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「マジンガーZ(TVアニメ動画)」

総合得点
63.5
感想・評価
61
棚に入れた
230
ランキング
4221
★★★★☆ 3.5 (61)
物語
3.4
作画
3.2
声優
3.5
音楽
3.6
キャラ
3.6

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マジンガーZの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝100

SFスーパー英雄(?)列伝も100回目という事で、日本のロボットアニメの金字塔であるマジンガーZについて書かせていただきます。
前回(天地人)の時は鉄腕アトムについて書いたんですけど、この作品も日本のアニメ史上に残る作品なので、今回はこちらにしました。

では、どこがアニメ史上に残る作品化というと
①巨大スーパーロボットというジャンルを作った。
②アニメによるキャラクタービジネスを確立した。
の2点に尽きると思います。
今のアニメ放送件数を考えると、信じられないかもしれませんが、マジンガーZが放送されるまで、アニメの放送件数が減少傾向にあり、未来が心配されてたのが、マジンガーZの成功により、超合金に代表される玩具およびキャラクター版権の売り上げのモデルが出来、その後のヒットにつながったそうです。

ただ、70年代のアニメなので、最初の頃の話でブレストファイヤーの形が違うマジンガーがあったり、腕のところにブレスレットみたいのがついてるマジンガーがあったりと、主役メカがこんないいかげんでいいのかって思うような作画があったのは秘密です(って、書いてるじゃないかっ)

ヒロインである弓さやかですが、男勝りな性格で、甲児を好きなくせにケンカばかりしてるという(笑)でも、物凄く嫉妬心が強くて、みさと(ボスの親戚)はおろか、ロボットであるミネルバXにまで嫉妬するという・・・こう書くとトンデモない女のように思われるかも知れませんが、そこがカワイイというか、美人でスタイルはいいし、当時マジンガーZを観ていた男の子はほとんど弓さやかのファンだったんじゃないでしょうか。

敵も個性的なキャラが揃っており、親玉であるDr.ヘルは顔色が青紫で全身タイツとどう見ても病人かヘンタイにしか見えない(笑)そして男女のミイラを合体させ左右が男女別となっているあしゅら男爵、首と胴体が分離しているブロッケン伯爵などホントこれを考えた永井豪はスゴイと思います。
まあ、御多分に洩れず幹部同士仲が悪いので、協力すれば勝てるのに失敗ばかりしてしまうという(苦笑)
人気が高かったのかどうかは知りませんが、桜多吾作版マジンガーZ(冒険王連載)では「闘え!!Dr.ヘル!」という話が作られる位でした。
この桜多吾作版マジンガーZはぶっ飛んだマンガで、最初は普通だったんですけど、途中から異次元の世界に行ったり某国に行って独裁者+機械獣対マジンガーZ+ゲリラやったりととんでもない展開に(汗)
三部作最後のグレンダイザーに至ってはアニメとは全然別の結末になってしまいましたね・・・

本題に戻りますが、無敵の超合金Zで作られたマジンガーZは強いのですが、毎回楽勝かというと、そうではなく、色々と考えられた作戦で、結構ピンチに陥ってます。
また、それを知恵と機転で逆転していく展開が、人気が高かった原因ではないでしょうか。
そんな無敵のマジンガーZですが、Dr.ヘルを倒した後の最終回で、新たに出現したミケーネ帝国率いる戦闘獣にボロボロにされてしまうんですね。
劇場版である「マジンガーZ対暗黒大将軍」で既に知っていたとはいえ、衝撃的であったのは事実であり、それは新たに登場したグレートマジンガーの強さを印象付けものでした。
この最終回があるゆえに、他のロボット作品とは違う評価が与えられたのかもしれません。
アニキ水木一郎が歌う主題歌及びエンディングも名曲ですが、挿入歌であるZのテーマと空飛ぶマジンガーZが個人的には良かったです。
ちなみに
そ~らに~そびえる~♪くろがねのしろ~
というところを
そ~らに~そびえる~♪くろがねひろし~
という替え歌で歌ってたのは自分だけでしょうかね(おいおい)

投稿 : 2022/04/29
閲覧 : 163
サンキュー:

10

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日本の「エディプス・コンプレックス」の始まり

ギリシャ神話の「オイディプス」は王である実の父親を殺し、母親を寝とって子を産ませたが、実はその真実を知ってはおらず、自分が行った過ちに気づいたときには自ら命を絶った。。とされる。これをジークムント・フロイトは「エディプス・コンプレックス」と呼び、思春期の男子が通る課題の一つとして紹介される。

ロボットアニメにおける「巨大ロボット」とは、まさに「神にも悪魔にもなれる」男根思想そのものであり、主人公の兜甲児が父親から託されることによって、「父親」替わりとして自己実現に向かっていゆくという、非常に男尊的な話である。

最近の少年漫画では「鬼滅の刃」や「ハイキュー」などには、こういった要素が非常に薄く、従来の「ハンターハンター」や「ワンピース」にはこの要素があるのはお分かりいただけるであろうか?

従って、「鬼滅の刃」や「ハイキュー」は故に女性に人気なのである。(女性作者なのもそうだが)

この「エディプス」的な要素が、少年漫画が「少年漫画」たりうる人間(主に男子)の成長譚であり、乗り越えるべき「壁」の存在のはずなのだが、最近の流行の漫画には非常にこの要素が足りない。。。

もしかしたら、そのことが晩婚化や少子化にも影響が出ているのかもしれない。

投稿 : 2021/01/24
閲覧 : 393
サンキュー:

13

REI さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

巨大ロボット第2のエポックメーキング

空にそびえる黒金の城~♪

で始まりましたマジンガーZでございます。
巨大ロボアニメの第一エポックメイキングが鉄人28号なら
第二のエポックメイキングはマジンガーZですよね~(私だけかも(笑))
人がロボットの乗って操縦するという発想はマジンガーZからですね。
パイルダーオンしてロボットの上に操縦席ができるのはカッコ良かったですね

ただし魅力的な悪役はしいて言えば阿修羅男爵くらいかしら・・・

マジンガーZ→グレートマジンガー→グレンダイザーと続きましたが
私はグレートマジンガーの途中で観なくなったような気がします。

全てのアニメに携わる方々に感謝を!

投稿 : 2018/10/18
閲覧 : 307
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

人の命は尽きるとも、不滅の力マジンガーZ!

何やら2018年に新作劇場映画出るということで、ひとつ四方山話(よもやまばなし)を。(まあ、つまらんツブヤキです)

1970年の万国博覧会以降、未来に幸せを夢見る反面、国内工業生産過多で自然破壊(工業汚水の海への垂れ流しや光化学スモッグ)が問題視された70年代初頭、今なおその名を残す二つのレジェンド誕生しました。
特撮ヒーローからは「仮面ライダー」、アニメからは『マジンガーZ』。

【あらまし】
ギリシャ神話にあるタロスの伝承(青銅の巨人がクレタ島を守護し侵略国の軍船を打ち壊し、胸から火の玉を出したとも言われている・・・)。
その真嘘を探るべくDr.ヘルと兜十蔵(かぶとじゅうぞう)博士はエーゲ海の島々を探掘。そして見つけた古代ミケーネ文明のロボット遺跡!それは生物(の本能)と機械を融合した技術だった。
Dr.ヘルはこの遺産を使い世界征服を宣言!

