PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画)の感想/評価、レビュー一覧

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「PSYCHO-PASS サイコパス」のレビュー感想/評価

よみがな:さいこぱす

放送中:2012年秋アニメ(2012年10月~放送中)

このアニメの感想・評価 4248

PSYCHO-PASS サイコパスのみんなの評価
★★★★★ 4.1 5
物語:4.3 作画:4.0 声優:4.1 音楽:4.1 キャラ:4.1
  • 物語 ★★★★☆ 4.3 作品のシナリオやストーリーに対する評価です。
  • 作画 ★★★★☆ 4.0 作品の絵やイラスト・キャラクターデザインに対する評価です。
  • 声優 ★★★★☆ 4.1 出演している声優、または登場キャラクターの「声」に対する評価です。
  • 音楽 ★★★★☆ 4.1 OP・EDや挿入歌、バックミュージックなど、音楽全般に対する評価です。
  • キャラ ★★★★☆ 4.1 登場キャラクター全般の設定・性格・個性などに対する評価です。
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2016.12.06 20:36 こめったの評価 | 観終わった| 16が閲覧 ★★★★☆ 4.0 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.5  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 3.5

タイトルなし

物語の内訳(平均計算:.2や.7までは切りさげ、.3~や.8~は切り上げ)
ストーリー:4.0/構成:3.5/世界観:5.0/キャラ:3.5/テーマ性:5.0
平均4.2、よって物語4.0

 サンキュー(1)
2016.12.02 21:10 DBの評価 | 観終わった| 21が閲覧 ★★★★☆ 4.2 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

タイトルなし

面白い設定で、それほど破綻していなかったので楽しく見れました。途中からの展開にちょっと無理がある気もしたが、最後までテンションを維持できていた。微妙に理屈っぽいラストでしたが納得のいくものでしたし、いい作品だと思います。

 サンキュー(4)
ネタバレ
2016.11.21 12:02 井口ゆゆゆの評価 | 観終わった| 26が閲覧 ★★★☆☆ 3.6 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.5  声優 : 3.0  音楽 : 3.5  キャラ : 3.0

犯罪係数オーバー300、執行対象です

「躍る大捜査線」で有名な本広克行監督が"現代版パトレイバー"を目指して制作に乗り出したオリジナルアニメです。
脚本には虚淵玄さん、原案には天野明さんと豪華スタッフがお送りする、ProductionIGの意欲作です。

<物語>
シビュラシステムなんて実現したら、私のようなアニメオタクは確実に執行対象でしょうね。
アニメオタクは犯罪者予備軍みたいなとこありますし。
シビュラシステムは所謂ディストピアの一種ですが、その世界観は緻密に練られていて目新しさすら覚えます。
"免罪体質"である槙島との攻防を通して、管理社会の在り方に深く突っ込んでいく様は、まさしく大作のそれでした。
最初はキザったらしく思えて、斜に構えて見てたんですが、面白いものを面白いと認める素直な心も必要ですね。
面白かったです。

<作画>
浅野恭司さんや千葉崇洋さんの指揮で作画は全体的に良かったと思いますが、18話は酷かったですね、「咎狗の血」みたいでした。
収録版ではリテイクされてますから、そんな糾弾するほどでもないんですが。
2期の放送前に"新編集版"が放送してましたよね、新しいシーンも追加されていたとのことで、録画してるので何時か見たいです。

<声優>
この頃はどのアニメを見ても花澤香菜さんがいるって状態でしたよね、使いすぎの感は否めませんでした。
それ以外は有名声優を起用している印象でした。

<音楽>
凛として時雨の初アニメタイアップでしたっけ、初めてOPを見た時は異質な雰囲気出てるなと感心しました。
以降は色々な作品の主題歌を歌うようになりましたよね。
プログレ系好きな人には有名なバンドで、私の後輩がかなりのファンでした。
EDはどちらもEGOISTが歌ってますね、「ギルクラ」が好みではないこともあって、彼らのマルチ展開へのあまり関心は低です。

<キャラ>
槙島、私は勝手にマキシマムと呼んでますが、彼の存在は強大でしたね。
閉塞感しかない監視社会を打ち壊してくれるマキシマムは、最早ヒーローとして私の目に映りました。
"君はこの後、僕の代わりを見つけられるのか?"なんて、よく言ったものです。
槙島がパスカルを引用した後に、狡噛がオルテガを引用して返したシーンは、本作で一番好きなシーンです。
それから宜野座さん、人格破綻者が多い本作で彼は数少ない等身大のキャラでした。
その昔、"嫁コレ"ってアプリがあって、登録キャラの中に宜野座さんも居て、迷わず選択しちゃいましたよね。
撫でると好感度が上がりました。


静かな面白さがあるとでも言いましょうか、質アニメ好きには願ってもないような作品だったんじゃないかと思います。
でもですね、もう十二分に評価されている作品なので、話は面白いんですけど、距離を置いてしまうというか。
万人受けしそうな作品を忌避する私のような捻くれ者には、持て余す作品でした。

 サンキュー(3)
2016.11.19 05:58 うにゃ@の評価 | 観終わった| 31が閲覧 ★★★★☆ 4.6 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 5.0

I.G.が好きな人は好きな作品

近未来の社会システム、犯罪・捜査、アクションや人の精神世界等攻殻機動隊、I.G.が好きな人は好きな作品。
最終に向けて問題提起と解決や矛盾など話の進行もなかだるみすることなく安定進行で見ていける。
若干2クールあるなら前半もっと周りのキャラクターの深堀や踏み込みもあってよかったのかなぁと思う。

100点中92点

 サンキュー(4)
2016.11.18 00:51 をぬの評価 | 観終わった| 21が閲覧 ★★★☆☆ 3.7 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 3.5  声優 : 4.0  音楽 : 3.5  キャラ : 3.5

菅野よう子使ったらいいじゃない

機械に支配された近未来!的なアレ。

シリアスでグロくて重苦しいストーリーで見応えありました
敵も味方も影のあるキャラ達が良い味出してます

ストーリーに対してキャラデザが合ってない
音楽は攻殻機動隊みたいな感じを目指したんだとしたら
完全に劣っている!

そんなマイナス面もありましたが
全編通して面白くてグイグイ観れました
刑事ものとかみたいときにオススメですね!

{netabare}
悪意も殺意も抱かずに人を殺せるだって!?
なんてスペシャルな存在なんだ!
国の運営を任せよう!!
…ってなるかな普通(笑)
てかヒロインもそれじゃね?
そもそものシステムの成り立ちから疑問に思いました。
{/netabare}

 サンキュー(2)
2016.11.08 21:50 kitunemeの評価 | 観終わった| 30が閲覧 ★★★★☆ 4.1 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

近未来的

設定は未来的で先進的。

AI管理社会。

でも、ストーリー展開は、あくまで人間の心。

相反するなかで進んでいく

なかなか面白い。

 サンキュー(1)
ネタバレ
2016.11.08 18:51 KID の評価 | ----| 107が閲覧 ★★★☆☆ 3.0 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 3.0  作画 : 3.0  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

タイトルなし

おもしろい

 サンキュー(0)
2016.11.07 22:46 りょうの評価 | 観終わった| 62が閲覧 ★★★★☆ 4.6 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.0  声優 : 4.5  音楽 : 5.0  キャラ : 4.5

こうなりそう...

