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「デビルマン(TVアニメ動画)」

総合得点
65.0
感想・評価
78
棚に入れた
275
ランキング
3448
★★★★☆ 3.5 (78)
物語
3.6
作画
3.2
声優
3.4
音楽
3.7
キャラ
3.7

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デビルマンの感想・評価はどうでしたか?

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヒーローと敵の相対化はここから?毎回感情を動かす何かがある。

 この作品は、永井豪氏原作のコミックス版が名作とされています。神と悪魔、人間の善悪の相対化をしており勧善懲悪から脱していました。また、宗教的なイメージが新しかったんだと思います。エヴァに影響はあると思います。

 原作は今見ても面白いですが、善悪や神悪魔の相対化は今では新しくないです。この作品を参考に数多の作品が作られた結果、むしろ日本のコミックス、アニメでは様々な相対化は当然となりました。構造主義が持てはやされていたのもあるでしょうが、この作品は一世を風靡した浅田彰「構造と力(1983年)」のなんと10年前です。
 ハリウッドでは最近になってやっとダークヒーローが出てきていますが、その点ではやはり先駆けと言える作品でしょう。

 あるいは当時は観念的だった作品だと思いますが、以前に増してリアリティがある気がします。現代においては人間と悪魔、どっちが欲望と身勝手に塗れているのかなどと考えてしまいます。そして、現代の人間の滅びの予感を感じさせるかもしれません。

 本作はその忠実なアニメ化ではなく、子供向けのヒーローです。当時のアニメ事情からはやむを得ないでしょう。ヒーローというにはダークではありますがアンチヒーローではなく、やはり人類の味方ということで勧善懲悪の型は踏襲しています。

 ただ、子供向けの勧善懲悪ではあっても、悪魔側に良い意味でも悪い意味でも人間味があります。また、必ずしも人間を襲うだけでなく、なかなか考えて戦略を組んできたりします。
 マジンガーZやゲッターロボみたいな意思をあまり感じない、あったとしても独善的すぎる感じではなく、今の世代ならひょっとしたら、敵である悪魔側に乗れる人もいるのでは?という程度には相手に人格があります。

 そして、後半ララという不動明=デビルマンに惚れる悪魔がいます。この子が物語としてコメディリリーフになるのですが、それがデビルマンという孤独な存在に潤いを与え、そして物語的には…ああ…という結末になります。これは言葉より画面で見て欲しいです。

 つまり、コミックス版ほどではないですが、見ている時の印象が必ずしも悪魔=残酷な敵ではなく、同情できたり、滑稽だったり、何か物悲しい回も結構存在します。
 こういう作品があったからこそ、昔はアニメを見ることが大人社会への準備になったのかもしれません。他愛のないと言えばそう言えるエピソードに感情を動かす何かがあります。
 猿蟹合戦で誰も死者がでないとか、アンパンマンじゃあなあ…実社会とのギャップに苦しむだけでは?と思ってしまいます。

 以前もかなりの話数は見ていたし、レビューにあたってDアニメで見ましたが、結構引き込まれます。今回39話中半分…まではいきませんが、1クール分くらい見てしまいました。23分ですがOPEDで3分。次回予告が3分くらいあって、中身が多分17分も無いくらいで終わるせいでしょうか。

 OPEDは今でもユーチューブに結構な数がアップされています。外人の歌ってみたとかもありました。名曲ですのでそれを見るだけでも昔のアニメ=クオリティが低いではなく、今の上を行っている部分が多々あることが再認識できます。

 評価的には過大評価はしませんけど、今見ても想像以上に見られる作品でした。

投稿 : 2023/07/04
閲覧 : 89
サンキュー:

4

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

真SFスーパー英雄(?)列伝58

(夕方、建設中のビルの鉄骨の上に座る天地人)
誰も知らない 知られちゃいけない~♪
天地人が お~た~くだ~と
何も言えない 話しちゃいけない~
天地人が お~た~くだと~♪

(いや、ばれてるって 汗)

ヒマラヤの氷の中に封じ込められていたデーモン族が復活し、ヒマラヤ登山中だった不動教授と息子の明は妖獣達に襲われてしまう。
父の不動教授は殺され、息子の明は人間社会侵略の尖兵として、デーモン族最強の勇者デビルマンの宿主として選ばれてしまう。
さっそく日本に来たデビルマンだが、不動明の幼なじみである美樹を愛したため、デーモン族を裏切り人間のために戦うと言うストーリーです。

まあ、原作マンガの方が衝撃的でアニメ版よりも評価が高いですが、個人的には勧善懲悪的に内容を変えたアニメも結構良かったです。
当時、マンガとアニメや特撮番組の内容が全然違うのは結構ありましたし(冒険王のマジンガーシリーズやゲッターロボ、それからゴレンジャーごっことかもありましたね 笑)

まあ、それにもっとひどい実写映画もありましたし(おいっ)
最終回はお約束(?)の正体ばれもありましたけど、それでも明に対する態度が変わらない美樹が良かったです。

それでは
「デ~ビ~~~ル」
あれは誰だ、誰だ、誰だ、あれはデビル、実写ば~ん、デビルマン♪
最低映画の名を~受けて(ん?)全ての評価が悪い映画
(中略)
じゅ~おくえんをむ~だ~にした~
最低映画だ~デビルマ~ン、デビルマン♪

・・・って、アニメじゃなくて映画の感想じゃね~か(自爆)

投稿 : 2023/04/13
閲覧 : 84
サンキュー:

7

ネタバレ

てとてと さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

70年代の超人伝奇バトルアニメ。古さもあるけれど色褪せない

永井豪原作の全39話。シリアスな原作漫画とはほぼ別物、良くも悪くも子供向けヒーローな感じ。
主人公デビルマンは、人間界征服を狙うデーモン族だが、人間の女の子に惚れて、デーモン族を裏切り戦っていく。
基本1話完結のヒーロー物で、怪奇路線だったり、永井作品らしいコメディーだったりも。

【良い点】
子供向けの素朴なヒーローであり、また日常系的な親しみやすさもあり。
1話完結のバトルは怪奇ホラー的な恐さありつつ、日常パートがコミカルで楽しく、緩急メリハリがある。
良くも悪くも原作より子供向け、小難しい葛藤や思想は殆ど無い。

デビルマンは愛や正義だのお題目ではなく、ヤンキーが惚れた女一筋でがんばる結果論で人類守っている感じ。
邪悪ではないが善人でもない不良ヒーロー、こういう素直さ好き。
特に前半は不良めいたカッコ良さ。不良ぽくケンカ慣れしていて日常方面でも面白い。
デビルマンは初期は惚れたミキちゃん一筋で人類どうなってもいい感じが、日常を過ごすうちに変化、主題歌の通りに愛を知っていく流れも良かった。
後半にいくほど人間的に面白味が出てくる。小学生のタレちゃん達との交流も良かった。

怪奇ホラー系の話は特に面白い。
6話ロクウェルの首が白眉、ホラーアニメとして一品級。
第23話「妖獣ベラ チベットの怪」も。

コメディーパートが楽しい。
永井作品の他作品キャラなアルフォンヌ先生やポチ校長のコメディーリリーフぷりは笑える。
特に30話は敵のホラー攻撃がアホ過ぎる先生には全く通用しないギャグで笑えた。

バトルシーンは70年代の子供向け1話完結ヒーローの流れだけど、プロレス的な様式美が熱い。
人間時の傷が変身時に悪化し苦戦する設定も緊張感出していた。
作画は古いけれど、令和アニメには失われた勢いと活力感じる。
デビルカッターやデビルビームなど必殺技を叫ぶバトルもベタながら良い。
敵がトリッキーで飽きさせず、デビルマンも結構クレバーに工夫して弱点突いたり。

敵の女の子が結構可愛い。
8話イヤモンとか、12話ファイアムとか、小悪魔妹的な可愛さ。
8話は主人公の方が敵とはいえ女の子縛って鞭でピチピチやっていて子供向けアニメとは思えぬHさが。
そして26話より登場のララちゃん可愛い。
おバカ系だけど根が良い子、天然ぷりから少しずつデビルマンに惚れちゃう可愛い。
ヒロインとしてミキちゃんのお株奪っていただけに、終盤退場は悲しかった。

楽曲は主題歌として素晴らしく、BGMでも大いに盛り上げた。

【悪い点】
全編通しての脚本は雑で、70年代子供向けの限界を感じる。
序盤3話でデビルマンがミキちゃんに惚れて優しさを知る過程が唐突だったり、敵ゲストのドラマがありそうでいて雑に終了したり、色々とドラマが浅い
1話完結の縛り故か、ミレーヌやムザン将軍など重要そうなキャラを小出しにしては大した見せ場が無く退場していく。
特に中盤からレギュラーとして存在感見せたララが死亡時アッサリなのは残念。

1話完結として見ても、敵の攻撃方法は面白いが、大きな流れはワンパターン。
ドラマの幅が狭く、あまりカタルシスが無い。

ミキとのラブコメに関してもイマイチ。
ミキちゃんが性格的にあまり可愛くないのもある。
最終話の信頼は美しかったが、もう少し交流ドラマが見たかった。

女の子のキャラデザが可愛くなく萌えにくい。
非常に古いアニメなので仕方がない。

必ずしも悪い点でもないが、デビルマンは最後まで正義のヒーローではなかった。
最終話、モブが大勢殺されててもギリギリまで動かなかったり。
この点はむしろらしくて好きだけど。

【総合評価】7点
70年代前半の名作の一つ。古い作品だけど、全39話申し分なく楽しめた。
現代視点だと物足りなさも目立つものの、色褪せぬ魅力が確かにある。
評価はとても良いか迷うが色々惜しい「良い」

【余談】デビルマンと鬼滅の刃
イヤモンちゃん何か見覚えがあるな?と思いきや堕姫を彷彿とする妹系敵キャラだった。
異形のお兄ちゃんとの関係とか、妓夫太郎と堕姫の大先輩かも。
イヤモンの方が堕姫よりしっかり者の妹ではあるけれど。
万が一リメイクされたとしたら、イヤモンちゃんは沢城みゆき氏のイメージ…

投稿 : 2022/10/03
閲覧 : 125
サンキュー:

3

ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

明と美樹の幸せな姿を見たい人に【YouTubeにて全話配信決定!】

1972年7月放送開始のTVアニメ。全39話。
あまりにも有名な「デビルマン」、漫画版と同時進行だったテレビアニメ版です。

念のため書きますが、漫画版はテレビアニメ版の原作ではありません。
基本の設定は永井豪先生が行いましたが、ストーリーはそれぞれ別に作られ、同時期に漫画連載とアニメ放映が始まりました。