その野望に賛同できない兜博士はこれに対抗するべく研究開発していた「光子力エネルギー」と富士火山帯でしか採掘されないレアメタル「ジャパニユウム」(今、思い出したけど「コードギアス」のサクラダイトのネタはココからなのかな?)で生成された超硬度の合金『超合金Z』で巨大ロボット「マジンガーZ」を作り上げた。
しかしDr.ヘルの尖兵「あしゅら男爵」と鉄仮面軍団により兜博士は暗殺。今わの際で兜博士は孫の兜甲児(かぶとこうじ)にマジンガーZを託す。
世界征服の第一歩として日本制服を狙うDr.ヘルはミケーネの技術で作りだした機械の獣『機械獣(きかいじゅう)』を次々に送り出す。
そして祖父の仇と世界平和の為に、兜甲児はマジンガーZに乗りこみ、これに立ち向かう。
こうして毎週マジンガーZのいる「光子力研究所」を襲う機械獣軍団(Dr.ヘル)との戦いの火蓋は切って落とされたのであった!



【マジンガーZは「ロボット」ではなく乗物? でも今やロボットいえば・・・】
「ロボット物」の概念を変えてしまった原作の永井豪先生。
マジンガー登場までのロボット主人公といえば、定番の「鉄腕アトム」や「鉄人28号(特撮ではジャイアント・ロボ)」が挙げられるように「自立思考行動型」や「命令・遠隔操縦操作型」しかありませんでした。
「主人公自身が乗りこんで巨大ロボを操縦する」という発想は恐らく『史上初』なのではなかろうか?(何かあったかもしれませんが思い当たりません)。
「大いなる力」を自分自身の手で思いのまま動かすというのは『男子』ならではの支配(欲求)的な優越感をそそられて、チビッ子男子たちは憧れますね。
昭和のパイオニア、手塚先生・石ノ森先生・横山先生達ですら考えつかなかったのか? いやむしろ「ロボット」に対して並々ならぬこだわりがあって、敢えてやらなかったのか?
今となっては皆さん故人になられて理由はわかりませんが、「大いなる力」を持つには「大いなる責任」がつきもの。人間がそんな力を手にしていいものか?傲慢ではないのか?人間賛歌こそ読者(視聴者)に訴えるべきではないのか?そんな思惑があったのかもしれません。
しかし、そんな哲学的な言い訳より実際の人気の程は皆さん周知の通り。
神(○○○○教)をも恐れぬ永井豪先生。暴力に虐げられれば、それを上回る暴力を。それを「痛快(面白い)」と思えるのがやはり人の性(さが)なんでしょうかねぇ・・・

アイデアの元ネタは永井先生が車の渋滞中に「もし車に手足があったら難無く渋滞を越えられるのに(イライラ)」と思われたからだとか。(ちなみに「ゲッターロボ」は車のオカマ=追突事故がヒントになったらしいです)
当初のプロットでは「エネルガーZ」または「アイアンZ」というネーミングで主人公はバイクで巨大ロボの背中にある「登りカタパルトをつたって頭に着地」するものだったようです。
「バイクを使う」というところが「『ショッカーに改造されたあのヒーロー』とネタ被りになり、マズいのでは?」という大人の事情で急遽、飛行メカ『ホバーパイルダー』になったらしいです。結果、これはかなり大正解。
(だって、どう考えても巨人ロボにバイクでよじ登るなんて汎用性が悪いのが子供でも判るしダサい。その点、ホバーパイルダーは悪路関係なく空中を飛び、カッコイイ専用機というところも魅力的)
こうして現在にいたる今日まで「自立思考の無い巨大人型機械(兵器)」のアニメを「ロボットアニメ」として脈々と続いています。
(厳密に考えると手足のある工作機械ともとれますが、その辺は「パトレイバー」の世界観が見直してますネ。)

、でタイトルは
「神にも悪魔にもなれる力は科学で出来た『魔神』の力。マシン(機械)の魔神、『マジンガー』。最期にもうひとつアクセント。アルファベットの最期は究極という意味の『Z(ゼット)』。よし、タイトルは『マジンガーZ』だっ!」
といって決まったかどうかは憶測ですが、遠からず近いもがありそうです。

「機動戦士ガンダム」の「量産兵器思想」が現れるまで、ワンオフモデルのロボットアニメは全てこのマジンガーZを踏襲してると思います。



【(当時)視聴する子供たちの受難!】
他地方はどうか判りませんが、私の地域での当時の放送状況は下記の通り。
日曜日
①18:00~18:30 科学忍者隊ガッチャマン
②18:30~19:00 サザエさん
③19:00~19:30 マジンガーZ
④19:30~20:00 ムーミン(第2作)→山ねずみロッキーチャック→アルプスの少女ハイジ

と、テレビまんが(当時のアニメの呼称)ゴールデンタイムで、ガチで「晩飯時」に入ってます。
今みたいに録画デッキやネットで「後から見られる」事が出来ない時代。リアルタイムで見る事を唯一の楽しみにしていたチビッ子にとって見る事が選べない時代でもありました。
テレビが一家に一台が定着した頃ですが、食卓の近くにあるかというとそうでもない家も多く、ましてや「ながらテレビ(食事をしながらテレビを見る)」なんて行為は行儀が悪いという躾けで親から厳しく戒められたものです。(今じゃもう・・・ねぇ)
この頃「一般家庭で、日曜日の夕食は一家全員揃って当たり前」の風潮が多かったと思います。なので、晩飯時がどの時間帯によるかで①~④が見れたり見れなかったりするわけですが、

[例1]
③が見たいと思ってるチビッ子。しかし晩飯は19:00前ごろから始まる。急いでご飯をかっ食らうチビッ子→親からよく噛んでゆっくり食べろとクドクド、クドクド、クドクド説教されるチビッ子。
結果:③のBパート終盤しか見れない(のでストーリーが何がなにやら?)。

[例2]
③が見たいから夕食時を早めて欲しいと親に嘆願するチビッ子。→親たちは「テレビまんが」なんてくだらないと思われてる風潮。そんなモノより食事の方が大事。子供の都合(わがまま)なんかに付き合えない(聞き入れられない)。食べさせてもらってるチビッ子にとって反論しづらい道理。
結果:例1と同じになることが多い。

他にも当時を経験した方々は結構うまく見れずに悔しい思いをした事が多かったと思います。
面白い番組に夢中になりテレビから離れられず、勉強が疎かになったチビッ子が多かったせいもあり、世の親たちはテレビまんがに偏見蔑視。
「見る・聞く」ことで気軽に情報が入る事で『重宝されるテレビ』に対しての逆恨みか、日本の新聞各社も「テレビ」の悪影響(考える力が衰える)を大々的に叩いてた影響もあり世の親たちは『テレビ』に対して或る種懐疑的になってました。そんな時代・・・

今じゃ、ネットで探せば見つかる円盤(DVD&BR)BOXを通販購買、BS・CS・ネットの各種配信放送サービスで視聴、たまに懐古特集で一気見・・・いい時代になったなぁ。「あの時」の悔し涙は何だったんだ!



