切変わってないうえ、鳥肌箇所すら変わってないとか、間違いなく文句ナシ!!学生時代に視聴して、そこからサイコパスバカとなり、未だ関連小説に夢中となるこのアニメ。まさにKOされることもはや必答すぎるアニメ、その1話未鑑賞なら是非暇を見て見るべし!!そしてハマってしまったならBlu-rayを是非買って!!ここ最近のアニメにはない、とにかく出来が突出してます!!
あと録画残してるなら、そいつ絶対永久保存ね!何故ってBlu-rayとTV、それぞれ変化があるからだよ!当然もう残ってないなら、一度Netflix視聴!!TVバージョン残ってるから、是非ともBlu-ray版と比べて!!

#02「成しうる者」
#03「飼育の作法」
#04「誰も知らないあなたの仮面」
#05「誰も知らないあなたの顔」
#06「狂王子の帰還」
#07「紫蘭の花言葉」
#08「あとは、沈黙。」
#09「楽園の果実」
#10「メトセラの遊戯」
#11「聖者の晩餐」
#12「Devil's Crossroad」
#13「深淵からの招待」
#14「甘い毒」
#15「硫黄降る街」
#16「裁きの門」
#17「鉄の腸(はらわた)」
#18「水に書いた約束」
#19「透明な影」
#20「正義の在処」
#21「血の褒賞」
#22「完璧な世界」

投稿 : 2019/03/12
閲覧 : 75
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2

プクミン

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

明るい話じゃないです

アニメタイトルだけ見ると、何だかすごい誤解を受けそうな感じですが、犯罪に繋がるような因子(人間)は排除するという、かなり物騒な街の話です。
人間の心理状態を機械が計測し、異常値に達していたなら処分。
仮に善良で健全な人間がいても、何かのトラブルに巻き込まれたり不安になるような事態に遭遇すれば精神不安定になったりします。
それでも機械は異常と見れば、それは排除対象になります。

そしてその対象を排除する人間が執行官と呼ばれる者達。
主人公はその執行官を監視する役。
そういった世界で、主人公は即排除するのはおかしいと考え葛藤します。

設定や物語としては良いですが、合う合わないは全く別なので、結構好みが分かれそうなアニメだと思います。
そしてこのアニメをどう楽しむかも難しいところです。
ぶっちゃけ、難しいアニメですねっ!!

投稿 : 2019/02/26
閲覧 : 36
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2

runrun1006

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1期は良いです!

オープニングがカッコ良すぎる。
ストーリー、キャラクター、1期は本当に面白い。

投稿 : 2019/02/26
閲覧 : 46
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1

ごもー

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

えっクソダサ。

とにかく面白いから見て!と言われて見てます……が。
まず第一印象が、大昔の少年誌の
「すごいぞ近未来!!」みたいな世界だな、と。
これ100年後の未来なの?
100年経っても女はクソダサスーツ(スカートにストッキング)着て働いてんの?
100年経ってもあちこちでアホみたいにタバコ吸ってんの?
うへえダッサ。

あと主人公の女の子のキャラデザの腐敗臭よ。
縞パンツとかもう滅亡してくれ。
童貞が描いてんの?
ショートカット=純粋まっすぐ★ワタシまけない!
みたいなのとか未だに存在するんですね。
男性キャラももみあげとか前髪とか珍妙なのばっかだし。
何?この人達90年代から冷凍保存されてたの?

なんかもう無理。
オタオタアニメ臭くてほんと無理。
なんでこんな崇拝されてるのかわかりません。

投稿 : 2019/02/10
閲覧 : 208
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0

naodayu

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

イッキ見必死

OPから引き込まれ 最終回までイッキ見。
A,Iなどがより身近になって考えさせられるアニメでした。
花澤香菜の振り幅に感服

投稿 : 2019/02/06
閲覧 : 57
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1

デルタ

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2010年代最高傑作

一度見始めるともう最後まで続きが気になる傑作SF。
ストーリー構成、音楽、キャラクターの魅力、どれをとっても素晴らしいの一言に尽きます。他の要素が素晴らしすぎてあまり注目点にならないのですが作画も文句なしで綺麗です。とくにビル群の夜景の描写はさすがはIGという美麗さです。
22話ノイタミナ枠での放映でしたが、繋ぎの総集編などもなく、中だるみを一切感じさせなかったこのアニメは2010年代アニメ中で最高傑作の評価に値すると思います。
2019年には映画作品が3作公開されますが、それらを100%楽しむ上でもこの一期は必見です!

投稿 : 2019/02/06
閲覧 : 68
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2

宇宙戦艦長門有希

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

未来において超監視社会は必然である。

psycho-passを見た人の中には100年後のディストピアの世界を描いたという人もいる。
確かに、その人の適正も犯罪する可能性もシビュラシステムに測られ人生を決められる世界は人間の自由意思と夢を摘む恐ろしい世界だ。その世界は今よりも遥かに無気力な人間達で満ちてるかもしれない。また犯罪を犯してもいないのに危険人物だと認定されれば牢屋にぶち込まれ、またはその場で処刑されるのは理不尽すぎる。ディストピアと言っても過言ではないだろう。

人類は技術の進歩と共に大きな力を得て来た、現在だとネットである。法律に反しない限り言論の自由は許されるから、今までのように政治家や大企業やメディアが大衆を扇動するのは難しくなった。一方で自由で便利で世界とつながるネットは人の働き方を根本的に変えてしまった。自由と効率さを与える道具は、企業の経営の仕方にも自由と効率を与えたのである。割を食ったのは我々先進国の住人であった。この機に世界を統一しようとするウォールストリートの資本家達と国の枠組みを強固にして自分達を守ろうとするナショナリストの闘いが勃発してるのが現在の世界状況であるが話が長くなるのでここまでにしておく。

何が言いたいのかと言えば、人類は力を持つとその力により理不尽な生活を余儀なくされるのだ。100年後は人間より遥かに頭のいいAIロボットが闊歩してるとする。もしそのAIロボットを各個人が所有できるとするとどうだろう?各個人が原爆を持つことさえ可能になるのである。
70億人の内数10人のキチガイがいるだけで世界は滅ぶのだ。そうならないためには強力な監視社会とならざるを得ない。

psycho-passにおける世界状況は、超監視社会となった日本と暴力が支配する日本以外の無秩序の世界が描かれている(映画)。無秩序の世界は力のある者同士の制限のない殺しあいになるからこれ以上の酷い世界はない。
そしてシュビラシステムによる超監視社会は私が想像する未来と比べてユートピアとさえ思えるのだ。シュビラシステムは、人類を奴隷以下に扱い超監視社会を目指す悪意と憎悪を持った独裁者を排除するからである(映画)。
つまり今の世界を牛耳るウォールストリートの悪意ある資本家達もシュビラシステムのよって消されるのだ。これだけでも素晴らしいと思えるのである。

投稿 : 2019/02/04
閲覧 : 41
サンキュー:

3

KKK

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

やっぱ凄い

なんか、引き込まれますwww
EGOIST神かよ!!!