このアニメは、よく考えられたストーリーだと思います。このアニメは、勧められて見たけどとても面白かったし、EDの名前のない怪物は、素晴らしい曲だと思います。

感想
とても面白かったのですが、なんか未来ではドミネーターとかできて犯罪者殺したりする世界になってるかも知れないのでなんかすごく怖いです。

考えると怖いですけど、サイコパスは、面白いアニメだったので是非見ていただきたいです。

満足度★★★★★★★★★☆9

 サンキュー(10)
2016.11.06 06:40 oxPGx85958の評価 | 観終わった| 63が閲覧 ★★☆☆☆ 2.4 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 1.5  作画 : 3.0  声優 : 1.5  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

「本格的」なだけに物語としての幼稚さが致命的になるタイプ

作画にコストをかけてシリアスなテーマを扱う「本格的な作品」に分類されるアニメ・シリーズ。それだけに物語の稚拙さ・幼稚さが致命的になる。

B級SF映画だったらヘラヘラ笑って許せる穴やご都合主義も、『スターウォーズ』クラスの予算を掛けている作品だと許せなくなる、というのと同じ。

こんなアニメを『スターウォーズ』と比べるのか、と突っ込まれそうだけれども、アニメの「表現」としてこのジャンル内ではA級品であることは間違いないと私も思う。

いろいろ見てきて思うのは、この業界にはいい脚本家が不足しているんだろうな、ということ。これは日本のドラマや映画も同じで、アメリカのメインストリームのエンタテインメントと比べたとき、日本では脚本にかけるお金の比率が少なすぎる(絶対量はいうまでもないことだが)。

 サンキュー(0)
ネタバレ
2016.10.26 22:51 スィグルズの評価 | 観終わった| 40が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

オーバー

300

 サンキュー(0)
ネタバレ
2016.10.24 22:57 craftbeerの評価 | 観終わった| 16が閲覧 ★★★★☆ 4.4 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

まさしく名前のない怪物

プロダクションIGが制作した作品として、攻殻に並ぶ知名度の作品なので、あえてコメントする必要がないくらいの人気作です。とにかく見て損のない作品です。

ストーリー設定と展開の良さと、キャラクターの人物背景が上手く重なり、ストーリーに厚みがあります。
正義とは?法とは?秩序とは?人の価値とは?などなど、複雑な内容をすべてシビュラシステムが握っている世界において、公安課やそれに関わる人物や犯罪者そして過去の経済学者や哲学者の引用を多く用いて、シビュラシステムの真偽が表裏一体になっていることを示してくれます。

音楽もよく、OP,ED,BGMともに良いですが、とくに本編からEDへの流れの良さには、素晴らしいものがあります。

 サンキュー(4)
2016.10.23 20:55 たかの評価 | 観終わった| 15が閲覧 ★★★★☆ 4.7 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 5.0

オリジナリティが素晴らしい

シナリオのオリジナリティが素晴らしい。
この作中のシステムと、その問題点、それが中核となって
大きな一つのシナリオの中に、個々のエピソードがつづられている。
また、それぞれのエピソードがエンディングへの伏線ともなっており、
キャラクターの個性や表現もとても立派で、ユニーク。
それぞれの価値観で動き、発言していることがよくあらわされている。
また、作中での成長や変化も描かれていて奥行きを感じる。
絵も丁寧に綺麗に描かれている。

ほんの僅かに一点だけ気になったのが、
「人、あるいは動物本来持つ『自然の反応』さえマヒしている」
という描写が、ちょっと行き過ぎに思えた。
 (動物本来の自然に持つ「危機感」はどんな社会でもなくなりはしない)
ただ、そういう表現すらアリといえばありなので、この作中での
評価においてはマイナスにはならない。

かなりサイコな部分もあるので、それが苦手の人にはつらい面もある。

 サンキュー(0)
ネタバレ
2016.10.16 15:22 こーたろーの評価 | 観終わった| 26が閲覧 ★★★★☆ 4.3 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 3.5  キャラ : 4.0

面白い!

2期の霜月がしろばこの太郎の3倍うざい

 サンキュー(2)
ネタバレ
2016.10.09 21:47 なつなつの評価 | 観終わった| 49が閲覧 ★★★☆☆ 3.5 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 3.5  声優 : 3.0  音楽 : 3.0  キャラ : 4.0

考えさせられた。

悪役として出てくるキャラが絶対悪と思えないあたりとても面白い。
また、主要キャラも容赦なく殺される。
油断してみていると涙が出てきた。
ヒロインの常森も急成長が恐ろしい。
最後は1話のような状況に戻り繰り返される世界を感じさせられた。
22話と少々長かったため3日で一気見。
サイコパス2をみたいと思います。

 サンキュー(3)
2016.10.02 01:24 selenaの評価 | 観終わった| 45が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

あかねちゃんが主役みたいやん

めっちゃおもろいやん!朱ちゃんが主役みたいになってたけど違うんやんな。まあいいや(笑)
ちょっとむずかったけどみててハラハラするしなかなかによかった!

 サンキュー(2)
2016.10.01 20:43 まるの評価 | 観終わった| 25が閲覧 ★★★★☆ 4.0 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 3.5  声優 : 3.5  音楽 : 4.0  キャラ : 4.0

EGOIST神

EGOISTの主題歌が素晴らしい。
内容も普通に面白い。

 サンキュー(1)
2016.10.01 13:50 MDOの評価 | 観終わった| 36が閲覧 ★★★☆☆ 3.5 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 1.5  作画 : 4.5  声優 : 4.0  音楽 : 3.0  キャラ : 4.5

ストーリーが残念。

絵、キャラ、最初のつかみは満点。
しかし、全体を通してのストーリーとしては低いため、トータル49点。

メインヒーロー・ヒロインは両方好きです。

システムのバグをついて悪いことをする奴が現れると、もう何でもアリのセカイですよね。
途中までは良かったんだけどなぁ。


残念でならない。

 サンキュー(0)
2016.09.21 11:51 観終わった| 88が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

もっと評価されるべき

え。27位?ってなります

2016.09.16 02:34 仏道の評価 | ----| 53が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

私の理想の世界そのもの

私の最高のアニメでございます。こういう未来、誰も落ちこぼれになり無く自由で犯罪も無く皆が高き文明を享受する世界まさに私が望む世界その物でした。

 サンキュー(1)
ネタバレ
2016.09.15 23:55 tetu3の評価 | 観終わった| 79が閲覧 ★★★☆☆ 3.9 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.0  作画 : 4.0  声優 : 3.0  音楽 : 4.0  キャラ : 4.5

潜在犯という設定が面白い

人間の心理が科学的に解明され、国民全員にそれを適用できるシステムがある社会。人間の心理を読みとり、潜在的な犯罪者を裁く組織が舞台。

潜在犯を裁くため、犯罪を未然に防ぐことができる。夢のようなシステムだが、実はほころびがある。それが物語中盤からでてくる。

サイコパスという心理数値によって判断している社会が設定として面白い。

このサイコパスシステムは人間の脳の集合体でできている。コンピュータプログラムによる公平なシステムではなく、人間の多種多様な脳を並列化することで作り上げた公平さと平和だ。