{netabare}テレビアニメ版では、デーモン族の勇者デビルマンが魔王ゼノンの命令に従い不動明の体に入り込み、世界征服のため人間社会に紛れ込みます。
しかし明の幼なじみの美樹に恋してしまい、デーモン族を裏切って美樹とその周囲の人々を守る決意をする、というストーリーです。
明がアモンを取り込んだ漫画版とは逆なんですよね。

漫画版が超有名かつ名作なためあまり話題にのぼらない気がして少し寂しいのですが、とても面白かったです。
一貫してテーマは明と美樹の関係で、荒っぽかった明の態度が軟化するにつれ美樹もやさしさや恋心を見せるようになり、最終回では二人の強い絆を描いて終わります。

明(デビルマン)にとって全てに優先するのは美樹で、最初から最後まで自分がどう思われるか、美樹が幸せであるために自分がどうするかを考え続けました。
終盤デビルマンが人類と地球を守るようになるのは、自身がそれらに愛着を抱き始めていたから、そして何より美樹の平穏と彼女の命を守るには、世界を守るしかなかったからです。

美樹にしても、最初こそ乱暴者の明を叱ったりひっぱたいたりしてましたが、次第に信じ、頼りにするようになります。敵デーモンによって明がデビルマンであると知らされ、目の前で変身しても、最後まで明を信じ抜きました。
もともと気の強い子でしたが、ここまで意思の強さを見せるとは・・・
デビルマンに釣り合う人間の女性は多分美樹しかいないでしょう。

最後まで明は美樹に正体を(結果的にですが)明かさず、魔王ゼノンも倒さず終わるので「あっさりだなぁ」とも感じますが、二人の関係こそがテーマだと考えると、とても幸せできれいなラストです。{/netabare}

それから、個人的に意外で楽しかったのは演出でした!
ノウハウがまだ確立されていない時代なので荒削りですが、ホラー的な演出は映画などを参考にしているのか、はっとさせられるシーンが多くあります。
今では思いつかないような発想と、70年代の力強い作画、ビビッドな色使い。攻撃方法も侵略の仕方もデザインもバリエーション豊富な敵デーモン。
大人には怖くないです。でも個人的には子どもの頃見て、もっと怖がりたかった。

絵柄や動きは70年代アニメなので見慣れないとつらいかもしれません。私は古いアニメもそれなりに見てきたのでそれほど気にしませんでしたが。

漫画版とテレビアニメ版は全然ベクトルが違うので、私は同じくらい好きですし、比べずにどちらも楽しむことができました。
いつかテレビアニメ版のリメイクもあったら嬉しいなあ…二人のプラトニックなラブラブは和みますよ!(2015.7.14)

投稿 : 2022/01/14
閲覧 : 735
サンキュー:

20

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

破SFスーパー英雄(?)列伝9

(建設中のビルの鉄骨の上に座る天地人)
誰も知らない 知られちゃいけない~♪
天地人が お~た~くだ~と
何も言えない 話しちゃいけない~
天地人が お~た~くだと~♪

(いや、ばれてるって 汗)

ヒマラヤの氷の中に封じ込められていたデーモン族が復活し、ヒマラヤ登山中だった不動教授と息子の明は妖獣達に襲われてしまう。
父の不動教授は殺され、息子の明は人間社会侵略の尖兵として、デーモン族最強の勇者デビルマンの宿主として選ばれてしまう。
さっそく日本に来たデビルマンだが、不動明の幼なじみである美樹を愛したため、デーモン族を裏切り人間のために戦うと言うストーリーです。

まあ、原作マンガの方が衝撃的でアニメ版よりも評価が高いですが、個人的には勧善懲悪的に内容を変えたアニメも結構良かったです。
当時、マンガとアニメや特撮番組の内容が全然違うのは結構ありましたし(冒険王のマジンガーシリーズやゲッターロボ、それからゴレンジャーごっことかもありましたね 笑)

まあ、それにもっとひどい実写映画もありましたし(おいっ)
最終回はお約束(?)の正体ばれもありましたけど、それでも明に対する態度が変わらない美樹が良かったです。

それでは
「デ~ビ~~~ル」
あれは誰だ、誰だ、誰だ、あれはデビル、デビ~ルマ~ン、デビルマン
最低映画の名を~受けて(ん?)全ての評価が悪い映画
(中略)
じゅ~おくえんをむ~だ~にした~
最低映画だ~デビルマ~ン、デビルマン♪

・・・って、映画の感想じゃね~か(自爆)

投稿 : 2021/08/25
閲覧 : 230
サンキュー:

9

Dkn さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

オヌシほんとにデビルマン!? いいえ、マーン!です。

(※ご指摘を受けて少し改変)

漫画へのリスペクトはあります

知らない方への宣伝力はありました

誰もが知ってる名曲を産みました


知らん!そんなもん関係ないわ!


漫画デビルマンとは似ても似つかない、ネタ的な扱いとされるTV放送版デビルマン

永井豪のは“デビルマン”。アニメ一作目は“デビルマーン!”。crybabyは“DEVILMAN”と、便宜上分けます。

デビ~ル!!の掛け声、デビルカッター、デビルウィング、デビルチョップはやめろ! マーン!
仮面ライダー等のヒーローに対するアンチテーゼが魅力の本作を何故ヒーローモノへと寄せてしまうんだ
“はじめて知った人の愛 すべてを捨てて戦う男”って‥それもう明くんじゃないよ!人間と獣で揺れ動く人の心
が重要なテーマだったじゃない。デーモン族のアモンそのものが人間を守るために戦ってどうすんだよ!!!

