当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「マルドゥック・スクランブル 排気(アニメ映画)」

総合得点
66.2
感想・評価
177
棚に入れた
998
ランキング
2893
★★★★☆ 3.9 (177)
物語
3.9
作画
4.1
声優
3.9
音楽
3.6
キャラ
3.9

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

マルドゥック・スクランブル 排気の感想・評価はどうでしたか?

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アニメ史上もっとも汚れたヒロインはもっとも純粋でした。

 対アシュレイ戦です。運に左右されないすべて計算と技術で勝てる超強敵になります。アシュレイはバロットの後ろにウフコックがいることを何となく感じ取っています。

 場を全てアシュレイのコントロールされて勝ち目のなくなったバロットにベルウィングがアドバイスをします。チップが目的じゃないだろう?と。一方でアシュレイの生きざまは100%誰かから奪う事。それをバロットに語るアシュレイの恫喝にバロットは立ち向かいます。

 カウンティング…アシュレイと同じ戦い方では勝てないことを悟ります。バロットが以前から持っていた、狭いとか広いとかの感覚=女の戦い方になって行きます。
 つまり対アシュレイ戦は男=計算・思考と女=感覚の戦いになって行きます。これが女として消費され社会から虐待差続けた女の生き方を学んだ結果…つまり、ベルウィングとの戦いとバロットの交流の意味になります。女を磨け…と。

 そして、最後はバロットが自分の戦い方の意味を知り、欲を捨て目標の達成を優先した結果、バロットは勝利を勝ち取ります。謙虚さが運を産みます。つまり、バロットは自分で「選択」できるようになります。

 原作ですと、この後まだカジノの戦いが続くのですが、そこがカットされたのが残念です。

 そして、生命保全プログラムは理不尽な要求をバロットに突きつけます。ウフコックはバロットを守ろうとしますが、バロットは自ら戦う選択をします。

 バロットは、シェルの歪んだ心や過去が明かされることで、また小児性愛・娘をレイプしていた人間に出会い、自らを重ねてしまいます。そのトラウマを乗り越え、そして、最後は…というストーリーです。

 
 一見、エログロを全面に出した、分かりづらいサイバーパンクモドキに見えますが、少女娼婦・死の淵から辛うじて生かされたバロットが出会った人たちとの交流、戦いを通じて成長して行く物語です。
 弱弱しい存在だった、バロットがどんどん気高くなってゆく=純粋性が増すことに注目でしょう。
 ダブルダウンでトリプルセブンからのイーブンマネー…長いカジノの戦いで、バロットの謙虚さ、無欲が生んだ感動の勝利の瞬間でした。


 ということで、近親相姦・少女売春婦というもっとも汚れていたバロットは、ウフコックの力を借り、もっとも純粋なヒロインに成長して行きます。ルーンバロットは、まさに現代のマグダラのマリア。そして声を失った人魚姫でした。


 この作品の原作に出合えて非常に幸せでした。アニメも雰囲気をかなり再現できていると思います。林原めぐみさん、ダークヒロインの感情表現が素晴らしかったと思います。

投稿 : 2023/06/13
閲覧 : 246
サンキュー:

5

ネタバレ

ひろたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「それは、彼女の戦い──」

前作『燃焼』では、主人公の少女は、カジノでの勝負で思いっきり燃焼していました。
そして、その中で自分の存在意義を確立していくと言う心の成長も面白いものでした。

前作において、ある「決断」をした彼女は、この『排気』でそれに向かって戦います。
それが、キャッチコピーの「それは、彼女の戦い──」になっています。


■やっぱり面白いカジノ編
{netabare}
この物語の前半は、前作に引き続きカジノ編の続きから始まります。
カジノで勝ちまくった少女。
当然、カジノ側は、それを放ってはおきません。
カジノ側は、取られたチップを取り戻すため大御所を出してきます。

ここで面白いのは、その勝負のつけ方もまたギャンブルだと言うことです。
この作品は、アクションSFなのでここでドンチャンあってもおかしくはありません。
でも、それをせずにちゃんとギャンブルで勝負をします。

最後に挑むゲームは、ブラックジャック。
そして、この勝負がまた面白いのです。
ただの駆け引きだけでは終わりません。
「運」を味方につけられるかどうか、それがとてつもない緊迫感を生みます。
少女もギリギリの精神状態ですが、見ているこちらも手に汗握ります。
そして、勝負の終盤にBGMで流れる「アメイジング・グレイス」。
この曲が持つ神秘性が、最後、少女が「運」を味方につけたことを象徴していました。
このシーンは、ウルっときてしまいます。
{/netabare}


■「一緒に泣きましょう」
{netabare}
最後は、アクションSFらしく、"アクション"で締めくくってくれます。
でも、戦う相手は、ネズミ型の万能兵器の"彼"にとっては、かつての相棒。
両者の間には過去にいろいろあり、距離を置いていました。
でも、それは、お互いを思ってのことであり、戦いたい相手ではありません。
でも、戦わなければ、今の相棒である少女の事件は解決しません。
つまり、少女が「殻」から抜け出せないのです。