非倫理的だが、これが1番公平で平和なシステムを構築していることが皮肉なところだ。

主人公は物語のラストでシステムに服従はしないが、このシステムの破壊もしない。

さらに良いシステムを人間は創り出すと答える。

最大多数の最大幸福に1番近いシステムだ。また、システム欠陥をその人間の脳を取り込むことで限りなく近づけて行く。ここがぞっとするところであり、面白いところだ。

漫画版ナウシカの最後と似ている。ナウシカではまやかしの光ではなく、血を吐きながら生きるのが、生命だと拒絶し、システムを破壊してしまう。サイコパスなら、アカネがシュビラシステムを拒絶し、破壊するエンドだ。

また、このシュビラシステムはガンダムSEED デスティニーのデスティニープランとも似ている。遺伝子と心理状態の差があるが、ともに未来を人間ではなくシステムに委ねるという考え方が似ている。

果たしてどちらが人間にとって幸せなのだろうか。どちらがより人間らしいのだろうか。

 サンキュー(8)
2016.09.15 18:49 ピピン林檎の評価 | 観終わった| 446が閲覧 ★★★★☆ 4.7 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 5.0

「分析官、鑑定結果は?」「哲学的中二病エンターティンメントかな笑」

※第1シリーズ(オリジナル版)・新編集版・第2シリーズ・劇場版、全て併せた感想・レビューです。

◇劇場版の1時間23分付近(狡噛と傭兵隊長のダイアローグ(対話))

{netabare} ----------------------------------------
「国家が崩壊した世界では暴力の民間化が行われる。なぜなら組織された暴力の独占こそが国家の本質だからだ。暴力が拡散すると、それは政治以下的なものになる。社会的憤怒を源泉とした経済活動としての組織暴力だ。・・・ふん。」
「『地に呪われる者』か。ポスト・コロニアルかぶれの傭兵とは始末が・・・悪い。」
「ほう、腕だけでなく学もあるのか。ますます面白い。聞けばお仲間のゲリラどもは、随分とお前に心酔していたそうじゃないか。何か耳障りの良い思想でも吹き込んでやったのかぁ(笑)」
「知らないね。」
「だが、何だろうな。確かにお前と話していると不思議と気分が高揚してくる。ワーグナーの曲でも聴いているような。」
----------------------------------------{/netabare}

このシーンを観たとき、余りに愉快で、思わず声を立てて笑ってしまいました。
さっそく、『地に呪われる者』で検索すると、フランツ・ファノン著と出て来て、アルジェリア独立運動の指導者でポスト・コロニアル思想の先駆者とか(笑)。
それでついでに、「現代思想」なるものをさっと調べる際のマニュアル本として重宝している『現代思想入門』(2007年刊、PHP)のポスコロの項をチェックすると、たった1行だけマハトマ・ガンジーや魯迅と並んで、非西洋の思想家としてその名前が書いてあって、虚淵玄氏はこんなものまで読んでるのか!と、また愉しくなってしまいました。

本作は、このように哲学者・思想家・文学者の名前やその著作が、ワザとらしくも矢継ぎ早に出てきて(※ただし、冲方丁(うぶかたとう)氏がシナリオ原案を担当している第2シリーズはそうではありません)、まるで、これって「哲学的中二病」作品?といった感想さえ持ってしまうのですが、視聴し続けるうちに、それが次第に心地良くなっていくという、他に類例のない貴重な経験をさせていただきました。


◆それでも最初は、とっつきにくかった第1シリーズ

本作の第1シリーズ(オリジナル版)放送当時は、『まどマギ』の虚淵玄氏がシナリオ原案・脚本を担当する作品という事前情報に惹かれて、とりあえず第1話を視聴してみたのですが、責任主義・罪刑法定主義や応報刑論といった近代法の大原則を完全に逸脱する設定をいきなり見せつけられて、「何だこの狂った社会は?」と呆れてしまい、そのまま放置してしまいました。

ところがその後、本サイトなど各所で本作が話題になるは、新編集版さらに続編が作られ去年は劇場版も公開され興行収入8.5憶円のヒット作となるはで、これは一度は見とかないといけない作品だな、と思い直して、第1シリーズから劇場版まで一気観してみました。

これが、実に面白くって、とくに他作品では滅多に味わえない知的興奮を沢山味わえて、アニメの新しい魅力と可能性を、更にもう一つ発見できたような、そんな嬉しい気持ちになりました。

視聴した順番は、第1シリーズ(オリジナル版)→第2シリーズ→劇場版→新編集版で、その後さらに各作品をもう一周ないし二周したのですが、その中でも、上に書いた劇場版での狡噛と傭兵隊長のダイアローグ(対話)、そして、その後に見た新編集版の各話にある填島聖護のモノローグ(独白)および狡噛とのダイアローグが、特別に興味深く思えました。

多分、本シリーズは放送された順番のとおり、つまり、第1シリーズ(オリジナル版)→新編集版→第2シリーズ→劇場版、の順で視聴するのが一番楽しめるのでしょうね。

以下、各シリーズの各話の内容を簡易にまとめた後、本作でたくさん言及のある哲学者・文学者やその作品について一覧にまとめ、最後に填島および狡噛の印象的なセリフを引用しつつ、個人的な感想を長々と綴っていきます。
いけないな・・・自分も本当に楽しみ過ぎている・・・笑笑


◆シリーズ別評価

第1シリーズ ★★ 優 4.7 (94点相当)
新編集版   ★★ 優 4.8 (96点相当)
第2シリーズ ★  良 4.4 (88点相当)
劇場版    ★★ 優 4.5 (90点相当)
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総合     ★★ 優 4.7 (94点相当)


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


===== PSYCHO-PASS サイコパス (2012年10月-2013年3月) =====

{netabare} - - - - OP 「abnormalize」、ED 「名前のない怪物」 - - - -

 《起》 公安局刑事課の職務が示される

第1話 犯罪係数 ★ 冒頭に填島vs.狡噛、常守朱監視官の初任務(廃棄区画人質事件)
第2話 成しうる者 ★ 監視官・執行官それぞれの職分
第3話 飼育の作法 ★ ドローン工場殺人事件
第4話 誰も知らないあなたの仮面 ★ 人気コミュ主殺人・乗っ取り事件、填島再登場(*1)
第5話 誰も知らないあなたの顔 ★★ 続き

 《承》 凶悪犯罪の黒幕の正体が次第に明かされていく

第6話 狂王子の帰還 ☆ 狡噛執行官の過去(標本事件)、全寮制女子学園猟奇殺人事件、犯罪の黒幕(填島)
第7話 紫蘭の花言葉 ☆ 続き、ユーストレス欠乏性
第8話 あとは、沈黙 × 続き、校内捜査~結末、※かなりの悪趣味さは×
第9話 楽園の果実 ★ 雑賀元教授(黒幕のプロファイリング)、宜野座監視官の事情
第10話 メトセラの遊戯 ★★ 狡噛執行官おびき出し、廃棄地下鉄構内ハンティング事件
第11話 聖者の晩餐 ★★ 続き、狡噛・填島の初対面、常守・填島の初対面、填島の問い(*2)、親友の殺害