投稿 : 2019/01/27
閲覧 : 67
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1

たわし(フレディ)

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

OVA版観ましたが

お客の入りは良く、特に「ヒットマンリボーン」の作者がキャラクターデザインをしているからか、サイバーパンクなのに女性が多かったのでキャラクターデザインは重要なんだろうと思いました。正直浅い見方ですが。

OVAの感想は後々書きますが、本当にサイバーパンク系の映画やアニメを散々見てきた人間にとってすれば、非常に内容の薄いSFなので正直プロダクションIGが作っているとは思えないのですが、攻殻やブレードランナーみたいな世界感を一般意識まで広めようという試みは成功しているように思います。

ただ、そういった映画やアニメを見てきた人間にとってはどっかで見たような設定ばかりで退屈そのものです。

投稿 : 2019/01/25
閲覧 : 65
サンキュー:

5

ネタバレ

きつねりす

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人は人を信じていたい

新作ができるということで復習一気見。
リアタイでも見ていましたが、やはり見直してみてキャラの背景やこのアニメが問うているものへの理解が深まり、有意義だったと感じました。
面白かったと思う点を何点か挙げます。

・周辺人物の関係性
仕事の関係上監視官と執行官という上下関係があるものの、教わることは圧倒的に執行官からの方が多い。それは長年の現場経験だったり、元監視官としての嗅覚の鋭さだったり、あるいは持たざる者の嘆きであったり。主人公・朱も次第にタフになっていく様子が描かれ、信頼を置かれる監視官として成長していく姿はなんだか感慨深かったです。監視官だった狡噛が犯人を追いかけるうちに潜在犯扱いされるというのも「正義も一歩間違えば悪になる」という訓示が込められていて見事。狡噛と朱の切れ者コンビ、宜野座と征陸の親子コンビは槙島の一件で戻らない関係になるが、それによって成長した残された人たちが意志を継いでいってくれることでしょう。泣けるなあ。

・悪の正当性
今作で追い詰めるべき悪として描かれていた槙島も完全に頭のおかしい奴ではない、というところもポイント。やり方として結局胸糞悪い殺人犯を生み出すわけですが「シビュラ」というこの世界のシステムにすべての信頼を置いているからこそ、それが安全と認めた赤の他人に対しての危機意識が薄れてしまった世の中に対しておかしいと一石を投じる姿は至極全うでもある気がします。システムの不完全さ、そしてそれに守られていた人間の脆さというものを露見させながら「正義の守るものは果たしてこれで正しいのか?」と問いかける知能を持った犯人としてこのストーリーを面白くしていました。物語の途中で「槙島がなぜ犯罪を助長するか」という問いに対して、狡噛が語った「世間(=シビュラ)から無視されたからこそ自分の存在に価値を見出したくなった」という推論も、死の間際に宿命の敵と互いを認識していた狡噛から「自分の替えはいない」という言葉を引きずり出せて笑みを浮かべたことから納得がいきました。孤独だったんだね。張り合いのある人間、いわゆるライバルがいるからこそ生きている価値が見いだせるというのもあるのかも。

・存在するルールを守るということ
「法で裁けないなら法の外に出ればいい」とは狡噛の言葉ですが、朱もまた物語の中で自分の守っているシビュラというシステムに対して疑問を持つようになります。こんなのおかしいと口では言いながらもそのルールを自分の手で壊してしまうことは出来ない朱。犯罪の連鎖を生む元凶をシビュラのルールで裁けないことに直面しながら、その恩恵を受け安心して暮らしている人たちのことを思うとそれを破ることは出来ないという心の葛藤を描いた20話は神回だと思います。自分では力の及ばないことを知り、シビュラの中で自分なりの正義を貫こうとするそれからの朱の言動は惚れます。カッコよすぎ。

・人は誰も善人になれるという根底
朱の根底には「人は立ち直ることができる」という考えが存在していると思います。最初のシーンでも事件に巻き込まれて精神が不安定になった人に対してシステムから「世間から排除されるべき人間」とされても善人として更生する可能性を捨てなかったし、最後の狡噛が殺人者として立ち振る舞おうとした時も銃を握らせようとしなかった。決定的な抹殺のチャンスで友人殺害の恨みを持っている槙島に止めを刺さなかったという点からも何かそういう部分を感じます。最悪の犯罪者であっても、もしかしたらこの人も必要な人間なのではと思う部分もあるといったような。朱の中に常にそういう信じる心があるからこそサイコパスが濁らないのかもしれないし、犯罪者・潜在犯であっても性根を正すことができるかもしれないと思える考え方が今作の救いの部分なのかもと思いました。


使っている言葉も引用先も知性を感じる作品なので、作品自体にも難しいオーラが漂っていますが、本質的な問題を問い直すからこそこれだけハードコアなものが出来上がったのだろうと思います。無法地帯の混沌、時代錯誤な考え方の是非、生きる意味、自分の価値、命の重み・・・そういったものを描く素晴らしい作品だと思います。

投稿 : 2019/01/25
閲覧 : 58
サンキュー:

3

ネタバレ

かんざき

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

硬派なシリアス

萌えなどの近代アニメ要素が一切ない硬派な作品!
なので断念が心配でしたが、そんなことは一切ありませんね。1話目から引き込まれて一気に観てしまいました!
個人的にはEDのEGOISTも作品を物凄く引き立てていると思いました。

投稿 : 2019/01/23
閲覧 : 72
サンキュー:

4

taketaketa

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一気見できる!

久々です。一気見できることが。

いいよ。いいよ。

2周目しても面白いかも。

投稿 : 2019/01/16
閲覧 : 59
サンキュー:

2

ネタバレ

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

完璧を求める故の矛盾と本能の戦い

1話衝撃的な幕開けですよね。リアルな表情の作画に驚きました。もう、実写といってもいいくらいの迫力で。

犯罪の怖さから守るべくして生まれた管理社会。絶対的管理の元に現れた異質な存在との戦いは、管理社会のルールに従うと負ける。葛藤しながらも主人公含めてどのように制していくのか真理に迫るものがありました。

近未来SFですが、犯罪自体は現実でも起こりうるものばかりで、考えさせられますよね。

キャラクターそれぞれの個性も魅力的で、一見すると特徴のない主人公ですが、それがまた現実味を帯びて、視聴者も同調しながらみれたのかなって思います。

先が読めないアニメって数少なくなってきてるのでこういうアニメは後世まで残したいです。

投稿 : 2019/01/09
閲覧 : 50
サンキュー:

4

まゆしぃ

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白い

前半はそれぞれの話が独立しているような形で物語が進んでいきますが、後半にかけてそれらが非常にうまくまとめられていきます。どんどん面白くなっていくので、後半は一気に観ました。こういった近未来的な設定のアニメはあまり観ないのですが、この作品には引き込まれました。登場するキャラクターも個性があり非常に魅力的です。お薦めしたい作品です。

投稿 : 2019/01/06
閲覧 : 45
サンキュー:

3

ネタバレ

てとらび

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

厨二心を揺さぶる世界観@とっつぁ〜〜ん

近未来系の作品。シビュラシステムという機械ひとつに善悪の判断を任せた世界において、その機械に善と映る悪をどう裁くのか。何が善で何が悪か。こちらまで考えさせられる作品だす。
また、登場人物全員キャラが濃すぎる。言ってしまえば、"狡噛慎也"と"槙島聖護"の2人だけで成り立っていると言っても過言じゃない、、、過言かもしれないです。だけどそれくらい魅力溢れるキャラが多いね。
あと、ドミネーターの声めちゃんこ好き。

投稿 : 2018/12/17
閲覧 : 75
サンキュー:

4

じん

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

誰の邪魔も入らない世界だけどそれってどうなの?