結果は、案の定、相手を倒すことになるのですが・・・。
その結末は、兵器の彼にとっては悲しいことでした。
また、その兵器の彼を愛する少女にとっても辛いことでした。
そして、少女は、「一緒に泣きましょう」と、その兵器の彼のために涙しました。
とてもしんみりとした終わり方で、決して明るいとは言えません。
でも、少女は、誰かのために泣くことができました。
それは、自分の「殻」から抜け出せたことの象徴でもあったのかなと思います。
{/netabare}


■まとめ

最初は、少しとっつきにくい独特な雰囲気がある作品でした。
でも、じわじわ面白くなっていき、目が離せなくなります。

物語の軸は、少女の成長と事件解決に向けたサスペンスです。
その要素として、アクションやギャンブルなどの駆け引きがあります。
この作品は、SFですが、物語的には、SF感が薄い感じがします。
でも、それらの要素は、やはりSFが無いと成り立ちません。
この絶妙なバランスが、この作品をSFたらしめています。
そこが面白い作品だったと思います。

投稿 : 2022/07/24
閲覧 : 162
サンキュー:

9

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

要ハード描写耐性

 
2010~2012年公開3部作の完結編。

3部作は特に切れ目のない1つのストーリーを3分割したもの。
各1時間強。全年齢版と年齢制限あり版がある。

年齢制限ありを2回視聴。

特筆すべきは作画だろう。
制作会社はGoHands。過去に「生徒会役員共」「K」など。
最近では「プレイタの傷」を制作してるが、10年前の「マルドゥック・スクランブル」のほうが不自然さが無いので全然良い。もちろん本作が劇場版なのもあるが。
カメラワークが良くアクションも残虐ながらイイ感じ。
ただ、無駄に裸を描きたがるのは何なんだろ?義務のように入ってるけど。

主人公15歳少女役は林原めぐみさん。文句なし。その他キャラも実力派。
八嶋智人さんが重要キャラ担当してるが、キャラを考えれば悪くない演技に思えた。

ハード目なアクションが無理な人は観なくていいかも。
けど、そのへん大丈夫で近未来SF的なのが好みであれば、雰囲気だけでもオススメの作品。

投稿 : 2021/01/25
閲覧 : 173
サンキュー:

1

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

設定が時代錯誤

人造ネズミが別次元から自己修復できたり、擬似重力を利用できるのに燃料推進の自動車。旧態然としたカジノ商売。

性暴力や自己の復活に真摯に向き合わず、スタイルや雰囲気だけで格好つけた。

投稿 : 2020/02/07
閲覧 : 289
サンキュー:

3

ザカマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

画もキャラも声もいいが惜しかった

カジノのゲームの心理戦が、合計で40分くらい使ってる。これはもったいない。
戦闘での心理戦、もしくは単純に格闘してほしい

当然、サイコパスと似ている感はある。
エログロは少々。難解ではない。

攻殻、サイコパス好きならおすすめ

投稿 : 2019/05/01
閲覧 : 282
サンキュー:

5

ネタバレ

burn さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

バロットはかわいかっこいい、ストーリーもSF好きには魅力的、だけど……

全三部見終わってのレビューです。

小説は未読なのですが、おそらくアニメは原作に忠実に映像化されているのでしょう。SFの設定やバロットのアクションなど、魅せる要素は沢山あるアニメに仕上がっていると思います。
ただ二部から三部に続くカジノのシーンは全体から見て多く尺を取りすぎな嫌いがあるのが惜しいところ。心理戦を{netabare}勝ち{/netabare}進んでバロットが色々と成長する重要なパートではあるのですが、ここまで多くの場面が割かれていると本作がカジノバトルアニメのように思えてしまう。地味なシーンなのにストーリー的にも重きが置かれているので、バトルアクションものとしての魅力は半減しています。ここはあえて構成を変えたほうがよかった。無敵系サイボーグ少女となったバロットのバトルが格好良いだけあって、なぜもっと多くそのシーンがないんだろうと残念に思ってしまいます。
あと、ラストがちょっと気に食わない。{netabare}なにか尻切れトンボで、B級映画を見た気分。ラストはバロットの心の変化を示すシーンを入れてちゃんと締めてほしかった。{/netabare}

まぁ、15歳元娼婦非処女でもバロットは美少女、万能ネズミ兵器、ウフコックに依存してしまうところも可愛いです。そんな彼女は戦闘では無敵のサイボーグ。だけど人生を捻じ曲げられた儚げな美少女は、様々に思い悩みます。視聴者に対して惜しげもなくポンポンスーを晒してくれますけどね(笑)

SF設定で上手いと思ったのは、サイボーグとなったバロットの高い反射神経。石ノ森章太郎「サイボーグ009」の加速装置をリアリティを突き詰めて現代風にすると、その一つの形は「脳の情報処理の高速化」になると思います。そういう設定は木城ゆきとの漫画「銃夢」でも少しありましたが、この作品は上手い具合に映像化しています。