【玩具の新たなフロンティア!その名は『超合金』!】
玩具メーカー「ポピー」。その栄枯盛衰はここから始まった。
キャラクター玩具として今まであったソフビ人形、プラモデル&樹脂成型、ブリキ成型等と違い、「亜鉛ダイカストとABS樹脂」でつくられたマジンガーZ。
作品世界の設定にちなんで商品ブランドも「超合金」と命名。
劇中と同じくスプリングで飛び出す「ロケットパンチ」。手に取ればズシリと重みを感じるその「重量感」。
正に鋼鉄ロッボットと言わしめるその存在感にチビッ子男子は憧憬したり心酔したり・・・ん~でも高かったんだよ~~~。
親にクリスマスや誕生日プレゼント、又は特別のお祝いとして親に強請(ねだ)ったり。それでも手に入らなければ粘土でスクラッチビルドしたり・・・(なんてことはあまりなかったと思う)
そんなこんなでヒット商品を出した「ポピー」。マジンガーZの成功以降、他作品(ゲッター・ガイキング・コンV・ボルテス等)のロボット&キャラクター玩具も次々出したものの、
如何せん子供向けを重視し過ぎた為、年々「目が肥えた子供」にとって「気をつけ姿勢」しかできない人形がダサく思えたり、値段と生産コストに予測が見合わなかったり、原材料が高騰したりetcetc・・・

そんなこんなで親会社の「バンダイ」に吸収され1997年、復刻というか新生というか『超合金魂』シリーズが発売。
プロポーションも関節が出来得る限り動かせてカッコイイポーズが思いのまま。劇中のウエポン類も出来得る限り再現されてクオリティ感に満足できる仕上がり。
1970年代当時買ってもらえなかった当時のチビッ子も大人になって購買したりオタク文化の相乗も相成って今なお続いてますね。マジンガーZも何バージョン出てるやら・・・



【テコ入れデザインは視聴者一般公募?】
当初マジンガーZ唯一の弱点は「空を飛べない」事。
兜甲児も空飛ぶ機械獣には随分苦戦を強いられました。そこで弓教授は飛行ユニット「ジェットスクランダー」を開発。これで空中戦も怖いもの無しだ!
当時「空飛ぶマジンガーZ」のアイデアを一般公募して講談社のテレビマガジンがアイデアの例を幾つか紙面発表してたような?採用者・特章者には「超合金」か「ジャンボマシンダー」が送られてたような?
でも劇中の「スクランダー」をみると最初からデザインは決まっていて、どうもデキレースだったかもしれなかったのではないかと当時の自分は思ってました。本当はどうなんでしょうね?

兜甲児の仲間ボス・ヌケ・ムチャ。リーダー格のボスは自分も活躍したいと光子力研究所で弓教授をサポートする三博士(セワシ・ノッソリ・モリモリ)に無理矢理せがんでロボットを作ってもらった。
なんと超合金Zを一切使わず、そこら辺のガラクタスクラップで出来上がったそのロボットの名は「ボスボロット」。ざっくばらんすぎてコミカル要素の立ち位置。たまに役立つ時もあるが殆どヤラレ損のカマセ犬ような役割である。
このボスボロットのデザインも確か一般公募してたはずだと思うんだけど・・・・記憶違いかな?


【「作品世界が違う主役が夢のコラボ」の先駆け?!】
言わずとしれた東映まんがまつりの映画「マジンガーZ対デビルマン」です。
(黒いパンツを履いたTV版)デビルマンとマジンガーZが共闘してDr.ヘルの操る機械獣と脳波コントロールで操るデーモン族と対決するストーリー。
原作は同じダイナミックプロだけど作品世界が全然違う主役のコラボって、子供ながらに「ステキだ!」と思い「時系列が同じなんだと!」変な感動をしたものです。

これが功を奏したのか後のゲッター・グレート・グレンダイザーが共闘する映画が次々に東映まんがまつりにでてきましたね。

最近では原作者が違う「サイボーグ009VSデビルマン」(私は結構面白かったと思いましたが)なんてものもありましたが、
もし「石ノ森ワールド」オンリーモノだったら・・・舞台は現代で仮面ライダー・キカイダー・009・ズバット・アクマイザー3・キョーダイン・ロボット刑事・イナズマンがいるシンクロ世界って・・・・うわっ!なんか興奮してきた!!
(案外、石森プロの早見さんがきかくしてたりして)



【マジンガー・サーガ】
Dr.ヘルをついに倒すも甦ったミケーネの戦闘獣に太刀打ちできず、満身創痍のマジンガーZ。兜甲児、絶対絶命のピンチ!
そこへ稲妻とともに現れた偉大な勇者。その名は『グレートマジンガー』。

ベガ星連合軍の侵略により地球に落ち延びたフリード星皇子「デューク・フリード」。
宇宙科学研究所所長・宇門源蔵の養子となり宇門大介と名を変え平和に暮らしていたがベガ星連合軍の魔の手はついに地球侵略に手を伸ばす。
第2の故郷・地球を守る為、デューク・フリードはフリード星守護神『グレンダイザー』で立ち向かう。
(兜甲児はサポート役で出演)

TV東京系列放送の『サイコアーマーゴーバリアン』。
放送当時、TV東京系の放送は見れなかったし、ゴーバリアンの顔はマジンガーの劣化版みたいだし、ちょっとチープなデザインだし・・・・

「マジンガー」で「大魔神」? 『ゴッドマジンガー』。

「スーパーロボット大戦シリーズ」の大ブレイクによりオリジナルマジンガー登場!
その名は『マジンカイザー』。
なんと、勢いついでにOVAにもなっちゃったよ!出てくる兜甲児の声はオリジナルの石丸博也さんだよ!

これまでの作品における関連性一切なしのオリジナル。でもキャラはダイナミック・プロのオマージュあり。
闘争本能剥き出しの危ないニイちゃん二人が暴れまくる『マジンカイザーSKL』。

『真マジンガー 衝撃! Z編』。
これまでのマジンガー漫画原作&永井豪の他作品キャラをチョイスしてミキサーミックスしたオリジナルストーリー。
良くも悪くも「今川節」が効いている!

そして、2018年『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』。
チラホラ予告も出始めてますが・・・
弓教授が日本国首相?
グレート・マジンガー参戦?
ビュナースAが4体チーム?
炎ジュンがマタニティ?
あのでっかいマジンガーみたなのが「コラーゴン」?
多勢に無勢でボロボロのマジンガーZ!

主題歌は水木兄貴!大丈夫か?「Z」はちゃんと発音できるのか?

期待と心配でちょっとドキドキしてます。

投稿 : 2017/12/30
閲覧 : 550

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

古典的名作

ロボットアニメの走りです。
古典的名作として語りつがれる作品です。

しかし、この作品、声優の演技が素晴らしかった。
それこそ今のアニメにも負けてないほどです。

投稿 : 2017/11/12
閲覧 : 344
ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝32