先に言っておこう。このアニメは攻殻機動隊の影響を色濃く受けている。それじゃその作品の劣化版なのかと言われればそうではない。このアニメが優れているのはそれでいてオリジナル要素も味わい深い所なのだ。
放送時期がTVアニメ攻殻機動隊STANDALONECOMPLEXの丁度10年後であること、ビル群やヘリコプターの飛び方、青緑色の強調されたCGなど、語りはじめればキリがない。私が最も好きなアニメの1つである攻殻機動隊に通じるものがあると最初に引き込まれたものである。

ストーリーは世界観の導入となる1話完結の話が最初にあり、そのうちに数珠のように繋がれて本質に近づいてゆく。繋がれているのはこの作品のテーマである、「社会運営とは何か」というものである。我々が住む現実世界で起きる犯罪についてよく話題になるのは動機である。この動機の元となる興味などをあらゆるデータから測り取り、事前に防止するようになった未来社会を舞台にしている。よくネットでは「そんなおかしいやつは初めからいなくていい」「どうあがいてもお前には無駄」などといった極端な発想が一部で熱狂的な支持を得る。そんな極端が実在してしまったら?我々はどう分けられるのだろうか。大多数のための犠牲が認められる社会運営として、一部の異端な人間を裏で排除する現実は予想以上に近い。別に特定の誰を責めるでもない、一部の意見でそうなってしまうことがあるのだ。またよく挟まれる文学の引用も的を得ている。

全体的に暗い雰囲気が漂う作品だが、常守は順調に成長してゆく。実践的な事に疎かった彼女が最終的に自立して行動するのがこの作品の見所だ。システムに沿うしかない均質的な人々との巧みな対比であろう。
クオリティも申し分ない。声優の演技にも不満はない。ただし所々露骨に残酷な描写が入るので苦手な人は注意しよう。元々そういう世界である。

語りが長くなってしまった。ストーリーがしっかりしていて、考えさせられる作品が見たいなら見ることをおすすめする。攻殻機動隊を見た人はこちらも。こちらを見た人は攻殻機動隊も。世界観やストーリー上どちらかといえばこちらが分かりやすい。

投稿 : 2018/12/08
閲覧 : 149
サンキュー:

4

ネタバレ

cabinmild

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

エンタメ×哲学、硬派なSF

攻殻機動隊以来の硬派なSFサスペンスといった印象です。随所に哲学的もしくは社会学的な問いを散りばめながらも、攻殻よりはずいぶんと分かりやすい脚本に落とし込まれており、人にも勧めやすい作品です。

常守朱の成長物語と、狡噛慎也と宿敵槙島聖護の因縁対決を2軸としたストーリー。しかし常守朱は視聴者目線の狂言回しとしての役割も強く、先に役割があって、後から肉付けされたキャラクターなのかもと思いました。

声優さんの演技も光ります。純朴な新人を花澤香菜さん、知的で武辺な骨太刑事を関智一さん、ニヒルでキザな悪役を櫻井孝宏さん、などそれぞれ好演されています。特に関さんがシュタインズゲートのダルと同一人物だと知ったときは、やはりプロはすごいなぁと驚きました。

キャラクターで特筆したいのは、槙島聖護。古い小説と哲学書に造詣が深く、たびたびセリフに引用する様は下手すれば痛くなりがちなものの、脚本と声優さんの演技が相まって決してチープな悪役になっていません。
{netabare} 管理社会の中で管理の範疇に入らなかった槙島がその孤独を動機として社会に反発する。槙島がとる最も非人間的な行動が、その実最も人間臭い理由によるものだと描くところは考えさせられるものがありました。 {/netabare}

ラストはしっかり決着はつけつつ考察の余地を残す終わり方で、最後まで楽しめました。

(タイトルに付随しましたが、期待して見た2期は別物の作品でした。IGが劇場版にとりかかっている間につなぎとしてタツノコプロに投げて製作されたというのが実際のところらしいので、仕方ないのかもと思いますが。)

投稿 : 2018/12/06
閲覧 : 80
サンキュー:

5

三毛猫メリー

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

サイコパス1期

過去に視聴済み。

面白かったです。
バーチャルなネット社会のことが
現実世界に影響を及ぼす回の話が好きでした。

かなりグロい場面も出て来るので
見るには覚悟がいります・・・

投稿 : 2018/12/03
閲覧 : 45
サンキュー:

8

フェメニスト

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

常守朱監視官がかっこいい

世界の裏と表がいい感じで表現されてる。
もうちょっと話を練っても良かったと思うところであと一歩のアニメだった。

投稿 : 2018/11/18
閲覧 : 34
サンキュー:

1

ネタバレ

ピピン林檎

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「分析官、鑑定結果は?」「哲学的中二病エンターティンメントかな笑」

※AKIRAをつい更新してしまったので、こっちも更新しておこう(長文注意)。
※第1シリーズ(オリジナル版)・新編集版・第2シリーズ・劇場版、全て併せた感想・レビューです。

◇劇場版の1時間23分付近(狡噛と傭兵隊長のダイアローグ(対話))

{netabare} ----------------------------------------
「国家が崩壊した世界では暴力の民間化が行われる。なぜなら組織された暴力の独占こそが国家の本質だからだ。暴力が拡散すると、それは政治以下的なものになる。社会的憤怒を源泉とした経済活動としての組織暴力だ。・・・ふん。」
「『地に呪われる者』か。ポスト・コロニアルかぶれの傭兵とは始末が・・・悪い。」
「ほう、腕だけでなく学もあるのか。ますます面白い。聞けばお仲間のゲリラどもは、随分とお前に心酔していたそうじゃないか。何か耳障りの良い思想でも吹き込んでやったのかぁ(笑)」
「知らないね。」
「だが、何だろうな。確かにお前と話していると不思議と気分が高揚してくる。ワーグナーの曲でも聴いているような。」
----------------------------------------{/netabare}

このシーンを観たとき、余りに愉快で、思わず声を立てて笑ってしまいました。
さっそく、『地に呪われる者』で検索すると、フランツ・ファノン著と出て来て、アルジェリア独立運動の指導者でポスト・コロニアル思想の先駆者とか(笑)。
それでついでに、「現代思想」なるものをさっと調べる際のマニュアル本として重宝している『現代思想入門』(2007年刊、PHP)のポスコロの項をチェックすると、たった1行だけマハトマ・ガンジーや魯迅と並んで、非西洋の思想家としてその名前が書いてあって、虚淵玄氏はこんなものまで読んでるのか!と、また愉しくなってしまいました。

本作は、このように哲学者・思想家・文学者の名前やその著作が、ワザとらしくも矢継ぎ早に出てきて(※ただし、冲方丁(うぶかたとう)氏がシナリオ原案を担当している第2シリーズはそうではありません)、まるで、これって「哲学的中二病」作品?といった感想さえ持ってしまうのですが、視聴し続けるうちに、それが次第に心地良くなっていくという、他に類例のない貴重な経験をさせていただきました。