設定や世界観は本当に良いと思うのです。しかし、この三部作が後にも続くシリーズのファーストエピソードならまだラストの{netabare}中途半端{/netabare}さも分かるのですが、続編は実現していないわけで。
林原めぐみさんの演技と、本田美奈子さんの歌も光っており、良作なサイバーパンクSFアニメであるとは思うのですが、私としては上記のような作品の重要な要素である二つの部分に対して減点せざるを得ないため、ひたすらに惜しいと思えるのです。

投稿 : 2018/06/17
閲覧 : 397
サンキュー:

2

ネタバレ

クロシバ710 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

金色のねずみをめぐる三角関係

金色のねずみをめぐって、今の恋人(ヒロイン)と
昔の恋人(男の軍人)が戦うというお話。

元日本ハム・ファイターズの新庄剛志似のキャラが、
次々と少女を殺害する悪役として登場しますが、
過去のトラウマな記憶と、自分自身を切り離す事で、
やっと生きている弱いやつ。(悪役失格!)

中盤のカジノのシーンが無意味に長すぎる。

カジノのシーンを短くして、ヒロインと軍人の対決シーンを
増やせばいいと思った。
3時間でバトルシーンはたった2回だけ。

ラストのシーンでヒロインの手にあるのは銃で、
ねずみの姿に戻っていないのは、大減点!

この物語に近親相姦なんて必要だったの?
作者様、どうかお願いです、
金色のねずみに、もっと物語の重点をシフトさせた
ファンタジーに作り直してください。

投稿 : 2017/11/14
閲覧 : 258
サンキュー:

2

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

生きることが穢れであった少女の戦い 排気?廃棄?心は流体力学

2011年の劇場版アニメ 3部作の最終章 62分 R15指定

スタッフキャストは一貫している。

前半は第二部の続きでカジノでのブラックジャック勝負。
SF的な部分があるのかは視聴者の感じ方次第。
ブラックジャックそのものは面白いし手に汗握る。
まあ、サイバーバンクSFアニメを期待したとすれば裏切られる方向性かな。

後半は一転して、乱雑な未来社会(ウイリアムギブソン風)を舞台にガンバトルが繰り広げられる。
ハカイダーの如く壁を歩く強敵ディムズデイル=ボイルドCV磯部勉との決着だ。

3部作一貫して主人公ルーン・バロットの魅力が全開で、
受け入れられるかどうかは、数奇な運命をたどった少女との一体感を得られるかだと思います。
大人向け作品なのでルーンには処女性は無く、汚れきった生命の強さを見せます。
はかなげな外見とは相いれないような穢れこそがその本質です。

この作品が成功作なのかどうかは原作を読んだ人にしか評価できないでしょうが、
SFファンにとっては貴重な作品であることだけは確かだと思います。

80年代の米SF界を席巻したサイバーバンクにあこがれた日本人作家の必死な作品とも見えますが、
完成させたことにより、日本人独自の創作が一段階上がった、
恥ずかしながらもマイルストーンと言える作品であったと思いたいです。

物語の迷走は「乱雑な世界」を描くための上級創作ともいえますが、
失敗であったとも取れる、視聴者に判断をゆだねたものだと思います。

誰にでもお勧めできる作品ではありませんが、
未知なるものへの興味が、完成品しか認めないという固さを超える人には、
価値ある作品になる可能性はある作品だと思いました。

投稿 : 2017/11/05
閲覧 : 541
サンキュー:

22

tinzei さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最終作

三部作の最終作。前半は二作目からのカジノ編の続き、後半はシェルの目的とボイルドとの決着。

カジノではブラックジャックで勝負しており展開が早くてついていくのがやっとだったが、まあカードがわからなくても心理戦で楽しめる。

後半はカジノで手に入れたシェルの記憶からシェルの人殺しの理由がわかる、そしてボイルドと決着をつける。

投稿 : 2017/07/16
閲覧 : 253
サンキュー:

2

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

 原作未読です。一通り見て、自分的に面白かった見所がギャンブル部分だけというのがどうも・・・
 いろいろな要素が入っていて、話の柱がきちんと通ってなく、組織の戦いなのかトラウマの話なのか、なんか中途半端な表現だった。 さらに主人公が優れた能力を持っている納得のいく説明もなく、ご都合主義に見えた。
 映像は独特で結構サイケな感じでよかったかも。

投稿 : 2016/10/16
閲覧 : 255
サンキュー:

0

らん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キャラクターの魅力に引き込まれた

映画3部作、全て見終わった上での感想

第3部はアクションが中心。

1部から3部まで見て、各キャラクターの深い思いや感情の変化、成長が見られてすごく面白かった。

投稿 : 2016/08/13
閲覧 : 235
サンキュー:

1

双真 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

★★★★☆☆

おもしろかった!ED曲はちょっと・・・合わない。

投稿 : 2016/03/17
閲覧 : 231
サンキュー:

0

ダビデ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

タイトルなし

3部作,期待して観ましたが,私に難しく,合わなかったようです。
残念です。

投稿 : 2015/10/21
閲覧 : 240
サンキュー:

0

Tomo-Q さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

3部作の3作目

ふぅ。完走できました。

途中からギャンブルメインの話題になってしまい、

せっかくの近未来系わくわく感がとぼしくなったのが残念。

それでも、おもしろかったけどね・・・

結局、3作見終わって、一番の感想が、これは

美少女ギャンブルアニメ・・・というのは、うーん。

あ、でも、やはり、面白かったから、いっか・・・^^;;

この作品完走した人とは仲間意識が芽生える気がするwww

なんとなく・・・そんなにおいがするwww

投稿 : 2015/09/24
閲覧 : 238
サンキュー:

1

Lickington さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヒロインバロット七変化!?