いわずと知れたロボットアニメの金字塔といってもいい作品です。
ただ、初期の作品のせいか、最初の頃の話でブレストファイヤーの形が違うマジンガーがあったり、腕のところにブレスレットみたいのがついてるマジンガーがあったりと、主役メカがこんないいかげんでいいのかって思うような作画があったのは秘密です(って、書いてるじゃないかっ)
ヒロインである弓さやかですが、男勝りな性格で、甲児を好きなくせにケンカばかりしてるという(笑)でも、物凄く嫉妬心が強くて、みさと(ボスの親戚)はおろか、ロボットであるミネルバXにまで嫉妬するという・・・こう書くとトンデモない女のように思われるかも知れませんが、そこがカワイイというか、美人でスタイルはいいし、当時マジンガーZを観ていた男の子はほとんど弓さやかのファンだったんじゃないでしょうか。
敵も個性的なキャラが揃っており、親玉であるDr.ヘルは顔色が青紫で全身タイツとどう見ても病人かヘンタイにしか見えない(笑)そして男女のミイラを合体させ左右が男女別となっているあしゅら男爵、首と胴体が分離しているブロッケン伯爵などホントこれを考えた永井豪はスゴイと思います。
まあ、御多分に洩れず幹部同士仲が悪いので、協力すれば勝てるのに失敗ばかりしてしまうという(苦笑)
人気が高かったのかどうかは知りませんが、桜多吾作版マジンガーZ(冒険王連載)では「闘え!!Dr.ヘル!」という話が作られる位でした。
この桜多吾作版マジンガーZはぶっ飛んだマンガで、最初は普通だったんですけど、途中から異次元の世界に行ったり某国に行って独裁者+機械獣対マジンガーZ+ゲリラやったりととんでもない展開に(汗)
三部作最後のグレンダイザーに至ってはアニメとは全然別の結末になってしまいましたね・・・
本題に戻りますが、無敵の超合金Zで作られたマジンガーZは強いのですが、毎回楽勝かというと、そうではなく、色々と考えられた作戦で、結構ピンチに陥ってます。
また、それを知恵と機転で逆転していく展開が、人気が高かった原因ではないでしょうか。
そんな無敵のマジンガーZですが、Dr.ヘルを倒した後の最終回で、新たに出現したミケーネ帝国率いる戦闘獣にボロボロにされてしまうんですね。
劇場版である「マジンガーZ対暗黒大将軍」で既に知っていたとはいえ、衝撃的であったのは事実であり、それは新たに登場したグレートマジンガーの強さを印象付けものでした。
この最終回があるゆえに、他のロボット作品とは違う評価が与えられたのかもしれません。
アニキ水木一郎が歌う主題歌も名曲ですが、挿入歌であるZのテーマと空飛ぶマジンガーZが個人的には良かったです。
ちなみに
そ~らに~そびえる~♪くろがねのしろ~
というところを
そ~らに~そびえる~♪くろがねひろし~
という替え歌で歌ってたのは自分だけでしょうかね(おいおい)

投稿 : 2015/08/24
閲覧 : 493
サンキュー:

13

あにめじさん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ロボットと言えば、、、を変えた作品

それまでのロボットと言えば、人が乗り込むタイプではなく横で操縦するタイプ「鉄人28号」だったわけで。
それがこのマジンガー以降はほぼ乗り込むタイプへチェンジ。
謎の操縦しつつ必殺技を叫ぶシステムもここからだったと思います。

マジンガーとグレンダイザーとコンバトラーの超合金を持っていたのですが、すべてロケットパンチ装備だったのが印象深いです。
全部なくしましたが。
そしてある時、おもちゃ箱の隅からロケットパンチ(誰のやつだっけ?)が出てきて片手だけ復活、とかあるある話です。

投稿 : 2015/08/20
閲覧 : 430
サンキュー:

3

kuroko85 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

巨大ロボットアニメの開祖であり、

巨大ロボットアニメの開祖であり、
永井豪の幾つ物功績中の象徴かもしれませんね。

この作品が現バンダイを含めた玩具業界に
及ぼした影響は甚大だと聞いたことがあります。
それがそのままキャラクタービジネス(アニメと言う版権)に
まで発展したとも、、、
言わば【マジンガー】の調合金。
【ガンダム】のプラモデルと言うのが、
日本アニメと日本玩具の大きな結びつきでしょうね。

ただ、今更マジンガーの内容やスペックについて
語ることはありません。
全ては【コロンブスの玉子】です。
ただ個人的にはマジンガーの発想だけでなく
【あしゅら男爵】の発想も巨匠らしい!

投稿 : 2014/08/08
閲覧 : 378
サンキュー:

3

クールジャパン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:----

勃興期のロボットアニメのエポック的作品

今でこそ日本アニメの主流であるロボットものですが、この勃興期のエポック的な作品だと思います。(特に合体物)

投稿 : 2014/06/22
閲覧 : 317
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

マジンガーZの海外の反応

【マジンガーZ】は私が子供の頃に大ヒットしたロボットアニメで、私もいつも楽しみにしていました。
当時はアニメと特撮ヒーロー物は子供たちの間で人気を二分していて、アニメと特撮の番組数もほぼ拮抗していたように思います。
しかしその黄金期の後、どちらもお金をかけなくても視聴率が取れると思ったのか、どんどん低予算になっていきました。
しかし子供は黄金期の記憶があるので、自作こそは面白くなるんじゃないかと信じ、しばらくの間は見続けます。
そしてそのしばらく見続ける猶予の視聴率を勘違いした製作者側は、さらに安っぽいものを作ります。
この悪循環で、特撮は子供だましのものばかりで、怪獣やヒーローさえ出していれば、中身なんて無くても子供は騙されて見るというふうに粗製濫造され、制作費以前に中身のない物ばかりになり、そんなものに子供がいつまでも騙されるわけもなく、あれほど多かった特撮番組が、一時期はほとんど消えてしまいました。
ところがアニメは逆に、低予算で絵があまり動かなくなっても、ドラマ性を増して大人の視聴にも耐えられるようなものが多くなり、今ではアニメ大国といわれるまでに成長しました。
特撮もスタート時点では面白さは変わらなかったのに、慢心の差かもしれませんね。
黎明期に子供向けで成功しても、視聴者が少しずつ大人になるなら、それに合わせて作品の幅を多様にし、将来の視聴者を『卒業』させることなく常に取り込み続けることが、先細りしないための必須の条件だと思います。

本来の話題からずれてきたので、ここからはマジンガーZの海外の反応をお送りします。
私が注記的に付け加えたものは、【】で囲んでいます。


英語版ウィキペディアから翻訳
http://en.wikipedia.org/wiki/Mazinger_Z

『Europe
Mazinger was translated into many languages spoken outside Japan and the Far East, was broadcast, and found an audience in much of the rest of the world. In Europe, Mazinger Z was televised in Spain and Italy, with astounding success. Oddly enough, it was not shown in France until the 1980s, by which time it was perceived as a Grendizer imitation, even though it was actually the original, and the main character, Koji Kabuto, is a major character in both series. The inconsistent distribution of the Mazinger Z series outside of Japan led to similar confusion in other western markets.』

ヨーロッパ
マジンガーZは日本や極東以外の多くの言語に翻訳されて放送され、世界中で多くの視聴者を獲得した。
ヨーロッパではスペインとイタリアのテレビ放送でマジンガーZは驚異的な成功をおさめたが、奇妙なことに、マジンガーZの主役兜甲児は、両方のシリーズで主要なキャラであり、マジンガーZの方がオリジナルであるにもかかわらず、1980年代になるまでフランスでは放映されず、【マジンガーシリーズ三作目のグレンダイザーが先に放映されたため】マジンガーZはグレンダイザーの模倣作品であると認識されていた。
このような一貫性のない流通は、他の西側の世界で同様の混乱をもたらした。


『Central and South America
Mazinger Z was also shown in Central and South American countries in its entirety and without editing. Mazinger Z was also very popular in Puerto Rico, where the show aired in its entirety as well, beginning in 1979. In the decades since its original broadcast, Mazinger Z has maintained a loyal cult following in Latin American countries.』

中南米
マジンガーZは中南米の国々では無編集で放送された。
1979年に放映されはじめ、プエルトリコではとても人気があった。
最初の放送以来数十年、マジンガーZは忠実なカルト的人気を保持している。