- - - - OP 「Out of Control」、ED 「All Alone With You」 - - - -

 《転》 社会の繁栄を支えるシビュラシステムの正体が次第に明かされていく

第12話 Devil's crossroad ★ 六合塚執行官の過去、シビュラ打倒レジスタンス
第13話 深淵からの招待 ★ シビュラの恩寵(*3)、免罪体質者(藤間幸三郎、そして填島)、常守のメモリー・スクープ
第14話 甘い毒 × 群発ヘルメット暴徒事件、街路での女性撲殺シーンが酷すぎる
第15話 硫黄降る街 ★ 填島の陽動、厚生省NONAタワー襲撃
第16話 裁きの門 ★★★ 続き、狡噛vs.填島、常守の選択、シビュラ中枢への到達、縢秀(かがり)執行官殺害

 《結》 シビュラへの信頼が失われた後の各自の決断が試される

第17話 鉄の腸 ★★ シビュラの正体(禾生(かせい)局長vs.填島)、填島から狡噛へのメッセージ
第18話 水に書いた約束 ★ 刑事課に広がる疑念、常守の成長(cf.第1話)、狡噛「法の外」へ 
第19話 透明な影 ☆ 雑賀再登場、填島の次の狙い、宜野座の消耗
第20話 正義の在処 ★ シビュラの真実・迫られる決断(常守)、穀倉地帯バイオテロ計画
第21話 血の褒賞 ★ ウカノミタマ管理センター攻防戦、征陸(まさおか)執行官殉職
第22話 完璧な世界 ★ 続き、填島の最期、宜野座の選択、後輩(霜月)の着任(cf.第1話)

(*1)填島の再登場シーンで、彼が両手に抱えているのは、有名なディストピア小説 George Orwell“Nineteen eighty-four”(ジョージ・オーウェル『1984年』)
(*2)「シビュラの神託のまま生きるか、自らの意思に従って生きるか」という問い。
(*3)禾生局長と宜野座監視官の会話「この安定した繁栄、最大多数の最大幸福が実現された現代の社会を、いったい何が支えているのかね?」「それは厚生省のシビュラシステムによるものかと」。{/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)1、★★(優良回)4、★(良回)12、☆(並回)3、×(疑問回)2 ※個人評価 ★★ 4.7

<視聴中のメモ>

{netabare}・第1話視聴直後の感想として、フィクションとして面白かったのだけど、責任主義・罪刑法定主義を完全に逸脱する内容には開いた口が塞がりませんでした。
・第3話視聴直後の感想として、バトルの派手さは評価するけれど、特定人物の描写のキモさに少し閉口しました。
・第7~8話の、女子高生プラスティネーション(生体標本化)シーンの悪趣味さ・グロさも要注意。
・第14話の、女性撲殺シーンの悪趣味さも要注意。
・第16話で、ようやく第1話冒頭シーンにつながる。{/netabare}


===== PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版 (2014年7-9月) =====

{netabare}全11話 ※各話評価は割愛
(オリジナル版の各話を2話ずつ組み合わせ、冒頭部等に少し新シーンを入れただけの内容の為){/netabare}


======= PSYCHO-PASS サイコパス 2 (2014年10-12月) ========

{netabare}第1話 正義の天秤 <299/300> ★★ 公安局刑事課一係の新体制、二係酒々井(しすい)監視官の拉致
第2話 忍び寄る虚実 ★ 公安局への挑戦、鹿矛囲(かむい)からの問い掛け(WC?)
第3話 悪魔の証明 ☆ 公安局への挑戦(続き)
第4話 ヨブの救済 ★ 医療施設立て篭もり事件、青柳監視官殉職、※かなりのグロさ要注意×
第5話 禁じられない遊び ★★ 軍事ドローン施設捜査、ハングリーチキン事件
第6話 石を擲つ人々 ★★ ハングリーチキン事件(続き)、集団的サイコパス汚染、鹿矛囲との対面
第7話 見つからない子供たち ★★ 15年前の事故~成長復元ホロ、執刀医の告白(鹿矛囲の目的)
第8話 巫女の懐胎<AA> ★★ 続き、東金財団の秘密、鹿矛囲の正体はやや難あり×
第9話 全能者のパラドクス ★ 国交省役人晩餐事件、常守の祖母、※グロ注意
第10話 魂の基準 ★ 地下鉄立て篭もり事件、東金執行官の正体
第11話 WHAT COLOR? ★ 集合的サイコパスの受容


OP 「Enigmatic Feeling」
ED 「Fallen」{/netabare}
------------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優良回)5、★(良回)5、☆(並回)1、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.4


======= 劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス (2015年1月) =======

{netabare}全1話(2時間弱) ★★ 東南アジア某国へのシビュラ輸出計画、狡噛との再会、俺たちの闘いはまだ続くEND

OP 「Who What Who What」
ED 「名前のない怪物」{/netabare}



◆本作に登場する書籍、言及される哲学者・作家一覧と、そこから見えてくるもの

《第1シリーズ(オリジナル版)に登場する書籍、言及される人物等》

{netabare}・第4話で、填島が手にもつ本は、ジョージ・オーウェル『1984年』
・第5話で、ルソー『人間不平等起源論』、寺山修司『さらば映画よ』(戯曲)
・第6話で、シェイクスピア『マクベス』、『タイタス・アンドロニカス』
・第7話で、キルケゴール
・第9話で、プラトン
・第11話で、デカルト
・第13話で、病室の狡噛が手に持つ本は、ジョセフ・コンラッド『闇の奥』。また病室の机に置いてある本は、スタンダール『赤と黒』
・第14話で、填島の読んでいた本は、岩上安身『あらかじめ裏切られた革命』
・第15話で、ウィリアム・ギブソン、フィリップ・K.・ディック『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』、ジョージ・オーウェル
・第16話で、パスカル、オルテガ
・第17話で、スウィフト『ガリバー旅行記』
・第19話で、M.ウェーバー、M.フーコー、J.ベンサム「パノプティコン」
・第21話で、ヨハネ福音書「一粒の麦」
・第22話の最終シーンで、狡噛が船室に残していく本は、M.プルースト『失われた時を求めて-第1巻-スワン家のほうへ』{/netabare}


《新編集版のみに登場する書籍、言及される人物等》

{netabare}・第2話で、クラウゼヴィッツ(プロイセンの軍人)
・第5話で、ミシェル・ヴィヴィオルカ(仏社会学者)
・第6話で、『ベーオウルフ』(古英語で書かれた英雄譚)
・第7話で、バートランド・ラッセル『幸福論』{/netabare}


《第2シリーズに登場する書籍、言及される人物等》

{netabare}・第8話で、J.ベンサムの考案したパノプティコン(一望監視施設)に言及あり(※但し、第1シリーズ第19話に既出)
→第2シリーズは、虚淵玄氏ではなく、冲方丁(うぶかたとう)氏がシナリオ原案を担当しているので、虚淵氏担当分のような哲学者や文学作品の「中二病」的なひけらかしがない。{/netabare}