これだとアモンに美樹寝取られとるがな‥BADENDだよ。

OVA作品やコラボにネット配信など、数多くの作品が作られていて、これらの作品はマーン!より漫画寄りです

漫画1巻_「~悪魔復活編~」ではヒッピー思想を体現するような、生まれたままの姿で騒ぎ踊り、薬をキメた
男女の入り交じる空間で物語は締めくくられます。「まるでゴーゴークラブだ」と主人公の不動明が表した場所、
悪魔の儀式“サバト(夜宴)”の狂乱の中で、不動明が死に直面した時に悪魔アモンの力を取り込んで打ち勝ち
“デーモン族”を滅ぼす為の力を手にする。会場はみんな丸出し。永井豪作品の女子はドスケベで好きやでっ♪

DEVILMANでは、このシーンを入れてくれますね。ここでOVA等を含む映像化への不満。映像化した作品群が、
どこか垢抜けず腑に落ちない。制作陣が漫画から感じたのはイモっぽいイメージだったんでしょうか?
私はDEVILMANから1番近い印象を受けました。その説明だけで長くなるし、全作観た前提になるので割愛。

あらゆる動物と融合できるはずのデーモンが何故人間とだけ合体しにくいか?人間にある“理性”や“心”を
デーモンが嫌悪しているからで、戦いや破壊は生きがいであり長い闘争の歴史で刻まれた因子とも言える。
だからこそ人の心に潜む“悪の心”を利用し闘争や破壊の本能を増幅させ満たすことを目的としてるのですね。

子供向け娯楽作にあった筈のオブラートをすべて取り除いたような、【規制解除版!】を地で行く漫画の表現。
“闘争や破壊”は悪魔(デーモン族)が持つファクターであると同時に、日本のマンガやアニメそのものに重要な
ファクターとして、現代にも脈々と受け継がれてます。もー、全部だよ!全部つまってるから!!(語彙力消失)

マーン!の第一話は、
雪山で足を滑らせた不動明をデーモン族が襲いアモン含めた3人が宿り主になるため肉体の取り合いをする。
一見すると滑稽で微笑ましい展開。ダーティーな雰囲気と独自のSF設定解説から始まる漫画と大きく違い、
同時期の作品をハンコでついたような勧善懲悪とキャラクター設定は別モノ。‥怒りのラップ刻んじまいそうだ。
最終回もヒーロー物にありがちな作戦を敵側が実行。アッサリ解決し夕陽へ向かって走れ!な〆。やめてくれー!

寝込みを襲って解決!が容認される世界は◯イプマンぐらいですわ。漫画とここまで変えて揺さぶってくるとは
アニメ制作陣は中々の悪魔ですね。―――そうか!人間こそが悪魔なんだ!!!真理に辿り着いたぞ!!!


時代を象徴する作品のひとつ、「デビルマン」。
目に触れやすいテレビという媒体で印象的な主題歌のイメージを国民に植えつけた不朽の名作のアニメ版。

邦画「デビルマン」やコラボ作品含め、漫画と設定が違うことが今更気にならない‥(諦めが滲む)のは、
燦然と輝く映像化第一作目デビルマンが「「デビルマーン!」」な、パンツ一丁のレスラーだったからですよね
だからこそクリエイターがこぞって完璧な再現や漫画超えを目指すのかもしれません

これが良いことなのか悪いことなのか、、、



「悪いに決まってんだろうがああああ゛あ゛あ゛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

投稿 : 2018/06/07
閲覧 : 786
サンキュー:

30

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

『デビルマン』にまつわる思い出(?)

同タイトルの漫画(永井豪作)がありますが、登場人物の名前が共通していたりしますが基本的にストーリーは別物です。これを原作と呼ぶのはちょっと違う気がします。

アニメがどんな話かといえば、あにこれの「あらすじ」に書いてある通りのスタートで、不動明(ふどう あきら)の正体は体を乗っ取った悪魔であり、元々はデーモン族のいわば「潜入工作員」だったわけです。

それが居候先である牧村家の娘である美樹(みき: 不動明とは幼馴染)を愛してしまったことで、美樹を守るためにデーモン族を裏切って結果として人間の味方として戦うことになったわけですね。

アニメのストーリーとして語るべきところはおおよそこんなもので、各話で妖獣が襲ってくるのでこれをデビルマンが撃退するということでお話は進んでいきます。たまに幹部(ザンニンとかムザンとか)が出てきますが、よくある子供向けのアニメといえばそれまでですよね。

で、けっこうな人が漫画版のデビルマンについて書いているみたいなのですが、ここはあくまでもあにこれでアニメについて触れておきたいなと思うわけです。

ただ、ストーリーについては既にだいたい説明しましたし、いまさらデビルマンがどんな話か全く知らない人もいないだろうと思うので、アニメを観ていて印象深かった点やこのアニメに関わる思い出などを書いておこうと思います。

1. 同じTシャツ(黄色)
不動明の「デービール!」という掛け声とともにOPのイントロがBGMとしてかかって、着ているTシャツとズボンがビリビリに破けて巨大化するという本作お馴染みの変身バンクがあります。

この変身バンクを使う都合上、不動明の衣装は毎回黄色いTシャツとGパン(デニムパンツ)で変わりません。これをネタに「きっと同じTシャツとズボンを何枚も持っているに違いない」といった話をしていました。

2. ベルトの鞭
作中で不動明が喧嘩をするときなどに、ベルトを抜いて鞭のように使うことがありました。子供の頃、これを真似してベルトを振っていた記憶があります。もちろん、私は良い子だったので人を叩いたりはしてませんよ(笑)!