なんかシリアスか語りをするのももったいないくらい,ヒロインバロットの可愛らしさが引き出された作品

なんでか知らないがいつの間にかカジノアニメになっていた
カジノ怖いからやらないで,アニメ見て,音楽聞いて,電気工作して,パソコンいじっている自分にはわからないけど,なんかおもしろいことやってるなと思って見ていた(もちろん仕事やってますよ?)
あとカジノのスピナーBell Wingもかっこいいっす
おばちゃんくっそいけめん,声優調べたら月影先生じゃないですか
まあバロットが一番かわいくてかっこいいんですけどね(もちろん……な意味で)
途中でメガネをかけているシーンがあるんですが,ほんとうにいいです
オナシャス!

うーん前作感想から何度も言うようだけど,なんでこんなアニメになったんだろう
悪くはないんだけど,深いアニメときいて見始めたからちょっとがっかりした感が否めないな
キャラ萌えを頼り過ぎてしまっている
しつこいが,別に悪いとしているわけではないが,方向性がおかしくなっていると思う
もっとアニメを見ていて,もっと頭が良くて,深い洞察ができる人は,カジノからこの物語が何を意味したいかがわかるのかもしれない
でもわからないからといってそれが悲しいことではない
べつにキャラ萌えだけでも十分ブヒれるし,問題ない
うん可愛い
林原最高です
ビバップのときからずっとずっとファンです
綾波はよくわかんないけど,ちはやふるに出た時マジで死にそうになりました
あの若干こもった感じがいいんですよね

また,終盤であったショタコンだかロリコンだかわからないシーンは面白かったっす
見せ方にしても他にもっとあっただろうと思う
自分の苦しみを生み出した父親をある男に投射したものであるが,なんかギャグシーンになっていてもったいない気がした

最後に,アニメ作品としてはちょっとお粗末と少なくとも私は思う
やはり小説で読んだ方が面白いのかもしれない
伊藤計劃の小説とセットで是非読んでみたい

投稿 : 2015/02/28
閲覧 : 423
サンキュー:

3

mCnEO49910 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

原作や ヴェロシティを読んでから また観たい

心地よい疲労感が残った。
重厚な いいアニメなんだろうな。

しかし、やっぱり
マルドゥック・ヴェロシティ、と
マルドゥック・スクランブルを 読んでおいたほうが
もっと感情移入できたと思う。

あと トランプ・ゲームも音痴なので それも
勉強しといたほうがよかったかな。

投稿 : 2015/01/26
閲覧 : 249
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

主人公の成長が著しい!

三部作の完。二作目と三作目を一緒にレビュー記入しておきます。

2:燃焼

一作目より色合いや世界が広まった感じで、置かれた状況の擦り合わせと、目的意識の確認の回。
この世界についての説明台詞が膨大になったわりに(なったから?)、私には一作目よりわかりづからったです。一作目は、会話がシンプルに心に響いた。

前半は科学技術を司る閉ざされた楽園に入り、傷ついた相棒ウフコックの養生と、主人公バロットは特殊な電脳イルカの介添えを得て情報捜査を行う。電脳の海を実際の海と重ねてダイブするところは、「RD電脳調査室」みたいですね。楽園の描写が美しいけど、下界の高層ビルディングの退廃さといい極端で人間味ないですね。

後半は、手がかりである記憶チップはカジノに隠されているということで、カジノに侵入。感覚を駆使して賭け事に挑む。
私、コレがわからないんだ〜。
賭け事のルールを覚えようという方向に脳みそが全く、うんともすんとも働かないんです。(だから、しない。)賭け事漫画やアニメの面白さもわからない。

なぜか小中学生の外国ボードゲームに混ざらされて、「おばさん負かそーぜ」と口裏合わせようとしてた男子はビリに負かしましたけども。そんな程度ー( ̄▽ ̄)



3:排気

いやー、主人公バロットの成長が著しかったです。
一作目の頃は、心身ともに支えてくれる優しいウフコックさえいてくれればきっと彼女は生きられる…と思えて。
本当は、ウフコック無しでも立てる力が理想だけども、そこまで期待するのはこの世界観では酷じゃないだろうか、勘弁してあげて、と侮っていました。

それがどうでしょう。
復讐が単に相手の殺害や逮捕で終わらない場合の対処に身を投じ、心を閉ざしている訳でもなく、怒りや悲しみは表に出すようになって。人形のように抱かれていた頃とは全く違う。
そして、ラスト。
本当に強くなったねぇT_T。
最後まで強敵だった敵の弁護人も、求めていたとりとめのないものが切なかったです。

一作目からこだましていた「なんで、私なの?」の応えも示されていました。
カジノにてディーラーと対峙した時の教訓話も印象的でした。
「そこに脱出レバーがあったことを知って助かった、レバーがあると教えてくれる者がいて助かった、君が生き残っているというのはそういう事だ。」あれ?言葉だけ抜き取るとイマイチ?( ̄◇ ̄;)


しかし人情味ありながらマッドな研究しまくりな味方ドクターは頭どうなってんだ…。若い頃は無茶やったから今は人に尽くす夜回りドクターさんなのか?