◆それでも最初は、とっつきにくかった第1シリーズ

本作の第1シリーズ(オリジナル版)放送当時は、『まどマギ』の虚淵玄氏がシナリオ原案・脚本を担当する作品という事前情報に惹かれて、とりあえず第1話を視聴してみたのですが、責任主義・罪刑法定主義や応報刑論といった近代法の大原則を完全に逸脱する設定をいきなり見せつけられて、「何だこの狂った社会は?」と呆れてしまい、そのまま放置してしまいました。

ところがその後、本サイトなど各所で本作が話題になるは、新編集版さらに続編が作られ去年は劇場版も公開され興行収入8.5憶円のヒット作となるはで、これは一度は見とかないといけない作品だな、と思い直して、第1シリーズから劇場版まで一気観してみました。

これが、実に面白くって、とくに他作品では滅多に味わえない知的興奮を沢山味わえて、アニメの新しい魅力と可能性を、更にもう一つ発見できたような、そんな嬉しい気持ちになりました。

視聴した順番は、第1シリーズ(オリジナル版)→第2シリーズ→劇場版→新編集版で、その後さらに各作品をもう一周ないし二周したのですが、その中でも、上に書いた劇場版での狡噛と傭兵隊長のダイアローグ(対話)、そして、その後に見た新編集版の各話にある填島聖護のモノローグ(独白)および狡噛とのダイアローグが、特別に興味深く思えました。

多分、本シリーズは放送された順番のとおり、つまり、第1シリーズ(オリジナル版)→新編集版→第2シリーズ→劇場版、の順で視聴するのが一番楽しめるのでしょうね。

以下、各シリーズの各話の内容を簡易にまとめた後、本作でたくさん言及のある哲学者・文学者やその作品について一覧にまとめ、最後に填島および狡噛の印象的なセリフを引用しつつ、個人的な感想を長々と綴っていきます。
いけないな・・・自分も本当に楽しみ過ぎている・・・笑笑


◆シリーズ別評価

第1シリーズ ★★  4.7 
新編集版   ★★  4.8 
第2シリーズ ★   4.4 
劇場版    ★★  4.5 
-------------------------------
総合     ★★  4.7 


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


===== PSYCHO-PASS サイコパス (2012年10月-2013年3月) =====

- - - - OP 「abnormalize」、ED 「名前のない怪物」 - - - -
{netabare}
 《起》 公安局刑事課の職務が示される

第1話 犯罪係数 ★ 冒頭に填島vs.狡噛、常守朱監視官の初任務(廃棄区画人質事件)
第2話 成しうる者 ★ 監視官・執行官それぞれの職分
第3話 飼育の作法 ★ ドローン工場殺人事件
第4話 誰も知らないあなたの仮面 ★ 人気コミュ主殺人・乗っ取り事件、填島再登場(*1)
第5話 誰も知らないあなたの顔 ★★ 続き

 《承》 凶悪犯罪の黒幕の正体が次第に明かされていく

第6話 狂王子の帰還 ☆ 狡噛執行官の過去(標本事件)、全寮制女子学園猟奇殺人事件、犯罪の黒幕(填島)
第7話 紫蘭の花言葉 ☆ 続き、ユーストレス欠乏性
第8話 あとは、沈黙 × 続き、校内捜査~結末、※かなりの悪趣味さは×
第9話 楽園の果実 ★ 雑賀元教授(黒幕のプロファイリング)、宜野座監視官の事情
第10話 メトセラの遊戯 ★★ 狡噛執行官おびき出し、廃棄地下鉄構内ハンティング事件
第11話 聖者の晩餐 ★★ 続き、狡噛・填島の初対面、常守・填島の初対面、填島の問い(*2)、親友の殺害{/netabare}

- - - - OP 「Out of Control」、ED 「All Alone With You」 - - - -
{netabare}
 《転》 社会の繁栄を支えるシビュラシステムの正体が次第に明かされていく

第12話 Devil's crossroad ★ 六合塚執行官の過去、シビュラ打倒レジスタンス
第13話 深淵からの招待 ★ シビュラの恩寵(*3)、免罪体質者(藤間幸三郎、そして填島)、常守のメモリー・スクープ
第14話 甘い毒 × 群発ヘルメット暴徒事件、街路での女性撲殺シーンが酷すぎる
第15話 硫黄降る街 ★ 填島の陽動、厚生省NONAタワー襲撃
第16話 裁きの門 ★★★ 続き、狡噛vs.填島、常守の選択、シビュラ中枢への到達、縢秀(かがり)執行官殺害

 《結》 シビュラへの信頼が失われた後の各自の決断が試される

第17話 鉄の腸 ★★ シビュラの正体(禾生(かせい)局長vs.填島)、填島から狡噛へのメッセージ
第18話 水に書いた約束 ★ 刑事課に広がる疑念、常守の成長(cf.第1話)、狡噛「法の外」へ 
第19話 透明な影 ☆ 雑賀再登場、填島の次の狙い、宜野座の消耗
第20話 正義の在処 ★ シビュラの真実・迫られる決断(常守)、穀倉地帯バイオテロ計画
第21話 血の褒賞 ★ ウカノミタマ管理センター攻防戦、征陸(まさおか)執行官殉職
第22話 完璧な世界 ★ 続き、填島の最期、宜野座の選択、後輩(霜月)の着任(cf.第1話){/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優秀回)4、★(良回)12、☆(並回)3、×(疑問回)2 ※個人評価 ★★ 4.7

※注釈
{netabare}(*1)填島の再登場シーンで、彼が両手に抱えているのは、有名なディストピア小説 George Orwell“Nineteen eighty-four”(ジョージ・オーウェル『1984年』)
(*2)「シビュラの神託のまま生きるか、自らの意思に従って生きるか」という問い。
(*3)禾生局長と宜野座監視官の会話「この安定した繁栄、最大多数の最大幸福が実現された現代の社会を、いったい何が支えているのかね?」「それは厚生省のシビュラシステムによるものかと」。{/netabare}

<視聴メモ>
{netabare}
・第1話視聴直後の感想として、フィクションとして面白かったのだけど、責任主義・罪刑法定主義を完全に逸脱する内容には開いた口が塞がりませんでした。
・第3話視聴直後の感想として、バトルの派手さは評価するけれど、特定人物の描写のキモさに少し閉口しました。
・第7~8話の、女子高生プラスティネーション(生体標本化)シーンの悪趣味さ・グロさも要注意。
・第14話の、女性撲殺シーンの悪趣味さも要注意。
・第16話で、ようやく第1話冒頭シーンにつながる。{/netabare}


===== PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版 (2014年7-9月) =====

全11話 ※各話評価は割愛({netabare}オリジナル版の各話を2話ずつ組み合わせ、冒頭部等に少し新シーンを入れただけの内容の為{/netabare})