3. デビルウイング
使用するたびに、ほぼ毎回もがれます。観ているだけで痛い。そして不動明の姿に戻っても、背中に傷跡が二本の筋として残っています。

でも、また使っているところをみると結構な速さで再生しているんですよね…(笑)。

4. OP歌詞
「デビルチョップはパンチ力」ですが、チョップなのにパンチ力とはこれいかに…。

5. EDの背景アニメーション
サビの部分で東京タワーのデビルマンが展望台に座って腕組みしているシーンがあります。静止画ではなくちゃんとカメラが回り込むような動画です!

このシーンの作画が意外と良かったような記憶がありますが、思い出補正かもしれないです。

おまけ: 変身サイボーグ
タカラという玩具メーカーから「変身サイボーグ」という人形が発売されていました。基本的には透明なボディーのただの人形なのですが、これに着せるスーツとして当時のヒーローアニメや特撮とコラボしたものが出ていました。その中に、デビルマンのスーツもあったのを覚えています。私はサイボーグ1号の本体だけで、着せ替えスーツは買ってもらえなかったけど…。(ちなみにウルトラマンとかもありました。)

投稿 : 2017/11/14
閲覧 : 880
サンキュー:

34

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

School DAYSが鼻くそに見える程の原作の衝撃!

作詞 阿久悠
作曲 都倉俊一
デビルマンエンデング

誰も知らない 知られちゃいけない~
デビルマンが 誰なのか
何も言えない 話しちゃいけない~
デビルマンが 誰なのか

人の世に 愛がある♪
人の世に 夢がある♪
この美しいものを 守りたいだけ~
今日もどこかで デビルマン♪
今日もどこかで♪デビルマン♪♪

原作 永井豪
マジンガーz グレートマジンガー UFOロボグレンダイザー
キューティーハニー ドロロンえん魔くん けっこう仮面w

cast
不動 明
牧村美樹(ミキ)
牧村健作(タレちゃん)
牧村耕作(ミキ、タレちゃんの父)
牧村夫人
氷村(妖獣ヒムラー/TV盤では飛鳥了と酷似したキャラ)
魔王将軍ゼノン

原作&OVAキャラ
飛鳥了
サッチちゃん
ススムくん

アニメ一応知ってて
原作読んでこれほど衝撃のあった漫画は無いです。
登場人物にこれほど過酷な運命が待ち構えてたとは…


知らない人は原作お勧め、ショッキングな場面に耐えれる方で…今あるのかな?
永井豪が天才だと知ったのが「デビルマン」

投稿 : 2017/11/11
閲覧 : 1355
サンキュー:

29

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あれは誰だ 誰だ 誰だ あれはデビル デビルマーン デビルマン

初放映1972年 NET系テレビアニメ 38話

再放送で見たのでよく知らないのですが、このアニメの裏番組はなんと「8時だよ全員集合」だったらしいです
そんなもんに勝てるはずがありません
さらに「ミクロイドS」「キューティーハニー」も玉砕したようです

永井豪原案キャラデザによる超人バトルアニメですが、コミック版「デビルマン」とは相当違います
なにしろ、永井豪はアニメが終わってから本気を出したので
デビルマンとシレーヌのSEXシーンを編集部に却下されて、シレーヌとカイムの合体で収まったそうです

で、このアニメ版は全然違います
先に製作側が設定を出して、永井豪がキャラデザ、脚本の辻真先などがストーリーを考えたもので、永井豪のほうが後追いになります

魔王ゼノン率いるデーモン族の手先として人類を滅ぼすために送り込まれたデビルマンが不動明という高校生を殺し乗っ取ったもの(コミックとは違う)そのため、デビルマンが不動明のふりをしているという設定
ところが、ヒロインの牧村美樹という幼馴染の同級生の女性を愛してしまいデーモン族を裏切り人間を守るというストーリーとなる

第1話悪魔族復活では設定が説明されて、第2話妖獣シレーヌから超人バトルが開始される
デビルチョップとかデビルキックとか、プロレス系の技が多く見た目もプロレスラーっぽかった

ところが一つの転機が終了直前に起こる
第26話の女妖獣ララの登場である
正体は老婆であるが、超能力で美少女に変身している
どうも頭が悪いらしく、精神病院に入院となって、終わるが、なんと27話では精神病院から脱走する
ここで視聴率が急上昇、全員集合の裏で15.5%を記録して最終回までほとんど2桁視聴率だった
ララは36話まで連続出演、もはやヒロイン扱いと言う感じでデビルマンの仲間になったという 当時のいい加減さが分かる
また、同時期の幹部である妖元帥レイコックも女性悪魔で結構華やかだった
初放映では38話 再放送では39話だったらしい 最終回追加

10年くらい前にもう一度CSで観てまあ面白かったが飛び飛びで気が向いた時だけだった
45年前のアニメですからね

ララはちょっと面白可愛い

投稿 : 2017/06/10
閲覧 : 418
サンキュー:

27

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

アニメの記憶

デビルマンも小学生の頃,夕方の再放送で観ていました。
EDが切ない歌で、大好きでしたし、OPも大好きな曲です!