投稿 : 2014/10/15
閲覧 : 282

スマートなトーマス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

んー何とも言えない。

投稿 : 2014/08/29
閲覧 : 230
サンキュー:

0

ネタバレ

弦之介様 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:----

カジノでの勝負シーンがすごい!そして、感動のラストへ・・・

冲方丁 原作のSF小説の映画化された作品
「圧縮」「燃焼」「排気」の3部作で完結しています。
完全版を3回ほど観終わっての感想です(原作は読んでいません)。

■第2部「燃焼」…から続いての第3部「排気」完結編
<コメントも第2部からの引き続きです>
舞台は、第2部に引き続き「カジノ」
第3部では、最強のディーラー:アシュレイが登場し、さらに息をのむ勝負展開となりました。

アシュレイに何か仕掛けがあるのではないかと指摘されたバロット…
アシュレイとのブラックジャックの勝負に苦戦します。
そんな中、(第2話で勝負した)腕利きの女性スピナー:ベル がバロットのもとへ。 
…「カードと会話しなきゃ、この男には勝てない。だろ?」…
その後、勝負の展開がかわっていきます。

そして、ついに! {netabare} …バロットの勝利…
バロットの頬に流れ続ける涙…

 「運とは何か…」
 「時に、勝つことは負けることよりつらい」
 「最大限の勝利、400万ドルを捨てるという選択」
 「目の前で誰かが完全に勝つのを初めて見た」「完璧な勝ちだ」
{/netabare}

アシュレイとバロットの勝負は静かな緊迫感があって、(勝負事を知らないわたしでも)息をのむ展開でおもしろかったです。
勝負中にアシュレイがバロットに投げかけた質問、アシュレイとバロット / ベルとバロットの対話なども印象的でした。

…勝負中に絶妙なタイミングで流れる、本田美奈子さんと林原めぐみさんの「アメイジング・グレイス」が心に一層響きました…

さて、チップの中に入った「シェルの記憶」を手にして物語はクライマックスへ~:
「シェルの記憶」の解析でシェルの犯罪の動機の証明をしていき、たどり着いたシェルの過去… {netabare}バロットと同じように性的虐待を受けていた真実 {/netabare}…
ずっとバロットが知りたいと思っていた疑問、「どうして、私なの?」
その答えにたどり着きます。

そして、(内容はしょりますが…)事件は完結へと向かいます。
(わたし的には、シェルのその後がちょっと気になります…)

最後の、ドライブシーンがとてもよかったです。
工場地帯の夜景や、緑色の光に照らされた穏やかなマルドゥック・シティの夜の風景が、第1話の最初に出てきたきらびやかな夜景と異なり、そのコントラストがとても印象的に残っています。
その中での、バロットとウフコックの会話がひときわ印象的でした。

何度かコメントに書きましたが、この作品、ものすごく重~~いテーマが根底にあり、観るのに少し"よいしょ"がいります…が、楽園やカジノの色彩豊かな美しい描写も、夕暮れや夜景の描写も、とてもとても美しかったです。
(第1・2部ほどグロテスクなシーンはないですが、やはり目をそらしたくなるシーンが所々にあります…)

■この作品の音楽の印象:
観終わって振り返り、正直よい意味での強烈な印象はなかったですが、場面や登場人物の繊細な心理状態などを殺さぬよう "音楽が主張しすぎず" 表現されていて、この作品にとても合っていてよかったという印象でした。
こーにっしゅさんが手がけています。

こーにっしゅさん♪:この作品で初めて知りましたが、ピアニスト・作曲家さんで、他には、アニメでは「ヘタリア Axis Powers」「鉄のラインバレル」などを手掛けてらっしゃるみたいですね(わたしは2作品とも観ていません)
ピアニスト…と知り、作中で流れていた美しいピアノの旋律を思いだし、「なるほど…」と感じました。

☆長文失礼しました。ご覧いただきありがとうございました☆

投稿 : 2014/04/07
閲覧 : 298
サンキュー:

3

かみさん3号 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作の良さをもう少し出せたらなあ・・・

原作ファンとしては、ちょっと残念な出来かなあ。原作者自身が脚本も書いてるんですが、原作の良さを映像に落とし込むことが如何に難しいかを、この作品を観て思い知りました。作画は良かったんですが、音楽の使い方がチープな気がしました。動くバロットが観れたのは良かったです。

投稿 : 2014/03/10
閲覧 : 295
サンキュー:

0

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

シリーズ第3弾

①圧縮 ②燃焼 ③排気
3部作の第三弾。70分ほど。

カジノでの心理戦は見ごたえあったし、銃撃戦もあり、バラッドが憎しみの気持と戦い負けなかった。精神的に成長して第2弾とはまた違うバラッドにドキ。強くなったな~。3部通して面白かった。
ただやはり、性的虐待の描写は鬱になる。

投稿 : 2014/01/12
閲覧 : 187

ばけー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これで終わり?