『Mexico
Mazinger Z was also aired in Mexico between 1984 and 1986 on Channel 5 of Televisa Mexico. From 1994 until 1995 the series was re-aired by Channel 13 by the recently formed Televisión Azteca or TV Azteca, and finally in 1997 on Channel 7 of the same broadcaster, but with re-mixed audio tracks.
In 1984, some of the edits include some scenes with semi-nudes and insults being deleted, but the most censored transmission was in 1994 by TV Azteca where dialogues and violent or explicit language were muted completely. Before, with Televisa in 1984, this violent and explicit language was uncensored.
The Mexican Mazinger redub version had some errors in the voice actor sequences as the Mazinger version aired in Mexico and other central and South American countries had a mix dub realized by two different enterprises, Cadicy International (nowadays First Line Films) and Audiomaster (an early Televisa enterprise.) In the first case, the first third of Mazinger was dubbed by Cadicy International in Miami, Florida by voice actors with Cuban-Spanish-pronunciation. Cadicy International also provided voice-over tracks for other anime and cartoons like Ginga Reppu Baxingar (Gladiadores del Espacio), X-Bomber Flota espacial), Huck & Tom's Mississippi Adventure (Aventuras en el Mississippi) or Woody Woodpecker (Pajaro Loco). The names of the voice actors are unknown.
In 1982, Audiomaster made the Mexican dub with Mexican recognized actors. The dub was made in Los Angeles, California, with a character voices in disorder: Koji Kabuto had two voices, Jesús Barrero and Juan Alfonso Carralero; Sayaka Yumi by Gloria Gonzalez; and Ashura by Antonio Raxel (a Mexican films actor) among others. Both dubs were mixed for most Latin American countries.
In both cases, the opening and ending sequences and the chapters recorded by Toei Animation with the singer Ichirou Mizuki were recorded without lyrics for release as the "international version". Only the Japanese version has the lyrics, which permits other countries to record the opening and ending versions in their own languages and include titles and subtitles for the credits. However, only Spain recorded a Spanish version of opening and ending like the Japanese version. When the original opening theme appeared during a sequence of a specific episode, it was kept with the original Japanese lyrics intact, though.』

マジンガーZはテレビサ・メキシコのチャンネル5で、1984~1986年にかけて放映された。
1994~1995年には、最近できたTVアステカの13チャンネルで再放送され、最後に1997年同テレビ局のチャンネル7でリミックスオーディオ版が放送された。
1984年の放送版では幾つかのシーンに編集が加えられ、セミヌードと侮辱行為のシーンが削除された。
しかし1994年のTVアステカ版のほとんどの検閲放送では、暴力的な、またはあからさまな言葉をミュート【無音】していた。
1984年版では、これらの暴力的またはあからさまな言葉は無修正で放送されていた。
メキシコ版マジンガーZの吹き替えバージョンは、声優に幾つかの失敗があった。
メキシコで放映された吹き替えバージョンや、他の中南米の国々の吹き替えバージョンには、二つの違う企業のものが存在した。
キャドシイ・インターナショナル(現在のファースト・ライン・フィルム)と、オーディオマスター(初期のテレビシア・エンタープライズ)である。
最初のケースでは、マジンガーZの三分の一の吹き替えは、フロリダ州マイアミで、キューバ系スペイン語の発音を持つ声優により、キャドシイ・インターナショナルによって行われた。
キャドシイ・インターナショナルはまた、他のアニメやカートゥーン【アニメーション】のためのナレーションの提供も行なっていた。
銀河烈風バクシンガー(グラディアドーレス デル エスパシオ【=宇宙の剣闘士=日本のアニメ】)、X-ボンバー(フロータ エスパシアル【=宇宙艦隊=日本のアニメ】)、ハック&トム ミシシッピ・アドベンチャー(アドベントゥラス エン エル ミシシッピ【=ミシシッピの冒険=日本のアニメ】)、ウッディ・ウッドペッカー(パハロ・ロコ【=クレイジーなキツツキ=アメリカのアニメーション】)。
これらの声優の名前は不明。
1982年、オーディオマスター社はメキシコ版の吹き替えを作った。
その吹き替えはカリフォルニア州のロサンジェルスで作られた。
特に問題のあるキャラクターボイスは、ヘスス・バレロとファン・アルフォンソ・カラレロの二種類の声を持つ兜甲児、グロリア・ゴンザレスの弓さやか、アントニオ・ラクセルのアシュラ男爵だった。
両方の飜訳は、ほとんどのラテンアメリカの国々で混合した。
どちらの場合にも、オープニングとエンデイングと各章は東映アニメーションと歌手の水木一郎によって録音され、歌詞なしの国際バージョンとしてリリースされた。
唯一日本語バージョンだけが歌詞を持ち、他の国々は彼らの言語のオープニングとエンデイングを所有し、タイトルと字幕をつけることが許可された。
しかし唯一、スペインで録音されたスペイン語バージョンのオープニングとエンデイングは、日本語バージョンと似ている。
オリジナルのオープニングテーマは特定のエピソード中に現れるが、それは手を加えられず、オリジナルの日本語歌詞のまま保たれた。


『United States (Tranzor Z)
In 1985, the show was syndicated in the United States under the title Tranzor Z from 3-B Productions. Unlike the generally faithful treatment other countries gave their versions of Mazinger Z, 3-B's version was heavily edited and shortened to 65 episodes, the standard minimum length of a daily syndication package in the US. It also featured a modified storyline that was altered from the original while still following roughly the same course, and most of the characters were given American-style names. (For example, Kouji Kabuto was renamed Tommy Davis.)
Credit for Tranzor Z went to producer and licensor, Bunker Jenkins (although token credit was given to the Toei Company). 3-B Productions was a short-lived company that grew out of the production team who worked on the US version of Space Battleship Yamato ("Star Blazers"), at Sunbow Productions.
The "Americanization" of Mazinger Z for US consumption was done in part because of the stricter standards in regards to content for children's programming at that time. A large percentage of the action scenes were deemed unacceptable by Standards and Practices; the original version contained numerous scenes of urban destruction, murder, torture, dismemberment, male-on-female violence, or the like. Additionally, many scenes of a "suggestive" nature were deleted; this included nearly all occurrences of Aphrodite A actually launching its "oppai" (breast) missiles, usually replaced by a freeze-frame of Sayaka/Jessica's thumb on the firing switch cutting to the missile(s) already in flight. In other instances, footage from Great Mazinger (the sequel to Mazinger Z) was spliced in on occasion to replace removed footage (despite the obvious visual differences between the two titular robots). The deletion of certain key episodes also prompted some changes; for example, the episode depicting Aphrodite's destruction was not included in the Tranzor Z package, so the subsequent introduction of Diana A was handled as an off-camera upgrade of Aphrodite (even retaining Aphrodite's name) and not as the introduction of an entirely separate robot.
There was an earlier English dub of the show, commissioned by Toei Animation and produced by M.&M. Communications Inc. (a subsidiary of MK Company), according to the credits on the actual episode. The English dubbing was recorded at Commercial Recording in Honolulu, Hawaii and was produced by Seito "Tom" Ikeda and Dana Ikeda. The Technical Advisor was Koji Tomita and translation was handled by May Nozoe. This version was much more faithful to the original Japanese version, retaining the Japanese names for all of the characters (with slight variations in a few instances). The opening and ending themes and insert song "Z Theme" were translated into English by William Saylor and sung by veteran anime theme singer Isao Sasaki; these songs were released as a single in December 1977. According to some sources, only 29 episodes were dubbed by M.&M. Communications.
In addition to being aired on television in the Philippines (see below), a few episodes of this English version of "Mazinger Z" were released on home video in the United Kingdom in 1983 (now out of print). Prior to the series's localization for U.S. TV syndication as Tranzor Z, the Toei/M.&M. dub was also shown on U.S. television around 1979 on the Japan-themed series, Beyond the Horizon, which was produced by TeleJapan for PBS, and gave westerners a look as to what Japanese television offered (PBS also ran TeleJapan's Faces of Japan documentary series in the mid-1980s). Beyond the Horizon later ran on the Christian Broadcasting Network.』