======= PSYCHO-PASS サイコパス 2 (2014年10-12月) ========
{netabare}
第1話 正義の天秤 <299/300> ★★ 公安局刑事課一係の新体制、二係酒々井(しすい)監視官の拉致
第2話 忍び寄る虚実 ★ 公安局への挑戦、鹿矛囲(かむい)からの問い掛け(WC?)
第3話 悪魔の証明 ☆ 公安局への挑戦(続き)
第4話 ヨブの救済 ★ 医療施設立て篭もり事件、青柳監視官殉職、※かなりのグロさ要注意×
第5話 禁じられない遊び ★★ 軍事ドローン施設捜査、ハングリーチキン事件
第6話 石を擲つ人々 ★★ ハングリーチキン事件(続き)、集団的サイコパス汚染、鹿矛囲との対面
第7話 見つからない子供たち ★★ 15年前の事故~成長復元ホロ、執刀医の告白(鹿矛囲の目的)
第8話 巫女の懐胎<AA> ★★ 続き、東金財団の秘密、鹿矛囲の正体はやや難あり×
第9話 全能者のパラドクス ★ 国交省役人晩餐事件、常守の祖母、※グロ注意
第10話 魂の基準 ★ 地下鉄立て篭もり事件、東金執行官の正体
第11話 WHAT COLOR? ★ 集合的サイコパスの受容{/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)5、★(良回)5、☆(並回)1、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.4

OP 「Enigmatic Feeling」
ED 「Fallen」


======= 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス (2015年1月) =======

全1話 ★★ {netabare}東南アジア某国へのシビュラ輸出計画、狡噛との再会、俺たちの闘いはまだ続くEND{/netabare} ※約2時間

OP 「Who What Who What」
ED 「名前のない怪物」


◆本作に登場する書籍、言及される哲学者・作家一覧と、そこから見えてくるもの

《第1シリーズ(オリジナル版)に登場する書籍、言及される人物等》
{netabare}
・第4話で、填島が手にもつ本は、ジョージ・オーウェル『1984年』
・第5話で、ルソー『人間不平等起源論』、寺山修司『さらば映画よ』(戯曲)
・第6話で、シェイクスピア『マクベス』、『タイタス・アンドロニカス』
・第7話で、キルケゴール
・第9話で、プラトン
・第11話で、デカルト
・第13話で、病室の狡噛が手に持つ本は、ジョセフ・コンラッド『闇の奥』。また病室の机に置いてある本は、スタンダール『赤と黒』
・第14話で、填島の読んでいた本は、岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』
・第15話で、ウィリアム・ギブソン、フィリップ・K.・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、ジョージ・オーウェル
・第16話で、パスカル、オルテガ
・第17話で、スウィフト『ガリバー旅行記』
・第19話で、M.ウェーバー、M.フーコー、J.ベンサム「パノプティコン」
・第21話で、ヨハネ福音書「一粒の麦」
・第22話の最終シーンで、狡噛が船室に残していく本は、M.プルースト『失われた時を求めて-第1巻-スワン家のほうへ』{/netabare}


《新編集版のみに登場する書籍、言及される人物等》
{netabare}
・第2話で、クラウゼヴィッツ(プロイセンの軍人)
・第5話で、ミシェル・ヴィヴィオルカ(仏社会学者)
・第6話で、『ベーオウルフ』(古英語で書かれた英雄譚)
・第7話で、バートランド・ラッセル『幸福論』{/netabare}


《第2シリーズに登場する書籍、言及される人物等》
{netabare}
・第8話で、J.ベンサムの考案したパノプティコン(一望監視施設)に言及あり(※但し、第1シリーズ第19話に既出)
→第2シリーズは、虚淵玄氏ではなく、冲方丁(うぶかたとう)氏がシナリオ原案を担当しているので、虚淵氏担当分のような哲学者や文学作品の「中二病」的なひけらかしがない。{/netabare}


《劇場版に登場する書籍、言及される人物等》
{netabare}
・M.プルースト『失われた時を求めて-第7章-見出された時』
・フランツ・ファノン『地に呪われたる者』{/netabare}


◇ジョージ・オーウェル『1984年』を下敷きとした作品世界

本作の裏の主人公でダーク・ヒーローである{netabare}填島聖護は、第1話冒頭に登場した後は、第4話ラストまでしばらく出てこない{/netabare}のですが、その彼が再登場するシーンで手に持っている書籍は、上記のとおり、ジョージ・オーウェル『1984年』の原書(1949年刊)でした。
この『1984年』という小説の世界では、“Big Brother is Watching You.”(大兄が貴方を見守って/監視している)というスローガンが街のあらゆる場所に掲示されていて、このBig Brotherという全能の官僚システムによる人々の生活の保護と監視が抱き合わせになった社会の様相と矛盾が描かれているのですが、本作のシビュラは、これに相当する存在として描かれています。
そして、そうした全能の官僚システムが人々の生活を全面的に保護/監視する高度な「福祉国家(welfare state)」が成立している『1984年』の世界では、「厚生省(welfare department)」の役割と権限が肥大化していて、本作(PSYCHO-PASS)の作品世界でも、それを参照してか、公安(局)が現在の日本のような「内閣府」所轄ではなく、「厚生省(厚生労働省)」に所属している設定になっています。
また、そのような全能の官僚システムは、その正当性に人々が一切疑念を持たないように、不都合な真実(とりわけ不都合な歴史的経緯)を徹底的に隠蔽しようとすることも『1984年』には描かれており、本作(PSYCHO-PASS)でも、システムに不都合だったり余分だったりする情報(とくに歴史的経緯に関する情報)は隠蔽されている設定になっています。

→この後、沢山の文学・哲学作品や文学者・哲学者の名前が本作に引用・言及されていくことになるのですが、以上の点から、本作の作品世界が、この『1984年』を下敷きとしていることは明らかなように私には見えました。


◇填島の(≒虚淵玄氏の)"教養ラインナップ"

割と雰囲気だけで選ばれているように見える文学作品は別として、本作に言及のある哲学作品・哲学者の選択は、私には以下のように分類できるように思えました。

(1) 「大きな物語」ないし「大理論」を提唱するもの
 プラトン(哲人政治を提唱)、デカルト(理性による世界の再構築)、
 ルソー(社会契約による国家と社会のリセット)、ベンサム(功利主義による社会の再設計)

(2) そうした「大きな物語」「大理論」が具現化した世界の様相を描くもの
 ジョージ・オーウェル『1984年』(※これは小説ですが)

(3) 「大きな物語」「大理論」の不可能性を提唱するもの
 フーコー(※パノプティコンに象徴される隠された権力構造を批判したポスト構造主義の思想家)、
 デリダ(※脱構築を唱えたポスト構造主義の思想家)

(4) 申し訳程度にデカルトなど提唱の「大きな物語」に反論しようとしたもの
 パスカル、オルテガ

→以上から見えてくる、填島の(つまり、シナリオ原案・脚本を担当した虚淵玄氏の)"教養ラインナップ"は、冷戦終結以前(1980年代末まで)のもの、そして、こうした哲学・思想の潮流の伝播がどうしても周回遅れになってしまう日本に当てはめても、せいぜい1990年代中頃までのもの、であるように私には見えて、個人的にかなり興味深く思いました。
→つまり、冷戦終結後~現在までの哲学・思想のメイン・ストリームとなっている、英米系の分析哲学・科学哲学や、旧新(ないし左右)のリベラリズムの哲学者・哲学書への言及が全く抜け落ちている、ということ。
→この点について、さらに後述します。