マルドゥック・スクランブル三部作の最終章。
燃焼の続きからでカジノでボスキャラとブラックジャックで勝負。
テンポが速かったけどまあまあ盛り上がった。
その後シェルの犯行動機が明らかになり、ボイルドとの最終決戦が描かれるが、なんだか退屈だった。
なんだか尺足らずかつ、説明不足な感じww
ラストがあっけなさすぎて。

個人的な面白さは
圧縮>燃焼=排気
って具合でしたw

投稿 : 2014/01/08
閲覧 : 257
サンキュー:

2

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

時間稼ぎのカットが全くない(当たり前か)

シリーズを通してですが、作品全体を覆う色が非常に心に残りました。言葉にするとチープですが、青っぽい感じとか黄色っぽい感じが美しかったです。
さらに今回は、これまでの作品以上にConischさんの音楽が印象的でした。絶妙なところでアメイジング・グレイスが流れたのも感動的でした。
登場人物の背景を考えれば、簡単に「共感できた」という感想を持つことはできませんが、シリーズを通してトンネルの先から少しずつ光が差し込んでくるかのような気持ちになりました。
ジャンルとしてはSFですが、個人的にはSF要素はおまけ程度のものだと思っています。あくまでメインは登場人物の感情の微妙な揺れ動きで、それを非常に丁寧に描いた作品だと思います。

P.S. シリーズを通して思うのですが、完全版をわざわざ18禁にする必要はなかったのではという気持ちはありますね。

投稿 : 2013/12/15
閲覧 : 251
サンキュー:

2

ネタバレ

やっぱり!!のり塩 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

心に焦げ付く重厚サスペンス作品★

本作およびレビュー内容にはR18になりそうな過激な言語表現が含まれていますので、嫌な方は読まないで下さい。

■評価
テーマ性 :★★★★☆ 4.1
エログロ度:★★★★  4.0
純愛度  :★★★★☆ 4.3
シリアス度:★★★★☆ 4.3
おススメ度:★★★★☆ 4.1

■ストーリー
未成年売春婦のバロットは専属の雇い主であるカジノオーナー・シェルに突如焼殺される。しかし、生きる希望を持たぬバロットに救いの手を差し伸べたのは一匹のネズミであるウフコック・ペンティーノだった。そして、一命をとり止めたバロットは自身が焼殺された謎をウフコックたちと共に追っていくストーリー。『圧縮』『燃焼』『排気』の全3話 劇場版作品。

■感想
本作は著者:冲方丁さんの日本SF大賞を受賞した小説をアニメ化したもので、私は原作小説をすべて既読済です。本作はSF作品となっていますが、科学的な考察などは皆無であり、あくまでSF設定を用いたハードボイルド・サスペンス作品となります。(攻殻の様な世界観は求めない方が良いです)

個人的な感想としては、原作小説は超えられなかったが、難しい言語表現がならぶ小説の世界観を巧みに表現した良作だと思います。本シリーズは『生きる事とは何か?』というシンプルなテーマを持ち、一つの殺人未遂事件から真相を追う過程を、肉弾戦・頭脳戦・心理戦を用いて楽しませてくれる内容になっています。
そして、未成年売春・幼児虐待・強姦・近親相姦・暴力・ドラッグ・汚職・金・権力という人間の汚物と血反吐にまみれた世界観の中で、そのストーリの本質が生きる苦しさ、そして純愛という人の生臭さを描いているので本シリーズのテーマが光ってみえます。

また本作を鑑賞すると『生きる事は何なのか?』と考えさせられ、それは『自身や他者の存在を必要とし、必要とされる事』そんな分かりきった答えを理解しながらも、想い通りにはいかない人生の虚しさ(焦げ付き)や他者に愛される幸福感を本作品は感じさせてくれます。これぞハードボイルドの真骨頂です。

ただ、尺が足りない事でエンターテイメント性が薄れている点は残念です。個人的に本シリーズ通しての見所は、カジノでの頭脳戦・心理戦になりますが、このシーンでのバロットやウフコックの心理描写や、結果に対する過程の説明が少し足りないので、緊張感や悲壮感に物足りなさを感じます。
非常に惜しいです。

総じて、本シリーズはエログロ鬱なので、万人受けする作品ではありませんが、個人的には本作の続編(前章譚)であるボイルドが主人公のマルドゥック・ヴェロシティーのアニメ化も強く祈願しております。みんな~オラにパワーをぉぉぉ!!