《劇場版に登場する書籍、言及される人物等》

{netabare}・M.プルースト『失われた時を求めて-第7章-見出された時』
・フランツ・ファノン『地に呪われたる者』{/netabare}


◇ジョージ・オーウェル『1984年』を下敷きとした作品世界

本作の裏の主人公でダーク・ヒーローである{netabare}填島聖護は、第1話冒頭に登場した後は、第4話ラストまでしばらく出てこない{/netabare}のですが、その彼が再登場するシーンで手に持っている書籍は、上記のとおり、ジョージ・オーウェル『1984年』の原書(1949年刊)でした。
この『1984年』という小説の世界では、“Big Brother is Watching You.”(大兄が貴方を見守って/監視している)というスローガンが街のあらゆる場所に掲示されていて、このBig Brotherという全能の官僚システムによる人々の生活の保護と監視が抱き合わせになった社会の様相と矛盾が描かれているのですが、本作のシビュラは、これに相当する存在として描かれています。
そして、そうした全能の官僚システムが人々の生活を全面的に保護/監視する高度な「福祉国家(welfare state)」が成立している『1984年』の世界では、「厚生省(welfare department)」の役割と権限が肥大化していて、本作(PSYCHO-PASS)の作品世界でも、それを参照してか、公安(局)が現在の日本のような「内閣府」所轄ではなく、「厚生省(厚生労働省)」に所属している設定になっています。
また、そのような全能の官僚システムは、その正当性に人々が一切疑念を持たないように、不都合な真実(とりわけ不都合な歴史的経緯)を徹底的に隠蔽しようとすることも『1984年』には描かれており、本作(PSYCHO-PASS)でも、システムに不都合だったり余分だったりする情報(とくに歴史的経緯に関する情報)は隠蔽されている設定になっています。

→この後、沢山の文学・哲学作品や文学者・哲学者の名前が本作に引用・言及されていくことになるのですが、以上の点から、本作の作品世界が、この『1984年』を下敷きとしていることは明らかなように私には見えました。


◇填島の(≒虚淵玄氏の)"教養ラインナップ"

割と雰囲気だけで選ばれているように見える文学作品は別として、本作に言及のある哲学作品・哲学者の選択は、私には以下のように分類できるように思えました。

(1) 「大きな物語」ないし「大理論」を提唱するもの
 プラトン(哲人政治を提唱)、デカルト(理性による世界の再構築)、
 ルソー(社会契約による国家と社会のリセット)、ベンサム(功利主義による社会の再設計)
(2) そうした「大きな物語」「大理論」が具現化した世界の様相を描くもの
 ジョージ・オーウェル『1984年』(※これは小説ですが)
(3) 「大きな物語」「大理論」の不可能性を提唱するもの
 フーコー(※パノプティコンに象徴される隠された権力構造を批判したポスト構造主義の思想家)、
 デリダ(※脱構築を唱えたポスト構造主義の思想家)
(4) 申し訳程度にデカルトなど提唱の「大きな物語」に反論しようとしたもの
 パスカル、オルテガ

→以上から見えてくる、填島の(つまり、シナリオ原案・脚本を担当した虚淵玄氏の)"教養ラインナップ"は、冷戦終結以前(1980年代末まで)のもの、そして、こうした哲学・思想の潮流の伝播がどうしても周回遅れになってしまう日本に当てはめても、せいぜい1990年代中頃までのもの、であるように私には見えて、個人的にかなり興味深く思いました。
→つまり、冷戦終結後~現在までの哲学・思想のメイン・ストリームとなっている、英米系の分析哲学・科学哲学や、旧新(ないし左右)のリベラリズムの哲学者・哲学書への言及が全く抜け落ちている、ということ。
→この点について、さらに後述します。


◆填島&狡噛の独白・対話、 本作のコア・コンセプト考察

◇新編集版第1話の冒頭(填島の独白)

{netabare}「どこかの誰かが、愚かな人類どもといったとして、その人類には当然、自分自身も含まれている。
人間について知りたいと思ったら、人間を見ているだけではいけない。
人間が何を見ているのか?に、注目しなければ。
君たちは何を見ている?僕は、君たちを見ている。
信じられないかも知れないが、僕は君たちのことが好きだ。
昔からよくいうだろう?愛の反対は憎悪ではなく、無関心だ。
興味がないのなら、わざわざ殺したり痛めつけたりはしないんだ。
・・・
余計なことばかり考える。緊張しているのか?
相手を甘く見過ぎて、踏み込み過ぎた?
・・・
なんてね。(笑)」{/netabare}

(※コメント)
他人(あるいは自分)を観察するときは、その行為を見るだけでなく、内面の動きをも見る必要がある、ということでしょうか。
いずれにせよ、グッと引き込まれるセリフで、これがオリジナル版になかったのは個人的にはかなり惜しかった気がします(これがあれば放送当時早々に視聴を断念していなかったかも)。


◇新編集版第1話の中程(狡噛執行官の夢の中での独白)

{netabare}「公安局監視官。シビュラの尖兵。厚生省のエリートコース。
この社会に適応できない人間が発生することも、システムはシステムに組み込んでいる。

重要なのは最大多数の最大幸福であり、全人口の幸福ではない。

治安が悪い地区をある程度放置するのは重要だ。
不可能を実現しようとすれば、必ず破綻する。
完全な社会は、完全な社会を諦めることによって成立する。
シビュラシステムとは、そういうものなんだろう。

しかし、だ。
あの事件、あいつの死は、明らかに異常だった。
シビュラシステム運営下には有り得ないタイプの犯罪。
そんなことが出来る奴が、どこに、どうやって?」{/netabare}

(※コメント)
これもオリジナル版にはなかったセリフ。「最大多数の最大幸福」はおなじみジェレミー・ベンサムの提唱した功利主義のスローガンですね。
なるほど、シビュラシステムはベンサム型の功利主義(結果重視タイプの功利主義=帰結主義)を具現化したもの、という建前なのですね。


◇新編集版第4話の冒頭(填島の独白)

{netabare}「何を考えているのかは分からなくても、絵を描く動物は殺しにくくなる。
感情があるのではないか・・・直感的に僕たちはそう感じるはずだ。
表現することには、その位の価値がある。

近代に入って、社会は絶対的な価値観の追究を諦めた。
相対的な、偏差値的な世界観を中心に据えるようになった。
しかしそれは、絶対的なものは不要になったからではなく、酸っぱいブドウだとして切捨てにかかっただけに過ぎない。
手に入れにくいから、最初からなかったことにしよう、と。

そこに、シビュラシムテムが現れた。
システムは文化や芸術にも介入するようになった。
シビュラ認定芸術家、シビュラ推奨作品。
ブラックボックス化された独自の判定基準によって、発展に必要な苦悩と対立が減少してしまった。

表現することを侮るようなやり方は、やがて、社会に致命的な停滞を・・・もたらす。」{/netabare}

(※コメント)
これもオリジナル版にはなかったセリフ。
西洋思想の流れでいうと、中世まで信じられた“神”中心の絶対的価値観が崩れ、相対的な価値観を認めざるを得なくなった近代で、今度は、“神”に代わって“理性”を中心におくデカルト流の理性主義・設計主義(もし神の存在を証明できないのならば、人間が神に代わって、自らの理性を極限まで働かせることによって、理想的な社会を設計・構築することが出来る、とする思想)が登場し、ルソーやベンサムもその流れにつながるのですが、そうした理性主義・設計主義が具現化した世界を描いた代表的フィクションが、前述のジョージ・オーウェル『1984年』です。
そして本作に描かれたシビュラシステムも、そうした発想からの派生(シビュラ=『1984年』の Big Brother)に見えました。


◇新編集版第5話の中程(填島の独白)