アメリカ(トランザーZ)
1985年、マジンガーZはアメリカでのタイトルをトランザーZとして、3-Bプロダクションから供給された。
トランザーZは一般的に、オリジナルに忠実な他の国々の持つマジンガーZとは似ておらず、3-Bバージョンはひどく編集され、65話に縮められた。
それはアメリカでの毎日配信用の、標準的なパッケージの最小の長さだ。
それでは改変され修正されたストーリーラインを、オリジナルのストーリーを簡単になぞりながら紹介しよう。
ほとんどのキャラクターはアメリカンスタイルの名前を与えられた(例えば兜甲児はトミー・デービスに変えられた)。
トランザーZのクレジットは、プロデューサーでライセンスを持つバンカー・ジェンキンスのところに行った(トークンクレジットは東映に与えられた)。
3-Bプロダクションはサンボウ【Sunbow】プロダクションで、アメリカバージョンの宇宙戦艦ヤマト(スターブレイザーズ)のプロダクションチームから生まれた短命な会社だった
マジンガーZがアメリカナイズされた理由は、アメリカの標準的な子供番組の、厳しい規制に合わせるためだった。
アクションシーンの大部分は、基準と慣行により受け入れられないと判断された。
オリジナルバージョンに含まれる多くのシーンの都市破壊、殺人、拷問、四肢切断、女性に対する男性の暴力、またはそれに似たもの、さらにそれらを暗示する自然なシーンも削除された。
この削除は、ほぼすべてのアフロダイAのオッパイ 【oppai】 (breast)ミサイルでも行われた。
通常ミサイル発射ボタンの上にある、さやか=ジェシカの親指の静止した画面に置き換えられ、オッパイミサイルのシーンはカットされた。
他の例では、グレートマジンガー(マジンガーZの続編)からの映像が切り貼りされていた(明らかにビジュアルの違う、二体のロボット間であるにもかかわらず)。
キーとなるエピソードの削除では、いくつかの変更が求められた。
例えばアフロダイAの破壊が描かれたエピソードは、トランザーZのパッケージに含まれておらず、アフロダイAの後継ダイアナンAは、アフロダイAのアップグレード(アフロダイの名前を保持)として処理された。

それより早い時期の英語吹き替え版もあった。
東映アニメーションの委託を受け、M&Mがブロデュースした。
実際のエピソードのクレジットでは、コミュニケーション株式会社(MKカンパニーの子会社)。
この英語吹き替え版は、コマーシャル・レコーディグ社がハワイのホノルルで録音を行い、プロデュースしたのはセイト(トム)池田とダナ池田。
テクニカルアドバイザーはトミタ・コウジで、飜訳はノゾエ・マイ。
このバージョンはオリジナルの日本語バージョンにとても忠実で、全てのキャラクターが日本語版のキャラの名前を保持していた(いくつかの事例で若干のバリエーションを持つ)。
オープニングテーマとエンディングテーマ、それと挿入歌(Zのテーマ)を英語に翻訳したのはウイリアム・セイラーで、歌はベテラン・アニメテーマソンガーのささきいさお。
これらの歌は1977年12月、シングルとしてリリースされた。
いくつかのソースによれば、29のエピソードだけはM&Mコミュニケーションズが吹き替えをし、フィリピンのTVでも放映された(下記参照)、この英語バージョンのマジンガーZのいくつかのエピソードは、1983年にイギリスのホームビデオでリリースされた(現在は絶版)。

アメリカのTVで配信するため、東映/M&MによりローカライズされたトランザーZの吹き替え版は、USテレビジョンの1979年のPBSのテレジャパン【TeleJapan】のジャパン・テーマシリーズの中で地平線を超え、日本のTVから提供されたものを西洋人が目にした(PBSはまた、1980年代中頃にも日本についてのドキュメンタリーシリーズのTeleJapan's Faces of Japanを放送した。)
地平線を越えて、クリスチャン・ブロードキャスト・ネットワークでも放送された。


『The Philippines
The M.&M. dubs were later aired in the Philippines, where dubbing was continued by the local broadcaster prior to the show's cancellation, allegedly by order of dictator-president Ferdinand Marcos. "Mazinger Z" was first aired by Philippine broadcaster GMA Network at an early primetime slot of 6:00PM in 1979 and it became an instant hit among children of that time. The whole 6:00PM slot from Monday to Friday featured a series of "super robots," such as Grendizer, Mekanda and Voltes V with "Mazinger Z" airing on Wednesday. There were rumors that Marcos found the series (particularly Voltes V due to its political and rebellious undertones) "too violent" for the then Philippine government censored television industry while others say, the series was too popular in the ratings game, killing competition of other TV networks allegedly owned by Marcos business cronies. Newspaper accounts of the time cite the incident of a young boy jumping off the roof of his house while mimicking the "super robots" as proof of the negative influence of the violence in the "super robot" shows. It should be noted that the dailies of the time were also under the control of the Marcos government.』

フィリピン
M&Mの吹き替えは、遅れてフィリピンでも放送され、吹き替えは地元放送局が継続した。
伝えられる所では、独裁者の大統領フェルディナンド・マルコスが放映の打ち切りを命じた。
マジンガーZは最初の放映がフィリピンのTV局GMAネットワークで、1979年にearly primetime【アーリープライムタイム=早めのゴールデンタイム】の夕方6:00に行われ、子供たちの間でまたたく間にヒットした。
夕方6:00の全ての時間帯は、月曜日から金曜日までスーパーロボットのシリーズが取り上げられ、グレンダイザー、メカンダーロボ、ボルテスⅤと共に、マジンガーZが水曜日に放送された。
これらのシリーズでは、マルコス大統領があまりに暴力的という理由を見つけてきたという噂があり(政治的で反抗的ということで特にボルテスⅤ)、フィリピン政府がテレビ業界を検閲したが、これらのシリーズはあまりにも人気があった。
新聞のタイムは、スーパーロボットの番組が与えるネガティブな影響として、少年がスーパーロボットのマネをして、家の屋根から飛び降りる事件を引き合いに出した。
しかし新聞のタイムも、マルコスの支配下にあったことに留意すべきである。


『Middle East
An Arabic dub (sometimes entitled "Mazinjer"), was made in an attempt to cash in on the Super Robot craze created in Arabic-speaking countries by UFO Robot Grendizer. Although it did not do as well, Mazinger Z still found popularity and earned a huge fanbase throughout many Middle Eastern countries, including Egypt. However, only the first 26 episodes were translated (there is a possibility that it was an Arabic dub of the English dub produced by Frontier Enterprises).』