レビューはここで一旦しめさせてもらいます。
ご拝読有り難うございました。


-------
■本作の謎とポイント
ネタバレになりますので、興味のない方は
読み飛ばしてくださいましm(_ _)m
{netabare}
Q1:バロットはなぜシェルに焼殺(未遂)されたの?
A1:原作小説から引用すると、生きる実感を得るために
  バロットは思いつきで自身の身元を確認してしまった
  事で、マネーロンダリングの秘密に触れたと思われ
  シェルに殺害される事になります。
  (本シリーズではよく描かれていませんでした)

Q2:ウフコックって何者?
A2:世界大戦期に楽園にいた三博士の一人に設計開発
  された人口知能をもったネズミ型万能兵器です。
  (ドラえもんのネズミ版です)
  仕組みは全くわかりませんが、異次元に物体を
  無限・永久的に保存し、必要なときに現次元に
  呼び出す様な構造になっていたと理解しています。
  そのためウフコックが銃になれば弾は無限に供給され
  続けます。

Q3:シェルって何者?少女達を殺害した動機は?
A3:オクトーバー社と結託し、身寄りのない少女達の
  戸籍を利用したマネーロンダリングを行う悪党です。
  そして、シェル(殻)という名の通り、過去の母親殺し
  という罪と苦しみから逃げるために、マネーロンダリ
  ングの証拠隠滅と併せて、自身の記憶の抜き取りを
  繰り返し、結局は中身のない殻の様な男に成り下がり
  ました。また動機ですが、どの少女も自分の事を
  知ろうとしてしまう事でシェルの過去の罪の苦しみや
  恐怖をフラッシュバックさせてしまい、A1の内容と
  あいまって動機となり殺害に及んでいました。

Q5:ボイルドって何者?
A5:彼は元々は戦術爆撃機のパイロットであり、過度の
  過労と処方されたオクトーバー社製ドラッグが要因
  で、誤って見方を爆撃してしまう罪を犯します。
  そして楽園に人体改造のモルモットとして送られ
  ますが、ウフコックという愛を与えてくれる存在と
  出会い希望を見出した人間でした・・・。

Q6:バロットはなぜ人体改造の順応率が高くて強いの?
  主人公だから?
A6:半分合っています。
  バロットは幼少期から大人の欲望に蹂躙される経験を
  もち、その経験から無意識の防衛本能により、自分の
  体の感覚を自由に無感・無心にする術を身に着けて
  いました。そのため、繊細なコントロールが必要な
  スナーク機能とバロットの愛称がよく順能率が
  あがった事になっています。

Q7:ボイルドは重力を操って弾丸をはじく程、無敵なのに
  なぜバロットの銃弾が当たったの?
A7:バロットが持つ能力はスナーク機能となっており
  電子機器の遠隔制御やハッキング、そして自身の肌
  から放出する電磁波をソナー代わりにして、物体の
  接近や動作を察知します。
  この機能を駆使してボイルドが銃を撃つ際に
  重力の壁に隙間ができる事を察知し、その隙間に
  銃弾を打ち込む事でボイルドは初めて被弾したのです。
  そのため、終盤のボイルドはチャクグレネードを使い
  バロットのスナーク機能を封じようとしたのです。

Q8:ボイルドのもっている銃は何?威力ありすぎでは?
A8:65口径のモンスター・マグナムです。通常の人間が
  撃てば両腕が脱臼するほどの威力ですが、ボイルドは
  重力でその衝撃を抑えて使用しています。
  現代でも55口径の拳銃が最大です。
  詳細はヴェロシティーで!!

Q9:ボイルドとウフコックは過去に何があったの?
A9:ボイルドとウフコックは楽園からでてからも
  マルドゥックスクランブルO-9の有用性を証明する
  ために、相棒として日夜事件と戦っていました。
  しかし、オクトーバー社の陰謀によりマルドゥック
  スクランブルO-9の遵守が難しい(ウフコックが処分
  される)と思った彼は、その陰謀を潰すため
  自分たちに不利な証言をする一般人たちを口封じの
  ために次々と暗殺したのです。
  その事が原因でウフコックはボイルドと離別し
  単独で任務に励みますが、実はボイルドのお陰で
  存在できているのです。そんなボイルドの愛を
  知っているからこそ、ラストシーンでウフコックは
  あんなにも落ち込んでいたのです。
  ここで何でボイルドはオクトーバー社側に
  ついてるの?という疑問が沸きますが、詳細は
  ヴェロシティーで!!

Q10:冲方丁さんは虚淵玄さんの二番煎じの脚本家
  じゃないの??
A10:私は違うと思います。
  冲方丁さんは数多くのアニメ作品を手がける私の
  好きな脚本家さんですが、私は虚淵玄さんも好きです。
  このお二方の共通点は触れ幅の激しいストーリーと
  鬱展開だと思っていますが、決定的に違う点が
  あると思います。
  それは虚淵さんは、容赦なき『死に様』を描いて
  強烈な心の傷(印象)を残しますが、冲方さんは
  主人公の過酷な『生き様』を描いて、苦しみと絶望を
  心にジワリジワリと染み込ませてきます。
  この似ているけど異なるすばらしき脚本家さん達の
  活躍に今後も期待しています。

少しでも本作を楽しむ糧にして頂いたら幸いです。
{/netabare}
-------

投稿 : 2013/11/10
閲覧 : 801
サンキュー:

17

atsushi さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

完全に続き

燃焼~圧縮~排気と3部作。
前回のダイジェストとか全く無く、そのまま始まるが、カジノパートが尺取り過ぎ。

一応終わったものの、トータルで3時間という時間はあまりにも短すぎた。

投稿 : 2013/10/09
閲覧 : 316
サンキュー:

1

けみかけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

サイバーパンクハードボイルド3部作に決着の時、来たり!「君は何人も殺さないし、殺されたりしない。殺させもしない!」

思いっきり前回の続きからなので前2作を観ないと完全に置いてけぼりですw
ダイジェストとか一切ナシですw
可能であれば3作を連続して観て頂くのがイチバンかと?;


前作でベル・ウィングさんとのルーレット勝負に辛くも勝利を収めたバロットとウフコック
続けてブラックジャックに挑戦し、目的である100万ドルチップ4枚の回収を狙う
前回に引き続き、前半の内容は完全にギャンブルでの頭脳戦、心理戦の模様


そしてバロットを殺そうとしたシェルの、消し去った記憶から明らかになるその素顔と真実
残忍な殺人犯であるはずのシェルに秘められた悲しい過去に困惑するバロットがドラマティックですb


そしていよいよクライマックスはボイルドとの最終決戦
シリーズ集大成とも言うべき圧巻のアクションシーンにスタッフの成長も感じられ、ここまでマルドゥックを追いかけてきた甲斐もあったというものですよ
(実際に、第1部制作開始当初は新米だったアニメタ達の、レベルアップを狙ったOJT的な制作現場だったようです)


改めて『3年という月日』と『60分×3部作という構成』は、「原作を完全再現したい!」という想いから生まれたものではあるものの、いささか“詰め込みすぎた”感が苛まれ、決して今回のフォーマットがマルドゥックのアニメ化に相応しいモノだったとは言い難いです


でもねw
この『排気』単発の出来栄えからするとその辺はもうドーデモ良くなってくるのですよwww


神さま(本田美奈子)が差し伸べた救いの手(アメイジング・グレース)がバロット(林原めぐみ)に受け継がれていく様(今作の挿入歌で林原めぐみと本田美奈子が奇跡のデュエット)とかもう感無量


とりまちゃんと完結したことへのお祝いも兼ねて、本当に良かったね
って微笑ましく見送りたいっす

投稿 : 2013/10/02
閲覧 : 842
サンキュー:

11

10 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

観に行って良かった

3部作の完結編

劇場に足を運んであのスクリーンで観賞の価値があった
この作品は何回観てもいいかもしれないってくらい

もう少し上映期間を長くしてほしい
そしたらもう一度観に行ってたかもw

原作を読まないでいてよかったw
『排気』を観賞してから原作を読破したので満足です

とにもかくにも画が綺麗
音楽も文句なしだった・・・

だが・・・
しかし・・・
劇場にて空席が目立つのに律儀に隣に座ってきたおっさんw
思わず両サイド空席に移動してしまいましたwww

投稿 : 2012/11/09
閲覧 : 302
サンキュー:

5

FJSDR37436 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/21
閲覧 : 8

ジョセフジョースター さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2022/09/29
閲覧 : 12

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/18
閲覧 : 31
次の30件を表示

マルドゥック・スクランブル 排気のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
マルドゥック・スクランブル 排気のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

マルドゥック・スクランブル 排気のストーリー・あらすじ

『天地明察』で2010年本屋大賞に輝いた人気作家・冲方丁の出世作にして2003年日本SF大賞受賞の傑作サイバーパンク小説『マルドゥック・スクランブル』を、原作者自らの脚本でアニメ化する全3部作の映画プロジェクト、その第3弾。

賭博師シェルの犯罪に巻き込まれた少女娼婦バロットと、委任事件担当官のネズミにして万能兵器のウフコックは、宿敵ボイルドとの激闘後に訪れた“楽園”にて、シェルの移し替えられた記憶は彼が経営するカジノの百万ドルチップの中に隠されていることを知る。

バロットは、シェルの罪状を白日の下に晒すため、チップを手に入れることを決意。
シェルの経営するカジノへ乗り込んだバロットは、ウフコックとの見事な連携により、伝説の女性スピナー、ベル・ウィングをも制した。

しかし、そんなバロットの前に、最強のディーラーにしてハウスリーダーであるアシュレイが立ち塞がる…。

最後に挑むゲームは、“ブラックジャック”。
果たして、バロットはアシュレイを破ることが出来るのか?

そして、ボイルド、シェルとの戦いの行く末は?

命をかけた最終決戦がはじまる-。(アニメ映画『マルドゥック・スクランブル 排気』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2012年9月29日
制作会社
GoHands

声優・キャラクター

林原めぐみ、八嶋智人、東地宏樹、中井和哉、磯部勉、藤田淑子、土師孝也

スタッフ

原作:冲方丁、 監督:工藤進、脚本:冲方丁、コンセプトデザイン:菊田幸一、キャラクターデザイン・総作画監督:鈴木信吾/中井準、メカ・銃器デザイン:大久保宏、色彩設計:海鉾重信、美術監督:野村正信、撮影監督:福士享、音響監督:三間雅文、音楽:Conisch、音楽制作:スターチャイルドレコード、配給:アニプレックス

このアニメの類似作品

この頃(2012年9月29日)の他の作品

ページの先頭へ