{netabare}「君なんだな、僕の犯罪に発生した現時点最大の摩擦は。
君の持つコンパスは正確か?
僕はこの世界において、限りなく罪と罰から遠い場所に立っている。
通常の手段で僕に追いつくことはできない。
そのためには君は、頭の中にとても正しいコンパスと地図を持ってなければいけない。

昔から、一人遊びが苦手だった。
僕はどんなときでも二項対立を欲しがった。
戦うこと、競うことを思い切り楽しんでから、脱構築主義者みたいに二項対立そのものをズラしていく作業が好きだ。

君は、どの程度なんだ?
時々、自分がどの程度なのか確かめたくなる。
自分の位置と自分の強さを試したくなる。

手伝ってくれるんだろ?公安局執行官。」{/netabare}

(※コメント)
これもオリジナル版にはなかったセリフ。
「脱構築」とは、明鏡国語辞典によると、「フランスの哲学者デリダの用語。形而上学を支配している二項対立的な発想を解体し、その仕組みの再構築を試みることによって新しい可能性を見出そうとする思考の方法。デコンストラクション。解体構築」という意味です。
これは、1960年代後半~80年代に主にフランスの哲学者たちによって喧伝された「ポスト構造主義」という哲学潮流のメイン・コンセプトなのですが、実は、こんなの(=形而上学の全面的否定・排撃)って、英米圏では1950-60年代から常識だったんですけどね(科学哲学・分析哲学の興隆)。
ただ、フランスや西ドイツといった欧州大陸の西側諸国や日本では、形而上学・・・というより「大きな物語」「大理論」の全面的否定は、なかなか受け容れられませんでした(何故なら、マルクス主義革命による人類の革新(という「大きな物語」)を夢見る人たちがアカデミズムの世界で長らく頑張っていたから)。
そして、そうした「大きな物語」「大理論」の思想的根拠がようやく崩されたのが、1970年代のフランス発のポスト構造主義の「脱構築」という思想コンセプトの提唱と普及であり、それが日本には1980年代に入ってようやく伝播してきたのでした(浅田彰『構造と力』・・・「哲学は終わった」という言葉が流行ったらしい)
でも、ポパー(反証可能性理論を提唱したオーストリア出身・イギリス帰化の科学哲学者、主著『開かれた社会とその敵』『ヒストリシズムの貧困』)やハイエク(自生的秩序論を提唱したオーストリア出身・イギリス帰化の経済学者・法哲学者、主著『自由の条件』『法と立法と自由』)やアーレント(英米の革命と仏露の革命の本質的差異を分析したドイツ出身・アメリカ帰化の政治学者、主著『革命について』『全体主義の起源』)の論説が早くから当たり前となっていた英米圏では、「何を今さら」という感じだったのだろうと思います。
上で既に指摘していますが、本作で開陳されているシナリオ原案・脚本担当者(虚淵玄氏)の"教養ラインナップ"が、実は「脱構築」すなわち「ポスト構造主義」まで(=つまり、日本で言うと、どれだけ遅く見ても1990年代中頃までのラインナップ)であることが、ここではっきり分かります。


◇新編集版第6話の冒頭(填島の独白)

{netabare}「西部劇的、いや古典英雄譚的決闘と言うべきかな。
かび臭い地下の、例えるならディストピアのベオウルフ。
生まれる時代も場所も、すべて間違えて、それでも僕たちはここにやってきた。
僕たちは間違った社会に生まれた。
それでも、歩む道は間違えなかった。

勿体無い。
泉宮寺さんも、僕が思っていたよりずっと摩擦に対する対処能力が高い。
今から、あのふたりが突然仲良くなったりしないものか。
一度は殺しあったけど、はい、握手で仲直り、全部水に流しましょう、って。

拙いな。
少し楽しみ過ぎてる。
自分がやっていることが綱渡りだということ、忘れるべきじゃない。
ふふん。」{/netabare}

(※コメント)
ここで、ディストピア(dystopia、暗黒郷、ユートピア(理想郷)と正反対の地)という表現が登場します。
なお、ベオウルフは英国最古の英雄叙事詩の題名であり、その英雄の名です。
「僕たちは間違った社会に生まれた。それでも、歩む道は間違えなかった。」とあるので、この英雄たちには、狡噛執行官・泉宮寺氏のほかに、填島自身も含まれるのでしょうね。
本作の舞台が、ディストピア世界であり、本作が、そうしたディストピアに抵抗する英雄たちの物語であることが、ここで明言されたように私には見えました。

本作の裏の主人公{netabare}(填島聖護){/netabare}は、{netabare}潜在犯に犯罪手段を供与して実行犯に仕立て挙げたり、自らの手で何の怨恨もない一般市民を殺害してしまう、間違いなく最凶の悪人キャラ{/netabare}なのですが、その彼が、実は{netabare}マクロ的にはシビュラという暗黒のシステムに支配されたディストピア世界に反旗を翻した"英雄"である{/netabare}、という二重構造になっていますね。
そして、表の主人公{netabare}である公安局の二人(常守監視官と狡噛執行官){/netabare}も、{netabare}填島の犯罪を追及するうちに次第しだいに、自分たちが命がけで守っているシステムが、実は醜悪な「怪物」{/netabare}であることに気付いていくことになります。
→こういうのは、SF映画などにはよくある舞台設定なのかも知れませんが、システムを壊そうとする側と守る側の、どちらに「正義」あるいは「大義」が存在するのか判別し難い、という設定は、やはり私には凄く魅力的なものに見えました。


◇新編集版第8話の終盤(填島と狡噛の対話)

{netabare}「正義は議論の種になるが、力は非常にはっきりしている。そのため、人は正義に力を与えることができなかった。」
「悪いが、俺は、誰かがパスカルを引用したら用心すべきだと、かなり前に学んでいる。」
「ふふぁふぁふぁ。そう来ると思ってたよ。オルテガだな。もしも君がパスカルを引用したら、やっぱり僕も同じ言葉を返しただろう。」
「貴様と意見があったところで、嬉しくはないな。」
「語り明かすのも楽しそうだが、あいにく、今僕は他の用件で忙しい。」
「知ったことか。」{/netabare}

(※コメント)
デカルト・ルソー・ベンサムといった理性主義・設計主義・リセット主義の哲学者に反論を“試みた”哲学者・思想家の選択として、妥当だと思いました。
→正直にいえば、反論を“試みた”に留まらず、それらをはっきり“論破”した、と英米圏で見なされている哲学者・思想家(つまり前述のポパーやハイエク等)に言及があれば尚良かったのですが、そこは虚淵氏のラインナップが少し古い、ということで仕方ないのでしょうね。


◆総評

本作は、「未来SFもの」「未来警察・犯罪もの」としても、十分以上に楽しめる良作と思いますが、個人的にはそれ以上に、“思想・哲学エンターティンメント”という、これまで自分がアニメのジャンルとしては考えもしなかった部分で、物凄く面白かったし、感嘆させられた作品となりました。
(小説やマンガでは、ある程度そういうジャンルの作品があることは知っていましたが)

※とくに、たまに見かける環境問題とか戦争とか核処理の問題などをテーマとして特定の“思想・哲学”を視聴者にステルス的に刷り込もう・制作者側の考えを一方的に視聴者に押しつけよう、とするタイプの作品ではなく、あくまで、“思想・哲学"を扱った"エンターティンメント作品”として、ちゃんと成立している点が、本当に素晴しいと思いました。