◆填島&狡噛の独白・対話、 本作のコア・コンセプト考察

◇新編集版第1話の冒頭(填島の独白)
{netabare}
「どこかの誰かが、愚かな人類どもといったとして、その人類には当然、自分自身も含まれている。
人間について知りたいと思ったら、人間を見ているだけではいけない。
人間が何を見ているのか?に、注目しなければ。
君たちは何を見ている?僕は、君たちを見ている。
信じられないかも知れないが、僕は君たちのことが好きだ。
昔からよくいうだろう?愛の反対は憎悪ではなく、無関心だ。
興味がないのなら、わざわざ殺したり痛めつけたりはしないんだ。
・・・
余計なことばかり考える。緊張しているのか?
相手を甘く見過ぎて、踏み込み過ぎた?
・・・
なんてね。(笑)」{/netabare}

(※コメント)
他人(あるいは自分)を観察するときは、その行為を見るだけでなく、内面の動きをも見る必要がある、ということでしょうか。
いずれにせよ、グッと引き込まれるセリフで、これがオリジナル版になかったのは個人的にはかなり惜しかった気がします(これがあれば放送当時早々に視聴を断念していなかったかも)。


◇新編集版第1話の中程(狡噛執行官の夢の中での独白)
{netabare}
「公安局監視官。シビュラの尖兵。厚生省のエリートコース。
この社会に適応できない人間が発生することも、システムはシステムに組み込んでいる。

重要なのは最大多数の最大幸福であり、全人口の幸福ではない。

治安が悪い地区をある程度放置するのは重要だ。
不可能を実現しようとすれば、必ず破綻する。
完全な社会は、完全な社会を諦めることによって成立する。
シビュラシステムとは、そういうものなんだろう。

しかし、だ。
あの事件、あいつの死は、明らかに異常だった。
シビュラシステム運営下には有り得ないタイプの犯罪。
そんなことが出来る奴が、どこに、どうやって?」{/netabare}

(※コメント)
これもオリジナル版にはなかったセリフ。「最大多数の最大幸福」はおなじみジェレミー・ベンサムの提唱した功利主義のスローガンですね。
なるほど、シビュラシステムはベンサム型の功利主義(結果重視タイプの功利主義=帰結主義)を具現化したもの、という建前なのですね。


◇新編集版第4話の冒頭(填島の独白)
{netabare}
「何を考えているのかは分からなくても、絵を描く動物は殺しにくくなる。
感情があるのではないか・・・直感的に僕たちはそう感じるはずだ。
表現することには、その位の価値がある。

近代に入って、社会は絶対的な価値観の追究を諦めた。
相対的な、偏差値的な世界観を中心に据えるようになった。
しかしそれは、絶対的なものは不要になったからではなく、酸っぱいブドウだとして切捨てにかかっただけに過ぎない。
手に入れにくいから、最初からなかったことにしよう、と。

そこに、シビュラシムテムが現れた。
システムは文化や芸術にも介入するようになった。
シビュラ認定芸術家、シビュラ推奨作品。
ブラックボックス化された独自の判定基準によって、発展に必要な苦悩と対立が減少してしまった。

表現することを侮るようなやり方は、やがて、社会に致命的な停滞を・・・もたらす。」{/netabare}

(※コメント)
これもオリジナル版にはなかったセリフ。
西洋思想の流れでいうと、中世まで信じられた“神”中心の絶対的価値観が崩れ、相対的な価値観を認めざるを得なくなった近代で、今度は、“神”に代わって“理性”を中心におくデカルト流の理性主義・設計主義(もし神の存在を証明できないのならば、人間が神に代わって、自らの理性を極限まで働かせることによって、理想的な社会を設計・構築することが出来る、とする思想)が登場し、ルソーやベンサムもその流れにつながるのですが、そうした理性主義・設計主義が具現化した世界を描いた代表的フィクションが、前述のジョージ・オーウェル『1984年』です。
そして本作に描かれたシビュラシステムも、そうした発想からの派生(シビュラ=『1984年』の Big Brother)に見えました。


◇新編集版第5話の中程(填島の独白)
{netabare}
「君なんだな、僕の犯罪に発生した現時点最大の摩擦は。
君の持つコンパスは正確か?
僕はこの世界において、限りなく罪と罰から遠い場所に立っている。
通常の手段で僕に追いつくことはできない。
そのためには君は、頭の中にとても正しいコンパスと地図を持ってなければいけない。

昔から、一人遊びが苦手だった。
僕はどんなときでも二項対立を欲しがった。
戦うこと、競うことを思い切り楽しんでから、脱構築主義者みたいに二項対立そのものをズラしていく作業が好きだ。

君は、どの程度なんだ?
時々、自分がどの程度なのか確かめたくなる。
自分の位置と自分の強さを試したくなる。

手伝ってくれるんだろ?公安局執行官。」{/netabare}

(※コメント)
これもオリジナル版にはなかったセリフ。
「脱構築」とは、明鏡国語辞典によると、「フランスの哲学者デリダの用語。形而上学を支配している二項対立的な発想を解体し、その仕組みの再構築を試みることによって新しい可能性を見出そうとする思考の方法。デコンストラクション。解体構築」という意味です。
これは、1960年代後半~80年代に主にフランスの哲学者たちによって喧伝された「ポスト構造主義」という哲学潮流のメイン・コンセプトなのですが、実は、こんなの(=形而上学の全面的否定・排撃)って、英米圏では1950-60年代から常識だったんですけどね(科学哲学・分析哲学の興隆)。
ただ、フランスや西ドイツといった欧州大陸の西側諸国や日本では、形而上学・・・というより「大きな物語」「大理論」の全面的否定は、なかなか受け容れられませんでした(何故なら、マルクス主義革命による人類の革新(という「大きな物語」)を夢見る人たちがアカデミズムの世界で長らく頑張っていたから)。
そして、そうした「大きな物語」「大理論」の思想的根拠がようやく崩されたのが、1970年代のフランス発のポスト構造主義の「脱構築」という思想コンセプトの提唱と普及であり、それが日本には1980年代に入ってようやく伝播してきたのでした(浅田彰『構造と力』・・・「哲学は終わった」という言葉が流行ったらしい)
でも、ポパー(反証可能性理論を提唱したオーストリア出身・イギリス帰化の科学哲学者、主著『開かれた社会とその敵』『ヒストリシズムの貧困』)やハイエク(自生的秩序論を提唱したオーストリア出身・イギリス帰化の経済学者・法哲学者、主著『自由の条件』『法と立法と自由』)やアーレント(英米の革命と仏露の革命の本質的差異を分析したドイツ出身・アメリカ帰化の政治学者、主著『革命について』『全体主義の起源』)の論説が早くから当たり前となっていた英米圏では、「何を今さら」という感じだったのだろうと思います。
上で既に指摘していますが、本作で開陳されているシナリオ原案・脚本担当者(虚淵玄氏)の"教養ラインナップ"が、実は「脱構築」すなわち「ポスト構造主義」まで(=つまり、日本で言うと、どれだけ遅く見ても1990年代中頃までのラインナップ)であることが、ここではっきり分かります。


◇新編集版第6話の冒頭(填島の独白)
{netabare}
「西部劇的、いや古典英雄譚的決闘と言うべきかな。
かび臭い地下の、例えるならディストピアのベオウルフ。
生まれる時代も場所も、すべて間違えて、それでも僕たちはここにやってきた。
僕たちは間違った社会に生まれた。
それでも、歩む道は間違えなかった。