観ていた頃は理解していませんでしたが,今,思い返すと,面白い設定ですね。

機会があったら見返したいと思います。

投稿 : 2017/05/17
閲覧 : 282
サンキュー:

10

あにめじさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

もはやネタ元として視聴するくらいの代表作

ダークヒーローを突き詰めたアニメ作品。他の方も書いているが漫画版とアニメ版では後半からの展開が全く違う。
鬱展開がお好きな方は漫画版を読んでみることをお勧めする。

アニメ版ではデビルマンはプロレス的な服装スタイルと必殺技を駆使するダークヒーローである。またラストも今後どうなっていくか分からない雰囲気を漂わせて終わっている。

投稿 : 2015/08/20
閲覧 : 321
サンキュー:

4

ネタバレ

ポール星人/小っさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

子供の頃世話になってた幼稚園の先生ですらネタにしてたです

 親指と人差し指で輪作って、手のひら返して目に当ててデビルマン。というのを当時面倒見てもらってた先生方がやってたの思い出します。
幼稚園の先生ってのは今も昔も大変ですねw

 勿論そんな小さな頃は原作マンガなんて知りもしないですから、断片的にしか記憶にはなかったです。好きか?と聞かれると嫌いじゃなかったけどロボット出てこないので大好きでは無かったです。二つ下の妹は怖がってましたね。まぁそんな程度の記憶です。

 デビルマンという偉大な作品を意識したのは高校の頃。
根っからのマンガ好きの友人たちは原作デビルマンは既読でしたが、私はその頃に出たハードカバーの愛蔵版を買ってからですね。
丁度OVA版のデビルマンが出た頃でした。

 正直、原作知ってしまうとTV版は陳腐に思えてしまう。
勿論大人気なダークヒーロー物だったのは事実。一般の方含めてデビルマンと言えばTV版です。実際最後のデーモンの刺客 {netabare} ゴッド {/netabare}という展開は十分オオっ!と子供ながらにはビックリしましたです。
でも、それ以外は普通にデーモンから世界を守るヒーロー物という範疇からは外れていません。

 故に私個人としての評価としては、昔を懐かしむ、或は昔のコンテンツの空気感を若い方が知るという視点以外ではお勧めはしないです。
自分自身数年前にTV版全話入手し見直して実感しました。

デビルマンを今新たに観ようという方ならば、当然これらの事は事前にご存知のことだと思いますのでまあ余計なお世話なのですが。

投稿 : 2015/04/26
閲覧 : 511
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

知っていますか?

デビルマンには、アニメと漫画と小説があり、それぞれの話が違う(ヾ(´・ω・`)のを。
どれも素晴らしい出来でしたが、アタシは、ヤハリ、アニメ版が大好きです。
主題歌、エンデイングの歌、知らない人は多分、居ないだろうと思いますし、今でも歌えますし、最高だと思っています。
何故?アニメ版が好きなのか?それは、デーモン族の不動明と美樹との純愛が胸に来るからです。


此処から先は、ネタバレになるかもしれません。


一番印象的なのは、最終回で現れる神の力を有すると言われている親衛隊隊長ゴッドとのやり取りで、不動明の正体が美樹に判明した時の彼女の言葉でした。
美樹は、不動明を不動明として見ている為に、彼がデビルマンとなっても彼女は、不動明を見る眼が揺るがなかった。
最終回の此処に、このアニメの主題が有ります。昨今、主題が解り辛いアニメには是非とも、見倣って欲しい(*`・ω・)ゞね

そして、ゴッドとデビルマンが闘い、両者互角の戦いの中、デビルマンを戦いを勝利に導いたのも、美樹の言葉でした。
最後のバイクだったかな?での不動明と美樹のやり取りのシーンも良いですよ。
やはり、最終回が一番印象的でした。嗚呼、再放送かケーブルTVでやってくれないかな。

投稿 : 2015/04/17
閲覧 : 301
ネタバレ

たんぽぽの花 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もしかしてアニメ初のダークヒーロー的になってたかも

『で~~~び~~~~~る』で変身しデーモン一族と戦うデビルマン!
昔のアニメでは新鮮で魅力が有り、人気も有り幾度となく再放送されたアニメ、中には、批判的『何枚同じTシャツ持ってるだ批判』なども有りました。でもアニメですから(笑)。
主人公は不動明(ふどうあきら)たぶん不動明王から、着いたのでしょう。
ヒマラヤ山脈の奥で偶然発見されたデーモン一族は氷の中にいたが、死んではいなかった。そしてデーモンでも勇者と言われるデビルマンが明の身体に入り、人間界に行きデーモンの為に人間を滅ぼすと言う作戦だったが、明の心の一部がデビルマンに影響しデーモン一族を裏切る事になる。
ただし、明の守る対象は牧村美樹とその周囲だけ、と言う設定になっていたそうです。途中から、さまざまな設定変更が有り、あのデビルマンが出来たと言う事です。最終回まで、さまざまなデーモンが登場しすごく面白かった作品です。お勧め度★4

うんちく~~~
原作ではTVとはかなり違ってきます。TV版の場合は局の方針等も有り、子供向けを意識していたので、原作を知っている人は物足りなさがあったと思います。特にシレ―ヌの話など、原作では絶対に外せないのも、TV版では1話のみの敵になってしまってます。私的にはTVはTVの良さで良いと思いますし、原作や後に発売されたOVA等も有りだと思ってます。
TV版の方はマジンガーZと共闘するのも有りました。色々な点でアニメの世界観の変わったアニメだと思います。

投稿 : 2015/02/21
閲覧 : 358
サンキュー:

21

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

魔将軍ザンニン、妖将軍ムザン

私にとってのデビルマンのイメージとして
残っているのは魔将軍ザンニンと妖将軍ムザンですね。
前者は緑のイメージで胸に目が、
後者は赤(紫)のイメージで胸に口がありましたね。
しかも、部下が失敗すると尻尾でバシバシ、
しばいていたのを覚えています。
(確かムザンは無数にしっぱがあった記憶があります)
2人(2匹)とも悪魔!というイメージで
子供心に痺れました。
(よく似顔絵描いていました)
でも、一般的にはシレーヌ等の方がバリュー高いみたいですね。

後、最終回でデビルマンの正体がばれてしまうんですよね、
あれがスゴイ悲しかった。

投稿 : 2014/08/21
閲覧 : 678
サンキュー:

6

ネタバレ

クールジャパン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

悪魔・妖獣物のエポック的作品

永井豪のちょっとエッチな絵とともに、この世のものではない悪魔・妖獣が出てくることで、インパクトのあった作品でした。

悪魔が自分の体に宿り、正義のために悪魔たちと戦うというストーリーは新鮮でした。

その後の悪魔・妖獣物作品に大きな影響を与えたと思います。

投稿 : 2014/06/22
閲覧 : 312
サンキュー:

3

ネタバレ

taketaketa さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

子供の頃再放送で数回見た程度

もうほとんど記憶にありません。
絵柄が暗い感じだった気がします、当時はそういうのあまりみませんでした。


{netabare}

ここに書くことではないかもしれない、書くことではないことですが、原作の漫画を読みました。

全五巻と読みやすく、たまたま近所の図書館にあった為、一気読みしました。


鬱展開、傑作というのをどこかでみてからの読破でした。


感想:
個人的に好きです。
全五巻と短いのですが、内容がすごく濃くて、この先どうなるんだろうと、鬱展開で救いがないのは知っていたんですが、それでも先が気になって面白かった。

人間の醜さ→最初は人間の味方だったデビルマン→人類滅亡、サタンの過ち(神と同じことをしてしまった)、
思い返しても内容が濃すぎます。

設定、ストーリーすご過ぎる!

これは勧めたいと思った。



最後に、全五巻と読みやすいから評価も高くなっているのかな。






{/netabare}

投稿 : 2014/01/14
閲覧 : 295
サンキュー:

2

しげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おじさんおばさんの溜まり場かw

40年前の古いアニメです。主人公とヒロインは高校生なのにゴロツキのおっさん、おばさんみたいなしゃべり方をしますw作画は、まぁ下手な漫画レベル、物語は最初の方でデビルマンと美樹の萌え展開もあるも中盤以降ただのバトル物となりだらだら進行、ラストも冴えなかった。

投稿 : 2013/08/21
閲覧 : 346
サンキュー:

0

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

デヘェービヒィィィィィルフゥゥゥゥーーーゥ(涙)←最終回風

最近知ったんですが、基本設定を元に、アニメと漫画が同時製作された作品なんですね(゜-゜)
 
道理で、原作とアニメがぜんぜん違うわけだ(゜-゜)
私はどちらも好きですヽ(゜∀゜)ノ
 
・・・そういえば、おいらが初めてスクリーン(公民館)で観た映画は
「マジンガーZ対デビルマン」だったなぁ(゜-゜)

投稿 : 2013/01/21
閲覧 : 446
サンキュー:

10

Comprends さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメはかなりマイルドでしたげど、

原作はチョー怖かったですよね。

当時私も未だ子供だったからかもしれませんが、
家に帰ったらパパとママが……なんて話もありましたよね。

そしてさらに、信じられないほど残酷な話だったのは……
美樹ちゃんとその両親の件ですよ!

最後まで衝撃的でしたし、その内容ではアニメ化は無理だったんでしょうね。

一方で、アニメの方は一貫して『正義のヒーロー』に徹していたと思います。原作のようなインパクトはありません。

このように、この頃にももちろん、漫画とアニメ、小説とアニメ、で物語が異なるという作品はありましたよね。

でもそれは、様々な条件や状況を考慮した議論があり意図的にそうしたのであり、決してアニメが原作に先行して(枠が余ってしまい)仕方なく云々ということでは無かったと思います。

その証拠に、原作とアニメでどちらが好きか?という議論がよくありました。

原作が好きな人もいるし、アニメが好きな人もいるし、どちらにも良さがあったということですよね。

そして、普段はアニソンなんて歌わない親父さんたちでも、今も思い出したように、この作品のOP曲やED曲を歌ってますよ。

そのことが、この作品のアニメ化について制作側の努力があったことを如実に物語っていると思います。

投稿 : 2013/01/15
閲覧 : 350
サンキュー:

2

Moji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作版を望む

当時は夕方の子供向けに製作されたが、今ならば深夜アニメで原作に忠実に作成すれば神アニメになるれはず。
1クールでいいからどこかつくってくれませんかねぇ。原作版なら物語の評価は4.5。
原作に近いものでは「AMON デビルマン黙示録」がありますが、原作には及びませんし、グロのみが強調され面白くありません。

投稿 : 2012/10/06
閲覧 : 341
サンキュー:

0

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

漫画版とはまったく別物

原作者の永井豪が「漫画版と基本設定が同じ別の物語」と言うように完全なる別物。
勧善懲悪のヒーロー物の様に思われ、主題歌でも「正義のヒーロー」と歌われるが、デビルマン自身はヒロインミキを守るために戦っているだけで、他の人間のことはどうでもよい。
ミキが無事なら他はどうでもいいとゆう利己的な行動原理が他のヒーロー物にはないデビルマンの魅力になっている。
主題歌はOPもEDも有名で、たまにカラオケボックスで迷惑顔の部下を前に熱唱してる中間管理職をみかける。