私の視聴済み作品の評価方法では、これまでずっと、

(1) 自分が、強く「感動」させられた作品については、評価点数4.6以上
(2) 面白かったけれども、強く「感動」するには至らなかった作品については、最高でも、評価点数4.5まで

としており、それに従えば、本作も (2) に該当することになりますが、本作については、「感動」には至らなくとも、このような作品が制作されたことへの「感嘆」が非常に大きく、他の「面白かった」作品との評価の区別を確り付けたい、という気持ちが強く湧いてしまったので、非感動系作品としては本作に限り、評価点数を4.7としました。

こんな感じの作品が、これからも制作されるのなら、本当に嬉しいのですが。

 サンキュー(52)
2016.09.09 12:22 (C)Unkoの評価 | 観終わった| 56が閲覧 ★★★★☆ 4.0 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 2.0  キャラ : 4.5

株式会社蛇氏東塔事務所所属のUnkoが評価しました

[未購入]縢くんが好きでした

(C)2016 Unko All rights reserved.

 サンキュー(0)
2016.09.08 21:30 Progressの評価 | 観終わった| 122が閲覧 ★★★★☆ 4.8 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

ドミネーター超かっけえ!

タイトルはですね・・・いいタイトルが思いつかなかったのでちょっとふざけました。変にマジメに書いている部分もあるので見たくない方は最初のほうと最終的な感想だけ読んでいただければ・・・ハイ。

あらすじは公式サイトを見てくださいね。

私もレビューを書くにあたりはじめて見にいったのですが楽しさのあるサイトです。

この作品は1期2期劇場版と作られていますが、個人的には2期が面白いと思っています。理由は2期のテーマを感じ取れたからかもしれません。

【ジャンル】

さてこの作品をジャンル分けすると、公式サイトによれば、「ディストピアSF」とか「近未来」とか「SF警察」とからしいですね。

巷でよく聞くのは「ハードボイルド」「群像劇」「風刺」とか「大人向け」「頭脳戦」(あにこれの要素から)とかですね。



【放送時期】

話を戻して1期の話。まずこの作品の当時の放送時期。Fate/Zeroの2ndシーズンが2012年春アニメで放送されており、そのFate/Zeroの著者が虚淵玄氏。そしてこのサイコパスに脚本で関わっています。そのサイコパスの放送時期が2012年の秋アニメです。つまり、Fate/Zeroの成功により相当期待が高まっていた事だと思います。そして、制作は Production I.Gです。
当時の盛り上がり方は、皆さん、覚えていますかね?



【この作品のディストピア】
{netabare}
この作品は公式サイトでも「ディストピア」と銘打っているのでそれについて触れておきます。

シビュラと呼ばれる、人間のあらゆる心理状態や性格傾向の計測を可能とし、それを数値化する機能を持つシステム。
このシビュラによって日本は管理社会となっている世界観ですね。

では、このシビュラというものがなぜディストピアだと思われるのか?

まず、犯罪係数を気にして生活するなんて息がつまりそうだと思う事も理由となるかもしれません。

この作品の後半でシビュラは、犯罪係数の測れない「免罪体質」を持つ犯罪者を取り入れることによってその機能を拡張してきたという事実が明かされるのですが、それだけではディストピアとはいえませんね。

ではシビュラの問題は、犯罪係数の高い人間を問答無用でドミネーターで気絶させ、隔離する事にあるのでしょうか?
それはシビュラの一つのディストピアの理由だと思います。犯罪を犯していない人間を、「犯罪者予備軍」として、社会復帰できない更正施設に隔離する。

そこにこの作品を見る人間は罪の無い人間が犯罪者扱いされる世界はディストピアじゃないか?と判断するのだと思います。

もう一つ、ディストピアたる理由がシビュラにはあると思います。
それは「個々人が自分の道を選択できない」という社会を作り出しているためです。
1期目のヒロインとして常守朱(私的には主人公だと思いますが)は犯罪係数が格段に低く、職業選択の自由がありますが、元から犯罪係数が高いと職業選択の自由は格段に狭まります。

この点が、現代社会に対して風刺になっているとも考えられます。なりたい物になろうとできる現代で、それを目指して頑張りましたか?という事
人に命令されてそれだけやっていればいいというのは現代でも存在します。現代では「作業者」とか言われますね。あなたは自分の人生で選択をしていますか?という事も伝わってくる作品です。

まあシビュラのディストピア的理由はそれ以外にも探せばたくさんあります。イジメは見抜けなかったりとか、更正が上手くできてなったりとか、いくらでもあらはでてきます。多分作品を全話見れば、間違いなくディストピアだと思うでしょう。

{/netabare}

【群像劇~狡噛慎也と槙島聖護】
{netabare}
さて群像劇とジャンル付けされるこの作品、色々魅力的な登場人物はいますが、この二人に絞って書いてみます。

狡噛慎也は過去に同僚を槙島聖護に殺されてしまい、そこから復讐のために、執念深く槙島を追い続けます。

狡噛慎也の魅力はなんでしょうか?男らしい?外は冷静だが中身は熱い?色々ありますね。
私的にはその観察力、洞察力、推理力だと思います。雑賀譲二の言っていたいわゆるプロファイリングですね。このプロファイリングが彼の犯罪係数をじわじわと上げてしまった原因とされています。(直接的な理由はまた違いますが)
つまり犯罪者の動機を考えて、犯罪者の行動履歴を読み解き、行動の先読みをすることを生業とする刑事は、犯罪者に一定の理解を持ってしまいます。用は倫理的枷が外れやすくなってしまったわけです。

そこでプロファイリングにより犯罪者の行動を理解しつつ、強い独自の倫理観で枷をはずさず選択できるのが常守朱なわけです。

話はそれましたが、狡噛慎也のプロファイリングは視聴者にもパズルを解く楽しみを与えています。そして、パズルを解いて犯人を確保することに楽しさを感じることが、彼が狩りをする猟犬と呼ばれる理由の一つかなと。


では次に槙島聖護について。
彼については、「シビュラを破壊する役」そのものですね。というのも、先ほど書いた「選択する自由」をシビュラが奪っているとして、シビュラを破壊することを目論んでいます。
槙島はシビュラに対してプレイヤーとして楽しみたいとか言ってましたね。彼は選択することに対して楽しさがあると考えています。そして人間が選択できないシビュラに対して、自分だけでなく人間は選択をして生きていくべきだと考えています。

それは、現代社会的な選択の自由のある世界を望んでいるのですが、私達は犯罪を起こしていなく、槙島は犯罪者として描かれました。自由な世界を取り戻そうとする彼が悪役である理由は何故でしょうか?

一旦構成されたシビュラによる秩序の破壊。それは理由にあると思います。世を乱す人間というのはいつの時でも否定されます。ですがそれだけでしょうか?