中東
マジンガーZのアラビア語の吹き替えは アラビア語圏でのUFOロボ・グレンダイザーのブームにより作られた。
それはグレンダイザーほどではないが、マジンガーZはエジプトを含む多くの中東の国々で、引き続き巨大な人気を獲得した。
しかし最初の26エピソードは、フロンティア・エンタープライズにより、英語吹き替え版からアラビア語に翻訳された可能性がある。

投稿 : 2014/03/01
閲覧 : 356
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ヘッドクラッシャー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

全ロボアニメの原点にして頂点

古いロボアニメなのでこのサイトだとあまり注目されてないようですが、やはり客観的にも主観的にもロボアニメの古典的名作にして同時に頂点でもあると思います。

いわゆるこの時代のロボットアニメというとゲッターロボといいコン・バトラーといいどうしてもスポ根的気合と根性みたいなところがあるのかもしれませんが、良く見るとそれは間違いだということが分かります。

マジンガーZはパイロットの兜甲児が2年間をかけてマジンガーZを一人前に乗りこなせるようになり最終的には一流のパイロットになる成長物語です。マジンガーZ共々弱点があってそれを克服していく作品ですが、ひとたび力を振るえば敵をバラバラに粉砕する無敵という名にふさわしい強さを見せつけます。もうパイルダーをドッキングして「ガオーン」とやるだけでも無条件に熱くなれます。

で、最初は結構見せ場的にスペック頼りなんですが、後半でジェットスクランダーが追加されてから一気に戦術の幅が広くなり後半ではほとんど武装を増やさず、敵の弱点を突いたり更なる戦術・戦略を立てたりして知略で勝利するというパターンです。勿論スーパーロボットらしい見得切りや必殺技はあります、しかし必ずしも毎回ブレストファイヤーによる勝利ばかりではないということがかえって戦いに深みを持たせているといえるでしょう。

またキャラクターも非常に独特でした。主人公の甲児は勿論のことお転婆娘のさやかや途中から加わってくれるみさとさん、三枚目のボス、ヌケ、ムチャなどなど…敵もドクターヘル、あしゅら男爵、そしてブロッケン伯爵とどれもインパクトの濃いキャラばかりです。

お話の展開も飽きさせないものが多く、只の勧善懲悪な話だけではなく近所から腫れ物扱いされたりあるいは敵と心通わせるシローなど中々に深いお話もあります。敵メカもいろいろ出て来るのでバリエーション豊富です。作画は低予算なので古いですが今見てもそんなことが全く気になりません。

ただし、欠点を一つだけ挙げるとするなら最終回でしょうかね。当時から散々言われてましたが、マジンガーZがボロボロにやられてグレートが助けに来て終わりてあーた…グレートにつなぐことが唐突に決定してしまったからか無茶苦茶な最終回になりました。しかしそこまではほぼ文句なしで良くできたロボアニメの古典的最高傑作だと思います。何せ二年半も続いたんですからね、未だにマジンガーZを超えるものはないと思います。

投稿 : 2014/01/11
閲覧 : 256
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0

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

悪者キャラが個性的

全然丁寧には観てませんが、身体が縦に男女半々の「あしゅら男爵」とか、下半身が虎の「ゴーゴン大公」とか個性的な造形の悪者キャラで印象に残っています。
 一方、マジンガーZは確か飛行能力は無く、搭乗して操縦するという、多少現実みのあるテクノロジ設定を取り入れたものになっていますね。超合金Zで出来ている、など材質まで設定していたのは進歩です。
 「機動戦艦ナデシコ」の劇中アニメ「ゲキガンガー3」はこのマジンガーZもパロっていたようです。

投稿 : 2013/06/15
閲覧 : 297

天神 羅愚羅 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人の頭脳を加えたときにマジンガーZ 、おまえこそ未来もたらす

スーパーロボットの原点であり、頂点(゜ω゜)

この作品に先駆けて「アストロガンガー」という巨大ロボットアニメが放映されていますが
ガンガーは意思を持つロボットで、操縦者のカンタロー少年はガンガーに乗り込み操縦すると
いうよりは、合体・融合してガンガーとともに戦うため、純粋な形で人が操縦する巨大ロボットは
マジンガーがアニメ史上初でしょうね(゜∀゜)
 
このレビューのタイトルに使った文言は、主に兜甲児が出撃する際に流れていた挿入歌から
引用しましたが、この一節がすべてを物語っていますね(´ω`)
スーパーロボットというジャンルの未来をもたらしました(´ω`)
 
実は、この「Zのテーマ」主題歌として作られたらしいですね(゜ω゜)
OPにはふさわしくないという理由から、挿入歌になったそうです(゜ω゜)

マジンガーについて語りたいことは枚挙に暇がないですが、このプチ情報で終わっときましょう(´∀`)ノ

投稿 : 2013/01/22
閲覧 : 652
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12

Comprends さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

消防時代に最もハマった作品です

大人になったら絶対、正義のこのロボット――即ち、マジンガーZを作ってやろうと思ってましたね。
もし自分が作れなかったとしても、きっと誰かが作るだろう、いや誰かが作らなければならない……
そして、マジンガーZによって、世界の平和は守られるだろうとwww
まじで、そう思ってましたねwww
(今風に言えば、厨房になる前の消防乙な話ですw)

日本のアニメ史的に言えば、

大ブレイクしたこの作品のあとに『宇宙戦艦ヤマト』が、さらに強大なアニメブームを巻き起こします。

その辺の話は、ここでは割愛してw

それから、1979年当時アニメ界に革命を起こした『機動戦士ガンダム』の登場により、正義のスーパーロボット『マジンガーZ』は、当時の一部革新的なアニメファンから駄目作品としての比較対象にされてしまいました。

その後近年、懐古主義というか、一種のルネサンスが起きて、マジンガーZの良さが見直されて現在に至ります。
つまり、マジンガーZも当時としては画期的だったのだし、現在から考えても非常に優れた作品だということに他ならないのです。

多様化した現在においては『ロボット』と聞いて、皆がイメージするものは多岐に渡ると思いますが、ガンダム以前はロボット(アニメ)と言えばマジンガーZだったと断言しましょう。

『鉄腕アトム』じゃないかという考えもあるかも知れませんが、アトムはロボットよりも人間らしいヒューマノイド『科学の子』という設定ですよね。
それ以外のロボットでマジンガーZを超えるものは思いつきません。

あらすじ等には触れません。
情報が氾濫している現在においては、物語も設定も全く現実味のない話(←消防の私なら怒るとこw)かも知れませんが、架空の物語としては最高水準で良く考えられた話だと思います。

ロボットバトル系アニメが好きな方は是非、歴史的名作であるこの作品は押さえておくべきだと思います。

この作品を知らずして、ロボットの件云々を語ることはできないと思います。

投稿 : 2013/01/16
閲覧 : 544
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4

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ロボットバトルの原点!