投稿 : 2012/08/27
閲覧 : 466
サンキュー:

3

ネタバレ

だわさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

時代を席巻したダークヒーローと、その実。

永井豪。
全39話。

デビルマン、有名ですね。
デビルマンは漫画版とアニメ版で、まったく違ったテイストの作品です。漫画版はシリアスでグロ・鬱要素が色濃くあり、黙示録としての性格が強いです。対してアニメ版は、よくある変身ヒーローものとして脚本が再構成されていて、単純明快かつ当時一般受けされやすかったヒーローvs敵の構図が続き、鬱展開にもなりません。ストーリーもアニメの方は「俺たちの戦いはこれからだ」的な終わり方をしていて、話が最終的に終結していません。アニメ版を見て漫画を読むと、その差に愕然とします。

なので、アニメのファン、漫画のファンでデビルマンはファン獲得方法が2層構造になっています。アニメの方が遥かに内容が軽いので、アニメを見るならはじめからそういうスタンスで見たらいいかなと思います。

よく言う「ダークヒーロー」の代表格としてあげられますけど、アニメ版の「悪魔のヒーローだから」という安直な理由だけではなく、漫画版の「世界の誕生・消滅や生命の根源に関わる悪魔だから」という人的範疇を超えたマクロな視点も加味されていると思います。

実写映画も出ましたが、これはシャレにならないくらい不評の嵐でした。見に行きましたけど、意味不明なシーンの羅列で意味不明のまま終わった感じがしました。デビルマンの実写用デザインだけは良かったと思います。DVDの表紙だけはすごくかっこいいですし。

放送後、小説・OVAが出てますけど、これは漫画版の性格を継承しています。もともと永井豪さんはTVアニメの脚本と無関係なので、永井豪さんとしてのデビルマンはやはり漫画版だったのかなと思います。あにこれにはデビルマンのOVAが登録されていないので、いつの日かOVAが登録されたらレビュー書きたいです。OVAの方がTVアニメより好きなので。OVA、かなりグロいです。


最後に一言
{netabare}
ヒロインが水虫なんだけど、そんな設定のヒロインは後にも先にもたぶんデビルマンだけだろうw
{/netabare}

投稿 : 2012/05/11
閲覧 : 522
サンキュー:

20

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

○「人の世に愛が有~る」
という訳で『デビルマン』です。

コミックと全然違いますが、どちらが好いか?と問われれば、どちらも好い!としか答えられませんw
だってコミック版は飛鳥了が居るし、TV版はララとミヨちゃんが出るしw

でTV版ですが、最後からの三話がクライマックスという感じで盛り上がりました。
特にマグドラーにララが焼き殺されて、最後のセリフ。
あと最終回でミキの目の前で変身するシーンかな。
でも本当はあれが最終回じゃないんですってね!
もう一本未公開が有るとか。ゼノンとの決戦ですね。今からでも見たいものだ。

コミック版のアニメも見ましたが、シレーヌのラストシーンですかね。

これも買った覚えは無いけれど レコード持っていました。

そう言えば実写版映画見てないなあ。

投稿 : 2011/08/08
閲覧 : 450
サンキュー:

7

たこ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

全てを捨てて戦う男

あの原作をよくぞここまで大衆向けに作り替えた。
人間のまま悪魔の能力を身に付け、人間の醜さに気付き悪魔側に立つ原作
悪魔のまま人間の姿を手に入れ、愛に目覚めて人間側に立つアニメ
もはや真逆といってもいい。
良くできてるけど原作の最大のテーマである魔女狩りが消えてるので「デビルマン」とは認めたくない気持ちもある

投稿 : 2011/02/27
閲覧 : 649
サンキュー:

0

ダイクニ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2023/05/28
閲覧 : 9

たま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

投稿 : 2023/03/12
閲覧 : 9

og3jar さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2022/10/18
閲覧 : 11

cLzNA78240 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/10/07
閲覧 : 11

オパマ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/11/28
閲覧 : 29
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デビルマンのストーリー・あらすじ

ヒマラヤの氷の中に封じ込められた地球の先住民族・デーモン族が復活した。地球の支配権を手にするため立ち上がった魔王ゼノンは、デーモン族最強の勇者デビルマンを呼ぶ。ヒマラヤ登山中だった日本人・不動教授と息子の明は、クレパスからデーモン一族の眠る氷の国へと転落し、デーモン族の妖獣たちに襲われた。不動教授は死亡したが、気を失った息子の高校生・不動明は人間社会へ尖兵として潜入するデーモンの宿主として選ばれてしまった。(TVアニメ動画『デビルマン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1972年夏アニメ
制作会社
東映アニメーション
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%B3#.E3.83.86...
公式サイト
www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/devilman/
主題歌
《OP》十田敬三『デビルマンの歌』《ED》十田敬三『今日も何処かでデビルマン』

声優・キャラクター

田中亮一、坂井すみ江、山本圭子、鈴木泰明、柴田秀勝、永井一郎、八奈見乗児

スタッフ

原作:永井豪
企画:有賀健/旗野義文/宮崎慎一、脚本:辻真先/山崎忠昭/高久進、演出:勝間田具冶/明比正行/白根徳重、美術:福本智雄/浦田又治/遠藤重義、音楽:三沢郷

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