勿体無い。
泉宮寺さんも、僕が思っていたよりずっと摩擦に対する対処能力が高い。
今から、あのふたりが突然仲良くなったりしないものか。
一度は殺しあったけど、はい、握手で仲直り、全部水に流しましょう、って。

拙いな。
少し楽しみ過ぎてる。
自分がやっていることが綱渡りだということ、忘れるべきじゃない。
ふふん。」{/netabare}

(※コメント)
ここで、ディストピア(dystopia、暗黒郷、ユートピア(理想郷)と正反対の地)という表現が登場します。
なお、ベオウルフは英国最古の英雄叙事詩の題名であり、その英雄の名です。
「僕たちは間違った社会に生まれた。それでも、歩む道は間違えなかった。」とあるので、この英雄たちには、狡噛執行官・泉宮寺氏のほかに、填島自身も含まれるのでしょうね。
本作の舞台が、ディストピア世界であり、本作が、そうしたディストピアに抵抗する英雄たちの物語であることが、ここで明言されたように私には見えました。

本作の裏の主人公{netabare}(填島聖護){/netabare}は、{netabare}潜在犯に犯罪手段を供与して実行犯に仕立て挙げたり、自らの手で何の怨恨もない一般市民を殺害してしまう、間違いなく最凶の悪人キャラ{/netabare}なのですが、その彼が、実は{netabare}マクロ的にはシビュラという暗黒のシステムに支配されたディストピア世界に反旗を翻した"英雄"である{/netabare}、という二重構造になっていますね。
そして、表の主人公{netabare}である公安局の二人(常守監視官と狡噛執行官){/netabare}も、{netabare}填島の犯罪を追及するうちに次第しだいに、自分たちが命がけで守っているシステムが、実は醜悪な「怪物」{/netabare}であることに気付いていくことになります。
→こういうのは、SF映画などにはよくある舞台設定なのかも知れませんが、システムを壊そうとする側と守る側の、どちらに「正義」あるいは「大義」が存在するのか判別し難い、という設定は、やはり私には凄く魅力的なものに見えました。


◇新編集版第8話の終盤(填島と狡噛の対話)
{netabare}
「正義は議論の種になるが、力は非常にはっきりしている。そのため、人は正義に力を与えることができなかった。」
「悪いが、俺は、誰かがパスカルを引用したら用心すべきだと、かなり前に学んでいる。」
「ふふぁふぁふぁ。そう来ると思ってたよ。オルテガだな。もしも君がパスカルを引用したら、やっぱり僕も同じ言葉を返しただろう。」
「貴様と意見があったところで、嬉しくはないな。」
「語り明かすのも楽しそうだが、あいにく、今僕は他の用件で忙しい。」
「知ったことか。」{/netabare}

(※コメント)
デカルト・ルソー・ベンサムといった理性主義・設計主義・リセット主義の哲学者に反論を“試みた”哲学者・思想家の選択として、妥当だと思いました。
→正直にいえば、反論を“試みた”に留まらず、それらをはっきり“論破”した、と英米圏で見なされている哲学者・思想家(つまり前述のポパーやハイエク等)に言及があれば尚良かったのですが、そこは虚淵氏のラインナップが少し古い、ということで仕方ないのでしょうね。


◆総評

本作は、「未来SFもの」「未来警察・犯罪もの」としても、十分以上に楽しめる良作と思いますが、個人的にはそれ以上に、“思想・哲学エンターティンメント”という、これまで自分がアニメのジャンルとしては考えもしなかった部分で、物凄く面白かったし、感嘆させられた作品となりました。
(小説やマンガでは、ある程度そういうジャンルの作品があることは知っていましたが)

※とくに、たまに見かける環境問題とか戦争とか核処理の問題などをテーマとして特定の“思想・哲学”を視聴者にステルス的に刷り込もう・制作者側の考えを一方的に視聴者に押しつけよう、とするタイプの作品ではなく、あくまで、“思想・哲学"を扱った"エンターティンメント作品”として、ちゃんと成立している点が、本当に素晴しいと思いました。

私の視聴済み作品の評価方法では、これまでずっと、

(1) 自分が、強く「感動」させられた作品については、評価点数4.6以上
(2) 面白かったけれども、強く「感動」するには至らなかった作品については、最高でも、評価点数4.5まで

としており、それに従えば、本作も (2) に該当することになりますが、本作については、「感動」には至らなくとも、このような作品が制作されたことへの「感嘆」が非常に大きく、他の「面白かった」作品との評価の区別を確り付けたい、という気持ちが強く湧いてしまったので、非感動系作品としては本作に限り、評価点数を4.7としました。

こんな感じの作品が、これからも制作されるのなら、本当に嬉しいのですが。


*(2018年1月26日) 誤字修正

投稿 : 2018/11/06
閲覧 : 883
サンキュー:

68

ネタバレ

World

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

テーマと設定の相性200%

シビラシステムという設定が素晴らしい。犯罪係数の計測は、昔から散々転がされたネタだし、現実世界をコンピューターが管理している設定にも既視感がある。
ただ、それらを組み合わせて無理なく調合している。
しかも、その2つの設定が無理なく合わさって、より深みが増している。

そんなディストピアな世界。主人公サイドと槙島サイドの2手に分かれて話が進んでいく。

そこで素晴らしいのが、両視点ともに芯がぶれていない点だ。
主人公サイドは、シビラシステムに懐疑的になりながらも、友を奪われたという共通項を頼りに行動していく。
槙島は、シビラシステムに囚われる事に否定的で、この世界に絶望しているが、人間の可能性を追い求めている。

槙島の魅力は、哲学チックな言動や華麗な身のこなしもそうだが、何より何だかんだで人間臭かった点だろう。
結局、こんな世界は嫌だ。自分の存在が否定される世界は嫌だ。という、少年が抱きそうな些細な苛立ちから、哲学という武装をして、使命を自分に科せていったんじゃ無いだろうかと思う。
私達からすれば、シビラシステムに支配されている世界は病的だし、槙島の感覚はある意味正常だとさえ感じる。だから、見ていて不愉快にならない。

まさに、狡噛、常守と槙島は戦うべくして戦ったのだと、納得できる。


ただ、常守と狡噛より、槙島の方がキャラが立っていたという点だけは、少しだけ気がかりではある。


それでも、ストーリー、設定、演出等全てにおいてハイレベル。 非常にオススメの作品だ。

投稿 : 2018/10/03
閲覧 : 64
サンキュー:

8

ネタバレ

アール

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シリアスな雰囲気が最高です

人間の心理状態を数値化し、監視する社会となった世界。
そんな世界を実現しているシビュラシステムの目となり、刑を執行する公安刑事課の目線で物語が進んでいきます。

個人的に気に入った点が
・上記の世界での刑事という独特の立場と葛藤
・主人公の常守、相棒の狡噛、ラスボスの{netabare} 槙島 {/netabare}のキャラ
・声優の演技がモブも含めて上手で、狂気的な演技もリアル
・BGMがどれも雰囲気に合っている
・ドミネーターが超カッコいい

シリアスで暗い世界観なのにこの順位なのが面白さを物語っていると思います。
ぜひ一度見てもらいたい作品です。(グロ描写注意)