多くの人を巻き込んだ秩序の破壊。人の人生や希望を踏みにじって、目的を達成しようとするその姿勢が、彼を悪役足らしめる理由の一つだといえます。そこには、倫理観の欠如が存在し、倫理観の無い人間によって実行される改革に人は恐れを抱くのではないでしょうか。槙島はゲームの観戦をするように猟奇的行為を観察していますしね。



{/netabare}

【常守朱の成長】
{netabare}
常守さんは色々な人(特に死んでいった人)の思いを受け取って自分で選択して人生を歩むことを決断します。

今まで特に理由もない判断をしながら生きていたことを反省し、最後まで悩みながら、槙島の事を殺さずに確保することを選択します。
そういう意味で常守さんを見てると、彼女こそが主人公であり、視聴者に自らの意思で選択することの大切さも難しさも示しています。

蛇足ですが、彼女の強い倫理観はどこから来るのでしょうか?
思い浮かんだのは完全なる神秘である可能性です。なぜなら、無数の人間によって構成されるシビュラシステムに解読できないのであれば、それは人の理解が及ばない領域にあるのではないでしょうか?つまり常守さんの倫理観は完全性をもってはいるが、それは人知の及ばないものであり、作り手にも理解出来ないものではないでしょうか?

{/netabare}


【全体の感想】
{netabare}
上で書いたような小難しいことはおいといて、ハイクオリティな作画、猟奇的な人間が行う衝撃的な犯行、ドラマチックな犯人逮捕を単純に楽しめる作品です。
見ればかならずアニメファンとして話題の一つになれる作品ですね!

{/netabare}

 サンキュー(30)
2016.09.07 18:33 炊飯器。の評価 | 観終わった| 78が閲覧 ★★★★☆ 4.8 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 5.0

至高の名作

私的に一番好きな作品です。

まず、物語が素晴らしい。初めて見たときはまだ幼かったので内容が理解できませんでしたが、成長してから見てみたら「もっと早く出会いたかった。」そう思わせてくれる作品でした。

近未来の刑事もの。作り込まれた世界観、登場人物の魅力、そして美しい作画。すべてが素晴らしかったです。

まず、世界観。犯罪を起こしそうな人を裁ける世界。人はストレスもなくシステムに従う。けれど幸せな日々を送っている。まるで近い未来で現実になりそうなその世界に魅了されました。あまり多くを書くとネタバレになってしまうのでやめておきます。

そして主人公sideの人々も魅力的ですが、敵キャラがこれでもかというほどかっこいい。ただ、悪である。一歩間違えれば主人公になっていたかもしれない彼が悪役に回っていることで物語がとてつもなく面白くなっていました。


見終わってしまった後のなんとも言えない消失感が「名作だったな」という思いを倍増させてくれました。


この作品を見て人生観が変わったというか、影響を与えてくれた作品でした。


二期、映画も見ました。どちらも面白かったのですが、私はこの一期に勝るアニメにはいまだに出会っていません。それほどに素晴らしい作品でした。

 サンキュー(4)
ネタバレ
2016.08.28 01:26 しゃけの評価 | 観終わった| 38が閲覧 ★★★☆☆ 3.5 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 3.5  作画 : 4.0  声優 : 4.0  音楽 : 3.0  キャラ : 3.0

絵が・・・

リボーンだったので最初敬遠していましたが内容・世界観ともに全く別物でした。
犯罪を未然に防ぐという点で昔見た洋画を思い出すような内容でしたがけっこう好みの内容でした。

 サンキュー(1)
ネタバレ
2016.08.28 01:13 メロン111の評価 | 観終わった| 21が閲覧 ★★★★☆ 4.1 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 3.5  声優 : 4.5  音楽 : 3.5  キャラ : 4.5

かっこいいキャラいっぱい

警察側も犯罪組織側も魅力的な人で溢れてます。
とくにラスボスがいいですね。

 サンキュー(0)
ネタバレ
2016.08.16 21:15 K.Sの評価 | 観終わった| 68が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.0  キャラ : 4.5

とても面白かったです。

うわー・・・
将来的に大いにありえそうな世界。

{netabare}あんなのに世界を牛耳られたら冗談じゃないね。
{/netabare}

少し考えさせられました。

2週目視聴

気になる所を重点的に視聴
これアニメなんだよね・・・
今更ながら調べたら制作メンバーが強烈でしたね。

{netabare}シビュラはありえますよね。100年後はどうなんだろうと思うけど、
(下手すれば大いにありうる)
正直、僕が成人した時は「これからはPC使えないと話にならん」
と思ってたけど、今PCどころかタブレット、スマホ・・・
ユビキタス時代になっており、おじさん少々ついていけない状態だもん。

常守ちゃん、とんでもなく成長してるよね。
初期と終わりじゃ表情がまるで違う人物。{/netabare}

又、もう一度見ようと思います。

 サンキュー(8)
ネタバレ
2016.08.13 21:52 しつどんの評価 | 観終わった| 35が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

引き込まれる人は引き込まれる

とりあえずこの世界観は、初見の人には考えられないと思います。
ですが見ていくうちにどんどん引き込まれてしまう、といった作品です。

この作品には色々考えさせられました。
「進んだシステムは便利ではあるが、使い方によっては凶器にもなりうる」という現代ても言われていることがストーリーの進行とキャラの心情の変化とともに伝わって来て「そういう世界に今後なっていくのか」とか「そんな世界でどう生きるのが正解なのか」などと感じました。

下手くそな評価ですがとりあえず見た方がいいかと思います。ですが、価値観の定まっていない小さいお子さんにはおすすめしません。ただ作品の内容は素晴らしいものだと思います。色々な感情を得られる作品です。

 サンキュー(2)
ネタバレ
2016.08.05 18:36 フラフラのカタカナの評価 | 観終わった| 23が閲覧 ★★★★★ 5.0 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 5.0  作画 : 5.0  声優 : 5.0  音楽 : 5.0  キャラ : 5.0

後半が面白い

半年ほど前に5話辺りまで見たんですが、
世界観が理解出来ずに一度見るのを止めていました。
犯罪係数? そこに違和感がありました。
前半は犯罪係数を理解させる為の物語という印象です。

何となく見進めてそういうシステムなんだ‥と”思い込まされて”前半終了。
犯罪係数への先入観を物語の登場人物たちと同じく植え付けられました。
そうなると後半は犯罪係数を逆手に取っていく内容の為、先の展開が想像付かなくて面白い。
前半は受付なかったキャラ達の性格も、後半は何故か良いと思いました。
でも一番最高なのは槙島さんですね! 出てきてからは作品が別物って感じです。

 サンキュー(2)
ネタバレ
2016.08.05 01:24 ノワールの評価 | 観終わった| 76が閲覧 ★★★★☆ 4.5 評価対象: PSYCHO-PASS サイコパス(TVアニメ動画) 物語 : 4.5  作画 : 4.5  声優 : 4.5  音楽 : 4.5  キャラ : 4.5

深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ

100年後の未来の話。

シュビュラシステムによって管理された世界。

人の特性から将来の職業が決められ、犯罪係数から何も犯罪を起こしてなくても、捕まえられたり、時には殺される。

判断は、シュヴィラシステム次第。

面白い。


ただ、救いのない話が多い。

倫理観の定まってない人や子供には、おすすめできない。

新編集版の4話は、似たような事件が起きて、放送中止になっている。

サイコパスみたいなアニメを放送する時は、事件起きるなよと思いながら、見ちゃう。
{netabare}
後、かがりが死んだなんて、信じられぬ。


2期に生きてたって、展開期待したのに( ; ; )
{/netabare}

 サンキュー(6)

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