おそらく、主人公がロボットに搭乗して敵ロボットと戦うアニメはこの作品が最初ではないだろうか?
ロボットアニメは金になるとスポンサー達に知らしめたのもこの作品だろう。
中盤での新幹部登場や主役メカのパワーアップ、ギャグメーカー的メカやヒロインによる友軍メカなど、後に続くロボットアニメのフォーマットをも築き上げ、海外にまで輸出され、ジャパニメーションブームの礎となるなど、功績の大きさイコール評価の高さと言えよう。

投稿 : 2012/08/19
閲覧 : 374
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kagami1209 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

スパロボに登場していたので見てみました

私が産まれる20年以上前の作品。
恐らくは(というか父曰くは)当時の先駆け的なロボットアニメだったのだろうかと思います。
ですが、平成育ちでアニメを見ていた私にとってはどうしても辛口な評価を付けざるを得ません。

内容はオーソドックスな勧善懲悪物。
1話~数話見て断念。中間はすっ飛ばして最終回へ。
最終回はなかなか良かったと思います。
これで次のアニメに繋がっていくんですね~

投稿 : 2012/05/28
閲覧 : 286
サンキュー:

1

こたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ロボットアニメ」というジャンルを創った

言わずと知れた超有名作。
男の子が熱狂的に憧れるロボットアニメの礎を築いたエポック作です。
これ以前のロボットが出るアニメといえば、有名なところでは鉄腕アトムと鉄人28号。いずれも名作と呼べるものですが、これらでも成せない偉業をマジンガーZは成し遂げました。
本作はアニメ史において、他に類を見ない程の功績を残しています。

マジンガーZの新しくて凄かったところは「自分で操縦するロボット」であること。

厳密には鉄人28号もリモコン操縦するロボットですが、遠隔操作でレバーを引いて「行け!鉄人」と叫ぶのが主な仕事。操縦とは形式ばかりで、実態は”命令”で動くものです。

ところがマジンガーは主人公が自ら搭乗します。
しかも、操縦技術を習得してちゃんと操作しないと、まともに歩く事すらできません。
ここがイイ! ロボットであると同時に乗り物なんです。
巨大な特殊車両の運転士と言えば古今東西、男の子が将来なりたいものの上位に食い込む人気職。
たちまちガキンチョどものハートを鷲掴みにし、不動の人気を確立してしまいました。

アトムや鉄人は、「僕らを助けてくれる特別なスゴイ存在」ですが、
マジンガーは「僕らが意のままに動かせる特別な機械」なんです。感覚としては戦車や戦闘機に近い。
かくして、当時の男の子達は暴力的欲求を、このスーパーロボットを媒介にして昇華していきます。
自己を投影した戦争ゴッコをするロボットの原初、それがマジンガーZです。


ロボットに乗る
今では至極当たり前になっているスタンダードは、ここから始まっています。
ガンダムもエヴァンゲリオンも、このスタンダードのうえで成り立っているのを考えれば、本作がいかに凄いものであったかが御理解頂けると思います。


余談ですが、
人気大爆発だったため、商業的なスタンダードも多く作り出しました。
 ・人気が衰えないかぎり放映引き延ばし
 ・一定期間がたつと新兵器登場(新しい玩具を売るため)
 ・人気に陰りが出ると、新シリーズへチェンジ(また新しい玩具が発売)

アニヲタなんてのが存在していたかどうかも不明な時代。
ゲームやBDで稼ぐような術もモチロン無いので、番組スポンサーの販売する玩具を売るのがアニメの最優先の命題だった頃のお話です。

投稿 : 2011/12/28
閲覧 : 618
サンキュー:

16

ジェロニモ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

最高!

マジンガーZは僕の大好きな作品です。


兜甲児がマジンガーZに乗り込み、様々な武器を駆使して悪の帝王Dr.ヘルの野望を打ち砕いていく物語です。


光子力ビームやブレストファイアー、ルストハリケーンなどと強力な武器がたくさんでてきます。

ロボットアニメの金字塔的作品なので一度観てみてはどうでしょう?

投稿 : 2011/10/11
閲覧 : 415
サンキュー:

2

AKIRA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

空にそびえるくろがねの城~♪

超合金ロボのロケットパンチを失くした一人ですw


ロボットアニメの系譜の頂点と呼んでいい作品。

この後数多くのロボットアニメが作られたのもこの作品のお

かげといってもよいでしょう。

オーソドックスなストーリー構成ですが、内容は単純明快で

すんなり入りこみやすかったです。

飽きさせないようZのパワーアップイベントや様々な人間ド

ラマで盛り上げてくれました。

投稿 : 2011/08/25
閲覧 : 823
サンキュー:

1

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

○「闇に聳える鉄の城」
ようやくロボットモノの登場です。
有名な作品としては「鉄人」以来じゃないですか?

『マジンガーZ』

兜甲児が最初に操縦した時はヘタクソに動かしていましたが、動かせるだけ凄いものです。
 他に 弱点は空を飛べない事だ!
とか、へんにリアルを追求していましたね。

ジェットスクランダーは色が全然合っていなかったけど、カッコ良かったです。
「大空羽ばたく紅の翼~」
挿入歌が又好いんだよなぁー!

あのお腹に、でっかいミサイルが何発も何処に詰まっているのか?子供心に不思議でしたが、kainもご多分に漏れず「ロケットパンチ」が大好きでしたよ。

敵も楽しい人たちが多かったですよねw

好きなエピソードは、ボスが研究所の博士達に頼んで、ボスボロットを造ってもらうところw
光子力は偉大です。か?

投稿 : 2011/08/08
閲覧 : 560
サンキュー:

2

でこぽん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/12/18
閲覧 : 6

いぬわん! さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2022/12/06
閲覧 : 13

og3jar さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

投稿 : 2022/10/18
閲覧 : 10

burn さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/01
閲覧 : 21

リョーマψ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/10/27
閲覧 : 27

jester さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/10/19
閲覧 : 24

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/29
閲覧 : 38

直之 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 33

ASKA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

投稿 : 2021/03/05
閲覧 : 36

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

投稿 : 2019/08/10
閲覧 : 57
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マジンガーZのストーリー・あらすじ

地下帝国を支配する狂気の科学者・ドクターヘル。恐るべき機械獣軍団を完成させた彼は、世界征服に乗り出すことを宣言する。だが、野望を阻む邪魔者がいた。日本人の大科学者・兜博士だ。光子力という新エネルギーの抽出に成功した博士は、ドクターヘルの野望と機械獣の秘密を知るただ一人の人間でもあった。そこでドクターヘルは、腹心のあしゅら男爵を呼び寄せ、機械獣を操るバードスの杖を与えて兜博士の抹殺を命令する。海底要塞サルードで日本へ向かったあしゅら男爵は、もくろみ通りに博士が別荘に滞在していることを聞き出す。孫の兜甲児が駆けつけた時は既に遅く、別荘は爆破され、博士は志半ばにして息絶えようとしていた。博士は最後の力を振りしぼり、密かに開発していたマジンガーZを甲児に託す。ドクターヘルの野望を砕くために作られた、光子力で動く巨大ロボットだ。マジンガーZに乗り込んだ甲児は、次々と襲い来る悪の機械獣に敢然と立ち向かってゆく!(TVアニメ動画『マジンガーZ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1972年秋アニメ
制作会社
東映アニメーション
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B8%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BCZ#.E3.83.8...
公式サイト
www.toei-anim.co.jp/lineup/tv/mazingerz/
主題歌
《OP》水木一郎『マジンガーZ』《ED》水木一郎『ぼくらのマジンガーZ』

声優・キャラクター

石丸博也、松島みのり、沢田和子、八奈見乗児、柴田秀勝、北浜晴子

スタッフ

原作:永井豪とダイナミックプロ
企画:春日東/別所孝治/有賀健/横山賢二、製作担当:江藤昌治/菅原吉郎、脚本:高久進/藤川桂介/布施博一、演出:芹川有吾/勝田稔男/勝間田具冶、キャラクター設計:羽根章悦、美術:辻忠直/内川文広/山崎誠、音楽:渡辺宙明

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