投稿 : 2018/09/25
閲覧 : 65
サンキュー:

3

レド

★★★☆☆ 3.0
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

無知は罪だけどそれを他人にまで自ら広めるのは…

>なんでスタッフロールにすらないニトロプラスがはいってるの?
>何の関連性もない
>愚かしい自作自演だと思う

なんて評価がありますが本当に愚かしい無知ですね
ニトロプラスの関連はにわかだと知らないのかもしれませんが、偉そうに語るほどなら虚淵くらいはさすがに知っているでしょうに…

作品自体は可もなく不可もなく、人を選びますが虚淵の作品が好きなら見て損はない程度。
矛盾というほどではないにしても世界観と犯罪係数の設定に疑問が残り、「いや、それはこうすれば解決なんじゃ…」という疑問が視聴者側に出てしまう無理やり不利な状況を作る演出が目につきました。
それに合わさってキャラへの没入感も低め(良いキャラはいますが主人公がきつい…)
どこかで見たストーリーや先の見える展開が多く、
個人的には世間で評価されてるほどサイコパスならではの魅力というものは感じませんでした。
1話完結が多めなので気軽に流し見するには良いと思います。

投稿 : 2018/09/24
閲覧 : 64
サンキュー:

4

そあら

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

シリアスで硬派なアニメ

まず、とても面白かったです。
このアニメが放送してた当時、忙しくて見れなかったので今更に見ましたが評判通りのアニメですね。

サイコパスは硬派な本格SFもののアニメです、案外アニメってSF少ないんですよね~
洋画なんかはSF多いんですけど、アニメは比較的少ない。
そんな中で本作は、攻殻機動隊に並ぶ名作なのではと個人的に感じました。
攻殻機動隊はけっこう難解?というか難しめのアニメなんですが、こちらはそこまでは難しくなくかつチープでもないと言った感じで非常に良かったと思います。

物語を通して無駄がなく、核心に迫り決着をつけるまでのプロセスもしっかりとしており視聴者を飽きさせない話作りだと感じたし、演出も良かったと思います。(あらすじは省略します。)


そして、このアニメはキャラクターが良いですね。
主要な人物にいなくても良いキャラは誰一人としていません。脇役も個性の強い方々ばかりです。
味方も敵も本当に素晴らしいと思いますいい味出してます最高です。


それと、個人的には時代設定がわりと近未来の中でも、近いと言いますか・・本当に近い将来日本もこうなるのでは?とさえ思ってしまうほどだったものでいろんなワクワクドキドキと共に恐怖も感じましたね。
人間の上にコンピューターが立ち管理される可能性は否定できませんしね。



太鼓判を押せるレベルで面白いです。
万人に見てもらいたい作品ですね。

投稿 : 2018/09/18
閲覧 : 59
サンキュー:

9

ネタバレ

春原最高!

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

鬱よりのシリアス

序盤は世界観とキャラデザに馴染めなくて何度も視聴を断念したけど、中盤からめちゃくちゃ面白くなって最後まで見れた。
{netabare}槙島にドミネーターが通じなかった{/netabare}ところが言っちゃなんだけど面白かった。凄く考えさせられる場面で、ここがこの作品のピークだったかなって思う。
最後の展開は個人的にちょっと微妙だったかな。
ラスボスは {netabare}シビュラシステム{/netabare}だと思っていたので。
あとちょっと主人公急成長しすぎに感じた。
色々あったのは分かるんだけどさ、メンタル強すぎね?って。
初めは {netabare}槙島と同じように数値が変動しない体質{/netabare}なのかと思ってたけど違うっぽいし、その方が話盛り上がったと思うんだけど。
2期もあるらしいが、ネット上での評価が1期に比べて低めなのでとりあえず保留。
狡噛さんの中の人が関智一さんということで何故か相良宗介に見えて面白かった。

投稿 : 2018/09/03
閲覧 : 54
サンキュー:

5

ネタバレ

acha

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

見処は最終話
風の音、沈み行く夕陽、流れる雲、美しい旋律
デビッド・フィンチャーの『セブン』を思わせる物別れ
いや、狡咬と槇島の場合はわかり合えたからこそ
あれ以上混ざり合わないあの幕切れが相応しい
光と影と音の美しい調和が、残酷さ救いの無さを
見事なまでに制している

投稿 : 2018/08/22
閲覧 : 100
サンキュー:

3

パスタ

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

革新的

やはりPsycho-pass随一の魅力といえば、ドミネーターによる犯罪係数を中心とした独特な世界観です。
戦闘シーンも緊迫感があるし、かっこよすぎて本当にしびれます。近代的SFの中でもかなり圧倒的スケールをほこると思います。
賛否両論ありますが、2期はちょっと微妙でしたね。このアニメに対してどっぷり熱中したいという感情がなければ一期のみの視聴も十分ありだと思います。

投稿 : 2018/08/19
閲覧 : 69
サンキュー:

4

ザカマン

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いちいちカッコイイ

かっこよさ 5
セリフ 4
ヒロインの可愛さ 1
あぶない刑事 10

投稿 : 2018/08/13
閲覧 : 72
サンキュー:

4

ネタバレ

プラたん

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

考えさせられる作品

論理的思考・哲学的命題が好きな人にとっては見ててワクワクする作品である。


このアニメが描いている世界は将来やってくるかもしれない世界であることが、よりリアリティを持たせているのだろうか。シビュラシステムは人間の脳の集合体であったが、これがAIに置き換わって実現する可能性は充分にある。

善悪の判断基準・優良個体だけ選抜する単一性・演算処理によって導き出される幸福・人間の尊厳・・・表面的な問いと根源的な問いを考える、とてもいい機会になる。世の中について真剣に議論するがいい。

投稿 : 2018/08/11
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ネタバレ

ニワカオヤジ

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普通に面白い

ストーリーは面白いんですが、ぶっちゃけ典型的な近未来SFで、飛び抜けたものではありません。人が殺され過ぎるのも不快でした。しかしキャラクターやガジェットなど全体的にデザインが洗練されていて、総合すると良い作品と思いました。

一番好感が持てたところは、些末なことなんですが、服装についてでした。
普通、アニメに出てくる服は上着にもかかわらず体型が分かるほどにピッタリしていて、ひどいと乳袋状態だったりしますが、本作では朱が着ているジャケットがダボッとしたシルエットで、ちょっと野暮ったい感じでむしろ新鮮でした。この辺りはキャラクター原案が女性ならではでしょうか。

世界観は細かいところまでよく考えられていると思いましたが、それだけに惜しいところが。
槙島の{netabare}犯罪係数が上がらなくてドミネーターでは裁けないという問題。
槙島は犯罪を犯罪と思ってないから平常心で、犯罪係数が上がらないということのようですが、現実世界の連続殺人犯は犯罪を犯している意識が薄いからこそ犯罪を平気で繰り返す訳であって、槙島が特殊なケースとは思えません。そうなるとドミネーターで裁けない凶悪犯罪者がかなり多いことになります。{/netabare}
それくらいのことは心理学の素人でも分かることで、日本の科学の粋を集めたはずのシビュラシステムにしてはお粗末すぎ。未来の日本人はアホばかりなんでしょうか? もしかして、現在のゆとり教育に対する警鐘だったりして…

投稿 : 2018/08/03
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